JP2014099558A - グラウンディングガスケットおよび電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電波障害を確実に解消できるとともに、適正な位置に容易に設置することができるグラウンディングガスケットを得ることにある。
【解決手段】弾性を有する芯材の外周面を導電層で被覆したグラウンディングガスケットは、本体および突出部を備えている。突出部は、グラウンド部と基板との間に介在されて、グラウンド部および基板に接するように構成されている。突出部は、本体から突出されている。突出部は、基板に開けた通孔を貫通してグラウンド部の反対側に突出されるとともに、基板の上に実装された導電部品に接するように構成されている。
【選択図】図6
【解決手段】弾性を有する芯材の外周面を導電層で被覆したグラウンディングガスケットは、本体および突出部を備えている。突出部は、グラウンド部と基板との間に介在されて、グラウンド部および基板に接するように構成されている。突出部は、本体から突出されている。突出部は、基板に開けた通孔を貫通してグラウンド部の反対側に突出されるとともに、基板の上に実装された導電部品に接するように構成されている。
【選択図】図6
Description
本発明の実施形態は、例えば電波障害を防止するためのグラウンディングガスケットおよび電子機器に関する。
例えばテレビのような電子機器では、電波を発する部品とグラウンド用の金属パネルとの間にグラウンディングガスケットが介在されている。
電波障害の要因となる部品が基板の上に実装され、当該基板が部品と金属パネルとの間に入り込んでいる場合、従来では、部品と基板との間、および基板と金属パネルとの間に夫々グラウンディングガスケットを介在させることが多い。
しかしながら、基板が二枚のグラウンディングガスケットの間に入り込むので、電波障害対策を施すべき部品と金属パネルとの間を直に導通させることができない。さらに、グラウンディングガスケットの位置を定める明確な目印が存在しないために、部品および金属パネルに対するグラウンディングガスケットの位置にばらつきが生じることがあり得る。
この結果、グラウンディングガスケットの本来の性能を充分に発揮させることができず、電波障害を確実に解消する上で改善の余地がある。
本発明の目的は、電波障害を確実に解消できるとともに、適正な位置に容易に設置できるグラウンディングガスケットを得ることにある。
実施形態によれば、弾性を有する芯材の外周面を導電層で被覆したグラウンディングガスケットは、本体および突出部を備えている。本体は、グラウンド部と基板との間に介在されて、グラウンド部および基板に接するように構成されている。突出部は、本体から突出されている。突出部は、基板に開けた通孔を貫通してグラウンド部の反対側に突出されるとともに、基板の上に実装された導電部品に接するように構成されている。
[第1の実施形態]
以下、第1の実施形態について、図1ないし図7を参照して説明する。
以下、第1の実施形態について、図1ないし図7を参照して説明する。
図1ないし図3は、電子機器の一例である液晶テレビ1を開示している。液晶テレビ1は、卓上スタンド2およびテレビ本体3を備えている。卓上スタンド2は、例えばテレビ台の天板の上に据え付けられる。テレビ本体3は、天板の上で略垂直に起立するように卓上スタンド2に支持されている。
テレビ本体3は、筐体4、液晶パネル5およびバックライトモジュール6を含んでいる。
筐体4は、例えば偏平な四角い箱形に形成されている。筐体4は、フロントベゼル8およびバックベゼル9を備えている。フロントベゼル8およびバックベゼル9は、例えばABS樹脂のような合成樹脂材料で構成されている。
フロントベゼル8は、第1ないし第4の縁部10a,10b,10c,10dを有する四角い枠であり、筐体4の前壁を構成している。第1ないし第4の縁部10a,10b,10c,10dは、互いに協働して四角い開口部11を規定している。開口部11は、視聴者と向かい合うように略垂直に起立している。
バックベゼル9は、フロントベゼル8を背後から覆うようにフロントベゼル8に組み合わされている。バックベゼル9は、後壁12および周壁13を有している。後壁12は、フロントベゼル8の開口部11の背後で起立している。周壁13は、後壁12の周方向に連続するとともに、後壁12の外周縁からフロントベゼル8に向けて突出されている。周壁13の先端は、フロントベゼル8の外周縁部に突き合わされている。
液晶パネル5は、筐体4の内部に収容されている。液晶パネル5は、液晶層や駆動基板を有するパネル本体、偏光板および保護シート等を積層した偏平な四角い板であって、その外周縁部が金属製のフレーム14で取り囲まれている。
