JP2014085302A - 蓄電モジュールのセル監視装置、蓄電装置および故障検出方法 - Google Patents

蓄電モジュールのセル監視装置、蓄電装置および故障検出方法 Download PDF

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勇志 板垣
Daisuke Konishi
大助 小西
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Abstract

【課題】複数のセルそれぞれに並列接続された複数のスイッチの故障を検出すること
【解決手段】CPU5は、偶数スイッチオン指令処理で偶数スイッチにオン指令を与え、奇数スイッチオン指令処理で奇数スイッチにオン指令を与える。そして、偶数オン時初期値ΔEG1〜ΔEG4または奇数オン時初期値ΔEK1〜ΔEK4と、偶数オン時電圧差EX1〜EX4または奇数オン時電圧差EY1〜EY4とが等しいか否かの判断をする。これによって、複数のセルそれぞれに並列接続されたスイッチの故障を効率よく検出することができる。
【選択図】図1

Description

蓄電モジュールを構成する複数のセルそれぞれに並列接続された複数のスイッチのいずれかが故障したことを検出するための技術に関する。
例えば、電池監視装置は、複数の単位電池が直列接続された組電池と、各単位電池に並列接続された複数のスイッチと、各単位電池と電線を介して接続された電圧測定回路とを備え、各単位電池の電圧等を監視する。また、電線が断線したり接触不良を起こしたり、単位電池が故障したりすると、単位電池を正常に監視することができなくなるため、故障診断機能を有する電池監視装置がある(特許文献1)。この電池監視装置では、上記のスイッチを1つずつオン制御とオフ制御とを実行し、オン制御時の単位電池の電圧とオフ制御時の単位電池の電圧とを比較して、電圧挙動の変化の有無を検知することで故障診断が可能になっている。
特開2010−271267号公報
しかし、上記電池監視装置では、単位電池1つずつについて、故障を診断しているため、故障診断に時間がかかるという問題がある。また、スイッチ自体が故障した場合については考えられていない。
本明細書では、複数のセル(単位電池など)それぞれに並列接続された複数のスイッチの故障を検出するための技術を開示する。
本明細書によって開示される複数のセルが直列接続された蓄電モジュールの監視装置は、前記複数のセルにそれぞれ電線を介して並列接続されたスイッチと、前記各セルに接続された一対の前記電線の少なくとも一方に設けられている抵抗と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記セルに対応する前記スイッチが、オン状態またはオフ状態のときの前記セルに接続された一対の前記電線間の電圧値1を得る処理1と、前記処理1において計測した前記セルに対して隣接する前記セルの各々に対応する各々の前記スイッチを、前記処理1実行時のスイッチ状態とは異なるスイッチ状態にしたとき、前記処理1において計測した前記セルに接続された一対の前記電線間の電圧値2を計測する処理2と、前記電圧値1と前記電圧値2との電圧差と、基準値とを比較し、その比較結果に基づき、前記スイッチ故障の有無を判断する故障判断処理と、を実行する構成を有する。
上記蓄電モジュールの監視装置では、前記処理1では、前記スイッチの全てが、オン状態またはオフ状態であってもよい。
上記蓄電モジュールの監視装置では、前記基準値は、前記スイッチ故障が生じていないときにおける前記スイッチごとの前記電圧差に応じた値でもよい。
上記蓄電モジュールの監視装置では、前記処理1において計測した前記セルとは、前記セルのうち、最高電位または最低電位のセルからの電位順序が奇数番目のセル、または、前記セルのうち、最高電位または最低電位のセルからの電位順序が偶数番目のセル、を指し、前記制御部は、前記処理2では、前記奇数番目のセルだけについて、前記奇数番目のセルに接続された一対の前記電線間の前記電圧値2を計測する奇数処理と、前記偶数番目のセルだけについて、前記偶数番目のセルに接続された一対の前記電線間の前記電圧値2を計測する偶数処理と、を実行してもよい。
なお、本願明細書で開示された発明は、セル監視部、故障診断方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本明細書によって開示される発明によれば、複数のセルそれぞれに並列接続された複数のスイッチの故障を検出することが可能である。
