JP2014119824A - 推奨情報提供装置および推奨情報提供方法 - Google Patents

推奨情報提供装置および推奨情報提供方法 Download PDF

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Abstract


【課題】購買予定者に対し簡易な手法で的確に推奨情報を届けることができる。
【解決手段】推奨情報提供装置1は、第1ユーザまたは第1ユーザに関連づけられた第2ユーザの行動履歴を収集する行動履歴収集部2と、行動履歴収集部で収集した行動履歴に基づいて、第1ユーザに推奨するのに適した推奨情報を抽出する推奨情報抽出部3と、推奨情報抽出部が抽出した推奨情報を、第2ユーザに提供する推奨情報提供部4と、推奨情報提供部が提供した推奨情報の中から第2ユーザが購買予約をした推奨情報を受諾する予約受諾部5と、予約受諾部が受諾した推奨情報を第1ユーザに提供して、第1ユーザの購買意思を確認する購買意思確認部6と、第1ユーザが購買意思を示すと、第1ユーザとの間で決済処理を行う決済処理部7と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、推奨情報を提供する推奨情報提供装置および推奨情報提供方法に関する。
商品やサービスの販売を行う場合、その商品やサービスの購買予定者に直接、推奨情報を届けるのが一般的である。最近は、ダイレクトメールやFAX等の既存の通信手段ではなく、電子メールやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等の情報メディアを介して推奨情報の情報発信を行う例が急増している。
ところが、電子メールやSNS等の情報メディアを介して推奨情報を発信すると、情報メディアを使い慣れていない購買予定者には、推奨情報を届けることができないという問題がある。したがって、商品やサービスの販売業者は、各購買予定者にどのような形態で推奨情報を届ければよいかを事前に把握して、各購買予定者に見合った手段で推奨情報を届けなければならず、推奨情報の発信に手間がかかるという問題もあった。
米国特許公開公報US2009/0276284
本発明の一態様は、購買予定者に簡易な手法で的確に推奨情報を届けることができる推奨情報提供装置および推奨情報提供方法を提供するものである。
本実施形態によれば、第1ユーザまたは前記第1ユーザに関連づけられた第2ユーザの行動履歴を収集する行動履歴収集部と、
前記行動履歴収集部で収集した行動履歴に基づいて、前記第1ユーザに推奨するのに適した推奨情報を抽出する推奨情報抽出部と、
前記推奨情報抽出部が抽出した推奨情報を、前記第2ユーザに提供する推奨情報提供部と、
前記推奨情報提供部が提供した推奨情報の中から前記第2ユーザが購買予約をした推奨情報を受諾する予約受諾部と、
前記予約受諾部が受諾した推奨情報を前記第1ユーザに提供して、前記第1ユーザの購買意思を確認する購買意思確認部と、
前記第1ユーザが購買意思を示すと、前記第1ユーザとの間で決済処理を行う決済処理部と、を備える推奨情報提供装置が提供される。
第1の実施形態に係る推奨情報提供装置1の概略構成を示すブロック図。 第2の実施形態に係る推奨情報提供装置1の概略構成を示すブロック図。 第3の実施形態に係る推奨情報提供装置1の概略構成を示すブロック図。 第4の実施形態に係る推奨情報提供装置1の概略構成を示すブロック図。 第5の実施形態に係る推奨情報提供装置1の概略構成を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る推奨情報提供装置1の概略構成を示すブロック図である。図1の推奨情報提供装置1は、行動履歴収集部2と、推奨情報抽出部3と、推奨情報提供部4と、予約受諾部5と、購買意思確認部6と、決済処理部7とを備えている。