液晶パネル5は、筐体4の内部でバックベゼル9の後壁12に沿うように起立されている。液晶パネル5は、映像を映し出す画面5aを有している。画面5aは、フロントベゼル8の開口部11から筐体4の外に露出されている。
図3に示すように、バックライトモジュール6は、液晶パネル5の背後に設置されている。バックライトモジュール6は、導光板16および放熱板17を備えている。導光板16は、液晶パネル5のパネル本体と同等の大きさを有する四角い板であり、液晶パネル5の背面と向かい合っている。
さらに、光源18が導光板16の下端部に配置されている。光源18は、例えば複数の発光ダイオードを含んでいる。発光ダイオードは、導光板16の幅方向に間隔を存して一列に並んでいる。光源18から放射された光は、導光板16の下端から導光板16に入射される。導光板16に入射された光は、導光板16を透過して液晶パネル5に向かう。
このため、導光板16から液晶パネル5に向けて光が照射され、液晶パネル5の画面5aに表示された映像の視認性が高まる。
バックライトモジュール6の放熱板17は、グラウンド部の一例であって、例えばアルミニウムのような金属材料で形成されている。放熱板17は、液晶パネル5を取り囲むフレーム14と組み合わされるとともに、導光板16および光源18を背後から全面的に覆っている。
図3ないし図5に示すように、放熱板17の背後にTV基板20が配置されている。TV基板20は、放熱板17とバックベゼル9の後壁12との間に介在されているとともに、放熱板17に沿うように起立されている。
TV基板20は、第1の実装面21aおよび第2の実装面21bを有している。第1の実装面21aは、筐体4内でバックベゼル9の後壁12に面している。第2の実装面21bは、第1の実装面21aに対しTV基板20の厚さ方向に沿う反対側に位置されているとともに、筐体4内で放熱板17に面している。放熱板17とTV基板20との間には、第1の隙間G1が形成されている。
図5に二点鎖線で示すように、チューナ実装領域22がTV基板20の第1の実装面21aの上に規定されている。チューナ実装領域22は、例えば四角い形状を有するとともに、TV基板20の下部に位置されている。
さらに、一対の通孔23a,23bがTV基板20のチューナ実装領域22に形成されている。通孔23a,23bは、四角い開口形状を有するとともに、TV基板20の高さ方向に互いに離れている。
具体的には、通孔23a,23bは、夫々長軸Lおよび短軸Sを有する長方形状である。長軸Lは、TV基板20の幅方向(横方向)に延びている。短軸Sは、TV基板20の高さ方向(縦方向)に延びている。通孔23a,23bは、TV基板20の第1の実装面21aおよび第2の実装面21bに開口されているとともに、放熱板17に面している。
さらに、図6に示すように、TV基板20の第1の実装面21aおよび第2の実装面21bは、夫々レジスト層24で被覆されている。第2の実装面21bを被覆するレジスト層24は、通孔23a,23bに対応する位置では、一定の範囲に亘って第2の実装面21bから除去されている。
言い換えると、第2の実装面21bのうち通孔23a,23bに対応する位置では、TV基板20の導体パターンが露出された状態に保たれている。さらに、導体パターンは、通孔23a,23bの内側に露出することがないように、TV基板20の絶縁層で覆われている。
図3ないし図5に示すように、チューナモジュール25がTV基板20のチューナ実装領域22に半田付け等の手段により実装されている。チューナモジュール25は、導電部品の一例であって、TV基板20の通孔23a,23bを放熱板17の反対側から覆っている。
チューナモジュール25は、シールドケース26、回路基板27および同軸コネクタ28を備えている。シールドケース26は、例えばスプリアスのような目的外の電波を遮蔽する機能を有する金属素材を用いて四角い箱形に形成されている。シールドケース26は、フラットな底板29を有している。底板29は、TV基板20のチューナ実装領域22および通孔23a,23bに面している。
本実施形態では、底板29とTV基板20のチューナ実装領域22との間に第2の隙間G2が確保されている。第2の隙間G2は、第1の隙間G1よりも狭い。
回路基板27は、シールドケース26に収容されている。回路基板27は、例えば複数の地上デジタルテレビ放送を受信する複数のチューナを搭載している。チューナは、シールドケース26で覆われているとともに、シールドケース26内で互いに隣り合っている。