一実施形態に係る電池パックの電気的構成図 スイッチ故障判断処理を示すフローチャート(その1) スイッチ故障判断処理を示すフローチャート(その2) 偶数番目のスイッチがオン状態となったことを示す回路図 奇数番目のスイッチがオン状態となったことを示す回路図 2番目のスイッチがオン故障となったことを示す回路図 オン故障時に偶数番目のスイッチがオン状態となったことを示す回路図 オン故障時に奇数番目のスイッチがオン状態となったことを示す回路図
実施形態の蓄電モジュールの監視装置によれば、セルに対応するスイッチが、オン状態またはオフ状態のとき、セルに接続された一対の電線間の電圧値1を得る処理1を実行する。そして、当該セルに対して隣接するセルの各々に対応する各々のスイッチを、前記処理1実行時のスイッチ状態とは異なるスイッチ状態にしたとき、処理1において計測したセルに接続された一対の電線間の電圧値2を計測する処理2を実行する。
ここで、上記電圧差は、スイッチ故障の有無に応じて異なる。従って、この電圧差を基準値と比較することにより、スイッチ故障の有無を判断することができる。
上記蓄電モジュールの監視装置では、処理1では、スイッチの全てが、オン状態またはオフ状態である。これにより、複数のスイッチの各々が異なるスイッチ状態である構成に比べて、電圧値1が大きく変動しないため、制御部が故障判断処理をする時の負荷を軽減することができる。
上記蓄電モジュールの監視装置では、基準値は、前記スイッチ故障が生じていないときにおけるスイッチごとの電圧差に応じた値である。これにより、このように、基準値がスイッチごとに個別に設けられているため、基準値がスイッチに関係なく一定値である構成に比べて、スイッチの故障を精度よく検出することができる。
上記蓄電モジュールの監視装置では、処理1において計測した前記セルとは、セルのうち、最高電位または最低電位のセルからの電位順序が奇数番目のセル、または電位順序が偶数番目のセルを指す。そして、処理2では、奇数番目のセルだけについて、当該奇数番目のセルに接続された一対の電線間の電圧値2を計測する奇数処理と、偶数番目のセルだけについて、当該偶数番目のセルに接続された一対の電線間の電圧値2を計測する偶数処理と、を実行する。これにより、他のパターンでスイッチに処理2を実行する構成に比べて、複数のスイッチ全てについて効率よく処理2を実行することができる。
<実施形態1>
実施形態1を図1〜図8を参照しつつ説明する。本実施形態の電池パック11は、蓄電装置の一例であり、組電池モジュール12、および、セル監視装置13を備える。なお、電池パック11は、例えば電気自動車やハイブリッド自動車に搭載され、車内の各種機器に電力を供給する。
(電池パックの電気的構成)
図1に示すように、組電池モジュール12は、蓄電モジュールの一例であり、4つの第1セル1〜第4セル4が直列接続された組電池である。なお、組電池モジュール12は、3つ、或いは5つ以上のセルが直列接続された構成でもよい。また、各セル1〜4は、例えばリチウムイオン電池などの二次電池である。ただし、各セル1〜4は、単電池に限らず、蓄電素子であればよく、キャパシタなどでもよい。また、以下の説明では、各セル1〜4のセル電圧は、断線、過放電、過充電などの異常が発生していない正常時では、2.5〜4.2V程度とする。
各セル1〜4は、5本の電圧計測線20〜24を介して、セル監視装置13のセル監視部14に接続されている。各電圧計測線20〜24には、抵抗R0〜R4がそれぞれ接続されている。以下では、5つの抵抗R0〜R4それぞれを、第1抵抗R0、第2抵抗R1、第3抵抗R2、第4抵抗R3、第5抵抗R4ということがある。なお、5つの抵抗R0〜R4の抵抗値は、仮に各セル1〜4のセル電圧が環境に応じて変化した場合でも、セル監視部14が5つの抵抗R0〜R4の電圧降下VR0〜VR4からスイッチ故障の検知を問題なく実行できるように、最適に定められている。具体的には、想定される各セル1〜4のセル電圧の最低電圧値や、後述する放電抵抗R51〜R54の値、および、後述するスイッチ41〜44のオン抵抗などを考慮して定められている。そして、例えばセル監視部14の中にADコンバータがある場合、そのADコンバータの分解能と精度も合わせて考慮し、5つの抵抗R0〜R4の抵抗値を定めることもできる。
