JP2014079055A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高効率であってかつEMIノイズを低減可能な力率改善回路を備え、かつ、低廉かつ簡易な回路構成によりリアクトル電流がゼロとなる時点を検出することが可能な電源装置を提供する。
【解決手段】電源装置10は、第1の整流素子D1と第1のスイッチング素子Q1と第3の整流素子D3からなる第1の直列回路と、第2の整流素子D2と第2のスイッチング素子Q2と第4の整流素子D4からなる第2の直列回路と、第1の整流素子D1と第1のスイッチング素子Q1の接続点と第2の整流素子D2と第2のスイッチング素子Q2の接続点との間に接続されたリアクトルL1と、第1の抵抗素子R1からなる電流検出部R1とを備え、電流検出部R1で検出される第1の電流に応じた第1のゼロ電流検出信号Vzd1に基づいて第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2を制御して、所望の直流電圧を負荷回路2に供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、力率改善回路機能を有する電源装置に関し、特に、電源装置が備えるブリッジレス力率改善回路の臨界モード動作に関する。
従来、負荷に対して電力を供給するために、入力される交流電源の交流電圧を整流後、所望の交流または直流電圧に変換して負荷に供給する電源装置が広く用いられている。このような電源装置には、その力率を改善し、また、装置から発生するEMIノイズを低減するために、力率改善回路を設けることが要求される。そのため、電源装置の一般的な構成では、その入力段に、ダイオードブリッジからなる整流回路と、昇圧コンバータ回路からなる力率改善回路が実装される。
近年、電源装置において、昇圧動作による力率改善機能と整流機能を兼備することにより前段のダイオードブリッジを不要とした、所謂ブリッジレス力率改善回路も提案されている(例えば、特許文献1参照)。この力率改善回路は、電源装置の入力段を簡易な回路により構成し、かつ、ダイオードの導通損失を低減することが可能な点で、整流回路と力率改善回路とを個別に設けた構成よりも有利なものである。
特開2011−152017号公報
一般に、力率改善回路の動作モードとして、臨界モードがある。臨界モードでは、主スイッチング素子のオフ期間中にリアクトル電流がゼロとなる時点を検出し、その検出の直後に主スイッチング素子がオンとなるように、主スイッチング素子のオン・オフが制御される。したがって、力率改善回路を臨界モードで動作させるためには、リアクトル電流がゼロとなる時点を検出する必要があり、そのための電流検出技術として、特許文献1に記載の力率改善回路のように、従来、カレントトランスまたは電流検出用の抵抗を用いるのが一般的である。
しかしながら、例えばカレントトランスを用いた電流検出技術は、必要な検出精度を確保するためにリセット回路等の追加の回路が必要となり、回路構成及びその制御が複雑化するという問題がある。これに対して、リアクトル電流の経路に電流検出用の抵抗を接続した場合には、低廉かつ簡易な回路により電流検出回路を構成可能である。
しかしながら、特許文献1に記載された力率改善回路には、交流電源の出力端のうちリアクトルに接続される側が、力率改善回路のグランドに対してフローティングとなるとなるため、EMIノイズが増大するという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、高効率であってかつEMIノイズを低減可能な力率改善回路を備え、かつ、低廉かつ簡易な回路構成によりリアクトル電流がゼロとなる時点を検出することが可能な電源装置を提供することを目的とする。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、さらに他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)第1の整流素子(D1)と第1のスイッチング素子(Q1)と第3の整流素子(D3、Q3)とからなる第1の直列回路と、第2の整流素子(D2)と第2のスイッチング素子(Q2)と第4の整流素子(D4、Q4)とからなり、前記第1の直列回路に並列接続される第2の直列回路と、前記第1及び第2の直列回路と負荷回路とに並列接続される平滑コンデンサ(C1)と、一端が前記第1の整流素子(D1)と第1のスイッチング素子(Q1)の接続点に接続され、他端が前記第2の整流素子(D2)と第2のスイッチング素子(Q2)の接続点に接続されるリアクトル(L1)と、を含む力率改善回路と、
前記交流電源(Vac)の交流電圧および前記負荷回路に出力される出力電圧を入力するとともに、少なくとも前記第1及び第2のスイッチング素子(Q1、Q2)のスイッチング動作を制御する制御回路部と、を備えており、
前記交流電源(Vac)は、その一端が前記第1のスイッチング素子(Q1)と第3の整流素子(D3、Q3)との接続点に接続され、他端が、前記第2のスイッチング素子(Q2)と第4の整流素子(D4、Q4)との接続点に接続されているとともに、
前記交流電源(Vac)の正負の極性を検出する交流極性検出部と、
前記第3の整流素子(D3、Q3)と前記第4の整流素子(D4、Q4)の接続点とグランドとの間に流れる第1の電流を検出するか、または、前記第3の整流素子(D3、Q3)に流れる第2の電流及び前記第4の整流素子(D4、Q4)に流れる第3の電流を検出する電流検出部と、をさらに備え、
前記制御回路部は、前記電流検出部から前記第1の電流に応じて出力される第1のゼロ電流検出信号か、または、前記電流検出部から前記第2及び第3の電流のそれぞれに応じて出力される第2及び第3のゼロ電流検出信号に基づいて前記第1及び第2のスイッチング素子(Q1、Q2)を制御して、所望の直流電圧を前記負荷回路に供給する電源装置(請求項1)。
(2)(1)項に記載の電源装置において、前記交流電源(Vac)の正の半周期及び負の半周期は、前記交流極性検出部から出力される交流極性検出信号に基づいて判別されることを特徴とする電源装置(請求項2)。
