JP2014058996A - 減速装置 - Google Patents

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友晴 森田
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Abstract

【課題】 部品点数を削減して組立作業性を向上すると共に、出力軸に対してナットを安定的に回止めする。
【解決手段】 出力軸27の外周に設けたナット締結用のおねじ部34に螺着されるナット35には、最終段となる2段目の遊星歯車減速機構21のキャリア25を径方向の外側から取囲む円環状の突出部35Bを設ける。一方、ナット35の突出部35Bの内周面とキャリア25の雌スプライン形成部25Aの外周面25A1との間には、出力軸27に対してナット35を回止めする回止め手段36を設ける構成とする。従って、2段目の遊星歯車減速機構21のキャリア25を出力軸27に取付ける通常の組立作業を行うだけで、回止め手段36により出力軸27に対するナット35の回転を規制することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーンの旋回装置等に用いて好適な減速装置に関する。
一般に、建設機械の代表例としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回輪を介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に設けられた作業装置とにより大略構成されている。下部走行体と上部旋回体との間には旋回装置が設けられ、この旋回装置を作動させることにより下部走行体上で上部旋回体が旋回する構成となっている。
この場合、旋回装置は、上部旋回体に取付けられ入力される回転を減速して出力する減速装置と、該減速装置の上側に設けられ減速装置にモータ軸の回転を入力する旋回モータとにより構成されている。
ここで、減速装置は、上,下方向を軸線とする段付円筒体として形成され、軸方向の上側が減速機構収容部となり下側が軸支持部となったハウジングと、該ハウジングの減速機構収容部内に設けられ旋回モータの出力軸の回転を減速する1段または複数段の減速段からなり最終段のキャリアには雌スプライン形成部が設けられた遊星歯車減速機構と、前記ハウジング内に軸方向に伸長して設けられ上側の外周面が前記最終段のキャリアの雌スプライン形成部に設けられた雌スプラインと噛合する雄スプラインとなり下側が軸受取付部となった出力軸と、前記ハウジングの軸支持部と該出力軸の軸受取付部との間に設けられ該出力軸を回転可能に支持する軸受とにより構成されている。
出力軸の外周には、雄スプラインと軸受取付部との間に位置してナット締結用のおねじ部が設けられている。出力軸のおねじ部には環状のナットが螺合して設けられている。このナットは、出力軸のおねじ部に螺合して締付けることによって軸受を押圧し、この軸受がスムーズに動作するように与圧を与えるものである。
ここで、減速装置には、出力軸に螺着したナットが緩まないように、該ナットの上面に回止めプレートが設けられている。この回止めプレートは、出力軸の雄スプラインに噛合する歯部(雌スプライン)を有し、この歯部を雄スプラインに噛合させた状態で、ボルト、ピン、突起等を用いてナットに取付ける構成となっている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。これにより、回止めプレートとボルト等とは、出力軸に対するナットの回転を規制して緩み止めすることができる。
特開2010−139044号公報 特開2002−168325号公報
上述した各特許文献による減速装置は、出力軸、ナットとは別個に回止めプレートやボルト等を設ける構成としているから、減速装置を組立てるときに取付ける部品点数が多くなり、組立作業に手間を要するという問題がある。
しかも、各特許文献による減速装置では、回止めプレートをボルトを用いてナットに取付ける構成としているから、このボルト自体が緩む虞があり、ボルトが緩んだ場合には、ナットの回止めとして機能しなくなるという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、部品点数を削減して組立作業性を向上すると共に、出力軸に対してナットを安定的に回止めすることができるようにした減速装置を提供することにある。
