JP2014109838A - 情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ソーシャルネットワーキングサービスにおいて、ユーザの積極的な意思に依らず、当該ユーザをグループに加入させることを可能にする技術を提供する。
【解決手段】本発明の一側面に係る情報処理システムは、ソーシャルネットワーキングサービスをユーザに提供する情報処理システムであって、所定の情報を示す印を含む画像を前記ユーザから取得する画像取得部と、取得した前記画像から前記印を抽出する印抽出部と、前記ソーシャルネットワーキングサービス内で作成されたグループであって、前記画像から抽出した前記印により示される所定の情報に対応するグループ、に前記ユーザを登録するユーザ登録部と、を備える。
【選択図】図13

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラムの技術に関する。
特定のユーザが参加するネットワーク上のコミュニティサービスを運営するサーバが、コミュニティのカテゴリ、コミュニティを紹介する紹介文、及びユーザのプロフィール情報のうちの少なくとも一つに基づいて広告を選択する技術がある(特許文献1)。
また、キャンペーンに関連したコンテンツに対するユーザのアクティビティの情報をフィードとして配信する際に、ユーザ相互の関係性、キャンペーン運営者及び/又はサービス運営者の定義、表示エリアのスペック、閲覧端末の種類の各要素に基づいて表示対象とするフィードを選別する技術がある(特許文献2)。
特開2008−210304号公報 特開2011−243143号公報
近年、ソーシャルネットワーキングサービス(以下、「SNS」とも記載する)と呼ばれる、人と人との間のコミュニケーションを円滑にする手段と新たな人間関係を構築するための場とを提供する、インターネット上の会員制サービスを利用するユーザが増加している。SNSでは、特定の趣味又は目的を持った人を集めるため、サークル、コミュニティ等と呼ばれるグループが利用される。
従来、ユーザは、自らの興味又は目的に関係するグループを検索することで、加入するサークルを見つけ出していた。すなわち、グループへの加入はユーザの積極的な意思に依存しており、例えば、グループを作成した管理者(オーナー)が、特定の興味又は目的を持つユーザを、自身が作成したグループに引き入れることは、基本的には、できなかった。
本発明は、一側面では、このような問題点を考慮してなされたものであり、ソーシャルネットワーキングサービスにおいて、ユーザの積極的な意思に依らず、当該ユーザをグループに加入させることを可能にする技術を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る情報処理システムは、ソーシャルネットワーキングサービスをユーザに提供する情報処理システムであって、所定の情報を示す印を含む画像を前記ユーザから取得する画像取得部と、取得した前記画像から前記印を抽出する印抽出部と、前記ソーシャルネットワーキングサービス内で作成されたグループであって、前記画像から抽出した前記印により示される所定の情報に対応するグループ、に前記ユーザを登録するユーザ登録部と、を備える。
上記構成によれば、ソーシャルネットワーキングサービスをユーザに提供する情報処理システムは、所定の情報を示す印を含む画像を前記ユーザから取得する。そして、情報処理システムは、当該ソーシャルネットワーキングサービス内で作成されたグループであっ
て、取得した前記画像から抽出される印により示される所定の情報に対応するグループ、に前記ユーザを登録する。
従って、上記構成によれば、加入するグループをユーザは検索しなくてもよくなるため、ソーシャルネットワーキングサービスにおいて、ユーザの積極的な意思に依らず、当該ユーザをグループに加入させることが可能となる。
また、上記一側面に係る情報処理システムの別の形態として、前記所定の情報を示す印は、カメラに装着された接写レンズを被写体に当接又は近接して撮影する時に、前記被写体に当接又は近接する位置に存在し、前記画像取得部は、前記カメラの撮影範囲に前記印が含まれることで、前記被写体と共に前記印が撮影された画像を取得してもよい。
また、上記一側面に係る情報処理システムの別の形態として、前記印により示される所定の情報は、前記ソーシャルネットワーキングサービス内のグループを作成する管理者に関する情報であり、前記ユーザ登録部は、前記画像から抽出した前記印が示す前記管理者により作成された1又は複数のグループのうち少なくとも1つのグループに前記ユーザを登録してもよい。
また、上記一側面に係る情報処理システムの別の形態として、前記印により示される所定の情報は、前記ソーシャルネットワーキングサービス内のグループを作成する管理者に関する情報であり、前記ユーザ登録部は、前記画像から抽出した前記印が示す前記管理者により作成された1又は複数のグループのうち前記被写体に基づいて決定されるグループに前記ユーザを登録してもよい。
また、上記一側面に係る情報処理システムの別の形態として、前記ユーザ登録部は、前記画像から抽出した前記印により示される所定の情報に対応する前記グループから前記ユーザが過去に退会していた場合、前記グループへの前記ユーザの登録を省略してもよい。
また、上記一側面に係る情報処理システムの別の形態として、前記ユーザ登録部は、前記画像から抽出した前記印により示される所定の情報に対応する前記グループに前記ユーザを登録する際に、前記グループに登録するか否かの選択を前記ユーザに行わせてもよい。
なお、上記一側面に係る情報処理システムの別態様としては、以上の各構成を実現する情報処理装置であってもよいし、情報処理方法であってもよいし、プログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータその他装置、機械等が読み取り可能な記憶媒体であってもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的、又は、化学的作用によって蓄積する媒体である。
本発明によれば、ソーシャルネットワーキングサービスにおいて、ユーザの積極的な意思に依らず、当該ユーザをグループに加入させることが可能となる。
図1は、実施の形態に係るパネルが装着された接写レンズの一例を示す斜視図である。 図2は、実施の形態に係るパネルが装着された接写レンズの一例を示す分解斜視図である。 図3は、実施の形態に係るパネルが装着された接写レンズの一例を示す正面図である。 図4は、実施の形態に係るパネルが装着された接写レンズの一例を示す、図3のA−A線に沿う断面図である。 図5は、実施の形態に係るパネルが装着された接写レンズの使用例を示す。 図6Aは、実施の形態に係るパネルの一例を示す。 図6Bは、実施の形態に係るパネルの変形例を示す。 図6Cは、実施の形態に係るパネルの変形例を示す。 図6Dは、実施の形態に係るパネルの変形例を示す。 図6Eは、実施の形態に係るパネルの変形例を示す。 図6Fは、実施の形態に係るパネルの変形例を示す。 図6Gは、実施の形態に係るパネルの変形例を示す。 図6Hは、実施の形態に係るパネルの変形例を示す。 図7は、実施の形態に係る情報処理システムのハードウェア構成の一例を示す。 図8は、実施の形態に係る情報処理システムのハードウェア構成の変形例を示す。 図9は、実施の形態に係る情報処理システムの機能構成の一例を示す。 図10は、実施の形態に係るユーザ情報の一例を示す。 図11は、実施の形態に係るサークル登録情報の一例を示す。 図12は、実施の形態に係るサークル情報の一例を示す。 図13は、実施の形態に係る情報処理システムによる情報処理の処理手順の一例を示す。 図14は、実施の形態に係る情報処理システムにおいて取得される画像の一例を示す。 図15は、実施の形態に係るユーザ端末に表示される画面の一例を示す。 図16は、実施の形態に係るユーザ端末に表示される画面の一例を示す。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、各実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
