JP2014109293A - ゴムロール及びその製造方法 - Google Patents

ゴムロール及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 シワ・シフト及びエア膜の発生の防止効果をより向上させたゴムロール及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 ゴムロール1のロール本体10の外周面には、長手方向中央に対して、互いに逆向きの螺旋状に配列された複数の溝11が、所定の間隔Lを開けて形成されている。各溝11には、ロール本体10の材料のゴム硬度よりも低いゴム硬度のゴム13が充填されている。ゴムロール1が回転すると、ウェブは主に充填部13にグリップされてロールの中央から左右方向へシフトされ、その結果、シワの発生が抑えられる。さらに、ロールの幅方向中央部において左右の充填部間に所定の間隔が開けられているので、中央部ではウェブのグリップ力が弱く、螺旋方向へ摩擦移動しやすくなり、そのため、ウェブが左右方向へシフトされ、シワの発生が抑制される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、薄膜や軟質フィルム等のウェブを表面で支持して搬送するゴムロール及びその製造方法に関する。
紙やプラスチック製のウェブ(薄膜や軟質フィルム等)を巻取りロールに巻き取るラインにおいては、複数の搬送用ゴムロールが使用される。巻取りラインの一例を図3に示す。図3に示すように、ウェブ20は複数の搬送用のゴムロール30を介して、圧接ロール40によって巻取りロール50に押し付けられながら巻取りロール50に巻き取られる。このようなラインにおいて、ウェブ20のシワやシフト(スリップ)、あるいはエア膜(高速回転するロールとウェブ間に形成される空気層)の発生を防止するために、搬送用ゴムロール30として、図4に示すような、表面に螺旋状の溝31が形成されたロールが使用されることが多い(非特許文献1参照)。ロール30の表面には、長手方向中央に対して、互いに逆向きの螺旋状に配列された複数の溝31が形成されている。このようなロール30が回転すると、ロール表面に接触して搬送されるウェブと溝との間に入り込んだエアーが溝に沿って逃げるので、その結果、ウェブの浮上が抑制され、ウェブのシワの発生等が抑えられるとされている。また、溝31を形成することにより、ウェブとロール表面との面接触による抵抗を低減できるとともに、エア膜の空気を逃がす作用も与えられる。
ただし、このような溝付きのロールは、巻き取られたウェブへ溝の跡が転写されてしまう、あるいは、溝の角でウェブに傷が付くなどの問題が生じる場合がある。さらに、溝に蓄積したダストがウェブに付着してしまう問題もある。
一方、このロールの溝に、ロール本体の材料と異なる摩擦係数の材料を充填したものも提案されている(特許文献1参照)。この場合、溝跡の転写等や溝へのダストの蓄積を防止できるとともに、前述のウェブの拡幅作用をより高めることができるとされている。
しかしながら、上記ロールを用いた場合であっても、シワ・シフト及びエア膜の発生の防止効果が十分ではなかった。
特開平5−124761号公報
「フィルムのシワ発生を防ぐ、新しいローラ素材」(石田 俊道、マテリアルステージ Vol.10、No.10 2011)
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、シワ・シフト及びエア膜の発生の防止効果をより向上させたゴムロール及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明のゴムロールは、シートやフィルムなどのウェブを表面で支持して搬送するゴムロールであって、 円筒状のゴムロール本体を有し、 該ゴムロール本体の外周面に連続して配列された、該ゴムロール本体の長手方向中央に対して互いに逆向きの螺旋状の溝に、前記ゴムロール本体の硬度よりも低い硬度の材料が、該ゴムロール本体の表面と同一面となるように充填されており、 前記ゴムロール表面の長手方向中央部において、前記逆向きの螺旋状の溝の間には、所定の間隔が開けられていることを特徴とする。
一般に、ゴム硬度が低いほど摩擦係数が高いので、螺旋状の溝に充填された材料の方(充填部という)が、ゴムロール本体の部分よりも摩擦係数が高くなり、ウェブとのグリップ力が高くなる。ロールが回転すると、充填部が見掛け上外方向へ移動し、同部にグリップされたウェブが左右方向へシフトされ、その結果、シワの発生が抑えられる。さらに、ロールの幅方向中央部において左右の充填部間に所定の間隔が開けられているので、中央部ではウェブのグリップ力が弱く、螺旋方向へ摩擦移動しやすくなり、そのため、ウェブが左右方向へシフトされ、シワの発生が抑制されると考えられる。
