JP2014130092A - ディジタル計数率計測装置およびそれを用いた放射線モニタシステム - Google Patents

ディジタル計数率計測装置およびそれを用いた放射線モニタシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2014130092A
JP2014130092A JP2012288588A JP2012288588A JP2014130092A JP 2014130092 A JP2014130092 A JP 2014130092A JP 2012288588 A JP2012288588 A JP 2012288588A JP 2012288588 A JP2012288588 A JP 2012288588A JP 2014130092 A JP2014130092 A JP 2014130092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
count value
unit
count
digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012288588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6005513B2 (ja
Inventor
Ayumi Namiki
歩美 並木
Mitsuru Oikawa
満 及川
Minoru Iwabuchi
稔 岩渕
Yoshizo Maekawa
芳三 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012288588A priority Critical patent/JP6005513B2/ja
Priority to US14/096,181 priority patent/US20140183359A1/en
Priority to FR1362932A priority patent/FR3000562A1/fr
Priority to CN201310722278.5A priority patent/CN103913766A/zh
Publication of JP2014130092A publication Critical patent/JP2014130092A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6005513B2 publication Critical patent/JP6005513B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/15Instruments in which pulses generated by a radiation detector are integrated, e.g. by a diode pump circuit
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/17Circuit arrangements not adapted to a particular type of detector

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)

