JP2014074866A - コンタクトレンズ及びコンタクトレンズの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】第三者が正面から見た際に、自然に又は立体的に見える模様が施されたコンタクトレンズ、及び複雑な工程を経ることなくこのようなコンタクトレンズを得ることができる製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、径方向及び周方向の少なくとも一方向に所定形状を伸展又は縮小させた形状からなる伸縮模様を有するコンタクトレンズである。上記伸縮の方向が径方向であること、上記伸縮模様の径方向への伸縮率が周方向の伸縮率より大きいことが好ましい。また、本発明のコンタクトレンズの製造方法は、コンタクトレンズ基材表面に所定形状を伸展又は縮小させた形状からなる伸縮模様を形成する工程を有する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、径方向及び周方向の少なくとも一方向に所定形状を伸展又は縮小させた形状からなる伸縮模様を有するコンタクトレンズである。上記伸縮の方向が径方向であること、上記伸縮模様の径方向への伸縮率が周方向の伸縮率より大きいことが好ましい。また、本発明のコンタクトレンズの製造方法は、コンタクトレンズ基材表面に所定形状を伸展又は縮小させた形状からなる伸縮模様を形成する工程を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、模様を有するコンタクトレンズ及びこのコンタクトレンズの製造方法に関する。
着色により模様が付されたコンタクトレンズは、コスメティック用、医療用、整容用などの用途で用いられており、その他、着色されていることで視力矯正用等のコンタクトレンズの取り扱いを容易にするといった機能も有している。例えば、図6に示すように、コンタクトレンズ基材41の表面周縁部に複数の模様42が施されたコンタクトレンズ40が開発されている(特開2001−311915号公報及び特開2001−311916号公報)。しかし、第三者がこのコンタクトレンズ40を装着した人を正面から見た際、コンタクトレンズ基材41及び眼球の湾曲によって、周縁部に施された模様42がつぶれ不自然に見えるという不都合を有する。
一方、奥行き感を表現したコンタクトレンズとして、有色層と透明層とが交互に並ぶ少なくとも三層の層構造を有するコンタクトレンズが開発されている(特表2010−529505号公報参照)。しかし、このような多層構造を有するコンタクトレンズは、各層を積層させて製造されるため、製造工程が複雑となり、製造コストの増大にも繋がる。
本発明は、上述のような事情に基づいてなされたものであり、第三者が正面から見た際に、自然に又は立体的に見える模様が施されたコンタクトレンズ、及び複雑な工程を経ることなくこのようなコンタクトレンズを得ることができる製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた発明は、
径方向及び周方向の少なくとも一方向に所定形状を伸展又は縮小させた形状からなる伸縮模様を有するコンタクトレンズである。
径方向及び周方向の少なくとも一方向に所定形状を伸展又は縮小させた形状からなる伸縮模様を有するコンタクトレンズである。
当該コンタクトレンズは、このように所定形状を伸展又は縮小させた形状からなる伸縮模様を有する。従って、第三者が当該コンタクトレンズを装着した人を正面から見た際、例えば径方向に伸展又は周方向に縮小された形状はコンタクトレンズの湾曲により矯正され、その模様を自然に又は立体的に視認することができる。また、周方向に伸展又は径方向に縮小された形状は、コンタクトレンズの湾曲により、いっそうつぶれた形状、すなわち奥行き感のある形状として視認される。なお、この伸縮方向は、コンタクトレンズのレンズ中心を基準に径方向、周方向及びこの組合せの方向である。また、このような模様は、コンタクトレンズ基材表面への印刷等により比較的容易に設けることができるため、複雑な製造工程を経ることなくこの模様を施すことができる。