また、ロールの表面とウェブとの間にかみこまれたエアは、ウェブのグリップ力が比較的小さい、ロール本体の表面部を通って逃げるので、エア膜の発生も抑えられる。
本発明においては、 前記逆向きの螺旋状部がなす角度が60°〜120°であることが好ましい。
角度を小さくした場合、ロール本体の表面部のロールの周方向(ロール回転方向)に対する角度が小さくなるので、ロールの回転がエアをよりスムーズに逃がすようになり、ロール本体の表面部のエア抜き作用が高まると予測される。角度を大きくした場合は、ロール回転時にエア抜き作用が少なくなり、ウェブに対する影響が弱くなると予想され、ウェブに対する作用が高くなると予測される。角度は90°程度が好ましいが、前述の角度によるウェブの搬送特性を考慮に入れて、搬送されるウェブの材質や搬送速度等に応じて決定する。
本発明においては、 前記ゴムロール本体の硬度と前記螺旋状溝に充填される材料の硬度の差が10°〜40°であることが好ましい。
硬度の差が小さいと、グリップ力の差が小さくなり、拡幅作用が生じにくい。一方、差が大きいと、グリップ力の差が大きくなりすぎてウェブの走行に影響が出る場合がある。これらのことを考慮すると、硬度の差は10°〜40°、好ましくは15°〜25°である。
本発明においては、 前記逆向きの螺旋状の溝間の間隔は、ゴムロール本体の大きさにかかわらず、5mm〜20mm程度であることが好ましく、5mm〜15mm程度であることが更に好ましく、5mm〜10mm程度であることが更に好ましい。また、上記溝間の間隔は、5mm〜12mm程度、8mm〜15mm程度であってもよい。
間隔が広すぎると、グリップ力の差によるシワ抑制効果が発揮されず、逆に間隔が狭すぎると、中央の変曲点部分に力が集中していまい、シワが発生してしまう。したがって、間隔は5mm〜20mm程度であることが好ましく、5mm〜15mm程度であることが更に好ましく、5mm〜10mm程度であることが更に好ましい。
本発明のゴムロールの製造方法は、 シートやフィルムなどのウェブをその表面で支持して搬送するゴムロールの製造方法であって、 ゴムロール本体を準備し、 該ゴムロール本体の外周面に、該ゴムロール本体の長手方向中央に対して互いに逆向きの螺旋状の複数の溝を、該ゴムロール本体の長手方向中央に所定の間隔を開けて形成し、 該溝に、前記ゴムロール本体の硬度より低い硬度の材料を充填し、 その後、加硫、研磨等の後処理を行うことを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ロール表面に、摩擦係数の異なる螺旋状の部分を、長手方向中央に対して逆向きに形成したので、摩擦係数の高い部分がウェブをグリップして左右方向へ引っ張る作用をし、摩擦係数の低い部分はエア抜きとして作用する。また、ロールの長手方向における中央部に摩擦係数の低い箇所を設けて、同箇所でウェブのグリップ力を低くしたので、ウェブの中央部分が左右に引っ張られやすくなり、拡幅作用を受けやすくなる。したがって、シワやエア膜を防止できるゴムロールを提供できる。
本発明の実施の形態に係るゴムロールの構造を示す平面図であり、図1(A)は全体を示す図、図1(B)は長手方向の中央部分を拡大して示す図である。 本発明の実施の形態に係るゴムロールの製造工程の一例を示すフローチャートである。 ウェブ巻取りラインの一例を模式的に示す図である。 従来のゴムロールの構造の一例を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るゴムロールの構造を示す平面図である。
ゴムロール1は、ロール本体10と、ロール本体10を支持する軸3と、ロール本体10と軸3間に介されるスリーブ5とを有する。
ロール本体10は円筒状であり、中央に貫通孔が開けられている。この貫通孔に、スリーブ5を介して軸3が挿通される。ロール本体10の外周面には、長手方向中央に対して、左右両側に、互いに逆向きの螺旋状に配列された複数の溝11L、11Rが形成されている。溝11の断面形状はこの例では方形である。以下、ロール本体10の長手方向中央に対して、図の左側の溝を左螺旋状溝11L、右側の溝を右螺旋状溝11Rという。左右の螺旋状溝の各々は、ロール本体10の表面において各々平行であり、左右の螺旋状溝11L、11Rは、長手方向中央に対して対称に配列されている。図1(B)に示すように、左螺旋状溝11Lの各々と右螺旋状溝11Rの各々とがなす角度θは、この例では90°である。ロール本体10の長手方向中央において、左螺旋状溝11Lの端部と右螺旋状溝11Rの端部との間には、所定の間隔Lが開いている。
