JP2014083018A - コンバイン - Google Patents

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信行 入江
Shuichi Mitani
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Abstract

【課題】穀粒貯留部本来の収容容積を確保したまま穀粒収容体内に第1穀粒を小分けして取り出し可能としたコンバインを提供すること。
【解決手段】刈取部で刈り取った穀稈を脱穀部で脱穀して、脱穀した穀粒を穀粒貯留部に貯留し、穀粒貯留部の底部に横架した搬出コンベアと搬出コンベアに連通連結した搬出オーガを介して穀粒貯留部に貯留した穀粒を機外に搬出可能としたコンバインであって、穀粒貯留部には穀粒収容体内に穀粒を小分けして収容する穀粒ホッパーを取り付け、穀粒ホッパー内には搬出オーガを介して穀粒を搬出可能とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンバイン、詳しくは袋体等の穀粒収容体内に搬出オーガを介して穀粒貯留部内の穀粒を取り出し可能としたコンバインに関する。
従来、コンバインの一形態として特許文献1に開示されたものがある。すなわち、特許文献1には刈取部で刈り取った穀稈を脱穀部で脱穀して、脱穀した一番物である第1穀粒(精穀粒)を穀粒貯留部に貯留するようにしたコンバインが開示されている。そして、かかるコンバインでは穀粒貯留部内の第1穀粒を適宜選択的に取り出し可能としている。具体的には、穀粒貯留部の底部に樋部を設け、樋部内に搬出コンベアを横架して、搬出コンベアに搬出オーガを連通連結している。そのように構成することで、機外の搬送車等に搬出コンベアと搬出オーガを介して穀粒貯留部内の第1穀粒を移送することができるようにしている。
また、穀粒貯留部の側壁に穀粒ホッパーを着脱自在に連通連結するとともに、穀粒貯留部内に流穀板を傾斜状に張設可能として、流穀板上にて第1穀粒が穀粒ホッパー側に流動するようにしている。つまり、穀粒貯留部内に収容された第1穀粒が安息角を形成して穀粒ホッパー側に流動しなくなるのを流穀板により防止している。そして、穀粒収容体内に穀粒貯留部に連通連結した穀粒ホッパーを介して穀粒貯留部内の第1穀粒を小分けして取り出すこともできるようにしている。
実公平7−50908号公報
しかしながら、穀粒収容体内に第1穀粒を小分けして取り出す場合には、穀粒貯留部内の中途部に流穀板を張設して、流穀板上にて第1穀粒を穀粒ホッパー側に流動させるようにしているため、穀粒貯留部の第1穀粒を収容する容積が削減されるという不具合がある。
そこで、本発明は、穀粒貯留部本来の収容容積を確保したまま穀粒収容体内に第1穀粒を小分けして取り出し可能としたコンバインを提供することを目的としている。
請求項1記載の発明に係るコンバインは、刈取部で刈り取った穀稈を脱穀部で脱穀して、脱穀した穀粒を穀粒貯留部に貯留し、穀粒貯留部の底部に横架した搬出コンベアと搬出コンベアに連通連結した搬出オーガを介して穀粒貯留部に貯留した穀粒を機外に搬出可能としたコンバインであって、穀粒貯留部には穀粒収容体内に穀粒を小分けして収容する穀粒ホッパーを取り付け、穀粒ホッパー内には搬出オーガを介して穀粒を搬出可能としたことを特徴とする。
かかるコンバインでは、穀粒貯留部に取り付けた穀粒ホッパー内に搬出コンベアと搬出オーガを介して穀粒を搬出可能としているため、穀粒貯留部本来の収容容積を確保したまま穀粒収容体内に穀粒を小分けして取り出すことができる。
請求項2記載の発明に係るコンバインは、請求項1記載の発明に係るコンバインであって、搬出オーガの先端部に形成した放出口は、穀粒ホッパー内に穀粒を搬出可能に連通させたことを特徴とする。
かかるコンバインでは、搬出オーガの先端部に形成した放出口が穀粒ホッパー内に穀粒を搬出可能に連通されているため、放出口から穀粒ホッパー内に穀粒が堅実に搬出される。
請求項3記載の発明に係るコンバインは、請求項2記載の発明に係るコンバインであって、搬出オーガは収納姿勢にて放出口が穀粒ホッパーの直上方位置に配置されて、放出口から穀粒ホッパー内に穀粒が放出されるようにしたことを特徴とする。
かかるコンバインでは、収納姿勢となした搬出オーガの放出口が穀粒ホッパーの直上方位置に配置されて、放出口から穀粒ホッパー内に穀粒が放出されるため、搬出オーガを安定状態に保持することができて、放出口から穀粒ホッパー内に穀粒を堅実に放出することができる。