上記伸縮の方向は、径方向であることが好ましい。径方向に伸縮(より好ましくは、伸展)された伸縮模様を有することで、より効果的に立体感を表現することができる。
上記伸縮模様の径方向への伸縮率が、周方向の伸縮率より大きいことが好ましい。このように収縮(伸展又は収縮)された伸縮模様は、正面からより自然な又は立体的な模様として視認される。
上記伸縮模様以外の他の模様をさらに有するとよい。この他の模様が伸縮模様の伸展又は縮小前の基本模様の場合、上記伸縮模様がレンズ中心を基準として上記他の模様の外側に形成されるとよい。また、上記伸縮模様が径方向に並んで形成されていることも好ましい。このように伸縮模様を配置することで、さらに伸縮模様の立体感を高めることなどができる。
上記伸縮模様の伸縮率が50%以上500%以下であることが好ましい。この範囲の伸展率とすることで、正面視におけるより自然な又は立体的な模様を表現することができる。この伸縮率としては、70%以上300%以下がより好ましく、101%以上250%以下がさらに好ましい。
上記伸縮模様が1又は複数の着色ドットからなることが好ましい。このように上記伸縮模様が着色ドットからなることで、この伸縮模様の伸縮率等を容易に調整することができる。
上記伸縮模様がレンズ中心を中心とした環状領域に形成されているとよい。このように、上記伸縮模様を環状領域に形成することで、レンズの曲率を生かし、上記伸縮模様により自然な印象又は立体感を付与することができる。
上記環状領域の内縁の半径が2.0mm以上5.5mm以下であり、外縁の半径が5.0mm以上7.5mm以下であることが好ましい。上記環状領域をこのようなサイズとすることで、視認性を妨げず、かつ、上記伸縮模様にさらに自然な印象又は立体感を付与することができる。
当該コンタクトレンズが、環状着色帯をさらに有するとよい。上記環状着色帯は、黒目の外縁であるリンバルリングを表現するものとなる。従って、当該コンタクトレンズがこのような環状着色帯を有することで、さらに自然な模様を表現することができる。
本発明のコンタクトレンズの製造方法は、コンタクトレンズ基材表面に所定形状を伸展又は縮小させた形状からなる伸縮模様を形成する工程を有する。当該製造方法によれば、比較的容易な工程で、第三者が正面から見た際に、自然に又は立体的に見える模様が施されたコンタクトレンズを得ることができる。
ここで、本発明において「長さ」とは、レンズ表面の曲面に沿った長さをいう。また、「伸縮率」とは、任意の所定形状を一方向に伸展又は縮小させて伸縮模様としたとき、一方向における元の所定形状の長さに対するその伸縮模様の長さをいう。
以上説明したように、本発明のコンタクトレンズは、このコンタクトレンズを装着した人を正面から見た際、施された模様が自然な印象や立体感を有するため、コスメティック用等に好適に用いることができる。また、本発明のコンタクトレンズの製造方法によれば、複雑な製造工程を経ることなく、このような模様が施されたコンタクトレンズを得ることができる。
以下、本発明のコンタクトレンズ及びその製造方法の実施の形態を、適宜図面を参照にしつつ詳説する。
<コンタクトレンズ>
(第一の実施形態)
図1及び図3のコンタクトレンズ10は、コンタクトレンズ基材11と、このコンタクトレンズ基材11の表面に施された伸縮模様12とを有する。
(第一の実施形態)
図1及び図3のコンタクトレンズ10は、コンタクトレンズ基材11と、このコンタクトレンズ基材11の表面に施された伸縮模様12とを有する。
当該コンタクトレンズ10の形状は、従来のコンタクトレンズと同様である。具体的には、当該コンタクトレンズ10は、眼の角膜の表面に重ね合わされて装用されるように、球状凸面形状を有する表面と、球状凹面形状を有する裏面とを備える部分的な球殻形状である。
当該コンタクトレンズ10のサイズとしては、特に限定されず、公知のコンタクトレンズと同様のサイズとすることができる。
コンタクトレンズ基材11の材質としては、特に限定されず、公知の材料を用いることができる。具体的には、RGPレンズ(酸素透過性レンズ)やPMMA(ポリメチルメタアクリレート)等のハードレンズの他、PHEMA(ポリヒドロキシエチルメタクリレート)等の含水性やアクリル系エラストマー等の非含水性又はシリコーンハイドロゲル等の高酸素透過性などのソフトコンタクトレンズを採用することができる。特に、ソフトコンタクトレンズは、ハードコンタクトレンズに比して、一般に大径であり、模様を付与できる面積が広いため、好適に用いることができる。
