JP2014108377A - 水処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】溶解物質の濃度を所望の値となるようにコントロールすることのできる水処理装置を得る。
【解決手段】水処理装置1は、セパレータ27によって離間配置された一対の陽極26および陰極25を少なくとも含む複数の電極を有する電解槽2を備え、電極25,26間に電位を印加することで電解槽2内に通水される水を改質するようにしている。また、水処理装置1は、電極間に印加する印加電位値を制御する制御部6を備えており、当該制御部6は、印加電位値をコントロールすることで電流値を制御しており、予め所定の電圧を印加した場合の電流値を計測することで、所望の改質を行うために印加する電位もしくは電流を予測するようにしている。
【選択図】図1
【解決手段】水処理装置1は、セパレータ27によって離間配置された一対の陽極26および陰極25を少なくとも含む複数の電極を有する電解槽2を備え、電極25,26間に電位を印加することで電解槽2内に通水される水を改質するようにしている。また、水処理装置1は、電極間に印加する印加電位値を制御する制御部6を備えており、当該制御部6は、印加電位値をコントロールすることで電流値を制御しており、予め所定の電圧を印加した場合の電流値を計測することで、所望の改質を行うために印加する電位もしくは電流を予測するようにしている。
【選択図】図1
Description
本発明は、水処理装置に関する。
従来、水処理装置として、電気二重層を形成できる電極を有する電解槽に被処理水を流入させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、電気二重層を形成できる電極に電圧を印加することで、被処理水と電極界面において水中のイオンなどの溶解成分を整列、付着させて、被処理水中の溶解成分を減少させるようにしている。
しかしながら、上記特許文献1では、被処理水中の溶解成分の除去については記載されているが、所望の溶解量を達成させるためのコントロール技術等については、何ら規定されていない。
そこで、本発明は、溶解物質の濃度を所望の値となるようにコントロールすることのできる水処理装置を得ることを目的とする。
本発明の第1の特徴は、セパレータによって離間配置された一対の陽極および陰極を少なくとも含む複数の電極を有する電解槽を備え、前記電極間に電位を印加することで電解槽内に通水される水を改質する水処理装置であって、前記電極間に印加する印加電位値を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記印加電位値をコントロールすることで電流値を制御しており、予め所定の電圧を印加した場合の電流値を計測することで、所望の改質を行うために印加する電位もしくは電流を予測することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、前記制御部は、改質の前後のうち少なくとも改質後の水質を測定することで、印加する電位もしくは電流を制御することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、前記制御部は、複数の前記電極を用いて各電極に印加する電位を制御することで、電極表面に付着する付着物の付着量を変化させることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、前記制御部は、前記電極への付着物の付着量を減少させることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、前記制御部は、前記電極への付着物の付着量を増加させることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、前記制御部は、予め所望の成分が溶解した水を前記電解部に通水し、複数の前記電極を用いて各電極に印加する電位を制御することで、電極表面に付着する付着物の付着量を増加させることを要旨とする。
本発明によれば、溶解物質の濃度を所望の値となるようにコントロールすることのできる水処理装置を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の複数の実施形態およびその変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
本実施形態にかかる水処理装置1は、電解槽2と浄化部3と貯水タンク8および各種配管をケース1a内に収納することで構成されている。
