JP2014071892A - サーバ装置、端末装置、保守整備情報送信方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

サーバ装置、端末装置、保守整備情報送信方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機器を利用するユーザに保守整備に係る行動を起こさせることを可能とし、それによって機器の可用性を高めること。
【解決手段】情報送受信部501が、機器100の動作情報を受信し、記憶部502が、動作情報を記憶するとともに、機器100のユーザとそのユーザ以外の者との間の関係を示す関係情報を記憶し、余寿命判定部503が、記憶部502から読み出した動作情報に基づいて機器100、または、機器100を構成する部品の余寿命を判定し、送信先決定部504が、余寿命判定部503により判定された余寿命が所定の余寿命となった場合、あるいは、所定の余寿命よりも短くなった場合に、記憶部502から読み出した関係情報に基づいて、機器100のユーザと所定の関係にある者を検索し、その者が有する機器200を、機器100の保守整備情報を送信する送信先として決定し、情報送受信部501が、その送信先に保守整備情報を送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、機器の保守整備に係る保守整備情報を通知するサーバ装置、端末装置、保守整備情報送信方法およびコンピュータプログラムに関する。
従来、家電機器を利用するユーザに対し、家電機器を使用した際の運転データの蓄積から保守整備や寿命に至るまでの余寿命を予測し、保守整備時期や予測した余寿命を日常生活の中で役立つ時間情報として通知することで、機器管理上の予防保全につなげることができる家電機器管理システムが提案されている。
例えば、特許文献1には、家電機器を構成する部品に寿命がきたことを表示する家電機器の制御装置について開示されている。また、特許文献2には、消耗品の装着を検出した際に累積使用時間をカウントし、累積使用時間が所定の寿命時間を越えた際に報知を行う家電装置が開示されている。さらに、特許文献3には、製品の経過期間や累積総運転時間が平均寿命などと比較して所定範囲や所定基準に到達した場合に、管理サーバへ予測生存時間を通知するネット家電が開示されている。
特開2005−16871号公報 特開2006−145053号公報 国際公開第2007/043099号
しかしながら、上述した特許文献1〜3の従来技術を用いたとしても、家電機器を利用するユーザに家電機器の保守整備に係る行動を起こさせることが必ずしも容易ではないという問題がある。具体的には、たとえ家電機器に寿命がきたことが通知されたとしても、家電機器が即座に使えなくなるというわけではないので、ユーザはその家電機器を使い続ける可能性がある。
このような場合に突然家電機器が故障すると、修理がなされるまでの間、あるいは、新たに家電機器を購入するまでの間、ユーザは家電機器を利用することができなくなり、ユーザの生活に支障を来すことになる。
このようなことから、家電機器を利用するユーザに、いかにして保守整備に係る行動を起こさせ、家電機器の可用性を高めることができるかが重要な課題として認識されるようになってきている。
本発明は、機器を利用するユーザに保守整備に係る行動を起こさせることを可能とし、それによって機器の可用性を高めることができるサーバ装置、端末装置、保守整備情報送信方法およびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るサーバ装置は、第1の機器の動作情報を受信する情報受信部と、動作情報を記憶するとともに、第1の機器のユーザとそのユーザ以外の者との間の関係を示す関係情報を記憶する記憶部と、記憶部から動作情報を読み出し、読み出した動作情報に基づいて第1の機器、または、第1の機器を構成する部品の余寿命を判定する余寿命判定部と、記憶部から関係情報を読み出し、余寿命判定部により判定された余寿命が所定の余寿命となった場合、あるいは、所定の余寿命よりも短くなった場合に、関係情報に基づいて、上記ユーザ以外の者のうち第1の機器のユーザと所定の関係にある関係者を検索し、その関係者が有する第2の機器を、第1の機器の保守整備情報を送信する送信先として決定する送信先決定部と、送信先決定部により決定された送信先に、保守整備情報を送信する情報送信部と、を具備する。
また、本発明に係る端末装置は、第1の機器の余寿命が所定の余寿命となった場合、あるいは、所定の余寿命よりも短くなった場合に、第1の機器のユーザとそのユーザ以外の者との間の関係を示す関係情報に基づいて、ユーザ以外の者のうち第1の機器のユーザと所定の関係にある関係者が有する装置に送信先が決定された第1の機器の保守整備情報を受信する情報受信部と、情報受信部が受信した保守整備情報を記憶する記憶部と、記憶部から保守整備情報を読み出す情報処理部と、情報処理部により読み出された保守整備情報を出力する通知部と、を具備する。
また、本発明に係る保守整備情報送信方法は、第1の機器の動作情報を受信する情報受信ステップと、動作情報を記憶するとともに、第1の機器のユーザとそのユーザ以外の者との間の関係を示す関係情報を記憶する記憶部から動作情報を読み出し、読み出した動作情報に基づいて第1の機器、または、第1の機器を構成する部品の余寿命を判定する余寿命判定ステップと、記憶部から関係情報を読み出し、余寿命判定ステップにおいて判定された余寿命が所定の余寿命となった場合、あるいは、所定の余寿命よりも短くなった場合に、関係情報に基づいて、上記ユーザ以外の者のうち第1の機器のユーザと所定の関係にある関係者を検索し、その関係者が有する第2の機器を、第1の機器の保守整備情報を送信する送信先として決定する送信先決定ステップと、送信先決定ステップにおいて決定された送信先に、保守整備情報を送信する情報送信ステップと、を含む。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、第1の機器の動作情報を受信する情報受信手順、動作情報を記憶するとともに、第1の機器のユーザとそのユーザ以外の者との間の関係を示す関係情報を記憶する記憶部から動作情報を読み出し、読み出した動作情報に基づいて第1の機器、または、第1の機器を構成する部品の余寿命を判定する余寿命判定手順、記憶部から関係情報を読み出し、余寿命判定手順において判定された余寿命が所定の余寿命となった場合、あるいは、所定の余寿命よりも短くなった場合に、関係情報に基づいて、上記ユーザ以外の者のうち第1の機器のユーザと所定の関係にある関係者を検索し、その関係者が有する第2の機器を、第1の機器の保守整備情報を送信する送信先として決定する送信先決定手順、送信先決定手順において決定された送信先に、保守整備情報を送信する情報送信手順、を実行させる。
本発明によれば、機器を利用するユーザに保守整備に係る行動を起こさせることを可能とし、それによって機器の可用性を高めることができる。
本実施の形態における機器寿命通知システムの概要について説明する図 本発明の実施の形態1における機器寿命通知システムの構成を示すブロック図 保守整備情報の表示画面の一例を示す図 プライバシー設定画面の一例を示す図 プライバシー設定の結果通知される保守整備情報の一例を示す図 すべての機器に対し一括してプライバシー設定を行う場合のプライバシー設定画面の一例を示す図 関係情報の一例を示す図 余寿命管理情報の一例を示す図 本実施形態に係る保守整備情報送信処理の処理手順の一例を示すフローチャート 関係者の機器の保守整備情報の一例を示す図 保守業者への保守整備の依頼を実行可能な保守整備依頼画面の一例を示す図 機器寿命通知システムの他の構成を示すブロック図 異なる機器に推薦情報を送信する場合の機器寿命通知システムの構成を示すブロック図 各装置の機能をソフトウェアにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図 サービスの類型1(自社データセンタ型)を示す図 サービスの類型2(IaaS利用型)を示す図 サービスの類型3(PaaS利用型)を示す図 サービスの類型4(SaaS利用型)を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(提供するサービスの全体像)
図1は、本実施の形態における機器寿命通知システムの概要について説明する図である。図1(A)には、本実施の形態における機器寿命通知システムの全体像が示されている。グループ10は、例えば企業、団体、家庭等であり、その規模を問わない。グループ10には、複数の機器10aである機器A、機器Bおよびホームゲートウェイ10bが存在する。
複数の機器10aには、インターネットと接続可能な機器(例えば、スマートフォン、PC、TV等)もあれば、それ自身ではインターネットと接続不可能な機器(例えば、照明、洗濯機、冷蔵庫等)も存在する。それ自身ではインターネットと接続不可能な機器であっても、ホームゲートウェイ10bを介してインターネットと接続可能となる機器が存在してもよい。またグループ10には複数の機器10aを使用するユーザ1が存在する。
データセンタ運営会社11には、クラウドサーバ11aが存在する。クラウドサーバ11aとはインターネットを介して様々な機器と連携する仮想化サーバである。主に通常のデータベース管理ツール等で扱うことが困難な巨大なデータ(ビッグデータ)等を管理する。データセンタ運営会社11は、データ管理やクラウドサーバ11aの管理、それらを行うデータセンタの運営等を行っている。データセンタ運営会社11が行っている役務については詳細を後述する。
ここで、データセンタ運営会社11は、データ管理やクラウドサーバ11aの運営等のみを行っている会社に限らない。例えば複数の機器10aのうちの一つの機器を開発・製造している機器メーカが、併せてデータ管理やクラウドサーバ11aの管理等を行っている場合は、機器メーカがデータセンタ運営会社11に該当する(図1(B))。
