JP2014095866A - Semiconductor device and driver apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は半導体装置及びドライバ装置に関し、例えば高速にデータを伝送する高速伝送配線を有する半導体装置及びドライバ装置に関する。 The present invention relates to a semiconductor device and a driver device, for example, a semiconductor device and a driver device having a high-speed transmission wiring that transmits data at high speed.
近年、半導体装置では、動作の高速化に伴い電磁界ノイズ(以下、EMI(Electro Magnetic Interference)ノイズと称す)の増大が大きな問題となっている。EMIノイズは、周辺に配置される他の装置の誤動作の原因となるため、このEMIノイズを低減することは重要である。そこで、EMIノイズを低減させる1つの方法として、クロックの時間平均周波数を変えずに周期的に周波数を変化させることで、スペクトラム強度を低減するスペクトラム拡散(Spread Spectrum)クロックを動作クロックとして用いることが提案されている。そこで、スペクトラム拡散クロックによりEMIノイズを低減する技術が特許文献1−3に記載されている。 2. Description of the Related Art In recent years, an increase in electromagnetic field noise (hereinafter referred to as EMI (Electro Magnetic Interference) noise) has become a major problem in semiconductor devices as the operation speed increases. Since EMI noise causes malfunction of other devices arranged in the vicinity, it is important to reduce this EMI noise. Therefore, as one method of reducing EMI noise, a spread spectrum clock that reduces the spectrum intensity by periodically changing the frequency without changing the time average frequency of the clock is used as the operation clock. Proposed. Therefore, Patent Documents 1-3 describe a technique for reducing EMI noise using a spread spectrum clock.
特許文献1では、データ電極駆動ICの動作を安定にしつつEMIノイズを低減するプラズマディスプレイ装置が開示されている。このプラズマディスプレイ装置では、受信したクロック信号に対して変調処理を施して変調後クロック信号を生成するクロック変調回路を有する。特許文献1では、変調後クロック信号に基づき動作を行うことでEMIノイズを低減する。しかし、この特許文献1では、クロック変調回路においてどのように変調後クロック信号を生成するかについては開示されていない。そこで、このクロック変調回路の例が、特許文献2、3に開示されている
特許文献2は、スペクトラム拡散クロックを生成するスペクトラム拡散クロック発生器を有する画像表示装置に関するものである。この特許文献2では、スペクトラム拡散クロック発生器により生成したスペクトラム拡散クロックを画像表示装置において要求される回路ブロックに供給する。これにより、特許文献2では、画像表示装置のEMIノイズを低減する。
特許文献3は、スペクトラム拡散処理が施されていない入力クロックを生成し、三角波を用いて当該入力クロックを変調することでスペクトラム拡散クロックを生成するスペクトラム拡散クロックジェネレータが開示されている。
しかしながら、特許文献2、3に記載の技術では、スペクトラム拡散クロックを生成するために電圧制御発振器を含む多数の回路を必要とする。一般的に、電圧制御発振器等は、コンデンサ等の回路面積が大きな素子を用い、さらに、多くのトランジスタも必要とするため回路規模が大きくなる。そのため、従来の技術では、スペクトラム拡散クロックを生成するために回路面積が大きくなる問題がある。
However, the techniques described in
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。 Other problems and novel features will become apparent from the description of the specification and the accompanying drawings.
一実施の形態によれば、半導体装置は、入力ポートの番号を指示する選択信号に応じて、エンベデッドクロック方式の入力信号から生成されるマルチクロックから1つのクロックを選択して拡散クロックとして出力するセレクタと、拡散クロックのエッジ数をカウントしてカウント値を生成し、当該カウント値に応じて選択信号により指示する入力ポートの番号を切り替えるセレクタ制御回路と、を有するものである。 According to one embodiment, a semiconductor device selects one clock from multi-clocks generated from an input signal of an embedded clock system and outputs it as a spread clock according to a selection signal indicating an input port number. The selector includes a selector and a selector control circuit that counts the number of edges of the spread clock to generate a count value and switches the number of the input port indicated by the selection signal according to the count value.
なお、上記実施の形態の装置を方法やシステムに置き換えて表現したもの、該装置を備えた表示装置なども、本発明の態様としては有効である。 Note that an apparatus in which the above-described embodiment is replaced with a method or a system, a display device including the apparatus, and the like are also effective as an aspect of the present invention.
前記一実施の形態によれば、半導体装置は、回路面積の小さな回路により拡散クロックを生成できる。 According to the embodiment, the semiconductor device can generate a diffusion clock by a circuit having a small circuit area.
説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。 For clarity of explanation, the following description and drawings are omitted and simplified as appropriate. Note that, in each drawing, the same element is denoted by the same reference numeral, and redundant description is omitted as necessary.
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。実施の形態1にかかる特徴は、高い周波数でデータを伝送する伝送経路を有する半導体装置に適用可能なものである。以下の説明では、半導体装置の一例として表示装置のデータ線を駆動するドライバ装置(例えばデータドライバ)に実施の形態1にかかる特徴を適用した例について説明する。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. The feature according to the first embodiment can be applied to a semiconductor device having a transmission path for transmitting data at a high frequency. In the following description, an example in which the feature according to the first embodiment is applied to a driver device (for example, a data driver) that drives a data line of a display device will be described as an example of a semiconductor device.
