JP2014098633A - 電流センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化が図れて磁気シールド効果の高い電流センサを提供すること。
【解決手段】U字形状を有する電流路(12)と、電流路(12)に被測定電流が流れたときに発生する磁界を検出する磁電変換素子(13)と、を備えた電流センサ(101)において、U字形状は、基部(12k)と、基部(12k)の両端側から一方向に延出した第1腕部及び第2腕部と、からなり、電流路(12)のU字形状の少なくとも一部と磁電変換素子(13)とを囲う内側磁気シールド部材(11)を有し、内側磁気シールド部材(11)の少なくとも一部を囲う外側磁気シールド部材(15)を有し、外側磁気シールド部材(15)には、U字形状の基部(12k)側の外側に外側壁(15w)を有し、外側磁気シールド部材(15)の外側壁(15w)と内側磁気シールド部材(11)のU字形状の基部(12k)側に設けられた端部(11t)との間に隙間(SS)が設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、被測定電流が流れたときに発生する磁界を検出して電流路に流れる被測定電流を測定する電流センサに関する。
近年、各種機器の制御や監視のために、各種機器に取り付けて各種機器に流れる被測定電流を測定する電流センサが一般に用いられてきた。この種の電流センサとして、電流路に流れる被測定電流から生じる磁界を感知する磁気抵抗効果素子やホール素子等の磁電変換素子を用いた方法の電流センサが良く知られている。そして、この電流センサの測定精度を向上させるため、外部磁界の影響を低減する磁気シールド部材を備えた電流センサが良く知られている。
上述した電流センサとして、特許文献1(従来例)では、図8に示すような電流センサ900が開示されている。図8は、従来例の電流センサ900を説明する図であって、図8Aは、被電流計測配線(電流バー)902と基板901を下方側から見た斜視図であり、図8Bは、電流センサ900を上方側から見た斜視図であり、図8Cは、電流センサ900の構成の概略を示す図である。図8に示すように、従来例の電流センサ900は、計測対象となる電流が相互に逆方向に流れるよう同一配線の一部が平行に配設された平行配設部を有する被電流計測配線(電流バー)902と、平行な配線によって形成される平面に対して垂直方向の磁界を検出する磁気検出手段(磁気センサ)903と、磁気検出手段(磁気センサ)903にて検出した磁界に基づいて、被電流計測配線(電流バー)902に流れた電流を検出する電流検出手段(コイル)904と、平行配設部を囲う磁性体コア905と、を備えて構成されている。そして、この磁性体コア905は、被電流計測配線(電流バー)902に電流が流れることにより発生した磁界を増強させるとともに、外部磁界が磁気センサ903にて検出されることを抑制するよう、当該外部磁界を遮蔽する磁気シールド部材の機能も有している。これにより、低コストで外部磁気ノイズの誤検出を抑制した信頼性の高い電流センサ900を提供できるとしている。
しかしながら、高い測定精度を得るために、磁気抵抗効果を用いた磁気抵抗効果素子を磁気検出手段(磁気センサ)903に用いると、この磁気抵抗効果素子が磁気抵抗効果素子の感度軸とは別な向きに副感度軸を有しているので、その副感度軸からの影響を受けるようになる。そして、磁性体コア905が従来例のように配置されていると、図8Bに示すY方向にかかる外部磁界が存在した場合、そのY方向からの外部磁界により副感度軸が影響を受け、電流センサの測定精度が低下するといった問題があった。特に、高精度の測定精度が求められる電流センサでは、外部磁界の影響を極力低減しなければいけなかった。
そこで、Y方向に対しても、磁気シールド部材を設けることが考えられ、図9Bに示す比較例の電流センサP501について、シミュレーション及び実測定にて検証を行った。図9は、比較例における磁気シールド効果を説明する図であって、図9Aは、シミュレーションと測定サンプルに用いたモデル図であり、図9Bは、そのシミュレーション結果S1と実測結果T1のグラフである。図9Bに示すグラフの縦軸は、外部磁界MXの影響割合を示し、横軸は磁気シールド部材P15の厚みtを示している。ここでいう外部磁界MXの影響割合とは、外部磁界MXに対する磁気抵抗効果素子P13が受ける磁界の百分率である。なお、シミュレーション及び測定に用いた一様な外部磁界MXの値は、28(mT)である。
