JP2014066945A - ズームレンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】F値が明るく、高倍率化を図った光学系や、大型センサーを搭載した光学系の近距離被写体撮影時においても、全ズーム範囲に亘り高い光学性能を図る。
【解決手段】ズームレンズは、第1および第2のフォーカスレンズ群を備える。第1のフォーカスレンズ群は、負の屈折力を有し、遠距離から近距離へのフォーカシングの際に光軸に沿って像側方向に移動する。第2のフォーカスレンズ群は、正の屈折力を有し、第1のフォーカスレンズ群より像側に配置されて、フォーカシングの際に光軸に沿って移動する。第1および第2のフォーカスレンズ群は、互いに連動して移動する。
【選択図】図1

Description

本技術は、ズームレンズに関する。詳しくは、近距離被写体撮影時においても、全ズーム範囲に亘り高い光学性能を有する、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、監視カメラ等に適したズームレンズ、および、そのズームレンズを使用した撮像装置に関する。
近年、デジタルスチルカメラの市場は非常に大きなものとなっており、ユーザのデジタルスチルカメラに対する要望も多岐に亘っている。高画質化や小型化は言うまでもなく、さらに近年では撮影レンズの高倍率化やF値の明るさ、より近距離の被写体撮影が可能なマクロ仕様への要望も非常に大きくなってきている。一般に、小型化および高倍率化を図ったズームレンズにおいては、フォーカシングのために移動するレンズ群を1つだけ設定し、そのフォーカスレンズ群を光軸方向に移動させることによりフォーカシングを行うタイプのものが多く採用されている。特に、合焦の速さやアクチュエータの負荷低減、さらにはフォーカスユニットの小型化が要求されるズームレンズの場合、駆動するレンズ群の重量を軽量化する必要がある。そのため、比較的フォーカスレンズの小型化および軽量化を行いやすい、いわゆるインナーフォーカスタイプや、リアフォーカスタイプの光学系がよく知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−301474号公報
上述のようなフォーカスタイプの光学系の場合、フォーカスレンズ群を光学系の像に近い位置に配置することにより、像面湾曲収差やコマ収差の補正を改善している。そのため、フォーカシング時における像面湾曲収差やコマ収差の発生が大きくなり、近距離被写体撮影時に画質劣化を伴うことが多い。特に、実焦点距離が長いことから光学系の像倍率が大きくなりやすいズームレンズの望遠側や、大型センサー搭載の光学系の場合、遠景から近接被写体への合焦時に必要なフォーカスレンズ移動量が大きくなるため、この傾向が極めて顕著になる。さらに、F値が明るく、焦点深度が浅い光学系においては、これによる画質劣化が著しく発生してしまう。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、F値が明るく、高倍率化を図った光学系や、大型センサーを搭載した光学系の近距離被写体撮影時においても、全ズーム範囲に亘り高い光学性能を図ることを目的とする。なお、ここでは大型センサーとして、例えば、1/1.7型、2/3型、1.0型、APS、35mm版などを想定する。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、遠距離から近距離へのフォーカシングの際に光軸に沿って像側方向に移動する負の屈折力を有する第1のフォーカスレンズ群と、上記第1のフォーカスレンズ群より像側に配置されて、フォーカシングの際に光軸に沿って移動する正の屈折力を有する第2のフォーカスレンズ群とを備え、上記第1および第2のフォーカスレンズ群が互いに連動して移動するズームレンズである。これにより、第1のフォーカスレンズ群と第2のフォーカスレンズ群とを互いに連動させて収差補正させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記第2のフォーカスレンズ群が、遠距離から近距離へのフォーカシングの際に光軸に沿って像側方向に移動するようにしてもよい。これにより、第1および第2のフォーカスレンズ群を光軸に沿って像側方向に移動させることにより、収差補正させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記第1および第2のフォーカスレンズ群が、以下の条件式(a)乃至(d)を満たすようにしてもよい。
条件式(a): (1−βAW 2)×(βBihind_AW2 < 0
条件式(b): (1−βAT 2)×(βBihind_AT2 < 0
条件式(c): (1−βBW 2)×(βBihind_BW2 > 0
条件式(d): (1−βBT 2)×(βBihind_BT2 > 0
但し、βAWは上記第1のフォーカスレンズ群の広角端における横倍率、βBihind_AWは上記第1のフォーカスレンズ群より像側光学系の広角端における横倍率、βAT:上記第1のフォーカスレンズ群の望遠端における横倍率、βBihind_ATは上記第1のフォーカスレンズ群より像側光学系の望遠端における横倍率、βBW:上記第2のフォーカスレンズ群の広角端における横倍率、βBihind_BWは上記第2のフォーカスレンズ群より像側光学系の広角端における横倍率、βBT:上記第2のフォーカスレンズ群の望遠端における横倍率、βBihind_BTは上記第2のフォーカスレンズ群より像側光学系の望遠端における横倍率とする。
また、この第1の側面において、上記第1および第2のフォーカスレンズ群のフォーカシング時におけるレンズ移動距離の相対関係が、ズームポジション毎に変化するようにしてもよい。ズームポジションを変化させた際に、変動量の関係性が変化するため、これに応じてレンズ移動距離の相対関係を変化させることが効果的だからである。
また、この第1の側面において、上記第1および第2のフォーカスレンズ群のフォーカシング時におけるレンズ移動距離が、互いに線形の関係となるようにしてもよい。これにより、フォーカスレンズ駆動のためのアクチュエータ制御や、フォーカスレンズ駆動に関連するレンズ鏡筒設計を簡素化させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記第1および第2のフォーカスレンズ群のフォーカシング時におけるレンズ移動距離が、以下の条件式(e)および(f)を満たすようにしてもよい。
条件式(e): 0 ≦ DBW/DAW < 1.0
条件式(f): 0.5 < DBT/DAT < 1.5
但し、DAWは上記第1のフォーカスレンズ群の広角端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離、DBWは上記第2のフォーカスレンズ群の広角端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離、DATは上記第1のフォーカスレンズ群の望遠端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離、DBTは上記第2のフォーカスレンズ群の望遠端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離とする。
また、この第1の側面において、上記第1のフォーカスレンズ群が、1枚の負レンズのみから構成されるようにしてもよい。これにより、駆動するレンズ群を小型化および軽量化させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記第2のフォーカスレンズ群が、1枚の正レンズのみから構成されるようにしてもよい。これにより、駆動するレンズ群を小型化および軽量化させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記第1および第2のフォーカスレンズ群が、光学系の最も像側に順に並んで配置されるようにしてもよい。これにより、レンズ鏡筒を小型化させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、正の屈折力を有する第1ズームレンズ群と、負の屈折力を有する第2ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第3ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第4ズームレンズ群とを物体側から順に配置することにより構成され、上記第1のフォーカスレンズ群は、上記第3ズームレンズ群の最も像側に配置される負レンズであり、上記第2のフォーカスレンズ群は、上記第4ズームレンズ群を構成する正レンズであるように構成してもよい。
一方、この第1の側面において、正の屈折力を有する第1ズームレンズ群と、負の屈折力を有する第2ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第3ズームレンズ群と、負の屈折力を有する第4ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第5ズームレンズ群とを物体側から順に配置することにより構成され、上記第1のフォーカスレンズ群は、上記第4ズームレンズ群を構成する負レンズであり、上記第2のフォーカスレンズ群は、上記第5ズームレンズ群を構成する正レンズであるように構成してもよい。