(3)(1)または(2)項に記載の電源装置において、前記電流検出部は、前記第3の整流素子(D3、Q3)と前記第4の整流素子(D4、Q4)の接続点とグランドとの間に配置されて、前記第1の電流を検出する第1の抵抗素子(R1、R4)を含むことを特徴とする電源装置(請求項3)。
(4)(1)または(2)項に記載の電源装置において、前記電流検出部は、前記第3の整流素子(D3、Q3)の前記第1のスイッチング素子(Q1)と接続される一端とは反対側の一端とグランドとの間に配置されて、前記第2の電流を検出する第2の抵抗素子(R2)と、前記第4の整流素子(D4、Q4)の前記第2のスイッチング素子(Q2)と接続される一端とは反対側の一端とグランドとの間に配置されて、前記第3の電流を検出する第3の抵抗素子(R3)と、を含むことを特徴とする電源装置(請求項4)。
(5)(4)項に記載の電源装置において、前記制御回路部は、前記電流検出部から出力される前記第2のゼロ電流検出信号と前記第3のゼロ電流検出信号とを、前記交流電源(Vac)の正の半周期と負の半周期に応じて交互に検出することを特徴とする電源装置(請求項5)。
本発明に係る力率改善回路は、以上のように構成したため、高効率であってかつEMIノイズを低減可能な力率改善回路を備え、かつ、低廉かつ簡易な回路構成によりリアクトル電流がゼロとなる時点を検出することが可能な電源装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態における電源装置を示す回路構成図である。 図1に示す電源装置の要部の動作を示す波形図である。 図2のA部を拡大して示す波形図である。 本発明の第2の実施形態における電源装置を示す回路構成図である。 図4に示す電源装置の要部の動作を示す波形図である。 図5のB部を拡大して示す波形図である。 本発明の第3の実施形態における電源装置を示す回路構成図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における電源装置10を示す回路構成図である。
電源装置10は、力率改善回路1を備えており、この力率改善回路1は、交流電源Vacの交流電圧を整流、昇圧、及び力率改善し、負荷回路2に印加する機能を担うものである。負荷回路2は、典型的には、DC−DCコンバータ回路またはDC−ACコンバータ回路から構成され、力率改善回路1は、全体としてAC−DCコンバータまたはAC−ACコンバータをなす電源装置10の入力段を構成する。但し、本発明は、負荷回路2の具体的構成によって限定されるものではなく、任意の適切な回路とすることができる。
力率改善回路1は、第1の整流素子D1と第1のスイッチング素子Q1と第3の整流素子D3からなる第1の直列回路(必要な場合、符号「D1−Q1−D3」を付す)と、第2の整流素子D2と第2のスイッチング素子Q2と第4の整流素子D4からなる第2の直列回路(必要な場合、符号D2−Q2−D4を付す)とを備えている。
力率改善回路1では、第1〜第4の整流素子D1〜D4としてダイオードが用いられ、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2としてMOS−FETが用いられており、第1の直列回路は、第1の整流素子D1のアノード端子と第1のスイッチング素子Q1のドレイン端子とを接続し、さらに、第1のスイッチング素子Q1のソース端子と第3の整流素子D3のカソード端子を接続してなり、第2の直列回路は、第2の整流素子D2のアノード端子と第2のスイッチング素子Q2のドレイン端子とを接続し、さらに、第2のスイッチング素子Q2のソース端子と第4の整流素子D4のカソード端子を接続してなる。
第1の直列回路と第2の直列回路は、第1及び第2の整流素子D1、D2のカソード端子同士を接続し、また、第3及び第4の整流素子D3、D4のアノード端子同士を接続して、互いに並列に接続されている。さらに、第1及び第2の整流素子D1、D2のカソード端子同士の接続点には、平滑コンデンサC1の一端が接続され、また、第3及び第4の整流素子D3、D4のアノード端子同士の接続点には、第1の抵抗素子R1を介して平滑コンデンサC1の他端が接続されており、このように、平滑コンデンサC1は、第1の直列回路及び第2の直列回路と並列に接続される。そして、平滑コンデンサC1と並列に負荷回路2が接続される。
また、力率改善回路1は、リアクトルL1を備えており、リアクトルL1の一端は、第1の整流素子D1と第1のスイッチング素子Q1の接続点に接続され、他端は、第2の整流素子D2と第2のスイッチング素子Q2の接続点に接続される。電源装置10において、交流電源Vacの一端L(以下、L側の端子ともいう)は、第1のスイッチング素子Q1と第3の整流素子D3との接続点に接続され、他端N(以下、N側の端子ともいう)は、第2のスイッチング素子Q2と第4の整流素子D4との接続点に接続されている。
そして、電源装置10では、第3、第4の整流素子D3、D4のアノード端子同士の接続点と、平滑コンデンサC1の、第1、第2の整流素子D1、D2のカソード端子同士の接続点と接続される一端とは反対側の一端との間に、第1の抵抗素子R1が接続されており、平滑コンデンサC1の第1の抵抗素子R1に接続される一端が、力率改善回路1の出力電圧のグランド(以下、単にグランドともいう)を構成するものである。言い換えれば、第1の抵抗素子R1は、第3の整流素子D3と第4の整流素子D4の接続点とグランドとの間に配置されており、電源装置10では、この第1の抵抗素子R1が、後述する第1の電流を検出する電流検出部を構成する(以下、電流検出部にも同一の符号R1を付す)。
電源装置10は、さらに、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のスイッチング動作(オン・オフ動作)を制御する駆動制御回路(制御回路部の一例)3を備えている。駆動制御回路3には、力率改善回路1から負荷回路2に出力される出力電圧Voが入力され、この出力電圧Voに応じて第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のスイッチング動作を制御することにより、力率改善回路1の所望の出力電圧を達成する。また、駆動制御回路3には、交流電源Vacの交流電圧が、L側の端子電圧Vi3とN側の端子電圧Vi4として入力され、さらに、電流検出部R1から後述する第1のゼロ電流検出信号Vzd1が入力されており、これによって、駆動制御回路3は、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2に対する適正な駆動信号(この場合、ゲート駆動電圧S1、S2)を生成する。