図9Aに示す比較例の電流センサP501は、電流路P12と、配線基板P19に搭載された磁気抵抗効果素子P13と、電流路P12及び磁気抵抗効果素子P13を覆うようにして配設された磁気シールド部材P15とを備えている。そして、磁気シールド部材P15の厚みtは、シミュレーションでは、磁気シールド部材P15の厚みtを増やすことで対応し、測定サンプルでは、0.25mm厚みの磁気シールド部材P15を何枚も重ねることで対応した。
その結果、図9Bに示すように、シミュレーション結果S1と実測結果はほぼ一致し、磁気シールド部材P15の厚みが増すにつれ、磁気抵抗効果素子P13が受ける外部磁界MXの影響が小さくなり、シールド効果が向上しているといえる。そして、磁気シールド部材P15の厚みが0.5mmの場合に、1.75(mT/%)となり、これをシールド率に換算すると、93.7(%)となり、ある程度のシールド効果が得られた。しかしながら、高精度の測定精度が求められる電流センサでは、より高いシールド効果が求められ、磁気シールド部材P15の厚みを3.5(mm)とかなり厚くして、0.44(mT/%){シールド率に換算すると98.4(%)}まで低くしなければ、満足できる磁気シールド効果が得られなかった。
特開2010−276422号公報
しかしながら、このように厚みを厚くすると磁気シールド部材の作製が難しくなるばかりでなく、全体の重さが重たくなり、しかも大型化してしまうという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、小型化が図れて磁気シールド効果の高い電流センサを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の電流センサは、U字形状を有する電流路と、前記電流路に被測定電流が流れたときに発生する磁界を検出する磁電変換素子と、を備えた電流センサにおいて、前記U字形状が、基部と、前記基部の両端側から一方向に延出した第1腕部及び第2腕部と、からなり、前記電流路の前記U字形状の少なくとも一部と前記磁電変換素子とを囲う内側磁気シールド部材を有し、前記内側磁気シールド部材の少なくとも一部を囲う外側磁気シールド部材を有し、前記外側磁気シールド部材には、前記U字形状の前記基部側の外側に外側壁を有し、前記外側磁気シールド部材の前記外側壁と、前記内側磁気シールド部材の前記U字形状の前記基部側に設けられた端部と、の間に隙間が設けられていることを特徴としている。
これによれば、本発明の電流センサは、内側磁気シールド部材のU字形状の基部側に設けられた端部と、外側磁気シールド部材の外側壁との間に隙間が設けられているので、外側磁気シールド部材から隙間に漏れた外部磁界が、再び内側磁気シールド部材によりシールドされることとなる。このことにより、1つの磁気シールド部材の厚みを厚くしてシールドする場合と比較して、より小型にして磁気シールド効果を高めることができる。
また、本発明の電流センサは、前記内側磁気シールド部材には、前記端部から前記電流路側に向けて延出して設けられた内側壁を有し、前記内側壁が、前記基部の上に設けられていることを特徴としている。
これによれば、内側磁気シールド部材の端部から延出した内側壁が設けられているので、この内側壁により、内側壁と対向する側からの外部磁界をよりシールドすることができ、内側壁と外側壁との間の隙間を狭くすることができる。また、内側壁が電流路の基部の上に設けられているので、電流路の基部が内側磁気シールド部材に全て囲われている場合と比較して、電流路の腕部が延出している一方向の幅を短くすることができる。これらのことにより、電流センサをより小型に作製することができる。
また、本発明の電流センサは、前記外側磁気シールド部材が、1枚の金属板を折り曲げて加工されており、前記外側磁気シールド部材には、前記折り曲げにより、前記一方向に沿った外側隙間が設けられており、前記外側隙間が、前記第1腕部及び前記第2腕部のそれぞれから等距離の位置に設けられていることを特徴としている。
これによれば、1枚の金属板を折り曲げて加工されて作製された外側磁気シールド部材の外側隙間が、第1腕部及び第2腕部のそれぞれから等距離の位置に設けられているので、この外側隙間の部分の磁界は、第1腕部から生じる磁界と第2腕部から生じる磁界とが逆向きで、しかも同じ強さの磁界となる。このため、どちらかに偏って外側隙間がある場合と比較して、外側磁気シールド部材の外側隙間から漏れる漏れ磁界を小さく抑えることができる。このことにより、外側磁気シールド部材に隙間があっても、測定精度の悪化を低減することができる。
また、本発明の電流センサは、前記内側磁気シールド部材が、前記U形状を覆うようにして設けられた上部磁気シールド部材と、前記上部磁気シールド部材と対向して配設され、前記U形状を覆うようにして設けられた下部磁気シールド部材と、を有し、前記上部磁気シールド部材と前記下部磁気シールド部材とが合わせられた部分の隙間である内側隙間が、側面視して、前記磁電変換素子と同じ高さであることを特徴としている。
