JP2014079970A - 画像形成装置および情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の中綴じ処理において、中綴じセンターページを特定して印刷設定を行うことで、中綴じ処理に係る設定操作を容易にすることができる画像形成装置および情報処理装置を提供する。
【解決手段】印刷データを記憶する記憶部(11)と、中綴じ印刷を行う画像形成部(12)と、中綴じ処理を行う中綴じ処理部として観音開き折り装置(20)と後処理装置(30)を有する画像形成装置(10)であって、画像形成部(12)として、中綴じページのうちの中綴じセンターページ(P1)に対して他の中綴じページとは異なる印刷設定を行なう中綴じセンターページ印刷設定機能(121)を備え、中綴じ処理部として、中綴じセンターページ印刷設定機能121による印刷設定に基づき、印刷された中綴じページに中綴じセンターページP1を挿入するインサータ(21)を備えることを特徴とする
ものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置および情報処理装置に係り、特に、中綴じ印刷や中綴じ処理を行うように構成された画像形成装置および前記画像形成装置に中綴じ印刷処理を指示する情報処理装置に関する。
近年、情報処理装置(パーソナル・コンピュータ)の普及に伴って、情報処理装置から送信された画像データを出力処理する画像形成装置が普及してきている。画像形成装置には、印刷機能のみを備えるプリンタもあれば、印刷機能に加えて、スキャナ機能やFax送信機能、E−Mai1送信機能などのデータ送信機能を備えた複合機や、MFP(多機能周辺装置)等がある。
ユーザは、画像形成装置がサポートしている機能を考慮して、例えば、二つ折りして中央2箇所にステープルを打つ中とじ印刷を行うことも可能である。
従来技術として、例えば、画像形成装置において、記録用紙に差込用紙を挿入して、記録用紙と差込用紙とからなる冊子を形成し、その冊子の小口を断裁して、記録用紙上の適正な位置に画像を形成するようにしたものが開示されている(特許文献2を参照)。
これによれば、記録用紙上の適正な位置に画像を形成できるので、見栄え良い冊子を提供することができる。
特開2006−251962号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、中綴じ冊子のセンターページを特定の用途(例えば、価格表、チェックリスト、アンケート用紙等)に使用するために、中綴じ冊子から取外して使用できるようにしようとする場合、中綴じ冊子を構成する際に、中綴じセンターページが冊子のどのページに該当するかを考えて印刷設定する必要があり、操作が煩雑になるという問題がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、中綴じ処理において、中綴じセンターページを特定して印刷設定を行うことで、中綴じ処理に係る設定操作を容易にすることができる画像形成装置および情報処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る画像形成装置および情報処理装置は、次の通りである。
本発明は、印刷データを記憶する記憶部と、記録媒体に対して中綴じ印刷を行う印刷部と、前記記録媒体に対して中綴じ処理を行う中綴じ処理部とを有する画像形成装置であって、前記印刷部の構成として、前記記録媒体の中綴じページのうちの中綴じセンターページに対して他の中綴じページとは異なる印刷設定を行なう中綴じセンターページ印刷設定機能を備え、前記中綴じ処理部の構成として、前記中綴じセンターページ印刷設定機能による印刷設定に基づき、印刷された中綴じページに中綴じセンターページを挿入する中綴じセンターページ挿入手段を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、前記中綴じ処理部の構成として、前記中綴じセンターページとなる用紙の用紙タイプ(例えば、紙厚、色紙、印刷済み用紙など)を設定可能とする用紙タイプ設定機能を有することが好ましい。
また、本発明は、前記中綴じ処理部の構成として、前記中綴じセンターページとなる用紙を供給する用紙供給部を設定可能とする用紙供給部設定機能を有することが好ましい。
また、本発明は、前記印刷部の構成として、前記中綴じセンターページに対して指定した画像を印刷可能とする指定画像印刷機能を有することが好ましい。
また、本発明は、外部からの指示により各ページに対する印刷設定に従って印刷処理を行う画像形成装置に対して中綴じ印刷処理を指示することで中綴じ印刷処理を実行可能な情報処理装置であって、前記画像形成装置に対して、中綴じ印刷における中綴じセンターページに対して他の中綴じページとは異なる印刷設定を行なうように指示する中綴じセンターページ印刷設定指示手段を備えることを特徴とするものである。
本発明の画像形成装置よれば、印刷データを記憶する記憶部と、記録媒体に対して中綴じ印刷を行う印刷部と、前記記録媒体に対して中綴じ処理を行う中綴じ処理部とを有する画像形成装置であって、前記印刷部の構成として、前記記録媒体の中綴じページのうちの中綴じセンターページに対して他の中綴じページとは異なる印刷設定を行なう中綴じセンターページ印刷設定機能を備え、前記中綴じ処理部の構成として、前記中綴じセンターページ印刷設定機能による印刷設定に基づき、印刷された中綴じページに中綴じセンターページを挿入する中綴じセンターページ挿入手段を備えることで、中綴じセンターページの印刷設定を容易に行うことができ、中綴じセンターページを他の中綴じページの印刷物に容易に挿入することが可能となる。これにより、中綴じセンターページが冊子状の印刷物のどのページに該当するかを考えることなく、簡単に中綴じセンターページの印刷設定を行うことができる。