請求項4記載の発明に係るコンバインは、請求項1〜3のいずれか1項記載の発明に係るコンバインであって、穀粒ホッパーの上部と穀粒貯留部の側壁とは連通口を介して連通させて、穀粒ホッパー内に搬出された穀粒は連通口を介して穀粒貯留部内にオーバーフローするようにしたことを特徴とする。
かかるコンバインでは、穀粒ホッパー内に搬出された穀粒が連通口を介して穀粒貯留部内にオーバーフローするようにしているため、穀粒貯留部内に穀粒を無駄なく回収することができる。
本発明によれば、穀粒貯留部本来の収容容積を確保したまま穀粒収容体内に穀粒を小分けして取り出し可能としたコンバインを提供することができる。
本実施形態に係る普通型コンバインの左側面説明図。 本実施形態に係る普通型コンバインの右側面説明図。 本実施形態に係る普通型コンバインの正面説明図。 穀粒貯留部の背面側斜視説明図。 穀粒貯留部の正面側斜視説明図。 穀粒貯留部の断面正面説明図。 一番物の搬送平面説明図。 動力伝達構造の概念説明図。
以下に、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。すなわち、本実施形態に適用した普通型コンバイン(以下、「コンバイン」という。)全体の構造を図1〜図3を参照しながら説明し、その後に本実施形態の特徴的構造を図4〜図7を参照しながら説明する。
[コンバイン全体の構造の説明]
図1〜図3に示す1は本実施形態に係るコンバインであり、コンバイン1は、左右一対のクローラ式の走行部2,2の直上方に機体3を配置して、機体3の前方に刈取部4を取り付けている。機体3には左側に脱穀部5と選別部6を上下段に配置し、これらの直後方に排藁処理部7を配置する一方、右側に運転部8と穀粒貯留部(グレンタンク)9と原動機部10を前後方向に順次配置している。11は原動機部10に設けたエンジンである。穀粒貯留部9の右側壁には上面開口状の穀粒収容用搬出体12を右側外方へ膨出状に連通連設している。そして、穀粒貯留部9には搬出オーガ13を連通連設して、搬出オーガ13の先端部(搬出終端部)に設けた穀粒投出口部14を穀粒収容用搬出体12の上面開口部の直上方に近接させて配置している。また、搬出オーガ13はトラックの荷台やコンテナ等に搬出可能とすることもできる。この際、搬出オーガ13には、穀粒投出口部14を取り外して、機体3の左側に配置した延長用オーガ15を接続することで、搬出オーガ13を必要に応じて延長可能としている。18は機体3を支持する機体フレームである。
走行部2は、前後方向に伸延する走行フレーム60の前端部にテンションローラ61を取り付ける一方、走行フレーム60の後端部に駆動スプロケット62を取り付けて、テンションローラ61と駆動スプロケット62との間に履帯(クローラ)63を巻回している。テンションローラ61は履帯63のテンションを維持可能としている。駆動スプロケット62は履帯63にエンジン11の動力を伝えて、履帯63が走行回転するようにしている。64は履帯63の接地側を接地状態に保持する複数の走行ローラ、65は履帯63の非接地側を保持する中間ローラである。
このように構成した走行部2では、テンションローラ61によって履帯63の前側を支持させ、駆動スプロケット62によって履帯63の後側を支持させ、走行ローラ64によって履帯63の接地側を支持させ、中間ローラ65によって履帯63の非接地側を支持させて、履帯63を走行回転させることで機体3を前後方向に走行移動可能としている。
刈取部4は機体3の前部に単動式の昇降用油圧シリンダ16を介して昇降位置調節可能に装着して、刈取部4により未刈り穀稈(稲、麦、大豆、トーモロコシ等)を刈取りながら取込むようにしている。そして、刈取部4はフィーダハウス20とプラットフォーム21と刈刃装置22と左右一対のデバイダ23,23と掻込リール24とを具備している。
フィーダハウス20は前後方向に伸延する四角形筒状に形成して、運転部8の左側下方に配置するとともに、機体3の前部に後端部を昇降自在に枢支している。フィーダハウス20の内部には刈り取った穀稈を前方から後方に搬送する供給コンベア25を配設している。
プラットフォーム21は、機体3の左右幅と略同一幅で前方が開口するケーシング状に形成して、フィーダハウス20の前端部開口部(搬入口部)に左側部を連通連結し、内部に左右方向に回動軸芯を向けた掻込オーガ26を横架している。掻込オーガ26は後述する刈刃装置22により刈り取られた穀稈をプラットフォーム21内に掻き込むとともに、フィーダハウス20の前端部開口部(搬入口部)内に横送り搬入するようにしている。