当該コンタクトレンズ10(コンタクトレンズ基材11)は、角膜に重ね合わされる中央部分に対して特定の光学特性を持たせてもよい。この場合、当該コンタクトレンズ10は、近視、遠視、乱視、老視等の視力異常に対する矯正機能を備えた視力矯正コンタクトレンズとして用いることができる。また、当該コンタクトレンズ10は、上記中央部分に光学特性を持たない非視力矯正コンタクトレンズであってもよい。当該コンタクトレンズ10が非視力矯正コンタクトレンズである場合、例えばコスメティック用などに用いることができる。
伸縮模様12は、複数の着色ドットからなる。この各着色ドット(伸縮模様12)は、後に詳述するように、所定形状(基本のハート形状14)を伸展させた略ハート形状を有する。なお、この第一の実施形態においては所定形状を伸展させているが、縮小させる場合もある。
上記伸縮模様12(複数の着色ドット)は、レンズ中心13を中心とした環状領域に形成されている。このように、上記伸縮模様12を環状領域に形成することで、コンタクトレンズ表面の曲率を生かし、上記伸縮模様12に、自然な印象又は立体感を付与することができる。また、上記伸縮模様12を環状領域に形成することで、装着した際の視野の妨げを抑えることができる。
なお、当該コンタクトレンズ10は、上記伸縮模様12以外の他の模様(図示しない)をさらに有していてもよい。この他の模様としては、特に限定されるものではなく、例えばその形状は伸縮模様12の伸展又縮小前の基本模様であるハート形状14や、基本模様と無関係の星形等が採用され、その位置も伸縮模様12とは無関係に設定できる。ただ、他の模様としては、伸縮模様12の伸展又縮小前の基本模様が好ましく、上記伸縮模様12がレンズ中心13を基準として上記他の模様の外側(周辺側)に形成されていることが好ましい。このように伸縮模様を配置することで、さらに伸縮模様の立体感を高めることなどができる。
上記環状領域の内縁の半径(内径:図3におけるr)としては、特に限定されないが、2.0mm以上5.5mm以下が好ましく、3.5mm以上5.0mm以下がさらに好ましい。上記半径(r)が上記下限未満の場合は、装用した際に瞳孔に環状領域(伸縮模様12)が重なりやすくなり、視界に影響を与えるおそれがある。逆に、上記半径(r)が上記上限を超える場合は、環状領域(伸縮模様12)が外側によりすぎたり、十分な幅を確保することができなくなるため、十分な大きさの伸縮模様12を形成できなくなる場合がある。ここで、環状領域の内縁とは、最も内側に位置する伸縮模様12(着色ドット)に内接し、レンズ中心13を中心とする円とする。
上記環状領域の外縁の半径(外径:図3におけるR)も、特に限定されないが、5.0mm以上7.5mm以下が好ましく、4.5mm以上7.0mm以下がより好ましい。上記環状領域の外径を上記範囲とすることで、十分な幅の環状領域を確保し、その領域内に伸縮模様12を形成することができる。この環状領域の外縁とは、最も外側に位置する伸縮模様12(着色ドット)に外接し、レンズ中心13を中心とする円とする。
なお、上記伸縮模様12(着色ドット)は、コンタクトレンズ基材11の外縁にまで至って設けられてもよいが、本実施形態においては、伸縮模様12(着色ドット)の外縁をコンタクトレンズ基材11の外縁よりも内側に設けている。すなわち、当該コンタクトレンズ10の外縁部分は、伸縮模様12が付されていない非着色領域となっている。
また、当該コンタクトレンズ10が視力矯正コンタクトレンズとして用いられる場合には、光学特性を持たせた中央部の外側に伸縮模様12を形成することが好ましい。
