JP2014136623A - 帯状シート搬送装置 - Google Patents

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【課題】幅の広い帯状シートをニップローラ装置により挟圧しながらシワ等が発生しないように送ることができ、しかも帯状シートを異なる厚みのものに交換しても、それに応じてニップローラ装置が有する送りローラの駆動速度を調節する必要がない帯状シート搬送装置を得る。
【解決手段】ニップローラ装置3は、帯状シートSを被駆動の送りローラ1に所定回転角度だけ巻掛けると共に、送りローラ1と、これに従動回転する押圧ローラ2とで挟圧しながら送る。送りローラ1の外周面の半径r01を被駆動の案内ローラの外周面の半径r04、r05と同じ大きさにし、送りローラ1並びに案内ローラ4、5を各々の外周面上の周速度v01、v04、v05が互いに同じになるように回転駆動する。ニップローラ装置3は、押圧ローラ2による押圧力に抗して送りローラ1を支えるバックアップローラ7を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、プラスチックフィルム、紙等の帯状シ−トを加工又は処理工程へ搬送するための帯状シート搬送装置に関し、特に、帯状シートを挟圧しながら送るニップローラ装置と、少なくとも、そのニップローラ装置から送出された帯状シートを引取る被駆動の案内ローラ、若しくは、そのニップローラ装置へ帯状シートを送る被駆動の案内ローラとを備える帯状シート搬送装置に関する。
従来、帯状シート搬送装置においてニップローラ装置は、被駆動の送りローラと該送りローラに押圧可能な押圧ローラとを有し、一般に、帯状シートが滑らないように確実に送る必要がある場合に用いる。また二つの帯状シートを重ねて貼合わせるために用いることもある。送りローラ及び案内ローラは夫々回転自在に両端支持されており、帯状シートを各々の外周面に所定の回転角度だけ巻掛けた状態で送る。また帯状シート搬送時に送りローラ並びに被駆動の案内ローラは、それらに共通するモータにより夫々伝動装置を介して、それらの周速度が互いに同じになるように回転駆動される。押圧ローラは回転自在に両端支持されており、その外周面で送りローラの外周面上の帯状シートを押圧することにより、帯状シートを送りローラとの間に挟んだ状態で送りローラの回転に従動して回転することができる。
ところが、最近では、加工又は処理する帯状シートが広幅化し、それに応じて、案内ローラやニップローラ装置の送りローラ並びに押圧ローラを長尺化する必要が生じている。また帯状シート毎の厚みも多様化し、例えば巻取装置等においては、厚みが数ミクロンの帯状シートから厚みが約1ミリメートルの帯状シートまで巻取る必要がある場合も生じている。そのため帯状シート搬送装置において厚みが大きく異なる複数種類の帯状シートを搬送することが要求されるようになっている。
そこで、送りローラ等の外周面の面長を長くすると、それらのローラは撓み易くなるので、送りローラ等の撓みの増大を抑えるために、従来においてはローラ外周面の半径を大きくして対処している。特に、ニップローラ装置では、送りローラの撓みが大きいと、帯状シートの挟圧状態が全幅一様でなくなり、帯状シートにシワ等が発生する原因となるから、送りローラの撓みを極力小さくしなければならない。しかも送りローラは押圧ローラの押圧力を受けるので、その撓み量が他の案内ローラに比べて大きくなる。そのため送りローラの外周面の半径を他の案内ローラの外周面の半径より更に大きくする必要がある。