なお、本実施形態において登場するデータを自然言語により説明しているが、より具体的には、コンピュータが認識可能な疑似言語、コマンド、パラメタ、マシン語等で指定される。
本実施形態に係る情報処理システムは、SNSの一例として、コスメ商品に関するSNSを提供する。本実施形態において、ユーザは、携帯電話端末、携帯可能なビデオゲーム機、PC(Personal Computer)等に接続又は実装されているカメラで自身の肌を撮影し
、撮影した肌の画像をSNS上に投稿する。
ここで、ユーザは、自身の肌を拡大撮影するために、接写レンズを利用する。ユーザは、接写レンズをカメラに装着し、接写レンズを被写体(肌)に当接又は近接させて撮影する。本実施形態に係る接写レンズの上端部にはパネルが装着されている。そのため、接写レンズを被写体(肌)に当接又は近接させて撮影する時には、接写レンズの上端部に装着されているパネルも被写体(肌)に当接又は近接する位置に存在することになる。
そして、当該パネルには、カメラの撮影範囲内に、所定の情報を示す印が付されている
。そのため、当該接写レンズを利用してユーザが自身の肌を撮影すると、撮影された画像には、所定の情報を示す印が含まれることになる。本実施形態に係る情報処理システムは、このような印を含む画像が投稿された際に、投稿された画像から印を抽出し、抽出した印により示される所定の情報に対応するグループに当該画像を投稿したユーザを登録する。
これにより、本実施形態に係る情報処理システムは、SNSにおいて、ユーザの積極的な意思に依らず、当該ユーザをグループに加入させることを可能にする。なお、本実施形態では、SNS内において、特定の趣味又は目的を持ったユーザを集めることを主な目的として作成されたグループを「サークル」と称する。
§1 接写レンズ
図1は、本実施形態に係るパネル40が装着された接写レンズ50の一例を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係るパネル40が装着された接写レンズ50の一例を示す分解斜視図である。図3は、本実施形態に係るパネル40が装着された接写レンズ50の一例を示す正面図である。図4は、本実施形態に係るパネル40が装着された接写レンズ50の一例を示す、図3のA−A線に沿う断面図である。そして、図5は、本実施形態に係るパネル40が装着された接写レンズ50の使用例を示す。
[接写レンズ]
主に、図4を用いて、本実施形態に係る接写レンズ50を説明する。本実施形態に係る接写レンズ50は、被写体(肌)を拡大撮影するために用いられる。図4に示されるとおり、本実施形態に係る接写レンズ50は、この拡大撮影の機能を実現するレンズ部54と、当該レンズ部54を囲う外郭部とを有する。
外郭部は、接写レンズ50をカメラに装着する際に当該カメラに向けられる底面部51と、接写レンズ50をカメラに装着するために用いられるレンズ固定クリップが取り付けられる溝部52と、撮影する際に被写体に当接又は近接する上端部53と、を有する。
底面部51は、図5に示されるとおり、接写レンズ50をカメラに装着する際に当該カメラに接触する部分である。そのため、底面部51には、接写レンズ50をカメラに装着するための、乖離又は再付着可能な粘着剤が塗布又は貼付されていてもよい。
溝部52は、図3及び4に示されるとおり、底面部51の上方、レンズ部54の周囲に設けられる。溝部52は、接写レンズ50をカメラに装着するためのレンズ固定クリップが取り付けられる部分である。当該溝部52により形成される溝をレンズ固定クリップで挟むことで、当該レンズ固定クリップは接写レンズ50に取り付けられる。
上端部53は、接写レンズ50がカメラに装着された状態で被写体(肌)を撮影する際に、当該被写体に当接又は近接する部分である。ユーザは、接写レンズ50のピントを被写体(肌)に合わせるために、接写レンズ50の上端部53を被写体(肌)に当接又は近接させる。すなわち、接写レンズ50の上端部53と被写体との位置関係は、接写レンズ50のピントに関係する。なお、図2及び4に示されるとおり、上端部53の内側には、後述する円形のパネル40を嵌め込むために、パネル40の外周とほぼ同様の形状及び大きさの凹部が形成される。
レンズ部54は、被写体を拡大撮影するために凸レンズの形状を有する。レンズ部54は、対象とする被写体に適するように設計される。例えば、主に手及び顔面の肌を撮影対象とする場合、レンズ部54は、一例として、拡大撮影の倍率が30倍程度になるように設計される。また、例えば、主に頭皮を撮影対象とする場合、レンズ部54は、一例とし
て、拡大撮影の倍率が50倍から80倍程度になるように設計される。なお、本実施形態では、図4に示されるとおり、レンズ部54は、接写レンズ50の外郭部と一体に形成されている。
ユーザは、このような接写レンズ50をカメラに装着し、図5に示されるようにして、自身の肌を撮影する。なお、図5において例示される被写体は、手の甲の肌である。ただし、被写体は、特に限定されず、自身の肌以外であってもよい。
なお、接写レンズ50は、例えば、透光性の部材で作成される。例えば、接写レンズ50は、透明のプラスチックで作成される。接写レンズ50は、透光性の部材で作成されることで、上端部53を被写体に接触させた状態で撮影する場合であっても、照明光として環境光を取り入れることができる。
[パネル]
図2及び4で例示されるように、本実施形態の接写レンズ50には、パネル40が装着される。パネル40には、所定の情報を示す印が、カメラの撮影範囲内に含まれるように、付されている。本実施形態に係る情報処理システムは、このようなパネル40を装着した接写レンズ50が用いられて撮影された画像を取得するため、所定の情報を示す印を含む画像を取得することができる。
ただし、情報処理システムが取得する画像に所定の情報を示す印を含める方法は、このような方法に限定される訳ではない。例えば、本発明に係る印は、パネル40以外の物に付されて、本実施形態のように撮影対象に含まれるように配置されることで、撮影画像に含まれてもよい。また、本発明に係る印は、画像処理によって画像に付加されることで、当該画像に含まれてもよい。
図6Aは、本実施形態に係るパネル40の一例を示す。また、図6B〜6Hは、当該パネル40の変形例を示す。パネル40は、接写レンズ50の上端部53に装着される。そのため、カメラに装着された接写レンズ50を被写体に当接又は近接して当該被写体を撮影する時には、当該パネル40は、当該被写体に当接又は近接する位置に存在することになる。これにより、パネル40に付される印44も、当該被写体に当接又は近接する位置に存在することになる。
図6Aに例示されるパネル40には、カメラの撮影範囲70に含まれる位置に、2種類の印44(44a、44b)が付されている。なお、本実施形態では、同じ種別の印には同じ符号を付し、種別を問わずに印を称する場合、印44と称する。
ここで、図6A〜6Hにおいて示される撮影範囲70は、接写レンズ50に各パネルを装着し、かつ、カメラ(後述するユーザ端末2)に接写レンズ50を装着した状態で撮影を行う際に、当該各パネル上における、当該カメラにより撮影される範囲を示す。本実施形態では、パネル40に付される印44が当該撮影範囲70に含まれる位置に配置されていることで、印44を含む画像が取得される。
なお、本実施形態に係るパネル40は、接写レンズ50の上端部53に設けられた凹部に嵌め込まれることで、接写レンズ50に装着される。しかしながら、本実施形態に係るパネル40の装着方法は、このような方法に限定される訳ではない。例えば、パネル40は、接写レンズ50の上端部53に接着されることで、接写レンズ50に装着されてもよい。また、例えば、接写レンズ50の上端部53が、接写レンズ50のキャップとしてのパネル40に嵌合されることで、パネル40は接写レンズ50に装着されてもよい。また、例えば、接写レンズ50とパネル40とは一体に形成されてもよい。
