JP2014124150A - 動物用訓練装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動物の歩行訓練等を適切に行えるとともに、移動し易い動物用訓練装置を提供する。
【解決手段】動物用訓練装置1は、走行可能な土台部11と、土台部11上に立設されるフレーム部12と、フレーム部12に設けられて、動物にかかる荷重を軽減可能とする免荷機構13と、装置幅を狭めることを可能とする幅狭小化機構20と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、動物用訓練装置に関し、詳細には、動物の起立訓練や歩行訓練に好適な装置に関する。
近年、ペットとして飼われる動物(例えば犬や猫等)は、医療の高度化や飼育環境の向上等によって長寿命化している。一方で、長寿命化に伴い、起立したり歩行したりできなくなるペットが増加している。このため、従来、動物の起立訓練や歩行訓練を行うための訓練装置が開発されている。例えば、特許文献1には、ペットの足に加わる荷重を軽減させながら歩行運動を行うことができるペット用歩行機能回復装置が開示されている。
特開2010−17090号公報
特許文献1に開示されるペット用歩行機能回復装置では、回転アームから吊り下げられたワイヤーによって懸架されたペットは、マスト部(基台に回転可能に設けられると共に回転アームが連結される)を中心として回転しながら歩行訓練を行うことになる。このような装置では、例えば、ペット(例えば犬等)が自由な方向に歩いて迷走する可能性があり、安全に歩行訓練を行い難い等の問題があった。
このような点等を考慮して、本出願人は、動物を迷走させずに歩行訓練を行える動物用訓練装置の開発を行い、既に特許出願(特願2011−238763号)を行っている。この動物用訓練装置は、車輪によって走行可能なフレーム部と、当該フレーム部に設けられる免荷機構と、を備える。
この動物用訓練装置では、動物の訓練を行う者(セラピスト等)は、免荷機構によって荷重を軽減された動物(例えば犬等)を歩行させながら、フレーム部を動物の歩行方向に移動させることができる。この構成では、動物の歩行とともに走行するフレーム部がガイドになって、動物が思わぬ方向に迷走することを妨げることができ、安全で適切な訓練を行える。
この動物用訓練装置は、走行可能に設けられているために、例えば、走行させながら建物の中から外に持ち出したり、外から建物中に入れたりすることができる。また、走行させながら、建物内の部屋間を自由に移動させることもできる。しかしながら、建物に備えられる扉部分の間口は必ずしも一定の幅ではなく、場合によっては間口の幅が十分ではなく、動物用訓練装置が扉部分を通過できない場合が生じることが懸念された。
以上の点に鑑みて、本発明の目的は、動物の歩行訓練等を適切に行えるとともに、移動し易い動物用訓練装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の動物用訓練装置は、走行可能な土台部と、前記土台部上に立設されるフレーム部と、前記フレーム部に設けられて、動物にかかる荷重を軽減可能とする免荷機構と、装置幅を狭めることを可能とする幅狭小化機構と、を備える構成(第1の構成)になっている。なお、第1の構成の発明における装置幅は、特定の方向に限定される趣旨ではなく、例えば、動物用訓練装置を上から見た場合に、横方向であったり、縦方向であったりしてよい。
本構成では、例えば、自身の荷重を軽減された動物の歩行に合わせてフレーム部を走行させながら歩行訓練を行える。すなわち、本構成によれば、フレーム部をガイドとして、動物の迷走を防ぐことができ、適切な歩行訓練を行える。また、本構成によれば、例えば間口の狭い扉部分を通過させる際に、幅狭小化機構を利用して装置幅を狭めて扉部分を通過させることが可能である。すなわち、本構成によれば、部屋間等を移動させ易い動物用訓練装置を提供できる。
