JP2014136336A - 記録装置および記録データ生成方法 - Google Patents

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史子 鈴木
Norihiro Kawatoko
徳宏 川床
Hitoshi Nishigori
均 錦織
Mitsuhiro Ono
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Abstract

【課題】記録装置において、二つの記録素子チップが重複する領域(つなぎ領域)の記録素子について、記録するドットサイズが異なる記録素子の組み合わせを簡易な処理で得て、濃度ムラを低減することを可能とする。
【解決手段】大小ドットの分配比率は、記録データ生成の際に、記録素子チップA71と記録素子チップA72の非重複領域および重複領域にそれぞれ対応させて用いられる。重複領域では、記録素子チップを区別せずに大小ドットの分配比率に基づいて大小ドットの分配を行う。記録時と同じドット振り分け処理(つなぎマスク処理)を行い、重複領域に関していずれの記録素子チップのノズルを用いるかが定められる。このように、複数の記録素子チップの重複領域においても、非重複領域と同様の処理で大小ドット分配比率を定めることが可能となる。
【選択図】図7

Description

本発明は、記録装置および記録データ生成方法に関する。詳しくは、記録するドットの大きさが異なるノズルなどの記録素子を複数配列した記録ヘッドを用いて記録を行う際に、記録するドットの大きさが異なる記録素子間で記録データを分配する比率を調整することによって濃度ムラを低減する技術に関するものである。
吐出するインク量がそれぞれ異なりそれによって記録されるドットの大きさがそれぞれ異なる記録素子としての複数のノズルを配列した記録ヘッドを用い、階調記録を行う記録装置が知られている。この種の記録装置では、それぞれのノズルで記録されるサイズの異なるドットを組み合わせて所望の記録濃度を再現する。記録データの生成では、このドットの組合せを得るために記録するドットサイズの異なるノズル間で記録データの分配を行う。
特許文献1には、上記ドットの組合せを実現するためのノズルの平均吐出量が目標値に等しくなるように、ノズルを選択し駆動することが記載されている。これにより、選択したノズルの組合せ単位ごとの記録濃度が目標値に近い値となって濃度ムラを低減することを可能としている。
米国特許第7249815号明細書
しかしながら、それぞれ上記大きさが異なる記録素子を配列した複数の記録素子群を、一部の記録素子を重複させて配列した記録ヘッドを用いる場合、この重複領域の部分では組合せのための記録素子選択が煩雑になるという問題がある。すなわち、ドットサイズそれぞれについて組合せのために選択する記録素子が記録素子群ごとに存在し、それらの記録素子間で記録するドットのサイズにわずかな差があることがある。そのような場合には、どの記録素子群の記録素子を選択するかを決定する処理が煩雑になる。
本発明は、重複領域の記録素子について記録するドットサイズが異なる記録素子の組み合わせを簡易な処理で得て、濃度ムラを低減することを可能とする記録装置および記録データ生成方法を提供することを目的とする。
そのために本発明では、それぞれ記録素子列を配列した複数の記録素子チップを一部の記録素子が当該配列方向に沿って重複するよう配列した記録ヘッドであって、前記複数の記録素子チップはそれぞれ記録媒体に記録するドットの大きさが異なる複数種類の記録素子を含む記録ヘッドを用い、記録媒体にドットを記録する記録装置であって、記録素子列の配列方向と垂直な方向に沿った記録媒体の所定領域であって、前記重複する記録素子以外の記録素子に対応した所定領域と前記重複する記録素子に対応した所定領域をそれぞれ記録可能な記録素子群ごとに、記録するドットの大きさに関する記録特性情報を取得する記録特性取得手段と、前記記録特性情報に応じて、前記重複する記録素子以外の記録素子および前記重複する記録素子における、記録するドットの大きさが異なる記録素子に対して記録データを分配する分配比率を決定する分配比率決定手段と、前記重複する記録素子に対応した記録データの場合に、前記分配比率で分配された記録するドットの大きさが異なるそれぞれの記録素子の記録データを、どの記録素子チップの記録素子で記録するかを振り分ける振り分け手段と、を具えたことを特徴とする。