これによれば、磁電変換素子と同じ高さに、上部磁気シールド部材と下部磁気シールド部材とが合わせられた部分の隙間である内側隙間が設けられているので、外側磁気シールド部材の外側隙間と内側磁気シールド部材の内側隙間とが重ならない別の位置でしかも離れた位置に設けられるようになる。このため、外側磁気シールド部材の外側隙間から漏れる外部磁界を内側磁気シールド部材でシールドできるとともに、内側磁気シールド部材の内側隙間から進入する外部磁界を外側磁気シールド部材により低減することができる。このことにより、磁気シールド効果をより高めることができ、測定精度の悪化をより低減することができる。
本発明の電流センサは、内側磁気シールド部材のU字形状の基部側に設けられた端部と、外側磁気シールド部材の外側壁との間に隙間が設けられているので、外側磁気シールド部材から隙間に漏れた外部磁界が、再び内側磁気シールド部材によりシールドされることとなる。このことにより、1つの磁気シールド部材の厚みを厚くしてシールドする場合と比較して、より小型にして磁気シールド効果を高めることができる。
本発明の第1実施形態の電流センサを説明する分解斜視図である。 本発明の第1実施形態の電流センサを説明する斜視図である。 本発明の第1実施形態の電流センサを説明する図であって、図2に示すZ1側から見た上面図である。 本発明の第1実施形態の電流センサを説明する図であって、図3の一部を省略した上面図である。 本発明の第1実施形態の電流センサを説明する図であって、図3に示すV−V線における断面図である。 本発明の第1実施形態の電流センサを説明する図であって、図3に示すVI−VI線における断面図である。 本発明の第1実施形態の電流センサを説明する図であって、図3に示すVII−VII線における断面図である。 従来例の電流センサを説明する図であって、図8Aは、被電流計測配線(電流バー)と基板を下方側から見た斜視図であり、図8Bは、電流センサを上方側から見た斜視図であり、図8Cは、電流センサの構成の概略を示す図である。 比較例における磁気シールド効果を説明する図であって、図9Aは、シミュレーションに用いたモデル図であり、図9Bは、そのシミュレーション結果のグラフである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の電流センサ101を説明する分解斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態の電流センサ101を説明する斜視図である。図3は、本発明の第1実施形態の電流センサ101を説明する図であって、図2に示すZ1側から見た上面図である。図4は、本発明の第1実施形態の電流センサ101を説明する図であって、図3の内側磁気シールド部材11及び外側磁気シールド部材15の一部を省略した上面図である。図5は、本発明の第1実施形態の電流センサ101を説明する図であって、図3に示すV−V線における断面図である。図6は、本発明の第1実施形態の電流センサ101を説明する図であって、図3に示すVI−VI線における断面図である。図7は、本発明の第1実施形態の電流センサ101を説明する図であって、図3に示すVII−VII線における断面図である。
本発明の第1実施形態の電流センサ101は、図1ないし図4に示すように、U字形状を有する電流路12と、電流路12に被測定電流が流れたときに発生する磁界を検出する磁電変換素子13と、電流路12のU字形状の少なくとも一部と磁電変換素子13とを囲う内側磁気シールド部材11と、内側磁気シールド部材11を囲う外側磁気シールド部材15と、を備えて構成される。他に、電流センサ101は、複数の磁電変換素子13間を接続する回路パターン(図示していない)を有した絶縁基板19と、絶縁基板19を収納する収容部18sを有した枠体18と、電流路12を位置決めして支持する支持部材52と、が設けられている。
電流路12は、銅(Cu)等の導電性の良い材質を用い、図1及び図4に示すように、一方が開放されたU字形状を有しており、このU字形状は、開放した側と対向する基部12kと、基部12kの両端側から延出した第1腕部12a及び第2腕部12bと、から構成されている。そして、電流路12に被測定電流が流れると、第1腕部12aには一方向(例えば図4に示すY1方向)に被測定電流が流れ、基部12kを介して、第2腕部12bには一方向とは逆向きの他方向(例えば図4に示すY2方向)に被測定電流が流れるようになっている。
