JP2014085866A - 光トリガ型シリアル−パラレル変換回路 - Google Patents

光トリガ型シリアル−パラレル変換回路 Download PDF

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Abstract

【課題】高速なシリアル電気信号をパラレル電気信号に変換する。
【解決手段】高速なシリアル電気信号SSを伝播する伝送線路Lには、N個の光トリガ型トランジスタ回路10が並列接続されている。光トリガ型トランジスタ回路10では、MSM−PD回路mから正のバイアス電圧を出力してトランジスタTrをノーマリオンにし、シリアル電気信号SSの1ビット分の電気信号をキャパシタCHに充電する。MSM−PD Mに光パルスPが入力されると、MSM−PD回路mから負の電気パルスSOFFが出力されトランジスタTrをオフにし、1ビット分の電気信号をキャパシタCHにホールドし、ホールドされた電気信号を、低速なパラレル電気信号SPとしてバッファ回路Bから出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高速なシリアル電気信号を低速なパラレル電気信号に変換する光トリガ型シリアル−パラレル変換回路に関するものである。
近年、インターネットに代表されるデータ通信の爆発的増加に伴い、光通信の高速化と大容量化の要求が高まっている。さらに、今後の光通信ネットワークは、様々なネットワークサービスに対応可能な柔軟性、及びサービスの種類とユーザーの増大に対応可能な拡張性が必要となってくる。
上記の課題に対して、光パケットを用いた通信は、細かなデータ粒度により、帯域利用効率、柔軟性、拡張性が高いネットワークを実現することができる。このような光パケットスイッチネットワークの実現には、高速なバーストモードの光パケットのスイッチングが可能な光パケットルータ(スイッチ)が必要である。
ルータ等においては、光パケットのラベルに含有される転送アドレス情報を解読して出力ポートを判別するためのラベル認識処理機能や、光パケット同士の衝突回避のためにそのパケット信号を任意の時間だけ遅延させたりするようなバッファメモリ処理機能が必要である。それらラベル認識処理やバッファメモリ処理はシリコン系のCMOS-RAM(Random Access Memory)にデータを保持した後に実行されるため、それらRAMが受信可能なインターフェイス速度(1G程度が限界)まで、高速なシリアル信号を低速なパラレル信号に変換する必要がある。
現状の光通信では、ストリーム系の光信号(バーストモードではなく、光信号が途切れることなく常に連続で流れる信号)が用いられるため、CDR(Clock Data Recovery)によりクロック抽出を行い、InP系高速電子回路またはGaAs系高速電子回路で構成されたDEMUX(Demultiplexer)回路により、高速シリアル信号をパラレル信号に変換することが可能である。
しかし、このような方法では、クロック発生およびシリアル―パラレル変換をすべて電子回路に依存しているため、変換速度が電子回路の動作速度で制限される上、全体の消費電力が相当大きくなる問題が生じる。
さらに、電子回路を用いた従来のクロック抽出では、PLL(Phase Locked Loop)によるフィードバックをかけ、VCO(Voltage Control Oscillator)の発振周波数をロックする必要があるため、無信号状態から突然バースト的に入力するパケット信号に対しては、瞬時にクロックを抽出することが極めて困難である。
これらの問題を解決する方法として、光クロック型トランジスタアレイ(OCTA:Optically Clocked Transistor Array)光電子回路が開発され、電光シリアル−パラレル変換器が実現されている(下記非特許文献1参照)。
図4は、従来の光クロック型トランジスタアレイ(OCTA)、即ち光トリガ型シリアル−パラレル変換回路1の構成を示した模式図である。