また、本発明の情報処理装置によれば、外部からの指示により各ページに対する印刷設定に従って印刷処理を行う画像形成装置に対して中綴じ印刷処理を指示することで実行可能な情報処理装置であって、前記画像形成装置に対して、中綴じ印刷における中綴じセンターページに対して他の中綴じページとは異なる印刷設定を行なうように指示する中綴じセンターページ印刷設定指示手段を備えることで、画像形成装置にて設定操作を行うことなく、離れた位置からでも中綴じセンターページの印刷設定を容易に行うことができ、中綴じセンターページを他の中綴じページの印刷物に容易に挿入することが可能となる。これにより、簡単に中綴じセンターページの印刷設定を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す説明図示す説明図である。 前記画像形成装置の構成をブロック図で示す説明図である。 前記画像形成装置に装着される後処理装置の概略構成を示す説明図である。 (a)は前記後処理装置の折り処理部に印刷物が貯留した状態を示す説明図、(b)は前記折り処理部における印刷物が折り込まれる作用を示す説明図である。 前記後処理部において中綴じ処理された印刷物の小口側が断裁される状態を示す側方断面図である。 前記画像形成装置において中綴じ処理の際に中綴じセンターページが挿入される処理を示す概略説明図である。 (a)は前記中綴じセンターページが観音開き折りに折り込まれた状態を示す説明図、(b)は前記中綴じセンターページを用紙束上部に挿入した状態を示す説明図である。 前記画像形成装置において、中綴じセンターページと中綴じセンターページ以外のページが一連のジョブで印刷されて中綴じ処理された時のシート枚数とページとの関係を示す説明図である。 前記画像形成装置において、中綴じセンターページ以外のページが一連のジョブで印刷されて中綴じ処理された時のシート枚数とページとの関係を示す説明図である。 前記画像形成装置において中綴じ印刷を行う印刷データが1種類の場合の印刷ジョブを行うフローチャートである。 前記画像形成装置において中綴じ印刷を行うときの中綴じセンターページの設定を行う処理を示すフローチャートである。 前記画像形成装置において中綴じ印刷を行うときの中綴じセンターページの設定として中綴じセンターページ以外の印刷データにより印刷処理を行う場合のフローチャートである。 前記画像形成装置において中綴じ印刷を行うときの中綴じセンターページの設定としてインサータから供給される用紙を用いる場合のフローチャートである。 前記画像形成装置の後処理装置における後処理工程を示すフローチャートである。 第2実施形態の情報処理装置と画像形成装置の構成をブロック図で示す説明図である。 前記情報処理装置の指示により画像形成装置において中綴じ印刷が行われる工程を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、本発明の画像形成装置を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す説明図、図2は前記画像形成装置の構成をブロック図で示す説明図である。
第1実施形態に係る画像形成装置10は、図1に示すように、記録媒体(記録用紙)に対して中綴じ印刷を行う画像形成部(印刷部)11と、印刷された記録媒体に対して中綴じ処理を行う中綴じ処理部として後処理装置30とを有する画像形成装置であって、本発明に係る画像形成装置の特徴的な構成を採用したものである。
画像形成装置10は、プリンタやスキャナ機能付きのプリンタ、複合機、MFP等の少なくとも印刷機能を有する画像形成装置である。
ここで、画像形成装置10の概略構成について説明する。
第1実施形態の画像形成装置10は、図1に示すように、装置本体101の上部に画像読み取り部102が搭載されている。装置本体101の排紙側の側部には、印刷された記録媒体に対して中綴じ処理を行う観音開き折り装置(中綴じ処理部)20と後処理装置(中綴じ処理部)30が並設されている。
装置本体101には、サイズが異なる用紙を収納可能な給紙トレイ(用紙供給部)103a,103b,103cが複数搭載されている。
観音開き折り装置20は、装置の上部に差込み用紙(シート)が収納されるインサータ(用紙供給部)21が搭載され、装置の内部に折り込み部22が設けられている。
これにより、観音開き折り装置20は、インサータ21から差込まれる用紙を折り込み部22において観音開きが可能に折り込むように構成されている。
インサータ21は、印刷された用紙に対して中綴じセンターページ用の別の用紙を供給する中綴じセンターページ挿入手段を構成するものである。
後処理装置30は、出力される印刷物の完成状態によって仕分け排紙が可能なように排紙トレイ30A,30Bを備えている。
排紙トレイ30Aには、ステープル処理がなされて中綴じ折りされない印刷物が排紙される。排紙トレイ30Bには、ステープル処理後に中綴じ折りされた印刷物が排紙される。
次に、第1実施形態の画像形成装置10の特徴的な構成について説明する。
画像形成装置10は、図2に示すように、主に、記憶部11、画像形成部12、画像読取部13、制御部14、外部記憶媒体接続部15、通信部16を備えて構成されている。
記憶部11は、HDDなどより構成されるメモリである。
画像形成部12は、中綴じ印刷が可能に構成されている。
そして、画像形成部12は、記録媒体の中綴じページのうちの中綴じセンターページに対して他の中綴じページとは異なる印刷設定を行なう中綴じセンターページ印刷設定機能121を備えている。
制御部14は、制御部として機能するもので、図示していないROM、RAMに格納されているプログラムを実行し、RAMを作業領域として使用するように構成される。
そして、制御部14は、用紙の差込要求があった場合に、観音開き折り装置20に対して、インサータ21から用紙を折り込み部21に用紙を供給して、折り込み部21において観音開き折りを行うように指示する。
外部記憶媒体接続部15には、メモリカード等の外部記憶媒体が接続される。
通信部16は、外部例えば、ネットワークを介して外部の情報処理装置40と接続される。
観音開き折り装置20は、中綴じセンターページ印刷設定機能121による印刷設定に基づき、印刷された中綴じページに中綴じセンターページを挿入する中綴じセンターページ挿入手段として機能するインサータ21を備えている。
