JP2014081733A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Masashi Tagaya
昌志 多賀谷
Yasuo Morinaga
康夫 森永
Masaki Ito
雅規 伊藤
Tomoki Takano
智輝 高野
Masashi Sakai
将史 酒井
Terushi Kimata
輝志 木全
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Panasonic Mobile Communications Co Ltd
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Abstract

【課題】指を大きく動かすことなく離れた位置にあるアイコンを選択することができるとともに、アイコンを選択するために指を動かす回数を削減することができる携帯電子機器を提供する。
【解決手段】タッチパネル2の表示変化X,Y領域20の上空の表示変化Z領域26に存在する指10を検出し、検出した指10が当該領域に所定の時間継続して存在する場合、表示変化X,Y領域20に対応する部分に表示する画面全体を所定の速さで移動させる。その後、指10がタッチパネル2により近づく表示変化停止Z領域27に入ったことを検出すると、画面全体の移動を停止させる。さらに、その後、指10がタッチパネル2から離れる方向に戻されて、表示変化再開Z領域28に入ったことを検出すると、画面全体の移動を再開させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、タッチパネルを搭載した携帯電子機器に関する。
タッチパネルを搭載した携帯電子機器の一例として、特許文献1に記載されているものがある。この特許文献1に記載された携帯情報端末は、情報を表示する表示部と、前記表示部の前面に設けられたタッチパネルと、複数の情報をグループ化して記憶する記憶部と、前記表示部に前記記憶部に記憶された情報を表示する制御部とを備え、前記制御部は、タッチパネルに対して操作がなされたことを検出した場合に、前記表示部における前記記憶部中の情報の表示対象とするグループを切替えることを特徴とする。
また、近接を検知可能な情報表示装置において、近接状態において指等の操作に伴い、表示を変化させるものの一例が特許文献2(図13等)に記載されている。この特許文献2に記載された情報表示装置は、情報を表示する表示部と、前記表示部の前面に設けられ近接状態の操作を検知できるタッチパネルと、表示部上のアイコン等の表示を制御する制御部とを備え、前記制御部は、指等の回転をタッチパネルで検知すると、その回転に伴ってアイコン等を回転させる。
特開2010−103919号公報 特開2008−117371号公報
近年、スマートフォンや、スマートフォンよりも大型のディスプレイを搭載したタブレットをはじめとする携帯情報端末が目覚ましく普及しつつある。これらの携帯情報端末の多くは、処理内容を絵や記号で表現したアイコンを採用し、視認性や操作性(直感的な操作が可能)の向上を図っている。しかしながら、特に、タブレットのような画面サイズが大きくなるものでは、片手では画面上のアイコン(特に画面上部に配置されるアイコン)に触れることが困難になる。また、タブレットのみならずスマートフォンにおいても、アイコンの数が増えると、目的とするアイコンを探すために何度もスライド操作やフリック操作が必要となる。このように、画面サイズが大きくなったり、表示するアイコン数が増えたりすると、操作性が悪化するという課題がある。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、指を大きく動かすことなく離れた位置にあるアイコンを選択することができるとともに、アイコンを選択するために指を動かす回数を削減することができる携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明の携帯電子機器は、表示部と、前記表示部に重ねて配置され、指示体との間の距離を検出可能なタッチパネルと、を備え、前記タッチパネルの所定の領域において、前記距離が第1の距離以下であり、かつ、前記第1の距離より小さい第2の距離より大きい場合が所定の時間継続する場合、前記表示部の画面全体が移動し始め、前記所定の領域において、前記距離が第1の距離以下であり、かつ、前記第2の距離より大きい場合が前記所定の時間継続する前に前記距離が前記第2の距離より小さくなる場合、前記表示部の画面全体は移動しない。
上記構成によれば、指示体(例えば“指”)を、タッチパネルの所定の領域の上空の所定の距離範囲内(第1の距離以下であり、かつ第1の距離より小さい第2の距離より大きい範囲内)に持って行って、その状態を所定の時間継続させることで、表示部の画面全体が移動し始める。