同軸コネクタ28は、アンテナケーブルが取り外し可能に接続される要素である。同軸コネクタ28は、回路基板27に電気的に接続されているとともに、シールドケース26からバックベゼル9の後壁12に向けて突出されている。同軸コネクタ28の先端は、後壁12に開けたケーブル挿入口30を通じて筐体4の外に露出されている。
本実施形態の液晶テレビ1では、複数のチューナを内蔵したチューナモジュール25のスプリアス対策を強化するため、グラウンド部としての放熱板17とTV基板20との間に一対のグラウンディングガスケット33(以下ガスケットと称する)が介在されている。ガスケット33は、急激なインピーダンスの変化を抑制するノイズ対策用の製品である。
図6および図7に示すように、各ガスケット33は、芯材34および導電層35を備えている。芯材34は、ガスケット33の基本的な形状を定める要素である。芯材34は、例えばポリウレタンをスポンジ状に形成した発泡材で構成され、弾性を有している。導電層35は、 例えば繊維布に金属めっき処理を施した柔軟な導電布で構成されている。導電層35は、芯材34の外周面に接着されて、当該芯材34を被覆している。
ガスケット33は、本体36および突出部37を含んでいる。本体36は、放熱板17とTV基板20との間の第1の隙間G1に介在される要素であって、本実施形態では、例えば長辺E1および短辺E2を有する直方体状に成形されている。長辺E1は、TV基板20の幅方向(横方向)に延びている。短辺E2は、TV基板20の高さ方向(縦方向)に延びている。
さらに、本体36は、放熱板17に接する第1の面38aと、TV基板20の第2の実装面21bに接する第2の面38bと、を有している。第1の面38aおよび第2の面38bは、互いに間隔を存して平行に配置されている。
突出部37は、本体36の第2の面38bの中央部から突出されている。突出部37は、TV基板20の通孔23a,23bに個別に挿入される要素であって、通孔23a,23bの開口形状に合致する直方体状に形成されている。このため、突出部37は、通孔23a,23bの四隅に引っ掛かる四つの角39を有している。
突出部37の突出高さHは、ガスケット33が自由状態にある時に、TV基板20の厚さtを上回っている。そのため、突出部37は、通孔23a,23bを貫通してTV基板20の第1の実装面21aの上に突出するように構成されている。
さらに、突出部37は、シールドケース26の底板29に接する第3の面38cを有している。第3の面38cは、突出部37の突出端に位置されている。
本実施形態によると、ガスケット33の芯材34は、本体36の形状を定める第1の部分34aと、突出部37の形状を定める第2の部分34bとを一体に有している。導電層35は、第1および第2の部分34a,34bを連続して取り囲んでいる。したがって、突出部37は、本体36に対し一体に形成されている。
図7に示すように、本体36の第2の面38bの上に導電性を有する両面接着テープ41が貼り付けられている。両面接着テープ41は、ガスケット33をTV基板20に仮止めする接着層の一例であって、突出部37と隣り合っている。
次に、放熱板17とチューナモジュール25との間にガスケット33を介在させる手順について説明する。
最初に、TV基板20の第1の実装面21aの上にチューナモジュール25をその他の回路部品と共に半田付けする。この後、ガスケット33を手で把持するとともに、ガスケット33の突出部37をTV基板20の第2の実装面21bの方向からTV基板20の通孔23a,23bに挿入する。突出部37の突出高さHは、TV基板20の厚さtを上回っているので、突出部37の第3の面38cが第2の隙間G2に進出してシールドケース26の底板29に突き当たる。
突出部37を通孔23a,23bに挿入した時に、突出部37の外周面と通孔23a,23bの内面との間に隙間が生じていてもよいし、突出部37の外周面が通孔23a,23bの内面に接していてもよい。
ガスケット33の突出部37をTV基板20の通孔23a,23bに挿入すると、本体36の第2の面38bとTV基板20の第2の実装面21bとの間に両面接着テープ41が介在される。このため、本体36が両面接着テープ41を介してTV基板20に一時的に保持される。よって、作業者がガスケット33から手を離しても、ガスケット33がTV基板20から脱落することはない。
この後、TV基板20の第2の実装面21bが放熱板17と向かい合うように、TV基板20を放熱板17の上に固定する。この固定により、ガスケット33の本体36がTV基板20と放熱板17との間で挟み込まれる。
したがって、ガスケット33の本体36が圧縮されて、本体36の第1の面38aが放熱板17に弾性的に押し付けられる。それとともに、本体36の第2の面38bが、レジスト層24が取り除かれたTV基板20の第2の実装面21bに弾性的に押し付けられる。
