JP2014109530A - 欠陥検査装置及び欠陥検査方法 - Google Patents

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【課題】検査対象物の欠陥の有無を確認する際に、インラインで短期間に全数検査できる欠陥検査装置及び方法を提供する。
【解決手段】検査対象物の2次元情報作成用の画像と3次元情報作成用の画像を取得する画像取得手段121と、画像取得手段で取得された2次元情報作成用の画像から作成された2次元情報を用いて位置合わせすると共に位置合わせされた2次元情報作成用の画像の内の全体領域の中から3次元情報を用いた欠陥検査を行う部分的領域を一部特定する3次元検査領域特定手段122と、画像取得手段で取得された3次元情報作成用の画像から検査領域特定手段によって特定された部分的領域のみ3次元情報を作成する3次元情報作成手段123と、特定された部分的領域のみにおいて前記作成された3次元情報と、検査対象物の検査合格品となる基準3次元情報とを比較して検査対象物の欠陥の有無を検査する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ICパッケージ、半導体ウエハ等の欠陥を検査する欠陥検査装置及び欠陥検査方法に関する。
例えばICパッケージや半導体ウエハ等の外観検査においては、これらの欠陥を発見するために2次元画像処理を応用して行われる方式が公知である。この方式の一例として、検査対象を撮像した後にこの画像の各画素から輝度値を算出し、輝度値の差、具体的には基準となる輝度値との差、周囲の輝度値との差等によって欠陥部分を検出する方法が知られている(例えば、特開2007−155610号公報参照)。
特開2007−155610号公報
上述した欠陥検査装置方式によると、欠陥形状が2次元である汚れ、しみ等については安定した検出が可能となる。また、欠陥形状が3次元となる欠け、凹み、膨らみ、反り等であっても、照明方法を工夫することによって、欠陥の検出が可能となる。
しかしながら、例えばICパッケージの基板をなす半導体ウエハ自体のなだらかな***欠陥の検出は、照明方法の工夫によるだけでは難しい。このような2次元画像処理で検出困難な欠陥を検出するためには、3次元計測が有効であるが、処理時間、メンテナンス性等の問題から、生産ラインにおける導入の困難性が問題となっている。
特に製品を限られた短い時間で大量に製造しなければならないICパッケージ等の製造工程において、いわゆるインライン検査によって個々の検査対象物の全数検査を実施しようと、この検査工程における全数検査に必要とする時間が嵩んでしまい、結果的に製造時間のタイムロスを招き、製品の製造効率を低下させるだけでなく製造コストを高めてしまう要因となる。
一方、このような3次元計測を用いた検査を実施するにあたって、製品の生産効率を低下させないようにするため、インラインによる全数検査を実施せずにインライン中の一定の個数ごとに特定の検査対象物を検査する非全数検査を実施すると、欠陥製品発見を完全に行うことが困難であり、問題である。
また、3次元検査装置は、一般に2次元検査装置に比べて構造が複雑であるので、検査対象物のインラインによる全数検査のために、3次元検査装置のみをライン上に設置してインラインによる製品の全数検査を行なおうとすると、製造ラインにおける3次元検査装置の設置スペースの制約を受け、製造ラインの複雑化や冗長化を招く。
本発明の目的は、例えばICパッケージ等の検査対象物の欠陥の有無を確認するにあたって、インラインでかつ短期間で全数検査を可能とする欠陥検査装置及び欠陥検査方法を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明の請求項1に係る欠陥検査装置は、
検査対象物の欠陥の有無を検査する欠陥検査装置において、
前記検査対象物の2次元情報作成用の画像と3次元情報作成用の画像を取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段で取得された2次元情報作成用の画像から作成された2次元情報を用いて位置合わせすると共に、前記位置合わせされた2次元情報作成用の画像の内の全体領域の中から、3次元情報を用いた欠陥検査を行う部分的領域を一部特定する3次元検査領域特定手段と、
前記画像取得手段で取得された3次元情報作成用の画像から、前記検査領域特定手段によって特定された部分的領域のみ3次元情報を作成する3次元情報作成手段と、