また、本技術の第2の側面は、遠距離から近距離へのフォーカシングの際に光軸に沿って像側方向に移動する負の屈折力を有する第1のフォーカスレンズ群と、上記第1のフォーカスレンズ群より像側に配置されて、フォーカシングの際に光軸に沿って移動する正の屈折力を有する第2のフォーカスレンズ群とを備えて、上記第1および第2のフォーカスレンズ群が互いに連動して移動するズームレンズと、上記ズームレンズにより形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを具備する撮像装置である。これにより、撮像装置のズームレンズにおいて、第1のフォーカスレンズ群と第2のフォーカスレンズ群とを互いに連動させて収差補正させるという作用をもたらす。
本技術によれば、F値が明るく、高倍率化を図った光学系や、大型センサーを搭載した光学系の近距離被写体撮影時においても、全ズーム範囲に亘り高い光学性能を図ることができるという優れた効果を奏し得る。
本技術の第1の実施の形態におけるズームレンズのレンズ構成を示す図である。 本技術の第1の実施の形態のズームレンズの広角端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。 本技術の第1の実施の形態のズームレンズの望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。 本技術の第1の実施の形態のズームレンズの広角端状態における至近合焦時の諸収差図である。 本技術の第1の実施の形態のズームレンズの望遠端状態における至近合焦時の諸収差図である。 本技術の第2の実施の形態におけるズームレンズのレンズ構成を示す図である。 本技術の第2の実施の形態のズームレンズの広角端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。 本技術の第2の実施の形態のズームレンズの望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。 本技術の第2の実施の形態のズームレンズの広角端状態における至近合焦時の諸収差図である。 本技術の第2の実施の形態のズームレンズの望遠端状態における至近合焦時の諸収差図である。 本技術の第3の実施の形態におけるズームレンズのレンズ構成を示す図である。 本技術の第3の実施の形態のズームレンズの広角端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。 本技術の第3の実施の形態のズームレンズの望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。 本技術の第3の実施の形態のズームレンズの広角端状態における至近合焦時の諸収差図である。 本技術の第3の実施の形態のズームレンズの望遠端状態における至近合焦時の諸収差図である。 本技術の第4の実施の形態におけるズームレンズのレンズ構成を示す図である。 本技術の第4の実施の形態のズームレンズの広角端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。 本技術の第4の実施の形態のズームレンズの望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。 本技術の第4の実施の形態のズームレンズの広角端状態における至近合焦時の諸収差図である。 本技術の第4の実施の形態のズームレンズの望遠端状態における至近合焦時の諸収差図である。 本技術の第5の実施の形態におけるズームレンズのレンズ構成を示す図である。 本技術の第5の実施の形態のズームレンズの広角端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。 本技術の第5の実施の形態のズームレンズの望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図である。 本技術の第5の実施の形態のズームレンズの広角端状態における至近合焦時の諸収差図である。 本技術の第5の実施の形態のズームレンズの望遠端状態における至近合焦時の諸収差図である。 本技術の第1乃至第5の実施の形態によるズームレンズを撮像装置100に適用した例を示す図である。
本開示のズームレンズは、遠距離から近距離へのフォーカシングの際に光軸に沿って像側方向に移動する負の屈折力を有するフォーカスレンズ群Aを有している。また、このフォーカスレンズ群Aは、以下の条件式(a)および(b)を満たす。
条件式(a): (1−βAW 2)×(βBihind_AW2 < 0
条件式(b): (1−βAT 2)×(βBihind_AT2 < 0
但し、
βAW:フォーカスレンズ群Aの広角端における横倍率
βBihind_AW:フォーカスレンズ群Aより像側光学系の広角端における横倍率
βAT:フォーカスレンズ群Aの望遠端における横倍率
βBihind_AT:フォーカスレンズ群Aより像側光学系の望遠端における横倍率
とする。
本開示のズームレンズをこのようなフォーカス構成にすることにより、フォーカシングの際に移動するためのスペースを光学系内に確保しやすくなるという利点がある。
また、条件式(a)および(b)は、それぞれ広角端および望遠端における、フォーカスレンズ群Aのフォーカス敏感度を示す式である。この式は、フォーカスレンズ群Aが像側に移動することによって遠距離から近距離に合焦する役割を有することを示している。条件式(a)および(b)の上限を超えてゼロ以上の数値になった場合、フォーカスレンズ群Aを像側に移動することによって遠距離から近距離にフォーカシングすることが困難になってしまう。
また、本開示のズームレンズにおいては、以下の条件式(a')および(b')をさらに満足することがより好ましい。
条件式(a'): −0.5<(1−βAW 2)×(βBihind_AW2 < −0.3
条件式(b'): −1.5<(1−βAT 2)×(βBihind_AT2 < −0.5
条件式(a')および(b')を満足する場合、上述のレンズ構成によるメリットを最大限に引き出すことが可能となる。もし、条件式(a')および(b')の上限を超えて大きくなり過ぎると、フォーカスレンズ群Aのフォーカシングのために必要な移動ストロークが長くなり過ぎてしまう。そのため、光学系が大型化し、または、カメラとしての最短撮影距離を十分に近くまで寄せることが困難になる。一方、下限を超えて小さくなり過ぎると、フォーカスレンズ群Aの屈折力が強くなり、収差の発生が大きくなり過ぎるため画質劣化を招くおそれがある。
本開示のズームレンズは、フォーカスレンズ群Aよりも像側の位置に、フォーカシングの際に光軸に沿って移動する正の屈折力を有するフォーカスレンズ群Bを備える。そして、このズームレンズは、フォーカスレンズ群AおよびBが互いに連動して移動するフローティングフォーカス方式を採用する。
このような構成にすることにより、フォーカスレンズ群Aのフォーカシング時における発生諸収差(例えば、球面収差、像面湾曲収差、コマ収差)を、フォーカスレンズ群Bにより補正することが可能となる。そのため、近距離被写体合焦時における高画質を図ることができる。
また、フォーカスレンズ群Bは、以下の条件式(c)および(d)を満たす。
条件式(c): (1−βBW 2)×(βBihind_BW2 > 0
条件式(d): (1−βBT 2)×(βBihind_BT2 > 0
但し、
βBW:フォーカスレンズ群Bの広角端における横倍率
βBihind_BW:フォーカスレンズ群Bより像側光学系の広角端における横倍率
βBT:フォーカスレンズ群Bの望遠端における横倍率
βBihind_BT:フォーカスレンズ群Bより像側光学系の望遠端における横倍率
とする。
これら条件式(c)および(d)は、それぞれ広角端および望遠端における、フォーカスレンズ群Bのフォーカス敏感度を示す式である。フォーカスレンズ群B自体は本来、前方に向けて至近に合焦するが、それを敢えて後ろに下げるというレンズの動かし方をこの式は規定している。条件式(c)および(d)の下限を超えてゼロ以下の数値になった場合、フォーカスレンズ群Aとフォーカス敏感度の符号が等しくなってしまう。そのため、フォーカスレンズ群Aのフォーカシング時において発生する諸収差をフォーカスレンズ群Bで良好に補正することが困難になってしまう。
また、本開示のズームレンズにおいては、以下の条件式(c')および(d')をさらに満足するとともに、遠距離から近距離へのフォーカシングの際に光軸に沿って像側方向に移動するように構成することがより好ましい。
条件式(c'): 0.25 <(1−βBW 2)×(βBihind_BW2 < 0.5
条件式(d'): 0.25 <(1−βBT 2)×(βBihind_BT2 < 0.5
フォーカシング時に、フォーカスレンズ群Bを上述のようにフォーカスレンズ群Aと同方向に移動させることにより、フォーカスレンズ群Aのフォーカシング時に発生する諸収差(特に、像面湾曲収差とコマ収差)を、発生とは逆方向に補正することができる。そのため、近距離被写体撮影時においても良好な画質を得ることが可能となる。
また、条件式(c')および(d')を同時に満足させることにより、上述のレンズ構成によるメリットを最大限に引き出すことが可能となる。もし、条件式(c')および(d')の下限を超えて小さくなり過ぎると、フォーカスレンズ群Bのフォーカシングのために必要な移動ストロークが長くなり過ぎてしまう。そのため、光学系が大型化し、または、カメラとしての最短撮影距離を十分に近くまで寄せることが困難になる。一方、上限を超えて小さくなり過ぎると、フォーカスレンズ群Bの屈折力が強くなり、収差の発生が大きくなり過ぎるため画質劣化を招くおそれがある。
