JP2014143655A - 画像符号化装置及び画像復号化装置並びにプログラム - Google Patents

画像符号化装置及び画像復号化装置並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】符号量の上限を保証することができ、平均符号量が小さい圧縮を実現するとともに画質の変更ができる装置を提供する。
【解決手段】画像符号化装置は、予測部12と、予測誤差算出部14と、予測誤差符号化部16を備える。予測部12は注目画素の予測画素値を算出し、予測誤差算出部14は注目画素の予測誤差値を算出する。予測誤差符号化部16は、予測誤差値のビット数と誤差値を符号化する際に有効ビット数を設定し、誤差値が有効ビット数を超える場合に有効ビット数分の上位ビットのみを誤差値として符号化し、下位ビットのみを追加誤差値として符号化して出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像符号化装置及び画像復号化装置並びにプログラムに関する。
従来から、画像を符号化あるいは圧縮する種々の方式が提案されている。このような方式としてJPEGやBTC(ブロックトランケーション符号化)がある。前者は可変長符号化方式であって、周波数変換と量子化を組み合わせることで画質劣化が少ないままで符号量を削減している。後者は固定長符号化方式であって、ブロックを固定長の情報で表現することによりある決まった符号量に符号化できる。
特許文献1には、カラー画像の表現する表色データ毎に差分量子化特性を調定する際に色彩の明るさを表す表色データについては色彩の明るさを表す表色データの予測値に従い設定された許容量子化誤差に応じて適応的に差分信号の量子化特性を調定する適応型差分符号化方式が開示されている。
特許文献2には、ブロック内の各画素と量子化以前の画素を用いて算出した各画素の予測値との差分の最大値に基づいて各画素の取りうる量子化特性のダイナミックレンジについての上限及び下限を定める画像符号化方式が開示されている。
特許文献3には、予測差分値から第1オフセット値を減じた値を量子化し、第2オフセット値を加算し、加算結果をさらに符号化予測値に加減算することでMビットの符号化データを得る画像符号化・復号化装置が開示されている。
特許文献4及び特許文献5には、予測誤差値をシンボルとして、複数のシンボルをまとめてブロックを生成し、ブロック毎に符号語を割り当てる符号化装置が開示されている。
特開昭63−76684号公報 特開平03−112273号公報 特開2010−166520号公報 特開2008−67351号公報 特開2008−67361号公報
ところで、JPEG方式では符号量の上限が抑えられず、また、画像の複数ライン(例えば8ライン)を同時に処理する場合等には装置が大型化する。また、BTC方式では情報量の少ない入力に対しても一律に符号量が固定値となる。
また、ネットワーク環境によっては、一旦圧縮画像を送信しても、後から画質を変更したいと欲する場合も想定され得る。例えば、帯域が狭いネットワーク環境では、初期には粗い画像で送信し、後から画質を向上させて送信できる機能があることが望まれる。このためには、符号量のオーバヘッドがなく上限を保証できるとともに、例えば可逆等まで画質が変更可能な圧縮であることが要求される。
本発明は、符号量の上限を保証することができ、平均符号量が小さい圧縮を実現できるとともに、必要に応じて画質を変更可能な装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、画像データを入力する手段と、前記画像データのうちの処理対象となる注目画素の予測画素値を算出する予測手段と、前記注目画素の実際の画素値と前記予測画素値を用いて予測誤差値を算出する予測誤差算出手段と、前記予測誤差値をビット数と誤差値からなる情報で符号化する手段であって、前記ビット数が有効ビット数を超える場合に、前記有効ビット数分の上位ビットのみを誤差値として符号化する主符号化手段と、前記予測誤差値のうち、前記有効ビット数分の上位ビットを除く下位ビットのみを追加誤差値として符号化する追加符号化手段とを備える画像符号化装置である。
請求項2に記載された発明は、前記主符号化手段で符号化された前記予測誤差値を量子化する量子化手段と、量子化された前記予測誤差値を前記予測手段にフィードバックするフィードバック手段とを備え、前記予測手段は、量子化された前記予測誤差値を用いて次の注目画素の予測誤差値を算出する請求項1記載の画像符号化装置である。
請求項3に記載された発明は、前記主符号化手段は、前記ビット数として、画像のブロックに含まれる複数の画素の予測誤差を表現できるビット数のうちの最大値を用いることを特徴とする請求項1,2のいずれかに記載の画像符号化装置である。
請求項4に記載された発明は、符号化された画像データを入力する手段と、追加符号データを入力する手段と、符号化された前記画像データに含まれるビット数データと誤差データを切り出す切り出し手段と、前記ビット数データを復号するとともに、前記ビット数データを用いて前記誤差データを復号して予測誤差値を算出する予測誤差値復号化手段と、前記ビット数データを用いて前記追加符号データに含まれる追加誤差データを復号して追加誤差値を算出する追加誤差値復号化手段と、前記予測誤差を用いて注目画素の相対的に低画質の画素値を算出する第1画素値算出手段と、前記追加誤差値を用いて注目画素の相対的に高画質の画素値を算出する第2画素値算出手段とを備える画像復号化装置である。
請求項5に記載された発明は、符号化された画像データを入力する手段と、相対的に低画質の量子画像データを入力する手段と、追加符号データを入力する手段と、符号化された前記画像データに含まれるビット数データを切り出す切り出し手段と、前記ビット数データを復号する手段と、前記ビット数データを用いて前記追加符号データに含まれる追加誤差データを復号して追加誤差値を算出する追加誤差値復号化手段と、前記量子画像データ及び前記追加画素値を用いて注目画素の相対的に高画質の画素値を算出する画素値算出手段とを備える画像復号化装置である。
請求項6に記載された発明は、相対的に低画質の量子画像データを入力する手段と、追加符号データを入力する手段と、最大ビット数データを入力する手段と、前記最大ビット数データを用いて前記追加符号データに含まれる追加誤差データを復号して追加誤差値を算出する追加誤差値復号化手段と、前記量子画像データ及び前記追加画素値を用いて注目画素の相対的に高画質の画素値を算出する画素値算出手段とを備える画像復号化装置である。
