JP2014076657A - 液体吐出ヘッドの駆動方法及び画像形成装置 - Google Patents

液体吐出ヘッドの駆動方法及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的な微駆動を行って微駆動による消費電力を抑えることができる液体吐出ヘッドの駆動方法の提供。
【解決手段】液滴を吐出する複数のノズルが配列されたノズル列と、各ノズルについて液滴を吐出させる圧力を発生する圧力発生手段とを有する液体吐出ヘッドにおいて、液滴を吐出させないで、ノズルのメニスカスを振動させる微駆動信号P1を圧力発生手段に与えるとき、隣り合う2つのノズルの圧力発生手段に対して微駆動信号P1を与え、駆動タイミング毎に、順次微駆動信号P1を与える圧力発生手段を異ならせる。
【選択図】図8

Description

本発明は液体吐出ヘッドの駆動方法及び画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えば液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)からなる記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置としてインクジェット記録装置などが知られている。
ところで、画像形成装置に用いる液体吐出ヘッドは、ノズルから液滴を吐出させて記録を行うものであることから、液滴を吐出しない状態が継続すると、ノズル内の液体の粘度が溶媒の蒸発等によって増加する。
このようにノズル内の液体が増粘した状態で滴吐出動作を行うと、吐出状態が乱れ、吐出不能状態に陥り、印写品質が劣化する。
そこで、液滴が吐出しない程度にノズルメニスカスを揺らし、攪拌し、ノズル内の液体の粘度上昇を防ぐ微駆動(微振動、非吐出駆動などともいう)動作が行なわれる。
例えば、ノズル列の全てのノズルの圧力発生手段に対して微駆動信号を与えるもの、奇数番目にノズルと偶数番目のノズルに分けて交互に微駆動信号を与えるもの、ノズル列を複数のブロック(ノズル群)に分けてブロック毎に順次圧力発生手段に対して微駆動信号を与えるもの(特許文献1)などが知られている。
また、微駆動動作を互いに離れて位置する複数の圧力発生手段に対して与えるものも知られている(特許文献2)。
特開2011−126172号公報 特開2008−229890号公報
ところで、微駆動動作行なうとき、ヘッドの構造的なクロストークや電気的なクロストークの影響により、同時に多数のノズルに対して微駆動動作を行なうと、圧力発生室に発生する圧力が低下し、メニスカス振動が小さくなってしまうことがある。
この場合、所望のメニスカス振動を行なわせるためには、微駆動電圧を高める必要があり、微駆動による消費電力や発熱は無視できないものとなってしまう。特に、ライン型画像形成装置に搭載される液体吐出ヘッドのように搭載されるヘッド数ないしノズル数が多い場合は、微駆動による消費電力が大きくなる。
ここで、特許文献2に開示されているように、微駆動動作を互いに離れて位置する複数の圧力発生手段に対して与える構成にあっては、共通流路を介した圧力変動を利用してメニスカスに生じる圧力変動を大きくするものである。そのため、共通液室を介するような流体の圧力変動が小さい場合には効果は薄く、さらに圧力発生室の配列が高密度な場合には隣接する圧力発生室の隔壁の撓みにより圧力発生室の圧力変動が小さくなってしまうという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、効率的な微駆動を行って微駆動による消費電力を抑えることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る液体吐出ヘッドの駆動方法は、
液滴を吐出する複数のノズルが配列されたノズル列と、各ノズルについて前記液滴を吐出させる圧力を発生する圧力発生手段とを有する液体吐出ヘッドを駆動する駆動方法であって、
前記ノズルから液滴を吐出させないで、前記ノズルのメニスカスを振動させる微駆動信号を前記圧力発生手段に与える微駆動動作を行うとき、
前記ノズル列に対し、2つの隣り合うノズルに対応する各前記圧力発生手段毎に順次前記微駆動信号を与える
構成とした。
本発明によれば、効率的な微駆動を行って微駆動による消費電力を抑えることができる。
本発明に係る画像形成装置の一例の全体構成を説明する概略構成図である。 同装置の模式的平面説明図である。 同装置のヘッドユニット(ヘッドアレイ)の平面説明図である。 液体吐出ヘッドの一例のノズル配列方向と直交する方向に沿う断面説明図である。 同ヘッドのノズル配列方向に沿う方向の断面説明図である。 同装置の制御部のブロック説明図である。 同制御部の1つのヘッド分の印刷制御部及びヘッドドライバの一例の説明に供するブロック説明図である。 駆動波形の一例の説明に供する説明図である。 駆動チャンネル数と滴吐出速度の関係の一例を説明する説明図である。 本発明の第1実施形態における微駆動パターンの説明に供する説明図である。 本発明の第2実施形態における微駆動パターンの説明に供する説明図である。 本発明の第3実施形態における微駆動パターンの説明に供する説明図である。 本発明の第4実施形態における微駆動パターンの説明に供する説明図である。 本発明に係る画像形成装置の他の例の説明に供する平面説明図である。 全てのノズルから同時に空吐出を行う場合に必要な駆動電圧と隣接するノズルからのみ空吐出を行う場合に必要な駆動電圧との説明に供する説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る画像形成装置の一例について図1ないし図3を参照して説明する。図1は同画像形成装置の全体構成を説明する概略構成図、図2は同装置の模式的平面説明図、図3は同装置のヘッドユニット(ヘッドアレイ)の平面説明図である。
この画像形成装置はライン型画像形成装置であり、用紙1に画像を形成する画像形成部2と、用紙1を画像形成部2に対向して搬送する搬送部3と、画像形成部2の維持回復を行うメンテナンス部4A、4Bと、図示しないが、用紙1を給紙する給紙部及び画像が形成された用紙1を排紙する排紙部などを備えている。