前記特定された部分的領域のみにおいて、前記によって作成された3次元情報と、前記検査対象物の検査合格品となる基準3次元情報とを比較して検査対象物の欠陥の有無を検査する特定領域検査手段を有することを特徴としている。
また、本発明の請求項3に係る欠陥検査方法は、
検査対象物の欠陥の有無を検査する欠陥検査方法において、
前記検査対象物の2次元情報作成用の画像と3次元情報作成用の画像を取得する画像取得ステップと、
前記画像取得ステップで取得された2次元情報作成用の画像から作成された2次元情報を用いて位置合わせすると共に、前記位置合わせされた2次元の画像の内の全体領域の中から、3次元情報を用いた欠陥検査を行う部分的領域を一部特定する3次元検査領域特定ステップと、
前記画像取得ステップで取得された3次元情報作成用の画像から、前記検査領域特定手段によって特定された部分的領域のみ3次元情報を作成する3次元情報作成ステップと、
前記特定された部分的領域のみにおいて、前記によって作成された3次元情報と、前記検査対象物の検査合格品となる基準3次元情報とを比較して検査対象物の欠陥の有無を検査する特定領域検査ステップを有することを特徴としている。
請求項1に係る欠陥検査装置及び請求項3に係る欠陥検査方法によると、取得した画像のデータの全部を処理することなく欠陥検査の有無の判断に必要な部分にのみ的を絞って3次元情報を作成し、基準3次元情報と比較検査する。これによって、取得した画像のデータの全てに基づいて3次元情報を作成しこれを基準3次元情報と比較するということを行わずに済む。その結果、画像処理の検査のための個々の検査対象物の検査時間の高速化を図ることができる。特に多数の製品の欠陥の有無を全数検査するときに個々の検査対象物の高速化が図れるので、検査工程において余分な時間を必要とすることなく、製品の生産効率の低下を防止することができる。
また、本発明の請求項2に係る欠陥検査装置は、
前記3次元情報作成手段の3次元情報は、前記検査領域特定手段によって特定された部分的領域における高さであることを特徴としている。
3次元情報によって、例えば個々の検査対象物を構成する部品の形状やこれらの部品を搭載する基板の高さといった情報として客観的に把握することができる。3次元情報のうちこのような高さ情報に基づき検査対象物の撮像した全領域に亘って検査すると、処理に時間がかかるが、請求項2に係る欠陥検査方法及び請求項4に係る欠陥検査方法によると、このような高さ情報を3次元情報として特定の部分的領域においてのみ処理することによって、請求項1及び請求項3の作用をより効果的に発揮することができる。
本発明によると、例えばICパッケージ等の検査対象物の欠陥の有無を確認するにあたって、インラインでかつ短期間で全数検査を可能とする欠陥検査装置及び欠陥検査方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る欠陥検査装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る欠陥検査方法のフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る欠陥検査装置及びこれを用いた欠陥検査方法を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る欠陥検査装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る欠陥検査装置1は、搬送装置50によって検査ステージまで搬送された検査対象物Pの欠陥検査を行う装置であり、CCDカメラからなる撮像装置10と、いわゆるプロジェクタとして構成されている投射装置20と検査対象物Pに光を照射する照明装置30と、内部に装置制御部110及び検査制御部120並びに必要な情報を逐次記憶するメモリ130を有した制御ユニット100等から構成されている。
なお、本実施形態において欠陥を検査する検査対象物Pの一例としては、例えば基板となる半導体ウエハ上にICが表面実装されたいわゆるICパッケージが挙げられる。以下、ICパッケージを逐次「検査対象物P」として記載していく。また、搬送装置50は、同一形状の検査対象物P(P1,P2・・・)を多数連続的に製造するICパッケージ製造ラインに設けられており、図1においては表面実装を終えて欠陥検査を行う検査ステージにおいて検査のために一時的に静止した状態を示している。
