JP2014109603A - 演奏評価装置、演奏評価方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】演奏の評価結果として、模範演奏とズレの大きいフレーズを提供する演奏評価装置、演奏評価方法を提供する。
【解決手段】演奏評価装置40は、所定の模範演奏データを記憶する記憶部401と、入力される演奏データについて、小節単位に前記模範演奏データとのズレの量を求め、前記小節と前記ズレの量に対応する再演奏確認信号を出力する演奏データ解析部402と、前記再演奏確認信号から認識した前記小節のうち、前記ズレの量が所定番目に大きい前記小節、すなわち再演奏小節を含むフレーズを再演奏フレーズとして前記演奏データから選定し、前記再演奏フレーズに対応する信号を出力する再演奏フレーズ選択部403と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、演奏評価装置、演奏評価方法に関し、特に、演奏の評価結果として、模範演奏とズレの大きいフレーズを提供する演奏評価装置、演奏評価方法に関する。
一般的に、楽器演奏の上達を支援する装置として、演奏結果を評価する装置が知られている。演奏結果を評価する装置は、例えば、以下の特許文献1に開示がされている。特許文献1の演奏評価装置は、模範演奏データ記憶手段と、楽器演奏データ生成手段と、比較手段と、評価手段とを備える。模範演奏データ記憶手段は、楽器演奏を評価するに際して基準となる模範演奏データを記憶する。楽器演奏データ生成手段は、楽器演奏に基づいて、あらかじめ定められた所定評価項目を含む楽器演奏データを生成する。比較手段は、楽器演奏データと模範演奏データとを所定評価項目毎に比較する。評価手段は、比較手段によって求められた楽器演奏データの模範演奏データからの偏差に基づいて楽器演奏データを評価して結果を出力する。
上述の構成や動作により、特許文献1の演奏評価装置は、楽器演奏者に対し、楽器演奏の評価を与えることができ、楽器演奏の上達を支援することができる。
特開平5−119692号公報
しかし、特許文献1の演奏評価装置は、演奏全体の評価結果を出力するものの、偏差の大きなフレーズがどれかを演奏者に提示することができないという課題があった。なぜなら、特許文献1の演奏評価装置は、偏差の大きなフレーズを楽曲から抽出する手段がないからである。その結果、演奏者は、偏差の大きなフレーズを重点的に練習し、効率的に演奏を上達させることができなかった。
一方、ギターの場合、弦を押さえる左手を短いテンポでポジション移動すると共に、弦も絶え間なくピッキングする演奏を連続して行うことがある。ギター初心者の演奏者は、練習等で上述の演奏を途中から開始する場合、演奏の区切れとなる適当なフレーズを見つけるのが難しい為、どこから再演奏すべきか検討に時間がかかって、練習が進まないという課題があった。その結果、ギター初心者の演奏者は、上達に非常に時間を要するという課題もあった。
本発明は、上記課題を解決する演奏評価装置、演奏評価方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の演奏評価装置は、所定の模範演奏データを記憶する記憶部と、入力される演奏データについて、小節単位に前記模範演奏データとのズレの量を求め、前記小節と前記ズレの量に対応する再演奏確認信号を出力する演奏データ解析部と、前記再演奏確認信号から認識した前記小節のうち、前記ズレの量が所定番目に大きい前記小節、すなわち再演奏小節を含むフレーズを再演奏フレーズとして前記演奏データから選定し、前記再演奏フレーズに対応する信号を出力する再演奏フレーズ選択部と、を備える。
上記目的を達成するために、本発明の演奏評価方法は、所定の模範演奏データを記憶し、入力される演奏データについて、小節単位に前記模範演奏データとのズレの量を求め、前記ズレの量が所定番目に大きい前記小節、すなわち再演奏小節を含むフレーズを再演奏フレーズとして前記演奏データから選定し、前記再演奏フレーズに対応する信号を出力する。
本発明によれば、演奏評価装置は、演奏の評価結果として、模範演奏とズレの大きなフレーズを演奏者に提示することができる。その結果、演奏者は、模範演奏とズレの大きなフレーズを重点的に練習でき、演奏の上達を効率的に図ることができる。

本発明の第1の実施の形態における演奏評価装置の構成例、及び周辺機器との接続例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における演奏評価装置が使用する模範演奏データと楽曲情報がハードディスク105に格納された様子を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における演奏評価装置の動作を説明する為の図である。 本発明の第1の実施の形態における演奏評価装置10の動作(再演奏フレーズ選定動作)を説明する為の図である。 本発明の第2の実施の形態における演奏評価装置の構成例を示す図である。