加えて、ガスケット33の突出部37が本体36に追従して圧縮され、突出部37の第3の面38cがシールドケース26の底板29に弾性的に押し付けられる。
第1の実施形態によれば、ガスケット33が放熱板17、TV基板20およびチューナモジュール25の三つの要素に対し、第1ないし第3の面38a,38b,38cの三箇所で接触する。そのため、放熱板17、TV基板20およびチューナモジュール25が一つのガスケット33で同時に電気的に導通された状態に保たれる。
したがって、チューナモジュール25のシールドケース26をグラウンド部としての放熱板17に直に導通させて、シールドケース26のインピーダンスを大きくすることができ、スプリアスによる電波障害を確実に防止することができる。
さらに、ガスケット33の突出部37は、TV基板20の通孔23a,23bを貫通した状態でチューナモジュール25のシールドケース26に接している。このため、ガスケット33がTV基板20に引っ掛かり、ガスケット33がTV基板20と放熱板17との間の定位置に保持される。
よって、ガスケット33がずれたり、あるいは放熱板17とTV基板20との間から脱落するのを防止でき、チューナモジュール25と放熱板17との間の電気的な接続状態を長期に亘って良好に維持することができる。
しかも、第1の実施形態によれば、TV基板20にガスケット33の突出部37が貫通する通孔23a,23bが形成されているので、通孔23a,23bがガスケット33の取り付け位置を示すマークとして機能する。このため、ガスケット33の突出部37を通孔23a,23bに挿入するだけで、放熱板17、TV基板20およびチューナモジュール25に対するガスケット33の取り付け位置が定まる。
よって、ガスケット33の取り付け位置に誤差が生じることはなく、ガスケット33を製品毎に適正な位置に精度よく取り付けることができる。
それとともに、通孔23a,23bの存在により、ガスケット33の取り付け位置が明確となるので、ガスケット33をTV基板20およびチューナモジュール25に対し簡単に取り付けることができる。よって、液晶テレビ1の製造効率を高めることができる。
加えて、TV基板20の通孔23a,23bは長方形の開口形状を有するとともに、ガスケット33の突出部37にしても、通孔23a,23bに合致するような直方体状に形成されている。このため、図5に最もよく示されるように、突出部37は、その長辺E1を通孔23a,23bの長軸Lに沿わせた姿勢で通孔23a,23bに差し込めばよく、TV基板20に対するガスケット33の向きを一定に保つことができる。
したがって、ガスケット33の突出部37をTV基板20の通孔23a,23bに挿入するに当たって、ガスケット33の方向性に迷いが生じることはなく、ガスケット33の取り付け作業を容易に行う上で好都合となる。
チューナモジュールと放熱板との間を導通させるガスケットの数は第1の実施形態に特定されるものではない。例えば一個のガスケット又は三個以上のガスケットを用いてチューナモジュールと放熱板との間を導通させてもよい。
[第2の実施形態]
図8および図9は、第2の実施形態を開示している。
図8および図9は、第2の実施形態を開示している。
第2の実施形態は、グラウンディングガスケット33の形状が第1の実施形態と相違している。それ以外の放熱板17およびシールドケース26の構成は、第1の実施形態と同様である。
図8に示すように、第2の実施形態のガスケット33によると、突出部37が本体36の第2の面38bの一端部から一体に突出されている。言い換えると、突出部37は、本体36の長手方向に沿う中央から偏心した位置に設けられている。
ガスケット33の本体36がTV基板20と放熱板17との間で挟み込まれると、本体36が圧縮されて、本体36の第1の面38aが放熱板17に弾性的に押し付けられる。それとともに、本体36の第2の面38bが、レジスト層24が取り除かれたTV基板20の第2の実装面21bに弾性的に押し付けられる。
さらに、ガスケット33の突出部37が本体36に追従して圧縮され、突出部37の第3の面38cがシールドケース26の底板29に弾性的に押し付けられる。
このため、ガスケット33が放熱板17、TV基板20およびチューナモジュール25の三つの要素に対し、第1ないし第3の面38a,38b,38cの三箇所で接触し、放熱板17、TV基板20およびチューナモジュール25が一つのガスケット33で同時に電気的に導通された状態に保たれる。
よって、第2の実施形態のガスケット33においても、前記第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第3の実施形態]
