JP2014068359A - 無線伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な映像情報の無線送受信が可能な無線伝送システムを得る。
【解決手段】テレビ1は映像・音声情報を無線受信することができる無線映像等受信機器として機能する。チューナーユニット2及びレコーダーユニット3は、それぞれテレビ1に対し映像・音声情報を無線送信することができる無線映像等送信機器として機能する。テレビ1は、チューナーユニット2及びレコーダーユニット3それぞれに対し無線送信による制御を行うことにより映像情報選択制御動作を実行している。その結果、テレビ1は、選択映像等送信機器(チューナーユニット2あるいはレコーダーユニット3)より送信される選択映像情報を直接無線受信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、映像・音声情報を無線受信する無線映像等受信機器に対して、映像・音声情報を送信する映像等送信機器が複数存在する構成における無線伝送システムに関する。
近年、無線伝送技術の発達により、チューナー、ビデオ、DVDなどの映像・音声情報(信号)出力機器からディスプレイ等の表示機器に対して映像・音声情報を無線送信する無線伝送システムが例えば特許文献1で提案されている。
この無線伝送システムは、映像・音声出力機器側の無線伝送装置が別体で設置され、無線伝送装置が赤外線信号を用いて各映像・音声出力機器を制御するシステムとなっている。
特開2003−179774号公報
しかし、従来の無線伝送システムは、無線で映像・音声信号を受信するテレビ(無線映像等受信機器)に対して無線で映像・音声信号を送信する機器(無線映像等送信機器)が複数台あり、テレビが1チャンネル分の映像・音声信号しか無線で受信できない場合において、複数の無線映像等送信機器が同時に映像・音声信号を送信すると信号が混信してしまい、テレビが正確な映像表示ができないという第1の問題点があった。
加えて、従来の無線伝送システムは、上述の特許文献1のように、無線で映像・音声信号を受信するテレビに対して映像・音声再生機器が複数台あり、そのうち、無線映像等送信機器が1台だけで他の機器は上記無線映像等送信機器による無線を通して映像・音声信号を無線で伝送する構成の場合、複数の映像等送信機器が同時に映像・音声情報を伝送しないようにさせなければならないという第2の問題点があった。
さらに、従来の無線伝送システムは、製造工程において、製造した無線映像等送信機器と無線映像等受信機器とがセットであると認識させるために、無線通信により認証動作を行う場合に製造した他の機器と意図しない認証が行われてしまう懸念があるという第3の問題点があった。
また、従来の無線伝送システムは、無線映像等送信機器と無線映像等受信機器とを設置するときに、設置位置によっては受信感度が足りなくなってしまう第4の問題点があった。
この発明は上記第1〜第4の問題点のうち、少なくとも一つを解決するためになされたもので、良好な映像情報の無線送受信が可能な無線伝送システムを得ることを目的とする。
この発明に係る請求項1記載の無線伝送システムは、少なくとも映像情報の無線受信が可能な無線映像等受信機器と、各々が少なくとも映像情報の送信が可能な複数の映像等送信機器とを備え、前記複数の映像等送信機器は、前記無線映像等受信機器に対する少なくとも映像情報の無線送信が可能な少なくとも一つの無線映像等送信機器を含み、前記無線映像等受信機器及び前記少なくとも一つの無線映像等送信機器のうちのいずれかである映像情報送受信制御部は、前記複数の映像等送信機器のうち一の映像等送信機器を選択映像等送信機器として決定し、前記選択映像等送信機器より送信される映像情報である選択映像情報が前記無線映像等受信機器に無線送信されるように映像情報選択制御動作を行い、前記無線映像等受信機器及び前記少なくとも一つの無線映像等送信機器は、無線受信感度設定モード時に、無線通信で接続確立を試み、確立できなかった場合はリトライ回数が規定回数以下であれば無線強度をアップして再度接続確立を試み、接続確立できた場合は、前記少なくとも一つの無線映像等送信機器それぞれより映像情報を試験的に無線送信させ、前記無線映像等受信機器における前記映像情報の受信感度をテストする無線受信感度テスト機能を有している。
請求項1記載の無線伝送システムは、無線映像等受信機器及び少なくとも一つの無線映像等送信機器のうちのいずれかである映像情報送受信制御部が上述した映像情報選択制御動作を行うことにより、複数の映像等送信機器のうち選択映像等送信機器から送信される選択映像情報を選択的に無線映像等受信機器により受信することができる。
その結果、無線映像等受信機器に複数の無線映像等送信機器から同時に映像情報が送信されることを確実に回避することができ、良好な映像・音声情報の無線送受信が可能となる効果を奏する。
この発明の実施の形態1(実施の形態2)である無線伝送システムの構成を示す説明図である。 実施の形態1(実施の形態2)の無線伝送システムの構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態3(実施の形態4)である無線伝送システムの構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態5である無線伝送システムの構成を示す説明図である。 実施の形態5の無線伝送システムの構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態6である無線伝送システムにおける無線信号送信機器及び無線信号受信機器部を示す説明図である。 実施の形態6の無線伝送システムの構成を示す説明図である。 実施の形態6の無線伝送システムの構成を示す説明図である。 実施の形態6の無線伝送システムによる無線通信感度設定動作を示すフローチャートである。
<実施の形態1>
図1及び図2はこの発明の実施の形態1である無線伝送システムの構成を示す説明図である。これらの図に示すように、実施の形態1の無線伝送システムはテレビ1、チューナーユニット2、レコーダーユニット3及びリモコン8から構成される。なお、図1はチューナーユニット2から無線伝送路5を通じて映像・音声情報が無線(により)送信されている場合、図2はレコーダーユニット3から無線伝送路6を通じて映像・音声情報が無線送信されている場合を示している。
テレビ1は映像・音声情報を無線(により)受信することができる無線映像等受信機器として機能する。一方、チューナーユニット2及びレコーダーユニット3は、それぞれテレビ1に対し映像・音声情報を無線送信することができる無線映像等送信機器として機能する。ただし、テレビ1は複数の無線映像等送信機器が送信する映像・音声情報を同時に受信することはできないものとする。
チューナーユニット2は内蔵されているチューナー4(図1,図2では存在を明確にするため外部構成要素のように示しているが実際には内蔵されている)を通して受信した放送信号を映像・音声情報(信号)に変換して、無線伝送路5(図1参照)を通してテレビ1に伝送する無線映像等送信機器である。
レコーダーユニット3は、HDD等の記憶装置を備え、記録されている信号を映像・音声情報(信号)に変換して、無線伝送路106(図2参照)を通してテレビ1に伝送する無線映像等送信機器である。また、レコーダーユニット3はHDD以外にディスク媒体7に映像・音声情報(信号)を読み書きすることができる装置を備えていてもよい。
テレビ1は複数の無線映像等送信機器が無線送信される映像・音声情報を同時に受信することができないため、テレビ1とチューナーユニット2及びレコーダーユニット3とは互いに連携動作することにより、チューナーユニット2及びレコーダーユニット3がテレビ1に対し映像・音声情報を同時に無線送信しないように制御する必要がある。
実施の形態1で利用する、テレビ1、チューナーユニット2、レコーダーユニット3及びリモコン8間の情報の授受は以下の(1)〜(3)で示す第1の送受信方式を用いて行われる。この第1の送受信方式はテレビ1が映像情報送受信制御部として機能し、映像情報選択制御動作を行う場合の送受信方式である。
(1) テレビ1,リモコン8間
・リモコン信号伝送路9を通じたリモコン8からテレビ1への切り換えコマンドの送信
(2) テレビ1,チューナーユニット2間
・無線伝送路5を通じたチューナーユニット2からテレビ1への映像・音声情報の無線送信
・無線伝送路10を通じた制御情報の無線送受信
(3) テレビ1,レコーダーユニット3間
・無線伝送路6を通じたレコーダーユニット3からテレビ1への映像・音声情報の無線送信
・無線伝送路11を通じた制御情報の無線送受信。
本実施の形態では、無線伝送方式として、複数のアンテナを用いて高速な通信を行う無線通信技術であり、高速無線LAN規格「IEEE802.11n」等でも採用されたMIMO(Multiple Input Multiple Output)を用い、各機器間で連携動作するために使用する制御情報は時分割で送信している映像・音声情報の隙間を利用して送信するものとする。また、リモコン信号伝送路9を通じた無線通信として、シングルアンテナを利用した指向性の持たせない伝送方式等が考えられる。
(第1の連携方法)
