JP2014129313A - 発熱性美容パック - Google Patents

発熱性美容パック Download PDF

Info

Publication number
JP2014129313A
JP2014129313A JP2012289272A JP2012289272A JP2014129313A JP 2014129313 A JP2014129313 A JP 2014129313A JP 2012289272 A JP2012289272 A JP 2012289272A JP 2012289272 A JP2012289272 A JP 2012289272A JP 2014129313 A JP2014129313 A JP 2014129313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exothermic
beauty pack
beauty
skin
nonwoven fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012289272A
Other languages
English (en)
Inventor
Ick-Soo Kim
翼水 金
Kai Wei
凱 魏
Kei Watanabe
圭 渡邊
Takashi Nakajima
隆 中嶋
Kyu-O Kim
ギュオ 金
Hiroko Kondo
博子 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinshu University NUC
Original Assignee
Shinshu University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinshu University NUC filed Critical Shinshu University NUC
Priority to JP2012289272A priority Critical patent/JP2014129313A/ja
Priority to KR1020130162923A priority patent/KR101567473B1/ko
Priority to CN201310730873.3A priority patent/CN103800206B/zh
Publication of JP2014129313A publication Critical patent/JP2014129313A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D44/00Other cosmetic or toiletry articles, e.g. for hairdressers' rooms
    • A45D44/002Masks for cosmetic treatment of the face
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D44/00Other cosmetic or toiletry articles, e.g. for hairdressers' rooms
    • A45D44/22Face shaping devices, e.g. chin straps; Wrinkle removers, e.g. stretching the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F7/00Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body
    • A61F7/08Warming pads, pans or mats; Hot-water bottles

