JP2014113752A5 - - Google Patents

Description

特許文献１では、定着不良を抑えつつＦＰＯＴを短くするために、環境温度に応じた温調制御の最適化が行われているが、印刷データに対しては考慮されておらず、白紙データに対しても、ベタ画像に対しても、同じ時間の前回転時間が確保されている。つまり、最悪の状況を想定して、常にベタ画像を定着できる時間が設定されているため、定着不良を抑えつつＦＰＯＴを短くする場合に最短時間とはいえない場合もあった。

上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
印刷前処理を実行する画像形成装置であって、印字率を算出する算出手段と、少なくとも前記算出手段によって算出された前記印字率に基づいて、前記印刷前処理を実行する時間を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された前記時間に基づいて、前記印刷前処理を実行する処理手段とを備えることを特徴とする。

Claims (7)

1. 印刷前処理を実行する画像形成装置であって、
   印字率を算出する算出手段と、
   少なくとも前記算出手段によって算出された前記印字率に基づいて、前記印刷前処理を実行する時間を決定する決定手段と、
   前記決定手段によって決定された前記時間に基づいて、前記印刷前処理を実行する処理手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
2. 前記算出手段によって算出された前記印字率が第１の条件を満たす場合に、前記決定手段は、第１の時間を決定し、
   前記算出手段によって算出された前記印字率が第２の条件を満たす場合に、前記決定手段は、第２の時間を決定し、
   前記算出手段によって算出された前記印字率が第３の条件を満たす場合に、前記決定手段は、第３の時間を決定することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
3. 前記算出手段によって算出された前記印字率が第１の範囲に含まれる場合に、前記決定手段は、第１の時間を決定し、
   前記算出手段によって算出された前記印字率が第２の範囲に含まれる場合に、前記決定手段は、第２の時間を決定し、
   前記算出手段によって算出された前記印字率が第３の範囲に含まれる場合に、前記決定手段は、第３の時間を決定することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
4. 前記印刷前処理は、定着器の加熱を少なくとも含むことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の画像形成装置。
5. 前記印刷前処理は、定着器の加熱、ポリンゴンミラーの回転制御、高圧制御、転写準備を少なくとも含むことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の画像形成装置。
6. 印刷前処理を実行する画像形成装置の制御方法であって、
   印字率を算出する算出工程と、
   少なくとも前記算出工程で、算出された前記印字率に基づいて、前記印刷前処理を実行する時間を決定する決定工程と、
   前記決定工程によって決定された前記時間に基づいて、前記印刷前処理を実行する処理工程とを備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
7. 印刷前処理を実行する画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
   印字率を算出する算出工程と、
   少なくとも前記算出工程で、算出された前記印字率に基づいて、前記印刷前処理を実行する時間を決定する決定工程と、
   前記決定工程によって決定された前記時間に基づいて、前記印刷前処理を実行する処理工程とを備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法のプログラム。