JP5282488B2 - 画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理システム、プログラムおよび画像処理方法に関する。
近年、複写装置、ファクシミリ装置、プリンタ装置、あるいは、これらの機能を兼ね備えたいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称される複合機等の画像処理装置においては、多機能化が図られており、多種多様な機能設定が可能になっている。
この種の複合機にあっては、原稿の種類や濃度といった原稿の状態に関する設定、拡大率・縮小率、片面・両面、余白サイズなどの各種画像処理に関する設定、スタンプ押印処理、ステープル処理あるいはパンチ孔あけ処理といった仕上げ処理に関する設定などの様々な機能に関する設定を、利用者が行うことができる。
この種の複合機にあっては、原稿の種類や濃度といった原稿の状態に関する設定、拡大率・縮小率、片面・両面、余白サイズなどの各種画像処理に関する設定、スタンプ押印処理、ステープル処理あるいはパンチ孔あけ処理といった仕上げ処理に関する設定など、様々な機能に関する設定を利用者は行うことができる。
しかしながら、従来の複合機では、このような仕上げ機能を設定して印刷を開始すると、印刷結果を得るまで仕上がり状態を確認できない。例えば、パンチ孔をあけた仕上がり状態において、パンチ孔の位置と出力画像とが重なっていたとしても、実際に印刷してみるまで結果を知ることができないため、印刷ミスとなり、用紙を無駄に使用してしまうという問題が生じる。
そこで、このような問題を解決するために、実際の印刷に先だって、プレスキャンした原稿イメージに対して仕上げ機能などの各種機能(印刷用紙、印刷面、パンチ、ステープルなど)による処理を施した仕上がり結果のプレビュー画像を表示し、利用者に出力結果を確認させながら必要に応じて印刷の設定を変更することができる画像処理装置が特許文献1で提案されている。
また、本出願人は、先に出願した特許文献2において、原稿のプレビュー画像内の特定場所に触れるとその位置に関連するメニューが表示され、その機能(印刷用紙、印刷面、パンチ、ステープル、出力カラー、出力濃度、用紙、拡大/縮小、片面/両面、集約印刷、ソート/スタックなど)を選択することで、直ちにプレビュー画像に該設定が反映される、直感的で利便性の高いユーザインタフェースを提案している。
特開2001−67347号公報 特開2006−003568号公報
ところで、パーソナルコンピュータなどの外部装置からデータを受け取って画像処理装置において印刷処理する場合において、アプリケーションが異なる複数の形式のデータを、一つにまとめて出力したい場合がある。このような場合には、利用者がそれぞれのアプリケーションを起動して出力設定をして印刷して、さらにステープル綴じなどにより一つにまとめる作業をしている。
しかしながら、各アプリケーションにおける印刷設定を間違えた場合には、印刷物の体裁がデータごと(すなわち、ページごと)によって変わってしまうという問題がある。また、特に画像データを扱うアプリケーションでは、印刷用紙の大きさに比べてデータ領域の範囲が小さいと余分な無地部分ができてしまうという問題も有る。一方、印刷用紙の大きさよりデータ領域が大きい場合(例えば、表計算アプリケーションで大きな表を印刷する場合)には、必要な部分が分割されたり、必要な部分が出力されないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、アプリケーションが異なる複数の形式のデータを一つにまとめて出力する際に、利用者の負担を少なくし、設定ミスを少なくすることができる画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法を提供することを目的とする。
上述した問題を解決し目的を達成するために、本発明に係る画像処理装置は、異なるデータ形式に基づく複数の原稿データを入力するデータ入力手段と、原稿データを形式統一の基準となる標準形式に揃えるための処理を示す優先処理項目をデータ形式毎に定めた変換テーブルに基づき、入力された前記各原稿データにかかる前記優先処理項目を示すデータ解析情報を生成する解析手段と、前記各原稿データの出力形式を選択可能に表示する形式表示手段と、表示された前記出力形式の中から一の前記出力形式を選択させる形式選択手段と、前記データ解析情報に基づき、前記各原稿データを選択された一の前記出力形式に統一する形式統一手段と、一の前記出力形式に統一された前記各原稿データを出力する画像出力手段と、を備え、前記形式統一手段は、一の前記出力形式として標準形式が選択された場合、標準形式の1ページに含める原稿枚数をデータ形式毎に定義した出力調整テーブルに従って、前記複数の原稿データを一の前記出力形式に統一する。
また、本発明に係るプログラムは、異なるデータ形式に基づく複数の原稿データ、および、前記各原稿データの一の出力形式の選択を入力するデータ入力機能と、原稿データを形式統一の基準となる標準形式に揃えるための処理を示す優先処理項目をデータ形式毎に定めた変換テーブルに基づき、入力された前記各原稿データにかかる前記優先処理項目を示すデータ解析情報を生成する解析機能と、前記データ解析情報に基づき、前記各原稿データを選択された一の前記出力形式に統一する形式統一機能と、一の前記出力形式に統一された前記各原稿データを出力する画像出力機能と、をコンピュータに実行させ、更に、前記形式統一機能は、一の前記出力形式として標準形式が選択された場合、標準形式の1ページに含める原稿枚数をデータ形式毎に定義した出力調整テーブルに従って、前記複数の原稿データを一の前記出力形式に統一する。
