JP2014110311A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主電極内の電流密度が低いダイオードとトランジスタとを備える半導体装置を提供すること。
【解決手段】モノリシックに、電気的に並列に接続された、ダイオードと、トランジスタとを備え、主電流が主面側を流れる横型の半導体装置であって、前記ダイオードと前記トランジスタとが主電流を流す主電極を共有し、共有された前記主電極は前記ダイオードと前記トランジスタとに片方ずつ交互に主電流を流すことを特徴とする。
【選択図】図1A

Description

本発明は、ダイオードとトランジスタとをモノリシックに接続した半導体装置に関するものである。
電力用に使用されるいわゆる半導体装置は、主にダイオードとトランジスタとによって構成される。特にインバータ用途においては、ダイオードとトランジスタとを、電気的に並列に接続して使用するのが一般的である。さらに、電源用途等においても同様に、ダイオードとトランジスタとを、並列に接続して使用することが多い。
ダイオードとトランジスタとを並列に接続する構成は、接続される負荷がモーター等のインダクタンスである場合、トランジスタに流れていた電流を遮断した際に、インダクタンスが電流を維持しようとして逆方向の電圧を発生させるが、その逆方向の電圧による電流をダイオードによって一時的に還流させることができる。
図3は、インバータ回路の回路図の一例である。この回路図は、ダイオードDとトランジスタTとが並列に接続されたインバータが3つ接続された3相インバータであり、これに電源PとモーターMとが接続されている。この回路において、ダイオードDに電流が流れているときは、トランジスタTには電流は流れておらず、逆に、トランジスタTに電流が流れている間はダイオードDには電流が流れていない。
ところで、従来から、電力用の半導体装置には、主にシリコンが使用されてきた。一方で、高周波デバイス用半導体装置には、半導体材料として窒化物系、特に窒化ガリウム(GaN)系化合物半導体が用いられている(以下、GaN系半導体装置とする)。GaN系半導体装置は、半導体基板の表面に、例えば有機金属化学気相蒸着(MOCVD:Metal−Organic Chemical Vapor Deposition)法を用いて形成されたバッファ層やGaN系半導体動作層が設けられた構造である。そして最近では、GaN系半導体装置の高周波用途に加え、GaN系半導体装置が電力用の半導体装置にも適用可能であるという認識から、高耐圧、大電流を扱うGaN系半導体装置の検討が行われている(例えば特許文献1参照)。このような状況から、GaN系半導体装置を用いたダイオードとトランジスタとを、並列に接続した半導体装置は実用性が極めて高い。
図4は、従来技術に係るGaN系半導体を用いたダイオードとGaN系半導体を用いたトランジスタとを並列に接続した半導体装置の模式的な断面図である。ここで図4において、GaN系半導体を用いたダイオードD2はショットキーバリアダイオード(SBD:Schottky Barrier Diode)であり、GaN系半導体を用いたトランジスタT2は高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)である。図3の回路を構成するために、ダイオードD2のアノード電極aとトランジスタT2のソース電極sとが接続され、さらに、ダイオードD2のカソード電極cとトランジスタT2のドレイン電極dとが、配線によって接続される。ダイオードD2からなる半導体装置200とトランジスタT2からなる半導体装置300とは、個別の装置として別々に製造され、あとでパッケージに組み立てられ、図4のように配線され、最終的な半導体装置1000となる。
つぎに、図4に示す半導体装置1000を構成するダイオードD2からなる半導体装置200とトランジスタT2からなる半導体装置300とについて説明する。図5Aは、図4に示すGaN系半導体を用いたダイオードからなる半導体装置の一例の模式的な断面図である。図5Aに示すダイオードD2はSBDであって、基板201の上に、GaN層を積層するためのバッファ層202、GaN層203およびAlGaN層204が順次積層されている。GaN層203とAlGaN層204の界面には、AlGaN層204のAl組成比と厚さとを制御することによってその濃度が制御された2次元電子ガス(2DEG)層203aが形成されている。この2DEG層203aが電子を流す通路となる。さらに、AlGaN層204に主電極として、アノード電極aおよびカソード電極cが形成される。