セル監視装置13は、均等化回路31〜34および、セル監視部14を有する。均等化回路31〜34は、各セル1〜4にそれぞれ並列に接続されており、各均等化回路31〜34は、スイッチ41〜44と放電抵抗51〜54とが直列接続された直列回路(放電回路ともいう)である。各スイッチ41〜44は、セル監視部14がオン指令信号やオフ指令信号を与えることでオンオフ制御される。なお、セル監視装置13は、監視装置の一例である。
なお、スイッチ41〜44は、例えばFET等の半導体スイッチ素子やコンタクタ(電磁接触器)等のほか、IC内部において電流を制御するスイッチ手段でもよい。以下、各スイッチ41〜44を、各セル1〜4に対応付けて、第1スイッチ41、第2スイッチ42、第3スイッチ43、第4スイッチ44ということがある。セル監視部14は、オン指令信号やオフ指令信号を与えることで、各スイッチ41〜44をオフ(開状態)からオン(閉状態)にし、セル1〜4を放電させる。これにより、各セル1〜4のセル電圧を均一にし、それに対応するセルのセル電圧に一致させることができる。
セル監視部14は、制御部の一例であり、中央処理装置(以下、CPU)5、メモリ6およびセル電圧計測回路7を有する。メモリ6には、セル監視部14の動作を制御するための各種のプログラム(スイッチ故障検出プログラムを含む)が記憶されており、CPU5は、メモリ6から読み出したプログラムに従って、セル監視部14の各部を制御する。メモリ6は、RAMやROMを有する。なお、上記各種のプログラムが記憶される媒体は、RAM等以外に、CD−ROM、ハードディスク装置、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリでもよい。
セル電圧計測回路7は、各電圧計測線20〜24を介して各セル1〜4に接続されており、各電圧計測線20〜24間の電圧を個別に計測し、その計測結果をCPU5に与えるなお、各電圧計測線20〜24は電線の一例である。
以下、セル電圧計測回路7が計測した電圧を、計測電圧という。具体的には、電圧計測線20と電圧計測線21との間の電圧を第1計測電圧E1といい、第1スイッチ41に対応する。そして、電圧計測線21と電圧計測線22との間の電圧を第2計測電圧E2といい、第2スイッチ42に対応する。さらに、電圧計測線22と電圧計測線23との間の電圧を第3計測電圧E3といい、第3スイッチ43に対応する。また、電圧計測線23と電圧計測線24との間の電圧を第4計測電圧E4といい、第4スイッチ44に対応する。以上により、セル1〜4の実際のセル電圧と区別する。なお、セル電圧計測回路7の計測可能範囲は0〜5Vとする。
(スイッチ故障判断処理)
例えばセル監視部14の電源がオンされると、CPU5は、メモリ6から上記プログラムを読み出して、図2,3に示すスイッチ故障判断処理を実行する。上述のとおり、セル監視部14は、オン指令信号やオフ指令信号を与えることで、各スイッチ41〜44をオフ(開状態)からオン(閉状態)にし、セル1〜4を放電させる。これにより、各セル1〜4のセル電圧を均一にし、それに対応するセルのセル電圧に一致させている。このため、スイッチ41〜44のいずれかが、オン(クローズ)故障した場合、セル1〜4のセル電圧を均一にできなくなる。オン故障は、スイッチが、何らかの原因により閉状態のままになり、オフ指令信号を与えても開状態にならない故障である。スイッチ故障判断処理は、このオン故障を判断するための処理である。なお、スイッチ故障判断処理は、故障判断処理の一例である。
(1)全スイッチオフ指令処理
CPU5は、まず全スイッチオフ指令処理を実行する。具体的には、CPU5は、全スイッチ41〜44にオフ指令信号を同時期に与える(S11)。そして、CPU5は、スイッチ番号を初期化し(S2)、第1スイッチ41の全オフ時計測電圧ES1を取得し、メモリ6に記憶する(S3)。次に、CPU5は、スイッチ番号が4より小さいかを判断する(S4)。CPU5は、スイッチ番号が4より小さいと判断した場合(S4:NO)、スイッチ番号を1つ増やし(S5)、S3に戻る。そして、CPU5は、上記を繰り返すことで、第2スイッチ42〜第4スイッチ44の全オフ時計測電圧ES2〜ES4を取得する。なお、全オフ時計測電圧ES1〜ES4は、電圧値1の一例であり、CPU5が、全オフ時計測電圧ES1〜ES4を取得することは、処理1の一例である。
CPU5は、スイッチ番号が4より大きいと判断した場合(S4:YES)、後述する偶数スイッチオン指令処理を実行する。