そこで、図1に実施の形態1にかかる表示装置100のブロック図を示す。図1に示すように、表示装置100は、タイミングコントローラ101、スキャンドライバ102、データドライバ1、LCDパネル103を有する。ここで、表示装置100では、1つのLCDパネル103に対して複数のスキャンドライバ及び複数のデータドライバを有する。そのため、図1では、スキャンドライバ102及びデータドライバ1をそれぞれ複数示した。
FIG. 1 is a block diagram of the
LCDパネル103は、格子状に配置したデータ線LDとスキャン線LSとを有し、データ線LDとスキャン線LSの交点に薄膜トランジスタTFTを有する。薄膜トランジスタTFTのゲートはスキャン線LSに接続され、ソース及びドレインの一方はデータ線LDに接続され、ソース及びドレインの他方は画素電極104に接続される。画素電極104は、図示しない対向電極との間に図示しない液晶材を挟持し、画素電極103と対向電極との間の電圧で液晶材の光の透過率を制御して、図示しないバックライトからの光の透過量を制御することで表示を行う画素(ドット)を構成する。LCDパネル103では、赤(R)、緑(G)、青(B)に対応する薄膜トランジスタTFTに接続されるスキャン線LSを共通にし、3つの薄膜トランジスタTFTとドットとの組を配置し、連続する3色のドットを1つの映像単位(ピクセル)とする。そして、3色の明るさを制御してカラー映像を表示する。例えば、各ドットの表示階調数が8ビット=256階調の場合は、1つのピクセルで、256(R)×256(G)×256(B)≒1677万色を表示することができる。
The
タイミングコントローラ101は、外部から入力される制御信号の一部(Hsync,Vsync)に基づいて、先頭のスキャンドライバ102にスキャンタイミング信号を出力する。スキャンドライバ102は、LCDパネル103上の複数のスキャン線LSのうちの1本をスキャンタイミング信号に応じて順次駆動し(アクティブにし)、1つのアゲートドライバ102が駆動するすべてのスキャン線LSを駆動し終えると、次のスキャンドライバ102にスキャンタイミング信号を出力する。
The
外部から入力する映像信号と制御信号とに基づいて、タイミングコントローラ101は複数のデータドライバ1に部分映像信号と制御信号を、複数のデータドライバ1の入力信号として出力する。入力信号の部分映像信号は、各データドライバ1が駆動するデータ線LDに対応する部分の映像信号である。入力信号は、部分映像信号をタイミングコントローラ101でシリアルデータとし、当該シリアルデータにクロック信号及び各種制御信号を重畳して各データドライバ1に出力される、エンベデッドクロック方式の信号である。入力信号は、1組の信号線の伝送可能速度と単位時間の総伝送量に応じて、1組の信号線又は複数組の信号線を用いて伝送される。1組の伝送線は、通常、高速伝送とEMI対策の両立のために、小電圧振幅差動信号を伝送する。入力信号を受けたデータドライバ1は、デジタル信号である部分映像信号を、制御信号に基づいて、アナログ信号に変換してデータ線LDを駆動する。
The
一般的なLCDパネル103の構成では、1つのスキャン線LSにゲートが接続される薄膜トランジスタTFTにより制御されるドットの列をラインと呼ぶ。1つのスキャン線LSがスキャンドライバ102によってアクティブになっているときに、そのライン内の薄膜トランジスタTFTがオンになり、データドライバ1が駆動する複数のデータ線LDの電圧値で各画素電極104が充電される。その1ラインの表示をした後に、同様に次のラインを表示することを繰り返すことで1画面(フレーム)の映像を表示する。この1フレームの表示を順次繰り返すことで、LCDパネル103は動画を表示する。
In the configuration of a
実施の形態1にかかる半導体装置(例えば、データドライバ1)に搭載される拡散クロック生成回路10のブロック図を図2に示す。図2に示すように拡散クロック生成回路10は、クロック再生回路11、セレクタ(例えば、選択回路12)、セレクタ制御回路14を有する。
FIG. 2 shows a block diagram of the diffusion
クロック再生回路11は、クロック成分がデータ信号に埋め込まれたエンベデッドクロック方式の入力信号から位相の異なる複数のリカバリクロックを含むマルチクロックMCを生成する。図2に示す例では、マルチクロックMCは、n個のリカバリクロックを含むものとする。より具体的には、クロック再生回路11は、入力信号に重畳されたnビット長のシリアルデータからクロックエッジを抽出して、PLL回路或いはDLL回路とうにより入力信号の周波数にロックされたリカバリクロックを生成する。また、クロック再生回路11は、入力信号のプロトコルに従って、ロックしたリカバリクロックの1周期のうちのデータ領域をシリアルデータのビット長であるn個に時間的に等分したマルチクロックMCを生成する。
The
なお、このエンベデッドクロック方式の入力信号は、後述する受信回路により小電圧振幅差動信号をシングルエンド信号に変換されたものである。また、エンベデッドクロック方式としては、例えば、4B5B方式、8B10B方式が一般的に利用されるが、プロトコルが明確になっている他の方式であっても良い。また、クロック再生回路11のマルチクロックMCの生成方法は、シリアルデータのビット数nに応じてデータ領域を等分する方法以外の方法であっても良い。
The input signal of the embedded clock system is a signal obtained by converting a small voltage amplitude differential signal into a single end signal by a receiving circuit described later. As the embedded clock method, for example, the 4B5B method and the 8B10B method are generally used, but other methods with clear protocols may be used. Further, the method of generating the multi-clock MC of the
選択回路12は、複数の入力ポートにマルチクロックが入力され、入力ポートの番号を指示する選択信号SCに応じてマルチクロックから選択した1つのリカバリクロックを拡散クロックSSCとして出力する。なお、実施の形態1にかかる拡散クロック生成回路10では、拡散クロック分配配線13を介して他の回路に拡散クロックSSCを供給する。
The
セレクタ制御回路14は、拡散クロックSSCのエッジ数をカウントしてカウント値を生成し、当該カウント値に応じて選択信号SCにより指示する入力ポートの番号を切り替える。
The
ここで、選択回路12及びセレクタ制御回路14の詳細な回路構成について説明する。図3に選択回路12の詳細な回路図を示す。図3に示すように、選択回路12は、スイッチSW1〜SWn、バッファ回路20を有する。スイッチSW1〜SWnは、一端に対応するリカバリクロックMC1〜MCnのいずれか1つが入力される。スイッチSW1〜SWnの他端は、いずれもバッファ回路20の入力に接続される。また、選択回路12には、スイッチSW1〜SWnの数に応じたビット数(図3に示す例ではnビット)を有する選択信号SCが入力され、スイッチSW1〜SWnは、選択信号SC1〜SCnのうち対応する選択信号が与えられる。スイッチSW1〜SWnは、選択信号によりいずれか1つが閉状態となる。バッファ回路20は、入力されたリカバリクロックを拡散クロックSSCとして出力する。
続いて、図4にセレクタ制御回路14の詳細なブロック図を示す。図4に示すように、セレクタ制御回路14は、微分回路30、カウンタ33、デコーダ34を有する。
Here, detailed circuit configurations of the
Next, a detailed block diagram of the
微分回路30は、拡散クロックSSCのエッジが入力される毎に所定のパルス幅を有するパルス信号EPを生成する。具体的には、微分回路30は、遅延回路31、EXNOR回路32を有する。そして、遅延回路31は、拡散クロックSSCを遅延させて遅延拡散クロックdSSCを出力する。EXNOR回路32は、拡散クロックSSCと遅延拡散クロックdSSCとの反転排他的論理和演算結果をパルス信号として出力する。この微分回路30は、拡散クロックSSCの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方に対してパルス信号EPを生成する。
The differentiating
