JP2014081524A - 画像加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着フランジとコネクタのわずかな変更で、配線に作用する力でコネクタが回転することを有効に阻止して、コネクタの通電端子とセラミックヒータの電極の摩耗を抑制できる画像加熱装置を提供する。
【解決手段】定着フランジ104の嵌合部104aとコネクタ110のロック部110dの係合位置は、両端の通電端子110a1と通電端子110a3の中央位置よりも定着フランジ104から少し遠い側に配置されている。加圧機構による加圧/加圧解除の繰り返しに伴う配線110cを通じた押し引きの力の作用線を嵌合部104aとロック部110dの係合位置に近付けて、この押し引きの力がコネクタ110を回転させようとするモーメントを小さくする。
【選択図】図10

Description

本発明は、加熱部材に給電するコネクタ部材を、ベルト部材の回転を支持する支持部材の外側で着脱可能な画像熱定着装置、詳しくは加熱部材の電極面に沿ったコネクタ部材のねじれ移動を抑制する機構に関する。
像担持体に形成したトナー像を直接又は中間転写体を介して記録材に転写し、トナー像が転写された記録材を画像加熱装置の一例である定着装置で加熱加圧して画像を記録材に定着させる画像形成装置が広く用いられている。画像加熱装置の一例は、支持部材によって両端部を回転自在に支持されたベルト部材を圧接回転体に圧接して記録材のニップ部を形成している(特許文献1、2)。抵抗加熱パターンを形成した加熱部材をベルト部材の内側面に当接させて、ニップ部を通過する記録材の画像面をベルト部材を介して加熱している(特許文献1、2)。
特許文献1では、回転軸線方向における支持部材の外側まで突出させた加熱部材の端部を厚み方向に挟み込んで、回転軸線方向に垂直な方向に、コの字型のコネクタが抜き差しされる。支持部材から回転軸線方向へ梁状に突出させた第一係合部に対して、コネクタ根元を固定されてコネクタの抜き差し方向に垂直な方向に弾性的に移動可能なフック状の第二係合部を係止させて、加熱部材にコネクタ部材が固定されている。
特許文献2では、加熱部材に並列な複数の抵抗加熱パターンを形成して回転軸線方向の温度分布や加熱量分布を精密に調整可能にした画像加熱装置が示される。加熱部材の端部には複数の抵抗加熱パターンに対する通電量をそれぞれ独立に調整すべく、3以上の電極が配置されている。
特開2004−214056号公報 特開2009−75443号公報
加熱部材の端部に配置される電極数が増えると、抜き差しされるコネクタ部材の通電端子数も増えて、コネクタ部材が通電端子の配列方向、すなわちベルト部材の回転軸線方向に大型化する傾向となる。
ベルト部材の回転軸線方向にコネクタ部材が大型化すると、コネクタ部材に接続された配線に外部から力がかかった際に、コネクタ部材の通電端子と加熱部材の電極の接触面に沿ってコネクタ部材を回転させようとするモーメントが大きくなる。コネクタ部材の配線に小さな力が作用しても、コネクタ部材にはコネクタ部材を回転させる方向の大きなモーメントが作用して、通電端子と電極の接触をずらそうとする力が大きくなる。その結果、通電端子と電極の接触面に摩擦が発生して接触不良を起こし易くなる。
そこで、加熱部材にコネクタ部材の抜き差しの案内溝を設けてコネクタ部材の回転を拘束させることが提案されたが、案内溝によって加熱部材の強度が低下することが判明した。精密な案内溝を設けると加熱部材の製造コストが増し、がたつきの多い案内溝ではがたつきの範囲で摩擦が発生することが判明した。関連する多数の部品の設計変更も必要となった。
本発明は、支持部材とコネクタ部材のわずかな変更で、コネクタ部材を加熱部材上に有効に固定して、通電端子と電極の接触面の摩擦を抑制できる画像加熱装置を提供することを目的としている。
本発明の画像加熱装置は、記録材の画像面に当接して回転するベルト部材と、前記ベルト部材の端部を回転自在に支持する支持部材と、前記支持部材から前記ベルト部材の回転軸線方向に突出した端部に前記回転軸線方向に配列した複数の電極を有し、前記複数の電極を通じて通電・発熱して前記ベルト部材を介して記録材の画像面を加熱する加熱部材と、前記複数の電極にそれぞれ接続される複数の通電端子を有し、前記回転軸線方向における前記支持部材の外側で、前記加熱部材の端部を挟み込んで前記回転軸線方向に交差する方向に装着されるコネクタ部材と、を備え、前記支持部材に設けた第一係合部と前記コネクタ部材に設けた第二係合部とを係合させて前記加熱部材の端部に前記コネクタ部材が固定されるものである。そして、前記第一係合部と前記第二係合部の係合位置は、前記回転軸線方向における両端の前記通電端子の間に配置されている。
本発明の画像加熱装置では、第一係合部と第二係合部の係合位置がコネクタ部材の支持部材側から遠い位置に配置されるため、支持部材から遠い側の配線と係合位置の距離が短くなる。支持部材から遠い側の配線と係合位置の距離が短くなる分、支持部材から遠い側の配線に力が作用した際に係合位置を中心としてコネクタ部材を回転させようとするモーメントが小さくなる。第一係合部と第二係合部の係合位置がコネクタ部材の支持部材側に遠い位置に配置される場合に比較して、コネクタ部材の通電端子と加熱部材の電極の接触面をずらせようとする力が小さくなって通電端子と電極との接触面に摩擦が発生しにくくなる。