また、データセンタ運営会社11は一つの会社に限らない。例えば機器メーカ及び他の管理会社が共同もしくは分担してデータ管理やクラウドサーバ11aの運営を行っている場合は、両者もしくはいずれか一方がデータセンタ運営会社11に該当するものとする(図1(C))。
サービスプロバイダ12は、サーバ12aを保有している。ここで言うサーバ12aとは、その規模は問わず例えば、個人用PC内のメモリ等も含む。また、サービスプロバイダがサーバ12aを保有していない場合もある。
なお、上記サービスにおいてホームゲートウェイ10bは必須ではない。例えば、クラウドサーバ11aが全てのデータ管理を行っている場合等は、ホームゲートウェイ10bは不要となる。また、家庭内のあらゆる機器がインターネットに接続されている場合のように、それ自身ではインターネットと接続不可能な機器は存在しない場合もある。
次に、上記サービスにおける情報の流れを説明する。まず、グループ10の機器A又は機器Bは、各ログ情報をデータセンタ運営会社11のクラウドサーバ11aに送信する。クラウドサーバ11aは機器A又は機器Bのログ情報を集積する(図1(a))。
ここで、ログ情報とは複数の機器10aの、例えば運転状況や動作日時等を示す情報である。例えば、テレビの視聴履歴やレコーダーの録画予約情報、洗濯機の運転日時・洗濯物の量、冷蔵庫の開閉日時・開閉回数などであるが、これらのものに限らずあらゆる機器から取得が可能なすべての情報をいう。
ログ情報は、インターネットを介して複数の機器10a自体から直接クラウドサーバ11aに提供される場合もある。また複数の機器10aから一旦ホームゲートウェイ10bにログ情報が集積され、ホームゲートウェイ10bからクラウドサーバ11aに提供されてもよい。
次に、データセンタ運営会社11のクラウドサーバ11aは、集積したログ情報を一定の単位でサービスプロバイダ12に提供する。ここで、データセンタ運営会社が集積した情報を整理してサービスプロバイダ12に提供することの出来る単位でもいいし、サービスプロバイダ12が要求した単位でもいい。一定の単位と記載したが一定でなくてもよく、状況に応じて提供する情報量が変化する場合もある。
前記ログ情報は、必要に応じてサービスプロバイダ12が保有するサーバ12aに保存される(図1(b))。そして、サービスプロバイダ12は、ログ情報をユーザに提供するサービスに適合する情報に整理し、ユーザに提供する。提供するユーザは、複数の機器10aを使用するユーザ1でもよいし、外部のユーザ2でもよい。
ユーザへのサービス提供方法は、例えば、サービスプロバイダ12から直接ユーザへ提供されてもよい(図1(f)、(e))。また、ユーザへのサービス提供方法は、例えば、データセンタ運営会社11のクラウドサーバ11aを再度経由して、ユーザに提供されてもよい(図1(c)、(d))。また、データセンタ運営会社11のクラウドサーバ11aがログ情報をユーザに提供するサービスに適合する情報に整理し、サービスプロバイダ12に提供してもよい。
なお、ユーザ1とユーザ2とは、別でも同一でもよい。
(実施の形態1)
図2は、本発明の実施の形態1における機器寿命通知システムの構成を示すブロック図である。図2に示すように、このシステムは、機器100、機器200、通信装置300、通信装置400、サーバ装置500がネットワーク600を介して接続される。ネットワーク600は、有線ネットワークでもよいし、無線ネットワークでもよい。また、有線ネットワークと無線ネットワークとが混在していてもよい。
また、図2には、機器および通信装置がそれぞれ2台ずつしか示されていないが、2台以上であってもよい。なお、以下では、機器200のユーザが、機器100のユーザと所定の関係を有する関係者であるものとして説明を行う。
機器100、機器200には、さまざまな機器、システムが含まれる。例えば、テレビ、エアコン、冷蔵庫、掃除機、空気清浄機、電動歯ブラシ、ドライヤー等の家電や、パーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、タブレットといった情報端末、血糖値センサ装置等のセンサ装置、トイレ、バスルーム、ミラー、照明等のあらゆる機器、システムが含まれる。
機器100は、入力部101、通知部102、記憶部103、情報送受信部104、情報処理部105を備える。また、機器200は、入力部201、通知部202、記憶部203、情報送受信部204、情報処理部205を備える。
ここで、入力部101と入力部201、通知部102と通知部202、記憶部103と記憶部203、情報送受信部104と情報送受信部204、情報処理部105と情報処理部205は、それぞれ同様の機能を発揮する機能部である。そのため、以下では入力部101、通知部102、記憶部103、情報送受信部104、情報処理部105について説明し、入力部201、通知部202、記憶部203、情報送受信部204、情報処理部205についての説明を省略する。
入力部101は、ボタンやタッチパネルなどの入力デバイスである。通知部102は、ディスプレイなどの表示デバイスである。記憶部103は、メモリやハードディスク装置などの記憶デバイスである。
記憶部103は、機器100の動作情報を記憶する。動作情報とは、例えば、機器100の機器IDや部品ID、機器100の稼働時間、各部品の稼働時間(取り換えられた部品は取換後の稼働時間)、操作履歴、動作履歴、保守整備履歴等の情報である。この動作情報は、サーバ装置500に送信される。
また、記憶部103は、サーバ装置500から受信した保守整備情報を記憶する。保守整備情報とは、例えば、機器100または機器100の部品の保守整備を促す情報である。この保守整備情報は、通知部102により表示される。なお、ここでは、通知部102は保守整備情報を表示することとしたが、通知部102は保守整備情報をスピーカーなどにより音声として出力することとしてもよい。
図3は、保守整備情報の表示画面の一例を示す図である。図3Aは、機器100のユーザに通知するために表示される保守整備情報を示している。図3Bは、機器100のユーザの親類(子)に通知するために表示される保守整備情報を示している。図3Cは、機器100のユーザの友人に通知するために表示される保守整備情報を示している。図3Dは、機器100と同機種のユーザコミュニティのメンバーに通知するために表示される保守整備情報を示している。図3Eは、機器100の保守業者に通知するために表示される保守整備情報を示している。
図3B、図3C、図3Eの場合における機器100のユーザの親類(子)や友人、保守業者などは、機器100のユーザとの関係性が強く、機器100のユーザに対する影響力のある人といえる。
そのため、これらの人に保守整備情報を通知し、これらの人から機器100のユーザに対し、保守整備を行うように勧めてもらうことにより、ユーザに保守整備に係る行動をより確実に起こさせることができる。また、これによって、機器100の可用性を高めることができる。
また、図3B、図3C、図3Eに示す画面には、メール送信ボタン700、701、702が表示される。メール送信ボタン700、701、702を押下することにより、機器200のメール送信機能が起動される。そして、情報処理部205により、機器100のユーザのメールアドレスが宛先として設定された電子メールが生成される。
ここで、サーバ装置500は、保守業者のメールアドレスの情報を保守整備情報に含めておく。情報処理部205はこの情報を利用して、電子メールを生成する。そして、機器200のユーザは、その電子メールにメッセージを追加して送信することにより機器100のユーザに対し、保守整備を行うことを容易に勧めることができる。
なお、メール送信ボタン700、701、702が押下された時点で、情報処理部205が、機器100のユーザのメールアドレスを宛先とし、また、予め定められたメッセージを含む電子メールを生成し、情報送受信部204がその電子メールをそのまま送信することとしてもよい。
一方、図3Dの場合におけるユーザコミュニティのメンバーに、他人の機器の部品に取り換え時期が到来したことを通知することにより、ユーザコミュニティのメンバーに、自分の機器の部品に対する注意喚起を促す。これによっても、ユーザに保守整備に係る行動を起こさせることができ、その機器の可用性を高めることができる。
図2の説明に戻ると、情報送受信部104は、他の装置に情報を送信し、また、他の装置により送信された情報を受信する通信インターフェース部である。例えば、情報送受信部104は、前述の動作情報をサーバ装置500に送信し、また、サーバ装置500により送信された保守整備情報を受信する。
なお、情報送受信部104は、動作情報をサーバ装置500に通信装置300を介して送信してもよいし、保守整備情報をサーバ装置500から通信装置300を介して受信してもよい。
情報処理部105は、種々の情報処理を実行するプロセッサなどの制御デバイスである。例えば、情報処理部105は、機器100の動作情報を記憶部103に記憶するとともに、定期的に記憶部103から動作情報を読み出して、その動作情報をサーバ装置500に情報送受信部104を介して送信する。また、情報処理部105は、サーバ装置500から受信した保守整備情報を記憶部103に記憶するとともに、その保守整備情報を通知部102に表示させる。
通信装置300、通信装置400は、スマートフォンやタブレット型通信装置、コントローラなどの通信装置である。ここで、通信装置300のユーザは、機器100のユーザと同一であり、通信装置400のユーザは、機器200のユーザと同一であるものとする。
通信装置300は、タッチパネルやボタンなどの入力デバイス、ディスプレイなどの表示デバイス、他の装置との間で通信を行う通信デバイスを備える(図示せず)。