本発明による建設機械は、軸方向の一側が減速機構収容部となり他側が軸支持部となったハウジングと、該ハウジングの減速機構収容部内に設けられ回転源の回転を減速する1段または複数段の減速段からなり最終段のキャリアには雌スプライン形成部が設けられた遊星歯車減速機構と、前記ハウジング内に軸方向に伸長して設けられ軸方向の一側の外周面が前記最終段のキャリアの雌スプライン形成部に設けられた雌スプラインと噛合する雄スプラインとなり該雄スプラインから軸方向の他側に向け離間した部位が軸受取付部となった出力軸と、前記ハウジングの軸支持部と該出力軸の軸受取付部との間に設けられ該出力軸を回転可能に支持する軸受と、前記雄スプラインと前記軸受取付部との間に位置して前記出力軸の外周に設けられたナット締結用のおねじ部と、該おねじ部に螺合して設けられ前記軸受に対して与圧を与える環状のナットとを備えている。
そして、上述した課題を解決するため、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記ナットには、前記最終段のキャリアを径方向の外側から取囲む円環状の突出部を設け、前記ナットの突出部の内周面と前記最終段のキャリアの雌スプライン形成部の外周面との間に前記出力軸に対して前記ナットを回止めする回止め手段を設ける構成としたことにある。
請求項2の発明は、前記ナットは、内周面に前記おねじ部に螺合するめねじ部が設けられためねじ形成部と、該めねじ形成部から前記最終段のキャリアの雌スプライン形成部に向け突出し前記めねじ部よりも大径な内周面を有する前記円環状の突出部とを一体に形成したことにある。
請求項3の発明は、前記回止め手段は、前記ナットの突出部の内周面に設けられた回止め雌スプラインと、前記最終段のキャリアの雌スプライン形成部の外周面に設けられた回止め雄スプラインとからなり、前記回止め雌スプラインと回止め雄スプラインとを噛合させることにより前記出力軸に対する前記ナットの回転を規制する構成としたことにある。
請求項4の発明は、前記回止め手段は、前記ナットの突出部の内周面に設けられ軸方向の一側に向けて拡開した回止め雌テーパ面と、前記最終段のキャリアの雌スプライン形成部の外周面に設けられ軸方向の他側に向けて縮径した回止め雄テーパ面とからなり、前記回止め雌テーパ面に回止め雄テーパ面を挿嵌することにより前記出力軸に対する前記ナットの回転を規制する構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、出力軸の外周に設けたナット締結用のおねじ部に螺着されるナットには、最終段のキャリアを径方向の外側から取囲む円環状の突出部を設ける。一方、ナットの突出部の内周面と遊星歯車減速機構の最終段のキャリアに形成された雌スプライン形成部の外周面との間には、出力軸に対してナットを回止めする回止め手段を設けている。
従って、最終段のキャリアを出力軸に取付けるとき、即ち、このキャリアの雌スプラインを出力軸の雄スプラインに噛合させることにより、ナットの突出部の内周面とキャリアの雌スプライン形成部の外周面とを対面させることができる。これらの間に設けた回止め手段は、出力軸に対してナットを回止めすることができる。
この結果、回止め手段は、キャリアに回止め機能を持たせることにより、このキャリアを出力軸に取付けるだけで、該出力軸に対するナットの回転を規制でき、簡単な作業で減速装置を組立てることができる。しかも、回止め手段は、ボルトを使用していないから、ボルトの緩みによる回止め機能の低下を防ぐことができ、出力軸に対してナットを安定的に回止めすることができる。
請求項2の発明によれば、ナットは、ねじ形成部と円環状の突出部とを一体に形成しているから、1個の部品として構成することができる。これにより、ナットは、出力軸に対して簡単に組付けることができる。
請求項3の発明によれば、ナットの突出部の内周面に設けられた回止め雌スプラインと、最終段のキャリアの雌スプライン形成部の外周面に設けられた回止め雄スプラインとによって回止め手段を構成している。従って、回止め雌スプラインと回止め雄スプラインとを噛合させることにより、キャリアの雌スプライン形成部を介して出力軸とナットとを回転不能に連結することができる。これにより、別途部品を設けることなく、簡単な構成でナットの回転を確実に規制することができる。
請求項4の発明によれば、ナットの突出部の内周面に設けられた回止め雌テーパ面と、最終段のキャリアの雌スプライン形成部の外周面に設けられた回止め雄テーパ面とによって回止め手段を構成している。従って、回止め雌テーパ面に回止め雄テーパ面を挿嵌することにより、キャリアの雌スプライン形成部を介して出力軸とナットとを回転不能に連結することができる。これにより、別途部品を設けることなく、簡単な構成でナットの回転を確実に規制することができる。
さらに、回止め雌テーパ面と回止め雄テーパ面とを面接触させる構成では、スプラインを噛合させるときに必要であった回転方向の位置決めを省略することができ、組立作業性を向上することができる。