請求項7に記載された発明は、相対的に低画質の量子画像データを入力する手段と、追加符号データを入力する手段と、前記量子画像データのうちの処理対象となる注目画素の予測画素値を算出し、前記注目画素の実際の画素値と前記予測画素値を用いて予測誤差値を算出する予測誤差算出手段と、前記予測誤差値を用いて最大ビット数を算出する手段と、前記最大ビット数を用いて前記追加符号データに含まれる追加誤差データを復号して追加誤差値を算出する追加誤差値復号化手段と、前記量子画像データ及び前記追加画素値を用いて注目画素の相対的に高画質の画素値を算出する画素値算出手段とを備える画像復号化装置である。
請求項8に記載された発明は、コンピュータに、画像データを入力するステップと、前記画像データのうちの処理対象となる注目画素の予測画素値を算出するステップと、前記注目画素の実際の画素値と前記予測画素値を用いて予測誤差値を算出するステップと、前記予測誤差値をビット数と誤差値からなる情報で符号化するステップであって、前記ビット数が有効ビット数を超える場合に、前記有効ビット数分の上位ビットのみを誤差値として符号化するステップと、前記予測誤差値のうち、前記有効ビット数分の上位ビットを除く下位ビットのみを追加誤差値として符号化するステップを実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項1,4〜8に記載された発明によれば、上記構成を有しない場合に比べて符号量の上限が抑制されるとともに、復号化される画像の画質を相対的に低画質から高画質に変更し得る。
請求項2に記載された発明によれば、さらに量子化誤差の累積が抑制される。
請求項3に記載された発明によれば、さらに符号量が削減される。
第1実施形態における画像符号化装置の構成ブロック図である。 図1の構成における具体例を示す図である。 ビット数とビットパッキングの説明図である。 符号化された画像データの一例を示す図である。 第1実施形態の処理フローチャートである。 第2実施形態におけるビット数とビットパッキングの説明図である。 第2実施形態の符号化された画像データの一例を示す図である。 第3実施形態における画像復号化装置の構成ブロック図である。 ビット数と主符号と追加符号の関係を示す図である。 第4実施形態における画像復号化装置の構成ブロック図である。 第5実施形態におけるビット符号と主符号と追加符号の一例を示す図である。 第5実施形態における画像復号化装置の構成ブロック図である。 第6実氏形態における画像復号化装置の構成ブロック図である。 各種画像復号化方式の説明図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1に、本実施形態における画像符号化装置の構成ブロック図を示す。画像符号化装置は、画像入力部10と、予測部12と、予測誤差算出部14と、予測誤差符号化部16と、主符号出力部24と、追加符号出力部25と、画像量子化部26を備える。
画像入力部10は、処理対象となる画像データを取得する。一例は、ドキュメントを読み取って電子データ化するスキャナである。画像入力部10は、取得した画像データを予測部12に出力するとともに、予測誤差算出部14に出力する。
予測部12は、注目画素、すなわち処理対象となる画素の画素値を予測する。予測部12は、例えばライン毎に処理する場合において、注目ラインより1つ前のラインの画素値を予測値とする。より特定的には、横方向ラインを主走査方向、これに垂直な上下方向を副走査方向とし、上から下に処理が行われるものとすると、注目ラインよりも1つ上のラインの画素値を予測値とする。もちろん、これは一例であって、他の方法、例えば1画素毎に処理を行うものとする場合に直左画素の画素値を予測値とする等も可能である。
予測誤差算出部14は、予測部12で予測された予測値と、注目画素における実際の画素値との差分を演算する。例えば、注目画素の予測値が16であり、注目画素の実際の画素値が20である場合、予測誤差=20−16=4と算出される。予測誤差算出部14は、算出した予測誤差を予測誤差符号化部16に出力する。
予測誤差符号化部16は、予測誤差算出部14で算出された予測誤差を符号化する。予想誤差符号化部16は、ビット数算出部18と、主ビットパッキング部20と、ビット数符号化部22と、追加ビットパッキング部23を備える。
ビット数算出部18は、予測誤差算出部14で算出された予測誤差値を表現可能なビット数を算出する。例えば、予測誤差値が4である場合、2進表現では0100であるからビット数算出部18はビット数を4と算出する。また、予測誤差値が26である場合、2進表現では011010であるからビット数算出部18はビット数を6と算出する。なお、ビット数算出部18は、予測誤差値のビット数を算出するに際し、予測誤差値として負値もあり得るため符号ビットを含めてビット数を算出する。ビット数算出部18は、処理対象の複数の画素の予測誤差のビット数のうち、最大のビット数をビット数符号化部22及びビットパッキング部20に出力する。例えば、複数の画素の予測誤差値を表現できるビット数が4ビット、5ビット、6ビットである場合、これらのうちの最大ビット数である6ビットをビット数として選択する。
ビット数符号化部22は、ビット数算出部18で算出されたビット数を符号化する。
主ビットパッキング部20は、ビット数算出部18で算出されたビット数に基づいて有効ビット数を算出し、この有効ビット数で複数の画素の予測誤差値をブロック単位でパッキングする。主ビットパッキング部20は、パッキングする際に、そのビット数が有効ビット数を超える予測誤差値に対しては、有効ビット数分の上位ビットのみを予測誤差値として採用する。例えば、有効ビット数を4ビットとし、予測誤差値が26の場合、2進表現では「011010」であり6ビットとなって4ビットを超えるため、ビットパッキング部20は、予測誤差の6ビットのうち、上位の4ビットのみを採用して「0110」とする。なお、この場合、元々の6ビットのうちの下位2ビット「10」を切り捨てる。
このように、予測誤差値のビット数が有効ビット数を超える場合に上位のビットから有効ビット数分のみを採用するのは、予測誤差値では上位ビットに重要な情報が含まれている事実に基づくものである。
一方、上位のビットから有効ビット数のみを採用することで情報が失われ、可逆性が失われる。この場合、後から画質の良い画像がユーザから要求されたとしても対応することができない。
そこで、追加ビットパッキング部22は、予測誤差値のビット数が有効ビット数を超える場合に、下位のビットをブロック単位でパッキングする。例えば、有効ビット数を4ビットとし、予測誤差値が26の場合、2進表現では「011010」であり6ビットとなって4ビットを超えるため、主ビットパッキング部20は、予測誤差の6ビットのうち、上位の4ビットのみを採用して「0110」とする。また、追加ビットパッキング部22は、予測誤差の6ビットのうち、下位の2ビットの「10」を追加誤差値としてパッキングする。
