JP2014086351A - 蓄電モジュールの監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電モジュールの監視装置が、組電池等の蓄電モジュールを構成する各蓄電セルのセル電圧を計測したタイミングと取得するタイミングとの間のタイミング誤差を特定すること
【解決手段】セル電圧計測回路7とタイミング補正回路9は、共通の時定数に応じて変化したコンデンサCの端子電圧値EC1やEM1等を計測し、CPU5は、当該端子電圧値を取得する。CPU5は、当該端子電圧値と時定数に基づき、セル電圧計測回路7のセル電圧値VCの計測タイミングとタイミング補正回路9のモジュール電圧値Vmの計測タイミングとを算出する。これにより、CPU5は、セル電圧値VCとモジュール電圧値Vmとを取得する取得タイミングのタイミング誤差を特定することができる。
【選択図】図1

Description

蓄電モジュールの電圧を監視する技術に関する。
例えば、ハイブリッド車や電気自動車には、二次電池(単電池)を複数個直列に接続したモジュール電池(組電池)が使用されている。組電池や単電池は、例えば電圧検出装置によって管理され、電圧検出装置は組電池や単電池の電圧を検出する。従来から、組電池や単電池の電圧を検出する回路が設けられるとともに、当該検出回路の故障診断を行う電圧検出装置がある(特許文献1)。この電圧検出装置では、単電池ごとに差動増幅器が並列接続され、差動増幅器によって単電池電圧を測定し、また総電圧検出回路によって組電池の電圧を測定する。そして、単電池電圧の総和電圧と組電池の電圧(総電圧)とを比較したり、組電池の電圧(総電圧)の平均電圧と単電池電圧との比較をしたりすることで、差動増幅器や総電圧検出回路の故障診断を行う。
特開2003−134675号公報
ところで、組電池を構成する各単電池の電圧を求めるには、各電池の電圧を同時期に検出することが好ましい。しかしながら上記従来技術では、各電池の電圧を検出する時期がずれる場合のことは考えられておらず、リプル電圧や負荷電流が変化した場合などによって単電池電圧が変動する時は、各単電池の電圧を正しく求めることができない。
本明細書では、組電池の各単電池に接続された複数の入力端子それぞれを順次選択して当該各単電池の電圧を計測する電圧計測回路を用いる構成において、組電池等の蓄電モジュールを構成する各蓄電セルのセル電圧を計測したタイミングと取得するタイミングとの間のタイミング誤差を特定することが可能な技術を開示する。
本明細書によって開示される複数の蓄電セルが直列接続された蓄電モジュールの監視装置は、前記蓄電セルそれぞれが接続される複数の入力端子を有し、当該蓄電セルを計測するセル計測回路と、時定数を有する回路素子を有し、前記時定数に応じて変化する基準値を生成する時定数回路と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記基準値の変動中に、前記セル計測回路に、前記入力端子を介して前記基準値を計測させ、その前記基準値を第1基準値として取得する第1取得処理と、前記基準値の変動中に、前記時定数回路によって得られる前記基準値を第2基準値として取得する第2取得処理と、前記第1基準値、前記第2基準値、および、前記時定数に基づき、前記セル計測回路の前記セルの計測タイミングと、前記制御部が当セルの計測値を取得した取得タイミングとの間のタイミング誤差を特定するタイミング誤差特定処理と、を実行する構成を有する。
上記蓄電モジュールの監視装置では、前記制御部は、前記基準値の変動中に、基準時間内における前記基準値の変化量を取得する変化量取得処理と、前記基準時間および前記変化量に基づき、前記時定数回路の時定数を特定する時定数特定処理と、を実行する構成を有し、前記タイミング誤差特定処理では、前記時定数特定処理で特定した時定数に基づき、前記タイミング誤差を特定してもよい。
