JP2014095454A - 緩衝器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型、軽量、かつ、安価な緩衝器を提供することである。
【解決手段】本発明の課題解決手段は、シリンダ1と、シリンダ1内に摺動自在に挿入されてシリンダ1内をそれぞれ液体が充填される伸側室R1と圧側室R2とに区画するピストン2と、シリンダ1内に移動自在に挿入されてピストン2に連結されるロッド3とを備えた緩衝器Dにおいて、ロッド3内にリザーバRを設け、リザーバRと圧側室R2とを連通したことを特徴とする。このように構成された緩衝器Dにあっては、ロッド3内にリザーバRを設けているので、シリンダ1の外周にリザーバRを設ける必要がなく、また、リザーバRが伸側室R1と圧側室R2に対して並列配置されるのでストローク長を犠牲にすることがない。
【選択図】図1

Description

本発明は、緩衝器の改良に関する。
一般的に、緩衝器にあっては、シリンダと、シリンダ内に摺動自在に挿入されシリンダ内を作動油が充填される伸側室と圧側室に区画するピストンと、ピストンに一端が連結されるロッドとを備えて構成され、制振対象の振動を抑制する。
また、ピストンの両側にロッドを備えた両ロッド型に比較してピストンの一方側のみにロッドを備えた片ロッド型のほうがストローク長を確保しやすいことから、搭載スペースを大きく確保することができない場合、緩衝器の構造に所謂片ロッド型の構造を採用することが多い。
このような片ロッド型の緩衝器にあっては、ピストンがシリンダに対して軸方向に移動する際に、ロッドがシリンダ内に出入りし、このシリンダ内に出入りするロッド体積によってシリンダ内の伸側室と圧側室の合計容積が変化してシリンダ内の油量に過不足が生じる。
そのため、緩衝器の構造を、たとえば、シリンダとシリンダを覆う外筒との間に気体と作動油が充填される環状のリザーバを設けてリザーバから過不足分の液体を給排して補償する、所謂、複筒型に構成するか、シリンダ内にフリーピストンを設けて圧側室の隣に気室を形成し、弾性に富む気体の体積の膨縮によってロッドがシリンダ内に出入りする際の伸側室と圧側室の合計容積変化を吸収する、所謂、単筒型に構成するか、いずれかが採用されるのであるが、単筒型の構造を採用する場合、ストローク長の確保や大きな減衰力を出力するには気室内に高圧にしなくてはならないといった制約があるため、複筒型を採用したい場合がある(たとえば、特許文献1参照)。
特開2011−174501号公報
上記のような複筒型の緩衝器は、ストローク長の確保が容易となり、圧縮行程時にも大きな減衰力を発揮することができる利点があるのであるが、その反面、シリンダの外周にアウターシェルと称される筒で覆ってシリンダとの間にリザーバを形成するようにしていることから、緩衝器の外径が大きくなる。
特に、制振対象が建築物等といった重量が極めて重いものである場合、強度の観点からロッド径を太くしなくてはならず、リザーバとシリンダでやり取りする油量が多いため、シリンダ径も太くする一方、アウターシェルとシリンダとの間に設ける空間容積を大きくしなければならないため、アウターシェル径も大径化し、結果、緩衝器の外径が非常に大きなものとなってしまうとともに、緩衝器の重量も嵩み、コストも高くなってしまう。
そこで、本発明は上記した点を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、小型、軽量、かつ、安価な緩衝器を提供することである。
本発明の課題解決手段は、シリンダと、当該シリンダ内に摺動自在に挿入されて当該シリンダ内をそれぞれ液体が充填される伸側室と圧側室とに区画するピストンと、上記シリンダ内に移動自在に挿入されて上記ピストンに連結されるロッドとを備えた緩衝器において、上記ロッド内にリザーバを設け、当該リザーバと上記圧側室とを連通したことを特徴とする。