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

【課題】 顔に対する密着性が高く、肌触りが良く、脱落し難く、皮膚化粧料の肌への吸収効率が高く、温熱効果を発揮させることができる発熱性美容パックを提供する。
【解決手段】 ナノ繊維から構成される不織布200と、化学的発熱層300とを有する構成とする。化学的発熱層300は、塗膜発熱層301、シート状発熱層302、袋状発熱層303の形態とすることができる。また、ナノ繊維から構成される不織布にマイクロカプセル400を織り込む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顔の温熱美容に用いる発熱性美容パックに関するものである。
現在、顔に用いる美容用品として、いわゆる美容パックが広く用いられている。美容パックは、まず、顔の皮膚に貼付し、ある程度の時間放置した後、美容パックを皮膚から剥離するという方法で用いられる。美容パックを顔の皮膚に貼付して放置することにより、美容パックに含まれる皮膚化粧料による潤いや張りなどの美容効果を期待することができる。また、美容パックを皮膚になじませた後で剥離することにより、皮膚表面の油脂や古い角質を除去し、肌を健康にする効果を期待することができる。
美容パックを貼付する際に、美容パックを暖めることによる温熱効果により、皮膚化粧料を効率良く吸収させ、顔肌を活性化させて、皮膚を健やかにして美肌に保ち、加えて、暖かい水分で肌にモイスチャー効果を与えることが知られている。
そのため、特許文献1や特許文献2に示されるように、シート状の化学的発熱剤を美容パックに積層した発熱性美容パックが提案されている。
特開昭56−085336号公報 特開平11−299818号公報
しかしながら、従来の発熱性美容パックは、顔に対する密着性が低いため、肌触りが悪い上、貼付中に脱落するという不都合があり、しかも、皮膚化粧料の肌への吸収効率が低く、温熱効果を十分に発揮させているとは言い難いものであった。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、顔に対する密着性が高く、肌触りが良く、脱落し難く、皮膚化粧料の肌への吸収効率が高く、温熱効果を発揮させることができる発熱性美容パックを提供することを目的とする。
[1]上記目的を達成するため、本発明の発熱性美容パックは、ナノ繊維から構成される不織布と、化学的発熱層とを有することを特徴とする。
即ち、本発明の発熱性美容パックは、肌に密着させる部材としてナノ繊維から構成される不織布を採用している。ナノ繊維は、繊維の直径が数nm〜数百nmとこれまでの繊維と比較して極めて細く、きめ細かな繊維であるため、ナノ繊維で構成される不織布は薄く、軽く、柔らかく、皮膚のシワなどの非常に小さな凹凸にも密着することができる。しかも、ナノ繊維は表面積が極めて大きいため、肌との接触面積が大きくなり、皮膚化粧料の肌への浸透性が高いという特性も備える。そのため、ナノ繊維から構成される不織布を採用した本発明の発熱性美容パックは、顔に対する密着性が高く、肌触りが良く、脱落し難い上、皮膚化粧料の肌への吸収効率が高く、温熱効果を発揮させることができる美容効果の高い美容パックとなった。
[2]本発明の発熱性美容パックは、[1]記載の発熱性美容パックにおいて、前記ナノ繊維が親水性を有することを特徴とする。
肌に密着するナノ繊維が親水性を有することにより、水分を含む肌への密着性が更に良好になる。
[3]本発明の発熱性美容パックは、[2]記載の発熱性美容パックにおいて、前記ナノ繊維が、ポリビニルアルコールからなることを特徴とする。
ポリビニルアルコールからなるナノ繊維の不織布は、肌への密着性が良好である。
[4]本発明の発熱性美容パックは、[3]記載の発熱性美容パックにおいて、前記ポリビニルアルコールが、不溶化処理がされていることを特徴とする。
ポリビニルアルコールを水に溶け難くする不溶化処理によって、ポリビニルアルコールからなるナノ繊維の不織布の肌への密着性を調整することができる。
[5]本発明の発熱性美容パックは、[1]又は[2]記載の発熱性美容パックにおいて、前記化学的発熱層が、塗膜発熱層であることを特徴とする。
化学的発熱層が塗膜発熱層であると、ナノ繊維から構成される不織布の柔らかさを損なうことが無く、肌への密着性が良好である。
[6]本発明の発熱性美容パックは、[1]又は[2]記載の発熱性美容パックにおいて、前記化学的発熱層が、スポンジの空隙に化学的に発熱する発熱組成物を充填したシート状発熱体であることを特徴とする。
スポンジは連通気泡の空隙を有する発泡体であり、空隙に発熱性組成物を充填したシート状としたものは、十分な発熱量を有しながら柔軟性があるため、ナノ繊維から構成される不織布の柔らかさを損なうことが無く、肌への密着性が良好である。
[7]本発明の発熱性美容パックは、[1]又は[2]記載の発熱性美容パックにおいて、前記化学的発熱層が、化学的に発熱する発熱組成物が前記ナノ繊維から構成される不織布と通気性を有するシートとで形成された扁平包装袋に封入された袋状発熱体であることを特徴とする。
化学的発熱層を、化学的に発熱する発熱組成物が通気性を有する扁平包装袋に封入された袋状発熱体とすることにより、十分な発熱量を確保し、温熱効果を確実なものにすることができる。
[8]本発明の発熱性美容パックは、[1]〜[7]いずれかに記載の発熱性美容パックにおいて、前記不織布がマイクロカプセルを織り込んでいることを特徴とする。
マイクロカプセルは芯物質を壁膜の中に封入した微粒子であり、加熱により又は水を吸収して壁膜が破れて中の芯物質を放出する機能を有する。芯物質を保存し、一定条件下に達すると放出できるため、芯物質として薬品や皮膚化粧料を封入させておくことにより、特殊な美容効果を適宜な時期に発揮させることができる。
[9]本発明の発熱性美容パックは、[8]記載の発熱性美容パックにおいて、前記マイクロカプセルの直径が300〜700nmの範囲にあることを特徴とする。
マイクロカプセルは、直径が数mmから数百nmの範囲を包含するものであるが、300〜700nmのナノレベルのサイズであると、ナノカプセルと呼ばれ、人間の皮膚に浸透しやすくなり、皮膚の角質層、表皮層を透過して、真皮層まで到達可能となる。そのため、通常サイズのマイクロカプセルよりも美容効果を高めることができる。
[10]本発明の発熱性美容パックは、[8]記載の発熱性美容パックにおいて、前記マイクロカプセルが、芯物質として皮膚化粧料を封入していることを特徴とする。