上記蓄電モジュールの監視装置では、前記蓄電モジュールを計測するモジュール計測回路を備え、前記制御部は、前記セル計測回路に、前記各蓄電セルを計測させるセル取得処理と、前記各蓄電セルの計測値の取得タイミングに対して前記タイミング誤差に応じた時間だけずれたタイミングで、前記モジュール計測回路による前記モジュールの計測値を取得するモジュール取得処理と、を実行してもよい。
上記蓄電モジュールの監視装置では、前記モジュールの計測値と前記セルの計測値とに基づき、前記蓄電モジュールの検出異常を判定する異常判定処理と、を実行してもよい。
上記蓄電モジュールの監視装置では、前記セル計測回路は、時間をカウントするカウント回路を有し、前記カウント回路に従って、前記蓄電セルと前記蓄電モジュールとの計測タイミングを合わせてもよい。
なお、本明細書に開示される技術は、故障診断装置、故障診断方法、これらの装置または方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本明細書によって開示される発明によれば、蓄電モジュールの監視装置が、組電池等の蓄電モジュールを構成する各蓄電セルのセル電圧を計測したタイミングと取得するタイミングとの間のタイミング誤差を特定することができる。
一実施形態に係る電池モジュールの構成を示すブロック図 モジュール電圧の計測タイミングとセル電圧の計測タイミングの差を示すグラフ 取得タイミング誤差検出処理のフローチャート コンデンサの端子電圧の時間変化を示すグラフ 取得タイミング誤差補正処理のフローチャート
(実施形態の概要)
本実施形態の蓄電モジュールの監視装置は、時定数に応じて変化する基準値の変動中に、セル計測回路に、入力端子を介して上記基準値を計測させ、その基準値を第1基準値として取得し、また、セル計測回路を介さずに、基準値を第2基準値として取得する。ここで、第1基準値および第2基準値は、共通の時定数に応じて変化した基準値である。従って、第1基準値、第2基準値、および、時定数に基づき、セル計測回路の計測タイミングと、制御部が当セルの計測値を取得する取得タイミングとの間のタイミング誤差を特定することができる。
この蓄電モジュールの監視装置によれば、基準値の変動中に、基準時間内における前記基準値の変化量を取得し、当該基準時間および変化量に基づき、時定数を特定する。そして、蓄電モジュールの監視装置は、その特定した時定数に基づき、タイミング誤差を特定する。これにより、温度変化等により時定数が変化する場合、時定数が固定値である構成に比べて、タイミング誤差を精度よく特定することができる。
この蓄電モジュールの監視装置によれば、セル計測回路に、各蓄電セルを計測させ、その計測値を取得し、各蓄電セルの計測値の取得タイミングに対してタイミング誤差に応じた時間だけずれたタイミングで、モジュール計測回路によるモジュールの計測値を取得する。これにより、セルとモジュールとの計測タイミングがずれることを抑制することができる。
この蓄電モジュールの監視装置によれば、モジュールの計測値とセルの計測値とに基づいて、蓄電モジュールの検出異常を判定する。これにより、異常判定できる精度が低下することを抑制することができる。
この蓄電モジュールの監視装置によれば、セル計測回路は、時間をカウントするカウント回路有し、カウント回路に従って、蓄電セルと蓄電モジュールとの計測タイミングを合わせる。これにより、誤差特定処理が容易になり、制御部に掛ける負担を軽減することができる。
(電池パックの電気的構成)
一実施形態の電池モジュール1について図1から図5を参照しつつ説明する。なお、電池モジュール1は、蓄電装置の一例である。また、電池モジュール1は、例えば電気自動車やハイブリット自動車(以下、単に自動車という)に搭載され、図示しない電子制御ユニット(以下、ECUという)からの制御により、電気エネルギーで作動する動力源に電力を供給したり、当該動力源から電力により充電されたりするものである。
図1に示すように、電池モジュール1は、制御装置2、組電池3および電池電圧計測部4を有する。