本実施形態にかかる水処理装置1は、電解槽2と浄化部3と貯水タンク8および各種配管をケース1a内に収納することで構成されている。
そして、電解槽2には、原水導入管(原水供給経路)11を介して水道水や井戸水などの飲用に適した原水が導入される。
この原水導入管11は、原水供給部としての蛇口4に取り付けられた水切替器5に接続されている。そして、本実施形態では、水切替器5のレバー5aを操作することにより、蛇口4から流出する原水としての水道水を水処理装置1内に取り込み、原水を処理するようになっている。なお、水処理装置1が処理する原水は、水道水に限られるものではなく、例えば井戸水や溜め水などであってもよい。
本実施形態では、蛇口4から原水導入管11に取り込まれた原水は、まずは浄化部3に流入するようにしている。
浄化部3は、前段(上流側)に活性炭収納部3aを配置し、後段(下流側)に中空糸膜収納部3bを配置した浄水カートリッジが用いられている。そして、活性炭収納部3aでは原水中に含まれる残留塩素やトリハロメタンなどを除去する処理が行われ、中空糸膜収納部3bでは活性炭収納部3aで捕捉しきれない微細な固形不純物の除去や、活性炭収納部3aから漏出した活性炭粒子を除去する処理が行われる。
そして、浄化部3を通過して濾過された水は、中空糸膜収納部3bの下流側に接続された第1の配水管12に流出し、第1の配水管12の下流側に接続された電解槽2に導入される。
電解槽2は、ハウジング2aを備えており、当該ハウジング2a内には、セパレータとなる隔膜27と、隔膜27を挟んで対向配置される少なくとも一対の陽極板(陽極:電極)25および陰極板(陰極:電極)26とで形成された電解部2bが収容されている。本実施形態では、電解部2bは、図2に示すように、板状のセパレータ27の一方の面側(図2の左側)に板状の陽極板25を設け、セパレータ27の他方の面側(図2の右側)に板状の陰極板26を設けることで、略板状に形成されている。なお、図1では、便宜上ハウジング2aと電解部2bとの間に隙間が形成されたものを示しているが、実際には、隙間は設けられておらず、吸入口20に導入された水は、電解部2bを通過した後に吐出口21から流出するようになっている。後述する図4〜図7も同様である。
本実施形態では、陽極板25および陰極板26として活性炭電極を用いており、隔膜27としてポリエステル製でクロスメッシュ状に形成された薄膜を用いている。そして、電解部2bは全体として、高さ14cm、幅10cm、厚さ0.1mmの薄板状に形成されている。なお、電解部2bの上記サイズや形状は一例に過ぎず、他のサイズや形状とすることも可能である。また、図1では、1つの隔膜27と一対の陽極板25および陰極板26のみを図示しているが、隔膜27を複数設け、陽極板25、隔膜27、陰極板26、隔膜27、陽極板25・・・となるように配置してもよい。
そして、電解槽2の吸入口20に導入された水は、陽極板25と陰極板26との間に形成された流路を通過して吐出口21から流出するようになっている。このとき、陽極板25および陰極板26には電気コード30、31が接続されており、この電気コード30、31は制御部6に電気的に接続されている。また、この制御部6には図示せぬ電源供給部から電気が供給されるようになっている。そして、制御部6から陽極板25に正電位が印加され、陰極板26に負電位が印加されることで、水(被処理水)と電極界面において水中のイオンなどの溶解成分を整列、付着させる。これにより、電解槽2に導入された水に含まれる溶解成分が両電極板25、26の電極界面に付着して除去される。すなわち、本実施形態では、陽極板25と陰極板26との間(電極間)に電位を印加することで電解部2b内に通水される水を改質するようにしている。
なお、陽極板25側に付着する溶解成分としては、例えば、塩化物イオン、硫酸イオン、硝酸イオン、亜硝酸イオンのようなアニオン成分、親水基としてカルボン酸、スルホン酸構造を持つアニオン系の界面活性剤などがある。また、陰極板26側に付着する溶解成分としては、例えば、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、金属イオンなどのカチオン成分、親水基としてアミン塩と第4級アンモニウム塩構造を持つアニオン系の界面活性剤などがある。
このように、電気分解によって溶解成分が除去された水(改質された水)は、電解槽2の吐出口21から第2の配水管13に流出し、三方弁7、第3の配水管14を通過して貯水タンク8に貯留されるようになっている。