一定条件下でマイクロカプセルが皮膚化粧料を放出することができるため、美容効果を高めることができる。
[11]本発明の発熱性美容パックは、[8]記載の発熱性美容パックにおいて、前記マイクロカプセルが、前記化学的発熱層の熱で芯物質を放出する感熱性を有することを特徴とする。
一定温度に加熱されると芯物質を放出するマイクロカプセルを用いると、温熱効果が高まったときに薬品や皮膚化粧料などを皮膚に供給できるため、高い美容効果を発揮させることができる。
本発明の発熱性美容パックは、皮膚への良好な密着性から温熱効果による優れた美容効果を発揮することができる。
本発明の発熱性美容パックの実施形態1を示す断面図である。 本発明の発熱性美容パックの実施形態2を示す断面図である。 本発明の発熱性美容パックの実施形態3を示す断面図である。 本発明の発熱性美容パックの実施形態4を示す断面図である。 各試料を蒸留水に浸漬した後における走査型電子顕微鏡写真を示す図である。
以下、本発明の発熱性美容パックの実施の形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
本発明の発熱性美容パックは、ナノ繊維から構成される不織布と化学的発熱層とを有する。ナノ繊維(ナノファイバー)とは、平均直径が数nm〜数千nmの範囲内にある繊維であり、通常は、直径が1nm から100nm、長さが直径の100倍以上の繊維状物質と定義されている。一般の繊維と比較して遙かに細いため、単位重量当たりの表面積が、極めて大きいという特徴がある。本発明の発熱性美容パックでは、ナノ繊維を簿綿状に配列し、繊維自体の持つ融着力によって、あるいは接着剤を用いて繊維相互を接合して得られる布である不織布として用いる。不織布の厚みは、1μm〜100μmの範囲内にある。
ナノ繊維は、きめ細かな繊維であるため、ナノ繊維で構成される不織布は、薄く、軽く、柔らかく、皮膚のシワなどの非常に小さな凹凸にも密着することができる。しかも、ナノ繊維は表面積が極めて大きいため、肌との接触面積が大きくなり、皮膚化粧料の肌への浸透性が高いという特性も備える。
ナノ繊維から構成される不織布は、電界紡糸法によって製造することができる。電界紡糸法は、高分子溶液または溶融状態の高分子を高電圧を印加しながら多数のノズルから吐出させ、長尺シートに繊維を堆積させて不織布を形成する方法である。高分子溶液または溶融状態の高分子を原料とするため、ほとんど全ての種類の繊維素材を用いることができる。本発明の発熱性美容パックでは、皮膚に密着させるため、ナノ繊維として、親水性の繊維を用いることが好ましい。親水性の繊維としては、例えば親水性ポリウレタン、親水性ポリフッ化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリアミド、シルク、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン等の親水性および親水化処理を施した材料を例示することができる。
例示した材料の中で、好ましい材料はポリビニルアルコールである。ポリビニルアルコールは、ポリ酢酸ビニルを加水分解して製造されるものであるが、加水分解の程度(鹸化度)や重合度によって水への溶解度が大きく異なる。ポリビニルアルコールはこれらの鹸化度や重合度が異なるグレードのものが市販されている。また、鹸化度100%に近いポリビニルアルコールを紡糸の原料としても、ナノ繊維から構成される不織布を製造する際にアセタール化による不溶化処理を行って水あるいは温水に不溶乃至溶け難いポリビニルアルコールの不織布を製造することができる。
発熱性美容パックに要求される密着性は、不織布の材料のポリビニルアルコールの表面がある程度水へ溶解することによって更に高まると考えられる。そのため、不織布の材料として市販のポリビニルアルコールを用いる場合は、鹸化度と重合度の異なるグレードから水への溶解度を考慮して選定することが好ましい。
また、ポリビニルアルコールのアセタール化による不溶化処理は、例えば電界紡糸法において、ポリビニルアルコール溶液に架橋剤を添加したものを原料として、高電圧を印加しながら多数のノズルから吐出させ、長尺シートに繊維を堆積させて不織布を形成した後、塩酸ガスで処理する工程によって行うことができる。架橋剤の添加量および塩酸ガスでの処理時間により不溶化度が変化する。架橋剤としては、例えばグルタルアルデヒドを用いることができる。なお、未反応のグルタルアルデヒドは、例えばグリシンを用いて除去することができる。
不溶化度は、例えば、蒸留水に室温で1時間浸漬して溶解度を測定する試験方法で測定することができる。溶解度の測定は、重量減少率や顕微鏡での目視検査で行うことができる。グルタルアルデヒドを用いて不溶化度を検討した試験では、グルタルアルデヒドの添加量がポリビニルアルコールに対して5重量%、塩酸ガスによる処理時間が10秒では不溶化度が不十分であった。グルタルアルデヒドの添加量がポリビニルアルコールに対して10重量%以上、好ましくは15重量%以上、塩酸ガスによる処理時間が10秒であると、好ましい不溶化度となった。架橋剤添加量の上限は架橋剤でポリビニルアルコールの水酸基を全てアセタール化する理論量である。
なお、ポリビニルアルコールの不溶化処理は、熱処理(例えば、180℃、30分の条件)によって行うこともできる。
化学的発熱層は、空気中の酸素と酸化反応を起こして発熱する化学反応を利用するものや、水と反応して水和熱を放出して化学的に発熱するものがある。形態としては、塗膜発熱層、スポンジの空隙に化学的に発熱する発熱組成物を充填したシート形状、化学的に発熱する発熱組成物が通気性を有する扁平包装袋に封入された袋状発熱体がある。
[実施形態1]
図1に示すように、実施形態1の発熱性美容パック101は、ナノ繊維から構成される不織布200の上に化学的発熱層300が塗膜発熱層301として積層されている構造を有する。
実施形態1の発熱性美容パック101を構成する塗膜発熱層301の化学的発熱層300は、化学的に発熱する発熱組成物を塗料に配合したものを例示することができる。発熱組成物としては、発熱物質、炭素成分、金属の塩化物等の酸化助剤及び水を主成分とするものを用いることができる。発熱物質としては、空気によって酸化される際に発熱する鉄粉、亜鉛粉、アルミニウム粉又はマグネシウム粉或いはこれらの2種以上の金属からなる合金の粉末、更に、これらのうちの2種以上を混合した混合金属粉などが用いられるが、特に、これらの金属粉の中では、安全性、取扱性、コスト、保存性及び安定性などの観点を総合して最も優れている鉄粉を用いることが望ましい。炭素成分としてはカーボンブラック、黒鉛又は活性炭などを例示することができる。金属の塩化物としては、塩化ナトリウム、塩化カリウムなどのアルカリ金属の塩化物、塩化カルシウム、塩化マグネシウムなどのアルカリ土類金属の塩化物などを例示することができる。