映像情報送受信制御部であるテレビ1の制御下で行う映像情報選択制御動作における第1の連携方法の例を以下に示す。第1の連携方法は、ユーザーがテレビ1でレコーダーユニット3の映像・音声を視聴中に、チューナーユニット2の映像・音声に切り換えるようにリモコン8を使用してリモコン信号伝送路9を通してテレビ1に指示(切り換えコマンドC1による指示)した場合の連携方法である。すなわち、切り換えコマンドC1はチューナーユニット2を選択映像等送信機器とし、チューナーユニット2から無線送信される映像・音声情報が選択映像・音声情報となることを指示している。
テレビ1はユーザーから上記切り換えコマンドC1を受けると映像・音声情報の送信停止指示情報を制御情報として無線伝送路11を通じてレコーダーユニット3に対し無線送信する。
レコーダーユニット3はテレビ1からの上記送信停止指示情報を受信すると、無線伝送路6を通じたテレビ1への映像・音声情報の無線送信を停止する。
その後、レコーダーユニット3は、無線伝送路11を通して送信停止完了情報を制御情報としてテレビ1に対し無線送信する。
テレビ1はレコーダーユニット3から上記送信停止完了情報を受信すると、無線伝送路10を通して、チューナユニット用送信開始指示情報を制御情報としてチューナーユニット2に無線送信する。チューナユニット用送信開始指示情報はチューナーユニット2を選択映像等送信機器として決定することを指示する情報である。
チューナーユニット2はテレビ1から上記チューナーユニット用送信開始指示情報を受信すると、無線伝送路5を通してテレビ1に対する映像・音声情報を選択映像・音声情報とした無線送信を開始する(図1参照)。すなわち、テレビ1はチューナーユニット2から選択映像・音声情報を直接無線受信する。
(第2の連携方法)
次に、テレビ1の制御下で行う映像情報選択制御動作における第2の連携方法の例を示す。第2の連携方法は、ユーザーがテレビ1でチューナーユニット2の映像・音声を視聴中に、レコーダーユニット3の映像・音声に切り換えるようにリモコン8を使用してリモコン信号伝送路9を通してテレビ1に指示(切り換えコマンドC2による指示)する場合の連携方法である。すなわち、切り換えコマンドC2はレコーダーユニット3を選択映像等送信機器とし、レコーダーユニット3から無線送信される映像・音声情報が選択映像・音声情報となることを指示している。
テレビ1は上記ユーザーからの切り換えコマンドC2を受けると、無線伝送路10を通して映像・音声情報の送信停止指示情報を制御情報としてチューナーユニット2に対し無線送信する。
チューナーユニット2はテレビ1からの上記送信停止指示情報を受信すると、テレビ1への映像・音声情報の無線送信を停止する。
その後、チューナーユニット2は、無線伝送路10を通して送信停止完了情報を制御情報として無線伝送路10を通して無線送信する。
テレビ1はチューナーユニット2から上記送信停止完了情報を受信すると、無線伝送路11を通してレコーダーユニット用送信開始指示情報を制御情報としてレコーダーユニット3に対し送信する。レコーダーユニット用送信開始指示情報はレコーダーユニット3を選択映像等送信機器として決定することを指示する情報である。
レコーダーユニット3はテレビ1から上記レコーダーユニット用送信開始指示情報を受信すると、無線伝送路106を通してテレビ1に対する映像・音声情報の送信を開始する(図2参照)。すなわち、テレビ1はレコーダーユニット3から選択映像・音声情報を直接無線受信する。
上述した第1及び第2の連携方法で説明したように、無線映像等受信機器であるテレビ1は、複数の無線映像等送信機器(チューナーユニット2,レコーダーユニット3)それぞれに対し無線送信による制御を行うことにより映像情報選択制御動作を実行している。その結果、テレビ1は、選択映像等送信機器(チューナーユニット2あるいはレコーダーユニット3)より送信される選択映像・音声情報を直接無線受信する。
このように、実施の形態1の無線伝送システムでは、テレビ1による制御下で、上述した(1)〜(3)で示した第1の送受信方式を用いた・報選択制御動作(第1及び第2の連携方法)を行うことにより、チューナーユニット2,レコーダーユニット3間の映像・音声情報の無線送信の切り換え制御が行える。
したがって、実施の形態1の無線伝送システムは、リモコン8を用いたユーザの操作によって、一の無線映像等受信機器(テレビ1)と複数の無線映像等送信機器(チューナーユニット2,レコーダーユニット3)とが連携動作することにより、一の無線映像等受信機器に複数の無線映像等送信機器から同時に映像・音声情報が送信されること(第1の問題点)を確実に回避することができる。その結果、実施の形態1の無線伝送システムは、良好な映像・音声情報の無線送受信が可能となる効果を奏する。
また、リモコン信号伝送路9を通じた無線通信として、シングルアンテナを利用した指向性の持たせない方式を用いることにより、比較的安価にテレビ1,リモコン8間の無線通信を実現することができる。
本実施の形態では、ユーザーからの操作はリモコン8で行われているが、操作方法はこれに限定しない。本実施の形態では、テレビ1はレコーダーユニット3から送信されてくる映像・音声情報の停止確認に、レコーダーユニット3から送信されてくる送信停止完了情報を用いたが、テレビ1が受信している映像・音声情報の有無から判断するようにしてもよい。
本実施の形態では、映像・音声情報を送信する映像等送信機器としてチューナーユニット2及びレコーダーユニット3の例を示したが、これに限定しない。本実施の形態では、無線映像等送信機器が2台の例を示したが、3台以上の場合も本実施の形態で示した第1及び第2の連携方法を応用して容易に適用可能なのは勿論である。
<実施の形態2>
実施の形態2における無線伝送システムの構成は、図1及び図2に示した実施の形態1と同様である。実施の形態1では、無線映像等受信機器であるテレビ1が映像情報送受信制御部として、複数の無線映像等送信機器(チューナーユニット2,レコーダーユニット3)に無線による制御を行う制御方式を採用していた。
一方、実施の形態2では、複数の無線映像等送信機器のうちの一の機器が映像情報送受信制御部として、無線映像等受信機器及び他の無線映像等送信機器を制御する制御方式を採用している点で異なる。具体的には、実施の形態2ではチューナーユニット2が映像情報送受信制御部として動作する制御用無線映像等送信機器となる。
実施の形態2で利用する、テレビ1、チューナーユニット2、レコーダーユニット3及びリモコン8間の情報の授受は以下の(2)′,(3)′,(4),及び(5)で示す第2の送受信方式によって行われる。この第2の送受信方式はチューナーユニット2が映像情報送受信制御部として機能し、映像情報選択制御動作を行う場合の送受信方式である。
(2)′ テレビ1,チューナーユニット2間
・無線伝送路5を通じたチューナーユニット2からテレビ1への映像・音声情報の無線送信
(3)′ テレビ1,レコーダーユニット3間
・無線伝送路6を通じたレコーダーユニット3からテレビ1への映像・音声情報の無線送信
(4) チューナーユニット2,レコーダーユニット3間
・無線伝送路12を通じた制御情報の無線送受信
(5) リモコン8,チューナーユニット2間
・リモコン信号伝送路13を通じたリモコン8からチューナーユニット2への切り換えコマンドの送信。
実施の形態2では、無線伝送方式として、実施の形態1と同様、複数のアンテナを用いて高速な通信を行う無線通信技術であり、高速無線LAN規格「IEEE802.11n」等でも採用されたMIMOを用い、各機器間で連携動作するために使用する制御情報は時分割で送信している映像・音声情報の隙間を利用して送信するものとする。また、リモコン信号伝送路13を通じた無線通信として、シングルアンテナを利用した指向性の持たせない伝送方式等が考えられる。
(第3の連携方法)
映像情報送受信制御部であるチューナーユニット2の制御下で行う映像情報選択制御動作における第3の連携方法の例を以下に示す。第3の連携方法は、ユーザーがテレビ1でレコーダーユニット3の映像・音声を視聴中に、チューナーユニット2の映像・音声に切り換えるように、リモコン8を使用してリモコン信号伝送路13を通してチューナーユニット2に指示(切り換えコマンドC3による指示)した場合の連携方法である。すなわち、切り換えコマンドC3はチューナーユニット2を選択映像等送信機器とし、チューナーユニット2から無線送信される映像・音声情報が選択映像・音声情報となることを指示している。
チューナーユニット2は上記ユーザーからの切り換えコマンドC3を受けると、無線伝送路12を通して映像・音声情報の送信停止指示情報を制御情報としてレコーダーユニット3に無線送信する。
レコーダーユニット3はチューナーユニット2からの上記送信停止指示情報を受信すると、テレビ1への映像・音声情報の無線送信を停止する。
その後、レコーダーユニット3は、無線伝送路12を通して送信停止完了情報を制御情報としてチューナーユニット2に無線送信する。
チューナーユニット2はレコーダーユニット3から上記送信停止完了情報を受信すると、無線伝送路5を通してテレビ1に対する映像・音声情報の送信を開始する(図1参照)。すなわち、テレビ1はチューナーユニット2から選択映像・音声情報を直接無線受信する。
(第4の連携方法)