また、本発明に係る画像処理方法は、異なるデータ形式に基づく複数の原稿データを入力するデータ入力工程と、原稿データを形式統一の基準となる標準形式に揃えるための処理を示す優先処理項目をデータ形式毎に定めた変換テーブルに基づき、入力された前記各原稿データにかかる前記優先処理項目を示すデータ解析情報を生成する解析工程と、前記各原稿データの出力形式を選択可能に表示する形式表示工程と、表示された前記出力形式の中から一の前記出力形式を選択させる形式選択工程と、前記データ解析情報に基づき、前記各原稿データを選択された一の前記出力形式に統一する形式統一工程と、一の前記出力形式に統一された前記各原稿データを出力する画像出力工程と、を含み、前記形式統一工程は、一の前記出力形式として標準形式が選択された場合、標準形式の1ページに含める原稿枚数をデータ形式毎に定義した出力調整テーブルに従って、前記複数の原稿データを一の前記出力形式に統一する。
本発明によれば、入力された複数の形式の原稿データにかかるデータ解析情報を生成し、生成されたデータ解析情報に基づき、複数の形式の各原稿データを選択された一の出力形式に統一して出力することにより、利用者は出力形式を選択するだけで、複数の形式の各原稿データにかかるデータ解析情報を利用して自動的に利用者が望む出力形式で当該各原稿データを出力することができることから、利用者は出力形式にのみ気をつけておけばよくなるので、利用者の負担は少なくなり、それだけ設定ミスも少なくすることができる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理システム、プログラムおよび画像処理方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施の一形態を図1ないし図11に基づいて説明する。本実施の形態は画像形成システムとして、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能及び入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタあるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称される複合機(画像処理装置)と、この複合機(画像処理装置)にネットワーク接続されたパーソナルコンピュータなどの外部装置とで構成されるシステムを適用した例である。
図1は、本発明の実施の一形態にかかる画像形成システムの機能ブロック図である。図1に示す複合機10は、スキャナ11、ADF(オート・ドキュメント・フィーダ)111、スキャナコントローラ112、画像記憶部12、画像処理部13、印刷処理手段であるプリンタ14、プリンタコントローラ142、仕上げ処理部141、操作表示部15、操作表示制御部151、システム制御部16、通信制御部17、データ記憶部21およびデータ解析部22を備える。また、複合機10は、通信制御部17を介してネットワーク18と接続されている。そして、複合機10は、原稿19の画像を読み取って画像処理を施した後、印刷物20として出力する。
システム制御部16は、各構成部と接続されていて、複合機10全体の制御を行うものである。例えば、選択されている用紙サイズに対して適切な走査領域情報をスキャナ11に提供するなどの制御である。このシステム制御部16は、不図示のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成されており、CPUがROMに格納されたプログラムに基づいてRAMのワーク領域を利用しながら動作することにより、各種処理が実行される。
なお、複合機10で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。この場合、システム制御部16のCPUが上記記憶媒体からプログラムを読み出して主記憶装置(図示せず)上にロードすることで、複合機10に各種の機能を実現させる。また、プログラムを、インターネット等のネットワーク18に接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしても良い。または、プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供若しくは配布するようにしても良い。
通信制御部17は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やインターネット、FAXを送受信する公衆回線網などのネットワーク18と接続され、通信プロトコルに従ってネットワークに接続された他の機器との間で画像データや制御データ等のやり取りを行うものである。すなわち、通信制御部17は、画像入力手段および画像出力手段として機能する。
スキャナコントローラ112は、画像入力手段として機能するものであって、システム制御部16の命令を受け、スキャナ11を制御して、画像データの入力を受け付ける。
スキャナ11は、スキャナコントローラ112に制御され、原稿19のイメージをデジタル画像データに変換する。なお、ADF111は、セットされた複数ページの原稿をスキャナ11の読取位置に1枚ずつ順に繰り出すことができるので、このADF111を用いることにより、スキャナ11は複数ページの原稿を連続して自動的に読み込みを行うことができる。また、ADF111は、用紙の片面に印刷された片面原稿だけでなく、両面に印刷された両面原稿を反転させてスキャナ11に送り出すことができるので、スキャナ11に両面原稿を読み込ませることが可能である。
