JP2014063221A - 制御装置、制御装置の制御方法、被制御装置、電子機器、制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents

制御装置、制御装置の制御方法、被制御装置、電子機器、制御プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが容易に電子機器の筐体を把持できるようにすることで、ユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】ユーザ操作(7a)により指定された入力面(41)における位置と、当該入力面の地面に対する角度情報(2b)とを取得する角度取得部(11b)と、角度情報(2b)が地面に対して略垂直である場合、入力面(41)における把持領域で、位置が時間しきい値を超過した時間だけ検知され続けたか否かを判定する位置角度判定部12aと、通常状態から休止状態に遷移させる遷移情報(1)を、演算部(30)に送出する情報送出部(13)とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、被制御装置の動作状態の遷移を制御する制御装置に関するものである。
タッチパネルなどの入力面を備えた表示面を有する電子機器が広く普及するなか、ユーザが当該電子機器に手書き入力を行う機会が増えている。例えば、タブレット型端末をはじめとする情報端末や一部の家庭用ゲーム機においては、ユーザが指やスタイラスなどの指示具(以下、単に「指示具」と称する)で手書き操作を行うことにより、文字や図形などを入力する形態が一般的である。
したがって、上記電子機器における手書き入力の利便性を向上させる技術が、広く開発されている。例えば、下記の特許文献1には、2つのタッチ領域が検出された場合、両タッチ領域の面積を比較し、小面積のタッチ領域を有効とし、大面積のタッチ領域を無効とするタッチパネル装置が開示されている。
また、下記の特許文献2には、所望の操作キーの操作のみを無効にし、その無効操作を簡易に行うことができる表示機能付き端末装置が開示されている。さらに、下記の特許文献3には、表面と接触する様々な手の部分を識別する方法が開示されている。
特開2006−039686号公報(2006年02月09日公開) 特開2009−181244号公報(2009年08月13日公開) 特開2012−099161号公報(2012年05月24日公開)
図7に基づいて、従来の電子機器の問題点を説明する。図7は、従来の電子機器の問題点が現れるシーンを表した模式図である。図7の(a)は、ユーザが電子機器を持ち歩く様子を表し、(b)は、その場合にユーザの指が入力面に接触していることを表す。
図7の(a)および(b)に示すように、ユーザが電子機器を持ち歩いた場合、当該電子機器を把持する指や掌底(母指球および小指球)が入力面に接触したままの状態となることが多い。上記入力面を備えた表示面の筐体に占める割合が増加するに伴って、当該筐体において把持可能な部分が減少しているからである。
上記状態において、上記の特許文献1に記載されたタッチパネル装置に例示される従来の電子機器は、上記接触によって当該電子機器に入力のための操作が行われたと誤認識する。したがって、ユーザが電子機器を持ち歩くのみで、当該電子機器を操作していない場合であっても、従来の電子機器は休止状態に遷移できない。上記の特許文献2および3に記載された従来の技術においても、同様の問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、入力面で検知した情報を識別し、ユーザが容易に筐体を把持できるようにすることによって、ユーザの利便性を向上させる制御装置等を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、ユーザの操作により指定された入力面における位置を検知可能な被制御装置が所定の性能で処理を実行する第1の状態と、前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態との間で、当該被制御装置を遷移させる遷移情報を送出する制御装置であって、前記ユーザの操作により指定された入力面における位置と、当該入力面の地面に対する角度とを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された角度が地面に対して略垂直である場合、前記入力面における所定の領域で、前記位置が第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けたと判定される場合、前記第1の状態から第2の状態に遷移させる遷移情報を、前記被制御装置に送出する送出手段とを備えている。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置の制御方法は、ユーザの操作により指定された入力面における位置を検知可能な被制御装置が所定の性能で処理を実行する第1の状態と、前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態との間で、当該被制御装置を遷移させる遷移情報を送出する制御装置の制御方法であって、前記ユーザの操作により指定された入力面における位置と、当該入力面の地面に対する角度とを取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された角度が地面に対して略垂直である場合、前記入力面における所定の領域で、前記位置が第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けたか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けたと判定される場合、前記第1の状態から第2の状態に遷移させる遷移情報を、前記被制御装置に送出する送出ステップとを含んでいる。
本発明の一態様に係る制御装置および当該装置の制御方法は、入力面で検出した情報が、ユーザが当該制御装置を含む電子機器を把持するために接触させた指によって入力されたものか、ユーザが当該電子機器を操作するために接触させた指示具によって入力されたものかを適切に識別し、前者によって入力された情報と識別される場合、上記制御装置等は被制御装置に遷移情報を送出できる。
したがって、本発明の一態様に係る制御装置および当該装置の制御方法は、ユーザに上記電子機器の筐体を容易に把持させることができるため、ユーザの利便性を向上させることができるという効果を奏する。
本発明の一実施の形態に係るタブレット型端末の要部構成を示すブロック図である。 (a)は、上記タブレット型端末の外観例を表した模式図であり、(b)は、ユーザによる当該タブレット型端末の操作例を表した模式図である。 入力面における把持領域の例を示した模式図である。 位置角度判定部によって所定の判定がなされる場合の、ユーザによる上記タブレット型端末の使用態様を表す模式図であり、(a)は、ユーザが上記タブレット型端末を両手で把持する様子を示し、(b)は、ユーザの肘が床についた状態で、当該ユーザが上記タブレット型端末を片手で把持する様子を示す。 上記タブレット型端末で実行される処理の前半部分の一例を示すフローチャートである。 上記タブレット型端末で実行される処理の後半部分の一例を示すフローチャートである。 従来の電子機器の問題点が現れるシーンを表した模式図であり、(a)は、ユーザが電子機器を持ち歩く様子を表し、(b)は、その場合にユーザの指が入力面に接触していることを表す。
