JP2014137751A - 電気自動車用電力売買管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気自動車(EV)のユーザが電力事業者に対して有利に電力売買させる仕組みを通じて、EVの普及を促進する。
【解決手段】EV用電力売買管理装置は、相互に対応付けられた店舗広告情報と電力売買特典情報とを含む電力売買促進情報をEVのユーザ宛てに送信する電力売買促進情報送信部31と、ユーザが、受信した電力売買促進情報に含まれる店舗広告情報を閲覧したことを検出する閲覧検出部32と、ユーザのEVが、電力売買促進情報に対応付けられた駐車場に来場したことを検出する来場検出部33と、店舗広告情報を閲覧したユーザのEVが駐車場3の充放電装置5で電力売買するときは、ユーザに所定の特典を付与する特典付与部34とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、電気自動車用電力売買管理装置に関する。
昨今、地球温暖化対策として化石燃料以外のエネルギー利用として太陽光発電や風力発電等と共に、電気自動車(EV)が提供され、その普及が図られている。その一環として、EVを所有すれば、電力事業者との間で電力売買に関してEV所有者にとって有利となる環境を提供することが考えられる。
一方、現状では、電力の売買に関して次のようなシステムあるいは技術が知られている(特許文献1,2)。
特許文献1は、電力使用量計測課金システムを開示する。該電力使用量計測課金システムは、各電力使用者側に設置されて電力の使用量を積算する積算電力メータと、集中管理システム(サーバ)とをインターネットで接続し、集中管理システムが、インターネットを介して送られて来る各積算電力メータから計測データに基づいて各電力使用者の電力料金を計算する(特許文献1/図1及び図2)。
特許文献2は、複数の売電事業者からの電力送電線と複数の電力需要家への電力送電線との間に介在する電力供給装置を開示する(特許文献2/図1)。該電力供給装置は、個々の需要家に対してあらかじめ定められた品質が維持できる範囲で電力量を決定して、決定した電力量に基づいて売電事業者に電力を発注する(特許文献2/図2及び図18)。
特許第3538154号公報 特許第3591300号公報
しかしながら、特許文献1,2のように、従来の技術では、電力料金の計算又は複数の売電事業者からの電力購入について言及するものの、EV所有者と電力事業者との間の電力売買量を増大させる仕組みについてなんら教示していない。
本発明の目的は、電気自動車のユーザが電力事業者に対して有利に電力売買させる仕組みを通じて、電気自動車の普及を促進する電気自動車用電力売買管理装置を提供することである。
本発明の電気自動車用電力売買管理装置は、相互に対応付けられた店舗広告情報と電力売買特典情報とを含む電力売買促進情報を電気自動車のユーザ宛てに送信する電力売買促進情報送信部と、ユーザが、受信した電力売買促進情報に含まれる店舗広告情報を閲覧したことを検出する閲覧検出部と、ユーザの電気自動車が、前記電力売買促進情報に対応付けられた駐車場に来場したことを検出する来場検出部と、ユーザが前記店舗広告情報を閲覧し、該ユーザの電気自動車が、該電力売買促進情報に対応付けられた駐車場に来場したときは、該電力売買促進情報に対応付けられた充放電接続器を介して該電気自動車の蓄電池が充放電されることにより行われる電力事業者との電力の売買に対し、該電力売買促進情報に含まれる電力売買特典情報に対応する特典を該ユーザに付与する特典付与部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、電気自動車のユーザは、店舗広告情報を閲覧し、該電力売買促進情報に対応付けられた駐車場に電気自動車で来場したときは、電気自動車の蓄電池が、該電力売買促進情報に対応付けられた充放電接続器を介して充放電されることにより行われる電力事業者との電力の売買に対し、該電力売買促進情報に含まれる電力売買特典情報に対応する特典を付与される。こうして、ユーザによる特典目当ての電力売買が活発化するとともに、このような特典を知った人々に、電気自動車購買の機運を増大させ、電気自動車の普及が促進されることになる。
