JP2014088048A - 画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、及び該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、及び該プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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剛広 平川
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壮司 吉住
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弘 後藤
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Abstract

【課題】PDFダイレクトプリントにて異なる原稿サイズの画像が混在している場合であっても、全印刷ジョブに対して同一設定を行うことにより、ユーザの意図する位置に画像を配置して印刷する。
【解決手段】複数の異なる原稿サイズの画像データを同一サイズの用紙に印刷する画像形成装置であって、前記原稿サイズと、用紙サイズと、入力される移動量計算情報とに基づいて、前記用紙に対して前記画像データを印刷するための印刷位置を計算する計算処理手段と、前記計算処理手段により計算された印刷位置に基づいて、前記用紙に前記画像データを配置して印刷する印刷処理手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、及び該プログラムを記録した記録媒体に関する。
従来、プレパンチ(Pre−Punched)用紙を用いて、PDF(Portable Document Format)ダイレクトプリントを行うと、用紙の穴の開いた部分に画像が印刷され、画像が欠けてしまう場合がある。そのため、印刷する画像を縮小する等の加工を行うことにより、用紙に対する画像の印刷位置を調整することが行われている。
また、用紙内に画像を収めて印刷する方法として、印刷領域を表す矩形描画データを予め複数用意し、選択された矩形描画データに基づく用紙サイズ内に、所定の用紙サイズで編集された出力情報を印刷するための拡大又は縮小倍率を導出する手法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記に示す特許文献1では、例えば異なる原稿サイズの画像を同一サイズの用紙で印刷する場合に、異なる原稿サイズの画像それぞれについて所定の用紙に収めるための倍率を導出できたとしても、例えば所定の用紙に対して画像をそれぞれ中央に配置して印刷することはできなかった。
すなわち、例えば所定の用紙に対して、異なる原稿サイズの画像をそれぞれ中央に配置するためには、印刷するジョブごとに、画像を中央に配置させるための画像調整パラメータを計算し、ドライバにて移動量を入力しなければならず、ユーザの利便性の面で問題があった。
ここで、図1〜5を用いて、従来における印刷位置調整方法について説明する。図1は、所定の用紙サイズに対して、それぞれ異なる原稿サイズの画像を示す図である。
図1に示すように、所定の用紙サイズに対して、それぞれ異なる原稿サイズの画像が収まるように印刷するには、ユーザにそれぞれの画像を用紙に収めるための縮小率と、縮小した画像を中央に配置するための移動量を、一つ一つの印刷ジョブ毎に入力してもらう必要があった。
図2は、それぞれ異なる原稿サイズの画像を同じ縮小率で縮小した例を示す図である。また、図3は、ケース1の原稿サイズの画像を用紙の中央に配置するよう移動量を計算し、計算した移動量に基づいて、ケース1とケース2の原稿サイズの画像を移動させた例を示す図である。
具体的には、図2に示すように、まずユーザは、所定の用紙サイズの用紙に、それぞれの原稿サイズの画像が収まるように、縮小率を入力し画像を縮小する。次に、ユーザは、図3に示すように、まず、ケース1の原稿サイズの画像を用紙の中央に配置するように、画像位置を調整するパラメータである移動量を計算し、画像を移動させる。
このとき、ケース2の原稿サイズの画像に対して、ケース1の原稿サイズの画像と同じ移動量を設定すると、ケース2の原稿サイズの画像は用紙内に収まらず、画像の一部が欠けた状態で印刷されてしまう。
このように、印刷する全ジョブに対して同じ設定を一括設定してしまうと、原稿サイズによっては、画像が欠けてしまう場合がある。そのため、異なる原稿サイズの画像を、例えば用紙の中央に配置させて印刷する場合には、ユーザは印刷ジョブごとに画像の移動量を計算し、また印刷ジョブごとに移動量を設定する必要があり、非常に手間がかかった。
図4は、ケース1の原稿サイズの画像を用紙の中央に配置した例を示す図である。また図5は、ケース2の原稿サイズの画像を用紙の中央に配置した例を示す図である。図4に示すように、ユーザは、ケース1の原稿サイズの画像を用紙の中央に配置するためには、用紙の左下のコーナーを原点として、X軸方向にx1の位置調整長、Y軸方向にy1の位置調整長とする移動量を計算し、計算した移動量に基づいて画像の位置調整を行う。