撮像装置10は、上述したように1台のCCDカメラからなり、1つの検査対象物Pごとに1枚の2次元情報作成用画像(図2におけるX参照)と6枚の3次元情報作成用画像(図2におけるY1〜Y6参照)を所定の撮像時間中に連続的に短い間隔で撮像していく。なお、検査精度向上のため、本実施形態においては、6枚の3次元情報作成用の画像を撮像しているが、採用する三次元計測の手法に応じて、任意に撮像枚数を選択することができる。例えば、本実施形態において採用されている位相シフト法では、最低3枚の画像を撮像すれば、3次元情報の作成が可能となる。
投射装置20は、上述したようにプロジェクタからなり、本実施形態において採用されている位相シフト法によって、3次元情報を作成するための画像取得に用いるためのものである。
照明装置30は、撮像装置10によって検査対象物Pの2次元情報作成用画像を取得するときに用いられるとともに、撮像装置10と投射装置20によって上述の3次元情報作成用画像を取得する時にも用いられる。
制御ユニット100の装置制御部110は、上述した欠陥検査装置1の一部を構成する撮像装置10、投射装置20、照明装置30の他に検査対象物Pを搬送する搬送装置50の制御についても行う。この装置制御部110は、後述するフローチャートに基づく欠陥検査方法を実施するにあたって、上述した各装置を適宜動作させたり、停止したりする役割を果たす。
制御ユニット100の検査制御部120は、画像取得部121と、検査領域特定部122と、3次元情報作成部123と、欠陥検査部124とからなり、制御ユニット100内のメモリ130に必要な情報を逐次蓄積するとともにメモリ130から逐次取り出して検査対象物Pの正確な欠陥検査を行う役目を果たす。
検査制御部120の画像取得部121は、上述したCCDカメラからなる撮像装置10及び照明装置30を用いて1枚の2次元情報作成用画像をデータとして取得すると共に、CCDカメラからなる撮像装置10、プロジェクタからなる投射装置20、照明装置30を用いて本実施形態の場合、位相シフト法による3次元情報作成用画像をデータとして取得する役目を果たす。
なお、照明装置30の照明の仕方は、2次元情報作成用画像を撮像する場合と3次元情報作成用画像を撮像する場合において異なるように装置制御部110を介して制御する。
また、検査領域特定部122は、画像取得部121で取り込まれた2次元情報作成用画像データから、位置合わせの基準となる2次元情報との比較を行うために必要な2次元情報を作成した上で、位置合わせ処理を行い、3次元情報作成用画像に基づき得られる3次元情報を検査対象物の検査合格品となる基準となる3次元情報と比較するための特定の検査領域を決定する役目を果たしている。
また、3次元情報作成部123は、画像取得部121においてデータとして取り込まれた3次元情報作成用画像から、検査領域特定部122において絞り込んだ特定の検査領域のみの3次元情報を作成する役目を果たしている。
また、欠陥検査部124は、3次元情報作成部123で作成した検査領域特定部のみに対応する3次元情報を基準となる3次元情報と比較してこの欠陥の有無を検査する役目を果たしている。
なお、メモリ130には上述した2次元情報作成用画像及び3次元情報作成用画像の各画素のデータ、上述の3次元情報作成部において作成された特定の検査領域のみの3次元情報等を適宜あらかじめ蓄積しておいたり、その都度記憶したり、記憶内容を消去したりするようになっている。
続いて、上述した本実施形態に係る欠陥検査装置を用いた欠陥検査方法の具体的手順についてフローチャートに基づいて説明する。図2は、本実施形態に係る欠陥検査装置を用いた欠陥検査方法のフローチャートである。以下、このフローチャートのステップごとに順を追って説明していく。最初に製品として製造された検査対象物Pを搬送装置50を介して検査ステージに搬送し、このステージにおいて撮像のために所定の短い時間静止させる(ステップS1)。
そして、照明装置30により検査対象物Pを撮像可能な状態にし、CCDカメラからなる撮像装置10によって検査対象物Pの上面から、2次元情報作成用画像を撮像する(ステップS2)。
次いで、ステップS2で撮像した2次元情報作成用画像(図2のX参照)をデータとして取り込む(ステップS3)。このステップS3は、検査制御部120の画像取得部121で実行される。この際、後述するステップS4以下に進む前に、図中点線で示すように、2次元情報作成用画像データそのものを利用した欠陥検査を行ってもよい。上述した検査対象物に部品欠損や異なった向きの部品の実装状態などの目に見える程度の大きな欠陥があることが判明した場合、この段階で該検査対象物をNG(不合格)として、後述するステップS4からS11までの3次元情報を利用した欠陥検査を行うことなく、ステップS12に進んでもよい。