本発明において、前記電力売買促進情報送信部は、電力売買促進情報に対応付けられた駐車場を共同提供している複数の店舗が個別に設定した電力売買特典情報を含む電力売買促進情報を電気自動車のユーザ宛てに送信してもよい。
この場合、電気自動車のユーザは、複数の電力売買特典情報の中から、自分に有利な電力売買特典情報に対応付けられる店舗広告情報を選択して、閲覧することにより、特典を受けるための閲覧を効率化することができる。
本発明において、前記特典付与部は、ユーザによる電力売買促進情報の店舗広告情報の閲覧が、電力売買促進情報に対応付けられた閲覧期限内に行われたときのみ、前記特典を付与してもよい。
この場合、店舗広告情報の閲覧について閲覧期限を設定することにより、ユーザが、店舗の駐車場とは別の場所、例えば、自宅等で閲覧を済ませてから、店舗に出かけたりする場合にも、本発明を円滑に適用することができる。
本発明において、前記特典付与部は、電力売買促進情報に対応付けられた駐車場へのユーザの電気自動車の来場が、該電力売買促進情報に対応付けられた来場期限内であるときのみ、前記特典を付与してもよい。
この場合、電気自動車による駐車場への来場期限を設定することにより、ユーザが駐車場とは別の場所、例えば自宅で店舗広告情報を閲覧したにもかかわらず、期限内に駐車場に来なかったユーザを排除して、特典を付与することができる。
本発明において、前記電力売買促進情報送信部は、電気自動車により駐車場に来場中のユーザに限定して、該駐車場に対応付けられた電力売買促進情報を送信してもよい。
この場合、店舗の駐車場への電気自動車の来場と、店舗広告情報の閲覧と、電力売買とが、ほぼ同時になるので、処理を能率化することができる。
本発明において、前記来場検出部は、ユーザの電気自動車が、電力売買促進情報に対応付けられた駐車場に来場したことを、該電気自動車が、該駐車場の充放電接続器に接続されたことから検出するものであってもよい。
この場合、ユーザが、電力売買促進情報に対応付けられた駐車場に来場したことの確認が容易になる。
本発明において、前記電力売買促進情報送信部は、電気自動車のユーザ宛てへの電力売買促進情報を、前記充放電接続器の接続ケーブルを介する有線通信により該ユーザの電気自動車のカーナビに送信してもよい。
この場合、スマートフォンのような無線式情報端末を携帯して来なかったユーザにも対応することができる。
本発明において、前記特典付与部が付与する特典は、電力事業者に対するユーザの電力売買について前記店舗広告情報の広告主がユーザに直接又は間接に支払う奨励金であってもよい。
この場合、電気自動車のユーザは、広告主から電力売買について経済的なメリットを受けるので、その他の特典に比して、店舗広告情報の閲覧を通じた電力売買を活発化させることができる。
EVによる電力売買対応のショッピングセンターの全体概略図。 EV用区画におけるEVの電力売買についての説明図。 ショッピングセンターにおける電力売買システムのブロック図。 電力売買システムのフローチャート。 ポイント付き広告一覧表を例示する図。
図1を参照して、EV(電気自動車)7による電力売買対応のショッピングセンター(商業施設の一例)1について説明する。ショッピングセンター1は、建物2と、建物2に併設される駐車場3とを備える。建物2には、商品を販売したり飲食等のサービスを提供する複数の店舗9が入居する。駐車場3には、EV7用の複数のEV用区画4が設けられている。各EV用区画4には1つの充放電装置5(充放電接続器の一例)が配備され、充放電装置5は、電力売買の際には、EV用区画4に駐車中のEV7に、電力ケーブル(接続ケーブルの一例)6を介して接続される。
ユーザは、EV7を運転して、ショッピングセンター1の駐車場3に来場し、EV7を駐車場3の空いているEV用区画4に駐車させる。そして、EV7に充放電装置5を接続してから、建物2内の店舗9へ行き、買い物や飲食等の用事を所定の店舗9で済ましてから、EV用区画4へ戻る。その後、EV7を充放電装置5から切り離し、再び、EV7に乗り込んで、駐車場3から退場して、自宅等の次の目的地へ向かう。