さらに、電流路12は、図1、図4及び図5に示すように、基部12kと反対側に設けられ、第1腕部12a及び第2腕部12bに連続して、端子部17a及び端子部17bがU字形状の縦方向(図1に示すY2方向)に向けて形成されている。そして、この端子部17a及び端子部17bの端部には、図示していない被測定電流路(測定したい電流路)と接続し固定するための孔17hが設けられている。この電流路12の被測定電流路への接続及び固定は、図示はしていないが、電流路12の孔17hを利用し、ボルト及びナット等を用いて、容易に達成することができる。なお、電流路12の材質に銅(Cu)を用いたが、これに限定されるものではなく、導電性の良い材質であれば良く、例えばアルミニウム(Al)等でも良い。
また、電流路12は、電流センサ101が組み立てられた際には、図1、図4ないし図6に示す支持部材52の上方側(図5に示すZ1側)に配置され、支持部材52に載置される。
支持部材52は、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、LCP(液晶ポリマー)等の合成樹脂材料を用いており、図1に示すように、中央に孔が設けられた平板状のベース部52dと、ベース部52dから延設された複数の部位と、から構成されている。この複数の部位は、ベース部52dの一方側端部(図1に示すY2方向側の端部)の左右に形成された立設部52rと、この立設部52rに挟まれた位置に設けられた突設部52tと、ベース部52dの他方側端部(図1に示すY1方向側の端部)の左右に形成された延設部52eとから構成されている。また、支持部材52は、合成樹脂材料を用いているので、射出成形等で加工され、このような複雑な形状を容易に作製することができる。
また、電流路12が支持部材52に載置された際には、図4に示すように、電流路12の端子部17a及び端子部17bのそれぞれの外側に形成された傾斜部12mと、支持部材52の立設部52rに設けられた傾斜壁52kと、を当接させている。さらに、電流路12のU字形状の幅方向(図4に示すX方向)の外側端面12tと、支持部材52の延設部52eとを当接させているとともに、支持部材52の突設部52tを電流路12のスリット部12sに嵌め込んでいる。これにより、電流路12と支持部材52との位置決めを正確に行なうことができる。
磁電変換素子13は、電流路12に電流が流れたときに発生する磁界を検出する素子であって、例えば、巨大磁気抵抗効果を用いた磁気検出素子(GMR(Giant Magneto Resistive)素子という)を用い、図4ないし図7に示すように、第1腕部12aに対応して配設される第1磁電変換素子13Aと、第2腕部12bに対応して配設される第2磁電変換素子13Bと、の1組が配設されている。そして、この1組の磁電変換素子13(第1磁電変換素子13A、第2磁電変換素子13B)は、GMR素子をシリコン基板上に作製した後、GMR素子を切り出してチップを作り、切り出されたGMR素子のチップと信号の取り出しのためのリード端子14rとを電気的に接続して、熱硬化性の合成樹脂でパッケージングして、磁気センサパッケージ14としている。なお、このGMR素子が、磁界の変化に応じてGMR素子における抵抗値が変化する性質を有しているので、磁電変換素子13は、この抵抗値の変化から電流路12に流れる被測定電流を算出することにより、電流路12に流れる被測定電流を測定することができる。
また、磁電変換素子13(第1磁電変換素子13A、第2磁電変換素子13B)は、リード端子14rと絶縁基板19の裏面に設けられた回路パターン(図示していない)とがはんだ付けされ、図1、図4ないし図7に示すように、電流路12のU字形状のU字形状部と対向して配設された絶縁基板19に搭載されている。そして、電流路12と絶縁基板19とが配設された際に、図4ないし図6に示すように、第1磁電変換素子13Aが一方の第1腕部12a上に設けられるとともに、第2磁電変換素子13Bが他方の第2腕部12b上に設けられるようになる。
また、図4に示すように、第1磁電変換素子13Aと第2磁電変換素子13Bの感度軸方向KDが、同じ方向(図4では、X2方向)を向いて配設されているとともに、第1磁電変換素子13Aと第2磁電変換素子13Bの感度影響軸方向EDが、同じ方向(図4では、Y1方向)を向いて配設されている。そして、本発明の第1実施形態の電流センサ101は、第1磁電変換素子13Aからの信号と第2磁電変換素子13Bからの信号とを算出することで、被測定電流路(測定したい電流路)に流れる被測定電流の電流値を精度良く測定することができる。なお、本発明の第1実施形態では、感度影響軸方向EDが、磁電変換素子13(第1磁電変換素子13A、第2磁電変換素子13B)にかけられたバイアスの方向になっており、感度軸方向KDと感度影響軸方向EDとのなす角が90°の場合について説明したが、この90°に限るものではない。
