JP2014054517A - 光音響画像生成装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フーリエ変換法で光音響画像を生成する際に、素子領域に対応した領域よりも外側の領域からの光音響波に起因するアーチファクトを抑制する。
【解決手段】プローブ11は、少なくとも一次元的に配列された複数の検出器素子を含む。プローブ11は、被検体に対する光の照射後に、光照射に起因して被検体内で生じた光音響波を検出する。ダミーデータ挿入手段24は、プローブ11の複数の検出器素子よりも外側に仮想検出器素子が存在すると仮定し、プローブ11の各検出器素子で検出された光音響波のデータを各検出器素子の位置に従って並べた光音響データに対して、仮想検出器素子に対応したダミーデータを付加する。画像生成手段25は、ダミーデータが付加された光音響データをフーリエ変換法により再構成し、光音響画像を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光音響画像生成装置及び方法に関し、更に詳しくは、被検体への光出射後に被検体内で生じた光音響波を検出して光音響画像を生成する光音響画像生成装置及び方法に関する。
生体内部の状態を非侵襲で検査できる画像検査法の一種として、超音波検査法が知られている。超音波検査では、超音波の送信及び受信が可能な超音波探触子を用いる。超音波探触子から被検体(生体)に超音波を送信させると、その超音波は生体内部を進んでいき、組織界面で反射する。超音波探触子でその反射超音波を受信し、反射超音波が超音波探触子に戻ってくるまでの時間に基づいて距離を計算することで、内部の様子を画像化することができる。
また、光音響効果を利用して生体の内部を画像化する光音響イメージングが知られている。一般に光音響イメージングでは、レーザパルスなどのパルスレーザ光を生体内に照射する。生体内部では、生体組織がパルスレーザ光のエネルギーを吸収し、そのエネルギーによる断熱膨張により超音波(光音響信号)が発生する。この光音響信号を超音波プローブなどで検出し、検出信号に基づいて光音響画像を構成することで、光音響信号に基づく生体内の可視化が可能である。
ここで、超音波画像及び光音響画像の生成における画像再構成の手法は、大きく分けて、タイムドメイン法とフーリエドメイン法(フーリエ変換法)との2つに分類できる。タイムドメイン法は、音波が球面波であるという性質を利用して、実空間において音波源の候補を描画していく方法である。代表的な手法として、DnS(Delay and Sum)法やCBP(Circular Back Projection)法、HTA(Hough Transform Algorithm)法といった手法がある。
一方、フーリエ変換法(FTA(Fourier Transform Analysis)法)による画像再構成は、フーリエ変換と音波の分散関係を用いて、測定された時空間の情報を、実空間の情報に変換できることを利用する。すなわち、測定された音波の時系列に対し、まず順方向フーリエ変換を行い、時間スケールでのスペクトルを獲得する。その後、音波の分散関係(ω=ck、ω:時間周波数、k:空間周波数)から時間・空間スケールを変換した後に、逆方向フーリエ変換を行うことによって音波源の空間分布を画像として得る。
上記タイムドメイン法による画像再構成と、フーリエ変換法による画像再構成とを利用した光音響画像の生成が、特許文献1に記載されている。タイムドメイン法を用いて再構成した画像と、フーリエ変換法を用いて再構成した画像とでは、アーチファクトの出方が異なる。特許文献1では、そのような性質を利用し、双方の手法で再構成した画像を合成することで、アーチファクトを抑制した光音響画像を得ている。
特開2010−35806号公報
超音波イメージングと光音響イメージングの違いは、超音波イメージングでは超音波が送信された箇所で生じた反射超音波が検出されるのに対し、光音響イメージングでは、光が照射された箇所で生じた光音響波が検出されるところにある。光音響イメージングでは、被検体の、超音波検出器の検出器素子が存在する領域に対応した領域、すなわち検出器素子が存在する領域を被検体の深さ方向に超音波検出面に平行に投影した領域にのみ光が照射されるのではなく、それよりも外側の領域にも光が照射される場合が多い。その場合、特に超音波検出器の素子領域の端部において、素子領域に対応した領域よりも外側の領域からの光音響波が検出される。そのような光音響波の検出信号を含む光音響信号をフーリエ変換法により再構成すると、素子領域外の光吸収体が素子領域内に折り返され、それがアーチファクトとなることがあった。特許文献1では、タイムドメイン法で生成した光音響画像と合成することで、フーリエ変換法で生成した光音響画像に存在するアーチファクトの影響を弱めることはできるものの、フーリエ変換法で生成した光音響画像に存在するアーチファクトそのものを抑制することはできない。
