JP2014139435A - アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】SMA要素の正確な与圧調整を簡単に行うことができるアクチュエータ、ならびに、その製造方法を提供する。
【解決手段】1つの可動な作動要素7と、この作動要素の1方向運動のための1本のワイヤ状SMA要素2と、少なくとも部分的に非導電性プラスチック材料からなり、1つの導電路6を有する構造部5とを備えたアクチュエータであって、該SMA要素2の少なくとも1つのワイヤ端部3に導電性材料からなり1つの接触面を有する1つの結合部4が固定されているアクチュエータにおいて、該結合部4が該構造部の非導電性材料からなる部分に固定され、その結果、接触面の導電路6との電気的接触が保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、SMA(形状記憶合金:shape memory alloy)要素により作動される可動要素ないしは作動要素を備えたアクチュエータに関する。このSMA要素は形状記憶合金で作られた、長く延伸された例えばワイヤ状の要素である。これについて以下に述べる。
この種のアクチュエータは例えば特許文献1で公知である。SMA要素のワイヤの少なくとも1端に1つの結合部が、従来技術ではクランプ結合により固定されている。このワイヤ端部は前記結合部によりアクチュエータの、少なくとも部分的に非導電性材料からなる構造部と機械的かつ電気的に結合されている。この構造部はアクチュエータのベースフレームまたはケーシングであるか、あるいは、作動要素でもある。この電気接続を介してSMA要素に通電されると、加熱に起因する相転移によりこの形状記憶合金は縮小し、この作動要素が運動する、あるいは作動ストロークを実行する。電流が遮断され、冷却されると、元の相への転移が生じ、このSMA要素は、例えばこの作動要素の作動ストローク方向とは逆方向に作用するばね要素に補助されて、再び元の長さに戻る。
アクチュエータの構造部にSMA要素を電気的かつ機械的に結合する為に、従来はこの結合部は構造部の導電路に、半田付けのような導電性の材料結合で(特許文献2、3)、またはクランプで(特許文献4、1)固定されている。特許文献5には、冒頭に述べた種類のアクチュエータが記載されており、ワイヤ状のSMA要素の端部にクランプ結合部が固定されている。アクチュエータの導電路に電気的かつ機械的に接続するために、この導電路には鈎形の要素が一体に成形されており、この鉤型要素にクランプ結合部が嵌め込まれている(例えば図21を参照)。この場合には、導電路は構造部と結合されているので、この結合部は同時に構造部に間接的に固定されている。
米国特許出願公開第2004/0256920号明細書 特開2008−038802号公報 米国特許出願公開第2012/0174572号明細書 米国特許第7650914号明細書 独国特許第602005002401号明細書(DE6020 05002401T2)
この作動要素の作動ストロークの正確な制御を可能とする為には、SMA要素が或る与圧をかけられてアクチュエータに組み込まれるか、あるいは、そのワイヤの両端でアクチュエータの構造部と結合されなければならない。このために今日では2つの組立方法が利用されている:
その第1の方法では、最初に結合部がアクチュエータの構造部の導電路に半田付けされ、次いで、引っ張り力を掛けられたワイヤ端部が結合部のクランプ要素に固定される。この組立方法では、組み立て中にSMA要素の最大負荷を超えないために、かつ、SMA要素を予め与えられた与圧で正確に組立てるために、複雑な工程管理が必要である。
第2の組立方法では、SMA要素が与圧下でアクチュエータの構造部に固定される時には、結合部のクランプ要素は既にSMA要素と結合されている。この方法の欠点は、SMA要素の与圧を制御することが不可能であること、言い換えれば、多大なプロセス技術的な手間を掛けてのみ可能であることである。さらに、結合部を導電路に半田付けする際に、SMA要素に過大な熱負荷が掛かる危険がある。このような熱負荷は導電性の接着剤により避けることができるが、これも多大なプロセス技術的な手間を要する。
本発明の課題は、SMA要素の正確な与圧調整を簡単に行うことができるアクチュエータ、ならびに、その製造方法を提供することにある。