行動履歴収集部2は、第1ユーザ20の行動履歴を収集する。推奨情報抽出部3は、行動履歴収集部2で収集した行動履歴に基づいて、第1ユーザ20に推奨するのに適した推奨情報を抽出する。予約受諾部5は、推奨情報提供部4が提供した推奨情報の中から、第1ユーザ20に関連づけられた第2ユーザ21が購買予約を行った推奨情報を受託する。購買意思確認部6は、予約受諾部5が受諾した推奨情報を第1ユーザ20に提供し、第1ユーザ20の購買意思を確認する。決済処理部7は、第1ユーザ20が購買意思を示すと、第1ユーザ20との間で決済処理を行う。
この他、必須の構成要素ではないが、図1の推奨情報提供装置1は、業者情報記憶部8と、通信部9とを備えているのが望ましい。業者情報記憶部8は、推奨情報を提供する販売事業者22に関する情報を記憶する。推奨情報提供部4は、業者情報記憶部8に記憶された情報に基づいて、推奨情報抽出部3が抽出した推奨情報を提供する業者に対して、第1ユーザ20に該推奨情報を提供するよう通知する。通信部9は、第2ユーザ21が所持する通信機器との間で、例えば近接無線通信を行って、推奨情報の提供や購買予約の受諾を行う。なお、通信部9は、近接無線通信以外の通信手段で、第2ユーザ21が所持する通信機器と通信を行ってもよい。
第1ユーザ20に関連づけられた第2ユーザ21とは、第1ユーザ20と血縁関係のある者や第1ユーザ20の知り合いなど、第1ユーザ20と何等かの関係がある者である。
本実施形態は、老人や女性などの情報メディアを使いこなしていない第1ユーザ20に対して直接、推奨情報を届けるのではなく、第1ユーザ20の親族等の第1ユーザ20に関連づけられた第2ユーザ21に、第1ユーザ20向けの推奨情報を提供し、推奨情報の購買予約までは第2ユーザ21が行って、その後、第1ユーザ20に購買意思を確認して、推奨情報に関連する商品やサービスの決済処理は第1ユーザ20が行うものである。
なお、第1ユーザ20は、必ずしも情報メディアを使いこなしていない者に限定されるわけではなく、例えば、多忙で情報メディアに接する時間的余裕がない者も含まれる。
情報メディアとは、例えば、インターネット、電子メール、SNS、スマートフォンやタブレット端末等の携帯機器を介した情報提供、情報キオスクなどの種々の通信手段で送信されるデジタル情報を指す。
推奨情報提供部4が提供する推奨情報は、有料の種々の商品やサービスに関するものであり、商品やサービスの具体的な種類は問わない。サービスとは、例えば各種催し物の入場料や会員料、予約料などである。
推奨情報の提供とは、情報メディアを介して提供されるウェブ広告、電子メール広告、電子クーポン、広告付きアプリケーション・ソフトウェアなどであり、具体的な提供の手段は問わない。
行動履歴収集部2が収集する行動履歴は、例えば第1ユーザ20の購買履歴情報、検索履歴情報、交通機関の利用履歴情報、通院履歴や病歴等の医療情報、居住地域情報、TV視聴履歴情報であり、この他に、会員登録情報、年齢、性別、住所、家族構成等の個人情報を含んでもよい。
行動履歴収集部2は、例えば第1ユーザ20が自動改札ゲートを通過する際に使用するICカード等からの情報により、第1ユーザ20がいつどこで自動改札ゲートを通過したかという情報を行動履歴として取得する。この場合、行動履歴収集部2は、自動改札機に内蔵されるか、あるいは自動改札機からの情報を取得する。
また、行動履歴収集部2は、第1ユーザ20が所持する特定の医療機関が発行するICカードを介して、第1ユーザ20の医療情報を行動履歴として取得してもよい。
このように、行動履歴収集部2が収集する行動履歴の具体的内容には種々のものが考えられるが、第1ユーザ20は、情報メディアに精通していないことを想定しているため、行動履歴収集部2は、第1ユーザ20に面倒な入力作業等をさせずに、自動的に第1ユーザ20の行動履歴を収集するのが望ましい。