本願発明は、上記に鑑み、フーリエ変換法で光音響画像を生成する際に、素子領域に対応した領域よりも外側の領域からの光音響波に起因するアーチファクトを抑制できる光音響画像生成装置及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも一次元的に配列された複数の検出器素子を含み、被検体に対する光の出射後に、光照射に起因して被検体内で生じた光音響波を検出する音響波検出手段と、少なくとも一次元的に配列された複数の検出器素子よりも外側に仮想検出器素子が存在すると仮定し、音響波検出手段の各検出器素子で検出された光音響波のデータを各検出器素子の位置に従って並べた光音響データに対して、仮想検出器素子に対応したダミーデータを付加するダミーデータ挿入手段と、ダミーデータが付加された光音響データをフーリエ変換法により再構成し、光音響画像を生成する画像生成手段とを備えたことを特徴とする光音響画像生成装置を提供する。
本発明では、仮想検出器素子の数が、音響波検出手段における検出器素子の配列方向の素子サイズ、及び、検出器素子の中心周波数に応じて決定されることとしてもよい。
仮想検出器素子の数は、素子サイズと中心周波数との積に基づいて決定される、音響波検出手段における音響波検出面に対して垂直な直線からの角度をαとし、中心周波数に基づいて決定される深度をD(f)として(fは中心周波数)、D(f)×tanαで表わされる長さに基づいて決定されてもよい。
上記の角度αは、被検体内を進行する音響波の音速/(素子サイズ×中心周波数)の値に基づいて決定することができる。
上記の深度D(f)が、中心周波数がfの検出器素子を用いたときに、所定の値よりも大きい信号対雑音比が得られる最大深度を表していてもよい。
仮想検出器素子の数は、D(f)×tanαで表わされる長さを、(仮想)検出器素子のチャネルピッチで除した値で決定してもよい。
生成された光音響画像における、少なくとも一次元的に配列された複数の検出器素子のうちの端部の検出器素子に対応する画素から上記の角度αでダミーデータが挿入された領域側に延びる直線よりも外側の領域をマスクする画像マスク手段を更に備えた構成としてもよい。
ダミーデータ挿入手段は、一次元配列された複数の検出器素子の配列方向の両側に仮想検出器素子が存在すると仮定してダミーデータの付加を行ってもよい。
仮想検出素子の数は、使用される音響波検出手段ごとに予め決められていてもよい。
ダミーデータは0(ゼロ値)であってよい。
フーリエ変換法による再構成には、例えばダミーデータが付加された光音響データを2次元フーリエ変換する処理が含まれる。フーリエ変換法による再構成において、2次元フーリエ変換されたデータの検出器素子の配列方向の所定周波数以上の成分をカットした上で再構成を行うこととしてもよい。
フーリエ変換による再構成には、2次元フーリエ変換された光音響データを2次元フーリエ逆変換する処理が含まれていてもよい。その2次元フーリエ逆変換では、検出器素子の配列方向に直交する方向のフーリエ逆変換を行った後に検出器素子の配列方向のフーリエ逆変換を行うこととしてもよい。
本発明は、また、少なくとも一次元的に配列された複数の検出器素子を含む音響波検出手段を用いて、被検体に対する光の出射後に、光照射に起因して被検体内で生じた光音響波を検出するステップと、少なくとも一次元的に配列された複数の検出器素子よりも外側に仮想検出器素子が存在すると仮定し、音響波検出手段の各検出器素子で検出された光音響波のデータを各検出器素子の位置に従って並べた光音響データに対し、仮想検出器素子に対応したダミーデータを付加するステップと、ダミーデータが付加された光音響データをフーリエ変換法により再構成し、光音響画像を生成するステップとを有することを特徴とする光音響画像生成方法を提供する。
本発明の光音響画像生成装置及び方法では、音響波検出手段の少なくとも一次元的に配列された複数の検出器素子よりも外側に仮想検出器素子が存在すると仮定し、音響波検出手段の検出器素子で検出された光音響波の実データに対し、仮想検出器素子に対応したダミーデータを付加する。そのダミーデータが付加された光音響データをフーリエ変換法により光音響画像を生成する。このようにすることで、ダミーデータを挿入せずにフーリエ変換法により再構成を行った場合に生じる折り返しノイズを低減し、アーチファクトを抑制した光音響画像を得ることができる。また、ダミーデータが挿入された分だけ光音響画像の横方向(検出器素子の配列方向)の幅を広げることができ、被検体の広い範囲を画像化することができる。
本発明の第1実施形態の光音響画像生成装置を示すブロック図。 ダミーデータが付加された光音響データを示す図。 生成された光音響画像の一例を示す図。 比較例の光音響画像を示す図。 動作手順を示すフローチャート。 ダミーデータ挿入領域の幅の決定を示す図。 (a)及び(b)はダミーデータを含めて再構成を行った光音響画像を示す図。 光吸収体を明瞭に視認できる限界角度と、被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)の値との関係を示すグラフ。 中心周波数fと測定可能深さD(f)との関係を示すグラフ。 本発明の第3実施形態の光音響画像生成装置を示すブロック図。 画像がマスクされる領域を示す図。 本発明の第3実施形態における光音響画像再構成手段を示すブロック図。 ダミーデータが挿入された光音響データを示す図。 高周波成分をカットした光音響データを示す図。 2次元フーリエ逆変換された再構成画像を示す図。 再構成において高周波成分をカットした場合の光音響画像。 高周波成分をカットしない場合の光音響画像 図16に示す光音響画像と図17に示す光音響画像との差分画像。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明の実施例では、音響波として超音波を用いるが、被検対象や測定条件等に応じて適切な周波数を選択することにより、可聴周波数の音響波であっても良い。
