JP2016061603A - 投影装置及び投影方法 - Google Patents

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Takuya Yamakawa
拓也 山川
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Abstract

【課題】印刷物上に存在する欠陥を容易にユーザに確認させることができる投影装置及び投影方法を提供する。【解決手段】欠陥が存在する印刷物を撮像した撮像画像を取得する画像取得部407と、印刷物上に存在する欠陥に関する欠陥情報を取得する欠陥情報取得部409と、撮像画像と欠陥情報とに基づいて、印刷物を含む投影領域に投影した場合に、欠陥情報に基づく1以上の欠陥情報画像が印刷物上の欠陥と関連付く投影画像を生成する投影画像生成部415と、投影画像を投影領域に投影する投影部417と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、投影装置及び投影方法に関する。
プロダクションプリンティングなど高品質が要求される印刷では、印刷物に対する品質検査が要求されている。
例えば、特許文献1には、印刷物の生成元の元画像から生成した基準画像と、印刷物を電子的に読み取ることで生成した検査画像とを比較することで、印刷物に対する品質検査を行い、品質検査の結果として、印刷物上に存在する欠陥に関する欠陥情報を生成し、生成した欠陥情報を検査画像上に重畳した重畳画像を表示する技術が知られている。
しかしながら、上述したような従来技術では、ユーザは、表示された重畳画像と印刷物とを見比べなければ、印刷物上に存在する実際の欠陥を確認できず、印刷物上に存在する欠陥の確認に手間を要してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、印刷物上に存在する欠陥を容易にユーザに確認させることができる投影装置及び投影方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる投影装置は、欠陥が存在する印刷物を撮像した撮像画像を取得する画像取得部と、前記印刷物上に存在する欠陥に関する欠陥情報を取得する欠陥情報取得部と、前記撮像画像と前記欠陥情報とに基づいて、前記印刷物を含む投影領域に投影した場合に、前記欠陥情報に基づく1以上の欠陥情報画像が前記印刷物上の前記欠陥と関連付く投影画像を生成する投影画像生成部と、前記投影画像を前記投影領域に投影する投影部と、を備える。
本発明によれば、印刷物上に存在する欠陥を容易にユーザに確認させることができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の印刷物検査システムの一例を示す模式図である。 図2は、本実施形態の印刷装置及び印刷物検査装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態の欠陥情報の一例を示す図である。 図4は、本実施形態の詳細情報の一例を示す図である。 図5は、本実施形態の印刷物検査装置で行われる処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図6は、本実施形態の投影装置の一例を示す模式図である。 図7は、本実施形態の投影装置の構成の一例を示すブロック図である。 図8は、本実施形態の撮像画像の一例を示す図である。 図9は、本実施形態の射影変換後の印刷物領域の一例を示す図である。 図10は、本実施形態の欠陥位置特定後の撮像画像の一例を示す図である。 図11は、本実施形態の投影画像の一例を示す図である。 図12は、本実施形態の詳細情報の他の例を示す図である。 図13は、本実施形態の投影状態の一例を示す図である。 図14は、本実施形態の投影装置で行われる処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図15は、本実施形態の印刷装置及び印刷物検査装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる投影装置及び投影方法の実施形態を詳細に説明する。なお本実施形態では、まず、欠陥情報を生成する印刷物検査システムについて説明し、その後に、投影装置について説明する。
図1は、本実施形態の印刷物検査システム1の一例を示す模式図である。図1に示すように、印刷物検査システム1は、印刷装置100と、印刷物検査装置200と、スタッカ300とを、備える。
印刷装置100は、オペレーションパネル101と、感光体ドラム103Y、103M、103C、103Kと、転写ベルト105と、二次転写ローラ107と、給紙部109と、搬送ローラ対111と、定着ローラ113と、反転パス115とを備える。
オペレーションパネル101は、印刷物検査システム1に対して各種操作入力を行ったり、各種画面を表示したりする操作表示部である。
感光体ドラム103Y、103M、103C、103Kは、それぞれ、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、及びクリーニング工程)が行われることによりトナー像が形成され、形成されたトナー像を転写ベルト105に転写する。本実施形態では、感光体ドラム103Y上にイエロートナー像が形成され、感光体ドラム103M上にマゼンダトナー像が形成され、感光体ドラム103C上にシアントナー像が形成され、感光体ドラム103K上にブラックトナー像が形成されるものとするが、これに限定されるものではない。
転写ベルト105は、感光体ドラム103Y、103M、103C、及び103Kから重畳して転写されたトナー像(フルカラーのトナー画像)を二次転写ローラ107の二次転写位置に搬送する。本実施形態では、転写ベルト105には、まず、イエロートナー像が転写され、続いて、マゼンダトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像が順次重畳して転写されるものとするが、これに限定されるものではない。