ここで、本発明では、交流電源Vacの極性について、交流電源Vacの両端L、NのうちL側の端子電圧がN側の端子電圧よりも高電圧となる半周期間の極性を正極性といい、N側の端子電圧がL側の端子電圧よりも高電圧となる半周期間の極性を負極性というものとする。そして、電源装置10は、交流電源Vacの正負の極性を判別するためのAC極性検出回路(交流極性検出部の一例)4を備えており、AC極性検出回路4には、交流電源Vacの交流電圧が入力され、駆動制御回路3には、交流電源Vacの極性を示すAC極性信号(交流極性検出信号の一例)Vi1、Vi2が入力されている。
以上のように構成された電源装置10が備える力率改善回路1は、駆動制御回路3から出力されるスイッチング素子の駆動信号S1、S2に従って、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2をスイッチング動作させることにより、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2を共有するブリッジレス整流回路と昇圧回路とが一体化された力率改善回路として機能するものである。
以下、図1とともに図2、3を参照して、電源装置10の第1の制御方法における動作について説明する。尚、第1の制御方法は、以下に説明するように交流電源Vacの全周期にわたって第1のスイッチング素子Q1と第2のスイッチング素子Q2を同期してスイッチング動作させるものであるため、少なくともそのスイッチング動作のために、駆動制御回路3において交流電源Vacの極性の正負を判別する必要はない。したがって、電源装置10を第1の制御方法で動作させる場合には、図1に示す回路構成からAC極性検出回路4を削除することができる。
図2に示す各波形は、(a)が、交流電源Vacの両端間電圧を、その中性点を基準として示した波形、(b)が、リアクトルL1に流れるリアクトル電流IL1、(c)が、AC極性信号Vi1、(d)が、AC極性信号Vi2、そして、(e)は、後述する第1のゼロ電流検出電圧Vzd1である。
また、図3は、図2のA部を拡大して示した図である。
尚、図2(a)に記載された符号「+」、「−」は、それぞれ交流電源Vacが正極性である半周期(正の半周期)、交流電源Vacが負極性である半周期(負の半周期)を示している。また、図2(b)において、リアクトル電流IL1は、第1の整流素子D1と第1のスイッチング素子Q1との接続点側の一端から、第2の整流素子D2と第2のスイッチング素子Q2との接続点側の一端へ向かって流れる方向を正方向として示されており、図2(c)、(d)、(e)において、各電圧は、グランドの電位を基準として、各電圧の正負が示されている。また、図2(e)の波形は、説明の便宜のため、全体が塗潰された領域として示されている。したがって、この波形は、塗潰された領域の上辺及び下辺が、それぞれ第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のオン・オフ動作の、1周期毎の最大値及び最小値の包絡線を示すものである。図2(b)には、リアクトル電流IL1について、臨界モードでのリアクトル電流IL1の振動波形が、その包絡線とともに模式的に示されている。
ここで、図2に示す例では、AC極性検出回路4から駆動制御回路3に入力される第1のAC極性信号Vi1は、交流電源Vacの両端間電圧を半波整流した波形に相当し、第2のAC極性信号Vi2は、極性が反転された交流電源Vacの両端間電圧を半波整流した波形に相当する。駆動制御回路3は、このAC極性信号Vi1、Vi2に基づいて、交流電源Vacの正負の極性を判別する判別部(図示は省略する)を有している。
但し、本発明において、AC極性検出回路4及びAC極性信号Vi1、Vi2は、駆動制御回路3で交流電源Vacの極性の正負を判別可能な限り、任意の適切な回路及び信号とすることが可能であり、駆動制御回路3は、信号に応じた適切な判別部を有するものである。例えば、AC極性信号は、交流電源Vacの極性の正及び負に応じてハイレベル及びローレベルとなる1出力の信号であってもよい。
電源装置10は、AC極性検出回路4により交流電源Vacの正負の極性を判別し、かつ、電流検出部R1によりリアクトル電流IL1を検出することにより、次のように臨界モードでの動作を実現するものである。
まず、交流電源Vacの負の半周期では、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のゲート駆動電圧S1、S2がハイレベルとなり、これらのスイッチング素子がターンオンされると、交流電源VacのN側の端子から、第2のスイッチング素子Q2のソース−ドレイン間、リアクトルL1、第1のスイッチング素子Q1のソース−ドレイン間を経て、交流電源VacのL側の端子に至る入力電流の電流経路が形成され、リアクトルL1に流れる負方向のリアクトル電流IL1が次第に増大するとともに、リアクトルL1にその電流値に応じたエネルギーが蓄積される。この期間は、図3(b)に符号cで示す期間に相当し、以下、この期間をリアクトルL1の充電期間(または、単に充電期間)ともいう。
次いで、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2がターンオフされると、交流電源VacのN側の端子から、第2のスイッチング素子Q2の寄生ダイオード、リアクトルL1、第1の整流素子D1を通じて、平滑コンデンサC1を充電するように入力電流が流れる電流経路が形成され、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のオン期間にリアクトルL1に蓄積されたエネルギーが平滑コンデンサC1に移送される。この間に、リアクトル電流IL1は、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のターンオフ直前の値をピーク値として、次第に減少する。この期間は、図3(b)に符号dで示す期間に相当し、以下、この期間をリアクトルL1の放電期間(または、単に放電期間)ともいう。電源装置10において、この電流経路の交流電源VacのL側端子へのリターンパスは第3の整流素子D3を通じて提供される。