一例として、第1ユーザ20が、ある店舗が発行する会員カードを使って、ある店舗で商品の購買をする際、行動履歴収集部2は、第1ユーザ20がキャッシュレジスタで会員カードを提示して会計を済ませるときに、第1ユーザ20の購買情報を行動履歴として収集する。推奨情報抽出部3は、行動履歴収集部2が収集した購買情報を参照して、第1ユーザ20の購買履歴から購買傾向を把握して、第1ユーザ20が関心を持つと思われるお勧めの新製品等の推奨情報を抽出する。本実施形態では、抽出した推奨情報を、第1ユーザ20ではなく、第2ユーザ21に送信する。この場合、例えばモバイルアプリケーションの形態で、第2ユーザ21の携帯機器に推奨情報が送信される。
第2ユーザ21は、第1ユーザ20の嗜好や生活スタイル等をよく知っていることを前提としており、第1ユーザ20が欲しがると思われる新製品情報が第2ユーザ21に提供された場合には、第1ユーザ20に代わって購買予約を行う。購買予約は、第2ユーザ21が所持するICカード等の携帯機器を用いて、電子的な認証処理を経て行ってもよい。
第2ユーザ21が購買予約をすると、予約受諾部5を介して、その新製品情報を販売する販売事業者22に通知される。より具体的には、購買予約の情報は、予約受諾部5を介して、販売事業者22が管理するサーバ等に送信される。
第2ユーザ21からの購買予約の情報を受け取った販売事業者22は、購買意思確認部6を介して、第1ユーザ20に購買意思の確認を行う。第1ユーザ20は情報メディアを使い慣れていないことを想定しているため、第1ユーザ20が使い慣れた確認手段である電話、郵便、直接訪問、ネットワーク接続されたインタラクティブTVでの画面表示等により購買意思を確認する。このとき、第2ユーザ21が第1ユーザ20のために購買予約したことを伝達するのが望ましい。これにより、第1ユーザ20の注意を喚起できるとともに、第1ユーザ20の購入に対する不安を解消することができる。
電話での応答、郵便の返信、直接訪問時の応対、インタラクティブTVのキー操作等により第1ユーザ20の購買意思が確認できた場合、販売事業者22は、決済処理部7を介して、第1ユーザ20との間で料金決済処理を行い、これにより、売買契約が成立する。第1ユーザ20が電子的な決済処理を行えない場合は、金融機関を介した振り込みや、着払い、オペレータによるクレジットカード番号の確認などで行えばよい。
購買意思確認部6による購買意思の確認が取れなかった場合、あるいは決済処理部7による料金決済を第1ユーザ20が拒否した場合は、推奨情報の売買契約は成立しなかったものとみなし、第1ユーザ20の購買意思が確認できなかったこと、または第1ユーザ20が料金決済に応じなかったことを第2ユーザ21に通知してもよい。これにより、第2ユーザ21が直接第1ユーザ20に連絡するなどして、第2ユーザ21から再度の購買予約があった場合は、再度第1ユーザ20に対して購買意思の確認や決済処理を行ってもよい。
第2ユーザ21は、例えば、図1の推奨情報提供装置1と近接無線通信を行うスマートフォン等の携帯機器を介して、推奨情報提供部4から推奨情報の提供を受ける。この場合、提供を受けるタイミングは、図1の推奨情報提供装置1と近接無線通信を行う範囲内であり、例えば、第2ユーザ21が自動改札ゲートを通過した場合などである。提供を受けた推奨情報は、第2ユーザ21の携帯機器の表示部10に表示される。そして、第2ユーザ21は、表示部10に表示された推奨情報を見て、例えば画面タッチ操作により、所望の推奨情報の購買予約を行う。購買予約の情報は、この携帯機器に内蔵された入力選択部11で取得されて、例えば近接無線通信を介して、予約受諾部5に通知される。
なお、第2ユーザ21に推奨情報を通知する具体的手法と、第2ユーザ21が購買予約を行う具体的手法は特に問わない。
