JP2014070036A - 1,8−テトラリンジカルボン酸無水物の製造方法 - Google Patents

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阿良加 伊藤
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Abstract

【課題】1,8-ナフタレンジカルボン酸無水物から貴金属として1種類の貴金属のみを使用した触媒にて1工程かつ、高収率で1,8−テトラリンジカルボン酸無水物を製造する方法の提供。
【解決手段】1,8−テトラリンジカルボン酸無水物を反応系内の水分濃度が0.2重量%未満の条件下においてパラジウム触媒を用いて水素と反応させることによる1,8−テトラリンジカルボン酸無水物の製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は1,8−テトラリンジカルボン酸無水物の製造方法に関するものである。
下記式(1)で表される1,8−テトラリンジカルボン酸無水物(以下1,8−TDCAn)は、下記式(2)で表される1,8-ナフタレンジカルボン酸無水物(以下1,8−NDCAn)と比較して、立体的な安定性の差から反応性に富み、ポリエステルやポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミドとして、液晶組成物、高分子改質剤、医薬中間体などとしての利用が考えられるため、その工業的な意義は大きい。
Figure 2014070036
<1,8−テトラリンジカルボン酸無水物(1,8−TDCAn)>
Figure 2014070036
<1,8-ナフタレンジカルボン酸無水物(1,8−NDCAn)>
1,8−TDCAnの製造法として、特許文献1には、ナフタレン誘導体をパラジウム/銀触媒の存在下で水素添加し、テトラリン誘導体を合成する方法が示され、ナフタレン誘導体として1,8−NDCAnが、テトラリン誘導体として1,8−TDCAnが例示されている。
非特許文献1には、1,8−NDCAnを苛性ソーダ水溶液中でラネー触媒により水素添加し、下記式(3)で表される1,8−テトラリンジカルボン酸(以下、1,8−TDCA)を合成する方法が開示されている。また、非特許文献2には、1,8−TDCAを加熱により脱水閉環し、1,8−TDCAnとする方法が記載されている。
Figure 2014070036
<1,8−テトラリンジカルボン酸(1,8−TDCA)>
特開2001−278836号公報
Jornal of Organic Chemistry, 1949, 14, p.366−374 Chemische Berichte, 1894, 27, p.2694−2695
しかしながら、特許文献1では触媒として高価な銀を必須としており又、パラジウムと銀の2種類の金属を使用していることから、触媒としてのリサイクルコストも高い。さらに、1,8−NDCAnの無水環の開環を防いで水素添加し1,8−TDCAnを製造する方法について具体的な記載は認められない。
また、非特許文献1及び2の手法を組み合わせることにより、1,8−TDCAnを製造することが出来るが、水添反応時に原料である1,8−NDCAnの無水環を一度開環してから再び脱水により閉環を行うという多段工程の反応となる。
本発明の課題は、1,8−NDCAnから貴金属として1種の金属のみを使用した触媒にて1工程かつ、高収率で1,8−TDCAnを合成することである。
本発明者は、1,8−NDCAnを反応系内の水分濃度が0.2重量%未満になるように抑えた条件においてパラジウム触媒を用いて水素と反応させることにより、1,8−TDCAnが高い収率で合成できることを見出し本発明に至った。
すなわち、本発明は、1,8−NDCAnを反応系内の水分濃度が0.2重量%未満の条件下においてパラジウム触媒を用い水素添加反応させることによる1,8−TDCAnの製造方法に関するものである。
本発明によれば、1,8−NDCAnより貴金属としてパラジウムのみを触媒として用いて水素添加反応の一工程で1,8−TDCAnを工業的に作り出すことができる。
1,8−TDCMnは1,8−NDCAnと比較して、立体的な安定性の差から反応性に富み、ポリエステルやポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミドとして、液晶組成物、高分子改質剤、医薬中間体などとしての利用が考えられるため、その工業的な意義は大きい。