刈刃装置22は、左右方向に伸延するバリカン型に形成しており、プラットフォーム21の前端下部に、その前端全幅にわたって配設している。そして、植立穀稈の株元部を刈り取るようにしている。
左右一対のデバイダ23,23は、それぞれプラットフォーム21の左右側壁から前方へ突設して、機体の前進走行に伴って植立穀稈を刈取側と非刈取側とに分草するようにしている。
掻込リール24は、多数のタインバー27を具備して、左右一対のデバイダ23,23間の上方に掻込回転自在に配置している。そして、掻込リール24は、両デバイダ23,23により分草された刈取側の植立穀稈を多数のタインバー27によりプラットフォーム21側に回転しながら掻き込むようにしている。
このように構成した刈取部4では、左右一対のデバイダ23,23により分草した植立穀稈を分草して、その分草した刈取側の植立穀稈を掻込リール24のタインバー27により掻き込むとともに、その掻き込まれた植立穀稈の株元部を刈刃装置22により刈り取って、プラットフォーム21内に掻き込むようにしている。そして、プラットフォーム21内に掻き込まれた穀稈を掻込オーガ26によりフィーダハウス20の前端部開口部(搬入口部)に横送り搬入させ、さらには、全穀稈をフィーダハウス20内の供給コンベア25により後方の機体3に配設した脱穀部5に搬入(投入)するようにしている。
脱穀部5は、扱室内に前後方向に伸延する扱胴30をその軸線廻りに回転可能に軸支している。扱胴30の下方側には穀粒を漏下させる受網31を張設している。扱胴30の前端部の外周面には、スクリュー羽根状の取込み羽根32を半径方向外向きに突設している。取込み羽根32と供給コンベア25の終端部との間には刈取り穀稈投入用のビータ33を配設している。
このように構成した脱穀部5では、供給コンベア25の終端部から刈取り穀稈投入用のビータ33を介して取込み羽根32に取り込まれた刈取り穀稈は、扱胴30の回転によって機体3の前部から後部に向けて搬送されながら脱穀される。受網31の網目よりも小さい穀粒等の脱穀物は受網31からその下方に配設した選別部6に漏下する。受網31から漏下しない藁屑等は、扱胴30の搬送作用によって脱穀部5の後方に配設した排藁処理部7に搬送される。
選別部6は、グレンパン及びチャフシーブ及びグレンシーブ及びストローラック等を有する比重選別用の揺動選別体40を備えている。揺動選別体40の下方には選別風を供給する唐箕41と、一番コンベヤ42を配置した一番樋43と、二番コンベヤ44を配置した二番樋45等を備えている。一番樋43と穀粒貯留部9との間には揚穀コンベア46(図8参照)を配置した揚穀筒47を介設している。二番樋45と揺動選別体40の前部との間には二番還元コンベヤ48(図8参照)を配置した二番還元筒49を介設している。
このように構成した選別部6では、扱胴30にて脱穀されて受網31から漏下した脱穀物は、揺動選別体40の比重選別作用と唐箕41の風選別作用とにより、穀粒等の一番物(精粒)、枝梗付き穀粒等の二番物(再選別物)、及び藁屑等の排塵に選別される。揺動選別体40と唐箕41との選別によって、揺動選別体40から落下した穀粒等の一番物は、一番コンベヤ42と揚穀コンベアによって穀粒貯留部9に貯留される。枝梗付き穀粒等の二番物は、二番コンベヤ44二番還元コンベヤを介して揺動選別体40の選別始端側(前部側)に戻され、揺動選別体40によって再選別される。藁屑等は排藁処理部7に搬送される。本実施形態の排藁処理部7では機体3の後方に藁屑等が排出されるようにしている。
運転部8は、床部50上において、前部に機体3の進路を変更する操作レバー51等を支持する操作コラム52を配設し、左側部に変速レバー53等を支持するサイドコラム54を配設し、後部にオペレータが着座する座席55を配設している。そして、右側部に運転部8に乗降するための乗降口56を形成している。また、運転部8には支柱57を介して日除け用の天蓋体58を設けている。