給紙部109は、複数の記録紙が重ね合わせて収容されており、記録紙を給紙する。
搬送ローラ対111は、給紙部109により給紙された記録紙を搬送路a上で矢印s方向に搬送する。
二次転写ローラ107は、転写ベルト105により搬送されたフルカラーのトナー画像を、搬送ローラ対111により搬送された記録紙上に二次転写位置で一括転写する。
定着ローラ113は、フルカラーのトナー画像が転写された記録紙を加熱及び加圧することにより、フルカラーのトナー画像を記録紙に定着する。
印刷装置100は、片面印刷の場合、フルカラーのトナー画像が定着された記録紙である印刷物を印刷物検査装置200へ排紙する。一方、印刷装置100は、両面印刷の場合、フルカラーのトナー画像が定着された記録紙を反転パス115へ送る。
反転パス115は、送られた記録紙をスイッチバックすることにより記録紙の表面・裏面を反転して矢印t方向に搬送する。反転パス115により搬送された記録紙は、搬送ローラ対111により再搬送され、二次転写ローラ107により前回と逆側の面にフルカラーのトナー画像が転写され、定着ローラ113により定着され、印刷物として、印刷物検査装置200へ排紙される。
印刷物検査装置200は、読取部201A、201Bを備える。読取部201Aは、印刷装置100から排紙された印刷物の一方の面を電子的に読み取り、読取部201Bは、印刷装置100から排紙された印刷物の他方の面を電子的に読み取る。読取部201A、201Bは、例えば、ラインスキャナ等により実現できる。そして印刷物検査装置200は、読み取りが完了した印刷物をスタッカ300へ排紙する。
スタッカ300は、トレイ301を備える。スタッカ300は、印刷物検査装置200により排紙された印刷物をトレイ301にスタックする。
図2は、本実施形態の印刷装置100及び印刷物検査装置200の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、印刷装置100は、RIP(Raster Image Processor)部121と、印刷制御部123と、印刷部125とを備える。印刷物検査装置200は、読取部201と、取得部203と、マスタ画像生成部205と、バッファ207と、検査部209と、記憶部211とを、備える。なお本実施形態では、印刷装置100と印刷物検査装置200とは、USB(Universal Serial Bus)やPCIe(Peripheral Component Interconnect Express)等のローカルなインタフェースによって接続されていることを想定しているが、印刷装置100と印刷物検査装置200との接続形態は、これに限定されるものではなく、例えば、LAN(Local Area Network)などのネットワークで接続されていてもよい。
RIP部121は、図示せぬホスト装置などの外部装置から印刷データを受け取り、受け取った印刷データから、印刷物の生成元の(印刷の基礎となる)元画像を生成する。具体的には、RIP部121は、印刷データをRIP処理し、元画像としてRIP画像(ビットマップ画像)を生成する。
本実施形態では、印刷データは、PostScript(登録商標)などのページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたデータやTIFF(Tagged Image File Format)形式の画像データなどを含んで構成されるが、これに限定されるものではない。また本実施形態では、元画像は、CMYKのRIP画像データであり、C(Cyan)、M(MAgenta)、Y(Yellow)、K(Black)それぞれのRIP画像データの各画素が2bitの1200dpiであるものとするが、これに限定されるものではない。
印刷制御部123は、ページ記述言語で記述されたデータから特定される印刷ジョブの情報やRIP部121により生成されたRIP画像を印刷物検査装置200へ送信するとともに、RIP画像を印刷部125へ送信する。また印刷制御部123は、印刷物検査装置200から送信される(フィードバックされる)欠陥情報を用いて、例えば、スタッカ300に対して品質検査に合格しなかった印刷物の排紙先の指定や品質検査に合格しなかった印刷物へのマーキングを行ったり、印刷部125に対して差し替え印刷を指示したりする。
なおRIP部121及び印刷制御部123は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
印刷部125は、作像プロセスなどの印刷処理プロセスを実行し、RIP画像に基づく印刷画像を記録紙に印刷し、印刷物を生成する。本実施形態では、印刷部125は、感光体ドラム103Y、103M、103C、103K、転写ベルト105、二次転写ローラ107、及び定着ローラ113などにより実現されるが、これに限定されるものではない。このように本実施形態では、電子写真方式で画像を印刷するが、これに限定されず、インクジェット方式で画像を印刷するようにしてもよい。
読取部201は、印刷部125により生成された印刷物を読み取って読取画像を生成する。具体的には、読取部201は、RIP画像に基づく印刷画像が印刷された印刷物から、当該印刷画像を電子的に読み取って読取画像を生成する。本実施形態では、読取部201は、読取部201A、201Bにより実現される。また本実施形態では、読取画像は、RGBの画像データであり、R、G、Bそれぞれの画像データの各画素が8bitの200dpiであるものとするが、これに限定されるものではない。
取得部203は、印刷部125により生成された印刷物の生成元の元画像や印刷ジョブの情報を取得する。具体的には、取得部203は、印刷装置100(印刷制御部123)からC、M、Y、KそれぞれのRIP画像を取得する。