このように、第1の実施形態では、第1ユーザ20の行動履歴に基づいて第1ユーザ20が購買したいと思うような商品またはサービスの推奨情報を抽出して、第1ユーザ20に関連づけられた第2ユーザ21に推奨情報を提供する。第2ユーザ21が、提供された推奨情報の購買予約をした場合は、第1ユーザ20に対して購買意思を確認し、購買意思が確認できると、第1ユーザ20との間で料金決済を行う。これにより、情報メディアを使い慣れていない第1ユーザ20に対して、情報メディアを使い慣れている第2ユーザ21を介して推奨情報を的確に届けることができる。したがって、第1ユーザ20は、自分が関心のある商品やサービスの推奨情報をタイムリーに取得でき、また、信頼できる第2ユーザ21が購買予約をした推奨情報であることが知らされることから、安心して購買できる。また、販売事業者22は、情報メディアを使い慣れていない第1ユーザ20に対して、第2ユーザ21を介して種々の推奨情報をタイムリーに届けることができ、販売機会を損なうことがなく、商品やサービスの売上げを増大できる。さらに、販売事業者22は、情報メディアを介して推奨情報を提供するだけでよいため、情報メディアを使い慣れていない顧客向けの宣伝広告手段を設けなくて済み、宣伝広告費用を抑制できる。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態の行動履歴収集部2は、第1ユーザ20の行動履歴を収集したが、以下に説明する第2の実施形態は第2ユーザ21の行動履歴を収集するものである。
図2は第2の実施形態に係る推奨情報提供装置1の概略構成を示すブロック図である。図2の推奨情報提供装置1は、行動履歴収集部2が第2ユーザ21の行動履歴を収集する点で図1と異なっているが、その他の構成は図1と同様である。
例えば、第1ユーザ20が妻で、第2ユーザ21がその夫の場合、第2ユーザ21の行動履歴を収集することで、第1ユーザ20の行動履歴を予測することができる。あるいは、第1ユーザ20が親で、第2ユーザ21がその子供で、同じ家に住んでいるとか、同じ仕事を行っているとかの事情があれば、やはり第2ユーザ21の行動履歴を収集することで、第1ユーザ20の行動履歴を予測することができる。
このような状況で、第2ユーザ21は情報メディアを使い慣れているのに対して、第1ユーザ20は情報メディアに使い慣れておらず、かつ自宅から外にあまり出ないとすると、第1ユーザ20の行動履歴を収集するのは困難になることが予想される。そこで、本実施形態の行動履歴収集部2は、第2ユーザ21の行動履歴から第1ユーザ20の行動履歴を予測する。そして、推奨情報抽出部3は、第2ユーザ21の行動履歴に基づいて第1ユーザ20向けの推奨情報を抽出し、抽出した推奨情報を推奨情報提供部4を介して第2ユーザ21に提供する。その後の処理手順は、第1の実施形態と同様である。
このように、第2の実施形態は、推奨情報の購買予定者である第1ユーザ20の行動履歴を直接収集するのではなく、第1ユーザ20に関連づけられた第2ユーザ21の行動履歴を収集して、第1ユーザ20の行動履歴を予測する点に特徴がある。第1ユーザ20よりも第2ユーザ21が情報メディアに精通しているとすると、第2ユーザ21の行動履歴は第1ユーザ20の行動履歴よりも収集しやすい。第1ユーザ20と第2ユーザ21の関連性が高い場合には、第2ユーザ21の行動履歴から第1ユーザ20の行動履歴を的確に予測できる。よって、第2ユーザ21の行動履歴に基づいて、第1ユーザ20に最適な推奨情報を抽出できる。
本実施形態は、第1ユーザ20と第2ユーザ21との関係性が強いほど、第2ユーザ21の行動履歴から第1ユーザ20の行動履歴をより的確に予測できるようになる。
(第3の実施形態)
以下に説明する第3の実施形態は、第1ユーザ20と第2ユーザ21との関連性を識別して、第1ユーザ20向けの推奨情報を提供する第2ユーザ21を精査する機能を設けたものである。
図3は第3の実施形態に係る推奨情報提供装置1の概略構成を示すブロック図である。図3の推奨情報提供装置1は、図1の構成に加えて、関連性識別部12を備えている。