図1〜図6に基づいて、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
〔タブレット型端末100の概要〕
図1に基づいて、タブレット型端末100の概略を説明する。図1は、タブレット型端末100の要部構成を示すブロック図である。
タブレット型端末(電子機器)100は、ユーザの操作により指定された位置(以下では「接触位置」ともいう)を検知可能な入力面41を備えた機器である。図1に示すように、タブレット型端末100は、制御部10と演算部30とを含む。
制御部(制御装置)10は、ユーザ操作(ユーザの操作)7aにより指定された入力面41における位置を検知可能な演算部30が所定の性能で処理を実行する通常状態(第1の状態)と、当該所定の性能より低い性能で処理を実行する休止状態(第2の状態)との間で、当該演算部を遷移させる遷移情報1を送出する。
演算部(被制御装置)30は、ユーザ操作7aにより指定された入力面41における位置を検知可能であり、所定の性能で処理を実行する通常状態および当該所定の性能より低い性能で処理を実行する休止状態のいずれか一方の状態で動作する。
ここで、休止状態(第2の状態)とは、演算部30に含まれる一部の機能を停止させたり、演算部30が動作する周波数や電圧等を変更したりすることによって、消費電力や性能などを抑制している状態をいう。休止状態は、省電力状態や縮退状態など、「通常の性能より低い性能で処理を実行する状態」を広く含む。
一方、通常状態(第1の状態)とは休止状態でない状態をいい、「通常の性能」(所定の性能)とは、通常状態で発揮される演算部30の性能をいう。一般的なタブレット型端末は、入力面によって一定時間ユーザの操作が検知されない場合、通常状態から休止状態に遷移し、入力面によってユーザの操作が検知された場合、休止状態から通常状態に遷移することが通常である。
前述したように、例えばユーザがタブレット型端末を持ち歩く場合、当該タブレット型端末を把持するユーザの指(掌底(母指球および小指球)を含む)が入力面に接触したままの状態となることが考えられる。
この状態において、従来のタブレット型端末は、上記接触によって当該タブレット型端末に入力のための操作が行われたと誤認識する。したがって、ユーザがタブレット型端末を持ち歩くのみで、当該タブレット型端末を操作していない場合であっても、従来のタブレット型端末は、休止状態に遷移することができない。
一方、タブレット型端末100においては、入力面41によって検出された接触が、当該タブレット型端末を操作するユーザの指によるものか、当該タブレット型端末を把持するユーザの指によるものかを、制御部10が識別する。後者と識別される場合、制御部10は、遷移情報1を演算部30に送出する。当該遷移情報を受信した演算部30は、休止状態に遷移して、当該タブレット型端末の所定の処理を実行する。
なお、休止状態においてタブレット型端末100が実行する所定の処理は、例えばメールの着信を監視したり、メモリに展開したデータを再配置したりなど、ユーザによる明示的な操作を必要とすることなく、バックグラウンドで実行可能な処理を含む。ただし、上記所定の処理は上記例に限定されず、他の一般的な処理であってもよい。
したがって、タブレット型端末100、制御部10、演算部30は、ユーザに筐体を容易に把持させることができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
〔タブレット型端末100の外観および操作例〕
図2に基づいて、タブレット型端末100の外観および操作の一例を説明する。図2の(a)は、タブレット型端末100の外観例を表した模式図であり、図2の(b)は、ユーザによるタブレット型端末100の操作例を表した模式図である。
図2の(a)に示すように、タブレット型端末100は、入力面41、表示面72、および電源スイッチ43を備える。
なお、各構成が有する機能を明示するために、図1は入力面41と表示面72とを分離して示すが、例えば入力面41をタッチパネルで、表示面72を液晶ディスプレイで実現する場合、図2の(a)に示すように、両者は一体として構成されてよい。これにより、入力面41に対するスタイラス4の接触位置と、表示面72が当該接触に応じて表示する図形等の表示位置とが一致するため、ユーザは自然な入力感覚を得ることができる。
図2の(b)に示すように、ユーザはスタイラス4を用いて入力面41をタッチし、タブレット型端末100に当該入力面における位置を指定することにより(入力面上の座標を与えることにより)、アイコンを選択するなどの指示情報をタブレット型端末100に与えることができる。
なお、図2の(b)は、ユーザがタブレット型端末100を左手で把持し、右手に把持したスタイラス4を入力面41に接触させる様子を図示した。しかし、ユーザがタブレット型端末100またはスタイラス4を把持する手は、右手であってもよいし、左手であってもよい。
また、ユーザはタブレット型端末100を操作するために、スタイラスなどの指示具ではなく指を用いることもできる。すなわち、本記載をとおして、「スタイラス」および「指示具」には「ユーザの指」が含まれる。
さらに、「ユーザが入力面にスタイラスを接触させる」として説明した。しかし、入力面41が、例えばスタイラスの近接を検知可能なタッチパネルである場合、タブレット型端末100は、入力面41に対するスタイラスの近接を検出することによっても、接触の場合と同様に動作可能である。
上記のように、タブレット型端末100は携帯型の情報端末である。ここで、タブレット型端末100と同等の機能は、携帯電話、スマートフォン、パーソナルコンピュータなどでも実現できることに注意する。すなわち、所定の動作に必要な情報を取得可能な電子機器でありさえすれば、端末はタブレット型端末でなくともよい。
〔タブレット型端末100の構成〕
図1に基づいて、タブレット型端末100の構成を説明する。なお、記載の簡潔性を担保する観点から、本実施の形態に直接関係のない部分は構成の説明およびブロック図から省略した(例えば、図2は電源スイッチ43を示すが、図1はこれを省略した)。ただし、実施の実情に則して、タブレット型端末100は当該省略した構成を含んでもよい。
以下、入力部40(入力面41、入力制御部42)、制御部10(位置情報取得部11a、角度取得部11b、加速度取得部11c、圧力取得部11d、面積取得部11e)、演算部30(情報受信部31、アプリケーション実行部32)、表示部70(表示制御部71、表示面72)の順序で各構成が担う機能を説明する。
入力部40は、ユーザからの操作(ユーザ操作7a)を受け付ける。入力部40は、入力面41と入力制御部42とを含む。
入力面41は、当該入力面に接触したスタイラス4の当該入力面上における位置の情報を含む入力信号7bを入力制御部42に出力する。なお、入力面41は、入力信号7bを出力可能な機器でありさえすれば、ハードウェアの種類はタッチパネルに限定されない。
入力制御部42は、入力面41から入力信号7bを所定の時間間隔で取得し、当該入力信号に含まれる入力面41における位置情報2a(例えば2次元の座標)を位置取得部11aおよび演算部30に出力する。また、入力制御部42は、当該入力信号を計測部20(角度計測部21、加速度計測部22、圧力計測部23、面積計測部24)に出力する。