絶縁基板19は、一般に広く知られている両面のプリント配線板を用いており、ガラス入りのエポキシ樹脂のベース基板に、ベース基板上に設けられた銅(Cu)等の金属箔をパターニングして、回路を構成するための回路パターンを形成している。なお、絶縁基板19にガラス入りのエポキシ樹脂からなるプリント配線板を用いたが、これに限定されるものではなく、例えばセラミック配線板、フレキシブル配線板でも良い。
枠体18は、図1に示すように、4つの側壁18wで箱形に形成されており、内側に仕切部18pを有し、この仕切部18pを底面として、絶縁基板19を収納する収容部18sを形成している。そして、絶縁基板19がこの収容部18sに収納された際には、図1、図5ないし図7に示すように、仕切部18pの四隅から上方(図1に示すZ1方向)に延設して設けられた凸設部18tが、絶縁基板19に設けられた4つの貫通孔19hに挿通され固定される。これにより、枠体18と絶縁基板19との位置決めを正確に行なうことができる。
また、枠体18は、図5ないし図7に示すように、仕切部18pの下面側(図5に示すZ2側)には、電流路12及び支持部材52を収容する収納部18nを有している。そして、電流路12及び支持部材52がこの収納部18nに収容された際には、図5に示すように、仕切部18pから下方(図5に示すZ2方向)に延設して設けられた左右の下垂部18kが、支持部材52のベース部52dの側面52pと当接し、支持部材52を挟持するようになる。さらに、図6に示すように、仕切部18pから下方(図6に示すZ2方向)に延設して設けられた一方の突部18aが、電流路12の基部12kの内側側面12pと当接し、スリット部12sに嵌め込まれているとともに、仕切部18pから下方(図6に示すZ2方向)に延設して設けられた他方の突部18bが、支持部材52の突設部52tの側面52qと当接し配設される。これにより、枠体18と支持部材52、ひいては枠体18と電流路12との位置決めを正確に行なうことができる。なお、枠体18も支持部材52と同様に、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)等の合成樹脂材料を用いて、射出成形等で作製している。
磁気シールド部材の内側磁気シールド部材11は、透磁率の高い珪素鋼を用い、図1、図2、図4ないし図7に示すように、上面11aと上面11aの四方から下方(図1に示すZ2方向)に延設して設けられた4つの側面11pとを備えて箱状に形成された上部磁気シールド部材11Aと、底面11bと底面11bの両端から延設して設けられ2つの側壁11wとで断面がU字状に形成された下部磁気シールド部材11Bと、を組み合わせて構成されている。そして、図4ないし図7に示すように、電流路12と磁電変換素子13がパッケージされた磁気センサパッケージ14と絶縁基板19と支持部材52と枠体18とを、上部磁気シールド部材11Aと、上部磁気シールド部材11Aと対向して配設した下部磁気シールド部材11Bと、で挟むようにして収容している。
また、内側磁気シールド部材11が配設された際には、図4ないし図7に示すように、上部磁気シールド部材11Aと下部磁気シールド部材11Bとで、電流路12のU形状を覆うようにして配設している。そして、本発明の第1実施形態では、上部磁気シールド部材11Aの4つの側面11pの1つである、内側壁11zが、電流路12の基部12kの上に設けられ、端部11tから電流路12側に向けて延出している。
また、本発明の第1実施形態では、上部磁気シールド部材11Aと下部磁気シールド部材11Bとが合わせられた際に生じる部分の隙間、つまり内側隙間11gは、側面視して、図5に示すように、磁電変換素子13と同じ高さになるように配置されている。
また、内側磁気シールド部材11が配設された際には、図1に示す枠体18の2つの側壁18wにそれぞれ設けられた凸部18fが、図1に示す上部磁気シールド部材11Aの上面11aの四隅に設けられた貫通孔11hに挿通されるとともに、図5に示すように、上部磁気シールド部材11Aの側面11pの内側面と枠体18の左右(図1に示すX方向)の2つの側壁18wの外側面とが当接するようになっている。また、図5に示すように、下部磁気シールド部材11Bの側壁11wの内側面と枠体18の左右(図5に示すX方向)の2つの側壁18wの外側面とが当接するようになっている。これにより、内側磁気シールド部材11と枠体18との位置決めを正確に行なうことができる。
また、内側磁気シールド部材11の上部磁気シールド部材11A及び下部磁気シールド部材11Bの作製は、1枚の金属板(珪素鋼板)を折り曲げることにより、容易に行なうことができる。なお、内側磁気シールド部材11の材料として珪素鋼を用いたが、磁気シールド効果を有する材質であれば、これに限るものではない。