また、図5に示すように、ユーザは、ケース2の原稿サイズの画像を用紙の中央に配置するには、用紙の左下のコーナーを原点としてX軸方向にx2の位置調整長、Y軸方向にy2の位置調整長とする移動量をそれぞれ計算し、計算した移動量に基づいて画像の位置調整を行う。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、PDFダイレクトプリントにて異なる原稿サイズの画像が混在している場合であっても、全印刷ジョブに対して同一設定を行うことにより、ユーザの意図する位置に画像を配置して印刷することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、複数の異なる原稿サイズの画像データを同一サイズの用紙に印刷する画像形成装置であって、前記原稿サイズと、用紙サイズと、入力される移動量計算情報とに基づいて、前記用紙に対して前記画像データを印刷するための印刷位置を計算する計算処理手段と、前記計算処理手段により計算された印刷位置に基づいて、前記用紙に前記画像データを配置して印刷する印刷処理手段とを有する。
また、本発明は、画像形成方法、画像形成プログラム、及び該プログラムを記録した記録媒体として構成することもできる。
本発明によれば、PDFダイレクトプリントにて異なる原稿サイズの画像が混在している場合であっても、全印刷ジョブに対して同一設定を行うことにより、ユーザの意図する位置に画像を配置して印刷することができる。
所定の用紙サイズに対して、それぞれ異なる原稿サイズの画像を示す図である。 異なる原稿サイズの画像を同じ縮小率で縮小した例を示す図である。 ケース1の原稿サイズの画像を用紙の中央に配置するよう移動量を計算し、計算した移動量に基づいて、ケース1とケース2の原稿サイズの画像を移動させた例を示す図である。 ケース1の原稿サイズの画像を用紙の中央に配置した例を示す図である。 ケース2の原稿サイズの画像を用紙の中央に配置した例を示す図である。 本実施形態に係る印刷システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る機能ブロックの一例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 PJLによる画像位置調整コマンドにおける画像縮小の例を示す図である。 PJLによる画像位置調整コマンドにおけるコーナー位置指定の例を示す図である。 PJLによる画像位置調整コマンドにおける画像移動量の例を示す図である。 計算処理部の計算処理を示すフローチャートである。 異なる原稿サイズの画像をa%に縮小した例を示す図である。 a%に縮小した原稿サイズの画像を用紙の右上に寄せた例を示す図である。 用紙の右上のコーナーをコーナー位置に指定し、余白を設定した例を示す図である。 異なる原稿サイズの画像を用紙の中央に配置する場合の例を示す図である。 ケース1の原稿サイズの画像を用紙の中央に配置する画像位置調整の例を示す図である。 ケース2の原稿サイズの画像を用紙の中央に配置する画像位置調整の例を示す図である。 両面印刷における裏面合わせの例を示す図である。 両面印刷における裏面合わせのフローチャートを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<本実施形態に係る印刷システムの構成>
図6は、本実施形態に係る印刷システムの構成を示す図である。図6に示すように、印刷システムは、クライアントPC10と、プリンタA等の画像形成装置20とが、ネットワークにより接続されている。クライアントPC10には、PDFダイレクト印刷ツールが導入されているものとする。
クライアントPC10は、導入されたPDFダイレクト印刷ツールにより、プリンタドライバによらずPDFファイルを直接、画像形成装置20に転送し、画像形成装置20にてPDFファイルのデータを展開、処理して印刷することができる。
<本実施形態に係る機能ブロック>
次に、図7を用いて、本実施形態に係る機能ブロックについて説明する。図7は、本実施形態に係る機能ブロックの一例を示す図である。
図7に示すクライアントPC10は、印刷する印刷データを生成し、印刷指示等するためにユーザが用いるコンピュータ端末である。クライアントPC10は、印刷指示や印刷ファイルを表示するためのディスプレイ、印刷指示や印刷ファイルの選択を行うキーボード及びマウスを有する。
また、クライアントPC10は、ハードディスク等の内蔵メモリを備え、CPU、RAM、及びROM等を有し、PDFダイレクト印刷をするための印刷ファイル11と、印刷設定部12と、ジョブ制御部13とを有するように構成されている。
印刷ファイル11は、PDFファイルによって作成された、例えばA4サイズ、A3サイズ、Letterサイズ、Legalサイズ等の異なる複数の原稿サイズの印刷ジョブを有している。ここで、各印刷ジョブの原稿サイズの情報は、PDFファイルが作成されたときに付与される。