画像記憶部12は、システム制御部16の命令を受け、スキャナ11で読み取った画像データや、ネットワーク18を介して外部から入力された画像データ等を一時的に記憶しておくバッファメモリである。画像記憶部12としては、一般的には、RAMなどが該当する。本実施の形態の複合機10は、自身の備えるスキャナ11から読み取った画像データ及び、ネットワーク18を介するなどして外部から入力された画像データのいずれをも処理して画像形成することができる。また、画像記憶部12は、後述する画像処理部13で処理された画像データも記憶する。
画像処理部13は、スキャナ11やネットワーク18から送られて画像記憶部12に一時的に保存された多値データに対して、システム制御部16の命令を受け、γ補正やMTF補正処理等を施した後、スライス処理やディザ処理のような階調処理を施して2値(または多値)化処理を施す。また、画像処理部13は、利用者が設定した機能に対応した各種の画像処理(拡大/縮小、濃度/色の調整など)、画像領域編集処理(領域削除、領域移動、領域反転など)やレイアウト加工処理(両面印刷/片面印刷、集約印刷、余白サイズの調整など)、仕上がり状態のプレビュー画像である仕上がり情報の生成処理などを行う。
このような画像処理部13は、仕上がり情報生成部131と、入力画面情報生成部132と、設定部133とを備える。
仕上がり情報生成部131は、基本的には、原稿をプレスキャンした画像データに対する各種の項目入力に基づく設定値に従って、後述する表示パネル15bに表示する原稿画像に対する加工や各種設定処理を施した後の結果を簡易的に表す仕上がり情報(プレビュー画像)を生成する。仕上がり情報生成部131は、画像記憶部12に一時的に保存された多値データを用いる。
入力画面情報生成部132は、仕上がり情報生成部131が生成した仕上がり情報(プレビュー画像)および仕上がり情報(プレビュー画像)に対する各種の設定入力を受け付ける設定処理項目を含み、表示パネル15bに表示させる入力画面情報を生成する。
設定部133は、後述するタッチパネル15aから表示パネル15bに表示された入力画面400(図2参照)に対して利用者が入力を行った場合、該入力信号を受け付けるとともに、画像記憶部12に格納された入力画像に関する座標情報を取得し、入力画面情報生成部132に対して取得した座標情報に対応する処理を設定する。
ここで、仕上がり情報生成部131は、設定部133が設定入力信号を受け付けた場合、受け付けた設定入力信号に従って、再び仕上がり情報を更新して生成し、入力画面情報生成部132に出力する。また、入力画面情報生成部132は、設定部133によって受け付けられた入力信号によって、再び利用者からの設定入力を受け付ける画面を生成する入力画面情報を生成し、操作表示制御部151に出力する。
操作表示制御部151は、システム制御部16の命令を受けて操作表示部15の入出力を制御する。例えば、操作表示制御部151は、画像処理部13によって処理されたデータを、操作表示部15が備えている操作部であるタッチパネル15aおよび表示部である表示パネル15bに出力制御する。より具体的には、操作表示制御部151は、入力画面情報生成部132で生成された入力画面情報を表示パネル15bに表示させる。また、操作表示制御部151は、タッチパネル15aからの入力制御を行う。なお、表示パネル15bとタッチパネル15aは図面上別々に記載されているが、ここでは一体的に構成する。
タッチパネル15aは、パネル上に、電気的あるいは磁気的にポインタの接触する位置を検出する。タッチパネル15aに対する指定手段(図示せず)としては、人間の指先、スタイラスペン、その他の接触入力具(以下ポインタと記す)が適用可能である。すなわち、利用者は、タッチパネル15aに対してこのようなポインタを介して接触することによって、印刷設定を含む各種項目を入力する。
なお、本実施の形態においては、タッチパネル15aに対する接触入力を例に挙げて説明するが、必ずしも接触入力のみが本発明の実施の形態ではない。例えば、操作表示部15は、タッチパネル15aの他に操作者による物理的なキーの押下を受付けて入力を行うハードキーを備え、印刷実行などの指示を与えるようにしても良い。また、表示パネル15bは、複合機10が備える専有の表示装置を用いても良い。
操作表示部15は、操作表示制御部151に制御され、タッチパネル15aを介して設定内容の入力を受け付け、仕上がり情報(プレビュー画像)や画面の仕上げを設定する設定画面の設定処理項目を表示パネル15bに表示する。
また、操作表示部15は、複合機10で実行したい機能を設定画面の設定処理項目として表示し、表示された設定処理項目の中から利用者による設定入力を受け付けるためのものである。すなわち、操作表示制御部151は、項目の選択が可能な領域に対してポインタがタッチパネル15aに接触すると、押圧された部分の座標が検出され、選択可能領域における接触であることが検出されると、該当する項目が選択されたものとして受け付ける。例えば、操作表示部15は、原稿の状態に応じたスキャナ11における読み取り条件の設定、読み取った画像データに対する画質調整などの加工を行う画像処理部13における設定、プリンタ14における印刷条件の設定、あるいは、印刷後の印刷物に対してソート、ステープル、パンチ孔などの仕上げ処理を行う仕上げ処理部141などの設定を受け付けるものである。