本開示のズームレンズは、フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時におけるレンズ移動距離の相対関係が、ズームポジション毎に変化する。そして、フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時におけるレンズ移動距離が、各ズームポジションにおいて互いに線形の関係であり、以下の条件式(e)および(f)を満足するように構成される。
条件式(e): 0 ≦ DBW/DAW < 1.0
条件式(f): 0.5 < DBT/DAT < 1.5
但し、
AW:フォーカスレンズ群Aの広角端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離
BW:フォーカスレンズ群Bの広角端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離
AT:フォーカスレンズ群Aの望遠端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離
BT:フォーカスレンズ群Bの望遠端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離
とする。
フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時における移動量の相対関係をズームポジション毎に変化させることにより、フローティングフォーカスによる収差補正効果がズームポジション毎に最適化される。これにより、結果として、全ズーム域と全フォーカス距離に対して高画質を図ることが可能となる。
さらに、フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時におけるレンズ移動距離が、各ズームポジションにおいて互いに線形の関係になるよう設定することにより、フォーカスレンズ駆動を行うためのアクチュエータ制御やレンズ鏡筒設計が簡素となる。そのため、カメラの量産時に発生する性能のバラつきを低減することが可能となる。
また、条件式(e)および(f)は、それぞれ広角端と望遠端における、フォーカスレンズ群Aに対するフォーカスレンズ群Bの移動距離比を示す式である。もし、条件式(e)および(f)の上限を超えて大きくなり過ぎる場合、フォーカスレンズ群Bのフォーカスレンズ群Aに対する移動量が大きくなり過ぎる。そのため、移動ストロークを確保するために光学系が大型化し、または、移動ストロークが足りなくなってカメラとしての最短撮影距離を十分に近くまで寄せることが困難になる。一方、条件式(e)の下限を超えてマイナスの数値になる場合、フォーカスレンズ群Aとフォーカスレンズ群Bの移動方向がそれぞれ逆向きになるため、上述のようにフローティングフォーカスによるフォーカシング時の収差補正を適切に行うことが困難になる。また、条件式(f)の下限を超えて小さくなり過ぎる場合は、フローティングフォーカスにおけるフォーカスレンズ群Bによる収差補正効果を十分に引き出せなくなるおそれがある。
また、本開示のズームレンズにおいては、以下の条件式(e')および(f')をさらに満足することがより好ましい。
条件式(e'): 0 ≦ DBW/DAW < 0.75
条件式(f'): 0.85 < DBT/DAT < 1.35
条件式(e')および(f')を満足することにより、上述のようなフローティングフォーカスの相対移動量の関係がより適正化され、結果として収差補正効果を最大限に引き出すことが可能となる。
本開示のズームレンズは、光学系内のフォーカスレンズ群AおよびBが、それぞれ1枚のレンズで構成される。これにより、駆動するレンズ群の小型化や軽量化が実現できるため、アクチュエータへの負荷を低減することが可能となる上、フォーカススピードやフォーカス精度の向上を図ることが可能となる。
本開示のズームレンズは、光学系内のフォーカスレンズ群AおよびBが、光学系の最も像側に順に並んで配置される。これにより、例えば、F値決定部材(絞り)よりも物体側に配置されたレンズでフォーカシングする光学系等に比べて、フォーカシングに使用するレンズを光学設計的に小型化しやすくなる。そのため、フォーカスレンズ群の構成を可能な限り簡素にして、小型化および軽量化することが可能となり、また、それを駆動するアクチュエータやレンズ鏡筒構造も同時に小型化させることが可能となる。したがって、結果としてレンズ鏡筒の小型化を図ることが可能となる。
本開示のズームレンズは、正の屈折力を有する第1ズームレンズ群と、負の屈折力を有する第2ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第3ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第4ズームレンズ群とを物体側から順に配置することにより構成される。この場合、フォーカスレンズ群Aは第3ズームレンズ群の最も像側に配置される負レンズであり、フォーカスレンズ群Bは第4ズームレンズ群を構成する正レンズである。
本開示のズームレンズは、正の屈折力を有する第1ズームレンズ群と、負の屈折力を有する第2ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第3ズームレンズ群と、負の屈折力を有する第4ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第5ズームレンズ群とを物体側から順に配置することにより構成される。この場合、フォーカスレンズ群Aは第4ズームレンズ群を構成する負レンズであり、フォーカスレンズ群Bは第5ズームレンズ群を構成する正レンズである。
このようなズーム構成およびフォーカス構成にすることにより、小型化および高倍率化、さらには十分に明るいF値を実現する。さらに、上述のフローティングフォーカスの効果を十分に発揮させることによって、全ズーム域、および、遠景から近距離撮影に亘る全フォーカス域において、良好な収差補正が行われた、高画質なズームレンズを得ることが可能となる。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(数値実施例1)
2.第2の実施の形態(数値実施例2)
3.第3の実施の形態(数値実施例3)
4.第4の実施の形態(数値実施例4)
5.第5の実施の形態(数値実施例5)
6.適用例(撮像装置)
なお、以下の各表や説明において示した記号の意味等については、下記に示す通りである。すなわち、「si」は物体側から数えてi番目の面を意味する面番号を示す。「ri」は物体側から数えて第i番目の面の曲率半径を示す。「di」は物体側から数えて第i番目の面と第i+1番目の面との間の軸上面間隔を示す。「ni」は物体側に第i面を有する硝材のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示す。「νi」は物体側に第i面を有する硝材のd線に対するアッベ数を示す。そして、曲率半径に関し「INFINITY」は、当該面が平面であることを示す。また、面番号に付された「ASP」は、当該面が非球面形状で構成されていることを示す。また、面番号における「STO」は、当該面が開口絞りになっていることを示す。また、「f」は焦点距離を示す。「Fno」はF値(Fナンバー)を示す。「ω」は半画角を示す。
また、各実施の形態において用いられるズームレンズには、上述のようにレンズ面が非球面によって構成されるものがある。レンズ面の頂点から光軸方向の距離(サグ量)を「x」、光軸と垂直な方向の高さを「y」、レンズ頂点での近軸曲率を「c」、円錐(コーニック)定数を「к」とすると、
x=cy2/(1+(1−(1+к)c221/2
+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10
によって定義されるものとする。なお、A4、A6、A8およびA10は、それぞれ第4次、第6次、第8次および第10次の非球面係数である。
<1.第1の実施の形態>
[レンズ構成]
図1は、本技術の第1の実施の形態におけるズームレンズのレンズ構成を示す図である。この第1の実施の形態におけるズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1ズームレンズ群GR1と、負の屈折力を有する第2ズームレンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3ズームレンズ群GR3と、正の屈折力を有する第4ズームレンズ群GR4とから構成される。
第1ズームレンズ群GR1は、物体側から像側へ順に、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL11および物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL12が接合されてなる接合レンズから構成される。
第2ズームレンズ群GR2は、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL21と、負レンズL22と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL23とを、物体側から像側へ順に配置することにより構成される。
第3ズームレンズ群GR3は、正レンズL31と、正レンズL32および負レンズL33の接合レンズと、像側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL34と、正レンズL35と、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL36とを、物体側から像側へ順に配置することにより構成される。