次に本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
[構成の説明]
図1は、本発明の第1の実施の形態における演奏評価装置の構成例、及び周辺機器との接続例を示す図である。
(1)第1の実施の形態における演奏評価装置の周辺機器
まず、第1の実施の形態における演奏評価装置の周辺機器について説明を行う。
図1に示されるように、第1の実施の形態における演奏評価装置10は、周辺機器として、電気信号生成機器群30を備える。電気信号生成機器群30は、演奏評価装置10にオーディオケーブルで接続される。電気信号生成機器群30は、楽器20が発した音に対応する電気信号を演奏評価装置10に出力する装置である。電気信号生成機器群30は、例えば、演奏で使用する一般的な楽器用アンプであってもよい。なお、楽器20は、一般的な楽器であり、例えば、エレキギターやピアノである。
電気信号生成機器群30は、楽器20が発した音、若しくは、楽器20が発した音に対応する電気信号が入力されるのであれば、楽器20と接続されてもよいし、接続されなくてもよい。
例えば、楽器20がエレキギターで、電気信号生成機器群30がアンプの場合、電気信号生成機器群30は、シールドケーブルで楽器20と接続される。この場合、エレキギターが発した音に対応する電気信号が、エレキギターから電気信号生成機器群30に入力される。
また、図示していないが、電気信号生成機器群30が一般的なマイク、アンプ、及び、マイクとアンプを接続するマイクケーブルで構成される場合には、電気信号生成機器群30は、楽器20と接続する必要はない。楽器20が発した音がマイク、すなわち電気信号生成機器群30に入力されるからである。この場合、マイクは、入力された音を電気信号に変換し、アンプに出力する。
(2)本発明の第1の実施の形態における演奏評価装置の構成例
本発明の第1の実施の形態における演奏評価装置10は、図1に示す通り、ディスプレイ100と、デジタル変換部101と、楽曲データ選択部102と、演奏データ解析部103と、再演奏フレーズ選択部104と、ハードディスク105を備える。
デジタル変換部101は、電気信号生成機器群30と、演奏データ解析部103と、ハードディスク105に接続される。また、楽曲データ選択部102は、ディスプレイ100と、演奏データ解析部103と、ハードディスク105に接続される。演奏データ解析部103は、ディスプレイ100と、再演奏フレーズ選択部104と、ハードディスク105に接続される。さらに、再演奏フレーズ選択部104は、ディスプレイ100と、ハードディスク105に接続される。
ディスプレイ100は、一般的なタッチ式のディスプレイと同じ機能を有する。また、ディスプレイ100は、演奏開始を指示する信号が入力されると、「演奏開始」と表示する。さらに、ディスプレイ100は、終了を示す信号が入力されると、「重点的練習箇所なし。練習終了」を表示する。さらに、ディスプレイ100は、再演奏フレーズを示す信号が入力されると、再演奏フレーズを表示し、さらに「このフレーズから再演奏してください」と表示する。
デジタル変換部101は、所定の電圧値以上の電気信号が入力されると、入力された電気信号を、公知のデジタル信号、例えばWAVE(RIFF waveform Audio Format)形式の音声信号に変換し、自身に備わるメモリに格納する。RIFFは、Resource Interchange File Formatの略称である。所定の電圧値は、本実施形態の演奏練習装置10のユーザによって、デジタル変換部101に設定される。また、デジタル変換部101は、入力される電気信号の電圧が所定値以下である時間が所定の時間以上継続すると、演奏が終了したと認識し、メモリに格納していたデジタル信号をハードディスク105に演奏データとして保存する。上述の所定値や所定の時間は、本実施形態の演奏練習装置10のユーザによって、デジタル変換部101に設定される。また、デジタル変換部101は、演奏が終了したことを認識すると、演奏終了を示す信号を出力する。
楽曲データ選択部102は、演奏者がディスプレイ100上で選択した楽曲を公知の手段で認識すると、認識した楽曲の模範演奏データの読み込みを指示する読み込み指示信号を出力する。
演奏データ解析部103は、読み込み指示信号が入力されると、この信号が示す楽曲の模範演奏データをハードディスク105から読み込む。模範演奏データについては、後述の「(3)楽曲の模範演奏データと楽曲情報についての説明」にて詳細を説明する。また、演奏データ解析部103は、模範演奏データを読み込むと、演奏開始を指示する信号を出力する。さらに、演奏データ解析部103は、演奏終了を示す信号が入力されると、ハードディスク105から演奏データを読み出し、演奏データを小節に分け、小節毎にコード進行、スケール、メロディを公知の手段で解析する。演奏データ解析部103は、コード、スケール、メロディについて、小節単位に演奏データと模範演奏データとを比較し、ズレの量を求め、ズレの量が所定値以上ある小節、すなわち模範演奏とズレが生じた小節を検出する。検出の方法は、後述の「動作の説明」に詳細を記載する。さらに、演奏データ解析部103は、模範演奏とズレが生じた小節と、その小節のズレ量に対応する再演奏確認信号を出力する。また、演奏データ解析部103は、ズレが生じた小節の演奏データを演奏確認信号と共に出力する。