印刷設定部12は、ユーザからの入力、指示等により印刷ファイル11の印刷ジョブを印刷するときの印刷内容等が設定される。具体的には、例えば印刷ジョブを印刷するときの用紙サイズ、印刷ジョブの画像を用紙に印刷するときの倍率値、印刷ジョブの画像を用紙に印刷するときの配置位置、印刷ジョブの画像を用紙に印刷するときの印刷位置を設定(例えば隅寄せ設定等)するための基準となるコーナー(隅)位置、印刷ジョブの画像を用紙に印刷するときのコーナー位置における余白量等が設定される。
印刷設定部12において設定される上記倍率値、コーナー位置、余白量等は、印刷ジョブの対象である画像を、設定された用紙に、設定された配置位置において、印刷するときの移動量計算情報として画像形成装置20のPDF処理部22にて用いられる。
ジョブ制御部13は、印刷設定部12において設定された設定内容等に基づき、印刷ファイル11の各印刷ジョブに対して、画像形成装置20が、画像位置を調整し、用紙内の画像の移動を実行するためのPJLコマンドを付与する。
なお、PJL(Printer Job Language;プリンタジョブ言語)は、プリンタ等を構成する画像形成装置20が備える各種機能を制御するために用意されたコマンド言語で、Hewlett−Packard社において開発され、その後他社でも採用された周知のものである。
また、図7に示す画像形成装置20は、クライアントPC10からの印刷指示に基づき、PDFダイレクト印刷を実行する。画像形成装置20は、ジョブコントロール保持部21と、PDF処理部22と、エンジン26とを有するように構成される。
ジョブコントロール保持部21は、クライアントPC10のジョブ制御部13によって付与されたPJLコマンドに基づき、クライアントPC10から印刷指示のあった印刷ジョブを制御するためのコントロール情報を保持する。
PDF処理部22は、計算処理部23と、印刷処理部24と、記憶部25とを有し、印刷ファイル11をPostScriptコマンドに変換すると共に、各印刷ジョブの画像の加工、位置調整等を行い、ページメモリに画像を描画する。なお、変換したPostScriptコマンドには、原稿サイズを示すPostScriptコマンドも含まれている。
計算処理部23は、ジョブコントロール保持部21において保持されたコントロール情報から、クライアントPC10において設定された印刷ジョブの移動量計算情報を解釈し、解釈した移動量計算情報と、各印刷ジョブを印刷する用紙(記録用紙)のサイズ、各印刷ジョブの原稿サイズとに基づいて、印刷用紙に各印刷ジョブの画像を印刷するための印刷位置を計算する。なお、印刷用紙に対する画像の印刷位置を計算する方法については後述する。
印刷処理部24は、計算処理部23により計算された印刷位置に基づいて、各印刷ジョブの画像位置の調整を行い、印刷用紙に対して位置調整した画像をページメモリに描画する。
記憶部25は、計算処理部23が、印刷用紙に対して印刷ジョブの画像を印刷する印刷位置を計算する際に参照するテーブルと、両面印刷における長辺綴じ、短辺綴じ等の印刷指示があった場合に印刷位置を計算する際に参照するテーブルとを記憶する。
エンジン26は、印刷処理部24において描画され、ページメモリに保持されている各印刷ジョブの画像データの画像を記録用紙等の印刷用紙に印刷し出力する。
<画像形成装置20のハードウェア構成>
ここで、画像形成装置20のハードウェア構成の一例について説明する。図8は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施形態の画像形成装置20は、例えば、コピー機能、スキャン機能、FAX機能、印刷機能等の複数の機能を有する複合機である。
画像形成装置20は、それぞれバスBで相互に接続されているスキャン装置30、プロッタ装置31、ドライブ装置32、補助記憶装置33、メモリ装置34、演算処理装置35、インターフェース装置36、操作パネル37で構成される。
スキャン装置30は、スキャナエンジンと、スキャナエンジンを制御するエンジン制御部等から構成されており、例えば紙原稿を画像データとするために用いられる。プロッタ装置31は、プロッタエンジンとプロッタエンジンを制御するエンジン制御部等から構成され、画像データを出力するために用いられる。
インターフェース装置36は、モデム、LANカード等で構成されており、ネットワークに接続する為に用いられる。
画像形成装置20は、インターフェース装置36を介してネットワーク上の例えばクライアントPC10等の他の装置との情報の送受信を行う。操作パネル37は、タッチパネル等で構成され、画像形成装置20の操作キーや処理の進捗状況等が表示される。
本発明の画像形成プログラムは、画像形成装置20を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。画像形成プログラムは、例えば記録媒体38の配布やネットワークからのダウンロード等によって提供される。
画像形成プログラムを記録した記録媒体38は、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、画像形成プログラムを記録した記録媒体38がドライブ装置32にセットされると、画像形成プログラムは記録媒体38からドライブ装置32を介して補助記憶装置33にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた画像形成プログラムは、インターフェース装置36を介して補助記憶装置33にインストールされる。
