JP2013108637A - 熱交換器 - Google Patents

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Tomoyuki Shiraishi
知行 白石
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Abstract

【課題】 発生した復水をスチームトラップを介して確実に器外へ排出することのできる熱交換器を得ること。
【解決手段】 ジャケット部2に制御弁7を介して蒸気供給管3を接続する。ジャケット部2と液位検出部材5を逆止弁12を介して接続する。液位検出部材5の右側面に液位開閉弁11を取り付ける。液位開閉弁11に駆動用液体管15を接続する。液位開閉弁11の出口側を液体エゼクタ6と接続する。液体エゼクタ6の吸込室10をスチームトラップ4の出口側と接続する。スチームトラップ4と並列にバイパス管路20を配置する。
液体エゼクタ6で発生する吸引力によって、スチームトラップ4の出口側を所定の低圧状態として、確実に復水を外部へ排出することができる。
【選択図】
図1

Description

本発明は、弁を介して供給される加熱用の蒸気で被加熱物を加熱する熱交換器に関する。
従来の熱交換器は、蒸気を熱源として空気を加熱するフィンチューブ型熱交換器として、熱交換器の出口ヘッダ内が真空になると、直ちに出口ヘッダ内に外気を注入することにより、熱交換器内で発生する蒸気の凝縮水としての復水がスチームトラップを介して速やかに器外へ排出されるようにして、復水が熱交換器内に滞留することを防止することができるものである。
上記従来の熱交換器では、出口ヘッダ内に外気を注入しても、その圧力は大気圧以上に上昇させることができず、また、スチームトラップの出口側の圧力も大気圧であり、このスチームトラップの入口側と出口側の圧力差をほとんど確保することができず、スチームトラップから復水を確実に排出することができない問題があった。スチームトラップは、入口側と出口側に所定の圧力差が作用しないと、復水を出口側に速やかに排出することができないのである。
特公昭51−31998号公報
解決しようとする問題点は、スチームトラップの入口側と出口側に所定の圧力差を確保できるようにして、熱交換器で発生した復水をスチームトラップを介して確実に器外へ排出することである。
本発明は、熱交換容器へ弁を介して加熱用の蒸気を供給することにより、熱交換容器の被熱交換物を蒸気で加熱し、加熱によって蒸気の凝縮した復水を外部へ排出するスチームトラップを取り付けたものにおいて、熱交換容器に液位検出部材を接続して、当該液位検出部材の出口側に液体エゼクタを連通し、当該液体エゼクタの吸込室をスチームトラップの出口側と接続すると共に、当該スチームトラップと並列にバイパス管路を配置したものである。
本発明は、液位検出部材の出口側に液体エゼクタを連通して、この液体エゼクタの吸込室をスチームトラップの出口側と接続したことにより、液体エゼクタで発生する吸引力でもって、スチームトラップの出口側を大気圧以下の減圧状態とすることができ、スチームトラップの入口側と出口側の圧力差を充分に確保して、熱交換器で発生した復水を確実に外部へ排出することができるという利点がある。
本発明に係る熱交換器の実施例を示す構成図である。
本発明は、熱交換容器に液位検出部材を接続するものであるが、液位検出部材は、熱交換容器内の復水の液位を検出して、液体エゼクタに駆動用の液体を供給することのできるものを使用することができる。
図1において、熱交換容器としての反応釜1のジャケット部2に接続した蒸気供給管3と、ジャケット部2の下方に連通したスチームトラップ4と、スチームトラップ4と並列に配置したバイパス管路20と、ジャケット部2の側方に配置した液位検出部材5、及び、液位検出部材5の下方に連通した液体エゼクタ6とで熱交換器を構成する。
蒸気供給管3には、ジャケット部2へ供給する蒸気の量を制御するための制御弁7を取り付ける。蒸気供給管3からジャケット部2へ供給された加熱用の蒸気によって、反応釜1内の被加熱物を加熱するものである。
ジャケット部2の下端から管路8によりスチームトラップ4の入口側と接続する。スチームトラップ4の出口側は、管路9により液体エゼクタ6の吸込室10と接続する。スチームトラップ4と並列にバイパス管路20を配置する。バイパス管路20の上端をジャケット部2の下部と接続し、パイパス管路20の下端を液体エゼクタ6の吸込室10と連通する。