上記第1の構成の動物用訓練装置において、前記土台部には、車輪を有する棒状部材が一対備えられ、前記一対の棒状部材は互いに略平行に配置され、前記フレーム部は、前記一対の棒状部材を橋渡しするように略逆U字状に設けられ、前記幅狭小化機構は、前記一対の棒状部材間の幅を狭めることを可能とする機構、或いは、前記一対の棒状部材の長さを短縮可能とする機構である構成(第2の構成)であってよい。本構成によれば、動物の歩行訓練や起立訓練等を適切に行い易く、移動に便利な構成を、簡易な構造で実現可能である。
上記第2の構成の動物用訓練装置において、前記幅狭小化機構は、前記一対の棒状部材に対する前記フレーム部の角度を変更することによって、前記一対の棒状部材間の幅を狭める機構である構成(第3の構成)であってよい。本構成によれば、免荷機構の構成に対する影響を少なくして、目的の幅狭小化機構を得やすい。
上記第3の構成の動物用訓練装置において、前記幅狭小化機構は、前記一対の棒状部材のそれぞれに設けられるとともに、前記フレーム部に係合する係合部と、前記フレーム部が前記係合部に固定された状態と固定されていない状態とを切り替える切替部と、を含む構成(第4の構成)であってよい。
本発明によれば、動物の歩行訓練等を適切に行えるとともに、移動し易い動物用訓練装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る動物用訓練装置の外観構成を示す概略斜視図 本発明の実施形態に係る動物用訓練装置を正面から見た図で、動物の歩行訓練を行う際の使用例を示す図 本発明の実施形態に係る動物用訓練装置を正面から見た図で、動物の起立訓練を行う際の使用例を示す図 図1における破線で囲まれた部分のうち、第1支柱部側の構成を拡大して示した図 図4におけるA−A位置で第1支柱部を切った場合の構成を示す概略断面図 図5の状態と比較して、第1支柱部が第1棒状部材に対して相対回転した状態を示す図 本発明の実施形態に係る動物用訓練装置が備える幅狭小化機構の作用を説明するための図 本発明の幅狭小化機構の第1の別実施形態を説明するための図 本発明の幅狭小化機構の第2の別実施形態を説明するための図
以下、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置の対象となる動物は、例えば犬、猫、うさぎ等が挙げられるが、それらに限られる趣旨ではない。本発明の実施形態に係る動物用訓練装置は、種々の動物に対して広く適用可能である。また、下記の内容から明らかになるように、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置は、小型の動物から大型の動物まで幅広いサイズの動物に適用可能である。
<動物用訓練装置の概略構成>
図1は、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置1の外観構成を示す概略斜視図である。図1に示すように、動物用訓練装置1は、土台部11と、土台部11上に立設されるフレーム部12と、を備える。土台部11は、互いに略平行な関係となるように配置される一対の棒状部材11a、11bによって構成されている。一対の棒状部材11a、11bのそれぞれには、下面側の両端部に車輪111が取り付けられている。すなわち、土台部11は走行可能に設けられている。
フレーム部12は、第1棒状部材11a上に立設される第1支柱部12aと、第2棒状部材11b上に立設される第2支柱部12bと、2つの支柱部12a、12bの上端部間を連結する梁部12cとで構成されている。本実施形態では、第1支柱部12a、第2支柱部12b、及び、梁部12cは一体的に形成されている。別の言い方をすると、フレーム部12は、一対の棒状部材11a、11bを橋渡しするように略逆U字状に設けられている。
フレーム部12には、動物にかかる荷重を軽減可能とする免荷機構13が取り付けられている。免荷機構13は、ワイヤー131と、フレーム部12の内部に設けられる不図示の複数のローラーと、昇降可能に設けられる移動プーリー132と、免荷量調整用秤133と、ショックアブソーバー134と、操作ハンドル135と、を備えている。