主符号出力部24は、ビット数符号化部22からの符号化ビット数と、主ビットパッキング部20からのパッキングされた予測誤差値を符号化された画像データとして出力する。
また、追加符号出力部25は、追加ビットパッキング部23からのパッキングされた追加誤差値を出力する。追加符号出力部25は、主符号出力部24からの出力と同期して出力してもよく、非同期で出力してもよい。非同期で出力する一例は、ユーザからの要求に応じ、主符号出力部24からの出力後の任意のタイミングで追加誤差値を出力するものである。ユーザは、後から出力された追加誤差値を用いることで、画像を可逆的に復号して画質を向上させ得る。
一方、画像量子化部26は、主ビットパッキング部20で生じた量子化誤差を算出する。算出された量子化誤差は予測部12にフィードバックされる。画像量子化部26は、量子化誤差を算出する機能と、これを予測部12にフィードバックする機能を有するといえる。
例えば、注目画素における予測誤差値が「4」である場合、画像量子化部26はこの予測誤差値を符号化誤差として予測部12に出力する。予測部12は、次の注目画素の予測値を算出する際にこの符号化誤差「4」を用いる。具体的には、次の注目画素の予測値は、当該注目画素の一つ前の画素の画素値であるが、これに符号化誤差を加算することで次の注目画素の予測値を修正する。また、注目画素における予測誤差が「26」である場合、主ビットパッキング部20によりパッキングされる結果、その予測誤差値は「0110」=24となるため、この符号化誤差「24」を予測部12に出力する。予測部12は、次の注目画素の予測値を算出する際にこの符号化誤差「24」を用いる。
図1における予測部12、予測誤差算出部14、予測誤差符号化部16、主符号出力部24、追加符号出力部25、画像量子化部26は、具体的にはコンピュータを構成するCPU等のプロセッサ及びメモリで構成される。プロセッサは、ROM等のプログラムメモリに格納されたプログラムを読み出し、これを実行することで各部の機能を実現する。また、図1に示す画像符号化装置は、各端末とネットワークで接続され、スキャナ機能やプリント機能等を備える複合機に組み込み得る。
次に、本実施形態の符号化処理について、具体的に説明する。
図2に、図1の構成における符号化処理の具体例を示す。画像入力部10で画像を取得した結果、画像の第(n−1)ラインを構成する画素の画素値が例えば「16」、「19」,「24」,「80」,・・・であり、第nラインを構成する画素の画素値が例えば「20」,「24」,「50」,「77」,・・・であるとする。符号化は、ブロック単位で行うものとし、処理ブロックは32画素×1の1ラインで構成されるものとする。
予測部12は、注目ラインである第nラインの1つ上のラインである第(n−1)ラインの画素から、注目ラインの画素の画素値を予測する。例えば、予測部12は、第(n−1)ラインの画素値をそのまま第nラインの画素値として予測し、第nラインの画素値を「16」,「19」,「24」,「80」,・・・と予測する。画像入力部10からの第nラインの実際の画素値、及び予測部12からの第nラインの予測値は、ともに予測誤差算出部14に供給される。
予測誤差算出部14は、第nラインの実際の画素値と予測値との差分を演算して予測誤差値を算出する。ここで、
実際の画素値=20,24,50,77
予測値=16,19,24,80
であるから、予測誤差値は、20−16=4,24−19=5,50−24=26,77−80=−3となる。算出された予測誤差値である「4」,「5」,「26」、「−3」は、予測誤差符号化部16に供給される。
図3に、予測誤差符号化部16における符号化の例を示す。予測誤差値「4」の2進表現は8ビットで「0b00000100」であり、これを表現できるビット数は符号ビットを含めて4ビットである。予測誤差値「5」の2進表現は8ビットで「0b00000101」であり、これを表現できるビット数は符号ビットを含めて4ビットである。予測誤差値「26」の2進表現は8ビットで「0b00011010」であり、これを表現できるビット数は符号ビットを含めて6ビットである。予測誤差値「−3」の2進表現は8ビットで「0b11111101」であり、これを表現できるビット数は3ビットである。ビット数算出部18は、これらのビット数のうちの最大のビット数である6ビットを選択する。
また、主ビットパッキング部20は、有効ビット数を例えば予め設定された「4」に制限し、この有効ビット数で予測誤差値をパッキングする。このとき、パッキングすべき予測誤差値のビット数は「4」,「4」,「6」,「3」であり、有効ビット数の「4」を超える「6」が含まれているため、有効ビット数の「4」に抑えるために有効ビット数分の上位4ビットのみを採用する。すなわち、予測誤差値「4」の2進表現は「0b00000100」であり、6ビットの「000100」のうち、下位2ビットを切り捨ててそれよりも上位の4ビットを抽出して「0001」とする。また、予測誤差値「5」の2進表現は「0b00000101」であり、6ビットの「000101」のうち、下位2ビット「01」を切り捨てて上位の4ビットのみを抽出して「0001」とする。また、予測誤差値「26」の2進表現は「0b00011010」であり、6ビットの「011010」のうち、下位2ビット「10」を切り捨てて上位の4ビットを抽出して「0110」とする。また、予測誤差値「−3」の2進表現は「0b11111101」であり、6ビットの「111101」のうち、下位2ビット「01」を切り捨てて上位の4ビットを抽出して「1111」とする。
以上のようにして、予測誤差値「4」、「5」、「26」、「−3」は、それぞれ「0001」、「0001」、「0111」、「1111」に有効ビット数の4ビットで符号化される。
一方、これらの符号化に伴う符号化誤差については、以下の通りである。すなわち、「0001」は下位2ビットを切り捨てた結果であるから、これに下位2ビットを付加して8ビットで「00000100」のはずであり、符号化誤差は「00000100」=「4」である。また、「0110」は、下位2ビットを付加して8ビットで「00011000」=「24」である。また、「1111」は、下位2ビットを付加して8ビットで「11111100」=「−4」である。図3において、予測誤差値「4」、「5」、「26」、「−3」の符号化誤差は、それぞれ「4」、「4」、「24」、「−4」として示されている。画像量子化部26は、これらの符号化誤差値を算出し、予測部12にフィードバックする。