第4ズームレンズ群GR4は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL41から構成される。
第3ズームレンズ群GR3の物体側には、開口絞りSTOが配置される。また、第4ズームレンズ群GR4と像面IMGとの間には、フィルタSGが配置される。
このズームレンズでは、負レンズL36をフォーカスレンズ群Aとし、正レンズL41をフォーカスレンズ群Bとして、フォーカシングの際にフォーカスレンズ群AおよびBが互いに連動して移動するフローティングフォーカス方式を採用する。遠距離から近距離へのフォーカシングの際には、フォーカスレンズ群AおよびBは光軸に沿って像側方向に移動する。フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時におけるレンズ移動距離の相対関係は、ズームポジション毎に変化する。また、フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時におけるレンズ移動距離は、互いに線形の関係を示す。
[ズームレンズの緒元]
表1に、第1の実施の形態におけるズームレンズに具体的数値を適用した数値実施例1のレンズデータを示す。
Figure 2014066945
この第1の実施の形態におけるズームレンズでは、第2ズームレンズ群GR2の負レンズL21の両面(第4面、第5面)、正レンズL23の両面(第8面、第9面)、第3ズームレンズ群GR3の正レンズL31の両面(第11面、第12面)、正レンズL34の両面(第16面、第17面)、第4ズームレンズ群GR4の正レンズL41の両面(第22面、第23面)は、非球面に形成される。これら各面の円錐定数к、第4次、第6次、第8次および第10次の非球面係数A4、A6、A8およびA10を、表2に示す。なお、表2および以下の非球面係数を示す表において「E−i」は10を底とする指数表現、すなわち、「10-i」を表しており、例えば、「0.12345E−05」は「0.12345×10-5」を表している。
Figure 2014066945
表3に、この数値実施例1の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における焦点距離f、F値Fnoおよび半画角ωを示す。
Figure 2014066945
この第1の実施の形態におけるズームレンズでは、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、被写体距離を無限遠とした場合には、第1ズームレンズ群GR1と第2ズームレンズ群GR2との間の面間隔d3、第2ズームレンズ群GR2と第3ズームレンズ群GR3との間の面間隔d9、正レンズL35と負レンズL36との間の面間隔d19、第3ズームレンズ群GR3と第4ズームレンズ群GR4との間の面間隔d21、第4ズームレンズ群GR4とフィルタSGとの間の面間隔d23が変化する。この場合における各面間隔の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における可変間隔を表4に示す。
Figure 2014066945
また、この第1の実施の形態におけるズームレンズでは、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、被写体距離を至近とした場合には、正レンズL35と負レンズL36との間の面間隔d19、第3ズームレンズ群GR3と第4ズームレンズ群GR4との間の面間隔d21、第4ズームレンズ群GR4とフィルタSGとの間の面間隔d23が変化する。この場合における各面間隔の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における可変間隔を表5に示す。
Figure 2014066945
[ズームレンズの収差]
図2および3は、本技術の第1の実施の形態におけるズームレンズの無限遠合焦時の諸収差図である。図2は広角端状態、図3は望遠端状態における各収差図を示す。これらの図において、aは球面収差図、bは非点収差図(像面湾曲図)、cは歪曲収差図をそれぞれ示している。
図4および5は、本技術の第1の実施の形態におけるズームレンズの至近合焦時の諸収差図である。図4は広角端状態、図5は望遠端状態における各収差図を示す。これらの図において、同様に、aは球面収差図、bは非点収差図(像面湾曲図)、cは歪曲収差図をそれぞれ示している。
なお、これら球面収差図および以下の球面収差図において、実線はd線(587.6nm)、破線はg線(波長435.8nm)における値を示す。また、これら非点収差図および以下の非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面における値を示す。
各収差図から、数値実施例1は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<2.第2の実施の形態>
[レンズ構成]
図6は、本技術の第2の実施の形態におけるズームレンズのレンズ構成を示す図である。この第2の実施の形態におけるズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1ズームレンズ群GR1と、負の屈折力を有する第2ズームレンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3ズームレンズ群GR3と、正の屈折力を有する第4ズームレンズ群GR4とから構成される。
第1ズームレンズ群GR1は、物体側から像側へ順に、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL11および物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL12が接合されてなる接合レンズから構成される。
第2ズームレンズ群GR2は、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL21と、負レンズL22と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL23とを、物体側から像側へ順に配置することにより構成される。
第3ズームレンズ群GR3は、正レンズL31と、正レンズL32および負レンズL33の接合レンズと、像側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL34と、正レンズL35と、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL36とを、物体側から像側へ順に配置することにより構成される。
第4ズームレンズ群GR4は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL41から構成される。
第3ズームレンズ群GR3の物体側には、開口絞りSTOが配置される。また、第4ズームレンズ群GR4と像面IMGとの間には、フィルタSGが配置される。
このズームレンズでは、負レンズL36をフォーカスレンズ群Aとし、正レンズL41をフォーカスレンズ群Bとして、フォーカシングの際にフォーカスレンズ群AおよびBが互いに連動して移動するフローティングフォーカス方式を採用する。遠距離から近距離へのフォーカシングの際には、フォーカスレンズ群AおよびBは光軸に沿って像側方向に移動する。フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時におけるレンズ移動距離の相対関係は、ズームポジション毎に変化する。また、フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時におけるレンズ移動距離は、互いに線形の関係を示す。
[ズームレンズの緒元]
表6に、第2の実施の形態におけるズームレンズに具体的数値を適用した数値実施例2のレンズデータを示す。
Figure 2014066945
この第2の実施の形態におけるズームレンズでは、第2ズームレンズ群GR2の負レンズL21の両面(第4面、第5面)、正レンズL23の両面(第8面、第9面)、第3ズームレンズ群GR3の正レンズL31の両面(第11面、第12面)、正レンズL34の両面(第16面、第17面)、第4ズームレンズ群GR4の正レンズL41の両面(第22面、第23面)は、非球面に形成される。これら各面の円錐定数к、第4次、第6次、第8次および第10次の非球面係数A4、A6、A8およびA10を、表7に示す。
Figure 2014066945
表8に、この数値実施例2の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における焦点距離f、F値Fnoおよび半画角ωを示す。
Figure 2014066945
この第2の実施の形態におけるズームレンズでは、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、被写体距離を無限遠とした場合には、第1ズームレンズ群GR1と第2ズームレンズ群GR2との間の面間隔d3、第2ズームレンズ群GR2と第3ズームレンズ群GR3との間の面間隔d9、正レンズL35と負レンズL36との間の面間隔d19、第3ズームレンズ群GR3と第4ズームレンズ群GR4との間の面間隔d21、第4ズームレンズ群GR4とフィルタSGとの間の面間隔d23が変化する。この場合における各面間隔の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における可変間隔を表9に示す。