次に、第1実施形態の後処理装置30における後処理に応じた印刷物の搬送について図面を参照して具体的に説明する。
図3は第1実施形態の画像形成装置に装着される後処理装置の概略構成を示す説明図、図4(a)は前記後処理装置の折り処理部に印刷物が貯留した状態を示す説明図、(b)は前記折り処理部における印刷物が折り込まれる作用を示す説明図、図5は前記後処理部において中綴じ処理された印刷物の小口側が断裁される状態を示す側方断面図である。
まず、印刷物に対して後処理が設定されていない場合について説明する。
画像形成装置10側より後処理装置30に搬送された印刷物は、図3に示すように、搬送ローラ331によって第1用紙搬送路311に搬送されて排紙ローラ341により排紙トレイ30Aへ排出される。
次に、印刷物に対してステープル処理が設定されている場合について説明する。
観音開き折り装置20側より搬送された印刷物は、図3に示すように、搬送ローラ331を通って第1用紙搬送路311に導かれ、ステープルトレイ30Cに搬送されて、ステープルユニット350においてステープラ351によりステープル処理が施される。
印刷物に対して中綴じ処理が設定されている場合は、印刷物の中央部にステープル処理が施される。
そして、ステープラ351によりステープル処理が施された印刷物は、中綴じ折りが設定されていない場合は、搬送ローラ332,333により搬送されて排紙ローラ341により排紙トレイ30Aへ排出される。
一方、中綴じ折りが設定されている場合は、ステープラ351によりステープル処理が施された印刷物は、搬送ローラ332,333により戻されて、搬送ローラ334により第2用紙搬送路312に導かれて折り処理ユニット360に搬送される。
折り処理ユニット360は、図4(a),(b)に示すように、折り処理トレイ30Dと折り部材361と折りローラ362とを備えて構成されている。
符号Pは折り処理トレイ30Dに貯留した複数の印刷物を示す。
折り処理トレイ30Dは、搬送された印刷物を貯留可能に構成されている。
折り部材361と折りローラ362とは、折り処理トレイ30Dを挟んで対向する位置に配置されている。
折りローラ362は、一対のローラにより構成されている。折り部材361は、折りローラ362のローラ間(ニップ位置)に向かって突出可能に構成されている。
折り処理ユニット360に搬送された印刷物は、図4(a),(b)に示すように、折り処理トレイ30Dにおいて貯留された後、印刷物の中央部の折り位置に折り部材361が押し当てられて、さらに折り部材361により折りローラ362のローラ間に押し込まれて、折りローラ362により圧迫されて中綴じ折りされながら、トリマユニット(断裁部)370に搬送される。
そして、2つ折りにされた印刷物は、搬送ローラ335,336によりトリマユニット370の断裁トレイ30E上に搬送されて、図3,図5に示すように、所定位置でトリマ用カッター372により印刷物Pの一端P0が小口裁断される。そして、断裁された印刷物は、搬送ローラ335,336により搬送されて排紙ローラ342により排紙トレイ30Bへ排出される。
ここで、第1実施形態の画像形成装置10において、中綴じ処理の際に、中綴じセンターページとして観音開き折りのシートを挿入して折り込む処理について説明する。
図6は第1実施形態の画像形成装置において中綴じ処理の際に中綴じセンターページが挿入される処理を示す概略説明図、図7(a)は前記中綴じセンターページが観音開き折りに折り込まれた状態を示す説明図、(b)は前記中綴じセンターページを用紙束上部に挿入した状態を示す説明図である。
中綴じ処理における中綴じセンターページP1となる用紙は、図6に示すように、中綴じ冊子を作成中における折り処理を行う前の状態において、ステープルトレイ30C上での記録済みシートの積載順で最も上部に積載されるシートに相当する。すなわち、シートの積載順で最後に積載されるシートである。
第1実施形態では、印刷後の用紙が後処理装置30に所定枚数搬送された後に、観音開き折り装置20において、インサータ21により挿入された用紙が、図7(a)に示すように、折り込み部22において観音開き折りに折り込まれた後に、後処理装置30に搬送される。
観音開き折り処理は、図4(a),(b)に示す折り処理と同様の処理によって1つのシートに2回折り処理を施すことによって得られる。
そして、観音開き折りに折り込まれた用紙は、図7(b)に示すように、先に後処理装置30に搬送された印刷後の用紙束P2の上部に積載されて、中綴じセンターページP1として冊子状に折り込まれた時に内側中央部に配置するようになっている。
次に、画像形成装置10において中綴じ処理された印刷物の小口側の一辺を裁断する処理について説明する。
第1実施形態では、中綴じ印刷後の印刷物の中央部に2箇所ステープルを打って中綴じ処理を行った印刷物Pに対して小口側の一端P0を裁断するようにされている。
画像形成装置10に搭載される後処理装置30は、図3に示すように、ステープルユニット350と折り処理ユニット360とトリマユニット370とを備えて、ステープル機能と紙折り機能と断裁機能を持つサドルスティッチフィニッシャーを構成したものである。
画像形成装置10において、画像形成部12によって中綴じ印刷によるレイアウトされた印刷物が、後処理装置30に搬送されると、ステープルユニット350において印刷物の中央部に2箇所ステープルが打たれ、折り処理ユニット360において印刷物の中央で2つに折られる。
そして、二つ折りされた印刷物がトリマユニット370に搬送されると、図5に示すように、印刷物Pの小口側の一端P0がトリマ用カッター371により断裁される。
次に、第1実施形態の画像形成装置10において中綴じ処理が行われた印刷物のシート枚数とページとの関係を説明する。
図8は第1実施形態の画像形成装置において、中綴じセンターページと中綴じセンターページ以外のページが一連のジョブで印刷されて中綴じ処理された時のシート枚数とページとの関係を示す説明図、図9は前記画像形成装置において、中綴じセンターページ以外のページが一連のジョブで印刷されて中綴じ処理された時のシート枚数とページとの関係を示す説明図である。