カウンタ33は、パルス信号EPのパルス数をカウントしてカウント値CNTを生成する。また、カウンタ33は、予め設定されたビット数pを有する信号によりカウント値CNTを示す。カウンタ33は、カウント値CNTがビット数pにより決まる上限値に達した場合、カウント値CNTを初期値に戻しカウント動作を継続する。つまり、カウンタ33は、カウント値CNTを循環的に増加させる。
The counter 33 counts the number of pulses of the pulse signal EP and generates a count value CNT. The
ここで、図5に微分回路30及びカウンタ33の動作を示すタイミングチャートを図5に示す。図5に示すように、微分回路30では、EXNOR回路32に入力される拡散クロックSSCと遅延拡散クロックdSSCのエッジの間に遅延回路31において設定された遅延時間dt分の差が生じる。そのため、微分回路30は、当該遅延時間dtの期間にハイレベルとなるパルス信号EPを生成する。そして、カウンタ33は、パルス信号EPの立ち上がりエッジが入力される毎にカウント値CNTを増加させる。
Here, FIG. 5 shows a timing chart showing the operation of the
デコーダ34は、カウント値CNTに対応付けられた入力ポートの番号を前記選択信号として出力する。そこで、図6にデコーダ34においてカウント値CNTと入力ポートの番号との対応関係を示す真理値表を示す。なお、図6に示す真理値表は、カウント値CNTのビット数pが3、マルチクロックに含まれるリカバリクロックの数nが8のときの例である。図6に示すように、デコーダ34は、カウント値CNTが0、1である場合、3番目の入力ポートを指定する選択信号SCを出力する。デコーダ34は、カウント値CNTが4、7である場合、4番目の入力ポートを指定する選択信号SCを出力する。デコーダ34は、カウント値CNTが3、6である場合、6番目の入力ポートを指定する選択信号SCを出力する。デコーダ34は、カウント値CNTが4、5である場合、7番目の入力ポートを指定する選択信号SCを出力する。
The
続いて、実施の形態1にかかる拡散クロック生成回路10の動作について説明する。図7に実施の形態1にかかる拡散クロック生成回路10の動作を示すタイミングチャートを示す。図7に示す例では、カウント値CNTのビット数を3ビット、マルチクロックMCに含まれるリカバリクロックの数を8個(つまり、制御信号SCのビット数を8ビット)とした場合を示した。
Next, the operation of the spread
図7に示すように、拡散クロック生成回路10では、拡散クロックSSCの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジに同期してパルス信号EPのパルスが生成される。そして、当該パルス信号EPのパルスに応じてカウンタ33がカウント値を増加させる又は初期化する。より具体的には、タイミングt0、t8で生成されるパルス信号EPに対しては、カウンタ33は、それ以前のカウント値CNTが最大値に達しているため、カウント値CNTを初期化する。また、タイミングt1〜t7で生成されるパルス信号EPに対しては、カウンタ33は、カウント値CNTを増加させる。
As shown in FIG. 7, in the spread
そして、デコーダ34は、カウント値CNTに応じて選択信号SCにより指定する入力ポートの番号を切り替える。これにより、選択信号SCがS3を示す場合にはリカバリクロックMC3が選択され、選択信号SCがS4を示す場合にはリカバリクロックMC4が選択され、選択信号SCがS6を示す場合にはリカバリクロックMC6が選択され、選択信号SCがS7を示す場合にはリカバリクロックMC7が選択される。
The
拡散クロック生成回路10では、このように、拡散クロックSSCのクロックエッジに応じて選択するリカバリクロックを切り替えることで、カウント値CNTが初期値から再度初期値に戻るまでの期間に生成される拡散クロックSSCの長さを同じ期間に生成される1つのリカバリクロックの長さと一致させながら、拡散クロックSSCのクロックエッジに揺らぎを持たせることができる。つまり、拡散クロック生成回路10では、VCO等の回路規模の大きな回路を用いることなく、トランジスタのみで構成できる簡易、かつ、回路規模の小さな回路によって拡散クロックSSCを生成することができる。
In this way, the spread
図1で説明したデータドライバ1では、図2で示した拡散クロック生成回路10を含み、当該拡散クロック生成回路10により生成される拡散クロックSSCを用いて動作を行うことで、データドライバ1で生じるEMIノイズを低減する。そこで、拡散クロック生成回路10を含むデータドライバ1について以下で説明する。
The
図8に実施の形態1にかかるデータドライバ1のブロック図を示す。図8に示すように、データドライバ1は、拡散クロック生成回路10に加えて、クロックデータリカバリ回路40、駆動回路50を有する。また、データドライバ1では、クロック再生回路11をクロックデータリカバリ回路40と、拡散クロック生成回路10とで共用する。つまり、データドライバ1では、拡散クロック生成回路10は、クロックデータリカバリ回路40でデータの再生に用いるクロック再生回路11からマルチクロックMCを取得する。また、拡散クロック生成回路10は、上記説明の通り、マルチクロックMCを用いてスペクトラム分布が拡散された拡散クロックを生成する。
FIG. 8 is a block diagram of the
クロックデータリカバリ回路40は、クロック成分がデータ信号に埋め込まれたエンベデッドクロック方式の入力信号を受信して、入力信号から位相の異なる複数のリカバリクロックを含むマルチクロックを生成し、マルチクロックを用いて前記入力信号から受信データを再生する。クロックデータリカバリ回路40は、クロック再生回路11に加えて、受信回路41、シリアルパラレル変換回路42、制御信号再生回路43を有する。
The clock
受信回路41は、タイミングコントローラ101から出力されたエンベデッドクロック方式の小電圧振幅差動信号の入力信号を受けて、シングルエンドCMOS信号に変換した入力信号SDを出力する。
The receiving
シリアルパラレル変換回路42は、マルチクロックMCを用いて入力信号SDに含まれるシリアルデータをパラレルデータPDに変換するより具体的には、シリアルパラレル変換回路42は、nビット長のシリアル信号である受信回路41が出力する入力信号SDと、クロック再生回路11から出力されたマルチクロックMC1〜MCnとを入力して、信号のプロトコルによりnビット幅以下のパラレルデータPDを再生(リカバリ)する。再生したパラレルデータは、入力信号のプロトコルにより、1ドット分の映像信号のこともあれば、同時に転送される複数ドット分の映像信号のこともある。
More specifically, the serial /
また、シリアルパラレル変換回路42は、ラッチ回路を有する。ラッチ回路は、シリアルパラレル変換回路42内のシリアルパラレル変換をする部分回路の出力であるnビットのパラレル信号をマルチクロックの1つであるリカバリクロックMC1でラッチする。なお、この例ではマルチクロックの数をシリアルデータのビット長nと同じ数nにしているが、必要に応じてマルチクロックの数をnビットの自然数倍にして、そのうちのn個のマルチクロック(選択マルチクロック)を選択する、オーバーサンプリング方式のクロックデータリカバリ回路を使用しても良い。その場合は、ラッチ回路の取り込み信号は、マルチクロックMCに含まれるリカバリクロックMCnに相当する選択クロックより後でかつ次のリカバリクロックMC1に相当する選択マルチクロックまでの最適なクロックをマルチクロックの中から選択すれば良い。
The serial /
制御信号再生回路43は、受信回路41が出力する入力信号SDに重畳された制御信号を再生(リカバリ)して出力する。再生する制御信号の1つは、データドライバの出力タイミングを示すストローブ信号STBである。この他の制御信号の配線は、本実施の形態1では本質的な関連性が低いため、図8では省略した。
The control
駆動回路50は、拡散クロックSSCを用いて受信データ(例えば、パラレルデータPD)を保持し、保持したパラレルデータに基づき、駆動対象回路(例えば、画素電極)を駆動する。駆動回路50は、レジスタ51、データラッチ52、デジタルアナログ変換回路53、アンプ54を有する。また、駆動回路50は、データバス44を介してシリアルパラレル変換回路42からパラレルデータPDが与えられる。ここで、レジスタ51は、拡散クロックSSCに応じてパラレルデータを保持する保持回路に相当するものである。駆動回路50は、保持回路(例えば、レジスタ51)に保持されたデータに基づき表示装置のデータ線LDを駆動するものである。また、駆動回路50は、データドライバ1の出力端子数(出力ドット数)をm(mは自然数)とした場合、m個の出力信号を出力するものとする。
The