画像形成部2は、ヘッドアレイである黒ヘッド(モノクロヘッド)部21A及びフルカラーヘッド部21B(区別しないときは「ヘッド部21」という。以下、他の部材についても同様とする。)を備えている。これらの黒ヘッド部21A及びフルカラーヘッド部21Bは、それぞれ、アレイベース部材23に10個の液体吐出ヘッド10を5個ずつ千鳥状に配置して1ライン分のノズル列を構成している。
ここで、液体吐出ヘッド10としては、複数のノズルを配列した4つのノズル列11を有している。そして、黒ヘッド部21Aは、いずれのノズル列11もブラック(K)の液滴を吐出することでモノクロ画像を形成する。フルカラーヘッド部21Bは、4つのノズル列11で、ブラック(K),シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色の液滴を吐出することでフルカラー画像を形成する。
搬送部3は、駆動ローラ31と従動ローラ32と、これらのローラ31、32間に掛け回された無端状の搬送ベルト33とを備えている。この搬送ベルト33としては、複数の吸引穴を形成してエアー吸引で用紙1を吸着する吸引ベルト、あるいは、静電力で用紙1を吸着する静電ベルトなどを使用することができる。
メンテナンス部4A、4Bは、黒ヘッド部21A、フルカラーヘッド部21Bの各ヘッド100のノズル面をキャッピングするキャップ部材やノズル面を払拭するワイパ部材などを有している。
ここでは、黒ヘッド部21A及びフルカラーヘッド部21Bは、それぞれ上下方向に移動可能に配置され、メンテナンス部4A、4Bは搬送方向に沿う方向に移動可能に配置されている。
そして、キャッピング時には、黒ヘッド部21A、フルカラーヘッド部21Bが上方向に上昇して、その下方にメンテナンス部4A、4Bが入り込むことでキャッピングを行う。画像形成時には、メンテナンス部4A、4Bが黒ヘッド部21A、フルカラーヘッド部21Bの下方から退避移動し、黒ヘッド部21A、フルカラーヘッド部21Bが下方向に移動する。なお、図1では黒ヘッド部21Aはキャッピング位置を、フルカラーヘッド部21Bは画像形成位置で図示している。
次に、液体吐出ヘッド10の一例について図4及び図5を参照して説明する。なお、図4は同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向に沿う断面説明図、図5は同ヘッドのノズル配列方向に沿う方向の断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、流路板101と、この流路板101の下面に接合した振動板102と、流路板101の上面に接合したノズル板103とを接合して積層している。
これらによって、液滴(インク滴)を吐出するノズル104が通じる流路である通路105及び圧力発生室106、圧力発生室106に流体抵抗部(供給路)107を通じてインクを供給するための共通液室108に通じるインク供給口109などを形成している。各圧力発生室106は隔壁106aによって隔てられている。
また、振動板102を変形させて圧力発生室106内のインクを加圧するための圧力発生手段(アクチュエータ手段)である電気機械変換素子としての2個(図3では1列のみ図示)の積層型圧電部材121と、この圧電部材121を接合固定するベース基板122とを備えている。
この圧電部材121には、分割しないスリット加工で溝を形成することで複数の圧電柱121A、121Bを形成している。この例では、圧電柱121Aは駆動波形を印加する駆動圧電柱とし、圧電柱121Bは駆動波形を印加しない非駆動圧電柱としている。また、圧電部材121の駆動圧電柱121Aには図示しない駆動回路(駆動IC)を搭載したFPCケーブル126を接続している。
そして、振動板102の周縁部をフレーム部材130に接合し、このフレーム部材130には、圧電部材121及びベース基板122などで構成されるアクチュエータユニットを収納する貫通部及び共通液室108となる凹部、この共通液室108に外部からインクを供給するための液体供給口であるインク供給穴132を形成している。
ここで、流路板101は、例えば結晶面方位(110)の単結晶シリコン基板を水酸化カリウム水溶液(KOH)などのアルカリ性エッチング液を用いて異方性エッチングすることで、通路105、圧力発生室106となる凹部や穴部を形成したものであるが、単結晶シリコン基板に限られるものではなく、その他のステンレス基板や感光性樹脂などを用いることもできる。
振動板102は、ニッケルの金属プレートから形成したもので、例えばエレクトロフォーミング法(電鋳法)で作製しているが、この他、金属板や金属と樹脂板との接合部材などを用いることもできる。この振動板102に圧電部材121の圧電柱121A、121Bを接着剤接合し、更にフレーム部材130を接着剤接合している。
ノズル板103は各圧力発生室106に対応して直径10〜30μmのノズル104を形成し、流路板101に接着剤接合している。このノズル板103は、金属部材からなるノズル形成部材の表面に所要の層を介して最表面に撥水層を形成したものである。
圧電部材121は、圧電材料151と内部電極152とを交互に積層した積層型圧電素子(ここではPZT)である。この圧電部材121の交互に異なる端面に引き出された各内部電極152には個別電極153及び共通電極154が接続されている。
なお、この実施形態では、圧電部材121の圧電方向としてd33方向の変位を用いて圧力発生室106内インクを加圧する構成としているが、圧電部材121の圧電方向としてd31方向の変位を用いて圧力発生室106内インクを加圧する構成とすることもできる。
このように構成した液体吐出ヘッドにおいては、例えば駆動圧電柱121Aに印加する電圧を基準電位Veから下げることによって駆動圧電柱121Aが収縮し、振動板102が下降して圧力発生室106の体積が膨張することで、圧力発生室106内にインクが流入する。その後、駆動圧電柱121Aに印加する電圧を上げて駆動圧電柱121Aを積層方向に伸長させ、振動板102をノズル104方向に変形させて圧力発生室106の体積を収縮させることにより、圧力発生室106内のインクが加圧され、ノズル104からインク滴が吐出(噴射)される。
そして、駆動圧電柱121Aに印加する電圧を基準電位に戻すことによって振動板102が初期位置に復元し、圧力発生室106が膨張して負圧が発生するので、このとき、共通液室108から圧力発生室106内にインクが充填される。そこで、ノズル104のメニスカス面の振動が減衰して安定した後、次の液滴吐出のための動作に移行する。