塗膜発熱層301の厚さは、不織布200の柔軟性を損なわず、かつ発熱量を確保する上で、5μm〜5mm程度の範囲とすることが望ましい。
発熱組成物の成分比率は、発熱物質40〜75重量%、炭素成分1〜10重量%、金属の塩化物1〜10重量%及び水10〜40重量%の範囲が好ましい。発熱組成物は、そのまま塗料に配合しても良く、あるいはマイクロカプセルに封入し、使用時にマイクロカプセルの壁膜を破って発熱するようにしても良い。
塗料としては、人体に用いるため、安全性が高く、油性で通気性に優れた柔らかい塗膜を形成できるものが良く、例えば植物由来の植物油と天然溶剤を用いた塗料を用いることが望ましい。
発熱組成物を混合した塗料を不織布に塗布することによって、ナノ繊維から構成される不織布200の上に化学的発熱層300が塗膜発熱層301として積層されている実施形態1の発熱性美容パックを製造することができる。なお、図面では示していないが、塗膜発熱層301は、空気に触れると発熱を開始するため、本発明の発熱性美容パックは、空気を通さない密封袋の中に保存され、使用時に密封袋から取り出して使用する。
実施形態1の発熱性美容パック101は、ナノ繊維から構成される不織布200が、顔に対する密着性が高く、肌触りが良く、脱落し難い上、皮膚化粧料の肌への吸収効率が高いという美容パックに最適な機能を備えている。不織布200の上に積層されている化学的発熱層300が塗膜発熱層301であり、極めて薄いため、大きな発熱量は期待できないが、ナノ繊維で構成される不織布200の密着性を妨げないで短時間の温熱効果を発揮させることができる。
[実施形態2]
図2に示すように、実施形態2の発熱性美容パック102は、ナノ繊維から構成される不織布200の上に、スポンジの空隙に化学的に発熱する発熱組成物を充填したシート状発熱体302を積層した構造を有する。
スポンジは連続気泡を有する多孔質体であり、スポンジとしては、セルローススポンジ、ウレタンスポンジ、ポリエチレンスポンジ、ゴムスポンジなどを例示することができる。空隙率や空隙の大きさは製造方法によるので、適宜選定することができる。発熱組成物をスポンジの空隙内に充填するには、発熱組成物を溶液に懸濁させ、スポンジに吸収させた後、乾燥する方法で行うことができる。また、ペースト状にした発熱組成物をスポンジに塗り込んで製造することができる。スポンジの厚さは、不織布200の柔軟性を損なわず、かつ発熱量を確保する上で、0.2〜5mm程度の範囲とすることが望ましい。発熱組成物を充填したシート状発熱体302を接着剤でナノ繊維から構成される不織布200に貼り合わせることで、実施形態2の発熱性美容パックを製造することができる。
実施形態2の発熱性美容パック102は、ナノ繊維から構成される不織布200が、顔に対する密着性が高く、肌触りが良く、脱落し難い上、皮膚化粧料の肌への吸収効率が高いという美容パックに最適な機能を備えている。その不織布200の上に積層されている化学的発熱層がスポンジの空隙に化学的に発熱する発熱組成物を充填したシート状発熱体302であり、柔軟性に富み、ある程度の発熱量を確保できるため、ナノ繊維で構成される不織布200の密着性を妨げないで温熱効果を発揮させることができる。
[実施形態3]
図3に示すように、実施形態3の発熱性美容パック103は、ナノ繊維から構成される不織布200と通気性を有するシート310とで扁平包装袋が形成され、その扁平包装袋の中に粉末状の発熱組成物320が封入された袋状発熱体303の構造を有する。
通気性を有するシート310は、発熱組成物320に空気を供給し、発熱組成物320を封入できるものであれば良く、織布、不織布を例示することができる。ナノ繊維から構成される不織布200と扁平包装袋を形成するには、シート310とナノ繊維から構成される不織布200とをほぼ同じ形状に切り取り、発熱組成物320をナノ繊維から構成される不織布200の上に所定の厚さで堆積し、更にシート310を重ね合わせてシート310と不織布200との重なりの端縁全周を相互に接合することによって形成することができる。接合方法は、縫製、接着剤又は熱溶着や超音波溶着で行うことができる。発熱組成物320は、この実施形態では袋に封入されているため、空気によって酸化されることによって発熱する上述した発熱剤の他に、水と接触して水和熱で発熱する発熱剤も用いることができる。例えば、酸化カルシウムを例示することができる。酸化カルシウムを用いる場合は、扁平包装袋の少なくとも内面は、不透水性とする必要がある。
袋状発熱体303の厚さは、不織布200の柔軟性を損なわず、かつ発熱量を確保する上で、100μm〜5mm程度の範囲とすることが望ましい。
実施形態3の発熱性美容パック103は、扁平包装袋に発熱組成物320を比較的大量に封入することができる。例えば、顔面に接する部分の温度が35〜50℃で20〜40分間の発熱ができるように発熱組成物の封入量を調節することができる。発熱層として粉末を封入した扁平包装袋を用いるため、柔軟性はやや損なわれるが、発熱量を大きくすることができるため、長時間の温熱効果が期待できる。そのため、ナノ繊維から構成される不織布が肌との接触面積が大きく、皮膚化粧料の肌への浸透性に優れる機能を促進することができる。
[実施形態4]
図4に示すように、実施形態4の発熱性美容パックは、ナノ繊維から構成される不織布200の上に化学的発熱層300が積層され、ナノ繊維から構成される不織布200にマイクロカプセル400が織り込まれている構造を有する。化学的発熱層300としては、実施形態1〜3に用いられたもののいずれも使用することができる。
マイクロカプセル400の芯物質としては、例えば保湿成分などの皮膚化粧料、香料、湿布薬、温泉に含まれる温泉成分などを例示することができる。中でも保湿成分は温熱効果によるモイスチャー効果を促進する成分として有用であり、例えば、セラミド、スフィンゴリピット、ヒドロキシステアリン酸コレステロール、大豆レシチン、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンを挙げることができ、これらの一種を単独で又は複数種を併用して用いることができる。