制御装置2は、中央処理装置(以下、CPUという)5と、メモリ6と備える。メモリ6には、電池電圧計測部4の動作を制御するための各種のプログラムが記憶されている。CPU5は、メモリ6から読み出したプログラムに従って、各部の制御を行う。なお、CPU5は制御部の一例である。
組電池3は、蓄電モジュールの一例であり、例えば4つの第1セルC1〜第4セルC4が直列接続された組電池である。なお、組電池3は、2つ、3つ、或いは5つ以上のセルが直列接続された構成でもよい。また、各セルC1〜C4は、蓄電セルの一例であり、例えばリチウムイオン電池等の二次電池である。ただし、各セルC1〜C4は、単電池に限らず、蓄電素子であればよく、キャパシタなどでもよい。
電池電圧計測部4は、セル電圧計測回路7、モジュール電圧計測回路8、タイミング補正回路9を有する。なお、セル電圧計測回路7、モジュール電圧計測回路8、タイミング補正回路9は例えば共通の基板上に配置されている。また、制御装置2と電池電圧計測部4とを合わせてセルセンサ(以下、CSという)という。なお、電池電圧計測部4は監視装置の一例である。
セル電圧計測回路7は、各セルC1〜C4の電圧値VC1〜VC4を計測する。セル電圧計測回路7は、マルチプレクサ(以下、MUXという)10、A/Dコンバータ(以下、ADCという)1を有する。MUX10は、複数の端子を有し、例えば1番端子から6番端子の6つの端子を有する。そのうちの1番端子から4番端子は、各セルC1〜C4の正極側とつながっており、セル電圧計測回路7は、MUX10の1番端子から4番端子で各セルC1〜C4の電圧値VC1〜VC4を計測する。
なお、セル電圧計測回路7は、セル計測回路の一例であり、各セルC1〜C4の電圧値VC1〜VC4は、セルの計測値の一例である。また、セル電圧計測回路7が各セルC1〜C4の電圧値VC1〜VC4を計測することは、セル取得処理の一例である。
具体的には、セル電圧計測回路7は、1番端子から6番端子の端子を特定する信号と、1番端子から6番端子の電圧を取得するトリガ信号とをCPU5から受け取る。そして、セル電圧計測回路7は、そのトリガ信号を受けて当該電圧の計測を開始する。
セル電圧計測回路7は、まず、MUX10でセルC1の電圧値VC1を計測する。MUX10は、時間をカウントするタイマ11を有し、当該電圧の計測を開始以降、タイマ11のカウント時間に従ったタイミングTZに基づいて、順次、電圧を計測するセルの対象を自動的に切り替える。そして、セル電圧計測回路7は、セルC1のセル電圧値VC1を計測する。
次に、上述したセルC1と同じ処理をセルC2でも実行する。そしてセル電圧計測回路7は、セルC3、セルC4でも上述した処理を実行する。なお、タイマ11はカウント回路の一例である。
ADC1は、セル電圧計測回路7がMUX10で計測した電圧値のアナログ信号をデジタル信号に変換し、レジスタ12に格納する。そして、CPU5からセルC1の電圧値VC1の取得指示が送信されると、レジスタ12は、即座に、当該デジタル値を出力信号としてCPU5に与える。
また、当該タイマのタイミングTZは、MUX10の仕様で決まっているため、CPU5等の外部装置から当該タイマのタイミングTZを変更することはできない。したがって、CPU5が、各セルC1〜C4の電圧の取得指示をする取得タイミングTDと、セル電圧計測回路7が、計測対象のセルの電圧を計測した計測タイミングTBとは、一致しないことがある。
モジュール電圧計測回路8は、組電池3の電圧を計測する。モジュール電圧計測回路8は、抵抗R1、R2と、ADC2を有する。組電池3の電圧は、抵抗R1、R2で分圧される。モジュール電圧計測回路8は、CPU5から電圧の取得指示が送信されると、組電池3の電圧値であるモジュール電圧値Vmを計測する。そして、モジュール電圧計測回路8は、ADC2に、分圧された電圧値VBmをアナログ信号として与える。