Figure 2014066945
また、この第2の実施の形態におけるズームレンズでは、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、被写体距離を至近とした場合には、正レンズL35と負レンズL36との間の面間隔d19、第3ズームレンズ群GR3と第4ズームレンズ群GR4との間の面間隔d21、第4ズームレンズ群GR4とフィルタSGとの間の面間隔d23が変化する。この場合における各面間隔の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における可変間隔を表10に示す。
Figure 2014066945
[ズームレンズの収差]
図7および8は、本技術の第2の実施の形態におけるズームレンズの無限遠合焦時の諸収差図である。図7は広角端状態、図8は望遠端状態における各収差図を示す。これらの図において、aは球面収差図、bは非点収差図(像面湾曲図)、cは歪曲収差図をそれぞれ示している。
図9および10は、本技術の第2の実施の形態におけるズームレンズの至近合焦時の諸収差図である。図9は広角端状態、図10は望遠端状態における各収差図を示す。これらの図において、同様に、aは球面収差図、bは非点収差図(像面湾曲図)、cは歪曲収差図をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例2は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<3.第3の実施の形態>
[レンズ構成]
図11は、本技術の第3の実施の形態におけるズームレンズのレンズ構成を示す図である。この第3の実施の形態におけるズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1ズームレンズ群GR1と、負の屈折力を有する第2ズームレンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3ズームレンズ群GR3と、正の屈折力を有する第4ズームレンズ群GR4とから構成される。
第1ズームレンズ群GR1は、物体側から像側へ順に、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL11および物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL12が接合されてなる接合レンズから構成される。
第2ズームレンズ群GR2は、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL21と、負レンズL22と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL23とを、物体側から像側へ順に配置することにより構成される。
第3ズームレンズ群GR3は、正レンズL31と、正レンズL32および負レンズL33の接合レンズと、像側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL34と、正レンズL35と、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL36とを、物体側から像側へ順に配置することにより構成される。
第4ズームレンズ群GR4は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL41から構成される。
第3ズームレンズ群GR3の物体側には、開口絞りSTOが配置される。また、第4ズームレンズ群GR4と像面IMGとの間には、フィルタSGが配置される。
このズームレンズでは、負レンズL36をフォーカスレンズ群Aとし、正レンズL41をフォーカスレンズ群Bとして、フォーカシングの際にフォーカスレンズ群AおよびBが互いに連動して移動するフローティングフォーカス方式を採用する。遠距離から近距離へのフォーカシングの際には、フォーカスレンズ群AおよびBは光軸に沿って像側方向に移動する。フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時におけるレンズ移動距離の相対関係は、ズームポジション毎に変化する。また、フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時におけるレンズ移動距離は、互いに線形の関係を示す。
[ズームレンズの緒元]
表11に、第3の実施の形態におけるズームレンズに具体的数値を適用した数値実施例3のレンズデータを示す。
Figure 2014066945
この第3の実施の形態におけるズームレンズでは、第2ズームレンズ群GR2の負レンズL21の両面(第4面、第5面)、正レンズL23の両面(第8面、第9面)、第3ズームレンズ群GR3の正レンズL31の両面(第11面、第12面)、正レンズL34の両面(第16面、第17面)、第4ズームレンズ群GR4の正レンズL41の両面(第22面、第23面)は、非球面に形成される。これら各面の円錐定数к、第4次、第6次、第8次および第10次の非球面係数A4、A6、A8およびA10を、表12に示す。
Figure 2014066945
表13に、この数値実施例3の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における焦点距離f、F値Fnoおよび半画角ωを示す。
Figure 2014066945
この第3の実施の形態におけるズームレンズでは、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、被写体距離を無限遠とした場合には、第1ズームレンズ群GR1と第2ズームレンズ群GR2との間の面間隔d3、第2ズームレンズ群GR2と第3ズームレンズ群GR3との間の面間隔d9、正レンズL35と負レンズL36との間の面間隔d19、第3ズームレンズ群GR3と第4ズームレンズ群GR4との間の面間隔d21、第4ズームレンズ群GR4とフィルタSGとの間の面間隔d23が変化する。この場合における各面間隔の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における可変間隔を表14に示す。
Figure 2014066945
また、この第3の実施の形態におけるズームレンズでは、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、被写体距離を至近とした場合には、正レンズL35と負レンズL36との間の面間隔d19、第3ズームレンズ群GR3と第4ズームレンズ群GR4との間の面間隔d21、第4ズームレンズ群GR4とフィルタSGとの間の面間隔d23が変化する。この場合における各面間隔の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における可変間隔を表15に示す。
Figure 2014066945
[ズームレンズの収差]
図12および13は、本技術の第3の実施の形態におけるズームレンズの無限遠合焦時の諸収差図である。図12は広角端状態、図13は望遠端状態における各収差図を示す。これらの図において、aは球面収差図、bは非点収差図(像面湾曲図)、cは歪曲収差図をそれぞれ示している。
図14および15は、本技術の第3の実施の形態におけるズームレンズの至近合焦時の諸収差図である。図14は広角端状態、図15は望遠端状態における各収差図を示す。これらの図において、同様に、aは球面収差図、bは非点収差図(像面湾曲図)、cは歪曲収差図をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例3は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<4.第4の実施の形態>
[レンズ構成]
図16は、本技術の第4の実施の形態におけるズームレンズのレンズ構成を示す図である。この第4の実施の形態におけるズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1ズームレンズ群GR1と、負の屈折力を有する第2ズームレンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3ズームレンズ群GR3と、正の屈折力を有する第4ズームレンズ群GR4とから構成される。
第1ズームレンズ群GR1は、物体側から像側へ順に、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL11および物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL12が接合されてなる接合レンズから構成される。
第2ズームレンズ群GR2は、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL21と、負レンズL22と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL23とを、物体側から像側へ順に配置することにより構成される。