また、本実施形態に係るパネル40の形状は円形である。しかしながら、本実施形態に係るパネル40の形状は円形に限定される訳ではない。例えば、パネル40の形状は、多角形であってもよい。ただし、本実施形態では、パネル40は、接写レンズ50の上端部53に設けられた凹部に嵌め込まれる。そのため、接写レンズ50の上端部53に設けられた凹部は、パネル40の外周の形状に合わせて成形される。
<印>
印44は、所定の情報を示す。本実施形態では、ユーザは、取得した画像をSNS上に投稿すると、投稿した当該画像に含まれる印44により示される所定の情報に対応するサークルに登録される。すなわち、本実施形態では、印44により示される所定の情報は、ユーザを登録するサークルを特定するための情報として用いられる。
なお、印44は、例えば、所定の規格に従って情報を表現する記号、マーク等であってもよい。また、印44は、例えば、配布者、商品製造者、対象商品等の商標であってもよい。印44の外観は、実施の形態に応じて、適宜、決定される。
また、パネル40は、複数種類の印44を備えることで、複数種類の情報を有してもよい。例えば、本実施形態に係るパネル40は、印44a及び印44bの2種類の印を備える。また、例えば、図6Bで示されるパネル40Bは、印44a〜44dの4種類の印を備える。
<指標部>
なお、図6Aに示されるパネル40には、少なくともその一部がカメラの撮影範囲70に含まれることで被写体と共に撮影される、カメラにより撮影された画像の解析の指標となる所定の色の付された指標部41が含まれる。パネル40には、このような指標部41が含まれてもよい。当該指標部41を利用し、取得される画像の解析を行うことで、ユーザが接写レンズを利用して取得した画像に対する、カメラの機能及び性能、照明光、光源等の撮影環境の影響を軽減することが可能となる。
ここで、図6Aに示される指標部41の外周及び内周の形状は円形のドーナツ形である。また、図6Aに示される指標部41は、開口43の領域を除き、パネル40のカメラに対向する面全体に形成される。ただし、指標部41は、このような形状に限定される訳ではなく、実施の形態に応じて適宜決定される。
また、指標部41は、図6Aに例示されるようなカラーパタンを有してよく、そのカラーパタンは、実施の形態に応じて、適宜、決定されてよい。例えば、指標部41は、白及び黒が交互に配色されたカラーパタン(図6A)を有してもよいし、シアン、マゼンタ、イエロー、黒、及び、白で配色されたカラーパタンを有してもよいし、赤、緑、青、黒、及び、白で配色されたカラーパタンを有してもよいし、単色で形成されてもよい。
指標部41は、例えば、油性オフセット印刷、シルク印刷等の印刷によって、パネル40のカメラに対向する面(カメラ側の面)の表面に設けられる。ただし、指標部41が撮影可能であれば、指標部41はパネル40の被写体に対向する面(被写体側の面)の表面に印刷されてもよい。例えば、透明プラスチック等の透光性の部材でパネル40が作成される場合、パネル40の被写体側の面に指標部41が印刷されても、当該指標部41は撮影可能である。
また、例えば、指標部41の絵柄の印刷されたシールがパネル40のカメラ側の表面に貼付されることで、指標部41は設けられてもよい。ただし、指標部41が撮影可能であ
れば、当該シールは、上記印刷の場合と同様、パネル40の被写体側に貼付されてもよい。印44についても同様である。
なお、カメラからは写すことができないパネル40の被写体側の表面は、任意に用いられてもよい。
なお、取得された画像上の指標部41の色と指標部41の実際の色との差の2次元分布により、画像のカラー補正及び照明むら補正を行う場合に、当該画像のカラー補正及び照明むら補正の精度を上げるためには、指標部41は、カメラの撮影範囲70において、被写体の写る領域の周囲全方位に写るように存在する方が好ましい。
<開口>
また、パネル40には、カメラの撮影範囲70において、被写体の写る領域を確保するため、開口43が設けられている。開口43は、例えば、トムソン加工等の加工方法でパネル40に穴を開けることで、作成される。
ただし、被写体が撮影可能な状態であれば、開口43は設けられなくてもよい。例えば、透明なプラスチック等の透光性の部材でパネル40が作成される場合、被写体を写すことが可能であるため、パネル40に開口43は設けられなくてもよい。
接写レンズを用いた撮影では、一般的に、当該接写レンズの光軸付近の像ほど鮮明である傾向にある。そのため、被写体をより鮮明に写すためには、開口43は、光軸を含むように設けられたほうがよい。例えば、開口43の中心は、カメラ(接写レンズ50)の光軸近傍に位置するように設けられる。好ましくは、開口43の中心は、光軸上に位置するように設けられる。
なお、パネル40は、上下左右にずれて装着される可能性がある。そこで、指標部41及び印44は、光軸近傍又は光軸上に中心が位置するように設けられた開口43の外縁を囲うように設けられてもよい。これにより、パネル40が上下左右にずれて装着されても、開口43の周囲には指標部41及び印44が存在するため、指標部41及び印44をカメラの撮影範囲70に含めることが可能となる。
また、接写レンズ50の溝部52は、レンズ部54の周囲を囲うように存在する。そのため、接写レンズ50がカメラに装着されている際に、当該接写レンズ50は光軸を中心に回転する可能性がある。そこで、開口43は、円形等の回転対称性を有する形状であってもよい。これにより、パネル40が光軸を中心に回転しても、その影響を軽減又は無視することが可能になる。
同様の理由から、図6A等に示されるように、指標部41は、開口43の回転対称性に対応した所定の規則性に従って配色されたカラーパタンを有してもよい。また、開口43の回転対称性に対応した所定の規則性に従って、複数の印44が配列されてもよい。
本実施形態に係る開口43の形状は、円形である。ただし、開口43の形状は、円形に限定される訳ではなく、実施の形態に応じて、適宜、決定されてよい。例えば、開口43の形状の一例として、多角形、楕円形、星形等が挙げられる。
<パネルのバリエーション>
図6B〜6Hを用いて、パネル40のバリエーションを説明する。図6B〜図6Hは、それぞれ、パネル40のバリエーションを例示する。なお、各バリエーションを問わずパネル及び指標部を称する場合、それぞれ、パネル40及び指標部41と称する。
図6Bにより示されるパネル40Bは、4種類の印(44a〜44d)を有する。また、図6Bにより示される指標部41Bは、4色の配色がされたカラーパタンを有している。そして、パネル40Bのカメラに対向する面全体には指標部41Bは形成されておらず、当該指標部41Bの外周の形状は正多角形(図では正12角形)である。
図6Cにより示されるパネル40Cは、2種類の印(44a及び44b)を有する。また、図6Cにより示される指標部41Cは、2色の配色がされたカラーパタンを有している。そして、指標部41Cの外周の形状は指標部41Bの形状と同様であるが、指標部41Cは、指標部41Bよりも大きな面積を有している。
図6Dにより示されるパネル40Dは、1種類の印(44a)を有する。印44は、パネル40Dに例示されるように、全てのカラーパタンの領域に存在しなくてもよい。また、パネル40Dのカメラに対向する面全体には指標部41Dは形成されていないが、図6Dに示される指標部41Dの外周の形状は、図6Aにより示される指標部41の形状と同じである。
図6Eにより示されるパネル40Eは、パネル40Dと同様、1種類の印(44a)を有する。また、図6Eにより示される指標部41Eは、指標部41Cと同じ大きさ、同じ外周の形状を有している。ただし、指標部41Eは、指標部41Cとは異なり、4色の配色がされたカラーパタンを有している。