レジスタ51は、シリアルパラレル変換回路42内のラッチ回路の出力信号である1ドット又は数ドットのパラレルデータを拡散クロックSSCで順次ラッチして、デジタル値を有する部分映像データD1〜Dm(以下デジタル部分映像データD1〜Dmと称す)を出力する。データラッチ回路5は、データドライバ1の出力ドット数m個分の部分映像データをレジスタ51にラッチしたタイミングで出力されるストローブ信号STBに基づきレジスタ51が出力するデジタル部分映像データD1〜Dmをラッチして出力する。デジタルアナログ変換回路(DAC(Digital to Analog Converter))53は、データラッチ52の出力をドット毎にそれぞれデジタルアナログ変換して、アナログ部分映像信号A1〜Amを出力する。アンプ54は、デジタルアナログ変換回路53が出力するドット毎のアナログ部分映像信号A1〜Amを増幅して、データ線LDにドット毎に出力する。各ブロックでは、図示しない信号処理を図示しない制御信号等で行うのが一般的であるが、実施の形態1では本質的な関連性が低いため説明を省略した。
The
ここで、駆動回路50では、レジスタ51において拡散クロックSSCを利用するため、レジスタ51についてさらに詳細に説明する。レジスタ51の詳細なブロック図を図9に示す。
Here, since the driving
図9に示すように、レジスタ51は、シフトレジスタ60、ラッチ回路621〜62mを有する。また、シフトレジスタ60は、フリップフロップ611〜61mを有する。フリップフロップ611〜61mは、クロック入力端子に入力されるクロック信号の立ち上がりエッジに応じて出力端子から出力する出力信号の値をデータ入力端子に入力された値に遷移させる。フリップフロップ611は、データ入力端子に制御信号再生回路43が出力するスタート信号SP(図8では不図示)が入力され、クロック入力端子に拡散クロックSSCが入力され、出力端子から出力する信号をラッチ回路621に与える。フリップフロップ612〜61mは、データ入力端子に前段に配置されるフリップフロップの出力信号が入力され、クロック入力端子に拡散クロックSSCが入力され、出力端子から出力する信号をラッチ回路621に与える。つまり、シフトレジスタ60は、拡散クロックSSCに応じて入力信号SDに含まれるスタート信号SPの値をシフトさせる。そして、ラッチ回路621〜62mは、シフトレジスタ60の出力値に応じてシリアルパラレル変換回路42から出力されるパラレルデータを順次保持する。
As shown in FIG. 9, the
続いて、実施の形態1にかかるデータドライバ1の動作について説明する。図10に実施の形態1にかかるデータドライバ1の動作について説明する。図10に示す例では、データドライバ1の1番目のデータ線に与えるデータがすでに受信され、パラレルデータPDとしてシリアルパラレル変換回路42のラッチ回路に保持されている時点をタイミングt10として示した。なお、図10では、カウント値CNTが0から開始されているが、ここでは、カウント値CNTと入力されるデータとの相関については特に限定しないものとする。また、図10に示す例では、入力信号SDに含まれるシリアルデータは、8ビットで構成され、マルチクロックMCもシリアルデータのビット数に合わせて8個のリカバリクロックを含むものとする。
Next, the operation of the
図10に示す例では、タイミングt10からタイミングt11の期間に、2番目のデータ線に与えるデータが入力信号SDとして入力される。また、タイミングt11からタイミングt12の期間に、3番目のデータ線に与えるデータが入力信号SDとして入力される。また、タイミングt12からタイミングt13の期間に、4番目のデータ線に与えるデータが入力信号SDとして入力される。また、タイミングt13からタイミングt14の期間に、5番目のデータ線に与えるデータが入力信号SDとして入力される。また、図10に示す例では、リカバリクロックMC1〜MC8は、1周期の長さが、シリアルデータの入力期間と同じである。そして、リカバリクロックMC1〜MC8の立ち上がりエッジは、1つのパラレルデータに変換されるシリアルデータの塊が入力される期間を等分するように設定される。 In the example shown in FIG. 10, data given to the second data line is input as the input signal SD during the period from the timing t10 to the timing t11. Further, data given to the third data line is input as the input signal SD during the period from the timing t11 to the timing t12. In addition, during the period from timing t12 to timing t13, data to be given to the fourth data line is input as the input signal SD. In addition, data given to the fifth data line is input as the input signal SD during the period from the timing t13 to the timing t14. In the example shown in FIG. 10, the recovery clocks MC1 to MC8 have the same length of one cycle as the serial data input period. The rising edges of the recovery clocks MC1 to MC8 are set so as to equally divide the period in which the serial data block converted into one parallel data is input.
そして、拡散クロック生成回路10は、図7で示したタイミングチャートに従って、拡散クロックSSCを生成する。データドライバ1では、当該拡散クロックSSCに基づき、シリアルパラレル変換回路42のラッチ回路が出力するパラレルデータPDを対応するレジスタ51のラッチ回路(例えば、ラッチ回路621〜62mのいずれか1つ)で保持する。図10に示す例では、タイミングt10〜t11の期間には、1番目のデータ線に対応するパラレルデータBD1がラッチ回路621にラッチされる。タイミングt11〜t12の期間には、2番目のデータ線に対応するパラレルデータBD2がラッチ回路622にラッチされる。タイミングt12〜t13の期間には、3番目のデータ線に対応するパラレルデータBD3がラッチ回路623にラッチされる。タイミングt13〜t14の期間には、4番目のデータ線に対応するパラレルデータBD4がラッチ回路624にラッチされる。なお、タイミングt14以降もラッチ回路62mにパラレルデータがラッチされるまで同様の動作が繰り返される。
Then, the spread
このとき、データドライバ1では、拡散クロックSSCにより、ラッチ回路621〜62mへのラッチタイミングが制御されるため、ラッチ回路において出力を遷移させるときに生じる過渡電流が生じるタイミングが所定の範囲内で分散される。また、拡散クロックSSCを分配する拡散クロック分配配線13に生じる過渡電流も生じるタイミングが所定の範囲内で分散される。これにより、データドライバ1では、過渡電流の発生に伴い生じるEMIノイズの強度を低下させることができる。
At this time, in the
ここで、実施の形態1にかかるデータドライバ1のレイアウトの概略図を図11に示す。図11に示すように、データドライバ1は、図面の左右方向の辺が図面上下方向の辺よりも長い長方形のチップ形状を有する。そして、拡散クロック生成回路10、クロックデータリカバリ回路40は、チップの左右方向の中心付近に配置される。図11では、拡散クロック生成回路10とクロックデータリカバリ回路40を個別のブロックとして示したが、拡散クロック生成回路10のクロック再生回路11は、クロックデータリカバリ回路40のブロック内に組み込まれている。また、駆動回路50は、レジスタ51、データラッチ52、デジタルアナログ変換回路53及びアンプ54が左右方向に並ぶように配置される。また、拡散クロック生成回路10は、拡散クロック生成回路10とクロックデータリカバリ回路40とを接続する配線は、拡散クロック生成回路10と駆動回路50とを接続する配線よりも短くなる位置に配置される。そのため、データドライバ1では、拡散クロック分配配線13の配線長が長くなる。そのため、データドライバ1では、拡散クロック分配配線13を駆動する選択回路12に、高い駆動能力を要求され、拡散クロック分配配線13に多くの過渡電流を生じさせることが求められる。このようなことから、データドライバ1のように、チップレイアウト上の制約により拡散クロック分配配線13を長くなる半導体装置では、拡散クロック分配配線13において生じるEMIノイズが大きくなる。しかしながら、実施の形態1にかかるデータドライバ1では、拡散クロック生成回路10で生成した拡散クロックSSCを拡散クロック分配配線13を介して伝達するため、当該拡散クロック分配配線13で生じるEMIノイズを低減することができる。