ADC2は、与えられた電圧値VBmをデジタル値に変換する。そして、ADC2は、CPU5からモジュール電圧値Vmの取得指示が送信されると、即座に、当該デジタル値を出力信号としてCPU5に与える。なお、モジュール電圧計測回路8は、モジュール計測回路の一例であり、モジュール電圧値Vmはモジュールの計測値の一例である。また、モジュール電圧計測回路8がモジュール電圧値Vmを計測することは、モジュール取得処理の一例である。
したがって、CPU5からモジュール電圧値Vmの取得指示が送信されると、モジュール電圧計測回路8は、モジュール電圧値Vmを計測し、当該デジタル値を出力信号としてCPU5に与える。
つまり、CPU5が、モジュール電圧値Vmの取得指示をする取得タイミングTEと、モジュール電圧計測回路8が、モジュール電圧値Vmを計測する計測タイミングTFとは差は無視できる程に小さい。なお、CPU5は、上記タイミングTEを変更することができるため、上記タイミングTDと上記タイミングTEとを同じタイミングにできる。
タイミング補正回路9は、セル電圧計測回路7がMUX10で計測した電圧の計測タイミングTBと、タイミング補正回路9がADC3(後述する)で計測する電圧の計測タイミングTHとの差を検出する。
タイミング補正回路9は、定電圧源Vref、スイッチSW1、SW2、抵抗R3、コンデンサC、ADC3を有する。定電圧源Vrefは、例えばボルテージレギュレータである。スイッチSW1、SW2は、例えばMOSFET(MOS電界効果型トランジスタ)等の半導体スイッチでも、メカリレー等の機械式スイッチでもよい。コンデンサCは、例えばフィルムコンデンサである。定電圧源Vrefからグランドに向かって、スイッチSW1、抵抗R3、コンデンサCは直列に接続している。なお、定電圧源Vref、スイッチSW1、スイッチSW2、抵抗R3、コンデンサCは時定数回路の一例である。
CPU5は、SW1にクローズ指令信号(閉指令信号、オン指令信号ともいう。以下、クローズ指令信号で統一する)を与え、SW1をクローズ状態とする。CPU5は、セル電圧計測回路7に1番端子から6番端子の端子を特定する信号と、1番端子から6番端子の電圧を取得するトリガ信号とを与える。
そして、セル電圧計測回路7は、MUX10で当該電圧の計測を開始する。MUX10の5番端子と6番端子は、コンデンサCと接続している。これは、MUX10が5番端子から6番端子へ計測端子を切り替える場合の切り替え時間の遅延を、CPU5が計測するためである。
セル電圧計測回路7は、MUXの5番端子と6番端子でコンデンサCの端子電圧値VKを計測し、当該端子電圧値VKをADC1へ与える。なお、セル電圧計測回路7がコンデンサCの端子電圧値VKを計測することは、第1取得処理の一例であり、当該コンデンサCの端子電圧値VKは、第1基準値の一例である。
一方、CPU5からコンデンサCの端子電圧値VKの取得指示が送信されると、タイミング補正回路9は、端子電圧値VKを計測し、ADC3で端子電圧値VKをデジタル値に変換し、当該デジタル値を出力信号としてCPU5に与える。
つまり、CPU5が、コンデンサCの端子電圧値VKの取得指示をする取得タイミングTGと、タイミング補正回路9が、コンデンサCの端子電圧値VKを計測する計測タイミングTHとは差は無視できる程に小さい。
なお、CPU5は、上記タイミングTGを変更することができるため、上記タイミングTG、上記タイミングTD、上記タイミングTEを同じタイミングにできる。また、タイミング補正回路9がコンデンサCの端子電圧値VKを計測することは、第2取得処理の一例であり、当該コンデンサCの端子電圧値VKは、第2基準値の一例である。
また、CPU5は、通常、SW2にクローズ指令信号を与え、SW2をクローズ状態とする。これにより、コンデンサCの端子電圧値VKを0Vにしておく。そして、上記コンデンサCの充電開始時、CPU5は、SW2にオープン指令信号(開指令信号、オフ指令信号ともいう。以下、オープン指令信号で統一する)を与え、SW2をオープン状態とする。
(CSの故障検出機能)