次に、チューナーユニット2よる制御下で行う映像情報選択制御動作における第4の連携方法について説明する。第4の連携方法は、ユーザーがテレビ1でチューナーユニット2の映像・音声を視聴中に、レコーダーユニット3の映像・音声に切り換えるようにリモコン8を使用してリモコン信号伝送路13を通してチューナーユニット2に指示(切り換えコマンドC4による指示)する場合の連携方法である。すなわち、切り換えコマンドC4はレコーダーユニット3を選択映像等送信機器とし、レコーダーユニット3から無線送信される映像・音声情報が選択映像・音声情報となることを指示している。
チューナーユニット2は上記ユーザーからの切り換えコマンドC4を受けるとテレビ1に対する映像・音声情報の無線送信を停止し、無線伝送路12を通してレコーダーユニット用送信開始指示情報を制御情報としてレコーダーユニット3に送信する。
レコーダーユニット3はチューナーユニット2からレコーダーユニット用送信開始指示情報を受信すると、無線伝送路6を通してテレビ1に対する映像・音声情報の無線送信を開始する(図2参照)。すなわち、テレビ1はレコーダーユニット3から選択映像・音声情報を直接無線受信する。
上述した第3及び第4の連携方法で説明したように、制御用無線映像等送信機器であるチューナーユニット2は自身を除く複数の無線映像等送信機器(レコーダーユニット3)に対し制御を行うことにより映像情報選択制御動作を実行している。その結果、選択映像等送信機器(チューナーユニット2あるいはレコーダーユニット3)からの選択映像・音声情報を無線映像等受信機器であるテレビ1に対し直接無線送信させる。
このように、実施の形態2の無線伝送システムでは、映像情報送受信制御部であるチューナーユニット2よる制御下で、(2)′,(3)′(4),(5)で示す第2の送受信方式を用いた映像情報選択制御動作(第3及び第4の連携方法)を行うことにより、チューナーユニット2,レコーダーユニット3間の映像・音声情報の送信の切り換え制御が行える。
したがって、実施の形態2の無線伝送システムは、実施の形態1と同様、リモコン8を用いたユーザの操作によって、一の無線映像等受信機器と複数の無線映像等送信機器とが連携動作することにより、一の無線映像等受信機器に複数の無線映像等送信機器から同時に映像・音声情報が送信されることを確実に回避することができる。その結果、実施の形態2の無線伝送システムは、良好な映像・音声情報の無線送受信が可能となる効果を奏する。
本実施の形態では、ユーザーからの操作はリモコン8で行われているが、操作方法はこれに限定しない。チューナーユニット2とレコーダーユニット3の間で無線伝送路12を通して無線送受信している制御情報は、HDMIケーブル等の有線ケーブルを使用した有線送受信により行うようにしてもよい。
また、リモコン信号伝送路13を通じた無線通信として、シングルアンテナを利用した指向性の持たせない方式を用いることにより、比較的安価にチューナーユニット2,リモコン8間の無線通信を実現することができる。
実施の形態2では、映像等送信機器としてチューナーユニット2とレコーダーユニット3の例を示したが、実施の形態1と同様、これに限定しない。実施の形態2では、無線映像等送信機器が2台の例を示したが、3台以上の場合も本実施の形態で示した第3及び第4の連携方法を応用して容易に適用可能なのは勿論である。
<実施の形態3>
図3はこの発明の実施の形態2である無線伝送システムの構成を示す説明図である。同図に示す構成の大部分は、図1及び図2で示した実施の形態1と同様であり、同一構成部分は同一符号を付し説明を省略する。
実施の形態3では映像等送信機器が複数あり、その中の一部の機器のみ無線通信機能を備えた無線映像等送信機器である場合を示している。すなわち、実施の形態3ではレコーダーユニット23は無線通信機能を備えておらず、チューナーユニット2に対する映像・音声情報の有線(による)送信機能を備えている有線送信機器として機能する。一方、チューナーユニット2は映像・音声情報の無線通信機能を有している。ただし、チューナーユニット2は、1チャンネルの映像・音声情報しか無線送信できないものとする。
チューナーユニット2は複数チャンネルの映像・音声情報を同時に無線送信することができないため、テレビ1とチューナーユニット2及びレコーダーユニット23とは互いに連携動作することで、チューナーユニット2及びレコーダーユニット23のどちらか一方のみテレビ1に対して映像・音声情報を無線で送信するように制御しなければならない。
実施の形態3で利用する、テレビ1、チューナーユニット2、レコーダーユニット23及びリモコン8間の情報の授受は以下の(1)〜(4)で示す第3の送受信方式を用いて行われる。この第3の送受信方式はテレビ1が映像情報送受信制御部として機能し、映像情報選択制御動作を行う場合の送受信方式である。
(1) テレビ1,リモコン8間
・リモコン信号伝送路9を通じたリモコン8からテレビ1への切り換えコマンドの送信
(2) テレビ1,チューナーユニット2間
・無線伝送路5を通じたチューナーユニット2からテレビ1への映像・音声情報の無線送信
・無線伝送路10を通じた制御情報の双方向送受信
(3) チューナーユニット2,レコーダーユニット23間
・有線伝送路14を介した制御情報の有線送受信
・有線伝送路14を介したレコーダーユニット23からチューナーユニット2への映像・音声情報の有線送信
(4) テレビ1,レコーダーユニット23間(チューナーユニット2経由)
・組合せ伝送路15(有線伝送路14+無線伝送路5)を介したレコーダーユニット23からテレビ1への映像・音声情報の組合せ送信
・無線伝送路10及び有線伝送路14を介した制御情報の組合せ送受信。
第3の送受信方式の上記(4)に示すように、実施の形態3の無線伝送システムでは、チューナーユニット2は、レコーダーユニット23から有線送信された映像・音声情報をテレビ1に無線送信する代替送信可能な中継用無線映像等送信機器としても機能する。
実施の形態3では、実施の形態1及び実施の形態2と同様、無線伝送方式として、複数のアンテナを用いて高速な通信を行う無線通信技術であり、高速無線LAN規格「IEEE802.11n」等でも採用されたMIMOを用い、各機器間で連携動作するために使用する制御情報は時分割で送信している映像・音声情報の隙間を利用して送信するものとする。
(第5の連携方法)
映像情報送受信制御部であるテレビ1の制御下で行う映像情報選択制御動作における第5の連携方法の例を以下に示す。第5の連携方法は、ユーザーがテレビ1でレコーダーユニット23の映像・音声を視聴中に、チューナーユニット2の映像・音声に切り換えるようにリモコン8を使用してリモコン信号伝送路9を通してテレビ1に指示(切り換えコマンドC5による指示)した場合の連携方法である。すなわち、切り換えコマンドC5はチューナーユニット2を選択映像等送信機器とし、チューナーユニット2から無線送信される映像・音声情報が選択映像・音声情報となることを指示している。
テレビ1は上記ユーザーからの切り換えコマンドC5を受けると映像・音声情報の送信停止指示情報を制御情報として無線伝送路10でチューナーユニット2に送信する。
チューナーユニット2はテレビ1からの上記送信停止指示情報を受信すると、有線伝送路14を介して上記送信停止指示情報を制御情報としてレコーダーユニット23に有線送信する。
レコーダーユニット23は上記送信停止指示情報を受信すると、組合せ伝送路15を介したテレビ1(チューナーユニット2経由)への映像・音声情報の送信を停止する。
その後、レコーダーユニット23は、有線伝送路14を通して送信停止完了情報を制御情報としてチューナーユニット2に有線送信する。
チューナーユニット2は送信停止完了情報を受信すると、無線伝送路10を通して上記送信停止完了情報を制御情報としてテレビ1に無線送信する。
テレビ1は上記送信停止完了情報を受信すると、無線伝送路10を通してチューナユニット用送信開始指示情報を制御情報としてチューナーユニット2に無線送信する。
チューナーユニット2は上記チューナユニット用送信開始指示情報を受信すると、無線伝送路5を通してテレビ1に対する映像・音声情報の無線送信を開始する。すなわち、テレビ1はチューナーユニット2から選択映像・音声情報を直接無線受信する。
(第6の連携方法)
次に、テレビ1の制御下で行う映像情報選択制御動作である第6の連携方法について説明する。第6の連携方法は、ユーザーがテレビ1でチューナーユニット2の映像・音声を視聴中に、レコーダーユニット23の映像・音声に切り換えるようにリモコン8を使用してリモコン信号伝送路9を通してテレビ1に指示(切り換えコマンドC6による指示)する場合の連携方法である。すなわち、切り換えコマンドC6はレコーダーユニット23を選択映像等送信機器とし、レコーダーユニット23から送信される映像・音声情報が選択映像・音声情報となるように指示している。
テレビ1は上記ユーザーからの切り換えコマンドC6を受けると、無線伝送路10を通して映像・音声情報の送信停止指示情報を制御情報としてチューナーユニット2に無線送信する。
チューナーユニット2はテレビ1からの上記送信停止指示情報を受信すると、テレビ1への映像・音声情報の無線送信を停止する。
その後、チューナーユニット2は、無線伝送路10を通して送信停止完了情報を制御情報としてテレビ1に無線送信する。