また、追加ビットパックは、切り捨てた下位2ビットそのものであるから、予測誤差値「4」、「5」、「26」、「−3」に対して、それぞれ「00」、「01」、「10」、「01」となる。
再び図2に戻り、画像量子化部26で符号化誤差を算出して予測部12にフィードバックすると、予測部12は、この符号化誤差を用いて、次のラインである第(n+1)ラインの予測値を算出する際に、基準となる第nラインの画素値を修正する。すなわち、予測部12は、第nラインの予測値を第(n−1)ラインの画素値である「16」、「19」、「24」、「80」としたが、これらに符号化誤差値「4」、「4」、「24」、「−4」を加算して第nラインの画素値を修正する。修正第nラインの画素値は、16+4=20,19+4=23,24+24=48,80−4=76となる。図では、これらの修正された画素値を修正第nラインの画素値として示す。予測部12は、この修正第nラインの画素値を次の注目ラインである第(n+1)ラインの予測値として算出し、予測誤差算出部14に出力する。すなわち、予測部12は、第nラインの符号化を行った後に、この第nラインにおける符号化誤差を用いて次の注目ラインである第(n+1)ラインの予測値を算出する。符号化誤差を用いて予測値を修正することで、符号化誤差の累積が効果的に抑制される。
図4に、符号出力部24から出力される符号化データ(符号化された画像データ)100及び追加符号出力部25から出力される追加符号データ101の一例を示す。符号化された予測誤差値「0001」,「0001」,「0110」,「1111」がブロック単位でパッキングされて誤差部104を構成し、その先頭に当該ブロックの予測誤差の最大ビット数の6ビットを規定したヘッダ102が付加される。すなわち、符号化データ100は、予測誤差値を符号化したものであり、ビット数と誤差値から構成される。誤差値は、有効ビット数の4ビットに制限されており、これ以上のビット数は存在していない。従って、符号量の上限が確実に保証されることになる。従来のJPEG方式では符号量の上限が抑制されず、本実施形態における画像符号化装置との相違は明らかである。また、有効ビット数についても、例えば予測誤差値のダイナミックレンジに応じて設定することで、情報量の少ない入力に対しては有効ビット数が適応的に小さく設定され、平均符号量が抑制される。
一方、追加符号データ101は、下位2ビット群105から構成されており、これらを用いることで元の画像が高画質で復号される。なお、追加符号データ101の先頭には、ビット数を規定するようなヘッダは存在していない。その理由は、符号化データ100のヘッダ102に規定された最大ビット数と、誤差部104に示された有効ビット数から、追加符号のビット数を演算により算出することができるからである。具体的には、ヘッダ102に規定されたビット数が6ビットで、有効ビット数が予め定めた4ビットであるとすると、追加符号のビット数は6−4=2ビットと算出される。勿論、このような演算を行うことなく、追加符号101のヘッダに追加符号のビット数を規定してもよい。
図5に、本実施形態における符号化処理をフローチャートで示す。まず、予測部12で画素値を予測する(S101)。予測方法は任意であるが、例えば注目ラインである第nラインの1つ上の第(n−1)ラインの画素値を援用して第nラインの予測値とする。
次に、予測誤差算出部14で予測誤差を算出する(S102)。具体的には、注目ラインの実際の画素値と予測画素値との差分を演算することで予測誤差値を算出する。
次に、ビット数算出部18でビット数(必要ビット数)を算出する(S103)。すなわち、予測誤差値を表現するために最小限必要なビット数を算出する。上記のように、予測誤差値が「4」、「5」、「26」、「−3」である場合、それぞれを表現できるビット数は符号ビットを含めてそれぞれ4ビット、4ビット、6ビット、3ビットである。これらの最大ビット数の6ビットが選択される。なお、有効ビット数に関しては、予め設定された固定値でもよく、あるいは予測誤差値のダイナミックレンジから適応的に設定してもよい。この例では、有効ビット数は予め「4」に設定されているものとする。
次に、主ビットパッキング部20及びビット数符号化部22でそれぞれ予測誤差値及びビット数を符号化するとともに、追加ビットパッキング部23で追加ビットを符号化する
(S104)。すなわち、注目ラインの予測誤差値をそれぞれ有効ビット数の4ビットで符号化してパッキングし、その先頭に最大ビット数の6ビットを符号化してヘッダとして付加する。また、注目ラインの予測誤差値の残りの下位ビットを符号化してパッキングする。
次に、画像量子化部26で量子化誤差、すなわち符号化誤差を算出して予測部12にフィードバックし、予測部12で符号化誤差を次の注目ラインである第(n+1)ラインの予測値に反映する(S105)。符号化誤差を次のラインの予測値に反映させることで誤差の累積が抑制される。
なお、本実施形態では、1ラインを構成する複数の画素群を1つのブロックとし、このブロック単位で符号化処理を実施しているが、ブロック単位ではなく画素単位で処理してもよいのは言うまでもない。
また、本実施形態では、予測部12で次の注目ラインの画素値を予測する際に、既に処理された画素を用いることなく予測しているが、既に処理された画素を用いて予測してもよい。
<第2実施形態>
上記の第1実施形態では、予測誤差値の下位2ビットを切り捨てて上位の4ビットを符号化しているが、下位2ビットを切り捨てるのではなく四捨五入して上位の4ビットを符号化してもよい。
図6に、この場合の予測誤差値とビットパック、及び追加ビットパックの関係を示す。予測誤差値「4」の2進表現は8ビットで「0b00000100」であり、これを表現できるビット数は符号ビットを含めて4ビットである。予測誤差値「5」の2進表現は8ビットで「0b00000101」であり、これを表現できるビット数は符号ビットを含めて4ビットである。予測誤差値「26」の2進表現は8ビットで「0b00011010」であり、これを表現できるビット数は符号ビットを含めて6ビットである。予測誤差値「−3」の2進表現は8ビットで「0b11111101」であり、これを表現できるビット数は3ビットである。ビット数算出部18は、これらのビット数のうちの最大のビット数である6ビットを選択する。