図1は、本発明の第1実施形態の光音響画像生成装置を示す。光音響画像生成装置(光音響画像診断装置)10は、プローブ(超音波探触子)11と、超音波ユニット12と、レーザユニット(光源)13とを含む。レーザユニット13は、生体組織などの被検体に照射するレーザ光を生成する。レーザ光の波長は、観察対象の生体組織などに応じて適宜設定すればよい。レーザユニット13から出射したレーザ光は、例えば光ファイバなどの導光手段を用いてプローブ11まで導光される。なお、被検体に照射される光はレーザ光には限られず、レーザ光以外の光を被検体に照射してもよい。
プローブ11は、音響波検出手段であり、少なくとも一次元的に配列された複数の検出器素子(超音波振動子)を有する。プローブ11は、被検体に対する光の照射後に、光照射に起因して被検体内で生じた光音響波を検出する。また、プローブ11は、光照射部を有しており、レーザユニット13から導光された光を被検体に向けて照射する。なお、被検体に対する光照射はプローブ11から行われる必要はなく、プローブ11以外の場所から被検体に対する光照射を行うこととしてもよい。
超音波ユニット12は、受信回路21、AD変換手段22、受信メモリ23、ダミーデータ挿入手段24、画像生成手段25、トリガ制御回路26、及び制御手段27を有する。受信回路21は、プローブ11で検出された光音響波の検出信号(光音響信号)を受信する。AD変換手段22は、受信回路21が受信した光音響信号をデジタル信号に変換する。AD変換手段22は、例えば、所定周波数のADクロック信号に基づいて、所定のサンプリング周期で光音響信号をサンプリングする。受信メモリ23は、AD変換手段22でサンプリングされた光音響信号を記憶する。
ダミーデータ挿入手段24は、受信メモリ23からプローブ11の各超音波振動子で検出された光音響波のデータを読み出す。読み出された光音響波のデータ(光音響波データ)では、各超音波振動子で検出された光音響信号が、各超音波振動子の位置に従って並べられている。ダミーデータ挿入手段24は、プローブ11が、一次元配列された複数の超音波振動子よりも外側に仮想超音波振動子(仮想検出器素子)を有していると仮定し、光音響データに対して、仮想超音波振動子に対応したダミーデータを付加する。付加されるダミーデータの値は0(信号レベル0)とする。画像生成手段25は、ダミーデータが付加された光音響データをフーリエ変換法により再構成し、光音響画像を生成する。フーリエ変換法による再構成は、ダミーデータが付加された光音響データの2次元フーリエ変換と、フーリエ変換後に対するデータの時間・空間スケールの変換(マッピング)と、マッピング後のデータの2次元フーリエ逆変換とを含む。
図2は、ダミーデータが付加された光音響データを示す。実データ領域50は、受信メモリ23から読み出された、プローブ11の各超音波振動子で検出された信号が存在する領域である。例えばプローブ11が超音波振動子を128素子有するとき、実データ領域50はそれら128素子に対応した領域である。一方、ダミーデータ51は、プローブ11の超音波振動子が配列された領域よりも外側の領域、つまり実際にはプローブ11には対応する超音波振動子が存在しない領域に挿入されたダミーのデータである。
ダミーデータ挿入手段24は、例えば一次元配列された複数の超音波振動子の配列方向の両側に所定素子数の仮想超音波振動子が存在すると仮定し、所定素子数の仮想超音波振動子に対応したダミーデータ51を実データ領域50の両側に付加する。具体的には32素子の仮想超音波振動子に対応したダミーデータ51を実データ領域50の両側に付加する。ダミーデータが付加されることで、プローブ11が実際に有する超音波振動子が128素子であるのに対し、ダミーデータが付加された光音響データは192素子分のデータとなる。なお、ダミーデータ51は、必ずしも実データ領域50の両側に付加される必要はなく、何れか一方に付加されることとしてもよい。
図1に戻り、画像生成手段25は、光音響画像再構成手段251と、検波・対数変換手段252と、光音号画像構築手段253とを含む。光音響画像再構成手段251は、ダミーデータが挿入された光音響データに対し、フーリエ変換法(FTA法)を用いて画像再構成を行う。検波・対数変換手段252は、光音響画像再構成手段251で再構成された各ラインのデータの包絡線を求め、求めた包絡線を対数変換する。光音響画像構築手段253は、対数変換が施された各ラインのデータに基づいて、光音響画像を生成する。光音響画像構築手段253は、例えば光音響信号(ピーク部分)の時間軸方向の位置を光音響層画像における深さ方向の位置に変換して光音響画像を生成する。画像表示手段14は、ディスプレイ装置などの画像表示装置であり、生成された光音響画像などを表示する。