なお、このヘッドの駆動方法については上記の例(引き−押し打ち)に限るものではなく、駆動波形の与えた方によって引き打ちや押し打ちなどを行うこともできる。
なお、液体吐出ヘッドとしては、上述したように圧力発生手段として圧電素子を使用する圧電型ヘッドに限らず、発熱抵抗体を使用するサーマルヘッド、振動板と対向電極を使用する静電型ヘッドなどを使用することもできる。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図6を参照して説明する。図6は同制御部のブロック説明図である。
この制御部500は、この装置全体の制御を司るCPU501と、CPU501が実行するプログラムなどの固定データを格納するROM502と、画像データ等を一時格納するRAM503と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ504と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC505とを備えている。
また、黒ヘッド部21A、21Bを駆動制御するためのデータ転送手段、駆動信号発生手段を含む印刷制御部508A,508Bと、黒ヘッド部21A、21Bの各ヘッド10を駆動するためのヘッドドライバ(ドライバIC)509A,509Bと、搬送ベルト33を周回移動させる用紙送りモータ530などを駆動するためのモータ駆動部510などを備えている。
また、この制御部500には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル514が接続されている。
この制御部500は、ホスト側とのデータ、信号の送受を行うためのI/F506を持っていて、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読み取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト600側から、ケーブル或いはネットワークを介してI/F506で受信する。
そして、制御部500のCPU501は、I/F506に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC505にて必要な画像処理、データの並び替え処理等を行い、この画像データを印刷制御部508からヘッドドライバ509に転送する。なお、画像を出力するためドットパターンデータの生成(本発明に係るデータ又は画像データの生成)はホスト600側のプリンタドライバ700で行なうことも、制御部500で行なうこともできる。
印刷制御部508は、上述した画像データをシリアルデータで転送するとともに、この画像データの転送及び転送の確定などに必要な転送クロックやラッチ信号、制御信号などをヘッドドライバ509に出力する以外にも、ROMに格納されている駆動パルスのパターンデータをD/A変換するD/A変換器及び電圧増幅器、電流増幅器等で構成される駆動信号生成部を含み、1の駆動パルス或いは複数の駆動パルスで構成される駆動信号をヘッドドライバ509に対して出力する。
ヘッドドライバ509は、ヘッド部21の1ライン分に相当する画像データに基づいて印刷制御部508から与えられる駆動波形を構成するパルスを選択して吐出パルスを生成し、ヘッド10の液滴を吐出させるエネルギーを発生する圧力発生手段としての圧電柱に対して印加することでヘッド10を駆動する。このとき、駆動波形を構成するパルスの一部又は全部或いはパルスを形成する波形用要素の全部又は一部を選択することによって、例えば、大滴、中滴、小滴など、大きさの異なるドットを打ち分けることができる。
I/O部513は、装置に装着されている各種のセンサ群515からの情報を取得し、装置の制御に必要な情報を抽出し、印刷制御部508やモータ駆動部510などの制御に使用する。センサ群515は、用紙の位置を検出するための光学センサや、機内の温度を監視するためのサーミスタ等を含み、I/O部513は様々のセンサ情報を処理することができる。
次に、印刷制御部508及びヘッドドライバ509の一例について図7のブロック説明図を参照して説明する。なお、図7は1つのヘッド分の印刷制御部及びヘッドドライバを示している。
印刷制御部508は、所定駆動周期内に複数のパルス(駆動信号)で構成される駆動波形(共通駆動波形)を生成して出力する駆動波形生成部701と、印刷画像に応じた2ビットの画像データ(階調信号0、1)と、クロック信号、ラッチ信号(LAT)、滴制御信号M0〜M3を出力するデータ転送部702を備えている。
なお、滴制御信号は、ヘッドドライバ509の後述するスイッチ手段であるアナログスイッチ715の開閉を滴毎に指示する2ビットの信号であり、共通駆動波形の駆動周期に合わせて選択すべきパルス又は波形要素でHレベル(ON)に状態遷移し、非選択時にはLレベル(OFF)に状態遷移する。
ヘッドドライバ509は、データ転送部702からの転送クロック(シフトクロック)及びシリアル画像データ(階調データ:2ビット/1チャンネル(1ノズル)を入力するシフトレジスタ711と、シフトレジスタ711の各レジスト値をラッチ信号によってラッチするためのラッチ回路712と、階調データと滴制御信号M0〜M3をデコードして結果を出力するデコーダ713と、デコーダ713のロジックレベル電圧信号をアナログスイッチ715が動作可能なレベルへとレベル変換するレベルシフタ714と、レベルシフタ714を介して与えられるデコーダ713の出力でオン/オフ(開閉)されるアナログスイッチ715を備えている。
このアナログスイッチ715は、各駆動圧電柱121Aの選択電極(個別電極)154に接続され、駆動波形生成部701からの共通駆動波形が入力されている。したがって、シリアル転送された画像データ(階調データ)と滴制御信号M0〜M3をデコーダ713でデコードした結果に応じてアナログスイッチ715がオンにすることにより、共通駆動波形を構成する所要のパルス(あるいは波形要素)が通過して(選択されて)駆動圧電柱121Aに印加される。
次に、駆動波形の一例について図8を参照して説明する。なお、駆動パルスとは駆動波形を構成する要素としてのパルスを示す用語として、吐出パルスとは圧力発生手段に印加されて液滴を吐出させるパルスを示す用語とし、非吐出パルスとは圧力発生手段に印加されるが滴を吐出させない(ノズル内のインクを流動させる)パルス、すなわち、微駆動信号を示す用語として用いる。