そして、貯水タンク8に貯留された水は、第4の配水管16、吐水ポンプ9、第5の配水管17を通過し、ケース1aの外部に引き出された吐水管10の吐出口10aから取り出される。
また、貯水タンク8の上流側に配置された三方弁7には、第2の配水管13と第3の配水管14とに加えて排水管15が接続されている。
排水管15は、電解槽2のメンテナンス時に使用されるものである。電解槽2の陽極板25および陰極板26は、溶解成分が付着し続けると次第に飽和状態に達し、溶解成分が除去されなくなる。このような場合、例えば陽極板25と陰極板26とに印加されていた電位を切断し、その切断した状態で電解槽2内に通水させる。これにより、通水された水が陽極板25と陰極板26とに付着した溶解成分を取り込んで第2の配水管13に流出し、三方弁7を切り替えることで排水管15を通過させて排水口18から水処理装置1の系外に排出させることができる。
ここで、本実施形態では、制御部6によって、溶解物質の濃度を所望の値となるようにコントロールできるようにした。
具体的には、制御部6によって陽極板25と陰極板26との間(電極間)に印加する印加電位値を制御するようにした。
ところで、陽極板25および陰極板26に印加される電位は、通常では、図3(a)の電位−時間プロット(a)で表されるように、電位がほぼ一定となるように印加される。この場合、印加初期においては、電極表面が清浄であるためイオンなどの溶解物質が十分に吸着され、図3(b)の除去率−時間プロット(a)で表されるように除去率が高くなっている。しかしながら、経時後には、電極表面が吸着物質で覆われるため、除去率は徐々に低下してしまう。
そこで、本実施形態では、印加する電圧を一定にするのではなく、図3(a)の電位−時間プロット(b)で表されるように、初期に低電位とし、経時によって電位を上昇させるようにした。こうすれば、図3(b)の除去率−時間プロット(b)で表されるように、印加初期の除去率はさほど高くはないが、経時後には、印加初期よりも高電位となるように電位を上昇させているため、除去率が下がってしまうのが抑制される。そのため、図3(b)の除去率−時間プロット(b)で表されるように、所定の経過時間までは、除去率をほぼ一定となるようにすることができる。ただし、図3(b)の除去率−時間プロット(b)で表されるように、所定時間以上経過した場合には、溶解物質を除去することがほとんどできなくなるため、除去率は下がってくる。
このように、制御部6によって陽極板25と陰極板26との間(電極間)に印加する印加電位値を制御することで、所望の濃度の水質となるように印加する電位値を制御することができるようになる。その結果、溶解成分の量と種類を自由にコントロールすることが可能となり、使用期間を通して一定の水質を得ることが可能となる。
さらに、本実施形態では、制御部6は、印加電位値をコントロールすることで電流値を制御するようにしている。すなわち、電位を印加してコントロールする際に、流れる電流値に基づいて印加する電位をコントロールするようにしている。
ところで、印加する電位をコントロールする際には、処理される水の水質の違いが大きく影響する。そして、上述したように、使用時間を経るにしたがい印加電位を上昇させるようにすることで、溶解成分が電極に付着して除去率が下がってしまう事を補う制御だけでは、処理される水の水質の違いに対応し難いものである。
すなわち、イオンなどの溶解物質の濃度が高い場合には、予測された使用時間よりも早い段階で電極表面が吸着された物質であふれてしまう場合があり、このような場合には、予め定められた時間の経過後に電位を上昇させるというコントロールスキームはあまり役に立たない。
一方、イオンなどの溶解物質の濃度が低い場合には、予測された使用時間を過ぎても電極表面に吸着する余裕があるが、かかる場合であっても、予め定められた時間の経過後には、印加電位が上昇してしまい、除去率が上昇し水質が変化してしまう。
このように、イオンなどの溶解物質の濃度が高い場合であっても、低い場合であっても、使用時間を経るにしたがい印加電位を上昇させるようにするだけでは、使用期間を通して一定の水質をより確実に得ることができない。
そこで、本実施形態では、電位を印加した場合に流れる電流が所定の値となるように印加電位を制御部6によってコントロールできるようにした。なお、除去される溶解物質の量は電極に流れる電流に比例するため、電極に流れる電流値がほぼ一定となるように印加電位を制御するようにすれば、電解部2bによる被処理水の改質度合いを所望の値とすることができる。このように、電極に流れる電流値がほぼ一定となるように印加電位を制御することで、被処理水の水質差によらず、電解部2bによる被処理水の改質度合いを所望の値とすることが可能となる。その結果、吐水される水質をより安定させることができるようになる。