制御手段27は、超音波ユニット12内の各部を制御する。トリガ制御回路26は、光音響画像生成に際して、レーザユニット13にフラッシュランプトリガ信号を送る。また、フラッシュランプトリガ信号の出力後に、Qスイッチトリガ信号を送る。レーザユニット13は、フラッシュランプ31とQスイッチ32とを含む。レーザユニット13は、フラッシュランプトリガ信号を受けてフラッシュランプ31を点灯し、レーザ励起を開始する。レーザユニット13は、Qスイッチトリガ信号が入力されるとQスイッチをONにし、パルスレーザ光を出射する。トリガ制御回路26は、被検体に対するレーザ光照射と同期してAD変換手段22にサンプリングトリガ信号を送り、AD変換手段22における光音響信号のサンプリング開始タイミングを制御する。
図3に、生成された光音響画像の一例を示す。図3に示される画像は、超音波振動子の配列方向と被検体の深さ方向とに等間隔で光吸収体を並べたサンプルの光音響画像である。図3では、実データ領域50(図2)とダミーデータ51との境界は破線で示されている。実データ領域50内に存在する光吸収体からの光音響波(球面波)は、その直上に存在するプローブ11の超音波振動子に対して垂直に入射すると共に、その周囲の超音波振動子にも斜め方向に入射する。従って、光音響データを再構成することで、光音響画像において、実データ領域50内に存在する光吸収体を明瞭に視認することができる。
一方、実データ領域50に隣接するダミーデータ51が挿入された領域に存在する光吸収体からの光音響波は、プローブ11の超音波振動子に対して垂直に入射することはできず、端部の超音波振動子に斜め方向に入射するのみである。本実施形態では、端部の超音波振動子に斜め方向に入射した光音響を利用して、素子領域外の光吸収体を画像化する。ダミーデータを含めて再構成を行うことで、端部の超音波振動子に入射した光音響波に基づいて、ダミーデータ51を付加した領域に存在する光吸収体を画像化することができる。結果として、光音響画像の視野(画像化範囲)を広げることができる。
図4に、比較例として、ダミーデータを挿入せずに生成した光音響画像を示す。図4に示す光音響画像は、図3に示す光音響画像が得られるときの実データ領域50に存在するデータをフーリエ変換法により再構成し、得られた画像である。ダミーデータ51を含めて再構成することで得られた光音響画像(図3)の画像サイズが例えば480×600画素であるのに対し、実データ領域50のみを対象に再構成することで得られた光音響画像(図4)の画像サイズは例えば320×600画素となる。
ダミーデータ51を挿入せずに画像再構成を行った場合、図3の領域61の部分が図4の領域63の部分に折り返しノイズとなって現れ、アーチファクトが生じる。また、図3の領域62の部分が図4の領域64の部分に折り返しノイズとなって現れ、アーチファクトが生じる。ダミーデータを含めてフーリエ変換法により再構成することで、図3に示すように、実データ領域50外からの光音響波に起因するアーチファクトが抑制された光音響画像を得ることができる。
図5は、動作手順を示す。トリガ制御回路26は、レーザユニット13に対してフラッシュランプトリガ信号を出力する。レーザユニット13は、フラッシュランプトリガ信号を受けてフラッシュランプ31を点灯する。トリガ制御回路26は、所定のタイミングでQスイッチトリガ信号を出力する。レーザユニット13は、Qスイッチトリガ信号が入力されると、Qスイッチ32をONにし、パルスレーザ光を出射する。出射したパルスレーザ光は、例えばプローブ11まで導光され、プローブ11から被検体に照射される(ステップS1)。
プローブ11は、レーザ光の照射後、レーザ光の照射により被検体内で発生した光音響信号を検出する(ステップS2)。超音波ユニット12の受信回路21は、プローブ11で検出された光音響信号を受信する。トリガ制御回路26は、被検体に対する光照射のタイミングに合わせてAD変換手段22にサンプリングトリガ信号を送る。AD変換手段22は、サンプリングトリガ信号を受けて光音響信号のサンプリングを開始し、光音響信号のサンプリングデータを受信メモリ23に格納する。
ダミーデータ挿入手段24は、受信メモリ23から光音響信号のサンプリングデータを読み出し、読み出した光音響信号のサンプリングデータ(光音響データ)に対してダミーデータを付加する(ステップS3)。ダミーデータの付加では、例えばプローブ11の一次元配列された複数の超音波振動子の配列方向の両側に仮想超音波振動子が存在すると仮定し、その仮想超音波振動子が検出した光音響波の検出信号として“0”(ダミーデータ)を挿入する。
光音響画像再構成手段251は、ダミーデータが挿入された光音響データに対して、フーリエ変換法により再構成を行う(ステップS4)。検波・対数変換手段252は、再構成により得られた各ラインのデータの包絡線を求め、求めた包絡線を対数変換する。光音響画像構築手段253は、対数変換が施された各ラインのデータに基づいて、光音響画像を生成する(ステップS5)。画像表示手段14は、表示画面上に、ステップS5で生成された光音響画像を表示する(ステップS6)。