本発明の第1の実施の形態による減速装置を備えた旋回装置を示す縦断面図である。 図1中の要部を拡大して示す縦断面図である。 最終段のキャリアと出力軸とナットとの噛合状態を図2中の矢示III−III方向から見た横断面図である。 ナットと最終段のキャリアの一部とを分解した状態で示す分解斜視図である。 ナットの雌スプラインとキャリアの雄スプラインとを拡大して示す分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態による減速装置を備えた旋回装置を示す縦断面図である。 図6中の要部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の変形例によるナットの雌スプラインを示す要部拡大の斜視図である。
以下、本発明に係る減速装置の実施の形態を、油圧ショベルの旋回装置に適用した場合を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。なお、実施の形態では、旋回フレームの底板上に搭載された旋回装置に減速装置を設けた場合を例示している。この実施の形態では、軸線が上,下方向となるから減速装置の上側に旋回モータを設ける構成としている。
しかし、旋回装置の上,下位置を反転して下部走行体側に設ける構成としてもよく、この場合には、各種構成部品の上,下位置を反対すればよい。さらに、減速装置を下部走行体の駆動源となる走行モータに設ける構成としてもよい。この場合には、軸線が左,右方向となるから、減速装置に対し左,右方向の内側に旋回モータを設ければよく、各種構成部品は横倒し状態に配置することで対応することができる。
図1ないし図5は本発明の第1の実施の形態を示している。図1において、1は油圧ショベルの下部走行体と上部旋回体を構成する旋回フレーム(いずれも図示せず)の底板2との間に配設された旋回装置を示している。この旋回装置1は、外部から圧油が供給されることによりモータ軸3Aを回転駆動する回転源としての旋回モータ3と、該旋回モータ3のモータ軸3Aの回転を減速して旋回輪4に伝達する後述の減速装置11とを含んで構成されている。なお、旋回モータ3としては、斜板式の油圧モータを例に挙げて説明しているが、斜軸式の油圧モータ等を回転源として用いてもよく、また回転源として電動モータを用いてもよい。
ここで、旋回装置1を構成する旋回輪4は、下部走行体の中央に上,下方向を軸線として配置された筒体(図示せず)上に取付けられ内径側に突出する内歯5Aを有する内輪5と、該内輪5を取囲んで配置され旋回フレームの底板2に取付けられた外輪6と、前記内輪5と外輪6との間に転動可能に配設された複数個の鋼球7(1個のみ図示)とにより構成されている。旋回輪4は、外輪6が各鋼球7を介して内輪5の周囲で回転することにより、上部旋回体を下部走行体上で旋回可能に支持するものである。
次に、前述した旋回モータ3、旋回輪4と共に旋回装置1を構成する第1の実施の形態による減速装置11について説明する。
11は旋回装置1を構成する第1の実施の形態による減速装置を示している。この減速装置11は、旋回モータ3から入力される回転を減速して出力するものである。減速装置11は、後述のハウジング12、遊星歯車減速機構16,21、出力軸27、軸受32,33、おねじ部34、ナット35、回止め手段36等により構成されている。
12は減速装置11の外殻をなすハウジングで、該ハウジング12は、上,下方向を軸線とする段付円筒体として形成されている。ハウジング12は、軸方向の一側となる上側に配置された減速機構収容部13と、該減速機構収容部13の軸方向の他側となる下側に配置された軸支持部14とにより構成されている。ここで、減速機構収容部13の上側には、旋回モータ3が複数本のボルト15Aによって取付けられている。減速機構収容部13と軸支持部14とは、複数本のボルト15Bによって取付けられている。さらに、軸支持部14の下側は、複数本のボルト15Cによって底板2に取付けられている。
減速機構収容部13の内周側には、上側に位置する上内歯13Aと下側に位置する下内歯13Bとが全周に亘って形成されている。一方、軸支持部14の内周側には、上側に位置して径方向内向きに突出した環状の上段部14Aと、下側に位置して径方向内向きに突出した環状の下段部14Bとが形成されている。
16は減速機構収容部13内に設けられた1段目の遊星歯車減速機構で、該遊星歯車減速機構16は、旋回モータ3のモータ軸3Aにスプライン結合された太陽歯車17と、該太陽歯車17と減速機構収容部13の上内歯13Aとに噛合し、該太陽歯車17の周囲を自転しつつ公転する複数個の遊星歯車18(1個のみ図示)と、該各遊星歯車18をピン19を介して回転可能に支持するキャリア20とから構成されている。