まず、中綴じセンターページP1と中綴じセンターページP1以外のページに一連のジョブ、例えば、第1のジョブとして2−UP両面で印刷する場合について説明する。
2−UP両面で印刷された印刷物が複数枚で構成されて中綴じ処理される場合は、図8に示すように、印刷データにおける画像のページが1ページ目からnページ目まであるとすると、両面印刷するので必要なページ枚数はn/4となる。
したがって、中綴じセンターページP1でない用紙として印字・排出されるのは1枚目からn/4−1枚めであり、中綴じセンターページP1はn/4枚目となる。
そして、1枚目のシートには2−up両面印刷で1,2,n−1,nページ目が印刷され、2枚目のシートには3,4,n−2,n−3ページ目が印刷される。
このようにして、n/4−1枚目のシートにはn/2−2,n/2−3,n/2+3,n/2+4ページ目が印刷され、最後のn/4枚目のシートとなる中綴じセンターページP1にはn/2,n/2−1,n/2+1,n/2+2ページ目が印刷される。
次に、中綴じセンターページP1以外のページに第1のジョブを印刷して、中綴じセンターページP1には印刷しない、もしくは中綴じセンターページP1に別のジョブ(第2のジョブ)を印刷する場合について説明する。
2−UP両面で印刷された印刷物が複数枚で構成されて、これに加えて中綴じセンターページP1を含んで中綴じ処理される場合は、図9に示すように、印刷データにおける画像のページが1ページ目からnページ目まであるとすると、両面印刷するので必要なページ枚数はn/4となり、中綴じセンターページP1はn/4+1枚目となる。
すなわち、図9に示すように、1枚目のシートには2−up両面印刷で1,2,n−1,nページ目が印刷され、2枚目のシートには3,4,n−2,n−3ページ目が印刷される。このようにして、n/4枚目のシートにはn/2,n/2−1,n/2+1,n/2+2ページ目が印刷される。
そして、最後のページとなる中綴じセンターページP1には、第1のジョブが行われずに最上部に載置される。
次に、第1実施形態の画像形成装置10において中綴じ印刷を行う場合の出力処理についてフローチャートに沿って説明する。
図10は第1実施形態の画像形成装置において中綴じ印刷を行う印刷データが1種類の場合の印刷ジョブを行うフローチャートである。
第1実施形態の画像形成装置10において中綴じ印刷を行う場合は、まず、ステープル等の後処理や中綴じ処理における中綴じセンターページP1の設定、及び倍率等各種コピー設定を行う。そして、それらの設定が完了後、スタートキーをオンすると印刷処理が実行される。
画像形成装置10において印刷処理がスタートすると、図10に示すように、まず、設定操作が受け付けられ(ステップS1)、中綴じセンターページ設定機能が設定されたか否かが判定される(ステップS2)。
ステップS2において、中綴じセンターページ設定機能が設定されたと判断された場合は、スタートキーがオンされたか否かが判断される(ステップS4)。
一方、ステップS2において、中綴じセンターページ設定機能が設定されていないと判断された場合は、ステップS3に進み中綴じセンターページP1の設定が行われる。
ここで、中綴じセンターページP1の設定についてフローチャートに沿って説明する。
図11は第1実施形態の画像形成装置において中綴じ印刷を行うときの中綴じセンターページの設定を行う処理を示すフローチャートである。
中綴じセンターページP1の設定は、図11に示すように、まず、中綴じセンターページ機能をオンに設定する(ステップS21)。そして、給紙トレイを変更するか否かが判断される(ステップS22)。
ステップS22において、給紙トレイを変更すると判断された場合は、給紙トレイが変更されて、用紙タイプ、用紙サイズも同時に設定され(ステップS23)、ステップS25に進む。
一方、ステップS22において、給紙トレイを変更しないと判断された場合は、デフォルト設定されている給紙トレイのまま変更しないで(ステップS24)、ステップS25に進む。
ステップS25では、中綴じセンターページへ印刷するか否かが判断される。
ステップS25において、中綴じセンターページへ印刷すると判断された場合は、中綴じセンターページへの印刷設定をオンにして(ステップS26)、ステップS27に進む。
一方、ステップS25において、中綴じセンターページへ印刷しないと判断された場合は、そのままステップS27に進む。
ステップS27では、中綴じセンターページへの観音開き折りを行うか否かが判断される。ステップS27において、中綴じセンターページへの観音開き折りを行うと判断された場合は、観音開き折り機能をオンに設定して(ステップS28)、ステップS29に進む。
一方、ステップS27において、中綴じセンターページへの観音開き折りを行わないと判断された場合は、そのままステップS29に進む。
ステップS29では、実行を指示するOKキーがオンされたか否かが判断される。
ステップS29において、OKキーがオンされたと判断された場合は、印刷処理を行う処理工程に戻る。
一方、ステップS29において、OKキーがオンされていないと判断された場合は、ステップS21に戻り再び設定処理を行う。
このようにして、中綴じセンターページP1の設定が行われる。
ここで、中綴じ印刷により出力処理を行うフローチャートに戻る。
図10に示すように、ステップS4では、スタートキーがオンされたか否かが判断だれる。
ステップS4において、スタートキーがオンされたと判断された場合は、原稿読込みが実行され(ステップS5)、ステップS6に進む。一方、ステップS4において、スタートキーがオンされていないと判断だれた場合は、ステップS1に戻る。