図2を参照して、EV7の電力売買について説明する。EV7は、タイヤを駆動する電動機14と、該電動機14を駆動する電力を蓄電する蓄電池15と、車体内部の蓄電池15に接続されて車体外部に配備される充放電接続口16とを備える。コネクタ23は、電力ケーブル6の先端に取付けられ、EV7の充放電接続口16に着脱自在に装着される。EV7の充放電接続口16へのコネクタ23の着脱作業は、EV7のユーザでなく、EV用区画4に配備された専門の作業員(図示せず)により行われてもよい。
ユーザ19は、スマートフォン20を携帯する。ユーザ19は、スマートフォン20を操作して、所定の広告を閲覧したり、EV7の蓄電池15を充電(買電)及び放電(売電)のどちらにするかや今回の売買電力量を指定したりする。
図3はショッピングセンター1における電力売買システムのブロック図である。図3において、各ブロック間の情報の流れは破線で示し、各ブロック間の電力の流れは実線で示している。各ブロックの詳細な機能については、図4において後述し、図3では、ブロック間の接続関係を説明する。
ショッピングセンター1の建物2に入居している各店舗9の販売業者48(図4)は、PC(パソコン:図示せず)を介してサーバ30(電気自動車用電力売買管理装置の一例)に所定の指示を送るようになっている。サーバ30は、ショッピングセンター1を経営するセンター事業者49(図4)が運用しており、電力売買促進情報送信部31、閲覧検出部32、来場検出部33及び特典付与部34を備える。なお、電力売買促進情報送信部31、閲覧検出部32、来場検出部33及び特典付与部34は、所定のプログラムをサーバ30において実行することに伴い実現される機能である。充放電装置5は、電力事業者43の系統電力網44と、駐車場3におけるユーザ19のEV7との間に介在し、蓄電池15に対する充電と放電とを切替自在になっている。
図3に図示されているユーザ19は、ショッピングセンター1に入れ替わり立ち替わりに訪れる多数のユーザを意味している。ユーザ19は、EV7と情報端末39とを有する。情報端末39は、例えば、スマートフォン20(図2)、EV7のカーナビ、Wi−Fi接続可能なタブレットパソコン、又はインターネットに接続されている自宅のPCである。
図4は、電力売買システムのフローチャートを示す。電力売買システムには、各店舗9の販売業者48と、ショッピングセンター1を経営するとともにサーバ30を運用するセンター事業者49と、EV7のユーザ19とが関わっている。サーバ30が行う処理は、本発明の一例としてのEV用電力売買管理装置を構成する。図4には、ユーザ19及び販売業者48は、図示の便宜上、1つずつしか図示していないが、実際のシステムには、所定数の販売業者48と共に、多数のユーザ19が関与する。
STEP101では、販売業者48は、自分の店舗9におけるインターネット接続のPC(図示せず)を操作して、所定の設定頁を開き、該設定頁から自分の店舗9の広告(店舗広告情報の一例)の依頼、及び電力売買に関するポイント(特典情報の一例)を設定する。店舗9の広告とは、具体的には、例えばテレビコマーシャルのような音声付き動画であるが、チラシ広告のような音声無しの静止画にすることもできる。店舗9の広告には、例えば、本日、今週又は今月の特売品やお買い得品の写真が値段付きで紹介されている。
STEP201では、センター事業者49は販売業者48の広告を作成する。広告は、サーバ30が、STEP101において販売業者48に、所定のテンプレートに必要事項を記入させることにより、自動作成することが可能である。販売業者48の広告は、また、専門の広告作成業者に作らせて、サーバ30は、該広告作成業者から直接、又は販売業者48を介して間接に広告のデータを自分宛てに送らせたり、アップロード先のURL(Uniform Resource Locator)を自分宛てに知らせたりする形式であってもよい。
STEP202では、サーバ30は、STEP101において行われた販売業者48の設定に基づき、ポイント付き広告一覧表(電力売買促進情報の一例)を作成する。販売業者48の中には、ポイント無しで店舗9の広告のみをサーバ30に指示するものがある。その場合は、サーバ30は、その店舗9についてはポイント無し(ポイント=0)とするポイント付き広告一覧表を作成する。ポイント付き広告一覧表は、一定時間間隔の締切期限を設定して、締切期限ごとに作成されたり、いずれかの販売業者48から広告の作成依頼又はポイント設定を受け付けるつど、更新されるように、なっていてもよい。