アクチュエータに関する課題は請求項1により、接合部が構造部の非導電材料と機械的に結合され、かつ、接合部の接触面が導電路と電気的に接触するように構成することによって解決される。結合部を導電路に固定することによって電気的な結合と機械的な結合が同時に保証される従来のアクチュエータとは異なり、本発明では、電気的結合と機械的結合が互いに分離されている。すなわち、この結合部は構造部の非導電性材料からなる部分に例えば嵌め合い結合で固定され、これによって、結合部の他の部分、すなわち、その接触面は導電路との接触が保持される。すなわち、この接触面は導電路に押し付けられ、このようにして結合部と導電路との電気的接触が行なわれる。
従来のアクチュエータでは、ワイヤの両端が結合部に既にクランプ留めで固定されている場合、SMA要素に熱負荷を与える半田付け結合のみが実用的には考慮対象となるのに対し、本発明によるアクチュエータでは、SMA要素への熱侵入がないか、あるいは、半田付けの場合よりも少なくとも熱侵入が少ない、数多くの結合方法を適用することができる。
さらに、結合部と導電路とが組立時に協働して滑り結合することができ、これによって、SMA要素の与圧調整過程で結合部は導電路に対して問題なく動くことができる、という利点がある。SMA要素に所望の与圧が与えられるとすぐに、構造部の非導電材料への結合部の機械的な固定が行なわれる。
アクチュエータの製造方法あるいは組立方法に関する課題は請求項13により解決される。この方法では、そのワイヤの少なくとも1端に既に1つの結合部が存在している1つのSMA要素が用意される。この結合部はクランプでワイヤ端部に固定された別個の部分であるか、あるいは、SMA要素に一体に成形されている。ここでクランプというのは、結合部ないしはその一部が可塑的に変形され、その時にワイヤ端部が挟みこまれる接合方法を意味する。
少なくとも1つの結合部を備えたSMA要素が、その接触面が構造部の導電路と接触するようにアクチュエータに位置決めされる。ワイヤ端部に引っ張り力を加えることによって、SMA要素に与圧が加えられる。与圧が加えられている間に、SMA要素は場合によっては伸び、その場合には長くなり、導電路は結合部に対して滑る基盤の役を果たす。SMA要素の与圧が目標値に到達すると、結合部は構造部のプラスチック材料に固定される。この固定によって、結合部接触面と導電路との電気的な接触が、SMA要素に熱的な負荷をかける半田付け工程を必要とすることなしに、恒久的に実現される。結合部と導電路との電気的接触の品質は、必要があれば、両部品間に導電性材料、例えば接触ペーストを介在させることにより最適化することができる。構造部プラスチック材料への結合部の固定は、接着剤の使用により、または、有利にはプラスチック材料の溶着、例えば熱カシメにより、SMA要素への熱侵入を比較的少なくして行うことができる。
添付した図を参照して本発明を詳細に説明する。
1本のSMAワイヤを備えたアクチュエータの著しい模式図。このワ イヤの両端にそれぞれ、アクチュエータの構造部に固定するための 1つの結合部が設けられている。 結合部の平面図。 図2Aを矢印S方向から見た側面図。 導電路を備えた構造部の一部を図1の矢印IIIから見た図。ここで は結合部は構造部に未だ固定されていない。 図3における構造部。ここでは結合部は前組立状態であり、その接 触面は導電路に当接している。 図4のV−V線に対応する断面図。 図3の構造部。構造部に結合部が固定されている。 図6とは異なる方法で固定された結合部を備えた構造部。図3に対 応した表示。 図3に対応する構造部の代案。 複数のSMA要素からなる半製品の平面図。 図9に対応する半製品の代案。 図10のXI−XI線に対応する断面図。 構造部の代案を図3に対応して示している。 図12のXIII−XIII線に対応する断面図。
図1で模式的に示された、ここで問題となっている種類のアクチュエータは長く伸ばされた1つのSMA要素2を含み、このSMA要素は例えば円形断面形状を有するワイヤとして形成されているのが好ましい。ここ以降では、ワイヤ状のSMA要素2が例示される。その場合、その両端がワイヤ両端部と記載される場合には、異なる形状のSMA要素の両端をも示している。
SMA要素2のワイヤ両端部3に、それぞれ1つの結合部4が固定されている。少なくとも1つの結合部が、一方でワイヤ両端部3の構造部5との機械的固定が保証され、他方で構造部5に配置されている導電路6との電気的結合が保証されるように、アクチュエータ1の構造部5と結合されている。このSMA要素2は、アクチュエータ1の可動部と協働する。この可動部は、以下、作動要素7と記載される。この作動要素7は、例えば、(図示されていない)弁開口部を制御する弁プランジャーである。SMA要素2の中央部8が作動要素7と連結されており、このSMA要素が通電されることにより、縮んで短かくなると、作動要素7で支えられているので、この作動要素は移動することができ、すなわち作動ストロークを実行することができる。この例では、SMA要素2はV字形に形成されており、これが短くなると作動要素7は矢印9の方向に移動する。作動要素7が上記作動方向と逆方向に1つのばね要素10、例えば、螺旋コイルばねで付勢されているのが目的に適っており、この螺旋コイルばねが作動要素を元の位置に戻し、SMA要素2を元の状態に戻す作用をする。構造部5は、例えばケーシング部または作動要素7自身とすることもできる。