例えば、通信装置300は、保守整備情報の送信先および保守整備情報において公開される内容を制限するためのプライバシー設定画面を表示し、ユーザからプライバシーの設定に関する入力を受け付ける。そして、通信装置300は、プライバシーの設定情報をサーバ装置500に送信する。通信装置400も通信装置300と同様の機能を有するため、ここではその説明を省略する。
図4は、プライバシー設定画面の一例を示す図である。図4Aには、プライバシー設定を行う機器の選択ボタンが示されており、いずれかの選択ボタンを押下することにより、プライバシー設定を行う機器が選択される。
例えば、「トイレ」を選択した場合のプライバシー設定画面が図4Bに示されている。図4Bには、「トイレ」に関する情報を共有する者を選択するための選択ボタンが示されており、これらの選択ボタンを押下することにより、「トイレ」に関する情報を共有する者が設定される。
ここで例えば、「友人」が選択されたものとする。この場合の、プライバシー設定画面が図4Cに示されている。図4Cには、「友人」と共有する内容を選択するための選択ボタンが示されており、これらの選択ボタンを押下することにより、「友人」と共有する情報の範囲が設定される。
図5は、図4で説明したプライバシー設定の結果通知される保守整備情報の一例を示す図である。図5では、図4Aにおいて「トイレ」が、図4Bにおいて「親族」が、図4Cにおいて「製品イラスト」、「対象部品」が選択されるとともに、図4Aにおいて「トイレ」が、図4Bにおいて「保守業者」が、図4Cにおいて「品番」、「対象部品」が選択された場合の例を示している。
図5Aは、機器100のユーザに通知するために表示される保守整備情報を示している。図5Bは、機器100のユーザの親族(子)に通知するために表示される保守整備情報を示している。図5Cは、機器100のユーザの友人に保守整備情報を通知しないことを示している。図5Dは、機器100と同機種のユーザコミュニティのメンバーに保守整備情報を通知しないことを示している。図5Eは、機器100の保守業者に通知するために表示される保守整備情報を示している。図5B、図5Eに示す保守整備情報にも、図3に示したメール送信ボタン700、701、702と同様のメール送信ボタン703、704が表示される。
機器100のユーザの友人、および、機器100と同機種のユーザコミュニティのメンバーに保守整備情報を通知しないのは、図4Bのプライバシー設定画面において、情報を共有する者として「友人」および「ユーザコミュニティ全体」を設定しなかったためである。
また、図5Bにおいて、製品イラストおよび対象部品「トイレのアームレスト」が示されているのは、図4Cのプライバシー設定画面において、「製品イラスト」および「対象部品」が選択されたためである。
このように、保守整備情報の送信を許可する送信先の範囲を、製品毎に、若しくは保守整備情報の内容毎に設定するための画面を表示し、ユーザによって設定された前記送信先の範囲を示す送信先制限情報をサーバ装置に対し送信する端末装置と、前記端末装置から受信した前記送信先制限情報に基づいて、前記保守整備情報の送信を許可された送信先の中から前記保守整備情報を送信する送信先を決定し、前記保守整備情報を送信するサーバ装置との組み合わせによって、保守整備情報を送信する送信先を、製品毎に、若しくは保守整備情報の内容毎に制限することにより、ユーザのプライバシーを保護することができる。また、保守整備情報の送信を望まないユーザに保守整備情報を送信してしまうことを回避することができる。
なおここでは、図4Aに示したように、機器ごとにプライバシー設定を行うこととしたが、すべての機器に対し一括してプライバシー設定を行うこととしてもよい。図6は、すべての機器に対し一括してプライバシー設定を行う場合のプライバシー設定画面の一例を示す図である。
図6Aには、「停止」、「高」、「中」、「低」、「完全許可」と段階的に設けられた複数のセキュリティレベルが示されている。「停止」レベルは、機器100のユーザにのみ、保守整備情報を通知することに対応する。「高」レベルは、機器100のユーザと、図4Bに示した親族にのみ、保守整備情報を通知することに対応する。
「中」レベルは、機器100のユーザ、図4Bに示した「親族」、「友人」にのみ保守整備情報を通知することに対応する。「低」レベルは、機器100のユーザ、図4Bに示した「親族」、「友人」、「保守業者」に、保守整備情報を通知することに対応する。「完全許可」レベルは、機器100のユーザ、図4Bに示した「親族」、「友人」、「ユーザコミュニティ全体」、「保守業者」に、保守整備情報を通知することに対応する。
図6Bには、図6Aの画面において、「停止」が選択された場合のプライバシー設定画面の一例が示されている。この場合、機器100のユーザにのみ保守整備情報が通知されるので、そのことを機器100のユーザに通知するメッセージが表示される。このような画面を用いることにより、プライバシー設定を容易に行うことができる。
なお、ここでは、通信装置300、通信装置400を用いてプライバシー設定を行うこととしたが、機器100、機器200を用いてプライバシー設定を行うこととしてもよい。
図2の説明に戻ると、サーバ装置500は、情報送受信部501、記憶部502、余寿命判定部503、送信先決定部504、情報生成部505を備える。
情報送受信部501は、他の装置により送信された情報を受信し、また、他の装置に情報を送信するインターフェース部である。
例えば、情報送受信部501は、機器100や機器200により送信された動作情報を受信する。また、情報送受信部501は、図4、図6のプライバシー設定画面を用いて設定された情報を通信装置300や通信端末400から受信する。また、情報送受信部501は、機器100や機器200に各機器の保守整備情報を送信する。
記憶部502は、メモリやハードディスク装置などの記憶デバイスである。この記憶部502は、他の装置により送信された動作情報などの情報や、他の装置に送信する保守整備情報などの情報、各機器のユーザとそのユーザ以外の者との間の関係を示す関係情報、各機器の部品の余寿命の情報が登録された余寿命管理情報などを記憶する。
図7は、記憶部502に記憶される関係情報の一例を示す図である。この関連情報は、ユーザID、名前、住所、メールアドレス、宛先、関係者ユーザID、関係の各情報を含む。ユーザID、名前、住所、メールアドレスはそれぞれ、機器100、機器200等の各機器のユーザのユーザID、名前、住所、メールアドレスの情報である。
宛先は、機器100、機器200等の各機器に割り当てられた通信宛先の情報である。サーバ装置500が機器100、機器200等の各機器に保守整備情報を送信する場合には、この宛先が用いられる。
関係者ユーザIDは、機器100、機器200等の各機器のユーザと所定の関係があるユーザのユーザIDの情報である。また、関係は、機器100、機器200等の各機器のユーザと、関係者ユーザIDとしてユーザIDが登録されているユーザとの間の関係を示す情報である。
例えば、図7では、ユーザID「11111」に対応付けて、関係者ユーザID「11423」が登録されており、さらに、その関係として「親類(父−子)」という情報が登録されている。これは、ユーザID「11111」のユーザが父であり、関係者ユーザID「11423」のユーザが親類(子)であるという関係を示している。
また、図7では、ユーザID「11423」の関係者ユーザIDとして「11111」が登録されており、それらの関係として「親類(子−父)」という情報が登録されている。これは、ユーザID「11423」のユーザが子であり、関係者ユーザID「11111」のユーザが親類(親)であるという関係を示している。この関係は、上述した関係と整合している。ユーザID「11112」のユーザと関係者ユーザID「41589」との間の関係「親類(母−子)」についても同様である。
また、ユーザID「11111」の関係者ユーザIDとして「51534」が登録されており、それらの関係として「友人」という情報が登録されている。これは、ユーザID「11111」のユーザと、関係者ユーザID「51534」のユーザが友人同士であるという関係を示している。
さらに、ユーザID「11111」の関係者ユーザIDとして「32325」が登録されており、それらの関係として「顧客−保守業者」という情報が登録されている。これは、ユーザID「11111」のユーザが、関係者ユーザID「32325」の保守業者の顧客であるという関係を示している。
また、ユーザID「11111」の関係者ユーザIDとして「12451」が登録されており、それらの関係として「コミュニティメンバー」という情報が登録されている。これは、ユーザID「11111」のユーザと、関係者ユーザID「12451」のユーザとが、機器100、機器200等の機器のユーザコミュニティのメンバー同士であるという関係を示している。
なお、友人等の関係の情報は、予め固定的に設定しておくだけでなく、以下のようにして動的に変更することとしてもよい。例えば、情報送受信部501は、SNS(Social Networking Service)を提供しているサーバ装置から、友人として登録されているユーザ同士の名前や住所、メールアドレスなどの情報を取得する。
そして、情報送受信部501は、それらの情報から、図7に示した関係情報に登録されているユーザIDを特定し、特定された一人のユーザのユーザIDに対応付けて、他のユーザのユーザIDを関係者ユーザIDとして登録し、さらにそれらのユーザ間の関係として「友人」という情報を登録する。これにより、現時点で友人関係にある者を友人として適切に、かつ、手間をかけることなく設定することができる。
また、SNSにおいて友人として登録されている者すべてを図7に示した関係情報に友人として登録する必要はなく、情報送受信部501は、SNSにおいて一定期間内に所定回数以上メッセージのやり取りがあったユーザのみを友人として登録することとしてもよい。一定期間内にメッセージのやり取りがあった回数の情報は、例えば、SNSを提供しているサーバ装置から取得すればよい。