寸法例を説明する。ロール本体10の長さが1000mmの場合(これは例示であって、本発明のゴムロールの長さは、この大きさに限定されるものではない)、径が100mmの場合、各溝11の幅Wは10mm、各溝の深さは3mm、溝間のピッチPは約20mmである。また、ロール本体10の長手方向中央における左螺旋状溝11Lの端部と右螺旋状溝11Rの端部との間隔Lは5〜20mmである。
ロール本体10は、例えば、ゴム硬度が、60〜90°程度のゴム、好ましくは硬度が65〜75°程度のゴム、通常は、ゴム硬度が70°程度のゴム、例えば、NBR系ゴム(ニトリルゴム)、シリコーン系ゴム、EPDM系ゴム、ウレタン系ゴム等で作製される。なお、本明細書において、ゴム硬度は、JIS K6253のタイプAデュロメータ(A型)により測定した値を意味する。
ロール本体10の各溝11には、ゴム硬度が、ロール本体10の材料のゴム硬度よりも低い材料のゴム13が充填されている。充填されたゴム13(充填部ともいう)の表面と、ロール本体10の表面とは同一面であり、ロールの表面は全体として平坦な面となっている。充填されるゴムのゴム硬度は、ロール本体10のゴム硬度(この例では70°)よりも15〜40°程度低いことが好ましく、15〜25°程度低いことが更に好ましく、通常は20°程度低い。このようなゴムとしては、例えば、NBR系ゴム、シリコーン系ゴム、EPDM系ゴム、ウレタン系ゴム等を使用できる。
このゴムロール1の作用を説明する。
ゴムロール本体10の溝11に充填されたゴム13は、ロール本体10よりもゴム硬度が低い。一般に、ゴム硬度が低いほど摩擦係数が高いので、ロール表面においてゴムロール本体10の表面部と充填部13では摩擦係数に差が生じる。つまり、ゴム硬度の低い充填部13の方が摩擦係数が高くなってウェブのグリップ力が高くなる。ゴムロール1がウェブの搬送に伴って図1の矢印方向に回転すると、左右の螺旋状溝11に充填されたゴム13は、見掛け上、ロール本体10の中央から外方向に移動する。したがって、ロール本体10の表面を搬送されるウェブは、主に充填部13にグリップされてロールの中央から左右方向に拡幅する作用を受け、これによりシワの発生が抑えられる。ただし、ロール本体10自体もある程度のグリップ力を有するので、ウェブのシフト等を起こすことなくウェブを安定にグリップする。
また、ロール本体10の中央部において、左右の螺旋状溝11L、11R間に隙間Lが開けられて同本体10の表面が露出しているため、中央部ではウェブのグリップ力が比較的弱くなっている。つまり、中央部のウェブは比較的自由な状態であり、左右方向へ引っ張られやすくなっているので、拡幅作用を受けやすくなる。
また、前述の螺旋溝付きロール(図4参照)の場合、溝がウェブとロール表面間のエア抜きとして作用していたが、本発明の搬送用ロール1においては、エアは、ウェブのグリップ力が比較的小さい、ロール本体10の表面を通って逃げるので、エア膜の発生も抑えられる。
以上説明したように、ウェブのシワやエア膜の発生を抑制でき、安定にウェブを搬送することができるので、スリップシフトが解消し、摩擦熱による劣化や静電気の発生も抑えられる。本発明のゴムロールに導電性を有する材料(例えば白色導電性ゴムロール(ホワイトエレコン・明和ゴム工業(株)製、ソフターエレコン:明和ゴム工業(株)製を使用すると、さらに静電気の発生を抑えることができる。
なお、ロール本体10と充填部13のゴム硬度の差は15°〜40°、特には、15〜25°であり、20°程度が最も好ましい。差が小さいと、グリップ力の差が小さくなり、拡幅作用が生じにくい。一方、差が大きいと、グリップ力の差が大きすぎてウェブの走行に影響が出る場合がある。
さらには、ロール全体の表面は平坦であるので、ゴミやダストの付着、溝の跡のウェブへの転写や、溝の角でウェブが傷付くことが起こりにくい。
また、左側の充填部13Lと右側の充填部13Rとがなす角度はこの例では90°であるが、60°〜120°の範囲で変更可能である。
左右の溝11L、11R間の間隔Lは、この例では5〜10mmであるが、上述したように、この間隔Lは、5mm〜20mm程度であることが好ましく、5mm〜15mm程度であることが更に好ましく5mm〜10mm程度であることが更に好ましい。また、上記溝間の間隔は、5mm〜12mm程度、8mm〜15mm程度であってもよい。