しかし、送りローラの外周面の半径を他の案内ローラの外周面の半径より大きくすると、搬送する帯状シートの厚みに応じて、送りローラと案内ローラとの間で帯状シートが弛んで蛇行したり、帯状シートの張力が過大になって帯状シートにシワや永久ひずみが発生したりする原因になる。即ち、帯状シートが薄いものである場合に、その帯状シートがニップローラ装置と前後の被駆動の案内ローラとの間で適正な張力で走行していても、帯状シートが厚いものに交換された場合には、その帯状シートがニップローラ装置の上流側では弛みを生じ、ニップローラ装置の下流側では過度に緊張してしまう症状が現れる。また帯状シートが厚いものである場合に、その帯状シートがニップローラ装置と前後の被駆動の案内ローラとの間で適正な張力で走行するように送りローラと案内ローラの夫々の周速度を設定したとしても、帯状シートが薄いものに交換された場合には、その帯状シートがニップローラ装置の上流側では過度に緊張し、ニップローラ装置の下流側では弛んでしまうという症状が現れる。特に、ニップローラ装置では、帯状シートが押圧ローラによって送りローラに押付けられるため、その帯状シートと送りローラとの摩擦力が増大し、送りローラに対してスリップしにくい状態になるから、送りローラ上と帯状シートの走行速度と被駆動の案内ローラ上の帯状シートの走行速度との差の悪影響が顕著に現れ易い。
この問題を解消するためには、モータの回転を送りローラに伝達する伝動装置を、微変速可能な無断変速装置を含んだものにしておき、送りローラの駆動速度を、帯状シートの厚みに応じて予め無断変速装置により調節するようにすればよいが、帯状シートの厚みが変わる度に、無断変速装置を操作して送りローラの駆動速度を調節する作業は時間がかかり面倒であり、しかもモータと送りローラ間の伝動装置が複雑なものになる。
特開昭59−114251号公報
本発明は、上述のような問題点に鑑み、幅の広い帯状シートをニップローラ装置により挟圧しながらシワ等が発生しないように送ることができ、しかも帯状シートを異なる厚みのものに交換しても、それに応じてニップローラ装置が有する送りローラの駆動速度を調節する必要がない帯状シート搬送装置を得ることを課題としている。
そこで、本発明は、被駆動の送りローラと該送りローラに押付可能かつ従動回転可能な押圧ローラとを有し、帯状シートを前記送りローラに所定回転角度だけ巻掛けると共に該送りローラと前記押圧ローラとで挟圧しながら送ることができるニップローラ装置と、少なくとも、前記ニップローラ装置から帯状シートを引取る被駆動の案内ローラ、若しくは前記ニップローラ装置へ帯状シートを送る被駆動の案内ローラとを備える帯状シート搬送装置において、前記送りローラの外周面の半径を前記被駆動の案内ローラの外周面の半径と同じ大きさにし、前記送りローラ並びに前記案内ローラを各々の外周面上の周速度が互いに同じになるように回転駆動することと、前記ニップローラ装置は、前記押圧ローラによる押圧力に抗して前記送りローラを支えるバックアップローラを備えることを特徴とする。
本発明によれば、被駆動の送りローラの外周面の半径を被駆動の案内ローラの外周面の半径と同じ大きさにし、前記送りローラ並びに案内ローラを各々の外周面上の周速度が互いに同じになるように回転駆動することと、押圧ローラによる押圧力に抗して送りローラを支えるバックアップローラを備えることによって、帯状シートの広幅化に応じて送りローラの長さを長くしても、その送りローラの半径を大きくすることなく撓みを小さく抑えることができると共に、案内ローラ上の帯状シートの走行速度に対して送りローラ上の帯状シートの走行速度が、帯状シートの厚みに応じて増減しないようにすることができる。したがって、幅の広い帯状シートであってもニップローラ装置により挟みながらシワ等が発生しないように送ることができ、しかも、搬送する帯状シートを厚みの異なるものに交換しても、それに応じてニップローラ装置が有する送りローラの駆動速度を調節する必要がない帯状シート搬送装置を得ることができる。
また、帯状シート搬送装置が、被駆動の案内ローラから送られてくる第1の帯状シートと該第1の帯状シート上に供給される第2の帯状シートとを重ねた状態で送りローラと押圧ローラとで挟圧して貼合わせながら送るニップローラ装置を備えるものであっても、そのニップローラ装置へ供給される第2の帯状シートの張力を制御する制御機構を備えることと、送りローラの外周面の半径を案内ローラの外周面の半径と同じ大きさにし、前記送りローラ並びに前記案内ローラを各々の外周面上の周速度が互いに同じになるように回転駆動することと、前記ニップローラ装置は、前記押圧ローラによる押圧力に抗して前記送りローラを支えるバックアップローラを備えることによって、幅の広い第1の帯状シートと幅の広い第2の帯状シートを貼合わせながらシワ等が発生しないように送ることができ、しかも第1の帯状シートや第2の帯状シートを厚みの異なるものに交換しても、ニップローラ装置が有する送りローラの駆動速度を第1の帯状シートの厚みや第2の帯状シートの厚みに応じて調節しなくて済むようにすることができる。