したがって、表示部の画面全体を移動することで、画面全体に多数のアイコンを表示しても、スライド操作やフリック操作を行うことなく目的とするアイコンを選択することができ、アイコンを選択するために指を動かす回数を削減することができる。また、タッチパネルの所定の領域の上空に指示体を持って行くだけの操作となるので、指示体を大きく動かすことなく離れた位置にあるアイコンを選択することができる。
更に、指示体を、タッチパネルの所定の領域の上空の所定の距離範囲内に持って行っても、その状態を所定の時間継続する前に所定の距離範囲内を通過して、タッチパネルに接近させる場合は、画面全体を移動させないことで、直ぐにアイコン等を選択することも出来る。
また、本発明の携帯電子機器は、前記表示部の画面全体の移動は、連続的な移動である。
また、本発明の携帯電子機器は、前記表示部の画面全体の移動は、離散的な移動である。
また、本発明の携帯電子機器は、前記表示部は、平面視略長方形であって、前記画面全体の移動の方向は、前記平面視略長方形の短手方向に沿った方向である。
また、本発明の携帯電子機器は、前記表示部は、平面視略長方形であって、前記画面全体の移動の方向は、前記平面視略長方形の長手方向に沿った方向である。
また、本発明の携帯電子機器は、前記画面全体の移動の方向は、所定の点を中心とした回転方向に沿った方向である。
また、本発明の携帯電子機器は、前記タッチパネルの所定の領域において、前記距離が前記第1の距離以下であり、かつ、前記第2の距離より大きい場合が、所定の時間継続する場合、前記表示部における表示の変化(画面全体の移動)が始まり、その後に少なくとも、前記距離が、前記第2の距離以下であり、かつ前記第2の距離より小さい第3の距離より大きくなった場合、前記表示部における表示の変化は停止する。
上記構成によれば、表示部における表示の変化が始まる範囲よりタッチパネル側に指示体を持って行くことで、表示部における表示の変化が停止する。これにより、表示の変化が停止した後に、アイコン等を選択することが出来る。
また、本発明の携帯電子機器は、前記タッチパネルの所定の領域において、前記距離が前記第1の距離以下であり、かつ、前記第2の距離より大きい場合が、所定の時間継続する場合、前記表示部における表示の変化が始まり、その後に少なくとも、前記距離が、前記第2の距離以下であり、かつ前記第3の距離より大きくなった場合、前記表示部における表示の変化は停止し、その後に前記距離が、前記第2の距離以上前記第1の距離以下である第4の距離より大きくなった場合に、前記表示部における表示の変化が再開することが可能である。
上記構成によれば、表示部における表示の変化が停止する範囲から、表示部における表示の変化が開始する範囲に指示体を戻すことで、表示部における表示の変化を再開させることができる。
また、本発明の携帯電子機器は、前記第4の距離は、前記第2の距離と同じである。
また、本発明の携帯電子機器は、前記第3の距離は、0である。
また、本発明の携帯電子機器は、前記タッチパネルの所定の領域において、前記距離が前記第1の距離以下であり、かつ、前記第2の距離より大きい場合が、所定の時間継続する場合、前記表示部における表示の変化が始まり、その後、前記距離が前記第1の距離以下であり、かつ、前記第2の距離より大きい場合が継続する場合、前記表示の変化の速さは、所定の速さまで上がる。
また、本発明の携帯電子機器は、前記所定の速さは、前記距離の違いに応じて速さが異なる。
また、本発明の携帯電子機器は、前記所定の速さは、前記距離の違いに応じて、少なくとも2段階で速さが異なる。
また、本発明の携帯電子機器は、前記所定の速さは、前記距離の違いに応じて、少なくとも、第1の速さ、前記第1の速さより速い第2の速さ、及び、前記第2の速さより遅い第3の速さに変わる。
上記構成によれば、変化の速さを、距離に応じて変化させることが出来るとともに、指等が、タッチパネルに近づくに伴って、低速、高速、低速の順で変化するので、唐突感の無い滑らかな速さの変化を提供することができる。
また、本発明の携帯電子機器は、前記第1の速さと前記第3の速さは同じである。
また、本発明の携帯電子機器は、前記所定の速さは、前記距離が大きい距離から小さい距離へ変わるのに応じて、前記第1の速さ、前記第2の速さ、前記第3の速さの順で変化可能である。
また、本発明の携帯電子機器は、前記所定の速さは、前記距離の違いに応じて、連続的に速さが変わる。
本発明によれば、指を大きく動かすことなく離れた位置にあるアイコンを選択することができるとともに、アイコンを選択するために指を動かす回数を削減することができる。