本実施形態では、プローブの一次元配列された複数の超音波振動子よりも外側に仮想超音波振動子が存在すると仮定し、プローブ11の超音波振動子で検出された光音響波の実データに対し、仮想超音波振動子に対応したダミーデータを付加する。そのダミーデータが付加された光音響データをフーリエ変換法により光音響画像を生成する。このようにすることで、ダミーデータを挿入せずにフーリエ変換法により再構成を行った場合に生じる折り返しノイズを低減し、素子領域に対応した領域よりも外側の領域からの光音響波に起因するアーチファクトを抑制した光音響画像を得ることができる。また、ダミーデータが挿入された分だけ光音響画像の横方向(超音波振動子の配列方向)の幅を広げることができ、被検体の広い範囲を画像化することができる。
なお、光音響波の検出では、プローブ11が有する全ての超音波振動子が用いられるとは限られまい。例えば高フレームレート化などを目的として、プローブ11が有する超音波振動子のうちの一部を用いて光音響波を検出することも考えられる。そのような場合、ダミーデータ挿入手段24は、光音響波の検出に用いられた超音波振動子が存在する領域、言い換えれば、検出された光音響波のデータが存在する領域の外側に仮想超音波振動子が存在すると仮定し、ダミーデータを付加すればよい。
例えばプローブ11が128個の一次元配列された超音波振動子を有するとき、そのうちの中央の64個の超音波振動子を用いて光音響波の検出を行うことを考える。この場合、両端それぞれ32個の超音波振動子は光音響波の検出に寄与しない。その場合、ダミーデータ挿入手段24は、光音響波の検出に寄与しない両端それぞれ32個の超音波振動子の領域と少なくとも一部が重複する位置に仮想超音波振動子が存在すると仮定し、中央の64個の超音波振動子で検出された光音響データに対してダミーデータを付加してもよい。この例が示すように、ダミーデータ挿入手段24は、必ずしも、プローブ11において超音波振動子が実際には存在しない位置に仮想超音波振動子が存在すると仮定するとは限らない。
続いて、本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態における光音響画像生成装置の構成は、図1に示す第1実施形態の光音響画像10の構成と同様である。第1実施形態では、ダミーデータを挿入する領域(ダミーデータ挿入領域)の幅は一定の値であるものとして説明した。本実施形態では、被検体やプローブ11の特性に応じて、ダミーデータ挿入領域の幅を決定する。ダミーデータ挿入領域の幅を可変にした以外は、第1実施形態等同様でよい。
素子領域外で光吸収体を画像化できる範囲は、プローブ11の斜め方向に入射する音響波に対する感度(受信感度)に依存して変化すると考えられる。例えば、ある角度よりも大きな角度成分を持つ音響波に対する検出感度が低ければ、端部の超音波振動子からその角度で延びる直線よりも外側の領域に存在する光吸収体からの光音響波は、プローブ11で検出できないと考えられる。従って、ダミーデータ挿入領域の幅は、プローブ11における斜め方向の音響波の検出特性に応じて決定するとよい。また、音響波は周波数が高いほど被検体内を進行する際に減衰する。従って、ダミーデータ挿入領域の幅の決定に際しては、検出器素子の中心周波数(検出感度が最も高い周波数)を考慮するとよい。
プローブ11における超音波振動子の斜め方向の受信感度は、被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)に依存する。ここで、超音波振動子のチャネルピッチは、超音波振動子の素子サイズ(超音波振動子の配列方向の幅)で規定される。中心周波数は、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)で構成される超音波振動子の膜厚と音響整合層の厚みや音響インピーダンスとから規定される。
図6は、ダミーデータ挿入領域の幅の決定を示す。ダミーデータ挿入手段24は、プローブ11における超音波検出面に対して垂直な直線に対する角度を増大視野角角度αと定義し、被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)に基づいて、増大視野角αを決定する。また、ダミーデータ挿入手段24は、中心周波数fに基づいて測定可能深さ(深度)D(f)を決定する。ダミーデータ挿入手段24は、少なくともD(f)×tanαで求まる長さ(幅)をダミーデータ挿入領域の幅として決定する。ダミーデータ挿入手段24が仮定する仮想超音波振動子の素子数は、例えばダミーデータ挿入領域の幅を超音波振動子のチャネルピッチで割ることで求めることができる。
図7(a)及び(b)は、それぞれダミーデータを含めて再構成を行った光音響画像を示している。図7(a)は、被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)=0.57のプローブ11を用いて光音響波を検出した場合の光音響画像を示し、(b)は、被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)=1.65のプローブ11を用いて光音響波を検出した場合の光音響画像を示す。