磁気シールド部材の外側磁気シールド部材15は、透磁率の高い珪素鋼を用い、図1、図2、図4ないし図7に示すように、上面15a、底面15b、左右の側面15s、及び上面15aから下方に延設した外側壁15w(図6及び図7に示す)で構成され、矩形の箱状に成形されている。そして、図2に示すように、内側磁気シールド部材11を覆うようにして、この箱状の外側磁気シールド部材15が配設されている。その際には、図1に示す枠体18の4つの凸部18fが、図1に示す外側磁気シールド部材15の上面15aの四隅に設けられた貫通孔15hに挿通されるとともに、図5に示すように、外側磁気シールド部材15の側面15sの内側面と、上部磁気シールド部材11Aの側面11pの外側面及び下部磁気シールド部材11Bの側壁11wの外側面と、が当接するようになっている。これにより、外側磁気シールド部材15と枠体18、及び外側磁気シールド部材15と内側磁気シールド部材11との位置決めを正確に行なうことができる。なお、外側磁気シールド部材15の材料として珪素鋼を用いたが、磁気シールド効果を有する材質であれば、これに限るものではない。また、外側磁気シールド部材15が内側磁気シールド部材11を全て覆うように構成したが、内側磁気シールド部材11の少なくとも一部を囲うように構成しても良い。
また、外側磁気シールド部材15が組み込まれた際には、図4、図6及び図7に示すように、2つの磁電変換素子13(第1磁電変換素子13A、第2磁電変換素子13B)を覆うばかりでなく、電流路12のU字形状部を全て覆うようにして配設されるようになる。そして、外側壁15wが、U字形状の基部12k側の外側に位置して、電流路12の基部12k側に設けられた内側磁気シールド部材11の端部11tと、外側磁気シールド部材15の外側壁15wと、の間に隙間SSが設けられている。さらに、本発明の実施形態では、端部11tから電流路12側に向けて延出している内側壁11zと、外側磁気シールド部材15の外側壁15wと、が、隙間SSを挟んで対向配置されている。
これにより、内側磁気シールド部材11の端部11tと外側磁気シールド部材15の外側壁15wとの間に隙間SSが設けられているので、外側磁気シールド部材15から隙間SSに漏れた外部磁界が、再び内側磁気シールド部材11によりシールドされることとなる。
外側磁気シールド部材15の作製は、1枚の金属板(珪素鋼板)を折り曲げて加工することにより、容易に作製することができる。そのため、外側磁気シールド部材15には、上面15aに一方向(図1及び図3に示すY方向)に沿った外側隙間15gが1個所、形成されている。また、本発明の実施形態1では、外側磁気シールド部材15が外側壁15wを有している。そして、この外側壁15wは、上面15aから連続して折り曲げて形成されている。それ故、図示はしていないが、外側壁15wにも一方向(図1に示すZ方向)に沿った隙間が1個所、形成されている。
また、この外側隙間15gは、図5に示すように、第1腕部12a及び第2腕部12bのそれぞれから等距離の位置に設けられている。この両者の相対位置関係は、外側磁気シールド部材15と枠体18とが位置決めされているとともに、電流路12及び支持部材52と枠体18が位置決めされていることにより、正確に達成することができる。
これにより、外側磁気シールド部材15の外側隙間15gが、第1腕部12a及び第2腕部12bのそれぞれから等距離の位置に設けられているので、この外側隙間15gの部分の磁界は、第1腕部12aから生じる磁界と第2腕部12bから生じる磁界とが逆向きで、しかも同じ強さの磁界となる。このため、どちらかに偏って外側隙間15gがある場合と比較して、外側磁気シールド部材15の外側隙間15gから漏れる漏れ磁界を小さく抑えることができる。
さらに、この外側隙間15gは、図5に示すように、第1磁電変換素子13A及び第2磁電変換素子13Bのそれぞれから等距離の位置に設けられている。この両者の相対位置関係は、外側磁気シールド部材15と枠体18とが位置決めされているとともに、磁電変換素子13が搭載された絶縁基板19と枠体18とが位置決めされていることにより、正確に達成することができる。なお、本発明の第1実施形態では、枠体18を基準として、電流路12、磁電変換素子13、内側磁気シールド部材11及び外側磁気シールド部材15の相対位置を正確に決めているが、枠体18に限らず、その他の部品を用いて行っても良い。