したがって、支持部材とコネクタ部材のわずかな変更で、コネクタ部材を加熱部材上に有効に固定して、通電端子と電極の接触面の摩擦を抑制できる。
画像形成装置の構成の説明図である。 定着装置の構成の説明図である。 セラミックヒータの構造の説明図である。 定着フランジの配置の説明図である。 加圧機構の説明図である。 コネクタの取り付け状態の説明図である。 比較例1のコネクタ固定構造の説明図である。 比較例2のコネクタ固定構造の説明図である。 垂直面内のモーメントが作用した際の変形の説明図である。 実施例1のコネクタ固定構造の説明図である。 実施例2のコネクタ固定構造の説明図である。
<画像形成装置>
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置1は、中間転写ベルト31に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部PY、PM、PC、PKを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部PYでは、感光ドラム11(Y)にイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト31に転写される。画像形成部PMでは、感光ドラム11(M)にマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト31に転写される。画像形成部PC、PKでは、感光ドラム11(C)、11(K)にそれぞれシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト31に順次転写される。
記録材Pは、記録材カセット20から1枚ずつ取り出されてレジストローラ23で待機する。記録材Pの具体例としては、普通紙、普通紙の代用品である樹脂シート、コート紙、厚紙、オーバーヘッドプロジェクターシートなどがある。
記録材Pは、レジストローラ23によって中間転写ベルト31上のトナー像にタイミングを合わせて二次転写部T2へ給送されて、中間転写ベルト31からトナー像を二次転写される。四色のトナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置40へ搬送され、定着装置40で加熱加圧を受けて画像を定着された後に、排出ローラ63によって外部トレイ64へ排出される。
一方、記録材Pの両面にトナー像を形成する場合、定着装置40によって一方の面のトナー像を定着された記録材Pは、フラッパ61によって上方へ案内される。記録材Pは、搬送路73においてスイッチバック搬送されることにより表裏反転され、その後、両面搬送路70を搬送されて、レジストローラ23で待機する。そして、二次転写部T2で他方の面にもトナー像を形成されて、定着装置40によってトナー像を定着された後に、外部トレイ64へ排出される。
画像形成部PY、PM、PC、PKは、現像装置14(Y)、14(M)、14(C)、14(K)で用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、実質的に同一に構成される。以下では、イエローの画像形成部PYについて説明し、他の画像形成部PM、PC、PKに関する重複した説明を省略する。
画像形成部PYは、感光ドラム11の周囲に、コロナ帯電器12、露光装置13、現像装置14、転写ブレード17、及びドラムクリーニング装置15を配置している。
コロナ帯電器12は、感光ドラム11の表面を一様な電位に帯電させる。露光装置13は、レーザービームを走査して感光ドラム11に画像の静電像を書き込む。現像装置14は、静電像を現像して感光ドラム11にトナー像を形成する。転写ブレード17は、電圧を印加されて感光ドラム11のトナー像を中間転写ベルト31へ転写させる。
<定着装置>
図2は定着装置の構成の説明図である。図3はセラミックヒータの構造の説明図である。図4は定着フランジの配置の説明図である。
図2に示すように、ベルト部材の一例である定着ベルト101は、記録材の画像面に当接して回転する。支持部材の一例である定着フランジ104は、定着ベルト101の端部を回転自在に支持する。ガイド部材103は、加熱部材の一例であるセラミックヒータ100を支持して定着ベルト101の回転をガイドする。圧接回転体の一例である加圧ローラ106は、定着ベルト101を介してセラミックヒータ100に圧接して、定着ベルト101との間にニップ部Nを形成する。加圧機構130は、ニップ部Nの加圧力を変更可能に定着フランジ104を加圧ローラ106に向かって加圧する。
基板部材の一例であるセラミックヒータ100は、定着フランジ104から定着ベルト101の回転軸線方向に突出した端部に複数の電極100dを配列している。セラミックヒータ100は、複数の電極100dを通じて通電されて発熱して、定着ベルト101を介して記録材の画像面を加熱する。
