JP2014125157A - 車両用ヒートポンプ装置 - Google Patents

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大朋 塚原
Toru Fujisawa
徹 藤澤
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豊 渡辺
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Abstract

【課題】運転再開時の起動速度を向上させることができる車両用ヒートポンプ装置を提供すること。
【解決手段】この車両用ヒートポンプ装置1は、冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機112と、電動圧縮機112の下流側の冷媒を膨張させ低温低圧冷媒とする膨張弁114(膨張部)と、冷熱を輸送する低温側冷却液と膨張弁114により膨張された低温低圧冷媒との間で熱交換を行う低温側水冷媒熱交換器110と、低温側冷却液を循環させる低温側冷却液系統と連通して低温側冷却液を収容する低温側リザーバタンク130とを具備し、低温側リザーバタンク130は、低温側水冷媒熱交換器110と熱交換可能に接触している。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ヒートポンプ装置に関する。
以前より、ヒートポンプを備え冷媒と冷却液との間で熱交換を行う車両用ヒートポンプ装置が知られている。非特許文献1には、車両用ヒートポンプ装置(HPAC:Heat Pump Air Conditioner)を備え、車両用ヒートポンプ装置が導出した冷却液を用いて車室内の冷暖房を行う車両の温度調整システムが開示されている。この車両用ヒートポンプ装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒から冷却液へ放熱を行うコンデンサと、冷却液を冷媒で冷却する冷却器と、コンデンサへ冷却液を送出するコンデンサポンプと、冷却器へ冷却液を送出する冷却器ポンプとを備えている。
Kowsky et al., "Unitary HPAC System", SAE International J. Passeng. Cars - Mech. Syst., 2012, doi:10.4271/2012-01-1050.
ところで、5分や10分といった比較的短い時間、車両の空調を停止させるケースは多い。例えば、コンビニエンス・ストアで買い物をするために車両を駐車するような場合である。
このような比較的短い時間であっても、運転が停止すると、車両用ヒートポンプ装置と周囲との間および装置内での熱移動が進み、装置の低温側各部と高温側各部との間の温度差は減少する。このため、従来の車両用ヒートポンプ装置では、比較的短い時間しか運転を停止していないにも関わらず、運転再開時の起動速度が遅いという課題があった。
本発明の目的は、運転再開時の起動速度を向上させることができる車両用ヒートポンプ装置を提供することである。
本開示の車両用ヒートポンプ装置は、冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機と、前記電動圧縮機の下流側の冷媒を膨張させ低温低圧冷媒とする膨張部と、冷熱を輸送する低温側冷却液と前記膨張部により膨張された前記低温低圧冷媒との間で熱交換を行う低温側水冷媒熱交換器と、前記低温側冷却液を循環させる低温側冷却液系統と連通して前記低温側冷却液を収容する低温側リザーバタンクと、を具備し、前記低温側リザーバタンクは、前記低温側水冷媒熱交換器と熱交換可能に接触している、構成を採る。