マスタ画像生成部205は、取得部203により取得された元画像に基づいてマスタ画像を生成する。具体的には、マスタ画像生成部205は、取得部203により取得された元画像に対し、多値変換処理、平滑化処理、解像度変換処理、及び色変換処理などの各種画像処理を施し、マスタ画像を生成する。マスタ画像は、RGBの画像データであり、R、G、Bそれぞれの画像データの各画素が8bitの200dpiであるものとするが、これに限定されるものではない。
なお取得部203及びマスタ画像生成部205は、例えば、CPUなどの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、ICやASICなどのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
バッファ207は、マスタ画像生成部205により生成されたマスタ画像を記憶する。バッファ207は、読取部201により読取画像が生成されると、検査に用いるマスタ画像を検査部209に出力する。なおバッファ207は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などにより実現できる。
検査部209は、読取部201により生成された読取画像とマスタ画像生成部205により生成されたマスタ画像とを比較して、印刷装置100により生成された印刷物の品質を検査する。具体的には、検査部209は、読取部201により生成された読取画像とバッファ207から出力されたマスタ画像とを画素単位で比較し、RGB各色8bitの画素値の差分値を画素毎に算出する。
そして検査部209は、画素毎の差分値と品質検査用の閾値との大小関係に基づいて、印刷装置100により生成された印刷物の品質を検査し、検査結果と取得部203により取得された印刷ジョブの情報とを用いて、印刷物の欠陥に関する欠陥情報を生成し、記憶部211に記憶するとともに、印刷装置100に送信(フィードバック)する。記憶部211は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などにより実現できる。
なお検査部209は、例えば、CPUなどの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、ICやASICなどのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
図3は、本実施形態の欠陥情報の一例を示す図である。欠陥情報は、ジョブ、部、ページ、表裏、欠陥個数、読取画像、及び詳細情報を対応付けた情報となっている。なお、図3に示す例では、読取画像及び詳細情報の値の記載を省略している。
ジョブ、部、ページ、及び表裏は、読取画像が、いずれの印刷ジョブの何部目の何ページ目の表又は裏の印刷物を読み取った画像であるかを示す。欠陥個数は、読取画像から検出された欠陥の個数を示す。読取画像は、検査部209の品質検査に用いられた読取画像であり、読取部201により生成された読取画像である。
ジョブ、部、ページ、及び表裏は、印刷物に関する印刷物情報の一例である。
詳細情報は、読取画像から検出された各欠陥の詳細に関する情報である。図4は、本実施形態の詳細情報の一例を示す図である。なお、図4に示す詳細情報は、図3に示すジョブ「100」、部「1部目」、ページ「1」、表裏「表」の欠陥情報の詳細情報であるものとするが、これに限定されるものではない。図4に示す例では、詳細情報は、欠陥No、欠陥レベル、欠陥種別、欠陥領域座標、及び欠陥領域の色情報を対応付けた情報となっている。
欠陥Noは、検出された各欠陥を識別するための番号である。欠陥レベルは、欠陥Noが示す欠陥のレベル(度合い)を示し、品質検査の判断基準に用いられる。欠陥種別は、欠陥番号が示す欠陥の種別である。欠陥領域座標は、欠陥番号が示す欠陥が位置する領域の位置座標であり、当該領域の左上と右下の位置座標を示す。なお本実施形態では、欠陥が位置する領域は、矩形の領域であるものとするが、これに限定されるものではない。欠陥領域の色情報は、欠陥領域座標が示す領域の平均色を示す。本実施形態では、読取画像は、RGBの画像データであるため、欠陥領域の色情報は、欠陥領域座標が示す領域におけるR、G、Bそれぞれの平均値を示す。
欠陥No、欠陥レベル、及び欠陥種別は、欠陥の内容を示す内容情報の一例であり、欠陥領域座標は、読取画像上に存在する欠陥の領域を示す領域情報の一例であり、欠陥領域の色情報は、欠陥の領域の色を示す色情報の一例である。
図5は、本実施形態の印刷物検査装置200で行われる処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、取得部203は、印刷部125により生成された印刷物の生成元の元画像、及び印刷ジョブの情報を取得する(ステップS101)。
続いて、ユーザが、印刷部125により生成された印刷物を印刷物検査装置200にセットし、オペレーションパネル101から検査開始指示を印刷物検査装置200に入力する(ステップS103)。
続いて、マスタ画像生成部205は、取得部203により取得された元画像に基づいてマスタ画像を生成する(ステップS105)。
続いて、読取部201は、セットされた印刷物を読み取って読取画像を生成する(ステップS107)。
続いて、検査部209は、読取部201により生成された読取画像とマスタ画像生成部205により生成されたマスタ画像とを比較して、印刷装置100により生成された印刷物の品質を検査し、欠陥情報を生成する(ステップS109)。
そして、印刷物の全ページの品質を検査するまで(ステップS111でNo)、ステップS105〜S109の処理を繰り返し、印刷物の全ページの品質を検査すると(ステップS111でYes)、検査部209は、生成した欠陥情報を記憶部211に記憶し、オペレーションパネル101に表示する(ステップS113)。
なお、図5に示すフローチャートでは、1ページ毎にステップS105〜S109の処理を行う例について説明したが、ステップS105〜S109それぞれで1度に全ページ分の処理を行うようにしてもよい。また、ステップS105とS107との順序を入れ替えてもよい。