また、主ビットパッキング部20は、有効ビット数を例えば予め設定された「4」に制限し、この有効ビット数で予測誤差値をパッキングする。このとき、パッキングすべき予測誤差値のビット数は「4」,「4」,「6」,「3」であり、有効ビット数の「4」を超える「6」が含まれているため、有効ビット数の「4」に抑えるために有効ビット数分の上位4ビットのみを採用する。すなわち、予測誤差値「4」の2進表現は「0b00000100」であり、6ビットの「000100」のうち、下位2ビットを四捨五入してそれよりも上位の4ビットを抽出して「0001」とする。また、予測誤差値「5」の2進表現は「0b00000101」であり、6ビットの「000101」のうち、下位2ビット「01」を四捨五入して上位の4ビットのみを抽出して「0001」とする。また、予測誤差値「26」の2進表現は「0b00011010」であり、6ビットの「011010」のうち、下位2ビット「10」を四捨五入して上位の4ビットを抽出して「0111」とする。また、予測誤差値「−3」の2進表現は「0b11111101」であり、6ビットの「111101」のうち、下位2ビット「01」を四捨五入して上位の4ビットを抽出して「1111」とする。
以上のようにして、予測誤差値「4」、「5」、「26」、「−3」は、それぞれ「0001」、「0001」、「0111」、「1111」に有効ビット数の4ビットで符号化される。
一方、これらの符号化に伴う符号化誤差については、以下の通りである。すなわち、「0001」は下位2ビットを四捨五入した結果であるから、これに下位2ビットを付加して8ビットで「00000100」のはずであり、符号化誤差は「00000100」=「4」である。また、「0111」は、下位2ビットを付加して8ビットで「00011100」=「28」である。また、「1111」は、下位2ビットを付加して8ビットで「11111100」=「−4」である。図3において、予測誤差値「4」、「5」、「26」、「−3」の符号化誤差は、それぞれ「4」、「4」、「28」、「−4」として示されている。画像量子化部26は、これらの符号化誤差値を算出し、予測部12にフィードバックする。
また、追加ビットパックは、切り捨てた下位2ビットそのものであるから、予測誤差値「4」、「5」、「26」、「−3」に対して、それぞれ「00」、「01」、「10」、「01」となる。
第1実施形態における図3と、第2実施形態における図6を比較することで、両者の相違は明らかとなろう。予測誤差値「26」のビットパック、符号化誤差において両者は異なった値となる。
図7に、本実施形態における符号出力部24から出力される符号化データ(符号化された画像データ)100及び追加符号出力部25から出力される追加符号データ101の一例を示す。符号化された予測誤差値「0001」,「0001」,「0111」,「1111」がブロック単位でパッキングされて誤差部104を構成し、その先頭に当該ブロックの予測誤差の最大ビット数の6ビットを規定したヘッダ102が付加される。すなわち、符号化データ100は、予測誤差値を符号化したものであり、ビット数と誤差値から構成される。誤差値は、有効ビット数の4ビットに制限されており、これ以上のビット数は存在していない。
一方、追加符号データ101は、下位2ビット群105から構成されており、これらを用いることで元の画像を高画質で復号することができる。なお、追加符号データ101の先頭には、ビット数を規定するようなヘッダは存在していないが、追加符号101のヘッダに追加符号のビット数を規定してもよい。本実施形態によっても、第1実施形態と同様に、追加符号データを用いて元の画像が高画質で復号される。
<第3実施形態>
図8に、本実施形態における画像復号化装置の構成ブロック図を示す。画像復号化装置は、主符号入力部50と、符号切り出し部52と、ビット数復号部54と、主ビットアンパッキング部56と、予測誤差加算部(1)58と、予測部60と、画像出力部62と、追加符号入力部51と、符号切り出し部53と、追加ビットアンパッキング部55と、予測誤差加算部(2)59と、可逆画像出力部63を備える。
主符号入力部50は、図1における符号出力部24に対応する機能ブロックであり、図1の画像符号化装置で符号化された画像データを取得する。符号化された画像データの一例は、例えば図4(a)の如くである。
符号切り出し部52は、符号化された画像データからビット数とこれに伴うビットパッキングに応じて次の符号を切り出す。具体的には、画像復号化装置では、画像符号化装置における有効ビット数が既知となっており、この有効ビット数を用いて符号を切り出していく。例えば、図4のような符号化された画像データでは、有効ビット数が4ビットである場合、符号切り出し部52は、4ビット符号化データとして「0001」を切り出し、次に4ビット符号化データとして「0001」を切り出し、次に4ビット符号化データとして「0110」を切り出し、次に4ビット符号化データとして「1111」を切り出していく。また、符号切り出し部52は、符号化された画像データのヘッダにあるビット数の情報も切り出す。符号切り出し部52は、ヘッダのビット数情報をビット数復号部54に出力し、順次切り出した4ビットデータ、すなわち符号化された予測誤差値データを主ビットアンパッキング部56に出力する。
ビット数復号部54は、図1におけるビット数符号化部22に対応する機能ブロックで、ビット数符号化部22の逆処理を行ってビット数を復号する。これにより、例えば予測誤差値のビット数を6ビットと復号する。
主ビットアンパッキング部56は、図1におけるビットパッキング部20に対応する機能ブロックで、主ビットパッキング部20の逆処理を行って予測誤差値を算出する。すなわち、予測誤差値が6ビットである場合、有効ビット数は既知の4ビットであり、符号化時には下位2ビットを切り捨てて(あるいは四捨五入して)それよりも上位の4ビットのみを抽出して符号化しているから、4ビットデータの下位2ビットに「00」を付加して予測誤差値を算出する。
予測誤差加算部(1)58は、図1におえる予測誤差算出部14に対応する機能ブロックで、予測誤差算出部14の逆処理を行って復号化画素値(伸長画素値)を算出する。具体的には、予測部60で予測された注目画素の予測値に予測誤差値を加算することで復号化画素値を算出する。予測誤差加算部58は、復号化(伸長)画素値を画像出力部62に出力する。
予測部60は、図1における予測部12に対応する機能ブロックで、復号化画素値に基づいて注目画素の予測値を算出する。具体的には、復号化画素値をそのまま次の注目画素の予測値とする。予測誤差加算部(1)58は、予測部60で予測された画素値に予測誤差値を加算することで注目画素の画素値を復号化する。予測誤差加算部(1)58は、復号化(伸長)画素値を画像出力部62に出力する。
一方、追加符号入力部51は、図1における追加符号出力部25に対応する機能ブロックであり、図1の画像符号化装置で符号化された追加符号データを取得する。符号化された追加符号一例は、例えば図4(b)の如くである。