例えば、図1では、CPU5は、各スイッチ41〜44にオフ指令信号を与え、各スイッチ41〜44はオフ状態となっている。この時の全オフ時計測電圧ES1〜ES4は、セル1〜4のセル電圧V1〜V4と等しくなる。
(2)偶数スイッチオン指令処理
CPU5は、全スイッチオフ指令処理の実行後、偶数スイッチオン指令処理を実行する。具体的には、CPU5は、偶数番目のスイッチである第2スイッチ42と第4スイッチ44にオン指令信号を同時期に与え、奇数番目のスイッチである第1スイッチ41と第3スイッチ43にオフ指令信号を同時期に与える(S6)。そしてCPU5は、まずスイッチ番号を初期化し(S7)、第1スイッチ41の偶数オン時計測電圧EG1を取得する(S8)。なお、偶数オン時計測電圧は、電圧値2の一例であり、CPU5が偶数オン時計測電圧を取得することは、処理2および偶数処理の一例である。
次に、CPU5は、メモリ6から、S3で取得した第1スイッチ41の全オフ時計測電圧ES1を読み出し(S9)、偶数オン時計測電圧EG1と上記全オフ時計測電圧ES1との差を偶数オン時電圧差EX1として算出する(S10)。偶数オン時電圧差EX1は、換言すれば、CPU5が偶数番目のスイッチにオン指令信号を与えたときの第1スイッチ41の偶数オン時計測電圧と、全てのスイッチにオフ指令信号を与えたときの第1スイッチ41の全オフ時計測電圧との差である。
そしてCPU5は、メモリ6から偶数オン時初期値ΔEG1を読み出し(S11)、偶数オン時電圧差EX1と偶数オン時初期値ΔEG1とが等しいか否かの判断をする(S12)。ここで、偶数オン時初期値ΔEG1とは、全スイッチ41〜44が故障していない時における、第1スイッチ41の偶数オン時計測電圧と第1スイッチ41の全オフ時計測電圧との差である。なお、偶数オン時初期値は基準値の一例である。
ここで、図1および図4によって具体的に説明する。例えば、図1では、CPU5は、全スイッチ41〜44にオフ指令信号を同時期に与えている。そして、全スイッチ41〜44は故障していない。また、図4では、CPU5は、偶数番目のスイッチである第2スイッチ42と第4スイッチ44にオン指令信号を同時期に与え、奇数番目のスイッチである第1スイッチ41と第3スイッチ43にオフ指令信号を同時期に与えている。そして、全スイッチ41〜44が故障していない。なお、以下では第1スイッチ41での処理についてのみ詳細を説明する。第2スイッチ42〜第4スイッチ44については、第1スイッチ41での処理と同じだからである。
図4に示す通り、電流I2が、セル2の正極から抵抗R2と均等化回路32と抵抗R1とを経由して、セル2の負極へと流れる。そして、抵抗R1では電圧降下VR1が生じ、抵抗R2では電圧降下VR2が生じる。このため、偶数オン時計測電圧EG1は、V1+VR1となる。そして、図1で示した通り、CPU5は、各スイッチ41〜44にオフ指令信号を与える場合、全オフ時計測電圧ES1はV1となる。よって、偶数オン時電圧差EX1(=EG1−ES1)は、VR1となる。
なお、上記電圧差EX1は、例えば電池パック11の出荷時にメモリ6に予め記憶されている偶数オン時初期値ΔEG1と等しい。また、偶数オン時電圧差EX2〜EX4についても、メモリ6に予め記憶されている偶数オン時初期値ΔEG2〜ΔEG4と等しい。具体的には、ΔEG2(=EX2)は−VR2−VR1、ΔEG3(=EX3)はVR3+VR2、ΔEG4(=EX4)は−VR4−VR3である。
そしてCPU5は、上記電圧差EX1と上記初期値ΔEG1とが等しいと判断した場合は(S12:YES)、スイッチ故障なしと判断し、次に、スイッチ番号が4より小さいかを判断する(S14)。CPU5は、スイッチ番号が4より小さいと判断した場合(S4:NO)、CPU5は、スイッチ番号を1つ増やし(S15)、S8に戻る。そして、CPU5は、上記を繰り返すことで、第2スイッチ42〜第4スイッチ44の偶数オン時計測電圧EG2〜EG4を取得して、偶数オン時電圧差EX2〜EX4を算出する。
CPU5は、上記電圧差EX1と上記初期値ΔEG1とが異なると判断した場合は(S12:NO)、スイッチ故障ありと判断し、エラーを上位ECUに報知する(S13)。そして、CPU5は、S14の判断処理を実行し、上述した処理を実行する。また、以下の表1に、各セル1〜4について、全オフ時計測電圧ES1〜ES4、偶数オン時計測電圧EG1〜EG4、偶数オン時電圧差EX1〜EX4(=偶数オン時初期値ΔEG1〜ΔEG4)を対比させた表を記載する。