上記伸縮模様12は、略ハート形状の複数の着色ドットからなる。複数の着色ドット(伸縮模様12)は二重の同心円上に配置されている。具体的には、内側の同心円上に等間隔に8つの着色ドット(伸縮模様12a)が、外側の同心円上に等間隔に8つの着色ドット(伸縮模様12b)が配置されている。また、伸縮模様12は、レンズ中心13を中心に径方向に2つずつ放射状に並んで配置されている。このように伸縮模様を放射状に配置することで、さらに伸縮模様12の立体感を高めることなどができる。なお、上記着色ドットの個数は、限定されるものではなく、径方向の着色ドットの個数(着色ドットが並ぶ同心円の数)としては、例えば2個以上20個以下とすることができる。
いずれの伸縮模様12も、図2に示すように、基本のハート形状14(所定形状)を伸展させた形状からなる。この伸展の方向は、レンズ中心13を中心とした径方向である。伸縮模様12がこのように伸展された形状であることで、第三者が当該コンタクトレンズ10を装着した人を正面から見た際、伸展された形状がコンタクトレンズの湾曲により矯正され、その模様を自然に又は立体的に視認することができる(図1及び図3参照)。
これらの伸縮模様12の伸縮率としては、径方向及び周方向いずれの場合も、50%以上500%以下が好ましく、70%以上300%以下がより好ましく、101%以上250%以下がさらに好ましい(但し、100%を除く)。例えば径方向の伸縮率を上記範囲とすることで、正面視におけるより自然な又は立体的な模様を表現することができる。なお、この径方向の伸縮率を高めることによって、立体感(飛び出してくる印象)を表現することもできる。また、周方向の伸縮率を上記範囲とすることで、適度な奥行き感等を表現することができる。ここで、伸縮率とは、その伸縮(伸展又は縮小)方向における所定形状(基本のハート形状14)の長さ(図2におけるH)に対する伸縮(伸展又は縮小)された伸縮模様12の長さ(図2におけるH1又はH2)をいう。
外側の伸縮模様12bの伸縮率は、内側の伸縮模様12aの伸縮率より大きくなっている。このように外側の伸縮模様12bの伸縮率ほど大きくしていくことで、正面視において、それぞれの伸縮模様12が自然な形状を表現することができる。
最内の伸縮模様12aの伸縮率(H1/H)としては、101%以上200%以下が好ましい。また、最外の伸縮模様12bの伸縮率(H2/H)としては、101%以上500%以下が好ましい。また、最内の伸縮模様12aの伸縮率(H1/H)に対する最外の伸縮模様12bの伸縮率(H2/H)、すなわちH2/H1としては、101%以上250%以下が好ましい。このような比で、外側に行くほど伸縮模様12の伸縮率を高めることで、より自然な形状等を醸し出すことができる。
各伸縮模様12は、基本のハート形状14(所定形状)に対して、周方向にも伸展又は縮小されていてもよい。また、設計上の点から、周方向には伸展又は縮小されていなくてもかまわない。但し、伸縮模様12が、径方向と周方向とに伸展又は縮小されている場合、径方向への伸縮率が、周方向の伸縮率より大きい。このように伸縮された伸縮模様は、正面からより自然な又は立体的な模様として視認される。
各模様12を構成する着色ドットの大きさとしては、特に限定されないが、径方向の長さとして、0.1mm以上5.0mm以下が好ましい。
図1〜3のコンタクトレンズ10においては、一つの基本のハート形状14をレンズ中心13からの距離に応じた伸縮率で、径方向に伸展させ、伸縮模様12a及び12bを形成している。このようにすることで、正面視した際、各伸縮模様12は、全て略同一形状同一サイズの模様として視認される。
また、コンタクトレンズ10のように、複数の伸縮模様12を複数(コンタクトレンズ10では2つ)の同心円上に配置し、各同心円に配置された伸縮模様毎に伸縮率を設定するとよい。このようにすることで、例えば自然な形状の印象となる模様と、立体感のある模様とを環状に配置することができるなど、表現の幅を広げることができる。
なお、基本の形状(所定形状)として、複数の形状又はサイズのものを用いてもよい。このようにすることで、様々な模様を表現することができる。例えば、径方向に沿って模様が小さく又は大きく見えるように伸縮模様のサイズを調整してもよい。このようにすることで、複数の伸縮模様により遠近感や立体感等を表現することもできる。
上記複数の伸縮模様12は、着色されているが、無彩色でも有彩色でもよい。なお、有彩色とすると、コスメティック用としての効果を高めることができる。また、各伸縮模様12は、全領域が着色されていてもよいし、外縁のみが着色されていてもよい。