Abstract

【課題】精度よく放射線の線量率およびカウント値を計測する。
【解決手段】実施形態のディジタル計数率計測装置2aは、カウント値を含む伝送信号を受信する受信部21と、伝送周期ごとに受信された伝送信号からカウント値を抽出して当該抽出したカウント値に基づいて抽出カウント値を出力するカウント抽出部22と、伝送周期ごとに抽出カウント値を対応するパルス数のパルス列に変換してパルス列を出力するパルス発生部23と、抽出カウント値に基づいてレート演算を行って線量率を算出するレート演算部24と、線量率を所定の出力形式で出力するレコーダ出力部25とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、放射線計測に用いられるディジタル計数率計測装置およびそれを用いた放射線モニタシステムに関する。
一般的に、ディジタル計数率計(計測装置)およびそれを用いた放射線モニタは、リアルタイムで線量率を監視している。このような放射線モニタにおいて、リアルタイムでの線量率は、検出器から得た放射線の計数値に時定数処理(=レート演算)を施すことで求められる。
なお、パルス計数率計において、センサから入力されるパルスの所定の時間毎の積算パルス数を計数するカウンタと、このカウンタの出力を受けてパルス計数率を求める計数率処理部と、この計数率処理部およびカウンタに基準クロックを出力するタイマと、計数率処理部の動作を制御するスイッチ入力部と、計数率処理部における処理結果を表示する表示部とを備え、カウンタとタイマと計数率処理部とスイッチ入力部と表示部を論理回路により構成することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−341037号公報
従来のアナログ式検出器を用いた放射線モニタは、アナログ式検出器と計数率計と(アナログ計数率計とする)を同軸ケーブルで接続する。放射線を管理する必要のある設備等では、リアルタイムの線量率測定の他に、濃度(密度)管理目的で放射線の計数値(以下、カウント値)を必要とする場合やカウント値自体を計測したい場合などに、放射線検出器を用いた計数率計では計数率計内部に波高弁別回路部があるため、放射線検出器の設置現場と離れた中央操作室側のハードウェアを改造することで時定数処理演算(レート演算)前のカウント値を出力し、それを利用して他の演算を行っている。
しかしながら、アナログ計数率計では、放射線検出器から出力される出力信号は非常に微弱な信号であるため、出力信号を中央操作室に送信する間にノイズが混入し、中央操作室側に設けた波形弁別部で誤カウントが発生してしまうことが多発する。したがって、正しい線量率が得られない場合があるという課題があった。
図16に、従来のディジタル式検出装置100およびディジタル計数率計測装置200の構成例を示す。設置現場(現場)に設けられたディジタル式検出装置100により、以下に説明するように伝送信号がディジタル化されている。
ディジタル式検出装置100では、放射線検出部101が放射線を検出する。検出した放射線を波高弁別部102で弁別し、波高弁別部102を通過した検出器信号をカウンタ部103で計数する。波高弁別部102から出力される検出器信号をカウンタ部103によりカウント値(放射線パルス数)をディジタル化し、送信部104がそのカウント値を含む伝送信号を、ディジタル伝送路300を介してディジタル計数率計測装置200へ伝送する。
ディジタル計数率計測装置200は、伝送信号を受信する受信部201と、伝送信号からカウント値を抽出するカウント抽出部202と、カウント値から線量率をレート演算するレート演算部203と、線量率の値を外部へ出力するレコーダ出力部204とからなる。以上の構成により、ディジタル計数率計測装置200から線量率が出力される。
また、放射線の濃度(密度)管理を必要とする用途の場合に、濃度(密度)を外部へ出力するために、例えば図16に示すように、現場側にある放射線検出部101に接続されるモニタ端子などに外付けの変換装置400(波高弁別部401と送信部402とからなる)、および、変換装置400に接続されるパルス伝送路403を追加して設ける必要があった。なお、送信部402は、現場側のパルス伝送路403の一方に接続される。
さらに、図16に示すように、現場から離れた中央操作室側にパルス伝送路403の他方に接続される受信部404、および、受信部404からパルス列を入力するパルス入力部501とパルス入力部501から出力されるカウント値を用いて濃度を演算する演算部502とを有する演算装置500を追加する必要があった。
通常、放射線モニタとして用いられる計数率計は、前述したカウント値(放射線パルス数)にレート演算を施した線量率の出力が要求される。さらに、放射線の濃度(密度)管理を必要とする用途や、カウント値そのものを長期的に積算して計数率を求める用途では、瞬時値である線量率以外に波高弁別回路等を通過したパルス数の積算値である積算カウント値も必要とされる。
しかし、図16に示すようなディジタル式検出装置100および変換装置400では、使用する二つの波高弁別部102と波高弁別部401との特性での差異(部品のばらつきや、回路調整等による特性の差異)がある。これにより、ディジタル計数率計測装置200側でレート演算のために求められたカウント値と、濃度演算のために演算装置500により求められたカウント値とに差異が発生する。このため、高精度かつ差異が生じないように、二つの波高弁別部102と波高弁別部401とを検査および調整するのに手間がかかるという課題があった。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、精度よく放射線の線量率およびカウント値を計測することができるディジタル計数率計測装置およびそれを用いた放射線モニタシステムを提供することである。
上記課題を解決するために、実施形態のディジタル計数率計測装置は、放射線検出器から出力される検出器信号に基づいて放射線を計測して伝送周期ごとにカウント値を含む伝送信号を送信するディジタル式検出装置に通信可能に接続されたディジタル計数率計測装置である。当該ディジタル計数率計測装置は、前記カウント値を含む前記伝送信号を受信する受信部と、前記伝送周期ごとに、前記受信部により受信された前記伝送信号から前記カウント値を抽出し、当該抽出した前記カウント値に基づいて抽出カウント値を出力するカウント抽出部と、前記伝送周期ごとに、前記カウント抽出部から出力された前記抽出カウント値を対応するパルス数のパルス列に変換し、当該変換したパルス列を出力するパルス発生部と、前記抽出カウント値に基づいてレート演算を行い、線量率を算出するレート演算部と、前記線量率を所定の出力形式で出力するレコーダ出力部とを備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、実施形態のディジタル計数率計測装置を用いた放射線モニタシステムは、放射線を検出して放射線を計測するディジタル式検出装置を備え、当該ディジタル式検出装置と通信可能に接続されるディジタル計数率計測装置を用いた放射線モニタシステムである。前記ディジタル式検出装置は、前記放射線を検出して検出器信号として出力する放射線検出部と、前記放射線検出部から出力される前記検出器信号に基づいて、所定の閾値レベルを超える前記検出器信号をパルスに整形して出力する波高弁別部と、前記波高弁別部から出力された前記パルスの数をカウントするカウンタ部と、伝送周期ごとにカウントされたカウント値を含む伝送信号を送信する送信部とを備え、前記ディジタル計数率計測装置は、前記カウント値を含む前記伝送信号を受信する受信部と、前記伝送周期ごとに、前記受信部により受信された前記伝送信号から前記カウント値を抽出し、当該抽出した前記カウント値に基づいて抽出カウント値を出力するカウント抽出部と、前記伝送周期ごとに、前記カウント抽出部から出力された前記抽出カウント値を対応するパルス数のパルス列に変換し、当該変換したパルス列を出力するパルス発生部と、前記抽出カウント値に基づいてレート演算を行い、線量率を算出するレート演算部と、前記線量率を所定の出力形式で出力するレコーダ出力部とを備えることを特徴とする。
本発明に係るディジタル計数率計測装置およびそれを用いた放射線モニタシステムの実施形態によれば、精度よく放射線の線量率およびカウント値を計測することができる。