以上の構成によれば、複数の記録素子チップを一部の記録素子が当該配列方向に沿って重複するよう配列し、記録するドットの大きさが異なる記録素子を含む記録ヘッドを用いて記録が行われる。この場合に、重複領域の記録素子について記録するドットサイズが異なる記録素子の組み合わせを簡易な処理で得て、濃度ムラを低減することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る記録装置の概略構成を示す図である。 (a)および(b)は、本実施形態の記録ヘッドの詳細構成を示す説明図である。 本発明の実施形態に係わる記録装置における画像処理の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る大小ドット分配比率を決定する処理を示すフローチャートである。 大小ドット分配比率を決定する処理の一例を示す図である。 (a)〜(c)は、大小ドット分配比率決定処理において測定される領域ごとの明度分布を示す図である。 本発明の一実施形態に係る記録データ生成処理を示すフローチャートである。 (a)および(b)は、誤差拡散処理を説明する図である。 5値の画像データに対応したドット配置パターンを示す図である。 図7に示す処理の各工程における画像データを示す図である。 大ドット分配比率が50%、つまり大小ドット分配比率が{大:小}={1:1}の場合の大小ドット分配パターンを説明する図である。 (a)〜(c)は、本実施形態に係るつなぎマスク処理を説明する図である。 つなぎ領域におけるマスク処理の詳細を説明する図である。 第2の実施形態に適用可能なマスクセットを示す図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
<ラインプリンタ概要>
図1は、本発明の実施形態に係る記録装置A1の概略構成を示す図である。記録装置A1は、インクジェット式のラインプリンタであり、制御ユニットA2、インクカートリッジA61〜A64、記録ヘッドA7、記録媒体搬送機構A8などを備えている。インクカートリッジA61〜A64は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色を表す各インクに対応している。
記録ヘッドA7は、搬送される記録媒体の幅方向に記録素子としての複数のノズルを配列した、ラインヘッドタイプの記録ヘッドであり、それぞれのノズルはサーマル方式によってインクを吐出する。インクカートリッジA61〜A64内の各インクは、インク導入管A61a〜A64aを通じて記録ヘッドの各ノズルに供給され、これらのノズルからインクが吐出されて、記録媒体A100に記録が行われる。記録ヘッドA7の詳細については、図2を用いて説明する。
記録媒体搬送機構A8は、紙送りモーターA81と紙送りローラーA82とを備えている。紙送りモーターA81は紙送りローラーA82を回転させることで、記録媒体A100を記録ヘッドA7の位置まで紙送りローラーA82と直交する方向に搬送する。
制御ユニットA2は、CPU(A3)とRAM(A41)とROM(A42)とを有して構成されており、上述した記録ヘッドA7や紙送りローラーA81の動作を制御する。CPU(A3)はROM(A42)内に記憶された制御プログラムをRAM(A41)に展開して実行する。これにより、後述する画像に対するさまざまな処理を行い、記録ヘッドA7で記録する画像データの生成や、録媒体搬送機構A8の制御などを行う。
図2(a)および(b)は、本発明の実施形態に係わる記録ヘッドA7の詳細構成を示す説明図であり、図2(a)は、複数の記録素子チップの配列を示し、図2(b)は、1つの記録素子チップにおけるノズル配列を示している。
図2(a)に示すように、本実施形態の記録ヘッドA7は、4つの記録素子チップA71、A72、A73およびA74を隣接するチップ間で一部のノズル(記録素子)が重複するように配列したものである。これらの記録素子チップのそれぞれは、図2(b)に示すように、4つのノズル列が設けられている。1つの記録素子チップ代表的に示す記録素子チップA71は、それぞれ吐出するインク滴の体積が異なる二種類のノズル(複数種類の記録素子)からなるノズル列A71a、A71b、A71c、A71dを備えている。ノズル列A71aおよびA71cはそれぞれ相対的に大きな体積のインク滴を吐出するノズルを配列したものであり、ノズル列A71bおよびA71dはそれぞれ相対的に小さな体積のインク滴を吐出するノズルを配列したものである。このノズル構成によって、本実施形態では、二種類の大きさのドットを形成して記録を行うことができる。
