JP2014100919A - 摩擦体及び熱変色性筆記具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内部に水性の熱変色性インキ75が収容され且つ前端に熱変色性インキ75が吐出可能なペン先71を備えたレフィル7を軸筒2内に交換可能に収容する。軸筒2の前端よりペン先71を突出させる。軸筒2が、ペン先71が突出される前端孔34を備えた前軸3と、該前軸3と着脱自在に螺着される後軸4とからなる。少なくとも後軸4が遮光性且つガス非透過性の材料からなる。軸筒2のペン先71側に着脱自在のキャップ5を設ける。キャップ5が遮光性且つガス非透過性の材料からなる。キャップ5を前軸3に装着した際、ペン先71が密封されるとともにレフィル7が外部より視認不能に隠蔽される。
【選択図】 図1
Description
尚、本発明において、前記熱変色性インキ75は、可逆熱変色性インキが好ましい。前記可逆熱変色性インキは、発色状態から加熱により消色する加熱消色型、発色状態または消色状態を互変的に特定温度域で記憶保持する色彩記憶保持型、または、消色状態から加熱により発色し、発色状態からの冷却により消色状態に復する加熱発色型等、種々のタイプを単独または併用して構成することができる。
前記摩擦体6を構成する弾性材料は、弾性を有する合成樹脂(ゴム、エラストマー)が挙げられ、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、フッ素系樹脂、クロロプレン樹脂、ニトリル樹脂、ポリエステル系樹脂、オレフィン系樹脂、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等が挙げられる。
本発明の熱変色性筆記具の第1の実施の形態を図1乃至図4に示す。本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前軸3及び後軸4とからなる軸筒2と、前記軸筒2内に交換可能に収容され、内部に熱変色性インキ75が収容されたレフィル7と、前記軸筒2のペン先71側に着脱自在に装着されるキャップ5と、前記軸筒2の後端部に設けられる摩擦体6とからなる。
軸筒2は、前軸3と後軸4とが螺合により着脱自在に構成される。前記前軸3は、基材が金属からなる先口31と、該先口31の後端に固着される基材が金属または合成樹脂からなる筒状の前軸本体32と、該前軸本体32の後端に固着される基材が金属からなる筒状の接続筒33とからなる。前記先口31の前端には、前端孔34が設けられ、該前端孔34より外部にペン先71が突出される。前記前軸3の後端の接続筒33の外面には、雄ネジが形成される。
前記後軸4の後端に固着された支持筒42の後端に、弾性材料よりなる摩擦体6が固着される。具体的には、支持筒42の後端開口部に、弾性材料よりなる摩擦体6が嵌入により固着される。前記摩擦体6により、熱変色性インキ75による筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で該筆跡が熱変色可能である。尚、前記摩擦体6及び支持筒42を後軸4(軸筒2)に対して着脱自在に設けてもよい。
キャップ5は、基材が金属からなるキャップ本体51と、該キャップ本体51内に収容される合成樹脂製の内キャップ52と、該内キャップ52内に収容される弾性材料よりなるペン先シール部材53と、内キャップ52の頂部とキャップ本体51の頂部と連結する、基材が金属からなる頭冠54と、キャップ本体51の外面に設けられる、基材が金属からなるクリップ55とからなる。
前記レフィル7は、ペン先71と、該ペン先71の後端部を保持する合成樹脂製のホルダー72と、該ホルダー72が前端部に固着される合成樹脂製のインキ収容管73と、該インキ収容管73の後端部に固着される合成樹脂製の尾栓74とからなる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、少なくともキャップ5をペン先71側に装着した状態において、ペン先71がペン先シール部材53により密封されるとともに、基材が金属からなるキャップ本体51、基材が金属からなる接続筒33、及び基材が金属からなる後軸本体41により、軸筒2の内部に収容されたレフィル7が外部より完全に視認不能に隠蔽される。それにより、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、非使用時(保管時)、キャップ5を前軸3に装着することによって、熱変色性インキ75の光劣化を防止できるとともに、高温環境下での長期の保管で熱変色性インキ75の水分が軸筒2及びキャップ5を透過することを十分に防止できる。