図10ないし図12は、第3の実施形態を開示している。
図10ないし図12は、第3の実施形態を開示している。
第3の実施形態は、グラウンディングガスケット51の形状が第1の実施形態と相違している。それ以外の放熱板17およびシールドケース26の構成は、第1の実施形態と同様である。
図10に示すように、ガスケット51は、芯材52および導電層53を備えている。芯材52は、ガスケット51の基本的な形状を定める要素である。芯材52は、例えばポリウレタンをスポンジ状に形成した発泡材で構成され、弾性を有している。導電層53は、 例えば繊維布に金属めっき処理を施した柔軟な導電布で構成されている。導電層53は、芯材52の外周面に接着されて、当該芯材52を被覆している。
ガスケット51は、本体54および突出部55を含んでいる。本体54は、放熱板17とTV基板20との間の第1の隙間G1に介在される要素である。本体54は、ベース部57および脚部58を備えている。
ベース部57は、例えば長方形の板状に成形されている。脚部58は、ベース部57の長手方向に沿う一端に一体に形成されている。脚部58は、ベース部57と向かい合うようにベース部57の一端から斜め方向に延出されている。そのため、脚部58は、ベース部57に対し近づいたり遠ざかる方向に弾性変形が可能となっている。
このような本体54は、第1の面60および第2の面61を有している。第1の面60は、脚部58の先端58aとベース部57の一端との間に跨るとともに、ベース部57に対し傾いている。第2の面61は、ベース部57の上に形成されている。このため、ガスケット51が自由状態にある時に、第1の面60は、第2の面61に対し傾いている。
突出部55は、本体54の第2の面61の中央部から突出されている。突出部55は、TV基板20の通孔23a,23bに個別に挿入される要素であって、通孔23a,23bの開口形状に合致する直方体状に形成されている。このため、突出部55は、通孔23a,23bの四隅に引っ掛かる四つの角59を有している。
突出部55の突出高さHは、ガスケット51が自由状態にある時に、TV基板20の厚さtを上回っている。そのため、突出部55は、通孔23a,23bを貫通してTV基板20の第1の実装面21aの上に突出するように構成されている。
さらに、突出部55は、シールドケース26の底板29に接する第3の面62を有している。第3の面62は、突出部55の突出端に位置されている。
本体54の第2の面61の上に導電性を有する両面接着テープ63が貼り付けられている。両面接着テープ63は、ガスケット51をTV基板20に仮止めする接着層の一例であって、突出部55と隣り合っている。
図11は、放熱板17とTV基板20の第2の実装面21bとの間の隙間G1が、ガスケット51が自由状態にある時の脚部58aの先端58aからベース部57の第2の面61までの寸法Dよりも小さい場合のガスケット51の変形状態を示している。
すなわち、ガスケット51が仮止めされたTV基板20を放熱板17の上に固定すると、ガスケット51の脚部58が放熱板17との接触に伴ってベース部57に近づくように押圧される。これにより、脚部58がベース部57と重なり合うとともに、ベース部57および脚部58を含む本体54がTV基板20と放熱板17との間で挟み込まれる。
したがって、本体54が圧縮されて、脚部58の第1の面60が放熱板17に弾性的に押し付けられる。それとともに、ベース部57の第2の面61が、レジスト層24が取り除かれたTV基板20の第2の実装面21bに弾性的に押し付けられる。
さらに、ガスケット51の突出部55が本体54に追従して圧縮され、突出部55の第3の面62がシールドケース26の底板29に弾性的に押し付けられる。
この結果、ガスケット51が放熱板17、TV基板20およびチューナモジュール25の三つの要素に対し、第1ないし第3の面60,61,62の三箇所で接触し、放熱板17、TV基板20およびチューナモジュール25が一つのガスケット51で同時に電気的に導通された状態に保たれる。
一方、図12は、隙間G1が図11よりも大きい場合のガスケット51の変形状態を示している。図12の例では、隙間G1が大きい分、脚部58の変位量が少なく抑えられる。そのため、脚部58は、その先端58aが放熱板17に弾性的に押し付けられており、脚部58の第1の面60は、放熱板17から離れている。それとともに、脚部58の変位に伴ってベース部57がTV基板20に向けて押圧され、ベース部57の第2の面61が、レジスト層24が取り除かれたTV基板20の第2の実装面21bに弾性的に押し付けられる。
さらに、ガスケット51の突出部55が脚部58の変位に追従して圧縮され、突出部55の第3の面62がシールドケース26の底板29に弾性的に押し付けられる。