なお、図4において、1−1,1−2・・・1−Nは光トリガ型トランジスタ回路、M1,M2,・・・MNはMSM−PD(MSMフォトダイオード:Metal−Semiconductor−Metal Photo Detector)、m1,m2,・・・mNは充放電型のMSM−PD回路(MSMフォトダイオード回路)、VM1,VM2・・・VMNはMSM−PD用のバイアス電圧、RM1,RM2・・・RMNは入力抵抗、CM1,CM2・・・CMNは充電用キャパシタ、Tr1,Tr2・・・TrNはトランジスタ、P1,P2・・・PNは光パルス、Vb1,Vb2・・・VbNはゲート側のバイアス電圧、Rb1,Rb2・・・RbNは並列接続されたバイアス抵抗、CH1,CH2・・・CHNはホールド用キャパシタ、B1,B2・・・BNはバッファ回路、SON1,SON2・・・SONNはゲートに入力される正の電気パルス、SSはNビットの入力されるシリアル電気信号、SP1,SP2・・・SPNは出力されるパラレル電気信号を示す。
なお以降の説明では、添え字を付した部材を総称するときには、添え字を付していない符号を用いる。例えばM1,M2,・・・MNを総称するときには、Mを用いる。
図4に示すように、従来のOCTA、即ち従来の光トリガ型シリアルパラレル変換回路1では、N個(但し、Nは正の整数)の光トリガ型トランジスタ回路1−1〜1−Nが一つの伝送線路Lに並列に取り付けられている。それぞれの光トリガ型トランジスタ回路1−1〜1−Nは、トランジスタTr1〜TrNと、ホールド用キャパシタCH1〜CHNと、バッファ回路B1〜BNと、トランジスタTr1〜TrNのゲート端子に取り付けられた充放電型のMSM−PD回路m1〜mNから構成されている。
充放電型のMSM−PD回路m1〜mNは、出力側がトランジスタTr1〜TrNのゲート端子に接続されたMSM−PD M1〜MNと、MSM−PD M1〜MNの入力側に接続された入力抵抗RM1〜RMN及び充電用キャパシタCM1〜CMNと、MSM−PD M1〜MNの出力側すなわちゲート端子側に並列接続されたバイアス抵抗Rb1〜RbNにより構成されている。
トランジスタTr1〜TrNのゲート端子には、負のバイアス電圧Vb1〜VbNを与える
ことでノーマリオフの状態に設定されており、各光トリガ型トランジスタ回路1−1〜1−Nに入力されるシリアル電気信号Ssは、ホールド用キャパシタCH1〜CHNに流れ込まないように設定されている。
次に、MSM−PD M1に光パルスP1を照射すると、そこで発生した正の電気パルスSON1がゲート電圧の閾値を超えるまで上昇し、トランジスタTr1をONとする。このため、電気パルスSON1が、ゲート電圧の閾値を超えてから消滅するまでの間(すなわち、トランジスタTr1がONである間)は、入力されたシリアル電気信号Ssの先頭ビットが、伝送線路LからホールドキャパシタCH1に充電される。
したがって、N個のMSM−PD M1〜MNに、一定の時間差τ(シリアル電気信号SSのビット間隔に対応)を与えて光パルスP1〜PNを順次照射することにより、入力されたNビットのシリアル電気信号Ssのk番目(但し、kは1〜Nの間の任意の正の整数)のビット情報が、k番目の光トリガ型トランジスタ回路mkのホールド用キャパシタCHkへサンプルホールドされることとなる。その後、各ホールド用キャパシタCH1〜CHNにホールドされた各ビット情報は、低速なバッファ回路B1〜BNを介してパラレル電気信号SP1〜SPNとして出力される。
ここで、図4に示す従来技術において充放電型のMSM−PD回路mが用いられている理由を説明すると、以下の通りである。
一般に、MSM−PD M1〜MNを動作させる場合、一方の電極に(入力抵抗RMと充電用キャパシタCMを用いないで)直接直流電圧を印加して光パルスP1〜PNを照射することにより、電気パルスを発生させる。この場合、MSM−PD M1〜MN自身が持つキャパシタンスが極めて小さいため、電気パルスの立ち上がりは急峻なものの、正孔移動度が極めて遅いため極めて遅いテール(100ps以上)が発生してしまうため、トランジスタTr1〜TrNを高速に閉じることが困難である。