このように構成された緩衝器にあっては、ロッド内にリザーバを設けているので、シリンダの外周にリザーバを設ける必要がなく、また、リザーバが伸側室と圧側室に対して並列配置されるので気室が伸側室と圧側室に対して直列配置される単筒型の緩衝器のようにストローク長を犠牲にすることがない。
本発明の緩衝器によれば、外径が大径化することなく、緩衝器の重量も軽量で済み、コストも高くなってしまうことがないので、小型、軽量、かつ、安価となる。
本発明の一実施の形態における緩衝器の縦断面図である。 本発明の他の実施の形態における緩衝器の縦断面図である。
以下、図に示した一実施の形態に基づいて本発明について説明する。一実施の形態における緩衝器Dは、図1に示すように、シリンダ1と、当該シリンダ1内に摺動自在に挿入されて当該シリンダ1内をそれぞれ液体が充填される伸側室R1と圧側室R2とに区画するピストン2と、シリンダ1内に移動自在に挿入されてピストン2に連結されるロッド3と、ロッド3内に設けたリザーバRとを備え、所謂、片ロッド型の緩衝器として構成されている。
そして、伸側室R1、圧側室R2およびリザーバRに充填される液体は、作動油の他、たとえは、水、水溶液、電磁粘性流体や電気粘性流体といった液体を用いてもよく、リザーバR内には液体の他に気体も充填されている。なお、リザーバRに充填される気体は、窒素等の不活性ガスを用いるとよい。
以下、緩衝器Dの各部について詳細に説明する。図1に示すように、シリンダ1は、図1中右端にロッド3を軸支する環状のロッドガイド4が取り付けられ、図1中右端には当該シリンダ端を閉塞するキャップ5が取り付けられている。
また、シリンダ1内にはピストン2が摺動自在に挿入されてシリンダ1内にはシリンダ1内がピストン2によってロッド3が挿通される伸側室R1とピストン側の圧側室R2が区画されている。ピストン2には、伸側室R1と圧側室R2とを連通する通路2a,2bが設けられている。この通路2a,2bの途中には、減衰力発生要素6,7が設けられている。減衰力発生要素6は、伸側室R1から圧側室R2へ向かう液体の流れのみを許容するとともに当該通路2aを通過する液体の流れに抵抗を与え、所定の圧力損失を生じさせる。減衰力発生要素7は、圧側室R2から伸側室R1へ向かう液体の流れのみを許容するとともに当該通路2bを通過する液体の流れに抵抗を与え、所定の圧力損失を生じさせる。なお、減衰力発生要素6,7には、たとえば、ポペット弁やリーフバルブといった弁の他にもオリフィスやチョークといった絞り弁を採用することができる。
ロッド3は、中空部3aを備え、シリンダ1の図1中左端に設けたロッドガイド4に軸支されつつ、図1中右端がシリンダ1内に挿入され、当該右端にピストン2が連結されている。そして、ピストン2は環状とされて、ロッド3の図1中右端外周に固定されている。また、ロッド3の中空部3a内には、フリーピストン8が摺動自在に挿入されており、このフリーピストン8はロッド3に対して軸方向移動可能とされている。また、フリーピストン8は、ロッド3の中空部3aを液体が充填される液室Lと、フリーピストン8を介してこの液室Lを加圧する加圧室Pとに区画している。
そして、液室Lは、ロッド3の図1中右端に設けた圧側減衰通路9と吸込通路10によって圧側室R2に連通されている。圧側減衰通路9の途中には、圧側室R2から液室Lへ向かう液体の流れのみを許容するとともに当該圧側減衰通路9を通過する液体の流れに抵抗を与え、所定の圧力損失を生じさせる減衰力発生要素11が設けられており、他方の吸込通路10の途中には、液室Lから圧側室R2へ向かう液体の流れのみを許容する逆止弁12が設けられている。