上記伸縮模様12は、通常、着色剤により形成されている。この着色剤としては、特に限定されず、公知の染料や顔料を含むものが用いられる。なお、この着色剤には、染料又は顔料の着色成分以外に、溶媒、硬化剤、界面活性剤等が適宜含有されている。
上記複数の伸縮模様12は、同一色の着色ドットからなってもよいし、異なる複数の色の着色ドットからなってもよい。複数の着色ドットが、異なる複数の色の着色ドットからなる場合、色相、彩度又は明度が連続的又は不連続的に変化するように着色することが好ましい。例えば、径方向や周方向に連続的に変化させることで、伸縮模様(着色ドット)の伸縮率に加えて、色変化により、伸縮模様12に奥行き感等を効果的に付与することができる。
上記伸縮模様12(着色ドット)の色の変化が濃度の径方向への変化(外側へ向かった低下等)であるとよい。このようにすることで、より立体的な模様を表現することができる。また、上記伸縮模様12(着色ドット)の色の変化が濃度の周方向への変化であることも好ましい。このようにすることによっても、さらに立体的な模様を表現することができる。
当該コンタクトレンズ10は、このように所定形状(基本のハート形状14)を径方向に伸展させた形状からなる伸縮模様12を有する。従って、第三者が当該コンタクトレンズ10を装着した人を正面から見た際、伸展された形状がコンタクトレンズ10の湾曲により矯正され、その模様を自然に又は立体的に視認することができる。また、このような伸縮模様12は、コンタクトレンズ基材11表面への印刷等により比較的容易に設けることができるため、複雑な製造工程を経ることなくこの模様12を施すことができる。
(第二の実施形態)
図4のコンタクトレンズ20は、コンタクトレンズ基材11と、このコンタクトレンズ基材11の表面に施された伸縮模様12及び他の模様15とを有する。コンタクトレンズ基材11及び伸縮模様12は、図1のコンタクトレンズ10が有するものと同様であるので同一番号を付して説明を省略する。
図4のコンタクトレンズ20は、コンタクトレンズ基材11と、このコンタクトレンズ基材11の表面に施された伸縮模様12及び他の模様15とを有する。コンタクトレンズ基材11及び伸縮模様12は、図1のコンタクトレンズ10が有するものと同様であるので同一番号を付して説明を省略する。
他の模様15は、伸展又は縮小させていない基本のハート形状からなる。8つの他の模様15は、環状領域に等間隔に配置されている。具体的には、各他の模様15は、各伸縮模様12bの間にそれぞれ配置されている。
当該コンタクトレンズ20においては、このように伸展させた形状からなる伸縮模様12と、伸展させていない他の模様15とが基材11表面に形成されている。このコンタクトレンズ20は、正面視において、他の模様15はつぶれた形状に見え、伸縮模様12はつぶれていない自然な形状に見える。このようにつぶれた形状とつぶれていない形状とを組み合わせるように複数の模様を配置させることによって、全体として模様に立体感等を付与することができる。
(第三の実施形態)
図5のコンタクトレンズ30は、コンタクトレンズ基材11と、このコンタクトレンズ基材11の表面に施された伸縮模様12と及び環状着色帯36とを有する。コンタクトレンズ基材11及び伸縮模様12は、図1のコンタクトレンズ10が有するものと同様であるので同一番号を付して説明を省略する。
図5のコンタクトレンズ30は、コンタクトレンズ基材11と、このコンタクトレンズ基材11の表面に施された伸縮模様12と及び環状着色帯36とを有する。コンタクトレンズ基材11及び伸縮模様12は、図1のコンタクトレンズ10が有するものと同様であるので同一番号を付して説明を省略する。
環状着色帯36は、レンズ中心13を中心とした環状に設けられている。環状着色帯36の外側縁及び内側縁は、共に略円形となっている。上記環状着色帯36は、黒目の外縁であるリンバルリングを表現するものとなる。従って、当該コンタクトレンズ30がこのような環状着色帯36を備えることで、さらに自然な模様を表現することができる。また、当該コンタクトレンズ30は、黒目の外径を大きく、かつ外縁をはっきりと強調して明確にすることなどができる。