図6は、本実施形態の投影装置400の一例を示す模式図であり、図7は、本実施形態の投影装置400の構成の一例を示すブロック図である。図6及び図7に示すように、投影装置400は、受信部401と、記憶部403と、撮像部405と、画像取得部407と、欠陥情報取得部409と、判定部411と、欠陥位置特定部413と、投影画像生成部415と、投影部417と、操作部419とを、備える。
本実施形態では、投影装置400が印刷物検査システム1と独立した装置であることを想定しているが、これに限定されず、投影装置400が印刷物検査システム1と一体化されていてもよい。
受信部401、画像取得部407、欠陥情報取得部409、判定部411、欠陥位置特定部413、及び投影画像生成部415は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
記憶部403は、例えば、HDDやSSDなどにより実現できる。撮像部405は、例えば、デジタルカメラなどにより実現できる。但し、本実施形態では、撮像部405は、撮影対象の印刷物451全体を200dpi相当で撮影できる画素数及び画角を有しているものとする。投影部417は、例えば、プロジェクタなどにより実現できる。操作部419は、例えば、キースイッチ、マウス、及びキーボードなどにより実現できる。なお、操作部419を、オペレーションパネル101で実現するようにしてもよい。
受信部401は、印刷物検査装置200から、複数の欠陥情報を受信し、記憶部403に記憶する。なお、複数の欠陥情報は、ジョブ、部、ページ、及び表裏の順、即ち、印刷物検査装置200において生成された順に記憶されているものとする。
撮像部405は、投影装置400にセットされた印刷物451を含む撮像領域を撮像する。本実施形態では、ユーザが、投影装置400に印刷物451をセットし、操作部419からの撮像開始操作を行うと、撮像部405は、印刷物451を含む撮像領域の定期的な撮像を開始し、ユーザが、操作部419からの撮像終了操作を行うと、撮像部405は、撮像を終了する。
なお印刷物451は、印刷物検査装置200により品質検査が行われ、欠陥情報が生成された印刷物であるものとする。また、印刷物検査装置200により欠陥情報が生成された印刷物が複数ある場合、品質検査が行われた印刷物の順に上述の撮像が行われる。ここで、撮像対象の印刷物を交換する(次に進める)場合には、撮像終了操作を行って撮像を終了した後に行うものとする。
画像取得部407は、撮像部405により撮像された撮像画像を取得する。具体的には、画像取得部407は、撮像部405により撮像が行われる毎に、撮像された撮像画像を取得する。本実施形態では、撮像画像は、RGBの画像データであり、R、G、Bそれぞれの画像データの各画素が8bitの200dpiであるものとするが、これに限定されるものではない。
欠陥情報取得部409は、撮像部405により撮像された印刷物の欠陥情報を取得する。具体的には、欠陥情報取得部409は、操作部419からの撮像開始操作が行われると、記憶部403から撮像部405により撮像された印刷物の欠陥情報を取得する。
本実施形態では、欠陥情報は、印刷物検査装置200において生成された順に記憶され、印刷物の撮像は、品質検査が行われた印刷物の順に行われる。このため、欠陥情報取得部413は、操作部419からn(n≧1)回目の撮像開始操作が行われると、記憶部403においてn番目に記憶されている欠陥情報(印刷物検査装置200においてn番目に生成された欠陥情報)を取得することで、記憶部403から撮像部405により撮像された印刷物の欠陥情報を取得する。
但し、記憶部403から撮像部405により撮像された印刷物の欠陥情報を取得する手法は、これに限定されず、例えば、記憶部403に記憶されている複数の欠陥情報の中から、撮像部405により撮像された印刷物の欠陥情報を特定し、特定した欠陥情報を取得するなどとしてもよい。
判定部411は、欠陥情報取得部409により取得された欠陥情報の欠陥の度合いが閾値を超えるか否かを判定する。例えば、閾値が欠陥レベル「2」であり、欠陥情報取得部413が図3に示すジョブ「100」、部「1部目」、ページ「1」、表裏「表」の欠陥情報を取得したとする。この場合、当該欠陥情報に含まれる欠陥は、欠陥No「1」〜「3」となる(図4参照)。判定部411は、欠陥No「1」の欠陥レベルは「3」であるため、閾値を超え、欠陥No「2」及び「3」の欠陥レベルは「1」であるため、閾値を超えないと判定する。
欠陥位置特定部413は、画像取得部407により取得された撮像画像から印刷物の領域である印刷物領域を抽出し、当該印刷物領域と欠陥情報取得部409により取得された欠陥情報に含まれる読取画像との対応関係及び当該欠陥情報に含まれる領域情報を用いて、撮像画像上での欠陥の位置を特定する。
具体的には、欠陥位置特定部413は、画像取得部407により撮像画像が取得される毎に、当該撮像画像から印刷物領域を抽出し、前回の撮像画像から抽出した印刷物領域と一致するか否か(両印刷物領域の4隅の座標それぞれが一致するか否か)を判定する。
そして、両印刷物領域が一致しない場合、欠陥位置特定部413は、今回抽出した印刷物領域と欠陥情報取得部409により取得された欠陥情報に含まれる読取画像との対応関係及び当該欠陥情報に含まれる領域情報を用いて、撮像画像上での欠陥の位置を特定する。一方、両印刷物領域が一致する場合、欠陥位置特定部413は、上述した欠陥の位置の特定を行わない。
なお、1回目に撮像された撮像画像であったり、印刷物が投影装置400から一旦外された後に再度セットされたりした場合、即ち、撮像画像から印刷物領域を抽出できたが、前回の撮像画像から抽出した印刷物領域が存在しない場合も、上述した欠陥の位置の特定を行う。但し、撮像画像から印刷物領域を抽出できなかった場合は、上述した欠陥の位置の特定を行わない。