図5Bは、図5Aに示すGaN系半導体を用いたダイオードからなる半導体装置を上部から見た模式的な平面図である。図5Bに示すように、半導体装置200は、2DEG層203a上にアノード電極aとカソード電極cとが同一平面状に形成される。そして、アノード電極aとカソード電極cとである主電極は、細長いフィンガー形状となり、外部へ電流を取り出すために、それぞれアノード電極パッド211とカソード電極パッド212とに接続されている。また、半導体装置200の装置幅はW2、フィンガー形状の主電極であるフィンガー電極の長さはL2である。
図6Aは、図4に示すGaN系半導体を用いたトランジスタからなる半導体装置の一例の模式的な断面図である。図6Aに示すトランジスタT2はHEMTであって、基板301の上に、バッファ層302、GaN層303およびAlGaN層304が順次積層され、GaN層303とAlGaN層304の界面には、電子を流す2DEG層303aが形成されている。さらに、AlGaN層304に主電極として、ソース電極s、ドレイン電極d、ゲート電極gが形成される。
図6Bは、図6Aに示すGaN系半導体を用いたトランジスタからなる半導体装置を上部から見た模式的な平面図である。図6Bに示すように、半導体装置300は、2DEG層303a上にソース電極sと、ドレイン電極dと、ゲート電極gとが同一平面状に形成される。そして、ソース電極sとドレイン電極dとゲート電極gとである主電極は、細長いフィンガー形状となり、外部へ電流を取り出すために、それぞれソース電極パッド311とドレイン電極パッド312とゲート電極パッド313とに接続されている。また、半導体装置300の装置幅はW3、フィンガー形状の主電極であるフィンガー電極の長さはL3である。
特開2006−100645号公報
しかしながら、このようなダイオードとトランジスタとを備える半導体装置において、主電極が図5Bおよび図6Bに示すようなフィンガー形状の配線である場合、主電極内の電流密度が高くなる という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、主電極内の電流密度が低いダイオードとトランジスタとを備える半導体装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る半導体装置は、モノリシックに、電気的に並列に接続された、ダイオードと、トランジスタとを備え、主電流が主面側を流れる横型の半導体装置であって、前記ダイオードと前記トランジスタとが主電流を流す主電極を共有し、共有された前記主電極は前記ダイオードと前記トランジスタとに片方ずつ交互に主電流を流すことを特徴とする。
また、本発明に係る半導体装置は、上記の発明において、前記主電極は、当該半導体装置上部に形成されたフィンガー電極であることを特徴とする。
また、本発明に係る半導体装置は、上記の発明において、前記ダイオードのアノード電極と前記トランジスタのソース電極が1つの前記主電極を共有し、前記ダイオードのカソード電極と前記トランジスタのドレイン電極が1つの前記主電極を共有することを特徴とする。
また、本発明に係る半導体装置は、上記の発明において、前記ダイオードの前記アノード電極と前記トランジスタの前記ソース電極とが共有する前記主電極の下部に電流遮断領域を備え、前記電流遮断領域は、前記ダイオードのカソード電極と、前記トランジスタのソース電極との間の電流経路を遮断することを特徴とする。
また、本発明に係る半導体装置は、上記の発明において、前記ダイオードおよび前記トランジスタは、窒化物系化合物半導体からなる第1化合物半導体層と、前記第1化合物半導体層上の少なくとも一部に形成され、前記第1化合物半導体層よりもバンドギャップエネルギーが大きい窒化物系化合物半導体からなる第2化合物半導体層と、を備え、前記ダイオードおよび前記トランジスタの電気伝導層は、前記第1化合物半導体層と前記第2化合物半導体層との界面付近に形成された2次元電子ガス層であることを特徴とする。
また、本発明に係る半導体装置は、上記の発明において、前記電流遮断領域は、前記2次元電子ガス層を、前記主電極をアノード電極として用いる前記ダイオード側の2次元電子ガス層と、前記主電極をソース電極として用いる前記トランジスタ側の2次元電子ガス層と、に分離する2次元電子ガス層分離領域であることを特徴とする。
また、本発明に係る半導体装置は、上記の発明において、前記ダイオードはショットキーバリアダイオードであることを特徴とする。
本発明によれば、主電極内の電流密度が低いダイオードとトランジスタとを備える半導体装置を提供することができる。