次に、交流電源Vacの正の半周期では、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のゲート駆動電圧S1、S2がハイレベルとなり、これらのスイッチング素子がターンオンされると、交流電源VacのL側の端子から、第1のスイッチング素子Q1のソース−ドレイン間、リアクトルL1、第2のスイッチング素子Q2のソース−ドレイン間を経て、交流電源VacのN側の端子に至る入力電流の電流経路が形成され、リアクトルL1に流れる正方向のリアクトル電流IL1が次第に増大するとともに、リアクトルL1にその電流値に応じたエネルギーが蓄積される(以下、負の半周期と同様に、この期間をリアクトルL1の充電期間または単に充電期間ともいう)。
次いで、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2がターンオフされると、交流電源VacのL側の端子から、第1のスイッチング素子Q1の寄生ダイオード、リアクトルL1、第2の整流素子D2を通じて、平滑コンデンサC1を充電するように入力電流が流れる電流経路が形成され、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のオン期間にリアクトルL1に蓄積されたエネルギーが平滑コンデンサC1に移送される。この間に、リアクトル電流IL1は、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のターンオフ直前の値をピーク値として、次第に減少する(以下、負の半周期と同様に、この期間をリアクトルL1の放電期間または単に放電期間ともいう)。電源装置10において、この電流経路の交流電源VacのN側端子へのリターンパスは、第4の整流素子D4を通じて提供される。
この際、正及び負の半周期の放電期間において、平滑コンデンサC1のグランド側の一端から、第1の抵抗素子R1を通じて、第3及び第4の整流素子D3、D4のアノード端子同士の接続点へと流れるリターン電流が、電流検出部R1で検出される第1の電流である。
電流検出部R1は、第1の抵抗素子R1の第3の整流素子D3と接続する側の一端を出力端とするように構成され、この出力端の電圧が、第1のゼロ電流検出信号Vzd1として駆動制御回路3に出力される。第1のゼロ電流検出信号Vzd1は、図3(e)に示すように、リアクトルL1の充電期間には、第1の電流が流れないためグランド電位となり、リアクトルL1の放電期間には、第1の電流に応じた負電圧となって、第1の電流の減少とともに、この負電圧の絶対値も減少する。
そして、駆動制御回路3は、この第1のゼロ電流検出信号Vzd1がゼロとなる(したがって、対応する第1の電流がゼロとなる)時点を検出するゼロ電流検出部(図示は省略する)を備えており、これによって、第1の電流、ひいてはリアクトル電流IL1がゼロとなる時点を検出するものである(以下、この検出を単にゼロ電流検出ともいう)。
駆動制御回路3は、このようなゼロ電流検出の直後に第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2をターンオンさせ、所定の充電期間の経過後、再び第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2をターンオフさせるように構成されており、交流電源Vacの正及び負の半周期において、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のこのようなオン・オフ動作を繰り返すことにより、力率改善回路1を臨界モードで動作させつつ、所望の直流電圧を負荷回路2に供給する。
尚、電源装置10において、駆動制御回路3は、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のゲート駆動電圧S1、S2として、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2の仕様に基づく所定のゲート−ソース間電圧に対して、それぞれ入力される交流電源Vacの端子電圧Vi3、Vi4を重畳して出力するように構成されている。
これは、電源装置10では、例えば、交流電源Vacの正の半周期において、交流電源VacのN側の端子は、第4の整流素子D4を通じて力率改善回路1の出力グランドに接地されており、駆動制御回路3に入力される交流電源VacのN側の端子電圧Vi4はグランド電位に保持され、高電圧であるL側の端子電圧Vi3は、力率改善回路1の出力グランドを基準とする交流電源Vacの両端間電圧となるためである。
この場合、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2の仕様に基づく所定のゲート−ソース間電圧に対して、それぞれ入力される交流電源Vacの端子電圧Vi3、Vi4を重畳して出力することによって、ソース端子が交流電源Vacの高電圧側の端子Lに接続されている第1のスイッチング素子Q1には、所定のゲート−ソース間電圧に対して交流電源Vacの両端間電圧が正電圧として重畳されたゲート駆動電圧S1が出力され、ソース端子が低電圧側の端子Nに接続されている第2のスイッチング素子Q2には、所定のゲート−ソース間電圧がゲート駆動電圧S2としてそのまま出力されることになる。電源装置10では、これによって、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2の両方に対して、スイッチング動作のために適切なレベルのゲート駆動電圧S1、S2が供給するものである。