本発明の熱変色性筆記具1の第2の実施の形態を図5乃至図8に示す。本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前軸3及び後軸4とからなる軸筒2と、前記軸筒2内に交換可能に収容され、内部に熱変色性インキ75が収容されたレフィル7と、前記軸筒2のペン先71側に着脱自在に装着されるキャップ5と、前記キャップ5の頂部に設けられる摩擦体6とからなる。
軸筒2は、前軸3と後軸4とが螺合により着脱自在に構成される。前記前軸3は、基材が金属からなる先口31と、該先口31の後端に固着される金属製または合成樹脂の筒状の前軸本体32と、該前軸本体32の後端に固着される基材が金属からなる筒状の接続筒33からなる。前記先口31の前端には、前端孔34が設けられ、該前端孔34より外部にペン先71が突出される。前記前軸3の後端の接続筒33の外面には、雄ネジが形成される。
キャップ5は、基材が金属からなるキャップ本体51と、前記キャップ本体51内に一端が収容され且つ他端がキャップ本体51頂部より外部に突出する合成樹脂製の内キャップ52と、前記内キャップ52内に収容される弾性材料よりなるペン先シール部材53と、前記キャップ本体51の外面に設けられる、基材が金属からなるクリップ55とからなる。
前記内キャップ52の頂部には、弾性材料よりなる摩擦体6が固着される。具体的には、前記内キャップ52の頂部の開口部に、弾性材料よりなる摩擦体6が嵌入により固着される。前記摩擦体6により、熱変色性インキ75による筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で該筆跡が熱変色可能である。
前記レフィル7は、ペン先71と、該ペン先71の後端部を保持する合成樹脂製のホルダー72と、該ホルダー72が前端部に固着される合成樹脂製のインキ収容管73と、該インキ収容管73の後端部に固着される合成樹脂製の尾栓74とからなる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、少なくともキャップ5をペン先71側に装着した状態において、ペン先71がペン先シール部材53により密封されるとともに、基材が金属からなるキャップ本体51、基材が金属からなる接続筒33、及び基材が金属からなる後軸本体41により、軸筒2の内部に収容されたレフィル7が外部より完全に視認不能に隠蔽される。それにより、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、非使用時(保管時)、キャップ5を前軸3に装着することによって、熱変色性インキ75の光劣化を防止できるとともに、高温環境下での長期の保管で熱変色性インキ75の水分が軸筒2及びキャップ5を透過することを十分に防止できる。
本発明の熱変色性筆記具1の第3の実施の形態(本発明の熱変色性筆記具用レフィル7の実施の形態)を図9乃至図12に示す。本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前軸3及び後軸4とからなる軸筒2と、前記軸筒2内に交換可能に収容され、内部に熱変色性インキ75が収容されたレフィル7と、前記軸筒2のペン先71側に着脱自在に装着されるキャップ5と、前記軸筒2の後端部に設けられる摩擦体6とからなる。
軸筒2は、前軸3と後軸4とが螺合により着脱自在に構成される。前記前軸3は、基材が金属からなる先口31と、該先口31の後端に固着される基材が金属または合成樹脂からなる筒状の前軸本体32と、該前軸本体32の後端に固着される基材が金属からなる筒状の接続筒33からなる。前記先口31の前端には、前端孔34が設けられ、該前端孔34より外部にペン先71が突出される。前記前軸3の後端の接続筒33の外面には、雄ネジが形成される。
前記後軸4の後端に固着された支持筒42の後端に、弾性材料よりなる摩擦体6が固着される。具体的には、支持筒42の後端開口部に、弾性材料よりなる摩擦体6が嵌入により固着される。前記摩擦体6により、熱変色性インキ75による筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で該筆跡が熱変色可能である。尚、前記摩擦体6及び支持筒42を後軸4(軸筒2)に対して着脱自在に設けてもよい。
キャップ5は、基材が金属からなるキャップ本体51と、該キャップ本体51内に収容される合成樹脂製の内キャップ52と、該内キャップ52内に収容される弾性材料よりなるペン先シール部材53と、内キャップ52の頂部とキャップ本体51の頂部と連結する基材が金属からなる頭冠54と、キャップ本体51の外面に設けられる、基材が金属からなるクリップ55とからなる。