補助記憶装置33は、インストールされた画像形成プログラムを格納すると共に、必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置34は、コンピュータの起動時に補助記憶装置33から画像形成プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置35は、メモリ装置34に格納された画像形成プログラムに従って、後述するような例えばPDF処理部22の計算処理部23による計算処理等の各種処理を実現している。
<PJLによる画像位置調整コマンドの例>
ここで、上述したクライアントPC10のジョブ制御部13において、ユーザの設定に基づき画像位置調整のために付与されるPJLコマンドについて説明する。
図9は、PJLによる画像位置調整コマンドにおける画像縮小の例を示す図である。PJLによる画像の縮小(SCALE)についての画像位置調整コマンドは、ユーザによって入力される、例えば入力範囲が0.1%〜100.0%の縮小率に基づいて付与される。
図9に示すように、ユーザによって印刷ジョブの画像に対して縮小率a1が入力されると、PJLコマンドとして縮小率a1のコマンドが付与され、このPJLコマンドに基づいて印刷ジョブの画像は縮小される。
図10は、PJLによる画像位置調整コマンドにおけるコーナー位置指定の例を示す図である。PJLによるコーナー(CORNER)の位置指定(CORNERLOCK)についての画像位置調整コマンドは、ユーザによって入力される、例えば印刷用紙に画像を印刷するときの印刷位置を設定するための基準となる、用紙の右下、右上、左下、左上のコーナー(隅)位置、用紙の中央等の配置位置に基づいて付与される。
図10に示すように、例えばユーザによって印刷用紙に対する印刷ジョブの画像のコーナー位置として、中央(CENTER)が入力されると、PJLコマンドとして中央位置指定のコマンドが付与され、このPJLコマンドに基づいて印刷ジョブの画像は、印刷する用紙に対して中央位置に配置される。
図11は、PJLによる画像位置調整コマンドにおける画像移動量の例を示す図である。PJLによる画像移動量についての画像位置調整コマンドは、ユーザによって入力される、指定されたコーナー(隅)位置における余白量としての、X軸方向(左右方向)の画像移動量(VERTICALMARGIN)と、Y軸方向(上下方向)の画像移動量(HORIZONTALMARGIN)に基づいて付与される。
なお、画像移動量における画像位置調整コマンドは、上述した図10のコーナー位置指定(CORNERLOCK)のコマンドと併用されることが前提となり、コーナー位置指定においてユーザが中央(CENTER)を指定した場合には、コマンドは無効とされる。
上述した画像移動量のPJLコマンドに基づいて、印刷ジョブの画像は、印刷する用紙の指定されたコーナー位置を原点として、X軸方向、及びY軸方向に入力された画像移動量に基づいて移動する。
なお、ここで、印刷ジョブの画像が、印刷用紙の指定されたコーナー位置を原点として移動するとは、例えば印刷ジョブの画像が原稿サイズの四角形の画像である場合、まず、印刷用紙の指定されたコーナー(隅)位置と、印刷ジョブの四角形の画像のコーナー(隅)位置とを合わせた後(一致させた後)、印刷ジョブの画像が、印刷用紙の指定されたコーナー位置を原点として、X軸方向、及びY軸方向に移動することを意味する。
また、画像移動量の画像調整コマンドは、例えば印刷される用紙の左下のコーナーを原点として、X軸方向の画像移動量には、右方向に正(+)、Y軸方向の画像移動量には、上方向に正(+)の符号が付与される。
本実施形態では、ユーザが用紙の左下のコーナーを原点とする画像移動方向の符号を考慮せず、操作性を良くするため、例えば図11に示すような設定画面を用いてコーナー位置を指定し、コーナー位置における余白量として画像移動量を入力することができる。
図11(A)に示すように、ユーザがコーナー位置を「左下」に指定した場合(CORNERLOCK「BOTTOMLEFT」)には、設定画面上の余白量(画像移動量)の符号を、X軸方向の矢印で示される右方向に正(+)、Y軸方向の矢印で示される上方向に正(+)として表示することができる。
同様に、図11(B)に示すように、ユーザがコーナー位置を「右下」に指定した場合(CORNERLOCK「BOTTOMRIGHT」)には、設定画面上の余白量の符号を、X軸方向の矢印で示される左方向に正(+)、Y軸方向の矢印で示される上方向に正(+)として表示することができる。
同様に、図11(C)に示すように、ユーザがコーナー位置を「左上」に指定した場合(CORNERLOCK「TOPLEFT」)には、設定画面上の余白量の符号を、X軸方向の矢印で示される右方向に正(+)、Y軸方向の矢印で示される下方向に正(+)として表示することができる。
同様に、図11(D)に示すように、ユーザがコーナー位置を「右上」として指定した場合(CORNERLOCK「TOPRIGHT」)には、設定画面上の余白量の符号を、X軸方向の矢印で示される左方向に正(+)、Y軸方向の矢印で示される下方向に正(+)として表示することができる。