なお、記録するドットのサイズが異なるノズル列の列数はこれに限られず、例えばそれぞれ1列としてもよい。また、異なるドットサイズのノズル単位は、ノズル列に限られず、千鳥配置など2次元的な配置のノズル群単位としてもよく、ノズル毎の単位としてもよい。また、本実施形態の記録ヘッドA7はサーマル式の記録ヘッドとしたが、これに限定されず、複数の記録素子チップを搬送方向に直交する方向に配列し、さらに複数のサイズのドットを同一のラスターに形成して画像データの記録を行うラインヘッドであればよい。例えば、ピエゾ式など他のインク吐出方式のインクジェット式記録ヘッドであってもよい。ここで、本実施形態における、吐出インク滴の体積は形成するドットのサイズによって記録濃度などの記録特性に係わるものである。この点で、本発明の適用は、吐出インク滴の体積が異なる記録素子を配列した記録素子列に限られない。例えば、インク滴の吐出速度等の、記録されるドットサイズに影響する記録特性情報とすることもできる。さらに、インク色についても、前述したCMYK以外のインクでもよい。
以下の説明では、ノズル列のノズルから吐出されるインクによって記録媒体上に記録されるドット径を相対的に大小の2種類に分類し、記録されるドット径が相対的に大きいノズル列を「大ノズル列」、相対的に小さいノズル列を「小ノズル列」という。また、ドット径が相対的に大きいドットを「大ドット」、相対的に小さいドットを「小ドット」といい、これらを総括して「大小ドット」という。
<大小ドット分配比率決定処理>
図3は、本発明の実施形態に係わる記録装置における画像処理の構成を示すブロック図であり、図4は、本発明の第1の実施形態に係る大小ドット分配比率を決定する処理を示すフローチャートである。また、図5は、大小ドット分配比率を決定する処理の一例を示す図であり、図6(a)〜(c)は、大小ドット分配比率決定処理において測定される領域ごとの明度分布を示す図である。以下では、図4に示すフローチャートに沿いながら、また、必要に応じて図3、図5および図6を参照して、大小ドット分配比率を決定する処理を説明する。
図4において、先ずステップD01で、補正目標値設定部A51(図3)が補正目標値を設定する。本実施形態では、後述するように単位面積あたりのインク量が所望の値になるように大小ドット分配比率を調整して記録を行った際の明度で補正目標値を管理する。
次に、ステップD02で、記録素子チップA71〜A74それぞれの、記録媒体におけるノズル列と垂直な方向に沿った所定領域を記録可能なノズル群(記録素子群)ごとに、大ノズルおよび小ノズルの記録特性取得用パターンを記録する。具体的には、図5おいて、破線で区切った領域1〜3それぞれに対応するノズル群(以下、所定ノズル群とも言う)ごとに記録特性取得用パターンを記録する。この所定ノズル群は、記録素子チップA71では、大ノズルA71aおよびA71cおよび小ノズルA71bおよびA71dによって構成され、記録素子チップA72では、大ノズルA72aおよびA72cおよび小ノズルA72bおよびA72dによって構成される。図5では一部図示が省略されているが、領域1〜3はそれぞれノズル列の配列方向に1200dpi間隔に配置されたノズル8個分に対応している。
記録特性取得用パターンは、図5に示すように、所定ノズル群ごとに大ドットの分配比率を33%、50%、67%と変化させたパターンである。領域1〜3のうち、領域3は、記録素子チップA71と記録素子チップA72のノズル同士が重複して配列されている領域である。この領域の記録特性取得用パターンは、図7にて後述される、本実施形態の記録時と同じ使用ノズル振り分け処理によって定まるノズルを用いて記録する。
次に、ステップD03で、以上のように記録した記録特性取得用パターンをスキャナで読み取り、各パターンの明度を取得する。
そして、ステップD04で、領域ごとに、各記録特性取得用パターンの明度と、補正目標値に設定した明度とを比較し、補正目標値に近い値を示す分配比率を計算する。
図6(a)、(b)および(c)は、図5に示した領域ごとに取得される、大ドット分配比率に対応するパターンの明度と、明度の補正目標値との関係の一例を示す図である。図に示す例では、図6(a)、(b)および(c)は領域2、3、1について取得される明度をそれぞれ示している。すなわち、図6(c)に示すように、記録ヘッドA71のみで記録される領域1のノズル群の大ドット分配比率を33%、50%および67%としたときにこれらのパターンの明度が補正目標値に近くなる大ドット分配比率は67%である。同様に、図6(a)に示すように、記録ヘッドA72のみで記録される領域2のノズル群の大ドット分配比率を33%、50%および67%としたときにこれらのパターンの明度が補正目標値に近くなる大ドット分配比率は33%である。