この結果、ガスケット51が放熱板17、TV基板20およびチューナモジュール25の三つの要素に対し、脚部58の先端58a、第2の面61および第3の面62の三箇所で接触し、放熱板17、TV基板20およびチューナモジュール25が一つのガスケット51で同時に電気的に導通された状態に保たれる。
第3の実施形態に係るガスケット51は、突出部55が突出されたベース部57に対し近づいたり遠ざかる方向に弾性的に変位可能な脚部58を備えている。このため、例えば液晶テレビ1の大きさ、又はテレビの型式等により第1の隙間G1の大きさが変動したとしても、脚部58が第1の隙間G1の大きさに応じて弾性的に変位する。
したがって、一種類のガスケット51で放熱板17とTV基板20との間の第1の隙間G1の大きさが異なる種々の液晶テレビに対応することができる。よって、第1の隙間G1の大きさに対応した複数の種類のガスケットを準備する必要はなく、ガスケット51を共通部品として活用することができる。
さらに、第3の実施形態のガスケット51にしても、ベース部57から突出された突出部55がTV基板20の通孔23a,23bを貫通している。そのため、ガスケット51は、通孔23a,23bを目印としてTV基板20に取り付ければよく、前記第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第4の実施形態]
図13は、第4の実施形態を開示している。
図13は、第4の実施形態を開示している。
第4の実施形態は、グラウンディングガスケット33の芯材34が、本体36の形状を定める第1の部分34aと、突出部37の形状を定める第2の部分34bと、に二分割されている点が前記第1の実施形態と相違している。それ以外のガスケット33の構成は、第1の実施形態と同様である。そのため、第4の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
図13に示すように、芯材34の第1の部分34aおよび第2の部分34bは、弾性率が異なる別々の発泡材で構成されている。第4の実施形態では、第2の部分34bを構成する発泡材の弾性率が第1の部分34aを構成する発泡材の弾性率を下回っている。言い換えると、突出部37の方が本体36よりも撓み易い柔軟な特性を有している。
芯材34の第2の部分34bは、第1の部分34aの上に導電性を有する両面接着テープ71を介して貼り付けられている。したがって、第1の部分34aおよび第2の部分34bは、互いに電気的に導通された状態に保たれている。
さらに、導電層35は、第1の部分34aおよび第2の部分34bを連続して取り囲むことで、第1の部分34aおよび第2の部分34aを一体的に包み込んでいる。
第4の実施形態によると、ガスケット33の突出部37が本体36よりも撓みやすいので、突出部37の第3の面38cがチューナケース26の底板29に接した時に、第3の面38cが底板29に沿うように滑らかに変形する。
具体的には、例えば底板29が部分的に湾曲したり、底板29に凹凸が生じていたとしても、突出部37の第3の面38cが底板29の形状に追従するように変形し、底板29に対し隙間なく密着する。
したがって、ガスケット33とチューナケース26との接触面積を十分に確保することができ、例えばスプリアスを要因とする電波障害を確実に防止することができる。
第4の実施形態では、突出部37を本体36よりも撓み易くしたが、例えば第1の部分34aを構成する発泡材の弾性率よりも第2の部分34bを構成する発泡材の弾性率を高くすることで、突出部37を本体36よりも撓み難い硬い特性としてもよい。
[第5の実施形態]
図14および図15は、第5の実施形態を開示している。
図14および図15は、第5の実施形態を開示している。
第5の実施形態は、第1の実施形態に開示されたグラウンディングガスケット33を、電子機器の他の例であるポータブルコンピュータ100に適用したものであって、ガスケット33の構成は、基本的に第1の実施形態と同様である。
図14に示すように、ポータブルコンピュータ100は、本体101およびディスプレイ102を備えている。本体101は、第1の筐体103を有している。第1の筐体103は、底壁104、上壁105、側壁106および後壁107を含む偏平な箱形である。第1の筐体103は、例えば合成樹脂製であり、その内面をめっき層108で覆うことで導電性が付与されている。そのため、本実施形態では、第1の筐体103がグラウンド部を兼ねている。