本開示によれば、運転再開時の起動速度を向上させることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る車両用ヒートポンプ装置を示す斜視図 実施の形態1の車両用ヒートポンプ装置を示す一部破断図 実施の形態1のコンプレッサ筐体側を示す一部破断の斜視図 実施の形態1の車両用ヒートポンプ装置の冷媒および冷却液の流れについて説明する図 実施の形態1の車両用ヒートポンプ装置を用いた車両温度調整システムについて説明する図 実施の形態1の車両用ヒートポンプ装置を用いた車両温度調整システムについて説明する図 本発明の実施の形態2に係る車両用ヒートポンプ装置を示す斜視図 実施の形態2の車両用ヒートポンプ装置を示す一部破断図 実施の形態2の車両用ヒートポンプ装置を示す周方向断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一要素は原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明を省略する。
(実施の形態1)
<車両用ヒートポンプ装置の構成>
まず、本発明の実施の形態1における各構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1〜図3は、本実施の形態に係る車両用ヒートポンプ装置の構成を示す図である。
より具体的には、図1は、車両用ヒートポンプ装置の斜視図であり、図2は、車両用ヒートポンプ装置の一部破断図である。図3は、車両用ヒートポンプ装置のうちコンプレッサ筐体側の一部破断の斜視図である。
車両用ヒートポンプ装置1は、車両に搭載される装置であり、低温側水冷媒熱交換器110と、高温側水冷媒熱交換器111と、冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機112とを備える。ここで、車両とは、例えば、電気自動車である。電気自動車とは、例えば、EV(Electric Vehicle)、PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、またはHEV(Hybrid Electric Vehicle)等、車両に搭載されている蓄電池を用いて走行する車両である。
車両用ヒートポンプ装置1は、その内部にヒートポンプを有している。そして、車両用ヒートポンプ装置1は、ヒートポンプの冷媒と低温側の冷却液(以下「低温側冷却液」という)および高温側の冷却液(以下「高温側冷却液」という)との間で熱交換を行う。低温側冷却液と高温側冷却液とは、車両用ヒートポンプ装置1の外部から導入される。
冷媒は、例えば、二酸化炭素(CO2)など、電気自動車に要求される極低温の環境下でもヒートポンプサイクルの効率を向上できる一方、作動圧力が高くなるものが採用される。
冷却液は、例えば、エチレングリコール水溶液などの液体である。冷却液は、不凍液であれば良く、エチレングリコール水溶液以外にプロピレングリコール水溶液を用いることも可能である。
高温側冷却液は、高温側導入管104を介して車両用ヒートポンプ装置1の外部から導入される(図1の矢印B)。この導入された冷却液は、高温側水冷媒熱交換器111にて加熱され、高温側導出管105から導出される(図1の矢印B)。冷却液は、高温側ウォータポンプ101が備える電力モータの駆動力にて輸送される。
高温側水冷媒熱交換器111は、冷媒が流れる通路と高温側冷却液が流れる通路とを備え、これら通路の間で熱を移動させるように構成されている。
冷却液の通路は、例えば、電動圧縮機112の周囲に沿って二次元方向に広がる空間により構成される。また、冷却液の通路の一部は、例えば、コンプレッサ筐体109の壁体により構成されている。一方、冷媒の通路は、例えば、複数の直線状且つ筒状の配管により構成され、冷却液の通路を横切るように冷却液の通路を囲う空間内に配置されている。複数の冷却液の通路は、例えば、電動圧縮機112の周方向に分散して配置されている。
低温側冷却液は、低温側導入管106を介して車両用ヒートポンプ装置1の外部から導入される(図1の矢印A)。導入された冷却液は、低温側水冷媒熱交換器110にて冷却され、低温側導出管107から導出される(図1の矢印A)。冷却液は、低温側ウォータポンプ102が備える電力モータの駆動力にて輸送される。
低温側水冷媒熱交換器110は、冷媒が流れる通路と低温側冷却液が流れる通路とを備え、これらの通路の間で熱を移動させるように構成されている。すなわち、低温側水冷媒熱交換器110は、冷熱を輸送する低温側冷却液と、後述の膨張弁114により膨張された低温低圧冷媒との間で、熱交換を行う。
