JP2014134322A - 復水の再蒸発装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 再蒸発蒸気を確実に有効活用することのできる復水の再蒸発装置を提供すること。
【解決手段】 復水溜容器2の復水内に下端部を開口した長尺状配管1を配置する。長尺状配管1の上部を再蒸発タンク部8とする。長尺状タンク1の上部を管路9によって吸引手段としての真空ポンプ4と接続する。真空ポンプ4の吐出側には蒸気圧縮機10を接続する。
長尺状配管1の再蒸発タンク部8内で高温復水から再蒸発した再蒸発蒸気が、真空ポンプ4から蒸気圧縮機10へ吸引されて昇圧し、出口管11から図示しない蒸気使用箇所へと供給される。
【選択図】図1
【解決手段】 復水溜容器2の復水内に下端部を開口した長尺状配管1を配置する。長尺状配管1の上部を再蒸発タンク部8とする。長尺状タンク1の上部を管路9によって吸引手段としての真空ポンプ4と接続する。真空ポンプ4の吐出側には蒸気圧縮機10を接続する。
長尺状配管1の再蒸発タンク部8内で高温復水から再蒸発した再蒸発蒸気が、真空ポンプ4から蒸気圧縮機10へ吸引されて昇圧し、出口管11から図示しない蒸気使用箇所へと供給される。
【選択図】図1
Description
本発明は、蒸気が凝縮して発生した高温復水を、再蒸発タンク内で再蒸発させて蒸気として再度利用する復水の再蒸発装置に関する。
従来の復水の再蒸発装置は、蒸気使用機器に蒸気を供給する蒸気供給管にエゼクタを介在し、蒸気使用機器の出口側にスチームトラップを介して再蒸発タンクを接続して、この再蒸発タンクの上部をエゼクタと接続したもので、再蒸発タンクで高温復水から再蒸発した蒸気をエゼクタで吸引して有効活用することができるものである。
この復水の再蒸発装置においては、再蒸発タンク内での復水の再蒸発量が不十分なために、再蒸発蒸気を確実に有効活用できていない問題があった。
解決しようとする課題は、再蒸発タンク内での復水の再蒸発量を増やして、再蒸発蒸気を確実に有効活用することのできる復水の再蒸発装置を提供すること。
本発明は、再蒸発タンク部内で高温復水の再蒸発した蒸気を吸引する吸引手段を接続したものにおいて、復水供給管を復水を溜め置く復水溜容器と接続して、当該復水溜容器を大気開放状態とすると共に、復水溜容器の内部に一端を開口した太径の長尺状配管を配置して、当該長尺状配管の上部を再蒸発タンク部とし、且つ、吸引手段を接続したものである。
本発明の復水の再蒸発装置は、復水溜容器の内部に一端を開口した太径の長尺状配管を配置して、当該長尺状配管の上部を再蒸発タンク部とし、且つ、吸引手段を接続したことによって、再蒸発タンク部内での復水の再蒸発量を増やして再蒸発蒸気を確実に有効活用することができる。
本発明の復水の再蒸発装置に用いる長尺状配管は、9メートル程度の長さを有することが望ましい。
図1において、長尺状配管1と復水溜容器2、この復水溜容器2と接続した復水供給管3、及び、吸引手段4とで復水の再蒸発装置を構成する。
復水溜容器2に高温復水を供給する復水供給管3を接続する。復水供給管3の左端部は図示しない高温復水源と接続し、右端部を復水溜容器2内に開口する。この右端部に略円板状の多孔質メッシュ部材6を取り付ける。この多孔質メッシュ部材6は、復水供給管3から供給される高温復水中に混入している蒸気を、復水溜容器2内の復水中へより確実に混合するためのものである。
復水溜容器2は、上端を大気中へ開口して大気開放状態とする。このように復水溜容器2を大気開放状態とすることによって、復水供給管3から供給される復水中に、空気や窒素などの非凝縮ガスが混入していても、大気中へ放散されることを促進する。従って、復水供給管3から供給される高温復水中に混入している非凝縮ガスと蒸気は、復水中でより確実に分離される。復水溜容器2の右側面下部に、低温復水を外部へ排出する低温復水排出管7を接続する。
復水溜容器2の復水内に下端部を開口した長尺状配管1を配置する。この下端開口部に略円板状の多孔質メッシュ部材5を取り付ける。この多孔質メッシュ部材5は、復水溜容器2内の復水中に混入している空気や窒素などの非凝縮ガスが、太径の長尺状配管1内へ吸引されることを防止するためのものである。
長尺状配管1の長さは9メートル程度として、その上部を再蒸発タンク部8とする。また、長尺状タンク1の上部を管路9によって吸引手段としての真空ポンプ4と接続する。この真空ポンプ4で発生する吸引力でもって長尺状配管1内を大気圧以下の真空状態とすることによって、復水溜容器2内の高温復水が長尺状配管1内へ吸引され、再蒸発タンク部8内で高温復水が再蒸発して蒸気を発生する。再蒸発しなかった復水は、低温化してその密度が増し長尺状配管1内から復水溜容器2内へ重力で自然流下する。
真空ポンプ4の吐出側には蒸気圧縮機10を接続する。長尺状配管1の再蒸発タンク部8内で高温復水から再蒸発した再蒸発蒸気が、真空ポンプ4から蒸気圧縮機10へ吸引されて昇圧し、出口管11から図示しない蒸気使用箇所へと供給される。
本発明は、蒸気の凝縮した高温復水を、再蒸発タンク部内で再蒸発させて蒸気として再度利用する復水の再蒸発装置として利用することができる。
1 長尺状配管
2 復水溜容器
3 復水供給管
4 吸引手段
5,6 多孔質メッシュ部材
8 再蒸発タンク部
10 蒸気圧縮機
2 復水溜容器
3 復水供給管
4 吸引手段
5,6 多孔質メッシュ部材
8 再蒸発タンク部
10 蒸気圧縮機
Claims (1)
- 再蒸発タンク部内で高温復水の再蒸発した蒸気を吸引する吸引手段を接続したものにおいて、復水供給管を復水を溜め置く復水溜容器と接続して、当該復水溜容器を大気開放状態とすると共に、復水溜容器の内部に一端を開口した太径の長尺状配管を配置して、当該長尺状配管の上部を再蒸発タンク部とし、且つ、吸引手段を接続したことを特徴とする復水の再蒸発装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001511A JP2014134322A (ja) | 2013-01-09 | 2013-01-09 | 復水の再蒸発装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001511A JP2014134322A (ja) | 2013-01-09 | 2013-01-09 | 復水の再蒸発装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014134322A true JP2014134322A (ja) | 2014-07-24 |
Family
ID=51412741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013001511A Pending JP2014134322A (ja) | 2013-01-09 | 2013-01-09 | 復水の再蒸発装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014134322A (ja) |
-
2013
- 2013-01-09 JP JP2013001511A patent/JP2014134322A/ja active Pending
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