一方、充放電型のMSM−PD回路m1〜mNでは、MSM−PD M1〜MNと、バイアス電圧VM1〜VMNの印加用端子との間に、大きな入力抵抗RM1〜RMNと小さな充電用キャパシタCM1〜CMNを挿入することにより、以下のようにこの問題を克服している(下記非特許文献2参照)。
まず、MSM−PD M1〜MNにバイアス電圧VM1〜VMNが印加されると、大きな入力抵抗RM1〜RMNを介してゆっくりと充電用キャパシタCM1〜CMNに電荷が充電される。
次に、MSM−PD M1〜MNに光パルスP1〜PNが照射されると、光伝導効果によりMSM−PD M1〜MNの抵抗が急激に減少するため、充電用キャパシタCM1〜CMNに蓄積されていた電荷は、MSM−PD M1〜MNを通って高速に放電され、バイアス抵抗Rb1〜RbNに流れるため、正の電気パルスSON1〜SONNが発生する。
つまり充電用キャパシタCM1〜CMNに着目すると、光パルスP1〜PNの照射前において低速充電がされ、光パルスP1〜PNの照射直後に高速放電が行われる。
この時、入力抵抗RMの値を十分に大きく設定することにより、電気パルスSONが発生している間にバイアス電圧VMから流れ込む電流はほとんど無視することが可能である。このため、電気パルスSONの発生は主として充電用キャパシタCMに蓄積されていた電荷によってのみ発生される。よってその応答速度は、「キャパシタ(CM)×バイアス抵抗(Rb)」のCR時定数で決まるため、遅い正孔の影響を受けることなく極めて高速な電気パルスを発生することができるようになる。
しかし、図4に示す従来の光トリガ型シリアル−パラレル変換回路1には、未だ、以下のような問題が残っている。
第1に、より高速な入力信号に対応するためには、トランジスタをONするためにトランジスタに入力する電気パルスSONをより高速(短パルス化)にする必要があり、そのためには充電用キャパシタCM及びバイアス抵抗Rbを小さく設定する必要がある。そうすると、MSM−PD M1〜MNから出力される電気パルスSONの振幅が小さくなり、ホールド用キャパシタCHにサンプルホールドされる電荷量が小さくなるため、出力されるパラレル電気信号SP1〜SPNは小さくなってしまう。
第2に、図4の方法では、照射される光パルスPの強度や回路パラメータ(CM、RM、Rbなど)のばらつきが発生すると、充放電型のMSM−PD回路mから出力される電気パルスSONの振幅やパルス幅に変動が生じるため、チャネルごとの出力信号にばらつきが発生してしまう。
Ryohei Urata、外4名、"An Optically Clocked Transistor Array FOR High-Speed Asynchronous Label Swapping: 40 Gb/s AND Beyond"、IEEE、JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY、VOL.26、NO.6、2008年3月15日、p.692−703 K.Takahata、外4名、"3.3ps electrical pulse generation from a discharge−Based metal−semiconductormetal photodetector"、Electronics LETTERS、IEEE、VOL.41、No.1、2005年1月6日、p.38,39
上述したように、高速なシリアル電気信号をシリコン系のCMOSメモリ等に書き込み、ラベル認識処理やバッファメモリ処理を行うには、インターフェイスとしてシリアル−パラレル変換器が必要である。しかし、従来のInP系高速電子回路やGaAs系高速電子回路を用いると、極めて消費電力が大きくなる上、非同期バーストパケットへの対応が困難となる。
また、これらの問題を解決するために、光トリガ型トランジスタアレイを用いた超低消費電力の光トリガ型シリアル−パラレル変換器が研究開発されているものの、上述したいくつかの問題が残されていた。
以上のことから、本発明は、より高速な入力シリアル電気信号に対し、より大きなパラレル電気信号を出力するとともに、回路パラメータのばらつき(作製誤差)や、光パルスエネルギーの変動に影響されにくい一定な振幅を有するパラレル電気信号を出力する光トリガ型シリアル−パラレル変換回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、