図6Fにより示されるパネル40Fも、パネル40Dと同様、1種類の印(44a)を有する。しかしながら、パネル40Fは、指標部41を有していない。
図6Gにより示されるパネル40Gは、2種類の印(44a及び44b)を有する。また、図6Gにより示される指標部41Gは、開口43の中心に向かって突出するような形状を有し、白及び黒の2色の配色がなされている。
なお、被写体を撮影する際、ユーザは、例えば、パネル40(接写レンズ50)を被写体に接触させる。この場合、被写体が変形することで、開口43を通じて、被写体が部分的に接写レンズ50の内側に入り込む可能性がある。
ここで、本実施形態では、指標部41及び印44は、パネル40のカメラ側の表面に付される。そのため、被写体の変形を考慮しない場合、指標部41及び印44は、光軸方向において、パネル40の厚さの分だけ被写体よりもレンズ側に位置する。
そのため、指標部41及び印44は、光軸方向において、被写体と異なる位置に存在する可能性がある。そのため、被写体にピントを合わせた場合、光軸方向の位置の違いによって、指標部41及び印44にピントが合わない可能性がある。
そこで、図6Hに例示されるように、光軸方向に1又は複数の段差をパネル40に設け、各段の光軸方向に垂直な面に指標部41(指標部41H)及び印44を配置してもよい。このような段差を設けることで、光軸方向において、指標部41及び印44と被写体との位置のズレを軽減することができる。そのため、被写体にピントを合わせた場合における、指標部41及び印44のピントのズレを軽減することができる。
[その他の形態]
なお、パネル40に代えて、当該パネル40と同様の機能を発揮する、被写体に貼付するシールが用いられてもよい。当該シールは、図6A等を用いて説明したパネル40の表
面を実現する絵柄のシールとして説明可能である。ユーザは、例えば、このようなパネル40の表面を実現する絵柄のシールを被写体に貼付し、そのシールの上から接写レンズ50を接触させて被写体を撮影する。これにより、撮影される画像は、パネル40を用いて撮影した場合と同様の効果を得ることができる。
また、このようなシールは、主に被写体に貼り付けて用いられる。そのため、当該シールの中央に存在する開口43に代えて、例えば、肌の油に反応する透明なシートが設けられてもよい。これにより、ユーザは、接写レンズを用いて肌を撮影する際に、肌の油分を確認することができる。
§2 情報処理システム
本実施形態に係る情報処理システムは、SNSをユーザに提供する情報処理システムであって、所定の情報を示す印を含む画像をユーザから取得し、取得した画像から印を抽出して、SNS内で作成されたグループであって、画像から抽出した印により示される所定の情報に対応するグループ、に当該ユーザを登録する。これにより、本実施形態に係る情報処理システムは、SNSにおいて、ユーザの積極的な意思に依らず、当該ユーザをグループに加入させることを可能とする。
なお、本実施形態では、情報処理システムは、SNSの一例として、コスメ商品に関するSNSを提供する。しかしながら、本発明は、提供するSNSの種類によって限定される訳ではない。
また、本実施形態では、情報処理システムは、上述した接写レンズ50とパネル40とを用いて撮影された画像が投稿されることで、所定の情報を示す印を含む画像をユーザから取得する。しかしながら、情報処理システムが当該画像を取得する方法は、このような方法に限定される訳ではなく、実施の形態に応じて、適宜、決定されてよい。
[ハードウェア構成]
図7は、本実施形態に係る情報処理システム1のハードウェア構成を例示する。本実施形態に係る情報処理システム1は、ネットワーク5を介して接続されたユーザ端末2のユーザにソーシャルネットワーキングサービスを提供する。なお、情報処理システム1とユーザ端末2との間における情報の伝達は、例えば、3G(3rd Generation)ネットワーク、インターネット、電話網、及び、専用網等のネットワーク5を介したデータ通信で実現される。ネットワーク5の種類は、各データ通信に応じて、適宜選択される。
情報処理システム1は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access
Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含む制御部11と、制御部11で実行され
るプログラム等を記憶する補助記憶装置12と、ネットワーク5を介して通信を行うためのネットワークインタフェース13と、を備える情報処理装置である。なお、図7では、ネットワークインタフェースは「NW I/F」と記載される。
情報処理システム1の具体的なハードウェア構成に関しては、実施形態に応じて適宜構成要素の省略、置換、及び、追加が行われてよい。例えば、情報処理システム1には、入力装置として更にマウス、キーボード等が接続されてもよい。また、制御部11は、複数のプロセッサを含んでもよい。また、情報処理システム1は、1又は複数の情報処理装置により実装されてもよい。
ユーザ端末2は、CPU、RAM、ROM等を含む制御部21と、制御部21で実行されるプログラム等を記憶する補助記憶装置22と、ネットワーク5を介して通信を行うためのネットワークインタフェース23と、カメラモジュール26を含む入力装置24と、
ディスプレイ27、LED、スピーカ等を含む出力装置25と、を備える情報処理装置である。
ユーザ端末2の具体的なハードウェア構成に関しては、情報処理システム1と同様、実施形態に応じて、適宜、構成要素の省略、置換、及び、追加が行われてよい。また、ユーザ端末2として、例えば、提供されるサービス専用に設計された端末の他、PC、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、携帯ゲーム機等が用いられてもよい。
ユーザは、接写レンズ50を装着したカメラモジュール26を用いて、自身の肌を撮影する。撮影した画像には印44が写っており、ユーザは、情報処理システム1により提供されるSNS上に撮影した画像を投稿する。情報処理システム1は、このようなユーザの投稿により、所定の情報を示す印44を含む画像をユーザから取得する。そして、情報処理システム1は、取得した画像から印を抽出して、抽出した印により示される情報に基づいてサークルを特定し、特定したサークルに当該画像を投稿したユーザを登録する。これにより、情報処理システム1は、SNSにおいて、ユーザの積極的な意思に依らず、当該ユーザをグループに加入させることを可能とする。
なお、これらの動作のうち、少なくとも、取得した画像から印を抽出する動作、及び、抽出した印により示される情報に基づいてサークルを特定する動作は、ユーザ端末2において実行されてもよい。この場合、情報処理システム1にユーザ端末2が含まれてもよい。図8は、このような場合における情報処理システム1の一例を示す。
図8は、本実施形態に係る情報処理システム1のハードウェア構成のバリエーションを例示する。図8に示される情報処理システム1Aは、ユーザ端末2とサーバ3とを含む。サーバ3は、ユーザ端末2を利用するユーザにソーシャルネットワーキングサービスを提供する情報処理装置である。
サーバ3は、CPU、RAM、ROM等を含む制御部31と、制御部31で実行されるプログラム等を記憶する補助記憶装置32と、ネットワーク5を介して通信を行うためのネットワークインタフェース33と、を備える情報処理装置である。サーバ3の具体的なハードウェア構成に関しては、ユーザ端末2と同様、実施形態に応じて適宜構成要素の省略、置換、及び、追加が行われてよい。また、サーバ3は、1又は複数の情報処理装置により実装されてもよい。
[機能構成]