マイクロカプセル400の壁膜としては、芯物質を密封保存し、必要なときに芯物質を放出できる機能が与えられる。例えば、芯物質が油溶性であれば、ナノ繊維から構成される不織布に液体の化粧水を含ませたときに、化粧水に溶解する水溶解性の材料を選択することができる。また、化学的発熱層が発熱して加温されたときの温度上昇によって溶解する感温材料を選定することができる。このような感温材料としては、例えば40℃程度の低温の軟化点を有する合成樹脂やワックスなどを挙げることができる。一定温度に加熱されると芯物質を放出するマイクロカプセルを用いると、温熱効果が高まったときに薬品や皮膚化粧料などを供給できるため、高い美容効果を発揮させることができる。マイクロカプセルには、芯物質の種類と壁材の種類によって、相分離法、融解分散冷却法、界面重合法など多種の製造方法が存在する。
マイクロカプセルの粒径は、特に制限されず、数百nmから数百μmまでナノ繊維から構成される不織布に織り込むことが可能である。皮膚への浸透性を良好にするためには、300〜700nmのナノレベルのナノカプセルと呼ばれるサイズであることが好ましい。ナノカプセルであると、皮膚の角質層、表皮層を透過して、真皮層まで到達可能となる。そのため、通常サイズのマイクロカプセルよりも美容効果を高めることができる。
ナノ繊維から構成される不織布にマイクロカプセルを織り込む方法としては、ナノ繊維から構成される不織布を電界紡糸法で製造する際に、原料の高分子溶液または溶融状態の高分子にマイクロカプセルを混合してノズルから吐出させる方法と、マイクロカプセルを含有しない原料溶液を高電圧を印加しながら多数のノズルから吐出させ、長尺シートに繊維を堆積させる際に、マイクロカプセルを吹き付けることによって不織布に織り込む方法がある。
本発明の発熱性美容パックは、円形、楕円形、矩形、U字形等のパッチタイプ、顔の形状に合わせ口や目や鼻の部分を打ち抜いた仮面形状などの形状とすることができる。実施形態3の発熱性美容パックの一枚で広い面積を覆う場合には、扁平包装袋の中の発熱組成物320に偏りが生じないように、キルティングを施しても良い。
本発明の発熱性美容パックは、発熱組成物を保存するために空気を通さない包装袋に封入されて流通するのが一般的である。使用時に袋から取り出して、ナノ繊維から構成される不織布に皮膚化粧料を染み込ませ、顔の必要箇所に貼付すると、ナノ繊維から構成される不織布の密着性の良さから、顔の皮膚に肌触り良く密着して貼付される。ナノ繊維は極めて細いため、皮膚のシワなどの非常に小さな凹凸にも密着し、脱落し難い。また、ナノ繊維は皮膚との接触面積が非常に大きく、皮膚化粧料が皮膚とナノ繊維との接触部分から皮膚に浸透する面積が大きいため、浸透速度が速く、美容効果に優れる。一方、袋から取り出した直後から発熱組成物が発熱を開始し、ナノ繊維から構成される不織布とその不織布に染み込んでいる皮膚化粧料を暖め、皮膚が温められる温熱効果により、毛穴が開くと共に、モイスチャー効果により皮膚が膨潤する結果、皮膚化粧料が皮膚に良く浸透する。このときに、実施形態4の発熱性美容パックでは、ナノ繊維に織り込まれているマイクロカプセルから中の芯物質が放出され、美容効果を促進することができる。
一定時間が経過した後、発熱性美容パックを顔から剥がすと、皮膚表面の油脂や古い角質がナノ繊維から構成される不織布に付着してこれらを皮膚から除去することによって、肌を健康にすることができる。ナノ繊維はこれらの油脂や古い角質を除去する効果も高く、美容効果に優れるものである。
[実験例]
本実験例は、アセタール化による不溶化処理の程度を調整するにより、ポリビニルアルコールからなるナノ繊維不織布の水に対する不溶化度を調整できる、ことを示す実験例である。
1.試料の調製
(1)試料1
ポリビニルアルコール溶液(株式会社クラレのPVA−217、溶媒:蒸留水、濃度:10wt%)にグルタルアルデヒド(最終の電界紡糸用高分子溶液中の高分子に対する濃度:35wt%)を添加して電界紡糸用高分子溶液とした。その後、この電界紡糸用高分子溶液を用いて電界紡糸を行い、ナノ繊維不織布(平均繊維径:500nm)を作製した。その後、塩酸ガスに10秒接触させることによって当該ナノ繊維不織布の不溶化処理を行い、試料1に係るナノ繊維不織布とした。
(2)試料2
グルタルアルデヒドの、最終の電界紡糸用高分子溶液中の高分子に対する濃度を5wt%に変えたこと以外は試料1と同様の方法によりナノ繊維不織布を作製し、試料2に係るナノ繊維不織布とした。
2.評価方法
各試料(試料1及び2)のそれぞれを蒸留水に室温で1時間浸漬し、その後における各試料のそれぞれについて走査型電子顕微鏡写真を撮影した。
3.評価結果
図5は、各試料を蒸留水に浸漬した後における走査型電子顕微鏡写真を示す図である。図5(a)は試料1の走査型電子顕微鏡写真を示す図であり、図5(b)は試料2のナノ繊維不織布の走査型電子顕微鏡写真を示す図である。
図5からも分かるように、試料2(不溶化処理を十分に行なわなかった試料)においては、蒸留水に対する不溶化度が低く、ナノ繊維の形状がかなり崩れているのに対して、試料1(不溶化処理を十分に行なった試料)においては、蒸留水に対する不溶化度が高く、ナノ繊維の形状がほとんど崩れていないことが分かった。
このことから、ポリビニルアルコールからなるナノ繊維不織布について、アセタール化による不溶化処理の程度を調整することにより、ナノ繊維不織布の水に対する不溶化度を調整できることが分かった。
これにより、アセタール化による不溶化処理の程度を調整することにより、ナノ繊維が適度に溶解した状態のナノ繊維からなる不織布を構成することが可能となり、肌への密着性と、ナノ繊維から構成される不織布を採用した効果(顔に対する密着性が高く、肌触りが良く、脱落し難い上、皮膚化粧料の肌への吸収効率が高いこと)とを兼ね備えた発熱性美容パックを構成することが可能となる。
なお、未反応のグルタルアルデヒドは、例えばグリシンを用いて除去することができる。
本発明の発熱性美容パックは、顔の美容に用いられるもので、美容産業や医療分野に用いることができる。
101 実施形態1の発熱性美容パック
102 実施形態2の発熱性美容パック
103 実施形態3の発熱性美容パック
104 実施形態4の発熱性美容パック
200 ナノ繊維から構成される不織布
300 化学的発熱層
301 塗膜発熱層
302 シート状発熱層
303 袋状発熱体
320 発熱組成物
400 マイクロカプセル