さらに、本実施形態では、制御部6は、予め所定の電圧を印加した場合の電流値を計測することで、所望の改質を行うために印加する電位もしくは電流を予測するようにしている。
すなわち、予め所定の電圧を印加した場合の電流値を計測することにより、除去または濃縮する量、溶解成分の種類をコントロールするための電流または電位を予測するようにしている。なお、電流または電位を予測するとは、予め検量線を作成しておき、当該検量線との対比から電流または電位を予測することを意味するものである。
具体的には、予め1種類以上の電位を印加し、その時に流れる電流を計測し、この時の除去量を単位除去率、電流値を単位電流値とする。そして、使用者が単位除去率より増大した除去率での水処理を求める場合や単位除去率より減少した除去率での水処理を求める場合に、所望の除去率と単位除去率との比を元にコントロールする電流値と単位電流値の比が一定になるように電位をコントロールする。
そして、水処理装置1の使用時に、所望の除去率を選択した場合には、単位除去率として記憶されている除去率(予め印加した電位での電流値における除去率)から、選択された所望の除去率となるように電流と電位を計算する。そして、計算された電流や電位となるように印加する電位を制御することで、使用者が所望する除去率を達成できるようにしている。
例えば、除去率が単位除去率の半分となるようにするためには、流れる電流が単位電流値の半分となるように電位をコントロールするようにすればよい。
以上説明したように、本実施形態では、水処理装置1は、陽極板25と陰極板26との間(電極間)に印加する印加電位値を制御する制御部6を備えている。そして、制御部6は、印加電位値をコントロールすることで電流値を制御しており、予め所定の電圧を印加した場合の電流値を計測することで、所望の改質を行うために印加する電位もしくは電流を予測するようにしている。
このように、陽極板25および陰極板26(電極)に印加する電位をコントロールすることで、電解槽2内の電極間を流れる間に電極界面に誘引されるイオンなどの溶解物質の量を制御することができる。すなわち、電解槽2内で流水中から除去される溶解物質の量を制御することが可能となり、電解槽2から吐水される水に含まれる溶解物質の量をコントロールできるようになる。
したがって、本実施形態によれば、溶解物質の濃度を所望の値となるようにコントロールすることのできる水処理装置1を得ることができる。
なお、上記実施形態では、電極間に電位を印加することで電極間、及び電極またはセパレータの表面及び内部を通水する水に含まれる溶解成分を水中から電極表面まで誘引させ、荷電した電極表面または近辺に配位または付着させることで、水に含まれる溶解成分を除去(水を改質)するようにしたものを例示している。しかしながら、水に含まれる溶解成分を配位または付着させたのちに被処理水を通水させ、電位を短絡、または切断、あるいは逆の電位を印加することによって被処理水中に放出して濃縮(水を改質)させるようにすることも可能である。
なお、経時によって電位を上昇させる制御、電位を印加した場合に流れる電流が所定の値となるように印加電位を印加する制御、および、予め所定の電圧を印加した場合の電流値を計測することで、所望の改質を行うために印加する電位もしくは電流を予測する制御は、それぞれ別個独立して行うことができる構成としてもよい。
(第2実施形態)
本実施形態にかかる水処理装置1Aは、基本的に上記第1実施形態と同様の構成をしている。
本実施形態にかかる水処理装置1Aは、基本的に上記第1実施形態と同様の構成をしている。
すなわち、本実施形態にあっても、水処理装置1Aは、電解槽2と浄化部3と貯水タンク8および各種配管をケース1a内に収納することで構成されている。
そして、制御部6によって、溶解物質の濃度を所望の値となるようにコントロールできるようにしている。
ここで、本実施形態にかかる水処理装置1Aが、上記第1実施形態の水処理装置1と主に異なっている点は、処理前後(電解槽2にて改質される前後)の水質を測定することで、印加する電位もしくは電流を制御する点にある。
具体的には、図4に示すように、電解槽2の吸入口20の前段(上流側)および吐出口21の後段(下流側)にそれぞれ導電率計40、41を設けている。そして、電解槽2に流入する水は導電率計40にてその水質が測定される。そして、このときに測定された水質を電解処理前の水質特性とする。また、電解槽2の吐出口21の後段(下流側)の導電率計41によって電解処理後の水質を測定するようにしている。そして、このときに測定された水質を電解処理後の水質特性とする。