以上の領域1、領域2とは異なり、二つの記録素子チップA71およびA72の重複するノズルで記録される領域3については、前述したように、二つの記録素子チップ間でノズルが重複する領域の記録特性取得パターンが、記録時と同じノズル振り分けによって定まるノズルによって記録される。換言すれば、この領域3の記録特性取得パターンから得られる明度に基づく大小ドットの分配比率の決定は、大小ノズルについて記録素子チップA71と記録素子チップA72を区別することなく行われる。具体的には、記録素子チップA71の大ドットノズル(A71a、A71c)および記録素子チップA72の大ドットノズル(A72a、A72c)を合わせて“大ドットノズル”、記録素子チップドA71の小ドットノズル(A71b、A71d)および記録素子チップA72の小ドットノズル(A72b、A72d)を合わせて“小ドットノズル”として扱う。図6(b)に示す例では、大ドット分配比率を33%、50%および67%としたとき、これらのパターンの明度が補正目標値に近くなる大ドット分配比率は50%である。
次に、ステップD05で、所定ノズル群ごとにステップD04で導出された大小ドット分配比率が設定される。つまり、図6(a)、(b)および(c)に示す例では、領域1は大ドット分配比率67%、小ドット分配比率33%、領域2は大ドット分配比率33%、小ドット分配比率67%、領域3は大ドット分配比率50%、小ドット分配比率50%に設定される。そして、このように設定された領域ごとの大小ドットの分配比率は、図7にて後述される記録データ生成の際に、記録素子チップA71の非重複領域、記録素子チップA72の非重複領域およびこれらチップの重複領域に対応させてそれぞれ用いられる。特に、重複領域では、記録素子チップを区別せずに上記のように求めた大小ドットの分配比率に基づいて大小ドットの分配を行う。そして、図12、図13にて詳細が後述される、記録時と同じドット振り分け処理(つなぎマスク処理)を行い、重複領域に関していずれの記録素子チップのノズルを用いるかが定められる。
以上のとおり、本発明の実施形態によれば、複数の記録素子チップの重複領域においても、非重複領域(重複する記録素子以外の記録素子に対応した領域)と同様の処理で大小ドット分配比率を定めることが可能となる。
なお、所定のノズル群に含まれるノズル数は、スキャナで読み込んで明度を導出することが可能なサイズのパターンを記録できるだけの数であればよい。また、パターンの大ドット分配比率間隔は、大小ドット分配比率を適正に導出するのに十分な間隔であればよい。
<記録データ生成>
図7は、本発明の一実施形態に係る記録データ生成処理を示すフローチャートである。詳細には、図7に示す処理は本実施形態の記録装置A1がメモリーカードA91(図1)に保存された画像データに所定の画像処理を加えることにより、画像データをドットの有無によって表現されたドットデータ(記録データ)に変換して記録を行う処理を示している。
記録処理が開始されると、先ずステップD11で、制御ユニットA2(図1)は画像入力部A31(図3)を用いてメモリーカードA91から記録すべき画像データを取得する。ここでは画像データは解像度600dpiの、RGB各8ビット256階調のカラー画像である。なお、本発明の適用は、カラー画像によらずモノクロ画像でも同様に適用することができることはもちろんである。
次に、ステップD12で、色変換処理部A32(図3)は色変換処理を行い、600dpiの、CMYK各色8ビット256階調の画像データに変換する。前述したように、記録装置A1はC、M、Y、Kの4色のインクを用いて画像を記録する。このため、本実施形態の色変換処理部はRGBで表された画像データをC、M、Y、Kの各色の階調値によって表現された画像データに変換する。
次のステップD13では、量子化処理部A33(図3)によって量子化処理を行う。この量子化処理は、8ビット256階調と多い階調数を持つ画像データを、記録装置A1で記録可能なより低い階調(ここでは5値を例に説明する)に、変換する処理である。一般に、量子化処理としては誤差拡散法やディザ法が用いられることが多いが、本実施形態では誤差拡散法を例に挙げて説明する。