次いで、ステップS3において取り込まれた2次元情報作成用画像データから、位置合わせの基準となる2次元情報との比較を行うために必要な2次元情報を作成した上で、位置合わせ処理を行う。(ステップS4)。
次いで、ステップS4において位置決めされた2次元情報作成用画像の全体領域から、後述する3次元情報に基づく検査を行う領域を決定する(ステップS5)。この検査領域は、検査対象物の全体領域のうち、2次元情報を用いた検査では欠陥の有無の判別が困難とされる欠陥が検出される可能性のある領域であり、検査対象物によって、任意に設定することが可能である。例えば、このような欠陥として、ICパッケージ等においては、半導体ウエハからなる基板部分におけるなだらかな***欠陥等が考えられ、このような場合には、部品等が実装されていない基板部分のみを検査領域として設定することが考えられる。また、前述のステップS3で取り込まれた2次元情報作成用画像のデータ、前述のステップS4で作成された2次元情報をフィードバックして、任意に設定された検査領域を調整してもよい。なお、ステップS4とステップS5は、検査制御部120の検査領域特定部122で実行される。
次いで、ステップS2において用いられたものと同様のCCDカメラからなる撮像装置10とプロジェクタからなる投射装置20によって特別に撮像された本実施形態の場合6枚の3次元情報作成用画像(図2におけるY1〜Y6参照)を撮像する(ステップS6)。なお、ステップS2及びステップS6における撮像装置10及び検査対象物Pの位置関係に変動はないため、両ステップで撮像された2次元情報作成用画像と3次元情報作成用画像の領域は全く同じものとなる。
以上のステップS1乃至ステップS6については瞬時に行われるので、これらのステップが終了した後、間隔を空けることなく搬送装置を用いて検査対象物を搬出する(ステップS7)。
なお、以上のステップ及び以下のステップにおいて必要に応じて動作させる撮像装置10、投射装置20、照明装置30、搬送装置50の動作タイミングは、制御ユニット100の装置制御部110によって制御されている。
次いで、ステップS6において撮像された6枚の3次元情報作成用画像の全画素データのうち、ステップS5において決定された特定の検査領域内にある各画素データのみを抽出する(ステップS8)。
次いで、ステップS8において抽出された画素データに対応する特定の検査領域における3次元情報のみを作成する(ステップS9)。なお、このステップS8とステップS9とは、検査制御部120の3次元情報作成部123において実行される。
次いで、ステップS9において得られた特定の検査領域における3次元情報を基準となる3次元情報と比較して検査対象物の欠陥検出処理を行う(ステップS10)。この際、検査対象物の3次元情報と基準となる3次元情報の隔たりを各画素に対応する情報ごとに算出し、その差が所定の閾値を超えたか否かを判断する。
次いで、ステップS10において特定の検査領域内における3次元情報の基準となる3次元情報との隔たりの閾値を超えた範囲が一定以上の場合であるか否かで、3次元情報に基づく製品のOK/NG(合格/不合格)判定をする(ステップS11)。ステップS10乃至ステップS12は、検査制御部120の欠陥検査部124で実行される。次いで、ステップS11における判定結果に基づき検査対象物を合格品か不合格品か判別し、これを合格品又は不合格品に振り分ける(ステップS12)。
なお、本実施形態においては3次元計測の手法としては位相シフト法を用いていたが、必ずしもこれに限定されず光切断法やステレオ計測法を用いてもよい。しかしながら位相シフトを用いたほうが光切断法を用いる場合に比べて撮像枚数が少なくて済むので、情報処理量を少なくすることができ、検査所要時間の短縮化を図ることが可能となるという点で好ましい。また、位相シフトを用いることでステレオ計測法のような複雑な構成をとる必要がない点で好ましい。
また、上述したステップS10及びステップS11において、例えば表面実装部品を実装したいわゆるICパッケージにおける基板となる半導体ウエハの反りが許容範囲内であるか否かという観点で検査対象物の欠陥検査を行う場合、3次元計測によって取得した情報をマッピングし、最少二乗法を用いて、検査対象物そのものの特定の検査領域における傾きを補正するのがよい。