図7(a)では、端部の超音波振動子の位置を起点として、超音波検出面に垂直な方向に対して54°の角度でダミーデータ挿入領域方向側に延びる直線71よりも内側(素子領域側)の領域では光吸収体が明瞭に視認できるが、直線71よりも外側(素子領域と反対側)の領域では光吸収体が明瞭に視認できない。つまり、被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)=0.57のプローブ11を用いた場合、ダミーデータ挿入領域において光吸収体を明瞭に視認できる限界角度は54°となる。
また、図7(b)では、端部の超音波振動子の位置を起点として、超音波検出面に垂直な方向に対して15°の角度で延びる直線72よりも内側の領域では光吸収体が明瞭に視認できるが、直線72よりも外側の領域では光吸収体が明瞭に視認できない。つまり、被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)=1.65のプローブ11を用いた場合、ダミーデータ挿入領域において光吸収体を明瞭に視認できる限界角度は15°となる。
被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)が異なる複数のプローブ11を用いて光音響画像の生成を行い、被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)の値と、ダミーデータ挿入領域において光吸収体を明瞭に視認できる限界角度との関係を実験的に求めておく。ダミーデータ挿入手段24は、その関係を用いて、光音響波の検出に用いたプローブ11における被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)の値から、ダミーデータ挿入領域の幅を決定する際の拡大視野角αを決定する。
図8は、ダミーデータ挿入領域において光吸収体を明瞭に視認できる限界角度と、被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)の値との関係を示す。図8に示すグラフにおいて、プロット点は実測値を表し、直線は実測値から求めた関係式を表している。例えば被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)の値が1のプローブを用いた場合、図8に示すグラフから、ダミーデータ挿入領域において光吸収体を明瞭に視認できる限界角度は35°程度になる。ダミーデータ挿入手段24は、被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)=1のプローブ11を用いたときは、拡大視野角α=35°と決定する。
測定可能深さD(f)については、以下のように求めることができる。例えば素子領域の中央付近に光吸収体を置いたサンプルに対して光照射を行い、ある中心周波数fの超音波振動子を含むプローブ11で光音響波(光音響信号)を検出する。光吸収体の深さ方向の位置を変えつつ光音響信号の検出を行い、信号対雑音比が所定の値以上となる範囲を調べる。信号対雑音比が所定の値以上の範囲の最大深度を、測定可能深さD(f)とする。複数の中心周波数fのプローブを用いて上記の実験を行い、中心周波数と測定可能深さD(f)との関係を求める。
図9は、中心周波数fと測定可能深さD(f)との関係を示す。例えば中心周波数が異なる複数のプローブ11に対して、信号雑音比が2以上となる深さの範囲を求める。例えば中心周波数が3MHzの超音波振動子を含むプローブ11で光音響波の検出を行う場合、被検体の表面から5cmの範囲では、信号対雑音比2以上で光音響信号を検出できる。ダミーデータ挿入手段24は、超音波振動子の中心周波数が3MHzのときは、測定可能深さD(f)を5cmと決定する。一方、中心周波数が9MHzの超音波振動子を含むプローブ11で光音響波の検出を行う場合、被検体の表面から2cmの範囲では、信号対雑音比2以上で光音響信号を検出できる。ダミーデータ挿入手段24は、超音波振動子の中心周波数が9MHzのときは、測定可能深さD(f)を2cmと決定する。このように決定した測定可能深さD(f)とtanαとの積により、ダミーデータ挿入領域の幅が求められる(図6)。
なお、被検体の音速は、被検体が決まれば一定の値となる。従って、音速を定数とみなし、超音波振動子のチャネルピッチ及び中心周波数に基づいてダミーデータ挿入領域の幅(仮想超音波振動子の素子数)を決定してもよい。より詳細には、超音波振動子のチャネルピッチ(素子サイズ)と中心周波数との積に基づいて拡大視野角αを決定し、その拡大視野角αと中心周波数fの関数である測定可能深さD(f)とからダミーデータ挿入領域の幅を決定してもよい。また、測定可能深さD(f)については、中心周波数fの関数とせずに、一定の値(固定値)としてもよい。