また、加圧室P内には、ロッド3の図1中左端の底3aと、フリーピストン8との間にはばね部材13が圧縮状態で介装されており、このばね部材13がフリーピストン8を介して伸長しようとする力を液室Lへ作用させていて、液室L、を加圧し、この液室Lを介して圧側室R2および伸側室R1も加圧されている。なお、加圧室P内には、ばね部材13の代わりに気体を封入するようにして、加圧室Pが気体ばねとして機能するようにしてもよい。このように、加圧室Pでシリンダ1内の伸側室R1および圧側室R2を加圧することによって、液体の見かけ上の剛性を高めることができ、緩衝器Dの減衰力発生応答性を向上させることができるとともに、シリンダ1内に気泡が生じることを防止することができる。
このように構成された緩衝器Dは、伸長する場合、ピストン2が図1中左方へ移動して伸側室R1を圧縮して反対の圧側室R2を拡大するので、伸側室R1から通路2aを通過して圧側室R2へ液体が移動する。また、緩衝器Dは片ロッド型であるため伸長するとロッド3がシリンダ1内から退出し、退出したロッド3の外形体積分の液体がリザーバRの液室Lから吸込通路10を介して圧側室R2へ供給される。この伸長行程時には、液体が減衰力発生要素6を通過するので伸側室R1と圧側室R2に差圧が生じ、緩衝器Dは、ピストン2の図1中左方への移動を妨げる方向に上記差圧に見合う減衰力を発揮する。
反対に、緩衝器Dは、圧縮される場合、ピストン2が図1中右方へ移動して圧側室R2を圧縮して反対の伸側室R1を拡大するので、圧側室R2から通路2bを通過して伸側室R1へ液体が移動する。また、緩衝器Dは片ロッド型であるため圧縮されるとロッド3がシリンダ1内へ侵入し、ロッド3がシリンダ1内で押しのける体積分の液体が圧側室R2からリザーバRの液室Lへ圧側減衰通路9を介して液室Lへ排出される。この収縮行程時には、液体が圧側減衰通路9における減衰力発生要素11を通過するため圧側室R2内の圧力が上昇するとともに、液体が減衰力発生要素6を通過して圧側室R2から伸側室R1へ移動することによって圧側室R2と伸側室R1に差圧が生じ、緩衝器Dは、ピストン2の図1中右方への移動を妨げる方向に上記差圧に見合う減衰力を発揮する。
上記したところから理解できるように、リザーバRは、緩衝器Dが伸縮する際に液体をシリンダ1に供給或いはシリンダ1から吸収して、シリンダ1内の容積変化を補償する。また、緩衝器Dは、従来の緩衝器と同様に、伸縮する際に、ピストン2の移動を妨げる減衰力を発揮することができる。
そして、この緩衝器Dにあっては、ロッド3内にリザーバRを設けているので、シリンダ1の外周にリザーバを設ける必要がなく、また、リザーバRが伸側室R1と圧側室R2に対して並列配置されるので気室が伸側室と圧側室に対して直列配置される単筒型の緩衝器のようにストローク長を犠牲にすることがない。
よって、緩衝器Dによれば、外径が大径化することなく、緩衝器の重量も軽量で済み、コストも高くなってしまうことがないので、小型、軽量、かつ、安価となる。
また、緩衝器Dは、リザーバRを設けてリザーバRと圧側室R2の間に圧側減衰通路9を設けているので、圧縮行程時にも大きな減衰力を発揮することができるので、重量の大きな制振対象の制振にも減衰力が不足せず、充分に制振することが可能である。
さらに、上記緩衝器Dでは、加圧室Pと液室Lとを仕切っていて、液室L内に気体を充填する必要が無く液室L内を液体のみで充満させることができ、液室L内に液面が生じないから、緩衝器Dの全体が振動しても液室L内で液体中に気体が混入してしまうことがなく、緩衝器Dは安定した減衰力を発揮することができる。なお、加圧室Pと液室Lとの分離は、フリーピストン8以外にも、たとえば、ブラダやベローズ等を利用して行うこともできる。