テレビ1はチューナーユニット2から上記送信停止完了情報を受信すると、無線伝送路10を通してレコーダーユニット用送信開始指示情報を制御情報としてチューナーユニット2に無線送信する。レコーダーユニット用送信開始指示情報はレコーダーユニット23を選択映像等送信機器として決定することを指示する情報である。
チューナーユニット2は上記レコーダーユニット用送信開始指示情報を受信すると、有線伝送路14を介して上記レコーダーユニット用送信開始指示情報を制御情報としてレコーダーユニット23に有線送信する。
レコーダーユニット23はチューナーユニット2から上記レコーダーユニット用送信開始指示情報を受信すると、有線伝送路14を介してチューナーユニット2に対する映像・音声情報の有線送信を開始する。
チューナーユニット2はレコーダーユニット23から映像・音声情報を受信すると、伝送路5を通してテレビ1に対し、レコーダーユニット23から受信した映像・音声情報の無線送信を開始する。
すなわち、レコーダーユニット23は、レコーダーユニット用送信開始指示情報を受信すると、組合せ伝送路15を介してテレビ1(チューナーユニット2経由)に対する映像・音声情報の組合せ送信を開始する。
上述した第5及び第6の連携方法で説明したように、無線映像等受信機器であるテレビ1無線映像等送信機器であるチューナーユニット2に対し無線送信により制御を行い、有線映像等送信機器であるレコーダーユニット23に対し中継用無線映像等受信機器であるチューナーユニット2を介した制御を行うことにより映像情報選択制御動作を実行している。その結果、テレビ1は、選択映像等送信機器がチューナーユニット2の場合は選択映像・音声情報を直接無線受信し、選択映像等送信機器がレコーダーユニット23の場合は選択映像・音声情報をチューナーユニット2を介して間接的に無線受信する。
このように、実施の形態3の無線伝送システムでは、テレビ1による制御下で、上述した(1)〜(4)で示した第3の送受信方式を用いた映像情報選択制御動作(第5及び第6の連携方法)を行うことにより、チューナーユニット2,レコーダーユニット23間の映像・音声情報の送信の切り換え制御が行える。
したがって、実施の形態3の無線伝送システムは、リモコン8を用いたユーザの操作によって、一の無線映像等受信機器(テレビ1)と複数の映像等送信機器(チューナーユニット2(無線通信機能有り),レコーダーユニット23(無線通信機能無し))とが連携動作することにより、一の中継用無線映像等送信機器(チューナーユニット2)に送信すべき複数の映像・音声情報の混在する懸念を確実に回避することができる。
その結果、一の無線映像等受信機器に複数の映像等送信機器から同時に映像・音声情報が送信されることを確実に回避することができるため、実施の形態3の無線伝送システムは、良好な映像・音声情報の無線送受信が可能となる効果を奏する。
本実施の形態では、無線映像等送信機器としてチューナーユニット2を使用したが、これに限定しない。本実施の形態では、ユーザーからの操作はリモコン8で行われているが、操作方法はこれに限定しない。
本実施の形態では、テレビ1はチューナーユニット2から送信されてくる映像・音声情報の停止確認に、チューナーユニット2から送信されてくる送信停止完了情報を用いたが、テレビ1が受信している映像・音声情報の有無から判断してもよい。
本実施の形態では、映像等送信機器としてチューナーユニット2とレコーダーユニット23との例を示したが、これに限定しない。本実施の形態では、映像・音声情報を送信する機器が2台の例を示したが、3台以上の場合も本実施の形態で示した第5及び第6の連携方法を応用することにより容易に適用できることは勿論である。
<実施の形態4>
実施の形態4の構成は、図3に示した実施の形態3と同様である。実施の形態3では、無線映像等受信機器であるテレビ1が映像情報送受信制御部として、複数の映像等送信機器(チューナーユニット2,レコーダーユニット23)を制御する制御方式を採用していた。
一方、実施の形態4では、複数の映像等送信機器のうちの一の機器が映像情報送受信制御部として、無線映像等受信機器及び他の映像等送信機器に指示を出す制御方式を採用している点で異なる。具体的には、実施の形態2ではチューナーユニット2が映像情報送受信制御部となって動作する。
チューナーユニット2は複数チャンネルの映像・音声情報を同時に無線で送信することができないため、テレビ1、チューナーユニット2、及びレコーダーユニット23は互いに連携動作することで、チューナーユニット2及びレコーダーユニット23のどちらか一方のみテレビ1に対して映像・音声情報を無線送信するように制御する必要がある。
実施の形態4で利用する、テレビ1、チューナーユニット2、レコーダーユニット23及びリモコン8間の情報の授受は以下の(2)′,(3),(4)′,(5)で示す第4の送受信方式によって行われる。この第4の送受信方式はチューナーユニット2が映像情報送受信制御部として機能し、映像情報選択制御動作を行う場合の送受信方式である。
(2)′ テレビ1,チューナーユニット2間
・無線伝送路5を通じたチューナーユニット2からテレビ1への映像・音声情報の無線送信
(3) チューナーユニット2,レコーダーユニット23間
・有線伝送路14を介した制御情報の有線送受信
・有線伝送路14を介したレコーダーユニット23からチューナーユニット2への映像・音声情報の有線送信
(4)′ テレビ1,レコーダーユニット23間(チューナーユニット2経由)
・組合せ伝送路15(有線伝送路14+無線伝送路5)を介したレコーダーユニット23からテレビ1への映像・音声情報の組合せ送信
(5) リモコン8,チューナーユニット2間
・リモコン信号伝送路13を通じたリモコン8からチューナーユニット2への切り換えコマンドの送信。
第4の送受信方式の上記(4)′に示すように、実施の形態4の無線伝送システムでは、チューナーユニット2は、レコーダーユニット23から有線送信された映像・音声情報をテレビ1に無線送信する代替送信可能な中継用無線映像等送信機器としても機能する。すなわち、実施の形態4ではチューナーユニット2は映像情報送受信制御部及び中継用無線映像等送信機器として機能する。
実施の形態4では、実施の形態1〜実施の形態3と同様、無線伝送方式として、複数のアンテナを用いて高速な通信を行う無線通信技術であり、高速無線LAN規格「IEEE802.11n」等でも採用されたMIMOを用い、各機器間で連携動作するために使用する制御情報は時分割で送信している映像・音声情報の隙間を利用して送信するものとする。
(第7の連携方法)
映像情報送受信制御部であるチューナーユニット2の制御下で行う映像情報選択制御動作における第7の連携方法の例を以下に示す。第7の連携方法は、ユーザーがテレビ1でレコーダーユニット23の映像・音声を視聴中に、チューナーユニット2の映像・音声に切り換えるようにリモコン8を使用してリモコン信号伝送路13を通してチューナーユニット2に指示(切り換えコマンドC7による指示)した場合の連携方法である。すなわち、切り換えコマンドC7はチューナーユニット2を選択映像等送信機器とし、チューナーユニット2から無線送信される映像・音声情報が選択映像・音声情報となることを指示している。
チューナーユニット2は上記ユーザーからの切り換えコマンドC7を受けると、有線伝送路14を介して映像・音声情報の送信停止指示情報を制御情報としてレコーダーユニット23に有線送信する。
レコーダーユニット23は上記送信停止指示情報を受信すると、テレビ1(チューナーユニット2経由)への映像・音声情報の組合せ送信を停止する。
その後、レコーダーユニット23は、有線伝送路14を介して送信停止完了情報を制御情報としてチューナーユニット2に有線送信する。
チューナーユニット2は上記送信停止完了情報を受信すると、無線伝送路5を通してテレビ1に対する映像・音声情報の送信を開始する。すなわち、テレビ1はチューナーユニット2から選択映像・音声情報を直接無線受信する。
(第8の連携方法)
次に、チューナーユニット2の制御下で行う映像情報選択制御動作における第8の連携方法について説明する。第8の連携方法は、ユーザーがテレビ1でチューナーユニット2の映像・音声を視聴中に、レコーダーユニット23の映像・音声に切り換えるようにリモコン8を使用してリモコン信号伝送路13を通してチューナーユニット2に指示(切り換えコマンドC8による指示)する場合の連携方法である。すなわち、切り換えコマンドC8はレコーダーユニット23を選択映像等送信機器とし、レコーダーユニット23から送信される映像・音声情報が選択映像・音声情報となることを指示している。
チューナーユニット2は上記ユーザーから切り換えコマンドC8を受けると、テレビ1への映像・音声情報の無線送信を停止し、有線伝送路14を介してレコーダーユニット用送信開始指示情報を制御情報としてレコーダーユニット23に有線送信する。
レコーダーユニット23はチューナーユニット2から上記レコーダーユニット用送信開始指示情報を受信すると、有線伝送路14を介してチューナーユニット2に対する映像・音声情報の送信を開始する。
チューナーユニット2はレコーダーユニット23から映像・音声情報を受信すると、無線伝送路5を通してテレビ1に対し、レコーダーユニット23から受信した映像・音声情報を送信開始する。