図15に示すように、第1の筐体103は、例えばCPUが実装されたマザーボード110を収容している。マザーボード110は、基板の一例であって、第1の筐体103の底壁104と平行となるように底壁104に支持されている。マザーボード110と底板104との間には、第1の隙間G1が形成されている。
マザーボード110の上面の後端部に複数のコネクタ111が実装されている。コネクタ111は、第1の筐体103の幅方向に間隔を存して一列に並んでいるとともに、後壁107に開けた複数の開口部112を通じて第1の筐体103の外に露出されている。
コネクタ111は、図15に示すようなUSBコネクタ113を含んでいる。USBコネクタ113は、導電部品の一例であって、その外周面が金属製のケース114で覆われている。ケース114は、マザーボード110の上面に面する底板114aを有している。底板114aとマザーボード110との間には、第2の隙間G2が形成されている。第2の隙間G2は、第1の隙間G1よりも小さい。
さらに、マザーボード110は、通孔115を有している。通孔115は、USBコネクタ113に対応する位置でマザーボード110を厚さ方向に貫通するとともに、底壁104を覆っためっき層108と向かい合っている。このため、USBコネクタ113は、マザーボード110の通孔115を底壁104の上に積層されためっき層108の反対側から覆っている。
ディスプレイ102は、液晶パネルを収容した第2の筐体117を備えている。第2の筐体117は、一対の脚部118a,118bを有している。脚部118a,118bは、夫々ヒンジを介して第1の筐体103の後端部に回動可能に支持されている。
図15に示すように、グラウンディングガスケット33が第1の筐体103の底壁104とマザーボード110との間に介在されている。ガスケット33の本体36は、底板104とマザーボード110との間の第1の隙間G1に介在されている。本体36の第1の面38aは、底壁104の上に積層されためっき層108に弾性的に接している。本体36の第2の面38bは、マザーボード110に弾性的に接している。
突出部37は、マザーボード110の通孔115に挿入されている。突出部37の突出高さHは、ガスケット33が自由状態にある時に、マザーボード110の厚さtを上回っている。そのため、突出部37は、通孔115を貫通してマザーボード110とUSBコネクタ113との間の隙間G2に突出するように構成されている。さらに、突出部37の第3の面38cは、USBコネクタ113のケース114の底板114aに弾性的に接している。
次に、第1の筐体103の底壁104とUSBコネクタ113との間にガスケット33を介在させる手順について説明する。
最初に、マザーボード110の上にUSBコネクタ113をその他の回路部品と共に半田付けする。この後、ガスケット33を手で把持するとともに、ガスケット33の突出部37をマザーボード110の通孔115に挿入する。突出部37の突出高さHは、マザーボード110の厚さtを上回っているので、突出部37の第3の面38cが第2の隙間G2に進出してUSBコネクタ113のケース114の底板114aに突き当たる。
この後、マザーボード110の下面が第1の筐体103の底壁104と向かい合うように、マザーボード110を底壁104の上に固定する。この固定により、ガスケット33の本体36がマザーボード110と底壁104との間で挟み込まれる。
したがって、本体36が圧縮されて、本体36の第1の面38aが底壁104に積層されためっき層108に弾性的に押し付けられる。それとともに、本体36の第2の面38bが、マザーボード110の下面に弾性的に押し付けられる。
加えて、ガスケット33の突出部37が本体36に追従して圧縮され、突出部37の第3の面38cがUSBコネクタ113のケース114の底板114aに弾性的に押し付けられる。
この結果、ガスケット33がグラウンド部としての第1の筐体103、マザーボード110およびUSBコネクタ113の三つの要素に対し、第1ないし第3の面38a,38b,38cの三箇所で接触する。よって、第1の筐体103、マザーボード110およびUSBコネクタ113が一つのガスケット33で同時に電気的に導通された状態に保たれる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
17,103…グラウンド部(放熱板、第1の筐体)、20,110…基板(TV基板、マザーボード)、23a,23b,115…通孔、25,113…導電部品(チューナモジュール、USBコネクタ)、33,51…グラウンディングガスケット、34,52…芯材、35,53…導電層、36,54…本体、37,55…突出部、57…ベース部、58…脚部。
Claims (18)
- 弾性を有する芯材の外周面を導電層で被覆したグラウンディングガスケットであって、