本実施の形態の熱変色性筆記具用レフィル7は、ペン先71と、該ペン先71の後端部を保持する合成樹脂製のホルダー72と、該ホルダー72が前端部に固着される基材が金属からなるインキ収容管73と、該インキ収容管73の後端部に固着される合成樹脂製の尾栓74とからなる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、少なくともキャップ5をペン先71側に装着した状態において、ペン先71がペン先シール部材53により密封されるとともに、基材が金属からなるキャップ本体51、基材が金属からなる接続筒33、及び基材が金属からなる後軸本体41により、軸筒2の内部に収容されたレフィル7が外部より完全に視認不能に隠蔽される。さらに、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、レフィル7のインキ収容部(即ち少なくともインキ収容管73)を金属により形成した。それにより、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、非使用時(保管時)、キャップ5を前軸3に装着することによって、熱変色性インキ75の光劣化を防止できるとともに、高温環境下での長期の保管で熱変色性インキ75の水分が、インキ収容部、軸筒2及びキャップ5を透過することを十分に防止できる。
2 軸筒
3 前軸
31 先口
32 前軸本体
33 接続筒
34 前端孔
4 後軸
41 後軸本体
42 支持筒
5 キャップ
51 キャップ本体
52 内キャップ
53 ペン先シール部材
54 頭冠
55 クリップ
6 摩擦体
7 レフィル
71 ペン先
72 ホルダー
73 インキ収容管
74 尾栓
74a 通気孔
74b 弾性脚片
75 熱変色性インキ
76 追従体
尚、本発明において、前記熱変色性インキ75は、可逆熱変色性インキが好ましい。前記可逆熱変色性インキは、発色状態から加熱により消色する加熱消色型、発色状態または消色状態を互変的に特定温度域で記憶保持する色彩記憶保持型、または、消色状態から加熱により発色し、発色状態からの冷却により消色状態に復する加熱発色型等、種々のタイプを単独または併用して構成することができる。
前記摩擦体6を構成する弾性材料は、弾性を有する合成樹脂(ゴム、エラストマー)が挙げられ、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、フッ素系樹脂、クロロプレン樹脂、ニトリル樹脂、ポリエステル系樹脂、オレフィン系樹脂、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等が挙げられる。
本発明の熱変色性筆記具の第1の実施の形態を図1乃至図4に示す。本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前軸3及び後軸4とからなる軸筒2と、前記軸筒2内に交換可能に収容され、内部に熱変色性インキ75が収容されたレフィル7と、前記軸筒2のペン先71側に着脱自在に装着されるキャップ5と、前記軸筒2の後端部に設けられる摩擦体6とからなる。
軸筒2は、前軸3と後軸4とが螺合により着脱自在に構成される。前記前軸3は、基材が金属からなる先口31と、該先口31の後端に固着される基材が金属または合成樹脂からなる筒状の前軸本体32と、該前軸本体32の後端に固着される基材が金属からなる筒状の接続筒33とからなる。前記先口31の前端には、前端孔34が設けられ、該前端孔34より外部にペン先71が突出される。前記前軸3の後端の接続筒33の外面には、雄ネジが形成される。
前記後軸4の後端に固着された支持筒42の後端に、弾性材料よりなる摩擦体6が固着される。具体的には、支持筒42の後端開口部に、弾性材料よりなる摩擦体6が嵌入により固着される。前記摩擦体6により、熱変色性インキ75による筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で該筆跡が熱変色可能である。尚、前記摩擦体6及び支持筒42を後軸4(軸筒2)に対して着脱自在に設けてもよい。
キャップ5は、基材が金属からなるキャップ本体51と、該キャップ本体51内に収容される合成樹脂製の内キャップ52と、該内キャップ52内に収容される弾性材料よりなるペン先シール部材53と、内キャップ52の頂部とキャップ本体51の頂部と連結する、基材が金属からなる頭冠54と、キャップ本体51の外面に設けられる、基材が金属からなるクリップ55とからなる。