本発明に係るディジタル計数率計測装置の第1の実施形態の構成を示すブロック図。 図1のパルス発生部の構成を示すブロック図。 図1のパルス発生部の制御動作を示す図。 本発明に係るディジタル計数率計測装置の第2の実施形態の構成を示すブロック図。 図4の伝送状態判別部の出力状態の一例を示す図。 図4の伝送状態判別部の出力状態の他の一例を示す図。 本発明に係るディジタル計数率計測装置の第3の実施形態における伝送状態判別部の構成を示すブロック図。 図7の伝送状態判別部の処理動作の一例を示す図。 本発明に係るディジタル計数率計測装置の第4の実施形態におけるカウント値抽出動作を示す図。 本発明に係るディジタル計数率計測装置の第5の実施形態におけるパルス発生部の構成を示すブロック図。 図10のパルス発生部の制御動作の一例を示す図。 図10のパルス発生部の制御動作の他の一例を示す図。 図10のパルス発生部の制御動作のさらに他の一例を示す図。 本発明に係るディジタル計数率計測装置の第6の実施形態におけるパルス発生部の構成を示すブロック図。 本発明に係るディジタル計数率計測装置を用いた放射線モニタシステムの実施形態の構成を示すブロック図。 従来技術の放射線モニタシステムの構成を示すブロック図。
以下、本発明に係る実施形態のディジタル計数率計測装置およびそれを用いた放射線モニタシステムについて、図面を参照して具体的に説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複する説明は省略する。ここで説明する下記の実施形態はいずれも、原子力発電所などのプラント設備におけるディジタル計数率計測装置およびそれを用いた放射線モニタシステムの一例をとりあげて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明に係るディジタル計数率計測装置およびそれを用いた放射線モニタシステムの第1の実施形態の構成を示すブロック図である。また、図2は、図1のパルス発生部の構成を示すブロック図であり、図3は、図1のパルス発生部の制御動作を示す図である。
放射線モニタシステム5aは、図1に示すように、ディジタル式検出装置1と、ディジタル計数率計測装置2aと、それらの間を接続するディジタル伝送路3とを備えている。
ディジタル式検出装置1は、例えばプラント設備において放射線を放出する可能性のある場所(現場)へ設置され、当該設置場所近辺の放射線を検出する。ディジタル式検出装置1により検出されて出力される検出器信号は、ディジタル伝送路3を介して、中央操作室に設置されたディジタル計数率計測装置2aへ送信される。
ディジタル伝送路3は、ディジタル式検出装置1とディジタル計数率計測装置2aとを通信可能に接続する伝送路である。ディジタル伝送路3は、例えば有線伝送路(メタルケーブル、光ケーブルなど)であってもよく、無線伝送路であってもよい。また、これらの組み合わせであってもよい。これにより、ディジタル式検出装置1より送信される伝送信号が、ディジタル伝送路3を介して、ディジタル計数率計測装置2aにより受信される。
はじめに、ディジタル式検出装置1の構成について説明する。
ディジタル式検出装置1は、図1に示すように、放射線検出部11と、波高弁別部12と、カウンタ部13と、送信部14とを備える。
放射線検出部11は、放射線を感知しそのエネルギーに比例した電圧波形の検出器信号に変換する。放射線検出部11は、例えばα線、β線、γ線、中性子線等の放射線を検出可能な検出器である。放射線検出部11は、例えばシンチレータ、SSD(Solid State Detector:半導体検出器)などである。
波高弁別部12は、放射線検出部11により変換された検出器信号を入力し、入力した検出器信号について波高弁別を行う。波高弁別部12は、入力した検出器信号について、予め設定された閾値レベルと比較する。波高弁別部12は、検出器信号が閾値レベルを超えた場合に、パルスを出力(パルスに整形)する。波高弁別部12は、例えばアンプ回路、コンパレータなどからなる。
カウンタ部13は、波高弁別部12から出力されたパルスを入力する。カウンタ部13は、入力したパルスについて、パルス数をカウントする。例えば、カウンタ部13は、定周期(伝送周期)ごとにパルス数をカウントしたカウント値、または、定周期ごとにパルス数を積算したカウント値を出力する。カウンタ部13は、カウント値を送信部14へ出力する。
送信部14は、カウンタ部13からカウント値を受けると、カウント値を含む伝送信号を生成する。送信部14は、ディジタル伝送路3を介して、生成した伝送信号を伝送周期ごとにディジタル計数率計測装置2aへ送信する。伝送信号は、例えばパケットデータを含み、ディジタル伝送路3を介して伝送可能なように送信部14により変調される。
次に、ディジタル計数率計測装置2aの構成について説明する。
ディジタル計数率計測装置2aは、図1に示すように、受信部21と、カウント抽出部22と、パルス発生部23と、レート演算部24と、レコーダ出力部25とを備える。
受信部21は、ディジタル伝送路3から伝送信号を受信する。受信部21は、受信した伝送信号を復調する。受信部21は、復調した伝送信号をカウント抽出部22へ出力する。また、受信部21は、伝送信号から伝送周期信号を抽出する。受信部21は、抽出した伝送周期信号を、ディジタル計数率計測装置2aの各機能部へ出力する。これにより、各機能部は、後述するように、伝送周期に合わせて各機能部のタイミングを合わせることができる。
カウント抽出部22は、伝送周期ごとに復調された伝送信号からカウント値を抽出する。カウント抽出部22は、抽出したカウント値に基づいて、抽出カウント値をパルス発生部23およびレート演算部24等へ出力する。抽出されるカウント値は、例えば伝送周期ごとの放射線のカウント数、または、ある時間範囲にカウント数が積算されたカウント数などである。抽出カウント値は、伝送周期ごとの放射線のカウント数でもよく、伝送周期ごとの積算されたカウント数の差分であってもよい。なお、本実施形態では、抽出されるカウント値を伝送周期ごとの放射線のカウント数とする。
パルス発生部23は、伝送周期ごとにカウント値に応じたパルス数のパルス列に変換する。パルス発生部23は、変換したパルス列を出力する。なお、パルス発生部23の詳細な説明については後述する。
レート演算部24は、カウント抽出部22から出力された抽出カウント値を受けて、レート演算(時定数処理)を行う。レート演算部24は、レート演算によりリアルタイムの線量率を求める。レート演算部24は、求めたリアルタイムの線量率をレコーダ出力部25へ出力する。
レコーダ出力部25は、レート演算部24により求められたリアルタイムの線量率に基づいて、所定の出力形式での線量率を出力する。所定の出力形式は、例えば単位時間当たりの線量率に比例したアナログ電圧出力やディジタル数値である。
次に、図2に示すパルス発生部の構成および図3に示すパルス発生部の動作について説明する。
パルス発生部23a(23)は、図2に示すように、基準発振器231と、カウンタ232と、比較器233と、AND回路234とを有する。なお、パルス発生部23aは、図1に示すパルス発生部23の構成の一例である。
基準発振器231は、カウント抽出部22によりパルス列を生成するための基準クロックを生成する。基準クロックは、単位時間当たりに放射線が検出されるカウント数よりも十分に分解能が高い周波数である。基準発振器231は、例えば1MHzのクロックを発振し、この発振したクロックをパルス発生部23内の基準クロックとして出力する。
カウンタ232は、例えば図2に示すように、受信部21から伝送周期信号を受信する。カウンタ232は、伝送周期信号から得られる伝送周期ごとに、基準発振器231から出力された基準クロックをカウントする。カウンタ232は、図3に示すように、伝送周期を基準としたタイミングで、基準クロックのカウントをスタートする。スタート後、カウンタ232は、逐次、基準クロックをカウントした値(基準カウント値)を比較器233に出力する。
比較器233は、この基準カウント値と共に、伝送周期ごとに、カウント抽出部22から抽出カウント値を入力する。比較器233は、伝送周期ごとに、かつ、この2つの入力を比較する前(図3のスタート前)に、抽出カウント値を入力する。また、伝送周期信号を得る度に基準カウント値の値をゼロに戻し、カウントを再開する。
比較器233は、比較スタート時に、基準カウント値と抽出カウント値とを比較する。この比較により、比較器233は、“抽出カウント値>基準カウント値”が成立中(すなわち、抽出カウント値が基準カウント値よりも大きいとき)のみパルス列の出力を許可する信号を出力する。一方、比較器233は、“抽出カウント値>基準カウント値”が不成立中(すなわち、抽出カウント値が基準カウント値以下)にはパルス列の出力を許可しない信号を出力する。
例えば、図3の例では、比較器233は、現在の伝送周期の前(すなわち一つ前の伝送周期)に、カウント抽出部22から抽出カウント値N(i)=20を取得する。なお、iは、順序を示す正数とする。そして、比較器233は、現在の伝送周期を基準としたスタートタイミングで、抽出カウント値N(i)を用いて、基準カウント値と比較する。