なお、伸縮模様12のうち、内側に配置された伸縮模様12aは、環状着色帯36の内側に位置している。一方、外側に配置された伸縮模様12は、環状着色帯36上に配置されている。但し、伸縮模様と環状着色帯との位置関係は、このようなものに限定されず、全く重なっていなくともよいし、全てが重なっていてもよい。
環状着色帯36の色としては、特に限定されないが、伸縮模様12とは異なる色であることが好ましい。伸縮模様12と環状着色帯36とを異なる色で構成することで、より各模様が強調される。具体的には、環状着色帯36の色としては、人の黒眼を自然に表現すべく、黒又は茶系が好ましい。
環状着色帯36は、この全領域を同一の色彩、輝度及び濃度とすることもでき、変化させて着色させることもできる。例えば、外周部分の濃度を、内周側から外周側に低下させてもよい。また、環状着色帯36の内周部分には、径方向所定幅で濃度が一定とされた領域を設けてもよい。環状着色帯36をこのような濃度で着色することで、より自然な感じのリンバルを表現することができる。
(その他の実施形態)
本発明のコンタクトレンズは上記実施形態に限定されない。例えば、着色ドットの形状(所定形状)としては、ハート形状に限定されない。なお、着色ドットの形状としては、円、楔、ハート、花柄、星状等を挙げることができる。これらの形状とすることで、模様にファッション性等を付与することができる。
本発明のコンタクトレンズは上記実施形態に限定されない。例えば、着色ドットの形状(所定形状)としては、ハート形状に限定されない。なお、着色ドットの形状としては、円、楔、ハート、花柄、星状等を挙げることができる。これらの形状とすることで、模様にファッション性等を付与することができる。
上記伸展又は縮小させた形状からなる伸縮模様はドット形状に限定されず、例えば、文字等であってもよい。また、上記伸縮模様は、レンズ中心を中心とした環状領域に形成されていなくてもよく、レンズ中心を中心とした複数の同心円上に形成されていなくてもよい。さらには、上記所定形状の伸縮方向は、径方向、周方向、又はこれらの組合せの方向のいずれであってもよい。上記伸縮模様が所定形状を伸展又は縮小させた形状からなっていれば、例えば、レンズ基材表面にランダムに形成されていてもよい。このような場合であっても、このような形状からなる模様が、正面視した際に自然な又は立体的な形状を表現することができる。
<コンタクトレンズの製造方法>
当該コンタクトレンズの製造方法は、特に限定されず、例えば、コンタクトレンズ基材表面に所定形状を伸展又は縮小させた形状からなる伸展模様を形成する工程を有する方法を採用することができる。当該製造方法によれば、比較的容易な工程で、第三者が正面から見た際に、自然に又は立体的に見える模様が施されたコンタクトレンズを得ることができる。
当該コンタクトレンズの製造方法は、特に限定されず、例えば、コンタクトレンズ基材表面に所定形状を伸展又は縮小させた形状からなる伸展模様を形成する工程を有する方法を採用することができる。当該製造方法によれば、比較的容易な工程で、第三者が正面から見た際に、自然に又は立体的に見える模様が施されたコンタクトレンズを得ることができる。
上記伸縮模様の形成の方法としては、写真印刷、スクリーン印刷、パッド印刷、インクジェット印刷等の印刷や、コンタクトレンズ基材の形成の際のモノマー添加、その他手描きによる方法等を挙げることができる。これらの中でも、レンズ基材表面が球面状であることや、量産性、着色精度、色の再現性等を考慮すると、印刷が好ましく、パッド印刷又はインクジェット印刷がさらに好ましく、インクジェット印刷が特に好ましい。なお、例えば、二次元の版又は電子データにおいて、基準となる所定形状を径方向及び周方向の少なくとも一方向に伸展又は縮小させることで、収縮模様を得ることができる。
パッド印刷を用いる方法としては、例えば金属板に対してエッチング処理で形成したドットパターンに着色剤を充填した後、シリコンパッドを用いてドットパターンの着色剤を移し取り、コンタクトレンズ基材に対して、かかるドットパターンの着色剤を転写することにより行う。