そして、電解処理前と電解処理後の水質特性を比較し、例えば、導電率の低下分を被処理水の導電率の百分率で表現した値を除去率とし、除去率が使用者の所望する値となるように、すなわち、処理後の水の導電率が一定となるように、印加する電位の値をコントロールする。
例えば、使用時に所望する除去率を選択した場合には、まず、電解処理前の導電率と所望除去率で演算を行い、適切な導電率を導き出し、処理後である電解槽2から流出された後の導電率が選択した値となるように電流と電位を制御する。その後、電解処理前と電解処理後の水質特性を比較し、除去率が使用者の所望する値となるように、すなわち、処理後の水の導電率が一定となるように、印加する電位の値をコントロールする。
このように、処理前後の水質を測定して比較することにより、水処理効率を常時モニタリングすることができるようになる。そして、電圧、電流をフィードバック制御することにより、改質する度合い(除去または濃縮する量や、溶解成分の量と種類)をコントロールできるようになる。
なお、本実施形態では、電解槽2の吸入口20の前と吐出口21の後に設ける水質測定器として導電率計を例示した。しかしながら、導電率計に限らず、TDS計、pH計のような電流・電位測定機器、また、導電性電極を用いたアルカリイオン水、酸性水、水素水、オゾン水生成装置など機能水生成用電解槽を活用した水質測定機器などを用いることも可能である。
また、本実施形態では、吸入口20より上流側の水質と吐出口21より下流側の水質を測定するようにしたものを例示している。しかしながら、例えば、被処理水の水質が一定である場合等には、吐出口21より下流側のみに水質測定器を設けるようにしてもよい。この場合、電解処理しない場合の水質を吐出口21よりも下流側で測定することで、電解処理前の水質測定値の代替値とし、実際に電解処理を行う際には、電解処理後の水質測定値のみを印加電位によりコントロールする。こうすることでも、溶解成分の除去率がほぼ一定となるようにコントロールすることができる。
以上の本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
また、本実施形態によれば、処理前後の水質を測定して比較することにより、水処理効率を常時モニタリングすることができるようにしている。そのため、電圧、電流をフィードバック制御することができるようになり、改質する度合い(除去または濃縮する量や、溶解成分の量と種類)をより確実にコントロールできるようになる。
(第3実施形態)
本実施形態にかかる水処理装置1Bは、基本的に上記第1実施形態と同様の構成をしている。
本実施形態にかかる水処理装置1Bは、基本的に上記第1実施形態と同様の構成をしている。
すなわち、本実施形態にあっても、水処理装置1Bは、電解槽2と浄化部3と貯水タンク8および各種配管をケース1a内に収納することで構成されている。
そして、制御部6によって、溶解物質の濃度を所望の値となるようにコントロールできるようにしている。
ここで、本実施形態にかかる水処理装置1Bが、上記第1実施形態の水処理装置1と主に異なっている点は、複数の電極を用いて、水処理前に予め電極に印加する電位を制御し、電極表面の付着量を減少させる(変化させる)ようにした点にある。
具体的には、図5に示すように、電解槽2内に陽・陰極板25,26以外に第三の電極42を設けている。
そして、水処理を行う前や水処理した後、または、水処理の途中において、第三の電極42と陽極板25、または第三の電極42と陰極板26、または第三の電極42と陽・陰極板25,26の双方に電位を印加することができるようにしている。
このとき印加する電位は、陽極板25がゼロ電位または陰電位となるようにし、陰極板26がゼロ電位または陽電位となるようにする。すなわち、水処理時に印加される電位とは異なり、それぞれ、ゼロまたは反対の電位となるように電位を印加する。
このように、電位を印加することで、例えば、ゼロ電位が印加された場合には、水と電極表面の電位差がなくなってイオンなどの溶解物質が電極表面に引き付けられないため電極に付着している物質が電極表面から外れやすくなる。また、各々反対の電位を印加した場合には、水と電極表面の電位差が水処理時の電位と反対になり、既に電極表面に付着しているイオンが電極の電位と反発を起こすため、より剥がれやすくなる。
このように、各電極に印加する電位を適宜制御することで、電極表面に付着している付着物質の付着量を減少させることができる。