この構造部は、全体が、または、その一部がプラスチック、好ましくは熱可塑性プラスチックのような非導電性材料から成り、使用されるプラスチックの種類とは無関係にMID(molded interconnect device:モールド式相互接続デバイス)構造部として形成されるのが好ましい。これは、導電路6を形成する導電層が、例えばレーザ直接パターンニングにより、その上に被着されている構造部である。
構造部5へSMA要素2を上述したように電気的および機械的に固定するために、両結合部4の少なくとも一方が、構造部の非導電性材料に機械的に結合されている。SMA要素2に通電するのに必要な電気的接触は、結合部4に接触面13が備えられており、結合部4がこの接触面13によって結合部用に配置された導電路6に当接することにより、それによって、この導電路6と点接触、線状接触または面状接触をすることにより行なわれ、こうして、構造部4と導電路6との電気的な接続が得られる。
構造部5の非導電性材料と結合部4とは嵌め合い結合または摩擦結合で結ばれており、この結合がアクチュエータ1の運転中に、すなわち、SMA要素2が短くなっている時に、引っ張り力ZBに対抗する。嵌め合い結合または摩擦結合を実施するために、例えばレーザパルスを制御することにより熱可塑性プラスチックが局所的に軟化される。軟化された材料の変形により、構造部の一部がその中に埋め込まれるか、または、これと接触する。結合部4に1つの開口部14が開けられており、この開口部14が少なくとも部分的に構造部5のプラスチック材料15で充填されている(図6)ことによって、少なくとも1つの摩擦結合が実現されるのが好ましい。
SMA要素2を組立てるために、結合部4を組み立てる前の状態において、結合部に1つの把手部16が設けられており、これは後に、SMA要素2が構造部5に固定されると、切り離される。この様子が図2の破線17で示されている。結合部4に固定されたSMA要素2が図2の破線で示されている。把手部16はSMA要素2とは反対側の結合部4の端部に配置されるのが目的に適っている。
結合部4とワイヤ端部3との相互の固定はクランプ結合で確保される。このために結合部4に1つのクランプ要素18が配置されている。ワイヤ端部3を挟みこんで固定するために、クランプ要素18は2つの連結用押さえ部19を含んでおり、これらが塑性変形することによりワイヤ端部3をその間に挟みこんで固定する(図2B)。
図6に例示された組立状態において、すなわち、結合部4が構造部5のプラスチック材料15に固定され、導電路と電気的に接続されている場合に、構造部5を向いた結合部4の接触面13は導電路6に、あるいは結合部4を向いた導電路6の対向接触面20に、押付け力によって当接している。この押付け力は、構造部5のプラスチック材料と結合部4との間の機械的結合により確保される。後で生じる沈下現象または材料劣化現象に対処するために、または、許容差調整のためにも、結合部4がその接触面13によって導電路6または対向接触面20に弾性的に支持されているのが目的に適っている。これは例えば、別個のばね要素、または、ばね機能を有する結合部形状によって保証することができる。結合部4全体または電気的接触のために導電路6と協働する結合部4の少なくとも一部が、弧状に湾曲された板ばね23として形成されているのが好ましい(図2B)。この場合、その導電路6を向いた側24は少なくとも部分的に接触面13aに当接しており、例えば凹形に湾曲されている。ばね機能を保証する他の形状も勿論可能である。SMA要素2の組立時に、板ばね23は矢印25の方向に力を加えられ、導電路6すなわち対向接触面20に押し付けられる。この時、板ばね23は平らになるので少なくともその側面部26が、導電路6の長手方向を基準にして、導電路6とほぼ平行に伸び、これと面接触、線接触または点接触状態となる。