<計算処理部23の計算処理を示すフローチャート>
次に、画像形成装置20のPDF処理部22における計算処理部23の計算処理について説明する。図12は、計算処理部の計算処理を示すフローチャートである。
図12に示すように、画像形成装置20のPDF処理部22における計算処理部23は、ジョブコントロール保持部21において保持されている印刷ジョブのコントロール情報から、画像の縮小率(SCALE)が設定されているか否か判断する(S10)。縮小率が設定されている場合には(S10において、YES)、計算処理部23は、設定されている縮小率(SCALE値)を計算処理で用いる移動量計算情報の縮小率として設定する(S11)。
次に、計算処理部23は、コーナー位置(CORNERLOCK)が設定されているか否か判断する(S12)。コーナー位置が設定されていない場合には(S12において、NO)、予め設定した、例えば右上等のデフォルト値を設定する(S13)。コーナー位置が設定されている場合には(S12において、YES)、設定されているコーナー位置(CORNERLOCK値)を移動量計算情報のコーナー位置として設定する(S14)。
次に、計算処理部23は、余白量(MARGIN値)が設定されているか否か判断する(S15)。画像移動量が設定されていない場合には(S15において、NO)、予め設定した、例えばデフォルト値「0(ゼロ)」等を設定する(S16)。画像移動量が設定されている場合には(S15において、YES)、設定されている余白量(MARGIN値)を移動量計算情報の画像移動量として設定する(S17)。
次に、計算処理部23は、S11、S14、及びS17の処理にて設定した設定値と、印刷する印刷用紙の用紙サイズと、各印刷ジョブの原稿サイズとを用いて、印刷用紙に対する印刷ジョブの画像の印刷位置を計算する(S18)。
次に、印刷処理部24は、S18の処理にて計算された印刷位置に基づいて印刷ジョブの画像を描画する(S19)。これにより、処理を終了する。
なお、上述したS11の処理において、縮小率が「100%」として設定された場合には、S18の印刷位置の計算では、S14のコーナー位置とS17の画像移動量の設定値に基づいて計算される。
また、上述したS10、S12、及びS15の処理は、S10の処理よりもS12の処理が先に行なわれてもよく、S12の処理よりもS15の処理の処理が先に行なわれてもよく、各処理の順序は図11に示した順序に限定されない。
また、S11、S14、及びS17の各処理において設定される設定値は、ユーザがクライアントPC10上で入力、指定した値である。
<印刷ジョブの画像のコーナー位置が「右上」、「中央」に指定された場合の具体例>
次に、ユーザによって印刷ジョブの画像のコーナー位置が「右上」、「中央」に指定された場合における、計算処理部23によって計算される計算処理の具体例について説明する。
まず、図13〜図15を用いて、印刷する用紙サイズ(縦:ycm、横:xcm)に対して、異なる原稿サイズ(ケース1とケース2)の画像をa%に縮小し、原稿サイズの画像をそれぞれ印刷する用紙の右上に寄せて、x軸方向の余白をx3cm、y軸方向の余白をy3cmとするよう印刷指示された場合における計算処理ついて説明する。
上記印刷指示のうち、ユーザはクライアントPC10の印刷設定部12において、例えば「縮小率a%」、「コーナー位置は右上」、「余白はx3cm、y3cm」と入力したものとする。また、このとき、異なる原稿サイズとして、ケース1の原稿サイズは「縦:y1cm、横:x1cm」、ケース2の原稿サイズは、「縦:y2cm、横:x2cm」とする。
ここで、図13は、異なる原稿サイズの画像をa%に縮小した例を示す図である。図13に示すように、ユーザにより縮小率a%の入力がされると、ケース1の原稿サイズの画像は、印刷する用紙サイズに対して「縦:y1cm×a%、横:x1cm×a%」として縮小される。また、ケース2の原稿サイズの画像は、印刷する用紙サイズに対して「縦:y2cm×a%、横:x2cm×a%」として縮小される。
次に、図14は、a%に縮小した原稿サイズの画像を用紙の右上に寄せた例を示す図である。ユーザが、コーナー位置を右上のコーナーに指定した場合でも、計算処理部23は、印刷する用紙の左下のコーナーを原点として、x軸の右方向を正(+)、y軸の上方向を正(+)として画像を移動するよう、計算する。
したがって、図14の場合には、計算処理部23は、ケース1の原稿サイズの画像を移動する移動量について、用紙の左下のコーナーを原点として、X軸方向の移動量=x−(x1×a%)、Y軸方向の移動量=y−(y1×a%)として計算する。ケース2の原稿サイズの画像の移動量については、用紙の左下のコーナーを原点としてX軸方向の移動量=x−(x2×a%)、Y軸方向の移動量=y−(y2×a%)として計算する。
次に、図15は、用紙の右上のコーナーをコーナー位置に指定し、余白を設定した例を示す図である。図15に示すように、ユーザによりコーナー位置が用紙の右上のコーナーに指定された後、x軸方向にx3cm、y軸方向にy3cmの余白量が入力されると、計算処理部23は、印刷ジョブの画像の移動量を、次のように計算する。