図9は、本実施形態に係る情報処理システム1の機能構成を例示する。本実施形態に係る情報処理システム1は、画像取得部15、印抽出部16、ユーザ登録部17、表示制御部18、及び、情報保持部19を備える。画像取得部15、印抽出部16、ユーザ登録部17、表示制御部18、及び、情報保持部19は、情報処理システム1のCPUが、RAMに展開された各種プログラムを解釈及び実行して、各構成要素を制御することで実現される。
なお、本実施形態では、これらの機能がいずれも汎用のCPUによって実現される例について説明している。しかしながら、これらの機能の一部又は全部が、1又は複数の専用のプロセッサにより実現されてもよい。
また、図9により示される機能構成は、本実施形態に係る情報処理システム1の一例である。そのため、情報処理システム1の機能は、実施形態に応じて、適宜、機能の省略、置換、及び、追加が行われてもよい。
画像取得部15は、所定の情報を示す印を含む画像をユーザから取得する。本実施形態では、画像取得部15は、接写レンズ50を装着したカメラモジュール26により撮影された画像をユーザ端末2から受信することで、印44を含む画像を取得する。
印抽出部16は、取得した画像から印を抽出する。本実施形態では、印抽出部16は、ユーザ端末2から受信した画像から印44を抽出する。
ユーザ登録部17は、SNS内で作成されたグループであって、画像から抽出した印により示される所定の情報に対応するグループ、にユーザを登録する。本実施形態では、ユーザ登録部17は、画像から抽出した印44により示される情報に基づいてサークルを特定し、ユーザ端末2のユーザを特定したサークルに登録する。
なお、本実施形態において、印44は、接写レンズ50の上端部53に装着されるパネル40に付されている。そのため、印44は、カメラモジュール26に装着された接写レンズ50を被写体に当接又は近接して撮影する時に、当該被写体に当接又は近接する位置に存在する。画像取得部15は、カメラモジュール26の撮影範囲70に印44が含まれることで、被写体と共に印44が撮影された画像を取得してもよい。
また、印44により示される所定の情報は、SNS内のサークルを作成する管理者に関する情報であってよい。この場合、ユーザ登録部17は、画像から抽出した印44が示す管理者により作成された1又は複数のサークルのうち少なくとも1つのサークルにユーザを登録してもよいし、印44が示す管理者により作成された1又は複数のサークルのうち被写体に基づいて決定されるグループにユーザを登録してもよい。
また、ユーザ登録部17は、画像から抽出した印44に基づいて特定されるサークルからユーザが過去に退会していた場合、当該サークルへのユーザの登録を省略してもよい。
また、ユーザ登録部17は、画像から抽出した印44に基づいて特定されるサークルにユーザを強制的に加入させてもよい。
また、ユーザ登録部17は、画像から抽出した印44に基づいて特定されるサークルにユーザを登録する際に、サークルに登録するか否かの選択をユーザに行わせてもよい。
表示制御部18は、SNSの画面表示を制御する。また、情報保持部19は、ソーシャルネットワーキングサービスを提供するために利用する情報を保持する。例えば、情報保持部19は、ユーザの情報を記録するためのユーザ情報、及び、サークルの情報を記録するためのサークル情報を補助記憶装置12に保持する。
図10は、本実施形態に係るユーザ情報を例示する。ユーザ情報は、情報処理システム1により提供されるSNSにおけるユーザの属性を示す。例えば、ユーザ情報には、図10に示されるように、ユーザの名称(ユーザ名)、ユーザを特定するための識別子(ユーザID)、SNSにログインするためのログインパスワード、SNS内でユーザが利用する画像、及び、サークルの登録状態を管理するためのサークル登録状態情報が含まれる。
図11は、本実施形態に係るサークル登録状態情報を例示する。図11では、サークル登録状態情報を表すデータとして、対象のユーザのサークルへの登録状態を管理するためのテーブルが例示されている。1行分のデータが1サークルに対応する。サークル登録状態情報を表すテーブルには、対象のサークルを特定するためのサークルIDを格納するフィールドと当該対象のサークルの登録状態を示すフィールドとが含まれる。
例えば、情報処理システム1の制御部11(ユーザ登録部17)は、対象のサークルにユーザが初めて登録する際に、対象のユーザのサークル登録状態情報を表すテーブルに、サークルIDフィールドに対象のサークルのサークルIDを格納し、かつ、状態フィールドに「登録」を格納したデータを追加する。そして、対象のサークルからユーザが退会する際に、情報処理システム1の制御部11(ユーザ登録部17)は、対象のサークルに対応するデータの状態フィールドの値を「登録」から「退会」に更新する。また、過去に退会したサークルに再度ユーザが登録する際には、情報処理システム1の制御部11(ユーザ登録部17)は、対象のサークルに対応するデータの状態フィールドの値を「退会」から「登録」に更新する。
従って、本実施形態に係るサークル登録状態情報を表すテーブルには、ユーザが一度でも登録したことのあるサークルに対応するデータは存在し、ユーザが登録したことのないサークルに対応するデータは存在しない。よって、本実施形態では、サークル登録状態情報を参照すれば、対象のユーザが過去に登録したことのあるサークルを特定することが可能である。
図12は、本実施形態に係るサークル情報を例示する。サークル情報は、情報処理システム1により提供されるSNS内で作成されたサークルの属性を示す。例えば、サークル情報には、図12に示されるように、サークルの名称(サークル名)、サークルを特定するための識別子(サークルID)、サークルを作成した管理者(オーナー)に関する情報(オーナー情報)、サークルに登録しているユーザのリスト(登録ユーザリスト)、サークルの検索に用いられるタグ情報、サークル内で用いられる画像、サークル内で設けられたスレッドを管理するためのスレッド情報、及び、サークル内で用いられるキャッチフレーズを管理するためのキャッチフレーズ情報が含まれる。
なお、ユーザ情報及びサークル情報は、ソーシャルネットワーキングサービスを提供するために利用される情報の一例である。情報処理システム1が保持する情報は、このような情報に限定される訳ではなく、実施の形態に応じて、適宜、決定されてよい。また、情報処理システム1が保持する情報の内容は、実施の形態に応じて、適宜、省略、置換、及び、追加が行われてよい。更に、本実施形態では、情報処理システム1が保持する情報のデータ形式は、図11で例示されるテーブル形式に限定される訳ではなく、実施の形態に応じて、適宜、決定されてよい。
[動作例]
図13は、本実施形態に係る情報処理システム1の処理手順を例示する。図13を用いて、情報処理システム1の動作例を説明する。なお、以下で説明する動作例は、情報処理システム1の情報処理の一例に過ぎない。そのため、各処理の順序は、当該各処理の前に実行された処理の結果を用いなければならない等の理由がない限り、可能な範囲で変更されてもよい。また、実施形態に応じて、適宜、処理の省略、置換、及び、追加が行われてもよい。
ステップ100では、画像取得部15は、所定の情報を示す印44を含む画像を取得する。本実施形態では、例えば、ユーザは、パネル40を装着した接写レンズ50をユーザ端末2のカメラモジュール26に装着する。そして、ユーザは、図5に例示されるように、接写レンズ50を自身の肌に当接又は近接させた状態でユーザ端末2を操作して、接写レンズ50を装着したカメラモジュール26により自身の肌を撮影する。これにより、ユーザ端末2において、被写体(肌)と共に2種類の印(44a、44b)を写した画像が取得される。
ユーザは、例えば、SNS内でのコミュニケーションを目的として、ユーザ端末2にお
いて取得した印44を含む画像を、情報処理システム1により提供されるSNS上に投稿する。画像取得部15は、当該投稿により、接写レンズ50を装着したカメラモジュール26により撮影された画像をユーザ端末2から受信することで、印44を含む画像を取得する。