その結果、図3に示すように、比較器233は、現在の伝送周期においてスタートから基準カウント値がN(i)=20になるまでの期間、AND回路234へ成立信号を出力する。例えば、比較器233は、“抽出カウント値>基準カウント値”が成立中のみ、High(または2値レベルの“1”)信号(成立信号)をAND回路234へ出力する。
さらに、比較器233は、スタートから基準カウント値がN(i)以上の期間、AND回路234へ不成立信号を出力する。例えば、比較器233は、“抽出カウント値>基準カウント値”が成立しない場合に、Low(または2値レベルの“0”)信号(不成立信号)をAND回路234へ出力する。なお、2値レベル以外にも、符号化された値等でもよい。
AND回路234は、基準クロックと比較器233の出力との論理積を取る。AND回路234は、その論理積の結果をパルス列として出力する。例えば、図3に示すように、比較器233の出力がHigh信号(“成立”)の期間には、現在の伝送周期においてN(i)個のパルス数のパルス列が出力される。一方、比較器233の出力がLow信号(“不成立”)の期間には、パルス列が出力されない。
以上のような動作処理を、パルス発生部23は、伝送周期ごとに繰り返し実行する。例えば、図3に示す次の伝送周期には、抽出カウント値N(i+1)が用いられて、N(i+1)個のパルス数のパルス列が出力される。この結果、パルス発生部23から伝送周期ごとにパルス列が出力される。
以上説明したように、第1の実施形態では、送信側の波高弁別部を通過したパルスのカウント値を、受信側のディジタル計数率計測装置からパルス列として出力することができる。また、一つの波高弁別部からレート演算前のカウント値を得ることができ、リアルタイムの線量率と他の演算とを差異のない同一(2系統の波高弁別部を用いない)のカウント値を用いることができる。これにより、精度よく放射線の線量率およびカウント値などを計測することができる。
[第2の実施形態]
図4は、本発明に係るディジタル計数率計測装置の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。また、図5は、図4の伝送状態判別部の出力状態の一例を示す図であり、図6は、図4の伝送状態判別部の出力状態の他の一例を示す図である。
なお、本実施形態の放射線モニタシステムの構成の全体については図示省略するが、図1の放射線モニタシステム5aにおいてディジタル計数率計測装置2aに代えて図4のディジタル計数率計測装置2bを備え、これ以外は図1と同様な構成として説明する。また、以降の他の実施形態についても、特に図示する場合を除いて、図1の放射線モニタシステム5aの構成を主な構成とする。
ディジタル計数率計測装置2bは、図4に示すように、図1のディジタル計数率計測装置2aの構成に加えて、伝送状態判別部26をさらに備える。
実際の信号伝送では、送受信間での伝送間隔での時間的なずれや揺らぎによる伝送周期の揺らぎによって受信側での受信データエラー、ディジタル伝送路3での障害などによる伝送信号エラーなどが発生した場合に、受信データ(カウント値を含む)の欠測が発生する。
本実施形態では、受信部21が受信した伝送信号の伝送状態を判別する伝送状態判別部26を設けることにより、受信データの欠測を監視するものである。
伝送状態判別部26は、受信部21から受信された伝送信号を入力する。伝送状態判別部26は、受信された伝送信号を逐次監視して伝送周期ごとに伝送状態が正常または異常であるかを判別する。伝送状態判別部26は、判別した結果を伝送状態信号として出力する。
伝送状態判別部26は、判別した伝送状態が正常である場合に、伝送状態信号として正常を示す正常状態信号を出力する。また、伝送状態判別部26は、判別した伝送状態が異常である場合に、伝送状態信号として正常信号とは異なる異常状態信号を出力する。
例えば、伝送状態判別部26は、伝送状態が正常である場合に正常状態信号としてHigh信号(“1”)を出力し、伝送状態が異常である場合に異常状態信号としてLow信号(“0”)を出力する。
伝送状態判別部26は、例えば伝送信号に対するエラーチェック機能(例えば後述する図7に示すエラーチェック回路)を有する。エラーチェック機能は、例えばCRC(Cyclic Redundancy Check)符号、パリティチェック符号などを検査する。このために、送信側(例えば送信部14)では、例えば伝送信号にエラーチェック符号を付加する。これにより、受信側の伝送状態判別部26は、伝送周期ごとに受信される伝送信号について、エラーチェック符号を検査することができる。なお、エラーチェック機能の例は、後述する図7の例で示す。
図4に示す例では、受信部21と伝送状態判別部26とを区分する機能として示したが、受信部21がエラーチェック機能(伝送状態判別部26を含む)を有してもよい。
伝送状態判別部26は、例えば伝送信号にエラーがある場合に、異常状態信号を出力する。伝送状態判別部26は、伝送信号にエラーがない場合に、正常状態信号を出力する。
カウント抽出部22は、伝送状態判別部26から伝送状態信号を受けて、伝送状態信号が正常である場合、伝送信号からカウント値を抽出する。一方、伝送状態信号が異常である場合、伝送信号からカウント値を抽出しない。
この結果、カウント抽出部22は、例えば図5に示すように、伝送周期ごとにカウント抽出部22から“10”、“9”、欠測(送信側では“8”を送信)、“7”、“15”のようにカウント値が抽出または欠測されて出力される。なお、欠測期間でのカウント抽出部22からの出力データは、例えば“0”として出力されてもよい。
パルス発生部23は、伝送状態判別部26から正常状態信号および異常状態信号のいずれかを受けて、カウント抽出部22から出力された抽出カウント値を、正常状態信号に対応する伝送周期ごとにパルス列に変換する。パルス発生部23は、異常状態信号に対応する伝送周期ごとにパルス列に変換しない。
図4に示す伝送状態判別部26は、例えば図5または図6に示すいずれかの伝送状態信号の出力方法を用いる。なお、説明を簡単化するために、図5および図6に示すパルス列出力のパルス数は、カウント抽出部22の入力データと同じ伝送周期のタイミングに示している。
はじめに、図5に示す伝送状態信号の出力方法について説明する。例えば、図5に示すように、伝送周期ごとにカウント抽出部22に“10”、“9”、欠測、“7”、“15”のカウント値を含む入力データが入力されたとする。パルス発生部23は、伝送周期ごとに、これらに対応する“パルス列出力”を出力する。
これと共に、伝送状態判別部26が、伝送周期ごとに、伝送状態信号が正常である場合には当該伝送周期の期間ではHigh信号を出力し、異常である場合には当該伝送周期の期間ではLow信号を出力する。図5に示すように、カウント抽出部22の入力データが欠測である伝送周期では、伝送状態判別部26が伝送状態信号として異常を出力する。
これにより、図4に示すディジタル計数率計測装置2bの出力に演算装置を接続する場合に、演算装置側で図5に示した伝送状態信号の正常/異常の継続時間を監視することで、演算装置が精度よく線量率や濃度などを演算することができる。
次に、図6に示す伝送状態信号の出力方法について説明する。図6の例では、伝送状態判別部26が、伝送周期ごとに、伝送状態信号が正常である場合にはワンパルス(例えば基準クロックの1クロック)で出力し、異常である場合にはワンパルスを出力しないようにしたものである。図6に示す伝送状態判別部26の出力方法を図5の出力方法と比べた場合に、演算装置側が図5に示す伝送状態信号の正常/異常の継続時間を監視する処理に比べて、演算装置側が図6に示す正常を示すパルス数をカウントする処理の方が回路等の構成を簡単化することができる。
以上説明したように、受信データの欠測が生じた場合、図5および図6に示すようなパルス列出力となる。一方、カウント値等の積算時間は欠測があるなしに限らず一定となる。そのため、欠測期間の時間を含めて積算時間を演算した場合に、結果的にカウント値の積算値が検出器の波高弁別部を通過した値よりも小さくなり、線量率や濃度を過小評価してしまう。
第2の実施形態によれば、前述したような伝送状態信号を用いることにより欠測期間の有無を監視し、欠測期間がある場合にその時間を除外した積算時間に補正することができる。これにより、放射線の濃度(密度)を演算する演算装置側で、カウント値の積算時間を補正することが可能となり、精度よく線量率や濃度などを計測することができる。
[第3の実施形態]
図7は、本発明に係るディジタル計数率計測装置の第3の実施形態における伝送状態判別部の構成を示すブロック図である。また、図8は、図7の伝送状態判別部の処理動作の一例を示す図である。
図7に示すディジタル計数率計測装置2cは、図4に示すディジタル計数率計測装置2bの伝送状態判別部26を伝送状態判別部26cとした構成であり、その他の共通な機能部については図示省略する。