プリンタコントローラ142は、画像出力手段として機能するものであって、システム制御部16の命令を受けてプリンタ14を制御する。
このプリンタ14は、仕上げ処理部141を搭載している。仕上げ処理部141は、自動設定あるいは利用者による設定を受け付けて、印刷処理が施された印刷物20を部数やページ単位で仕分けを行うソート処理、印刷媒体に対して所定のスタンプを押印するスタンプ処理、複数枚の印刷媒体を揃えてステープルで綴じるステープル処理、あるいは、複数枚の印刷媒体をバインダーやファイルに綴じるためのパンチ孔をあけるパンチ孔処理といった仕上げ処理を行う。
システム制御部16は、操作表示制御部151を介して上述したような各種設定を受け付けると、画像記憶部12に記憶されている元画像データに対して画像処理部13で要求された設定処理を反映させて仕上がり情報(プレビュー画像)を生成し、操作表示部15に送って表示させる。
図2は、複合機10が画像データを入力して生成した仕上がり情報(プレビュー画像)の一例を示す正面図である。操作表示部15の表示パネル15bには、仕上がり情報(プレビュー画像)401および設定処理項目402が表示される。設定処理項目402としては、ステープル、パンチ、とじしろ調整、わく消去、スタンプおよびページ番号などの仕上がり情報(プレビュー画像)401上の場所に依存したメニュー402aが画面の右側に表示されている。また、出力カラー、出力濃度、用紙、拡大/縮小、片面/両面、集約、ソート/スタックおよび地肌などのコンテンツに依存しないメニュー402bが画面の左側に表示されている。
操作者が、表示パネル15bに表示された仕上がり情報(プレビュー画像)401を見ながらポインタで接触することによって、タッチパネル15aは、表示された仕上がり情報(プレビュー画像)401上の印刷物の仕上がり状態における空間的位置である位置情報の入力を受け付ける。このような場合において、設定部133は、タッチパネル15aによって受け付けられた位置情報を解析し、ポインタの接触する画像上での座標情報を取得する。
データ記憶部21は、パーソナルコンピュータ100などの外部装置等から通信制御部17を介して入力された原稿データを記憶する。ここで、原稿データには、原稿画像のデータだけでなく、データに付随するファイル名や使用アプリケーションを区別するための拡張子名、データ形式、データを読み取ったデバイス情報も含んでいる。また、アプリケーションやOS側からの出力命令に付属する用紙サイズ、集約指示、変倍率、マージン設定なども含まれる。
データ解析部22は、解析手段として機能するものであって、データ記憶部21内に記憶された原稿データに対してデータ解析処理を実行する。具体的には、データに付随するファイル名、拡張子名、データ形式、データを読み取ったデバイス情報、用紙サイズ、集約指示、変倍率、マージン設定などを解析する。
このような構成により、複合機10は、実際のコピー印刷に先だって、仕上がり情報(プレビュー画像)401を複合機10の操作表示部15が備えている表示パネル15bに表示し、目視でその仕上がり情報(プレビュー画像)401を確認した後に、必要に応じて設定を変更し、実際の印刷を行うことができる。
より詳細には、
(1)原稿をプレスキャンする。
(2)読み取った原稿の画像を画面上にプレビュー画像として表示する。
(3)プレビュー画像上の特定の場所に触れると、その位置に関連する機能のメニューを表示する。
(4)利用者がそのうちの1つを選択したら、その効果をプレビュー画像に直ちに反映させる。
(5)最終的な仕上がりイメージを画面上で確認した後、印刷を開始する。
という一連の流れによって、確実なコピーを可能にすることができる。
ここで、図3に示すように、操作者によって操作表示部15において表示されている設定処理項目402(402a)のうち、パンチ403が接触入力により選択されたとする。
操作表示部15がパンチ403からの接触入力を検知し、システム制御部16が操作表示制御部151を介してパンチ403の設定を受け付けると、画像処理部13の入力画面情報生成部132は、「パンチ」に対応して設定できるパンチの領域を図4に示した設定処理項目402の各処理項目と設定可能位置を関連付けて規定した対応定義テーブルから読み出して、設定できる領域404および405を、操作表示部15に表示する。このような対応定義テーブルは、システム制御部16のRAMなどに記憶されている。パンチ孔が可能な領域404および405を、仕上がり情報(プレビュー画像)401において表示する形態は、互いに重畳する形態でも良く、上書きして表示する形態でも良い。あるいは、可能な領域の色を変化させる、点滅させる、あるいはそれ以外をダークアウトさせるなどの表現形態を適用することができる。なお、図4に示したテーブルの設定可能位置は、2点の対角線を表示する座標で規定し、規定される2点による線分を対角線とする主走査および副走査方向に平行な矩形で規定される。例えば、「ステープル」は、(0,0)と(40,40)とで定まる位置、(120,0)と(160,40)とで定まる位置を規定する。
そして、操作者は、図3に示されたパンチ孔領域404に接触することによって選択入力を行う。操作表示部15は、パンチ403からの接触入力を受け付け、画像処理部13の仕上がり情報生成部131は、受け付けた領域においてパンチ孔処理を施す設定処理を反映させて仕上がり情報(プレビュー画像)を生成し、操作表示部15に送って表示させる。図5にパンチ孔処理406が施された仕上がり情報(プレビュー画像)401を示す。このようにして表示された仕上がり情報(プレビュー画像)401から、修正などの設定入力を受け付ける。受け付けた設定は再び反映されて表示され、受け付けない場合は、印刷実行を受け付ける。