ワイヤー131の一端側は、フレーム部12を構成する梁部12cの中央近傍から下側に向けて垂れ下がり、その先端には連結金具131aが取り付けられている。ワイヤー131の他端側は、免荷量調整用秤133に接続されている。ワイヤー131は、その一端側から他端側に至るまでの間に、フレーム部12の内部に設けられる不図示の複数のローラーと、第1支柱部12aに設けられる移動プーリー132とに巻回されている。
なお、第1支柱部12aの中央近傍には、高さ方向に延びるように設けられる昇降溝121が形成されている。移動プーリー132は、この昇降溝121に沿って昇降可能に設けられている。詳細には、移動プーリー132は、操作ハンドル135の操作(回転)によって昇降可能に設けられる可動部(不図示)に支持されており、操作ハンドル135のハンドル操作によって可動部と一体になって昇降溝121を上下動する。
移動プーリー132の上下動によって、ワイヤー131の連結金具131aが設けられる側の端部(一端部)が上下する。このために、操作ハンドル135を操作することによって、ワイヤー131の一端部側に取り付けられる動物にかかる荷重の軽減量(免荷量)を調整できる。免荷量調整用秤133は、免荷量を外部に表示可能になっているので、使用者は、この免荷量調整用秤133を見ながら操作ハンドル135を操作することによって、目的の免荷量に調整することができる。なお、ショックアブソーバー134は、免荷量の調整の際にワイヤー131に大きな荷重がかかった場合でも、衝撃が緩和されるように設けられている。
動物用訓練装置1は、図1に示すように、フレーム部12に対して着脱可能に設けられるテーブル14を含むのが好ましいが、場合によっては、このテーブル14が、動物用訓練装置1に含まれなくてもよい。テーブル14は、主に小型の動物に好適に使用されるものであり、例えば大型の動物に対して当該訓練装置1を使用する場合等、その必要が無い場合には取り外される。テーブル14が取り付けられることによって、例えば起立訓練等の訓練を要する小型の動物を高い位置に載置することができ、獣医師やセラピストは動物の診察を容易に行うことが可能になる。
<動物用訓練装置の使用例>
次に、以上のように構成される動物用訓練装置1の使用例について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置1を正面から見た図で、動物A(ここでは犬としている)の歩行訓練を行う際の使用例を示す図である。なお、図2においては、テーブル14がフレーム部12から取り外されている。図2における符号Fは床である。動物用訓練装置1を使用するにあたっては、図2に示すように、不要な負荷がかからないように、動物Aにはハーネス15が装着される。
ハーネス15が装着された動物Aは、支持バー16と、支持バー16に連結される中間ワイヤー17とを介して、ワイヤー131に連結される。支持バー16には、複数の連結バンド16aが備えられ、複数の連結バンド16aがハーネス15に備えられる複数の連結金具(不図示)に取り付けられることによって、ハーネス15と支持バー16とは連結される。支持バー16は、動物Aがストレスなく運動できるように使用される。中間ワイヤー17は、ワイヤーの長さを調整するために追加されており、例えば、動物Aが大型である場合等、必要なければ使われなくてもよい。
操作ハンドル135を操作(回転)して移動プーリー132を昇降させると、支持バー16が上下動し、動物Aにかかる荷重を増減できる。移動プーリー132が上昇すると、支持バー16が降下して免荷量が減少する。また、移動プーリー132が下降すると、支持バー16が上昇して免荷量が増大する。免荷量調整用秤133によって測定される免荷量を見ながら、使用者は、操作ハンドル135を操作して免荷量を調整できる。すなわち、免荷量の調整によって、動物Aに対する負担を適宜決定しながら、例えば、足の弱った動物Aの歩行訓練を行える。
歩行訓練においては、免荷機構13を用いて動物Aにかかる荷重を軽減しつつ、動物Aを歩行させる。この際、車輪111の回転によって土台部11とともにフレーム部12を動物の歩行方向に動かすことによって、動物Aの歩行方向をガイドしながら歩行訓練を行える。すなわち、本実施形態の動物用訓練装置1によれば、動物Aの迷走を抑制して適切な歩行訓練を行える。