ベルト加熱方式の定着装置40は、セラミックヒータ100と加圧ローラ106との間に定着ベルト101を挟ませてニップ部Nを形成する。定着装置40は、ニップ部Nに未定着トナー像を担持させた記録材を導入して、定着ベルト101と一緒に挟持搬送する。定着装置40は、定着ベルト101を介してセラミックヒータ100の熱を与えつつニップ部Nの加圧力を作用させて未定着トナー像を記録材Pに定着させる。
定着ベルト101は、加圧ローラ106の回転に伴って従動回転する。定着ベルト101は、記録材Pに熱を伝達する発熱部材として円筒状の耐熱性のベルト部材である。定着ベルト101は、ガイド部材103にルーズに外嵌させてある。
定着ベルト101は、外径30mm、厚さ100μm以下、好ましくは厚さ20μm以上50μm以下のフッ素樹脂材料PTFE、PFA、FEPを用いた単層無端ベルトである。あるいは、ポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES、PPS等の耐熱性樹脂材料の外周表面にPTFE、PFA、FEP等をコーティングした複合層無端ベルトである。金属製の無端ベルトを採用することもできる。
加圧ローラ106は、駆動機構120に駆動されて、二次転写部(T2:図1)から搬送されてくるトナー像を担持した記録材Pの搬送速度と略同一周速度で回転する。加圧ローラ106の外径はφ25mmである。加圧ローラ106は、外径φ20mm、肉厚1.3mmのアルミニウム円筒材料で形成された軸部材106aの外側にアスカー硬度64°の柔軟なシリコンゴムの肉厚2.5mmの弾性層106bを形成している。弾性層106bの表面は、厚み50μmのPFAチューブの離型層106cで覆われている。
軸部材106aの両端部にPEEK、PPS、液晶ポリマー等の耐熱性樹脂よりなる不図示の軸受部材を装着し、不図示の側板に回転自由に保持させている。離型層106cは、フッ素樹脂、シリコン樹脂、フルオロシリコーンゴム、フッ素ゴム、シリコンゴム、PFA、PTFE、FEP等の離型性かつ耐熱性に優れた材料を用いることが望ましい。
図3に示すように、セラミックヒータ100は、電力供給された抵抗発熱体100b1、100b2の発熱により昇温する。セラミックヒータ100は、セラミック基板(Al)100a上にAg・Pdペーストを厚膜印刷して焼成して抵抗発熱体100b1、100b2を形成し、表面をガラス保護層100cで封止している。
抵抗発熱体100b1と抵抗発熱体100b2とは、それぞれの発熱分布が異なるように形成されている。抵抗発熱体100b1はメインヒータであって、中心線に沿って2本配置され、長手中央部で発熱量が大きくなるように、中央部は発熱抵抗層を細く、端部は発熱抵抗層を太く形成されている。抵抗発熱体100b2はサブヒータであって、抵抗発熱体100b1の外側に2本配置され、端部での発熱量が大きくなるように、中央部は発熱抵抗層を太く、端部は発熱抵抗層を細く形成されている。抵抗発熱体100b1の発熱量と抵抗発熱体100b2の発熱量の合成発熱量は長手方向に沿って略一定である。電極100d1は、抵抗発熱体100b2に電気的に導通させる。電極100d2は抵抗発熱体100b1に電気的に導通させる。電極100d3は抵抗発熱体100b1と抵抗発熱体100b2に共通に電気的に導通させる。
図2に示すように、セラミックヒータ100は、ガイド部材103の下面に形成された嵌め込み溝103a内に嵌め込まれて支持される。ガイド部材103は、セラミックヒータ100の位置決め及び保持を行う。ガイド部材103は、定着ベルト101のバックアップ、加圧ローラ106と圧接することで形成されるニップ部Nの加圧、定着ベルト101の回転時の搬送安定性を図る役目をする。
ガイド部材103は、定着ベルト101を回転軸線方向に貫通して配置されて定着ベルト101の内側面を摺擦する。ガイド部材103は、耐熱性があって、摩擦係数が低くて、熱伝導性も低い合成樹脂材料を用いて梁状に形成される。合成樹脂材料の例は、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、PEEK樹脂、PES樹脂、PPS樹脂、PFA樹脂、PTFE樹脂、LCP樹脂である。
ガイド部材103に支持されたセラミックヒータ100は、定着ベルト101を挟んで、加圧ローラ106に向かって付勢される。セラミックヒータ100及びガイド部材103は、一体となって加圧ローラに106に向かって付勢されて、定着ベルト101と加圧ローラ106との間にニップ部Nを形成する。
ステー102は、定着ベルト101の内側で、ガイド部材103の長手方向の全体を支持して加圧ローラ106に向かって付勢する。ステー102は、ガイド部材103の強度を確保する。ステー102は、コの字断面の鋼材を用いて梁状に形成してある。ステー102は、比較的に柔軟なガイド部材103の裏面に押し当てられて、ガイド部材103に長手強度を持たせ、かつガイド部材103のたわみ形状を矯正させる。
図4に示すように、定着フランジ104は、定着装置40の不図示の側板に嵌合保持される。定着フランジ104は、ステー102の両端にはめ込まれて、定着ベルト101の回転を案内するとともに、定着ベルト101の端部を規制して定着ベルト101の抜け落ちを阻止している。