図1Aは、実施の形態に係る半導体装置の模式的な断面図である。 図1Bは、図1Aに示す半導体装置を上部から見た模式的な平面図である。 図2は、インバータ回路を構成する図4に示す半導体装置と本実施の形態に係る半導体装置とに流れる電流の時間変化を説明する図である。 図3は、インバータ回路の回路図の一例である。 図4は、従来技術に係るGaN系半導体を用いたダイオードとGaN系半導体を用いたトランジスタとを並列に接続した半導体装置の模式的な断面図である。 図5Aは、図4に示すGaN系半導体を用いたダイオードからなる半導体装置の一例の模式的な断面図である。 図5Bは、図5Aに示すGaN系半導体を用いたダイオードからなる半導体装置を上部から見た模式的な平面図である。 図6Aは、図4に示すGaN系半導体を用いたトランジスタからなる半導体装置の一例の模式的な断面図である。 図6Bは、図6Aに示すGaN系半導体を用いたトランジスタからなる半導体装置を上部から見た模式的な平面図である。 図7は、実施の形態に係る半導体装置のアノード電極とソース電極が主電極を共有する状態を表す模式的な断面図である。 図8は、実施の形態の変形例に係る半導体装置のアノード電極とソース電極が主電極を共有する状態を表す模式的な断面図である。 図9は、本発明に係るPN型の半導体装置の模式的な断面図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る半導体装置の実施の形態を説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一または対応する要素には適宜同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各層の厚みと幅との関係、各層の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施の形態)
まず、本発明の実施の形態に係る半導体装置について説明する。図1Aは本実施の形態に係る半導体装置の模式的な断面図である。本実施の形態に係る半導体装置100は、シリコン(Si)からなる基板101の上に、窒化物系半導体化合物半導体層を積層するためのバッファ層102として、AlN層とGaN層とが交互に複数層積層されている。ただし、基板はSiに限らず、サファイア、SiC、ZnO、GaN等であってもよい。
さらに、バッファ層102上に、窒化物系化合物半導体からなる第1化合物半導体層としてGaN層103と、窒化物系化合物半導体からなる第2化合物半導体層としてAlGaN層104とが順次積層されている。AlGaN層104はAlNとGaNの混晶であり、GaN層103よりバンドギャップエネルギーが大きく、その構成比によってバンドギャップや自発分極、ピエゾ分極の特性が変化する。AlGaN層104は、例えばAl0.25Ga0.75Nの単層である。ただし、第2化合物半導体層としてのAlGaN層はAlGaN単層に限らず、AlN層とGaN層とを複数層交互に積層させた疑似混晶層であっても良い。その場合は、疑似混晶層中に2DEGが発生しない程度にAlN層とGaN層との厚さを調整してもよい。
GaN層103のAlGaN層104との界面には、AlGaN層104のAl組成比と厚さとを制御することによってその濃度が制御された2DEG層103aが形成されている。この2DEG層103aが電子を流す通路となる。この2DEG層103aは、電子の不純物散乱が小さいため、高移動度で低抵抗の電気伝導層となり、AlGaN層104上に形成された電極間の電流経路を提供する。
そして、AlGaN層104上には、SBDであるダイオードD1を構成するためのアノード電極aとカソード電極cとが形成され、HEMTであるトランジスタT1を構成するためのソース電極sとドレイン電極dとゲート電極gとが形成されている。また、ダイオードD1およびトランジスタT1は、ダイオードD1のアノード電極aと、トランジスタT1のソース電極sとで構成される1つの主電極E1を共有し、さらに、ダイオードD1およびトランジスタT1は、ダイオードD1のカソード電極cと、トランジスタT1のドレイン電極dとで構成される1つの主電極E2を共有している。
2DEG層分離領域105は、ダイオードD1のアノード電極aとトランジスタT1のソース電極sとが共有する主電極E1の下部に形成され、2DEG層103aを、主電極E1をアノード電極aとして用いるダイオードD1側の2DEG層103aと、主電極E1をソース電極sとして用いるトランジスタT1側の2DEG層103aとに分離している。この時 、2DEG層分離領域105は、主電極E1の直下の領域にて、2DEG層103aを2つの領域に電気的に絶縁するように形成すればよい。