Nビットのシリアル電気信号を伝播する伝送線路と、
前記伝送線路に並列に接続されており、前記Nビットのシリアル電気信号を構成する互いに異なる特定の1ビットの電気信号を取り込んで、パラレル電気信号として出力するN個の光トリガ型トランジスタ回路と、
を備えており、
前記N個の光トリガ型トランジスタ回路は、
前記伝送線路にドレイン端子が接続されたトランジスタと、
前記トランジスタのソース端子に接続されたホールド用キャパシタと、
前記ホールド用キャパシタの端子のうち前記トランジスタ側の端子に接続されたバッファ回路と、
MSM−PDを有しており、正のバイアス電圧を前記トランジスタのゲート端子に入力して前記トランジスタの初期状態をノーマリオンにする一方、前記MSM−PDに光パルスが照射されたときに、前記トランジスタの閾値を下回る負の電気パルスを前記ゲート端子に入力して前記トランジスタをオフにするMSM−PD回路とで構成されていることを特徴とする。
また本発明は、
前記MSM−PD回路は、
入力側に負のバイアス電圧が直接に印加されると共に、光パルスが照射されると前記負の電気パルスを出力する前記MSM−PDと、
前記MSM−PDの出力側及び前記ゲート端子に対して並列接続されており、前記ゲート端子に前記正のバイアス電圧を入力するバイアス抵抗とで構成されていることを特徴とする。
また本発明は、
前記N個の光トリガ型トランジスタ回路の前記MSM−PDには、N個の前記光パルスが各々照射されると共に、
前記MSM−PDに各々照射される前記光パルスには、前記シリアル電気信号のビット間隔に相当する時間差が互いに設けられると共に、前記MSM−PDに各々照射される前記光パルスは、前記シリアル電気信号のビット間隔よりも僅かに短い予め決めた時間だけ前記シリアル電気信号に対して位相が遅れていることを特徴とする。
また本発明は、
前記シリアル電気信号の先頭ビット及び前記光パルスの先頭ビットは、常に1に規定されていることを特徴とする。
ここで、従来技術と本発明の原理を、図5を参照して説明する。図5(a)は従来技術の原理、図5(b)は本発明の原理を示している。
ここでは、両者のバイアス電圧の設定や、信号状態や、構成の違いを先に説明し、その後に、両者の動作原理を説明する。
(1)MSM−PD用のバイアス電圧VMについて。
・従来では、「正」の電気パルスSONが発生するように、「正」のバイアス電圧VM
与えている。
・本発明では、「負」の電気パルスSOFFが発生するように、「負」のバイアス電圧V
Mを与えている。
(2)ゲート側のバイアス電圧Vbについて。
・従来では、トランジスタTrが十分に「OFF」になり「ノーマリオフ」になるように、「負」のバイアス電圧Vbをゲート端子に与えている。
・本発明では、トランジスタTrが十分に「ON」になり「ノーマリオン」になるように、「正」のバイアス電圧Vbをゲート端子に与えている。
(3)電気パルスSON,SOFFについて。
・従来では、ON信号である正の電気パルスSONの値がトランジスタTrの閾値を「越えたとき」に、トランジスタTrは「ON」となる。
・本発明では、OFF信号である負の電気パルスSOFFの値がトランジスタTrの閾値を「下回ったとき」に、トランジスタTrは「OFF」となる。
(4)ホールド用キャパシタCHに充電される電荷について。
・従来では、伝送線路L上のシリアル電気信号はサンプリングされ、図5(a)に灰色で塗りつぶした「面積A1に対応する電荷」が、ホールド用キャパシタCHに蓄積される。
・本発明では、トランジスタTrはノーマリオンであるため、伝送線路L上のシリアル電気信号はホールド用キャパシタCHに流れ込み、信号ビットが終了する直前にトランジスタTrをOFFにするため、図5(b)に灰色で塗りつぶした「面積A2に対応する電荷」が、ホールド用キャパシタCHに蓄積される。
(5)構成の相違。
・従来では、MSM−PD Mの入力側に、入力抵抗RM及び充電用キャパシタCMを備えている。