電動圧縮機112は、電動モータ112a、圧縮機構112b、および、コンプレッサ筐体109等から構成される。圧縮機構112bは電動モータ112aが発生する駆動力により、吸入した冷媒を圧縮して吐出する機構である。圧縮機構112bは、例えば、スクロール型を用いることができる。電動モータ112aは、インバータ113により電気的に駆動され、圧縮機構112bを駆動する。インバータ113は電力用半導体を有しており、電源から供給される直流電流を三相交流電力に変換して、電動モータ112aへ供給する。
コンプレッサ筐体109は、電動圧縮機112で処理される冷媒が外部に漏洩しないように封入するものであり、コンプレッサ筐体109の内側には電動圧縮機112を通過する冷媒が流れる。
電動圧縮機112は、高圧シェル型の圧縮機を構成する。高圧シェル型の圧縮機とは、電動モータ112aとコンプレッサ筐体109との間に、圧縮機構112bで圧縮された高圧の冷媒が流れ、コンプレッサ筐体109が高圧の冷媒に耐えうる構造を有するタイプの圧縮機を言う。低圧シェル型の圧縮機では、圧縮前の低温低圧の冷媒が電動モータの周囲を流れて加熱されるため、圧縮機構に導入される冷媒が膨張して薄くなってしまう。この場合、圧縮機構112bに吸入される冷媒密度が低くなるため、空調能力が低下してしまう。一方、本実施の形態のように、高圧シェル型の圧縮機を採用することで、圧縮前の冷媒が不用意に加熱されず、空調能力を向上できる。
また、車両用ヒートポンプ装置1は、電動圧縮機112の冷媒の入口の上流にアキュムレータ108を備える。アキュムレータ108は、冷媒を気体と液体に分離させることで、電動圧縮機112へ気体の冷媒のみを供給する役割をなす。電動圧縮機112の破壊を防止するためである。
また、車両用ヒートポンプ装置1は、低温側水冷媒熱交換器110の冷媒の入口の上流に膨張弁114(膨張部)を備える。膨張弁114は、熱量を変化させずに高温側水冷媒熱交換器111の下流側の高圧冷媒を膨張させて低温低圧冷媒とする。膨張弁114を通過した低温低圧冷媒は低温側水冷媒熱交換器110へ送られる。
また、車両用ヒートポンプ装置1は、車両用ヒートポンプ装置1の外部から電源供給を受けるための給電部103を備える。給電部103は、コンプレッサ筐体109の外壁に備える。給電部103へ供給された電気エネルギーは、電動圧縮機112、高温側ウォータポンプ101、および、低温側ウォータポンプ102のそれぞれが備える電動モータの駆動に用いられる。
また、車両用ヒートポンプ装置1は、低温側冷却液を循環させる低温側冷却液系統と連通して低温側冷却液を収容する、低温側リザーバタンク130を具備している。低温側リザーバタンク130は、低温側水冷媒熱交換器110と熱交換可能に接触している。
本実施の形態では、低温側リザーバタンク130は、低温側水冷媒熱交換器110の上面に配置されている。すなわち、低温側リザーバタンク130は、低温側水冷媒熱交換器110の重力方向上方と熱交換可能に接触する部分を有する。低温側リザーバタンク130は、低温側水冷媒熱交換器110の上面において、低温側水冷媒熱交換器110と密着している。
また、低温側リザーバタンク130は、第1の連通部131と、第1の連通部131とは別に設けられた第2の連通部132とを有する。第1の連通部131は、低温側冷却液を、低温側冷却液系統から低温側リザーバタンク130へ流入させる。第2の連通部132は、低温側冷却液を、低温側リザーバタンク130から低温側冷却液系統へ流出させる。
より具体的には、第1の連通部131および第2の連通部132は、低温側水冷媒熱交換器110の冷却液の通路と、それぞれ連通している。そして、図示しないが、第1の連通部131は、低温側冷却液系統の圧力が第1の所定値以上に上昇すると開き、膨張した低温側冷却液をリザーバタンクへ流入させる、正圧弁を具備している。また、図示しないが、第2の連通部132は、低温側冷却液系統の圧力が第2の所定値以下に低下すると開き、低温側冷却液をリザーバタンクから低温側冷却液系統へ流出させる、負圧弁を具備している。これら正圧弁および負圧弁は、全体として、低温側冷却液系統を所定の圧力に保持する機能を有する。また、低温側リザーバタンク130は、重力方向上方に、低温側冷却液の収容空間の圧力を調整するキャップ部(図示せず)を具備している。