伝送状態判別部26cは、ディジタル計数率計測装置2cの外部から保守状態であるか否かを示す保守状態信号を入力する。伝送状態判別部26cは、保守状態信号が保守状態である場合に、入力した伝送信号について伝送周期ごとに伝送状態が異常であると判別する。また、伝送状態判別部26cは、保守状態信号が保守状態でない場合に、伝送状態に応じて判別する。
なお、保守状態とは、放射線モニタシステムや、その関連する設備等を保守作業、改修作業等の期間において保守が必要な状態である。したがって、このような保守状態である場合に、外部の信号送出装置などから判別可能な信号として出力される。
伝送状態判別部26cは、例えば図7に示すように、OR回路261と、エラーチェック回路262とを有する。
エラーチェック回路262は、受信部21から出力される伝送信号を入力する。エラーチェック回路262は、伝送信号に対してエラーチェック(エラー検査)を行う。エラーチェック回路262は、例えば伝送信号に含まれるCRC符号、パリティチェック符号などを検査する。このために、送信部14では、例えば伝送信号にエラーチェック符号などを付加する。これにより、受信側の伝送状態判別部26cは、伝送周期ごとに受信される伝送信号について、エラーチェック符号を検査して、伝送信号の状態を判別することができる。
OR回路261は、入力の論理和を演算する回路である。OR回路261には、例えばエラーチェック回路262による検査結果と保守状態信号とが入力される。OR回路261は、少なくともいずれか一つの入力が異常信号であれば伝送状態信号を異常として出力し、それ以外であれば正常として出力する。
例えば、図7および図8に示すErrorA信号(エラーチェック回路262の出力)が、High(“1”)の場合に、伝送信号にエラーがある(異常)と判定される。同様に、ErrorB信号(保守状態信号)は、保守状態信号がHigh(“1”)の場合に保守状態であると判定される。これにより、OR回路261に入力されたErrorA信号またはErrorB信号の少なくともいずれかがHighの場合にOR回路261の出力(OutC信号)がHighとなる。すなわち、伝送状態信号が異常として出力される。一方、それ以外であれば、OR回路261のOutC信号がLowとなる。すなわち、伝送状態信号が正常として出力される。
以上説明したように、第3の実施形態によれば、伝送状態判別部により受信エラーによる欠測の他に、保守時における計測不可のような場合においても、ディジタル計数率計測装置の外部へ伝送状態が正常または異常かを特定可能なように出力することができる。これにより、伝送状態が異常の計測値を除外することが可能となり、精度よく放射線の線量率およびカウント値などを計測することができる。
[第4の実施形態]
図9は、本発明に係るディジタル計数率計測装置の第4の実施形態におけるカウント値抽出動作を示す図である。
なお、第4の実施形態のディジタル計数率計測装置は、図1のディジタル計数率計測装置2aと同様な構成とし、以下に説明するディジタル式検出装置1についても、図1と同様な構成とする。それに加えて、以下に説明する機能部についてのカウント値抽出動作が、図9に示す動作であるとする。
ディジタル式検出装置1は、検出された放射線のカウント値の積算を開始し、伝送周期ごとに当該積算したカウント値を含む伝送信号をディジタル計数率計測装置2aへ送信する。
カウント抽出部22は、伝送周期ごとに当該伝送周期に抽出されたカウント値とその一つ前の伝送周期に抽出されたカウント値とから差分を取る。カウント抽出部22は、当該取った差分を抽出カウント値として出力する。
カウント積算周期は、図1に示すカウンタ部13により定められる。カウンタ部13は、図9に示すように、伝送周期よりも長い周期であるカウント積算周期ごとに検出された放射線のカウント値の積算を開始する。伝送周期ごとに当該積算したカウント値を含む伝送信号をディジタル計数率計測装置2aへ送信する。伝送周期は、積算したカウント値を伝送信号により送信する周期である。
ディジタル式検出装置1の出力は、図9に示すように、カウンタ部13によりカウントされた積算されたカウント値(積算カウント値)が送信部14から伝送信号に乗せられて送信される。例えば、図9に示すように、送信側ではディジタル式検出装置1の出力として“10”、“19”、“27”、“34”、“49”を含む伝送信号が出力される。
ディジタル計数率計測装置2aの受信データは、受信部21により受信された伝送信号に含まれる積算カウント値である。例えば、図9に示すように、受信側ではディジタル計数率計測装置2aの受信データとして“10”、“19”、欠測、“34”、“49”を含む伝送信号が受信される。すなわち、欠測に対応する伝送周期では、例えば伝送信号にエラー等が発生し、受信データが再生できない状態である。
カウント抽出部22の抽出カウント値は、カウント抽出部22により伝送周期ごとに抽出されたカウント値(積算カウント値)と前の伝送周期に抽出されたカウント値(積算カウント値)との差分が取られた値である。例えば、図9に示すように、抽出カウント値として“10”、“9”、“15”、“15”等の積算カウント値の差分が出力される。なお、説明を簡単化するために、図9に示すパルス列出力のパルス数は、カウント抽出部22の抽出カウント値と同じ伝送周期のタイミングに示している。
パルス発生部23のパルス列出力は、伝送周期ごとの抽出カウント値に対応するパルス数のパルス列である。また、欠測に対応する伝送周期では、パルス列が出力されない。しかしながら、欠測に対応する伝送周期の次の正常な伝送期間には、積算カウント値の差分に対応するパルス列を出力することができる。
例えば、図9に示すように、欠測に対応する伝送周期がある場合に、その前後の正常な伝送周期の受信データに含まれる積算カウント値の差分から、後の正常な伝送周期にカウント抽出部22の抽出カウント値として“15”が出力される。すなわち、欠測に対応する伝送周期の差分のカウント値“8”と、正常である後の伝送周期の差分のカウント値“7”値とが含まれて、出力される。これは、欠測に対応する伝送周期があった場合にも、受信データには積算カウント値が継続して含まれる。
第1ないし第3の実施形態では、ディジタル式検出装置1が伝送周期ごとに検出されたカウント数をカウント値として送信する実施例であった。しかしながら、本実施形態では、ディジタル式検出装置1から所定の期間の積算カウント数をカウント値(積算カウント値)として送信する実施例である。
これにより、図9に示すように、例えば受信データの欠測が生じた場合でも、前後の積算カウント数により欠測分を次の正常な伝送周期に含めて、積算カウント数を正しい状態で外部に出力することができる。この結果、欠測期間の時間を含めた積算時間を用いても、線量率や濃度などを正確に求めることができる。
以上説明したように、第4の実施形態によれば、ディジタル計数率計測装置の受信データに欠測がある場合にも、積算カウント数によるカウント値を抽出しているため、欠測期間の時間を含めた場合にも、正しいカウント数をカウントすることができる。これにより、精度よく放射線の線量率およびカウント値などを計測することができる。
[第5の実施形態]
図10は、本発明に係るディジタル計数率計測装置の第5の実施形態におけるパルス発生部の構成を示すブロック図である。また、図11、図12および図13は、各々、図10のパルス発生部の制御動作を示す図である。なお、図10に示すディジタル計数率計測装置2d(2)の構成は図1と同様であり、パルス発生部23d(23)以外の構成については図示省略する。
パルス発生部23dは、カウント抽出部22により抽出されたカウント値を、伝送周期ごとに伝送周期の時間幅に対応した等間隔のパルス列に変換する。
第1の実施形態では、図2に示すパルス発生部23aから出力されるパルス列のパルス幅が固定されている。すなわち、図3に示すように、パルス発生部23aが有する基準発振器231の基準クロックのパルス幅で決められている。そのため、受信側に接続される外部のカウンタなどの計測器の仕様によっては、基準クロックの周波数(特に高い周波数の場合)を精度よく計測ができない場合がある。
例えば、図2に示すパルス発生部23aの出力に外部カウンタを繋ぎ、カウント値を計測するなど複数の異なる機器を接続する使い方をする場合に、受信側で使用する外部の計測器等のスペックを考慮する必要がある。
そこで、第5の実施形態では、図10に示すパルス発生部23dからパルス列を出力する際に、基準クロックのパルス幅で固定(パルス幅固定)して出力するのではなく、伝送周期の時間幅に対して等間隔で出力できるようにすることである。すなわち、本実施形態では、伝送周期内でパルス幅を大きくして、より低い周波数のパルス列に変換して出力するものである。
以下、図10に示すパルス発生部23dの構成について説明し、また、図11、図12および図13の各々に示すパルス発生部23dの制御動作について説明する。