・本発明では、MSM−PD Mの入力側に、入力抵抗RM及び充電用キャパシタCMを備えていない。
前述の通り、従来の方法では、充放電型MSM−PD回路を用い高速な正の電気パルスを発生させ、その電気パルスでトランジスタを短時間だけONにすることにより、シリアル電気信号の一つのビット信号をサンプリングしている。このとき、ゲート側のバイアス電圧Vbには、トランジスタTrが十分にOFFとなるように、負のバイアスが与えられており、充放電型MSM−PD回路から出力されたON信号(正の電気パルス)により、閾値電圧を超えた時間領域だけ、トランジスタTrはONとなるため、図5(a)に示すように、ホールド用キャパシタCHに蓄積される電荷の量は小さくなる。
一方、本発明では、MSM−PD回路から負の電気パルスが発生するように、MSM−PDの入力側には負のバイアスが直接に印加されており、トランジスタTrがノーマリオンとなるように、MSM−PDの出力側すなわちゲート側には、正のバイアスがかけられている。
この時、MSM−PD回路からの電気出力が十分に長いテールを引くように入力抵抗RMおよび充電用キャパシタCMは用いられていない。
本発明では、トランジスタTrは、ノーマリオンであるため、伝送線路に入力された電気信号の一つのビット信号が「1」である場合、多くの電荷がホールド用キャパシタCHに流れ込み蓄積される。次のビット信号が「0」であれば、ホールド用キャパシタCHに蓄積された電荷は再びトランジスタTrを介して放電されることとなる。しかし、この放電の前(次のビット信号が入力される前)に蓄積電荷が最大になった時点で、MSM−PDに光パルスを照射させると、MSM−PD回路からは負の電気パルスが発生し、トランジスタTrのゲートを閉じるため、ホールド用キャパシタCHに蓄積された電荷は逃げ場を失いホールド用キャパシタCHにホールドされることとなる。この時、MSM−PD回路からの負の電気パルスは長いテールを有するため、テールが存在する一定時間はトランジスタTrはOFFとなり、ホールド用キャパシタCHにホールドされたホールド信号は一定時間持続され、低速なパラレル電気信号としてバッファ回路Bから出力される。
このように本発明では、ノーマリオン型のトランジスタを用い、入力されるシリアル電気信号をホールド用キャパシタCHでトラッキングしながら、所望のタイミングでMSM−PDに光パルスを照射させることにより、トランジスタのゲートをOFFとして、所望のビット情報を一定時間ホールドするものである。
従来の技術では、短い電気パルスでサンプリングするため、トランジスタを介してホールド用キャパシタにホールドされる電荷の量は少ない。さらに、入力されるシリアル電気信号が高速になると、MSM−PD回路から発生する電気パルスを短パルス化するために、充電用キャパシタおよびバイアス抵抗の値を小さくする必要があるため、電気パルスの振幅は小さくなり、ホールド用キャパシタにホールドされる電荷量は益々小さくなる。
その上、MSM−PDに照射する光パルスエネルギーや回路パラメータ(バイアス抵抗の抵抗値やトランジスタの閾値など)がチャネルごとにばらつくこととなれば、電気パルスの振幅がばらつき、出力パラレル電気信号の振幅がチャネルごとにばらつく結果を引き起こす。
これに対して、本発明によれば、入力されるシリアル電気信号がホールド用キャパシタに最大限充電された後に、負の電気パルスにより、電荷をホールドするため、大きな出力のパラレル電気信号を得ることが可能となる。
さらに、MSM−PDのテールを高速化する必要がないため、バイアス抵抗の値を(入力信号の速度に関係なく)大きく設定することが可能であるため、より小さな光パルスエネルギーで大きなOFF信号(負の電気パルス)を得ることが可能となる。
その上、回路パラメータのばらつきや光パルスエネルギーの変動により、電気パルス(OFF信号)の振幅が変動しても、トランジスタが一旦OFFした後であれば、電気パルス(OFF信号)の振幅変動は、出力信号振幅に影響を与えることはなく、一定な振幅の出力パラレル電気信号を得ることが可能となる。
このように、本発明の効果は、光トリガ型シリアル−パラレル変換回路において、さらなる高速化・低パワー化・出力安定化を実現する。