図8(a)および(b)は、誤差拡散処理を説明する図であり、図8(a)は、誤差拡散処理を演算回路として示鈴であり、図8(b)は、閾値(threshold)、出力Level(Out)および評価値(Evaluation)の関係を示す図である。5値に量子化する場合の多値誤差拡散処理では、先ず画像濃度値(In)と周辺画素からの拡散誤差値(dIn)とを加算して補正濃度値(In+dIn)を得る。そして、比較器にて、求めた補正濃度値(In+dIn)と閾値(threshold)とを比較し、補正濃度値の値に応じて閾値により定められた出力Level(Out)を出力する。図8(b)に示す関係によれば、補正濃度値(In+dIn)が“32以下”であれば、出力Level(Out)は“Level0”を、“32より大きく96以下”であれば、出力Level(Out)は“Level1”を出力する。次に、補正濃度値(In+dIn)から評価値(Evaluation)を引いた多値化誤差(Error=In+dIn−Evaluation)を算出し、この多値化誤差を周辺画素へ拡散させるために、重み付け演算を行って誤差バッファに加算する。ここで、出力Level(Out)と評価値(Evaluation)の関係は図8(b)に従い、出力Level(Out)が”Level4“である場合、評価値(Evaluation)は”255“、”Level3“の場合”192“、”Level2“の場合”128“、”Level1“の場合”64“、”Level0“の場合”0“となる。最後に、注目画素位置に拡散された誤差値を誤差バッファから取り出し、重み係数の総和で正規化し、次の画素の拡散誤差(dIn)とする。以上の処理を全画素に繰り返し実行する。以上のようにして8ビット256階調の画像データを5階調の画像データに量子化する。
次に、ステップD14で、ドット記録位置決定部A34(図3)が、画素単位で低階調に量子化された画像データに基づき、その画素内の記録ドット配置を決定する。図9は、Level「0」〜「4」の5値に対応したドット配置パターンを示す図である。なお、Level「0」のドット配置(総ての画素にドットが存在しない)の図示は省略されている。量子化される5値の画像データの画素密度が600dpiであり、この画像データを図9に示すドット配置パターンを用いてドットデータを生成すると、記録ドット解像度は1200dpiとなる。例えば、量子化後の結果がLevel「1」の場合、1200dpiの4×4の画素内には1ドットのみが記録され、そのドット記録位置は「左上(図9(a))」「左下(図9(b))」「右下(図9(c))」「右上(図9(d))」であり、これらの配置が繰り返し用いられる。
次に、ステップD15で、記録ドット分配処理部A35(図3)は、予め、大小ドット分配比率決定部A53(図3)によって図4にて上述したように設定された大小ドット分配比率情報を大小ドット分配パターン記憶部A41に記憶する。そして、記録ドット分配処理部A35は、このステップD15の処理では、大小ドット分配パターン記憶部A41から、記録ドットを記録するノズル位置に対応した大小ドット分配比率情報を受け取る。そして、この大小ドット分配比率に基づく大小ドット分配パターンを用いて、図7のステップD14で決定されたドットの位置ごとに、そのドットを大ドットまたは小ドットのいずれとするかを定める。
図10(a)〜(i)は、図7に示す処理の各工程におけるデータを示す図である。図10(a)は、ステップD11で読み込まれた画像データを示している。この例では、{R,G,B}={192,192,192}の階調値を持つデータとする。次に、図10(b)は、ステップD12で変換された、インク{C,M,Y,K}色の画像データのうちCの画像データを示している。画像データにおけるCの信号値は、一例として{C}={64}である。次に、図10(c)は、ステップD13で、5値に量子化された結果のレベル値で示す画像データである。図8にて上述したように、信号値{C}={64}は誤差拡散処理により{C}={Level1}に変換される。次に、図10(d)は、ステップD14の処理結果を示している。すなわち、図9に示すドット配置パターンを用いて、Level1の階調値を1200dpiの画素位置ごとのドット有無を示すデータに変換されたものである。
次に、ステップD15で、ドット位置ごとに記録するドットのサイズ(本実施形態では吐出量が3ngと2ng)を決定する。ステップD15では、記録する所定ノズル群に対して予め得られている大小ドット分配比率から、大小ドット分配パターンを取得する。そして、この大小ドットパターンを、図10(d)に示す各ドットに適用しそのドットを大ドットまたは小ドットどちらにするかを決定する。