なお、水処理を行う前や水処理した後、または水処理の途中において、電極に水処理時の電位とは異なる電位、すなわち、ゼロまたは反対の電位を印加するようにした場合、三方弁7を切り替えることで排水管15を通過させて排水口18から水処理装置1の系外に排出させるようにするのが好ましい。
以上の本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
また、本実施形態によれば、複数の電極25,26,42を用いて、水処理前に予め電極に印加する電位を制御し、電極表面の付着量を減少させるようにしている。すなわち、電極表面の付着物を除去することができるようにしている。このように、電極表面の付着物を除去することで、通常の水処理時に、電極表面でイオンなどの溶解物質をより効率的に吸着させて除去することが可能となる。
なお、本実施形態では、第三の電極42を設けたものを例示したが、第三の電極42を設けず、陽陰極板25,26を活用して各々に反対側の電位を印加させるようにすることで、電極表面の付着量を減少させるようにしてもよい。
(第4実施形態)
本実施形態にかかる水処理装置1Cは、基本的に上記第1実施形態と同様の構成をしている。
本実施形態にかかる水処理装置1Cは、基本的に上記第1実施形態と同様の構成をしている。
すなわち、本実施形態にあっても、水処理装置1Cは、電解槽2と浄化部3と貯水タンク8および各種配管をケース1a内に収納することで構成されている。
そして、制御部6によって、溶解物質の濃度を所望の値となるようにコントロールできるようにしている。
ここで、本実施形態にかかる水処理装置1Cが、上記第1実施形態の水処理装置1と主に異なっている点は、複数の電極を用いて、水処理前に予め電極に印加する電位を制御し、電極表面の付着量を増加させる(変化させる)ようにした点にある。
具体的には、図6に示すように、電解槽2内に陽・陰極板25,26以外に第三の電極42を設けている。
そして、水処理した後や水処理と水処理の間において、第三の電極42と陽極板25、または第三の電極42と陰極板26、または第三の電極42と陽・陰極板25,26の双方に電位を印加することができるようにしている。
このとき、陽極板25が陽電位、陰極板26が陰電位となるように電位を印加すると、例えば、陽電位が印加された陽極板25には、陰イオンなどの溶解物質が陽極板25表面に引き付けられて付着する。また、陰電位が印加された陰極板26には陽イオンなどの溶解物質が陰極板26表面に引き付けられて付着する。このように、陽極板25が陽電位、陰極板26が陰電位となるように電位を印加することで、水処理前に電極表面にイオンなどの溶解物質を付着させることができるようになる。
ここで、本実施形態にかかる水処理装置1Cの作用を説明する。
まず、水処理の後、または水処理と水処理の間に、蛇口4に取り付けられた水切替器5のレバー5aを操作することで、蛇口4から流出する原水としての水道水を水処理装置1内に取り込む。このとき、水道水は原水導入管11を通って水処理装置1C内に導入される。そして、水処理装置1C内に導入された原水が浄化部3に流入する。そして、活性炭収納部3aで原水中に含まれる残留塩素やトリハロメタンなどを除去する処理が行われ、中空糸膜収納部3bで活性炭収納部3aで捕捉しきれない微細な固形不純物の除去や、活性炭収納部3aから漏出した活性炭粒子を除去する処理が行われる。
その後、浄化部3を通過して濾過された水は、中空糸膜収納部3bの下流側に接続された第1の配水管12に流出し、第1の配水管12の下流側に接続された電解槽2に導入される。
このとき、第三の電極42と陽極板25、または第三の電極42と陰極板26、または第三の電極42と陽・陰極板25,26の双方に電位を印加する。具体的には、陽極板25が陽電位に、陰極板26が陰電位となるように電位を印加する。
ここで、陽極板25が陽電位、陰極板26が陰電位となるように電位を印加すると、陽電位が印加された陽極板25には、陰イオンなどの溶解物質が陽極板25表面に引き付けられて付着する。また、陰電位が印加された陰極板26には陽イオンなどの溶解物質が陰極板26表面に引き付けられて付着する。
そして、電解槽2の吐出口21から吐出された水は、第2の配水管13に流出し、三方弁7により切り替えられて、排水管15を通過させて排水口18から水処理装置1の系外に排出される(図6の実線矢印参照)。