穀粒貯留部9は、図4〜図8にも示すように、一番物である穀粒を貯留する中空箱形の貯留部本体70と、貯留部本体70の底部に横架して配置した搬出コンベア71とを具備している。貯留部本体70は右側後上部に上方と右側方と後方が開口する四角形箱型切り欠き状の凹部空間72を形成している。貯留部本体70は下部左右側壁73,74を傾斜状に配置するとともに、下部左右側壁73,74の下端縁部同士を接続してロート状となしている。そして、ロート状となした貯留部本体70の底部に前後方向に軸線を向けて伸延する搬出コンベア71を横架し、搬出コンベア71の直上方を被覆体75により被覆している。下部左側壁73の上端縁は左側上方へ延設して上部左側壁76を形成し、上部左側壁76により脱穀部5の上方を被覆するように配置している。下部右側壁74の上端縁は上方へ直状に立ち上げて上部右側壁77を形成するとともに、凹部空間72を形成している。いる。これら上部左右側壁76,77及び下部左右側壁73,74の前端縁に前壁78を張設する一方、上部左右側壁76,77及び下部左右側壁73,74の後端縁に後壁79を張設している。そして、これら上部左右側壁76,77及び前・後壁78,79の上端周縁部に天井部80を張設している。下部左側壁73の前後方向の中途部には上下方向に直状に伸延する揚穀筒47を貫入させて、揚穀筒47の上端部に設けた一番物放出口部81を天井部80の近傍に配置している。揚穀筒47内に配置した揚穀コンベア46により搬送終端部である一番物放出口部81まで搬送された一番物を、一番物放出口部81から半径方向に外方へ放出させて貯留部本体70内に貯留可能としている。搬出コンベア71は貯留部本体70内に貯留された一番物を後述する搬出オーガ13に搬出可能としている。
このように構成した穀粒貯留部9では、一番コンベヤ42により揚穀筒47の下端部まで(図7に示す搬送方向aへ)搬送された一番物である穀粒が、揚穀コンベア46により揚穀筒47の上端部まで搬送され、上端部に設けた一番物放出口部81から一番物を半径方向に外方(図7に示す放出方向b)へ放出させることで、貯留部本体70内に一番物を万遍なく貯留することができる。そして、貯留部本体70の底部に横架した搬出コンベア71を駆動させることで、一番物を後方(図7に示す搬出方向c)へ搬出させるとともに、貯留部本体70の後方外部に搬出することができる。
貯留部本体70の上部右側壁77の前部には一番物を穀粒収容体に収容するための穀粒収容用搬出体12を右側方へ膨出させて連設している。すなわち、穀粒収容用搬出体12は、図4〜図6に示すように、上下面が開口する筒状の上部搬出片85と中途部搬出片86と下部搬出片87とを具備している。
上部搬出片85は、貯留部本体70の上部右側壁77の前部に左側端縁部を連設した搬出片前壁88と、上部右側壁77の中途部に左側端縁部を連設した搬出片後壁89と、相互に前後方向に間隔をあけて対向配置した搬出片前・後壁88,89の右側端縁部間に架設状に連設した搬出片右側壁90とから前後方向に縦長の四角形筒状に形成している。
中途部搬出片86は四角形ロート状に形成して、二個の中途部搬出片86を前後に隣接させて上部搬出片85の下端縁部から垂下させている。中途部搬出片86の下端縁部にはシャッター部91を設けている。シャッター部91は、中途部搬出片86の下端縁部に沿ってリング状に形成したシャッター片支持部92と、シャッター片支持部92に左右方向に略水平にスライド自在に取り付けた板状のシャッター片93とを具備している。シャッター片93は右側部に中途部搬出片86と上下方向に連通する連通口(図示せず)を形成するとともに、右側端部に手掛かり孔94を形成している。そして、手掛かり孔94を介してシャッター片93を左右方向にスライド操作可能となすとともに、中途部搬出片86と連通口を整合させて上下方向に連通させることも、また、中途部搬出片86と連通口を不整合状態となして中途部搬出片86の下端開口部を閉蓋することも可能となしている。
下部搬出片87はシャッター片支持部92に上端縁部を連設して垂下させている。下部搬出片87の直下方に位置する機体フレーム18の部分は、図2に示すように、収容体載置台95となして、収容体載置台95上の空間は、一番物である穀物を収容する穀粒収容体を配置するための穀粒収容体配置空間96となしている。そして、穀粒収容体配置空間96には、穀物を収容する穀粒収容体、例えば、袋体を配置して、袋体の上端開口部に下部搬出片87を挿入可能としている。図2及び図3に示す97は収容体載置台95の右側端縁部に起立状に取り付けた保護柵体であり、保護柵体97は穀粒収容体が右側外方へ転倒するのを防止している。
搬出コンベア71は、貯留部本体70の後壁79から搬出コンベア軸100の後端部を後方外部へ延出させて搬出コンベア軸100の延出部110を形成している。延出部110は円筒状の延出部ケース120により被覆して、延出部ケース120は貯留部本体70の後壁79に固定している。