特に有利な実施形態では、アクチュエータ1は、これを貫通する開口部14が接触面13に達するように形成されている。もう一つの穴43が導電路6に開けられており、この穴43が結合部の開口部14と?がっている(特に図3〜図6参照)。結合部4と構造部5との嵌め合い結合を行なうプラスチック材料15が穴43を通って結合部4の開口部14に入り込む(図6)。この形態により、場所を取らずにSMA要素2を構造部に結合することができる。というのは、結合部はせいぜい導電路の幅に相当する幅を有すればよいので、結合部を構造部5のプラスチック材料に固定するために、結合部が導電路から横方向に飛び出すことはないからである。この場合、穴43の寸法は導電路6、ないしは対向接触面20の内部に配置されるように、すなわち、穴43が環状に閉じられた開口縁11で囲まれるように決められる。
結合部4の他の有利な実施形態では、開口部14が、ワイヤ端部3の長手方向28、すなわち導電路の長手方向に伸びている長穴27として形成されている。開口部14のこのような形状は、SMA要素2の組立に際して、この開口部14によって、SMA要素2の与圧調整時にワイヤ端部3の長手方向28における結合部4が移動できるという点で有利である。この長穴27に突き出すプラスチック材料は、嵌め合い結合が生じるように、長穴27を少なくとも部分的に充填される。この嵌め合い結合により、この場合、また他の実施例でも、SMA要素の予め設定された応力が、恒久的に維持されるような簡単な組み立て方法が得られる。部分的にしか充填しなくても、プラスチック材料15は長穴27をその幅方向29には充填するので、プラスチック材料15と長穴27の内壁との間に少なくとも摩擦結合および/または材料結合が生じる。全く一般的に、プラスチック材料15と結合部4との間の結合を、プラスチック材料15および/または結合部4の互いに協働する境界面の接触部分をざらざらにする、あるいは、他の方法でパターンをつけて互いに噛合わせる、ことにより強めることができる。結合部の長穴27または他の形状の開口部14を少なくとも部分的に充填するプラスチック材料は、図6に示されているように、導電路6とは反対側にある結合部4の穴縁部31に重なる。
長穴27としての開口部14の形態は、組立時に、および、その場合にSMA要素2に与圧が与えられる時に、結合部4を正確に長手方向28に沿う運動軌道に案内するのにうまく利用できる。これを実現する他の可能性として、構造部5に、結合部4を少なくとも部分的に収容し、ワイヤ端3の長手方向28にそって延びる溝付きガイドリンク33(図12)を設けることがある。この溝付きガイドリンク33は、互いに対向する2つの溝壁34で結合部4を囲んでいる1つの溝35で形成されているのが好ましい。
前述したように、結合部4はクランプ要素18によりSMA要素2に、ないしはそのワイヤ端部3に固定される。1つの有利な形態ではこの方式の固定は不要である。そうではなくて結合部4はSMA要素2、ないしはそのワイヤ端部3と一体に形成されている(図10〜図13)。この種のSMA要素2は例えば融解紡糸により製作することができる。この方法では形状記憶合金、例えばTiNiの融解物がノズルから押し出され、冷却された回転中のドラムに吹き付けられる。そこに生成される帯状のSMA要素2から、例えばPEM加工(精密電気機械エッチング加工)により複数の構成体が加工成形される、すなわち、両方のワイヤ端部3に結合部4が付いた1つのSMA要素2が作り出される。これらの結合部が、さらに把手部16を備えていると有利である。
製造を簡易化することに関しては、図9、図10に示すように、複数のSMA要素2で構成される複数の半製品36を形成するのが目的に適っている。1つの半製品36は、場合によっては1つのリールに巻かれた1本のSMAワイヤ41を含み、このワイヤに1つのSMA要素2に相当する間隔で複数の結合部4が配置されている。
1つのアクチュエータ1を製造するには、上述した方式の1つのSMA要素2、すなわち、そのワイヤ端部3の少なくとも1端に、これと一体成形された、または、クランプ結合された1つの結合部4が配置されている1つのSMA要素2が用意される。このSMA要素2は、結合部4の接触面13が構造部5の導電路6ないし対向接触面20に当接するようにアクチュエータ1に位置決めされる。ここで述べている方式のアクチュエータ1が問題なく作動する為には、そのSMA要素2が或る与圧をかけられてアクチュエータ1に、ないしアクチュエータ1の構造部5に固定されていなければならない。このために、SMA要素2のワイヤ両端部に制御しながら引っ張り力Zをかけて与圧が与えられる。SMA要素2の与圧が予め決められた目標値に達すると、結合部4が構造部5に固定されるが、この固定は結合部4と導電路6との間ではなく、結合部4と構造部5のプラスチック材料との間で行われる。この結合を行なうために、少なくとも部分的に熱可塑性プラスチックからなる構造部5が使用される。ここで、このプラスチック材料の一部は加熱により軟化され、このプラスチック材料と結合部4との間に嵌め合い結合および/または摩擦結合が形成されるように変形される。