一方、通常の水処理時には、第三の電極42と陽極板25、または第三の電極42と陰極板25、または陽・陰極板25,26の双方に電位を印加する。具体的には、陽極板25がゼロ電位または陰電位となるようにし、陰極板26がゼロ電位または陽電位となるように電位を印加する。このように、電位を印加することで、例えば、ゼロ電位が印加された場合には、水と電極表面の電位差がなくなってイオンなどの溶解物質が電極表面に引き付けられないため電極に付着している物質が電極表面から外れやすくなる。また、各々反対の電位を印加した場合には、水と電極表面の電位差が水処理時の電位と反対になり、既に電極表面に付着しているイオンが電極の電位と反発を起こすため、より剥がれやすくなる。
こうして、被処理水中に、電極表面に付着させたイオンなどの溶解物質が放出されることとなり、被処理水中のイオンなどの溶解物質の濃度が濃縮される。
そして、電解槽2の吐出口21から吐出された被処理水(濃縮水)は、第2の配水管13に流出し、三方弁7、第3の配水管14を通過して貯水タンク8に貯留される(図6の波線矢印参照)。
こうして、被処理水中のイオンなどの溶解物質の濃度を濃縮することが可能となる。
なお、本実施形態では、本実施形態では、第三の電極42を設けたものを例示したが、第三の電極42を設けず、陽陰極板25,26を活用して各々の対極として用いることによって、電極表面にイオンなどの溶解物質を付着させるようにしてもよい。また、第三の電極42を用い、陰極板26のみ、または陽極板25のみから付着物質を放出させることで、陰・陽イオンのうちいずれか一方のイオンの濃度を増大させるようにすることも可能である。
以上の本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
また、本実施形態によれば、複数の電極25,26,42を用いて、水処理前に予め電極に印加する電位を制御し、電極表面の付着量を増加させるようにしている。すなわち、電極表面に付着物を付着させることができるようにしている。このように、電極表面に付着物を付着させることで、通常の水処理時に、イオンなどの溶解物質をより効率的に放出させて濃縮することが可能となる。
(第5実施形態)
本実施形態にかかる水処理装置1Dは、基本的に上記第4実施形態と同様の構成をしている。
本実施形態にかかる水処理装置1Dは、基本的に上記第4実施形態と同様の構成をしている。
すなわち、本実施形態にあっても、水処理装置1Dは、電解槽2と浄化部3と貯水タンク8および各種配管をケース1a内に収納することで構成されている。
そして、制御部6によって、溶解物質の濃度を所望の値となるようにコントロールできるようにしている。
また、電解槽2内に陽・陰極板25,26以外に第三の電極42を設けている。そして、複数の電極25,26,42を用いて、水処理前に予め電極に印加する電位を制御し、電極表面の付着量を増加させるようにしている。
ここで、本実施形態にかかる水処理装置1Dが、上記第4実施形態の水処理装置1Cと主に異なっている点は、電解槽2に予め所望する溶解成分を溶解させた水を通水し、電極表面の付着量を増加させるようにした点にある。
具体的には、図7に示すように、電解槽2内に陽・陰極板25,26以外に第三の電極42を設けている。さらに、ケース1a内には、濃縮液タンク50が収容されており、この濃縮液タンク50内には濃縮液51が貯留されている。そして、濃縮液タンク50には、濃縮水供給管路53の一端が接続されており、濃縮水供給管路53の他端は、電解槽2の導入口54に接続されている。また、濃縮水供給管路53の途中にはポンプ52が設けられている。
ここで、本実施形態にかかる水処理装置1Dの作用を説明する。
まず、水処理の後、または水処理と水処理の間に、ポンプ52を駆動することで、濃縮液タンク50内の濃縮液51が濃縮水供給管路53を通って電解槽2の導入口54から電解槽2内に導入される。
このとき、第三の電極42と陽極板25、または第三の電極42と陰極板26、または第三の電極42と陽・陰極板25,26の双方に電位を印加する。具体的には、陽極板25が陽電位に、陰極板26が陰電位となるように電位を印加する。
ここで、陽極板25が陽電位、陰極板26が陰電位となるように電位を印加すると、陽電位が印加された陽極板25には、陰イオンなどの溶解物質が陽極板25表面に引き付けられて付着する。また、陰電位が印加された陰極板26には陽イオンなどの溶解物質が陰極板26表面に引き付けられて付着する。
そして、電解槽2の吐出口21から吐出された濃縮液51は、第2の配水管13に流出し、三方弁7により切り替えられて、排水管15を通過させて排水口18から水処理装置1の系外に排出される(図7の実線矢印参照)。