搬出コンベア71の延出部110には縦送りオーガ130を介して搬出オーガ13に連動連結している。縦送りオーガ130は、上下方向に伸延する円筒状の縦送りケース131内に上下方向に軸線を向けたスプラインコンベア状の縦送りオーガ本体132を配置して、縦送りオーガ本体132により一番物を基端部(下端部)から先端部(上端部)に向けて搬送可能に構成している。そして、一番物は搬出コンベア71により縦送りオーガ130の下端部まで(図7に示す搬送方向dへ)搬出されるとともに、縦送りオーガ本体132により縦送りオーガ130の上端部まで搬出される。縦送りケース131は上半部を縦送りオーガ本体132の軸線廻りに回転自在となしている。
縦送りオーガ130の上端部には搬出オーガ13の基端部(後端部)を枢支・連結して、縦送りオーガ130の上端部と搬出オーガ13の基端部との間に上下回動機構150を介設して、上下回動機構150により搬出オーガ13の先端部側(前端部側)を上下回動位置調節可能となしている。延出部ケース120と縦送りケース131の上半部との間には左右回動機構160を介設して、左右回動機構160により縦送りケース131の上半部をその軸線廻りに回動させて、搬出オーガ13の先端部側(前端部側)を左右回動位置調節可能となしている。
搬出オーガ13は、前後方向に伸延する円筒状の搬出ケース141内に前後方向に軸線を向けたスプラインコンベア状の搬出オーガ本体142を配置している。そして、縦送りオーガ130の上端部まで搬出された一番物は搬出オーガ13の基端部(後端部)に(図7に示す搬入方向eへ)搬入され、搬出オーガ本体142により搬出オーガ13の基端部(後端部)から先端部(前端部)に向けて(図7に示す搬送方向fへ)搬送される。搬出オーガ13の先端部(前端部)には、搬出オーガ13の軸線と略直交する下方へ開口する穀粒投出口部14を着脱自在に連通連結している。穀粒投出口部14から投出された一番物は直下方に配置された穀粒収容用搬出体12内に(図7に示す流入方向gへ)流入し、二個の中途部搬出片86,86内にほぼ均等に振り分けられて(図7に示す流入方向hへ)流入される。
延長用オーガ15は、貯留部本体70の上部左側壁76と脱穀部5の天井部との間に形成されるオーガ収納空間170内に収納している。すなわち、貯留部本体70の上部左側壁76の上部と脱穀部5の天井部の左側部との間に前後一対の支持片171,172を傾斜状に介設している。各支持片171,172には前後方向視にてU字状の受け片173,174を取り付けて、受け片173,174間に延長用オーガ15を横架状に収納している。延長用オーガ15も搬出オーガ13と同様に構成して、穀粒投出口部14を取り外した搬出オーガ13の先端部に延長用オーガ15の基端部を着脱自在に連動連結可能としている。そして、図2に一点鎖線で示すように、延長用オーガ15と搬出オーガ13を接続した状態で、一番物を基端部(後端部)から先端部(前端部)に向けて搬送して、トラックの荷台等に搬出可能としている。
原動機部10は主としてエンジン11を具備しており、エンジン11は、図8に示すように、走行部2、刈取部4、脱穀部5、選別部6、及び、穀粒貯留部9の各駆動部を駆動すべく動力伝達機構200を介して各駆動部と連動連結している。動力伝達機構200の具体的な構造は後述する。
[本実施形態の特徴的構造の説明]
本実施形態は、穀粒貯留部9に穀粒収容体内に一番物である穀粒を小分けして収容する穀粒ホッパーとしての穀粒収容用搬出体12を取り付け、穀粒収容用搬出体12内には搬出オーガ13を介して穀粒を搬出可能としている。搬出オーガ13の先端部に形成した放出口としての穀粒投出口部14は、穀粒収容用搬出体12内に穀粒を搬出可能に連通させている。そして、搬出オーガ13は収納姿勢にて穀粒投出口部14が穀粒収容用搬出体12の直上方位置に配置されて、穀粒投出口部14から穀粒収容用搬出体12内に穀粒が放出されるようにしている。また、穀粒収容用搬出体12の上部と穀粒貯留部9の側壁とは連通口180を介して連通させて、穀粒収容用搬出体12内に搬出された穀粒は連通口180を介して穀粒貯留部9内にオーバーフローするようにしている。
このように構成することで、穀粒貯留部9に取り付けた穀粒収容用搬出体12内に搬出コンベア71と搬出オーガ13を介して穀粒を搬出可能としているため、穀粒貯留部9本来の収容容積を確保したまま穀粒収容体内に穀粒を小分けして取り出すことができる。そして、搬出オーガ13の先端部に形成した穀粒投出口部14が穀粒収容用搬出体12内に穀粒を搬出可能に連通されているため、穀粒投出口部14から穀粒収容用搬出体12内に穀粒が堅実に搬出される。また、収納姿勢となした搬出オーガ13の穀粒投出口部14が穀粒収容用搬出体12の直上方位置に配置されて、穀粒投出口部14から穀粒収容用搬出体12内に穀粒が放出されるため、搬出オーガ13を安定状態に保持することができて、穀粒投出口部14から穀粒収容用搬出体12内に穀粒を堅実に放出することができる。また、穀粒収容用搬出体12内に搬出された穀粒が連通口180を介して穀粒貯留部9内にオーバーフローするようにしているため、穀粒貯留部9内に穀粒を無駄なく回収することができる。