すなわち、レコーダーユニット23は、レコーダーユニット用送信開始指示情報を受信すると、組合せ伝送路15を介してテレビ1(チューナーユニット2経由)に対する映像・音声情報の組合せ送信を開始する。
上述した第7及び第8の連携方法で説明したように、制御用無線映像等送信機器であるチューナーユニット2はレコーダーユニット23に対する制御を行うことにより映像情報選択制御動作を実行している。その結果、選択映像等送信機器がチューナーユニット2の場合は選択映像・音声情報を無線映像等受信機器であるテレビ1に直接無線送信させ、選択映像等送信機器がレコーダーユニット23の場合は選択映像・音声情報を中継用無線映像等送信機器であるチューナーユニット2を介して間接的に無線送信させる。
なお、チューナーユニット2以外に第2の無線映像等送信機器が存在する場合は、チューナーユニット2は第2の無線映像等送信機器に対し無線送信により制御を行い上記映像情報選択制御動作を実行する。
このように、実施の形態4の無線伝送システムでは、チューナーユニット2よる制御下で、上述した(2)′,(3),(4)′,(5)で示した第4の送受信方式を用いた第7及び第8の連携方法によって、チューナーユニット2,レコーダーユニット23間の映像・音声情報の送信の切り換え制御が行える。
したがって、実施の形態4の無線伝送システムは、第3の実施の形態と同様、リモコン8を用いたユーザの操作によって、一の無線映像等受信機器と複数の映像等送信機器(チューナーユニット2(無線通信機能有り),レコーダーユニット23(無線通信機能無し))とが連携動作することにより、一の中継用無線映像等送信機器に送信すべき複数の映像・音声情報の混在する懸念を確実に回避することができる。
その結果、一の無線映像等受信機器に複数の映像等送信機器から同時に映像・音声情報が送信されることを確実に回避することができるため、実施の形態4の無線伝送システムは、良好な映像・音声情報の無線送受信が可能となる効果を奏する。
本実施の形態では、無線映像等送信機器としてチューナーユニット2を使用したが、これに限定しない。本実施の形態では、ユーザーからの操作はリモコン8で行われているが、操作方法はこれに限定しない。
本実施の形態では、テレビ1はチューナーユニット2から送信されてくる映像・音声情報の停止確認に、チューナーユニット2から送信されてくる送信停止完了情報を用いたが、テレビ1が受信している映像・音声情報の有無から判断してもよい。
本実施の形態では、映像等送信機器としてチューナーユニット2とレコーダーユニット23の例を示したが、これに限定しない。本実施の形態では、映像等送信機器が2台の例を示したが、3台以上の場合も本実施の形態で示した第7及び第8の連携方法を応用して適用できることは勿論である。
<実施の形態5>
図4及び図5はこの発明の実施の形態5である無線伝送システムの構成を示す説明図である。図4はテレビ31、チューナーユニット32及びリモコン34からなる構成を示し、図5はテレビ31、レコーダーユニット33及びリモコン34からなる構成を示している。図4及び図5で示したテレビ31、チューナーユニット32、レコーダーユニット33及びリモコン34は、図1〜図3で示した実施の形態1〜実施の形態4のテレビ1、チューナーユニット2、レコーダーユニット3及びリモコン8として利用可能である。
複数の無線通信機器(無線映像等受信機器及び無線映像等送信機器を含む)が存在する環境では、通信させたい機器同士を相互に認識させることで、通信を行う必要のない他の機器と区別することができるため、より確実で安定した通信を行うことができる。また、工場で無線動作の確認をする場合も、工場内には複数の無線通信機器が動作している可能性が高いため、あらかじめ無線接続を確認する機器同士を相互に認識させておく必要がある。本実施の形態では無線通信機器同士を相互に認識させることを認証と記述し、認識させるために使用する情報を認証コードと記述する。
工場で生産した無線通信機器同士を認証させる場合、工場内では複数の無線通信機器が動作している可能性があるため、無線による認証コードの交換には限界がある。そこで、実施の形態5の無線伝送システムでは、認証させたい無線通信機器同士をHDMIケーブルで接続し、HDMIケーブルを介した有線通信を利用して認証コードを交換することにより確実な認証を可能にしている。
図4及び図5に示すように、テレビ31は、リモコン34からリモコンコードを受信するリモコン受光部35、映像・音声情報(信号)や機器の制御情報(信号)を受信する受信アンテナ36、受信した信号をデジタル信号に変換する受信回路37、デジタル信号の変復調を行う無線信号変復調回路38を有している。
さらに、テレビ31は、無線信号変復調回路38で変調したデジタル信号を無線送信用の信号に変換する送信回路39、映像・音声情報や機器の制御情報を送信する送信アンテナ40を有している。
加えて、テレビ31は、無線信号変復調回路38で復調した映像・音声信号の高画質化を行う画像エンジン高画質化回路41、画像エンジン高画質化回路41で処理された映像・音声情報をパネル表示用の信号に変換するパネル表示回路42、パネル表示回路42からの信号を映像として表示するパネル43を有している。
また、テレビ31は、HDMI(登録商標)端子44で送受信した信号を処理するHDMI回路45、全体を制御するCPU46、情報を保持する内部メモリ47を有している。上述したHDMI端子44及びHDMI回路45が有線送受信部(第1の有線送受信部)として機能する。なお、CPU46は、リモコン受光部35、画像エンジン高画質化回路41及びパネル表示回路42に対する信号受信、無線信号変復調回路38、送信回路39、HDMI回路45及び内部メモリ47に対する信号送受信が可能である。
一方、図4に示すように、チューナーユニット32は、チューナー(図4では図示せず)で受信した放送信号をデジタル信号に変換するチューナー回路50、デジタル信号の変復調を行う無線信号変復調回路51、無線信号変復調回路51で変調したデジタル信号(映像・音声情報,機器の制御情報等)を無線送信用の信号に変換する送信回路52、及び上記無線送信用の信号を送信する送信アンテナ53を有している。
さらに、チューナーユニット32は、映像・音声情報や機器の制御情報を受信する受信アンテナ54、受信した信号をデジタル信号に変換する受信回路55を有している。
また、チューナーユニット32は、HDMI端子56で送受信した信号を処理するHDMI回路57、全体を制御するCPU58、及び情報を保持する内部メモリ59を有する。上述したHDMI端子56及びHDMI回路57が有線送受信部(第2の有線送受信部)として機能する。なお、CPU58は、チューナー回路50及び送信回路52に対する信号送信、無線信号変復調回路51、HDMI回路57及び内部メモリ59に対する信号送受信が可能である。
また、図5に示すように、レコーダーユニット33は、ブルーレイディスク等のディスクメディアに記録されている信号を読み出すことができるBDドライブ81、BDドライブ81で読み出した信号をデコードして映像・音声情報(デジタル信号)に変換するデコード回路82、及びデジタル信号の変復調を行う無線信号変復調回路83を有している。
さらに、レコーダーユニット33は、無線信号変復調回路83で変調したデジタル信号(映像・音声情報,機器の制御情報等)を無線送信用の信号に変換する送信回路84、及び無線送信用の信号を送信する送信アンテナ85を有している。
加えて、レコーダーユニット33は、無線受信用の信号(機器の制御情報等)を受信する受信アンテナ86、及び受信した信号をデジタル信号に変換する受信回路87を有している。
また、レコーダーユニット33は、HDMI端子88で送受信した信号を処理するHDMI回路89、全体を制御するCPU90、及び情報を保持する内部メモリ91を有する。上述したHDMI端子88及びHDMI回路89が有線送受信部(第2の有線送受信部)として機能する。なお、CPU90は、デコード回路82及び送信回路84に対する信号送信、無線信号変復調回路83、HDMI回路89及び内部メモリ91に対する信号送受信が可能である。
実施の形態5では、実施の形態1〜実施の形態4と同様、映像・音声信号の無線伝送方式として、複数のアンテナを用いて高速な通信を行う無線通信技術であり、高速無線LAN規格「IEEE802.11n」等でも採用されたMIMOを用いる。また、認証コードの無線伝送方式として、映像・音声信号の送信に利用しているものとは別の周波数を用いることによって、混信させることなく送信できるものとする。
各機器間で連携動作するために使用する制御情報は時分割で送信している映像・音声情報の隙間を利用して送信するものとする。
以下、実施の形態5の無線伝送システムによる認証コード設定動作を説明する。まず、図4で示した構成において、無線で映像・音声情報を受信することができる無線映像等受信機器であるテレビ31と、無線で映像・音声情報を送信することができる無線映像等送信機器であるチューナーユニット32の間で無線通信を行う際に必要な認証コード設定動作について説明する。