ステップS6では、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが1種類の印刷データにより設定されているか、または、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが2種類の印刷データにより設定されているか、または、中綴じセンターページにインサータ21からの用紙を用いる設定とされているかが判断される。
ステップS6において、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが1種類の印刷データにより設定されていると判断された場合は、ステップS7に進む。
また、ステップS6において、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが2種類の印刷データにより設定されていると判断された場合は、丸付き数字1に進む。
さらに、ステップS6において、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページにインサータ21からの用紙を用いるように設定されていると判断された場合は、丸付き数字2に進む。
ここでは、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが1種類の印刷データにより設定されている場合について説明する。
すなわち、ステップS6において、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが1種類の印刷データにより設定されていると判断された場合は、中綴じ印刷を行うための中綴じデータが作成される(ステップS7)。このときにページの組み替えを行い、各用紙に対して適切な画像ページの組み合わせを設定する。
そして、中綴じセンターページに印刷を行うか否かが判断される(ステップS8)。
ステップS8において、中綴じセンターページに印刷を行うと判断された場合は、中綴じセンターページ以外の用紙のトレイとして給紙トレイを設定する(ステップS9)。
そして、中綴じセンターページ以外のn/4−1枚目まで用紙に印刷して(ステップS10)、ステープルトレイ30C上に載置される。
そして、中綴じセンターページの用紙のトレイとして給紙トレイを設定して(ステップS11)、中綴じセンターページをn/4枚目として印刷する(ステップS12)。そして、ステップS17に進む。
一方、ステップS8において、中綴じセンターページに印刷を行わないと判断された場合は、中綴じセンターページ以外の用紙のトレイとして給紙トレイを設定する(ステップS13)。
そして、中綴じセンターページ以外のn/4枚目まで用紙に印刷して(ステップS14)、ステープルトレイ30C上に載置される。
そして、中綴じセンターページの用紙のトレイとして給紙トレイを設定して(ステップS15)、中綴じセンターページとして用紙1枚を搬送する(ステップS16)。そして、ステップS17に進む。
ステップS17では、観音開き折り処理が設定されているか否かが判断される。
ステップS17において、観音開き折り処理が設定されていると判断された場合は、中綴じセンターページは観音開き折り処理が施されて(ステップS18)、ステープルトレイ30Cに搬送されて先に搬送されて積載されている中綴じセンターページ以外の用紙上に載置される。
そして、全ての印刷物がステープルトレイ30C上に載置されると、後処理設定に応じて、後処理(ステープル処理、折り処理、裁断処理)が行われ(ステップS19)、後処理設定に応じた排紙トレイに排紙され、全処理が完了する。
次に、ステップS6における中綴じ印刷の設定として、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが2種類の印刷データにより設定されていると判断された場合についてフローチャートに沿って説明する。
図12は第1実施形態の画像形成装置において中綴じ印刷を行うときの中綴じセンターページの設定として中綴じセンターページ以外の印刷データにより印刷処理を行う場合のフローチャートである。
ここで印刷処理に用いられる印刷データを、中綴じセンターページ以外の印刷データを第1印刷データ、中綴じセンターページの印刷データを第2印刷データとする。
画像形成装置10において、2種類の印刷データにより中綴じ印刷を行う場合は、図12に示すように、まず、中綴じセンターページ以外のページ用の第1印刷データとしての原稿を読取処理した後、中綴じセンターページ用の第2印刷データとして原稿をセットして読取処理を行う(ステップS31)。
第2印刷データとしては、原稿以外に、画像形成装置10内の記憶装置内に保存されたファイリングデータ、情報処理装置から送信されてきたデータ、外部記憶媒体接続部15に接続されたメモリカード等の外部記憶媒体に保存されたデータその他を利用することができる。
そして、中綴じ印刷を行うための中綴じデータを作成する。このときにページの組み替えを行い、各用紙に対して適切な画像ページの組み合わせを設定する(ステップS32)。
そして、中綴じセンターページ以外の用紙のトレイとして給紙トレイを設定する(ステップS33)。そして、データ読み出し後、第1印刷データを中綴じセンターページ以外のn/4枚目まで用紙に印刷して(ステップS34)、ステープルトレイ30C上に載置される。
そして、中綴じセンターページの用紙のトレイとして給紙トレイを設定して(ステップS35)、中綴じセンターページをn/4枚目として第2印刷データを印刷する(ステップS36)。
そして、観音開き折り処理が設定されているか否かが判断される(ステップS37)。
ステップS37において、観音開き折り処理が設定されていると判断された場合は、中綴じセンターページは観音開き折り処理が施されて(ステップS38)、後処理装置30に搬送されて後処理が施される(ステップS39)。
後処理装置30において、中綴じセンターページはステープルトレイ30Cに搬送されて、先に搬送されて積載されている中綴じセンターページ以外の用紙上に載置される。
そして、全ての印刷物がステープルトレイ30C上に載置されると、後処理設定に応じて、後処理(ステープル処理、折り処理、裁断処理)が行われ、後処理設定に応じた排紙トレイに排紙され、全処理が完了する。