符号切り出し部53は、符号化された追加符号データからビット数とこれに伴うビットパッキングに応じて次の符号を切り出す。具体的には、画像復号化装置では、画像符号化装置における有効ビット数が既知となっており、最大ビット数も符号化データのヘッダから検知することができるから、追加符号のビット数を算出でき、このビット数を用いて符号を切り出していく。例えば、図4のような符号化された画像データでは、有効ビット数が4ビットであり、最大ビット数が6ビットであるから、符号切り出し部53は、追加符号ビット数として2ビット符号化データとして「00」を切り出し、次に2ビット符号化データとして「01」を切り出し、次に2ビット符号化データとして「10」を切り出し、次に2ビット符号化データとして「01」を切り出していく。符号切り出し部53は、順次切り出した2ビットデータ、すなわち符号化された追加誤差値を追加ビットアンパッキング部55に出力する。
追加ビットアンパッキング部55は、図1における追加ビットパッキング部23に対応する機能ブロックで、追加ビットパッキング部23の逆処理を行って予測誤差値を算出する。すなわち、2ビットで符号化された追加誤差値から追加誤差値を算出する。「00」の場合は0、「10」の場合は2、等である。
予測誤差加算部(2)59は、予測部60で得られた注目画素の予測値に、追加ビットアンパッキング部55で得られた追加誤差値を加算することで復号化画素値(伸長画素値)を算出する。この復号化画素値は、画像出力部62から出力される画像に対し、追加誤差値を加算した画像であり、可逆画像である。予測誤差加算部(2)59は、得られた復号化画素値を可逆画像出力部63に出力する。
このように、本実施形態では、復号化された画像として、画像出力部62から出力される画像と、可逆画像出力部63から出力される画像の2種類がある。画像出力部62から出力される画像は、追加誤差値を無視して復号された画像であり、相対的に低画質で非可逆画像である。可逆画像出力部63から出力される画像は、追加誤差値を加味して復号された画像であり、相対的に高画質で可逆画像である。ユーザは、これらの画像を任意に選択して復号し得る。例えば、ユーザは、まず通常の画質の画像を取得したいと欲する場合、画像出力部62から出力される非可逆画像を取得する。次に、その後でより高画質の画像を取得したいと欲する場合、可逆画像出力部63から出力される可逆画像を取得することができる。可逆画像は、追加符号入力部51から追加符号を入力した場合に得ることができる。従って、符号化データとともに追加符号データを入力した場合、画像出力部62からの画像と、可逆画像出力部63からの画像を同時に出力することもできる。勿論、ユーザは可逆画像出力部63のみから可逆画像のみを出力させてもよい。
図9に、最大ビット数と主符号のビット数、及び追加符号のビット数との関係を示す。上述したように、
追加符号ビット数=最大ビット数−主符号ビット数
の関係にある。例えば、最大ビット数が8ビットで、主符号ビット数が4ビットの場合、追加符号のビット数は4ビットである。最大ビット数は符号化データ100のヘッダ102から検出され、主符号ビット数は予め符号化装置及び復号化装置で設定されていて既知であるから、追加符号ビット数は一義的に決定され、これに基づいて追加誤差値が算出される。ビット数復号部54は、以上のような演算により追加符号ビット数を算出して、符号切り出し部53に出力し、符号切り出し部53は、供給されたビット数を用いて追加符号を順次切り出していく。
<第4実施形態>
図10に、本実施形態における画像復号化装置の構成ブロック図を示す。図9において、画像出力部62から画像(以下、これを相対的に低画質で非可逆であることを考慮して量子画像と称する)を取得した後に、この量子画像を用いて可逆画像を得るための実施形態である。
図10において、主符号入力部50、符号切り出し部52、ビット数復号部54、追加符号入力部51、符号切り出し部53、追加ビットアンパッキング部55、予測誤差加算部(2)59、予測部60、可逆画像出力部63は図8と同様である。一方、図10では、図9における主ビットアンパッキング部56及び予測誤差加算部(1)58、画像出力部62は存在せず、その代わりに量子画像入力部64が存在する。
ビット数復号部54は、符号切り出し部52からの最大ビット数を用いて、追加符号のビット数を算出し、符号切り出し部53に供給する。符号切り出し部53は、追加符号を順次切り出して追加ビットアンパッキング部55に供給する。追加ビットアンパッキング部55は、追加符号を復号化して追加誤差値を算出し、予測誤差加算部(2)59に供給する。
一方、量子画像入力部64は、画像出力部62から出力済の量子画像を入力して予測部60に供給する。予測部60は、量子画像を予測誤差加算部(2)59に供給する。
予測誤差加算部(2)59は、量子画像の注目画素に、追加ビットアンパッキング部55で得られた追加誤差値を加算することで可逆画像を生成し、可逆画像出力部63に供給する。
本実施形態では、まず、ユーザは相対的に低画質で非可逆な量子画像を取得し、その後に、相対的に高画質な可逆画像を取得したいと欲する場合に、追加符号入力部51から追加符号を入力することで、可逆画像が取得される。
<第5実施形態>
図11に、本実施形態における符号化フォーマットを示す。本実施形態では、ビット符号を符号化データのヘッダに付加するのではなく、別ストリームとして符号化して送信する。図11(a)、(b)、(c)に、それぞれビット符号、主符号、追加符号の一例を示す。ビット符号は符号化時の最大ビット数であり、例えば6ビットである。主符号は、既に第1実施形態で説明した通りであり、例えば「0001」、「0001」、「0110」、「1111」である。追加符号も第1実施形態と同様に「00」、「01」、「10」、「01」である。これらは互いに別ストリームで画像符号化装置から送信される。従って、画像復号化装置では、これらを受信して元の画像を復号化する必要がある。
図12に、本実施形態における画像復号化装置の構成ブロック図を示す。第4実施形態と同様に、画像出力部62から量子画像を取得した後に、この量子画像を用いて可逆画像を得るための実施形態である。
ビット符号入力部66は、別ストリームで送信されるビット符号を入力してビット数復号部54に供給する。ビット数復号部54は、ビット符号から有効ビット数を減算することで追加符号のビット数を算出し、符号切り出し部53に供給する。符号切り出し部53は、追加符号を順次切り出して追加ビットアンパッキング部55に供給する。追加ビットアンパッキング部55は、追加符号を復号化して追加誤差値を算出し、予測誤差加算部(2)59に供給する。