CSには、例えば過電圧や過熱等の自己の故障を検出する機能が搭載されており、故障を検出した時は車両のECUへその故障情報を伝える。その故障診断方法としては、例えば、組電池3の各セルC1〜C4の電圧値VC1〜VC4を合計したセル電圧値VCと、モジュール電圧値Vmとを比較し、その差が一定以上となった時に故障とする方法がある。
そして、車両のECUはCSから故障情報を受けると、組電池3の充放電を停止させたり、車両の動作を安全に停止させたりするようなフェールセーフ制御を行っている。しかし、CSの故障検出機能が誤動作すると、CSが正常であるにも関わらずフェールセーフ機能が働いてしまうなどの問題が生じる。
(セル電圧の計測とモジュール電圧の計測のタイミングの差異)
仮に、例えば図1でタイミング補正回路9を有さず、セル電圧計測回路7は、各セルC1〜C4の電圧値VC1〜VC4を計測し、モジュール電圧計測回路8は、モジュール電圧値Vmを計測するのみの構成とする。
この場合、セル電圧が変動するとセル電圧値VCとモジュール電圧値Vmが一致しないことがある。CPU5が、モジュール電圧値Vmの取得指示をする取得タイミングTEと、セル電圧計測回路7が、セルの電圧を計測した計測タイミングTBとは、一致しないことがあり、セル電圧値VCとモジュール電圧値Vmの取得タイミングが異なるためである。
また、先述の通り、タイミングTZは、MUX10の仕様で決まっており、当該仕様は、MUX10の個体差や環境温度による変動のため、当該タイミングTZの最大値と最小値との差が大きい。また、ADC1が各セルC1〜C4の電圧値VC1〜VC4をMUX10から受け取って、デジタル値に変換するまでの時間も、ADC1の温度状態等で変動する。
このため、出荷時のキャリブレーション等でMUX10やADC1の仕様によるタイミングの差を吸収することは困難である。したがって、セル電圧計測回路7がセルの電圧を計測した計測タイミングTBと、モジュール電圧計測回路8がモジュール電圧を計測した計測タイミングTEとを一致させることは困難である。
各セルC1〜C4の電圧値VC1〜VC4に変動がない場合は、CPU5は、セル電圧値VCとモジュール電圧値Vmとの取得タイミングを合わせなくても問題はないが、例えば、インバータ等の車両の負荷機器等のリプルや負荷変動によって、各セルC1〜C4の電圧値VC1〜VC4が変動した場合、当該両タイミングの差が原因で、セル電圧値VCと、モジュール電圧値Vmの取得結果に差が生じてしまう。
例えば、図2に示す通り、各セルC1〜C4の電圧値VC1〜VC4は、4,1Vから4.2Vまでリプル等のノイズで変動しているとする。セル電圧計測回路7は、計測処理開始から、TCA経過後にセルC1の電圧値VC1を計測し、その後はTCB間隔でセルC2、C3、C4の各電圧値VC2、VC3,VC4を計測する。
一方、モジュール電圧計測回路8は、計測処理開始から、TMA経過後にモジュール電圧値Vmを計測し、その後はTMB間隔で組電池3の電圧を計測する。なお、図2では、説明を分かりやすくするために、モジュール電圧計測回路8がモジュール電圧値Vmを計測し、当該電圧を各セル数の4で割った値(=4.2V)をモジュール電圧計測回路8が計測した値として記載している。
そして、CPU5は、セル電圧値VCとモジュール電圧値Vmとを比較する。上記の場合、セル電圧値VCは16.4Vであるが、モジュール電圧値Vmは16.8Vとなる。つまり、両電圧の差は0.4Vもあるため、CSは、自己が故障していないにも関わらず異常と誤検知してしまう。
従って、各セルC1〜C4の電圧値VC1〜VC4に変動がある場合は、CSの故障検出機能が誤動作してしまうため、CPU5は、セル電圧値VCとモジュール電圧値Vmとの取得タイミングを合わせる必要がある。なお、CPU5がセル電圧値VCとモジュール電圧値Vmとを比較することは、異常判定処理の一例である。
(タイミング補正回路によるタイミング差の検出)
CPU5は、モジュール電圧計測回路8が計測したモジュール電圧値Vmを取得するタイミングと、セル電圧計測回路7が計測した各セルC1〜C4の電圧値VC1〜VC4を取得するタイミングとの差を検出する、取得タイミング誤差検出処理を開始する。