次に、ステップS6における中綴じ印刷の設定として、中綴じセンターページとしてインサータから供給される用紙を用いるように設定されていると判断された場合についてフローチャートに沿って説明する。
図13は第1実施形態の画像形成装置において中綴じ印刷を行うときの中綴じセンターページの設定としてインサータから供給される用紙を用いる場合のフローチャートである。
画像形成装置10において、中綴じセンターページとしてインサータから供給される用紙を用いる場合は、図13に示すように、まず、印刷データを読み出し後、中綴じ印刷を行うための中綴じデータを作成する。このときにページの組み替えを行い、各用紙に対して適切な画像ページの組み合わせを設定する(ステップS41)。
そして、中綴じセンターページ以外の用紙のトレイとして給紙トレイを設定する(ステップS42)。そして、データ読み出し後、中綴じセンターページ以外のn/4枚目まで用紙に印刷して(ステップS43)、ステープルトレイ30C上に載置される。
そして、用紙の供給をインサータ21からの給紙に切換えて(ステップS44)、中綴じセンターページとしてインサータ21から給紙を行う(ステップS45)。
そして、観音開き折り処理が設定されているか否かが判断される(ステップS46)。
ステップS46において、観音開き折り処理が設定されていると判断された場合は、中綴じセンターページは観音開き折り処理が施されて(ステップS47)、後処理装置30に搬送されて後処理が施される(ステップS49)。
後処理装置30において、中綴じセンターページはステープルトレイ30Cに搬送されて先に搬送されて積載されている中綴じセンターページ以外の用紙上に載置される。
そして、全ての印刷物がステープルトレイ30C上に載置されると、後処理設定に応じて、後処理(ステープル処理、折り処理、裁断処理)が行われ、後処理設定に応じた排紙トレイに排紙され、全処理が完了する。
ここで、後処理装置30における後処理についてフローチャートに沿って説明する。
図14は第1実施形態の画像形成装置の後処理装置における後処理工程を示すフローチャートである。
画像形成装置10に搭載された後処理装置30による後処理は、図14に示すように、印刷工程が終了後に、ステープル処理が設定されたか否かが判断される(ステップS51)。
ステップS51において、ステープル処理が設定されたと判断された場合は、ステープルユニット350においてステープル処理が実行されて(ステップS52)、ステップS53に進む。一方、ステップS51において、ステープル処理が設定されていない判断された場合は、そのままステップS53に進む。
ステップS53では、折り処理が指定されたか否かが判断される。
ステップS53において、折り処理が指定されたと判断された場合は、折り処理ユニット360において折り処理が実行される(ステップS54)。
そして、トリマユニット370において断裁処理が実行されて(ステップS55)、排出トレイ30Bに排出される(ステップS56)。
一方、ステップS53において、折り処理が指定されていないと判断された場合は、そのまま排出トレイ30Aに排出される。
このようにして、後処理が実行されて後処理工程は終了する。
以上のように構成したので、第1実施形態によれば、印刷データを記憶する記憶部11と、中綴じ印刷を行う画像形成部12と、中綴じ処理を行う中綴じ処理部として観音開き折り装置20と後処理装置30とを有する画像形成装置10であって、画像形成部12の機能として、用紙の中綴じページのうちの中綴じセンターページP1に対して他の中綴じページとは異なる印刷設定を行なう中綴じセンターページ印刷設定機能121を備え、中綴じ処理部として構成される観音開き折り装置20に、中綴じセンターページ印刷設定機能121による印刷設定に基づき、印刷された中綴じページに中綴じセンターページP1を挿入する中綴じセンターページ挿入手段として機能するインサータ21を備えることで、中綴じセンターページP1の印刷設定を容易に行うことができ、中綴じセンターページP1を他の中綴じページの印刷物に容易に挿入することが可能となる。これにより、中綴じセンターページP1が冊子状の印刷物のどのページに該当するかを考えることなく、簡単に中綴じセンターページの印刷設定を行うことができる。
なお、第1実施形態では、中綴じ処理部の構成として、中綴じセンターページ挿入手段として機能するインサータ21により中綴じセンターページP1を挿入するようにしているが、本発明は、中綴じ処理をこれに限定するものではない。
例えば、中綴じ処理部の構成として、中綴じセンターページP1となる用紙の用紙タイプ(例えば、紙厚、色紙、印刷済み用紙など)を設定可能とする用紙タイプ設定機能を備えるものであっても良い。このように構成することで、用紙タイプの異なる中綴じセンターページを選択することができる。
また、中綴じ処理部の構成として、中綴じセンターページP1となる用紙の用紙サイズを設定可能とする用紙サイズ設定機能を備えるものであっても良い。このように構成することで、中綴じセンターページP1の用紙サイズの設定を容易に行うことができる。
さらに、中綴じ処理部の構成として、中綴じセンターページP1となる用紙を供給する用紙供給部を設定可能とする用紙供給部設定機能を備えるものであっても良い。このように構成することで、中綴じセンターページP1となる用紙を用紙供給部に応じて設定することができる。
また、第1実施形態では、画像形成部12の構成として、中綴じセンターページP1に対して他の中綴じページとは異なる印刷設定を行なう中綴じセンターページ印刷設定機能121を備えているが、本発明は、画像形成部12である印刷部の構成をこれに限定するものではない。
例えば、印刷部の構成として、中綴じセンターページP1に対して指定した画像を印刷可能とする指定画像印刷機能を備えるものであっても良い。このように構成することで、中綴じセンターページP1の画像を容易に設定することができる。