同様に、交流電源VacのN側の端子が第4の整流素子D4を通じて力率改善回路1の出力グランドに接地されている負の半周期においても、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2の仕様に基づく所定のゲート−ソース間電圧に対して、それぞれ入力される交流電源Vacの端子電圧Vi3、Vi4を重畳して出力することによって、ソース端子が交流電源Vacの高電圧側の端子Nに接続されている第2のスイッチング素子Q2、及び、ソース端子が低電圧側の端子Lに接続されている第1のスイッチング素子Q1の両方に対して、スイッチング動作のために適切なレベルのゲート駆動電圧S1、S2が供給される。
以上のように構成された電源装置10では、交流電源Vacが力率改善回路1の出力電圧のグランドからフローティングとならない構成としたことにより、従来の電源装置と比較して、EMIノイズを低減することが可能となる。
加えて、電源装置10は、ブリッジレス力率改善回路である力率改善回路1において、第1の抵抗素子R1から構成される電流検出部R1を用いた低廉かつ簡易な回路構成によりゼロ電流検出を実施し、臨界モードの駆動制御を実現することが可能となる。
ここで、上述した電源装置10の動作では、交流電源Vacの正負いずれの半周期においても、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2は同期してオン・オフ動作するものとした。但し、電源装置10において、駆動制御回路3は、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のうち、交流電源Vacの高電圧側の端子に接続している方のスイッチング素子がオン状態を持続し、他方のスイッチング素子がスイッチング動作するように、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2を制御するものであってもよい(以下、この制御方法を第2の制御方法ともいう)。
具体的には、駆動制御回路3は、その判別部において、AC極性検出回路4から入力される第1及び第2のAC極性信号Vi1、Vi2により交流電源Vacの極性を判別し、その判別に基づいて、交流電源Vacの正の半周期では、交流電源Vacの高電圧側の端子Lに接続されている第1のスイッチング素子Q1に対して、常時、所定のゲート−ソース間電圧に対して交流電源Vacの両端間電圧が正電圧として重畳されたゲート駆動電圧S1を出力することによって、第1のスイッチング素子Q1をオン状態に保持し、一方、第2のスイッチング素子Q2に対しては、所定のゲート駆動電圧S2を出力することによって、第1の制御方法と同様のスイッチング動作を実施する。
これによって、第2のスイッチング素子Q2がターンオフされた放電期間においても、第1のスイッチング素子Q1の寄生ダイオードではなく、そのソース−ドレイン間を通じて電流経路が形成される。
同様に、駆動制御回路3は、上記判別部による交流電源Vacの極性の判別に基づき、交流電源Vacの負の半周期では、交流電源Vacの高電圧側の端子Nに接続されている第2のスイッチング素子Q2に対して、常時、所定のゲート−ソース間電圧に対して交流電源Vacの両端間電圧が正電圧として重畳されたゲート駆動電圧S2を出力することによって、第2のスイッチング素子Q2をオン状態に保持し、一方、第1のスイッチング素子Q1に対しては、所定のゲート駆動電圧S1を出力することによって、第1の制御方法と同様のスイッチング動作を実施する。
これによって、第1のスイッチング素子Q1がターンオフされた放電期間においても、第2のスイッチング素子Q2の寄生ダイオードではなく、そのソース−ドレイン間を通じて電流経路が形成される。
すなわち、この第2の制御方法によれば、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2の寄生ダイオードに電流が流れないため、電力損失を低減して効率を向上させ、かつ、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2の温度上昇を防ぐことが可能となる。
尚、電源装置10が備える駆動制御回路3は、好ましくは、マイクロコンピュータシステムにより構成され、上述したゼロ電流検出部、及び、同システムに信号処理を行う判別部が存在する場合には、判別部による信号処理は、デジタル演算により実施されるものである。但し、駆動制御回路3は、これらの信号処理の一部または全部を、アナログ回路により実施するものであってもよい。
次に、図4〜図7を参照して、本発明の他の実施形態について説明する。但し、以下の各実施形態の説明では、先行して説明された実施形態のいずれかと対比した上で、共通する部分の説明は適宜省略し、主としてその相違点について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態における電源装置20を示す回路構成図であり、図5は、電源装置20の要部の動作を示す波形図、図6は、図5のB部を拡大して示す波形図である。
電源装置20は、次の点で、図1に示す電源装置10と相違する。すなわち、電源装置20は、第3の整流素子D3のアノード端子に一端が接続され、他端が平滑コンデンサC1のグランド側の一端に接続された第2の抵抗素子R2と、第4の整流素子D4のアノード端子に一端が接続され、他端が平滑コンデンサC1のグランド側の一端に接続された第3の抵抗素子R3とを有しており、第1の直列回路D1−Q1−D3と第2の直列回路D2−Q2−D4とは、第1及び第2の整流素子D1、D2のカソード端子同士を接続するとともに、第2の抵抗素子R2と第3の抵抗素子R3の、それぞれ平滑コンデンサC1のグランド側の一端に接続されている一端同士を接続することにより、互いに並列に接続されている。
電源装置20では、このように、第3の整流素子D3のアノード端子とグランドとの間に配置された第2の抵抗素子R2と、第4の整流素子D4のアノード端子とグランドとの間に配置された第3の抵抗素子R3とから電流検出部(以後、符号R2−R3を付す)が構成されるものである。
そして、交流電源Vacの負の半周期おいて、リアクトルL1の放電期間の電流経路の交流電源VacのL側端子へのリターンパスは、第2の抵抗素子R2及び第3の整流素子D3を通じて提供され、この際、平滑コンデンサC1のグランド側の一端から、第2の抵抗素子R2を経て、第3の整流素子D3を流れるリターン電流が、電流検出部R2−R3で検出される第2の電流である。