本実施形態では、ダミーデータ挿入領域の幅をプローブ11の特性に応じて決定する。特に、ダミーデータ挿入領域の幅を、使用するプローブ11の斜め方向の受信感度に応じて決定する。ダミーデータ挿入領域の幅を固定された幅とした場合、使用されたプローブ11では画像化できない領域にまでダミーデータが挿入されることがあり、画像化できない範囲までダミーデータを挿入して再構成を行うと、計算時間が無駄に長くなる。本実施形態では、ダミーデータ挿入領域の幅をプローブ11の特性に応じて決定できるため、再構成後の光音響画像において光吸収体が明瞭に視認できない領域にまでダミーデータが挿入されることを避けることができ、無駄な計算を避けることができる。
引き続き、本発明の第3実施形態を説明する。図10は、本発明の第3実施形態の光音響画像生成装置を示す。本実施形態の光音響画像生成装置10aは、図1に示す光音響画像生成装置10の構成に加えて、画像マスク手段28を有する。画像マスク手段28は、生成された光音響画像における、プローブ11における端部の超音波振動子に対応する画素から第2実施形態において説明した拡大視野角αでダミーデータが挿入された領域側に延びる直線よりも外側の領域をマスクする。その他の点は、第2実施形態と同様でよい。
図11は、画像がマスクされる領域を示す。光音響画像の実データ領域50に対応する領域はマスクの対象外とし、ダミーデータ51を挿入した領域において、光吸収体が明瞭に視認できない領域をマスク対象領域53とする。具体的には、ダミーデータ挿入領域の幅が測定可能深さD(f)×tanαで決定されているとき、実データ領域50の端部の画素(ダミーデータ51が挿入される領域との境界の画素)を起点として、その画素から角度αでダミーデータ挿入領域側に延びる直線よりも外側(素子領域と反対側)の領域を、マスク対象領域53とする。マスク対象領域53の表示は、例えば信号レベル0と同じ表示(例えば黒)にする。あるいは背景と同じ表示(例えば白)としてもよい。
本実施形態では、ダミーデータ挿入領域の角度αよりも外側の領域の表示をマスクする。光吸収体が明瞭に視認できない部分をマスクすることで、ノイズ成分のみしか含まれないような領域が表示されるのを防止することができる。その他の効果は第2実施形態と同様である。
次いで、本発明の第4実施形態を説明する。図12は、本発明の第4実施形態の光音響画像生成装置における光音響画像再構成手段251を示す。本実施形態では、光音響画像再構成手段251は、2次元フーリエ変換手段511、フィルタ手段512、マッピング手段513、及び2次元フーリエ逆変換手段514を有する。光音響画像再構成手段251の構成は、図1に示す第1実施形態の光音響画像生成装置、又は、図10に示す第3実施形態の光音響画像生成装置と同様でよい。
2次元フーリエ変換手段511は、ダミーデータ挿入手段24(図1)でダミーデータが付加された光音響データを2次元フーリエ変換する。フーリエ変換のアルゴリズムには、例えば高速フーリエ変換のアルゴリズムが用いられる。フィルタ手段512は、ハイカットフィルタであり、2次元フーリエ変換手段511で2次元フーリエ変換されたデータの、プローブ11の超音波振動子の配列方向の所定周波数以上の成分をカットする。
マッピング手段513は、音波の分散関係(ω=ck、ω:時間周波数、k:空間周波数)から時間・空間スケールを変換する。マッピング手段513は、例えばフーリエ変換された光音響データに対して列ごとに一次補間によるマッピングを行うことで、時間・空間スケールの変換を行う。2次元フーリエ逆変換手段514は、マッピング手段513で変換されたデータを2次元フーリエ逆変換する。2次元フーリエ逆変換手段514は、超音波振動子の配列方向に直交する方向のフーリエ逆変換を行った後に、超音波振動子の配列方向のフーリエ逆変換を行う。
図13は、ダミーデータが付加された光音響データを示す。実データ領域50は、プローブ11で検出された光音響データの領域であり、ダミーデータ51は、ダミーデータ挿入手段24で付加されたダミーデータである。例えば1列目からN列目までが実データ領域50に対応し、N+1列目か2N列目までがダミーデータ51に対応する。各列のデータ点数はMであるとする。2次元フーリエ変換手段511は、例えば図13に示すような2N列×M行のダミーデータが付加された光音響データを2次元フーリエ変換する。
図14は、フィルタ手段512によって高周波成分がカットされた光音響データを示す。フィルタ手段512は、2次元フーリエ変換されたデータのうち、超音波振動子の配列方向の高周波成分を0に置き換えることで、高周波成分をカットする。カットオフの位置は、例えばN/4〜N/2とすることができる。フィルタ手段512は、例えばカットオフの位置がN/2であれば、N/2列目から3N/2列目までの範囲のデータを0に置き換える。マッピング手段513は、図14に示すような高周波成分がカットされたデータに対して、列ごとに一次補間によるマッピングを行う。このとき、データが“0”にされた列については補間処理が不要であり、演算処理の高速化が可能である。