また、印刷部の構成として、プリント、ダイレクトプリント、ファイリング保存データ再印刷において、中綴じセンターページの印刷設定を中綴じセンターページ以外のページの印刷設定と異なる印刷設定にする機能を備えるものであっても良い。このように構成することで、コピー機能による出力処理に限らずに、プリント、ダイレクトプリント、ファイリング保存データ再印刷等においても、中綴じセンターページ印刷の設定を行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図15は第2実施形態の情報処理装置と画像形成装置の構成をブロック図で示す説明図である。
なお、第2実施形態に係る画像形成装置は、第1実施形態に係る画像形成装置と同様の構成を備えるのものとし、各構成の詳細の説明は第1実施形態を参照するものとする。
第2実施形態は、画像形成装置に対して印刷処理を指示する情報処理装置であって、本発明に係る情報処理装置の特徴的な構成を採用したものである。
第2実施形態に係る情報処理装置40は、図15に示すように、ネットワークを介して画像形成装置10の通信部16と接続されている。
画像形成装置10は、情報処理装置40からの指示により各ページに対する印刷設定に従って印刷処理を行うように構成されている。
情報処理装置40は、画像形成装置10に対して中綴じ印刷処理を指示することで中綴じ印刷処理を実行可能な情報処理装置であって、中綴じ印刷における中綴じセンターページに対して他の中綴じページとは異なる印刷設定を行なうように指示する中綴じセンターページ印刷設定指示部401を備えている。
次に、第2実施形態の情報処理装置40により画像形成装置10対して中綴じ印刷を行うように指示することで画像形成装置10により中綴じ印刷が実行される工程についてフローチャートに沿って説明する。
図16は第2実施形態の情報処理装置の指示により画像形成装置において中綴じ印刷が行われる工程を示すフローチャートである。
まず、情報処理装置40において、中綴じ印刷および中綴じ処理の設定が行われる。そして、図16に示すように、中綴じ印刷および中綴じ処理に関する設定操作が受け付けられると(ステップS101)、スタートボタンがオンされたか否かが判断されて(ステップS102)、スタートボタンがオンされると、情報処理装置40から画像形成装置10に印刷データが送信される(ステップS103)。
画像形成装置10では、情報処理装置40からの印刷データが受信されたか否かが判断される(ステップS201)。ステップS201において、情報処理装置40からの印刷データが受信されたと判断されると、ステップS202に進む。一方、ステップS201において、情報処理装置40からの印刷データが受信されていないと判断だれた場合は、印刷データの受信の確認が繰り返される。
ステップS202では、第1実施形態と同様に、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが1種類の印刷データにより設定されているか、または、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが2種類の印刷データにより設定されているか、または、中綴じセンターページにインサータ21からの用紙を用いる設定とされているかが判断される。
ステップS202において、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが1種類の印刷データにより設定されていると判断された場合は、ステップS203に進む。
また、ステップS202において、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが2種類の印刷データにより設定されていると判断された場合は、丸付き数字1に進む。
さらに、ステップS202において、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページにインサータ21からの用紙を用いるように設定されていると判断された場合は、丸付き数字2に進む。
ここでは、第1実施形態と同様に、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが1種類の印刷データにより設定されている場合について説明する。
すなわち、ステップS202において、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが1種類の印刷データにより設定されていると判断された場合は、中綴じ印刷を行うための中綴じデータが作成される(ステップS203)。このときにページの組み替えを行い、各用紙に対して適切な画像ページの組み合わせを設定する。
そして、中綴じセンターページに印刷を行うか否かが判断される(ステップS204)。
ステップS204において、中綴じセンターページに印刷を行うと判断された場合は、中綴じセンターページ以外の用紙のトレイとして給紙トレイを設定する(ステップS205)。
そして、中綴じセンターページ以外のn/4−1枚目まで用紙に印刷して(ステップS206)、ステープルトレイ30C上に載置される。
そして、中綴じセンターページの用紙のトレイとして給紙トレイを設定して(ステップS207)、中綴じセンターページをn/4枚目として印刷する(ステップS208)。そして、ステップS213に進む。
一方、ステップS204において、中綴じセンターページに印刷を行わないと判断された場合は、中綴じセンターページ以外の用紙のトレイとして給紙トレイを設定する(ステップS209)。
そして、中綴じセンターページ以外のn/4枚目まで用紙に印刷して(ステップS210)、ステープルトレイ30C上に載置される。
そして、中綴じセンターページの用紙のトレイとして給紙トレイを設定して(ステップS211)、中綴じセンターページとして用紙1枚を搬送する(ステップS212)。そして、ステップS213に進む。
ステップS213では、観音開き折り処理が設定されているか否かが判断される。
ステップS213において、観音開き折り処理が設定されていると判断された場合は、中綴じセンターページは観音開き折り処理が施されて(ステップS214)、ステープルトレイ30Cに搬送されて先に搬送されて積載されている中綴じセンターページ以外の用紙上に載置される。