第3ズームレンズ群GR3は、正レンズL31と、正レンズL32および負レンズL33の接合レンズと、像側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL34と、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL35とを、物体側から像側へ順に配置することにより構成される。すなわち、他の実施の形態と異なり、この第4の実施の形態におけるズームレンズでは、第3ズームレンズ群GR3は5枚のレンズ構成となっている。
第4ズームレンズ群GR4は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL41から構成される。
第3ズームレンズ群GR3の物体側には、開口絞りSTOが配置される。また、第4ズームレンズ群GR4と像面IMGとの間には、フィルタSGが配置される。
このズームレンズでは、負レンズL35をフォーカスレンズ群Aとし、正レンズL41をフォーカスレンズ群Bとして、フォーカシングの際にフォーカスレンズ群AおよびBが互いに連動して移動するフローティングフォーカス方式を採用する。遠距離から近距離へのフォーカシングの際には、フォーカスレンズ群AおよびBは光軸に沿って像側方向に移動する。フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時におけるレンズ移動距離の相対関係は、ズームポジション毎に変化する。また、フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時におけるレンズ移動距離は、互いに線形の関係を示す。
[ズームレンズの緒元]
表16に、第4の実施の形態におけるズームレンズに具体的数値を適用した数値実施例4のレンズデータを示す。
Figure 2014066945
この第4の実施の形態におけるズームレンズでは、第2ズームレンズ群GR2の負レンズL21の両面(第4面、第5面)、正レンズL23の両面(第8面、第9面)、第3ズームレンズ群GR3の正レンズL31の両面(第11面、第12面)、正レンズL34の両面(第16面、第17面)、第4ズームレンズ群GR4の正レンズL41の両面(第20面、第21面)は、非球面に形成される。これら各面の円錐定数к、第4次、第6次、第8次および第10次の非球面係数A4、A6、A8およびA10を、表17に示す。
Figure 2014066945
表18に、この数値実施例4の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における焦点距離f、F値Fnoおよび半画角ωを示す。
Figure 2014066945
この第4の実施の形態におけるズームレンズでは、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、被写体距離を無限遠とした場合には、第1ズームレンズ群GR1と第2ズームレンズ群GR2との間の面間隔d3、第2ズームレンズ群GR2と第3ズームレンズ群GR3との間の面間隔d9、正レンズL34と負レンズL35との間の面間隔d17、第3ズームレンズ群GR3と第4ズームレンズ群GR4との間の面間隔d19、第4ズームレンズ群GR4とフィルタSGとの間の面間隔d21が変化する。この場合における各面間隔の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における可変間隔を表19に示す。
Figure 2014066945
また、この第4の実施の形態におけるズームレンズでは、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、被写体距離を至近とした場合には、正レンズL34と負レンズL35との間の面間隔d17、第3ズームレンズ群GR3と第4ズームレンズ群GR4との間の面間隔d19、第4ズームレンズ群GR4とフィルタSGとの間の面間隔d21が変化する。この場合における各面間隔の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における可変間隔を表20に示す。
Figure 2014066945
[ズームレンズの収差]
図17および18は、本技術の第4の実施の形態におけるズームレンズの無限遠合焦時の諸収差図である。図17は広角端状態、図18は望遠端状態における各収差図を示す。これらの図において、aは球面収差図、bは非点収差図(像面湾曲図)、cは歪曲収差図をそれぞれ示している。
図19および20は、本技術の第4の実施の形態におけるズームレンズの至近合焦時の諸収差図である。図19は広角端状態、図20は望遠端状態における各収差図を示す。これらの図において、同様に、aは球面収差図、bは非点収差図(像面湾曲図)、cは歪曲収差図をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例4は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<5.第5の実施の形態>
[レンズ構成]
図21は、本技術の第5の実施の形態におけるズームレンズのレンズ構成を示す図である。この第5の実施の形態におけるズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1ズームレンズ群GR1と、負の屈折力を有する第2ズームレンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3ズームレンズ群GR3と、負の屈折力を有する第4ズームレンズ群GR4と、正の屈折力を有する第5ズームレンズ群GR5とから構成される。
第1ズームレンズ群GR1は、物体側から像側へ順に、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL11および物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL12が接合されてなる接合レンズから構成される。
第2ズームレンズ群GR2は、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL21と、負レンズL22と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL23とを、物体側から像側へ順に配置することにより構成される。
第3ズームレンズ群GR3は、正レンズL31と、正レンズL32および負レンズL33の接合レンズと、像側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL34と、正レンズL35とを、物体側から像側へ順に配置することにより構成される。
第4ズームレンズ群GR4は、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL41から構成される。
第5ズームレンズ群GR5は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL51から構成される。
第3ズームレンズ群GR3の物体側には、開口絞りSTOが配置される。また、第5ズームレンズ群GR5と像面IMGとの間には、フィルタSGが配置される。
このズームレンズでは、負レンズL41をフォーカスレンズ群Aとし、正レンズL51をフォーカスレンズ群Bとして、フォーカシングの際にフォーカスレンズ群AおよびBが互いに連動して移動するフローティングフォーカス方式を採用する。すなわち、他の実施の形態と異なり、フォーカスレンズ群Aを第3ズームレンズ群GR3から独立させた形式になっている。遠距離から近距離へのフォーカシングの際には、フォーカスレンズ群AおよびBは光軸に沿って像側方向に移動する。フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時におけるレンズ移動距離の相対関係は、ズームポジション毎に変化する。また、フォーカスレンズ群AおよびBのフォーカシング時におけるレンズ移動距離は、互いに線形の関係を示す。
[ズームレンズの緒元]
表21に、第5の実施の形態におけるズームレンズに具体的数値を適用した数値実施例5のレンズデータを示す。
Figure 2014066945
この第5の実施の形態におけるズームレンズでは、第2ズームレンズ群GR2の負レンズL21の両面(第4面、第5面)、正レンズL23の両面(第8面、第9面)、第3ズームレンズ群GR3の正レンズL31の両面(第11面、第12面)、正レンズL34の両面(第16面、第17面)、第5ズームレンズ群GR5の正レンズL51の両面(第22面、第23面)は、非球面に形成される。これら各面の円錐定数к、第4次、第6次、第8次および第10次の非球面係数A4、A6、A8およびA10を、表22に示す。
Figure 2014066945
表23に、この数値実施例5の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における焦点距離f、F値Fnoおよび半画角ωを示す。
Figure 2014066945
この第5の実施の形態におけるズームレンズでは、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、被写体距離を無限遠とした場合には、第1ズームレンズ群GR1と第2ズームレンズ群GR2との間の面間隔d3、第2ズームレンズ群GR2と第3ズームレンズ群GR3との間の面間隔d9、正レンズL35と負レンズL41との間の面間隔d19、第4ズームレンズ群GR4と第5ズームレンズ群GR5との間の面間隔d21、第5ズームレンズ群GR5とフィルタSGとの間の面間隔d23が変化する。この場合における各面間隔の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における可変間隔を表24に示す。