定着装置40の定着ベルト101は、薄肉で熱容量が小さく、かつ熱応答性が良いため、セラミックヒータ100の熱応答をほぼそのままニップ部N内に反映できる。このため、セラミックヒータ100の通電から短時間で定着温度に到達するため、省電力が実現される。
<加圧機構>
図5は加圧機構の説明図である。図5中、(a)は、加圧状態、(b)は、加圧解除状態である。図5の(a)に示すように、加圧機構130は、奥側と手前側の定着フランジ104に対応して同じものが一対設けられている。加圧機構130は、偏心カム132による加圧レバー133の押上げを解除することで、定着ベルト101を下方に加圧して定着ベルト101と加圧ローラ106との間に記録材のニップ部を形成する。偏心カム132が回転して、加圧レバー133が定着フランジ104の被加圧部104bを圧接する方向に動作することにより、定着ベルト101と加圧ローラ106の間に加圧力fを与える加圧状態になる。
加圧レバー133は、支持軸117を支点にして回動可能であって、回動端を加圧バネつきビス134に押圧されて定着フランジ104の被加圧部104bを加圧する。加圧バネつきビス134は加圧ビス固定部135によって固定されている。モータ137が駆動軸131を回転させると、偏心カム132は、駆動軸131を中心にして回転して、加圧レバー133の回動端を昇降させる。
図5の(b)に示すように、加圧機構130は、偏心カム132により加圧レバー133を押上げることで、定着ベルト101の加圧を解除して、定着ベルト101を加圧ローラ106から離間させる。偏心カム132が回転して、加圧レバー133が定着フランジ104の被加圧部104bから離間する方向に動作することにより、定着ベルト101と加圧ローラ106の間が加圧されない加圧解除状態になる。加圧解除は、JAM処理時におけるJAM記録材の引き抜き力の緩和、電源OFF時又はスリープモード時における定着ベルト101の変形防止等を目的としている。
<コネクタ>
図6はコネクタの取り付け状態の説明図である。
図3に示すように、セラミックヒータ100は、抵抗発熱体100b(100b1、100b2、・・)に接続された複数の電極100d(100d1、100d2、・・)を有する。
図4を参照して図6に示すように、セラミックヒータ100及びガイド部材103が定着フランジ104から回転軸線方向に突出した部分にコネクタ110が脱着可能に装着されている。セラミックヒータ100は、ガイド部材103の下面に形成された嵌め込み溝103aに嵌め込まれて保持される。セラミックヒータ100とガイド部材103との重なりを挟み込んでコの字型のコネクタ210が装着される。ガイド部材103の下面に設けられた嵌め込み溝103aにセラミックヒータ100を嵌め込んでコネクタ110を装着すると、コネクタ110内の通電端子110aとセラミックヒータ100の電極100dとが電気的に接触する。コネクタ110に設けられたばね形状の通電端子110aとセラミックヒータ100の電極100dとが電気的に接触してセラミックヒータ100に給電を行う。コネクタ110内のばね材110hがセラミックヒータ100を通電端子110aに向かって押圧する。
コネクタ110に設けられた複数の通電端子110a(110a1、110a2、・・)は、ばね形状を持たせてコネクタ210の内側面に一端を固定されて、他端の接点部を弾性的に昇降させる。通電端子110a(110a1、110a2、・・)は、セラミックヒータ100の電極100d(100d1、100d2、・・)にそれぞれ接触して抵抗発熱体100b(100b1、100b2、・・)に給電する。
通電端子110aは、ばね性を有した金属材料を用いて成型される。通電端子110aの固定端は、コネクタ110のハウジング部材110eの内側で配線110cに接続される。コネクタ110のハウジング部材110eは、LCPなどの絶縁性、耐熱性に優れた樹脂材料で構成されて通電端子110aを保持している。
コネクタ110と定着フランジ104との間にコネクタ固定構造が設けられている。コネクタ110の背面に、コネクタ110の抜け止め防止用のロック部材110dが配置されている。ロック部材110dは、コネクタ110の上面に一端を固定されて弾性的に昇降するフックアームである。定着フランジ104は、コネクタ110のロック部材110dを係止する嵌合部104aを持つ。ロック部材110dに対応させて定着フランジ104に嵌合部104aが一体に成型されている。嵌合部104aは、定着フランジ104の起立面から定着ベルト101の回転軸線方向に突き出している。
コネクタ110のロック部材110dが、定着フランジ104の嵌合部104aに係止されることにより、通電用電極部100dに対するコネクタ110の移動が制限される。すなわち、コネクタ110が束線のコシや定着ベルト101と加圧ローラ106の加圧・脱加圧の動作によって引っ張られた場合でも、ロック部材110dによって通電用電極部100dに対するコネクタ110の移動が制限される。
<比較例1>