なお、低温側リザーバタンク130の素材は、例えば、樹脂とすることができる。この場合、低温側リザーバタンク130の製作が容易であることに加えて、外部空気との間の熱交換を適度に抑えつつ低温側水冷媒熱交換器110との間の熱交換を行えるという効果を有する。また、低温側リザーバタンク130は、低温側水冷媒熱交換器110との接触領域以外の領域の一部または全部が、断熱材に覆われていてもよい。
<高温側水冷媒熱交換器の詳細>
次に、車両用ヒートポンプ装置1におけるコンプレッサ筐体109側の構成について、詳細に説明する。
高温側水冷媒熱交換器111は、コンプレッサ筐体109の壁体の中に設けられている。
高温側水冷媒熱交換器111は、冷媒が流れる通路111aと、冷却液が流れる通路111bとを備えている。
冷却液の通路111b(図2参照)は、例えば、電動圧縮機112(図2参照)の周囲に沿って二次元方向(図3のX−R方向)に広がる空間により構成され、通路111bの一端および他端に冷却液の導入口と導出口とが設けられている。導出口は、高温側ウォータポンプ101(図1および図2参照)に通じている。また、通路111bの一部は、コンプレッサ筐体109の壁体により構成されている。
冷媒の通路111aは、例えば、複数の直線状且つ筒状の配管により構成され、冷却液の通路111bを横切るように通路111bを囲う空間内に配置されている。図3に示すように、複数の通路111aは、電動圧縮機112の周方向(R方向)に分散して配置されている。各通路111aの一端は、電動圧縮機112の冷媒吐出口につながる冷媒室に通じ、各通路111aの他端は、膨張弁114につながる冷媒室に通じている。これらの冷媒室は、コンプレッサ筐体109の壁体により構成されている。
このような構成により、電動圧縮機112において圧縮された高温高圧冷媒は、電動圧縮機112から、電動圧縮機112の冷媒吐出口につながる冷媒室へ吐出され、高温側水冷媒熱交換器111の複数の通路111aへ進む。その後、この高温高圧冷媒は、高温側水冷媒熱交換器111の中で冷却液へ放熱することで凝縮されて、膨張弁114につながる冷媒室を介して膨張弁114へ送られる。
図3に示すように、高温側水冷媒熱交換器111と電動圧縮機112とは、各々の筐体が1つのコンプレッサ筐体109に共通化されることで、一体的な構成となっている。
コンプレッサ筐体109は、密閉性を有し、冷却液および冷媒の各導入口および各導出口を除いて、高温側水冷媒熱交換器111を壁体内に閉じ込め、電動モータ112aおよび圧縮機構112bを内部の収容空間に閉じ込める。
コンプレッサ筐体109は、コンプレッサ筐体109の壁体を外周側と内周側との2つに区分することで、外周側を高温側水冷媒熱交換器111の筐体、内周側を電動圧縮機112の筐体とみなすこともできる。この場合、図3に示すように、高温側水冷媒熱交換器111は、電動圧縮機112の周囲を囲って電動圧縮機112と熱交換可能に接触しているとみなすことができる。
なお、実際に、高温側水冷媒熱交換器111の筐体と、電動圧縮機112の筐体とを別体に構成し、高温側水冷媒熱交換器111が電動圧縮機112の周囲を囲って、互いに熱交換可能に接触した構成を採用してもよい。
<車両用ヒートポンプ装置の動作>
次に、図4を用いて車両用ヒートポンプ装置1の冷媒と冷却液の流れについて説明する。
始めに、冷媒の流れを説明する。図4の矢印Cは冷媒の流れる方向を示している。冷媒は、電動圧縮機112、高温側水冷媒熱交換器111、膨張弁114、低温側水冷媒熱交換器110を、この順で流れる。この冷媒の流れにより、ヒートポンプサイクルが構成される。
電動圧縮機112で圧縮されて電動圧縮機112から吐出された高温高圧冷媒は、高温側水冷媒熱交換器111にて熱を放出して液体となる。液体となった冷媒は、膨張弁114にて急激に膨張され、低温低圧の冷媒となる。この低温低圧の冷媒は、低温側水冷媒熱交換器110にて熱を吸収して蒸発する。蒸発した冷媒はアキュムレータ108を通過して電動圧縮機112にて再度、圧縮される。
続いて、冷却液の流れを説明する。高温側導入管104を介してコンプレッサ筐体109の外部から導入された冷却液は、高温側水冷媒熱交換器111にて高温の冷媒と熱交換を行って加熱される。加熱された冷却液は、高温側導出管105から導出される。