図1は本発明の一実施例に係るシート搬送装置の説明図である。 図2は図1に示す帯状シート搬送装置の回転駆動系統図である。 帯状シートの走行速度について説明をするための模式図である。 図4は本発明の他の実施例に係るシート搬送装置の説明図である。
図1乃至図3を参照して本発明に係る帯状シート搬送装置の一実施例について説明する。 この帯状シート搬送装置は、被駆動の送りローラ1と、この送りローラ1に押付可能かつ従動回転可能な押圧ローラ2とを有し、帯状シートSを送りローラ1に所定回転角度だけ巻掛けると共に該送りローラ1と押圧ローラ2とで挟圧しながら送ることができるニップローラ装置3と、帯状シートSをニップローラ装置3へ送る被駆動の案内ローラ4と、ニップローラ装置3から送出された帯状シートSを引取る被駆動の案内ローラ5とを備える。送りローラ1並びに上流側の案内ローラ4及び下流側の案内ローラ5は固定位置に配置されており、押圧ローラ2は両端の軸受部を夫々流体圧シリンダ装置6により同時に押し引きすることにより送りローラ1に押付けたり送りローラ1から離反させたりすることかどできるようになっている。この実施例では、案内ローラ4へ供給される帯状シートSは、単一のプラスチックフィルムであり、図示しない原反ロールから巻戻されたものである。そして案内ローラ5により引取った帯状シートSは図示しない帯状シートの分割巻取工程へ供給される。
ニップローラ装置3は、押圧ローラ2による押圧力に抗して送りローラ1を支えるバックアップローラ7を備えている。この実施例では、送りローラ1の胴部は鋼管の外周面にメッキを施して形成してあり、押圧ローラ2の胴部及びバックアップローラ7の胴部は夫々鋼管の外周にゴムをライニングして形成してある。バックアップローラ7の外周面は送りローラ1の外周面と所定の押圧力で接触している。
図2に示すように送りローラ1並びに案内ローラ4及び案内ローラ5を回転駆動するために、夫々に共通のモータMと、送りローラ1、案内ローラ4、案内ローラ5とを伝動装置8、9、10により連結してある。伝動装置8、9、10の各々減速比は同じ値に設定してあるので、モータMは、送りローラ1並びに案内ローラ4及び案内ローラ5を、各々の外周面上の周速度が互いに同じになるように回転駆動することができる。モータMとバックアップローラ7も伝動装置11で連結してあり、バックローラ6は、その周速度が送りローラ1の周速度と同じになるように回転駆動される。押圧ローラ2は回転自在であり、送りローラ1上の帯状シートに押圧したとき送りローラ1の回転に従動して回転する。図1における矢印は、帯状シート搬送時の各ローラの回転方向を示す。
図3は、図1に示す帯状シート搬送装置における帯状シート搬送時の帯状シートの走行速度と、送りローラ並びに案内ローラの各々の半径と回転数、帯状シートの厚みとの関係を説明するための模式図である。この帯状シート搬送装置では、送りローラ1の外周面の半径r01は案内ローラ4の外周面の半径r04及び案内ローラ5の外周面の半径r05と同じ大きさにしてある。
帯状シートSの厚みをt、送りローラ1の回転数をn1、送りローラ1の外周面での周速度をv01、案内ローラ4の回転数をn4、案内ローラ4の外周面での周速度をv04とすると、送りローラ1上の帯状シートSの走行速度v1については、v1=2π・n1・(r01+t/2)の関係式が成り立つ。また案内ローラ4上の帯状シートSの走行速度v4については、v4=2π・n4・(r04+t/2)の関係式が成り立つ。そして送りローラ1上の帯状シートSの走行速度v1と案内ローラ4上の帯状シートSの走行速度v4との差は、v1−v4=2π・r01・n1−2π・r04・n4+2π・n1・t/2−2π・n4・t/2となる。