21は1段目の遊星歯車減速機構16の下側に位置して減速機構収容部13内に設けられた最終段となる2段目の遊星歯車減速機構である。この遊星歯車減速機構21は、1段目の遊星歯車減速機構16のキャリア20にスプライン結合された太陽歯車22と、該太陽歯車22と減速機構収容部13の下内歯13Bとに噛合し、該太陽歯車22の周囲を自転しつつ公転する複数個の遊星歯車23(1個のみ図示)と、該各遊星歯車23をピン24を介して回転可能に支持するキャリア25とから構成されている。
ここで、図2、図3に示すように、キャリア25の下側には、内径側から下向きに延びた円筒状の雌スプライン形成部25Aが設けられ、該雌スプライン形成部25A内には、後述する出力軸27の雄スプライン28と噛合する雌スプライン26が形成されている。このキャリア25の雌スプライン26は、出力軸27の雄スプライン28と噛合することにより、各遊星歯車23の公転をキャリア25を介して出力軸27に伝達するものである。これにより、各遊星歯車減速機構16,21は、旋回モータ3の回転を2段階で減速し、出力軸27に大きな回転トルクを伝達することができる。
一方、キャリア25の雌スプライン形成部25Aは、後述するナット35の突出部35Bの内径側に収まる外径寸法をもって形成されている。さらに、突出部35Bの内周面に対向する雌スプライン形成部25Aの外周面25A1には、突出部35Bの内周面に形成される後述の回止め雌スプライン37と噛合する回止め雄スプライン38が形成されている。
27はハウジング12の軸支持部14内に軸方向に伸長して設けられた出力軸である。この出力軸27は、軸方向の上側の外周面が最終段のキャリア25の雌スプライン形成部25Aに設けられた雌スプライン26と噛合する雄スプライン28となり、該雄スプライン28から軸方向の下側に向け離間した部位が上軸受取付部29、下軸受取付部30となっている。
ここで、出力軸27の上側に配置された上軸受取付部29には、後述の上軸受32が取付け、出力軸27の下側に配置された下軸受取付部30には、後述の下軸受33が取付けられる。一方、出力軸27の下端には、旋回輪4の内輪5に形成された内歯5Aに噛合するピニオン31が設けられている。さらに、出力軸27の外周には、雄スプライン28と上軸受取付部29との間に位置して後述するナット締結用のおねじ部34が設けられている。
32はハウジング12の軸支持部14と出力軸27の上軸受取付部29との間に設けられた上軸受である。この上軸受32は、後述の下軸受33と共に出力軸27を回転可能に支持するもので、例えば円錐ころ軸受等として形成されている。上軸受32は、上軸受取付部29の外周に嵌合された内輪32Aと、軸支持部14に上側から嵌合され下端面が上段部14Aに当接した外輪32Bと、内輪32Aと外輪32Bとの間に設けられた複数個の転動体(ころ)32Cとから構成されている。
33はハウジング12の軸支持部14と出力軸27の下軸受取付部30との間に設けられた下軸受である。この下軸受33は、上軸受32と共に出力軸27を回転可能に支持するもので、例えば円錐ころ軸受等として形成されている。下軸受33は、上軸受32とほぼ同様に、下軸受取付部30の外周に嵌合された内輪33Aと、軸支持部14に下側から嵌合され上端面が下段部14Bに当接した外輪33Bと、内輪33Aと外輪33Bとの間に設けられた複数個の転動体(ころ)33Cとから構成されている。
ここで、各軸受32,33によって出力軸27を回転可能に支持する場合、該各軸受32,33に内部隙間が形成されていると、転動体32C,33Cの遊びが大きくなり、振動等の発生原因になる。このために、各軸受32,33を取付ける場合には、軸方向に圧力与えることにより、転動体32C,33Cの遊びを適正な値にすることが行われている。この作業が与圧と呼ばれるもので、本実施の形態では、出力軸27のピニオン31との間に各軸受32,33を挟む位置に後述のナット35を配置し、このナット35をねじ込むことによって各軸受32,33に軸方向の与圧を与えるようにしている。
34は雄スプライン28と上軸受取付部29との間に位置して出力軸27の外周に設けられたナット締結用のおねじ部である(図2参照)。このおねじ部34は、ナット35のめねじ部35A1が螺合するものである。
35は出力軸27のおねじ部34に螺合して設けられた環状のナットである。このナット35は、上軸受32の内輪32Aを下側(ピニオン31側)に押圧することにより、軸支持部14を介して下軸受33にも与圧を与えるものである。図2ないし図4に示すように、ナット35は、内周面におねじ部34に螺合するめねじ部35A1が設けられた円環状の板体からなるめねじ形成部35Aと、該めねじ形成部35Aの上面35A2の外径側から最終段のキャリア25の雌スプライン形成部25Aに向けて上向きに突出した円環状の突出部35Bとを一体に形成したものである。円環状の突出部35Bの上面35B1には、ねじ締め工具(図示せず)を係合させるための係合穴35Cが周方向に間隔をもって複数個形成されている。さらに、突出部35Bの内周面は、後述の回止め雌スプライン37となっている。