なお、ここでは特に図示していないが、プレビュー画像上の特定の場所に触れると、その位置に関連する機能のメニューを表示し、利用者がそのうちの1つを選択したら、その効果をプレビュー画像に直ちに反映させるようにしても良い。
ところで、本実施の形態の複合機10は、パーソナルコンピュータ100などの外部装置から受け取ったアプリケーションが異なる複数の形式の原稿データを、一つにまとめて出力することができるようにしたものである。
ここで、システム制御部16のCPUがROMに格納されたプログラムに基づいて動作することにより実現される特徴的な処理である形式統一処理について図6のフローチャートを参照しつつ説明する。
なお、形式統一処理の前提条件として、利用者は、パーソナルコンピュータ100上にあるいくつかの原稿データを選択し、選択されたデータをプリンタドライバを介して複合機10のデータ記憶部21に送り込んで記憶させる必要がある。複合機10のデータ記憶部21へ送り込むには、プリンタドライバを用いて通常のドラックアンドドロップと同じ動作を行なうようにすれば良い。
図6に示すように、システム制御部16は、操作表示部15における所定のキー操作により形式統一処理の実行が宣言されたと判断すると(ステップS1のYes)、データ記憶部21に記憶されている原稿データの出力順の指定を受け付けて原稿データの管理順列としてデータ記憶部21に記憶する(ステップS2)。これは、原稿データを一つにまとめたい場合は、一つ分の区切りとデータの順序を指定する必要があるためである。これにより、一つのまとまった印刷単位を設定することができる。なお、原稿データの出力順の指定は、例えば複数の原稿データのアイコンを操作表示部15に表示させておいて、利用者がアイコンを触れた順番にすれば良い。
原稿データの出力順の指定を受け付けた後、システム制御部16は、入力画面情報生成部132を制御して表示パネル15bに表示させる入力画面情報を生成する(ステップS3:形式表示手段)。本実施の形態においては、出力形式の例を一覧表示させる。図7は、出力形式の例を一覧表示させた入力画面400を示すものである。図7に示すように、入力画面400には、出力形式の例を一覧表示させた一覧画面500が表示されている。
ところで、このような複合機10では、出力形式として多くのパターンが考えられる。例えば、片面標準形式(例えば、A4版の縦型の片面原稿の画像データ)の場合でも、用紙の大きさがA3サイズ、A4サイズ、B4サイズ、B5サイズと複数ある。しかし、複合機10内部に格納できる用紙サイズの種類は限られる。また、利用者のよく使用するファイリングのサイズも通常は決まっていることが多い。そのことから、操作表示部15に表示する出力形式の選択項目数は、それほど多くはない。そのため、出力形式の項目は、必要なものだけを表示できるように、表示可否のフラグをつけておくようにしても良い。そして、システム制御部16は、入力画面情報生成部132を制御して、設定により表示を許可した出力形式だけを操作表示部15に選択項目として表示する。
このような状態で、システム制御部16は、利用者による一の出力形式の選択を操作表示制御部151を介して受け付けると(ステップS4のYes:形式選択手段)、データ記憶部21に記憶されている原稿データに対して、データ解析部22を制御してデータ解析処理を実行する(ステップS5)。より詳細には、データ解析処理は、例えば印刷サイズや印刷面の配置などについて、図8に示すような変換テーブルT1を用いる。図8に示す変換テーブルT1は、原稿データの属性に応じて、原稿データを片面標準形式(例えば、A4版の縦型の片面原稿の画像データ)に揃えるための優先処理項目を選択するようにしたものである。具体的には、変換テーブルT1には、データ形式(ここでは、データに付随する拡張子名)に対して優先処理項目と当該優先処理項目の条件とが対応付けられている。これにより、各原稿データの印刷サイズや印刷面の配置などを決定することができる。すなわち、データ解析部22は、各原稿データについての優先処理項目と当該優先処理項目の条件とであるデータ解析情報を取得する。
例えば、文書データ(拡張子:DOC)のデータ形式には、優先処理項目“ページ配置”、条件“標準ページサイズ=文書1ページ”が対応付けられている。つまり、データ解析部22は、データに付随する情報を探索し、データ形式が文書データ(拡張子:DOC)であると判断した場合には、“標準ページサイズ=文書1ページ”を条件として、ページ配置を優先処理項目とする。
また、表データ(拡張子:XLS)のデータ形式には、優先処理項目“拡大縮小によるサイズ変更”、条件“30%<変倍率<300%”が対応付けられている。つまり、データ解析部22は、データに付随する情報を探索し、データ形式が表データ(拡張子:XLS)であると判断した場合には、“30%<変倍率<300%”を条件として、拡大縮小によるサイズ変更を優先処理項目とする。