図5はサーバ30が作成するポイント付き広告一覧表を例示している。ポイント付き広告一覧表では、各広告に、その広告主としての販売業者48の店舗名、ポイント、広告の閲覧期限、駐車場3への来場期限が対応付けられる。店舗名“A”,“B”,“C”・・・がアンダースコア付きになっているのは、リンク先を広告コンテンツとするリンク(URLで指定)が店舗名のテキストに埋め込まれていることを示す。
ポイントの値は、%で示されており、小数で表現すれば、ポイントの値/100である。ポイントの値は、ユーザ19が充放電装置5を介して電力事業者43と電力を売買するときの計算因子になる。詳細は、STEP216で後述する。
図5のポイント付き広告一覧表では、1店舗(=1販売業者)1広告になっているが、ポイント、閲覧期限及び来場期限を異ならせて、1店舗が複数のポイント付き広告を掲載できるようにしてもよい。また、該ポイント付き広告一覧表では、ポイント値は、買電と売電とで共通となっているが、相違させることも可能である。
図5のポイント付き広告一覧表では、広告の閲覧期限、及び駐車場3への来場期限が掲載されているが、これは、ユーザ19が自宅等の、ショッピングセンター1以外の場所で該一覧表を閲覧したり、該一覧表に基づく広告の閲覧を想定した一覧表であるからである。第1バリエーション(後述)では、閲覧期限及び来場期限は省略となる。
STEP203では、電力売買促進情報送信部31は、図5のポイント付き広告一覧表を、インターネットを介してユーザ19の情報端末39にプッシュ型で毎日若しくは毎週1回若しくは数回、又は所定の販売キャンペーンごとにメール配信する。サーバ30は、各ユーザ19に対し、ユーザ19のID(識別子)、EV7のID、情報端末39のMAC(Media Access Control)アドレス、及びメールアドレス等の情報をD/B(データベース)に蓄積しており、ポイント付き広告一覧表の配信は、該D/Bのメールアドレス等に基づいて行われる。
STEP301では、ユーザ19は、ポイント付き広告一覧表を閲覧した後、ポイント付き広告を閲覧する。ユーザ19は、ポイント付き広告一覧表の中から、自分に有利な広告を選択し、その店舗名をクリック又はタッチする。これにより、情報端末39における画面が、ポイント付き広告一覧表の画面からポイント付き広告の画面に切替えられ、ユーザは、インターネット上で所定のURLを付けられているポイント付き広告を閲覧することができる。
ユーザ19は、通常、ポイント値の大きい広告を有利と考える。ユーザ19は、また、通常、最高ポイント値の店舗が複数存在するときには、自分が興味を感じた方の広告を有利と考える。ユーザ19は、ポイント付き広告一覧表をショッピングセンター1以外の自宅等で閲覧している場合は、ショッピングセンター1へ行く時間的都合に合うように、閲覧期限や来場期限に基づいてどの店舗9の広告を閲覧するかを決めることもある。
STEP204では、閲覧検出部32は、ユーザ19がSTEP301において広告を閲覧したか否か、及び閲覧した広告はどれかの閲覧実績を検出する。ユーザ19が情報端末39において広告を閲覧するならば、サーバ30から情報端末39へ広告コンテンツのデータがストリーム配信されたり、情報端末39のブラウザから受信の旨が届くので、閲覧検出部32は、この送信状況等からどのユーザ19がどのポイント付き広告を閲覧したかを把握することができる。
STEP205では、閲覧検出部32はユーザ19の閲覧実績をD/Bに登録する。
STEP302では、ユーザ19は、売買する電力量を情報端末39を介して指示する。この指示は、情報端末39以外に、充放電装置5の操作部やタッチパネルからも行うことができる。ユーザ19は、売電の場合は、帰宅時の電力量を確保して、売電量を決めることになる。なお、ユーザ19は、売買する電力量を具体的に指示する代わりに、帰宅のために確保しなければならない残蓄電量を売電時に指示したり、買電時に満充電を指示することもできる。