図7は比較例1のコネクタ固定構造の説明図である。図中、(a)は組み立て状態の回転軸線方向に平行な垂直断面図、(b)は組み立て状態の平面図である。比較例1における各構成部材の構造、寸法は、上述した定着装置40と同一であるが、各実施例と区別するために、図6におけるセラミックヒータ100をセラミックヒータ100Eとし、コネクタ110をコネクタ110Eとする。
図7の(a)に示すように、比較例1では、ガイド部材103の下面に配置されたセラミックヒータ100Eは、2つの電極100d1、100d2を有する。セラミックヒータ100Eとガイド部材103との重なりを挟み込んでコの字型のコネクタ110Eが装着される。コネクタ110Eに設けられた通電端子110a1、110a2は、セラミックヒータ100Eの電極100d1、100d2にそれぞれ接触する。
図7の(b)に示すように、コネクタ110Eの上面には、コネクタ110Eの抜け止め防止用のロック部材110dが配置されている。比較例1では、コネクタ110Eの通電端子110a1、110a2のうち定着フランジ104側の通電端子110a2の中心線110b2よりも定着フランジ104側にロック部材110dが配置されている。
<比較例2>
図8は比較例2のコネクタ固定構造の説明図である。図9は垂直面内のモーメントが作用した際の変形の説明図である。図8中、(a)は組み立て状態の回転軸線方向に平行な垂直断面図、(b)は組み立て状態の平面図である。図9中、(a)は垂直面内のモーメントの説明図、(b)は垂直な面内での回転角度の説明図である。比較例2における各構成部材の構造、寸法は、上述した定着装置40と同一であるが、各実施例と区別するために、セラミックヒータ100をセラミックヒータ100Fとし、コネクタ110をコネクタ110Fとする。
比較例2では、図3に示すように、抵抗発熱体の数を増やすことによってセラミックヒータ100Fによる細やかな温調制御を可能にしたため、抵抗発熱体が増えるのに応じて比較例1よりも必要な電極が増えている。電極が増えると、コネクタ110Fに設けられる通電端子110aもそれに応じて必要な数が増える。
図8の(a)に示すように、比較例2では、ガイド部材103の下面に配置されたセラミックヒータ100Fは、3つの電極100d1、100d2、100d3を有する。セラミックヒータ100Fとガイド部材103との重なりを挟み込んでコの字型のコネクタ110Fが装着される。コネクタ110Fに設けられた通電端子110a1、110a2、110a3は、セラミックヒータ100Fの電極100d1、100d2、100d3にそれぞれ接触する。
図8の(b)に示すように、コネクタ110Fの上面には、コネクタ110Fの抜け止め防止用のロック部材110dが配置されている。比較例2では、コネクタ110Fの通電端子110a1、110a2、110a3のうち定着フランジ104側の通電端子110a3の中心線110b3よりも定着フランジ104側にロック部材110dが配置されている。
ロック部110dとロック部110dから一番遠い位置にある通電端子110a1との距離は、図7の(a)に示すように比較例1では距離dであるが、図8の(a)に示すように比較例2では、通電端子110a3が増えたため距離d’である。このため、通電端子110a1、110a2、110a3の大きさとピッチが同じであれば次の関係が成立する。
d’>d
図5の(a)に示す加圧状態から図5の(b)に示す圧解除状態までの間に、定着ベルト101は距離hだけ上下方向に移動する。これに伴ってコネクタ110に接続された配線110cがコネクタ110を斜め下方へ引っ張る。図6に示すように、コネクタ110の通電端子110a1に接続された配線110cの弾性変形の反力によって、図8の(b)に示すように、コネクタ110に抜き差し方向の力Fが作用することもある。これらの場合、ロック部110dを中心にしてコネクタ110を回転させようとするモーメントMが作用して、コネクタ110が回転角α’だけ回転する。
図8の(a)に示すように、回転角α’によって、ロック部110dから通電端子110a1までの距離d’に比例して電極100d1に対する通電端子110a1の位置ずれΔd’が発生する。
Δd’=d’α’
コネクタ110の通電端子が増えるほど、ロック部110dと通電端子110a1の距離d’は広がるため、電極100d1に対する通電端子110a1の位置ずれに対する回転角α’の許容度が少なくなる。
図6に示すように、通電端子110aに接続された配線110cにコネクタ110Fの抜き差し方向に垂直な方向の力Tがかかった場合、図9に示すように、ロック部110dを中心にして垂直面内のモーメントM’が作用する。モーメントM’に駆動されてコネクタ110Fが回転角β’回転したとき、セラミックヒータ100Fの電極100d1とコネクタ110Fの通電端子110d1との間にΔt’の位置ずれ(浮き上がり)が発生するおそれがある。
Δt’=d’β’
このとき、通電端子110d1が電極100d1から離れて接触不良になる可能性がある。この場合も、コネクタ110Fの通電端子110aが増えると、ロック部110dと通電端子110a1との距離が広がって、通電電極100d1に対する通電端子110a1の浮き上がりに対する回転角β’の許容度が少なくなる。