次に、図2に示した他の実施の形態における緩衝器D1について説明する。この他の実施の形態の緩衝器D1は、一実施の形態の緩衝器Dの構造に対して、ロッド15を筒状とし、このロッド15と共同してリザーバR3を形成するパイプ16と、パイプ16を支持するとともにキャップ5との間に部屋17を形成する仕切部材18を設けた構造となっている点で上記緩衝器Dと異なっている。
以下、緩衝器D1が緩衝器Dと異なっている点について詳細に説明することとし、緩衝器Dと同様の部材については、説明が重複するので、同一符号を付すのみとしてその詳しい説明を省略することとする。
この緩衝器D1にあっては、ロッド15は、筒状とされており、図2中左端の反シリンダ側端が封止部材19によって閉塞されている。そして、このロッド15の図1中右端の外周にピストン2が連結されている。
また、仕切部材18は、シリンダ1の図1中右端内周に取り付けられており、この仕切部材18とピストン2によって両者の間に圧側室R2が形成される。仕切部材18は、さらに、シリンダ1の図1中端を閉塞するキャップ5との間に部屋17を区画しており、圧側減衰通路20と吸込通路21を備えている。圧側減衰通路20は、圧側室R2と部屋17とを連通し、その途中には、圧側室R2から部屋17へ向かう液体の流れのみを許容するとともに当該圧側減衰通路20を通過する液体の流れに抵抗を与え、所定の圧力損失を生じさせる減衰力発生要素22が設けられている。他方の吸込通路21は、圧側室R2と部屋17とを連通し、その途中には、部屋17から圧側室R2へ向かう液体の流れのみを許容する逆止弁23が設けられている。
パイプ16は、仕切部材18の圧側室側に連結されていて、圧側室R2を貫通して、ロッド15内に挿入されている。そして、このパイプ16とロッド15とで閉じた空間Aを形成しており、この空間AでリザーバR3を形成している。なお、この実施の形態の場合、ロッド15の内周にパイプ16の外周を摺接させるようにして、空間Aと圧側室R2とが何ら抵抗なく連通されてしまうことを防止しているが、ロッド15とパイプ16との間にシール部材を設けて空間Aと圧側室R2の連通を阻止するようにしてもよく、シール部材を用いることでロッド15とパイプ16の加工および組み付けに高い精度が要求されなくなるという利点がある。
そして、パイプ16の内周にはフリーピストン24が摺動自在に挿入されており、リザーバR3内を液室L1と加圧室P1とに区画している。また、液室L1は、仕切部材18に設けた透孔18aによって部屋17に連通されており、部屋17が圧側減衰通路20および吸込通路21を介して圧側室R2に連通されているので、これによって、液室L1が圧側室R2に連通されている。要するに、リザーバR3は、部屋17を経由して圧側室R2に連通されており、このようにすることで、減衰力発生要素22および逆止弁23を無理なく仕切部材18に設けることができる。なお、減衰力発生要素22および逆止弁23をキャップ5或いはパイプ16内に設けることができる場合には、仕切部材18を廃してキャップ5にパイプ16を取り付けるようにすることも可能である。なお、フリーピストン24をパイプ16側に配置しているので、緩衝器D1が圧縮される際に、フリーピストン24がロッド15とパイプ16の軸方向の相対移動に干渉することがなく、当該相対移動を邪魔することがない。
また、加圧室P1内であって、封止部材19とフリーピストン24との間にはばね部材25が圧縮状態で介装されており、このばね部材25がフリーピストン24を介して伸長しようとする力を液室L1へ作用させていて、液室L1、を加圧し、この液室L1を介して圧側室R2および伸側室R1も加圧されている。なお、加圧室P1内には、ばね部材25の代わりに気体を封入するようにして、加圧室P1が気体ばねとして機能するようにしてもよい。加圧室P1でシリンダ1内を加圧することのメリットは、緩衝器Dにおける加圧室Pの加圧によるメリットと同様である。