本発明の一実施の形態に係る携帯電子機器の概略構成を示すブロック図 図1の携帯電子機器の概観を示す斜視図 図1の携帯電子機器の表示例を示す図 図1の携帯電子機器のタッチパネルと指の位置関係を示す図 図1の携帯電子機器におけるアイコンの回転速さの違いをパターン分けした例を示すグラフ 図1の携帯電子機器における画面全体表示変化処理の基本的な動作を示すフローチャート
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る携帯電子機器の概略構成を示すブロック図である。図2は、図1の携帯電子機器の概観を示す斜視図である。なお、本実施の形態に係る携帯電子機器1は、例えばスマートフォンと呼ばれる携帯無線機に適用したものであり、図1では無線機としての通信に関する部分を省略している。
図1に示すように、本実施の形態に係る携帯電子機器1は、タッチパネル2、表示部3、記憶部5及び制御部6を有する。また、図2に示すように、本実施の形態に係る携帯電子機器1は、縦長長方形状の筐体7を有しており、筐体7の前面側に、筐体7の前面の面積より僅かに小さい面積のタッチパネル2及び表示部3が配置される。タッチパネル2は表示部3の前面側に重ねて配置される。
タッチパネル2は、パネル面に指示体(使用者の指やペン等であり、本実施の形態では“指”として扱うこととする)が触れることなく所定の範囲の高さでの操作(これを“ホバー操作”と呼ぶ)が可能な静電容量方式を採用したものである。タッチパネル2は、図示せぬ送信電極と受信電極とを備えており、これらが板状の誘電体の下面に離間して配置されている。送信電極には送信信号に基づく駆動パルスが印加される。これにより送信電極から電界が発生し、この電界中に指が入ると、送信電極と受信電極の間の電気力線の数が減少し、電気力線の数の変化が受信電極における電荷の変化として現れる。タッチパネル2は、受信電極における電荷の変化に応じた受信信号から指を検出し、検出した指の位置(X,Y,Z)を示す座標データを制御部6に出力する。
表示部3は、四角形状を成し、携帯電子機器1を操作するための表示や画像等の表示に使用される。表示部3には、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)又は電子ペーパーが用いられる。記憶部5は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリを有し、使用者が携帯電子機器1を使用するうえでの設定を行った際にその設定状態を記憶する。
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びインタフェース回路で構成される。該ROMにはCPUを制御するためのプログラムが記憶されており、該RAMはCPUの動作において使用される。制御部6は、表示に関する動作のモードとして、表示部3に表示された画面全体を移動させるモード(このモードのことを、“表示変化モード”と呼ぶ)を有している。この表示変化モードは、タッチパネル2の所定領域に指を近づけたときに実行される。
図3は、表示部3の画面全体の移動を示す例である。指10(後述)を表示変化Z領域26(後述)まで持ってくることで、所定の速さで画面全体が移動する。画面は少なくとも2つあるので、画面が切り替わるように見える。各画面には、少なくとも1個のアイコン(ここでは、図示略)が表示される。ここでは、表示部3の略全体に対して、表示変化X,Y領域20が設定されている。当然ながら、この表示変化X,Y領域20もタッチパネル2に対して設定される。
指10を表示変化X,Y領域20の上空の表示変化Z領域26まで持ってくると、所定の速さで画面全体が移動する。図3の破線で示す矢印40は画面の移動方向を示している。画面全体が移動している状態から、指10をタッチパネル2に近づけて、表示変化停止Z領域27(後述)まで持ってくると、画面全体の移動が停止する。その後、指10をタッチパネル2から遠ざけて、表示変化再開Z領域28(後述)まで持ってくると、画面全体の移動が再開する。また、指10を表示変化停止Z領域27内から更に先に移動させて、タッチパネル2に触れるか触れる寸前にまで近づけると、指10の前方にあるアイコンに対応付けられた機能を実行する。したがって、指10を大きく動かすことなく離れた位置にあるアイコンを選択することができる。また、アイコンの数が増えても、指10を表示変化X,Y領域20の上空でホバー操作するだけで、目的とするアイコンを選択することができるので、アイコンを選択するために指を動かす回数を削減することができる。
次に制御部6について詳細に説明する。