図8〜図10を参照しながら、本実施形態の撮像画像上での欠陥の位置の特定手法について説明する。図8は、本実施形態の撮像画像501の一例を示す図であり、図9は、本実施形態の射影変換後の印刷物領域531の一例を示す図であり、図10は、本実施形態の欠陥位置特定後の撮像画像501の一例を示す図である。
まず、欠陥位置特定部413は、印刷物451を含む撮像領域を撮像した撮像画像501に対し、エッジ検出を行って、撮像画像501上に映る印刷物451の像である印刷物領域521の4隅511〜514を検出することで、印刷物領域521を抽出する(図8参照)。
続いて、欠陥位置特定部413は、抽出した印刷物領域521に対し、当該印刷物領域521を欠陥情報に含まれる読取画像と一致させる射影変換を施し、射影変換後の印刷物領域531を求める(図9参照)。これにより、印刷物領域521と読取画像との対応関係が求まる。印刷物領域521と読取画像との対応関係は、具体的には、印刷物領域521上の位置座標と読取画像上の位置座標との対応関係である。
そして、射影変換後の印刷物領域531は読取画像と一致するため、欠陥位置特定部413は、欠陥情報に含まれる欠陥領域座標が示す読取画像上の領域を、射影変換後の印刷物領域531上の欠陥の領域532に特定する(図9参照)。なお、欠陥の領域の特定に用いる欠陥領域座標は、判定部411により閾値を超えると判定された欠陥Noに対応付けられた欠陥領域座標である。
続いて、欠陥位置特定部413は、先ほど求めた印刷物領域521と読取画像との対応関係を用いて、射影変換後の印刷物領域531を元の印刷物領域521に逆変換し、射影変換後の印刷物領域531上の欠陥の領域532を印刷物領域521上の領域に換算することで、撮像画像上での欠陥の領域522を特定する(図10参照)。
投影画像生成部415は、画像取得部407により取得された撮像画像と欠陥情報取得部409により取得された欠陥情報とに基づいて、印刷物を含む投影領域に投影した場合に、欠陥情報に基づく1以上の欠陥情報画像が印刷物上の欠陥と関連付く投影画像を生成する。
具体的には、欠陥位置特定部413により欠陥位置の特定が行われた場合、投影画像生成部415は、画像取得部407により取得された撮像画像上での欠陥の位置に対応する位置、又は当該位置に関連付けて、1以上の欠陥情報画像を配置して、投影画像を生成する。
これは、投影装置400に印刷物が新たにセットされたり、投影装置400に印刷物が再セットされたり、又は投影装置400にセットされた印刷物が動かされたりしたため、欠陥情報画像を印刷物上の欠陥と関連付けるためには、新たに投影画像を生成しなければならないためである。
また、投影画像生成部415は、欠陥情報に含まれる印刷物情報に基づく印刷物情報画像を更に配置して、投影画像を生成してもよい。
なお、1以上の欠陥情報画像が配置される欠陥は、欠陥位置特定部413により欠陥位置の特定が行われた欠陥、即ち、判定部411により閾値を超えると判定された欠陥Noの欠陥である。
このため、欠陥位置特定部413により欠陥位置を特定するための処理自体は行われたが、判定部411により閾値を超えると判定された欠陥が1つもないため、欠陥位置が特定されなかった場合には、投影画像生成部415は、1以上の欠陥情報画像を配置せずに印刷物情報画像を配置して、投影画像を生成してもよい。
一方、欠陥位置特定部413が、両印刷物領域が一致するという理由で欠陥の位置の特定を行わなかった場合、投影画像生成部415は、投影画像を生成しない。これは、投影装置400にセットされた印刷物の位置が変わっておらず、印刷物が動かされていないため、前回生成した投影画像を流用できるためである。
但し、欠陥位置特定部413が、撮像画像から印刷物領域を抽出できなかったという理由で欠陥の位置の特定を行わなかった場合、投影画像生成部415は、欠陥情報取得部409により取得された欠陥情報に含まれる読取画像に基づく投影画像を生成する。このようにすれば、印刷物を投影装置400から外した場合、読取画像が投影されるので、印刷物と並ぶように読取画像を投影でき、印刷物と読取画像とをユーザに比較させることができる。
図11を参照しながら、本実施形態の投影画像の生成手法について説明する。図11は、本実施形態の投影画像601の一例を示す図である。
まず、投影画像生成部415は、空白の画像(未描画の画像)を用意し、当該空白の画像に1以上の欠陥情報画像及び印刷物情報画像を配置(描画)して、投影画像601を生成する。なお、空白の画像、即ち、投影画像601の大きさは、画像取得部407により取得された撮像画像501の大きさと同一であるものとする。
図11に示す例では、投影画像601は、欠陥情報画像631、641、及び651、並びに印刷物情報画像661を空白の画像に配置した画像となっている。欠陥情報画像631は、印刷物上の欠陥の位置を強調する画像の一例であり、欠陥情報画像641は、欠陥情報に含まれる領域情報が示す読取画像上の領域を拡大した画像の一例であり、欠陥情報画像651は、欠陥の内容を示す画像の一例である。但し、欠陥情報画像は、これらに限定されるものではない。また、1以上の欠陥情報画像として、これらの画像を全て配置する必要もない。
欠陥情報画像631は、図11に示す例では、中抜きの矩形の枠となっており、投影画像601が印刷物451を含む投影領域に投影された場合に、この中抜きの矩形の枠が印刷物451上の欠陥を囲むように、空白の画像に描画されている。
ここで、欠陥位置特定部413により撮像画像501上の印刷物領域521と読取画像との対応関係が求められており、空白の画像の大きさは、撮像画像501の大きさと同一である。このため、投影画像生成部415は、この対応関係を用いて、欠陥情報に含まれる欠陥領域座標を空白の画像上での座標に変換し、変換後の座標で特定される矩形の枠にマージンを持たせた枠を欠陥情報画像631として空白の画像上に描画する。
なお、欠陥情報画像631の描画に用いる欠陥領域座標は、欠陥位置特定部413により欠陥位置の特定が行われた欠陥の欠陥領域座標、即ち、判定部411により閾値を超えると判定された欠陥Noに対応付けられた欠陥領域座標である。