ディジタル式検出装置1から送信された伝送信号は、ディジタル計数率計測装置2dの受信部21で受信され、受信された伝送信号からカウント抽出部22によりカウント値が抽出される。カウント抽出部22は、抽出したカウント値に基づき、抽出カウント値をパルス発生部23dへ出力する。また、受信部21は、パルス発生部23d等へ伝送周期信号を出力する。
パルス発生部23dでは、この伝送周期信号、抽出カウント値および基準発振器231から出力される基準クロックに基づいて、前述したように、AND回路234から抽出カウント値に対応するパルス列を等間隔パルス生成部235へ出力する。
等間隔パルス生成部235は、AND回路234から入力したパルス列について、伝送周期ごとにそのパルス数に応じてパルス幅(パルス周期)を調整する。
具体的には、等間隔パルス生成部235は、図11に示すように、カウントパルスa(5カウント)を所定の周期(伝送周期)内に調整した等間隔パルスaを出力する。ここで、例えば基準クロックを1MHzとし、伝送周期を10Hzとする。そうすると、カウントパルスaは、1MHzのパルス幅で5つのパルスである。一方、10Hzの1周期の伝送時間に調整された等間隔パルスaは、50Hzのパルス幅で5つのパルスである。
同様に、図12に示すように、カウントパルスb(10カウント)を所定の周期内に調整した等間隔パルスb(例えば100Hzのパルス)を出力する。また、図13に示すように、カウントパルスc(50カウント)を所定の周期内に調整した等間隔パルスc(例えば500Hzのパルス)を出力する。
すなわち、等間隔パルス生成部235は、伝送周期の1周期以内で、抽出カウント値に応じて等間隔パルスを生成し、出力する。
以上説明したように、第5の実施形態によれば、放射線をカウントするためのパルス列出力において、伝送周期内でパルス幅を調整することができる。これにより、より低い周波数でパルス列を出力することができるため、放射線をカウントするための外部の計測器などにおいてスペックがより広範囲のものを適用することができる。
[第6の実施形態]
図14は、本発明に係るディジタル計数率計測装置の第6の実施形態におけるパルス発生部の構成を示すブロック図である。なお、図14に示すディジタル計数率計測装置2e(2)の構成は図1と同様であり、パルス発生部23e(23)以外の構成については図示省略する。
図14に示すパルス発生部23eは、図10に示すパルス発生部23dと比べて、等間隔パルス生成部235を有さず、代わりに基準発振器231とカウンタ232との間に分周器236を有する構成である。
図10に示すパルス発生部23dでは、等間隔パルス生成部235によりカウント抽出部22により抽出されたカウント値を、伝送周期ごとに伝送周期の時間幅に対応した等間隔のパルス列に変換するものである。
一方、図14に示すパルス発生部23eでは、基準発振器231から出力される基準クロックを分周器236により分周する。分周器236は、外部からの周波数選択切替信号により複数の分周比のいずれか一つが選択可能とされている。分周比は、例えば1/1(1)、1/2、1/10、1/16、1/100、1/256等である。これらの分周比の幅は、基準クロックの周波数と受信側の計測器などのスペック等の範囲を考慮して定めればよい。
例えば、受信側(ディジタル計数率計測装置)に接続される外部のカウンタなどの計測器の仕様として、図示しない機器Aが10MHzまで測定可能、機器Bが400kHzまで測定可能、機器Cが20kHzまで測定可能な3つの機器が使用されることがあるとする。
このような場合に、図2に示したパルス発生部23aでは、基準クロックの周波数を1MHzとすると、パルス発生部23aから出力されるパルス列出力は、1パルスが1MHzを基準とするパルス幅となる。したがって、機器Aは測定可能だが、機器Bおよび機器Cを用いる場合には計測器の仕様を越えており測定できない。
一方、図14に示すパルス発生部23eでは、基準発振器231から出力される1MHzの基準クロックを分周器236により分周することができる。これにより、例えば機器Aを用いる場合には分周比1とし、機器Bを用いる場合には分周比1/4とし、機器Cを用いる場合には分周比1/100等として、ユーザ側で外部から選択可能である。これにより、受信側に接続される外部のカウンタなどの計測器の仕様に応じて、基準クロックの周波数よりも低い周波数で、パルス列出力が可能となる。
また、図14に示すパルス発生部23eは分周器236を有すればよいため、図10に示すパルス発生部23dの構成よりも簡易な回路で実現することができる。
以上説明したように、第6の実施形態によれば、放射線をカウントするためのパルス列出力において、外部からの周波数選択に応じて、伝送周期内でパルス幅を調整することができる。これにより、より低い周波数でパルス列を出力することができるため、放射線をカウントするための外部の計測器などにおいてスペックがより広範囲のものを適用することができる。
[第7の実施形態]
図15は、本発明に係るディジタル計数率計測装置を用いた放射線モニタシステムの他の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、第7の実施形態のディジタル計数率計測装置は、図15に示す他の実施形態の放射線モニタシステム5fに用いられるものとする。
放射線モニタシステム5fは、図15に示すように、ディジタル式検出装置1と、ディジタル計数率計測装置2aと、演算装置4とを備えている。演算装置4は、さらに、パルス入力部41および演算部42を有する。なお、ディジタル式検出装置1およびディジタル計数率計測装置2aについては、前述した第1の実施形態での説明と同様である。
パルス入力部41は、ディジタル計数率計測装置2aから出力されたパルス列出力を入力する。
演算部42は、パルス列出力をカウント値に変換し、変換したカウント値(再生カウント値とする)を用いて放射線の濃度を演算する。
一般に、放射線の濃度(密度)は“濃度(密度)=単位時間あたりのカウント値×換算係数/体積”で求められる。ここで言う換算係数とは、測定対象によって異なり、測定系での検出効率の逆数を示す。
放射線モニタシステム5fでは、ディジタル式検出装置1およびディジタル計数率計測装置2aで得られたパルス列をカウント値(数値)に変換する。この変換されたカウント値は、演算装置4の演算部42により放射線濃度の演算に用いられる。
さらに、演算部42は、計数率=積算カウント/測定時間の演算により計数率を求めることができる。求めた計数率は、演算装置4により前述した検出効率の演算に用いてもよい。
これにより、リアルタイムの線量率と同じカウント値(再生カウント値)を用いて、放射線の濃度(密度)計算を行うことができる。
以上説明したように、第7の実施形態によれば、送信側のディジタル式検出装置の波高弁別部を通過したパルスのカウント値を、受信側のディジタル計数率計測装置からパルス列として出力することができる。
すなわち、本実施形態によれば、一つの波高弁別部からレート演算前のカウント値を得ることができ、リアルタイムの線量率と他の演算とを差異のない同一(例えば図16に示す2系統の波高弁別部を用いない)のカウント値を用いることができる。また、この差異のない同一のカウント値を用いて、放射線の濃度を算出することができる。これにより、精度よく放射線の線量率および濃度などを計測することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。例えば、各実施形態の特徴を組み合わせてもよい。さらに、これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形には、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。また、前述した実施形態の適用例として、原子力発電所などのプラント設備を一例として示したが、放射線をモニタする用途のある他の設備の場合にも、適用できることはいうまでもない。
1、100…ディジタル式検出装置、2、2a、2b、2c、2d、200…ディジタル計数率計測装置、3、300…ディジタル伝送路、4、500…演算装置、5a、5f…放射線モニタシステム、11、101…放射線検出部、12、102、401…波高弁別部、13、103…カウンタ部、14、104、402…送信部、21、201、404…受信部、22、202…カウント抽出部、23、23a、23d…パルス発生部、24、203…レート演算部、25、204…レコーダ出力部、26、26c…伝送状態判別部、41、501…パルス入力部、42、502…演算部、231…基準発振器、232…カウンタ、233…比較器、234…AND回路、235…等間隔パルス生成部、236…分周器、261…OR回路、262…エラーチェック回路、400…変換装置、403…パルス伝送路