低温側導入管106を介して車両用ヒートポンプ装置1の外部から導入された冷却液は、低温側水冷媒熱交換器110にて低温の冷媒と熱交換を行って冷却され、低温側導出管107から導出される。
このように、本実施の形態の車両用ヒートポンプ装置1では、装置内だけで冷媒を循環させてヒートポンプサイクルを実現している。さらに、高温側水冷媒熱交換器111および低温側水冷媒熱交換器110は、空気ではなく液体(冷却液)と冷媒との間で熱交換を行う。この構成により、車両用ヒートポンプ装置1は、冷却液を介して車両用ヒートポンプ装置1から離れた箇所から熱を吸収し、車両用ヒートポンプ装置1から離れた箇所へ熱を放出することができる。
また、本実施の形態の車両用ヒートポンプ装置1では、温度に応じて変化する低温側冷却液の体積変化を、低温側リザーバタンク130によって吸収する。より具体的には、低温側冷却液が膨張して低温側冷却液系統の圧力が第1の所定値以上に上昇すると、低温側冷却液は、低温側冷却液系統から低温側リザーバタンク130へと流入する。また、低温側冷却液が収縮して低温側冷却液系統の圧力が第2の所定値以下に低下すると、低温側冷却液は、低温側リザーバタンク130から低温側冷却液系統へと流出する。すなわち、低温側冷却液系統と低温側リザーバタンク130との間では、間欠的あるいは連続的に、低温側冷却液が流動する。
この構成により、車両用ヒートポンプ装置1は、低温側リザーバタンク130に収容されている低温側冷却液(以下「リザーバ冷却液」という)の温度を、低温側冷却液系統を循環する低温側冷却液の温度に近付けることができる。
また、低温側リザーバタンク130は、低温側冷却液の流入口である第1の連通部131と、低温側冷却液の流出口である第2の連通部132とを、別の位置に具備している。
この構成により、車両用ヒートポンプ装置1は、リザーバ冷却液の交換が積極的に行われるようにすることができ、リザーバ冷却液の温度を、低温側冷却液系統を循環する低温側冷却液の温度に更に近付けることができる。
そして、低温側リザーバタンク130は、上述の通り、低温側水冷媒熱交換器110と熱交換可能に接触している。
この構成により、車両用ヒートポンプ装置1は、運転中および停止中において、低温側水冷媒熱交換器110とリザーバ冷却液との間での熱伝導を可能にする。
以上のような、冷却液流動および熱伝導により、車両用ヒートポンプ装置1の運転中において、リザーバ冷却液の温度は、低温側水冷媒熱交換器110内の低温側冷却液の温度に近似した温度となる。
また、低温側リザーバタンク130は、車両用ヒートポンプ装置1の運転が停止した後もしばらく、リザーバ冷却液の温度は保たれる。この温度保持は、特に低温側リザーバタンク130が断熱材に覆われている場合に顕著である。そして、運転が再開したときには、リザーバ冷却液の低温側冷却液系統への流出と、低温側水冷媒熱交換器110から低温側リザーバタンク130への熱移動とにより、低温側冷却液系統の温度は低くなる。
すなわち、車両用ヒートポンプ装置1は、低温側リザーバタンク130を備えることにより、リザーバ冷却液の熱容量を有効利用する構成を有している。このため、車両用ヒートポンプ装置1は、従来に比べて、運転停止時に高温側と低温側との温度差が拡大し難く、運転再開時の起動速度を向上させることが可能となる。
また、車両用ヒートポンプ装置1は、冷却液系統に通常必要な装置であるリザーバタンクを、リザーバ冷却液の温度保持に用いるため、従来装置に対する部品点数の増大やコストの増大を防いだ状態で、上記効果を得ることができる。
<車両温度調整システム>
次に、図5および図6を用いて、車両用ヒートポンプ装置1を用いた車両温度調整システムについて説明する。図5は車両温度調整システムの暖房運転時の説明図である。図6は、車両温度調整システムの冷房運転時の説明図である。
高温側導出管105から導出した加熱された高温側冷却液、および、低温側導出管107から導出した冷却された低温側冷却液は車両用空調装置2へ導入され、冷房もしくは暖房に用いられる。車両用空調装置2は、ファイアウォール7の車室側に配置され、車室内の空調を行う装置である。車両用ヒートポンプ装置1は、ファイアウォール7の車室外の側に配置される。
車両用空調装置2は、冷房用空気冷媒熱交換器200、暖房用空気冷媒熱交換器201、ブロワファン202、および、切換ドア203を備える。