再演奏フレーズ選択部104は、再演奏確認信号が入力されると、再演奏確認信号から模範演奏とズレが生じた小節と、その小節のズレ量を関連づけて認識する。また、再演奏フレーズ選択部104は、再演奏確認信号と共にデータが入力されると、そのデータが、ズレの生じた小節の演奏データであることを認識する。さらに、再演奏フレーズ選択部104は、模範演奏とズレが生じた小節の内、ズレ量が所定の閾値以上の小節があるかを確認する。所定の閾値は、本実施形態の演奏練習装置10のユーザによって、再演奏フレーズ選択部104に設定される。再演奏フレーズ選択部104は、ズレ量が所定の閾値以上の小節がない場合、終了を示す信号をディスプレイ100に出力する。一方、再演奏フレーズ選択部104は、ズレ量が所定の閾値以上の小節がある場合、その小節を含む再演奏フレーズを選定する。選定の方法は、後述の「動作の説明」に詳細を記載する。所定の閾値は、本実施形態の演奏評価装置10のユーザによって再演奏フレーズ選択部104に設定される。また、再演奏フレーズ選択部104は、選定した再演奏フレーズを示す信号を出力する。さらに、再演奏フレーズ選択部104は、ハードディスク105に記憶する模範演奏データの内、再演奏フレーズに対応するデータを新たな模範演奏データとしてハードディスク105に記憶する。
ディスプレイ100は、一般的なタッチ式のディスプレイを用いて実現することができる。また、デジタル変換部101は、電子回路やFPGA(Field−Programmable Gate Array)、RAM(Random Access Memory)等のメモリを用いて実現することができる。デジタル変換部101は、一般的なオーディオインターフェースであってもよい。また、楽曲データ選択部102、演奏データ解析部103、および再演奏フレーズ選択部104は、PC(Personal Computer)や携帯端末上で動作する、一般的なソフトウエアで実現することができる。ハードディスク105は、一般的なハードディスクで実現される。ハードディスク105には、本実施形態の演奏評価装置10のユーザによって、予め、楽曲の模範演奏データと楽曲情報とが関連づけて格納される。演奏評価装置10のユーザは、例えば音楽の教師や楽器メーカーの楽器技術者等、音楽に長けた者に演奏させたものを模範演奏データとして格納してもよい。
以下に楽曲の模範演奏データと楽曲情報について説明を行う。
(3)楽曲の模範演奏データと楽曲情報についての説明
図2は、本発明の第1の実施の形態における演奏評価装置が使用する模範演奏データと楽曲情報がハードディスク105に格納された様子を示した図である。
模範演奏データは、図2に示されるように、楽曲のコード進行、スケール、メロディ、コード進行パターン、スケールパターンで構成される。コード進行、スケール、メロディは、小節毎に区切られている。コード進行パターンは、演奏の区切れに対応する所定のパターンのコードが記載されたものである。さらにスケールパターンは、楽曲演奏の区切れに対応する所定のパターンのスケールが記載されたものである。模範演奏データには、図示していないが、楽曲の拍子記号が含まれてもよい。
楽曲情報は、楽曲名、アーティスト名、及び演奏時間で構成される。
[動作の説明]
図3は、本発明の第1の実施の形態における演奏評価装置の動作を説明する為の図である。図3を用いて、本実施形態の演奏評価装置10の動作を以下に説明する。なお、ハードディスク105には、本実施形態の演奏評価装置10のユーザによって、少なくとも1つの模範演奏データが、楽曲情報と関連づけられ、予め記憶されているものとする。また、ディスプレイ100には、ハードディスク105に記憶された楽曲情報が、公知の手段により、楽曲選択画面として一覧表示されているものとする。
まず、演奏者は、自身が練習したい曲の楽曲を、楽曲選択画面の楽曲情報をタッチして選択する(S10)。
次に、楽曲データ選択部102は、演奏者がディスプレイ100上で選択した楽曲を公知の手段で認識すると、認識した楽曲の模範演奏データの読み込みを指示する読み込み指示信号を演奏データ解析部103に出力する。演奏データ解析部103は、読み込み指示信号が楽曲データ選択部102から入力されると、この信号が示す楽曲の模範演奏データをハードディスク105から読み込む(S20)。
次に、模範演奏データを読み込んだ演奏データ解析部103は、演奏開始を指示する信号をディスプレイ100に出力し、この信号が入力されたディスプレイ100は、画面上に「演奏開始」と表示して、演奏者に演奏を促す(S30)。