具体的には、図3、図4に示すとおり、CPU5は、SW2にオープン指令を与え、SW1にクローズ指令を与える(S11)。CPU5は、SW1にクローズ指令を与えてからTCZ1経過後、セル電圧計測回路7がMUX10の5番端子で計測したコンデンサCの端子電圧値EC1を取得する(S12)。次に、CPU5は、SW1にクローズ指令を与えてからTMZ1経過後、タイミング補正回路9が計測したコンデンサCの端子電圧値EM1を取得する(S13)。
なお、コンデンサCおよび抵抗Rは温度環境によって値が変動することがあり、CPU5はその状態で補正を行ってもタイミングを合わせることができない。そのため、例えば、CPU5は、上記時間TMZ1と、対応するコンデンサCの端子電圧値EM1とから、次の式1を用いてCRの値を算出する。
<式1>
CR=−t×LN(1−Et/E0)
なお、上記式1で、tはTMZ1と対応しており、EtはコンデンサCの端子電圧値EM1と対応しており、E0はVrefに対応している。このCRを使用すれば、温度環境の変動によるコンデンサCおよび抵抗Rの値の変動にも対応することができる。なお、CPU5がCRの値を算出するのは、時定数特定処理の一例である。
次に、CPU5は、SW1にクローズ指令を与えてからTCZC経過後、セル電圧計測回路7がMUX10の6番端子で計測したコンデンサCの端子電圧値ECCを取得する(S14)。そして、CPU5は、SW1にクローズ指令を与えてからTMZM経過後、タイミング補正回路9が計測したコンデンサCの端子電圧値EMMを取得する(S15)。
コンデンサCは抵抗R1と直列に接続されているため、コンデンサCの端子電圧値VKは、ある時定数で時間とともに単調に増加する(図4)。また、CPU5は、端子電圧値EC1、端子電圧値ECC、端子電圧値EM1、端子電圧値EMMをそれぞれ異なる時間で取得している。
このため、各端子電圧値はそれぞれ異なる値となる。なお、当該時定数は、抵抗RとコンデンサCの値によって変わる。なお、CPU5が、端子電圧値EC1、端子電圧値ECC、端子電圧値EM1、端子電圧値EMMを取得することは、変化量取得処理の一例である。
CPU5は、端子電圧値EC1から、セル電圧計測回路7が端子電圧値EC1を計測した時間TC1を算出する。具体的には、CPU5は、以下の式2で時間TC1を算出する(S16)。
<式2>
t=−C×R×LN(1−Et/E0)
なお、上記式2で、tはTC1に対応し、EtはEC1に対応し、E0はVrefに対応する。
CPU5は、同様に、端子電圧値EM1から、タイミング補正回路9が端子電圧値EM1計測した時間TM1を算出する。具体的には、CPU5は、上記式2で時間TM1を算出する。なお、上記式2で、tはTM1に対応し、EtはEM1に対応し、E0はVrefに対応する。
そして、CPU5は、端子電圧値ECCから、セル電圧計測回路7が端子電圧値ECCを計測した時間TCCを式2から算出する。CPU5は、端子電圧値EMMから、タイミング補正回路9が端子電圧値EMMを計測した時間TMMを式2から算出する(S17からS19)。なお、S16からS19の処理の順番は問わない。
CPU5は、タイミング補正回路9が計測したコンデンサCの端子電圧を取得するタイミングと、セル電圧計測回路7が計測したコンデンサCの端子電圧を取得するタイミングとの差を算出する(S20)。具体的には、まずCPU5は、時間TC1と、時間TM1とから、ΔT1(=TM1−TC1)を算出し、CPU5が取得タイミング誤差検出処理を開始した開始状態での時間差を算出する。
次にCPU5は、時間TCCと、時間TMMとから、ΔTCM(=TMM−TCC)を算出し、上記開始状態以降での時間差を算出する。そして、CPU5は、ΔT1とΔTCMをメモリ6に記憶し(S21)、取得タイミング誤差検出処理を終了する。なお、ΔT1とΔTCMは、タイミング誤差の一例であり、CPU5がΔT1とΔTCMとを算出する処理は、タイミング誤差特定処理の一例である。