計測部20は、入力面41の地面に対する角度、タブレット型端末100の加速度、接触位置の圧力、および接触位置の面積を計測可能な各種センサを備えた機器である。計測部20は、角度計測部21、加速度計測部22、圧力計測部23、および面積計測部24を含む。
角度計測部21は、入力面41の地面に対する角度を示す情報(角度情報2b)を取得し、当該角度情報を角度取得部11bに出力する。角度計測部21は、例えばジャイロセンサで実現できる。
加速度計測部22は、タブレット型端末100の加速度を示す情報(加速度情報2c)を取得し、当該加速度情報を加速度取得部11cに出力する。加速度計測部22は、例えば加速度センサで実現できる。
圧力計測部23は、入力面41の接触位置に加わった圧力を示す情報(圧力情報2d)を取得し、当該圧力情報を圧力取得部11dに出力する。圧力計測部23は、例えば入力面41に一体として形成された圧力センサで実現できる。
面積計測部24は、接触面積(入力面41に接触した指の面積)を示す情報(面積情報2e)を取得し、当該面積情報を面積取得部11eに出力する。入力面41が静電容量方式を採用したタッチパネルの場合、特別なセンサを搭載しなくとも、接触面積は従来の技術により取得可能である。
面積計測部24は、面積情報2eを圧力計測部23に出力してもよい。この場合、圧力計測部23は、面積計測部24から入力された面積情報2eに応じた圧力を計測できる。すなわち、入力面41に加わる圧力が強いほど、スタイラス4またはユーザの指や掌底(母指球および小指球)が当該入力面に接触する面積が増加することから、圧力計測部23は、例えば面積情報2eを入力とする所定の関数にしたがう計算(例えば、指数関数などの非線形な関数にしたがう計算など)を行うことによっても圧力情報2dを取得できる。
制御部(制御装置)10は、演算部30に遷移情報1を送出することによって、当該演算部を通常状態と休止状態との間で遷移させることができる。制御部10は、情報取得部11(位置取得部11a、角度取得部11b、加速度取得部11c、圧力取得部11d、面積取得部11e)、条件判定部12(位置角度判定部12a、加速度判定部12b、圧力判定部12c、面積判定部12d)、および情報送出部13を含む。
情報取得部(取得手段)11は、計測部20から出力された情報を取得し、条件判定部12に出力する。情報取得部11は、位置取得部11a、角度取得部11b、加速度取得部11c、圧力取得部11d、および面積取得部11eを含む。
位置取得部(取得手段)11aは、入力制御部42から位置情報2aが入力されると、当該位置情報を位置角度判定部12aに出力する。
角度取得部(取得手段)11bは、角度計測部21から角度情報2bが入力されると、当該角度情報を位置角度判定部12aに出力する。
加速度取得部(取得手段)11cは、加速度計測部22から加速度情報2cが入力されると、当該加速度情報を加速度判定部12bに出力する。
圧力取得部(取得手段)11dは、圧力計測部23から圧力情報2dが入力されると、当該圧力情報を圧力判定部12cに出力する。
面積取得部(取得手段)11eは、面積計測部24から面積情報2eが入力されると、当該面積情報を面積判定部12dに出力する。
条件判定部(判定手段)12は、情報取得部11から入力された各種の情報が所定の条件を満たしているか否かを判定することにより、入力面41によって検出された接触が、当該タブレット型端末を操作するユーザの指によるものか、当該タブレット型端末を把持するユーザの指によるものかを識別する。条件判定部12は、位置角度判定部12a、加速度判定部12b、圧力判定部12c、および面積判定部12dを含む。
位置角度判定部(判定手段)12aは、角度取得部11bによって取得された角度情報2bが、地面に対して略垂直であるか否かを判定する。略垂直であると判定される場合、位置角度判定部12aは、入力面41における把持領域(所定の領域)8で、接触位置が時間しきい値(第1のしきい値、例えば5秒)を超過した時間だけ検知され続けたか否かを判定し、その判定結果3aを情報送出部13に出力する。
図3に基づいて、把持領域8を説明する。図3は、入力面41における把持領域8の例を示した模式図である。図3に示すように、ユーザがタブレット型端末100を持ち歩く通常の形態を考えれば(前述した図7の(a)参照)、入力面41の端部から所定の幅(例えば8cm)を有する領域を、把持領域8とすることが好ましい。
なお、把持領域8は、図3が示す領域に限られない。例えば、把持領域8は、入力面41の端部の中央に配置された円弧の内部であってもよい。
位置角度判定部12aは、位置取得部11aによって取得された少なくとも2つの位置情報2aが、入力面41における中央線(所定の線)6に対して略対称であるか否かを判定し、その判定結果3aを情報送出部13に出力する。なお、2つの位置情報2aは、いずれも入力面41において、ユーザによって指定された位置(接触位置)の情報である。
図4に基づいて、位置角度判定部12aが所定の線に対して略対称と判定する具体例を説明する。図4は、位置角度判定部12aによって上記判定がなされる場合の、ユーザによるタブレット型端末100の使用態様を表す模式図である。図4の(a)は、ユーザがタブレット型端末100を両手で把持する様子を示し、(b)は、ユーザの肘が床についた状態で、当該ユーザがタブレット型端末100を片手で把持する様子を示す。
図4の(a)に示すように、ユーザがタブレット型端末100の下部を両手で把持して使用する場合、当該タブレット型端末は、地面に対して略垂直の姿勢になりやすい。図4の(b)に示すように、ユーザは肘を床や机につけた状態で、タブレット型端末100の下部を把持し、当該タブレット型端末を支えることが多いからである。
この場合、把持領域8で入力面41に指が接触することがあるが、位置角度判定部12aは、2つの接触位置が、入力面41における中央線6に対して略対称である場合、接触位置が時間しきい値を超過した時間だけ検知され続けても、時間しきい値を超過したことを示す判定結果3aを情報送出部13に出力しない。
当該判定結果に代えて、位置角度判定部12aは、略対称であることを示す判定結果3aを情報送出部13に出力する。当該判定結果3aが入力された場合、情報送出部13は、遷移情報1を演算部30に送出しない。
これによりユーザがタブレット型端末100を真に使用している場合に、制御部10は演算部30に不要な状態遷移を行わせることがないため、ユーザによるタブレット型端末100の使用を阻害しない。したがって、タブレット型端末100、制御部10、演算部30は、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
位置角度判定部12aは、角度取得部11bから入力された角度情報2bが示す角度が、90°±10°の範囲におさまっているか否かを判定し、その判定結果3aを表示制御部71に出力する。
加速度判定部(判定手段)12bは、加速度取得部11cによって取得された加速度情報2cによって示される加速度の垂直方向の値が±0.06(G)、または水平方向の値が0〜0.3(G)の範囲(所定の範囲)におさまっているか否かを判定し、その判定結果3bを情報送出部13に出力する。
圧力判定部(判定手段)12cは、圧力取得部11dによって取得された圧力情報2dによって示される圧力の値が、圧力しきい値を超過しているか否かを判定し、その判定結果3cを情報送出部13に出力する。
圧力しきい値(第3のしきい値)λは、例えば以下の式で表される。