ユーザ19は、自宅のソーラーシステムや深夜電力を利用して、自宅の余剰電力によりEV7の蓄電池15を自宅で売電用に充電する。そして、ユーザ19は、自宅で電力事業者43に対して売電する代わりに、買い物等の用事がてら、ショッピングセンター1にEV7で乗り着け、ショッピングセンター1のEV用区画4においてショッピングセンター1のポイントを利用して、電力事業者43に対して売電を行う。自宅では、ポイントを利用した売電ができないのに対し、ショッピングセンター1では、買い物をしつつ、ポイントと言う特典付きの売電ができるからである。図4の電力売買システムによるユーザ19の売電形態の提供は、経済の活性化に寄与するとともに、EV7をもたない人には、購入の機運を盛り上げ、これによりEV7の普及が促進される。
ユーザ19は、EV7の蓄電池15を充電するための電力事業者43からの買電において、自宅では利用できないポイント付きの買電をショッピングセンター1では行うことができる。図4の電力売買システムによる買電形態の提供も、経済の活性化と、EV7の普及促進とに寄与することができる。
STEP210では、特典付与部34は、情報端末39から、売買する電力量の情報を受信する。
STEP303では、EV7はユーザ19又は専門の作業員により充放電装置5に接続される。
STEP211では、来場検出部は33は、電力ケーブル6及び充放電装置5を介してEV7から受信したEV7のIDの情報に基づいてEV7を特定し、特定したEV7が駐車場3に来場したことを検出する。特典付与部34は、特定されたEV7のユーザ19、該ユーザ19が充電及び放電のどちらを指示したか、該ユーザ19が指示した充放電量、該ユーザ19が閲覧した広告、及び該広告に対応付けられているポイントの値を把握することができる。
STEP212では、特典付与部34は、EV7の搭載する蓄電池15の充電又は放電の開始を充放電装置5に指示する。
STEP304では、EV7は、充放電装置5を介して供給される系統電力網44からの電力で蓄電池15を充電されるか、又は充放電装置5を介して系統電力網44へ蓄電池15の残電力を放電する。
STEP213では、特典付与部34は、EV7の蓄電池15の充電又は放電の電力量を計測し、STEP210で受信した指示電力になりしだい、充電又は放電を終了する。なお、ユーザ19がSTEP302で指示した買電の指示電力量になる前に、蓄電池15が満充電になると、特典付与部34は、その時点で買電を終了する。又は、売電の指示電力量になる前に、ユーザ19が帰路の蓄電量として確保した蓄電量まで低下すると、特典付与部34は、その時点で売電を終了する。
STEP214では、特典付与部34は、D/Bに、電力事業者43に対する蓄電池15の充電又は放電の電力量を登録する。この登録する電力量は、ユーザ19がSTEP302で指示した電力量ではなく、特典付与部34がSTEP213で計測した実績値の電力量である。
STEP215では、特典付与部34は、電力事業者43が提示している単位電力量当たりの売買料金Cに基づいて、ユーザ19が電力事業者43に対して今回売買した実績電力量Pの電力料金Ka(=C×P)を計算する。Kaは、電力事業者43が、電力売買者に対して一律に設定しているCに基づき決まる売買電力料金である。電力事業者43は、ユーザ19が電力事業者43に売電するときの単位電力量当たりの売電価額Cxと、ユーザ19が電力事業者43から買電するときの単位電力量当たりの買電価額Cyとを異なる値、例えば、Cx<Cy(逆ザヤとなるCx>Cyはあり得ない。)にしたり、時間帯によりCx,Cyを異ならせたりすることができる。
STEP216では、特典付与部34は、ユーザ19が、今回の電力売買に対応付けて閲覧した広告に設定されているポイント値に基づいて増額又は減額されるポイント分を計算する。増額又は減額としてのポイント分Kbは、Kb=売買した電力料金Ka×(ポイント値/100)となる。このポイント分Kbは、ユーザ19にとり、売電時では、売電額の実質的な増額となり、買電時では、買電額の実質的な減額となる。
STEP217では、特典付与部34は、精算料金Kcを、売電については、Kc=Ka+Kbとし、買電についてはKc=Ka−Kbとして計算する。
STEP305では、ユーザ19は、センター事業者49に対し、精算料金Kcを支払ったり、受け取ったりする。センター事業者49は、電力料金Kaは、センター事業者49に支払うか、受け取り、ポイント分Kbは、広告主の販売業者48から受け取ることになる。なお、Kcを、電力事業者43がユーザ19の自宅の電気料金として月々請求して来る金額に対して精算できるようにしてもよい。