同様に、交流電源Vacの正の半周期おいて、リアクトルL1の放電期間の電流経路の交流電源VacのN側端子へのリターンパスは、第3の抵抗素子R3及び第4の整流素子D4を通じて提供され、この際、平滑コンデンサC1のグランド側の一端から、第3の抵抗素子R3を経て、第4の整流素子D4を流れるリターン電流が、電流検出部R2−R3で検出される第3の電流である。
電流検出部R2−R3は、第2の抵抗素子R2の第3の整流素子D3と接続する側の一端と、第3の抵抗素子R3の第4の整流素子D4と接続する側の一端とを出力端とするように構成され、これらの出力端の電圧が、それぞれ第2のゼロ電流検出信号Vzd2及び第3のゼロ電流検出信号Vzd3として駆動制御回路3に出力される。
そして、第2のゼロ電流検出信号Vzd2は、交流電源Vacの正の半周期間(図5(f)参照)、及び、交流電源の負の半周期におけるリアクトルL1の充電期間(図6(f)参照)には、第2の電流が流れないためグランド電位となり、交流電源の負の半周期におけるリアクトルL1の放電期間には、第2の電流に応じた負電圧となって、第2の電流の減少とともに、この負電圧の絶対値も減少する。
また、第3のゼロ電流検出信号Vzd3は、交流電源Vacの負の半周期間(図5(e)参照)、及び、交流電源の正の半周期におけるリアクトルL1の充電期間(図示は省略する)には、第2の電流が流れないためグランド電位となり、交流電源の正の半周期におけるリアクトルL1の放電期間には、第3の電流に応じた負電圧となって、第3の電流の減少とともに、この負電圧の絶対値も減少する。
電源装置20は、その駆動制御回路3が、次のように、この第2及び第3のゼロ電流検出信号Vzd2、Vzd3がゼロとなる(したがって、それぞれ対応する第2及び第3の電流がゼロとなる)時点を検出するゼロ電流検出部(図示は省略する)を備えている点でも、電源装置10と相違するものである。すなわち、電源装置20の駆動制御回路3は、その判別部において、AC極性検出回路4から入力される第1及び第2のAC極性信号Vi2、Vi3により交流電源Vacの極性を判別し、その判別に基づいて、交流電源Vacの負の半周期では、第2のゼロ電流検出信号Vzd2を用いて第2の電流がゼロとなる時点を検出し、交流電源Vacの正の半周期では、第3のゼロ電流検出信号Vzd3を用いて第3の電流がゼロとなる時点を検出することにより、リアクトル電流IL1のゼロ電流検出を実施するように構成されている。
電源装置20では、以上のように、電流検出部R2−R3用いるとともに、駆動制御回路3が、電流検出部R2−R3から出力される第2のゼロ電流検出信号Vzd2と第3のゼロ電流検出信号Vzd3とを、交流電源Vacの正の半周期と負の半周期に応じて交互に検出することによって、力率改善回路1aを臨界モードで動作させつつ、所望の直流電圧を負荷回路2に供給するものである。電源装置20は、これによって、電源装置10と同様の効果を奏する。尚、電源装置20においても、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のスイッチング動作の制御方法として、上記第1の制御方法及び第2の制御方法の両方が適用できることは言うまでもない。
次に、図7を参照して、本発明の第3の実施形態における電源装置30を説明する。図7は、電源装置30を示す回路構成図である。
電源装置30は、図1に示す電源装置10の構成に対して、第1の直列回路の構成要素である第3の整流素子Q3が、ダイオードではなく、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2と同様のMOS−FETから構成され、第2の直列回路の構成要素である第4の整流素子Q4が、ダイオードではなく、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2と同様のMOS−FETから構成された力率改善回路1bを備えている点で相違するものである。
具体的には、電源装置30において、第1の直列回路D1−Q1−Q3の第1のスイッチング素子Q1のソース端子は、第3の整流素子Q3のドレイン端子に接続され、第2の直列回路D2−Q2−Q4の第2のスイッチング素子Q2のソース端子は、第4の整流素子Q4のドレイン端子に接続されており、第1の直列回路D1−Q1−Q3と第2の直列回路D2−Q2−Q4とは、第1及び第2の整流素子D1、D2のカソード端子同士を接続し、また、第3及び第4の整流素子Q3、Q4のソース端子同士を接続して、互いに並列に接続されている。
そして、電源装置30において、その駆動制御回路3は、第3及び第4の整流素子Q3、Q4をスイッチング動作させるゲート駆動電圧S3、S4を出力し、そのスイッチング動作により、第3及び第4の整流素子Q3、Q4における整流動作を、いわゆる同期整流によって制御するように構成されている(このスイッチング動作の詳細については、後述する)。本発明において、「第3の整流素子」及び「第4の整流素子」という用語は、このように、MOS−FET等のスイッチング素子を、そのスイッチング動作により同期整流を実施するために用いる場合を含めていうものとする。
次に、電源装置30の第3の制御方法における動作について説明する。この第3の制御方法は、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のスイッチング動作に関して上述した第1の制御方法と同様の制御方法である。
第3の制御方法は、駆動制御回路3が、第3及び第4の整流素子Q3、Q4を、第3及び第4の整流素子Q3、Q4のうち交流電源Vacの高電圧側の端子に接続している方の整流素子がオフ状態を持続し、他方の整流素子がスイッチング動作するように制御するものである。
具体的には、交流電源Vacの正の半周期では、交流電源Vacの高電圧側の端子Lに接続されている第3の整流素子Q3に対するゲート駆動電圧S3はローレベルに保持され、第3の整流素子Q3はオフ状態に維持される。一方、第4の整流素子Q4に対しては、駆動制御回路3から、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2に対するゲート駆動電圧S1、S2とは相補的なパルス電圧であるゲート駆動電圧S4が出力され、これによって、第4の整流素子Q4は、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のスイッチング動作と相補的なスイッチング動作を実行する。