前記レフィル7は、ペン先71と、該ペン先71の後端部を保持する合成樹脂製のホルダー72と、該ホルダー72が前端部に固着される合成樹脂製のインキ収容管73と、該インキ収容管73の後端部に固着される合成樹脂製の尾栓74とからなる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、少なくともキャップ5をペン先71側に装着した状態において、ペン先71がペン先シール部材53により密封されるとともに、基材が金属からなるキャップ本体51、基材が金属からなる接続筒33、及び基材が金属からなる後軸本体41により、軸筒2の内部に収容されたレフィル7が外部より完全に視認不能に隠蔽される。それにより、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、非使用時(保管時)、キャップ5を前軸3に装着することによって、熱変色性インキ75の光劣化を防止できるとともに、高温環境下での長期の保管で熱変色性インキ75の水分が軸筒2及びキャップ5を透過することを十分に防止できる。
本発明の熱変色性筆記具1の第2の実施の形態を図5乃至図8に示す。本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前軸3及び後軸4とからなる軸筒2と、前記軸筒2内に交換可能に収容され、内部に熱変色性インキ75が収容されたレフィル7と、前記軸筒2のペン先71側に着脱自在に装着されるキャップ5と、前記キャップ5の頂部に設けられる摩擦体6とからなる。
軸筒2は、前軸3と後軸4とが螺合により着脱自在に構成される。前記前軸3は、基材が金属からなる先口31と、該先口31の後端に固着される金属製または合成樹脂の筒状の前軸本体32と、該前軸本体32の後端に固着される基材が金属からなる筒状の接続筒33からなる。前記先口31の前端には、前端孔34が設けられ、該前端孔34より外部にペン先71が突出される。前記前軸3の後端の接続筒33の外面には、雄ネジが形成される。
キャップ5は、基材が金属からなるキャップ本体51と、前記キャップ本体51内に一端が収容され且つ他端がキャップ本体51頂部より外部に突出する合成樹脂製の内キャップ52と、前記内キャップ52内に収容される弾性材料よりなるペン先シール部材53と、前記キャップ本体51の外面に設けられる、基材が金属からなるクリップ55とからなる。
前記内キャップ52の頂部には、弾性材料よりなる摩擦体6が固着される。具体的には、前記内キャップ52の頂部の開口部に、弾性材料よりなる摩擦体6が嵌入により固着される。前記摩擦体6により、熱変色性インキ75による筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で該筆跡が熱変色可能である。
前記レフィル7は、ペン先71と、該ペン先71の後端部を保持する合成樹脂製のホルダー72と、該ホルダー72が前端部に固着される合成樹脂製のインキ収容管73と、該インキ収容管73の後端部に固着される合成樹脂製の尾栓74とからなる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、少なくともキャップ5をペン先71側に装着した状態において、ペン先71がペン先シール部材53により密封されるとともに、基材が金属からなるキャップ本体51、基材が金属からなる接続筒33、及び基材が金属からなる後軸本体41により、軸筒2の内部に収容されたレフィル7が外部より完全に視認不能に隠蔽される。それにより、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、非使用時(保管時)、キャップ5を前軸3に装着することによって、熱変色性インキ75の光劣化を防止できるとともに、高温環境下での長期の保管で熱変色性インキ75の水分が軸筒2及びキャップ5を透過することを十分に防止できる。
本発明の熱変色性筆記具1の第3の実施の形態(本発明の熱変色性筆記具用レフィル7の実施の形態)を図9乃至図12に示す。本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前軸3及び後軸4とからなる軸筒2と、前記軸筒2内に交換可能に収容され、内部に熱変色性インキ75が収容されたレフィル7と、前記軸筒2のペン先71側に着脱自在に装着されるキャップ5と、前記軸筒2の後端部に設けられる摩擦体6とからなる。
軸筒2は、前軸3と後軸4とが螺合により着脱自在に構成される。前記前軸3は、基材が金属からなる先口31と、該先口31の後端に固着される基材が金属または合成樹脂からなる筒状の前軸本体32と、該前軸本体32の後端に固着される基材が金属からなる筒状の接続筒33からなる。前記先口31の前端には、前端孔34が設けられ、該前端孔34より外部にペン先71が突出される。前記前軸3の後端の接続筒33の外面には、雄ネジが形成される。
前記後軸4の後端に固着された支持筒42の後端に、弾性材料よりなる摩擦体6が固着される。具体的には、支持筒42の後端開口部に、弾性材料よりなる摩擦体6が嵌入により固着される。前記摩擦体6により、熱変色性インキ75による筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で該筆跡が熱変色可能である。尚、前記摩擦体6及び支持筒42を後軸4(軸筒2)に対して着脱自在に設けてもよい。