冷房用空気冷媒熱交換器200は、ブロワファン202により送風された空気と、低温側導出管107から導出した冷却された低温側冷却液との間で熱交換を行い、空気を冷却するものである。冷却された空気は車室内へ導かれ、車室内の冷房に用いられる。
冷房用空気冷媒熱交換器200にて加熱された低温側冷却液は、低温側導入管106を介して、再度、車両用ヒートポンプ装置1へ導入される。
暖房用空気冷媒熱交換器201は、ブロワファン202により送風された空気と、高温側導出管105から導出した加熱された高温側冷却液との間で熱交換を行い、空気を加熱するものである。加熱された空気は車室内へ導かれ、車室内の暖房に用いられる。
暖房用空気冷媒熱交換器201にて冷却された高温側冷却液は、高温側導入管104を介して、再度、車両用ヒートポンプ装置1へ導入される。なお、第1のラジエータ5は、冷房時の高温側冷却液の放熱に用いられる。
車両用ヒートポンプ装置1が導出する低温側冷却液は、発熱体3の冷却に用いることも可能である。ここで、発熱体3とは、例えば、電気自動車に用いられる走行用モータ、走行用モータを駆動するためのインバータ、走行用モータへ電気エネルギーを供給するための蓄電池などの、発熱部材である。また、発熱体3とは、例えば、車両外部から蓄電池を充電するための充電器、蓄電池の電圧変換を行うためのDC−DC変換器などの、発熱部材である。これら発熱部材は電気自動車の走行中等に冷却を必要とする。
発熱体3から放出される熱は、低温側冷却液に吸熱させる。すなわち、低温側冷却液は加熱される。この加熱された低温側冷却液は、低温側導入管106へ導かれ、車両用ヒートポンプ装置1にて冷却される。この加熱された低温側冷却液は、第2のラジエータ6で放熱させることで、冷却することもできる。
車両用空調装置2を車室内の暖房に用いる場合は、発熱体3から放出された熱を、低温側冷却液に吸熱させる。すなわち、低温側冷却液は加熱される。この加熱された低温側冷却液は、低温側導入管106へ導かれ、低温側水冷媒熱交換器110にて冷却される。
この際、冷媒に回収(吸熱)された熱を、高温側水冷媒熱交換器111にて高温側冷却液に回収(吸熱)させ、この高温側冷却液を高温側導出管105から導出させ、暖房用空気冷媒熱交換器201に導くことで、車室内の空気の加熱に利用する事も可能である。
車両温度調整システムでは、図5と図6とに示すように、複数の三方弁Tによる冷却液の経路の切り替え、ならびに、切換ドア203による車室内へ向かう空気の経路の切り替えにより、車室内の暖房および冷房等の切り替えを行うことができる。
<実施の形態1の効果>
以上のように、本実施の形態の車両用ヒートポンプ装置1は、低温側水冷媒熱交換器110と熱交換可能に接触した低温側リザーバタンク130を備えている。これにより、本実施の形態の車両用ヒートポンプ装置1は、運転停止時に、リザーバ冷却液の熱容量を有効利用して、運転停止前に得られた冷熱を保持することができ、運転再開時の起動速度を向上させることができる。
(実施の形態2)
<車両用ヒートポンプ装置の構成>
本発明の実施の形態2における各構成について、図7〜図9を用いて説明する。図7〜図9は、本実施の形態に係る車両用ヒートポンプ装置の構成を示す図である。より具体的には、図7は、車両用ヒートポンプ装置の斜視図であり、図8は、車両用ヒートポンプ装置の一部破断図である。また、図9は、図7のD−D’線における周断面図である。
本実施の形態では、車両用ヒートポンプ装置1の低温側リザーバタンク130は、低温側水冷媒熱交換器110の上面から側面にかけて、低温側水冷媒熱交換器110を囲って配置されている。すなわち、低温側リザーバタンク130は、低温側水冷媒熱交換器110の重力方向上方と熱交換可能に接触する部分だけでなく、低温側水冷媒熱交換器110の重力方向側方と熱交換可能に接触する部分を有する。
<実施の形態2の効果>
このように、本実施の形態の車両用ヒートポンプ装置1は、低温側水冷媒熱交換器110の重力方向側方と熱交換可能に接触する部分を有する低温側リザーバタンク130を備えている。