図14は、ユーザ端末2のカメラモジュール26により撮影される画像80を例示する。領域81は、パネル40の開口43の領域に対応し、被写体(肌)が写る領域である。画像80には、被写体と共に、印44及び指標部41が写っている。画像取得部15は、例えば、このような画像を取得する。
なお、所定の情報を示す印は、パネル40以外の物に付されて、本実施形態のように撮影対象に含まれるように配置されることで、撮影画像に含まれてもよい。また、所定の情報を示す印は、画像処理によって画像に付加されることで、画像に含まれてもよい。
ステップ101では、印抽出部16は、画像80から印44を抽出する。例えば、印抽出部16は、補助記憶装置12等に予め記憶された印44のパタンを用いて、当該印44のパタンに適合するパタンを画像80から検出することで、画像80から印44を抽出する(パタンマッチング)。図14に例示される画像80からは、印44a及び印44bの2種類の印44が抽出される。
なお、図6Hにより例示したパネル40Hは段差を有し、印44は、各段の光軸方向に垂直な面に配置されている。このようなパネル40Hを用いて、ピントを被写体(肌)に合わせて撮影した場合、印44が配置された各段の光軸方向における位置がそれぞれ異なるため、いずれかの段の画像が他方の段の画像よりも鮮明になる。
そのため、印抽出部16は、パネル40Hのような段差のあるパネルを利用することで、場面に応じて、より鮮明に印44が写る領域(段)から印44を抽出することで、印44を抽出する精度を高めることができる。
ステップ102では、ユーザ登録部17は、画像80から抽出した印44に基づいてサークルを特定し、ユーザ端末2のユーザを特定したサークルに登録する。ここで、本実施形態では、コスメ商品に関するソーシャルネットワーキングサービスが提供されるため、SNS上では、コスメ商品を扱うメーカーに関するサークル、当該メーカーが取り扱う個々のコスメ商品に関するサークルが作成される。そのため、以下では、これらのサークルを例に、ユーザ登録部17の動作の一例を説明する。ただし、ユーザ登録部17がユーザを加入させる対象とするサークルは、これらのサークルに限定される訳ではなく、実施の形態に応じて、適宜、決定されてよい。例えば、コスメ商品以外を扱うメーカーに関するサークル、コスメ商品以外の商品に関するサークル、商品及びメーカー以外の話題に関するサークル等が、ユーザを加入させる対象とするサークルとして、SNS上に作成されてもよい。
例えば、印44により示される所定の情報は、SNS内のサークルを作成する管理者に関する情報であってよい。この場合、ユーザ登録部17は、印44が示す管理者により作成された1又は複数のサークルから、ユーザを加入させる少なくとも1つのサークルを特定してもよい。また、ユーザ登録部17は、印44が示す管理者により作成された1又は複数のサークルから、画像80に写る被写体に基づいて、ユーザを加入させるサークルを特定してもよい。以下、具体例を挙げて説明する。
印44により示される管理者はコスメ商品を扱うメーカーであり、当該メーカーは、自社の話題に関するサークルと自社が取り扱うコスメ商品の話題に関するサークルを作成し
ていたとする。このとき、ユーザ登録部17は、サークル情報に含まれるオーナー情報を参照することで、同一のメーカー(管理者)が作成したサークルを特定することができる。
ユーザ登録部17は、例えば、メーカー(管理者)が作成したサークルからランダムに選択して、ユーザを加入させるサークルを特定してもよい。この場合、ユーザ登録部17は、ユーザを加入させるサークルの数もランダムに決定してよい。
また、ユーザ登録部17は、メーカー(管理者)が作成したサークルから所定の数のサークルを選択して、ユーザを加入させるサークルを特定してもよい。この場合、例えば、ユーザ登録部17は、登録ユーザの数、管理者によって設定された優先度等を指標として用いて、所定の数のサークルを選択する。
例えば、ユーザ登録部17は、サークル情報の登録ユーザリストを参照して、管理者が作成したサークルの登録ユーザの数を特定し、登録ユーザの数が多いサークルから順に対象のユーザを加入させる所定の数のサークルを選択してもよい。また、例えば、ユーザ登録部17は、登録ユーザの数が少ないサークルから順に対象のユーザを加入させる所定の数のサークルを選択してもよい。
なお、対象のユーザを加入させる所定の数のサークルを、登録ユーザの数が多いサークルから順に選択するか、登録ユーザの数が少ないサークルから順に選択するかは、メーカー(管理者)の設定によって、決定されてよい。これにより、メーカー(管理者)は、どのサークルにユーザを割り当てるかを決定することが可能になり、ユーザのサークルへの加入を一部コントロールすることが可能になる。
また、ユーザのサークルへの加入を更にコントロールするため、メーカー(管理者)が作成したサークルには、ユーザ加入の優先度が設定されていてもよい。この場合、ユーザ登録部17は、当該優先度を参照して、ユーザを加入させる所定の数のサークルを選択してもよい。
また、ユーザ登録部17は、印44が示す管理者により作成された1又は複数のサークルから、画像80に写る被写体に基づいて、ユーザを加入させるサークルを特定してもよい。
例えば、情報処理システム1の制御部11は、画像80に写る被写体の解析処理を行ってもよい。本実施形態では、被写体の対象は人の肌であるため、制御部11は、画像80に写った肌の解析(肌解析)を行ってもよい。例えば、制御部11は、被写体が写る領域81の画像を二値化及び細線化する。そして、制御部11は、周波数解析により規則性を計測する等して、画像中の肌のきめ、毛穴、しみ等を検出してもよい。
ここで、情報処理システム1の補助記憶装置12は、対象の管理者(メーカー)が取り扱うコスメ商品について、検出された肌のきめ、毛穴、しみ等の状態に推奨されるコスメ商品の対応表を保持していてもよい。この場合、ユーザ登録部17は、肌解析の結果と当該対応表に基づいて、ユーザに推奨するコスメ商品を特定してもよい。そして、ユーザ登録部17は、推奨するコスメ商品に関連するサークルを、ユーザを加入させるサークルと特定してもよい。
ただし、ユーザを加入させるサークルを被写体に基づいて特定する方法は、このような肌解析に基づく方法に限定される訳ではなく、被写体となる対象、SNSにおいて提供される話題、SNS内で作成されるサークル等を考慮して、実施の形態に応じて、適宜、決
定されてよい。
また、本実施形態に係るユーザ登録部17は、印44が示す管理者により作成された1又は複数のサークルから、画像80に写る被写体に基づいて、ユーザを加入させるサークルを特定しているが、印44を用いずに、ユーザを加入させるサークルを特定してもよい。例えば、ユーザ登録部17は、画像80に写る被写体から、ユーザを加入させるサークルを特定してもよい。
本実施形態では、被写体は、ユーザの肌である。そこで、ユーザ登録部17は、例えば、肌の解析結果とユーザに推奨するコスメ商品、メーカー等との対応関係を示す対応表を利用して、肌(被写体)の解析結果から、ユーザに推奨するコスメ商品、メーカー等を特定してもよい。そして、ユーザ登録部17は、推奨するコスメ商品、メーカー等に関連するサークルを、ユーザを加入させるサークルと特定してもよい。
なお、印44により示される所定の情報は、SNS内のサークルに関する情報であってよい。この場合、ユーザ登録部17は、印44により示される当該サークルを、ユーザを加入させるサークルと特定してもよい。
ユーザを加入させるサークルを特定すると、ユーザ登録部17は、当該特定したサークルにユーザを登録する。例えば、ユーザ登録部17は、情報保持部18により保持されるユーザ情報とサークル情報とを更新することで、対象のサークルにユーザを登録する。具体的には、ユーザ登録部17は、ユーザ情報に含まれるサークル登録状態情報を表すテーブルに特定したサークルに関するデータ(行データ)を追加する。