<表1>
Figure 2014085302
ここで、CPU5がスイッチ故障ありと判断する場合について、図6および図7によって具体的に説明する。例えば、図6では、CPU5は、全スイッチ41〜44にオフ指令信号を同時期に与えている。そして、第2スイッチ42がオン故障している。また、図7では、CPU5は、偶数番目のスイッチである第2スイッチ42と第4スイッチ44にオン指令信号を同時期に与え、奇数番目のスイッチである第1スイッチ41と第3スイッチ43にオフ指令信号を同時期に与えている。そして、第2スイッチ42はオン故障している。なお、以下では第1スイッチ41での処理についてのみ詳細を説明する。第2スイッチ42〜第4スイッチ44については、第1スイッチ41での処理と同じだからである。
図7に示す通り、電流I2が、セル2の正極から抵抗R2と均等化回路32と抵抗R1とを経由して、セル2の負極へと流れる。そして、抵抗R1では電圧降下VR1が生じ、抵抗R2では電圧降下VR2が生じる。このため、偶数オン時計測電圧EG1は、V1+VR1となる。
そして、図6で示した通り、CPU5は、各スイッチ41〜44にオフ指令信号を与えているが、第2スイッチ42はオン故障のためオン状態となっている。したがって、この場合の全オフ時計測電圧ES1〜ES4は、図6に示す通りとなる。具体的には、ES1はV1+VR1、ES2はV2−VR2−VR1、ES3はV3+VR2、ES4はV4となる。よって、偶数オン時電圧差EX1(=EG1−ES1)は、0(ゼロ)となる。なお、以下の表2に、全オフ時計測電圧ES1〜ES4、偶数オン時計測電圧EG1〜EG4、偶数オン時電圧差EX1〜EX4、偶数オン時電圧差と偶数オン時初期値ΔEG1〜ΔEG4との差、を対比させた表を記載する。
<表2>
Figure 2014085302
そしてCPU5は、偶数オン時電圧差EX1と偶数オン時初期値EGS1とが等しいか否かの判断をする(S16)が、今回の場合では、上記電圧差EX1は0(ゼロ)であり、一方、上記初期値ΔEG1は上述した通りVR1であるため、両者は異なる。したがって、CPU5は、故障ありと判断し、エラーを上位ECUに報知する(S17)。
CPU5は、スイッチ番号が4より大きいと判断した場合(S14:YES)、全スイッチ41〜44にオフ指令信号を与える(S16)。そして、後述する奇数スイッチオン指令処理を実行する。
(3)奇数スイッチオン指令処理
CPU5は、偶数スイッチオン指令処理の実行後、奇数スイッチオン指令処理を実行する。具体的には、CPU5は、奇数番目のスイッチである第1スイッチ41と第3スイッチ43にオン指令信号を同時期に与え、偶数番目のスイッチである第2スイッチ42と第4スイッチ44にオフ指令信号を同時期に与える(S21)。そしてCPU5は、まずスイッチ番号を初期化し(S22)、第1スイッチ41の奇数オン時計測電圧EK1を取得する(S23)。なお、奇数オン時計測電圧は、電圧値2の一例であり、CPU5が奇数オン時計測電圧を取得することは、処理2および奇数処理の一例である。
次に、CPU5は、メモリ6から、S3で取得した第1スイッチ41の全オフ時計測電圧ES1を読み出し(S24)、奇数オン時計測電圧EK1と上記全オフ時計測電圧ES1との差を奇数オン時電圧差EY1として算出する(S25)。奇数オン時電圧差EY1は、換言すれば、CPU5が奇数番目のスイッチにオン指令信号を与えたときの第1スイッチ41の奇数オン時計測電圧と、全てのスイッチにオフ指令信号を与えたときの第1スイッチ41の全オフ時計測電圧との差である。
そしてCPU5は、メモリ6から奇数オン時初期値ΔEK1を読み出し(S26)、奇数オン時電圧差EY1と奇数オン時初期値ΔEK1とが等しいか否かの判断をする(S27)。ここで、奇数オン時初期値ΔEK1とは、全スイッチ41〜44が故障していない時における、第1スイッチ41の奇数オン時計測電圧と第1スイッチ41の全オフ時計測電圧との差である。
ここで、図1および図5によって具体的に説明する。例えば、図5では、CPU5は、奇数番目のスイッチである第1スイッチ41と第3スイッチ43にオン指令信号を同時期に与え、偶数番目のスイッチである第2スイッチ42と第4スイッチ44にオフ指令信号を同時期に与えている。そして、全スイッチ41〜44は故障していない。なお、以下では第1スイッチ41での処理についてのみ詳細を説明する。第2スイッチ42〜第4スイッチ44については、第1スイッチ41での処理と同じだからである。