この際、投影画像生成部415は、欠陥情報画像631の色、即ち、矩形の枠の色を、欠陥領域座標に対応付けられた欠陥領域の色情報が示す色に基づいて決定してもよい。例えば、投影画像生成部415は、色情報が示す色の補色を矩形の枠の色に決定してもよい。このようにすれば、欠陥領域座標が示す領域の色に対し、矩形の枠の色を目立たせることができ、印刷物451上の欠陥の位置をより強調できる。
なお、色情報が示す色の補色は、例えば、色情報が示すR、G、Bそれぞれの平均値の中から最大値と最小値を特定し、特定した最大値と最小値との合算値を求め、R、G、Bそれぞれの平均値毎に、当該平均値を、求めた合算値から減じることで求められる。
また、投影画像生成部415は、操作部419からの切替操作に基づいて、欠陥情報画像631の色を変更して描画するようにしてもよい。
また、図11に示す例では、印刷物上の欠陥の位置を強調する画像として、中抜きの矩形の枠を例に取り説明したが、印刷物上の欠陥の位置を強調できる画像であれば、塗りつぶしや境界線などとしてもよい。なお、欠陥の種類に応じて、これらを使い分けるようにしてもよい。例えば、詳細情報として、図12に示すような強調方法を示す強調情報を更に対応づけた詳細情報を採用し、強調情報が示す強調方法で印刷物上の欠陥の位置を強調する画像を描画すればよい。
図12に示す例によれば、ポチ状の欠陥の場合、ポチ状の欠陥を矩形の枠で囲むことで強調でき、スジ状の欠陥の場合、スジをなぞる塗りつぶしで強調でき、色ムラの欠陥の場合、ムラとなっている領域を境界線で強調できるので、欠陥の種類に適した方法で、印刷物451上の欠陥の位置をより強調できる。
欠陥情報画像641は、欠陥領域座標が示す読取画像上の領域を拡大した画像であり、投影画像601が印刷物451を含む投影領域に投影された場合に、印刷物451上の欠陥に関連付けられつつ、印刷物451外に投影されるように、空白の画像の印刷物領域621外に描画されている。
ここで、欠陥位置特定部413により撮像画像501上の印刷物領域521は求められており、空白の画像の大きさは、撮像画像501の大きさと同一である。このため、投影画像生成部415は、欠陥領域座標が示す読取画像上の領域を切り出し、撮像画像501上の印刷物領域521から、空白の画像上の印刷物領域621を特定し、空白の画像上の印刷物領域621外の領域に収まるように、切り出した領域の画像を拡大し、欠陥情報画像641として、空白の画像上に描画する。
なお、欠陥情報画像641の描画に用いる欠陥領域座標は、欠陥位置特定部413により欠陥位置の特定が行われた欠陥の欠陥領域座標、即ち、判定部411により閾値を超えると判定された欠陥Noに対応付けられた欠陥領域座標である。
この際、投影画像生成部415は、欠陥の大きさをユーザに把握させるため、目盛り等を更に描画してもよい。目盛り幅は、欠陥領域座標から特定できる。また、投影画像生成部415は、操作部419からの切替操作に基づいて、欠陥領域座標が示す読取画像上の領域を拡大した画像の拡大率を変更して描画するようにしてもよい。また、欠陥位置特定部413により欠陥位置の特定が行われた欠陥が複数ある場合、投影画像生成部415は、操作部419からの切替操作に基づいて、拡大画像生成対象の欠陥を切り替え、切り替え後の欠陥の欠陥領域座標が示す読取画像上の領域を拡大した画像を描画するようにしてもよい。
欠陥情報画像651は、欠陥No及び欠陥レベルを示す画像であり、欠陥情報画像631、641の近辺に描画されている。
印刷物情報画像661は、ジョブ、部、及びページを示す画像であり、投影画像601が印刷物451に投影された場合に、空いている領域に投影されるように空白の画像に描画されている。
なお、投影画像生成部415は、読取画像に基づく投影画像を生成する場合、空白の画像に読取画像を描画すればよい。空白の画像に対する読取画像の描画位置は、例えば、空白の画像の中央など任意の位置でよい。
投影部417は、投影画像生成部415により生成された投影画像を、印刷物を含む投影領域に投影する。具体的には、投影部417は、投影画像生成部415により投影画像が生成される毎に、当該投影画像を投影領域に投影する。
これにより、印刷物がセットされていれば、印刷物上にも投影画像が投影され、印刷物がセットされていなければ、読取画像が描画された投影画像が投影される。
図13は、本実施形態の投影状態の一例を示す図である。図13に示す例では、図11で説明した投影画像601が、印刷物451を含む投影領域に投影されている。このため、印刷物451上の欠陥の領域452に欠陥情報画像631が投影され、欠陥の領域452に関連付けて欠陥情報画像641が投影されている。
図14は、本実施形態の投影装置400で行われる処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、受信部401は、印刷物検査装置200から、複数の欠陥情報を受信し、記憶部403に記憶する(ステップS201)。
続いて、ユーザが、投影装置400に印刷物をセットし、操作部419からの撮像開始操作を行うと(ステップS203でYes)、撮像部405は、印刷物を含む撮像領域を撮像する(ステップS205)。なお、撮像開始操作が行われない場合(ステップS203でNo)、ステップS203へ戻る。
続いて、画像取得部407は、撮像部405により撮像された撮像画像を取得する(ステップS207)。
続いて、欠陥情報取得部409は、記憶部403から撮像部405により撮像された印刷物の欠陥情報を取得する(ステップS209)。
続いて、判定部411は、欠陥情報取得部409により取得された欠陥情報に含まれる各欠陥の度合いが閾値を超えるか否かを判定する(ステップS211)。
続いて、欠陥位置特定部413は、画像取得部407により取得された撮像画像から印刷物領域を抽出し(ステップS213)、前回の撮像画像から抽出した印刷物領域と一致するか否か(両印刷物領域の4隅の座標それぞれが一致するか否か)を判定する(ステップS215)。