また、図表データ(拡張子:TIF)のデータ形式には、優先処理項目“画像サイズに応じたページ配置”、条件“50%>用紙サイズ”が対応付けられている。つまり、データ解析部22は、データに付随する情報を探索し、データ形式が図表データ(拡張子:TIF)であると判断した場合には、“50%>用紙サイズ”を条件として、画像サイズに応じたページ配置を優先処理項目とする。なお、優先処理項目“画像サイズに応じたページ配置”とは、画像サイズが印刷ページ面より大きい場合は縮小処理を行い、画像サイズが印刷ページ面の半分より小さい時は集約処理をする。また、印刷ページ面より少し小さい場合は、そのまま印刷か、印刷ページサイズの大きさに合わせるかを初期値として決めておく。
なお、本実施の形態においては、各原稿データについてのデータ解析情報は、データ記憶部21における原稿データの管理順列に対応付けられて記憶される。
ステップS5のデータ解析部22によるデータ解析処理が終了すると、システム制御部16は、データ記憶部21における原稿データの管理順列に対応付けられて記憶されているデータ解析情報を読み出す(ステップS6)。
続くステップS7では、システム制御部16は、読み出したデータ解析情報と、利用者により選択された出力形式とから原稿処理設定項目(VS)を求める。本実施の形態においては、図9に示すような変換テーブルT2を用いる。図9に示す変換テーブルT2は、利用者により選択された出力形式と原稿形式とを対応させたものである。例えば、原稿データがA4片面原稿の場合に、利用者がブック形式を選択した場合には、印刷を“両面”にする。
求めた原稿処理設定項目(VS)を必要なページ数の原稿データとともに画像処理部13に渡す(ステップS8)。
続いて、システム制御部16は、画像処理部13を制御して、利用者により選択された出力形式に対応するように原稿処理設定項目(VS)を用いて原稿データに対して加工処理を施して、処理結果を画像記憶部12に渡す(ステップS9)。
すなわち、ステップS6〜S9により形式統一手段が実現されている。
続くステップS10では、システム制御部16は、画像処理部13で画像処理されて画像記憶部12にある原稿データについての仕上がり情報(プレビュー画像)を仕上がり情報生成部131を制御して生成するとともに、生成した仕上がり情報(プレビュー画像)と原稿処理設定項目(VS)とを入力画面情報生成部132を制御して入力画面情報を生成し、操作表示制御部151を制御して入力画面情報を操作表示部15表示パネル15bに表示させる。ここに、プレビュー生成手段およびプレビュー表示手段の機能が実行される。
ここで、図10は仕上がり情報(プレビュー画像)の一例を示す正面図である。図10に示すように、操作表示部15の表示パネル15bには、仕上がり情報(プレビュー画像)401および設定処理項目402に加えて、原稿処理設定項目(VS)410が表示される。図12に示す例は、ブック形式が利用者により選択された場合を示している。これにより、原稿群を一度に読み込んで設定処理を行う場合において、各原稿によって設定が変わっている場合は仕上がり情報(プレビュー画像)401のページを移動させて、該当ページの仕上がり情報(プレビュー画像)401を表示させるとともに、その原稿処理設定項目(VS)410も確認することができる。当然ながら、必要があれば、該当ページの処理を再設定することが可能である。
利用者は、操作表示部15の表示パネル15bに表示されている仕上がり情報(プレビュー画像)401を見て設定が要求を満たしているかを確認する。追加または変更したい設定項目がある場合には、利用者は操作表示部15の表示パネル15bに表示されている設定処理項目402から、処理項目の変更を指示する。変更の指示があった場合には(ステップS11のYes:設定手段)、ステップS6〜S10の処理を繰り返す。すなわち、利用者からの追加設定が入力されると、原稿処理設定項目(VS)410を更新して、再び仕上がり情報(プレビュー画像)401が作成されて表示されることになる。
一方、変更の指示がなく、操作表示部15のスタートキー(図示せず)が操作された場合には(ステップS12のYes)、システム制御部16は、プリンタコントローラ142を制御してプリンタ14に処理画像とともに設定指示をし、処理画像を印刷出力する(ステップS13)。
システム制御部16は、印刷出力が終了すると、データ記憶部21や画像記憶部12をデータクリアする(ステップS14)。
このように本実施の形態によれば、入力された複数の形式の原稿データにかかるデータ解析情報を生成し、生成されたデータ解析情報に基づき、複数の形式の各原稿データを選択された一の出力形式に統一して出力することにより、利用者は出力形式を選択するだけで、複数の形式の各原稿データにかかるデータ解析情報を利用して自動的に利用者が望む出力形式で当該各原稿データを出力することができることから、利用者は出力形式にのみ気をつけておけばよくなるので、利用者の負担は少なくなり、それだけ設定ミスも少なくすることができる。
具体的には、これまでは複数の形式の原稿データを出力(印刷)するのに、それぞれのアプリケーションを開いて印刷設定をして印刷指示するようにしていたが、パーソナルコンピュータ100のプリンタドライバ側において複数の形式の原稿データを複合機(画像処理装置)10に対してドラッグアンドドロップさせるとともに、複合機(画像処理装置)側において出力形式を選択させるだけで複数の形式の原稿データを出力(印刷)することができるようになる。
なお、画像出力機能を持つ複合機(画像処理装置)10から、出力形式を統一して出力(印刷)したい原稿データ群にアクセスすることで処理を実行させることも可能である。