Claims (11)

  1. ナノ繊維から構成される不織布と、
    化学的発熱層と
    を有することを特徴とする発熱性美容パック。
  2. 請求項1記載の発熱性美容パックにおいて、
    前記ナノ繊維が親水性を有することを特徴とする発熱性美容パック。
  3. 請求項2記載の発熱性美容パックにおいて、
    前記ナノ繊維が、ポリビニルアルコールからなることを特徴とする発熱性美容パック。
  4. 請求項3記載の発熱性美容パックにおいて、
    前記ポリビニルアルコールが、不溶化処理がされていることを特徴とする発熱性美容パック。
  5. 請求項1又は2記載の発熱性美容パックにおいて、
    前記化学的発熱層が、塗膜発熱層であることを特徴とする発熱性美容パック。
  6. 請求項1又は2記載の発熱性美容パックにおいて、
    前記化学的発熱層が、スポンジの空隙に化学的に発熱する発熱組成物を充填したシート状発熱体であることを特徴とする発熱性美容パック。
  7. 請求項1又は2記載の発熱性美容パックにおいて、
    前記化学的発熱層が、化学的に発熱する発熱組成物が前記ナノ繊維から構成される不織布と通気性を有するシートとで形成された扁平包装袋に封入された袋状発熱体であることを特徴とする発熱性美容パック。
  8. 請求項1〜7いずれかに記載の発熱性美容パックにおいて、
    前記不織布がマイクロカプセルを織り込んでいることを特徴とする発熱性美容パック。
  9. 請求項8記載の発熱性美容パックにおいて、
    前記マイクロカプセルの直径が300〜700nmの範囲にあることを特徴とする発熱性美容パック。
  10. 請求項8記載の発熱性美容パックにおいて、
    前記マイクロカプセルが、芯物質として皮膚化粧料を封入していることを特徴とする発熱性美容パック。
  11. 請求項8記載の発熱性美容パックにおいて、
    前記マイクロカプセルが、前記化学的発熱層の熱で芯物質を放出する感熱性を有することを特徴とする発熱性美容パック。
JP2012289272A 2012-12-30 2012-12-30 発熱性美容パック Pending JP2014129313A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012289272A JP2014129313A (ja) 2012-12-30 2012-12-30 発熱性美容パック
KR1020130162923A KR101567473B1 (ko) 2012-12-30 2013-12-24 발열성 미용 팩
CN201310730873.3A CN103800206B (zh) 2012-12-30 2013-12-26 发热型美容面膜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012289272A JP2014129313A (ja) 2012-12-30 2012-12-30 発熱性美容パック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014129313A true JP2014129313A (ja) 2014-07-10