図2の説明に戻ると、記憶部502はさらに、余寿命管理情報を記憶する。余寿命管理情報は、機器100や機器200等の各機器により送信された動作情報に基づいて生成される情報である。
図8は、記憶部502に記憶される余寿命管理情報の一例を示す図である。この余寿命管理情報は、ユーザID、機器ID、余寿命情報、プライバシー設定情報の各情報を含む。ユーザIDは、機器100、機器200等の各機器のユーザのユーザIDの情報である。機器IDは、機器100、機器200等の各機器のIDの情報である。
余寿命情報は、機器100、機器200等の各機器の余寿命に関する情報である。余寿命情報は、部品ID、寿命、稼働時間、余寿命の各情報を含む。部品IDは、機器100、機器200等の機器を構成する各部品のIDの情報である。寿命は、各部品の寿命の情報である。この寿命は、予め設定されている。
稼働時間は、各部品の稼働時間(取り換えられた部品は取換後の稼働時間)の情報である。この稼働時間の情報は、機器100、機器200等の各機器から受信する動作情報に含まれている。余寿命は、各部品の余寿命の情報である。この余寿命は、寿命から稼働時間を差し引くことにより算出される。
プライバシー設定情報は、保守整備情報の共有者および共有内容の設定情報である。プライバシー設定情報は、共有者および共有内容の情報を含む。共有者は、各機器の保守整備情報を共有する共有者の情報である。例えば、共有者の情報として、「親類」、「友人」、「コミュニティメンバー」、「保守業者」が登録される。これは、図4Bまたは図6Aで説明したプライバシー設定画面において設定された共有者である。
共有内容は、上記共有者間で共有される各機器の保守整備情報の内容の情報である。例えば、共有内容の情報として、親類、友人、コミュニティメンバーの共有者ごとに、「品番」、「製品画像」、「製品イラスト」、「対象部品」が登録される。これは、図4Cで説明したプライバシー設定画面において設定された共有内容である。
例えば、図8では、ユーザID「11111」に対応付けて、共有内容「製品画像&対象部品(親類)」が登録されているが、これは、ユーザID「11111」のユーザとそのユーザの親類との間で、製品画像と対象部品の情報を共有することを示している。なお、保守業者に対して共有内容の情報が登録されないのは、保守業者にはすべての情報を共有させるからである。
図2の説明に戻ると、余寿命判定部503は、図8に示した余寿命管理情報から各部品の寿命の情報と稼働時間の情報とを読み出し、これらの情報に基づいて各部品の余寿命を判定する処理部である。具体的には、余寿命判定部503は、寿命から稼働時間を差し引くことにより、余寿命を算出し、算出された余寿命を余寿命管理情報に登録する。
送信先決定部504は、図7に示した関係情報、および、図8に示した余寿命管理情報を用いて、保守整備情報の送信先を決定する処理部である。
具体的には、送信先決定部504は、図8に示した余寿命管理情報から各部品の余寿命の情報を読み出す。続いて、送信先決定部504は、いずれかの部品の余寿命が所定の余寿命(余寿命が0時間を含む)となった場合、あるいは、所定の余寿命(例えば、100時間)よりも短くなった場合に、その部品を備える機器を保守整備情報の送信先として決定する。
また、送信先決定部504は、図8に示した余寿命管理情報からその部品の部品IDに対応付けて記憶されている共有者の情報を読み出す。そして、送信先決定部504は、図7に示した関係情報において、上記部品を備える機器のユーザのユーザIDに対応付けて登録されている関係者IDのうち、上記共有者の情報と一致する関係が登録されている関係者ユーザIDを検索する。そして、送信先決定部504は、その関係者ユーザIDに対応付けて登録されている宛先を保守整備情報の送信宛先として決定する。
例えば、図8では、ユーザID「11111」に対応付けて、部品ID「CP9840」、および、共有者「親類」が登録されている。この場合、送信先決定部504は、ユーザID「11111」のユーザに加え、図7の関係情報に「親類」として関係が登録されている関係者ユーザID「11423」の宛先「CCCCCC」を保守整備情報の送信宛先として決定する。
同様に、図8では、ユーザID「11111」に対応付けて、部品ID「CP9840」、および、共有者「友人」が登録されている。この場合、送信先決定部504は、ユーザID「11111」のユーザに加え、図7の関係情報に「友人」として関係が登録されている関係者ユーザID「51534」の宛先を保守整備情報の送信宛先として決定する。
さらに、図8では、ユーザID「11111」に対応付けて、部品ID「CP9840」、および、共有者「コミュニティメンバー」が登録されている。この場合、送信先決定部504は、ユーザID「11111」のユーザに加え、図7の関係情報に「コミュニティメンバー」として関係が登録されている関係者ユーザID「12451」の宛先を保守整備情報の送信宛先として決定する。
また、図8では、ユーザID「11111」に対応付けて、部品ID「CP9840」、および、共有者「保守業者」が登録されている。この場合、送信先決定部504は、ユーザID「11111」のユーザに加え、図7の関係情報に「顧客−保守業者」として関係が登録されている関係者ユーザID「32325」の宛先を保守整備情報の送信宛先として決定する。
なお、送信先決定部504は、送信先となり得る複数のユーザの機器のうち、機器100のユーザの最も近くにいるユーザの機器を保守整備情報の送信先として決定することとしてもよい。
例えば、送信先決定部504は、プライバシー設定情報が「親類」であって、関係情報に「親類」と登録されているユーザが複数いる場合に、機器100のユーザの住所と各ユーザの住所とから、住所が機器100のユーザの住所に最も近いユーザを判定する。そして、送信先決定部504は、図7に示した関係情報に登録されているそのユーザの機器の宛先を送信宛先として決定する。
例えば、この場合、記憶部502は、住所と緯度経度との対応関係の情報を記憶する。そして、送信先決定部504は、2つの住所に対応する緯度経度の情報を記憶部502から読み出して距離を算出することにより、住所が機器100のユーザの住所に最も近いユーザを判定する。
これにより、機器100のユーザの家に距離的に近い者に保守整備情報を送信することができ、そのユーザが機器100のユーザの家を実際に訪れるなどしてより効果的に機器100のユーザに保守整備に係る行動を起こさせることができる。
情報生成部505は、送信先決定部504により決定された送信先に送信する保守整備情報を生成する処理部である。例えば、図3A、図5Aに示したように、情報生成部505は、余寿命が所定の余寿命となった部品、あるいは、所定の余寿命よりも短くなった部品の取り換えを機器100のユーザに対して勧める保守整備情報を生成する。
また、情報生成部505は、送信先決定部504により決定された送信先が、機器100以外にもある場合に、図8に示した共有内容の情報に登録された内容を用いて保守整備情報を生成する。
例えば、共有内容の情報に、「親類」に対し、「製品画像&対象部品」と登録されている場合、図3Bに示したように、情報生成部505は、製品画像、「冷蔵庫のコンプレッサー」という対象部品の情報、および、メール送信ボタン700を含む保守整備情報を生成する。
また、共有内容の情報に、「友人」に対し、「製品イラスト&対象部品」と登録されている場合、図3Cに示したように、情報生成部505は、製品イラスト、「冷蔵庫のコンプレッサー」という対象部品の情報、および、メール送信ボタン701を含む保守整備情報を生成する。
さらに、共有内容の情報に、「コミュニティメンバー」に対し、「品番&対象部品」と登録されている場合、図3Dに示したように、情報生成部505は、「あなたと同じ機種」という「品番」の情報、および、「冷蔵庫のコンプレッサー」という対象部品の情報を含む保守整備情報を生成する。
なお、送信先が保守業者である場合、情報生成部505は、図3Eに示したように、保守業者が保守整備に必要とする予め定められた情報、および、メール送信ボタン702を含む保守整備情報を生成する。
情報生成部505により生成された保守整備情報は、情報送受信部501を介して、送信先決定部504により決定された各機器に送信される。そして、その保守整備情報は、送信先の各機器により表示される。
つぎに、本実施形態に係る保守整備情報送信処理の処理手順の一例について説明する。図9は、本実施形態に係る保守整備情報送信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図9の例では、図4、図6を用いて説明したプライバシー設定が予め行われているものとする。
まず、機器100の情報送受信部104は、サーバ装置500に動作情報を送信する(ステップS1)。動作情報には、前述のように、各部品の稼働時間(取り換えられた部品は取換後の稼働時間)等の情報が含まれる。
その後、情報送受信部104は、この保守整備情報送信処理の終了命令があったか否かを判定する(ステップS2)。保守整備情報送信処理の終了命令は、機器100の電源がオフにされた場合などに発せられるものである。
保守整備情報送信処理の終了命令があった場合(ステップS2においてYESの場合)、機器100の処理は終了する。保守整備情報送信処理の終了命令がない場合(ステップS2においてNOの場合)、情報送受信部104は、所定時間経過後に動作情報の送信を再開する(ステップS1)。
サーバ装置500の情報送受信部501は、機器100により送信された動作情報を受信する(ステップS3)。動作情報に含まれる各部品の稼働時間の情報は、図8に示した余寿命管理情報に稼働時間の情報として登録される。その他の情報も記憶部502に記憶される。
そして、余寿命判定部503は、部品ごとに予め設定された寿命から稼働時間を差し引くことにより余寿命を判定し、その判定結果を余寿命管理情報に登録する(ステップS4)。