したがって、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のゲート駆動電圧S1、S2がハイレベルとなり、これらのスイッチング素子がターンオンされている間(第3及び第4の整流素子Q3、Q4はターンオフ)には、交流電源VacのL側の端子から、第1のスイッチング素子Q1のソース−ドレイン間、リアクトルL1、第2のスイッチング素子Q2のソース−ドレイン間を経て、交流電源VacのN側の端子に至る入力電流の電流経路が形成され、リアクトルL1に流れる正方向のリアクトル電流IL1が次第に増大するとともに、リアクトルL1にその電流値に応じたエネルギーが蓄積される(リアクトルL1の充電期間)。
次いで、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2がターンオフされ、かつ、第4の整流素子Q4がターンオンされると、交流電源VacのL側の端子から、第1のスイッチング素子Q1の寄生ダイオード、リアクトルL1、第2の整流素子D2を通じて、平滑コンデンサC1を充電するように入力電流が流れる電流経路が形成され、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のオン期間にリアクトルL1に蓄積されたエネルギーが平滑コンデンサC1に移送される。この間に、リアクトル電流IL1は、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のターンオフ直前の値をピーク値として、次第に減少する(リアクトルL1の放電期間)。そして、電源装置30において、この電流経路の交流電源VacのN側端子へのリターンパスは、ターンオンされている第4の整流素子Q4のソース−ドレイン間を通じて提供される。
また、交流電源Vacの負の半周期では、交流電源Vacの高電圧側の端子Nに接続されている第4の整流素子Q4に対するゲート駆動電圧S4はローレベルに保持され、第4の整流素子Q4はオフ状態に維持される。一方、第3の整流素子Q3に対しては、駆動制御回路3から、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2に対するゲート駆動電圧S1、S2とは相補的なパルス電圧であるゲート駆動電圧S3が出力され、これによって、第3の整流素子Q3は、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のスイッチング動作と相補的なスイッチング動作を実行する。
したがって、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のゲート駆動電圧S1、S2がハイレベルとなり、これらのスイッチング素子がターンオンされている間(第3及び第4の整流素子Q3、Q4はターンオフ)には、交流電源VacのN側の端子から、第2のスイッチング素子Q2のソース−ドレイン間、リアクトルL1、第1のスイッチング素子Q1のソース−ドレイン間を経て、交流電源VacのL側の端子に至る入力電流の電流経路が形成され、リアクトルL1に流れる負方向のリアクトル電流IL1が次第に増大するとともに、リアクトルL1にその電流値に応じたエネルギーが蓄積される(リアクトルL1の充電期間)。
次いで、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2がターンオフされ、かつ、第3の整流素子Q3がターンオンされると、交流電源VacのN側の端子から、第1のスイッチング素子Q1の寄生ダイオード、リアクトルL1、第1の整流素子D1を通じて、平滑コンデンサC1を充電するように入力電流が流れる電流経路が形成され、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のオン期間にリアクトルL1に蓄積されたエネルギーが平滑コンデンサC1に移送される。この間に、リアクトル電流IL1は、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のターンオフ直前の値をピーク値として、次第に減少する(リアクトルL1の放電期間)。そして、電源装置30において、この電流経路の交流電源VacのL側端子へのリターンパスは、ターンオンされている第3の整流素子Q3のソース−ドレイン間を通じて提供される。
この際、正及び負の半周期の放電期間において、平滑コンデンサC1のグランド側の一端から、第1の抵抗素子R4を通じて、第3及び第4の整流素子Q3、Q4のソース端子同士の接続点へと流れるリターン電流が、電流検出部R4で検出される第1の電流であり、駆動制御回路3は、この電流検出部R4から第1の電流に応じて出力される第1のゼロ電流検出信号Vzd4を用いて、ゼロ電流検出を実施することは、図1に示す電源装置10と同様である。
以上のように、電源装置30を第3の制御方法に従って動作させた場合、電源装置10を第1の制御方法に従って動作させた場合と同等の作用効果を奏することに加えて、放電期間における上記各電流経路において、ダイオードから構成される第3及び第4の整流素子D3、D4ではなく、スイッチング素子から構成される第3及び第4の整流素子Q3、Q4のソース−ドレイン間に電流が流れるため、電力損失を低減して効率を向上させることが可能となる。
さらに、本実施形態における電源装置30は、第4の制御方法に従って動作させるものであってもよい。第4の制御方法は、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のスイッチング動作に関して上述した第2の制御方法と同様の制御方法である。