Claims (9)

  1. 放射線検出器から出力される検出器信号に基づいて放射線を計測して伝送周期ごとにカウント値を含む伝送信号を送信するディジタル式検出装置に通信可能に接続されたディジタル計数率計測装置であって、
    前記カウント値を含む前記伝送信号を受信する受信部と、
    前記伝送周期ごとに、前記受信部により受信された前記伝送信号から前記カウント値を抽出し、当該抽出した前記カウント値に基づいて抽出カウント値を出力するカウント抽出部と、
    前記伝送周期ごとに、前記カウント抽出部から出力された前記抽出カウント値を対応するパルス数のパルス列に変換し、当該変換したパルス列を出力するパルス発生部と、
    前記抽出カウント値に基づいてレート演算を行い、線量率を算出するレート演算部と、
    前記線量率を所定の出力形式で出力するレコーダ出力部とを備える
    ことを特徴とするディジタル計数率計測装置。
  2. 前記受信部から受信された前記伝送信号を入力し、入力した前記伝送信号を監視して前記伝送周期ごとに伝送状態が正常または異常であるかを判別する伝送状態判別部をさらに備え、
    前記伝送状態判別部は、判別した前記伝送状態が正常である場合には正常を示す正常状態信号を出力し、判別した前記伝送状態が異常である場合には前記正常状態信号とは異なる異常状態信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のディジタル計数率計測装置。
  3. 前記パルス発生部は、前記伝送周期ごとに前記伝送状態判別部から前記正常状態信号または前記異常状態信号を受けて、前記正常状態信号を受けた場合には前記パルス列を出力し、前記正常状態信号を受けた場合には前記パルス列を出力しない
    ことを特徴とする請求項2に記載のディジタル計数率計測装置。
  4. 前記伝送状態判別部は、前記ディジタル計数率計測装置の外部から保守状態であるか否かを示す保守状態信号をさらに入力し、前記保守状態信号が前記保守状態である場合には前記入力した前記伝送信号について前記伝送状態が異常であると判別し、前記保守状態信号が前記保守状態でない場合には前記伝送状態に応じて正常または異常と判別する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のディジタル計数率計測装置。
  5. 前記ディジタル式検出装置から送信された前記伝送信号に含まれる前記カウント値は、所定の時間ごとに前記放射線を計測して積算された値であり、
    前記カウント抽出部は、一つの前記伝送周期に抽出した前記カウント値とその一つ前の前記伝送周期に抽出した前記カウント値とから差分を取り、前記伝送周期ごとに当該取った差分を前記抽出カウント値として出力する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のディジタル計数率計測装置。
  6. 前記パルス発生部は、前記抽出カウント値を前記伝送周期の時間幅に対応した等間隔の前記パルス列に変換する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のディジタル計数率計測装置。
  7. 前記パルス発生部は、基準クロックを出力する基準発振器と、前記基準クロックを分周可能な複数の分周比を選択可能に切り替える分周器とを有し、
    前記パルス発生部は、前記基準発振器から出力された前記基準クロックをいずれか一つの前記分周比に基づいて分周された前記基準クロックを用いて、前記抽出カウント値を前記分周された前記基準クロックに対応した前記パルス列に変換する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のディジタル計数率計測装置。
  8. 放射線を検出して放射線を計測するディジタル式検出装置を備え、当該ディジタル式検出装置と通信可能に接続されるディジタル計数率計測装置を用いた放射線モニタシステムであって、
    前記ディジタル式検出装置は、
    前記放射線を検出して検出器信号として出力する放射線検出部と、
    前記放射線検出部から出力される前記検出器信号に基づいて、所定の閾値レベルを超える前記検出器信号をパルスに整形して出力する波高弁別部と、
    前記波高弁別部から出力された前記パルスの数をカウントするカウンタ部と、
    伝送周期ごとにカウントされたカウント値を含む伝送信号を送信する送信部とを備え、
    前記ディジタル計数率計測装置は、
    前記カウント値を含む前記伝送信号を受信する受信部と、
    前記伝送周期ごとに、前記受信部により受信された前記伝送信号から前記カウント値を抽出し、当該抽出した前記カウント値に基づいて抽出カウント値を出力するカウント抽出部と、
    前記伝送周期ごとに、前記カウント抽出部から出力された前記抽出カウント値を対応するパルス数のパルス列に変換し、当該変換したパルス列を出力するパルス発生部と、
    前記抽出カウント値に基づいてレート演算を行い、線量率を算出するレート演算部と、
    前記線量率を所定の出力形式で出力するレコーダ出力部とを備える
    ことを特徴とするディジタル計数率計測装置を用いた放射線モニタシステム。
  9. 前記パルス発生部から出力される前記パルス列を入力して再生カウント値に変換するパルス入力部と、当該変換された再生カウント値を用いて放射線濃度の演算を行なう演算部とを有する演算装置をさらに備える
    ことを特徴とする請求項8に記載のディジタル計数率計測装置を用いた放射線モニタシステム。
JP2012288588A 2012-12-28 2012-12-28 ディジタル計数率計測装置およびそれを用いた放射線モニタシステム Active JP6005513B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012288588A JP6005513B2 (ja) 2012-12-28 2012-12-28 ディジタル計数率計測装置およびそれを用いた放射線モニタシステム
US14/096,181 US20140183359A1 (en) 2012-12-28 2013-12-04 Digital rate meter and radiation monitoring system using digital rate meter
FR1362932A FR3000562A1 (fr) 2012-12-28 2013-12-18 Dosimetre numerique et dispositif de controle de rayonnement utilisant un dosimetre numerique
CN201310722278.5A CN103913766A (zh) 2012-12-28 2013-12-24 数字计数率计测装置以及使用了其的放射线监视***