次に、ディスプレイ100に「演奏開始」が表示された演奏者は、演奏を開始する(S40)。
演奏者が、楽器20を用いて演奏を開始すると、図示していないが、デジタル変換部101には、電気信号生成機器群30から電気信号が入力される。この電気信号は、楽器20が発した音が電気信号生成機器群30によって電気信号に変換されたものである。デジタル変換部101は、所定の電圧値以上の電気信号が入力されると、入力された電気信号を、公知のデジタル信号、例えば、WAVE形式の音声信号に変換し、自身に備わるメモリに一時格納する。
次に、デジタル変換部101は、入力される電気信号の電圧が所定値以下である時間が所定の時間以上継続すると、演奏が終了したと認識し、メモリに格納していたデジタル信号をハードディスク105に演奏データとして保存する(S50)。
この際、デジタル変換部101は、演奏データを、演奏データであることを示す識別子と関連づけてハードディスク105に保存する。
次に、デジタル変換部101は、図示していないが、演奏の終了を認識すると、演奏終了を示す信号を演奏データ解析部103に出力する。
次に、演奏データ解析部103は、演奏終了を示す信号がデジタル変換部101から入力されると、ハードディスク105から演奏データを読み出し、演奏データを小節に分け、小節毎にコード進行、スケール、メロディを公知の手段で解析する(S60)。
具体的には、演奏データ解析部103は、演奏終了を示す信号が入力されると、ハードディスク105に格納されているデータの内、演奏データであることを示す識別子が関連づけられているデータを、演奏データとして読み出す。次に、演奏データ解析部103は、演奏データの複製を作成し、複製した演奏データを1拍分のデータサイズ毎に分割する。演奏データ解析部103は、1拍分のデータサイズを、1拍分の長さ(秒)とサンプリングレート(Hz)を乗算して求める。演奏データ解析部103は、1拍分の長さを、模範演奏データに含まれる拍子記号から認識する。例えば、拍子記号が4分の3拍子であった場合、演奏データ解析部103は、1拍分の長さを、4分音符1つ分の長さ(=60/108秒)と認識する。また、サンプリングレートは、WAVE形式のデジタル信号のヘッダ部分に含まれるので、演奏データ解析部103は、ヘッダ部分からサンプリングレートを得る。次に、演奏データ解析部103は、複製した演奏データを1拍分のデータサイズ毎に分割すると、分割した1拍分の演奏データ毎に、その音を以下の(a)〜(c)の通りに解析する。
(a)まず、演奏データ解析部103は、1拍分の演奏データに対し、離散フーリエ変換を行い、所定値以上のピークを持つ周波数を求める。上述の所定値は、本実施形態の演奏評価装置10のユーザによって演奏データ解析部103に設定される。
(b)演奏データ解析部103は、求めた周波数について、所定の周波数のいずれかと一致するかを確認することで音を認識する。所定の周波数は、音に対応する周波数、例えばド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド等の音階と、その高さに対応する周波数であり、本実施形態の演奏評価装置10のユーザによって演奏データ解析部103に設定される。
(c)なお、演奏データ解析部103は、上述の(b)において、複数の音を認識した場合には、それらは所定の音の組み合わせかを確認し、所定の音の組み合わせであるときには、和音であると認識する。所定の音の組み合わせは、本実施形態の演奏評価装置10のユーザによって演奏データ解析部103に設定される。
次に、演奏データ解析部103は、演奏データの先頭から1拍ずつ対応する音を並べることでメロディを求める。次に、演奏データ解析部103は、演奏データの複製を作成し、複製した演奏データを1小節分のデータサイズ毎に分割する。演奏データ解析部103は、1小節分のデータサイズを、1小節分の長さとサンプリングレートとを乗算して求める。演奏データ解析部103は、1小節分の長さを、模範演奏データに含まれる拍子記号から認識する。例えば、拍子記号が4分の3拍子であった場合、演奏データ解析部103は、1小節分の長さを、4分音符3つ分の長さ(=180/108秒)と認識する。また、演奏データ解析部103は、複製した演奏データを1小節分のデータサイズ毎に分割すると、分割した演奏データ毎に、対応する音を並べて、メロディを求める。次に、演奏データ解析部103は、分割した演奏データ、すなわち1小節の演奏データ毎にスケールとコード進行を、以下の(d)(e)の通りに求める。
(d)演奏データ解析部103は、演奏データのメロディを構成する音の音階(以下、「メロディの音階」という)が、所定のスケールの音階で構成されているかを確認する。メロディの音階が所定のスケールの音階で構成されている場合には、演奏データ解析部103は、演奏データのスケールは所定のスケールであると認識する。所定のスケールの音階は、本実施形態の演奏評価装置10のユーザによって演奏データ解析部103に設定される。