その後、送信先決定部504は、いずれかの部品に寿命がきたか否かを判定する(ステップS5)。寿命が来たか否かは、余寿命が所定の余寿命となったか否か、あるいは、余寿命が所定の余寿命よりも短くなったか否かにより判定される。いずれの部品の余寿命も所定の余寿命となっていない場合(ステップS5においてNOの場合)、ステップS3以降の処理が再度実行される。
いずれかの部品に寿命がきた場合(ステップS5においてYESの場合)、送信先決定部504は、図7に示した関係者情報、および、図8に示した余寿命管理情報に基づいて、その部品を有する機器100のユーザと所定の関係にある関係者を検索し、その関係者が有する機器200を、保守整備情報を送信する送信先として決定する(ステップS6)。
そして、情報生成部505は、図8に示した余寿命管理情報に共有内容として登録された情報を用いて、送信先決定部504により決定された送信先に送信する保守整備情報を生成する(ステップS7)。
続いて、情報送受信部501は、ステップS6で決定された宛先に、ステップS7で生成された保守整備情報を送信する(ステップS8)。
その後、情報送受信部501は、保守整備情報送信処理の終了命令があったか否かを判定する(ステップS9)。保守整備情報送信処理の終了命令は、サーバ装置500の電源がオフにされた場合などに発せられるものである。
保守整備情報送信処理の終了命令があった場合(ステップS9においてYESの場合)、サーバ装置500の処理は終了する。保守整備情報送信処理の終了命令がない場合(ステップS9においてNOの場合)、情報送受信部501は、動作情報の受信処理を再開する(ステップS3)。
また、機器200の情報送受信部204は、サーバ装置500により送信された保守整備情報を受信する(ステップS10)。そして、通知部202は、図3B〜図3E、図5B、図5Eに示したような保守整備情報を表示する(ステップS11)。これにより、機器100のユーザと所定の関係にある関係者に保守整備情報を通知することができる。
その後、情報送受信部204は、保守整備情報送信処理の終了命令があったか否かを判定する(ステップS12)。保守整備情報送信処理の終了命令は、機器200の電源がオフにされた場合などに発せられるものである。
保守整備情報送信処理の終了命令があった場合(ステップS12においてYESの場合)、機器200の処理は終了する。保守整備情報送信処理の終了命令がない場合(ステップS12においてNOの場合)、情報送受信部204は、保守整備情報の受信処理を再開する(ステップS10)。
以上本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、機器100のユーザと所定の関係にある関係者に、機器100の保守整備に係る保守整備情報を通知することとしたが、それに併せて、関係者の有する機器200の保守整備に係る保守整備情報をさらに通知することとしてもよい。
図10は、関係者の機器200の保守整備に係る保守整備情報の一例を示す図である。例えば、機器100、機器200が冷蔵庫であり、機器100のコンプレッサーの寿命が来て、機器100のユーザおよびその関係者(機器200の所有者)に保守整備情報を通知する場合を考える。
この場合、サーバ装置500の情報生成部505は、図3Bに示したような保守整備情報を生成するとともに、機器200のコンプレッサーの余寿命の情報を図8に示した余寿命管理情報から読み出し、図10に示すような保守整備情報を生成する。
そして、情報送受信部501は、その保守整備情報を機器100の保守整備に係る保守整備情報に加えて機器200に送信する。これらの保守整備情報は、機器200により表示され、機器200の所有者に通知される。
機器100のコンプレッサーについて寿命が来たとの通知があった場合、機器200のユーザの中には、自己の機器200のコンプレッサーについて余寿命がどのくらいかが気になる者もいる可能性もある。
このような場合、機器100の寿命が来たことをきっかけとして、図10に示すような保守整備情報を通知することにより、機器200のユーザに機器200のコンプレッサーの状況を容易に知らせることができる。
また、保守整備情報を表示するだけでなく、保守整備情報を表示した画面において、保守業者への保守整備の依頼を行えるようにしてもよい。図11は、保守業者への保守整備の依頼を実行可能な保守整備画面の一例を示す図である。
図11には、機器100の部品に寿命が来ているのみならず、機器100のユーザの関係者が有する機器200の部品にも寿命が来ている場合の例が示されている。この場合、機器200には、機器100の保守整備に係る保守整備情報が送信される。
さらに、サーバ装置500の情報生成部505は、機器200の部品(エアコンのコンプレッサー)にも寿命が来ているため、図11に示すような保守整備情報を生成する。
この保守整備情報には、機器100の部品と機器200の部品の両方について保守整備を保守業者に依頼するためのボタン800、機器100の部品のみ保守整備を保守業者に依頼するためのボタン801、機器200の部品のみ保守整備を保守業者に依頼するためのボタン802、現時点では保守整備を依頼しないことを選択するためのボタン803が含まれる。
ボタン800が機器200のユーザにより押下されると、機器200のメール送信機能が起動され、保守業者のメールアドレスが宛先として設定され、機器100および機器200の保守整備に係る情報が含まれる電子メールが情報処理部205により生成される。
また、ボタン801が機器200のユーザにより押下されると、機器200のメール送信機能が起動される。そして、情報処理部205により、保守業者のメールアドレスが宛先として設定され、機器100の保守整備に係る情報が含まれる電子メールが生成される。
また、ボタン802が機器200のユーザにより押下されると、機器200のメール送信機能が起動され、保守業者のメールアドレスが宛先として設定され、機器200の保守整備に係る情報が含まれる電子メールが情報処理部205により生成される。
ここで、サーバ装置500は、保守業者のメールアドレスの情報、および、機器100、機器200の保守整備に係る情報を保守整備情報に含めておく。情報処理部205はこの情報を利用して、電子メールを生成する。そして、情報処理部205により生成された電子メールは、情報送受信部204により送信される。これにより、機器200のユーザは、保守整備情報の画面から容易に保守整備依頼を行うことができる。
ボタン803が機器200のユーザにより押下された場合、機器200のメール送信機能は起動されず、図11の画面表示が終了する。
なお、図8に示した余寿命管理情報には、各機器を構成する部品の寿命、稼働時間、余寿命の情報を登録することとしたが各機器の寿命、稼働時間、余寿命の情報を登録することとしてもよい。
そして、ある機器の余寿命が所定の余寿命となった場合、あるいは、所定の余寿命よりも短くなった場合に、上記実施形態における処理と同様の処理により、その機器のユーザと所定の関係にある関係者を検索し、その関係者が有する機器に、余寿命が所定の余寿命となった機器、あるいは、所定の余寿命よりも短くなった機器の保守整備に係る保守整備情報を送信することとしてもよい。
また、上記実施形態では、機器100、機器200に保守整備情報を送信することとしたが、通信端末300、通信端末400に保守整備情報を送信し、機器100のユーザ、および、機器200のユーザに保守整備情報を通知することとしてもよい。また、保守整備情報は電子メールで送信することとしてもよい。
なお、上記実施形態において、ボタンとは、物理的に独立したボタンであってもよく、タッチパネル上に表示されたアイコン等であってもよい。
(実施の形態2)
図12は、機器寿命通知システムの他の構成を示すブロック図である。機器寿命通知システムは、機器900とサーバ装置901とで構成されている。
また、機器900は、機器900の動作状態の変化情報を機器情報として送信する機器情報送信部902と、サーバ装置901からの推薦情報を受信する推薦情報受信部908と、推薦情報を通知する通知部909とで構成されている。
また、サーバ装置901は、機器900が送信した機器情報を受信する機器情報受信部903と、受信した機器情報を記憶する機器情報記憶部904と、機器情報記憶部904が記憶した機器情報に基づき、機器900または機器900を構成する部品の余寿命を分析する機器余寿命分析部905と、分析した余寿命に基づき、機器900とは異なる機器への交換、もしくは機器900を構成する部品の交換、または機器900の保守整備を薦めるための推薦情報を生成する推薦情報生成部906と、推薦情報生成部906が生成した推薦情報を送信する推薦情報送信部907とで構成されている。
以上のように構成された機器寿命通知システムの全体的な動作について説明する。
機器900における機器情報送信部902は、機器情報として例えば機器900の運転時間、操作履歴、動作履歴、保守整備履歴、機器ID等のデータをサーバ装置901における機器情報受信部903へ送信する。機器情報受信部903は、機器情報を受信し、受信した機器情報を機器情報記憶部904へ出力する。機器情報記憶部904は、入力された機器情報を記憶する。機器余寿命分析部905は、機器情報記憶部904が記憶した機器情報に基づいて機器900または機器900を構成する部品の余寿命を分析する。
ここで、機器余寿命分析部905における余寿命の分析方法について説明する。
機器余寿命分析部905は、機器900の寿命を判定する寿命判定データとして機器の寿命データ(例えば運転寿命時間)を保持している。機器余寿命分析部905は、機器情報記憶部904が記憶した機器情報のうち機器900の運転データ(例えば機器900が最後に保守整備を実施してから現在までの運転時間の総計)と寿命データを比較し、機器900が寿命に至るまでの余寿命を算出する。以上により、機器余寿命分析部905は、機器900の余寿命を分析し、算出することができる。