この実施形態では、3種類のサイズの液滴(大滴、中滴、小滴)を吐出させる吐出パルスと、微駆動を行なう非吐出パルスを含む駆動波形の例である。駆動波形生成部701からは、一駆動周期毎(一駆動周期ごとのタイミングを「駆動タイミング」という。)に、図8(a)に示すような駆動波形(共通駆動波形)Pvが出力される。この駆動波形Pvは、1印刷周期(1駆動周期)内で、基準信号に同期して、駆動パルスP1〜P4を時系列で生成した波形である。なお、基準信号は、形成する画像の密度に応じて出力される信号である。また、駆動パルスP1は非吐出パルス(微駆動信号)であり、駆動パルスP2ないしP4は吐出パルスである。
そして、データ転送部702からは図8(b)に示す滴制御信号M0〜M3が出力される。滴制御信号M0は、駆動波形の駆動パルスP1〜P4を選択して同図(c)に示す大滴用の吐出パルスを生成させる。滴制御信号M1は、駆動波形の駆動パルスP2、P4を選択して同図(d)に示す中滴用の吐出パルスを生成させる。滴制御信号M2は、駆動波形の駆動パルスP3を選択して同図(e)に示す小滴用の吐出パルスを生成させる。滴制御信号M3は、駆動波形の駆動パルスP1を選択して同図(f)に示す微駆動用の非吐出パルスを生成させる。
次に、本発明の第1実施形態における駆動方法について図9及び図10を参照して説明する。図9は駆動チャンネル数と滴吐出速度の関係の一例を説明する説明図、図10は同実施形態における微駆動パターンの説明に供する説明図である。
なお、以下では、圧力発生手段に微駆動信号を与え、ノズルのメニスカスを流動させることを、単に「ノズルを微駆動する」などとも表現する。
まず、図9は、液体吐出ヘッドのあるノズル(これを「着目ノズル」という。)からの吐出滴に着目し、着目ノズルと同時に駆動する着目ノズルに連続するノズルの数を増やしていったときの着目ノズルからの吐出滴の吐出速度を表したものである。なお、図8において、チャンネル(CH)とは、前記液体吐出ヘッドの例では、1つのノズル104、圧力発生室106及び圧力発生手段(圧電柱121A)で構成される部分を意味する。
この図9から分かるように、1つのノズルから液滴を吐出したとき(駆動CH数=1)の滴速度よりも、隣り合う2つのノズル、即ち着目ノズルとノズル配列方向で着目ノズルの一方に隣り合うノズルから吐出したとき(駆動CH数=2)、更に隣り合う3つのノズル、即ち着目ノズルとノズル配列方向で着目ノズルの両方に隣り合うノズルから吐出したとき(駆動CH数=3)の方が、滴速度が速くなる。
つまり、前述した液体吐出ヘッドにおいて、1つのノズル104から液滴を吐出するときには、当該ノズル104に対応する圧力発生室106の両側の圧力発生室106に圧力が加わらないことで、当該ノズル104に対応する圧力発生室106の両側の隔壁106a、106aが外方に撓むことで、圧力発生手段(圧電柱121A)で与えた圧力が低下する。
これに対し、着目ノズル104に隣接する片側のノズル104を同時に駆動した場合は、同時駆動している圧力発生室106,106間の隔壁106aが撓まないために圧力低下が減少し、吐出速度が速くなる。さらに、着目ノズル104に隣接する両側のノズル104を同時に駆動した場合は、着目ノズル104の圧力発生室106の両側の隔壁106aが撓まないために、吐出速度が更に速くなる。
これに対し、同時に駆動するノズル数(駆動CH数)を増やしていった場合は、隔壁106aの変形は抑えられるものの、ノズル板103全体が持ち上がってしまうことで、圧電柱121A(圧力発生手段)の変位が十分に圧力発生室106の液体に伝わらなくなってしまい、吐出速度が遅くなる。
ここで、吐出滴の吐出速度が速いときには、圧力発生室の圧力が高いことになり、液滴を吐出させない微駆動においても、同じ入力波形(微駆動信号)に対してメニスカスを大きく揺らすことができることになる。
そこで、本実施形態では、図10に示すように、ノズル列11に対し、微駆動を行うとき、2つの隣り合う(隣接する)ノズルに対応する各圧力発生手段毎に順次微駆動信号を与えるようにしている。つまり、2つの隣り合うノズルの圧力発生手段に対して微駆動信号を与え、駆動タイミング毎に、時系列で順次微駆動信号を与える圧力発生手段を異ならせ、ノズル列11全体のノズルの微駆動を行うようにしている。
なお、「隣り合う」又は「隣接する」はノズル配列方向において連続するという意味である。また、図10中の「駆動」は、圧力発生手段に微駆動信号を与えて微駆動を行うことを、「非駆動」は圧力発生手段に微駆動信号を与えないことを意味している。
この図10の例では、1つのノズル列のノズル数を2Z(CH番号1〜2Z)とし、1回目の駆動タイミングでCH番号1、2のノズルを駆動し、2回目の駆動タイミングでCH番号3、4のノズルを駆動するというように、微駆動するノズルを2つずつずらして微駆動を行っている。このとき、1ノズル列内のノズル数が2Zであるので、Z回の駆動タイミングの繰り返しで、同じノズルに対して微駆動を順次行なうことができる。
この場合、微駆動を行うノズルを2つずつずらしているが、そのうちの1つのノズルは重複させることもできる。例えば、図10の例で、2回目の駆動タイミングではCH番号2、3のノズルを駆動するというように、駆動タイミング毎に1つずつずらして駆動することもできる。
このように、2つの隣り合うノズルの圧力発生手段毎に微駆動信号を与えて微駆動を行い、駆動タイミング毎に、微駆動信号を与える圧力発生手段(微駆動させるノズル)の少なくとも1つを異ならせる(順次微駆動する)ことで、低い電圧で、効率的に、全ノズルに対して均等に微駆動を行なうことができ、微駆動による消費電力の低減とメニスカスの乾燥防止を行なうことが可能となる。
つまり、少なくとも片側が隣接する2つのノズルの各圧力発生手段を同時に駆動することで、隔壁の撓みによる圧力の低下(隣接クロストーク)を防ぐことができる。一方、すべてのノズルを同時に駆動しないことで、圧力発生室全体の持ち上がりによる圧力の低下、微駆動波形のなまりによる入力エネルギーの低下による圧力の低下を防ぐことができるので、低い電圧で所望の大きさのメニスカス振動を行なうことができる。