(e)演奏データ解析部103は、演奏データに対応するメロディを構成する音が和音であった場合、和音に対応するコードを求める。例えば、演奏データ解析部103は、メロディを構成する音が和音レ・ファ・ラであった場合、この和音に対応するコードとしてDコードを求める。和音に対応するコードを求める為に、演奏データ解析部103には、本実施形態の演奏評価装置10のユーザによって、和音を構成する音と、これに対応するコードが関連づけられて設定される。演奏データ解析部103は、和音を構成する音に対応するコードを求め、求めたコードを和音に対応するコードとする。
次に、図示していないが、演奏データ解析部103は、小節毎に、求めたメロディ、スケール、コード進行を記憶する。
次に、演奏データ解析部103は、小節単位に演奏データと模範演奏データとを比較し、ズレの量を求め、ズレの量が所定値以上ある小節、すなわち模範演奏とズレが生じた小節が演奏データに存在するかを検出する(S70)。
具体的には、演奏データ解析部103は、各小節において以下を行う。
(I)まず、演奏データ解析部103は、メロディを構成する音について演奏データと模範演奏データとを比較し、異なる音の数を求める。
(II)次に、演奏データ解析部103は、メロディのスケールについて演奏データと模範演奏データを比較し、スケールが異なる場合には異なるスケールの数を1とし、同一である場合には異なるスケール数を0とする。
(III)次に、演奏データ解析部103は、コードについて演奏データと模範演奏データを比較し、異なるコードの数を求める。
上述の(I)の異なる音の数を以下、「ズレ量1」といい、(II)の異なるスケール数を以下、「ズレ量2」といい、(III)の異なるコード数を以下「ズレ量3」という。
(IV)次に、演奏データ解析部103は、ズレ量1、2、3の加重平均を算出する。
算出値は、以下、「ズレ量」という。なお、加重平均の際、ズレ量1、2、3に乗算される重み係数は、本実施形態の演奏評価装置10のユーザによって演奏データ解析部103に設定される。本実施形態の演奏評価装置10のユーザは、コードのズレのみを確認したければ、ズレ量1、2を0に設定してもよい。本実施形態の演奏評価装置10のユーザは、コード、スケール、メロディのどれを確認するかを選択することができる。
(V)次に、演奏データ解析部103は、ズレ量が所定値以上である場合、その小節を、模範演奏とズレが生じた小節とする。上述の所定値は、本実施形態の演奏評価装置10のユーザによって演奏データ解析部103に設定される。
なお、上述の(V)で、演奏データ解析部103がズレ量が所定値以上であるかを判定しなくてもよい。なぜなら、後述のS80において、演奏データ解析部103は、再度、ズレ量が所定値以上かを確認するからである。演奏データ解析部103は、上述の(V)において、ズレ量が所定値以上であるかを判定しない場合には、全ての小節を、模範演奏とズレが生じた小節とみなす。
次に、演奏データ解析部103は、図示していないが、再演奏フレーズ選択部104に対し、模範演奏とズレが生じた小節と、そのズレ量に対応する再演奏確認信号を再演奏フレーズ選択部104に出力する。また、演奏データ解析部103は、演奏確認信号と共に、模範演奏とズレが生じた小節の演奏データを、再演奏フレーズ選択部104に出力する。
なお、上述の模範演奏とズレが生じた小節は、複数検出される場合があるが、その都度、演奏データ解析部103は、再演奏確認信号等を再演奏フレーズ選択部104に出力する。
次に、再演奏フレーズ選択部104は、図示していないが、再演奏確認信号が演奏データ解析部103から入力されると、再演奏確認信号から、模範演奏とズレが生じた小節と、そのズレ量を関連づけて認識する。また、再演奏フレーズ選択部104は、再演奏確認信号と共に、データが演奏データ解析部103から入力されると、そのデータは、模範演奏とズレが生じた小節の演奏データであることを認識する。
次に、再演奏フレーズ選択部104は、模範演奏とズレが生じた小節の内、そのズレ量が所定の閾値以上の小節があるかを確認する(S80)。
次に、再演奏フレーズ選択部104は、ズレ量が所定の閾値以上の小節がない場合(S80でNoの場合)、終了を示す信号をディスプレイ100に出力し、その信号が入力されたディスプレイ100は、「重点的練習箇所なし。練習終了」と表示する(S90)。
一方、再演奏フレーズ選択部104は、ズレ量が所定の閾値以上の小節がある場合(S80でYESの場合)には、その小節を含む再演奏フレーズを選定する(S100)。
具体的には、再演奏フレーズ選択部104は、以下のS1000〜S1004の通りに再演奏フレーズを選定する。なお、図4は、本発明の第1の実施の形態における演奏評価装置10の動作(再演奏フレーズ選定動作)を説明する為の図である。