Figure 2014063221
ここで、mはタブレット型端末100の重量(kg)、gは重力加速度(m/s)、μは静止摩擦係数を表す。m=0.220、g=9.80665、μ=0.4のとき、上式によれば、圧力情報2dによって示される圧力の値がλ=5.3936575≒5.4(N)を超える場合、圧力判定部12cは、当該圧力の値が圧力しきい値を超過したことを示す判定結果3cを情報送出部13に出力する。
面積判定部(判定手段)12dは、面積取得部11eによって取得された面積情報2eによって示される面積の値が、面積しきい値を超過しているか否かを判定し、その判定結果3dを情報送出部13に出力する。
面積しきい値(第2のしきい値)λは、例えば以下の式で表される。
Figure 2014063221
ここで、Sは圧力を加えない場合の母指(すなわち、入力面41に触れていない場合の通常時の母指)の大きさ(mm)、aは圧力に依存して決まる定数を表す。指が入力面41に接触する場合、その接触面積は圧力による1次関数にしたがって、0〜Sの範囲で変化する。例えば、S=461mmの母指に5Nの圧力を加えた場合、Sのa=0.8倍の大きさとなるため、面積値1bがλ=461×0.8=3.688≒3.7(mm)を超える場合、面積判定部12dは、当該面積の値が面積しきい値を超過したことを示す判定結果3dを情報送出部13に出力する。
また、S=461mmの母指に2Nの圧力を加えた場合、圧力を加えない場合のa=0.6倍の大きさとなるため、面積値1bがλ=461×0.6=2.766≒2.8(mm)を超える場合、面積判定部12dは、当該面積の値が面積しきい値を超過したことを示す判定結果3dを情報送出部13に出力する。
情報送出部(送出手段)13は、位置角度判定部12aから時間しきい値を超過した時間だけ検知され続けたことを示す判定結果3aが入力された場合、通常状態から休止状態に遷移させる遷移情報1を、演算部30に送出する。
ただし、(1)位置角度判定部12aから略対称であることを示す判定結果3aが入力された場合、(2)加速度判定部12bから所定の範囲におさまっていることを示す判定結果3bが入力された場合、(3)圧力判定部12cから圧力しきい値を超過していないことを示す判定結果3cが入力された場合、(4)面積判定部12dから面積しきい値を超過していないことを示す判定結果3dが入力された場合、情報送出部13は、遷移情報1を演算部30に送出しない。
すなわち、加速度、圧力、面積に基づいて、ユーザはタブレット型端末100を安定した状態(例えば、机の上に乗せた状態)で使用していると推測できる場合(すなわち、ユーザがタブレット型端末100を真に使用していると判定できる場合)、情報送出部13は、遷移情報1を演算部30に送出しない。
これにより、制御部10は演算部30に不要な状態遷移を行わせることがないため、ユーザによる当該タブレット型端末の使用を阻害しない。したがって、制御部10は、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
ここで、入力面41で検出した情報は、ユーザがタブレット型端末100を操作するために接触させた指示具等によって入力されたもの(ユーザはタブレット型端末100を操作中である)と、制御部10が判定したことにより、遷移情報1を送出しなかった状況を考える。この状況の後、例えばユーザが寝転がった体勢をとったことにより、上記角度が変化したした場合、変化した後もユーザは上記電子機器を操作中と推測できる。
そこで、情報送出部13が遷移情報1を送出しなかった後、角度取得部11bによって取得された角度情報2bが変化した場合、当該情報送出部は、当該遷移情報をなお演算部30に送出しない。これにより、制御部10は演算部30に不要な状態遷移を行わせることがないため、ユーザによるタブレット型端末100の使用を阻害しない。したがって、制御部10は、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
また、上記の場合、情報送出部13は、タブレット型端末100の表示面72に表示された表示の向きを、当該タブレット型端末に変更させないことができる。すなわち、情報送出部13は、演算部30に不要な状態遷移を行わせないだけでなく、タブレット型端末100の表示の向きを変更しない。これにより、角度を変えた前後でユーザは同じ表示を視認できる。したがって、制御部10は、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
演算部(被制御装置)30は、ユーザ操作7aにより指定された入力面41における位置を検知可能であり、所定の性能で処理を実行する通常状態および当該所定の性能より低い性能で処理を実行する休止状態のいずれか一方の状態で動作する。演算部30は、情報受信部31とアプリケーション実行部32とを含む。
情報受信部(受信手段)31は、制御部10から送出された遷移情報1を受信し、当該遷移情報をアプリケーション実行部32に出力する。また、情報受信部31は、入力制御部42から入力された位置情報2aに基づいて、ユーザ操作7aによって指定されたコマンド5(例えば、アイコンがタッチされたことを検知することによって、所定のアプリケーションを起動するなどの処理)を特定し、当該コマンドをアプリケーション実行部32に出力する。
アプリケーション実行部(実行手段)32は、情報受信部31によって遷移情報1が受信された場合、当該遷移情報によって遷移される状態で所定の処理を実行する。また、情報受信部31からコマンド5が入力された場合、アプリケーション実行部32は、当該コマンドを実行し、実行した結果(実行結果7c)を表示制御部71に出力する。
表示部70は、演算部30の内部で処理された結果の情報(実行結果7c)をユーザに対して表示する。表示部70は、表示制御部71と表示面72とを含む。
表示制御部71は、実行結果7cを表示面72に表示できるように、表示用データ7dを表示面72へ出力する。表示用データ7dは、例えばビットマップ形式の画像であってよいし、他の形式に従う画像、またはその他表示に適したデータ形式であってもよい。なお、表示制御部71は、表示すべき内容を表示用データ7dへ形式変換できるものを含んでいればよく、例えば一般的なディスプレイアダプタでよい。
また、表示制御部71は、角度情報2bが示す角度が、90°±10°の範囲におさまっていることを示す判定結果3aが位置角度判定部12aから入力された場合、表示面72に表示している現在の画面を回転させる。
表示面72は、表示制御部71から入力される表示用データ7dを表示する装置である。本実施の形態では主に液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display;LCD)を想定しているが、表示機能を有する装置(例えば、表示制御部71から入力された表示用データ7dに基づき、表示素子を駆動するドライバ回路を備えた装置)でありさえすればハードウェアの種類は限定されない。
〔タブレット型端末100が実行する処理〕
図5および図6に基づいて、タブレット型端末100で実行される処理の流れを説明する。図5は、タブレット型端末100で実行される処理の前半部分の一例を示すフローチャートである。図6は、タブレット型端末100で実行される処理の後半部分の一例を示すフローチャートである。
なお、図面の大きさの制約上、一連の処理の前半を示す図5と、後半を示す図6とに分割して、当該一連の処理を表現している。また、以下の説明において、カッコ書きの「〜ステップ」は制御方法の各ステップを表す。