そして、2つの隣接するノズルを同時に駆動することで、それぞれの隣接する圧力発生室が駆動している圧力発生室と駆動していない圧力発生室となるため、与えた微駆動の電圧に対し、微駆動を行なった圧力発生室に同じ圧力が発生し、メニスカスの揺れ幅も同じにすることができる。
さらに、微駆動を行うノズル以外のノズルについて微駆動を行わないで、時系列で順次微駆動を実施することで、すべての圧力発生室に対して均等に圧力を発生させ、効率よく微駆動を行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態について図11を参照して説明する。図11は同実施形態における微駆動パターンの説明に供する説明図である。
本実施形態では、2つの隣り合うノズルの圧力発生手段毎に順次微駆動信号を与えて微駆動を行うとともに、当該2つのノズルから予め定めた所定ノズル数(M個とする)離れた2つの隣り合うノズルについても同じ駆動タイミングで同様に微駆動を行なっている。
この図11において、Nは正の整数であり、M個ずつの等間隔で2つの隣り合うノズル毎に同時に微駆動を行なう場合を示している。そして、最初の微駆動から時系列に連続で駆動CHをずらしていくことで、M回ごとの周期で、同一ノズルに対して繰り返し微駆動を行なうこともできる。
この場合、M個ずつの間隔は、Mの値が小さいほど同時に駆動できるノズル数は増える。しかし、Mの値をあまり小さい値とすると、微駆動による液室全体の持ち上げがM個離れた圧力発生室にまで影響し、微駆動するノズルの圧力発生室の圧力が低下してしまう。したがって、Mの値は、圧力発生室全体の持ち上げが影響しないだけ距離が離れる値とすることが好ましい。
また、駆動回路によっては、同時に駆動する圧力発生手段の数が増えていくと、駆動波形(微駆動信号)のなまりなどにより、圧力発生室に与える圧力が低下してしまう場合がある。そのため、微駆動信号(微駆動波形)に影響がない数を上限として、同時駆動できるようなM個ずつの等間隔とすることが好ましい。
このように、所定ノズル数離れた2つの隣り合うノズル単位で微駆動を行うことによって、前記第1実施形態よりも、同一駆動タイミングでより多くのノズルの微駆動を行うことができ、単位時間当り多くの回数の微駆動を行うことができるため、微駆動による消費電力の低減とメニスカスの乾燥防止を更に効率よく行なうことができる。
次に、本発明の第3実施形態について図12を参照して説明する。図12は同実施形態における微駆動パターンの説明に供する説明図である。
本実施形態では、3つの隣り合うノズルの圧力発生手段毎に順次微駆動信号を与えて微駆動を行っている。また、ここでは、駆動タイミング毎に、微駆動をする3つのノズルのうちの1つのノズルを異ならせながら(一部のノズルは連続する駆動タイミング間で重複させながら)、3つのノズル単位で微駆動を行うようにしている。
ここで、図12に示すように、1つのノズル列内に「Y−2」個のノズルが配列されている場合、Y回の駆動タイミング毎の繰り返しで、同じノズルに対して微駆動を順次行なうことができる。
また、本実施形態では、ノズル列端部の2つのノズルに関しては、3つの隣り合うノズルを同時に微駆動することができない場合が生じるので、ノズル列の端部においては1又は2つのノズルを微駆動することになる。
このとき、ノズル列端部の1つのノズルについての微駆動、あるいは、ノズル列端部のノズルとこれに隣り合うノズルの2つノズルについての微駆動では、所望のメニスカス振動となるように、微駆動信号の電圧を調整することがより好ましい。
このように、3つの隣り合うノズル単位で微駆動を行うことによって、前記第1実施形態よりも、単位時間当りにより多くの回数の微駆動を行うことができるため、微駆動による消費電力の低減とメニスカスの乾燥防止を更に効率よく行なうことができる。
また、3つのノズル単位で微駆動を行うことにより、中央のノズルは両側の隔壁の撓みが生じないので、最も大きな圧力を発生させることができ、より小さな電圧で所望の大きさのメニスカス振動を行うことができる。
また、本実施形態においても、微駆動を行うノズル以外のノズルについては微駆動を行っていないことは前記第1実施形態と同様であり、時系列に順次微駆動を実施することで、すべての圧力発生室に対して均等に圧力を発生させ、効率よく微駆動を行うことができる。
次に、本発明の第4実施形態について図13を参照して説明する。図13は同実施形態における微駆動パターンの説明に供する説明図である。
本実施形態では、3つの隣り合うノズルの圧力発生手段毎に順次微駆動信号を与えて微駆動を行うとともに、当該3つのノズルから予め定めた所定ノズル数(M個とする)離れた3つのノズルについても同じ駆動タイミングで同様に微駆動を行なっている。
この図13において、Nは正の整数であり、M個ずつの等間隔で微駆動を行なう様子を示している。また、最初の微駆動から時系列に連続で駆動CHをずらしていくことで、M回ごとの周期で、同一ノズルに対して繰り返し微駆動を行なうこともできる。
この場合、前述したように、M個ずつの間隔は、Mの値が小さいほど同時に駆動できるノズル数は増える。しかし、あまり小さい値とすると、微駆動による液室全体の持ち上げがM個離れた圧力発生室にまで影響し、微駆動するノズルの圧力発生室の圧力が低下してしまう。そのため、Mの値は液室全体の持ち上げが影響しないだけ距離が離れる値とすることが好ましい。
また、駆動回路によっては、同時に駆動する圧力発生手段の数が増えていくと、駆動波形(微駆動信号)のなまりなどにより、圧力発生室に与える圧力が低下してしまう場合がある。そのため、微駆動信号(微駆動波形)に影響がない数を上限として、同時駆動できるようなM個ずつの等間隔とすることが好ましい。
このように、所定ノズル数離れた隣り合う3つのノズル単位で微駆動を行うことによって、前記第3実施形態よりも、単位時間当りに多くの回数の微駆動を行うことができるため、微駆動による消費電力の低減とメニスカスの乾燥防止を更に効率よく行なうことができる。
なお、上述した各実施形態における微駆動パターンは、液体吐出ヘッドから液滴を吐出しないとき、例えば、紙間で微駆動を行うとき、待機中に微駆動を行うときなどに適用可能である。
次に、本発明に係る画像形成装置の他の例について図14を参照して説明する。図14は同画像形成装置の平面説明図である。