Figure 2014066945
また、この第5の実施の形態におけるズームレンズでは、広角端状態と望遠端状態の間の変倍に際して、被写体距離を至近とした場合には、正レンズL35と負レンズL41との間の面間隔d19、第4ズームレンズ群GR4と第5ズームレンズ群GR5との間の面間隔d21、第5ズームレンズ群GR5とフィルタSGとの間の面間隔d23が変化する。この場合における各面間隔の広角端状態、中間焦点距離状態および望遠端状態における可変間隔を表25に示す。
Figure 2014066945
[ズームレンズの収差]
図22および23は、本技術の第5の実施の形態におけるズームレンズの無限遠合焦時の諸収差図である。図22は広角端状態、図23は望遠端状態における各収差図を示す。これらの図において、aは球面収差図、bは非点収差図(像面湾曲図)、cは歪曲収差図をそれぞれ示している。
図24および25は、本技術の第5の実施の形態におけるズームレンズの至近合焦時の諸収差図である。図24は広角端状態、図25は望遠端状態における各収差図を示す。これらの図において、同様に、aは球面収差図、bは非点収差図(像面湾曲図)、cは歪曲収差図をそれぞれ示している。
各収差図から、数値実施例5は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[条件式のまとめ]
表26に第1乃至5の実施の形態の数値実施例1乃至5における各値を示す。この値からも明らかなように、条件式(a)乃至(f)を満足することがわかる。また、各収差図に示すように、広角端および望遠端において、各種収差もバランスよく補正されていることがわかる。
Figure 2014066945
<6.適用例>
[撮像装置の構成]
図26は、本技術の第1乃至5の実施の形態によるズームレンズを撮像装置100に適用した例を示す図である。この撮像装置100は、カメラブロック110と、カメラ信号処理部120と、画像処理部130と、表示部140と、リーダライタ150と、プロセッサ160と、操作受付部170と、レンズ駆動制御部180とを備えている。
カメラブロック110は、撮像機能を担うものであり、第1乃至5の実施の形態によるズームレンズ111と、そのズームレンズ111により形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子112とを備える。撮像素子112としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の光電変換素子を利用することができる。ズームレンズ111としては、ここでは、第1乃至第5の実施の形態のレンズ群を単レンズに簡略化して示している。
カメラ信号処理部120は、撮影された画像信号のアナログ−デジタル変換等の信号処理を行うものである。このカメラ信号処理部120は、撮像素子112からの出力信号に対してデジタル信号への変換を行う。また、このカメラ信号処理部120は、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の各種の信号処理を行う。
画像処理部130は、画像信号の記録再生処理を行うものである。この画像処理部130は、所定の画像データフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデータ仕様の変換処理等を行う。
表示部140は、撮影された画像等を表示するものである。この表示部140は、操作受付部170における操作状態や、撮影した画像等の各種のデータを、表示する機能を有している。この表示部140は、例えば液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)により構成することができる。
リーダライタ150は、メモリカード190に対して画像信号の書込みおよび読出しのアクセスを行うものである。このリーダライタ150は、画像処理部130によって符号化された画像データをメモリカード190に対して書き込み、また、メモリカード190に記録された画像データを読み出す。メモリカード190は、例えば、リーダライタ150に接続されたスロットに対して着脱可能な半導体メモリである。
プロセッサ160は、撮像装置の全体を制御するものである。このプロセッサ160は、撮像装置100に設けられた各回路ブロックを制御する制御処理部として機能し、操作受付部170からの操作指示信号等に基づいて各回路ブロックを制御する。
操作受付部170は、ユーザからの操作を受け付けるものである。この操作受付部170は、例えば、シャッター操作を行うためのシャッターレリーズボタンや、動作モードを選択するための選択スイッチ等によって実現することができる。この操作受付部170によって受け付けられた操作指示信号は、プロセッサ160に供給される。
レンズ駆動制御部180は、カメラブロック110に配置されたレンズの駆動を制御するものである。このレンズ駆動制御部180は、ズームレンズ111の各レンズを駆動するための(図示しない)モータ等を、プロセッサ160からの制御信号に基づいて制御する。
この撮像装置100では、撮影の待機状態においては、プロセッサ160による制御下でカメラブロック110において撮影された画像信号が、カメラ信号処理部120を介して表示部140に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、操作受付部170においてズーミングのための操作指示信号が受け付けられると、プロセッサ160はレンズ駆動制御部180に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部180の制御に基づいてズームレンズ111の所定のレンズが移動される。
操作受付部170においてシャッター操作が受け付けられると、撮影された画像信号がカメラ信号処理部120から画像処理部130に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデータフォーマットのデジタルデータに変換される。変換されたデータはリーダライタ150に出力され、メモリカード190に書き込まれる。
フォーカシングは、例えば、操作受付部170においてシャッターレリーズボタンが半押しされた場合や、記録(撮影)のために全押しされた場合等に行われる。この場合、プロセッサ160からの制御信号に基づいて、レンズ駆動制御部180がズームレンズ111の所定のレンズを移動させる。
メモリカード190に記録された画像データを再生する場合には、操作受付部170において受け付けられた操作に応じて、リーダライタ150によってメモリカード190から所定の画像データが読み出される。そして、画像処理部130によって伸張復号化処理が行われた後、再生画像信号が表示部140に出力されて、再生画像が表示される。
なお、上述の実施の形態においては撮像装置100をデジタルスチルカメラと想定した例を示したが、撮像装置100はデジタルスチルカメラに限られることはなく、デジタルビデオカメラ等のデジタル入出力機器として広く適用することができる。
このように、本技術の実施の形態によれば、遠距離から近距離へのフォーカシングの際に、フォーカスレンズ群AおよびBを光軸に沿って像側方向に移動させることにより、収差補正を効率よく行うことができる。これにより、全ズーム域および全フォーカス域において、高画質なズームレンズを実現することができる。
また、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)遠距離から近距離へのフォーカシングの際に光軸に沿って像側方向に移動する負の屈折力を有する第1のフォーカスレンズ群と、前記第1のフォーカスレンズ群より像側に配置されて、フォーカシングの際に光軸に沿って移動する正の屈折力を有する第2のフォーカスレンズ群とを備え、前記第1および第2のフォーカスレンズ群が互いに連動して移動するズームレンズ。
(2)前記第2のフォーカスレンズ群が、遠距離から近距離へのフォーカシングの際に光軸に沿って像側方向に移動する前記(1)に記載のズームレンズ。
(3)前記第1および第2のフォーカスレンズ群が、以下の条件式(a)乃至(d)を満たす前記(1)または(2)に記載のズームレンズ。
条件式(a): (1−βAW 2)×(βBihind_AW2 < 0
条件式(b): (1−βAT 2)×(βBihind_AT2 < 0
条件式(c): (1−βBW 2)×(βBihind_BW2 > 0
条件式(d): (1−βBT 2)×(βBihind_BT2 > 0
但し、
βAW:前記第1のフォーカスレンズ群の広角端における横倍率
βBihind_AW:前記第1のフォーカスレンズ群より像側光学系の広角端における横倍率
βAT:前記第1のフォーカスレンズ群の望遠端における横倍率
βBihind_AT:前記第1のフォーカスレンズ群より像側光学系の望遠端における横倍率
βBW:前記第2のフォーカスレンズ群の広角端における横倍率
βBihind_BW:前記第2のフォーカスレンズ群より像側光学系の広角端における横倍率
βBT:前記第2のフォーカスレンズ群の望遠端における横倍率
βBihind_BT:前記第2のフォーカスレンズ群より像側光学系の望遠端における横倍率
とする。
(4)前記第1および第2のフォーカスレンズ群のフォーカシング時におけるレンズ移動距離の相対関係が、ズームポジション毎に変化する前記(1)から(3)のいずれかに記載のズームレンズ。
(5)前記第1および第2のフォーカスレンズ群のフォーカシング時におけるレンズ移動距離が、互いに線形の関係である前記(1)から(4)のいずれかに記載のズームレンズ。