関連性識別部12は、第1ユーザ20と第2ユーザ21との関連性を識別する。例えば、一人の第1ユーザ20に対して複数の第2ユーザ21がいる場合には、関連性識別部12は、第1ユーザ20との血縁関係が深いほど、第1ユーザ20との関連性が強いと判断する。具体的には、親子、兄弟、親戚の順に関連性を弱く設定することが考えられる。また、複数の第2ユーザ21の中に、肉親、恋人、友人、同僚、知人など、血縁関係がある者とない者が入り交じっている場合は、例えば、肉親→恋人→友人→同僚→知人の順に関連性を弱く設定することが考えられる。これらは一例であって、関連性の決め方は任意に設定して構わない。
関連性識別部12にて関連性を的確に識別するためには、事前に第1ユーザ20と第2ユーザ21との関連性を把握しておく必要がある。そこで、第1ユーザ20と第2ユーザ21との関連性を第1ユーザ20と第2ユーザ21に問い合わせて自己申告させるか、あるいは、第1ユーザ20と第2ユーザ21との関連性を事前に事業者サーバ等に登録させて、その登録情報を用いて、第1ユーザ20と第2ユーザ21との関連性を自動で識別してもよい。
図3の推奨情報提供部4は、関連性識別部12で識別された関連性に基づいて、推奨情報抽出部3が抽出した推奨情報を第2ユーザ21に提供するか否かを決定する。
一例として、第1ユーザ20が父親で、第2ユーザ21がその子供であり、販売事業者22が旅行商品を推奨する場合を説明する。第1ユーザ20は時間的および経済的な余裕はあるものの、スマートフォンやタブレット端末等の情報通信機器を使いこなしておらず、電子メールやSNS等の情報メディアを介して旅行商品に関する推奨情報を受け取る機会を持たない。その一方で、第2ユーザ21は、情報通信機器を使いこなしており、情報メディアに接する機会も多い。関連性識別部12は、第1ユーザ20と第2ユーザ21が親子であることから、信頼関係は高いと判断する。そこで、販売事業者22は、第1ユーザ20向けの旅行商品に関する推奨情報を、推奨情報提供部4を介して第2ユーザ21に対して提供する。第2ユーザ21は、この推奨情報を受信すると、第1ユーザ20の立場に立って、最適な推奨情報を選択して、販売予約を行う。この販売予約は、予約受諾部5を介して販売事業者22に伝達され、販売事業者22は、購買意思確認部6を介して、第1ユーザ20に購買意思を確認する。第1ユーザ20は、必要に応じて第2ユーザ21の意見も確認して、本当に購買したい場合は、決済処理部7を介して決済処理を行う。
このように、第3の実施形態では、関連性識別部12で第1ユーザ20と第2ユーザ21の関連性を識別して、第1ユーザ20向けの推奨情報の提供先としてふさわしい第2ユーザ21に対して、推奨情報提供部4は第1ユーザ20向けの推奨情報を提供するため、第1ユーザ20が推奨情報を購買する確率を高めることができる。
なお、上述した第3の実施形態では、図1の推奨情報提供装置1に関連性識別部12を追加したが、図2の推奨情報提供装置1に関連性識別部12を追加してもよい。
(第4の実施形態)
以下に説明する第4の実施形態は、関連性識別部12での識別結果に基づいて、推奨情報を提供するか否かを判断するものである。
図4は第4の実施形態に係る推奨情報提供装置1の概略構成を示すブロック図である。図4の推奨情報提供装置1は、図3の構成に加えて、推奨情報提供判定部13を備えている。推奨情報提供判定部13は、関連性識別部12で識別された関連性の強度に基づいて、推奨情報提供部4が抽出した推奨情報を第2ユーザ21に提供するか否かを判定する。
推奨情報提供判定部13は、第1ユーザ20と第2ユーザ21が例えば三親等以内の肉親であれば、両者の関連性が強いと判断して、推奨情報を第2ユーザ21に提供することを許可する。
なお、推奨情報提供判定部13は、推奨情報の種類によって、推奨情報を第2ユーザ21に提供するか否かの判定基準を切り替えてもよい。例えば、所定額を超える高価な商品やサービスに関する推奨情報は、より厳しい判定基準(例えば、親子に限定)を設けて、低額の商品やサービスに関する推奨情報は、第1ユーザ20の知り合いの第2ユーザ21であれば誰でも推奨情報を提供するようにしてもよい。