ナット35の突出部35Bは、内周面の内径寸法がめねじ部35A1よりも大径に形成されている。これにより、突出部35Bの内周面となる回止め雌スプライン37と出力軸27の雄スプライン28との間には、円環状の空間を形成することができ、この空間には、最終段のキャリア25の雌スプライン形成部25Aを嵌合することができる。
ナット35は、めねじ形成部35Aのめねじ部35A1を出力軸27のおねじ部34に螺合させて締付けることにより、めねじ形成部35Aの下面35A3によって上軸受32の内輪32Aを下側に押圧し、各軸受32,33に与圧を与えることができる。
次に、各軸受32,33に与圧を与えたナット35が緩むのを防止するために、該ナット35が出力軸27に対して回転するのを規制する第1の実施の形態による回止め手段36の構成について述べる。
即ち、36はナット35の突出部35Bの内周面と最終段のキャリア25の雌スプライン形成部25Aの外周面25A1との間に設けられた回止め手段を示している。この回止め手段36は、出力軸27に対してナット35を回止めするもので、後述の回止め雌スプライン37と回止め雄スプライン38とにより構成されている。
37はナット35の突出部35Bの内周面に設けられた回止め雌スプラインで、該回止め雌スプライン37は、後述の回止め雄スプライン38と噛合するものである。この回止め雌スプライン37は、図4に示すように、所定の間隔をもって周方向に並べられた多数本の歯部37Aにより構成され、該各歯部37A間には、回止め雄スプライン38の各歯部38Aが係合状態で配置される。
38は最終段のキャリア25の雌スプライン形成部25Aの外周面25A1に設けられた回止め雄スプラインで、該回止め雄スプライン38は、回止め雌スプライン37と噛合するものである。この回止め雄スプライン38は、所定の間隔をもって周方向に並べられた多数本の歯部38Aにより構成され、該各歯部38A間には、回止め雌スプライン37の各歯部37Aが係合状態で配置される。
回止め雄スプライン38の各歯部38Aには、図5に示すように、回止め雌スプライン37の各歯部37A間に差し込まれる先端側、即ち、下側位置に左,右の傾斜面38Bが形成されている。この左,右の傾斜面38Bは、先端側(下側)に向けて歯部38Aの幅寸法を小さくするようにV字状の面取りとして形成されている。これにより、回止め雄スプライン38の各歯部38Aは、回止め雌スプライン37の各歯部37A間に差し込まれる先端側で各傾斜面38Bによって狭幅に形成することができる。
従って、図5中に二点鎖線で示すように、回止め雌スプライン37の歯部37Aが回止め雄スプライン38の歯部38Aに対して周方向に位置ずれした場合でも、狭幅な歯部37A先端は、回止め雌スプライン37の各歯部37A間に差し込むことができる。さらに、歯部37Aを押込んだときには、傾斜面38Bによりナット35を回転させて所定の回転位置に自動的に配置することができる。この結果、ナット35の締付け作業では、該ナット35の周方向の回転位置を気にすることなく、簡単に締付けることができる。
このように構成された回止め手段36によってナット35の回止めをするときの手順について述べる。ナット35を出力軸27のおねじ部34に螺着し、所定のトルクで締付けたら、2段目の遊星歯車減速機構21のキャリア25に形成した雌スプライン形成部25Aの雌スプライン26を出力軸27の雄スプライン28に噛合させる。このときには、キャリア25の雌スプライン形成部25Aが、ナット35の突出部35Bの内側に嵌合するから、キャリア25側の回止め雄スプライン38とナット35側の回止め雌スプライン37とを噛合させることができる。これにより、通常の組立作業と同じ工程数で出力軸27に対してナット35を回止めすることができる。
第1の実施の形態による減速装置11は上述の如き構成を有するもので、旋回モータ3のモータ軸3Aによって第1の遊星歯車減速機構16の太陽歯車17を回転することにより、この回転を各遊星歯車減速機構16,21によって2段減速し、出力軸27を大きな回転力(トルク)をもって回転する。これにより、出力軸27のピニオン31は、旋回輪4の内輪5に設けた内歯5Aに噛合しつつ該内輪5に沿って公転し、下部走行体上で上部旋回体を旋回動作させる。