なお、歩行訓練を行うにあたって、図2に示すように、フレーム部12を構成する2つの支柱部12a、12bのそれぞれに、横移動矯正バー18を取り付けて、この横移動矯正バー18とハーネス15とを連結バンド18aで連結してもよい。動物Aの歩行に連動させて、動物Aの訓練を行う者(セラピスト等)がフレーム部12を移動させる際、動物Aが身体の方向を変えたり、身体を捻る等したりして訓練に悪影響を与えるおそれがある。この点、フレーム部12に取り付けられた横移動矯正バー18とハーネス15とが連結バンド18aで連結されている場合、動物Aの身体の方向や姿勢を規制することができて、効果的な訓練が期待できる。
図3は、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置1を正面から見た図で、動物Aの起立訓練を行う際の使用例を示す図である。なお、図3においては、テーブル14がフレーム部12に取り付けられている。これは、例えば、小型の動物Aの訓練を行うことを想定しているからであり、大型の動物の訓練を行う場合には、テーブル14が取り外されてもよい。テーブル14を用いて起立訓練を行う場合、テーブル14の角度は水平でもよいが、水平から傾けられてもよい。また、テーブル14は、動物Aのサイズに対応できるように、フレーム部12への取り付け高さ位置を適宜変更できるように構成するのが好ましい。
図3に示す起立訓練の場合も、不要な負荷がかからないように、動物Aにはハーネス15が装着される。ハーネス15が装着された動物Aは、支持バー16を介して、ワイヤー131に連結される。支持バー16の構成は、上述した歩行訓練の場合と同じである。ここでは、中間ワイヤーが使用されていないが、必要に応じて使用されてよい。また、横移動矯正バー18(図2参照)が使用されてもよい。
起立訓練においては、免荷機構13を用いて動物Aにかかる荷重を調整しつつ、動物Aを起立させる。この際、テーブル14の角度を調整することで、動物Aの前足と後足とのうち、いずれか一方の訓練を重点的に行うといったこともできる。テーブル14上で訓練が実施されるために、獣医師やセラピスト等は無理な姿勢となることなく、動物の診察を行える。
<動物用訓練装置の幅狭小化機構>
以上のように構成される動物用訓練装置1は、走行可能に設けられているために、例えば、走行させながら建物の中から外に持ち出したり、外から建物中に入れたりすることができる。また、走行させながら、建物内の部屋間を自由に移動させることもできる。しかしながら、建物に備えられる扉部分の間口の幅は必ずしも一定ではないために、場合によっては、動物用訓練装置1が扉部分を通過できない可能性がある。動物用訓練装置1は、このような問題を解決する機構(幅狭小化機構)を備えている。以下、これについて説明する。
図1において破線で囲まれる部分Pに、幅狭小化機構20が設けられている。図1に示すように、幅狭小化機構20は、第1支柱部12a側と第2支柱部12b側とに設けられている。第1支柱部12a側と第2支柱部12b側とに設けられる機構は同様の構成である。このために、以下では、第1支柱部12a側に設けられる構成について説明し、第2支柱部12b側に設けられる構成の説明は省略する。
図4は、図1における破線で囲まれた部分Pのうち、第1支柱部12a側の構成を拡大して示した図である。なお、図4においては、一部分が断面図となっている。図5は、図4におけるA−A位置で第1支柱部12aを切った場合の構成を示す概略断面図である。図4及び図5に示すように、幅狭小化機構20は、凸部21(本発明の係合部の一例)と、ナット部材22と、ネジ部材23と、支柱部12a(支柱部12b)に設けられる貫通孔24と、凸部21に設けられる貫通孔25と、を含む。
図4及び図5に示すように、丸パイプ形状の凸部21は、略角柱状に形成される第1棒状部材11aの略中央部に、上方に向けて突出するように設けられている。中空状に設けられる第1支柱部12aは、その下端が凸部21を覆うように被せられている。なお、第2棒状部材11bにも同様の凸部21が設けられており、当該凸部21に第2支柱部12bが被せられている。