これにより、運転中、リザーバ冷却液の側方から冷却されるため、低温側水冷媒熱交換器110の重力方向上方とのみ熱交換可能に接触している場合に比べて、リザーバ冷却液の対流が促進される。すなわち、本実施の形態の車両用ヒートポンプ装置1は、リザーバ冷却液の熱容量のより多くの部分を、冷熱蓄積のために利用することができる。
更に、低温側リザーバタンク130は、低温側水冷媒熱交換器110の大部分を覆っている。
これにより、低温側リザーバタンク130は、低温側水冷媒熱交換器110に対して高い断熱効果を奏する。すなわち、本実施の形態の車両用ヒートポンプ装置1は、低温側水冷媒熱交換器110の冷熱をより長い時間保持することができる。
したがって、本実施の形態の車両用ヒートポンプ装置1は、運転再開時の起動速度を、更に向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
なお、低温側リザーバタンクの形状は、低温側水冷媒熱交換器と熱交換可能に接触可能なものであればよく、上記実施の形態において説明した形状に制限されない。
また、低温側リザーバタンクの低温側冷却液系統との連通箇所の個数や位置は、上記実施の形態において説明した例に制限されない。
例えば、低温側リザーバタンクは、低温側冷却水系統との連通箇所を1箇所とし、その連通箇所に、上述の正圧弁と負圧弁とを一体的に備えた圧力弁を有してもよい。この場合、装置コストの低減を図ることができる。
また、低温側リザーバタンクは、必ずしも正圧弁および負圧弁を有していなくてもよい。この場合、装置コストの低減を図ることができる。
また、低温側リザーバタンクの形態は、低温側冷却水系統とは別の冷却水流路を構成するバイパス型としたが、これに限定されない。低温側リザーバタンクは、例えば、低温側冷却水系統に挿入され、低温側冷却水系統の一部を構成する、循環型のものであってもよい。この場合、運転中、リザーバ冷却液の温度は、常に低温側冷却水系統の低温側冷却水の温度と同一となる。したがって、リザーバ冷却液の熱容量を最大限に有効利用することが可能となり、運転再開時の起動速度を更に向上させることができる。
また、低温側リザーバタンクが適用される低温側水冷媒熱交換器の構成は、上記実施の形態において説明した構成に制限されない。
また、上記実施の形態では、冷媒として二酸化炭素を用いた構成を例にとって説明したが、その他の様々な冷媒を用いてもよい。また、高温側水冷媒熱交換器および低温側水冷媒熱交換器は、図示された具体的な構成に制限されるものではない。
また、上記実施の形態では、冷温側冷却液と高温側冷却液とは、車両用ヒートポンプ装置の外でも交わらない構成を例にとって説明した。しかしながら、システム構成によっては、冷温側冷却液の通路と高温側冷却液の通路とが車両用ヒートポンプ装置の外で1本につながる構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、冷却液のポンプが車両用ヒートポンプ装置に備わる構成を例にとって説明したが、冷却液のポンプは車両温度調整システムに設けて、車両用ヒートポンプ装置から省いてもよい。
また、上記各実施の形態では、車両用ヒートポンプ装置を一体化した場合を例に説明した。しかし、本発明は、車両用ヒートポンプ装置を一体化せず、各構成部材をそれぞれ離間して配置してもよい。
以上のように、本開示の車両用ヒートポンプ装置は、冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機と、前記電動圧縮機の下流側の冷媒を膨張させ低温低圧冷媒とする膨張部と、冷熱を輸送する低温側冷却液と前記膨張部により膨張された前記低温低圧冷媒との間で熱交換を行う低温側水冷媒熱交換器と、前記低温側冷却液を循環させる低温側冷却液系統と連通して前記低温側冷却液を収容する低温側リザーバタンクとを具備し、前記低温側リザーバタンクは、前記低温側水冷媒熱交換器と熱交換可能に接触している。
また、上記車両用ヒートポンプ装置において、前記低温側リザーバタンクは、前記低温側水冷媒熱交換器の重力方向上方と熱交換可能に接触する部分を有してもよい。
また、上記車両用ヒートポンプ装置において、前記低温側リザーバタンクは、前記低温側水冷媒熱交換器の重力方向側方と熱交換可能に接触する部分を有してもよい。