タブレット型端末100の入力面41が接触を検知すると(ステップ1においてYES、以下では「ステップ1」を「S1」などのように略記する)、位置取得部11aは接触の位置情報2aを取得する(S2、取得ステップ)。
位置角度判定部12aは、角度取得部11bによって取得された角度情報2bが示す角度が、90°±10°の範囲におさまっているか否かを判定する(S3)。おさまっていると判定される場合(S3においてYES)、表示制御部71は、表示面72に表示している現在の画面を回転させる(S4)。
おさまっていないと判定される場合(S3においてNO)、圧力判定部12cは、圧力取得部11dによって取得された圧力情報2dが示す圧力が、5.4N(圧力しきい値)以上であるか否かを判定する(S5)。圧力しきい値以上であると判定される場合(S5においてYES)、位置角度判定部12aは、上記角度が地面に対して略垂直であるか否かを判定する(S6、判定ステップ)。
略垂直であると判定される場合(S6においてYES)、位置角度判定部12aは、位置情報2aが示す接触位置が、把持領域8の内部であるか否かを判定する(S7、判定ステップ)。把持領域8の内部であると判定される場合(S7においてYES)、位置角度判定部12aは、時間しきい値を越えて接触を検知したか否かを判定する(S8、判定ステップ)。
時間しきい値を越えて接触を検知したと判定される場合(S8においてYES)、加速度判定部12bは、加速度取得部11cによって取得された加速度情報2cが示す加速度が、所定の範囲におさまっているか否かを判定する(S9)。
おさまっていないと判定される場合(S9においてNO)、面積判定部12dは、面積取得部11eによって取得された面積情報2eが示す加速度が、3.7mm(面積しきい値)以上であるか否かを判定する(S10)。面積しきい値以上であると判定される場合(S10においてYES)、情報送出部13は、演算部30を通常状態から休止状態へ遷移させる遷移情報1を、当該演算部に送出する(S11、送出ステップ)。
演算部30の情報受信部31は、情報送出部13から送出された遷移情報1を受信する(S12)。アプリケーション実行部32は、当該遷移情報によって遷移される状態で所定の処理を実行する(S13)。
次に、タブレット型端末100の入力面41が接触を検知しない間(S14においてNO)、位置角度判定部12aは、角度取得部11bによって取得された角度情報2bが示す角度が、30°以下であるか否かを判定する(S15)。30°以下でないと判定される場合(S15においてNO)、情報送出部13は、演算部30を休止状態から通常状態へ遷移させる遷移情報1を、当該演算部に送出する(S18)。
一方、タブレット型端末100の入力面41が接触を検知すると(S14においてYES)、圧力判定部12cは、圧力取得部11dによって取得された圧力情報2dが示す圧力が、1.0N以下であるか否かを判定する(S16)。1.0N以下でないと判定される場合(S16においてNO)、入力制御部42は、上記接触による位置を追加する(S17)。
演算部30の情報受信部31は、情報送出部13から送出された遷移情報1を受信する(S19)。アプリケーション実行部32は、当該遷移情報によって遷移される状態で所定の処理を実行する(S20)。
〔変形例〕
(ユーザの指と掌底との識別)
条件判定部12は、入力面41によって検知された接触位置の圧力や面積に基づいて、当該入力面にユーザの掌底が接触しているか否かを判定できる。掌底が接触していると判定される場合、情報送出部13は、遷移情報1を直ちに演算部30に送出してよい。入力面41に掌底が接触している状況は、ユーザはタブレット型端末100を操作していない可能性が高いからである。
一方、当該入力面にユーザの指が接触していると判定される場合、情報送出部13は、所定の時間だけ待機した後で、遷移情報1を演算部30に送出してよい。入力面41に指が接触している状況は、ユーザがタブレット型端末100を操作している可能性があるからである。
このように、ユーザの指と掌底との識別することによって、制御部10は演算部30に通常状態から休止状態へ遷移させるタイミングを制御できる。したがって、タブレット型端末100、制御部10、演算部30は、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
(タブレット型端末100の持ち替え)
ユーザによって入力面41の上端部が把持されていると、位置角度判定部12aが判定した後、当該入力面の下端部が把持されたと判定した場合、情報送出部13は、遷移情報1を演算部30に送出しなくともよい。
例えば、ユーザが寝転がってタブレット型端末100を使用している場合など、当該タブレット型端末を把持するユーザの手が、入力面41に設定された絶対座標よりも上方に位置する場合がある。この状態では、ユーザはタブレット型端末を把持し続けにくいため、持ち替えを行うことが多い。
上記場合において、情報送出部13が遷移情報1を演算部30に送出しないことによって、制御部10は演算部30に不要な状態遷移を行わせることがないため、ユーザによる当該タブレット型端末の使用を阻害しない。したがって、タブレット型端末100、制御部10、演算部30は、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
(入力面41の角度を利用した変形例)
ユーザはタブレット型端末100を把持していないと、条件判定部12が判定した後、入力面41の地面に対する角度が略垂直であり、所定の時間(例えば5秒間)に当該タブレット型端末の加速度が所定の範囲におさまっていると、当該条件判定部が判定した場合、情報送出部13は、遷移情報1を演算部30に送出しなくともよい。
ユーザがタブレット型端末100を机や床に自立させたり、壁などに立てかけたり、把持しないまま当該タブレット型端末を指で支えたりした状態で、当該タブレット型端末を使用することが考えられる。
したがって、上記場合において、情報送出部13が遷移情報1を演算部30に送出しないことによって、制御部10は演算部30に不要な状態遷移を行わせることがないため、ユーザによる当該タブレット型端末の使用を阻害しない。したがって、タブレット型端末100、制御部10、演算部30は、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
なお、上記動作は、タブレット型端末100の表示面72に、動画等が全画面表示されている場合のみに行ってもよい。
また、入力面41が略水平であると位置角度判定部12aが判定した場合、情報送出部13は、遷移情報1を演算部30に送出してよい。
ユーザがタブレット型端末100の利用を中止した場合、当該タブレット型端末の入力面を略水平にした状態で机や床に置くことが考えられる。したがって、上記場合において、情報送出部13が遷移情報1を演算部30に送出することによって、制御部10は演算部30を直ちに休止状態に遷移させることができる。
なお、タブレット型端末100が充電台などの外部機器に接続されたことを、制御部10が検知できる場合も、情報送出部13は、遷移情報1を演算部30に送出してよい。同様に、制御部10は演算部30を直ちに休止状態に遷移させることができる。
〔タブレット型端末100、制御部10、演算部30が奏する効果〕
