JP2014112001A - 熱交換装置 - Google Patents

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JP2014112001A
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cooling fluid
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Masateru Kamata
正輝 鎌田
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Abstract

【課題】 蒸気と熱交換して発生する温水の温度を、任意にコントロールすることができるようにして、温水を廃棄することなく幅広い用途に利用できる熱交換装置を提供すること。
【解決手段】 熱交換容器1に蒸気供給管2と冷却流体供給管3と別途蒸気管5を接続する。別途蒸気管5に制御弁6を取り付ける。冷却流体供給管3に冷却流体管8と昇温流体排出管9を接続する。昇温流体排出管9に温度センサ7を取り付ける。
熱交換容器1に別途の蒸気を供給する別途蒸気管5と制御弁6を取り付けたことによって、本来凝縮すべく蒸気とは別途の蒸気を熱交換容器1へ供給して、昇温流体排出管9から排出される昇温流体の温度を任意にコントロールすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種蒸気使用装置で使用されて残った蒸気や、蒸気の凝縮した高温復水から発生した再蒸発蒸気などを、水等の冷却流体で熱交換して凝縮させることによって、モヤモヤと立ち込める蒸気を無くしたり、あるいは、冷却流体を熱交換して温度上昇した温水を別途使用して蒸気の保有熱を有効利用するものに関する。
従来の熱交換装置は、蒸気供給口を有する熱回収室に冷却管を内設し、この熱回収室に大気開放部を連通して、大気開放部と熱回収室の下部に凝縮液を貯溜させることにより、熱回収室内へ不凝縮気体、例えば空気等、が流入することを防止して効率良く熱交換することができるものである。
この熱交換装置においては、蒸気と熱交換して発生した温水の温度を、任意にコントロールすることができないために、温水の利用箇所が非常に限定された箇所だけとなってしまい、多くの温水を廃棄せざるを得なくなってしまう問題があった。これは、熱交換すべく蒸気の発生量が一定でないために、蒸気で加熱される温水の温度が不安定になるためである。
特開昭60−120186号公報
解決しようとする課題は、蒸気と熱交換して発生する温水の温度を、任意にコントロールすることができるようにして、温水を廃棄することなく幅広い用途に利用できる熱交換装置を提供すること。
本発明は、熱交換容器の内部に冷却流体管を取り付けて、当該冷却流体管に冷却流体を供給すると共に、冷却流体管の外周に蒸気を供給して、蒸気を冷却流体で熱交換することによって凝縮させ、昇温した冷却流体を系外へ排出する昇温流体排出管を設けたものにおいて、熱交換容器に別途の蒸気を供給する別途蒸気管を接続すると共に、当該別途蒸気管に供給する蒸気量を制御することのできる制御弁を取り付けたものである。
本発明の熱交換装置は、熱交換容器に別途の蒸気を供給する別途蒸気管と制御弁を取り付けたことによって、本来凝縮すべく蒸気とは別途の蒸気を熱交換容器へ供給して、昇温流体排出管から排出される昇温流体の温度を任意にコントロールすることができる。従って、昇温流体を廃棄することなく幅広い用途に利用することができる。
本発明の熱交換装置の実施例を示す構成図。
本発明の熱交換装置は、熱交換容器に別途の蒸気を供給する別途蒸気管を接続するものであるが、この別途蒸気管は、熱交換容器の容積に応じて1本のみならず、複数本を取り付けることもできる。
熱交換容器1に接続した蒸気供給管2及び冷却流体供給管3と、熱交換容器1の中央に取り付けた大気開放管4と、大気開放管4の外周に配置した冷却流体管8、及び、熱交換容器1の上部に接続した別途蒸気管5とで熱交換装置を構成する。
蒸気供給管2は、図示しない蒸気使用装置の出口側や高温復水の再蒸発タンク等と接続して、凝縮すべく蒸気を熱交換容器1内に供給する。熱交換容器1内の中央部に円筒パイプ状の大気開放管4を設ける。大気開放管4の外周に、銅製長尺パイプをコイル状に形成した冷却流体管8を配置して、冷却流体管8の下部入口側を冷却流体供給管3と接続すると共に、上部出口側は昇温流体排出管9と接続する。蒸気供給管2から熱交換容器1内に供給された凝縮すべく蒸気が冷却流体管8の外表面と接触して熱交換され凝縮するものである。
熱交換容器1の上部に接続した別途蒸気管5に、供給する蒸気量を制御することのできる制御弁6を取り付ける。別途蒸気管5は、下方の蒸気供給管2から熱交換容器1へ供給される凝縮すべく蒸気とは別途の蒸気を熱交換容器1へ供給するものである。別途蒸気管5から熱交換容器1へ供給される別途の蒸気は、冷却流体管8で冷却流体と熱交換して昇温させるものである。
冷却流体管8の上部出口側に接続した昇温流体排出管9に、この昇温流体排出管9内の昇温流体の温度を検出する温度センサ7を取り付ける。また、温度センサ7は、別途蒸気管5に取り付けた制御弁6と電気的に接続する。
蒸気供給管2から熱交換容器1内へ供給される蒸気は、冷却流体管8で冷却されて凝縮することにより復水となり、熱交換容器1の下側部10に溜まる。この熱交換容器1の下側部10に滞留している復水の水位が、排出管11の上端部を越えると、排出管11を通って復水は外部へ排出される。
昇温流体排出管9から排出される昇温流体の温度を任意にコントロールするには、温度センサ7で昇温流体の温度を検出して、この検出温度が所定値よりも低い場合は、別途蒸気管5に取り付けた制御弁6の弁開度を大きくして供給する別途蒸気量を増大させることによって、昇温流体排出管9から排出される昇温流体の温度を上昇させることができる。一方、温度センサ7での検出温度が所定値よりも高い場合は、制御弁6の弁開度を小さくして供給する別途蒸気量を減少させるか、あるいは、制御弁6を全閉状態にすることによって、昇温流体の温度を降下させることができる。
本発明は、蒸気と熱交換して発生する昇温流体の温度を任意にコントロールして、昇温流体を廃棄することなく幅広い用途に利用できる熱交換装置として利用することができる。
1 熱交換容器
2 蒸気供給管
3 冷却流体供給管
4 大気開放管
5 別途蒸気管
6 制御弁
7 温度センサ
8 冷却流体管
9 昇温流体排出管

Claims (1)

  1. 熱交換容器の内部に冷却流体管を取り付けて、当該冷却流体管に冷却流体を供給すると共に、冷却流体管の外周に蒸気を供給して、蒸気を冷却流体で熱交換することによって凝縮させ、昇温した冷却流体を系外へ排出する昇温流体排出管を設けたものにおいて、熱交換容器に別途の蒸気を供給する別途蒸気管を接続すると共に、当該別途蒸気管に供給する蒸気量を制御することのできる制御弁を取り付けたことを特徴とする熱交換装置。
JP2012265880A 2012-12-05 2012-12-05 熱交換装置 Pending JP2014112001A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016013399A1 (ja) * 2014-07-25 2016-01-28 株式会社テイエルブイ 冷却装置

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WO2016013399A1 (ja) * 2014-07-25 2016-01-28 株式会社テイエルブイ 冷却装置
JP5921788B1 (ja) * 2014-07-25 2016-05-24 株式会社テイエルブイ 冷却装置

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