図11は、大ドット分配比率が50%、つまり大小ドット分配比率が{大:小}={1:1}の場合の、量子化後各Levelの大小ドット分配パターンを説明する図である。
図11(a−1)はLevel1、図11(a−2)はLevel2、図11(a−3)はLevel3、図11(a−4)はLevel4のそれぞれ大小ドット分配パターンを用いてドット配置が定められたドットデータを示している。このうち、Level1のドットデータは上述した図10(d)に示したものである。
以下の説明では、図11(a−1)に示すLevel1の場合を例にとり、ドットを大小どちらで記録するか決定する処理を説明する。先ず、図11(a−1)に示すドット配置が決定されると、次に、図7のステップD15で求めた大小ドットの比率(本実施形態では50%、50%)に応じた大小ドット分配パターンを取得する。図11(b−1)は、この大小分配パターンを示している。図において、二重丸は大ドットに分配することを意味し、一重の丸は小ドットに分配することを意味し手射る。この分配パターンを用いることにより、図11(a−1)に示す各ドットは、図11(b−1)に示す大小分配パターンにおける同じ画素位置を参照し、その画素位置に記載されたサイズのドットに置き換えられる。
以上の処理によって、大小ドットの分配比率が50%と50%の場合、図10(d)に示すLevel1のドットデータは、図10(e)に示す大小ドットデータにそれぞれ分配される。同様にして、Level2のドットデータは、図11(b−2)、Level3のドットデータは図11(b−3)、Level4のドットデータは図11(b−4)にそれぞれ示す大小ドット分配パターンを用いて大小のドットにそれぞれ分配される。なお、図11(b−1)〜(b−4)は、量子化Levelによらず大ドットと小ドットの分配比率(大ドットと小ドットの数の比率)が一定となっている。従って、図10(e)に示す大小に分配されたドットデータは、大ドット(3ng)と小ドット(2ng)が、算出された大小分配率1:1に従って分配されており、3ngと2ngのノズル群を用いて、600dpiあたり平均して2.5ngの記録が可能となる。図10(f−1)および(f−2)は、図10(e)の大小に分配されたドットデータのうち、それぞれ大ドットのドット配置、および小ドットのドット配置を抜き出して示している。これらの図から分かるように、両者とも8ドットずつであることがわかる。
再び図7を参照すると、次に、ステップD16で、生成したドットデータがつなぎ領域に該当するか否かを判断する。ここでは、非つなぎ領域である場合は、ステップD18に進む。ステップD18では、以上のように定めた大小のドットデータをどのノズル列で記録するか決定する。本実施形態では、大小二つのノズル列ずつあることから、図10(f−1)および(f−2)に示す大小それぞれのドットデータを、ノズル列分配パターンを用いて2つに分割する。図10(g−1)および(g−2)は、本実施形態に係るノズル列分配パターンを示している。図10(g−1)および(g−2)に示すように、本実施形態では大小それぞれ二つのノズル列に分配することから、それぞれ50%がドットONとなっており、かつ両者が補完関係を持っている。
具体的には、図10(g−1)は、大ドットノズル列A71a、A72aおよび小ドットノズル列A71b、A72bに分配するパターンであり、図10(g−2)は、大ドットノズル列A71c、A72cおよび小ドットノズル列A71d、A72dに分配するパターンである。これらのパターンを用いることにより、大ドットを記録するノズル列A71aの記録(ドット)データは、図10(f−1)に示す大ドットデータと図10(g−1)に示すノズル列分配パターンとのAND演算を行って得ることができる。すなわち、”大ドット:あり“かつ”マスク:ON“の画素のみ大ドットのデータを生成する。図10(h−1−1)は、このようにして得られるノズル列A71a用の大ドットデータを示している。同様に、図10(f−1)に示す大ドットデータと図10(g−2)に示すノズル分配パターンとのAND演算を行い、図10(h−1−2)に示すノズル列A71c用の大ドットデータが得られる。また、小ドットについても同様に、図10(f−2)に示す小ドットデータと図10(g−1)に示すノズル分配パターンとのAND演算を行い、図10(h−2−1)に示すノズル列A71b用小ドットデータが得られる。また、図10(f−2)に示す小ドットデータと図10(g−2)に示すノズル分配パターンとのAND演算を行い、図10(h−2−2)に示すノズル列A71d用の小ドットデータが得られる。なお、本実施形態では大小記録ドットとも同じノズル列分配パターンを使用したが、それぞれ異ならせてもよい。