認証コードはテレビ31の内部メモリ47に保持しているものとし、テレビ31に固有の情報である。工場で生産されたテレビ31とチューナーユニット32を確実に認証させるために、まず、テレビ31のHDMI端子44とチューナーユニット32のHDMI端子56をHDMIケーブルで接続する。その結果、テレビ31とチューナーユニット32とはHDMIケーブルを介した有線送受信が可能となる。
そして、HDMIケーブルによる接続を確認した後、テレビ31のCPU46は内部メモリ47から認証に必要な認証コードを取得し、HDMI回路45及びHDMI端子44を介してHDMIケーブルに送信する。
一方、HDMIケーブルの接続先であるチューナーユニット32は認証コードが送信されてくると、HDMI端子56及びHDMI回路57を介してCPU58に送り、CPU58は受信した認証コードを内部メモリ59に登録することにより、認証コード設定動作は完了する。
実施の形態5の無線伝送システムは、テレビ31,チューナーユニット32間において、上述した第1及び第2の有線送受部を用いた上記認証コード設定動作を行う認証コード設定機能を有している。このため、テレビ31の内部メモリ47とチューナーユニット32の内部メモリ59には共通の認証コードを確実に保持することができる。この認証コード設定動作はテレビ31,チューナーユニット32間をHDMIケーブルで接続することにより何度でも行うことができる。
次に、HDMIケーブルをはずした後の認証コード確認動作を説明する。テレビ31のCPU46は内部メモリ47に保持している認証コードを取り出し、送信回路39に送る。送信回路39は受け取った認証コードを無線送信用の信号に変換し、送信アンテナ40に送る。送信アンテナ40は受け取った信号を無線でチューナーユニット32に向けて送出する。
チューナーユニット32は、受信アンテナ54によりテレビ31からの信号を受信すると、その信号を受信回路55に送る。受信回路55は受け取った信号を元の認証コードに戻し、CPU58に送る。CPU58は受信回路55から認証コードを受け取ると、認証コード設定動作により格納された内部メモリ59から認証コードを取り出し、受信した認証コードと内部メモリ59に保持していた認証コードとが一致するかどうかを確認する。
認証コードが一致した場合、チューナーユニット32はテレビ31に対して映像・音声信号の送信を開始する。認証コードが不一致の場合、チューナーユニット32は映像・音声信号の送信を開始しない。
このように、認証コード設定動作が行われた実施の形態5の無線伝送システムは、認証コード確認動作を行うことにより、テレビ31,チューナーユニット32間で認証コードの一致/不一致を確認することができる。
次に、チューナーユニット32がテレビ31に対して映像・音声情報(信号)を送信し、テレビ画面に表示されるまでの処理の流れの例を示す。
チューナーユニット32のCPU58は認証コードが一致するとチューナー回路50にデコード開始を指示する。チューナー回路50はCPU58からデコード開始の指示を受けるとチューナーで受信した放送信号を映像・音声情報に変換し無線信号変復調回路51に送る。無線信号変復調回路51は受け取った映像・音声情報(信号)を変調し送信回路52に送る。送信回路52は受け取った信号を無線送信用の信号に変換し送信アンテナ53に送る。送信アンテナ53は受け取った信号を無線で送信する。
テレビ31の受信アンテナ36は受信した信号を受信回路37に送る。受信回路37は受け取った信号をデジタル信号に変換し無線信号変復調回路38に送る。無線信号変復調回路38は受け取った信号を映像・音声情報に復調し、画像エンジン高画質化回路41に送る。
画像エンジン高画質化回路41は受け取った映像情報に高画質化処理を行い、パネル表示回路42に送る。パネル表示回路42は受け取った信号をパネル表示用の信号に変換し、パネル43に送る。パネル43は受け取った信号を映像として画面に表示する。
上述したように、実施の形態5の無線伝送システムは、認証コード設定動作及び認証コード確認動作を行うことにより、チューナーユニット32は予めHDMIケーブルを使って共通する認証コードを受け取ったテレビ31に対してのみ、映像・音声情報を送信することができる。また、一度認証コードを保持してしまった後も、テレビ31,チューナーユニット32間を再度HDMIケーブルで接続して、認証コード設定動作を再度行うことにより強制的に認証コードを書き換えるといったことも可能である。
本実施の形態では、工場で無線機器間の認証コード設定動作を行う場合を示したが、場所は工場に限定しない。本実施の形態では、テレビ31とチューナーユニット32で認証を行う例を示したが、認証を行う機器はこれに限定しない。例えば、テレビ31とレコーダーユニット33で認証を行う場合にも適用できる。
以下、図5で示した構成において、テレビ31とレコーダーユニット33との間で無線通信を行う際に必要な認証コード設定動作について説明する。
まず、テレビ31のHDMI端子44とレコーダーユニット33のHDMI端子88をHDMIケーブルで接続する。その結果、テレビ31とレコーダーユニット33とはHDMIケーブルを介した有線送受信が可能となる。
そして、HDMIケーブルによる接続を確認した後、テレビ31のCPU46は内部メモリ47から認証に必要な認証コードを取得し、HDMI回路45及びHDMI端子44を介してHDMIケーブルに送信する。
一方、HDMIケーブルの接続先であるレコーダーユニット33は認証コードが送信されてくると、HDMI端子88及びHDMI回路89を介してCPU90に送り、CPU90は受信した認証コードを内部メモリ91に登録することにより、認証コード設定動作は完了する。
本実施の形態では認証コードをテレビ31が保持している場合を示したが、これに限定しない。本実施の形態では認証コードを送信するためのケーブルとしてHDMIケーブルを用いているが、これに限定しない。
本実施の形態では、1対1で認証する場合を示したが、本方法を繰り返すことで複数台の機器に同じ認証コードを持たせることも可能である。
本実施の形態では、認証コードの無線伝送方式として映像・音声情報の周波数とは別の周波数を用いることで混信避ける方法を示したが、認証コードを映像・音声情報と同じ周波数,時分割で送信するようにしてもよい。
<実施の形態6>
図6はこの発明の実施の形態6である無線伝送システムにおける無線信号送信機器及び無線信号受信機器部分を示す説明図である。なお、図6で示す無線信号送信機器61は、図4で示すチューナーユニット32の無線信号変復調回路51、送信回路52、送信アンテナ53、受信アンテナ54及び受信回路55、あるいは図5で示すレコーダーユニット33の無線信号変復調回路83、送信回路84、送信アンテナ85、受信アンテナ86及び受信回路87の構成部分に相当する。
一方、図6で示す無線信号受信機器62は、図4及び図5で示すテレビ31の受信アンテナ36、受信回路37、無線信号変復調回路38、送信回路39及び送信アンテナ40の構成部分に相当する。
無線信号送信機器61は、制御情報(信号)を送受信するアンテナ63、制御情報のデジタル信号への変換及びデジタル信号の制御情報への変換を行う送受信回路64、デジタル信号の変復調を行う無線信号変復調回路65、及び変調したデジタル信号を映像・音声情報(信号)に変換する送信回路66、及び映像・音声情報を送信するアンテナ67を備えている。
無線信号受信機器62は、制御情報を送受信するアンテナ68、制御情報のデジタル信号への変換及びデジタル信号の制御情報への変換を行う送受信回路69、デジタル信号の変復調を行う無線信号変復調回路70、受信した映像・音声情報をデジタル信号に変換する受信回路71、及び映像信号を受信するアンテナ72を備えている。
また、映像信号の送受信にはMIMO技術を用いるものとし、以下では、映像・音声情報を送受信する無線伝送路を無線伝送路A、制御情報を送受信する伝送路を無線伝送路Bと呼ぶ場合がある。
MIMO技術を用いて映像信号を送受信する際、無線信号送信機器61と無線信号受信機器62の位置関係により無線信号の受信感度が変化する。
図7及び図8はこの発明の実施の形態6である無線伝送システムの構成を示す説明図である。図7及び図8に示すように、実施の形態6の無線伝送システムは、テレビ101及びチューナーユニット102、レコーダーユニット103、及びリモコン108で構成されている。なお、図7及び図8で示したテレビ101、チューナーユニット102、レコーダーユニット103及びリモコン108は、図1〜図3で示した実施の形態1〜実施の形態4のテレビ1、チューナーユニット2、レコーダーユニット3及びリモコン8として利用可能である。
テレビ101は図6の無線信号受信機器62と等価な無線通信機能を有しており、チューナーユニット102及びレコーダーユニット1033はそれぞれ図6で示した無線信号送信機器61と等価な無線通信機能を有している。
チューナーユニット102は内蔵されているチューナー104(図7,図8では存在を明確にするため外部構成要素のように示しているが実際には内蔵されている)を通して受信した放送信号を映像・音声情報に変換したものを、無線伝送路105を通してテレビ101に無線送信する無線映像等送信機器である。
レコーダーユニット103は、HDD等の記憶装置を備え、記録されている信号を映像・音声情報に変換したものを、無線伝送路106を通してテレビ101に無線送信する無線映像等送信機器である。また、レコーダーユニット103はディスク媒体107に映像・音声情報を読み書きすることができる装置を備えていてもよい。