ここで、トランジスタT1がオン状態で、トランジスタT1に正方向の電圧が印加された場合、ソース電極sからトランジスタT1内の2DEG層103aを経由し、ドレイン電極dへと導通する。一方で、トランジスタT1がオフ状態で、トランジスタT1に正方向の電圧が印加された場合、ゲート電極dの下部において2DEG層103aが空乏化して導通が妨げられるため、トランジスタT1内において、ソース電極sからドレイン電極dへの導通は妨げられる。しかしながら、2DEG層分離領域105が形成されていない場合、ソース電極sから主電極E1を共有するダイオードD1の2DEG層103aを経由し、ダイオードD1を挟んで隣り合う主電極E2に導通してしまうため、大きなリーク電流を生じることとなる。このようなリーク電流を防ぐため、2DEG層分離領域105が形成されている。したがって、2DEG層分離領域105は、ダイオードD1のカソード電極cと、トランジスタT1のソース電極sとの間の電流経路を遮断すればよい。図1Aに示すような、ソース電極sとアノード電極aとに接する位置に限られず、例えば、アノード電極aのみに接する位置に形成されても良い。
つぎに、図1Bは、図1Aに示す半導体装置を上部から見た模式的な平面図である。図1Bに示すように、本実施の形態に係る半導体装置100において、2DEG層103a上に、ダイオードD1のアノード電極aとトランジスタT1のソース電極sとが共有する主電極E1と、ダイオードD1のカソード電極cとトランジスタT1のドレイン電極dとが共有する主電極E2と、トランジスタT1のゲート電極gとが同一平面上に形成される。そして、各主電極は、細長いフィンガー形状となり、外部へ電流を取り出すために、それぞれアノード・ソース電極パッド111とカソード・ドレイン電極パッド112とゲートパッド電極113とに接続されている。これによって、半導体装置100は、ダイオードD1とトランジスタT1とが交互に形成された構造となる。また、半導体装置100の装置幅はW1、フィンガー形状の主電極であるフィンガー電極の長さはL1である。
図1Bにおいて、ダイオードD1とトランジスタT1とが交互に形成されていることがわかる。さらに、ダイオードD1とトランジスタT1とが、主電極E1およびE2を共有している。ここで、トランジスタT1は、紙面下側から上側に電流を流す方向が正方向であり、ダイオードD1は、紙面上側から下側へ電流を流す方向が正方向であり、ともに逆方向の電流は流さない構造である。このため、ゲートがオン状態でトランジスタT1に正方向の電圧を印加すると、紙面下側のソース電極sから、紙面上側のドレイン電極dへと電流が流れる。このとき、ダイオードD1には逆方向の電圧がかかっていることとなるので、電流は流れない。ここで、ゲートをオフ状態とすると、モーター等のインダクタンスによって、回路にそれまでと逆方向の電圧が生じる。これは、ダイオードD1に対して正方向の電圧となるので、ダイオードD1の紙面上側のアノード電極aから紙面下側のカソード電極cへと電流が流れる。一方、トランジスタT1には電流は流れない。したがって、共有された主電極E1およびE2は、トランジスタT1とダイオードD1とに交互に電流を流す。
つぎに、本実施の形態に係る半導体装置100を構成するダイオードD1とトランジスタT1とについて説明する。まず、ダイオードD1はSBDであって、AlGaN層104上に、主電極として、アノード電極aと、カソード電極cとが形成されている。アノード電極aはAlGaN層104とショットキー接触して、電子のトンネル電流によって2DEG層103aと電気的に接続している。カソード電極cはAlGaN層104とオーミック接触している。
ここで、カソード電極c側に正のバイアス電圧を印加すると、アノード電極a側は逆バイアス状態となり、アノード電極aの直下の領域の2DEG層103aが空乏化し、電圧に対し高耐圧を維持する。一方、アノード電極a側に正のバイアス電圧を印加すると、アノード電極a側から、電子が2DEG層103aへとトンネルし、大きな電流が流れる。これによって、ダイオードD1は、整流特性をもったダイオードとして機能する。また、ダイオードD1は、2DEG層103aの抵抗が低いことと併せて、GaN系材料のバンドギャップが広いことから、絶縁電界強度がシリコンよりも一桁以上大きく、高耐圧を実現できるため、パワーデバイスへの応用に適する。
つぎに、トランジスタT1はHEMTであって、AlGaN層104上に、主電極として、ソース電極sと、ゲート電極gと、ドレイン電極dとが形成されている。このようなGaN系のHEMTは、高耐圧特性と低オン抵抗特性を有するので、高耐圧トランジスタとして好適である。特に、シリコン基板を用いたGaN−HEMTを用いると、ウエハの大口径化が比較的容易に実現され 、かつ、より安価にHEMTを準備することができる。このようなHEMTとして、最近ではノーマリオフ型の構造を採用したデバイスもあるが、このトランジスタT1は一般的なHEMTであり、しきい値が−3〜−10V程度のノーマリオンデバイスである。