ジャケット部2の右側方に縦長円筒状の液位検出部材5を配置する。液位検出部材5は、ジャケット部2の下部と逆止弁12を介して接続する。この逆止弁12は、ジャケット部2から液位検出部材5側への流体の流下は許容するが、反対方向の流体の流下は阻止するものである。
液位検出部材5の右側面に、所定の液位になると弁を開閉弁する液位開閉弁11を取り付ける。液位開閉弁11の入口側には、駆動用液体管15を接続する。
液位開閉弁11の下端の出口17に管路18を介して、液体エゼクタ6の吸込室10内の図示しないノズル部と接続する。液位検出部材5の液位が所定の高さになると、液位開閉弁11が開弁して液体エゼクタ6へ駆動用の液体が圧送され、液体エゼクタ6の吸込室10で吸引力を発生するものである。
反応釜1内に配置された図示しない被加熱物を加熱する場合は、蒸気供給管3と制御弁7からジャケット部2へ所定量の蒸気を供給することによって、被加熱物が蒸気によって加熱される。通常は、供給される蒸気の量が充分であり、ジャケット部2内は高圧状態を維持する。加熱により凝縮した復水は、ジャケット部2下端の管路8からスチームトラップ4を通り、更に、液体エゼクタ6の内部を通って外部へ排出される。この場合は、ジャケット部2が高圧状態であるために、発生した復水は圧力差により外部へ排出され、液体エゼクタ6は駆動していない。
制御弁7からジャケット部2へ供給される蒸気の量が減少して、ジャケット部2内の圧力も減少してくると、スチームトラップ4から排出される復水の量も減少して、更に、ジャケット部2内の圧力が大気圧程度あるいは大気圧以下の減圧状態になると、スチームトラップ4からは全く復水が排出されないために、図1に示すようにジャケット部2の下部に復水が滞留し、液位検出部材5の内部もジャケット部2と同じ液位となる。
液位検出部材5の液位開閉弁11が、この高液位を検出すると、液位開閉弁11が開弁して駆動液体を液体エゼクタ6へ圧送する。液体エゼクタ6に駆動液体が供給されると、吸込室10で吸引力を発生して、スチームトラップ4の出口側、及び、バイパス管路20の下端側、を大気圧以下で、且つ、ジャケット部2内よりも低圧状態に維持することによって、ジャケット部2内の復水がスチームトラップ4とバイパス管路20を通り液体エゼクタ6に吸引され、外部に排出される。
蒸気を熱源として利用するさまざまな熱交換器からの復水排出装置として適用できる。
1 反応釜
2 ジャケット部
3 蒸気供給管
4 スチームトラップ
5 液位検出部材
6 液体エゼクタ
7 制御弁
10 吸込室
11 液位開閉弁
12 逆止弁
15 駆動用液体管
20 バイパス管路

Claims (1)

  1. 熱交換容器へ弁を介して加熱用の蒸気を供給することにより、熱交換容器の被熱交換物を蒸気で加熱し、加熱によって蒸気の凝縮した復水を外部へ排出するスチームトラップを取り付けたものにおいて、熱交換容器に液位検出部材を接続して、当該液位検出部材の出口側に液体エゼクタを連通し、当該液体エゼクタの吸込室をスチームトラップの出口側と接続すると共に、当該スチームトラップと並列にバイパス管路を配置したことを特徴とする熱交換器。
JP2011251637A 2011-11-17 2011-11-17 熱交換器 Pending JP2013108637A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107421377A (zh) * 2017-07-28 2017-12-01 河南中烟工业有限责任公司 一种换热器冷凝水开式疏水装置及其使用方法
CN107676622A (zh) * 2017-11-30 2018-02-09 浦林成山(山东)轮胎有限公司 一种蒸汽疏水装置
CN109812797A (zh) * 2019-03-11 2019-05-28 大唐桂冠合山发电有限公司 低压加热器疏水***
CN113958856A (zh) * 2021-10-20 2022-01-21 国能龙源蓝天节能技术有限公司上海分公司 一种并联热网疏水***

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