タブレット型端末100、制御部10、演算部30は、ユーザに筐体を容易に把持させることができるため、ユーザの利便性を向上させることができるという効果を奏する。
〔まとめ〕
本発明の一態様に係る制御装置(制御部10)は、
(1)ユーザの操作により指定された入力面における位置を検知可能な被制御装置が所定の性能で処理を実行する第1の状態と、前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態との間で、当該被制御装置を遷移させる遷移情報を送出する制御装置であって、
(2)前記ユーザの操作により指定された入力面における位置と、当該入力面の地面に対する角度とを取得する取得手段と、
(3)前記取得手段によって取得された角度が地面に対して略垂直である場合、前記入力面における所定の領域で、前記位置が第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けたか否かを判定する判定手段と、
(4)前記判定手段によって第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けたと判定される場合、前記第1の状態から第2の状態に遷移させる遷移情報を、前記被制御装置に送出する送出手段とを備えている。
また、本発明の一態様に係る制御装置の制御方法は、
(1)ユーザの操作により指定された入力面における位置を検知可能な被制御装置が所定の性能で処理を実行する第1の状態と、前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態との間で、当該被制御装置を遷移させる遷移情報を送出する制御装置の制御方法であって、
(2)前記ユーザの操作により指定された入力面における位置と、当該入力面の地面に対する角度とを取得する取得ステップと、
(3)前記取得ステップにおいて取得された角度が地面に対して略垂直である場合、前記入力面における所定の領域で、前記位置が第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けたか否かを判定する判定ステップと、
(4)前記判定ステップにおいて第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けたと判定される場合、前記第1の状態から第2の状態に遷移させる遷移情報を、前記被制御装置に送出する送出ステップとを含んでいる。
〔発明が解決しようとする課題〕において説明したように、入力面で検出した情報が、ユーザが電子機器を把持するために接触させた指によって入力されたものか、ユーザが当該電子機器を操作するために接触させた指示具等(スタイラスなどの指示具やユーザの指を含む)によって入力されたものかを、従来の電子機器は識別できない。
したがって、当該電子機器を把持する指が入力面に接触したままの状態で、ユーザが当該電子機器を持ち歩いた場合、当該電子機器は、上記接触によって当該電子機器に入力のための操作が行われたと誤認識する。
これに対し、上記構成(1)〜(4)によれば、入力面の角度が地面に対して略垂直であって、当該入力面における所定の領域で、指定された位置が第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けた場合、本発明の一態様に係る制御装置および当該装置の制御方法は、入力面で検出した情報が、ユーザが当該制御装置を含む電子機器を把持するために接触させた指によって入力されたものと見なす。
すなわち、上記制御装置等は、入力面で検出した情報が、ユーザが電子機器を把持するために接触させた指によって入力されたものか、ユーザが当該電子機器を操作するために接触させた指示具によって入力されたものかを識別できる。そして、前者によって入力された情報と識別される場合、上記制御装置等は被制御装置に遷移情報を送出できる。
したがって、本発明の一態様に係る制御装置および当該装置の制御方法は、ユーザに上記電子機器の筐体を容易に把持させることができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本発明の一態様に係る制御装置では、
(1)前記判定手段は、前記取得手段によって取得された少なくとも2つの位置が、前記入力面における所定の線に対して略対称であるか否かをさらに判定し、
(2)前記送出手段は、前記判定手段によって略対称であると判定される場合、前記遷移情報を前記被制御装置に送出しなくともよい。
ユーザが上記制御装置を含む電子機器を両手で把持して使用する場合、当該電子機器の入力面は、地面に対して略垂直になりやすい。例えば、ユーザは肘を床や机につけた状態で上記電子機器を把持することが多いからである。この場合、入力面によって検知された位置が、上記所定の領域に含まれることがある。
上記構成(1)〜(2)によれば、上記制御装置は、入力面によって検知された2つの位置が、当該入力面における所定の線に対して略対称である場合、当該位置が第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けても、上記遷移情報を被制御装置に送出しない。
これによりユーザが上記電子機器を真に使用している場合に、上記制御装置は被制御装置に不要な状態遷移を行わせることがないため、ユーザによる当該電子機器の使用を阻害しない。したがって、本発明の一態様に係る制御装置は、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
また、本発明の一態様に係る制御装置では、
(1)前記取得手段は、前記制御装置を含む電子機器の加速度をさらに取得し、
(2)前記判定手段は、前記取得手段によって取得された加速度の大きさと向きとが、それぞれ所定の範囲におさまっているか否かをさらに判定し、
(3)前記送出手段は、前記判定手段によって所定の範囲におさまっていると判定される場合、前記遷移情報を前記被制御装置に送出しなくともよい。
上記したように、ユーザが上記電子機器を真に使用している場合に、上記制御装置が被制御装置に不要な状態遷移を行わせることは好ましくない。ユーザによる当該電子機器の使用を阻害するからである。
上記構成(1)〜(3)によれば、本発明の一態様に係る制御装置は、加速度の大きさと向きとが、それぞれ所定の範囲におさまっている場合、ユーザは上記電子機器を安定した状態(例えば、机の上に乗せた状態)で使用していると推測し(すなわち、ユーザが上記電子機器を真に使用していると判定し)、上記遷移情報を被制御装置に送出しない。
これにより、上記制御装置は被制御装置に不要な状態遷移を行わせることがないため、ユーザによる当該電子機器の使用を阻害しない。したがって、本発明の一態様に係る制御装置は、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
また、本発明の制御装置では、
(1)前記取得手段は、前記入力面に接触した面積をさらに取得し、
(2)前記判定手段は、前記取得手段によって取得された面積が第2のしきい値を超過しているか否かをさらに判定し、
(3)前記送出手段は、前記判定手段によって超過していないと判定される場合、前記遷移情報を前記被制御装置に送出しなくともよい。
ユーザが電子機器を把持するために接触させた指や手のひらは、ユーザが当該電子機器を操作するために接触させた指示具等よりも、接触の面積が大きいことが通常である。
上記構成(1)〜(3)によれば、本発明の一態様に係る制御装置は、入力面に接触した面積が第2のしきい値を超過している場合、上記遷移情報を被制御装置に送出しない。