グラウンド部と基板との間に介在され、前記グラウンド部および前記基板に接する本体と、
前記本体から突出され、前記基板に開けた通孔を貫通して前記グラウンド部の反対側に突出されるとともに、前記基板の上に実装された導電部品に接する突出部と、
を含むグラウンディングガスケット。 - 請求項1に記載のグラウンディングガスケットにおいて、前記本体は、前記グラウンド部に接する第1の面と、前記基板に接する第2の面と、を有し、
前記突出部は、前記第2の面から突出されているとともに、前記導電部品に接する第3の面を有するグラウンディングガスケット。 - 請求項1又は請求項2に記載のグラウンディングガスケットにおいて、前記本体を前記基板に貼り付ける接着層をさらに備えたグラウンディングガスケット。
- 請求項1又は請求項2に記載のグラウンディングガスケットにおいて、前記突出部が前記本体に一体成形されたグラウンディングガスケット。
- 請求項1又は請求項2に記載のグラウンディングガスケットにおいて、前記本体および前記突出部が互いに別の部品で構成されているとともに、前記突出部が前記本体に接着されたグラウンディングガスケット。
- 請求項5に記載のグラウンディングガスケットにおいて、前記突出部の弾性率が前記本体の弾性率と異なるグラウンディングガスケット。
- 請求項6に記載のグラウンディングガスケットにおいて、前記突出部は、前記本体よりも弾性率が小さいグラウンディングガスケット。
- 弾性を有する芯材の外周面を導電層で被覆したグラウンディングガスケットであって、
グラウンド部と基板との間に介在され、前記グラウンド部および前記基板に接する本体と、
前記本体から突出され、前記基板に開けた通孔を貫通して前記グラウンド部の反対側に突出されるとともに、前記基板の上に実装された導電部品に接する突出部と、を含み、
前記本体は、前記基板に接するとともに前記凸部が突出されたベース部と、前記ベース部の一端から前記グラウンド部に向けて一体に延出され、前記ベース部に近づいたり遠ざかる方向に変位可能な脚部と、を有するグラウンディングガスケット。 - 請求項8に記載のグラウンディングガスケットにおいて、前記突出部が前記本体の前記ベース部に一体成形されたグラウンディングガスケット。
- 請求項8又は請求項9に記載のグラウンディングガスケットにおいて、前記本体を前記基板に貼り付ける接着層をさらに備えたグラウンディングガスケット。
- 請求項1又は請求項8に記載のグラウンディングガスケットにおいて、前記突出部は、前記基板の前記通孔に引っ掛かる複数の角を有するグラウンディングガスケット。
- グラウンド部と、
前記グラウンド部に面した通孔が形成された基板と、
前記基板に実装され、前記通孔を前記グラウンド部の反対側から覆った導電部品と、
弾性を有する芯材と、当該芯材の外周面を被覆した導電層と、を有し、前記グラウンド部、前記基板および前記導電部品を電気的に導通させるように構成されたグラウンディングガスケットと、を具備し、
前記グラウンディングガスケットは、
前記グラウンド部と前記基板との間に介在され、前記グラウンド部および前記基板に接した本体と、
前記本体から突出され、前記基板の前記通孔を貫通して前記導電部品に接した突出部と、
を含む電子機器。 - 請求項12に記載の電子機器において、前記グラウンディングガスケットの前記本体は、前記グラウンド部に接する第1の面と、前記基板に接する第2の面と、を有し、
前記突出部は、前記第2の面から突出されているとともに、前記導電部品に接する第3の面を有する電子機器。 - 請求項13に記載の電子機器において、前記基板はレジスト層で被覆されているとともに、前記基板のうち前記本体の前記第2の面に対応する位置では、前記レジスト層が除去された電子機器。
- 請求項12ないし請求項14のいずれか一項に記載の電子機器において、前記基板の前記通孔は、角孔であり、前記グラウンディングガスケットの前記突出部は、前記通孔に引っ掛かる複数の角を有する電子機器。
- 請求項12ないし請求項14のいずれか一項に記載の電子機器において、前記グラウンディングガスケットは、前記本体を前記基板に貼り付ける接着層をさらに備えた電子機器。
- 請求項16に記載の電子機器において、前記導電部品が実装された前記基板は、前記グラウンディングガスケットの前記本体を前記基板に貼り付けた状態で前記グラウンド部の上に固定された電子機器。
- 請求項17に記載の電子機器において、前記グラウンディングガスケットが前記グラウンド部と前記導電部品との間で挟み込まれた電子機器。
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