図9は実施の形態6の無線伝送システムによる無線通信感度設定動作を示すフローチャートである。
以下、実施の形態6の無線伝送システムによる、無線信号の受信感度が高くなるように調整する無線通信感度設定動作の図7及び図8の構成例と図9のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS1において、ユーザーがリモコン108を操作してPOWERボタンを押下する。すると、リモコン信号伝送路109を通してリモコン信号が伝送され、テレビ101がリモコン信号を受信することでテレビ101に電源が投入される。
チューナーユニット102及びレコーダーユニット103も同様にして電源が投入される。チューナーユニット102及びレコーダーユニット103の電源投入方法としては、テレビ101がリモコン108からのPOWERボタンの信号を受けたときに、無線伝送路110及び無線伝送路111を通してチューナーユニット102及びレコーダーユニット103にPOWERボタンの信号を無線送信するようにしてもよい。
ステップS1でテレビ101,チューナーユニット102及びレコーダーユニット103に電源投入されると、ステップS2において、テレビ101の制御下で、無線伝送路A及び無線伝送路Bのいずれかである無線伝送路Cを使用してテレビ101と無線で信号の送受信を行う対応AV機器の存在の有無を開始する。
まず、ステップS3において、対応AV機器(対応する無線映像等送信機器)としてチューナーユニット102が存在するかどうかを確認し、チューナーユニット102の存在が確認できた場合、テレビ101はチューナーユニット102に対して認証コードを送信する。
チューナーユニット102はテレビ101から認証コードを受信すると自身が保持している認証コードと一致するかどうかを確認する認証コード確認動作を行う。なお、認証コード確認動作は実施の形態5の無線伝送システムと同様に行われる。
認証コードが一致した場合、チューナーユニット102はテレビ101に対してチューナーユニット認証完了を指示する情報を無線送信する。一方、認証コードが不一致の場合、チューナーユニット102はテレビ101に対してチューナーユニット認証失敗を指示する情報を無線送信する。
ステップS3のチューナー応答確認処理で、テレビ101がチューナーユニット認証完了の情報を無線受信した場合(Y)はステップS4に移行する。
ステップS4において、テレビ101とチューナーユニット102とのプロトコルを確立した(認証コードの一致が確認された)と認識し、ステップS7に移行する。
一方、ステップS3で、テレビ101がチューナーユニット102の存在を確認できなかった場合、またはチューナーユニット認証失敗を受信した場合(N)は、ステップS5に移行し、ステップS5において、リトライ回数が規定回数(N回)以下かどうかを確認する。
ステップS5で、リトライ回数が規定回数N以下であれば、ステップS6でテレビ101,チューナーユニット102間の無線伝送路Cの無線強度をアップして、再度、ステップS3のチューナー応答確認処理を行う。
一方、ステップS5で、リトライ回数が規定回数Nを超えている場合、ステップS7に移行する。この場合、チューナーユニット102はプロトコル確立失敗(ステップS4のチューナープロトコル確立処理不実行)となる。
次に、ステップS7のレコーダー応答確認処理において、対応AV機器としてレコーダーユニット103が存在するかどうかを確認し、レコーダーユニット103の存在が確認できた場合、テレビ101はレコーダーユニット103に対して認証コードを無線送信する。レコーダーユニット103はテレビ101から認証コードを無線受信すると自身が保持している認証コードと一致するかどうかを確認する。
認証コードが一致した場合、レコーダーユニット103はテレビ101に対してレコーダーユニット認証完了を指示する情報を無線送信する。また、認証コードが不一致の場合、レコーダーユニット103はテレビ101に対してレコーダーユニット認証失敗を指示する情報を無線送信する。
ステップS7において、テレビ101がレコーダーユニット認証完了を指示する情報を無線受信した場合、ステップS8に移行する。
ステップS8において、テレビ101とレコーダーユニット103との間のプロトコルを確立したと認識し、ステップS9に移行する。
一方、ステップS7において、テレビ101がレコーダーユニット103の存在を確認できなかった場合、またはレコーダーユニット認証失敗を受信した場合、ステップS10に移行し、ステップS10において、リトライ回数が規定回数(N回)以下かどうかを確認する。
ステップS10で、リトライ回数が規定回数N以下であれば、ステップS11でテレビ101,レコーダーユニット103間の無線伝送路Cの無線強度をアップして、再度、ステップS7のデコーダー応答確認処理を行う。
一方、ステップS10で、リトライ回数が規定回数Nを超えている場合、ステップS12に移行する。この場合、レコーダーユニット103はプロトコル確立失敗(ステップS8のデコーダープロトコル確立処理不実行)となる。
レコーダーユニット103のプロトコルが確立した場合、すなわち、ステップS8が実行された場合、ステップS9において、チューナープロトコル確立の有無が検証される。
ステップS9でチューナーユニット102のプロトコルも確立していれば(N)、ステップS13に移行し、テレビ101は「チューナーとレコーダーのプロトコルが確立できました」と表示する。そして、ステップS17に移行する。
一方、ステップS9で、チューナーユニット102のプロトコルは確立していなければ(Y)、ステップS14に移行し、テレビ101は「レコーダーのプロトコルが確立できました」と表示する。そして、ステップS17に移行する。
一方、レコーダーユニット103のプロトコル確立に失敗した場合に実行されるステップS12において、チューナーユニット102のプロトコルが確立していれば(N)、ステップS16に移行し、テレビ101は「チューナーのプロトコルが確立できました」と表示する。そして、ステップS17に移行する。
ステップS12において、チューナーユニット102のプロトコルも確立に失敗していれば(Y)、ステップS15に移行し、テレビ101は「プロトコルが確立できません」と表示する。そして、無線通信感度設定動作を終了する。
プロトコルを確立したユニット(無線映像等送信機器)が存在した場合、ステップS17において、テレビ101はプロトコルを確立したユニットに対して映像情報を無線送信するように指示する。
チューナーユニット102のプロトコルが確立している場合は無線伝送路110を通してチューナーユニット用映像情報送信開始の制御信号をテレビ101からチューナーユニット102に無線送信する。また、レコーダーユニット103のプロトコルが確立している場合は、無線伝送路111を通してレコーダーユニット用映像情報送信開始の制御信号をテレビ101からレコーダーユニット103に無線送信する。(チューナーユニット用,レコーダーユニット用)映像情報送信開始の制御信号を送信後、ステップS18に移行する。
ステップS18において、映像情報受信感度テスト動作を開始すると、図7あるいは図8で示すテレビ101の画面内に示されているように、チューナーユニット102及び/あるいはレコーダーユニット103から無線で送信されてくる映像情報の受信感度が文字やグラフを用いて表示される。
図7及び図8で示すテレビ101の画面表示例では、受信感度を棒グラフで表しており、グラフが右に行くほど受信感度が良いことを表す。また、棒グラフ中に示されている縦棒は、この縦棒よりも右に棒グラフが入れば、映像情報受信に適した受信感度になっていることを表し、文字でも受信感度OKと表示する。縦棒よりも左に棒グラフが入れば、映像信号受信に適していない受信感度であることを表し、文字で受信感度NGと表示する。
したがって、図7で示す例では、チューナーユニット2及びレコーダーユニット3は共に映像情報受信感度が良好であることを示しており、図8で示す例では、チューナーユニット2の映像情報受信感度が良好であるがレコーダーユニット3の映像情報受信感度は不良であることを示している。
そして、ステップS19において、受信感度の適・不適を判断し、ステップS18で測定した受信感度が全て良好な感度の場合、ステップS20に移行し、テレビ101とのプロトコルが確立したユニットのうち1つでも受信感度が不良な場合、ステップS21に移行する。
例えば、チューナーユニット102及びレコーダーユニット103とのプロトコルが確立され、かつチューナーユニット102から無線送信される映像情報及びレコーダーユニット103から無線送信される映像情報が共に適した受信感度になった場合、ステップS20に移行する。
一方、チューナーユニット102及びレコーダーユニット103とのプロトコルが確立されており、チューナーユニット102から無線送信される映像情報及びレコーダーユニット103から無線送信される映像情報のうち一方でも受信感度が不良になっていない場合、ステップS21に移行する。