嵌め合い結合および/または摩擦結合を生じさせるために、1つの有利な代案では、熱可塑性プラスチック材料からなる少なくとも1つの突出部37を有する構造部5が使用される。この突出部は軟化され、上述の方法で、つまり、SMA要素2に所望の与圧がかかっている状態で、結合部5が嵌め合い結合および/または摩擦結合で構造部5に固定されるように変形される。
特に有利な代案では、開口部14による穴が開けられた結合部4が、突出部37が結合部4の開口部14を貫通するように位置決めされる(図5)。この突出部37、ないし、開口部14から突き出た余剰突出部38は加熱によって軟化され、例えば熱カシメによって、後に硬化する軟化された熱可塑性プラスチック材料が開口部14を少なくとも部分的に充填し、上述したプラスチック材料15を形成するように変形される。開口部14の長手方向28における内法39(図4)が同じ方向で測った突出部37の寸法(図3、12)よりも大きいという開口部14との組合せ効果によって、SMA要素2の組立中における結合部4の長手方向28における可動性が生じ、その結果、SMA要素2の所望の与圧を問題なく調整することができる。SMA要素2に与圧がかかっている状態での結合部の案内は、上述したような溝付きガイドリンク33によっても確実に実施できる。上述した方向における案内は突出部37と、長穴27として形成された結合部4の開口部14とだけでも実現できる。このためには、突出部37の寸法は長穴27に相当する幅32と、長穴27よりも小さい長さ44でなければならない(図7)。こうして、結合部4はSMA要素2に与圧がかかっている状態において、幅方向で突出部37に固定されるが、ワイヤ端部3の長手方向に沿って可動である。
結合部4の構造部5への固定が突出部37の熱カシメによって行われると有利である。すなわち、この突出部はスタンピング工具で軟化され、軟化されたプラスチック材料15が結合部4の開口部14を少なくとも部分的に充填して嵌め合い結合および/または摩擦結合を形成するように変形される。
SMA要素2の位置決めおよび与圧付与のための結合部4の取扱いは、結合部に付設された把手部16によって容易になる。例えば平らな形状の把手部16は、SMA要素2の組立が終了すると取り除かれる。この把手部16を残った結合部4から容易に切り離すために、切り離しゾーン45が設けられており、これは一般には材料脆弱部として、特別にはより薄い結合帯として形成されている。この把手部16は好ましくは結合部よりも大きく、より幅広であるが、この把手部は取扱い工具42と協働する取扱い要素47を有している(図8)。この取扱い要素47は、好ましくは把手部16を貫通する2つの凹部48で形成されている。これらの凹部48に取扱い工具42の2つのピン49が挿入される。把手部16を確実に保持するために、これらのピン49が凹部48を貫通するのが目的に適っており、ピン49の余剰突出部50が把手部16の構造部5の側に突き出ている。これが問題なく行なえるように、構造体に窪みあるいは段差53が設けられており、この段差部にピンの2つの余剰突出部50が突出することができる。
1 アクチュエータ
2 SMA要素
3 ワイヤ端部
4 結合部
5 構造部
6 導電路
7 作動要素
10 ばね要素
13 接触面
14 開口部
15 プラスチック材料
16 把手部
17 切り離しゾーン
18 クランプ要素
20 対向接触面
33 溝付きガイドリンク

Claims (19)

  1. 1つの可動な作動要素(7)と、この作動要素の1方向運動のために作用する1本のワイヤ状SMA(形状記憶合金)要素(2)と、少なくとも部分的に非導電性プラスチック材料からなり、1つの導電路(6)を有する1つの構造部(5)とを備えたアクチュエータであって、該SMA要素(2)の少なくとも1つのワイヤ端部(3)に導電性材料からなり1つの接触面(13)を有する1つの結合部(4)が固定されているアクチュエータにおいて、該結合部(4)が該構造部の非導電性材料からなる部分に固定され、その結果、該接触面(13)の該導電路(6)との電気的接触が保持されることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記構造部(5)の前記プラスチック材料が熱可塑性プラスチックであることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記結合部(4)が1つの開口部(14)を有し、