このように構成された緩衝器D1は、伸縮する際に、緩衝器Dと同様に、ピストン2の移動を妨げる減衰力を発揮することができる。そして、この緩衝器D1にあっては、ロッド15およびパイプ16内にリザーバR3を設けているので、シリンダ1の外周にリザーバを設ける必要がなく、また、リザーバR3が伸側室R1と圧側室R2に対して並列配置されるので気室が伸側室と圧側室に対して直列配置される単筒型の緩衝器のようにストローク長を犠牲にすることがない。
よって、緩衝器Dによれば、外径が大径化することなく、緩衝器の重量も軽量で済み、コストも高くなってしまうことがないので、小型、軽量、かつ、安価となる。
さらに、ロッド15内だけでなくパイプ16内もリザーバR3の容積に寄与するので、大径なロッド15を使用する場合に伸縮行程時にリザーバR3とシリンダ1内とで液体をやり取りする量が多くなっても、容積不足を招くことがなく、より一層緩衝器D1の大径化防止効果が高く、緩衝器D1の小型化により一層有利となる。
また、緩衝器D1にあっても、リザーバR3を設けてリザーバR3と圧側室R2の間に圧側減衰通路22を設けているので、圧縮行程時にも大きな減衰力を発揮することができるので、重量の大きな制振対象の制振にも減衰力が不足せず、充分に制振することが可能である。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
1 シリンダ
2 ピストン
3 ロッド
5 キャップ
8,24 フリーピストン
9,20 圧側減衰通路
10,21 吸込通路
13,25 ばね部材
16 パイプ
17 部屋
18 仕切部材
19 封止部材
A 空間
D,D1 緩衝器
R,R3 リザーバ
R1 伸側室
R2 圧側室

Claims (6)

  1. シリンダと、当該シリンダ内に摺動自在に挿入されて当該シリンダ内をそれぞれ液体が充填される伸側室と圧側室とに区画するピストンと、上記シリンダ内に移動自在に挿入されて上記ピストンに連結されるロッドとを備えた緩衝器において、伸縮に伴うシリンダ内の容積変化を補償するリザーバを上記ロッド内に設け、当該リザーバと上記圧側室とを連通したことを特徴とする緩衝器。
  2. 上記リザーバと上記圧側室との間に、上記圧側室から上記リザーバへ向かう液体の流れのみを許容しつつ当該液体の流れに抵抗を与える圧側減衰通路と、上記リザーバから上記圧側室へ向かう液体の流れのみを許容する吸込通路とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の緩衝器。
  3. 上記シリンダに固定されて上記ピストンとともに圧側室を形成する仕切部材と、上記仕切部材に連結されるとともに内部が上記圧側室に連通されるパイプとを備え、上記ロッドが筒状であって当該ロッド内に上記パイプが挿入され、当該ロッドと上記パイプとで形成される空間で上記リザーバを形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の緩衝器。
  4. 上記シリンダの圧側室側端を閉塞するとともに上記仕切部材との間に部屋を形成するキャップを備え、上記仕切部材に上記圧側減衰通路と上記吸込通路とを設け、上記パイプ内を上記部屋へ連通したことを特徴とする請求項3に記載の緩衝器。
  5. 上記パイプ内に摺動自在に挿入されるフリーピストンを備え、上記フリーピストンで上記空間をパイプ側の液室とロッド側であって液室を加圧する加圧室とに区画して上記リザーバを形成したことを特徴とする請求項3または4に記載の緩衝器。
  6. 上記ロッドの反シリンダ側端を封止する封止部材と、当該封止部材と上記フリーピストンとの間に上記液室を加圧するばね部材とを備えたことを特徴とする請求項5に記載の緩衝器。
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