つぎに、本実施の形態に係る半導体装置100の動作について、半導体素子100の動作と、図4に示した従来技術に係る半導体装置1000の動作とを対比しながら説明する。図2は、インバータ回路を構成する図4に示す半導体装置と本実施の形態に係る半導体装置とに流れる電流の時間変化を説明する図である。まず、半導体装置1000に対して電流を入力し、各主電極に流れる電流がIであるとする。このとき、半導体装置1000に入力された電流は、まずオン状態にあるトランジスタT2に流入し、トランジスタT2の各主電極に流れる電流の時間変化は、図2(a)となる。図6Bからわかるように、時刻0〜tにおいて、トランジスタT2の各主電極は、各主電極を共有する、紙面上下方向の2つのトランジスタT2に電流を供給する。
つぎに、時刻tにおいて、トランジスタT2がオフ状態になると、ダイオードD2に電流が流れる。このとき、ダイオードD2の各主電極にはIの電流が流れ、ダイオードD2の各主電極に流れる電流の時間変化は、図2(b)となる。図5Bからわかるように、時刻t〜tにおいて、ダイオードD2の各主電極は、各主電極を共有する、紙面上下方向の2つのダイオードD2に電流を供給する。このように、半導体装置1000は、入力された電流によってダイオードD2の各主電極とトランジスタT2の各主電極とにIの電流を交互に流す。
一方、半導体装置100に対して同等の電流を入力すると、図1Bからわかるように、時刻0〜tにおいて、半導体装置100の各主電極は、各主電極が接する1つのトランジスタT1に電流を供給すればよく、理想的には半導体装置1000の各主電極に比べ、半分の電流であるI/2を流せばよいこととなる。さらに、時刻t〜tにおいても、半導体装置100の各主電極は、各主電極が接する1つのダイオードD1に電流を供給すればよく、各主電極にはI/2の電流が流れる。したがって、図2(c)に示すように、半導体装置100の各主電極に流れる電流はI/2となり、流れる電流は時間的に平準化され、各主電極からダイオードD1とトランジスタT1とに交互に電流が供給される。これによって、各主電極に流れる電流が半分となるから、電流に比例する電流密度も半分となる。
換言すると本発明は、インバータ回路や、電源回路等のスイッチング回路 において、ダイオードとトランジスタとに、交互に電流が流れることに着目し、ダイオードとトランジスタとの主電極を共有させることで各主電極に流れる電流を時間的に平準化し、半導体装置の特性を改善したものである。
以上のように、本実施の形態に係る半導体装置100は、主電極内の電流密度が低いダイオードとトランジスタとを備える半導体装置である。
ここで、主電極の電流密度が高くなると、長期信頼性や装置の直列抵抗に直接影響を及ぼす場合があり、好ましくない。したがって、本実施の形態に係る半導体装置100によって、主電極の電流密度を低くすると、長期信頼性や装置の直列抵抗を改善した半導体装置を実現することができる。
さらに、半導体装置は正方形に近いパッケージに組み込まれるのが一般的であり、細長い形状の装置は、このようなパッケージに組み込もうとすると、パッケージが大型化するとともに、空きスペースが大きくなり、パッケージの面積効率が悪いという問題があったが、本発明によって、以下のとおりこの課題を解決することができる。
まず、主電極が図1B、図5B、図6Bに示すような、細長いフィンガー形状のフィンガー電極である場合において、例えば、フィンガー電極がアルミを用い厚さ5μm、幅10μm程度であり、入力する電流が600V、10A程度であるとする。このとき、従来技術に係る半導体装置1000においては、フィンガー電極部分の電気抵抗による電圧降下の影響やエレクトロマイグレーション等の制約によって、図5Bおよび図6Bに示すフィンガー電極の長さであるフィンガー長L2およびL3を、1mm程度に制限しなければならない。このとき、フィンガー電極1本当りの電流密度を高くしすぎないために、フィンガー電極の本数を考慮して半導体装置1000を設計すると、半導体装置1000の装置幅は3mm程度となり、1mm×3mmの細長い形状の装置となってしまう。この半導体装置1000を例えば3mm×3mmのパッケージに組み込もうとすると、パッケージ内の空きスペースが大きく面積効率が悪い。さらに、半導体装置1000が細長い形状となることによって、電極パッドの面積も大きくなってしまう。
一方で、本実施の形態100に係る半導体装置においては、電流密度を半分とすることができるため、図1Bに示すフィンガー長L1を2mmまで伸ばすことができる。したがって、理想的には半導体装置100を2mm×1.5mmのサイズとし、正方形に近づけることができる。この半導体装置100を例えば2mm×2mmのパッケージに組み込もうとすると、パッケージ内の空きスペースが小さく、面積効率が良い。さらに、半導体装置100が正方形に近いことにより、電極パッドの面積も小さい。