次に、穀粒収容用搬出体12の構造を図1〜図7を参照しながらより具体的に説明する。すなわち、貯留部本体70の上部右側壁77の中途部には、前後方向に横長四角形状の一対の連通口180を前後に間隔をあけて形成して、貯留部本体70内と穀粒収容用搬出体12内とを連通している。そして、連通口180は穀粒収容用搬出体12内の上部位置に形成して、穀粒収容用搬出体12内に収容される穀粒が穀粒収容用搬出体12の上端開口部から外方へ流出される前に連通口180を通して貯留部本体70内に穀粒がオーバーフローされるようにしている。
穀粒収容用搬出体12の上部を形成する上部搬出片85の搬出片後壁89に前部受け体181を立設するとともに、貯留部本体70の右側後上部に後部受け体182を立設している。そして、前・後受け体181,182により搬出オーガ13を前方へ上り傾斜状の収納状態にて支持可能としている。この際、搬出オーガ13の先端部に取り付けた穀粒投出口部14は、上部搬出片85の中途部の直上方位置に配置されるようにしている。そうすることで、穀粒投出口部14から投出される穀粒が四角形ロート状に形成した二個の中途部搬出片86,86にほぼ均等に振り分けられるため、シャッター部91を介して二個の中途部搬出片86,86の下端開口部を適宜開口させて、下部搬出片87,87を通して袋体等の穀粒収容体に穀粒を効率良く収容することができる。183は貯留部本体70の前壁78の右側上部に立設した最前部受け体であり、図2に示すように、最前部受け体183により搬出オーガ13の先端部に連動連結した延長用オーガ15の前部を支持可能としている。
上部搬出片85の搬出片前・後壁88,89には、図4〜図7に示すように、それぞれ前・後オーガクラッチ操作レバー190,191を取り付け、両前・後オーガクラッチ操作レバー190,191同士を搬出片前・後壁88,89間に前後方向に伸延させて横架した連動ロッド192を介して連動連結している。そして、前オーガクラッチ操作レバー190には連動ワイヤ193を介して後述する貯留クラッチ296に連動連結している。194,195は搬出片前・後壁88,89にそれぞれ取り付けたレバーガイド体である。196は搬出片前・後壁88,89間に搬出片右側壁90の外側方を迂回させて横架した把手であり、把手195は前・後オーガクラッチ操作レバー190,191を把持する手と反対の手で把持して、堅実にレバー操作可能としている。
このように構成することで、前・後オーガクラッチ操作レバー190,191のいずれか一方のレバーをクラッチ切断操作すると、連動ワイヤ193を介して後述するオーガクラッチを切断状態となすことができる。
また、本実施形態では、穀粒収容用搬出体12の上部搬出片85を貯留部本体70の右側外方に配置しているが、穀粒収容用搬出体12の上部搬出片85を貯留部本体70の内方に配置するとともに、貯留部本体70の右側外方に中途部搬出片86と下部搬出片87を突出させこともできる。この場合も、搬出オーガ13の穀粒投出口部14から上部搬出片85内に穀粒を投出して、下部搬出片87から穀粒を回収可能とすることができる。
次に、動力伝達機構200の構成について図8を参照しながら詳説する。ずなわち、動力伝達機構200は、図8に示すように、機体フレーム18の右側後部に搭載したエンジン11から刈取部4と脱穀部5と選別部6に動力を伝達する第1伝動機構部210と、エンジン11から走行部2に動力を伝達する第2伝動機構部270と、エンジン11から穀粒貯留部9等に動力を伝達する第3伝動機構部290とから構成している。エンジン11の駆動軸19と、駆動軸19に平行させて架設した第1カウンタ軸201との間に第1ベルト伝動機構202を介設している。203は第1軸受体である。204はエンジン11に連動連設した作業用油圧ポンプであり、作業用油圧ポンプ204は刈取部4の水平制御用油圧シリンダ等を作動可能としている。
第1伝動機構部210は、脱穀伝動機構220と選別伝動機構230と刈取伝動機構250とを具備している。脱穀伝動機構220は、第1カウンタ軸201と、第1カウンタ軸201に平行させて第2カウンタ軸221との間に第2ベルト伝動機構222を介設している。223は第2軸受体である。224はテンションローラを兼用した脱穀クラッチである。第2カウンタ軸221と扱胴30の扱胴軸225との間には第3ベルト伝動機構226を介設している。扱胴軸225の前端部にはギヤケース227を連動連結し、ギヤケース227には左右方向に軸線を向けて架設した刈取・選別入力軸228の右側端部を連動連結している。