丸パイプ状の凸部21の内部には、ナット部材22が回転可能に挿入されている。本実施形態では、ナット部材22として丸ナットが使用されているが、これは一例にすぎない。また、凸部21にネジ孔を形成できる場合には、ナット部材は省略されて構わない。第1支柱部12a及び凸部21には、ノブ23a付きのネジ部材23のネジ部23bがナット部材22のネジ孔22aに挿入できるように、それぞれ貫通孔24、25が形成されている。このために、ネジ部材23をナット部材22に螺合させて締め付けることにより、第1支柱部12aを凸部21に固定することができる。換言すると、ナット部材22とネジ部材23(これらは本発明の切替部を構成する)を用いて、フレーム部12が土台部11(凸部21)に固定された状態と固定されていない状態とを切り替えることができる。
なお、第1支柱部12aの内部には、ネジ部材23の締め付けによって、第1支柱部12aが凸部21に確実に押し付けられるように、両者の間に押し付け部材26(例えば弾性部材で形成される)が配置されるのが好ましい。
ところで、第1支柱部12aに設けられる貫通孔24は丸孔であるが、凸部21に設けられる貫通孔25は長孔になっている(図5参照)。なお、貫通孔25は水平方向に長く延びている。このために、ネジ部材23による締め付けを緩めることによって、ネジ部材23をナット部材22から完全に離脱させることなく、第1支柱部12aを第1棒状部材11aに対して回転させることができる(図6参照)。この際の回転量の大きさは、例えば長孔形状に設けられる貫通孔25のサイズによって調整できる。本実施形態のように構成することによって、第1支柱部12aが凸部21に固定された状態と固定されていない状態とを切り替える操作が容易になる。
なお、図6は、図5の状態と比較して、第1支柱部12aが第1棒状部材11aに対して相対回転した状態を示している。図6においては、図5と同じく、ネジ部材23は締め付けられており、第1支柱部12aは第1棒状部材11aに対して相対回転不能になっている。
上述のように、第2支柱部12b側にも同様の機構が設けられている。このために、第1支柱部12a及び第2支柱部12bに設けられるノブ23aを回してネジ部材23の締め付けを緩めることによって、図7に示すように、フレーム部12を土台部11に対して回転することができる。
なお、図7は、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置1が備える幅狭小化機構20の作用を説明するための図である。図7は、動物用訓練装置1を真上から見た場合を想定した図である。
動物用訓練装置1は、動物の訓練時には、図7の上段に示すように、梁部12cが2つの棒状部材11a、11bに対して略90°となる状態(通常状態)で使用される。この状態から、幅狭小化機構20を利用してフレーム部12を回転(角度α回転)させると、図7の下段に示すように、第1棒状部材11aと第2棒状部材11bとの間の幅を狭めることができる。換言すると、動物用訓練装置1の幅を、通常状態の幅(W1)に比べて狭い幅(W2)にすることができる。したがって、動物用訓練装置1は、間口の幅が狭い扉部分を通過させる際に、扉を外す等の処置を行わなくても、簡単に扉部分を通過させることができる。
なお、本実施形態の動物用訓練装置1は、上述の幅狭小化機構20の採用によって、土台部11とフレーム部12との分解が容易になっている。このために、本実施形態の動物用訓練装置1は、運搬時の荷姿をコンパクトにできるという利点も有する。
<その他>
以上に示した実施形態は本発明の例示であり、本発明の適用範囲は、以上に示した実施形態の構成に限定されるものではない。以上に示した実施形態は、本発明の技術思想の範囲内において適宜変更可能である。