以上により、本発明の電流センサ101は、内側磁気シールド部材11のU字形状の基部12k側に設けられた端部11tと、外側磁気シールド部材15の外側壁15wとの間に隙間SSが設けられているので、外側磁気シールド部材15から隙間SSに漏れた外部磁界が、再び内側磁気シールド部材11によりシールドされることとなる。このことにより、1つの磁気シールド部材の厚みを厚くしてシールドする場合と比較して、磁気シールド部材の全体の重さを軽くすることができ、より小型にして磁気シールド効果を高めることができる。
また、内側磁気シールド部材11の端部11tから延出した内側壁11zが設けられているので、この内側壁11wにより、内側壁11wと対向する側からの外部磁界をよりシールドすることができ、内側壁11wと外側壁15wとの間の隙間SSを狭くすることができる。また、内側壁11wが電流路12の基部12kの上に設けられているので、電流路12の基部12kが内側磁気シールド部材11に全て囲われている場合と比較して、電流路12の腕部が延出している一方向の幅を短くすることができる。これらのことにより、電流センサをより小型に作製することができる。
また、1枚の金属板を折り曲げて加工されて作製された外側磁気シールド部材15の外側隙間15gが、第1腕部12a及び第2腕部12bのそれぞれから等距離の位置に設けられているので、この外側隙間15gの部分の磁界は、第1腕部12aから生じる磁界と第2腕部12bから生じる磁界とが逆向きで、しかも同じ強さの磁界となる。このため、どちらかに偏って外側隙間15gがある場合と比較して、外側磁気シールド部材15の外側隙間15gから漏れる漏れ磁界を小さく抑えることができる。このことにより、外側磁気シールド部材15に外側隙間15gがあっても、測定精度の悪化を低減することができる。
また、磁電変換素子13と同じ高さに、上部磁気シールド部材11Aと下部磁気シールド部材11Bとが合わせられた部分の隙間である内側隙間11gが設けられているので、外側磁気シールド部材15の外側隙間15gと内側磁気シールド部材11の内側隙間11gとが重ならない別の位置でしかも離れた位置に設けられるようになる。このため、外側磁気シールド部材15の外側隙間15gから漏れる外部磁界を内側磁気シールド部材11でシールドできるとともに、内側磁気シールド部材11の内側隙間11gから進入する外部磁界を外側磁気シールド部材15により低減することができる。このことにより、磁気シールド効果をより高めることができ、測定精度の悪化をより低減することができる。
最後に、内側磁気シールド部材11と外側磁気シールド部材15による磁気シールド効果について、検証を行った。検証には、本発明の第1実施形態の電流センサ101を用い、一様な28(mT)の外部磁界を電流センサ101に与え、磁電変換素子13の電気信号から算出される電流値から、外部磁界の影響を推定した。なお、内側磁気シールド部材11と外側磁気シールド部材15の板厚を0.5mmとし、隙間SSを5mmとした。
その結果、外部磁界の影響割合は、0.44(mT/%){シールド率に換算すると98.4(%)}と低い値が得られ、図9Bに示す磁気シールド部材P15の厚みを3.5(mm)とかなり厚くした比較例と同等な効果が得られた。このことにより、本発明の第1実施形態の電流センサ101は、充分な磁気シールド効果が得られ、しかも小型が図れる効果を奏するといえる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
<変形例1>
上記第1実施形態では、内側磁気シールド部材11の内側壁11zが電流路12の基部12kの上に設けられた構成にしたが、この内側壁11wを設けなく、内側磁気シールド部材11から電流路12の第1腕部12a及び第2腕部12b側に向けて延出した下垂壁を設ける構成でも良い。これにより、電流路12の基部12kに流れる被測定電流から発生する磁場の影響を低減することができる。また、この下垂壁を内側壁11zと併用しても良い。
<変形例2>
上記第1実施形態では、磁電変換素子13を2つ設けた構成にしたが、磁電変換素子13を1つでも良いし、2つ以上設けた構成でも良い。
<変形例3>
上記第1実施形態では、1枚のシールド基材(珪素鋼板)を折り曲げて、内側磁気シールド部材及び外側磁気シールド部材15を好適に用いたが、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)、PP(ポリプロピレン)等の合成樹脂に扁平状の磁性粉末を分散させて、射出成形等により成形した成形部材を2つ組み合わせて、磁気シールド部材としても良い。また、磁性粉末を含有しない合成樹脂部材に、磁気シールド層を合成樹脂部材の内側の全面或いは外側の全面のいずれかに塗布して形成し、2つの合成樹脂部材を組み合わせて、磁気シールド部材としても良い。
<変形例4>
上記第1実施形態では、電流路12の断面形状が矩形の板状のタイプ、所謂バスバータイプを用いたが、断面形状が円形若しくは楕円形の電線のタイプの電流路を用いても良い。