かくして、第1の実施の形態によれば、出力軸27の外周に設けたナット締結用のおねじ部34に螺着されるナット35には、最終段となる2段目の遊星歯車減速機構21のキャリア25を径方向の外側から取囲む円環状の突出部35Bを設ける。一方、ナット35の突出部35Bの内周面とキャリア25の雌スプライン形成部25Aの外周面25A1との間には、出力軸27に対してナット35を回止めする回止め手段36を設ける構成としている。
この回止め手段36は、ナット35の突出部35Bの内周面に設けられた回止め雌スプライン37と、キャリア25の雌スプライン形成部25Aの外周面25A1に設けられた回止め雄スプライン38とにより形成している。これにより、回止め雌スプライン37と回止め雄スプライン38とを噛合させることにより、出力軸27に対するナット35の回転を規制することができる。
従って、最終段となる2段目の遊星歯車減速機構21のキャリア25に回止め機能を持たせることにより、このキャリア25を出力軸27に取付けるとき、即ち、キャリア25の雌スプライン26を出力軸27の雄スプライン28に噛合させるときに、ナット35側の回止め雌スプライン37とキャリア25側の回止め雄スプライン38とを噛合させることができる。
この結果、回止め手段36は、別途ボルト、ピン等の部品を設けることなく、キャリア25を出力軸27に取付ける通常の組立作業を行うだけで、出力軸27に対するナット35の回転を規制できるから、少ない部品点数、組立工数で減速装置11を簡単に組立てることができる。しかも、回止め手段36は、ボルト等を使用していないから、ボルトの緩みによって回止め機能が低下する心配もなく、出力軸27に対してナット35を安定的に回止めすることができる。
一方、ナット35は、内周面におねじ部34に螺合するめねじ部35A1が設けられためねじ形成部35Aと、該めねじ形成部35Aの上面35A2から突出し前記めねじ部35A1よりも大径な内周面を有する円環状の突出部35Bとを一体に形成している。従って、ナット35は、1個の部品として構成することができるから、出力軸27に対して簡単に組付けることができる。
さらに、回止め雄スプライン38の各歯部38Aには、下側の先端部に左,右の傾斜面38Bを形成し、各歯部38Aの先端が狭幅となるようにV字状に面取りを施す構成としている。これにより、回止め雌スプライン37の歯部37Aが回止め雄スプライン38の歯部38Aに対して周方向に位置ずれした場合でも、狭幅な歯部37Aは、回止め雌スプライン37の各歯部37A間に差し込むことができ、しかも、ナット35を回転させて所定の回転位置に自動的に配置することができる。この結果、ナット35の締付け作業では、該ナット35の周方向の回転位置を気にすることなく、簡単に締付けることができる。
次に、図6および図7は本発明の第2の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、回止め手段は、ナットの突出部の内周面に設けられ軸方向の一側に向けて拡開した回止め雌テーパ面と、最終段のキャリアの雌スプライン形成部の外周面に設けられ軸方向の他側に向けて縮径した回止め雄テーパ面とからなり、前記回止め雌テーパ面に回止め雄テーパ面を挿嵌することにより出力軸に対するナットの回転を規制する構成としたことにある。なお、第2の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図6に示すように、41は第2の実施の形態による2段目の遊星歯車減速機構、42は該遊星歯車減速機構41を構成する最終段のキャリアを示している。この第2の実施の形態によるキャリア42は、前述した第1の実施の形態によるキャリア25とほぼ同様に、各遊星歯車23をピン24を介して回転可能に支持するもので、その下側には、内径側から下向きに延びた円筒状の雌スプライン形成部42Aが設けられ、該雌スプライン形成部42A内には雌スプライン43が形成されている。しかし、第2の実施の形態によるキャリア42は、雌スプライン形成部42Aの外周面42A1に後述の回止め雄テーパ面54が形成されている点で、第1の実施の形態によるキャリア25と相違している。
44は軸支持部14内に設けられた第2の実施の形態による出力軸で、該出力軸44は、第1の実施の形態による出力軸27とほぼ同様に、雄スプライン45、上軸受取付部46、下軸受取付部47およびピニオン48により構成され、雄スプライン45と上軸受取付部46との間には、ナット締結用のおねじ部49が形成されている。しかし、第2の実施の形態による出力軸44は、上端面の中央にめねじ穴50が形成されている点で、第1の実施の形態による出力軸27と相違している。このめねじ穴50は、後述する押付け部材55のボルト55Bが螺着されるものである。