さらに、入力する電流を600V、20Aとすると、従来技術に係る半導体装置1000においては、フィンガー長L2およびL3を1mm程度に制限しなければならず、装置幅を6mmとしなければならなかった。したがって、半導体装置1000は1mm×6mmの細長い形状となる。一方で、本実施の形態に係る半導体装置100においては、フィンガー長L1を2mmとし、2mm×3mmの装置とすることができる。このように、入力される電流が大きくなると、装置の形状を正方形に近づける効果が顕著となる。これによって、従来技術において細長い形状であった半導体装置を、本実施の形態に係る半導体装置100においてパッケージしやすい正方形に近い形状とすることができる。
つぎに、本実施の形態に係る半導体装置100の製造方法の一例について説明する。本製造方法では、まず、支持基板としてSiからなる基板101上にAlN層とGaN層とを交互に複数層成膜することで、膜厚が例えば2μm 程度のバッファ層102を形成する。続いて、バッファ層102上に、GaN層103を膜厚が例えば1μm程度となるように形成する。なお、バッファ層102中の各薄膜およびGaN層103の成膜には、例えば有機金属気相成長法(MOCVD法)を用いることができる。ただし、これに限定されず、例えばハイドライド気相成長法(HVPE法)や分子線エピタキシー法(MBE法)など、種々の成膜方法を用いてよい。
つぎに、GaN層103上に、Al0.25Ga0.75N膜を成膜することで、膜厚が例えば25nm程度のAlGaN層104を形成する。AlGaN層104の成膜には、GaN層103と同様に、MOCVD法の他、例えばHVPE法やMBE法などの種々の成膜方法を用いることができる。ただし、本実施の形態では、膜中のカーボン(C)濃度が2×1017cm−3程度以上、例えば2.5×1017cm−3程度となるようにAlGaN層104を形成する。アクセプタとしてCを含むAlGaN層104は、例えばMOCVD法を用いる場合、有機金属元素に含まれる炭素(C)によるオートドーピングにより形成することができる。
以上のように基板101上に、バッファ層102を挟んでGaN層103とAlGaN層104とからなるSBDおよびHEMT構造の積層膜を形成する。つぎに、フォトレジストをエッチングマスクとして用いるフォトリソグラフィ工程によって、2DEG層分離領域105を形成するための溝を形成する。この溝は2DEG層を分離するため、少なくともGaN層103とAlGaN層104の界面より、深くする必要がある。そして、この溝に絶縁体として、例えば酸化シリコン(SiO)または窒化シリコン(SiN) を堆積することで2DEG層分離領域105を形成する。ただし、このような溝形成や、溝への絶縁体の埋め込みによらず、フッ素(F)またはホウ素(B)を2DEG層に直接イオン注入することによって、イオン注入された領域の電気抵抗を極めて高い状態とし、2DEG層分離領域105とすることもできる。
続いて、AlGaN層104上に、ダイオードD1のアノード電極aとカソード電極cと、トランジスタT1のソース電極sとドレイン電極dとゲート電極gとを形成する。まず、ダイオードD1のカソード電極cおよびトランジスタT1のソース電極sおよびドレイン電極dは、AlGaN層104とオーミック接触するため、例えばTi/Alの材料をスパッタにより形成し、さらに、パターニングし、300〜600℃にて熱処理を行う。その後に、ダイオードD1のアノード電極aおよびトランジスタT1のゲート電極gは、AlGaN層104とショットキー接触するため、Ni等の材料をスパッタや蒸着によって形成する。ショットキー接触界面を安定化させるために、300℃程度の熱処理を行っても良い。つぎに、図7に示すように、アノード電極aとソース電極sとを隣接させた両電極上に、例えばAl等からなる配線電極wをスパッタにて形成し、パターニングする。その際、配線電極wは、アノード電極aとソース電極sとをまたがるように形成し、両電極が主電極E1を電気的に共有した状態とする。これによって、ダイオードD1のアノード電極aと、トランジスタT1のソース電極sとが、主電極E1を共有する。また、ダイオードD1のカソード電極cと、トランジスタT1のドレイン電極dとは、一体として形成し、主電極E2とする。