一方、量子画像入力部64は、画像出力部62から出力済の量子画像を入力して予測部60に供給する。予測部60は、量子画像を予測誤差加算部(2)59に供給する。
予測誤差加算部(2)59は、量子画像の注目画素に、追加ビットアンパッキング部55で得られた追加誤差値を加算することで可逆画像を生成し、可逆画像出力部63に供給する。
本実施形態でも、まず、ユーザは相対的に低画質で非可逆な量子画像を取得し、その後に、相対的に高画質な可逆画像を取得したいと欲する場合に、ビット符号入力部66からビット符号を入力し、かつ、追加符号入力部51から追加符号を入力することで、可逆画像が取得される。
<第6実施形態>
図13に、本実施形態における画像復号化装置の構成ブロック図を示す。ビット符号を入力せず、既に得られた量子画像からビット数を算出する実施形態である。
量子画像入力部64は、画像出力部62から出力済の量子画像を入力して予測部60に供給するとともに、予測誤差算出部68に供給する。
予測誤差算出部68は、図1における予測誤差算出部14と同様に動作し、予測値と、注目画素における実際の画素値との差分を演算する。例えば、注目画素の予測値が16であり、注目画素の実際の画素値が20である場合、予測誤差=20−16=4と算出する。予測誤差算出部68は、算出した予測誤差をビット数算出部70に供給する。
ビット数算出部70も、図1におけるビット数算出部14と同様に動作し、予測誤差算出部68で算出された予測誤差値を表現可能なビット数を算出する。例えば、予測誤差値が4である場合、2進表現では0100であるからビット数算出部18はビット数を4と算出する。また、予測誤差値が26である場合、2進表現では011010であるからビット数算出部18はビット数を6と算出する。ビット数算出部70は、予測誤差値のビット数を算出するに際し、予測誤差値として負値もあり得るため符号ビットを含めてビット数を算出する。そして、ビット数算出部70は、処理対象の複数の画素の予測誤差のビット数のうち、最大のビット数を選択し、さらに有効ビット数を減算して符号切り出し部53に供給する。例えば、最大ビット数が6ビットであり、有効ビット数が4ビットであれば、6−4=2ビットを符号切り出し部53に供給する。以下の動作は図12と同様である。
本実施形態によれば、ビット符号を入力しなくても、量子画像から最大ビット数を演算により算出して、追加誤差値が復号される。
以上、第3実施形態〜第6実施形態で各種の画像復号化装置について説明したが、これらはそれぞれ特徴がある。図14に、第3実施形態をケース1、第4実施形態をケース2、第5実施形態をケース3、第6実施形態をケース4とした場合の特徴を示す。なお、図14では、比較のため、追加符号を無視して復号化する場合の例も量子出力のケース1として併せて示す。
第3実施形態の画像復号化装置では、主符号と追加符号を同時に画像符号化装置から送信し、画像復号化装置で受信して量子画像と可逆画像を出力できる。サーバクライアントシステムにおいて、画像符号化装置をサーバ側に設置する場合、サーバには主符号と追加符号を用意しておき、クライアントの要求に応じた画質で符号を転送することができる。クライアントが相対的に低画質を要求する場合には主符号のみを送信して量子画像を出力し、クライアントが相対的に高画質を要求する場合には主符号と追加符号を送信して可逆画像を出力する。
第4実施形態の画像復号化装置では、量子画像は既に取得済みであり、その後にサーバからは追加符号のみを送信する。主ビットアンパッキング部56等が不要であるため、その分構成が簡易化される。量子画像は例えば画像復号化装置のメモリに保持しておき、可逆画像を出力する際にはメモリから量子画像を読み出して入力する。
第5実施形態の画像復号化装置でも、量子画像は既に取得済みであり、その後にサーバからは追加符号のみを送信する。主ビットアンパッキング部56等が不要であるため、その分構成が簡易化される。また、主符号の切り出し及び復号化が必要でなく、ビット符号を入力するので、処理が高速化される。但し、ビット符号を別ストリーム化する必要がある。量子画像は画像復号化装置のメモリに保持しておき、可逆画像を出力する際にはメモリから量子画像を読み出して入力する。
第6実施形態の画像復号化装置でも、量子画像は既に取得済みであり、その後にサーバからは追加符号のみを送信する。ビット符号あるいは最大ビット数は量子画像から演算により生成するため、主符号から取得する、あるいはビット符号として入力する、あるいはメモリに別途保持しておく必要がない。但し、量子画像からビット符号あるいは最大ビット数を算出する際に一部符号化処理(圧縮処理)が必要となる。
第4実施形態〜第6実施形態では、最初に無条件でサーバから主符号を送信し、その後にクライアントから追加要求があった場合にのみ追加符号を送信して可逆画像を出力する。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、画像符号化装置において追加符号として有効ビット数より下位のビット全てを追加符号として符号化しているが、下位のビットのうちの上位ビットのみ、及び下位のビット全ての2段階に分けて符号化してもよい。具体的には、最大ビット数が6ビットで、有効ビット数が4ビットの場合、下位の2ビットが追加符号の対象となるが、下位の2ビットのうちの上位1ビットのみを第1追加符号として符号化し、下位の2ビット全てを第2追加符号として符号化する。
一方、画像復号化装置において、標準画質の画像が要求されている場合には主符号のみで復号化して量子画像を出力する。また、高画質の画像が要求されている場合には主符号と第1追加符号で復号化して高画質画像を出力する。さらに、可逆の画像が要求されている場合には主符号と第2追加符号で復号化して可逆画像を出力する。このように、標準、高画質、可逆の3段階の画像復号化を行うことも可能である。
また、第1追加符号として下位ビットのうちの上位1ビットのみを第1追加符号として符号化し、下位ビットのうちの残りのビットを第2追加符号として符号化してもよい。この場合、復号化して得られた画像を再帰的に用い、量子画像に第1追加符号を適用し、次にその結果の画像に対して第2追加符号を用いることで順次画質を向上させ得る。
また、第4実施形態〜第6実施形態の場合、クライアントであるユーザは、量子画像を取得した後に追加符号をサーバに対して要求するが、量子画像の一部に「可逆画像あるいは高画質画像」のタグを付加し、ユーザがこのタグをクリックした場合に追加符号をサーバに対して要求するように構成してもよい。