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012288588A JP6005513B2 (ja) 2012-12-28 2012-12-28 ディジタル計数率計測装置およびそれを用いた放射線モニタシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014130092A true JP2014130092A (ja) 2014-07-10
JP6005513B2 JP6005513B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=50977136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012288588A Active JP6005513B2 (ja) 2012-12-28 2012-12-28 ディジタル計数率計測装置およびそれを用いた放射線モニタシステム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20140183359A1 (ja)
JP (1) JP6005513B2 (ja)
CN (1) CN103913766A (ja)
FR (1) FR3000562A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105629284A (zh) * 2015-12-28 2016-06-01 广州兰泰胜辐射防护科技有限公司 一种电离辐射剂量获取方法及装置
KR101733092B1 (ko) * 2015-01-07 2017-05-08 한국해양과학기술원 휴대용 방사능 검출기의 시간 영역에서의 최고값 검출 장치 및 그 방법
KR20190011434A (ko) * 2017-07-25 2019-02-07 주식회사 루미맥스 방사능 측정 장치 및 이를 이용하여 방사능을 검출하는 방법

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105814906A (zh) * 2013-12-11 2016-07-27 阿海珐有限公司 用于核电站的传输***和相关的方法
JP6080778B2 (ja) * 2014-01-14 2017-02-15 三菱電機株式会社 放射線監視装置
US10004132B2 (en) * 2014-10-23 2018-06-19 Mitsubishi Electric Corporation Dose rate monitoring device
JP6578817B2 (ja) * 2015-08-25 2019-09-25 富士電機株式会社 信号処理装置及び放射線測定装置
JP6628701B2 (ja) * 2016-08-05 2020-01-15 三菱電機株式会社 放射線測定装置
US9881708B1 (en) 2017-04-12 2018-01-30 Consolidated Nuclear Security, LLC Radiation area monitor device and method
CN107272049B (zh) * 2017-07-13 2019-01-08 成都理工大学 基于脉冲宽度的数字n-γ甄别方法
CN114355427A (zh) * 2021-12-31 2022-04-15 中国核电工程有限公司 一种核临界探测器及探测方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3541311A (en) * 1966-06-27 1970-11-17 Us Navy Nuclear radiation digital dose measuring system
JPS58223776A (ja) * 1982-06-23 1983-12-26 Hitachi Ltd 放射線監視装置
US4491733A (en) * 1981-10-22 1985-01-01 Xetex, Inc. Radiation flux measuring system with dead-time correction
JPS6183982A (ja) * 1984-09-29 1986-04-28 Toshiba Corp 放射線モニタ装置
JP2009052926A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Toshiba Corp 放射線モニタ及びその動作確認方法
JP2013186109A (ja) * 2012-03-12 2013-09-19 Panasonic Corp 放射線量測定システム、並びにそれに用いるデータ収集装置及び測定局

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3859512A (en) * 1973-04-26 1975-01-07 Karl R Ritzinger Rate meter
US4133039A (en) * 1976-11-09 1979-01-02 Westinghouse Electric Corp. True mean rate measuring system
JPS5516208A (en) * 1978-07-21 1980-02-04 Fuji Electric Co Ltd Digital counting rate meter
JPS603573A (ja) * 1983-06-22 1985-01-09 Hitachi Ltd エリア放射線監視システム
FR2626687B1 (fr) * 1988-02-02 1990-05-25 Commissariat Energie Atomique Comparateur numerique, ratiometre numerique et analyseur d'amplitude comportant de tels ratiometres
JPH0367193A (ja) * 1989-08-04 1991-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 放射線検出機能付携帯用時計
JP3712857B2 (ja) * 1998-05-18 2005-11-02 三菱電機株式会社 デジタル計数率計
JP4398600B2 (ja) * 2001-05-14 2010-01-13 株式会社東芝 パルス計数率計
US7592603B2 (en) * 2005-08-25 2009-09-22 Rae Systems, Inc. Combined radiation dosimeter and rate meter
CN101419288B (zh) * 2008-11-24 2011-11-16 北京航空航天大学 基于蓝牙无线网络的数字化智能核探测计数装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3541311A (en) * 1966-06-27 1970-11-17 Us Navy Nuclear radiation digital dose measuring system
US4491733A (en) * 1981-10-22 1985-01-01 Xetex, Inc. Radiation flux measuring system with dead-time correction
JPS58223776A (ja) * 1982-06-23 1983-12-26 Hitachi Ltd 放射線監視装置
JPS6183982A (ja) * 1984-09-29 1986-04-28 Toshiba Corp 放射線モニタ装置
JP2009052926A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Toshiba Corp 放射線モニタ及びその動作確認方法
JP2013186109A (ja) * 2012-03-12 2013-09-19 Panasonic Corp 放射線量測定システム、並びにそれに用いるデータ収集装置及び測定局

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101733092B1 (ko) * 2015-01-07 2017-05-08 한국해양과학기술원 휴대용 방사능 검출기의 시간 영역에서의 최고값 검출 장치 및 그 방법
CN105629284A (zh) * 2015-12-28 2016-06-01 广州兰泰胜辐射防护科技有限公司 一种电离辐射剂量获取方法及装置
KR20190011434A (ko) * 2017-07-25 2019-02-07 주식회사 루미맥스 방사능 측정 장치 및 이를 이용하여 방사능을 검출하는 방법
KR101975986B1 (ko) 2017-07-25 2019-05-08 주식회사 루미맥스 방사능 측정 장치 및 이를 이용하여 방사능을 검출하는 방법

Also Published As

Publication number Publication date
FR3000562A1 (fr) 2014-07-04
CN103913766A (zh) 2014-07-09
US20140183359A1 (en) 2014-07-03
JP6005513B2 (ja) 2016-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6005513B2 (ja) ディジタル計数率計測装置およびそれを用いた放射線モニタシステム
KR101165214B1 (ko) 부분방전 검출장치 및 검출방법
US11979229B2 (en) Error rate measuring apparatus and error count display method
US9383455B2 (en) Radiation measurement apparatus
JP6072977B2 (ja) 放射線モニタ
JP2013113648A (ja) 放射線測定装置
WO2009028875A2 (en) Method and apparatus for supervising integrated trip margin of facilities in industrial plant
US11442801B2 (en) Error rate measuring apparatus and error counting method
US9083456B2 (en) Method and apparatus for detecting uncharacteristic power level changes of an optical signal
US11687429B2 (en) Error rate measuring apparatus and codeword position display method
KR101898928B1 (ko) 디지털 계량기의 동작 모니터링 장치 및 이를 포함하는 태양광 발전 시스템
KR20170029983A (ko) 구조물의 원격 점검 시스템 및 이의 동작 방법
JP2015190951A (ja) 積算量出力機器、積算量入力機器、積算パルス伝送装置、および積算パルス伝送装置のエラー検出方法
JP4817872B2 (ja) データ信号監視装置および信号監視方法
JP5310001B2 (ja) 超音波ガスメータ
KR101154649B1 (ko) 광신호 송수신 레벨을 이용하여 광통신망을 감시하기 위한 광통신망 관리 시스템 및 광통신 이상 구간 판단 방법
JP4329916B2 (ja) 列車検知装置
KR20140082324A (ko) 컴퓨터 rs-232 통신을 사용한 철도신호시스템 점검장치 및 점검방법
JP3879352B2 (ja) 放射線監視システム
CN106996799A (zh) 用于仪器面板的微调编码器、***及识别方法
RU2384511C1 (ru) Способ дистанционного контроля лифтов и устройство для его осуществления
JP5049244B2 (ja) フェージングシミュレータおよび無線通信機器試験システム
JPS61151480A (ja) 伝送回線監視方式
JP2011176444A (ja) 伝送品質評価装置及び伝送品質評価方法
RU2347259C1 (ru) Устройство диагностики системы охлаждения

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160715

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160907

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6005513

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151