FIG. 11 shows a schematic diagram of the layout of the
そこで、拡散クロック分配配線13により拡散クロックSSCを伝達した場合と、スペクトラム拡散処理をしていないクロックを伝達した場合と、のノイズ強度を比較したグラフを図12に示す。図12に示すように、クロックにスペクトラム拡散処理を施していない場合、特定の周波数にノイズが集中してノイズ強度が強くなる。一方、実施の形態1にかかるデータドライバ1では、拡散クロック分配配線13にスペクトラム拡散処理を施した拡散クロックSSCを伝達しているため、ノイズスペクトラムが分散され、かつ、ノイズ強度も弱くなる。
Therefore, FIG. 12 shows a graph comparing the noise intensities when the spread clock SSC is transmitted by the spread
上記説明より、実施の形態1にかかるデータドライバ1では、データドライバ1内で伝達するクロックとしてスペクトラム拡散処理が施された拡散クロックSSCを用いることでEMIノイズ強度を低下させることができる。
As described above, in the
そして、実施の形態1にかかるデータドライバ1では、クロックデータリカバリ回路40で用いるマルチクロックMCを生成するクロック再生回路を用いて拡散クロック生成回路10で用いるマルチクロックを生成する。つまり、データドライバ1では、拡散クロックSSCを生成するために選択回路12及びセレクタ制御回路14を追加するのみで良い。そして、選択回路12及びセレクタ制御回路14は、図3及び図4に示すように、大きな容量値を要するコンデンサ等を用いることのない簡易な回路で構成できる。そのため、データドライバ1では、チップサイズを抑制しながら拡散クロックSSCによるEMIノイズを低減することができる。
In the
実施の形態2
実施の形態2にかかるデータドライバ2のブロック図を図13に示す。図13に示すように、データドライバ2は、データドライバ1にフリップフロップ回路群70を追加したものである。フリップフロップ回路群70は、第1の配線(例えば、データ伝送配線45)を介してクロックデータリカバリ回路40のラッチ回路からパラレルデータPD0を受信して拡散クロックSSCに応じて保持する。また、フリップフロップ回路群70は、第2の配線(例えば、データバス44)を介して保持しているパラレルデータPDをレジスタ51に伝達する。
FIG. 13 is a block diagram of the
ここで、詳しくは後述するが、実施の形態2にかかるデータドライバ2では、レイアウト上データ伝送配線45がデータバス44よりも短くなる位置にフリップフロップ回路群70が配置される。また、フリップフロップ回路群70は拡散クロックSSCに応じてパラレルデータPD0を保持する第1の保持回路に相当するものであり、レジスタ51は第2の保持回路に相当するものである。この第2の保持回路は、基本的な回路構成は、図9に示したレジスタ51と実質的に同じものであるが、スタート信号SPの値をシフトさせるタイミングが拡散クロックSSCの立ち下がりエッジである点で異なる。実施の形態2ではレジスタ51は、拡散クロックSSCを反転させた反転拡散クロックの立ち上がりエッジに応じて入力信号に含まれるシフトレジスタ60と、シフトレジスタ60の出力値に応じてフリップフロップ回路群の出力値を順次保持するラッチ回路621〜62mを有するものとする。
As will be described in detail later, in the
続いて、実施の形態2にかかるデータドライバ2の動作について説明する。そこで、図14に実施の形態2にかかるデータドライバ2の動作を示すタイミングチャートを示す。図14に示すタイミングチャートは、図10に示した実施の形態1かかるデータドライバ1の動作と同じ動作を実施の形態2にかかるデータドライバ2により行ったものである。そこで、図14において実施の形態1にかかるデータドライバ1と同じ動作については説明を省略する。
Next, the operation of the
図14に示すように、実施の形態2にかかるデータドライバ2では、拡散クロックSSCの立ち上がりエッジに応じてパラレルデータPDをフリップフロップ回路群70により保持する。その後、実施の形態2にかかるデータドライバ2では、拡散クロックSSCの立ち下がりエッジに応じてパラレルデータPDをレジスタ51により保持する。このように、実施の形態2にかかるデータドライバ2では、データバス44を伝達するパラレルデータのデータ遷移タイミングが拡散クロックSSCの立ち上がりエッジとなる。そのため、実施の形態2にかかるデータドライバ2では、データバス44において生じる過渡電流が特定の周期で生じることがないため、EMIノイズの強度が実施の形態1にかかるデータドライバ1よりも低減する。
As shown in FIG. 14, in the
ここで、実施の形態2にかかるデータドライバ2のレイアウトの概略図を図15に示す。図15に示すように、実施の形態2にかかるデータドライバ2のレイアウトは、実施の形態1にかかるデータドライバ1のレイアウトにフリップフロップ回路群70を追加したものである。このフリップフロップ回路群70は、拡散クロック生成回路10及びクロックデータリカバリ回路40の近傍に配置される。つまり、実施の形態2にかかるデータドライバ2では、第1の保持回路(例えば、フリップフロップ回路群70)が、フリップフロップ回路群70とシリアルパラレル変換回路42とを接続する第1の配線(例えば、データ伝送配線45)の距離が、フリップフロップ回路群70と駆動回路50とを接続する第2の配線(例えば、データバス44)の距離よりも短くなる位置に配置される。
FIG. 15 shows a schematic diagram of the layout of the
このように、データバス44は、チップレイアウト上比較的長い配線であるため、この配線の寄生容量を十分に駆動するためには、データバス44に生じる過渡電流は大きくなる。そのため、このデータバス44では大きなEMIノイズが生じるが、実施の形態2にかかるデータドライバ2では、フリップフロップ回路群70を拡散クロックSSCに基づき動作させることで、EMIノイズが生じる周波数を分散させ、EMIノイズの強度を低減することができる。
Thus, since the
上記説明より、実施の形態2にかかるデータドライバ2では、データバス44を伝達するパラレルデータの遷移タイミングを拡散クロックSSCにより分散させることで、拡散クロック分配配線13で生じるEMIノイズに加えて、データバス44で生じるEMIノイズを削減することができる。これにより、実施の形態2にかかるデータドライバ2は、実施の形態1にかかるデータドライバ1よりもEMIノイズを低減することができる。
From the above description, in the
実施の形態3
実施の形態3にかかるデータドライバ3のブロック図を図16に示す。図16に示すように、実施の形態3にかかるデータドライバ3は、実施の形態2にかかるデータドライバ3のレジスタ51のラッチタイミングをリカバリクロックMC1に応じて設定するものである。そのため、実施の形態3にかかるデータドライバ3では、レジスタ51に拡散クロックSSCに代えてリカバリクロックMC1が入力される。
FIG. 16 is a block diagram of the
つまり、実施の形態3では、第1の保持回路(例えば、フリップフロップ回路群70)と、駆動回路50に含まれる第2の保持回路(例えば、レジスタ51)と、を含む。そして、フリップフロップ回路群70は、拡散クロックSSCに応じてパラレルデータPD0を保持する。また、レジスタ51は、図9に示した回路と実質的に同じものであり、シフトレジスタ60と、ラッチ回路621〜62mとを有する。実施の形態3にかかるシフトレジスタ60は、マルチクロックMCに含まれる1つのリカバリクロックMC1に応じて入力信号に含まれるスタート信号SPの値をシフトさせる。ラッチ回路621〜62mは、シフトレジスタ60の出力値に応じてフリップフロップ回路群70の出力値を順次保持する。また、実施の形態3においても、実施の形態2と同様に、フリップフロップ回路群70は、フリップフロップ回路群70とシリアルパラレル変換回路42とを接続するデータ伝送配線45の距離が、フリップフロップ回路群70と駆動回路50とを接続するデータバス44の距離よりも短くなる位置に配置される。