制御部6は、タッチパネル2より座標データ(Xデータ,Yデータ,Zデータ)を取得し、そのうちのZデータより指の近接を判定し、残りのXデータ及びYデータより該指がタッチパネル2の表示変化X,Y領域20上にあるかどうか判定する。指がタッチパネル2の表示変化X,Y領域20上にある場合、該指とタッチパネル2との間の距離を判定する。そして、該距離が第1の距離以下であり、かつ、第1の距離より小さい第2の距離より大きい場合が所定の時間継続する場合、表示部3の表示変化X,Y領域20に対応する部分に表示する画面全体を所定の速さで移動させる。画面全体の移動は、指からタッチパネル2までの距離が、表示変化X,Y領域20において、第1の距離以下であり、かつ、第1の距離より小さい第2の距離より大きい範囲に存在している間継続する。その後、制御部6は、指からタッチパネル2までの距離が、第2の距離以下であり、かつ第2の距離より小さい第3の距離より大きくなった場合、画面全体の移動を停止させる。これにより、表示の変化が停止した後に、画面上のアイコン等を選択することが出来る。なお、制御部6は、計時機能を有しており、この計時機能によって上述した時間(所定の時間)の計測を行う。
図4は、タッチパネル2と指10の位置関係を示す図である。同図において、タッチパネル2には、表示変化X,Y領域20が設定される。制御部6は、タッチパネル2から得られるX,Y座標データより指示体である指10がタッチパネル2の表示変化X,Y領域20上にあるかどうか判定する。指10がタッチパネル2の表示変化X,Y領域20上にある場合、制御部6は、指10とタッチパネル2との間の距離を判定する。そして、判定した距離が第1の距離以下であり、かつ、第1の距離より小さい第2の距離より大きい場合(図4に示す表示変化Z領域26内にある場合)、この表示変化Z領域26内に存在する状態が継続する時間を測定する。表示変化Z領域26内に存在する状態が所定時間以上継続した場合、制御部6は、表示部3の表示変化X,Y領域20に対応する部分に表示する画面全体を所定の速さで移動させる。
制御部6は、画面全体の移動を開始した後、再度、指10とタッチパネル2との間の距離を判定する。そして、判定した距離が第2の距離以下であり、かつ第2の距離より小さい第3の距離より大きい場合(図4に示す表示変化停止Z領域27内にある場合)、画面全体の移動を停止させる。
制御部6は、画面全体の移動を停止させた後、指10とタッチパネル2との間の距離を判定する。そして、判定した距離が第3の距離以下となった場合(指10がタッチパネル2に触れるか触れる寸前まで近接した場合)、指10の前方にあるアイコンに対応付けられた機能を実行する。
一方、制御部6は、画面全体の移動を停止させた後の距離判定において、判定した距離が第2の距離以上であり、かつ第1の距離以下である第4の距離より大きい場合(図4に示す表示変化再開Z領域28内にある場合、即ち指10が表示変化停止Z領域27から表示変化Z領域26側に戻った場合)、画面全体の移動を再開させる。
なお、第3の距離は0(ゼロ)であっても良い(第3の距離が0(ゼロ)の場合とは、指10がアイコンに接触した場合である)。
また、第4の距離は第2の距離と同じ距離であっても良い。
また、図3に示す例では、画面全体を表示部3の短手方向に移動させるようにしたが、表示部3の長手方向に移動させるようにしても構わない。
また、画面全体の表示変化速さは一定であっても良いし、緩急を付けた(離散的な)ものであっても良いし、さらに、連続的に変化するものであっても良い。図5は、画面全体の表示変化の速さの違いをパターン分けした例を示すグラフである。同図において、横軸は表示変化の速さ、縦軸はタッチパネル2と指示体(指10)との間の距離である。パターン31は表示変化の速さが一定のパターン、パターン32は表示変化の速さが緩急の2段階で切替わるパターン、パターン33は表示変化の速さが連続して変化するパターンである。特に、パターン32は、第1の距離と第2の距離の中間部分の距離で最も速く(第2の速さ)、第1の距離での第1の速さと第2の距離での第3の速さが同じになるパターンである。即ち、表示変化の速さが緩急緩となるパターンである。また、パターン33は、第1の距離では表示変化の速さがゼロ(0)であり、その後、第1の距離から第2の距離に向かうに従って徐々に速くなって、第1の距離と第2の距離の中間点で最大となり、それ以後、徐々に遅くなって、第2の距離でゼロ(0)となるパターンである。これにより変化の速さを、距離に応じて変化させることが出来るとともに、指等が、タッチパネルに近づくに伴って、低速、高速、低速の順で変化するので、唐突感の無い滑らかな速さの変化を提供することができる。
このように、指10を表示変化X,Y領域20の上空の表示変化Z領域26まで持ってくると、表示部3の表示変化X,Y領域20に対応する部分に表示された画面全体が所定の速さで移動を開始し、その後、指10をタッチパネル2に近づけて、表示変化停止Z領域27まで持ってくると、画面全体の移動が停止する。