計算処理部23は、ケース1の原稿サイズの画像の移動量について、用紙の左下のコーナーを原点としてX軸方向の移動量=−x3、Y軸方向の移動量=−y3として計算する。また、ケース2の原稿サイズの画像の移動量については、用紙の左下のコーナーを原点としてX軸方向の移動量=−x3、Y軸方向の移動量=−y3として計算する。
上述したように、計算処理部23は、用紙サイズ(縦:xcm、横:ycm)に異なる原稿サイズの画像をa%に縮小し、画像を用紙の右上に寄せ、x軸方向の余白はx3cm、y軸方向の余白はy3cmに設定された場合、異なる原稿サイズであるケース1とケース2について次のように計算する。
計算処理部23は、ケース1の原稿サイズの画像について、用紙の左下を原点としてX軸方向の移動量=x−(x1×a%)−x3、Y軸方向の移動量=y−(y1×a%)−y3として計算する。ケース2の原稿サイズの画像については、用紙の左下を原点としてX軸方向の移動量=x−(x2×a%)−x3、Y軸方向の移動量=y−(y2×a%)−y3として計算する。
次に、印刷する用紙サイズに対して、異なる原稿サイズ(ケース1とケース2)の画像をa%に縮小し、原稿サイズの画像はそれぞれ印刷する用紙の中央に配置する場合の計算処理について説明する。
上記の場合に、ユーザはクライアントPC10の印刷設定部12において、例えば「縮小率a1%」、「中央に配置」を入力したものとする。
ここで、図16は、異なる原稿サイズの画像を用紙の中央に配置する場合の例を示す図である。図16に示すように、ユーザにより縮小率a1%の入力されると、印刷する用紙サイズ(縦:y1cm、横:x1cm)に対して、ケース1の原稿サイズは「縦:y3cm=y2cm×a1%、横:x3cm=x2cm×a1%」、ケース2の原稿サイズは、「縦:y5cm=y4cm×a1%、横:x5cm=x4cm×a1%」として縮小される。
次に、図17は、ケース1の原稿サイズの画像を用紙の中央に配置する画像位置調整の例を示す図である。また、図18は、ケース2の原稿サイズの画像を用紙の中央に配置する画像位置調整の例を示す図である。
図17及び図18に示すように、ユーザにより印刷ジョブの画像を用紙の中央に配置すよう設定されると、計算処理部23は、ケース1の原稿サイズの画像の移動量について、用紙の左下のコーナーを原点として、X軸方向の移動量=(x1−x3)÷2、Y軸方向の移動量=(y1−y3)÷2として計算する。また、ケース2の原稿サイズの画像の移動量については、用紙の左下のコーナーを原点として、X軸方向の移動量=(x1−x5)÷2、Y軸方向の移動量=(y1−y5)÷2として計算する。
このように、計算処理部23は、ユーザにより入力される印刷ジョブの画像に対する縮小率、ユーザにより指定されるコーナー位置、コーナー位置を基準として設定される余白量に基づき、印刷する用紙に対する印刷ジョブの画像の位置を調整するための移動量を算出する。また、計算処理部23は、画像の印刷位置を計算する計算処理方法として、次の式を利用することができる。なお、ユーザにより入力された縮小率をa%、印刷する用紙(縦:y1cm、横:x1cm)、印刷ジョブの原稿サイズは「縦:y2cm、横:x2cm」とする。
コーナー位置を右上として、(x3、y3)の余白が設定された場合には、用紙の左下のコーナー位置を原点として、印刷ジョブの画像の移動量は、X軸方向の移動量=x−(x2×a%)−x3、Y軸方向の移動量=y−(x2×a%)−y3とする。
コーナー位置を左上として、(x3、y3)の余白が設定された場合には、用紙の左下のコーナー位置を原点として、印刷ジョブの画像の移動量は、X軸方向の移動量=x3、Y軸方向の移動量=y−(x2×a%)−y3とする。
コーナー位置を右下として、(x3、y3)の余白が設定された場合には、用紙の左下のコーナー位置を原点として、印刷ジョブの画像の移動量は、X軸方向の移動量=x−(x2×a%)−x3、Y軸方向の移動量=y3とする。
コーナー位置を左下として、(x3、y3)の余白が設定された場合には、用紙の左下のコーナー位置を原点として、印刷ジョブの画像の移動量は、X軸方向の移動量=x3、Y軸方向の移動量=y3とする。
中央位置に配置する設定がされた場合には、用紙の左下のコーナー位置を原点として、印刷ジョブの画像の移動量は、X軸方向の移動量=(x1−(x2×a%))÷2、Y軸方向の移動量=(y1−(y2×a%))÷2とする。
上述した計算処理部23による移動量の計算式を次にように説明することができる。すなわち、印刷ジョブの画像の移動量は、移動量=用紙サイズの長さと、「原稿サイズの長さ×縮小率(a%)」と、余白設定による余白量(画像移動量)により計算する。
上記移動量の計算式において、用紙サイズの長さは、X軸方向が、コーナー位置が右側のコーナーに設定されていると用紙サイズの長さ、左側のコーナーに設定されていると0(ゼロ)となる。Y軸方向が、コーナー位置として用紙の上側のコーナーに設定されていると用紙サイズの長さ、用紙サイズの下側のコーナーに設定されていると0(ゼロ)になる。