送りローラ1の外周面の周速度v01は2π・r01・n1、案内ローラ4の外周面の周速度v04は2π・r04・n4であり、この帯状シート搬送装置では、送りローラ1並びに案内ローラ4を、各々の外周面の周速度v01、v04が同じになるように回転駆動するので、v01=v04であると共に、n4/n1=r01/r04であり、v1−v4=π・n1・t・(1−r01/r04)となる。
ここで、送りローラ1の半径r01が案内ローラ4の半径r04より大きいと仮定すると、v1−v4は負の値となってv1はv4より小さくなると共に、帯状シートの走行速度の差v1−v4は、帯状シートの厚みtに比例する。したがって、帯状シートSの厚みtが大きくなればなるほど、送りローラ1上の帯状シートSの走行速度v1と案内ローラ4上の帯状シートSの走行速度v4との差は大きくなり、帯状シートSの張力は低減する。そこで、帯状シートSが厚いものである場合を基準に、伝動装置8において送りローラn1の回転数が僅かに増大するよう設定することにより、送りローラ1上の帯状シートSの走行速度v1と、案内ローラ4上の帯状シートSの走行速度v4との差が適正になるように、送りローラ1の回転数n1と案内ローラ4の回転数n4を設定することができるが、その場合、帯状シートSが薄いものに変更されたとき、帯状シートSの張力は増大することになる。
しかし、図3に示す帯状シート搬送装置では、前述のように送りローラ1の半径r01と上流側の案内ローラ4の半径r04とは等しいので、前述の関係式v1−v4=π・n1・t・(1−r01/r04)において、r01/r04=1であり、v1−v4=0となる。即ち、帯状シートSの送りローラ1上の走行速度v1と案内ローラ4上の走行速度v4は等しくなると共に、帯状シートSの厚みtと無関係になる。
また、案内ローラ5の外周面の半径をr05、案内ローラ5の回転速度をn5、案内ローラ5の外周面での周速度をv05とすると、送りローラ1上の帯状シート走行速度v1と案内ローラ5上の帯状シートSの走行速度v5との間にも、v1とv4との関係と同様に、v1−v5=n1・t・(1−r01/r05)が成り立ち、r01=r05であるので、送りローラ1上の帯状シートSの送りローラ1上の走行速度v1と案内ローラ5上の帯状シートSの走行速度v5は等しくなると共に帯状シートSの厚みtと無関係になる。
したがって、この帯状シート搬送装置では、帯状シートSを別の厚みのものに替えても、送りローラの回転数を帯状シートの厚みに応じて調整する必要はない。
なお、本発明では、必要に応じて、例えば原反ロールから帯状シートを被駆動の案内ローラを介さずニップローラ装置で直接引取ってもよいし、ニップローラ装置から送出された帯状シートを被駆動の案内ローラを介さず回転駆動される巻軸によって引取ってもよい。つまり、ニップローラ装置3へ帯状シートSを送る被駆動の案内ローラ4と、ニップローラ装置3から送出された帯状シートSを引取る被駆動の案内ローラ5のうちの何れか一方を備えない場合もあり得る。
図4は、本発明の帯状シート搬送装置の他の実施例を示す。帯状シート搬送装置は、被駆動の送りローラ1と該送りローラ1に押付可能かつ従動回転可能な押圧ローラ2とを有し、第1の帯状シートS1を送りローラ1に所定回転角度だけ巻掛けると共に、第1の帯状シートS1と該第1の帯状シートS1上に供給される第2の帯状シートS2とを重ねた状態で送りローラ1と押圧ローラ2とで挟圧して貼合わせながら送ることができるニップローラ装置3と、このニップローラ装置3へ第1の帯状シートS1を送る被駆動の案内ローラ4と、ニップローラ装置3から送り出された、第1の帯状シートS1と第2の帯状シートS2とからなる貼合わせ帯状シートSを引取る被駆動の案内ローラ5とを備える。第1の帯状シートS1は、例えばプラスチックフィルムであり、第2の帯状シートS2は、例えば裏面に粘着剤を塗布した保護用のプラスチックフィルムである。
第2の帯状シートS2は原反ロールR0から供給される。原反ロールR0は第2の帯状シートS2を巻芯12のまわりに巻取って形成してあり、ニップローラ装置3において第2の帯状シートS2を第1の帯状シートS1と共に送りローラ1と押圧ローラ2との間に挟んだ状態で送りローラ1を回転駆動することにより、第2の帯状シートS2は原反ロールR0から巻戻される。