その後、指10をタッチパネル2から遠ざけて、表示変化再開Z領域28まで持ってくると、画面全体の移動が再開する。また、指10を表示変化停止Z領域27内から更に先に移動させて、表示部3に表示されているアイコンに対応するタッチパネル2の部分に触れるか触れる寸前にまで近づけると、指先の前方にあるアイコンに対応付けられた機能を実行する。
次に、本実施の形態に係る携帯電子機器1の動作を説明する。
図6は、本実施の形態に係る携帯電子機器1における画面全体表示変化処理の基本的な動作を示すフローチャートである。同図において、制御部6は、タッチパネル2よりX,Y,Zデータを取得する(ステップS1)。次いで、取得したX,Y,Zデータより使用者の指10が表示変化X,Y領域20で、かつ表示変化Z領域26に存在し、さらにその状態が所定時間継続しているかどうか判定する(ステップS2)。この判定において、当該条件に該当しない場合(即ち、「NO」と判定した場合)、ステップS1に戻り、当該条件に該当する場合(即ち、「YES」と判定した場合)、表示変化の速さを決定し(ステップS3)、決定した表示変化の速さで表示部3の表示変化X,Y領域20に対応する部分に表示された画面全体を移動させる(ステップS4)。この処理を実行した後、ステップS1に戻る。
このように本実施の形態に係る携帯電子機器1によれば、タッチパネル2の表示変化X,Y領域20の上空の表示変化Z領域26に存在する指10を検出し、検出した指10が当該領域に所定の時間継続して存在する場合、表示変化X,Y領域20に対応する部分に表示する画面全体を所定の速さで移動させ、その後、指10がタッチパネル2により表示変化停止Z領域27に入ったことを検出すると、画面全体の移動を停止させ、その後、指10がタッチパネル2から離れる方向に戻されて、表示変化再開Z領域28に入ったことを検出すると、画面全体の移動を再開させ、指10がタッチパネル2に触れるか触れる寸前にまで近づいたことを検出すると、指10の前方にあるアイコンに対応付けられた機能を実行するので、表示変化X,Y領域20を指10が届く位置に設定することで、指10を大きく動かすことなく離れた位置にあるアイコンを選択することができる。また、アイコンの数が増えても、指10を表示変化X,Y領域20の上空でホバー操作するだけで、目的とするアイコンを選択することができるので、アイコンを選択するために指を動かす回数を削減することができる。
また、指10を、タッチパネル2の所定の領域の上空の所定の距離範囲内に持って行っても、その状態を所定の時間継続する前に所定の距離範囲内を通過して、タッチパネル2に接近させる場合は、表示を移動させないことで、表示の移動をさせないで、直ぐにアイコン等を選択することも出来る。
なお、本実施の形態に係る携帯電子機器1では、図6のフローチャートで示す処理を記述したプログラムをROMに持たせたが、当該プログラムを、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体に格納して配布したり、インターネット等のネットワーク上のサーバ(図示略)に保存するようにして、電気通信回線を利用してダウンロードできるようにしたりすることも可能である。
また、本実施の形態に係る携帯電子機器1は、スマートフォンと呼ばれる携帯無線機に適用したものであったが、携帯無線機に限らず、電子レンジ等の家電や、自動車等のナビゲーション等の操作パネルでも適用可能である。
本発明は、指を大きく動かすことなく離れた位置にあるアイコンを選択することができるとともに、アイコンを選択するために指を動かす回数を削減することができるといった効果を有し、スマートフォン等の静電容量方式のタッチパネルを用いた携帯電子機器への適用が可能である。
1 携帯電子機器
2 タッチパネル
3 表示部
5 記憶部
6 制御部
7 筐体
10 指
20 表示変化X,Y領域
26 表示変化Z領域
27 表示変化停止Z領域
28 表示変化再開Z領域

Claims (17)

  1. 表示部と、
    前記表示部に重ねて配置され、指示体との間の距離を検出可能なタッチパネルと、を備え、
    前記タッチパネルの所定の領域において、前記距離が第1の距離以下であり、かつ、前記第1の距離より小さい第2の距離より大きい場合が所定の時間継続する場合、前記表示部の画面全体が移動し始め、
    前記所定の領域において、前記距離が第1の距離以下であり、かつ、前記第2の距離より大きい場合が前記所定の時間継続する前に前記距離が前記第2の距離より小さくなる場合、前記表示部の画面全体は移動しない、
    携帯電子機器。
  2. 請求項1に記載の携帯電子機器であって、