使用中にグリップ力が低下した場合は、ロール全体の表面を再研磨することにより、グリップ力を回復できる。
このゴムロールは、搬送用ゴムロールとして使用することができる他、例えば、ニップロール、巻取りタッチロール、ニアロール等に使用することもできる。
なお、ロール本体や充填部の硬度の選定や溝の形状や寸法などは、搬送されるウェブの種類(材質、厚さなど)やラインの搬送速度等によって適宜決定される。
次に、図2を参照してゴムロールの製造方法の一例を説明する。
まず、S1で、硬度が70°程度の材料で作製されたゴムロール本体を準備する。ゴムロール本体の材料としては、NBR系ゴムやシリコーン系ゴム、EPDM系ゴム、ウレタン系ゴム等を使用できる。次に、S2で、このゴムロール本体の表面に、該ゴムロールの長手方向中央に対して互いに逆向きの螺旋状に配列された複数の溝を形成する。左右の溝のなす角度や、溝の幅やピッチは前述の通りとすることができる。
次に、S4で接着剤を塗布した各溝に、硬度が50°程度のゴムを充填する。このようなゴムとしては、NBR系ゴム、シリコーン系ゴム、EPDM系ゴム、ウレタン系ゴム等を使用できる。これを加硫(S5)後、最後に、S6で表面を研磨して、ロール表面を平坦にする。
本発明のゴムロールは、前述の方法によって製造することができるが、その他の製造方法を用いてもよい。そのような他の製造方法としては、当該技術分野において周知の方法があげられる。
実施例
図1に示すゴムロールを以下のようにして作製した。
まず、S1で、硬度が70°の材料で作製されたゴムロール本体を準備した(直径100mm、長さ1000mm)。ゴムロール本体としては、明和ゴム工業(株)製、ホワイトエレコン70で製造されたものを用いた。次いで、このゴムロール本体の表面に、該ゴムロールの長手方向中央に対して互いに逆向きの螺旋状に配列された複数の溝を形成した。左右の溝のなす角度は90°とし、溝と溝との間隔は5mmとした。
次いで、上記のようにして得られた、ゴムロールの溝に接着剤を塗布し、各溝に、硬度が50°のゴムを充填する。用いたゴムは、明和ゴム工業(株)製、ソフターエレコン50である。これを、加硫釜を用いて加硫し、円筒研磨機により表面を研磨して、ロール表面を平坦にし、本発明のゴムロールを得た 得られたゴムロールを、図3に示すような巻き取りラインのロール40として用い、ウェブ(ポリエチレンテレフタレート製の、厚み40μm、幅800mmのシート)を巻き取り、シワが発生しないかどうかの試験を行った。巻き取り速度は200m/分とし、上記ウェブを巻き取り、得られたウェブのシワの有無を調べたところ、ウェブにシワは全く認められなかった。
1 ゴムロール 3 軸
5 スリーブ
10 ゴムロール本体 11 溝
13 ゴム(充填部)

Claims (5)

  1. シートやフィルムなどのウェブを表面で支持して搬送するゴムロールであって、
    円筒状のゴムロール本体を有し、
    該ゴムロール本体の外周面に連続して配列された、該ゴムロール本体の長手方向中央に対して互いに逆向きの螺旋状の溝に、前記ゴムロール本体の硬度よりも小さい硬度の材料が、該ゴムロール本体の表面と同一面となるように充填されており、
    前記ゴムロール表面の長手方向中央部において、前記逆向きの螺旋状の溝の間には、所定の間隔が開けられていることを特徴とするゴムロール。
  2. 前記逆向きの螺旋状部がなす角度が60°〜120°である、請求項1に記載のゴムロール。
  3. 前記ゴムロール本体の硬度と前記螺旋状溝に充填される材料の硬度の差が15°〜40°である、請求項1又は2に記載のゴムロール。
  4. 前記逆向きの螺旋状の溝間の間隔は、5〜20mmである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のゴムロール。
  5. シートやフィルムなどのウェブをその表面で支持して搬送するゴムロールの製造方法であって、
    ゴムロール本体を準備し、
    該ゴムロール本体の外周面に、該ゴムロール本体の長手方向中央に対して互いに逆向きの螺旋状の複数の溝を、該ゴムロール本体の長手方向中央に所定の間隔を開けて形成し、
    該溝に、前記ゴムロール本体の硬度より低い硬度の材料を充填し、
    その後、加硫、研磨等の後処理を行うことを特徴とするゴムロールの製造方法。
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