また、機器余寿命分析部905は、機器900の寿命を判定する寿命判定データとして機器900を構成する各部品の寿命データを保持し、前記と同様に機器900の運転データと比較することで、機器900を構成する部品が寿命に至るまでの余寿命を算出する。以上により、機器余寿命分析部905は、機器900を構成する部品の余寿命を分析し、算出することができる。
推薦情報生成部906は、機器余寿命分析部905で算出した余寿命に基づいて、機器の可用性を低下させないように、機器900とは異なる機器への交換、もしくは機器900を構成する部品の交換、または機器900の保守整備を薦めるための推薦情報を生成する。
推薦情報送信部907は、推薦情報生成部906が生成した推薦情報を機器900における推薦情報受信部908へ送信する。推薦情報受信部908は、推薦情報を受信し、受信した推薦情報を通知部909へ出力する。通知部909は、例えばディスプレイであり、入力された推薦情報を表示することにより、推薦情報を機器900の操作者に対して通知する。
ここで、推薦情報生成部906における推薦情報の生成方法と推薦情報、および、機器寿命通知システムにおける推薦情報の通知について説明する。
推薦情報生成部906は、機器900の余寿命が基準となる余寿命に対して長短いずれであるかを判定するための余寿命判定値(例えば余寿命1ヶ月)を保持している。推薦情報生成部906は、機器余寿命分析部905で算出した余寿命と余寿命判定値を比較する。以上により、推薦情報生成部906は、機器900の余寿命が基準となる余寿命に対して長短いずれであるか、すなわち、機器900の余寿命が1ヶ月より短いかどうかの判定を行う。
また、推薦情報生成部906は、機器900が製造されてから経過した時間が基準となる時間に対して長短いずれであるかを判定するための経過時間判定値(例えば5年)を保持している。推薦情報生成部906は、機器情報記憶部904が記憶した機器900の機器情報(例えば機器ID)から機器900の製造時期を取得し、機器900が製造されてからの経過時間を算出し、経過時間判定値と比較する。以上により、推薦情報生成部906は、機器900が製造されてから経過した時間が基準となる時間に対して長短いずれであるか、すなわち、機器900が製造されてから5年以上経過した古い機器かどうかの判定を行う。
推薦情報生成部906は、機器900の余寿命が短いかどうかを判定した結果と機器900が古い機器かどうかを判定した結果とに基づいて、推薦情報を生成する。
まず、機器900の余寿命が短く、かつ、機器900が古い機器であると判定した場合、推薦情報生成部906は、機器900の交換の必要性、および、交換候補となる機器の抽出結果を推薦情報とする。
ここで、交換候補となる機器の抽出方法としては以下の方法がある。すなわち、機器の販売、交換を行う販売店における機器900と同種の機器の在庫情報や、機器900と同種の機器の製造状況の情報から、機器900の余寿命内に入手、交換が可能な機器900と同種の機器で、かつ、機器900と同等程度の性能を持つ機器を抽出する方法である。
推薦情報である機器900の交換の必要性、および、交換候補となる機器の抽出結果は、推薦情報送信部907と推薦情報受信部908と通知部909とを経て機器900の操作者に対して通知される。
以上により、機器寿命通知システムは、機器余寿命分析部905で算出した余寿命に基づいて、機器900の操作者に対し機器900の交換の必要性と交換候補の推薦を通知する。
したがって、機器900の余寿命が短く、かつ、機器900が古い機器である場合に、機器900の操作者は、推薦された通知に促されて機器900が故障する前に適切な機器交換を行うことが可能となり、その結果、機器の可用性を低下させることなく機器900の操作者は機器の使用を継続できる。
また、機器900の余寿命が短く、かつ、機器900が古い機器でないと判定した場合、推薦情報生成部906は、機器900の保守整備の必要性、および、保守整備作業が可能な整備業者を抽出した結果を推薦情報とする。
推薦情報である機器900の保守整備の必要性、および、保守整備作業が可能な整備業者の抽出結果は、推薦情報送信部907と推薦情報受信部908と通知部909とを経て機器900の操作者に対して通知される。
以上により、機器寿命通知システムは、機器余寿命分析部905で算出した余寿命に基づいて、機器900の操作者に対し機器900の保守整備の必要性と保守整備作業が可能な整備業者の推薦を通知する。
したがって、機器900の余寿命が短く、かつ、機器900が古い機器でない場合に、機器900の操作者は、推薦された通知に促されて機器900が故障する前に適切な保守整備を整備業者に依頼することが可能となり、その結果、機器の可用性を低下させることなく機器900の余寿命を延長させることで、機器900の操作者は機器を使用し続けることができる。
また、機器900の余寿命が短くなく、かつ、機器900が古い機器であると判定した場合、推薦情報生成部906は、機器900の日常的な保守整備方法を推薦情報とする。
推薦情報である機器900の日常的な保守整備方法は、推薦情報送信部907と推薦情報受信部908と通知部909とを経て機器900の操作者に対して通知される。
以上により、機器寿命通知システムは、機器余寿命分析部905で算出した余寿命に基づいて、機器900の操作者に対し機器900の日常的な保守整備方法の推薦を通知する。
したがって、機器900の余寿命が短くなく、かつ、機器900が古い機器である場合に、機器900の操作者は、推薦された通知に促されて機器900の日常的な保守整備が可能となり、その結果、機器の可用性を低下させることなく機器900の余寿命を延長させることで、機器900の操作者は機器を使用し続けることができる。
また、機器900の余寿命が短くなく、かつ、機器900が古い機器でないと判定した場合も同様に、推薦情報生成部906は、機器900の日常的な保守整備方法を推薦情報とし、機器寿命通知システムは、機器余寿命分析部905で算出した余寿命に基づいて、機器900の操作者に対し機器900の日常的な保守整備方法の推薦を通知する。
したがって、機器900の余寿命が短くなく、かつ、機器900が古い機器でない場合に、機器900の操作者は、推薦された通知に促されて機器900の日常的な保守整備が可能となり、その結果、機器の可用性を低下させることなく機器900の余寿命を延長させることで、機器900の操作者は機器を使用し続けることができる。
ここで、推薦情報生成部906は、機器余寿命分析部905で算出した機器の余寿命に基づいて推薦情報を生成する方法を用いるとしたが、以下の方法を用いても良い。
すなわち、機器余寿命分析部905で算出した機器900を構成する部品の余寿命に基づいて推薦情報を生成する方法である。以上により、推薦情報生成部906は、機器余寿命分析部905で算出した機器900を構成する部品の余寿命に基づいて、機器900を構成する部品の交換を薦めるための推薦情報を生成することができる。
以上説明したように、本実施の形態では、機器900の機器情報を記憶し、記憶した機器情報に基づいて機器900の余寿命を分析し、分析した余寿命に基づいて、機器900の操作者に対し、機器900もしくは機器900を構成する部品の交換、または機器900の保守整備の推薦を通知する。
したがって、本機器寿命通知システムによって、機器900の操作者は、機器900が故障する前に適切な機器交換、もしくは機器900が故障する前に適切な機器900を構成する部品交換、もしくは機器900が故障する前に適切な保守整備、または機器900の日常的な保守整備が可能となり、その結果、機器900の操作者は機器の可用性を低下させることなく機器900の継続使用が可能となる。
なお、本実施の形態においては、推薦情報生成部906における推薦情報の生成方法として、機器900の余寿命が短いかどうかの判定と機器900が古い機器かどうかの判定とを用いる方法としたが、その方法に限定されることはない。すなわち、機器900の余寿命を用いて推薦情報を生成する方法であれば同様の効果が得られる。
なお、本実施の形態においては、機器900の余寿命が短いかどうかの判定に用いる余寿命判定値を1ヶ月としたが、その値に限定されることはない。
なお、本実施の形態においては、機器900が古い機器かどうかの判定に用いる経過時間判定値を5年としたが、その値に限定されることはない。
なお、本実施の形態においては、推薦情報生成部906は、推薦情報として機器900の交換候補となる機器を抽出するために、機器の販売、交換を行う販売店における機器900と同種の機器の在庫情報や、機器900と同種の機器の製造状況の情報から機器を抽出する方法を用いるとしたが、その抽出方法に限定されることはない。すなわち、以下の方法であっても良い。
例えば、推薦情報生成部906は、機器情報記憶部904が記憶した機器900の機器情報のうち、操作履歴データや動作履歴データを用いて、機器900の日常的な使用状況を把握し、その把握結果に応じて交換候補となる機器を抽出する方法である。この方法においては、例えば機器900において頻繁に使用される機能があった場合、交換候補の機器としてその機能が効果的に実行できる機器を抽出する。
以上により、推薦情報生成部906は、機器900の使用状況に応じた最適な機器を交換候補として抽出することができる。
したがって、機器900の操作者は、推薦された通知に促されて機器900が故障する前に適切な機器交換を行うことが可能となり、その結果、機器の可用性を低下させることなく、機器900の操作者は、交換前の機器900の使用状況に応じて抽出された機器の使用を継続できる。
なお、本実施の形態においては、機器900の余寿命が短くない場合に、推薦情報を機器900の日常的な保守整備方法とし、機器900の操作者に対し機器900の日常的な保守整備方法の推薦を通知するとしたが、以下であってもよい。すなわち、例えば機器900の日常的な保守整備に用いる整備機器の抽出や購入、機器900における消耗品の抽出や購入を推薦情報としても同様の効果が得られる。