51は出力軸44のおねじ部49に螺合して設けられた第2の実施の形態による環状のナットで、図7に示すように、該ナット51は、第1の実施の形態によるナット35とほぼ同様に、内周面にめねじ部51A1が設けられためねじ形成部51A、円環状の突出部51Bおよび各係合穴51Cにより構成されている。しかし、第2の実施の形態によるナット51は、突出部51Bの内周面に後述の回止め雌テーパ面53が形成されている点で、第1の実施の形態によるナット35と相違している。
52はナット51の突出部51Bの内周面と最終段のキャリア42の雌スプライン形成部42Aの外周面42A1との間に設けられた第2の実施の形態による回止め手段を示している。この回止め手段52は、出力軸44に対してナット51を回止めするもので、後述の回止め雌テーパ面53と回止め雄テーパ面54とにより構成されている。
53はナット51の突出部51Bの内周面に設けられた回止め雌テーパ面で、該回止め雌テーパ面53は、後述の回止め雄テーパ面54が挿嵌されるものである。この回止め雌テーパ面53は、回止め雄テーパ面54と同じ角度をもって軸方向の上側に向けて拡開するように形成されている。
54は最終段のキャリア42の雌スプライン形成部42Aの外周面42A1に設けられた回止め雄テーパ面で、該回止め雄テーパ面54は、回止め雌テーパ面53に挿嵌するものである。この回止め雄テーパ面54は、回止め雌テーパ面53と同じ角度をもって軸方向の下側に向けて縮径するように形成されている。
このように構成された回止め手段52によってナット51の回止めをするときの手順について述べる。ナット51を出力軸44のおねじ部49に螺着し、所定のトルクで締付けたら、2段目の遊星歯車減速機構41のキャリア42に形成した雌スプライン形成部42Aの雌スプライン43を出力軸44の雄スプライン45に噛合させる。このときには、キャリア42の雌スプライン形成部42Aが、ナット51の突出部51Bの内側に嵌合するから、キャリア42側の回止め雄テーパ面54をナット51側の回止め雌テーパ面53内に圧入状態で挿嵌することができ、テーパ面同士の当接による楔効果によってキャリア42とナット51とを周方向に固定することができる。
55は出力軸44の上端に設けられた押付け部材で、該押付け部材55は、キャリア42に設けた回止め雄テーパ面54をナット51に設けた回止め雌テーパ面53に押付け、摩擦接触を維持するものである。押付け部材55は、周囲がキャリア42の雌スプライン形成部42Aの上部に当接した大径なワッシャ55Aと、該ワッシャ55Aの中央部に挿通され、出力軸44のめねじ穴50に螺着されるボルト55Bとにより構成されている。
かくして、このように構成された第2の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。即ち、第2の実施の形態によれば、回止め手段52は、ナット51側の回止め雌テーパ面53と、最終段のキャリア42側の回止め雄テーパ面54とによって構成している。従って、回止め雌テーパ面53に回止め雄テーパ面54を挿嵌することにより、楔効果によってキャリア42の雌スプライン形成部42Aを介して出力軸44とナット51とを回転不能に連結することができる。これにより、別途部品を設けることなく、簡単な構成でナット51の回転を確実に規制することができる。
しかも、回止め雌テーパ面53と回止め雄テーパ面54とを面接触させる構成では、スプラインを噛合させるときに必要であった回転方向の位置決めを省略することができるから、組立作業性を向上することができる。
さらに、出力軸44の上端には、キャリア42に設けた回止め雄テーパ面54をナット51に設けた回止め雌テーパ面53に押付ける押付け部材55を設けているから、ナット51の回止めを安定的に維持することができる。
なお、第1の実施の形態では、回止め雄スプライン38の各歯部38Aには、下側位置に左,右の傾斜面38Bを形成し、該各傾斜面38Bによって歯部38Aの下側が狭幅となるようにV字状の面取りした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図8に示す変形例のように構成してもよい。
即ち、図8に示す変形例では、ナット61側の回止め雌スプライン62の各歯部62Aに左,右の傾斜面62Bを設ける構成としてもよい。ここで、各傾斜面62Bは、回止め雄スプライン38が噛合される各歯部62Aの上側位置に逆V状の面取りとして形成すればよい。この場合、回止め雄スプライン38の各歯部38Aから傾斜面38Bを廃止してもよい。さらに、各歯部62Aの傾斜面62Bと、各歯部38Aの傾斜面38Bとの両方を設ける構成としてもよく、この場合には、より大きな回転方向の位置ずれを許容することができる。