<変形例5>
上記第1実施形態では、電流路12を支持部材52の上方側に配置する構成としたが、インサート成形法を用い、電流路12と支持部材52とを一体に成形しても良い。これにより、電流路12と支持部材52との位置決めをより正確に行なうことができる。
<変形例6>
上記第1実施形態では、電流路12を支持部材52の上方側に配置する構成としたが、支持部材52を用いなく、電流路12を枠体18に支持する構成としても良い。また、インサート成形法を用い、電流路12と枠体18とを一体に成形しても良い。これにより、電流路12と枠体18との位置決めをより正確に行なうことができる。
<変形例7>
上記第1実施形態では、磁電変換素子13を電流路12に対して絶縁基板19を挟んで配設した構成にしたが、磁電変換素子13を電流路12に対向して配設した構成でも良い。
<変形例8>
上記第1実施形態では、磁電変換素子13を熱硬化性の合成樹脂でパッケージングして磁気センサパッケージ14とし、絶縁基板19に実装したが、磁電変換素子13をそのまま絶縁基板19に実装、所謂ベアチップ実装しても良い。
<変形例9>
上記第1実施形態では、磁電変換素子13としてGMR素子を好適に用いたが、他に、MR(Magneto Resistive)素子、AMR(Anisotropic Magneto Resistive)素子、TMR(Tunnel Magneto Resistive)素子、ホール素子等であっても良い。
本発明は上記実施の形態に限定されず、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
11 内側磁気シールド部材
11A 上部磁気シールド部材
11B 下部磁気シールド部材
11g 内側隙間
11t 端部
11z 内側壁
12 電流路
12a 第1腕部
12b 第2腕部
12k 基部
13 磁電変換素子
15 外側磁気シールド部材
15g 外側隙間
15w 外側壁
SS 隙間
101 電流センサ

Claims (4)

  1. U字形状を有する電流路と、前記電流路に被測定電流が流れたときに発生する磁界を検出する磁電変換素子と、を備えた電流センサにおいて、
    前記U字形状は、基部と、前記基部の両端側から一方向に延出した第1腕部及び第2腕部と、からなり、
    前記電流路の前記U字形状の少なくとも一部と前記磁電変換素子とを囲う内側磁気シールド部材を有し、
    前記内側磁気シールド部材の少なくとも一部を囲う外側磁気シールド部材を有し、
    前記外側磁気シールド部材には、前記U字形状の前記基部側の外側に外側壁を有し、
    前記外側磁気シールド部材の前記外側壁と、前記内側磁気シールド部材の前記U字形状の前記基部側に設けられた端部と、の間に隙間が設けられていることを特徴とする電流センサ。
  2. 前記内側磁気シールド部材には、前記端部から前記電流路側に向けて延出して設けられた内側壁を有し、
    前記内側壁が、前記基部の上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記外側磁気シールド部材は、1枚の金属板を折り曲げて加工されており、
    前記外側磁気シールド部材には、前記折り曲げにより、前記一方向に沿った外側隙間が設けられており、
    前記外側隙間は、前記第1腕部及び前記第2腕部のそれぞれから等距離の位置に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電流センサ。
  4. 前記内側磁気シールド部材は、前記U形状を覆うようにして設けられた上部磁気シールド部材と、前記上部磁気シールド部材と対向して配設され、前記U形状を覆うようにして設けられた下部磁気シールド部材と、を有し、
    前記上部磁気シールド部材と前記下部磁気シールド部材とが合わせられた部分の隙間である内側隙間が、側面視して、前記磁電変換素子と同じ高さであることを特徴とする請求項3に記載の電流センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021070833A1 (ja) 2019-10-08 2021-04-15 アルプスアルパイン株式会社 磁気センサ及びこれを備えた電流検出装置
US12044709B2 (en) 2019-10-08 2024-07-23 Alps Alpine Co., Ltd. Magnetic sensor and current detecting apparatus including the same

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