両印刷物領域が一致しない場合(ステップS215でNo)、欠陥位置特定部413は、今回抽出した印刷物領域と欠陥情報取得部409により取得された欠陥情報に含まれる読取画像との対応関係、及び当該欠陥情報に含まれ、判定部411により閾値を超えると判定された欠陥の欠陥領域座標を用いて、撮像画像上での当該欠陥の位置を特定する(ステップS217)。なお、両印刷物領域が一致する場合(ステップS215でYes)、ステップS223へ進む。
続いて、投影画像生成部415は、欠陥位置特定部413により特定された撮像画像上での欠陥の位置に対応する空白の画像上の位置を特定し、当該位置又は当該位置に関連付付けて、1以上の欠陥情報画像を描画する(ステップS219)。
ステップS217で位置が特定された全ての欠陥に対し、ステップS219の処理が行われるまで、ステップS219の処理を繰り返す(ステップS219、ステップS221でNo)。
ステップS217で位置が特定された全ての欠陥に対し、ステップS219の処理が行われると(ステップS221でYes)、投影部417は、これにより生成された投影画像を、印刷物を含む投影領域に投影する(ステップS223)。
続いて、ユーザが、操作部419からの撮像終了操作を行わない場合(ステップS225でNo)、ステップS205へ戻り、ユーザが、操作部419からの撮像終了操作を行う場合(ステップS225でYes)、ステップS203へ戻る。
以上のように、本実施形態では、印刷物上の欠陥に関連付くように、欠陥情報に基づく1以上の欠陥情報画像が投影されるため、ユーザは、印刷物上の欠陥に関連付いた欠陥情報画像を確認でき、印刷物上に存在する欠陥を容易にユーザに確認させることができる。
(ハードウェア構成)
図15は、本実施形態の印刷装置100及び印刷物検査装置200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図15に示すように、印刷装置100及び印刷物検査装置200は、コントローラ910とエンジン部(Engine)960とをPCIバスで接続した構成となる。コントローラ910は、印刷装置100又は印刷物検査装置200の全体の制御、描画、通信、及び操作表示部920からの入力を制御するコントローラである。エンジン部960は、PCIバスに接続可能なエンジンであり、印刷装置100の場合、例えば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、又は4ドラムカラープロッタ等のプリンタエンジンなどであり、印刷物検査装置200の場合、スキャナ等のスキャナエンジンなどである。エンジン部960には、エンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分も含まれる。
コントローラ910は、CPU911と、ノースブリッジ(NB)913と、システムメモリ(MEM−P)912と、サウスブリッジ(SB)914と、ローカルメモリ(MEM−C)917と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)916と、ハードディスクドライブ(HDD)918とを有し、ノースブリッジ(NB)913とASIC916との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス915で接続した構成となる。また、MEM−P912は、ROM912aと、RAM912bとをさらに有する。
CPU911は、印刷装置100又は印刷物検査装置200の全体制御を行うものであり、NB913、MEM−P912およびSB914からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB913は、CPU911とMEM−P912、SB914、AGPバス915とを接続するためのブリッジであり、MEM−P912に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P912は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM912aとRAM912bとからなる。ROM912aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM912bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB914は、NB913とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB914は、PCIバスを介してNB913と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインタフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC916は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス915、PCIバス、HDD918およびMEM−C917をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC916は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC916の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C917を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部960との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC916には、PCIバスを介してUSB940、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インタフェース(I/F)950が接続される。操作表示部920はASIC916に直接接続されている。