[1.反応に用いられるパラジウム触媒]
本反応に使われる触媒はパラジウム触媒であり、パラジウムが担体に担持された触媒を用いることが好ましい。
担体としては、活性炭、アルミナ、シリカ、ゼオライト等が例示されるが、特に入手容易性、価格から活性炭が好ましい。
担持触媒中パラジウムの含有量は0.1〜50重量%、特に1.0〜10重量%が好ましい。触媒の使用量は、原料の1,8−NDCAnに対するパラジウムの重量比で好ましくは0.1〜10%、より好ましくは0.3〜5%である。
触媒は、市販のものを用いてもよいし、含浸担持法等の公知の方法に従い調整したものを用いてもよい。
本発明では、カルボン酸無水物が有水化されるのを防ぐために、触媒中の水分含有量は低いほど好ましい。触媒中の水分含有量は、好ましくは0.5重量%以下、より好ましくは0.1重量%以下とする。含水触媒を使用する場合は、反応前に減圧乾燥など通常の方法で乾燥させて使用すれば良い。
[2.反応に用いられる溶媒]
反応に用いられる溶媒としては、カルボン酸無水物の無水環を開環するような反応を起こさないもの、及び水素添加反応を阻害しないものであれば特に限定されず、例えば、ヘプタン、デカン等の脂肪族炭化水素系溶媒、酢酸エチル、酢酸−n−ブチル等のエステル系溶媒、及びジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒が挙げられる。
本発明の反応において、カルボン酸無水物が有水化されるのを防ぐために、溶媒中の水分濃度は低いほど良い。溶媒中の水分濃度は、好ましくは0.2重量%以下、より好ましくは0.1重量%以下、特に好ましくは0.05重量%以下である。
溶媒の水分濃度が上記範囲よりも高い場合には、溶媒中の水分を蒸留や吸着等の操作によって除去する操作を行なってから反応に使用すれば良い。
溶媒の使用量は、1,8−NDCAnに対する溶媒の重量比(SR)が好ましくは0.5〜20、より好ましくはSR=1〜10である。SRが上記範囲にあれば、適度な反応器容積で反応を実施出来るとともに、溶媒の分離、回収が容易になり好ましい。
[3.反応条件]
本反応は、通常オートクレーブ等の加圧容器中で実施され、水素圧力は特に限定されないが、好ましくは1〜10 MPa、より好ましくは3〜8MPaである。上記の水素圧力範囲で反応を行なうことで、反応の選択性が高くなり、効率良く1,8−TDCAnを製造できる。
反応温度は、通常0〜200℃、好ましくは50〜100℃である。上記範囲の水素圧、反応温度で水素添加を行なうことで、高い選択率と良好な反応速度で1,8−TDCAnを製造できる。
本発明では、反応系内の水分濃度が0.2重量%未満の条件で水添反応をおこなう。より好ましい水分濃度は0.1重量%未満、さらに好ましくは0.05重量%未満である。通常の場合、水添反応における水分の生成は無視しうるので、反応系内の水分濃度は、反応系に供給される全物質重量に対する全供給物質中に含有される水分重量の合計で定義される。バッチ反応の場合は、反応器に仕込まれる1,8−NDCAn、水素、触媒、溶媒等に含有される水分量合計から求められる。連続反応の場合は、反応器に連続的に供給される各成分に含有される水分量合計から求められる。なお、固定床触媒を使用して連続反応を行う場合は、触媒中の水分量は濃度計算から除外してよい。
反応系内の水分濃度を上記の範囲に抑えるために、触媒及び溶媒中の水分濃度を前記の濃度以下とするのが好ましい。原料の1,8−NDCAn及び水素に含まれる水分の影響は比較的小さいが、必要に応じて乾燥処理を行なって水分濃度を低減してから反応器に供給してもよい。
[4.精製]
反応終了後、例えば反応混合物から触媒を濾別し、必要に応じて触媒を前記で例示した溶媒で洗浄して得た液を母液と合わせた後、溶媒を留去することにより、1,8−TDCAnを取り出すことができる。更に、再結晶、蒸留やカラムクロマトグラフィー等の手段により精製を行ってもよい。
実施例により本発明の方法を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。以下の実施例および比較例において、組成はガスクロマトグラフィー分析により得られた面積百分率値を示す。
<実施例1>