    前記表示部の画面全体の移動は、連続的な移動である、
    携帯電子機器。
  3. 請求項1に記載の携帯電子機器であって、
    前記表示部の画面全体の移動は、離散的な移動である、
    携帯電子機器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の携帯電子機器であって、
    前記表示部は、平面視略長方形であって、
    前記画面全体の移動の方向は、前記平面視略長方形の短手方向に沿った方向である、
    携帯電子機器。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の携帯電子機器であって、
    前記表示部は、平面視略長方形であって、
    前記画面全体の移動の方向は、前記平面視略長方形の長手方向に沿った方向である、
    携帯電子機器。
  6. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の携帯電子機器であって、
    前記画面全体の移動の方向は、所定の点を中心とした回転方向に沿った方向である、
    携帯電子機器。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の携帯電子機器であって、
    前記タッチパネルの所定の領域において、前記距離が前記第1の距離以下であり、かつ、前記第2の距離より大きい場合が、所定の時間継続する場合、前記表示部における表示の変化が始まり、
    その後に少なくとも、前記距離が、前記第2の距離以下であり、かつ 前記第2の距離より小さい第3の距離より大きくなった場合、前記表示部における表示の変化は停止する、
    携帯電子機器。
  8. 請求項7に記載の携帯電子機器であって、
    前記タッチパネルの所定の領域において、前記距離が前記第1の距離以下であり、かつ、前記第2の距離より大きい場合が、所定の時間継続する場合、前記表示部における表示の変化が始まり、
    その後に少なくとも、前記距離が、前記第2の距離以下であり、かつ 前記第3の距離より大きくなった場合、前記表示部における表示の変化は停止し、
    その後に前記距離が、前記第2の距離以上前記第1の距離以下である第4の距離より大きくなった場合に、前記表示部における表示の変化が再開することが可能である、
    携帯電子機器。
  9. 請求項8に記載の携帯電子機器であって、
    前記第4の距離は前記第2の距離と同じである、
    携帯電子機器。
  10. 請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の携帯電子機器であって、
    前記第3の距離は、0である、
    携帯電子機器。
  11. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の携帯電子機器であって、
    前記タッチパネルの所定の領域において、前記距離が前記第1の距離以下であり、かつ、前記第2の距離より大きい場合が、所定の時間継続する場合、前記表示部における表示の変化が始まり、
    その後、前記距離が前記第1の距離以下であり、かつ、前記第2の距離より大きい場合が継続する場合、前記表示の変化の速さは、所定の速さまで上がる、
    携帯電子機器。
  12. 請求項11に記載の携帯電子機器であって、
    前記所定の速さは、前記距離の違いに応じて速さが異なる、
    携帯電子機器。
  13. 請求項12に記載の携帯電子機器であって、
    前記所定の速さは、前記距離の違いに応じて、少なくとも2段階で速さが異なる、
    携帯電子機器。
  14. 請求項13に記載の携帯電子機器であって、
    前記所定の速さは、前記距離の違いに応じて、少なくとも、第1の速さ、前記第1の速さより速い第2の速さ、及び、前記第2の速さより遅い第3の速さに変わる、
    携帯電子機器。
  15. 請求項14に記載の携帯電子機器であって、
    前記第1の速さと前記第3の速さは同じである、
    携帯電子機器。
  16. 請求項14又は請求項15に記載の携帯電子機器であって、
    前記所定の速さは、前記距離が大きい距離から小さい距離へ変わるのに応じて、前記第1の速さ、前記第2の速さ、前記第3の速さの順で変化可能な、
    携帯電子機器。
  17. 請求項12から請求項16のいずれか1項に記載の携帯電子機器であって、
    前記所定の速さは、前記距離の違いに応じて、連続的に速さが変わる、
    携帯電子機器。
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