まず、再演奏フレーズ選択部104は、図4に示す通り、ズレ量が所定の閾値以上の小節の内、ズレ量が最大の小節を抽出する(S1000)。
次に、再演奏フレーズ選択部104は、抽出したズレ量が最大の小節が、模範演奏データに記載されているコード進行パターン、若しくはスケールパターンを含んでいるかを確認する(S1001)。
具体的には、再演奏フレーズ選択部104は、ズレ量が最大の小節の演奏データに、上述のコード進行パターン、若しくはスケールパターンが含まれているかを確認する。
次に、再演奏フレーズ選択部104は、ズレ量が最大の小節の演奏データに、上述のコード進行パターン、若しくはスケールパターンが含まれていることを確認した場合(S1001でYESの場合)、その小節を再演奏の開始小節と認識する(S1002)。
一方、再演奏フレーズ選択部104は、上述のコード進行パターン、若しくはスケールパターンが含まれていないことを確認した場合(S1001でNoの場合)、再演奏の開始小節を求める(S1003)。
具体的には、まず、再演奏フレーズ選択部104は、S60と同様、ハードディスク105から演奏データを読み出し、演奏データを小節に分け、小節毎に演奏データのコード進行、スケールを公知の手段で解析する。次に、再演奏フレーズ選択部104は、ズレ量が最大の小節より前にある小節の中で、上述のコード進行パターン、若しくはスケールパターンを含む直近の小節を演奏データから抽出する。再演奏フレーズ選択部104は、抽出した直近の小節を再演奏開始小節であるとする。
次に、再演奏フレーズ選択部104は、S1002若しくは、S1003で求めた、再演奏開始小節から始まり、ズレ量が最大の小節を含むフレーズを再演奏フレーズに選定する(S1004)。
次に、S1004の処理を行った再演奏フレーズ選択部104は、選定した再演奏フレーズを演奏者に提示する(S110)。例えば、再演奏フレーズ選択部104は、再演奏フレーズを示す信号をディスプレイ100に出力し、ディスプレイ100は、再演奏フレーズとメッセージ「このフレーズから再演奏して下さい」を表示してもよい。
また、この際、再演奏フレーズ選択部104は、図示していないが、ハードディスク105に記憶する模範演奏データの内、再演奏フレーズに対応するデータを新たな模範演奏データとしてハードディスク105に記憶する。
次に、演奏者が再演奏フレーズを演奏すると、演奏評価装置10は、上述のS40以降を実行する。
具体的には、デジタル変換部101が、S40を実行し、再演奏により入力された電気信号をデジタル信号に変換し、さらにS50を実行し、ハードディスク105にデジタル信号を演奏データとして保存する。次に、演奏データ解析部103が、S60を実行し、ハードディスク105から演奏データを読み出し、演奏データのコード進行、スケール、メロディを公知の手段で解析する。次に、演奏データ解析部103は、S70を実行し、読み出した演奏データと、新たな模範演奏データとを小節単位に比較し、演奏データに模範演奏データと所定の閾値以上ズレが生じている小節があるかを確認する。さらに、再演奏フレーズ選択部104は、S80〜S110を実施し、所定の閾値以上ズレのある小節がなくなるまで、再演奏フレーズを演奏者に提供し、演奏者は、ズレのあるフレーズを繰り返し演奏することができる。
なお、再演奏フレーズ選択部104は、S1000において、ズレ量が最大の小節を抽出するとしたが、ズレ量が所定番目に大きい小節を抽出することもできる。所定番目は、本実施形態の演奏評価装置10のユーザによって再演奏フレーズ選択部104に設定される。
また、ハードディスク105は、RAM等のメモリであってもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
[構成の説明]
図5は、本発明の第2の実施の形態における演奏評価装置の構成例を示す図である。第2の実施の形態における演奏評価装置40は、記憶部401と、演奏データ解析部402と、再演奏フレーズ選択部403から構成される。演奏データ解析部402は、再演奏フレーズ選択部403と記憶部401に接続される。また、再演奏フレーズ選択部403は、記憶部401に接続される。記憶部401は、一般的なハードディスクであってもよい。
記憶部401は、所定の模範演奏データを記憶する。所定の模範演奏データは、第2の実施の形態における演奏評価装置40のユーザによって、記憶部401に設定される。
演奏データ解析部402は、入力される演奏データについて、小節単位に模範演奏データとのズレの量を求め、各小節と、そのズレの量に対応する再演奏確認信号を出力する。
再演奏フレーズ選択部403は、再演奏確認信号から認識した小節のうち、ズレの量が所定番目に大きい小節、すなわち再演奏小節を含むフレーズを再演奏フレーズとして演奏データから選定する。所定番目は、本実施形態の演奏評価装置40のユーザによって、再演奏フレーズ選択部403に設定される。また、再演奏フレーズ選択部403は、選出した再演奏フレーズに対応する信号を出力する。