なお、ユーザ登録部17は、ユーザが、印44に基づいて特定されるサークルから過去に退会しており、現時点において当該サークルに加入していない場合、当該サークルへのユーザの登録を省略してもよい。本実施形態では、サークル登録状態情報を参照することで、対象のユーザが過去に登録したことのあるサークルを特定することが可能である。そこで、ユーザ登録部17は、対象のユーザのユーザ情報に含まれるサークル登録状態情報を参照することで、印44に基づいて特定されるサークルが、ユーザが過去に退会し、現時点において加入していないサークルであるか否かを判定してもよい。
具体的には、ユーザ登録部17は、サークル登録状態情報を表すテーブルから、印44に基づいて特定されるサークルのサークルIDをサークルIDフィールドに格納する行データを抽出する。そして、ユーザ登録部17は、抽出したデータの状態フィールドに「退会」を示す値が格納されている場合、抽出したデータに対応するサークルを、ユーザが過去に退会し、現時点において加入していないサークルであると判定する。ユーザ登録部17は、このようなサークルへのユーザの登録を省略することで、ユーザが興味を持っていないと推測されるサークルへの当該ユーザの加入を防止してもよい。他方、ユーザ登録部17は、抽出したデータの状態フィールドに「登録」を示す値が格納されている場合は、抽出したデータに対応するサークルを、現時点においてユーザが加入しているサークルであると判定し、当該サークルへのユーザの登録を省略の対象としない。
また、ユーザ登録部17は、印44に基づいて特定されるサークルにユーザを登録する際、サークルに登録するか否かの選択をユーザに行わせてもよい。例えば、ユーザ登録部17は、印44に基づいて特定されるサークルに登録するか否かの選択を受け付ける画面をユーザ端末2に表示させる。ユーザは、ユーザ端末2の入力装置24を操作して、当該画面において、対象のサークルに登録するか否かの選択に対する回答を行う。そして、ユーザ登録部17は、当該ユーザの回答を含む返信をユーザ端末2から受け付けて、ユーザ端末2から受信したユーザの回答に基づいて、印44に基づいて特定されるサークルにユ
ーザを登録するか否かを判定する。ユーザ登録部17は、印44に基づいて特定されるサークルにユーザを登録すると判定した場合に、ユーザ情報とサークル情報とを更新して、印44に基づいて特定されるサークルにユーザを登録する。これにより、ユーザ登録部17は、ユーザが興味を持っていないと推測されるサークルへの当該ユーザの加入を防止することができる。
なお、印44に基づいて特定されるサークルにユーザを登録しないと判定した場合に、ユーザ登録部17は、対象のサークルに対応するデータとして状態フィールドに「退会」を格納したデータを、サークル登録状態情報を表すテーブルに追加してもよい。これにより、サークル登録状態情報には、ユーザが加入に拒否したサークルの履歴が記録されることになる。そこで、ユーザ登録部17は、このような履歴を含むサークル登録状態情報を参照し、ユーザに加入を推奨するサークルからユーザが過去に加入を拒否したサークルを除外してもよい。これにより、ユーザ登録部17は、過去に加入を拒否したサークルへの加入を繰り返しユーザに推奨することを防止することができる。
また、ユーザ登録部17は、サークルに登録するか否かの選択をユーザに行わせず、印44に基づいて特定されるサークルにユーザを強制的に加入させてもよい。これにより、管理者(本実施形態では、コスメ商品のメーカー)は、サークルへの加入を目的として接写レンズ50を頒布することで、自身のサークルにユーザを引き込むことが可能になる。
なお、情報処理システム1は、ユーザを加入させるサークルを特定する以外に印44を利用してもよい。例えば、情報処理システム1は、パネル40が装着された接写レンズ50が正規品であることを判定するために印44を利用してもよい。
本実施形態に係る情報処理システム1では、このようにして、SNS内で作成されたサークルにユーザは登録される。なお、本実施形態に係る情報処理システム1は、このような方法以外に、ユーザからのリクエストにより、サークルへの入会を受け付けてもよく、また、サークルからの退会を受け付けてもよい。
[表示例]
情報処理システム1の表示制御部18は、このようにして更新されるユーザ情報、サークル情報等を用いて、ユーザ端末2におけるSNSの画面表示を制御する。図15及び16は、ユーザ端末2に表示される画面を例示する。
図15は、サークルのトップ画面を例示する。表示制御部18は、サークル情報に含まれる画像、キャッチフレーズ情報、及び、スレッド情報から、トップ画面で表示する画像、キャッチフレーズ、及び、スレッド一覧をそれぞれ特定する。ここで、画像は、例えば、コスメ商品の商品画像である。また、キャッチフレーズは、コスメ商品に関するキャッチフレーズである。そのため、例えば、同一コスメ商品に係る画像とキャッチフレーズとは対応付けられていてもよい。この場合、表示制御部18は、対応付けられた画像とキャッチフレーズとを関連付けてトップ画面で表示してもよい。
図16は、サークルのプロフィール画面を例示する。表示制御部18は、例えば、サークル情報に含まれるサークル名、タグ情報等から、プロフィール画面で表示するサークル内容を特定する。また、表示制御部18は、サークル情報に含まれるオーナー情報から、プロフィール画面で表示するオーナー情報を特定する。更に、表示制御部18は、サークル情報に含まれる登録ユーザリストから、プロフィール画面で表示するメンバ一覧を特定する。
なお、情報処理システム1の制御部11は、ユーザがサークルに加入した際に、図15
で示すトップ画面に、当該ユーザが加入したことを示すメッセージを表示させてもよい。
また、情報処理システム1の制御部11は、ユーザがサークルに加入した際に、図15で示すトップ画面に、当該ユーザがサークルに加入する原因となった画像80を利用したメッセージを表示させてもよい。例えば、画像80には、当該ユーザの肌が写っている。そして、上述のとおり、情報処理システム1の制御部11は、画像80に写る被写体(肌)の解析を行ってもよい。そこで、情報処理システム1の制御部11は、新しく加入したユーザの名前と被写体(肌)の解析結果とを含むメッセージをトップ画面に表示させてもよい。この場合、例えば、情報処理システム1の制御部11は、『新しくサークルに加入された○○さんの肌タイプは、××です』というメッセージをトップ画面に表示させてもよい。
[その他]
<オーナーへの通知>
情報処理システム1は、上記動作においてユーザが加入したサークルのオーナーに、当該ユーザが加入したことを通知してもよい。この場合、例えば、情報処理システム1は、オーナー向けのページを用意し、用意したページを利用してユーザが加入したことを通知してもよい。また、例えば、情報処理システム1は、オーナー情報として、オーナーの電子メールアドレスを保持し、当該オーナーの電子メールアドレス宛てに、加入したユーザのリストの含むメッセージを送信してもよい。
<指標部の利用>
なお、情報処理システム1は、画像に含まれる指標部41を利用して、画像の補正を行ってもよい。例えば、情報処理システム1の制御部11は、ステップ100において取得された画像から指標部41を抽出する。本実施形態では、指標部41は、例えば、図6A等で例示されるように、予め配置が定められている。そこで、制御部11は、指標部41の配置に関する情報を利用することで、取得した画像における指標部41の領域を推定し、取得した画像から指標部41を抽出することができる。なお、指標部41の配置に関する情報は、例えば、補助記憶装置12に格納されていてもよいし、他の情報処理装置に保持され、ネットワークを介して取得されてもよい。