STEP218では、特典付与部34は、ポイント分Kbを広告主の販売業者48に請求する。STEP102では、販売業者48は、サーバ30のセンター事業者49から請求のあったポイント分Kbをセンター事業者49に支払う。
本発明を実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されることなく、種々のバリエーションで実施することができる。
実施形態では、情報端末39におけるポイント付き広告一覧表の受信及び広告の閲覧は、インターネットの接続環境下でショッピングセンター1外の自宅等でも可能にしている。これに対し、第1バリエーションでは、ユーザ19が、建物2及び駐車場3を含むショッピングセンター1内にいるときのみに限定する。これにより、図5で示したポイント付き広告一覧表における広告の閲覧期限及び駐車場3への来場期限は省略することができる。
なお、第1バリエーションにおいて、電力売買促進情報送信部31は、例えば、充放電装置5に現在接続されているEV7のIDをD/Bから検索して、該IDに対応付けられているユーザ19を割り出し、割り出されたユーザ19はショッピングセンター1に現在立ち寄り中であると判断する。図4のフローチャートでは、EV7を充放電装置5に接続するSTEP303が、ユーザ19によるポイント付き広告の閲覧のSTEP301より時間的に後で処理するステップとして記載されているが、第1バリエーションでは、STEP303をSTEP301より先に実行する必要がある。
実施形態では、ユーザ19へのポイント付き広告一覧表や広告の配信についてインターネットを利用している。これに対し、第2バリエーションでは、Wi−FiやBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信や有線通信を利用する。Wi−FiルータやBluetooth(登録商標)の親機は、ショッピングセンター1の建物2及び駐車場3に適当な分布で例えば充放電装置5等に設置され、サーバ30とユーザ19の情報端末39と近距離無線通信を介してデータを授受する。有線通信は、電力ケーブル6内に配設された通信ケーブルを介してサーバ30とユーザ19のEV7のカーナビとの間で行われる。このような近距離無線通信や有線通信を利用する場合には、ポイント付き広告一覧表及び広告を閲覧できるユーザ19を、ショッピングセンター1に現在立寄り中のユーザ19に限定することができる。
第3バリエーションでは、センター事業者49は、サーバ30とユーザ19とのデータ通信を、電力ケーブル6の有線を介して行うサーバ30とユーザ19のEV7のカーナビとの間のものに限定する。これにより、ポイント付き広告一覧表及び広告を閲覧できるユーザ19を、ショッピングセンター1に現在立寄り中のユーザ19に限定することができる。第3バリエーションでは、ユーザ19は、EV7のカーナビのディスプレイで広告等を閲覧する。
実施形態では、ユーザ19は、1回の来場(=1回の電力売買)につき、1回の広告閲覧となっている。第4バリエーションでは、ユーザ19は、1回の電力売買につき、複数回の広告閲覧を可能にする。そして、増額又は減額としてのポイント分Kbは、閲覧した各広告のポイント値の合計Ptに基づいて、Kb=売買した電力料金Ka×(Pt/100)で計算する。
第5バリエーションでは、ポイントに売買電力量の上限を設定する。ユーザ19は、この上限内の電力売買まで、ポイント分Kbの特典が与えられ、超過分の電力量には、ポイント分Kbの特典が付与されない。これにより、販売業者48は、ポイント付与がやり易くなる。なお、その場合、図5のポイント付き広告一覧表に上限の情報が付加されることが好ましい。
実施形態では、複数の店舗9が入居しているショッピングセンター1について説明したが、電気製品、衣料、遊園地、動物園等の大型店舗が1つのみの商業形態におけるEV用電力売買管理装置としても適用可能である。また、ショッピングモールや、商店街や、旅館街等のその他の商業形態にも適用可能である。