    この開口部が少なくとも部分的に前記構造部(5)の前記プラスチック材料で充填されていることを特徴とする請求項1または2に記載のアクチュエータ。
  4. 前記開口部(14)が、前記接触面(13)に達し、かつ、前記導電路に前記開口部とつながる穴(43)が開けられており、
    この穴を通って構造部(5)のプラスチック材料(15)が結合部(4)の開口部(14)を貫通することを特徴とする請求項3に記載のアチュエータ。
  5. 前記開口部(14)が、ワイヤ端部(3)の長手方向に延びている長穴(27)であることを特徴とする請求項3または4に記載のアクチュエータ。
  6. 前記構造部(5)に、前記結合部を少なくとも部分的に収容しワイヤ端部(3)の長手方向(28)に延びている1つの溝付きガイドリンク(33)が設けられていることを特徴とする請求項1から5の1つに記載のアクチュエータ。
  7. 前記溝付きガイドリンク(33)が、互いに対向する2つの溝壁(34)で結合部(4)を囲んでいる1つの溝(35)で形成されていることを特徴とする請求項6に記載のアクチュエータ。
  8. 前記結合部(4)が、その接触面(13)によって弾性的に導電路(6)に支持されることを特徴とする請求項1から7の1つに記載のアクチュエータ。
  9. 前記結合部(4)が弧状に湾曲した1つの板ばね(23)を含み、
    この板ばねの導電路(6)を向いた側(24)が、少なくとも部分的に前記接触面(13)に当接していることを特徴とする請求項8に記載のアクチュエータ。
  10. 前記結合部(4)が1つのクランプ要素(18)を含み、
    このクランプ要素によって結合部(4)が、ワイヤ端部(3)に固定されていることを特徴とする請求項1から9の1つに記載のアクチュエータ。
  11. 前記結合部(4)が、前記ワイヤ端部(3)と一体形成されていることを特徴とする請求項1から10の1つに記載のアクチュエータ。
  12. 前記構造部(5)が、MID式構造部であることを特徴とする請求項1から11の1つに記載のアクチュエータ。
  13. 請求項1から12の1つに記載のアクチュエータ(1)を製造する方法であって、次のステップを有する方法:
    a)1つのSMA要素(2)が用意され、その少なくとも1つのワイヤ端部(3) に1つの結合部(4)が配置され、
    b)該SMA要素(2)が、結合部(4)の接触面(13)が構造部(5)の導電 路(6)と接触するように前記アクチュエータに位置決めされ、
    c)該SMA要素(2)に、ワイヤ端部(3)に引っ張り力(Z)を加えることに よって与圧が与えられ、
    d)該SMA要素(2)の与圧が目標値に達すると、前記結合部(4)が前記構造 部(5)のプラスチック材料に固定される。
  14. 構造部(5)が、少なくとも部分的に熱可塑性プラスチックからなり、
    このプラスチック材料の一部が熱作用により軟化され、このプラスチック材料と前記結合部(4)との間に、嵌め合い結合および摩擦結合のうち少なくとも一方が形成されるように、このプラスチック材料が変形されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 構造部(5)が、熱可塑性材料からなる1つの突出部(37)を有し、
    突出部(37)が、結合部(4)を固定するために軟化され、変形されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記突出部(37)が結合部(4)の開口部(14)を貫通するように、前記結合部(4)が前記導電路(6)に位置決めされることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 結合部(4)に、1つの把手部(16)が付設され、
    前記SMA要素(2)に与圧を与えるために結合部(4)のこの把手部(16)が掴まれることを特徴とする請求項13から16の1つに記載の方法。
  18. 前記把手部(16)が、SMA要素(2)とは反対側の結合部(4)の端部に配置されているように構成された結合部(4)が使用されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記結合部(4)を前記構造部(5)に固定した後で、前記把手部(16)が切り離されることを特徴とする請求項17または18に記載の方法。
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