これにより、上記制御装置は被制御装置に不要な状態遷移を行わせることがないため、ユーザによる当該電子機器の使用を阻害しない。したがって、本発明の一態様に係る制御装置は、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
また、本発明の一態様に係る制御装置では、
(1)前記取得手段は、前記指定された入力面における位置に加わった圧力をさらに取得し、
(2)前記判定手段は、前記取得手段によって取得された圧力が第3のしきい値を超過しているか否かをさらに判定し、
(3)前記送出手段は、前記判定手段によって超過していないと判定される場合、前記遷移情報を前記被制御装置に送出しなくともよい。
ユーザが電子機器を把持するために接触させた指や手のひらは、ユーザが当該電子機器を操作するために接触させた指示具等よりも、入力面に加わる圧力が大きいことが通常である。
上記構成(1)〜(3)によれば、本発明の一態様に係る制御装置は、入力面に加わる圧力が第3のしきい値を超過している場合、上記遷移情報を被制御装置に送出しない。
これにより、上記制御装置は被制御装置に不要な状態遷移を行わせることがないため、ユーザによる当該電子機器の使用を阻害しない。したがって、本発明の一態様に係る制御装置は、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
また、本発明の一態様に係る制御装置では、
(1)前記送出手段は、前記遷移情報を送出しなかった後、前記取得手段によって取得された角度が変化した場合、当該遷移情報をなお前記被制御装置に送出しなくともよい。
入力面で検出した情報は、ユーザが本発明の一態様に係る制御装置を含む電子機器を操作するために接触させた指示具等によって入力されたもの(ユーザは上記電子機器を操作中である)と、上記制御装置が判定したことにより、遷移情報を送出しなかった状況を考える。この状況の後、例えばユーザが寝転がった体勢をとったことにより、上記角度が変化したした場合、変化した後もユーザは上記電子機器を操作中と推測できる。
上記構成(1)によれば、本発明の一態様に係る制御装置は、上記場合で遷移情報をなお被制御装置に送出しない。これにより、上記制御装置は被制御装置に不要な状態遷移を行わせることがないため、ユーザによる当該電子機器の使用を阻害しない。したがって、本発明の一態様に係る制御装置は、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
また、本発明の一態様に係る制御装置では、
(1)前記送出手段は、前記遷移情報をなお前記被制御装置に送出しないことによって、電子機器の表示面に表示された表示の向きを、当該電子機器に維持させてもよい。
上記構成(1)によれば、本発明の一態様に係る制御装置は、被制御装置に不要な状態遷移を行わせないだけでなく、上記電子機器に表示の向きを変更させない(表示の向きを維持させる)。
これにより、角度を変えた前後でユーザは同じ表示を視認できる。したがって、本発明の一態様に係る制御装置は、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
また、本発明の一態様に係る被制御装置(演算部30)は、
(1)ユーザの操作により指定された入力面における位置を検知可能であり、所定の性能で処理を実行する第1の状態および前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態のいずれか一方の状態で動作可能な被制御装置であって、
(2)上記制御装置から送出された遷移情報を受信する受信手段と、
(3)前記受信手段によって遷移情報が受信された場合、当該遷移情報によって遷移される状態で所定の処理を実行する実行手段とを備えている。
上記構成(1)〜(3)によれば、本発明の一態様に係る被制御装置は、上記制御装置から遷移情報を受信した場合、当該遷移情報によって遷移される状態(第1の状態または第2の状態)で所定の処理を実行する。なお、所定の処理には、上記被制御装置を含む電子機器が実行する処理(例えば、アプリケーションの起動、他の電子機器との通信など)を広く含む。
これにより、上記被制御装置は、ユーザが上記電子機器を真に使用している場合には第1の状態で、ユーザが単に上記電子機器を把持している場合には第2の状態で、上記処理を実行できる。
したがって、本発明の一態様に係る被制御装置は、ユーザに上記電子機器の筐体を容易に把持させることができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本発明の一態様に係る電子機器(タブレット型端末100)は、
(1)ユーザの操作により指定された位置を検知可能な入力面を備えた電子機器であって、
(2)上記制御装置と、
(3)上記被制御装置とを含んでよい。
上記構成(1)〜(3)によれば、本発明の一態様に係る電子機器は、上記制御装置および被制御装置と同じすべての効果を奏する。特に、上記電子機器は、ユーザに当該電子機器の筐体を容易に把持させることができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、前記情報処理装置はコンピュータによって実現してもよい。この場合には、コンピュータを前記情報処理装置の各手段として動作させることにより、前記情報処理装置をコンピュータで実現させる制御プログラム、およびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
〔各実施の形態に含まれる構成(技術的手段)の組み合わせについて〕
上述した実施の形態に含まれる構成は、適宜組み合わせられることに注意する。すなわち、上記の実施の形態で説明したすべての構成は、当該説明に係る実施の形態のみならず、他の実施の形態においても当該構成の全部または一部を組み合わせて利用でき、それによって得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
最後に、制御部10、演算部30、タブレット型端末100の各ブロックは、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、制御部10、演算部30、タブレット型端末100は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備える。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである制御部10、演算部30、タブレット型端末100の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記制御部10、演算部30、タブレット型端末100に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、一時的でない有形の媒体(non-transitory tangible medium)、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、制御部10、演算部30、タブレット型端末100を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