インクジェット印刷は、ピエゾ素子等をアクチュエータとして着色剤を微小な多数のノズルから吹出させて、被着色面となるコンタクトレンズ基材表面に対して直接に被着させるものである。このようなインクジェット印刷では、コンタクトレンズ基材へのパッド等の押圧が不要であり、微小なドットを高精度に形成できること等から、特に好適である。
なお、インクジェット印刷を行う際、コンタクトレンズ基材の曲面形状を利用し、所定形状(基本形状)の模様をコンタクトレンズ基材のレンズ中心における法線方向から印刷するとよい。このようにすることで、レンズ中心以外の周辺の領域表面においては、ノズルからの着色剤が斜めに当たり、所定形状がレンズ中心を中心として径方向に伸展した形状が印刷されることになる。
なお、上記方法以外の製造方法としては、コンタクトレンズ基材の表面と裏面との層間に、ドットパターンを着色層として配置させる方法を挙げることができる。この具体的方法としては、表面又は裏面側の半層の表面に着色層を設け、残りの半層を接着する方法があげられる。このようにすれば、着色層の両面側にそれぞれ透明層を設けた積層構造のコンタクトレンズを得ることができる。なお、上記着色層は、上述したような印刷にて形成することの他、着色剤を溶解させた着色の成形モノマーを用いて着色樹脂層として形成することもできる。なお、着色層の形成方法や透光性等にもよるが、各少なくとも一層の着色層と透明層からなる積層構造を採用する場合には、各透明層の層厚さを5μm〜300μmとすると共に、各着色層の層厚さを0.2μm〜100μmとすることが好ましい。特に着色層として、パッド印刷やインクジェット印刷等による印刷層を採用する場合には、透明層よりも印刷層の厚さが小さく設定されることが好ましい。
以上説明したように、本発明のコンタクトレンズは、施された伸縮模様が正面視した際に自然な感じや立体感を有するため、コスメティック用等に好適に用いることができる。
10、20、30、40 コンタクトレンズ
11、41 コンタクトレンズ基材
12、12a、12b 伸縮模様
13 レンズ中心
14 ハート形状
15 他の模様
36 環状着色帯
11、41 コンタクトレンズ基材
12、12a、12b 伸縮模様
13 レンズ中心
14 ハート形状
15 他の模様
36 環状着色帯
Claims (10)
- 径方向及び周方向の少なくとも一方向に所定形状を伸展又は縮小させた形状からなる伸縮模様を有するコンタクトレンズ。
- 上記伸縮の方向が径方向である請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 上記伸縮模様の径方向への伸縮率が、周方向の伸縮率より大きい請求項1又は請求項2に記載のコンタクトレンズ。
- 上記伸縮模様以外の他の模様をさらに有する請求項1、請求項2又は請求項3に記載のコンタクトレンズ。
- 上記他の模様が、伸縮模様の伸展又は縮小前の基本模様であり、
上記伸縮模様が、レンズ中心を基準として上記他の模様の外側に形成されている請求項4に記載のコンタクトレンズ。 - 上記伸縮模様が径方向に並んで形成されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコンタクトレンズ。
- 上記伸縮模様の伸縮率が50%以上500%以下である請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のコンタクトレンズ。
- 上記伸縮模様がレンズ中心を中心とした環状領域に形成されている請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のコンタクトレンズ。
- 環状着色帯をさらに有する請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のコンタクトレンズ。
- コンタクトレンズ基材表面に所定形状を伸展又は縮小させた形状からなる伸縮模様を形成する工程
を有するコンタクトレンズの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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