図5に示す通り、電流I1が、セル1の正極から抵抗R1と均等化回路31と抵抗R0とを経由して、セル1の負極へと流れる。そして、抵抗R0では電圧降下VR0が生じ、抵抗R2では電圧降下VR1が生じる。このため、奇数オン時計測電圧EK1は、V1−VR1−VR0となる。そして、図1で示した通り、CPU5は、各スイッチ41〜44にオフ指令信号を与える場合、全オフ時計測電圧ES1はV1となる。よって、奇数オン時電圧差EY1(=EK1−ES1)は、−VR1−VR0となる。
なお、上記電圧差EY1は、例えば電池パック11の出荷時にメモリ6に予め記憶されている奇数オン時初期値ΔEK1と等しい。また、奇数オン時電圧差EY2〜EY4についても、メモリ6に予め記憶されている奇数オン時初期値ΔEK2〜ΔEK4と等しい。具体的には、ΔEK2(=EY2)はVR2+VR1、ΔEK3(=EY3)は−VR3−VR2、ΔEK4(=EY4)はVR3である。
そしてCPU5は、上記電圧差EY1と上記初期値ΔEK1とが等しいと判断した場合は(S27:YES)、次に、スイッチ番号が4より小さいかを判断する(S29)。CPU5は、スイッチ番号が4より小さいと判断した場合(S29:NO)、CPU5は、スイッチ故障なしと判断し、スイッチ番号を1つ増やし(S20)、S23に戻る。そして、CPU5は、上記を繰り返すことで、第2スイッチ42〜第4スイッチ44の奇数オン時計測電圧EK2〜EK4を取得して、奇数オン時電圧差EY2〜EY4を算出する。
ここで、CPU5がスイッチ故障なしと判断する場合について、図6および図8によって具体的に説明する。例えば、図8では、CPU5は、奇数番目のスイッチである第1スイッチ41と第3スイッチ43にオン指令信号を与え、偶数番目のスイッチである第2スイッチ42と第4スイッチ44にオフ指令信号を与えている。そして、第2スイッチ42はオン故障している。なお、以下では第1スイッチ41での処理についてのみ詳細を説明する。第2スイッチ42〜第4スイッチ44については、第1スイッチ41での処理と同じだからである。
図8に示す通り、電流I1が、セル1の正極から抵抗R1と均等化回路31と抵抗R0とを経由して、セル1の負極へと流れる。したがって、奇数オン時計測電圧EK1は、V1−VR0となる。
そして、図6で示した通り、CPU5は、各スイッチ41〜44にオフ指令信号を与えているが、第2スイッチ42はオン故障のためオン状態となっている。したがって、この場合の全オフ時計測電圧ES1〜ES4は、図6に示す通りとなる。具体的には、ES1はV1+VR1、ES2はV2−VR2−VR1、ES3はV3+VR2、ES4はV4となる。よって、奇数オン時電圧差EY1(=EG1−ES1)は、−VR1−VR0となる。なお、以下の表3に、全オフ時計測電圧ES1〜ES4、奇数オン時計測電圧EK1〜EK4、奇数オン時電圧差EY1〜EY4、奇数オン時電圧差と奇数オン時初期値ΔEK1〜ΔEK4との差、を対比させた表を記載する。
<表3>
Figure 2014085302
そしてCPU5は、奇数オン時電圧差EY1と奇数オン時初期値ΔEK1とが等しいか否かの判断をする(S26)が、今回の場合では、上記電圧差EY1は−VR1−VR0であり、一方、上記初期値ΔEK1は上述した通り−VR1−VR0であるため、両者は等しい。したがって、CPU5は、故障なしと判断する(S27:YES)。
CPU5は、上記電圧差EY1と上記初期値ΔEK1とが異なると判断した場合は(S27:NO)、スイッチ故障ありと判断し、エラーを上位ECUに報知する(S28)。そして、CPU5は、スイッチ番号が4より小さいかを判断する(S29)。CPU5は、スイッチ番号が4より小さいと判断した場合(S29:NO)、CPU5は、スイッチ番号を1つ増やし(S30)、S23に戻る。
CPU5は、スイッチ番号が4より大きいと判断した場合(S29:YES)、全スイッチ41〜44にオフ指令信号を与える(S31)。そして、CPU5は、スイッチ故障判断処理を終了する。
上記は、第2スイッチ42がオン故障した場合についてであるが、第1スイッチ41、第3スイッチ43、第4スイッチ44のいずれかがオン故障した場合について、以下の表4〜6で示す。具体的には、表4は第1スイッチ41がオン故障した場合であり、表5は第3スイッチ43がオン故障した場合であり、表6は第4スイッチ44がオン故障した場合である。CPU5は、偶数番目のスイッチである第2スイッチ42と第4スイッチ44にオン指令信号を与える処理と、奇数番目のスイッチである第1スイッチ41と第3スイッチ43にオン指令信号を与える処理との両方の処理を実行すれば、第1スイッチ41〜第4スイッチ44の故障を確実に検知することができる。