本発明の実施例に係る光トリガ型シリアル−パラレル変換回路の構成を示した模式図である。 本発明の実施例における、負の電気パルス(OFF信号)を示す信号波形図である。 本発明の利用形態を説明するための、光パケットスイッチの構成例を示した模式図である。 従来の光トリガ型シリアル−パラレル変換回路の構成を示した模式図である。 従来方法と本発明の動作原理を示した模式図である。
以下、本発明に係る光トリガ型パラレル−シリアル変換回路を、実施例に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る、1:N光トリガ型パラレル−シリアル変換回路10を実施するための構成例を示す。
この光トリガ型パラレル−シリアル変換回路10は、N個の光トリガ型トランジスタ回路10−1〜10−Nが、伝送線路Lに並列に接続されて構成されている。伝送線路Lには、Nビットのシリアル電気信号SSが伝播され、このシリアル電気信号SSが、各光トリガ型トランジスタ回路10−1〜10−Nに入力される。シリアル電気信号SSは、例えばラベル信号であり、先頭ビットは常に「1」で規定されている。
光トリガ型トランジスタ回路10−1〜10−Nは、Nビットのシリアル電気信号SSを構成する互いに異なる特定の1ビットの電気信号を取り込んで、パラレル電気信号SPとして出力するものである。
各光トリガ型トランジスタ回路10−1〜10−Nは、トランジスタTr1〜TrNと、ホールド用キャパシタCH1〜CHNと、バッファ回路B1〜BNと、MSM−PD回路m10-1〜m10-Nとから構成されている。詳細構造は後述するが、MSM−PD回路m10-1〜m10-Nは、従来のものとは異なり、充放電型ではない。
トランジスタTr1〜TrNは、ドレイン端子が伝送線路Lに接続されている。ホールド用キャパシタCH1〜CHNは、トランジスタTr1〜TrNのソース端子に接続されている。バッファ回路B1〜BNは、トランジスタTr1〜TrNのソース端子とホールド用キャパシタCH1〜CHNとを接続する接続ラインに接続されている。換言すると、バッファ回路B1〜BNは、ホールド用キャパシタCH1〜CHNの端子のうちトランジスタTr1〜TrN側の端子に電気的に接続されている。
MSM−PD回路m10-1〜m10-Nは、MSM−PD M1〜MNと、バイアス抵抗Rb1〜RbNにより構成されている。
MSM−PD M1〜MNの出力側は、トランジスタTr1〜TrNのゲート端子に接続されている。バイアス抵抗Rb1〜RbNは、MSM−PD M1〜MNの出力側及びトランジスタTr1〜TrNのゲート端子に対して、並列に接続されている。
MSM−PD M1〜MNの入力側には、負のバイアス電圧VM1〜VMNが直接に印加さ
れている。
またバイアス抵抗Rb1〜RbNを介して正のバイアス電圧Vb1,Vb2・・・VbNが、トラ
ンジスタTr1〜TrNのゲート端子に入力されている。このように正のバイアス電圧Vb1,Vb2・・・VbNをゲート端子に入力しているため、トランジスタTr1〜TrNはノ
ーマリオンに設定される。
なお、正のバイアス電圧Vb1,Vb2・・・VbNの値は、トランジスタTr1〜TrN
十分にON状態にすることができる電圧値に設定している。
MSM−PD M1〜MNには、光パルスP1〜PNが順次照射されるようになっている。つまり、MSM−PD M1には光パルスP1が照射され、MSM−PD M2には光パルスP2が照射され、MSM−PD Mkには光パルスPkが照射され、MSM−PD MNには光パルスPNが照射されるようになっている。
個々の光パルスP1〜PN相互には、シリアル電気信号SSのビット間隔に相当する時間差が順次設定されている。つまり、光パルスP1の先頭ビットに対して光パルスP2の先頭ビットがビット間隔に相当する時間だけ遅れ、光パルスP2の先頭ビットに対して光パルスP3の先頭ビットがビット間隔に相当する時間だけ遅れ、光パルスPN-1の先頭ビットに対して光パルスPNの先頭ビットがビット間隔に相当する時間だけ遅れている。