That is, the third embodiment includes a first holding circuit (for example, flip-flop circuit group 70) and a second holding circuit (for example, register 51) included in the
ここで、実施の形態3にかかるデータドライバ3の動作について説明する。そこで、図17に実施の形態3にかかるデータドライバ3の動作を示すタイミングチャートを示す。なお、図17に示すタイミングチャートは、図10に示した実施の形態1かかるデータドライバ1の動作と同じ動作を実施の形態3にかかるデータドライバ3により行ったものである。そこで、図17において実施の形態1にかかるデータドライバ1と同じ動作については説明を省略する。
Here, the operation of the
図17に示すように、実施の形態3にかかるデータドライバ3では、拡散クロックSSCの立ち上がりエッジに応じてパラレルデータPDをフリップフロップ回路群70により保持する。その後、実施の形態3にかかるデータドライバ3では、リカバリクロックMC1の立ち上がりエッジに応じてパラレルデータPDをレジスタ51により保持する。このように、実施の形態3にかかるデータドライバ3では、データバス44を伝達するパラレルデータのデータ遷移タイミングが拡散クロックSSCの立ち上がりエッジとなる。一方、リカバリクロックMC1については、スペクトラム拡散処理を施すことなくレジスタ51に分配される。そのため、実施の形態3にかかるデータドライバ3では、データバス44において生じる過渡電流が特定の周期で生じることがないため、データバス44で生じるEMIノイズの強度が実施の形態1にかかるデータドライバ1よりも低減する。一方、実施の形態3にかかるデータドライバ3では、リカバリクロックMC1に関するEMIノイズは低減しない。
As shown in FIG. 17, in the
このように、実施の形態3にかかるデータドライバ3では、パラレルデータPDを伝達するデータバス44におけるEMIノイズが低減する。しかしながら、データバスとクロック分配配線とを比較した場合、データバスの方が配線数が多いため、この配線のEMIノイズを低減した方が、クロック分配配線のEMIノイズを低減するよりも効果が大きい。そのため、実施の形態3にかかるデータドライバ3では、実施の形態1にかかるデータドライバ1よりもEMIノイズを低減することができる。
Thus, in the
表示装置のライン周波数(例えば、駆動速度)が高い場合、或いはLCDパネル103のサイズが大きい場合、或いは、LCDパネル103の解像度が高い場合などは、データ線LDの負荷容量が大きくなり、画素電極への書き込み時間が不足する問題が生じることがある。しかしながら、また、実施の形態3にかかるデータドライバ3では、レジスタ51におけるデータラッチタイミングが等間隔になるため、このような場合においても十分な画素電極駆動時間を確保することができる。
When the line frequency (for example, driving speed) of the display device is high, when the size of the
実施の形態4
実施の形態4では、実施の形態1にかかるセレクタ制御回路14の別の形態について説明する。そこで、図18にセレクタ制御回路14の別の形態となる実施の形態4にかかるセレクタ制御回路14aのブロック図を示す。なお、実施の形態4にかかるセレクタ制御回路14aの説明において、実施の形態1において説明した構成要素については、実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略する。
In the fourth embodiment, another form of the
図18に示すように、セレクタ制御回路14aは、カウンタ33及びデコーダ34を有する。つまり、セレクタ制御回路14aは、セレクタ制御回路14から微分回路30を除いたものである。このセレクタ制御回路14aは、拡散クロックSSCを直接カウンタ33に与える。そして、カウンタ33は、拡散クロックSSCの立ち上がりエッジの数をカウントしてカウント値CNTを生成する。
As illustrated in FIG. 18, the
そこで、図19に実施の形態4にかかるセレクタ制御回路14aの動作を示すタイミングチャートを示す。図19に示すように、実施の形態4にかかるセレクタ14aは、拡散クロックSSCの立ち上がりエッジが入力される毎にカウント値CNTを増加させる。そして、デコーダ34は、当該カウント値CNTに応じて入力ポートの番号を選択信号SCとして出力する。
FIG. 19 is a timing chart showing the operation of the
つまり、実施の形態4にかかるセレクタ制御回路14aは、カウント値CNTの増加速度を実施の形態1にかかるセレクタ制御回路14よりも低くしたものである。そして、このセレクタ制御回路14aを用いることで、実施の形態1にかかる拡散クロック生成回路10が選択するクロックを切り替える頻度を変更することができる。
That is, the
実施の形態5
実施の形態5では、実施の形態1にかかるセレクタ制御回路14の別の形態について説明する。そこで、図20にセレクタ制御回路14の別の形態となる実施の形態5にかかるセレクタ制御回路14bのブロック図を示す。なお、実施の形態5にかかるセレクタ制御回路14bの説明において、実施の形態1において説明した構成要素については、実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略する。
In the fifth embodiment, another form of the
図20に示すように、セレクタ制御回路14bは、カウンタ33、デコーダ34及び微分回路35を有する。つまり、セレクタ制御回路14bは、セレクタ制御回路14の微分回路30を微分回路35に置き換えたものである。このセレクタ制御回路14bは、拡散クロックSSCを微分回路35に与え、拡散クロックSSCの立ち下がりエッジに対応したパルスを有するパルス信号EPを生成する。そして、カウンタ33では、パルス信号EPの立ち上がりエッジの数をカウントしてカウント値CNTを生成する。
As illustrated in FIG. 20, the
より具体的には、微分回路35は、遅延回路36、インバータ37、NAND回路38を有する。遅延回路36は、拡散クロックSSCを遅延させた遅延拡散クロックdSSCを生成する。インバータ37は、遅延拡散クロックを反転して反転遅延拡散クロックdSSCiを生成する。NAND回路38は、一方の入力端子に入力される拡散クロックSSCが入力され、他方の入力端子に反転遅延拡散クロックdSSCiが入力される。そして、NAND回路38は2つの入力信号の反転論理積演算結果をパルス信号EPとして出力する。
More specifically, the
そこで、図21に実施の形態5にかかるセレクタ制御回路14bの動作を示すタイミングチャートを示す。図21に示すように、実施の形態5にかかるセレクタ制御回路14bは、拡散クロックSSCの立ち下がりエッジに対応したパルスを有するパルス信号EPが出力される。そして、パルス信号EPの立ち上がりエッジが入力される毎にカウント値CNTを増加させる。そして、デコーダ34は、当該カウント値CNTに応じて入力ポートの番号を選択信号SCとして出力する。
FIG. 21 is a timing chart showing the operation of the
つまり、実施の形態5にかかるセレクタ制御回路14bは、カウント値CNTの増加速度を実施の形態1にかかるセレクタ制御回路14よりも低くし、かつ、カウント値CNTの増加タイミングが拡散クロックSSCの立ち下がりエッジに同期したものである。そして、このセレクタ制御回路14bを用いることで、実施の形態1にかかる拡散クロック生成回路10が選択するクロックを切り替える頻度及びタイミングを変更することができる。
That is, the
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。 As mentioned above, the invention made by the present inventor has been specifically described based on the embodiments. However, the present invention is not limited to the embodiments already described, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. It goes without saying that it is possible.