ここで、ダイオードD1のアノード電極aおよびトランジスタT1のゲート電極gは、AlGaN層104とショットキー接触する電極であり、例えば下層から順に白金(Pt)とAuとが積層された積層金属膜(以下、この積層金属膜をPt/Au膜という)を用いて形成される。ただし、本発明はこれに限定されず、例えばニッケル(Ni)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、タングステン(W)、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、タンタル(Ta)、アルミニウム(Al)のうち少なくとも1つを含む金属膜、または、Ni、Pt、Pd、W、Au、Ag、Cu、Ta、Alのうち少なくとも1つを含む合金よりなる金属膜のうち、少なくとも1つを含む金属膜など、上記条件を満たす金属材料であれば如何なるものを用いても良い。
また、ダイオードD1のカソード電極cおよびトランジスタT1のソース電極sおよびドレイン電極dは、AlGaN層104とオーミック接触する、または、接触抵抗が十分に小さい状態で接触する電極であり、例えば下層から順にチタニウム(Ti)とアルミニウム(Al)と金(Au)とが積層された積層金属膜(以下、この積層金属膜をTi/Al/Au膜という)を用いて形成される。ただし、本発明ではこれに限定されず、例えばチタニウム(Ti)、アルミニウム(Al)、シリコン(Si)、鉛(Pb)、クロム(Cr)、インジウム(In)、タンタル(Ta)のうち少なくとも1つを含む金属膜、Ti、Al、Si、Pb、Cr、In、Taのうち少なくとも1つを含む合金よりなる金属膜、または、Ti、Al、Si、Taのうち少なくとも1つを含むシリサイド合金よりなる金属膜のうち、少なくとも1つを含む金属膜など、上記条件を満たす金属材料であれば如何なるものを用いてもよい。
以上、説明したように、本実施の形態によれば、主電極内の電流密度が低いダイオードとトランジスタとを備える半導体装置を提供することができる。
なお、ダイオードD1のアノード電極aとトランジスタD1のソース電極sとが共有する主電極E1は、以下のような変形例によっても実現することができる。
(変形例1)
図8(a)に示すように、ソース電極sを形成した後に、ソース電極sの一部をアノード電極aが覆うようにアノード電極aを形成し、さらに、その上にソース電極sおよびアノード電極aの両方と接するように配線電極wを形成する。これによって、ダイオードD1のアノード電極aと、トランジスタT1のソース電極sとが、主電極E1を共有する。
(変形例2)
図8(b)に示すように、ソース電極sとアノード電極aとを離間した状態で形成し、、その後、両電極上に、ソース電極sおよびアノード電極aの両方と接するように配線電極wを形成する。これによって、ダイオードD1のアノード電極aと、トランジスタT1のソース電極sとが、主電極E1を共有する。
なお、上記実施の形態では、本発明による半導体装置に係る半導体装置として、2DEG層103aを有する横型の半導体装置100を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、図9に示すようなPN型の半導体装置400としてもよい。半導体装置400は以下の構成を有する。まず、基板(図示しない)上に形成された、p型半導体であるp−GaNまたは不純物をドーピングしていないi−GaNからなる下地層401の上に、p−GaN層402が形成されている。そして、p−GaN層402の一部領域には、n型ドーパントの一種であるSiをイオン注入することによってn型の半導体とされた、例えばSiの濃度が1017cm−3程度であるn−GaN領域403が形成されている。さらに、n−GaN領域403の一部には、Siが高濃度に注入された、例えばSiの濃度が1019〜1020cm−3程度であるn−GaNからなるコンタクト領域404が形成されている。また、半導体装置400には、上記の実施の形態に係る半導体装置100の2DEG層分離領域105と同様に、エッチングやイオン注入によって、電流遮断領域405が形成されている。電流遮断領域405は、電流遮断領域405が接しているダイオードD3とトランジスタT3との間の電流経路を遮断するため、少なくとも下地層401とp−GaN層402との界面より深く形成されている必要がある。
また、トランジスタT3のゲート領域には、ゲート絶縁膜として、SiO層406が形成されている。さらに、半導体装置400には、ダイオードD3のアノード電極aとカソード電極cと、トランジスタT3のソース電極sとドレイン電極dとゲート電極gとが形成されている。ここで、ダイオードD3およびトランジスタT3は、ダイオードD3のアノード電極aと、トランジスタT3のソース電極sとで構成される1つの主電極E3を共有し、さらに、ダイオードD3およびトランジスタT3は、ダイオードD3のカソード電極cと、トランジスタT3のドレイン電極dとで構成される1つの主電極E4を共有している。したがって、このような半導体装置400によっても、本発明の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態では、本発明による半導体装置に係るダイオードとして、SBDを例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、PN型ダイオードなどの、種々のダイオードに対して本発明を適用することが可能である。