このように構成して、エンジン11からの動力を扱胴軸225に伝達して、扱胴30を扱胴軸225の軸線廻りに回転可能としている。
選別伝動機構230は、刈取・選別入力軸228に平行させて唐箕軸231と一番コンベヤ軸232と二番コンベヤ軸233とクランク状の揺動駆動軸234を架設している。そして、刈取・選別入力軸228と唐箕軸231との間に唐箕伝動ベルト機構235を介設し、唐箕軸231と一番コンベヤ軸232との間に一番コンベヤ伝動ベルト機構236を介設し、一番コンベヤ軸232と二番コンベヤ軸233との間に二番コンベヤ伝動ベルト機構237を介設し、二番コンベヤ軸233と揺動駆動軸234との間に揺動伝動ベルト機構238を介設している。一番コンベヤ軸232には第1伝動ギヤ241を介して揚穀コンベア46の揚穀コンベア軸239を連動連結している。二番コンベヤ軸233には第2伝動ギヤ242を介して二番還元コンベヤ48の二番還元コンベヤ軸240を連動連結している。
このように構成して、エンジン11からの動力を唐箕軸231と一番コンベヤ軸232と二番コンベヤ軸233とクランク状の揺動駆動軸234に伝達するとともに、揚穀コンベア軸239と二番還元コンベヤ軸240に伝達して、唐箕41と一番コンベヤ42と二番コンベヤ44と揺動選別体40と揚穀コンベア46と二番還元コンベヤ48をそれぞれ駆動可能としている。
刈取伝動機構250は、刈取・選別入力軸228に平行させてビータ軸251と供給コンベヤ駆動軸252と刈取第1カウンタ軸253と掻込みオーガ軸254と刈取第2カウンタ軸255と掻込みリール軸256を架設している。そして、刈取・選別入力軸228とビータ軸251との間にビータ伝動ベルト機構257を介設し、ビータ軸251と供給コンベヤ駆動軸252との間に供給コンベヤ伝動チェン機構258を介設し、供給コンベヤ駆動軸252と刈取第1カウンタ軸253との間に刈取第1伝動チェン機構259を介設し、刈取第1カウンタ軸253と掻込みオーガ軸254との間に掻込みオーガ伝動チェン機構260を介設し、掻込みオーガ軸254と刈取第2カウンタ軸255との間に刈取第2伝動チェン機構261を介設し、刈取第2カウンタ軸255とリール軸256との間にリール伝動チェン機構262を介設している。また、刈取第1カウンタ軸253と刈刃装置22の作動軸263との間には刈刃伝動機構264を介設している。265は供給コンベヤ駆動軸252に設けた刈取逆転ギヤケースであり、刈取逆転ギヤケース265は運転部8から正逆切替操作可能として、供給コンベヤ駆動軸252の正逆回転、延いてはその下流側に連動連結して配設した各駆動部を正逆回転切替操作可能として、刈取穀稈の詰まり解消を図るようにしている。266は刈取クラッチである。
このように構成して、エンジン11からの動力を刈取・選別入力軸227からビータ軸251と供給コンベヤ駆動軸252と刈取第1カウンタ軸253と掻込みオーガ軸254と刈取第2カウンタ軸255とリール軸256と作動軸263に伝達して、ビータ33と供給コンベヤ25と掻込オーガ26と掻込リール24と刈刃装置22をそれぞれ駆動可能としている。
第2伝動機構部270は、ポンプケース271から走行駆動入力軸272をエンジン11の駆動軸19に平行させて後方へ突出させて、駆動軸19と走行駆動入力軸272との間に走行伝動ベルト機構273を介設している。ポンプケース271は左・右走行油圧ポンプ274,275を内蔵しており、左・右走行油圧ポンプ274,275は走行部2,2に設けた左・右走行油圧モータ276,277に流体接続している。左・右走行油圧モータ276,277は走行部2,2の走行フレーム60,60の後端部に設けた左・右減速ギヤケース278,279の内側端部に連動連結している。左・右減速ギヤケース278,279の外側端部には駆動スプロケット62,62を連動連結している。280は刈取部4の昇降用油圧シリンダ16等を駆動するチャージポンプであり、チャージポンプ280は左・右走行油圧ポンプ274,275と同軸的に連動連結している。