Family

ID=50697917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012289272A Pending JP2014129313A (ja) 2012-12-30 2012-12-30 発熱性美容パック

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2014129313A (ja)
KR (1) KR101567473B1 (ja)
CN (1) CN103800206B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014129314A (ja) * 2012-12-30 2014-07-10 Shinshu Univ シート状パック基材、シート状パック及びシート状パック基材の製造方法
JP2021113168A (ja) * 2020-01-18 2021-08-05 株式会社 きものブレイン 美容シート

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103952860A (zh) * 2014-05-08 2014-07-30 浙江金三发非织造布有限公司 一种无纺布的生产工艺
CN106137803A (zh) * 2015-03-31 2016-11-23 佛山市禾才科技服务有限公司 一种平衡油脂发热面膜
CN106137775A (zh) * 2015-03-31 2016-11-23 佛山市禾才科技服务有限公司 一种发热面膜
CN106137810A (zh) * 2015-03-31 2016-11-23 佛山市禾才科技服务有限公司 一种祛痘发热面膜
CN106137895A (zh) * 2015-03-31 2016-11-23 佛山市禾才科技服务有限公司 一种皮肤修复发热面膜
CN106137894A (zh) * 2015-03-31 2016-11-23 佛山市禾才科技服务有限公司 一种保湿发热面膜
WO2017034214A1 (ko) * 2015-08-24 2017-03-02 주식회사 아모라이프사이언스 미용 팩 및 그 제조방법
KR101651109B1 (ko) * 2016-04-14 2016-09-05 (주)즐거운쇼핑 미용 핫팩 및 그 제조방법
KR101665918B1 (ko) 2016-07-19 2016-10-12 아주대학교산학협력단 세포 배양용 폴리비닐 알코올 나노섬유 구조체의 제조 방법
CN106619383A (zh) * 2017-01-09 2017-05-10 中关村竞成细胞及组织工程研究院 含有脂肪干细胞的面膜及其制备方法
CN108166153B (zh) * 2017-12-19 2020-09-08 杭州诺邦无纺股份有限公司 一种交替间隔水刺无纺材料及其制备方法
CN109124862B (zh) * 2018-07-12 2020-06-23 广州馥邦科技应用有限公司 一种控释长效退热贴及其制备方法
KR102246967B1 (ko) * 2018-10-22 2021-04-30 이병수 기능성 성분이 캡슐에 탑재된 시트 및 이의 제조 방법
CN111714380B (zh) * 2020-07-17 2023-05-02 武汉世帝牧文化传媒有限公司 一种加热面膜
TWI801788B (zh) * 2020-12-23 2023-05-11 拓金造物股份有限公司 具有氧氣化合反應電極的微電面膜
CN113304081B (zh) * 2021-06-10 2023-08-18 菲诗倾城(广州)生物科技有限公司 一种可降解保湿自发热聚酯基干态面膜

