JP2014047987A - 復水回収装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 蒸気損失を発生することのない復水回収装置を提供すること。
【解決手段】 復水回収管8を分離タンク9と接続する。分離タンク9の上部に水エゼクタ7を接続し、分離タンク9の下部にエゼクタポンプ4のエゼクタ2を接続する。エゼクタポンプ4を、循環ポンプ1と循環路3とエゼクタ2とで構成する。循環路3を分岐して復水吐出菅5と分岐管6を連通する。分岐管6に水エゼクタ7を接続し、吸引口12を分離タンク9の上部と連通する。分離タンク9の下部をエゼクタ2の吸引口13と連通する。
分離タンク9内で高温復水から再蒸発した再蒸発蒸気を、水エゼクタ7の吸引口12へ吸引することにより、高温復水からの再蒸発蒸気を系外へ排出することがなく、蒸気損失を防止することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 復水回収管8を分離タンク9と接続する。分離タンク9の上部に水エゼクタ7を接続し、分離タンク9の下部にエゼクタポンプ4のエゼクタ2を接続する。エゼクタポンプ4を、循環ポンプ1と循環路3とエゼクタ2とで構成する。循環路3を分岐して復水吐出菅5と分岐管6を連通する。分岐管6に水エゼクタ7を接続し、吸引口12を分離タンク9の上部と連通する。分離タンク9の下部をエゼクタ2の吸引口13と連通する。
分離タンク9内で高温復水から再蒸発した再蒸発蒸気を、水エゼクタ7の吸引口12へ吸引することにより、高温復水からの再蒸発蒸気を系外へ排出することがなく、蒸気損失を防止することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、蒸気使用機器で発生した蒸気の凝縮水としての復水を、蒸気ボイラや給水タンク等の所定の復水回収先へ回収する復水回収装置に関する。
従来の復水回収装置は、蒸気使用機器の復水出口側を蒸気トラップと復水集合タンクと逆止弁を介して復水圧送部材に接続し、この復水圧送部材の高圧操作流体排出口に圧力制御弁を取り付けたもので、熱エネルギー損失を少なくすることができるものである。
この復水回収装置においては、高圧操作流体排出口から、高圧の操作流体、例えば、高圧蒸気が系外へ排出されることに伴う蒸気損失を発生する問題があった。
解決しようとする課題は、蒸気損失を発生することのない復水回収装置を提供すること。
本発明は、蒸気使用機器で蒸気が凝縮して発生した復水を、復水回収管から復水回収ポンプによって所定の復水回収先へ回収するものにおいて、復水回収ポンプを、循環ポンプとエゼクタを循環路で接続したエゼクタポンプとし、当該循環ポンプの吐出側の循環路の一部を分岐して復水吐出菅を接続して、当該復水吐出菅の出口側を復水回収先と接続すると共に、循環ポンプの吐出側の循環路の一部を別個に分岐して水エゼクタと接続して、当該水エゼクタの吸引口と上記エゼクタの吸引口とを、それぞれ復水回収管と接続し、当該水エゼクタの出口側を復水吐出菅と連通したものである。
本発明の復水回収装置は、水エゼクタの吸引口と、復水回収ポンプのエゼクタの吸引口とを、それぞれ復水回収管と接続したことによって、復水回収管内で高温復水から再蒸発した再蒸発蒸気は、主に水エゼクタの吸引口へ吸引され、復水吐出菅から復水回収先へと供給されることにより、再蒸発蒸気を系外へ排出することがなく、蒸気損失を防止することができる。
本発明の復水回収装置は、水エゼクタの吸引口と、復水回収ポンプのエゼクタの吸引口とを、それぞれ復水回収管と接続するものであるが、それぞれの吸引口と復水回収管との間に、復水回収管内の高温復水と再蒸発蒸気を分離する分離タンクを配置することが好適である。分離タンクで復水と再蒸発蒸気が分離され、分離された再蒸発蒸気は水エゼクタの吸引口に吸引され、一方、分離された復水は復水回収ポンプのエゼクタの吸引口に吸引される。
図1は本実施例の構成図であって、循環ポンプ1とエゼクタ2とを接続する循環路3からなるエゼクタポンプ4と、循環ポンプ1の吐出側を分岐して接続した復水吐出管5と、循環ポンプ1の吐出側を別個に分岐して分岐管6で接続した水エゼクタ7とで復水回収装置を構成する。
図示しない蒸気使用機器と接続した復水回収管8を分離タンク9に連通する。分離タンク9の上部に管路10を介して水エゼクタ7の吸引口12を接続する。分離タンク9の下部には管路11を介してエゼクタ2の吸引口13を接続する。
分離タンク9は円筒状の密閉タンクとして、図示しない蒸気使用機器で発生した復水を復水回収管8から受け入れて、その内部で復水から再蒸発した再蒸発蒸気と復水とに分離する。
エゼクタポンプ4の循環路3を分岐した復水吐出菅5の出口側すなわち右端部は図示しない復水回収先と接続する。復水吐出菅5には、この復水吐出菅5を流下する復水の量を調節するための流量調節弁14を取り付ける。
水エゼクタ7と接続した分岐管6にも、流下する復水の量を調節するための流量調節弁14を取り付ける。水エゼクタ7の出口側は、管路16を介して復水吐出菅5と連通する。