そこで、以下の実施例では、比較例1、2よりもロック部110dをセラミックヒータ100の端部側へ移動して、コネクタ110がロック部110dを中心にして回転しにくくしている。3つ以上の通電端子を有するコネクタ110において、セラミックヒータ100の電極100a1とコネクタ110の通電端子110a1との位置ずれ、接点圧不足を抑制して接触不良を回避している。
<実施例1>
図10は実施例1のコネクタ固定構造の説明図である。図中、(a)は組み立て状態の回転軸線方向に平行な垂直断面図、(b)は組み立て状態の平面図である。
図6に示すように、コネクタ部材の一例であるコネクタ110は、複数の電極100dにそれぞれ接続される複数の通電端子110aを有する。コネクタ110は、定着フランジ104の外側で、セラミックヒータ100の端部を挟み込んでセラミックヒータ100の長手方向に交差する方向に装着される。セラミックヒータ100とガイド部材103との重なりを挟み込んでコの字型のコネクタ110が装着される。コネクタ110は、セラミックヒータ100とガイド部材103の端部を厚み方向に固定する固定手段を兼ねている。
コネクタ110は、定着フランジ104に設けた第一係合部の一例である嵌合部104aとコネクタ110に設けた第二係合部の一例であるロック部110dとを係合させてセラミックヒータ100の端部に固定される。ロック部110dは、コネクタハウジング110eに根元を固定されてコネクタ110の装着動作に伴って装着方向に垂直な方向に弾性的に移動して定着フランジ104の嵌合部104aに係合するアーム部材である。コネクタ110の装着動作に伴って、コネクタ110がガイド部材103に突き当たる位置で、嵌合部104aとロック部110dとが係合する。
図10の(a)に示すように、ガイド部材103の下面に配置されたセラミックヒータ100は、下向きの3つの電極100d1、100d2、100d3を有する。コネクタ110に設けられた上向きの通電端子110a1、110a2、110a3は、セラミックヒータ100の電極100d1、100d2、100d3にそれぞれ接触する。
実施例1では、ガイド部材103の下面に設けたホルダー嵌合部103dの突起をコネクタ110のガイド溝110gに案内させてコネクタ110をガイド部材103に位置決めしている。実施例1では、ロック部材110dは、セラミックヒータ100の長手方向においてコネクタ110の両端部に位置する通電端子110a1、110a3の各中心線よりも内側であるLの範囲内で、ホルダー嵌合部103dとはずらして設けられる。そのため、ホルダー嵌合部103dのがたつきとロック部110dの係合のがたつきとで規制されるコネクタ110の回転可能範囲が、ロック部材110dをホルダー嵌合部103dの近くに配置した実施例2よりも小さくなる。
実施例1では、ロック部材110dから一番遠い通電端子110a1の中心からロック部材110dの中心までの距離は、距離iとなる。
図10の(b)に示すように、配線110cの弾性変形の反力や定着装置40の加圧・圧解除動作によるコネクタ110の抜き差し方向の力Fが作用すると、ロック部材110dを中心にして水平面内のモーメントMが働く。この場合において、コネクタ110の回転角を角度α’とすると、セラミックヒータ100の電極100d1に対するコネクタ110の通電端子110a1の位置ずれ量Δiは次式となる。
Δi=i×α’
比較例2と実施例1とでは以下の関係が成立している。
d>i
このため、比較例2における位置ずれ量Δdと実施例1における位置ずれ量Δiとの間には以下の関係が成立する。
Δd>Δi
したがって、実施例1では、比較例2よりもセラミックヒータ100の電極100dとコネクタ110の通電端子110aとの位置ずれに対する角度α’の許容量が大きくなる。通電端子110a1よりも定着フランジ104側に寄せてロック部材110dが設けられていた比較例2よりもコネクタ110が回転しにくくなる。
図6に示すように、コネクタ110の抜き差し方向と垂直な方向に力Tが作用すると、図10の(a)に示すように、コネクタ110には、ロック部材110dを中心にコネクタ110を回転させようとする垂直面内のモーメントM’が作用する。この場合において、コネクタ110の回転角を角度β’とすると、セラミックヒータ100の電極100d1に対するコネクタ110の通電端子110a1の位置ずれ量Δi’は次式となる。
Δi’=i×β’
上述したd>iの関係から比較例1における位置ずれ量ΔTと実施例1における位置ずれ量Δiとの間には以下の関係が成立する。
ΔT>Δi’
したがって、実施例1では、比較例2よりもセラミックヒータ100の電極100dとコネクタ110の通電端子110aとの位置ずれに対する角度β’の許容量が大きくなる。通電端子110a1よりも定着フランジ104側に寄せてロック部材110dが設けられていた比較例2よりもコネクタ110が回転しにくくなる。
<実施例2>