次に、機器900と異なる機器に推薦情報を送信する場合について説明する。図13は機器900と異なる機器に推薦情報を送信する場合の機器寿命通知システムの構成を示すブロック図である。
図12と同様の部分には同じ番号を付し、その説明を省略する。
機器1000は、サーバ装置901からの推薦情報を受信する推薦情報受信部1008と、推薦情報を通知する通知部1009とで構成されている。
以上のように構成された機器寿命通知システムの全体的な動作について説明する。
推薦情報生成部906は、機器900の余寿命が基準となる余寿命に対して長短いずれであるか、すなわち、機器900の余寿命が1ヶ月より短いかどうかの判定を行う。推薦情報生成部906は、機器900の余寿命が短いと判定した場合、機器900の交換の必要性、および、交換候補となる機器の抽出結果や、機器900の保守整備の必要性を推薦情報として生成する。推薦情報生成部906が機器900の余寿命に基づいて生成した推薦情報は、推薦情報送信部907と推薦情報受信部1008と通知部1009(例えばディスプレイ)とを経て、機器900とは異なる機器1000の操作者に対して通知される。ここで、機器1000の操作者は、機器900の保守整備を行う保守整備業者である。
以上により、機器900の余寿命が短いと判定した場合、推薦情報が即座に機器1000の通知部1009に表示され、機器900の保守整備を行う保守整備業者が即座に機器900の交換の必要性や保守整備の必要性を把握することができる。
したがって、機器900の余寿命が短い場合に、機器900の保守整備業者は、推薦情報の通知に促されて即座に機器900が故障する前に適切な機器交換や保守整備を行うことが可能となり、その結果、機器の可用性を低下させることなく機器900の操作者は機器の使用を継続できる。
なお、本実施の形態においては、推薦情報生成部906における推薦情報の生成方法として、機器900の余寿命が短いかどうかの判定を用いる方法としたが、その方法に限定されることはない。すなわち、機器900の余寿命を用いて推薦情報を生成する方法であれば同様の効果が得られる。
なお、本実施の形態においては、機器900の余寿命が短いかどうかの判定に用いる余寿命判定値を1ヶ月としたが、その値に限定されることはない。
なお、本実施の形態においては、機器1000の操作者は、機器900の保守整備を行う保守整備業者であるとしたが、機器900を販売する販売業者としてもよい。以上により、機器900の余寿命が短い場合に、機器900を販売する販売業者は、推薦情報の通知に促されて即座に機器900が故障する前に適切な機器交換を行うことが可能となり、その結果、機器の可用性を低下させることなく機器900の操作者は機器の使用を継続できる。
なお、本実施の形態においては、機器余寿命分析部905における余寿命の分析方法として、機器の寿命データと機器900の運転データとを比較することで余寿命を算出する方法としたが、その方法に限定されることはない。すなわち、例えば機器情報記憶部904は、機器900だけでなく機器900と同種の複数機器の機器情報を記憶し、記憶した複数機器の機器情報から得られるパターンと機器900の機器情報とを照合することで余寿命を抽出する方法を用いても同様の効果が得られる。
このように、本実施の形態に係る機器寿命通知システムは、機器の機器情報を記憶し、記憶した機器情報に基づいて機器の余寿命を分析し、分析した余寿命に基づいて、機器もしくは機器を構成する部品の交換、または機器の保守整備の推薦を通知するため、機器の操作者は、機器が故障する前に適切な機器交換、もしくは機器が故障する前に適切な機器を構成する部品交換、もしくは機器が故障する前に適切な保守整備、または機器の日常的な保守整備が可能となり、機器の操作者は機器の可用性を低下させることなく機器の継続使用が可能となる。よって、本実施の形態に係る機器寿命通知システムは、家電機器や工場や商業向け機器に対して有用である。
以上、本発明に係る実施形態について図面を参照して詳述してきたが、上述した機器100や機器200、通信装置300、通信装置400、サーバ装置500、機器900、サーバ装置901、機器1000の各装置の機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。
図14は、各装置の機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。このコンピュータ1100は、キーボードやマウス、タッチパッドなどの入力装置1101、ディスプレイやスピーカーなどの出力装置1102、CPU(Central Processing Unit)1103、ROM(Read Only Memory)1104、RAM(Random Access Memory)1105、ハードディスク装置やSSD(Solid State Drive)などの記憶装置1106、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)やUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置1107、ネットワークを介して通信を行うネットワークカード1108を備え、各部はバス1109により接続される。
そして、読取装置1107は、上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置1106に記憶させる。あるいは、ネットワークカード1108が、ネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置からダウンロードした上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記憶装置1106に記憶させる。
そして、CPU1103が、記憶装置1106に記憶されたプログラムをRAM1105にコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAM1105から順次読み出して実行することにより、上記各装置の機能が実現される。
また、上記実施の形態において説明された技術は、例えば、以下のクラウドサービスの類型において実現されうる。しかし、上記実施の形態において説明された技術が実現される類型はこれに限られるものでない。
(サービスの類型1:自社データセンタ型)
図15は、サービスの類型1(自社データセンタ型)を示す図である。本類型は、サービスプロバイダ12がグループ10から情報を取得し、ユーザに対してサービスを提供する類型である。本類型では、サービスプロバイダ12が、データセンタ運営会社の機能を有している。即ち、サービスプロバイダが、ビッグデータの管理をするクラウドサーバ11aを保有している。従って、データセンタ運営会社は存在しない。
本類型では、サービスプロバイダ12は、データセンタ(クラウドサーバ11a)を運営、管理している(1200c)。また、サービスプロバイダ12は、OS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を管理する。サービスプロバイダ12は、サービスプロバイダ12が管理するOS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を用いてサービス提供を行う(1200d)。
(サービスの類型2:IaaS利用型)
図16は、サービスの類型2(IaaS利用型)を示す図である。ここでIaaSとはインフラストラクチャー・アズ・ア・サービスの略であり、コンピュータシステムを構築および稼動させるための基盤そのものを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社がデータセンタ(クラウドサーバ11a)を運営、管理している(1200c)。また、サービスプロバイダ12は、OS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を管理する。サービスプロバイダ12は、サービスプロバイダ12が管理するOS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を用いてサービス提供を行う(1200d)。
(サービスの類型3:PaaS利用型)
図17は、サービスの類型3(PaaS利用型)を示す図である。ここでPaaSとはプラットフォーム・アズ・ア・サービスの略であり、ソフトウェアを構築および稼動させるための土台となるプラットフォームを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社11は、OS(1200b)を管理し、データセンタ(クラウドサーバ11a)を運営、管理している(1200c)。また、サービスプロバイダ12は、アプリケーション(1200a)を管理する。サービスプロバイダ12は、データセンタ運営会社が管理するOS(1200b)及びサービスプロバイダ12が管理するアプリケーション(1200a)を用いてサービス提供を行う(1200d)。
(サービスの類型4:SaaS利用型)
図18は、サービスの類型4(SaaS利用型)を示す図である。ここでSaaSとはソフトウェア・アズ・ア・サービスの略である。例えばデータセンタ(クラウドサーバ)を保有しているプラットフォーム提供者が提供するアプリケーションを、データセンタ(クラウドサーバ)を保有していない会社・個人(利用者)がインターネットなどのネットワーク経由で使用できる機能を有するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社11は、アプリケーション(1200a)を管理し、OS(1200b)を管理し、データセンタ(クラウドサーバ11a)を運営、管理している(1200c)。また、サービスプロバイダ12は、データセンタ運営会社11が管理するOS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を用いてサービス提供を行う(1200d)。