図示しない蒸気使用機器で蒸気が凝縮して発生した復水は、復水回収管8を通って分離タンク9へ至る。分離タンク9へ至った復水は、分離タンク9内で復水から再蒸発した再蒸発蒸気と再蒸発し切れなかった復水とに分離され、再蒸発蒸気が分離タンク9の上部に溜まり、復水が分離タンク9の下部に溜まる。
エゼクタポンプ4の循環ポンプ1を駆動して、循環路3内に復水を循環させる。循環する復水によって、エゼクタ2で吸引力を発生して吸引口13から分離タンク9内の下部に溜まった復水を、管路11を介して吸引する。循環している復水の一部を、流量調節弁15から分岐管6を経て水エゼクタ7へ供給すると共に、流量調節弁14から復水吐出菅5を経て図示しない復水回収先へも供給する。
流量調節弁15から分岐管6を経て水エゼクタ7へ供給する復水によって、水エゼクタ7で吸引力を発生して吸引口12から分離タンク9の上部に溜まった再蒸発蒸気を、管路10を介して吸引する。このように、復水回収管8内と分離タンク9内で高温復水から再蒸発した再蒸発蒸気を、水エゼクタ7の吸引口12へ吸引して、管路16と復水吐出菅5から復水回収先へと供給することにより、高温復水からの再蒸発蒸気を系外へ排出することがなく、蒸気損失を防止することができる。
分岐管6から水エゼクタ7へ供給する復水の温度をより低くすることによって、水エゼクタ7で発生する吸引力を、より大きなものとすることができるために、分岐管6に図示はしないが多数の冷却フィンを取り付けて、分岐管6を流下する復水の温度を低下させることが望ましい。
本発明は、蒸気使用機器で発生した蒸気の凝縮水としての復水を、蒸気ボイラや給水タンク等の所定の復水回収先へ回収する復水回収装置として利用することができる。
1 循環ポンプ
2 エゼクタ
3 循環路
4 エゼクタポンプ
5 復水吐出菅
6 分岐管
7 水エゼクタ
8 復水回収管
9 分離タンク
12,13 吸引口
2 エゼクタ
3 循環路
4 エゼクタポンプ
5 復水吐出菅
6 分岐管
7 水エゼクタ
8 復水回収管
9 分離タンク
12,13 吸引口
Claims (1)
- 蒸気使用機器で蒸気が凝縮して発生した復水を、復水回収管から復水回収ポンプによって所定の復水回収先へ回収するものにおいて、復水回収ポンプを、循環ポンプとエゼクタを循環路で接続したエゼクタポンプとし、当該循環ポンプの吐出側の循環路の一部を分岐して復水吐出菅を接続して、当該復水吐出菅の出口側を復水回収先と接続すると共に、循環ポンプの吐出側の循環路の一部を別個に分岐して水エゼクタと接続して、当該水エゼクタの吸引口と上記エゼクタの吸引口とを、それぞれ復水回収管と接続し、当該水エゼクタの出口側を復水吐出菅と連通したことを特徴とする復水回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012191805A JP2014047987A (ja) | 2012-08-31 | 2012-08-31 | 復水回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012191805A JP2014047987A (ja) | 2012-08-31 | 2012-08-31 | 復水回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014047987A true JP2014047987A (ja) | 2014-03-17 |
Family
ID=50607850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012191805A Pending JP2014047987A (ja) | 2012-08-31 | 2012-08-31 | 復水回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014047987A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018112203A (ja) * | 2017-01-06 | 2018-07-19 | 株式会社テイエルブイ | 分岐管 |
CN109453611A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-03-12 | 江苏格陵兰传热科技有限公司 | 高温烟汽的冷凝水回收利用*** |
-
2012
- 2012-08-31 JP JP2012191805A patent/JP2014047987A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018112203A (ja) * | 2017-01-06 | 2018-07-19 | 株式会社テイエルブイ | 分岐管 |
CN109453611A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-03-12 | 江苏格陵兰传热科技有限公司 | 高温烟汽的冷凝水回收利用*** |
CN109453611B (zh) * | 2018-12-21 | 2024-01-30 | 江苏格陵兰传热科技有限公司 | 高温烟汽的冷凝水回收利用*** |
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