100 表示装置
101 タイミングコントローラ
102 スキャンドライバ
103 LCDパネル
104 画素電極
1〜3 データドライバ
10 拡散クロック生成回路
11 クロック再生回路
12 選択回路
13 拡散クロック分配配線
14、14a、14b セレクタ制御回路
20 バッファ回路
30、35 微分回路
31、36 遅延回路
32 EXNOR回路
33 カウンタ
34 デコーダ
37 インバータ
38 NAND回路
40 クロックデータリカバリ回路
41 受信回路
42 シリアルパラレル変換回路
43 制御信号再生回路
44 データバス
45 データ伝送配線
50 駆動回路
51 レジスタ
52 データラッチ
53 デジタルアナログ変換回路
54 アンプ
60 シフトレジスタ
611〜61m フリップフロップ
621〜62m ラッチ回路
70 フリップフロップ回路群
MC マルチクロック
SC 選択信号
SSC 拡散クロック
dSSC 遅延拡散クロック
dSSCi 反転遅延拡散クロック
SD 内部入力信号
PD パラレルデータ
D1〜Dm 駆動データ
SP スタート信号
DESCRIPTION OF
Claims (17)
複数の入力ポートに前記マルチクロックが入力され、前記入力ポートの番号を指示する選択信号に応じて前記マルチクロックから選択した1つの前記リカバリクロックを拡散クロックとして出力するセレクタと、
前記拡散クロックのエッジ数をカウントしてカウント値を生成し、当該カウント値に応じて前記選択信号により指示する前記入力ポートの番号を切り替えるセレクタ制御回路と、
を有する半導体装置。 A clock recovery circuit that generates a multi-clock including a plurality of recovery clocks having different phases from an input signal of an embedded clock method in which a clock component is embedded in a data signal;
The multi-clock is input to a plurality of input ports, and a selector that outputs one of the recovery clocks selected from the multi-clock as a spread clock in response to a selection signal indicating the number of the input port;
A selector control circuit that counts the number of edges of the diffusion clock to generate a count value, and switches the number of the input port indicated by the selection signal according to the count value;
A semiconductor device.
前記拡散クロックのエッジが入力される毎に所定のパルス幅を有するパルス信号を生成する微分回路と、
前記パルス信号のパルス数をカウントして前記カウント値を生成するカウンタと、
前記カウント値に対応付けられた前記入力ポートの番号を前記選択信号として出力するデコーダと、
を有する請求項1に記載の半導体装置。 The selector control circuit includes:
A differentiating circuit for generating a pulse signal having a predetermined pulse width every time an edge of the spread clock is input;
A counter that counts the number of pulses of the pulse signal to generate the count value;
A decoder that outputs, as the selection signal, the number of the input port associated with the count value;
The semiconductor device according to claim 1, comprising:
前記カウント値に対応付けられた前記入力ポートの番号を前記選択信号として出力するデコーダと、
を有する請求項1に記載の半導体装置。 The selector includes a counter that generates the count value according to a rising edge or a falling edge of the spread clock;
A decoder that outputs, as the selection signal, the number of the input port associated with the count value;
The semiconductor device according to claim 1, comprising:
前記拡散クロックに応じて前記パラレルデータを保持する保持回路と、
を有する請求項1に記載の半導体装置。 A serial-parallel conversion circuit that converts serial data contained in the input signal into parallel data using the multi-clock;
A holding circuit for holding the parallel data in accordance with the spread clock;
The semiconductor device according to claim 1, comprising:
前記拡散クロックに応じて前記入力信号に含まれるスタート信号の値をシフトさせるシフトレジスタと、
前記シフトレジスタの出力値に応じて前記パラレルデータを順次保持するラッチ回路と、
を有する請求項4に記載の半導体装置。 The holding circuit is
A shift register that shifts a value of a start signal included in the input signal in accordance with the spread clock;
A latch circuit for sequentially holding the parallel data according to an output value of the shift register;
The semiconductor device according to claim 4, comprising:
前記第1の保持回路は、
前記拡散クロックに応じて前記パラレルデータを保持するフリップフロップ回路群を有し、
前記第2の保持回路は、
前記拡散クロックを反転させた反転拡散クロックに応じて前記入力信号に含まれるスタート信号の値をシフトさせるシフトレジスタと、
前記シフトレジスタの出力値に応じて前記フリップフロップ回路群の出力値を順次保持するラッチ回路と、
を有する請求項4に記載の半導体装置。 The holding circuit includes a first holding circuit and a second holding circuit.
The first holding circuit includes:
A flip-flop circuit group that holds the parallel data according to the spread clock;
The second holding circuit includes:
A shift register that shifts the value of the start signal included in the input signal in accordance with an inverted spread clock obtained by inverting the spread clock;
A latch circuit for sequentially holding the output values of the flip-flop circuit group according to the output value of the shift register;
The semiconductor device according to claim 4, comprising:
前記第1の保持回路は、前記第1の保持回路と前記シリアルパラレル変換回路とを接続する第1の配線の距離が、前記第1の保持回路と前記駆動回路とを接続する第2の配線の距離よりも短くなる位置に配置される請求項7に記載の半導体装置。 A driving circuit that includes the second holding circuit and that drives a data line of a display device based on data held in the second holding circuit;
The first holding circuit has a second wiring for connecting the first holding circuit and the driving circuit such that a distance of the first wiring connecting the first holding circuit and the serial-parallel conversion circuit is the same as that of the first wiring. The semiconductor device according to claim 7, wherein the semiconductor device is disposed at a position shorter than the distance of.
前記第1の保持回路は、
前記拡散クロックに応じて前記パラレルデータを保持するフリップフロップ回路群を有し、
前記第2の保持回路は、
前記マルチクロックに含まれる1つの前記リカバリクロックに応じて前記入力信号に含まれるスタート信号の値をシフトさせるシフトレジスタと、
前記シフトレジスタの出力値に応じて前記フリップフロップ回路群の出力値を順次保持するラッチ回路と、
を有する請求項4に記載の半導体装置。 The holding circuit includes a first holding circuit and a second holding circuit.