図11は実施例2のコネクタ固定構造の説明図である。図中、(a)は組み立て状態の回転軸線方向に平行な垂直断面図、(b)は組み立て状態の平面図である。実施例2は、コネクタ110のロック部110dの位置が実施例1と異なる以外は実施例1と同一に構成される。そのため、図11中、図10と共通する部材、部分には図10と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図11の(b)に示すように、実施例1では、定着フランジ104の嵌合部104aとコネクタ110のロック部110dの係合位置は、両端の通電端子110a1と通電端子110a3の間に配置されている。そのため、配線110cがコネクタ110を押し引きする力が、嵌合部104aとロック部110dの係合位置を中心にしてコネクタ110を回転させようとするモーメントが、図8の(b)に示す比較例2よりも小さくなる。
図6に示すように、実施例2では、セラミックヒータ100とガイド部材103との重なりを挟み込んでコの字型のコネクタ110が装着される。図11の(a)に示すように、ガイド部材103の下面に配置されたセラミックヒータ100は、下向きの3つの電極100d1、100d2、100d3を有する。コネクタ110に設けられた上向きの通電端子110a1、110a2、110a3は、セラミックヒータ100の電極100d1、100d2、100d3にそれぞれ接触する。
実施例2では、ロック部材110dは、セラミックヒータ100の長手方向においてコネクタ110の両端部に位置する通電端子110a1、110a3の各中心線よりも内側であるLの範囲内でホルダー嵌合部103aと重なる位置に設けられる。実施例2では、ロック部材110dから一番遠い通電端子110a1の中心からロック部材110dの中心までの距離は、距離hとなる。すなわち、ロック部材110dと一番遠い位置の通電用接続端子110d1との距離をhとする。
実施例1ではロック部材110dとホルダー嵌合部103aはずらして設けられていたが、実施例2ではロック部材110dがホルダー嵌合部103aと同一線上に設けられている。
図11の(b)に示すように、配線110cの弾性変形の反力や定着装置40の加圧・圧解除動作によるコネクタ110の抜き差し方向の力Fが作用すると、ロック部材110dを中心にして水平面内のモーメントMが働く。この場合において、コネクタ110の回転角を角度α’とすると、セラミックヒータ100の電極100d1に対するコネクタ110の通電端子110a1の位置ずれ量Δhは次式となる。
Δh=h×α’
比較例2と実施例2とでは以下の関係が成立している。
d>h
このため、比較例2における位置ずれ量Δdと実施例1における位置ずれ量Δhとの間には以下の関係が成立する。
Δd>Δh
したがって、実施例2では、比較例2よりもセラミックヒータ100の電極100dとコネクタ110の通電端子110aとの位置ずれに対する角度α’の許容量が大きくなる。通電端子110a1よりも定着フランジ104側に寄せてロック部材110dが設けられていた比較例2よりもコネクタ110が回転しにくくなる。
図6に示すように、コネクタ110の抜き差し方向と垂直な方向に力Tが作用すると、図11の(a)に示すように、コネクタ110には、ロック部材110dを中心にコネクタ110を回転させようとする垂直面内のモーメントM’が作用する。この場合において、コネクタ110の回転角を角度β’とすると、セラミックヒータ100の電極100d1に対するコネクタ110の通電端子110a1の位置ずれ量Δh’は次式となる。
Δh’=h×β’
上述したd>hの関係から比較例1における位置ずれ量ΔTと実施例2における位置ずれ量Δhとの間には以下の関係が成立する。
ΔT>Δh’
したがって、実施例1では、比較例2よりもセラミックヒータ100の電極100dとコネクタ110の通電端子110aとの位置ずれに対する角度β’の許容量が大きくなる。通電端子110a1よりも定着フランジ104側に寄せてロック部材110dが設けられていた比較例2よりもコネクタ110が回転しにくくなる。
次に、比較例1、比較例2、実施例1、実施例2のコネクタ固定構造について、セラミックヒータ100(100E、100F)の電極100dとコネクタ110(110E、110F)の通電端子110aとの位置ずれの発生を調べた。比較例1、比較例2、実施例1、実施例2のコネクタ固定構造を用いて定着装置40を組み立て、加圧機構130を連続的に作動させてコネクタ110(110E、110F)に負荷を発生させた。加圧機構130の加圧・加圧解除の繰り返し回数が10000回、100000回、500000回においてセラミックヒータ100(100E、100F)の電極100dを顕微鏡観察して摺擦跡の有無を確認した。
Figure 2014081524
表1に示すように、比較例1、実施例1、実施例2では、実用的に良好な結果が得られた。比較例2では、電極100dと通電端子110aの接点に多数の摩擦跡が発生していることが確認された。
したがって、実施例1、2によれば、3つ以上の通電端子を有するコネクタにおいて、電極と通電端子の接点の位置ずれ、接点圧不足に起因する接触不良の可能性を比較例2よりも低減できる。
<実施例3>