一方、通常の水処理時には、第三の電極42と陽極板25、または第三の電極42と陰極板25、または陽・陰極板25,26の双方に電位を印加する。具体的には、陽極板25がゼロ電位または陰電位となるようにし、陰極板26がゼロ電位または陽電位となるように電位を印加する。このように、電位を印加することで、例えば、ゼロ電位が印加された場合には、水と電極表面の電位差がなくなってイオンなどの溶解物質が電極表面に引き付けられないため電極に付着している物質が電極表面から外れやすくなる。また、各々反対の電位を印加した場合には、水と電極表面の電位差が水処理時の電位と反対になり、既に電極表面に付着しているイオンが電極の電位と反発を起こすため、より剥がれやすくなる。
こうして、被処理水中に、電極表面に付着させたイオンなどの溶解物質が放出されることとなり、被処理水中のイオンなどの溶解物質の濃度が濃縮される。
そして、電解槽2の吐出口21から吐出された被処理水は、第2の配水管13に流出し、三方弁7、第3の配水管14を通過して貯水タンク8に貯留される(図7の波線矢印参照)。
こうして、被処理水中のイオンなどの所望の溶解物質の濃度を濃縮することが可能となる。
なお、本実施形態では、第三の電極42を設けたものを例示したが、第三の電極42を設けず、陽陰極板25,26を活用して各々の対極として用いることによって、電極表面にイオンなどの溶解物質を付着させるようにしてもよい。また、第三の電極42を用い、陰極板26のみ、または陽極板25のみから付着物質を放出させることで、陰・陽イオンのうちいずれか一方のイオンの濃度を増大させるようにすることも可能である。
以上の本実施形態によっても、上記第4実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
また、本実施形態によれば、予め所望する溶解成分を溶解させた濃縮液51を通水することで、当該濃縮液51からイオンなどの溶解成分を電極に吸着させている。そして、電極に吸着させた所望の溶解成分を被処理水中に放出させるようにしている。そのため、被処理水に含まれないイオンの濃度を増大させることも可能となる。また、濃縮液51からイオンのみ抽出して被処理水に加えることも可能となるため、不要な水分を加えることなくより効率的にイオン濃度を増大させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、電解槽や浄化部、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
本発明によれば、溶解物質の濃度を所望の値となるようにコントロールすることのできる水処理装置を得ることができる。
1 水処理装置
2 電解槽
6 制御部
25 陽極板(陽極)
26 陰極板(陰極)
27 隔膜(セパレータ)
2 電解槽
6 制御部
25 陽極板(陽極)
26 陰極板(陰極)
27 隔膜(セパレータ)
Claims (6)
- セパレータによって離間配置された一対の陽極および陰極を少なくとも含む複数の電極を有する電解槽を備え、前記電極間に電位を印加することで電解槽内に通水される水を改質する水処理装置であって、
前記電極間に印加する印加電位値を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記印加電位値をコントロールすることで電流値を制御しており、
予め所定の電圧を印加した場合の電流値を計測することで、所望の改質を行うために印加する電位もしくは電流を予測することを特徴とする水処理装置。 - 前記制御部は、改質の前後のうち少なくとも改質後の水質を測定することで、印加する電位もしくは電流を制御することを特徴とする請求項1に記載の水処理装置。
- 前記制御部は、複数の前記電極を用いて各電極に印加する電位を制御することで、電極表面に付着する付着物の付着量を変化させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水処理装置。
- 前記制御部は、前記電極への付着物の付着量を減少させることを特徴とする請求項3に記載の水処理装置。
- 前記制御部は、前記電極への付着物の付着量を増加させることを特徴とする請求項3に記載の水処理装置。
- 前記制御部は、予め所望の成分が溶解した水を前記電解部に通水し、複数の前記電極を用いて各電極に印加する電位を制御することで、電極表面に付着する付着物の付着量を増加させることを特徴とする請求項5に記載の水処理装置。
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