次に、ステップD19で、以上のように生成された各ノズル列のドット(記録)データを、ノズル列A71a〜A71dそれぞれに転送し、記録媒体上に記録する。図10(i)は、記録媒体上に記録された大小ドットを示す図である。図において、二重丸は大ドット、一重の丸は小ドットを示す。図より明らかなように、上記説明における大小ドット分配率の一例である{1:1}を満たし、大:3ngと小:2ngのノズル群を用いて、600dpiあたり平均して2.5ngの画像記録が可能となる。
図7を再び参照すると、ステップD16で、生成した記録データがつなぎ領域、つまり、記録素子チップ間のノズルが重複する領域に該当すると判断した場合は、ステップD17に進み、つなぎマスク処理を行う。
図12(a)〜(c)は、本実施形態に係るつなぎマスク処理を説明する図である。図3に示したつなぎマスク処理部A37がつなぎ処理を行う。
図12(a)の中央部に示すドット配置は、ドット配置データを記録媒体上のドットイメージとして表したものであり、黒丸はドットの形成を意味し、マス目は記録媒体上の画素を表す。図12(a)に示す例は、記録素子チップA71、A72の重複領域(以下、つなぎ領域と呼ぶ)で総ての画素にドットが記録される、いわゆるベタ画像のドットデータを、記録素子チップA71、A72のノズルで記録する例である。
このつなぎ領域では、図12(b)に示す振り分けマスクパターン(以下マスクと称する)を用いてそれぞれの記録素子チップに振り分ける。つなぎ処理は、図12(b)に示すマスクと、図12(a)に示すドットデータとの論理積(AND演算)を行う処理であり、図12(b)における黒のマス目とドットデータにおける黒丸で示されるドットデータとの論理積をとることによって、各記録素子チップのドットデータを得ることができる。具体的には、図12(b)に示すマスクAを用いて記録素子チップA71のドットデータを、マスクBを用いて記録素子チップA72のドットデータを求める。これにより、図12(c)に示す各記録素子チップのつなぎ部でのドットデータが得られる。図12(c)の左が記録素子チップA71に振り分けられたドットデータであり、右が記録素子チップA72に振り分けられたドットデータである。
図13は、以上説明したステップD17のつなぎ領域におけるドット振り分け処理(つなぎマスク処理)の詳細を説明する図である。図13(a−1)は、大小ドット分配比率が2(67%):1(33%)の場合における大ドットに分配された記録データL_inを示し、図13(b−1)は上記分派比率における小ドットに分配された記録データS_inを示している。マスク処理部A37(図3)は、図に示すように、これらの記録データに対し、それぞれつなぎマスクAおよびBとの論理積をとることによりマスク処理を行う。この処理によって、図13(a−2)に示す、記録素子チップA71の大ドット(A71a,A71c)に分配される記録データ、および図13(a−3)に示す、記録素子チップA72の大ドット(A72a,A72c)に分配される記録データが得られる。また、図13(b−2)に示す、記録素子チップA71の小ドット(A71b,A71d)に分配される記録データ、および図13(b−3)に示す、記録素子チップA72の小ドット(A72b,A72d)に分配される記録データが得られる。
次に、図7のステップD18では、上述した非重複領域の場合と同様にして、記録素子チップA71,A72それぞれについて、大小ドットデータをどのノズル列で記録するか決定する。重複領域の場合、図13(a−2)、(a−3)、(b−2)および(b−3)に示す大小のドットデータを、それぞれノズル列分配パターンを用いて2分割する。なお、ノズル列分配マスクは非重複領域と同じものを用いる。
以上のように、本実施形態によれば、複数の記録素子チップの重複領域においても、非重複領域と同様の処理で濃度ムラを低減することが可能となる。
(第2の実施形態)