[動作の説明]
まず、記憶部401は、所定の模範演奏データを記憶する。
次に、演奏データ解析部402は、入力される演奏データについて、小節単位に模範演奏データとのズレの量を求め、各小節と、そのズレの量に対応する再演奏確認信号を出力する。
次に、再演奏フレーズ選択部403は、再演奏確認信号から認識した小節のうち、ズレの量が所定番目に大きい小節、すなわち再演奏小節を含むフレーズを再演奏フレーズとして演奏データから選定する。再演奏フレーズ選択部403は、選出した再演奏フレーズに対応する信号を出力する。
[効果の説明]
上述の第1、第2の実施形態の演奏評価装置は、演奏の評価結果として、模範演奏とズレの大きなフレーズを演奏者に提示することができる。その結果、演奏者は、模範演奏とズレの大きなフレーズを重点的に練習でき、演奏の上達を効率的に図ることができる。
ズレの大きなフレーズを提供できる理由としては、演奏評価装置は、演奏データについて、小節単位に模範演奏データとのズレの量を求め、ズレの量が所定の閾値以上大きな小節を含む小節を、再演奏フレーズとして選定する手段を有するからである。
さらに、上述の第1、第2の実施形態の演奏評価装置は、演奏の区切れの小節から始まるように、再演奏フレーズを演奏者に提示することができる。その理由としては、本実施形態の演奏評価装置は、演奏の区切れに対応する所定のパターンのコードやスケールを含む小節を抽出し、その小節から始まり、且つズレの量が所定の閾値以上大きな小節を含むフレーズを再演奏フレーズとして選定するからである。その結果、演奏者、特にギターを練習する演奏者は、演奏を間違ったとき等、途中から再演奏する場合、どこから再演奏すべきかを検討する必要がなくなり、効率良く練習を進めることができる。
なお、上述した実施の形態は、その形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
さらに、上記の各実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
所定の模範演奏データを記憶する記憶部と、
入力される演奏データについて、小節単位に前記模範演奏データとのズレの量を求め、前記小節と前記ズレの量に対応する再演奏確認信号を出力する演奏データ解析部と、
前記再演奏確認信号から認識した前記小節のうち、前記ズレの量が所定番目に大きい前記小節、すなわち再演奏小節を含むフレーズを再演奏フレーズとして前記演奏データから選定し、前記再演奏フレーズに対応する信号を出力する再演奏フレーズ選択部と、を備える、
ことを特徴とする演奏評価装置。
(付記2)
前記再演奏フレーズ選択部は、前記再演奏小節が所定のパターンのコードやスケールを含む場合に、前記再演奏小節から始まるフレーズを再演奏フレーズとして選定する、
ことを特徴とする付記1に記載の演奏評価装置。
(付記3)
前記再演奏フレーズ選択部は、前記再演奏小節に所定のパターンのコードやスケールを含まない場合、前記前記再演奏小節より前にある小節の中で、前記所定のパターンのコードやスケールを含む直近の小節を演奏データから抽出し、前記直近の小節から始まるフレーズを再演奏フレーズとして選定する、
ことを特徴とする付記1乃至2のいずれか1項に記載の演奏評価装置。
(付記4)
前記演奏データ解析部は、前記模範演奏データとのズレの量を求める際、コード、スケール、メロディ毎に前記ズレの量を求める、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の演奏評価装置。
(付記5)
前記再演奏小節は、前記ズレの量が所定の閾値以上で、所定番目に大きい前記小節である、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の演奏評価装置。
(付記6)
所定の模範演奏データを記憶し、入力される演奏データについて、小節単位に前記模範演奏データとのズレの量を求め、前記ズレの量が所定番目に大きい前記小節、すなわち再演奏小節を含むフレーズを再演奏フレーズとして前記演奏データから選定し、前記再演奏フレーズに対応する信号を出力する、
ことを特徴とする演奏評価方法。
(付記7)
前記再演奏小節が所定のパターンのコードやスケールを含む場合に、前記再演奏小節から始まるフレーズを再演奏フレーズとして選定する、
ことを特徴とする付記6に記載の演奏評価方法。
(付記8)
前記再演奏小節に所定のパターンのコードやスケールを含まない場合、前記前記再演奏小節より前にある小節の中で、前記所定のパターンのコードやスケールを含む直近の小節を演奏データから抽出し、前記直近の小節から始まるフレーズを再演奏フレーズとして選定する、
ことを特徴とする付記6乃至7のいずれか1項に記載の演奏評価方法。
(付記9)
前記模範演奏データとのズレの量を求める際、コード、スケール、メロディ毎に前記ズレの量を求める、
ことを特徴とする付記6乃至8のいずれか1項に記載の演奏評価方法。