(6)前記第1および第2のフォーカスレンズ群のフォーカシング時におけるレンズ移動距離が、以下の条件式(e)および(f)を満たす前記(5)に記載のズームレンズ。
条件式(e): 0 ≦ DBW/DAW < 1.0
条件式(f): 0.5 < DBT/DAT < 1.5
但し、
AW:前記第1のフォーカスレンズ群の広角端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離
BW:前記第2のフォーカスレンズ群の広角端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離
AT:前記第1のフォーカスレンズ群の望遠端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離
BT:前記第2のフォーカスレンズ群の望遠端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離
とする。
(7)前記第1のフォーカスレンズ群が、1枚の負レンズのみから構成される前記(1)から(6)のいずれかに記載のズームレンズ。
(8)前記第2のフォーカスレンズ群が、1枚の正レンズのみから構成される前記(1)から(7)のいずれかに記載のズームレンズ。
(9)前記第1および第2のフォーカスレンズ群が、光学系の最も像側に順に並んで配置される前記(1)から(8)のいずれかに記載のズームレンズ。
(10)正の屈折力を有する第1ズームレンズ群と、負の屈折力を有する第2ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第3ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第4ズームレンズ群とを物体側から順に配置することにより構成され、
前記第1のフォーカスレンズ群は、前記第3ズームレンズ群の最も像側に配置される負レンズであり、
前記第2のフォーカスレンズ群は、前記第4ズームレンズ群を構成する正レンズである
前記(1)から(9)のいずれかに記載のズームレンズ。
(11)正の屈折力を有する第1ズームレンズ群と、負の屈折力を有する第2ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第3ズームレンズ群と、負の屈折力を有する第4ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第5ズームレンズ群とを物体側から順に配置することにより構成され、
前記第1のフォーカスレンズ群は、前記第4ズームレンズ群を構成する負レンズであり、
前記第2のフォーカスレンズ群は、前記第5ズームレンズ群を構成する正レンズである
前記(1)から(10)のいずれかに記載のズームレンズ。
(12)実質的にレンズパワーを有さないレンズをさらに有する前記(1)から(11)のいずれかに記載のズームレンズ。
(13)遠距離から近距離へのフォーカシングの際に光軸に沿って像側方向に移動する負の屈折力を有する第1のフォーカスレンズ群と、前記第1のフォーカスレンズ群より像側に配置されて、フォーカシングの際に光軸に沿って移動する正の屈折力を有する第2のフォーカスレンズ群とを備えて、前記第1および第2のフォーカスレンズ群が互いに連動して移動するズームレンズと、
前記ズームレンズにより形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子と
を具備する撮像装置。
(14)前記ズームレンズにおいて実質的にレンズパワーを有さないレンズをさらに具備する前記(13)に記載の撮像装置。
100 撮像装置
110 カメラブロック
111 ズームレンズ
112 撮像素子
120 カメラ信号処理部
130 画像処理部
140 表示部
150 リーダライタ
160 プロセッサ
170 操作受付部
180 レンズ駆動制御部
190 メモリカード

Claims (12)

  1. 遠距離から近距離へのフォーカシングの際に光軸に沿って像側方向に移動する負の屈折力を有する第1のフォーカスレンズ群と、前記第1のフォーカスレンズ群より像側に配置されて、フォーカシングの際に光軸に沿って移動する正の屈折力を有する第2のフォーカスレンズ群とを備え、前記第1および第2のフォーカスレンズ群が互いに連動して移動するズームレンズ。
  2. 前記第2のフォーカスレンズ群が、遠距離から近距離へのフォーカシングの際に光軸に沿って像側方向に移動する請求項1記載のズームレンズ。
  3. 前記第1および第2のフォーカスレンズ群が、以下の条件式(a)乃至(d)を満たす請求項1記載のズームレンズ。
    条件式(a): (1−βAW 2)×(βBihind_AW2 < 0
    条件式(b): (1−βAT 2)×(βBihind_AT2 < 0
    条件式(c): (1−βBW 2)×(βBihind_BW2 > 0
    条件式(d): (1−βBT 2)×(βBihind_BT2 > 0
    但し、
    βAW:前記第1のフォーカスレンズ群の広角端における横倍率
    βBihind_AW:前記第1のフォーカスレンズ群より像側光学系の広角端における横倍率
    βAT:前記第1のフォーカスレンズ群の望遠端における横倍率
    βBihind_AT:前記第1のフォーカスレンズ群より像側光学系の望遠端における横倍率
    βBW:前記第2のフォーカスレンズ群の広角端における横倍率
    βBihind_BW:前記第2のフォーカスレンズ群より像側光学系の広角端における横倍率
    βBT:前記第2のフォーカスレンズ群の望遠端における横倍率
    βBihind_BT:前記第2のフォーカスレンズ群より像側光学系の望遠端における横倍率
    とする。
  4. 前記第1および第2のフォーカスレンズ群のフォーカシング時におけるレンズ移動距離の相対関係が、ズームポジション毎に変化する請求項1記載のズームレンズ。
  5. 前記第1および第2のフォーカスレンズ群のフォーカシング時におけるレンズ移動距離が、互いに線形の関係である請求項1記載のズームレンズ。
  6. 前記第1および第2のフォーカスレンズ群のフォーカシング時におけるレンズ移動距離が、以下の条件式(e)および(f)を満たす請求項5記載のズームレンズ。
    条件式(e): 0 ≦ DBW/DAW < 1.0
    条件式(f): 0.5 < DBT/DAT < 1.5
    但し、
    AW:前記第1のフォーカスレンズ群の広角端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離
    BW:前記第2のフォーカスレンズ群の広角端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離
    AT:前記第1のフォーカスレンズ群の望遠端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離
    BT:前記第2のフォーカスレンズ群の望遠端におけるフォーカシング時のレンズ移動距離
    とする。
  7. 前記第1のフォーカスレンズ群が、1枚の負レンズのみから構成される請求項1記載のズームレンズ。
  8. 前記第2のフォーカスレンズ群が、1枚の正レンズのみから構成される請求項1記載のズームレンズ。
  9. 前記第1および第2のフォーカスレンズ群が、光学系の最も像側に順に並んで配置される請求項1記載のズームレンズ。
  10. 正の屈折力を有する第1ズームレンズ群と、負の屈折力を有する第2ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第3ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第4ズームレンズ群とを物体側から順に配置することにより構成され、
    前記第1のフォーカスレンズ群は、前記第3ズームレンズ群の最も像側に配置される負レンズであり、
    前記第2のフォーカスレンズ群は、前記第4ズームレンズ群を構成する正レンズである
    請求項1記載のズームレンズ。
  11. 正の屈折力を有する第1ズームレンズ群と、負の屈折力を有する第2ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第3ズームレンズ群と、負の屈折力を有する第4ズームレンズ群と、正の屈折力を有する第5ズームレンズ群とを物体側から順に配置することにより構成され、
    前記第1のフォーカスレンズ群は、前記第4ズームレンズ群を構成する負レンズであり、
    前記第2のフォーカスレンズ群は、前記第5ズームレンズ群を構成する正レンズである
    請求項1記載のズームレンズ。
  12. 遠距離から近距離へのフォーカシングの際に光軸に沿って像側方向に移動する負の屈折力を有する第1のフォーカスレンズ群と、前記第1のフォーカスレンズ群より像側に配置されて、フォーカシングの際に光軸に沿って移動する正の屈折力を有する第2のフォーカスレンズ群とを備えて、前記第1および第2のフォーカスレンズ群が互いに連動して移動するズームレンズと、
    前記ズームレンズにより形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子と
    を具備する撮像装置。
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