なお、光パルスP1〜PNの先頭ビットは常に「1」で規定されている。
しかも、光パルスP1〜PNはシリアル電気信号SSに対して位相がズレている。このズレ量は、シリアル電気信号SSのビット間隔よりも僅かに短い予め決めた時間であり、光パルスP1〜PNの位相はシリアル電気信号SSの位相に対して上記のズレ量(時間)だけ遅れている。
更に説明すると、シリアル電気信号SSに対する光パルスP1〜PNの遅れ位相のズレ量(時間)は、シリアル電気信号SSの1ビットのビット信号がトランジスタTrに入力された時点から、この1ビットの信号がトランジスタTrを介してホールド用キャパシタCHに充電されて蓄電電荷が最大になる時点(次のビット信号が入力される前)までの時間間隔である。
MSM−PD M1〜MNは、光パルスP1〜PNが照射されていないときには、その抵抗値が大きいが、光パルスP1〜PNが照射されると、光伝導効果により、その抵抗値が急激に減少する特性を有している。
Nビットのシリアル電気信号(ラベル信号)SSの先頭ビットが伝送線路Lに入力されると、その電荷は1番目の光トリガ型トランジスタ回路10−1のトランジスタTr1を通ってホールドキャパシタCH1に充電される。
充電が最大に達した時に(第2ビットに切り替わる直前)、MSM−PD M1に光パルスP1(光ラベル信号:先頭ビットは常に「1」で規定されている)を照射すると、図2に示すような、光ラベルの先頭ビットに起因した負の電気パルスSOFF1がMSM−PD M1から出力される。出力された電気パルスSOFF1即ちゲート電圧は、トランジスタTr1の閾値を下回るため、トランジスタTr1はOFFとなり、ホールド用キャパシタCH1に蓄積された電荷はホールドされることとなる。
MSM−PD M1の応答信号(電気パルスSOFF1)は、長いテールを有するため、光パルス(光ラベル信号)P1の後続ビットが照射されるたびに、階段状に電位が低下し、光ラベルの最終ビットの照射後もしばらく継続してトランジスタTr1をOFF状態に保持することが可能となる。したがってホールド用キャパシタCH1にホールドされた信号(電荷)は、バッファ回路B1を介して、低速なパラレル電気信号SP1として外部に出力される。
次に、シリアル電気信号(ラベル信号)SSの第2ビットが伝送線路Lに入力されると、同様に2番目の光トリガ型トランジスタ回路10−2に、光パルスP2が照射されることにより、その第2ビットがパラレル電気信号SP2として取り出される。
その後、順次、シリアル電気信号(ラベル信号)SSのk番目のビットは、k番目の光トリガトランジスタ回路10−kから、パラレル電気信号SPkとして取り出すことが可能となる。
最終的には、各光トリガ型トランジスタ回路10−1〜10−Nから、パラレル電気信号SP1〜SPNが取り出される。
このようにして、高速なシリアル電気信号SSを、低速なパラレル電気信号SP1〜SPNに変換することができる。
図3は、本発明をどのように利用するかを説明するための使用例として、光パケットスイッチの構成例を示す。
入力光パケット信号は、データが格納されたペイロードと転送情報が格納されたNビットの光ラベルから構成され、その一部はタップされラベル処理器100へと送られる。
ラベル処理器100内では、まずラベル分離器110により、ペイロード部分は削除され、光ラベルのみがPD(フォトダイオード)120および光分岐遅延回路130へと送られる。PD120で電気信号へ変換されたNビットのラベル信号(シリアル電気信号)は、前述したとおり、本発明であるシリアル−パラレル変換回路10の伝送線路Lへ入力される。
光分岐遅延回路130へ送られた他方の光ラベル(光パルス)は、N個に分岐され、入力光ラベルのビット間隔に相当する時間差τが与えられると共に、N個の光ラベル(光パルス)にはシリアル電気信号に対する上記の遅れ位相のズレ量(時間)が与えられる。このように相互にビット間隔に相当する時間差が与えられ、しかも、シリアル電気信号に対して遅れ位相のズレ量が与えられた光ラベル(光パルス)が、順次N個のMSM−PD M1〜MNに照射される。前述したとおり、PD(フォトダイオード)120から出力されたNビットのラベル信号(シリアル電気信号)は、本発明のシリアル−パラレル変換回路10により、N個の低速なパラレル電気信号SP1〜SPNとして出力され、CMOS電子回路で構成されるラベル認識回路140へ送られる。