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5685336A (en) * 1979-12-14 1981-07-11 Toyo Ink Mfg Co Surface beauty method
JPH025958A (ja) * 1988-06-27 1990-01-10 Tokyo Rika:Kk 賦香方法
JPH0378094U (ja) * 1989-11-27 1991-08-07
JP2003146839A (ja) * 2001-11-08 2003-05-21 L'oreal Sa カプセル化した液体を含む化粧用品および該化粧用品の製造方法
JP2003164501A (ja) * 2001-11-30 2003-06-10 Lion Corp 身体ケア用成型体
JP2006306828A (ja) * 2005-03-28 2006-11-09 Ooshin Mlp:Kk シート状パック化粧料及びパック化粧料用キット
JP2008179629A (ja) * 2006-12-27 2008-08-07 Snt Co 化粧用シート
JP2011214179A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Shinshu Univ 「高分子ナノ繊維からなる糸」の製造方法
JP2012012317A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Kao Corp ナノファイバ積層シート
JP2012012714A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Kao Corp ナノファイバ
KR20120133334A (ko) * 2011-05-31 2012-12-10 경북대학교 산학협력단 복합 직물 시트 및 그 제조 방법
JP2014129314A (ja) * 2012-12-30 2014-07-10 Shinshu Univ シート状パック基材、シート状パック及びシート状パック基材の製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1586458A (zh) * 2004-07-16 2005-03-02 北京工业大学 一种用于面膜的热功效微胶囊及其制备方法
CN2812885Y (zh) * 2005-08-14 2006-09-06 刘同鑫 面部美容套装
KR20100004486A (ko) * 2008-07-04 2010-01-13 코오롱패션머티리얼 (주) 마스크
JP2011132633A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Kao Corp ナノファイバシート
JP5917135B2 (ja) 2011-12-27 2016-05-11 花王株式会社 皮膚貼付用シート

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5685336A (en) * 1979-12-14 1981-07-11 Toyo Ink Mfg Co Surface beauty method
JPH025958A (ja) * 1988-06-27 1990-01-10 Tokyo Rika:Kk 賦香方法
JPH0378094U (ja) * 1989-11-27 1991-08-07
JP2003146839A (ja) * 2001-11-08 2003-05-21 L'oreal Sa カプセル化した液体を含む化粧用品および該化粧用品の製造方法
JP2003164501A (ja) * 2001-11-30 2003-06-10 Lion Corp 身体ケア用成型体
JP2006306828A (ja) * 2005-03-28 2006-11-09 Ooshin Mlp:Kk シート状パック化粧料及びパック化粧料用キット
JP2008179629A (ja) * 2006-12-27 2008-08-07 Snt Co 化粧用シート
JP2011214179A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Shinshu Univ 「高分子ナノ繊維からなる糸」の製造方法
JP2012012317A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Kao Corp ナノファイバ積層シート
JP2012012714A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Kao Corp ナノファイバ
KR20120133334A (ko) * 2011-05-31 2012-12-10 경북대학교 산학협력단 복합 직물 시트 및 그 제조 방법
JP2014129314A (ja) * 2012-12-30 2014-07-10 Shinshu Univ シート状パック基材、シート状パック及びシート状パック基材の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014129314A (ja) * 2012-12-30 2014-07-10 Shinshu Univ シート状パック基材、シート状パック及びシート状パック基材の製造方法
JP2021113168A (ja) * 2020-01-18 2021-08-05 株式会社 きものブレイン 美容シート
JP7041899B2 (ja) 2020-01-18 2022-03-25 株式会社 きものブレイン 美容シート

Also Published As

Publication number Publication date
KR101567473B1 (ko) 2015-11-10
CN103800206A (zh) 2014-05-21
KR20140091448A (ko) 2014-07-21
CN103800206B (zh) 2016-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014129313A (ja) 発熱性美容パック
JP5296256B2 (ja) 蒸気温熱具
KR101567471B1 (ko) 시트 형태의 팩 기재 및 시트 형태의 팩
JP6393832B2 (ja) 蒸気温熱マスク
JP5593083B2 (ja) 発熱具
JP3901660B2 (ja) 水蒸気発生具
JP4850109B2 (ja) 目用水蒸気発生体
JP5945166B2 (ja) 温熱具
RU2696129C1 (ru) Нагревательное устройство и способ его изготовления
JP4088298B2 (ja) 身体貼付用シート
JP7229049B2 (ja) 温熱具
JP5226948B2 (ja) 積層シート及び身体貼付用シート
JP6750007B2 (ja) 発熱具
JP6095364B2 (ja) 温熱具
JP2018117908A (ja) 蒸気温熱具及びその使用方法
JP2017225813A (ja) 蒸気温熱具及びその使用方法
JP2007319359A (ja) 発熱体
US10993833B2 (en) Heat generator
JPWO2018185843A1 (ja) 温熱具
JP2000000260A (ja) 発熱体
JP2004008564A (ja) 水蒸気発生体
JP5840554B2 (ja) 温熱具
JP2004016753A (ja) 水蒸気発生体
JP2004180959A (ja) 芳香具
JPH08173471A (ja) シート状発熱体

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20141224

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20151111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20151111

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151221

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170525