(タイミング補正回路によるタイミング差の検出)
CPU5は、メモリ6に記憶したΔT1およびΔTCMを基に、取得タイミング誤差補正処理を実行する。CPU5が上記ΔT1およびΔTCMを基に、取得タイミング誤差補正処理を実行できるのは、CPU5がコンデンサCの端子電圧値VKの取得指示をする取得タイミングTGと、CPU5がモジュール電圧値Vmの取得指示をする取得タイミングTEとを、CPU5が同じにすることができるためである。
図5に示す通り、CPU5は、まず、各セルC1〜C4の電圧値VC1〜VC4の取得開始時における、電圧値VC1〜VC4の取得タイミングとモジュール電圧値Vmの取得タイミング誤差の補正を行う。そのために、CPU5は、電圧値VC1の取得開始時かどうかを判断する(S31)。
CPU5は、電圧値VC1の取得開始時であると判断した場合(S31:YES)、CPU5は、ΔT1だけ補正した取得タイミングで、モジュール電圧値Vmの取得要求をする(S32)。そして、CPU5は、当該モジュール電圧値Vmをメモリ6に記憶する(S33)。
CPU5は、電圧値VC1の取得開始時でなく、電圧値VC2〜VC4の取得開始時であると判断した場合(S31:NO)、CPU5は、ΔTCMだけ補正した取得タイミングでモジュール電圧値Vmの取得要求をする(S35)。そして、CPU5は、当該モジュール電圧値Vmをメモリ6に記憶する(S36)。
CPU5は、電圧値VC1〜VC4の取得が終わったと判断するまで、S35、S36の処理を続ける(S37:NO)。そして、CPU5は、電圧値VC1〜VC4の取得が終わったと判断すると(S37:YES)、メモリ6に記憶したモジュール電圧値Vmの総和を算出し(S38)、モジュール電圧値Vmの平均値を算出し(S39)、取得タイミング誤差補正処理を終了する。
(本実施形態の効果)
本実施形態によれば、セル電圧計測回路7とタイミング補正回路9は、共通の時定数に応じて変化したコンデンサCの端子電圧値EC1やEM1等を計測し、CPU5は、当該端子電圧値を取得する。CPU5は、当該端子電圧値と時定数に基づき、セル電圧計測回路7のセル電圧値VCの計測タイミングとタイミング補正回路9のモジュール電圧値Vmの計測タイミングとを算出する。これにより、CPU5は、セル電圧値VCとモジュール電圧値Vmとを取得する取得タイミングのタイミング誤差を特定することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
上記実施形態では、CPU5は、ΔT1やΔTCMを算出し、当該時間を補正した、換言すれば、ΔT1やΔTCMがゼロとなるような計測タイミングで組電池3の電圧を計測した。しかしこれに限らず、CPU5は、ΔT1やΔTCMを完全にゼロにしなくても、ゼロに近い十分小さな値でもよい。
上記実施形態では、コンデンサCを充電させて、コンデンサCの端子電圧値VKは、ある時定数で時間とともに単調に増加する構成とした(図4)。しかしこれに限らず、コンデンサCを放電させて、コンデンサCの端子電圧値VKは、ある時定数で時間とともに単調に減少する構成でもよい。
上記実施形態では、抵抗R3とコンデンサCとから、RC回路で時定数を有する構成とした。しかしこれに限らず、コイルと抵抗とから、LR回路で時定数を有する構成でもよいし、コイルと抵抗とコンデンサとから、LRC回路で時定数を有する構成でもよい。
上記実施形態では、カウント回路の一例としてタイマ11を挙げた。しかしこれに限らず、カウント回路は、タイマICやマイコン、クロックを用いないRC回路等で自動的に切り替える構成でもよい。
上記実施形態では、MUX10の5番端子と6番端子がコンデンサCと接続している構成であった。しかしこれに限らず、MUX10はコンデンサCにつなぐための端子を別途用意せず、例えば1番端子から4番端子のいずれかに切り替えスイッチを設け、当該スイッチの切り替えでセル電圧を測定したり、コンデンサCの電圧を測定したりする構成でもよい。