ラベル認識回路140内では、入力したラベル情報(転送先情報)と内部に保有するアドレステーブルを照合し、出力ポートを決定するとともに、光スイッチ150の制御信号を生成する。
このように、本発明の光トリガ型シリアル−パラレル変換回路10は、光パケットルータ内のラベル処理器100における、バーストモードの高速ラベル信号をCMOS回路で処理するための低電力インターフェイスデバイスとして用いることができる。
本発明は、例えば前述したとおり、光パケットスイッチネットワークを実現するために不可欠な光ルータ内で用いられる光ラベル処理器において、高速ラベル情報をCMOS電子回路で認識可能とするためのインターフェイスデバイス(高速非同期バーストシリアル光信号に対するシリアル−パラレル変換器)として利用することが可能である。
1、10 光トリガ型シリアル−パラレル変換回路
1−1〜1−N、10−1〜10−N 光トリガ型トランジスタ回路
1〜mN、m10-1〜m10-N MSM−PD回路(MSMフォトダイオード回路)、
1,M2,・・・MN MSM−PD(MSMフォトダイオード)
Tr1〜TrN トランジスタ
b1〜RbN バイアス抵抗
H1〜CHN ホールド用キャパシタ
1〜BN バッファ回路

Claims (4)

  1. Nビットのシリアル電気信号を伝播する伝送線路と、
    前記伝送線路に並列に接続されており、前記Nビットのシリアル電気信号を構成する互いに異なる特定の1ビットの電気信号を取り込んで、パラレル電気信号として出力するN個の光トリガ型トランジスタ回路と、
    を備えており、
    前記光トリガ型トランジスタ回路は、
    前記伝送線路にドレイン端子が接続されたトランジスタと、
    前記トランジスタのソース端子に接続されたホールド用キャパシタと、
    前記ホールド用キャパシタの端子のうち前記トランジスタ側の端子に接続されたバッファ回路と、
    MSM−PDを有しており、正のバイアス電圧を前記トランジスタのゲート端子に入力して前記トランジスタの初期状態をノーマリオンにする一方、前記MSM−PDに光パルスが照射されたときに、前記トランジスタの閾値を下回る負の電気パルスを前記ゲート端子に入力して前記トランジスタをオフにするMSM−PD回路と、
    で構成されていることを特徴とする光トリガ型パラレル−シリアル変換回路。
  2. 請求項1において、
    前記MSM−PD回路は、
    入力側に負のバイアス電圧が直接に印加されると共に、光パルスが照射されると前記負の電気パルスを出力する前記MSM−PDと、
    前記MSM−PDの出力側及び前記ゲート端子に対して並列接続されており、前記ゲート端子に前記正のバイアス電圧を入力するバイアス抵抗と、
    で構成されていることを特徴とする光トリガ型パラレル−シリアル変換回路。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記N個の光トリガ型トランジスタ回路の前記MSM−PDには、N個の前記光パルスが各々照射されると共に、
    前記MSM−PDに各々照射される前記光パルスには、前記シリアル電気信号のビット間隔に相当する時間差が互いに設けられると共に、前記MSM−PDに各々照射される前記光パルスは、前記シリアル電気信号のビット間隔よりも僅かに短い予め決めた時間だけ前記シリアル電気信号に対して位相が遅れていることを特徴とする光トリガ型パラレル−シリアル変換回路。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一項において、
    前記シリアル電気信号の先頭ビット及び前記光パルスの先頭ビットは、常に1に規定されていることを特徴とする光トリガ型パラレル−シリアル変換回路。
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