この帯状シート搬送装置では、ニップローラ装置3へ供給される第2の帯状シートS2の張力を制御する制御機構13が備えてあり、前述の実施例と同様に送りローラ1の外周面の半径と案内ローラ4の外周面の半径と案内ローラ5の外周面の半径とを夫々同じ大きさにし、送りローラ1の外周面上の周速度並びに案内ローラ4の外周面上の周速度及び案内ローラ5の外周面上の周速度が互いに同じになるように回転駆動することができるようにしてある。
制御機構13は、この実施例では、巻芯12に連結した、制動トルクを調節可能なブレーキ14と、第2の帯状シートS2をニップローラ装置3へ案内する、回転自在に支持した張力検出ローラ15に作用する荷重に基づき第2の帯状シートS2の張力を検出する張力検出装置16と、張力検出装置16による検出値と、設定部17に設定した第2の帯状シートS2の所要張力の設定値とを比較して第2の帯状シートS2の張力が設定値になるようブレーキ14の制動トルクを制御することができる巻出張力制御装置18とからなる。設定部17は、第2帯状シートS2の張力の設定値を、第1帯状シートS1や第2帯状シートの厚みや材質等に応じて、貼合わせ後に大きな歪みやシワが生じない適正な張力になるように変更することができるようになっている。なお制御機構13は、第2の帯状シートS2を被駆動の案内ローラで原反ロールから巻戻してニップローラ装置3へ送る場合には、前記案内ローラの駆動速度を、前記案内ローラと送りローラ1間に設けた張力検出装置による張力の検出値と設定値に基づき制御するようにしたものでもよく、また張力検出ローラの代わりにダンサーローラを設け、ダンサーローラの基準位置からの変位量に基づき前記案内ローラの駆動速度を制御するようにしたものでもよい。
S 帯状シート
S1 第1の帯状シート
S2 第2の帯状シート
1 送りローラ
2 押圧ローラ
3 ニップローラ装置
4 被駆動の案内ローラ
5 被駆動の案内ローラ
6 流体圧シリンダ装置
7 バックアップローラ
8,9,10,11 伝動装置
13 制御機構

Claims (2)

  1. 被駆動の送りローラと該送りローラに押付可能かつ従動回転可能な押圧ローラとを有し、帯状シートを前記送りローラに所定回転角度だけ巻掛けると共に該送りローラと前記押圧ローラとで挟圧しながら送ることができるニップローラ装置と、少なくとも、前記ニップローラ装置から帯状シートを引取る被駆動の案内ローラ、若しくは前記ニップローラ装置へ帯状シートを送る被駆動の案内ローラとを備える帯状シート搬送装置において、前記送りローラの外周面の半径を前記被駆動の案内ローラの外周面の半径と同じ大きさにし、前記送りローラ並びに前記案内ローラを各々の外周面上の周速度が互いに同じになるように回転駆動することと、前記ニップローラ装置は、前記押圧ローラによる押圧力に抗して前記送りローラを支えるバックアップローラを備えることを特徴とする帯状シートの搬送装置。
  2. 被駆動の送りローラと該送りローラに押付可能かつ従動回転可能な押圧ローラとを有し、第1の帯状シートを前記送りローラに所定回転角度だけ巻掛けると共に、前記第1の帯状シートと該第1の帯状シート上に供給される第2の帯状シートとを重ねた状態で前記送りローラと前記押圧ローラとで挟圧して貼合わせながら送ることができるニップローラ装置と、前記ニップローラ装置へ前記第1の帯状シートを送る被駆動の案内ローラと、前記ニップローラ装置から送り出された、前記第1の帯状シートと前記第2の帯状シートとからなる貼合わせ帯状シートを引取る被駆動の案内ローラとを備える帯状シート搬送装置において、前記ニップローラ装置へ供給される第2の帯状シートの張力を制御する制御機構を備えることと、前記送りローラの外周面の半径を前記案内ローラの外周面の半径と同じ大きさにし、前記送りローラ並びに前記案内ローラを各々の外周面上の周速度が互いに同じになるように回転駆動することと、前記ニップローラ装置は、前記押圧ローラによる押圧力に抗して前記送りローラを支えるバックアップローラを備えることを特徴とする帯状シートの搬送装置。
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