(付記10)
前記再演奏小節は、前記ズレの量が所定の閾値以上で、所定番目に大きい前記小節である、
ことを特徴とする付記6乃至9のいずれか1項に記載の演奏評価方法。
(付記11)
前記楽器は、ギターである、
ことを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の演奏評価装置。
(付記12)
前記楽器は、ギターである、
ことを特徴とする付記6乃至10のいずれか1項に記載の演奏評価方法。
10 演奏評価装置
20 楽器
30 電気信号生成機器群
100 ディスプレイ
101 デジタル変換部
102 楽曲データ選択部
103 演奏データ解析部
104 再演奏フレーズ選択部
105 ハードディスク
40 演奏評価装置
401 記憶部
402 演奏データ解析部
403 再演奏フレーズ選択部

Claims (10)

  1. 所定の模範演奏データを記憶する記憶部と、
    入力される演奏データについて、小節単位に前記模範演奏データとのズレの量を求め、前記小節と前記ズレの量に対応する再演奏確認信号を出力する演奏データ解析部と、
    前記再演奏確認信号から認識した前記小節のうち、前記ズレの量が所定番目に大きい前記小節、すなわち再演奏小節を含むフレーズを再演奏フレーズとして前記演奏データから選定し、前記再演奏フレーズに対応する信号を出力する再演奏フレーズ選択部と、を備える、
    ことを特徴とする演奏評価装置。
  2. 前記再演奏フレーズ選択部は、前記再演奏小節が所定のパターンのコードやスケールを含む場合に、前記再演奏小節から始まるフレーズを再演奏フレーズとして選定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の演奏評価装置。
  3. 前記再演奏フレーズ選択部は、前記再演奏小節に所定のパターンのコードやスケールを含まない場合、前記前記再演奏小節より前にある小節の中で、前記所定のパターンのコードやスケールを含む直近の小節を演奏データから抽出し、前記直近の小節から始まるフレーズを再演奏フレーズとして選定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に記載の演奏評価装置。
  4. 前記演奏データ解析部は、前記模範演奏データとのズレの量を求める際、コード、スケール、メロディ毎に前記ズレの量を求める、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の演奏評価装置。
  5. 前記再演奏小節は、前記ズレの量が所定の閾値以上で、所定番目に大きい前記小節である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の演奏評価装置。
  6. 所定の模範演奏データを記憶し、入力される演奏データについて、小節単位に前記模範演奏データとのズレの量を求め、前記ズレの量が所定番目に大きい前記小節、すなわち再演奏小節を含むフレーズを再演奏フレーズとして前記演奏データから選定し、前記再演奏フレーズに対応する信号を出力する、
    ことを特徴とする演奏評価方法。
  7. 前記再演奏小節が所定のパターンのコードやスケールを含む場合に、前記再演奏小節から始まるフレーズを再演奏フレーズとして選定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の演奏評価方法。
  8. 前記再演奏小節に所定のパターンのコードやスケールを含まない場合、前記前記再演奏小節より前にある小節の中で、前記所定のパターンのコードやスケールを含む直近の小節を演奏データから抽出し、前記直近の小節から始まるフレーズを再演奏フレーズとして選定する、
    ことを特徴とする請求項6乃至7のいずれか1項に記載の演奏評価方法。
  9. 前記模範演奏データとのズレの量を求める際、コード、スケール、メロディ毎に前記ズレの量を求める、
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の演奏評価方法。
  10. 前記再演奏小節は、前記ズレの量が所定の閾値以上で、所定番目に大きい前記小節である、
    ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の演奏評価方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113450741A (zh) * 2021-06-15 2021-09-28 吴昊臻 一种基于音频和手部关节的钢琴陪练评价方法及***
CN115244613A (zh) * 2020-03-17 2022-10-25 雅马哈株式会社 对针对演奏信息的评价进行推论的方法、***及程序

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