キャップ5は、基材が金属からなるキャップ本体51と、該キャップ本体51内に収容される合成樹脂製の内キャップ52と、該内キャップ52内に収容される弾性材料よりなるペン先シール部材53と、内キャップ52の頂部とキャップ本体51の頂部と連結する基材が金属からなる頭冠54と、キャップ本体51の外面に設けられる、基材が金属からなるクリップ55とからなる。
本実施の形態の熱変色性筆記具用レフィル7は、ペン先71と、該ペン先71の後端部を保持する合成樹脂製のホルダー72と、該ホルダー72が前端部に固着される基材が金属からなるインキ収容管73と、該インキ収容管73の後端部に固着される合成樹脂製の尾栓74とからなる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、少なくともキャップ5をペン先71側に装着した状態において、ペン先71がペン先シール部材53により密封されるとともに、基材が金属からなるキャップ本体51、基材が金属からなる接続筒33、及び基材が金属からなる後軸本体41により、軸筒2の内部に収容されたレフィル7が外部より完全に視認不能に隠蔽される。さらに、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、レフィル7のインキ収容部(即ち少なくともインキ収容管73)を金属により形成した。それにより、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、非使用時(保管時)、キャップ5を前軸3に装着することによって、熱変色性インキ75の光劣化を防止できるとともに、高温環境下での長期の保管で熱変色性インキ75の水分が、インキ収容部、軸筒2及びキャップ5を透過することを十分に防止できる。
2 軸筒
3 前軸
31 先口
32 前軸本体
33 接続筒
34 前端孔
4 後軸
41 後軸本体
42 支持筒
5 キャップ
51 キャップ本体
52 内キャップ
53 ペン先シール部材
54 頭冠
55 クリップ
6 摩擦体
7 レフィル
71 ペン先
72 ホルダー
73 インキ収容管
74 尾栓
74a 通気孔
74b 弾性脚片
75 熱変色性インキ
76 追従体
Claims (7)
- 内部に水性の熱変色性インキが収容され且つ前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先を備えたレフィルを軸筒内に交換可能に収容し、軸筒の前端よりペン先を突出させてなる熱変色性筆記具であって、前記軸筒が遮光性且つガス非透過性の材料からなることを特徴とする熱変色性筆記具。
- 軸筒が、ペン先が突出される前端孔を備えた前軸と、該前軸と着脱自在に螺着される後軸とからなり、少なくとも前記後軸が遮光性且つガス非透過性の材料からなり、軸筒のペン先側に着脱自在のキャップを設け、前記キャップが遮光性且つガス非透過性の材料からなり、前記キャップを前軸に装着した際、ペン先が密封されるとともにレフィルが外部より視認不能に隠蔽される請求項1記載の熱変色性筆記具。
- 熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡が熱変色可能な摩擦体を、前記後軸の後端部に設けた請求項2に記載の熱変色性筆記具。
- 熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡が熱変色可能な摩擦体を、前記キャップの頂部に設けた請求項2に記載の熱変色性筆記具。
- 筆記具全体の重量を、12グラム〜40グラムの範囲に設定した請求項3または4記載の熱変色性筆記具。
- 内部に水性の熱変色性インキが収容され且つ前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先を備えたレフィルを軸筒内に交換可能に収容し、軸筒の前端よりペン先を突出させてなる熱変色性筆記具であって、前記レフィルのインキ収容部が遮光性且つガス非透過性の材料からなることを特徴とする熱変色性筆記具。
- 内部に水性の熱変色性インキが収容され且つ前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先を備え、熱変色性筆記具の軸筒内に交換可能に収容される熱変色性筆記具用レフィルであって、前記レフィルのインキ収容部が遮光性且つガス非透過性の材料からなることを特徴とする熱変色性筆記具用レフィル。
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