以上いずれの類型においても、サービスプロバイダ12がサービス提供行為を行ったものとする。また例えば、サービスプロバイダ若しくはデータセンタ運営会社は、OS、アプリケーション若しくはビックデータのデータベース等を自ら開発してもよいし、また、第三者に外注させてもよい。
本発明にかかるサーバ装置及び端末装置は、機器のメインテナンスに係る推薦情報を通知するシステムに用いるのに好適である。
1,2 ユーザ
10 グループ
10a,100,200,900,1000 機器
10b ホームゲートウェイ
11 データセンタ運営会社
11a クラウドサーバ
12 サービスプロバイダ
12a サーバ
101,201 入力部
102,202,909,1009 通知部
103,203,502 記憶部
104,204,501 情報送受信部
105,205 情報処理部
300,400 通信装置
500,901 サーバ装置
503 余寿命判定部
504 送信先決定部
505 情報生成部
600 ネットワーク
700,701,702,703,704,800,801,802,803 ボタン
902 機器情報送信部
903 機器情報受信部
904 機器情報記憶部
905 機器余寿命分析部
906 推薦情報生成部
907 推薦情報送信部
908,1008 推薦情報受信部
1100 コンピュータ
1101 入力装置
1102 出力装置
1103 CPU(Central Processing Unit)
1104 ROM(Read Only Memory)
1105 RAM(Random Access Memory)
1106 記憶装置
1107 読取装置
1108 ネットワークカード
1109 バス
1200a アプリケーション
1200b OS
1200c データセンタ(クラウドサーバ)
1200d サービス提供

Claims (21)

  1. 第1の機器の動作情報を受信する情報受信部と、
    前記動作情報を記憶するとともに、前記第1の機器のユーザと該ユーザ以外の者との間の関係を示す関係情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部から前記動作情報を読み出し、読み出した動作情報に基づいて前記第1の機器、または、前記第1の機器を構成する部品の余寿命を判定する余寿命判定部と、
    前記記憶部から前記関係情報を読み出し、前記余寿命判定部により判定された余寿命が所定の余寿命となった場合、あるいは、所定の余寿命よりも短くなった場合に、該関係情報に基づいて、前記ユーザ以外の者のうち前記第1の機器のユーザと所定の関係にある関係者を検索し、該関係者が有する第2の機器を、前記第1の機器の保守整備情報を送信する送信先として決定する送信先決定部と、
    前記送信先決定部により決定された送信先に、前記保守整備情報を送信する情報送信部と、
    を具備するサーバ装置。
  2. 前記保守整備情報の送信を許可する送信先の範囲を示す送信先制限情報を受信する情報受信部をさらに備え、前記送信先決定部は、前記送信先制限情報に基づいて、前記保守整備情報の送信を許可された送信先の中から前記保守整備情報を送信する送信先を決定する請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記送信先制限情報は、機器ごとに前記保守整備情報の送信を許可する送信先の範囲を示す情報である請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記保守整備情報を生成する情報生成部をさらに備え、前記情報受信部は、前記保守整備情報に含めることを許可する情報を示す内容制限情報をさらに受信し、前記情報生成部は、前記内容制限情報に基づいて、前記保守整備情報に含めることを許可された情報の中から、前記保守整備情報の生成に用いる情報を選択する請求項2または3に記載のサーバ装置。
  5. 前記情報受信部は、前記保守整備情報の送信を許可する送信先の範囲を段階的に制限する複数のセキュリティレベルの中から選択された1つのセキュリティレベルの情報を前記送信先制限情報として受信する請求項2に記載のサーバ装置。
  6. 前記保守整備情報は、前記第1の機器のユーザに連絡するための機能を起動する起動ボタンを含む請求項1〜5のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  7. 前記保守整備情報は、前記第1の機器の保守整備を保守業者に依頼するための機能を起動する起動ボタンを含む請求項1〜6のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  8. 前記保守整備情報は、前記第2の機器、または、前記第2の機器の所有者が所有する他の機器の保守整備に係る情報をさらに含む請求項1〜7のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  9. 前記保守整備情報は、前記第2の機器、または、前記第2の機器の所有者が所有する他の機器の保守整備を保守業者に依頼するための機能を起動する起動ボタンを含む請求項8に記載のサーバ装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のサーバ装置から前記保守整備情報を受信し、受信した保守整備情報を出力する端末装置。
  11. 第1の機器の余寿命が所定の余寿命となった場合、あるいは、所定の余寿命よりも短くなった場合に、前記第1の機器のユーザと該ユーザ以外の者との間の関係を示す関係情報に基づいて、前記ユーザ以外の者のうち前記第1の機器のユーザと所定の関係にある関係者が有する装置に送信先が決定された前記第1の機器の保守整備情報を受信する情報受信部と、
    前記情報受信部が受信した保守整備情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部から前記保守整備情報を読み出す情報処理部と、
    前記情報処理部により読み出された保守整備情報を出力する通知部と、
    を具備する端末装置。
  12. 前記送信先は、前記保守整備情報の送信を許可する送信先の範囲を示す送信先制限情報に基づいて、前記保守整備情報の送信を許可された送信先の中から決定する請求項11に記載の端末装置。
  13. 前記送信先制限情報は、機器ごとに前記保守整備情報の送信を許可する送信先の範囲を示す情報である請求項12に記載の端末装置。
  14. 前記保守整備情報に含めることを許可する情報を示す内容制限情報に基づいて、前記保守整備情報に含めることを許可された情報の中から、前記保守整備情報の生成に用いる情報が選択される請求項12または13に記載の端末装置。
  15. 前記送信先制御情報は、前記保守整備情報の送信を許可する送信先の範囲を段階的に制限する複数のセキュリティレベルの中から選択された1つのセキュリティレベルの情報である請求項12に記載の端末装置。
  16. 前記保守整備情報は、前記第1の機器のユーザに連絡するための機能を起動する起動ボタンを含む請求項11〜15のいずれか1項に記載の端末装置。
  17. 前記保守整備情報は、前記第1の機器の保守整備を保守業者に依頼するための機能を起動する起動ボタンを含む請求項11〜16のいずれか1項に記載の端末装置。
  18. 前記保守整備情報は、前記送信先の装置、または、前記送信先の装置の所有者が所有する機器の保守整備に係る情報をさらに含む請求項11〜17のいずれか1項に記載の端末装置。
  19. 前記保守整備情報は、前記送信先の装置、または、前記送信先の装置の所有者が所有する機器の保守整備を保守業者に依頼するための機能を起動する起動ボタンを含む請求項18に記載の端末装置。
  20. 第1の機器の動作情報を受信する情報受信ステップと、
    前記動作情報を記憶するとともに、前記第1の機器のユーザと該ユーザ以外の者との間の関係を示す関係情報を記憶する記憶部から前記動作情報を読み出し、読み出した動作情報に基づいて前記第1の機器、または、前記第1の機器を構成する部品の余寿命を判定する余寿命判定ステップと、
    前記記憶部から前記関係情報を読み出し、前記余寿命判定ステップにおいて判定された余寿命が所定の余寿命となった場合、あるいは、所定の余寿命よりも短くなった場合に、該関係情報に基づいて、前記ユーザ以外の者のうち前記第1の機器のユーザと所定の関係にある関係者を検索し、該関係者が有する第2の機器を、前記第1の機器の保守整備情報を送信する送信先として決定する送信先決定ステップと、
    前記送信先決定ステップにおいて決定された送信先に、前記保守整備情報を送信する情報送信ステップと、
    を含む保守整備情報送信方法。
  21. コンピュータに、
    第1の機器の動作情報を受信する情報受信手順、
    前記動作情報を記憶するとともに、前記第1の機器のユーザと該ユーザ以外の者との間の関係を示す関係情報を記憶する記憶部から前記動作情報を読み出し、読み出した動作情報に基づいて前記第1の機器、または、前記第1の機器を構成する部品の余寿命を判定する余寿命判定手順、
    前記記憶部から前記関係情報を読み出し、前記余寿命判定手順において判定された余寿命が所定の余寿命となった場合、あるいは、所定の余寿命よりも短くなった場合に、該関係情報に基づいて、前記ユーザ以外の者のうち前記第1の機器のユーザと所定の関係にある関係者を検索し、該関係者が有する第2の機器を、前記第1の機器の保守整備情報を送信する送信先として決定する送信先決定手順、
    前記送信先決定手順において決定された送信先に、前記保守整備情報を送信する情報送信手順、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
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