なお、本発明での電気自動車(EV)は、電動機だけを動力源とする自動車だけに限らず、プラグインハイブリッド車のような内燃機関と蓄電池を使うもので、外部との充放電を可能とする入出力部(プラグ)を有するものも含まれるものである。
1・・・ショッピングセンター、3・・・駐車場、5・・・充放電装置、6・・・電力ケーブル(接続ケーブル)、7・・・EV(電気自動車)、9・・・店舗、15・・・蓄電池、19・・・ユーザ、20・・・スマートフォン(情報端末)、30・・・サーバ(電気自動車用電力売買管理装置)、31・・・電力売買促進情報送信部、32・・・閲覧検出部、33・・・来場検出部、34・・・特典付与部、39・・・情報端末、43・・・電力事業会社、48・・・販売業者。

Claims (8)

  1. 相互に対応付けられた店舗広告情報と電力売買特典情報とを含む電力売買促進情報を電気自動車のユーザ宛てに送信する電力売買促進情報送信部と、
    ユーザが、受信した電力売買促進情報に含まれる店舗広告情報を閲覧したことを検出する閲覧検出部と、
    ユーザの電気自動車が、前記電力売買促進情報に対応付けられた駐車場に来場したことを検出する来場検出部と、
    ユーザが前記店舗広告情報を閲覧し、該ユーザの電気自動車が、該電力売買促進情報に対応付けられた駐車場に来場したときは、該電力促進情報に対応付けられた充放電接続器を介して該電気自動車の蓄電池が充放電されることにより行われる電力事業者との電力の売買に対し、該電力売買促進情報に含まれる電力売買特典情報に対応する特典を該ユーザに付与する特典付与部とを備えることを特徴とする電気自動車用電力売買管理装置。
  2. 請求項1記載の電気自動車用電力売買管理装置において、
    前記電力売買促進情報送信部は、電力売買促進情報に対応付けられた駐車場を共同提供している複数の店舗が個別に設定した電力売買特典情報を含む電力売買促進情報を電気自動車のユーザ宛てに送信することを特徴とする電気自動車用電力売買管理装置。
  3. 請求項1又は2記載の電気自動車用電力売買管理装置において、
    前記特典付与部は、ユーザによる電力売買促進情報の店舗広告情報の閲覧が、電力売買促進情報に対応付けられた閲覧期限内に行われたときのみ、前記特典を付与することを特徴とする電気自動車用電力売買管理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気自動車用電力売買管理装置において、
    前記特典付与部は、電力売買促進情報に対応付けられた駐車場へのユーザの電気自動車の来場が、該電力売買促進情報に対応付けられた来場期限内であるときのみ、前記特典を付与することを特徴とする電気自動車用電力売買管理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気自動車用電力売買管理装置において、
    前記電力売買促進情報送信部は、電気自動車により駐車場に来場中のユーザに限定して、該駐車場に対応付けられた電力売買促進情報を送信することを特徴とする電気自動車用電力売買管理装置。
  6. 請求項5記載の電気自動車用電力売買管理装置において、
    前記来場検出部は、ユーザの電気自動車が、電力売買促進情報に対応付けられた駐車場に来場したことを、該電気自動車が、該駐車場の充放電接続器に接続されたことから検出するものであることを特徴とする電気自動車用電力売買管理装置。
  7. 請求項6記載の電気自動車用電力売買管理装置において、
    前記電力売買促進情報送信部は、電気自動車のユーザ宛てへの電力売買促進情報を、前記充放電接続器の接続ケーブルを介する有線通信により該ユーザの電気自動車のカーナビに送信することを特徴とする電気自動車用電力売買管理装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気自動車用電力売買管理装置において、
    前記特典付与部が付与する特典は、電力事業者に対するユーザの電力売買について前記店舗広告情報の広告主がユーザに直接又は間接に支払う奨励金であることを特徴とする電気自動車用電力売買管理装置。
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