また、「原稿サイズの長さ×縮小率(%)」は、X軸方向が、コーナー位置として右側のコーナーに設定されていると負(−)の符号が付加され、左側に設定されていると0(ゼロ)になる。Y軸方向が、コーナー位置として上側に設定されていると負(−)の符号が付加され、下側に設定されていると0(ゼロ)になる。
また、余白量は、X軸方向が、コーナー位置として右側のコーナーに設定されていると負(−)の符号が付加され、左側のコーナーに設定されていると正(+)となる。Y軸方向が、コーナー位置として上側のコーナーに設定されていると負(−)の符号が付加され、下側のコーナーに設定されていると正(+)となる。
なお、計算処理部23は、図11に示した設定画面において、ユーザが余白量を入力した場合、次のテーブルを参照して、入力された余白量に符号を付加して上記計算式に用いることができる。例えば、コーナー位置を右下の場合に、(x3、y3)の余白を設定の場合には、次のテーブル(表1)に示すように、印刷ジョブの画像の余白設定による余白量(画像移動量)は、用紙の左下のコーナー位置を原点として、X軸方向の移動量=−x3、Y軸方向の移動量=y3となる。
Figure 2014088048
<両面印刷における裏面合わせについて>
次に、ユーザにより両面印刷が設定された場合における裏面合わせについて説明する。図19は、両面印刷における裏面合わせの例を示す図である。
図19に示すように、両面印刷で長辺綴じの場合には、表面の裏に、裏面の画像が配置されるように設定する。例えば、表面の画像を、コーナー位置を指定し、右下に寄せる場合には、裏面の画像は、右下ではなく左下に配置する。
これにより、パンチ穴を空けるような場合、裏面の画像が欠けることなく後処理されることになる。
上述した処理を行うため、計算処理部23は、片面印刷、又は両面印刷が設定され、コーナー位置指定(CORNERLOCK)が設定された場合に、次のテーブル(表2)を参照して印刷ジョブの画像のコーナー位置(原点)を設定する。
Figure 2014088048
<両面印刷における裏面合わせのフローチャート>
次に、両面印刷が設定された場合の裏面合わせのフローチャートについて説明する。図20は、両面印刷における裏面合わせのフローチャートを示す図である。
図20に示すように、計算処理部23は、両面印刷か否かを判断する(S20)。両面印刷の場合(S20において、YES)、計算処理部23は、長辺綴じか否かを判断する(S21)。長辺綴じの場合(S20において、NO)、計算処理部23は、印刷する用紙の表面における印刷ジョブの画像のコーナー位置指定(CORNERLOCK)が、印刷する用紙の右下のコーナーか否かを判断する(S22)。
右下のコーナーである場合(S22においてYES)、用紙の裏面における印刷ジョブの画像のコーナー位置(裏面原点)を、用紙の左下のコーナーに設定し(S23)、処理を終了する。右下のコーナーではない場合(S22において、NO)、用紙の表面のコーナー位置指定が、用紙の右上のコーナーか否かを判断する(S24)。
右上のコーナーである場合(S24において、YES)、裏面原点を用紙の左上のコーナーに設定し(S25)、処理を終了する。右上のコーナーではない場合(S24において、YES)、用紙の表面のコーナー位置指定が、用紙の左下のコーナーか否かを判断する(S26)。
左下のコーナーである場合(S26において、YES)、裏面原点を左下のコーナーに設定し(S27)、処理を終了する。左下のコーナーでない場合(S26において、NO)、裏面原点を用紙の左上のコーナーに設定し(S28)、処理を終了する。
S21の処理において、長辺綴じではない場合(S21において、NO)、即ち短辺綴じの場合、用紙の表面のコーナー位置指定が、用紙の右下のコーナーか否かを判断する(S29)。右下のコーナーである場合(S30において、YES)、裏面原点を用紙の右上のコーナーに設定し(S30)、処理を終了する。右下のコーナーでない場合(S29において、NO)、用紙の表面のコーナー位置指定が、用紙の右上のコーナーか否か判断する(S31)。右上のコーナーである場合(S31において、YES)、裏面原点を用紙の右上のコーナーに設定し(S32)、処理を終了する。右上のコーナーではない場合(S31において、NO)、用紙の表面のコーナー位置指定が、用紙の左下のコーナーか否かを判断する(S33)。左下のコーナーである場合(S33において、YES)、裏面原点を用紙の左上のコーナーに設定し(S34)、処理を終了する。左下のコーナーではない場合(S33において、NO)、裏面原点を用紙の左下のコーナーに設定し(S35)、処理を終了する。
これにより、両面印刷時に、パンチ穴を空けるような場合、印刷される用紙の裏面の画像が欠けることなく後処理されることになる。
上述したように、本発明によれば、PDFダイレクトプリントにて異なる原稿サイズの画像が混在している場合であっても、全印刷ジョブに対して同一設定を行うことにより、ユーザの意図する位置に画像を配置して印刷することを可能とする。
以上、発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
10 クライアントPC
11 印刷ファイル
12 印刷設定部
13 ジョブ制御部
20 画像形成装置
21 ジョブコントロール保持部