<表4>
Figure 2014085302
<表5>
Figure 2014085302
<表6>
Figure 2014085302
(本実施形態の効果)
CPU5は、偶数スイッチオン指令処理で偶数スイッチにオン指令を与え、奇数スイッチオン指令処理で奇数スイッチにオン指令を与える。そして、偶数オン時初期値ΔEG1〜ΔEG4または奇数オン時初期値ΔEK1〜ΔEK4と、偶数オン時電圧差EX1〜EX4または奇数オン時電圧差EY1〜EY4とが等しいか否かの判断をする。これによって、複数のセルそれぞれに並列接続されたスイッチの故障を効率よく検出することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
上記実施形態では、CPU5は、偶数スイッチオン指令処理を実行した後、奇数スイッチオン指令処理を実行する構成であった。しかしこれに限らず、CPU5は、偶数スイッチオン指令処理を実行する前に、奇数スイッチオン指令処理を実行する構成でもよい。
上記実施形態では、CPU5は、偶数スイッチオン指令処理を実行した後、奇数スイッチオン指令処理を実行する構成であった。しかしこれに限らず、CPU5は、偶数スイッチオン指令処理で故障が検知できた場合、偶数スイッチオン指令処理を抜け、奇数スイッチオン指令処理を実行せず、スイッチ故障判断処理を終了する構成でもよい。
上記実施形態では、CPU5は、偶数スイッチオン指令処理および奇数スイッチオン指令処理の中で、偶数オン時初期値ΔEG1〜ΔEG4または奇数オン時初期値ΔEK1〜ΔEK4と、偶数オン時電圧差EX1〜EX4または奇数オン時電圧差EY1〜EY4とが等しいか否かの判断をする構成であった。しかしこれに限らず、CPU5は、偶数オン時計測電圧EG1〜EG4または、奇数オン時計測電圧EK1〜EK4の全てを取得した後で、偶数オン時初期値ΔEG1〜ΔEG4または奇数オン時初期値ΔEK1〜ΔEK4と、偶数オン時電圧差EX1〜EX4または奇数オン時電圧差EY1〜EY4とが等しいか否かの判断をする構成でもよい。
上記実施形態では、セル監視部14は、1つのCPUで制御処理を実行する構成であった。しかし、セル監視部14は、これに限らず、複数のCPUで制御処理を実行する構成や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)などのハード回路で制御処理を実行する構成や、ハード回路及びCPUの両方で制御処理を実行する構成でもよい。
上記実施形態では、偶数オン時初期値ΔEG1〜ΔEG4または奇数オン時初期値ΔEK1〜ΔEK4は、メモリ6に予め記憶されており、CPU5は、故障判断ステップ(S12、S27)で偶数オン時電圧差EX1〜EX4または奇数オン時電圧差EY1〜EY4と当該初期値とが等しいか否かの判断をする構成であった。しかしこれに限らず、基準値Pがメモリ6に記憶されており、故障判断ステップ(S12、S27)で偶数オン時電圧差EX1〜EX4または奇数オン時電圧差EY1〜EY4と基準値Pとの大小を判断する構成でもよい。
なお、上記基準値Pは、各抵抗R0〜R4での電圧降下VR0〜VR4の最小値よりも小さい値であってもよい。上記表4〜6でも、各スイッチ41〜44のいずれかに故障がある場合は、必ず、偶数オン時初期値ΔEG1〜ΔEG4または奇数オン時初期値ΔEK1〜ΔEK4と、偶数オン時電圧差EX1〜EX4または奇数オン時電圧差EY1〜EY4との差が0(ゼロ)になるスイッチが存在する。このため、電圧降下VR0〜VR4の最小値よりも小さい値を基準値Pとすれば、CPU5は確実に故障を検知できる。
上記実施形態では、各電圧計測線20〜24には、抵抗R0〜R4がそれぞれ接続されている構成であった。しかしこれに限らず、隣り合う電圧計測線のいずれか一方に抵抗が設けられている構成でもよい。
上記実施形態では、CPU5は、全スイッチオフ指令処理で全スイッチ41〜44にオフ指令を与え、偶数スイッチオン指令処理で偶数スイッチにオン指令を与え、奇数スイッチオン指令処理で奇数スイッチにオン指令を与える構成であった。しかしこれに限らず、CPU5は、全スイッチオフ指令処理で全スイッチ41〜44にオン指令を与え、偶数スイッチオン指令処理で偶数スイッチにオフ指令を与え、奇数スイッチオン指令処理で奇数スイッチにオフ指令を与える構成でもよい。要するに、スイッチのオンとオフとが逆転した構成でもよい。