また、上記実施の形態では、本発明による半導体装置に係るトランジスタとして、FETの一種であるHEMTを例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、MISFET(Metal Insulator Semiconductor FET)やMOSFET(Metal Oxide Semiconductor FET)やMESFETなどの、種々のトランジスタに対して本発明を適用することが可能である。
また、上記実施の形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
100、200、300、400、1000 半導体装置
101、201、301 基板
102、202、302 バッファ層
103、203、303 GaN層
103a、203a、303a 2DEG層
104、204、304 AlGaN層
105 2DEG層分離領域
111 アノード・ソース電極パッド
112 カソード・ドレイン電極パッド
113、313 ゲート電極パッド
211 アノード電極パッド
212 カソード電極パッド
311 ソース電極パッド
312 ドレイン電極パッド
401 下地層
402 p−GaN層
403 n−GaN領域
404 コンタクト領域
405 電流遮断領域
406 SiO
D、D1、D2、D3 ダイオード
E1、E2、E3、E4 主電極
L1、L2、L3 フィンガー長
M モーター
P 電源
T、T1、T2、T3 トランジスタ
W1、W2、W3 装置幅
a アノード電極
c カソード電極
d ドレイン電極
g ゲート電極
s ソース電極
w 配線電極

Claims (7)

  1. モノリシックに、電気的に並列に接続された、ダイオードと、トランジスタとを備え、主電流が主面側を流れる横型の半導体装置であって、
    前記ダイオードと前記トランジスタとが主電流を流す主電極を共有し、共有された前記主電極は前記ダイオードと前記トランジスタとに片方ずつ交互に主電流を流すことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記主電極は、当該半導体装置上部に形成されたフィンガー電極であることを特徴とする請求項1に記載された半導体装置。
  3. 前記ダイオードのアノード電極と前記トランジスタのソース電極が1つの前記主電極を共有し、前記ダイオードのカソード電極と前記トランジスタのドレイン電極が1つの前記主電極を共有することを特徴とする請求項1または2に記載された半導体装置。
  4. 前記ダイオードの前記アノード電極と前記トランジスタの前記ソース電極とが共有する前記主電極の下部に電流遮断領域を備え、
    前記電流遮断領域は、前記ダイオードのカソード電極と、前記トランジスタのソース電極との間の電流経路を遮断することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載された半導体装置。
  5. 前記ダイオードおよび前記トランジスタは、
    窒化物系化合物半導体からなる第1化合物半導体層と、
    前記第1化合物半導体層上の少なくとも一部に形成され、前記第1化合物半導体層よりもバンドギャップエネルギーが大きい窒化物系化合物半導体からなる第2化合物半導体層と、
    を備え、
    前記ダイオードおよび前記トランジスタの電気伝導層は、前記第1化合物半導体層と前記第2化合物半導体層との界面付近に形成された2次元電子ガス層であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載された半導体装置。
  6. 前記電流遮断領域は、前記2次元電子ガス層を、前記主電極をアノード電極として用いる前記ダイオード側の2次元電子ガス層と、前記主電極をソース電極として用いる前記トランジスタ側の2次元電子ガス層と、に分離する2次元電子ガス層分離領域であることを特徴とする請求項4を引用する請求項5に記載された半導体装置。
  7. 前記ダイオードはショットキーバリアダイオードであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに1つ記載された半導体装置。
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