また、商品やサービスの具体的な内容によって、推奨情報提供判定部13の判定基準を切り替えてもよい。例えば、第1ユーザ20が親の場合、電気通信機器に関する推奨情報は、娘よりも息子の方がその価値をより正しく判断できることが多いことから、息子のみに推奨情報を提供するようにし、逆に、ヘルスケア機器や健康食品に関する推奨情報や、息子より娘の方がその価値をより正しく判断できることが多いことから、娘のみに推奨情報を提供するようにしてもよい。
このように、第4の実施形態では、第1ユーザ20と第2ユーザ21との関連性の強度に基づいて、推奨情報を提供するか否かを判定するための推奨情報提供判定部13を設けるため、推奨情報を正しく評価できると第1ユーザ20が考えている第2ユーザ21に対してのみ推奨情報を提供でき、第2ユーザ21は購買予約を行うべきかどうかを正しく判断できる。よって、第1ユーザ20は、第2ユーザ21が購買予約をした推奨情報に関連した商品やサービスを安心して購買できる。
なお、上述した第4の実施形態では、図1の推奨情報提供装置1に関連性識別部12と推奨情報提供判定部13を追加したが、図2の推奨情報提供装置1に関連性識別部12と推奨情報提供判定部13を追加してもよい。
(第5の実施形態)
以下に説明する第5の実施形態は、第2ユーザ21に推奨情報を提供して第2ユーザ21が購買予約をした後に、第1ユーザ20が決済処理を行った場合には、第2ユーザ21に対して特典を付与するものである。
図5は第5の実施形態に係る推奨情報提供装置1の概略構成を示すブロック図である。図5の推奨情報提供装置1は、図1の構成に加えて、特典付与部14を備えている。特典付与部14は、第2ユーザ21が予約した推奨情報を第1ユーザ20が購買した場合に、第2ユーザ21に対して特典を付与する。
第2ユーザ21に対して推奨情報を提供して、第2ユーザ21が購買予約をした後に、その推奨情報に従って第1ユーザ20が商品またはサービスを購買する決済処理が完了すると、特典付与部14は、第2ユーザ21に対して、ポイント等の所定の特典を付与する。
特典の具体的な内容は問わないし、特典は購買額に応じたものにしてもよい。
特典を第1ユーザ20ではなく第2ユーザ21に付与する理由は、第2ユーザ21が購買予約をしたおかげで第1ユーザ20の関心を惹くことができたためであり、また、第2ユーザ21がより熱心に、提供された推奨情報を精査して、より積極的に購買予約をして第1ユーザ20の購買意欲を高めるという効果も期待できる。
このように、第5の実施形態では、第2ユーザ21に推奨情報を提供して第2ユーザ21が購買予約をした後に第1ユーザ20が決済処理を行った場合には、第2ユーザ21に対して特典を付与するため、第2ユーザ21はより熱心に推奨情報を精査した上で、より積極的に購買予約をすることになり、第1ユーザ20の購買意欲を高めることができる。これにより、商品やサービスの販売額を増やすことができる。
なお、上述した第5の実施形態では、図1の推奨情報提供装置1に特典付与部14を追加したが、図2〜図4のいずれかの推奨情報提供装置1に特典付与部14を追加してもよい。
上述した実施形態で説明した推奨情報提供装置1の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、推奨情報提供装置1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、推奨情報提供装置1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 推奨情報提供装置、2 行動履歴収集部、3 推奨情報抽出部、4 推奨情報提供部、5 予約受諾部、6 購買意思確認部、7 決済処理部、8 業者情報記憶部、9 通信部、10 表示部、11 入力選択部、12 関連性識別部、13 推奨情報提供判定部、20 第1ユーザ、21 第2ユーザ、22 販売事業者

Claims (10)