上記実施形態では、CPU5は、偶数スイッチオン指令処理で偶数スイッチにオン指令を与え、奇数スイッチオン指令処理で奇数スイッチにオン指令を与える構成であった。しかしこれに限らず、CPU5は、例えば、偶数スイッチオン指令処理で偶数スイッチにオン指令を与え、奇数スイッチオン指令処理では、1つのスイッチごとにオンオフ指令信号を行う構成でもよい。
上記実施形態では、CPU5は、例えば電圧差EX1(EY1)と初期値ΔEG1(ΔEK1)とが異なると判断した場合は、スイッチ故障ありと判断し、エラーを上位ECUに報知する構成であった(図2のS13や図3のS28)。しかしこれに限らず、CPU5は、例えば、当該電圧差と当該初期値とが異なると判断した場合、カウンタなどによってその判断回数をカウントしておき、当該判断回数が所定回数を超えた場合に、上位ECUに報知する構成でもよい。このような構成とすることで、CPU5は、複数回スイッチ故障ありと判断した場合に、エラーを上位ECUに報知するため、故障検知の精度をさらに高くすることができる。
1〜4:セル 5:CPU 6:メモリ 11:電池パック 14:セル監視部 41〜44:スイッチ

Claims (5)

  1. 複数のセルが直列接続された蓄電モジュールの監視装置であって、
    前記複数のセルにそれぞれ電線を介して並列接続されたスイッチと、
    前記各セルに接続された一対の前記電線の少なくとも一方に設けられている抵抗と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記セルに対応する前記スイッチが、オン状態またはオフ状態のときの前記セルに接続された一対の前記電線間の電圧値1を得る処理1と、
    前記処理1において計測した前記セルに対して隣接する前記セルの各々に対応する各々の前記スイッチを、前記処理1実行時のスイッチ状態とは異なるスイッチ状態にしたとき、前記処理1において計測した前記セルに接続された一対の前記電線間の電圧値2を計測する処理2と、
    前記電圧値1と前記電圧値2との電圧差と、基準値とを比較し、その比較結果に基づき、前記スイッチ故障の有無を判断する故障判断処理と、を実行する構成を有する、蓄電モジュールの監視装置。
  2. 請求項1に記載の蓄電モジュールの監視装置であって、
    前記処理1では、前記スイッチの全てが、オン状態またはオフ状態である、蓄電モジュールの監視装置。
  3. 請求項1に記載の蓄電モジュールの監視装置であって、
    前記基準値は、前記スイッチ故障が生じていないときにおける前記スイッチごとの前記電圧差に応じた値である、蓄電モジュールの監視装置。
  4. 請求項1に記載の蓄電モジュールの監視装置であって、
    前記処理1において計測した前記セルとは、
    前記セルのうち、最高電位または最低電位のセルからの電位順序が奇数番目のセル、または、前記セルのうち、最高電位または最低電位のセルからの電位順序が偶数番目のセル、を指し、
    前記制御部は、
    前記処理2では、
    前記奇数番目のセルだけについて、前記奇数番目のセルに接続された一対の前記電線間の前記電圧値2を計測する奇数処理と、
    前記偶数番目のセルだけについて、前記偶数番目のセルに接続された一対の前記電線間の前記電圧値2を計測する偶数処理と、を実行する、蓄電モジュールの監視装置。
  5. 複数のセルが直列接続された蓄電モジュールの監視方法であって、
    前記セルに対応する前記スイッチが、オン状態またはオフ状態のときの前記セルに接続された一対の前記電線間の電圧値1を得る処理1工程と、
    前記処理1工程において計測した前記セルに対して隣接する前記セルの各々に対応する各々の前記スイッチを、前記処理1実行時のスイッチ状態とは異なるスイッチ状態にしたとき、前記処理1工程において計測した前記セルに接続された一対の前記電線間の電圧値2を計測する処理2工程と、
    前記電圧値1と前記電圧値2との電圧差と、基準値とを比較し、その比較結果に基づき、前記スイッチ故障の有無を判断する故障判断処理工程と、を含む、蓄電モジュールの監視方法。
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