そして、制御部11は、抽出した指標部41を利用して、取得した画像のピンぼけ補正を行ってもよい。例えば、図6Aで例示される指標部41は、白と黒の2色のカラーパタンを有している。制御部11は、当該白と黒との境(エッジ)を用いて、取得した画像にピンぼけが生じているか否かを判定してもよい。ピントが合っていないほど、エッジにおける画素値(RGB値)の変化(傾斜)が緩やかになる。よって、制御部11は、当該エッジにおける画素値(RGB値)の変化に基づいて、ピンぼけが生じているか否かを判定してもよい。そして、制御部11は、ピンぼけが生じていると判定した領域に鮮鋭化フィルタ等を適用することで、当該ピンぼけが生じている領域の画像を鮮鋭化してもよい。このようにして、制御部11は、画像のピンぼけ補正を行ってもよい。
また、制御部11は、指標部41を利用して、取得した画像のカラー補正及び照明むらの補正を行ってもよい。例えば、カメラの機能及び性能に影響を受けて、実際の色とは異なった色の画像が得られる場合がある。また、照明光及び光源に影響を受けて、照明むらができ、実際の色とは異なった色の画像が得られる場合がある。制御部11は、指標部41を利用して、これらの撮影環境による影響を解析し、当該影響を軽減するように画像を補正してもよい。
ここで、図6Aで例示される指標部41は、白及び黒が交互に配色されたカラーパタンを有する。白のパタンの領域に含まれる画素同士は、同じRGB値を有するはずであり、
黒のパタンの領域に含まれる画素同士も、同じRGB値を有するはずである。しかしながら、カメラの機能及び性能、照明光、光源等の撮影環境の影響を受けると、各画素のRGB値は、当該影響に応じて、実際の色とは異なる値となる。そのため、これらの撮影環境の影響を受けると、同じRGB値になるはずの領域にRGB値のばらつきが生じる。制御部11は、例えば、指標部41を利用してこのようなRGB値のばらつきを解析し、ばらつきをなくすようにRGB値を補正することで、カラー補正及び照明むら補正を行う。
具体例を挙げて説明すると、制御部11は、例えば、白のパタンが写っている領域及び黒のパタンが写っている領域それぞれについて、各領域の実際の色を基準(基準色)として、各領域に含まれる画素のRGB値と基準色のRGB値との差(ずれ)を求める。これにより、制御部11は、各画素の色と基準色との差を示す二次元分布を取得することができる。そして、制御部11は、指標部41が写ると推測される領域から取得した二次元分布の波形から、被写体が写ると推測される領域81に含まれる画素の色と基準色との差に係る二次元分布を推測する。これにより、制御部11は、画像80全域において、画素の色と基準色との差を示す二次元分布が得られたので、当該二次元分布を用いて、各画素のRGB値を補正することで、カラー補正及び照明むら補正を実現することができる。
また、制御部11は、指標部41を利用して、画像の歪み補正を行ってもよい。制御部11は、例えば、指標部41の有するカラーパタンにおけるエッジを用いて、歪みが生じているか否かを判定する。図6Aで例示される指標部41の有するカラーパタンにおけるエッジの形状は直線である。よって、この場合、制御部11は、例えば、閾値を超えて直線ではなくなっていると判定されるエッジの形状を直線になるように変換することで、歪みが生じていると判定される領域の歪みを補正する。
制御部11がこれらの補正を行うことで、画像80におけるノイズを軽減することができるため、印44を抽出する精度を高めることが可能になり、投稿する画像に写る被写体を実際の状態に近付けることが可能となる。
1…情報処理システム、2…ユーザ端末、
3…サーバ、5…ネットワーク、
11…制御部、12…補助記憶装置、13…ネットワークインタフェース、
15…画像取得部、16…印抽出部、17…ユーザ登録部、
18…表示制御部、19…情報保持部、
21…制御部、22…補助記憶装置、
23…ネットワークインタフェース、24…入力装置、
25…出力装置、26…カメラモジュール、27…ディスプレイ、
31…制御部、32…補助記憶装置、33…ネットワークインタフェース、
40…パネル、41…指標部、43…開口、44…印、
50…接写レンズ、51…底面部、52…溝部、
53…上端部、54…レンズ部、
70…撮影範囲、80…画像

Claims (8)

  1. ソーシャルネットワーキングサービスをユーザに提供する情報処理システムであって、
    所定の情報を示す印を含む画像を前記ユーザから取得する画像取得部と、
    取得した前記画像から前記印を抽出する印抽出部と、
    前記ソーシャルネットワーキングサービス内で作成されたグループであって、前記画像から抽出した前記印により示される所定の情報に対応するグループ、に前記ユーザを登録するユーザ登録部と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記所定の情報を示す印は、カメラに装着された接写レンズを被写体に当接又は近接して撮影する時に、前記被写体に当接又は近接する位置に存在し、
    前記画像取得部は、前記カメラの撮影範囲に前記印が含まれることで、前記被写体と共に前記印が撮影された画像を取得する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記印により示される所定の情報は、前記ソーシャルネットワーキングサービス内のグループを作成する管理者に関する情報であり、
    前記ユーザ登録部は、前記画像から抽出した前記印が示す前記管理者により作成された1又は複数のグループのうち少なくとも1つのグループに前記ユーザを登録する、
    請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記印により示される所定の情報は、前記ソーシャルネットワーキングサービス内のグループを作成する管理者に関する情報であり、
    前記ユーザ登録部は、前記画像から抽出した前記印が示す前記管理者により作成された1又は複数のグループのうち前記被写体に基づいて決定されるグループに前記ユーザを登録する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記ユーザ登録部は、前記画像から抽出した前記印により示される所定の情報に対応する前記グループから前記ユーザが過去に退会していた場合、前記グループへの前記ユーザの登録を省略する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記ユーザ登録部は、前記画像から抽出した前記印により示される所定の情報に対応する前記グループに前記ユーザを登録する際に、前記グループに登録するか否かの選択を前記ユーザに行わせる、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. ソーシャルネットワーキングサービスをユーザに提供する情報処理システムが、
    所定の情報を示す印を含む画像を前記ユーザから取得するステップと、
    取得した前記画像から前記印を抽出するステップと、
    前記ソーシャルネットワーキングサービス内で作成されたグループであって、前記画像から抽出した前記印により示される所定の情報に対応するグループ、に前記ユーザを登録するステップと、
    を実行する情報処理方法。
  8. ソーシャルネットワーキングサービスをユーザに提供する情報処理システムに、
    所定の情報を示す印を含む画像を前記ユーザから取得するステップと、
    取得した前記画像から前記印を抽出するステップと、
    前記ソーシャルネットワーキングサービス内で作成されたグループであって、前記画像から抽出した前記印により示される所定の情報に対応するグループ、に前記ユーザを登録するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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