また、上記車両用ヒートポンプ装置において、前記低温側リザーバタンクは、前記低温側冷却液を前記低温側冷却液系統から前記低温側リザーバタンクへ流入させる第1の連通部と、前記第1の連通部とは別に設けられ、前記低温側冷却液を前記低温側リザーバタンクから前記低温側冷却液系統へ流出させる第2の連通部とを有してもよい。
また、上記車両用ヒートポンプ装置において、前記低温側リザーバタンクは、前記低温側冷却液系統と1つの連通部で連通し、当該連通部は、前記低温側冷却液を前記低温側冷却液系統から前記低温側リザーバタンクへ流入させると共に、前記低温側冷却液を前記低温側リザーバタンクから前記低温側冷却液系統へ流出させてもよい。
また、上記車両用ヒートポンプ装置において、前記冷媒は二酸化炭素であってもよい。
また、上記車両用ヒートポンプ装置において、前記低温側冷却液は、エチレングリコール水溶液、又は、プロピレングリコール水溶液であってもよい。
本発明にかかる車両用ヒートポンプ装置は、車両内の各部の温度を調整するシステム等に用いるのに好適である。
1 車両用ヒートポンプ装置
101 高温側ウォータポンプ
102 低温側ウォータポンプ
103 給電部
104 高温側導入管
105 高温側導出管
106 低温側導入管
107 低温側導出管
108 アキュムレータ
109 コンプレッサ筐体
110 低温側水冷媒熱交換器
111 高温側水冷媒熱交換器
111a 冷媒の通路
111b 冷却液の通路
112 電動圧縮機
112a 電動モータ
112b 圧縮機構
113 インバータ
114 膨張弁
130 低温側リザーバタンク
131 第1の連通部
132 第2の連通部
2 車両用空調装置
200 冷房用空気冷媒熱交換器
201 暖房用空気冷媒熱交換器
202 ブロワファン
203 切換ドア
3 発熱体
5 第1のラジエータ
6 第2のラジエータ
7 ファイアウォール

Claims (7)

  1. 冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機と、
    前記電動圧縮機の下流側の冷媒を膨張させ低温低圧冷媒とする膨張部と、
    冷熱を輸送する低温側冷却液と前記膨張部により膨張された前記低温低圧冷媒との間で熱交換を行う低温側水冷媒熱交換器と、
    前記低温側冷却液を循環させる低温側冷却液系統と連通して前記低温側冷却液を収容する低温側リザーバタンクと、
    を具備し、
    前記低温側リザーバタンクは、前記低温側水冷媒熱交換器と熱交換可能に接触している、
    車両用ヒートポンプ装置。
  2. 前記低温側リザーバタンクは、
    前記低温側水冷媒熱交換器の重力方向上方と熱交換可能に接触する部分を有する、
    請求項1記載の車両用ヒートポンプ装置。
  3. 前記低温側リザーバタンクは、
    前記低温側水冷媒熱交換器の重力方向側方と熱交換可能に接触する部分を有する、
    請求項1または請求項2に記載の車両用ヒートポンプ装置。
  4. 前記低温側リザーバタンクは、
    前記低温側冷却液を前記低温側冷却液系統から前記低温側リザーバタンクへ流入させる第1の連通部と、前記第1の連通部とは別に設けられ、前記低温側冷却液を前記低温側リザーバタンクから前記低温側冷却液系統へ流出させる第2の連通部と、を有する、
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両用ヒートポンプ装置。
  5. 前記低温側リザーバタンクは、
    前記低温側冷却液系統と1つの連通部で連通し、当該連通部は、前記低温側冷却液を前記低温側冷却液系統から前記低温側リザーバタンクへ流入させると共に、前記低温側冷却液を前記低温側リザーバタンクから前記低温側冷却液系統へ流出させる、
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両用ヒートポンプ装置。
  6. 前記冷媒は二酸化炭素である、
    請求項1〜請求項5のいずれかに記載の車両用ヒートポンプ装置。
  7. 前記低温側冷却液は、エチレングリコール水溶液、又は、プロピレングリコール水溶液である、
    請求項1〜請求項6のいずれかに記載の車両用ヒートポンプ装置。
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