この画像形成装置はシリアル型画像形成装置であり、左右のフレーム部材に架け渡されたガイド部材601、602にキャリッジ603が主走査方向に移動可能に支持されている。キャリッジ603には液滴を吐出する2つの液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド604が搭載されている。一方、搬送ローラ605によって用紙610を記録ヘッド604に対向して搬送する。
そして、キャリッジ603を主走査方向に移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド604を駆動することにより、停止している用紙610に液滴を吐出して1行分を記録し、用紙610を所定量搬送後、次の行の記録を行うことで、用紙610に対して所要の画像を形成する。
ここで、主走査方向において、用紙610の搬送領域の外側は画像を形成しない非印字領域611となる。
ここで、本発明においては、ノズルによって、微駆動を行なう場合と、行なわない場合を選択できる必要があるため、画像形成領域で実施するときには、滴を吐出する場合の他に、微駆動を行なう場合と行なわない場合を選択できる必要が生じるため、大中小滴と言った滴種類を減らすか、多値駆動を行なう必要が生じてしまう。
具体的には、例えば、画像形成領域では「大・中・小・微駆動」の4値で駆動制御を行い、非印字領域では、「微駆動・なし」の2値の駆動制御を行っている場合、画像形成領域の駆動にも、本発明を適用しようとすると、画像形成領域でも「なし」制御が必要になるため、「大・小・微駆動・なし」というように、4値であるが吐出滴種を減らすか、「大・中・小・微駆動・なし」というように、5値(多値)駆動を行なうかのいずれかが必要になる。
これに対し、非印字領域611では、微駆動を行なうか行なわないかを選択可能なため、画像形成に影響を与えることなく、微駆動による消費電力を低減することができる。
次に、上述した微駆動動作の制御と同様な制御を空吐出動作の制御に適用した例について説明する。
液体吐出ヘッドはノズルから液滴を吐出させて記録を行うものであることから、液滴を吐出しない状態が継続すると、ノズル内の液体の粘度が溶媒の蒸発等によって増加する。このような状態で液滴吐出動作を行うと、吐出状態が乱れ、吐出不能状態に陥り、印写品質が劣化する。そこで、ノズルのメニスカスを正常な状態に回復させるために、ノズル内の増粘した液体を排出する(画像形成に寄与しない液滴=空吐出滴を吐出する)空吐出動作(フラッシング、捨て打ち動作などともいう。)を行うようにしている。
ところが、空吐出動作行なうとき、構造的なクロストークや電気的なクロストークの影響により、同時に空吐出動作を行なうと圧力発生室に発生する圧力が低下し、狙いの空吐出動作ができない場合がある。
ここで、所望の空吐出動作を行なわせるためには、空吐出電圧を高める必要があり、空吐出による消費電力や発熱は無視できないものとなってしまう。また、空吐出動作では増粘した液体を吐出させる必要があることから、画像形成に用いる吐出パルスよりも大きな電圧が必要になることが多い。そのため、特に低温時に液体の粘度が高い場合などは、空吐出電圧を最大限高めても、空吐出滴の吐出ができなくなる場合がある。
そこで、空吐出動作に関し、インクの供給が間に合わない温度においては、共通のインク供給手段からインクが供給されるノズルを複数に区分し、異なるタイミングでフラッシングを行なうことが行われている。
しかしながら、上述した構成では、同時に空吐出動作を行なうときに圧力の低下を補償することができないため、所望の空吐出動作を行なわせるためには空吐出電圧を高めなければならないという課題がある。
そこで、簡単な構成で空吐出によるノズル内部の増粘した液体を排出すると共に、空吐出の消費電力を抑えることができ、特に低温時でも低電圧で空吐出動作を行なって吐出信頼性を保つことができるようにするため、上述した制御を適用する。
そこで、ノズル列11から、空吐出滴を吐出させる空吐出動作を行うとき、2つの隣り合う(隣接する)ノズルに対応する各圧力発生手段毎に順次空吐出信号を与えるようにしている。つまり、2つの隣り合うノズルの圧力発生手段に対して空吐出信号を与え、駆動タイミング毎に、時系列で順次空吐出信号を与える圧力発生手段を異ならせ、ノズル列11全体のノズルから吐出滴を吐出させるようにしている。
なお、空吐出信号を与えて空吐出滴を吐出させることを「空吐出駆動」ともいう。また、空吐出信号は、画像形成に寄与する液滴を吐出させる駆動波形を構成する信号を使用してもよいし、あるいは、空吐出専用の信号を使用してもよい。
これについて、前述した図10ないし図13を援用して説明する。なお、ここでは、図10ないし図13における「駆動」は圧力発生手段に空吐出信号を与えて空吐出滴を吐出させることを、「非駆動」は圧力発生手段に空吐出信号を与えないことを意味する。
まず、第1例は、図10に示すパターンと同様に、空吐出滴を吐出させるノズルを2つずつずらして空吐出駆動を行っている。このとき、1ノズル列内のノズル数が2Zであるので、Z回の駆動タイミングの繰り返しで、同じノズルから空吐出を順次行なうことができる。
このように、2つの隣り合うノズルの圧力発生手段毎に空吐出信号を与えて空吐出を行い、駆動タイミング毎に、空吐出信号を与える圧力発生手段(空吐出させるノズル)の少なくとも1つを異ならせる(順次空吐出駆動する)ことで、低い電圧で、効率的に、全ノズルから均等に空吐出を行なうことができ、空吐出微駆動による消費電力の低減とメニスカス状態の回復を行なうことが可能となる。
次に、第2例は、図11に示すパターンと同様に、2つの隣り合うノズルの圧力発生手段毎に順次空吐出信号を与えて空吐出を行うとともに、当該2つのノズルから予め定めた所定ノズル数(M個とする)離れた2つの隣り合うノズルについても同じ駆動タイミングで同様に空吐出を行なっている。
前述したように、図11におけるNは正の整数であり、M個ずつの等間隔で2つの隣り合うノズル毎に同時に空吐出を行なう場合を示している。そして、最初の空吐出から時系列に連続で駆動CHをずらしていくことで、M回ごとの周期で、同一ノズルから繰り返し空吐出を行なうこともできる。
この場合、M個ずつの間隔は、Mの値が小さいほど同時に駆動できるノズル数は増える。しかし、Mの値をあまり小さい値とすると、空吐出駆動による液室全体の持ち上げがM個離れた圧力発生室にまで影響し、空吐出駆動するノズルの圧力発生室の圧力が低下してしまう。したがって、Mの値は、圧力発生室全体の持ち上げが影響しないだけ距離が離れる値とすることが好ましい。