上述の第1実施形態は、図12(b)などで上述したように、二つの記録素子チップに対するドットデータの振り分けするためのマスクが1種類であるが、この場合、紙面上の位置によって使用するノズルが固定されてしまう。これに対し、本実施形態では、図14に示したように、複数のマスクセットを紙面上の記録位置に応じてローテーションさせて用いる。これにより、使用するノズルを分散させることができる。また、つなぎ領域の記録特性取得用パターン記録時に用いるつなぎマスクも通常記録時と同様にマスクセットをローテーションさせて用いる。すなわち、マスクセットのローテーションによって選ばれる記録ヘッドが切り替わるため、振り分け処理では、マスクセットを複数備え、この複数のマスクセットをローテーションして使用する。その際、記記録特性情報取得では、少なくとも2回以上、記録特性取得用パターンを記録して複数の記録特性を取得し、記録特性情報として複数の記録特性の平均値を取得する。
A1 記録装置
A2 制御ユニット
A7 記録ヘッド
A71〜74 記録素子チップ
A71a、b、c、d ノズル群
A35 記録ドット分配処理部
A36 使用ノズル列決定部
A37 つなぎマスク処理部
A53 大小ドット分配率決定部

Claims (5)

  1. それぞれ記録素子列を配列した複数の記録素子チップを一部の記録素子が当該配列の方向に沿って重複するよう配列した記録ヘッドであって、前記複数の記録素子チップはそれぞれ記録媒体に記録するドットの大きさが異なる複数種類の記録素子を含む記録ヘッドを用い、記録媒体にドットを記録する記録装置であって、
    記録素子列の配列方向と垂直な方向に沿った記録媒体の所定領域であって、前記重複する記録素子以外の記録素子に対応した所定領域と前記重複する記録素子に対応した所定領域をそれぞれ記録可能な記録素子群ごとに、記録するドットの大きさに関する記録特性情報を取得する記録特性取得手段と、
    前記記録特性情報に応じて、前記重複する記録素子以外の記録素子および前記重複する記録素子における、記録するドットの大きさが異なる記録素子に対して記録データを分配する分配比率を決定する分配比率決定手段と、
    前記重複する記録素子に対応した記録データの場合に、前記分配比率で分配された記録するドットの大きさが異なるそれぞれの記録素子の記録データを、どの記録素子チップの記録素子で記録するかを振り分ける振り分け手段と、
    を具えたことを特徴とする記録装置。
  2. 前記記録特性情報は、前記記録媒体の所定領域を記録可能な記録素子群によって記録された記録特性取得用パターンの明度であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記振り分け手段は、前記複数の記録素子チップに対して画像データを振り分けるつなぎマスクセットを備え、通常記録時と記録特性取得用パターンの記録時で同じつなぎマスクセットを用いることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記振り分け手段は、マスクセットを複数備え、前記複数のマスクセットをローテーションして使用し、
    前記記録特性取得手段は、少なくとも2回以上、記録特性取得用パターンを記録して複数の記録特性を取得し、前記記録特性情報として複数の記録特性の平均値を取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の記録装置。
  5. それぞれ記録素子列を配列した複数の記録素子チップを一部の記録素子が当該配列の方向に沿って重複するよう配列した記録ヘッドであって、前記複数の記録素子チップはそれぞれ記録媒体に記録するドットの大きさが異なる複数種類の記録素子を含む記録ヘッドを用い、記録媒体にドットを記録するための記録データ生成方法であって、
    記録素子列の配列方向と垂直な方向に沿った記録媒体の所定領域であって、前記重複する記録素子以外の記録素子に対応した所定領域と前記重複する記録素子に対応した所定領域をそれぞれ記録可能な記録素子群ごとに、記録するドットの大きさに関する記録特性情報を取得する記録特性取得工程と、
    前記記録特性情報に応じて、前記重複する記録素子以外の記録素子および前記重複する記録素子における、記録するドットの大きさが異なる記録素子に対して記録データを分配する分配比率を決定する分配比率決定工程と、
    前記重複する記録素子に対応した記録データの場合に、前記分配比率で分配された記録するドットの大きさが異なるそれぞれの記録素子の記録データを、どの記録素子チップの記録素子で記録するかを振り分ける振り分け工程と、
    を有したことを特徴とする記録データ生成方法。
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