このように構成して、左・右走行油圧ポンプ274,275により左・右走行油圧モータ276,277をそれぞれ駆動して、左・右走行油圧モータ276,277により左・右履帯63,63を正逆転させて前後進移動可能としている。そして、左右走行油圧モータ276,277の回転速度を制御して、左右走行油圧モータ276,277により駆動する左・右履帯63,63の回転速度を異ならせることで、機体3の移動方向(走行進路)を変更して、圃場の枕地での方向転換などを実行可能としている。
第3伝動機構部290は、第1カウンタ軸201と、第1カウンタ軸201に平行させて架設した貯留第1カウンタ軸291との間に貯留部伝動ベルト機構292を介設している。貯留部伝動ベルト機構292は、第1カウンタ軸201に取り付けた出力プーリ293と、貯留第1カウンタ軸291に取り付けた入力プーリ294との間に伝動ベルト295を券回して、伝動ベルト295にテンションローラを兼用した貯留クラッチ296を接離自在に押圧させている。貯留第1カウンタ軸291の一側端部には第1出力スプロケット297を取り付ける一方、搬出コンベア軸100の延出部110に第1入力スプロケット298を取り付けて、両スプロケット297,298間に第1伝動チェン299を券回している。
貯留第1カウンタ軸291の他側端部には第1出力ベベルギヤ300を取り付ける一方、縦送りオーガ130の縦送りオーガ軸301の下端部に第1入力ベベルギヤ302を取り付けて、両ベベルギヤ300,302を噛合させている。縦送りオーガ軸301の上端部には第2出力ベベルギヤ303を取り付ける一方、貯留第2カウンタ軸304の一側端部に第2入力ベベルギヤ305を取り付けて、両ベベルギヤ303,305を噛合させている。貯留第2カウンタ軸304の他側端部には第2出力スプロケット306を取り付ける一方、貯留第3カウンタ軸307の一側端部に第2入力スプロケット308を取り付けて、両スプロケット306,308間に第2伝動チェン309を券回している。貯留第3カウンタ軸307の他側端部には第3出力ベベルギヤ310を取り付ける一方、搬出オーガ13の搬出オーガ軸311の基端部(後端部)に第3入力ベベルギヤ312を取り付けて、両ベベルギヤ310,312を噛合させている。
このように構成して、エンジン11からの動力を第1カウンタ軸201→貯留部伝動ベルト機構292→貯留第1カウンタ軸291→第1出力スプロケット297→第1伝動チェン299→第1入力スプロケット298→搬出コンベア軸100の延出部110に伝達して、搬出コンベア71を駆動可能としている。
また、エンジン11からの動力を第1カウンタ軸201→貯留部伝動ベルト機構292→貯留第1カウンタ軸291→第1出力ベベルギヤ300→第1入力ベベルギヤ302→縦送りオーガ軸301→第2出力ベベルギヤ303→第2入力ベベルギヤ305→貯留第2カウンタ軸304→第2出力スプロケット306→第2伝動チェン309→第2入力スプロケット308→貯留第3カウンタ軸307→第3出力ベベルギヤ310→第3入力ベベルギヤ312→搬出オーガ軸311に伝達して、縦送りオーガ130と搬出オーガ13を駆動可能としている。
1 コンバイン
2 走行部
3 機体
4 刈取部
5 脱穀部
6 選別部
7 排藁処理部
8 運転部
9 穀粒貯留部(グレンタンク)
10 原動機部
11 エンジン
12 穀粒収容用搬出体
13 搬出オーガ
14 穀粒投出口部
15 延長用オーガ

Claims (4)

  1. 刈取部で刈り取った穀稈を脱穀部で脱穀して、脱穀した穀粒を穀粒貯留部に貯留し、穀粒貯留部の底部に横架した搬出コンベアと搬出コンベアに連通連結した搬出オーガを介して穀粒貯留部に貯留した穀粒を機外に搬出可能としたコンバインであって、
    穀粒貯留部には穀粒収容体内に穀粒を小分けして収容する穀粒ホッパーを取り付け、
    穀粒ホッパー内には搬出オーガを介して穀粒を搬出可能としたことを特徴とするコンバイン。
  2. 搬出オーガの先端部に形成した放出口は、穀粒ホッパー内に穀粒を搬出可能に連通させたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
  3. 搬出オーガは収納姿勢にて放出口が穀粒ホッパーの直上方位置に配置されて、放出口から穀粒ホッパー内に穀粒が放出されるようにしたことを特徴とする請求項2記載のコンバイン。
  4. 穀粒ホッパーの上部と穀粒貯留部の側壁とは連通口を介して連通させて、穀粒ホッパー内に搬出された穀粒は連通口を介して穀粒貯留部内にオーバーフローするようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のコンバイン。
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