第4の制御方法は、交流電源Vacが正極性となる半周期間では、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のうち、第1のスイッチング素子Q1をオン状態に保持し、第2のスイッチング素子Q2のみがスイッチング動作し、交流電源Vacが負極性となる半周期間では、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2のうち、第2のスイッチング素子Q2をオン状態に保持し、第1のスイッチング素子Q1のみがスイッチング動作することに応じて、交流電源Vacが正極性となる半周期間では、第4の整流素子Q4は第2のスイッチング素子Q2のスイッチング動作と相補的にスイッチング動作し、交流電源Vacが負極性となる半周期間では、第3の整流素子Q3は第1のスイッチング素子Q1のスイッチング動作と相補的にスイッチング動作する点を除いて、上述した第3の制御方法と同様のものである。
電源装置30を第4の制御方法に従って動作させた場合、第3の制御方法に従って動作させた場合と同等の作用効果を奏することに加えて、放電期間における上記各電流経路において、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2の寄生ダイオードに電流が流れないため、電力損失を低減して効率を向上させ、かつ、第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2の温度上昇を防ぐことが可能となる。
以上、本発明を好ましい実施形態を用いて説明してきたが、本発明に係る電源装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態では、電源装置10、20、30の第1及び第2のスイッチング素子Q1、Q2、及び、電源装置30において第3及び第4の整流素子Q3、Q4として機能する各スイッチング素子は、MOS−FETから構成されるものとしたが、これらのスイッチング素子として、IGBTなどの任意の適切なスイッチング素子を用いることができる。
また、本発明は、図4に示す電源装置20の構成に対して、ダイオードから構成される第3及び第4の整流素子D3、D4を、図7に示す電源装置30と同様に、MOS−FET等のスイッチング素子から構成されて同期整流動作を実施する第3及び第4の整流素子Q3、Q4で置き換えた力率改善回路を備える電源装置を含むものである。
1,1a,1b:力率改善回路、2:負荷回路、3:駆動制御回路(制御回路部の一例)、4:AC極性検出回路(交流極性検出部の一例)、10,20,30:電源装置、C1:平滑コンデンサ、D1:第1の整流素子、D2:第2の整流素子、D3,Q3:第3の整流素子、D4,Q4:第4の整流素子、L1:リアクトル、Q1:第1のスイッチング素子、Q2:第2のスイッチング素子、R1,R4:第1の抵抗素子(電流検出部)、R2:第2の抵抗素子、R3:第3の抵抗素子、R2−R3:電流検出部

Claims (5)

  1. 第1の整流素子(D1)と第1のスイッチング素子(Q1)と第3の整流素子(D3、Q3)とからなる第1の直列回路と、第2の整流素子(D2)と第2のスイッチング素子(Q2)と第4の整流素子(D4、Q4)とからなり、前記第1の直列回路に並列接続される第2の直列回路と、前記第1及び第2の直列回路と負荷回路とに並列接続される平滑コンデンサ(C1)と、一端が前記第1の整流素子(D1)と第1のスイッチング素子(Q1)の接続点に接続され、他端が前記第2の整流素子(D2)と第2のスイッチング素子(Q2)の接続点に接続されるリアクトル(L1)と、を含む力率改善回路と、
    前記交流電源(Vac)の交流電圧および前記負荷回路に出力される出力電圧を入力するとともに、少なくとも前記第1及び第2のスイッチング素子(Q1、Q2)のスイッチング動作を制御する制御回路部と、を備えており、
    前記交流電源(Vac)は、その一端が前記第1のスイッチング素子(Q1)と第3の整流素子(D3、Q3)との接続点に接続され、他端が、前記第2のスイッチング素子(Q2)と第4の整流素子(D4、Q4)との接続点に接続されているとともに、
    前記交流電源(Vac)の正負の極性を検出する交流極性検出部と、
    前記第3の整流素子(D3、Q3)と前記第4の整流素子(D4、Q4)の接続点とグランドとの間に流れる第1の電流を検出するか、または、前記第3の整流素子(D3、Q3)に流れる第2の電流及び前記第4の整流素子(D4、Q4)に流れる第3の電流を検出する電流検出部と、をさらに備え、
    前記制御回路部は、前記電流検出部から前記第1の電流に応じて出力される第1のゼロ電流検出信号か、または、前記電流検出部から前記第2及び第3の電流のそれぞれに応じて出力される第2及び第3のゼロ電流検出信号に基づいて前記第1及び第2のスイッチング素子(Q1、Q2)を制御して、所望の直流電圧を前記負荷回路に供給する電源装置。
  2. 前記交流電源(Vac)の正の半周期及び負の半周期は、前記交流極性検出部から出力される交流極性検出信号に基づいて判別されることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記電流検出部は、前記第3の整流素子(D3、Q3)と前記第4の整流素子(D4、Q4)の接続点とグランドとの間に配置されて、前記第1の電流を検出する第1の抵抗素子(R1、R4)を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の電源装置。
  4. 前記電流検出部は、前記第3の整流素子(D3、Q3)の前記第1のスイッチング素子(Q1)と接続される一端とは反対側の一端とグランドとの間に配置されて、前記第2の電流を検出する第2の抵抗素子(R2)と、前記第4の整流素子(D4、Q4)の前記第2のスイッチング素子(Q2)と接続される一端とは反対側の一端とグランドとの間に配置されて、前記第3の電流を検出する第3の抵抗素子(R3)と、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の電源装置。
  5. 前記制御回路部は、前記電流検出部から出力される前記第2のゼロ電流検出信号と前記第3のゼロ電流検出信号とを、前記交流電源(Vac)の正の半周期と負の半周期に応じて交互に検出することを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
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