また、駆動回路によっては、同時に駆動する圧力発生手段の数が増えていくと、駆動波形(微駆動信号)のなまりなどにより、圧力発生室に与える圧力が低下してしまう場合がある。そのため、空吐出信号に影響がない数を上限として、同時駆動できるようなM個ずつの等間隔とすることが好ましい。
このように、所定ノズル数離れた2つの隣り合うノズル単位で空吐出駆動を行うことによって、前記第1例よりも、同一駆動タイミングでより多くのノズルから空吐出を行うことができる。これにより、単位時間当り多くの回数の空吐出を行うことができるため、空吐出による消費電力の低減とメニスカス状態の回復を更に効率よく行なうことができる。
次に、第3例は、図12に示すパターンと同様に、3つの隣り合うノズルの圧力発生手段毎に順次空吐出信号を与えて空吐出を行っている。また、ここでは、駆動タイミング毎に、空吐出駆動をする3つのノズルのうちの1つのノズルを異ならせながら(一部のノズルは連続する駆動タイミング間で重複させながら)、3つのノズル単位で空吐出を行うようにしている。
ここで、前述したように、1つのノズル列内に「Y−2」個のノズルが配列されている場合、Y回の駆動タイミング毎の繰り返しで、同じノズルに対して空吐出を順次行なうことができる。
また、この場合は、ノズル列端部の2つのノズルに関しては、3つの隣り合うノズルを同時に空吐出駆動することができない場合が生じるので、ノズル列の端部においては1又は2つのノズルを空吐出駆動することになる。
このとき、ノズル列端部の1つのノズルについての空吐出駆動、あるいは、ノズル列端部のノズルとこれに隣り合うノズルの2つノズルについての空吐出駆動では、所望のメニスカス状態の回復を行えるように、空吐出信号の電圧を調整することがより好ましい。
このように、3つの隣り合うノズル単位で空吐出を行うことによって、前記第1例よりも、単位時間当りにより多くの回数の空吐出を行うことができるため、空吐出による消費電力の低減とメニスカス状態の回復を更に効率よく行なうことができる。
次に、第4例は、図13のパターンと同様に、3つの隣り合うノズルの圧力発生手段毎に順次空吐出信号を与えて空吐出を行うとともに、当該3つのノズルから予め定めた所定ノズル数(M個とする)離れた3つのノズルについても同じ駆動タイミングで同様に空吐出を行なっている。
前述したように、図13において、Nは正の整数であり、M個ずつの等間隔で空吐出を行なう様子を示している。また、最初の空吐出から時系列に連続で駆動CHをずらしていくことで、M回ごとの周期で、同一ノズルから繰り返し空吐出を行なうこともできる。
この場合、前述したように、M個ずつの間隔は、Mの値が小さいほど同時に駆動できるノズル数は増える。しかし、あまり小さい値とすると、空吐出駆動による液室全体の持ち上げがM個離れた圧力発生室にまで影響し、空吐出駆動するノズルの圧力発生室の圧力が低下してしまう。そのため、Mの値は液室全体の持ち上げが影響しないだけ距離が離れる値とすることが好ましい。
また、駆動回路によっては、同時に駆動する圧力発生手段の数が増えていくと、駆動波形(空吐出信号)のなまりなどにより、圧力発生室に与える圧力が低下してしまう場合がある。そのため、空吐出信号に影響がない数を上限として、同時駆動できるようなM個ずつの等間隔とすることが好ましい。
このように、所定ノズル数離れた隣り合う3つのノズル単位で空吐出を行うことによって、前記第3例よりも、単位時間当りに多くの回数の空吐出を行うことができるため、空吐出による消費電力の低減とメニスカス状態の回復を更に効率よく行なうことができる。
ここで、全てのノズルから同時に空吐出を行う場合に必要な駆動電圧と、隣接するノズルからのみ空吐出を行う場合に必要な駆動電圧とについて図15を参照して説明する。
この図15から分かるように、全てのノズルから同時に空吐出を行う場合に必要な駆動電圧に比べて、隣接するノズルからのみ空吐出を行う場合に必要な駆動電圧は低くなる。これは、全てのノズルから同時に空吐出を行う場合に比べて、隣接するノズルからのみ空吐出を行う場合には、圧力発生室内の圧力を高めることができるためである。
また、空吐出信号(空吐出波形)として与えることができる駆動電圧は、電源電圧と駆動回路により上限が決まる。そのため、例えば、図15の例では、全てのノズルから同時に空吐出を行う場合には、低温時には所望の空吐出動作を行なわせることはできなくなる。これに対し、上述したように、隣接するノズルからのみ空吐出を行う場合には、駆動電圧の上限内で、低温時にも所望の空吐出動作を行なうことが可能となる。
以上の適用例をまとめると、次のとおりである。
液滴を吐出する複数のノズルが配列されたノズル列と、各ノズルについて前記液滴を吐出させる圧力を発生する圧力発生手段とを有する液体吐出ヘッドを駆動する駆動方法であって、
前記ノズルから画像形成に寄与しない空吐出滴を吐出させる空吐出信号を前記圧力発生手段に与える空吐出動作を行うとき、
前記ノズル列に対し、2つの隣り合うノズルに対応する各前記圧力発生手段毎に順次前記空吐出信号を与える
液体吐出ヘッドの駆動方法を行う。
また、液滴を吐出する複数のノズルが配列されたノズル列と、各ノズルについて前記液滴を吐出させる圧力を発生する圧力発生手段とを有する液体吐出ヘッドを駆動する駆動方法であって、
前記ノズルから画像形成に寄与しない空吐出滴を吐出させる空吐出信号を前記圧力発生手段に与える空吐出動作を行うとき、
前記ノズル列に対し、3つの隣り合うノズルに対応する各前記圧力発生手段毎に順次前記空吐出信号を与える
液体吐出ヘッドの駆動方法を行う。
ここで、前記空吐出信号を与える前記圧力発生手段に隣接する前記圧力発生手段に対しては前記空吐出信号を与えない構成とできる。
また、前記空吐出信号を与える前記圧力発生手段以外の前記圧力発生手段に対しては前記空吐出信号を与えない構成とできる。
また、前記空吐出信号を与える前記圧力発生手段から所定ノズル数離れた、前記隣り合うノズルに対応する各前記圧力発生手段に対しては前記空吐出信号を与える構成とできる。
また、前記ノズル列の端部の前記圧力発生手段に前記空吐出信号を与えるときには、前記空吐出信号を与える前記圧力発生手段の数が2つ以下である構成とできる。