第1の実施の形態では、減速装置11に2段の遊星歯車減速機構16,21を設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば、遊星歯車減速機構を1段または3段以上設ける構成としてもよい。この構成は、第2の実施の形態にも同様に適用できるものである。
一方、各実施の形態では、減速装置11を油圧ショベルの旋回装置1に適用した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、減速装置11を油圧ショベルの下部走行体に設けられた走行モータ等に適用する構成としてもよい。さらに、油圧ショベル以外、例えば、油圧クレーン、ホイールローダ等の他の建設機械にも広く適用することができるものである。
1 旋回装置
3 旋回モータ
3A モータ軸
11 減速装置
12 ハウジング
13 減速機構収容部
13A 上内歯
13B 下内歯
14 軸支持部
16 1段目の遊星歯車減速機構
17,22 太陽歯車
18,23 遊星歯車
19,24 ピン
20 キャリア
21,41 2段目の遊星歯車減速機構
25,42 キャリア(最終段のキャリア)
25A,42A 雌スプライン形成部
25A1,42A1 外周面
26,43 雌スプライン
27,44 出力軸
28,45 雄スプライン
29,46 上軸受取付部
30,47 下軸受取付部
31,48 ピニオン
32 上軸受
33 下軸受
34,49 おねじ部
35,51,61 ナット
35A,51A めねじ形成部
35A1,51A1 めねじ部
35B,51B 円環状の突出部
36,52 回止め手段
37,62 回止め雌スプライン
37A,38A,62A 歯部
38 回止め雄スプライン
38B,62B 傾斜面
53 回止め雌テーパ面
54 回止め雄テーパ面
55 押付け部材

Claims (4)

  1. 軸方向の一側が減速機構収容部となり他側が軸支持部となったハウジングと、
    該ハウジングの減速機構収容部内に設けられ回転源の回転を減速する1段または複数段の減速段からなり最終段のキャリアには雌スプライン形成部が設けられた遊星歯車減速機構と、
    前記ハウジング内に軸方向に伸長して設けられ軸方向の一側の外周面が前記最終段のキャリアの雌スプライン形成部に設けられた雌スプラインと噛合する雄スプラインとなり該雄スプラインから軸方向の他側に向け離間した部位が軸受取付部となった出力軸と、
    前記ハウジングの軸支持部と該出力軸の軸受取付部との間に設けられ該出力軸を回転可能に支持する軸受と、
    前記雄スプラインと前記軸受取付部との間に位置して前記出力軸の外周に設けられたナット締結用のおねじ部と、
    該おねじ部に螺合して設けられ前記軸受に対して与圧を与える環状のナットとを備えてなる減速装置において、
    前記ナットには、前記最終段のキャリアを径方向の外側から取囲む円環状の突出部を設け、
    前記ナットの突出部の内周面と前記最終段のキャリアの雌スプライン形成部の外周面との間に前記出力軸に対して前記ナットを回止めする回止め手段を設ける構成としたことを特徴とする減速装置。
  2. 前記ナットは、内周面に前記おねじ部に螺合するめねじ部が設けられためねじ形成部と、該めねじ形成部から前記最終段のキャリアの雌スプライン形成部に向け突出し前記めねじ部よりも大径な内周面を有する前記円環状の突出部とを一体に形成してなる請求項1に記載の減速装置。
  3. 前記回止め手段は、前記ナットの突出部の内周面に設けられた回止め雌スプラインと、前記最終段のキャリアの雌スプライン形成部の外周面に設けられた回止め雄スプラインとからなり、前記回止め雌スプラインと回止め雄スプラインとを噛合させることにより前記出力軸に対する前記ナットの回転を規制する構成としてなる請求項1または2に記載の減速装置。
  4. 前記回止め手段は、前記ナットの突出部の内周面に設けられ軸方向の一側に向けて拡開した回止め雌テーパ面と、前記最終段のキャリアの雌スプライン形成部の外周面に設けられ軸方向の他側に向けて縮径した回止め雄テーパ面とからなり、前記回止め雌テーパ面に回止め雄テーパ面を挿嵌することにより前記出力軸に対する前記ナットの回転を規制する構成としてなる請求項1または2に記載の減速装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE544463C2 (en) * 2018-12-13 2022-06-07 Scania Cv Ab An arrangement for moving a component into and out of a press fit connection

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