22 PDF処理部
23 計算処理部
24 印刷処理部
25 記憶部
26 エンジン
30 スキャン装置
31 プロッタ装置
32 ドライブ装置
33 補助記憶装置
34 メモリ装置
35 演算処理装置
36 インターフェース装置
37 操作パネル
38 記録媒体
特開平07−314843号公報

Claims (8)

  1. 複数の異なる原稿サイズの画像データを同一サイズの用紙に印刷する画像形成装置であって、
    前記原稿サイズと、用紙サイズと、入力される移動量計算情報とに基づいて、前記用紙に対して前記画像データを印刷するための印刷位置を計算する計算処理手段と、
    前記計算処理手段により計算された印刷位置に基づいて、前記用紙に前記画像データを配置して印刷する印刷処理手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記移動量計算情報は、
    前記画像データを前記用紙に印刷するための倍率値と、前記用紙に前記画像データを印刷するときの印刷位置を計算するための基準となるコーナー位置と、前記コーナー位置における余白量とを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記計算処理手段は、
    長辺綴じの隅寄せ設定による両面印刷を行う場合に、前記印刷位置を計算するための基準となるコーナー位置の設定において、
    前記用紙の表面における右下のコーナーが指定されたときには、前記用紙の裏面は左下のコーナーをコーナー位置に設定し、
    前記用紙の表面における右上のコーナーが指定されたときには、前記用紙の裏面は左上のコーナーをコーナー位置に設定し、
    前記用紙の表面における左下のコーナーが指定されたときには、前記用紙の裏面は右下のコーナーをコーナー位置に設定し、
    前記用紙の表面における左上のコーナーが指定されたときには、前記用紙の裏面は右上のコーナーをコーナー位置に設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記計算処理手段は、
    短辺綴じの隅寄せ設定による両面印刷を行う場合に、前記印刷位置を計算するための基準となるコーナー位置の設定において、
    前記用紙の表面における右下のコーナーが指定されたときには、前記用紙の裏面は右上のコーナーをコーナー位置に設定し、
    前記用紙の表面における右上のコーナーが指定されたときには、前記用紙の裏面は右下のコーナーをコーナー位置に設定し、
    前記用紙の表面における左下のコーナーが指定されたときには、前記用紙の裏面は左上のコーナーをコーナー位置に設定し、
    前記用紙の表面における左上のコーナーが指定されたときには、前記用紙の裏面は左下のコーナーをコーナー位置に設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記計算処理手段は、
    前記印刷位置を計算するための基準となるコーナー位置について、
    前記用紙の右下のコーナーが指定されたときには、設定された余白量に対して、X軸方向は左方向を負にする符号、Y軸方向は上方向を正にする符号を付加し、
    前記用紙の右上のコーナーが指定されたときには、設定された余白量に対して、X軸方向は左方向を負にする符号、Y軸方向は下方向を正にする符号を付加し、
    前記用紙の左下のコーナーが指定されたときには、設定された余白量に対して、X軸方向は右方向を正にする符号、Y軸方向は上方向を正にする符号を付加し、
    前記用紙の左上のコーナーが指定されたときには、設定された余白量に対して、X軸方向は右方向を正にする符号、Y軸方向は下方向を負にする符号を付加して計算することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 複数の異なる原稿サイズの画像データを同一サイズの用紙に印刷する画像形成方法であって、
    前記原稿サイズと、用紙サイズと、入力される移動量計算情報とに基づいて、前記用紙に対して前記画像データを印刷するための印刷位置を計算する計算処理手順と、
    前記計算処理手順により計算された印刷位置に基づいて、前記用紙に前記画像データを配置して印刷する印刷処理手順とを有することを特徴とする画像形成方法。
  7. 複数の異なる原稿サイズの画像データを同一サイズの用紙に印刷する画像形成プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記原稿サイズと、用紙サイズと、入力される移動量計算情報とに基づいて、前記用紙に対して前記画像データを印刷するための印刷位置を計算する計算処理手段、及び、
    前記計算処理手段により計算された印刷位置に基づいて、前記用紙に前記画像データを配置して印刷する印刷処理手段として機能させるための画像形成プログラム。
  8. 請求項7に記載の画像形成プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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