また、前記3つの隣り合うノズルに対応する各前記圧力発生手段毎に順次前記空吐出信号を与えるとき、前記3つの隣り合うノズルの中心のノズルは前記ノズル列の両端部のノズル以外のノズルである構成とできる。
また、前記隣り合うノズルの一部を重複させながら順次前記空吐出信号を与える構成とできる。
また、画像形成装置としては、液滴を吐出する複数のノズルが配列されたノズル列を有し、各ノズルについて前記液滴を吐出させる圧力を発生する圧力発生手段を配置した液体吐出ヘッドと、
前記圧力発生手段に対して、前記ノズルから画像形成に寄与しない空吐出滴を吐出させる空吐出信号を与えるヘッド駆動制御手段と、を備え、
前記ヘッド駆動制御手段は、
少なくとも2つの隣り合う前記圧力発生手段に対して、前記空吐出信号を与え、
駆動タイミング毎に前記空吐出信号を与える前記圧力発生手段の少なくとも1つを異ならせる制御をする構成とできる。
なお、本願において、「用紙」とは材質を紙に限定するものではなく、OHP、布、ガラス、基板などを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味である。被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含む。また、画像形成、記録、印字、印写、印刷はいずれも同義語とする。
また、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味する。また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用いる。例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料、樹脂なども含まれる。
また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を三次元的に造形して形成された像も含まれる。
また、画像形成装置には、特に限定しない限り、シリアル型画像形成装置及びライン型画像形成装置のいずれも含まれる。
1 用紙
10 液体吐出ヘッド
21A 黒ヘッド部
21B フルカラーヘッド部
104 ノズル
106 圧力発生室
121 圧電部材
121 圧電柱(圧力発生手段)
500 制御部
508A、508B 印刷制御部
701 駆動波形生成部
702 データ転送部

Claims (10)

  1. 液滴を吐出する複数のノズルが配列されたノズル列と、各ノズルについて前記液滴を吐出させる圧力を発生する圧力発生手段とを有する液体吐出ヘッドを駆動する駆動方法であって、
    前記ノズルから液滴を吐出させないで、前記ノズルのメニスカスを振動させる微駆動信号を前記圧力発生手段に与える微駆動動作を行うとき、
    前記ノズル列に対し、2つの隣り合うノズルに対応する各前記圧力発生手段毎に順次前記微駆動信号を与える
    ことを特徴とする液体吐出ヘッドの駆動方法。
  2. 液滴を吐出する複数のノズルが配列されたノズル列と、各ノズルについて前記液滴を吐出させる圧力を発生する圧力発生手段とを有する液体吐出ヘッドを駆動する駆動方法であって、
    前記ノズルから液滴を吐出させないで、前記ノズルのメニスカスを振動させる微駆動信号を前記圧力発生手段に与える微駆動動作を行うとき、
    前記ノズル列に対し、3つの隣り合うノズルに対応する各前記圧力発生手段毎に順次前記微駆動信号を与える
    ことを特徴とする液体吐出ヘッドの駆動方法。
  3. 前記微駆動信号を与える前記圧力発生手段に隣接する前記圧力発生手段に対しては前記微駆動信号を与えないことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッドの駆動方法。
  4. 前記微駆動信号を与える前記圧力発生手段以外の前記圧力発生手段に対しては前記微駆動信号を与えないことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッドの駆動方法。
  5. 前記微駆動信号を与える前記圧力発生手段から所定ノズル数離れた、前記隣り合うノズルに対応する各前記圧力発生手段に対しては前記微駆動信号を与えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液体吐出ヘッドの駆動方法。
  6. 前記ノズル列の端部の前記圧力発生手段に前記微駆動信号を与えるときには、前記微駆動信号を与える前記圧力発生手段の数が2つ以下であることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッドの駆動方法。
  7. 前記3つの隣り合うノズルに対応する各前記圧力発生手段毎に順次前記微駆動信号を与えるとき、前記3つの隣り合うノズルの中心のノズルは前記ノズル列の両端部のノズル以外のノズルであることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッドの駆動方法。
  8. 前記液体吐出ヘッドによる画像形成を行わないときに、前記圧力発生手段に対して前記微駆動信号を与える動作を行うことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の液体吐出ヘッドの駆動方法。
  9. 前記隣り合うノズルの一部を重複させながら順次前記微駆動信号を与えることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッドの駆動方法。
  10. 液滴を吐出する複数のノズルが配列されたノズル列を有し、各ノズルについて前記液滴を吐出させる圧力を発生する圧力発生手段を配置した液体吐出ヘッドと、
    前記圧力発生手段に対して、液滴を吐出させないで前記液室内の液体を流動させる微駆動信号を与えるヘッド駆動制御手段と、を備え、
    前記ヘッド駆動制御手段は、
    少なくとも2つの隣り合う前記圧力発生手段に対して、液滴を吐出させないで前記液室内の液体を流動させる微駆動信号を与え、
    駆動タイミング毎に前記微駆動信号を与える前記圧力発生手段の少なくとも1つを異ならせる制御をする
    ことを特徴とする画像形成装置。
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