上記実施形態では、CPU5は、時間TM1でのコンデンサCの端子電圧値EMZ1を用いて、式1によってCRを求める構成であった。しかしこれに限らず、CPU5は、時間TMZ1に限らず、ある適当な時間経過時でのコンデンサCの端子電圧値に基づいてCRを求める構成でもよい。また、タイミング補正回路9が計測したコンデンサCの端子電圧値に基づいてCRを求める構成でも、セル電圧計測回路7が計測したコンデンサCの端子電圧値に基づいてCRを求める構成でも、どちらでもよい。
2:制御装置、3:組電池、5:CPU、6:メモリ

Claims (6)

  1. 複数の蓄電セルが直列接続された蓄電モジュールの監視装置であって、
    前記蓄電セルそれぞれが接続される複数の入力端子を有し、当該蓄電セルを計測するセル計測回路と、
    時定数を有する回路素子を有し、前記時定数に応じて変化する基準値を生成する時定数回路と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記基準値の変動中に、前記セル計測回路に、前記入力端子を介して前記基準値を計測させ、その前記基準値を第1基準値として取得する第1取得処理と、
    前記基準値の変動中に、前記時定数回路によって得られる前記基準値を第2基準値として取得する第2取得処理と、
    前記第1基準値、前記第2基準値、および、前記時定数に基づき、前記セル計測回路の前記セルの計測タイミングと、前記制御部が当セルの計測値を取得した取得タイミングとの間のタイミング誤差を特定するタイミング誤差特定処理と、を実行する構成を有する、蓄電モジュールの監視装置。
  2. 請求項1に記載の蓄電モジュールの監視装置であって、
    前記制御部は、
    前記基準値の変動中に、基準時間内における前記基準値の変化量を取得する変化量取得処理と、
    前記基準時間および前記変化量に基づき、前記時定数回路の時定数を特定する時定数特定処理と、を実行する構成を有し、
    前記タイミング誤差特定処理では、前記時定数特定処理で特定した時定数に基づき、前記タイミング誤差を特定する、蓄電モジュールの監視装置。
  3. 請求項1または2に記載の蓄電モジュールの監視装置であって、
    前記蓄電モジュールを計測するモジュール計測回路を備え、
    前記制御部は、
    前記セル計測回路に、前記各蓄電セルを計測させるセル取得処理と、
    前記各蓄電セルの計測値の取得タイミングに対して前記タイミング誤差に応じた時間だけずれたタイミングで、前記モジュール計測回路による前記モジュールの計測値を取得するモジュール取得処理と、を実行する構成を有する、蓄電モジュールの監視装置。
  4. 請求項3に記載の蓄電モジュールの監視装置であって、
    前記モジュールの計測値と前記セルの計測値とに基づき、前記蓄電モジュールの検出異常を判定する異常判定処理と、を実行する
    構成を有する、蓄電モジュールの監視装置。
  5. 請求項1に記載の蓄電モジュールの監視装置であって、
    前記セル計測回路は、時間をカウントするカウント回路を有し、前記カウント回路に従って、前記蓄電セルと前記蓄電モジュールとの計測タイミングを合わせる、蓄電モジュールの監視装置。
  6. 複数の蓄電セルが直列接続された蓄電モジュールの監視方法であって、
    前記基準値の変動中に、前記セル計測回路に、前記入力端子を介して前記基準値を計測させ、その前記基準値を第1基準値として取得する第1取得工程と、
    前記基準値の変動中に、前記時定数回路によって得られる前記基準値を第2基準電圧値として取得する第2取得工程と、
    前記第1基準値、前記第2基準値、および、前記時定数に基づき、前記セル計測回路の前記セルの計測タイミングと、前記制御部が当セルの計測値を取得する取得タイミングとの間のタイミング誤差を特定するタイミング誤差特定工程と、を備えた、蓄電モジュールの監視方法。
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