  1. 第1ユーザまたは前記第1ユーザに関連づけられた第2ユーザの行動履歴を収集する行動履歴収集部と、
    前記行動履歴収集部で収集した行動履歴に基づいて、前記第1ユーザに推奨するのに適した推奨情報を抽出する推奨情報抽出部と、
    前記推奨情報抽出部が抽出した推奨情報を、前記第2ユーザに提供する推奨情報提供部と、
    前記推奨情報提供部が提供した推奨情報の中から前記第2ユーザが購買予約をした推奨情報を受諾する予約受諾部と、
    前記予約受諾部が受諾した推奨情報を前記第1ユーザに提供して、前記第1ユーザの購買意思を確認する購買意思確認部と、
    前記第1ユーザが購買意思を示すと、前記第1ユーザとの間で決済処理を行う決済処理部と、を備える推奨情報提供装置。
  2. 前記推奨情報を提供する業者に関する情報を記憶する業者情報記憶部を備え、
    前記推奨情報提供部は、前記業者情報記憶部に記憶された情報に基づいて、前記推奨情報抽出部が抽出した推奨情報を提供する業者に対して、前記第1ユーザに該推奨情報を提供するよう通知する請求項1に記載の推奨情報提供装置。
  3. 前記第2ユーザが所持する通信機器との間で、近接無線通信を行う通信部を備え、
    前記推奨情報提供部は、前記通信部を介して、前記通信機器に対して前記推奨情報抽出部が抽出した推奨情報を提供する請求項1または2に記載の推奨情報提供装置。
  4. 前記推奨情報提供部は、前記推奨情報抽出部が抽出した推奨情報を前記通信機器の表示部に表示させるためのデータを前記通信部を介して前記通信機器に提供し、
    前記予約受諾部は、前記通信機器の表示部に表示された推奨情報の中から前記第2ユーザが選択した推奨情報を、前記通信部を介して受信して購買予約を受諾する請求項3に記載の推奨情報提供装置。
  5. 前記第1ユーザと前記第2ユーザとの関連性を識別する関連性識別部を備え、
    前記推奨情報提供部は、前記関連性識別部で識別された関連性に基づいて、前記推奨情報抽出部が抽出した推奨情報を前記第2ユーザに提供するか否かを決定する請求項1乃至4のいずれかに記載の推奨情報提供装置。
  6. 前記関連性識別部で識別された関連性の強度に基づいて、前記推奨情報抽出部が抽出した推奨情報を前記第2ユーザに提供するか否かを判定する推奨情報提供判定部を備え、
    前記推奨情報提供部は、前記推奨情報提供判定部により提供すると判定された前記第2ユーザに前記推奨情報抽出部が抽出した推奨情報を提供する請求項5に記載の推奨情報提供装置。
  7. 前記関連性識別部は、前記第2ユーザに対して前記第1ユーザとの関連性を自己申告させた内容に基づいて、前記第1ユーザと前記第2ユーザとの関連性を識別する請求項5または6に記載の推奨情報提供装置。
  8. 前記関連性識別部は、前記第1ユーザと前記第2ユーザとの血縁関係に基づいて、前記関連性を識別する請求項5または6に記載の推奨情報提供装置。
  9. 前記第2ユーザが予約した推奨情報を前記第1ユーザが購買した場合に、前記第2ユーザに対して特典を付与する特典付与部を備える請求項1乃至8のいずれかに記載の推奨情報提供装置。
  10. 第1ユーザまたは前記第1ユーザに関連づけられた第2ユーザの行動履歴を収集するステップと、
    前記収集した行動履歴に基づいて、前記第1ユーザに推奨するのに適した推奨情報を抽出するステップと、
    前記抽出した推奨情報を、前記第2ユーザに提供するステップと、
    前記提供した推奨情報の中から前記第2ユーザが予約した推奨情報を受諾するステップと、
    前記受諾した推奨情報を前記第1ユーザに提供し、前記第1ユーザの購買意思を確認するステップと、
    前記第1ユーザが購買意思を示すと、前記第1ユーザとの間で決済処理を行うステップと、を備える推奨情報提供方法。
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