The first holding circuit includes:
A flip-flop circuit group that holds the parallel data according to the spread clock;
The second holding circuit includes:
A shift register that shifts a value of a start signal included in the input signal in accordance with one recovery clock included in the multi-clock;
A latch circuit for sequentially holding the output values of the flip-flop circuit group according to the output value of the shift register;
The semiconductor device according to claim 4, comprising:
前記第1の保持回路は、前記第1の保持回路と前記シリアルパラレル変換回路とを接続する第1の配線の距離が、前記第1の保持回路と前記駆動回路とを接続する第2の配線の距離よりも短くなる位置に配置される請求項9に記載の半導体装置。 A driving circuit that includes the second holding circuit and that drives a data line of a display device based on data held in the second holding circuit;
The first holding circuit has a second wiring for connecting the first holding circuit and the driving circuit such that a distance of the first wiring connecting the first holding circuit and the serial-parallel conversion circuit is the same as that of the first wiring. The semiconductor device according to claim 9, wherein the semiconductor device is disposed at a position that is shorter than the distance.
前記マルチクロックを用いてスペクトラム分布が拡散された拡散クロックを生成する拡散クロック生成回路と、
前記拡散クロックを用いて前記受信データを保持し、保持した前記受信データに基づき、駆動対象回路を駆動する駆動回路と、を有し、
前記拡散クロック生成回路は、
複数の入力ポートに前記マルチクロックが入力され、前記入力ポートの番号を指示する選択信号に応じて前記マルチクロックから選択した1つの前記リカバリクロックを前記拡散クロックとして出力するセレクタと、
前記拡散クロックのエッジ数をカウントしてカウント値を生成し、当該カウント値に応じて前記選択信号により指示する前記入力ポートの番号を切り替えるセレクタ制御回路と、
を有するドライバ装置。 An embedded clock system input signal in which a clock component is embedded in a data signal is received, a multi-clock including a plurality of recovery clocks having different phases is generated from the input signal, and the multi-clock is received from the input signal. A clock data recovery circuit for reproducing data;
A spread clock generation circuit for generating a spread clock in which a spectrum distribution is spread using the multi-clock;
Holding the received data using the spread clock, and driving a drive target circuit based on the held received data,
The spread clock generation circuit includes:
The multi-clock is input to a plurality of input ports, and a selector that outputs one of the recovery clocks selected from the multi-clock as the spread clock in response to a selection signal indicating the number of the input port;
A selector control circuit that counts the number of edges of the diffusion clock to generate a count value, and switches the number of the input port indicated by the selection signal according to the count value;
A driver device.
前記拡散クロックのエッジが入力される毎に所定のパルス幅を有するパルス信号を生成する微分回路と、
前記パルス信号のパルス数をカウントして前記カウント値を生成するカウンタと、
前記カウント値に対応付けられた前記入力ポートの番号を前記選択信号として出力するデコーダと、
を有する請求項11に記載のドライバ装置。 The selector control circuit includes:
A differentiating circuit for generating a pulse signal having a predetermined pulse width every time an edge of the spread clock is input;
A counter that counts the number of pulses of the pulse signal to generate the count value;
A decoder that outputs, as the selection signal, the number of the input port associated with the count value;
The driver device according to claim 11, comprising:
前記カウント値に対応付けられた前記入力ポートの番号を前記選択信号として出力するデコーダと、
を有する請求項11に記載のドライバ装置。 The selector includes a counter that generates the count value according to a rising edge or a falling edge of the spread clock;
A decoder that outputs, as the selection signal, the number of the input port associated with the count value;
The driver device according to claim 11, comprising:
前記駆動回路は、前記拡散クロックに応じて前記パラレルデータを保持する保持回路を有する請求項11に記載のドライバ装置。 The clock data recovery circuit has a serial-parallel conversion circuit that converts serial data included in the input signal into parallel data using the multi-clock,
The driver device according to claim 11, wherein the driving circuit includes a holding circuit that holds the parallel data according to the diffusion clock.
前記拡散クロックに応じて前記入力信号に含まれるスタート信号の値をシフトさせるシフトレジスタと、
前記シフトレジスタの出力値に応じて前記パラレルデータを順次保持するラッチ回路と、
を有する請求項14に記載のドライバ装置。 The holding circuit is
A shift register that shifts a value of a start signal included in the input signal in accordance with the spread clock;
A latch circuit for sequentially holding the parallel data according to an output value of the shift register;
The driver device according to claim 14, comprising:
前記第1の保持回路は、
前記拡散クロックに応じて前記パラレルデータを保持するフリップフロップ回路群を有し、前記第1の保持回路と前記シリアルパラレル変換回路とを接続する第1の配線の距離が、前記第1の保持回路と前記駆動回路とを接続する第2の配線の距離よりも短くなる位置に配置され、
前記第2の保持回路は、
前記拡散クロックを反転させた反転拡散クロックに応じて前記入力信号に含まれるスタート信号の値をシフトさせるシフトレジスタと、
前記シフトレジスタの出力値に応じて前記フリップフロップ回路群の出力値を順次保持するラッチ回路と、
を有する請求項14に記載のドライバ装置。 The holding circuit includes a first holding circuit and a second holding circuit.
The first holding circuit includes:
The first holding circuit has a flip-flop circuit group that holds the parallel data according to the spread clock, and the distance of the first wiring that connects the first holding circuit and the serial-parallel conversion circuit is And a position that is shorter than the distance of the second wiring connecting the driving circuit and the driving circuit,
The second holding circuit includes:
A shift register that shifts the value of the start signal included in the input signal in accordance with an inverted spread clock obtained by inverting the spread clock;
A latch circuit for sequentially holding the output values of the flip-flop circuit group according to the output value of the shift register;
The driver device according to claim 14, comprising:
前記第1の保持回路は、
前記拡散クロックに応じて前記パラレルデータを保持するフリップフロップ回路群を有し、前記第1の保持回路と前記シリアルパラレル変換回路とを接続する第1の配線の距離が、前記第1の保持回路と前記駆動回路とを接続する第2の配線の距離よりも短くなる位置に配置され、
前記第2の保持回路は、
前記マルチクロックに含まれる1つの前記リカバリクロックに応じて前記入力信号に含まれるスタート信号の値をシフトさせるシフトレジスタと、
前記シフトレジスタの出力値に応じて前記フリップフロップ回路群の出力値を順次保持するラッチ回路と、
を有する請求項14に記載のドライバ装置。 The holding circuit includes a first holding circuit and a second holding circuit.
The first holding circuit includes:
The first holding circuit has a flip-flop circuit group that holds the parallel data according to the spread clock, and the distance of the first wiring that connects the first holding circuit and the serial-parallel conversion circuit is And a position that is shorter than the distance of the second wiring connecting the driving circuit and the driving circuit,
The second holding circuit includes:
A shift register that shifts a value of a start signal included in the input signal in accordance with one recovery clock included in the multi-clock;
A latch circuit for sequentially holding the output values of the flip-flop circuit group according to the output value of the shift register;
The driver device according to claim 14, comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012248505A JP2014095866A (en) | 2012-11-12 | 2012-11-12 | Semiconductor device and driver apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012248505A JP2014095866A (en) | 2012-11-12 | 2012-11-12 | Semiconductor device and driver apparatus |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2014095866A true JP2014095866A (en) | 2014-05-22 |
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ID=50938947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP2014095866A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018132785A (en) * | 2018-06-01 | 2018-08-23 | キヤノン株式会社 | Circuit board and display device |
-
2012
- 2012-11-12 JP JP2012248505A patent/JP2014095866A/en active Pending
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JP2018132785A (en) * | 2018-06-01 | 2018-08-23 | キヤノン株式会社 | Circuit board and display device |
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