500mLオートクレーブ(SUS316L製)に、1,8−NDCAn50g、5重量%パラジウムが活性炭に担持された触媒(乾燥品、含水率0.1%未満)7.5g、酢酸エチル(水分濃度430ppm)200gを仕込んだ。仕込み液をサンプリングして水分濃度を測定したところ480ppmであった。室温で、オートクレーブ内を窒素1MPaで2回置換し、次いで水素1MPaで2回置換した。その後常圧まで落圧した後、内温80℃に昇温し、水素で5MPaまで加圧し、同温度、同圧力で2時間攪拌した(500rpm)。
反応後、室温まで冷却し、水素を放出し、窒素1MPaで2回置換した後、触媒を濾別し、触媒をアセトン20gで3回洗浄した。得られた母液から溶媒を除去して、粗1,8−TDCAn49.8gを得た。ガスクロマトグラフィー分析を行ったところ、組成は、1,8−NDCAn:0.1%、1,8−TDCAn:92.8%であった。
<実施例2>
500mLオートクレーブ(SUS316L製)に、1,8−NDCAn10g、5重量%パラジウムが活性炭に担持された触媒(乾燥品、含水率0.1%未満)5.0g、テトラヒドロフラン(水分濃度710ppm)200gを仕込んだ。仕込み液をサンプリングして水分濃度を測定したところ730ppmであった。室温で、オートクレーブ内を窒素1MPaで2回置換し、次いで水素1MPaで2回置換した。その後常圧まで落圧した後、内温80℃に昇温し、水素で5MPaまで加圧し、同温度、同圧力で10分攪拌した(500rpm)。
反応後、室温まで冷却し、水素を放出し、窒素1MPaで2回置換した後、触媒を濾別し、触媒をアセトン20gで3回洗浄した。得られた母液から溶媒を除去して、粗結晶9.8gを得た。ガスクロマトグラフィー分析を行ったところ、組成は、1,8−NDCAn:0.0%、1,8−TDCAn:78.9%であった。
<比較例1>
500mLオートクレーブ(SUS316L製)に、1,8−NDCAn20g、5重量%パラジウムが活性炭に担持された触媒(含水率52重量%)5g、酢酸エチル(水分濃度450ppm)100gを仕込んだ。仕込み液をサンプリングして水分濃度を測定したところ2.5重量%であった。室温で、オートクレーブ内を窒素1MPaで2回置換し、次いで水素1MPaで2回置換した。その後常圧まで落圧した後、内温80℃に昇温し、水素で5MPaまで加圧し、同温度、同圧力で30分攪拌した(500rpm)。
反応後、室温まで冷却し、水素を放出し、窒素1MPaで2回置換した後、触媒を濾別し、触媒をアセトン20gで3回洗浄した。得られた母液から溶媒を除去して、粗結晶20.2gを得た。ガスクロマトグラフィー分析を行ったところ、組成は、1,8−NDCAn:0.0%、1,8−TDCA:90.6%、1,8−TDCAn:0.0%であった。
本発明によれば、1,8−TDCAnを貴金属としてパラジウムのみを触媒として用いて1,8−NDCAnより一工程で工業的に作り出すことができる。一般的には、無水環を有するナフタレン環は水素添加反応への反応性は小さくなるため、無水環を開環させた後に水素添加反応を行い、後に閉環するという手法がとられるが、本発明により反応経路を簡略化することができる。
1,8−TDCAnは1,8−NDCAnと比較して、立体的な安定性の差から反応性に富み、ポリエステルやポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミドとして、液晶組成物、高分子改質剤、医薬中間体などとしての利用が考えられるため、その工業的な意義は大きい。

Claims (2)

  1. 1,8−ナフタレンジカルボン酸無水物を反応系内の水分濃度が0.2重量%未満の条件下においてパラジウム触媒を用いて水素添加反応を行うことを特徴とする1,8−テトラリンジカルボン酸無水物の製造方法。
  2. 水分含有量0.5重量%以下のパラジウム触媒を使用し、水分濃度0.2重量%以下の溶媒中で水素添加反応を行うことを特徴とする請求項1に記載の1,8−テトラリンジカルボン酸無水物の製造方法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09508645A (ja) * 1994-07-08 1997-09-02 エフ・ホフマン−ラ ロシュ アーゲー 2−(1−アザビシクロ〔2.2.2〕−オクタ−3−イル)−2,4,5,6−テトラヒドロ−1H−ベンザ〔de〕イソキノリン−1−オン及び中間生成物の製造方法

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