また、画像復号化装置において、量子画像とともに、あるいは量子画像を取得した後に可逆画像を生成しているが、必ずしも可逆画像であることは必須ではなく、要するに、本発明では追加符号データを用いて相対的に低画質な画像から相対的に高画質な画像を生成すればよい。どの程度の高画質かは、クライアントであるユーザの要求に応じて決定され得る。サーバ側において、追加誤差値を符号化し追加符号として保持し、ユーザからの要求に応じてこれを送信することで、その都度画像を符号化する必要がなく、画質の変更要求に対応し得る。下位ビットの全てを追加符号として符号化して送信すれば可逆となり、下位ビットのいずれかを追加符号として符号化して送信すれば非可逆であるものの相対的に高画質となり得る。
本発明の一つの適用例は医療画像の符号化及び復号化であり、まず相対的に低画質の画像をユーザに送信して必要なスクリーニングを行い、詳細な画像が必要となった時点でユーザはサーバに対して相対的に高画質の画像を要求し、サーバはこの要求に応じて追加符号をユーザに送信する。ユーザは、既に保持している相対的に低画質の画像に対して追加符号を復号化して得られる追加誤差値を加算し、相対的に高画質の画像を生成して詳細な検査を行うものである。サーバ側で低画質な画像と高画質な画像を予め保持し、必要に応じていずれかをクライアントに送信する場合に比べ、効率性の観点から本発明の優位性は明らかである。
10 画像入力部、12 予測部、14 予測誤差算出部、16 予測誤差符号化部、18 ビット数算出部、20 主ビットパッキング部、22 ビット数符号化部、23 追加ビットパッキング部、24 主符号出力部、25 追加符号出力部、50 主符号入力部、51 追加符号入力部、52 符号切り出し部、54 ビット数復号部、55 追加ビットアンパッキング部、56 主ビットアンパッキング部、58 予測誤差加算部(1)、59 予測誤差加算部(2)、60 予測部、62 画像出力部、63 可逆画像出力部。

Claims (8)

  1. 画像データを入力する手段と、
    前記画像データのうちの処理対象となる注目画素の予測画素値を算出する予測手段と、
    前記注目画素の実際の画素値と前記予測画素値を用いて予測誤差値を算出する予測誤差算出手段と、
    前記予測誤差値をビット数と誤差値からなる情報で符号化する手段であって、前記ビット数が有効ビット数を超える場合に、前記有効ビット数分の上位ビットのみを誤差値として符号化する主符号化手段と、
    前記予測誤差値のうち、前記有効ビット数分の上位ビットを除く下位ビットのみを追加誤差値として符号化する追加符号化手段と、
    を備える画像符号化装置。
  2. 前記主符号化手段で符号化された前記予測誤差値を量子化する量子化手段と、
    量子化された前記予測誤差値を前記予測手段にフィードバックするフィードバック手段と、
    を備え、前記予測手段は、量子化された前記予測誤差値を用いて次の注目画素の予測誤差値を算出する請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 前記主符号化手段は、前記ビット数として、画像のブロックに含まれる複数の画素の予測誤差を表現できるビット数のうちの最大値を用いることを特徴とする請求項1,2のいずれかに記載の画像符号化装置。
  4. 符号化された画像データを入力する手段と、
    追加符号データを入力する手段と、
    符号化された前記画像データに含まれるビット数データと誤差データを切り出す切り出し手段と、
    前記ビット数データを復号するとともに、前記ビット数データを用いて前記誤差データを復号して予測誤差値を算出する予測誤差値復号化手段と、
    前記ビット数データを用いて前記追加符号データに含まれる追加誤差データを復号して追加誤差値を算出する追加誤差値復号化手段と、
    前記予測誤差を用いて注目画素の相対的に低画質の画素値を算出する第1画素値算出手段と、
    前記追加誤差値を用いて注目画素の相対的に高画質の画素値を算出する第2画素値算出手段と、
    を備える画像復号化装置。
  5. 符号化された画像データを入力する手段と、
    相対的に低画質の量子画像データを入力する手段と、
    追加符号データを入力する手段と、
    符号化された前記画像データに含まれるビット数データを切り出す切り出し手段と、
    前記ビット数データを復号する手段と、
    前記ビット数データを用いて前記追加符号データに含まれる追加誤差データを復号して追加誤差値を算出する追加誤差値復号化手段と、
    前記量子画像データ及び前記追加画素値を用いて注目画素の相対的に高画質の画素値を算出する画素値算出手段と、
    を備える画像復号化装置。
  6. 相対的に低画質の量子画像データを入力する手段と、
    追加符号データを入力する手段と、
    最大ビット数データを入力する手段と、
    前記最大ビット数データを用いて前記追加符号データに含まれる追加誤差データを復号して追加誤差値を算出する追加誤差値復号化手段と、
    前記量子画像データ及び前記追加画素値を用いて注目画素の相対的に高画質の画素値を算出する画素値算出手段と、
    を備える画像復号化装置。
  7. 相対的に低画質の量子画像データを入力する手段と、
    追加符号データを入力する手段と、
    前記量子画像データのうちの処理対象となる注目画素の予測画素値を算出し、前記注目画素の実際の画素値と前記予測画素値を用いて予測誤差値を算出する予測誤差算出手段と、
    前記予測誤差値を用いて最大ビット数を算出する手段と、
    前記最大ビット数を用いて前記追加符号データに含まれる追加誤差データを復号して追加誤差値を算出する追加誤差値復号化手段と、
    前記量子画像データ及び前記追加画素値を用いて注目画素の相対的に高画質の画素値を算出する画素値算出手段と、
    を備える画像復号化装置。
  8. コンピュータに、
    画像データを入力するステップと、
    前記画像データのうちの処理対象となる注目画素の予測画素値を算出するステップと、
    前記注目画素の実際の画素値と前記予測画素値を用いて予測誤差値を算出するステップと、
    前記予測誤差値をビット数と誤差値からなる情報で符号化するステップであって、前記ビット数が有効ビット数を超える場合に、前記有効ビット数分の上位ビットのみを誤差値として符号化するステップと、
    前記予測誤差値のうち、前記有効ビット数分の上位ビットを除く下位ビットのみを追加誤差値として符号化するステップ
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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