ところで、パーソナルコンピュータ100などの外部装置から複合機10のプリンタ機能を使用する場合、プリンタ機能を使用するためのプリンタドライバと呼ばれるソフトウェアを使用するのが通例である。また、通常、プリンタドライバは、複合機10に対して決まったものが使用される。このことから、複合機10とプリンタドライバは一体のものと見ることができる。複合機10のプリンタ機能を使用する場合、パーソナルコンピュータ100にはプリンタドライバと呼ばれるソフトウェアをインストールする。その場合、パーソナルコンピュータ100側からこの複合機10へ印刷出力を指示するときには、プリンタドライバに対して印刷データや印刷形式を渡すことになる。この時、複合機10とプリンタドライバは一つの装置としてみることができる。
そこで、本実施の形態においては、複合機10側で印刷サイズや印刷面の配置などを決定するようにしたが、これに限るものではなく、例えば、パーソナルコンピュータ100にインストールされたプリンタドライバ側で印刷サイズや印刷面の配置などを決定するようにしても良い。より詳細には、プリンタドライバが、図7に示すような一覧画面500を表示して出力データの印刷形式を利用者に選択させるとともに、出力形式の選択情報を複合機10のシステム制御部16に渡すようにする。
また、出力形式の設定のみをプリンタドライバで実行するのみならず、複合機10のデータ解析部22の機能の一部を、プリンタドライバ側で担わせることも可能である。パーソナルコンピュータ100側の印刷データには、複合機10に送られる情報よりも多くの情報を有している場合がある。また、通常の印刷形式をどのような設定にしているかなどは、パーソナルコンピュータ100側でのみ持っている情報である。そのような情報を利用すれば、この複合機10のデータ解析部22の機能を支援することができる。例えば、パーソナルコンピュータ100側で得られる出力データの情報としては、ファイルの拡張子によるデータの種類、使用するデータの文字の大きさや画像のきめ細かさなどがある。特に、表計算ソフトの作成した大きな表と、プロジェクター用に作成された画像では、同じ大きさの印刷用紙に出力すると文字の大きさが大きく違ってしまう場合がある。例えば、プレゼンテーション用ソフトで使用するデータは文字の大きさが通常の何倍にもしている場合がある。これらを通常は印刷する時には縮小して集約印刷する場合が多い。このように、通常、印刷して使用する形式を、別にデータとして持つことで、他のアプリケーションの出力データと混在させる時の調整パラメータとすることができる。
図11は、出力調整テーブルを示す模式図である。図11は、データ形式毎の標準形式での調整パラメータを格納する出力調整テーブルを示すものである。図11に示すように、標準的形式の出力形式として、文書ソフトウェアによる文書データ(拡張子:DOC)では印刷用紙片面に1ページのデータを印刷するが、プレゼンテーション用ソフトウェアによる図表データ(拡張子:PPT)では印刷用紙片面に2ページ分のデータを印刷すると定義することができる。
なお、出力画像が集約処理される場合は、上記の標準形式に入るデータが、集約された画像の1ページ分として入る。例えば、2面集約の場合、文書データ(拡張子:DOC)は1面に2ページ分が出力されるが、図表データ(拡張子:PPT)では1面に4ページ分が出力されることになる。4面集約では文書データ(拡張子:DOC)は4ページが、図表データ(拡張子:PPT)は8ページが、印刷用紙の1面に出力される。当然ながら、同じ図表データ(拡張子:PPT)でも文字の大きさによって1ページに1ページ分だけを出力するという条件判断をさせることもできる。同様にして、表やイメージの場合も、使用文字のサイズや全体の大きさによって、標準ページあたりの詰め込むページ数を変えることができる。
本発明の実施の一形態にかかる画像形成システムの機能ブロック図である。 仕上がり情報(プレビュー画像)の一例を示す正面図である。 設定処理項目が選択された状態の一例を示す模式図である。 処理項目と設定可能位置との対応定義テーブルを示す模式図である。 パンチ孔処理が施された仕上がり情報(プレビュー画像)の一例を示す正面図である。 形式統一処理の流れを示すフローチャートである。 出力形式の例を一覧表示させた入力画面を示す正面図である。 変換テーブルT1を示す模式図である。 変換テーブルT2を示す模式図である。 仕上がり情報(プレビュー画像)の一例を示す正面図である。 出力調整テーブルを示す模式図である。
符号の説明
17 画像入力手段、画像出力手段
22 解析手段
112 画像入力手段
142 画像出力手段

Claims (14)

  1. 異なるデータ形式に基づく複数の原稿データを入力するデータ入力手段と、
    原稿データを形式統一の基準となる標準形式に揃えるための処理を示す優先処理項目をデータ形式毎に定めた変換テーブルに基づき、入力された前記各原稿データにかかる前記優先処理項目を示すデータ解析情報を生成する解析手段と、
    前記各原稿データの出力形式を選択可能に表示する形式表示手段と、
    表示された前記出力形式の中から一の前記出力形式を選択させる形式選択手段と、
    前記データ解析情報に基づき前記各原稿データを選択された一の前記出力形式に統一する形式統一手段と、
    一の前記出力形式に統一された前記各原稿データを出力する画像出力手段と、
    を備え、
    前記形式統一手段は、一の前記出力形式として標準形式が選択された場合、標準形式の1ページに含める原稿枚数をデータ形式毎に定義した出力調整テーブルに従って、前記複数の原稿データを一の前記出力形式に統一する
    画像処理装置。
  2. 前記形式統一手段は、