例えば、以上に示した実施形態では、支柱部12a、12bに設けられる貫通孔24と、凸部21に設けられる貫通孔25とにネジ部材23のネジ部分23bが挿入された状態でも(ただし、ネジ部材23の締め付けは緩められている)、フレーム部12が土台部11に対して回転可能である構成とした。しかし、これは一例に過ぎず、場合によっては、ネジ部材23が、少なくとも凸部21から外された状態にならないと、フレーム部12が土台部11に対して回転可能とならない構成等としてもよい。すなわち、幅狭小化機構20の構成は、以上に示した構成と別の構成にされてもよい。
また、以上に示した実施形態では、支柱部12a、12bが土台部11に設けられる凸部21に被せられる構成としたが、支柱部12a、12bが土台部11に設けられる凸部内、或いは、凹部内に嵌め込まれる構成としてもよい。この場合でも、フレーム部12を土台部11に対して回転して、装置幅を狭める構成を得ることは可能である。
また、以上に示した実施形態においては、幅狭小化機構20が、土台部11に対するフレーム部12の角度を変更可能に設けられることで、第1棒状部材11aと第2棒状部材11bとの間の幅を狭める(換言すると装置幅を狭める)ことが可能になっている。しかし、本発明はこの構成に限定されるものではない。すなわち、本発明の幅狭小化機構は、図8に示すように、例えばフレーム部12を2部材で構成することによって、2つの支柱部12a、12bを連結する梁部12cの長さを可変とする機構であっても構わない。なお、図8において、一点鎖線は装置幅が狭められた場合の状態(装置幅がW1からW2に減少した状態)を示している。
また、以上に示した実施形態においては、幅狭小化機構20は、第1棒状部材11aと第2棒状部材11bとの間の幅を狭めることによって装置幅を狭小化する構成とした。しかしながら、本発明はこの構成に限定される趣旨ではない。すなわち、幅狭小化機構によって狭められる装置幅は、横方向(X方向;図1参照))でなく、縦方向(Y方向;図1参照)であっても構わない。図9に示すように、本発明の幅狭小化機構は、棒状部材11a、11bをそれぞれ2部材以上で構成して、その長さを可変とする機構であっても構わない。なお、図9において、一点鎖線は装置幅が狭められた場合の状態(装置幅がW1からW2に減少した状態)を示している。
その他、以上に示した実施形態における各部の形状は一例にすぎず、適宜、その形状を変更しても良いのは当然である。
1 動物用訓練装置
11 土台部
11a 第1棒状部材
11b 第2棒状部材
12 フレーム部
13 免荷機構
20 幅狭小化機構
21 凸部(係合部)
22 ナット部材(切替部の構成要素)
23 ネジ部材(切替部の構成要素)
111 車輪

Claims (4)

  1. 走行可能な土台部と、
    前記土台部上に立設されるフレーム部と、
    前記フレーム部に設けられて、動物にかかる荷重を軽減可能とする免荷機構と、
    装置幅を狭めることを可能とする幅狭小化機構と、
    を備えることを特徴とする動物用訓練装置。
  2. 前記土台部には、車輪を有する棒状部材が一対備えられ、
    前記一対の棒状部材は互いに略平行に配置され、
    前記フレーム部は、前記一対の棒状部材を橋渡しするように略逆U字状に設けられ、
    前記幅狭小化機構は、前記一対の棒状部材間の幅を狭めることを可能とする機構、或いは、前記一対の棒状部材の長さを短縮可能とする機構であることを特徴とする請求項1に記載の動物用訓練装置。
  3. 前記幅狭小化機構は、前記一対の棒状部材に対する前記フレーム部の角度を変更することによって、前記一対の棒状部材間の幅を狭める機構であることを特徴とする請求項2に記載の動物用訓練装置。
  4. 前記幅狭小化機構は、
    前記一対の棒状部材のそれぞれに設けられるとともに、前記フレーム部に係合する係合部と、
    前記フレーム部が前記係合部に固定された状態と固定されていない状態とを切り替える切替部と、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の動物用訓練装置。
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