以上説明したように、本発明に係る欠陥検査装置及び欠陥検査方法によると安定かつ精度の良い欠陥検査を、高速に実施可能となる。すなわち、欠陥検査装置を生産ラインの欠陥検査工程に導入し易く、検査対象物のインラインによる全数検査が可能となる。一方、生産ラインにおける連続検査においては、検査対象物の面と3次元測定におけるz軸とが常に垂直であるとは限らないので、本発明によると検査精度を高めることができる。
なお、上述した実施形態はあくまで本発明の一例を示したものに過ぎず、これらの各構成要素やその個数については本発明の範囲を逸脱しない限り任意に選択できる。従って、例えば撮像装置は1台に限られることなく2台以上であってもよく、その種類についてもCCDカメラに限られるものではなく、CMOSカメラやラインセンサカメラを用いてもよい。また、照明装置は、その台数についても1台でもよく、3台以上であってもよい。また、3次元情報を取得する際に位相シフト法を用いない場合は、投射装置を省略可能である。また、本発明に係る欠陥検査方法は、図2に示すフローチャートの順番(ルーチンの手順)に限定されず、本発明の範囲においてそのフローチャートを適宜変更可能であることは言うまでもない。例えば、3次元計測の手法として、光切断法を採用した場合、又は撮像装置にラインセンサカメラを採用した場合等には、画像撮像時に検査対象物を静止させず、搬送しながら撮像を行ってもよい。
1 欠陥検査装置
10 撮像装置
20 投射装置
30 照明装置
50 搬送装置(検査ステージ含む)
100 制御ユニット
110 装置制御部
120 検査制御部
130 メモリ
121 画像取得部
122 検査領域特定部
123 3次元情報作成部
124 欠陥検査部
P 検査対象物
X 2次元情報作成用画像
Y 3次元情報作成用画像

Claims (4)

  1. 検査対象物の欠陥の有無を検査する欠陥検査装置において、
    前記検査対象物の2次元情報作成用の画像と3次元情報作成用の画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段で取得された2次元情報作成用の画像から作成された2次元情報を用いて位置合わせすると共に、前記位置合わせされた2次元情報作成用の画像の内の全体領域の中から、3次元情報を用いた欠陥検査を行う部分的領域を一部特定する3次元検査領域特定手段と、
    前記画像取得手段で取得された3次元情報作成用の画像から、前記検査領域特定手段によって特定された部分的領域のみ3次元情報を作成する3次元情報作成手段と、
    前記特定された部分的領域のみにおいて、前記によって作成された3次元情報と、前記検査対象物の検査合格品となる基準3次元情報とを比較して検査対象物の欠陥の有無を検査する特定領域検査手段を有することを特徴とする欠陥検査装置。
  2. 前記3次元情報作成手段によって作成される3次元情報は、前記検査領域特定手段によって特定された部分的領域における高さであることを特徴とする請求項1に記載の欠陥検査装置。
  3. 検査対象物の欠陥の有無を検査する欠陥検査方法において、
    前記検査対象物の2次元情報作成用の画像と3次元情報作成用の画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像取得ステップで取得された2次元情報作成用の画像から作成された2次元情報を用いて位置合わせすると共に、前記位置合わせされた2次元情報作成用の画像の内の全体領域の中から、3次元情報を用いた欠陥検査を行う部分的領域を一部特定する3次元検査領域特定ステップと、
    前記画像取得ステップで取得された3次元情報作成用の画像から、前記検査領域特定手段によって特定された部分的領域のみ3次元情報を作成する3次元情報作成ステップと、
    前記特定された部分的領域のみにおいて、前記によって作成された3次元情報と、前記検査対象物の検査合格品となる基準3次元情報とを比較して検査対象物の欠陥の有無を検査する特定領域検査ステップを有することを特徴とする欠陥検査方法。
  4. 前記3次元情報作成手段によって作成される3次元情報は、前記検査領域特定手段によって特定された部分的領域における高さであることを特徴とする請求項3に記載の欠陥検査方法。


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