    原稿データ毎に、前記データ解析情報および選択された前記出力形式に基づき、原稿出力のための設定項目である原稿処理設定項目を生成し、
    前記原稿処理設定項目に対応するように前記各原稿データを加工する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記出力形式に統一された前記各原稿データを、プレビュー画像として生成するプレビュー生成手段と、
    前記プレビュー画像を表示するプレビュー表示手段と、
    を更に備え、
    前記画像出力手段は、前記プレビュー画像の内容に応じて、適宜修正を加えて、前記出力形式に統一された前記各原稿データを出力する、
    ことを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  4. 前記プレビュー画像に対する各種の処理設定の入力を受け付ける設定手段を備え、
    前記プレビュー生成手段は、前記設定手段により受け付けた前記処理設定を前記プレビュー画像に反映させた新たなプレビュー画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記プレビュー表示手段は、前記プレビュー画像とともに前記原稿処理設定項目を表示する、
    ことを特徴とする請求項3または4記載の画像処理装置。
  6. 前記プレビュー表示手段は、前記プレビュー画像とともに前記優先処理項目を表示する、
    ことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 異なるデータ形式に基づく複数の原稿データ、および、前記各原稿データの一の出力形式の選択を入力するデータ入力機能と、
    原稿データを形式統一の基準となる標準形式に揃えるための処理を示す優先処理項目をデータ形式毎に定めた変換テーブルに基づき、入力された前記各原稿データにかかる前記優先処理項目を示すデータ解析情報を生成する解析機能と、
    前記データ解析情報に基づき前記各原稿データを選択された一の前記出力形式に統一する形式統一機能と、
    一の前記出力形式に統一された前記各原稿データを出力する画像出力機能と、
    をコンピュータに実行させ、
    更に、前記形式統一機能は、一の前記出力形式として標準形式が選択された場合、標準形式の1ページに含める原稿枚数をデータ形式毎に定義した出力調整テーブルに従って、前記複数の原稿データを一の前記出力形式に統一する
    プログラム。
  8. 前記各原稿データの出力形式を選択可能に表示する形式表示機能と、
    表示された前記出力形式の中から一の前記出力形式を選択させる形式選択機能と、
    を更にコンピュータに実行させる請求項7記載のプログラム。
  9. 前記形式統一機能は、
    原稿データ毎に、前記データ解析情報および選択された前記出力形式に基づき、原稿出力のための設定項目である原稿処理設定項目を生成し、
    前記原稿処理設定項目に対応するように前記各原稿データを加工する
    ことを特徴とする請求項7または8記載のプログラム。
  10. 前記出力形式に統一された前記各原稿データを、プレビュー画像として生成するプレビュー生成機能と、
    前記プレビュー画像を表示するプレビュー表示機能と、
    を更に前記コンピュータに実行させ、
    前記画像出力機能は、前記プレビュー画像の内容に応じて、適宜修正を加えて、前記出力形式に統一された前記各原稿データを出力する、
    ことを特徴とする請求項記載のプログラム。
  11. 前記プレビュー画像に対する各種の処理設定の入力を受け付ける設定機能を更に前記コンピュータに実行させ、
    前記プレビュー生成機能は、前記設定機能により受け付けた前記処理設定を前記プレビュー画像に反映させた新たなプレビュー画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項10記載のプログラム。
  12. 前記プレビュー表示機能は、前記プレビュー画像とともに前記原稿処理設定項目を表示する、
    ことを特徴とする請求項10または11記載のプログラム。
  13. 前記プレビュー表示機能は、前記プレビュー画像とともに前記優先処理項目を表示する、
    ことを特徴とする請求項12記載のプログラム。
  14. 異なるデータ形式に基づく複数の原稿データを入力するデータ入力工程と、
    原稿データを形式統一の基準となる標準形式に揃えるための処理を示す優先処理項目をデータ形式毎に定めた変換テーブルに基づき、入力された前記各原稿データにかかる前記優先処理項目を示すデータ解析情報を生成する解析工程と、
    前記各原稿データの出力形式を選択可能に表示する形式表示工程と、
    表示された前記出力形式の中から一の前記出力形式を選択させる形式選択工程と、
    前記データ解析情報に基づき前記各原稿データを選択された一の前記出力形式に統一する形式統一工程と、
    一の前記出力形式に統一された前記各原稿データを出力する画像出力工程と、
    を含み、
    前記形式統一工程は、一の前記出力形式として標準形式が選択された場合、標準形式の1ページに含める原稿枚数をデータ形式毎に定義した出力調整テーブルに従って、前記複数の原稿データを一の前記出力形式に統一する
    画像処理方法。
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