本発明は、ベルト部材を介して記録材を加熱するヒータ基板の端子部に装着されるコネクタの抜け止めが両端の配線の内側に配置される限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
したがって、コネクタ110に設けられる通電端子110aは3つに限定されない。通電端子を4つ以上を配置してもよい。ベルト部材は定着ベルト101には限らない。記録材Pは、転写シート、エレクトロファックスシート、静電記録紙、OHPシート、印刷用紙、フォーマット紙であってもよい。画像加熱装置は、定着装置の他に、半定着又は定着済画像の光沢や表面性を調整する表面加熱装置を含む。定着済画像が形成された記録材のカール除去装置も含む。画像加熱装置は、画像形成装置に組み込む以外に、単独で設置、操作される1台の装置又はコンポーネントユニットとして実施できる。画像形成装置は、モノクロ/フルカラー、枚葉型/記録材搬送型/中間転写型、トナー像形成方式、転写方式の区別無く実施できる。本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途の画像形成装置で実施できる。
1 画像形成装置、11 感光ドラム、13 露光装置、14 現像装置
20 記録材カセット、23 レジストローラ、31 中間転写ベルト
35 二次転写ローラ、40 定着装置
100 セラミックヒータ、100a セラミック基板
100b 抵抗発熱体、100c ガラス保護体、100d 電極
101 定着ベルト、102 ステー、103 ガイド部材
103a 嵌め込み溝、104 定着フランジ、104a 嵌合部
104b 被加圧部、104h 庇部、106 加圧ローラ
106a 芯金、106b 弾性層、110 コネクタ
110a 通電端子、110c 配線、110d ロック部
110e ハウジング、117 支持軸、130 加圧機構
131 回転駆動軸、132 偏芯カム、133 加圧レバー
134 加圧バネつきビス

Claims (7)

  1. 記録材の画像面に当接して回転するベルト部材と、
    前記ベルト部材の端部を回転自在に支持する支持部材と、
    前記支持部材から前記ベルト部材の回転軸線方向に突出した端部に前記回転軸線方向に配列した複数の電極を有し、前記複数の電極を通じて通電されて発熱して前記ベルト部材を介して記録材の画像面を加熱する加熱部材と、
    前記複数の電極にそれぞれ接続される複数の通電端子を有し、前記回転軸線方向における前記支持部材の外側で、前記加熱部材の端部を挟み込んで前記回転軸線方向に交差する方向に装着されるコネクタ部材と、を備え、
    前記支持部材に設けた第一係合部と前記コネクタ部材に設けた第二係合部とを係合させて前記加熱部材の端部に前記コネクタ部材が固定される画像加熱装置において、
    前記第一係合部と前記第二係合部の係合位置は、前記回転軸線方向における両端の前記通電端子の間に配置されていることを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記第一係合部と前記第二係合部の係合位置は、前記回転軸線方向における両端の前記通電端子の中央位置よりも前記支持部材から遠い側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  3. 前記第二係合部は、前記コネクタ部材に根元を固定されて前記コネクタ部材の装着動作に伴って装着方向に垂直な方向に弾性的に移動して前記第一係合部に係合するアーム部材であって、
    前記第一係合部は、片持ち梁状に突出して配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像加熱装置。
  4. 前記加熱部材は、前記複数の電極が形成された基板部材と、前記基板部材を支持して前記ベルト部材の回転をガイドするガイド部材と、を有し、
    前記コネクタ部材は、前記基板部材と前記ガイド部材の端部を厚み方向に固定する固定手段を兼ねていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  5. 前記ガイド部材に形成された突起を前記コネクタ部材に形成されたガイド溝に案内させて前記コネクタ部材が前記ガイド部材103に位置決めされ、
    前記第一係合部と前記第二係合部の係合位置は、前記突起と前記ガイド溝の係合位置から離れていることを特徴とする請求項4に記載の画像加熱装置。
  6. 前記コネクタ部材の装着動作に伴って前記コネクタ部材が前記ガイド部材に突き当たる位置で前記第一係合部と前記第二係合部とが係合することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  7. 前記ベルト部材を介して前記加熱部材に圧接して前記ベルト部材との間にニップ部を形成する圧接回転体と、
    前記ニップ部の加圧力を変更可能に前記支持部材を前記圧接回転体に向かって加圧する加圧機構と、を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
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