ステップS20において、図7に示すテレビ101の画面表示例のように、チューナーユニット102及びレコーダーユニット103から無線送信される映像情報が共に受信感度OKと表示する。さらにテレビ101は、「問題なく接続できました」と表示する。
ステップS21において、テレビ101は、「**の向きを変更して下さい」と表示する。例えばチューナーユニット102からの無線送信される映像情報の受信感度が足りない場合は、図8に示すテレビ801の画面表示例のようにチューナーユニット102の受信感度NGを表示するとともに、「チューナーの向きを変更してください」と表示する。すなわち、テレビ101は、ユーザに対しチューナーユニット102の向きや位置を変えるように促す画像表示を行う。
ステップS21が実行されることは、ユーザに不良ユニットの設置状況の変更を促すことを意味する。したがって、ステップS21が実行された場合、ユーザは、テレビ101への受信感度改善を図るべく不良ユニットの設置状況の変更処理を行うことができる。
すなわち、ユーザは、定期的に受信感度の確認を行いながら、プロトコルが確立した全ユニットが受信感度OKになるまで、チューナーユニット102あるいはレコーダーユニット103の向きや位置の変更を繰り返すことができる。そして、全ユニット(チューナーユニット102,レコーダーユニット103)の受信感度OKになったら、ステップS20が実行される。
このような受信感度改善処理を実現可能にすべく、例えば、図9の点線で示したように、ステップS21受信感度NG後のステップS22において、不良ユニットの向きの変更等の受信感度改善処理を行う機会を与え、再びステップS17〜S21が実行されるようにする対応が考えられる。
図7及び図8で示したテレビ101の画面表示は一例であり、無線送信される映像情報の受信感度を確認するために他の表示方法を用いてもよい。
映像情報の無線送信では、受信感度が画質に影響するため、グラフや数値を用いて受信感度が最も高くなる位置を簡単にユーザーに知らせることが必要となる。
実施の形態6の無線伝送システムは、上記した映像情報受信感度テスト動作を行う受信感度テスト機能を有するため、ユーザは、テレビ101に画面上に表示される文字やグラフ、数値等で確認しながら、簡単にチューナーユニット102,レコーダーユニット103の映像情報の無線受信感度を調整することが可能となる効果を奏する。
1,31,101 テレビ、2,32,102 チューナーユニット、3,23,33,103 レコーダーユニット、4,104 チューナー、5,6,10〜12,105,106,110〜112 無線伝送路、7,107 ディスク媒体、8,34,108 リモコン、9,13,109 リモコン信号伝送路、14 有線伝送路、15 組合せ伝送路、44,56,88 HDMI端子、46,58,90 CPU、47,59,91 内部メモリ、61 無線信号送信機器、62 無線信号受信機器、63,67,68,72 アンテナ、64,69 送受信回路、66,71 送信回路、65,70 無線信号変復調回路。

Claims (7)

  1. 少なくとも映像情報の無線受信が可能な無線映像等受信機器と、
    各々が少なくとも映像情報の送信が可能な複数の映像等送信機器とを備え、前記複数の映像等送信機器は、前記無線映像等受信機器に対する少なくとも映像情報の無線送信が可能な少なくとも一つの無線映像等送信機器を含み、
    前記無線映像等受信機器及び前記少なくとも一つの無線映像等送信機器のうちのいずれかである映像情報送受信制御部は、前記複数の映像等送信機器のうち一の映像等送信機器を選択映像等送信機器として決定し、前記選択映像等送信機器より送信される映像情報である選択映像情報が前記無線映像等受信機器に無線送信されるように映像情報選択制御動作を行い、
    前記無線映像等受信機器及び前記少なくとも一つの無線映像等送信機器は、無線受信感度設定モード時に、無線通信で接続確立を試み、確立できなかった場合はリトライ回数が規定回数以下であれば無線強度をアップして再度接続確立を試み、
    接続確立できた場合は、前記少なくとも一つの無線映像等送信機器それぞれより映像情報を試験的に無線送信させ、前記無線映像等受信機器における前記映像情報の受信感度をテストする無線受信感度テスト機能を有することを特徴とする、
    無線伝送システム。
  2. 請求項1記載の無線伝送システムであって、
    前記複数の映像等送信機器及び前記少なくとも一つの無線映像等送信機器は共通に複数の無線映像等送信機器を含み、
    前記映像情報送受信制御部は前記無線映像等受信機器を含み、
    前記無線映像等受信機器は、前記複数の無線映像等送信機器それぞれに対し無線送信による制御を行うことにより前記映像情報選択制御動作を実行し、前記選択映像等送信機器より送信される前記選択映像情報を直接無線受信する、
    無線伝送システム。
  3. 請求項1記載の無線伝送システムであって、
    前記複数の映像等送信機器及び前記少なくとも一つの無線映像等送信機器は共通に複数の無線映像等送信機器を含み、
    前記映像情報送受信制御部は前記複数の無線映像等送信機器のうち一である制御用無線映像等送信機器を含み、
    前記制御用無線映像等送信機器は自身を除く前記複数の無線映像等送信機器に対し制御を行うことにより前記映像情報選択制御動作を実行し、前記選択映像等送信機器から前記選択映像情報を前記無線映像等受信機器に対し直接無線送信させる、
    無線伝送システム。
  4. 請求項1記載の無線伝送システムであって、
    前記複数の映像等送信機器は、無線送信が不能で少なくとも映像情報の有線送信が可能な少なくとも一つの有線映像等送信機器を含み、
    前記少なくとも一つの無線映像等送信機器は、前記少なくとも一つの有線映像等送信機器から前記選択映像情報を有線受信した場合、該選択映像情報を前記無線映像等受信機器に無線送信する代替送信を実行する中継用無線映像等送信機器を含み、
    前記映像情報送受信制御部は前記無線映像等受信機器を含み、
    前記無線映像等受信機器は前記少なくとも一つの無線映像等送信機器に対し無線送信により制御を行い、前記少なくとも一つの有線映像等送信機器に対し前記中継用無線映像等受信機器を介した制御を行うことにより前記映像情報選択制御動作を実行し、前記選択映像等送信機器が前記少なくとも一つの無線映像等送信機器の場合は前記選択映像情報を直接無線受信し、前記選択映像等送信機器が前記少なくとも一つの有線映像等送信機器の場合は前記選択映像情報を前記中継用無線映像等送信機器を介して無線受信する、
    無線伝送システム。
  5. 請求項1記載の無線伝送システムであって、
    前記複数の映像等送信機器は、無線送信が不能で少なくとも映像情報の有線送信が可能な少なくとも一つの有線映像等送信機器を含み、
    前記少なくとも一つの無線映像等送信機器は、前記少なくとも一つの有線映像等送信機器から前記選択映像情報を有線受信した場合、該選択映像情報を前記無線映像等受信機器に無線送信する代替送信を実行する中継用無線映像等送信機器を含み、
    前記映像情報送受信制御部は前記少なくとも一つの無線映像等送信機器のうち一である制御用無線映像等送信機器を含み、
    前記制御用無線映像等送信機器は自身を除く前記少なくとも一つの無線映像等送信機器に対し無線送信により制御を行い、前記少なくとも一つの有線映像等送信機器に対する制御を行うことにより前記映像情報選択制御動作を実行し、前記選択映像等送信機器が前記少なくとも一つの無線映像等送信機器の場合は前記選択映像情報を前記無線映像等受信機器に直接無線送信させ、前記選択映像等送信機器が前記少なくとも一つの有線映像等送信機器の場合は前記選択映像情報を前記中継用無線映像等送信機器を介して無線送信させる、
    無線伝送システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のうち、いずれか1項に記載の無線伝送システムであって、
    前記映像情報送受信制御部に対し、前記複数の映像等送信機器のうち前記選択映像情報を送信すべき機器を指示する映像情報切り換えコマンドを無線送信する切り換えコマンド送信部をさらに備え、
    前記映像情報送受信制御部は、前記映像情報切り換えコマンドに基づき、前記映像情報選択制御動作を実行し、
    前記コマンド送信部から前記映像情報送受信制御部への前記映像情報切り換えコマンドの無線送信は、シングルアンテナを利用した指向性の持たせない方式で行われる、
    無線伝送システム。
  7. 請求項1ないし請求項6のうち、いずれか1項に記載の無線伝送システムであって、
    前記無線映像等受信機器は有線による情報の送受信が可能な第1の有線送受信部をさらに有し、
    前記少なくとも一つの無線映像等送信機器はそれぞれ有線による情報の送受信が可能な第2の有線送受信部をさらに有し、
    前記無線映像等受信機器と前記少なくとも一つの無線映像等送信機器それぞれとの間において、前記第1の有線送受信部と前記第2の有線送受信部との間を有線送受信可能に接続して、両者に共通の認証コードを設定する認証コード設定機能を持たせたことを特徴とする、
    無線伝送システム。
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