このように、本明細書においては、手段とは必ずしも物理的手段を意味せず、各手段の機能がソフトウェアによって実現される場合も含む。また、1つの手段の機能が2つ以上の物理的手段により実現されてもよいし、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されてもよい。
本発明は、タブレット型端末、スマートフォン、パーソナルコンピュータなど、ユーザの操作により指定された入力面における位置を検知可能な電子機器等に広く適用できる。
1 遷移情報(遷移情報)
2a 位置情報(位置)
2b 角度情報(角度)
2c 加速度情報(加速度)
2d 圧力情報(圧力)
2e 面積情報(面積)
6 中央線(所定の線)
7a ユーザ操作(ユーザの操作)
8 把持領域(所定の領域)
10 制御部(制御装置)
11 情報取得部(取得手段)
11a 位置取得部(取得手段)
11b 角度取得部(取得手段)
11c 加速度取得部(取得手段)
11d 圧力取得部(取得手段)
11e 面積取得部(取得手段)
12 条件判定部(判定手段)
12a 位置角度判定部(判定手段)
12b 加速度判定部(判定手段)
12c 圧力判定部(判定手段)
12d 面積判定部(判定手段)
13 情報送出部(送出手段)
30 演算部(被制御装置)
31 情報受信部(受信手段)
32 アプリケーション実行部(実行手段)
41 入力面(入力面)
72 表示面(表示面)
100 タブレット型端末(電子機器)

Claims (12)

  1. ユーザの操作により指定された入力面における位置を検知可能な被制御装置が所定の性能で処理を実行する第1の状態と、前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態との間で、当該被制御装置を遷移させる遷移情報を送出する制御装置であって、
    前記ユーザの操作により指定された入力面における位置と、当該入力面の地面に対する角度とを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された角度が地面に対して略垂直である場合、前記入力面における所定の領域で、前記位置が第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けたと判定される場合、前記第1の状態から第2の状態に遷移させる遷移情報を、前記被制御装置に送出する送出手段とを備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 前記判定手段は、前記取得手段によって取得された少なくとも2つの位置が、前記入力面における所定の線に対して略対称であるか否かをさらに判定し、
    前記送出手段は、前記判定手段によって略対称であると判定される場合、前記遷移情報を前記被制御装置に送出しないことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記取得手段は、前記制御装置を含む電子機器の加速度をさらに取得し、
    前記判定手段は、前記取得手段によって取得された加速度の大きさと向きとが、それぞれ所定の範囲におさまっているか否かをさらに判定し、
    前記送出手段は、前記判定手段によって所定の範囲におさまっていると判定される場合、前記遷移情報を前記被制御装置に送出しないことを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記取得手段は、前記入力面に接触した面積をさらに取得し、
    前記判定手段は、前記取得手段によって取得された面積が第2のしきい値を超過しているか否かをさらに判定し、
    前記送出手段は、前記判定手段によって超過していないと判定される場合、前記遷移情報を前記被制御装置に送出しないことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記取得手段は、前記指定された入力面における位置に加わった圧力をさらに取得し、
    前記判定手段は、前記取得手段によって取得された圧力が第3のしきい値を超過しているか否かをさらに判定し、
    前記送出手段は、前記判定手段によって超過していないと判定される場合、前記遷移情報を前記被制御装置に送出しないことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記送出手段は、前記遷移情報を送出しなかった後、前記取得手段によって取得された角度が変化した場合、当該遷移情報をなお前記被制御装置に送出しないことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記送出手段は、前記遷移情報をなお前記被制御装置に送出しないことによって、電子機器の表示面に表示された表示の向きを、当該電子機器に維持させることを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. ユーザの操作により指定された入力面における位置を検知可能であり、所定の性能で処理を実行する第1の状態および前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態のいずれか一方の状態で動作可能な被制御装置であって、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置から送出された遷移情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって遷移情報が受信された場合、当該遷移情報によって遷移される状態で所定の処理を実行する実行手段とを備えたことを特徴とする被制御装置。
  9. ユーザの操作により指定された位置を検知可能な入力面を備えた電子機器であって、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置と、
    請求項8に記載の被制御装置とを含むことを特徴とする電子機器。
  10. ユーザの操作により指定された入力面における位置を検知可能な被制御装置が所定の性能で処理を実行する第1の状態と、前記所定の性能より低い性能で前記処理を実行する第2の状態との間で、当該被制御装置を遷移させる遷移情報を送出する制御装置の制御方法であって、
    前記ユーザの操作により指定された入力面における位置と、当該入力面の地面に対する角度とを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された角度が地面に対して略垂直である場合、前記入力面における所定の領域で、前記位置が第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けたか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて第1のしきい値を超過した時間だけ検知され続けたと判定される場合、前記第1の状態から第2の状態に遷移させる遷移情報を、前記被制御装置に送出する送出ステップとを含むことを特徴とする制御装置の制御方法。
  11. 請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させるための制御プログラム。
  12. 請求項11に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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