MEM−C917は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD918は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGPバス915は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインタフェースであり、MEM−P912に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
次に、本実施形態の投影装置400のハードウェア構成の一例について説明する。本実施形態の投影装置400は、CPUなどの制御装置と、ROMやRAMなどの記憶装置と、HDDなどの外部記憶装置と、ディスプレイなどの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置と、通信インタフェースなどの通信装置と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
1 印刷物検査装置
100 印刷装置
101 オペレーションパネル
103Y、103M、103C、103K 感光体ドラム
105 転写ベルト
107 二次転写ローラ
109 給紙部
111 搬送ローラ対
113 定着ローラ
115 反転パス
121 RIP部
123 印刷制御部
125 印刷部
200 印刷物検査装置
201、201A、201B 読取部
203 取得部
205 マスタ画像生成部
207 バッファ
209 検査部
211 記憶部
300 スタッカ
400 投影装置
401 受信部
403 記憶部
405 撮像部
407 画像取得部
409 欠陥情報取得部
411 判定部
413 欠陥位置特定部
415 投影画像生成部
417 投影部
419 操作部
910 コントローラ
911 CPU
912 システムメモリ
912a ROM
912b RAM
913 ノースブリッジ
914 サウスブリッジ
915 AGPバス
916 ASIC
917 ローカルメモリ
918 ハードディスクドライブ
920 操作表示部
940 USB
950 IEEE1394インタフェース
960 エンジン部
特開2011−112430号公報

Claims (10)

  1. 欠陥が存在する印刷物を撮像した撮像画像を取得する画像取得部と、
    前記印刷物上に存在する欠陥に関する欠陥情報を取得する欠陥情報取得部と、
    前記撮像画像と前記欠陥情報とに基づいて、前記印刷物を含む投影領域に投影した場合に、前記欠陥情報に基づく1以上の欠陥情報画像が前記印刷物上の前記欠陥と関連付く投影画像を生成する投影画像生成部と、
    前記投影画像を前記投影領域に投影する投影部と、
    を備える投影装置。
  2. 前記欠陥情報は、前記印刷物を電子的に読み取った読取画像と、当該読取画像上に存在する前記欠陥の領域を示す領域情報と、前記欠陥の内容を示す内容情報と、を含み、
    前記撮像画像から前記印刷物の領域である印刷物領域を抽出し、当該印刷物領域と前記読取画像との対応関係及び前記領域情報を用いて、前記撮像画像上での前記欠陥の位置を特定する欠陥位置特定部を更に備え、
    前記投影画像生成部は、前記撮像画像上での前記欠陥の位置に対応する位置、又は当該位置に関連付けて、前記1以上の欠陥情報画像を配置して、前記投影画像を生成する請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記欠陥情報は、前記印刷物に関する印刷物情報を更に含み、
    前記投影画像生成部は、前記印刷物情報に基づく印刷物情報画像を更に配置して、前記投影画像を生成する請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記1以上の欠陥情報画像のいずれかは、前記印刷物上の前記欠陥の位置を強調する画像である請求項2又は3に記載の投影装置。
  5. 前記欠陥情報は、前記欠陥の領域の色を示す色情報を更に含み、
    前記投影画像生成部は、前記印刷物上の前記欠陥の位置を強調する画像の色を、前記色情報が示す色に基づいて決定する請求項4に記載の投影装置。
  6. 前記1以上の欠陥情報画像のいずれかは、前記領域情報が示す前記読取画像上の領域を拡大した画像である請求項2又は3に記載の投影装置。
  7. 前記1以上の欠陥情報画像のいずれかは、前記欠陥の内容を示す画像である請求項4〜6のいずれか1つに記載の投影装置。
  8. 前記内容情報は、前記欠陥の度合いを少なくとも示し、
    前記欠陥の度合いが閾値を超えるか否かを判定する判定部を更に備え、
    前記投影画像生成部は、前記欠陥の度合いが前記閾値を超える場合、前記1以上の欠陥情報画像が前記印刷物上の前記欠陥と関連付く前記投影画像を生成する請求項2〜7のいずれか1つに記載の投影装置。
  9. 前記投影画像生成部は、前記撮像画像から前記印刷物の領域が抽出されなかった場合、前記読取画像に基づく投影画像を生成する請求項2〜8のいずれか1つに記載の投影装置。
  10. 欠陥が存在する印刷物を撮像した撮像画像を取得する画像取得ステップと、
    前記印刷物上に存在する欠陥に関する欠陥情報を取得する欠陥情報取得ステップと、
    前記撮像画像と前記欠陥情報とに基づいて、前記印刷物を含む投影領域に投影した場合に、前記欠陥情報に基づく1以上の欠陥情報画像が前記印刷物上の前記欠陥と関連付く投影画像を生成する投影画像生成ステップと、
    前記投影画像を前記投影領域に投影する投影ステップと、
    を含む投影方法。
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