そして、全ての印刷物がステープルトレイ30C上に載置されると、後処理設定に応じて、後処理(ステープル処理、折り処理、裁断処理)が行われ(ステップS215)、後処理設定に応じた排紙トレイに排紙され、全処理が完了する。
なお、ステップS202における中綴じ印刷の設定として、中綴じ印刷の設定が、中綴じセンターページの印刷データと中綴じセンターページ以外の印刷データとが2種類の印刷データにより設定されていると判断された場合については、1実施形態と同様であるため、第1実施形態における説明を参照するものとする。
また、後処理装置30における後処理についても、1実施形態と同様であるため、第1実施形態における説明を参照するものとする。
以上のように構成したので、第2実施形態によれば、画像形成装置10に対して中綴じ印刷処理を指示することで中綴じ印刷処理を実行可能な情報処理装置40であって、画像形成装置10に対して、中綴じ印刷における中綴じセンターページに対して他の中綴じページとは異なる印刷設定を行なうように指示する中綴じセンターページ印刷設定指示部401を備えることで、画像形成装置10にて設定操作を行うことなく、離れた位置からでも中綴じセンターページP1の印刷設定を容易に行うことができ、中綴じセンターページP1を他の中綴じページの印刷物に容易に挿入することが可能となる。これにより、簡単に中綴じセンターページの印刷設定を行うことができる。
なお、第2実施形態では、画像形成装置10に対して情報処理装置40から印刷データ等を送信するようにしているが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、画像形成装置10内の記憶装置内に保存されたファイリングデータ、外部記憶媒体接続部15に接続されたメモリカード等の外部記憶媒体に保存されたデータ等、その他の方式によって入力された印刷データを利用するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、印刷から後処理にわたり一連の工程に沿って実行するようにされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、中綴じセンターページ搬送前に出力処理を一時中断するモードを設けるようにしてもよい。
具体的には、同じ給紙トレイを使用して、中綴じセンターページ以外のページと中綴じセンターページとで用紙を入れ替えて印刷する場合に、中綴じセンターページ以外のページの印刷が終了した時に中綴じセンターページに対する処理を実行する前に一旦出力処理を中断して、給紙トレイを入れ替えた後に、ユーザからの指示を受けたら再開するようにしてもよい。
例えば、図10に示す処理工程において、ステップS10またはステップS14における印刷処理が終了した後に一旦処理を停止して、ユーザの指示を受けて次の処理に移行する。また、図12に示す処理工程においては、ステップS34における印刷処理が終了した後に一旦処理を停止する。
このように、同じ給紙トレイを使用して用紙を取り替えたり、また、手差しトレイにより別の用紙を給紙したりすることで、中綴じセンターページ以外のページとは異なる用紙で中綴じセンターページを作成することができる。
以上のように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10画像形成装置
11 記憶部
12 画像形成部(印刷部)
14 制御部
20 観音開き折り装置(中綴じ処理部)
21 インサータ(中綴じセンターページ挿入手段)
22 折り込み部
30 後処理装置(中綴じ処理部)
40 情報処理装置
121 中綴じセンターページ印刷設定機能
350 ステープルユニット
360 処理ユニット
370 トリマユニット
401 中綴じセンターページ印刷設定指示部
P 印刷物
P0 一端
P1 センターページ
P2 用紙束

Claims (5)

  1. 印刷データを記憶する記憶部と、記録媒体に対して中綴じ印刷を行う印刷部と、前記記録媒体に対して中綴じ処理を行う中綴じ処理部とを有する画像形成装置であって、
    前記印刷部は、前記記録媒体の中綴じページのうちの中綴じセンターページに対して他の中綴じページとは異なる印刷設定を行なう中綴じセンターページ印刷設定機能を備え、
    前記中綴じ処理部は、前記中綴じセンターページ印刷設定機能による印刷設定に基づき、印刷された中綴じページに中綴じセンターページを挿入する中綴じセンターページ挿入手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記中綴じ処理部は、前記中綴じセンターページとなる用紙の用紙タイプを設定可能とする用紙タイプ設定機能を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記中綴じ処理部は、前記中綴じセンターページとなる用紙を供給する用紙供給部を設定可能とする用紙供給部設定機能を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷部は、前記中綴じセンターページに対して指定した画像を印刷可能とする指定画像印刷機能を有することを特徴とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 外部からの指示により各ページに対する印刷設定に従って印刷処理を行う画像形成装置に対して中綴じ印刷処理を指示することで中綴じ印刷処理を実行可能な情報処理装置であって、
    前記画像形成装置に対して、中綴じ印刷における中綴じセンターページに対して他の中綴じページとは異なる印刷設定を行なうように指示する中綴じセンターページ印刷設定指示手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
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