図15は、2次元フーリエ逆変換された再構成画像を示す。2次元フーリエ逆変換手段514は、マッピング手段513によるマッピング後のデータを2次元フーリエ逆変換することで、再構成画像を生成する。2次元フーリエ逆変換では、先に各列のフーリエ逆変換を行う。このとき、データが“0”の列は処理不要であり、演算処理の高速化が可能である。2次元フーリエ逆変換手段514は、各列のフーリエ逆変換を先に行った上で、各行のフーリエ逆変換を行う。再構成画像の超音波振動子方向の画像サイズは、ダミーデータが付加された分だけ拡大される。画像表示に際しては、3N/2〜2Nの範囲を、0列目よりも紙面向って左側に配置すればよい。
図16は、再構成において高周波成分をカットした場合の光音響画像を示す。カットオフの位置はN/4とした。図17は高周波成分をカットしない場合の光音響画像を示し、図18は、図16に示す光音響画像と図17に示す光音響画像との差分画像を示す。高周波成分をカットすることで、図18に示す差分画像の分だけ、ノイズ成分を減少させることができた。
本実施形態では、フーリエ変換法による再構成において、2次元フーリエ変換後のデータの超音波振動子配列方向の高周波成分をカットする。高周波成分をカットすることで、ノイズ成分を低減することができる。また、高周波成分をカットし、高周波成分に対応する列のデータを0に置き換えた後に一次補間によるマッピングを行うことで、マッピングの際の処理対象を減らすことができ、処理を高速化できる。更に、2次元フーリエ逆変換において、各列のフーリエ逆変換を先に行う場合は、0に置き換えられた列は処理不要であり、処理の高速化が可能である。
なお、上記各実施形態では、光音響画像再構成手段251が一断面に対応した光音響データを2次元フーリエ変換するものとして説明したが、これには限定されず、光音響のボリュームデータに対して3次元フーリエ変換により画像再構成を行うこととしてもよい。また、プローブ11には、複数の超音波振動子が二次元配列されたものを用いてもよい。
ダミーデータ挿入手段24が存在すると仮定する仮想超音波振動子の数(ダミーデータ挿入領域の幅)は、使用されるプローブごとに予め決められていてもよい。例えばダミーデータ挿入手段24は、プローブ11の種別(ID:identifier)と、そのIDのプローブ11を用いたときの仮想超音波振動子の数とを対応付けて記憶している。プローブ11が超音波ユニット12に接続された後、ダミーデータ挿入手段24は、プローブ11からIDを取得する。ダミーデータ挿入手段24は、プローブ11から取得したIDと対応付けて記憶されている数だけ仮想超音波振動子が存在すると仮定してダミーデータを付加するようにしてもよい。
第3実施形態では、ダミーデータ挿入領域の幅を可変とした場合に角度αよりも外側の表示をマスクすることとして説明したが、これには限定されない。ダミーデータ挿入領域の幅が一定の第1実施形態において被検体の音速/(超音波振動子のチャネルピッチ×中心周波数)の値から拡大視野角αを求め、求めた角度αよりも外側の表示をマスクすることとしてもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の光音響画像生成装置及び方法は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
10:光音響画像生成装置
11:プローブ
12:超音波ユニット
13:レーザユニット
14:画像表示手段
21:受信回路
22:AD変換手段
23:受信メモリ
24:ダミーデータ挿入手段
25:画像生成手段
26:トリガ制御回路
27:制御手段
28:画像マスク手段
31:フラッシュランプ
32:Qスイッチ
50:実データ領域
51:ダミーデータ
53:マスク領域
61〜64:領域
71、72:直線
251:光音響画像再構成手段
252:検波・対数変換手段
253:光音号画像構築手段
511:2次元フーリエ変換手段
512:フィルタ手段
513:マッピング手段
514:2次元フーリエ逆変換手段

Claims (14)

  1. 少なくとも一次元的に配列された複数の検出器素子を含み、被検体に対する光の出射後に、該出射した光に起因して被検体内で生じた光音響波を検出する音響波検出手段と、
    前記配列された複数の検出器素子よりも外側に仮想検出器素子が存在すると仮定し、前記音響波検出手段の各検出器素子で検出された光音響波のデータを各検出器素子の位置に従って並べた光音響データに対して、前記仮想検出器素子に対応したダミーデータを付加するダミーデータ挿入手段と、
    前記ダミーデータが付加された光音響データをフーリエ変換法により再構成し、光音響画像を生成する画像生成手段とを備えたことを特徴とする光音響画像生成装置。
  2. 前記仮想検出器素子の数が、前記音響波検出手段における前記検出器素子の配列方向の素子サイズ、及び、前記検出器素子の中心周波数に応じて決定されることを特徴とする請求項1に記載の光音響画像生成装置。
  3. 前記素子サイズと前記中心周波数との積に基づいて決定される、前記音響波検出手段における音響波検出面に対して垂直な直線からの角度をαとし、前記中心周波数に基づいて決定される深度をD(f)として(fは中心周波数)、前記仮想検出器素子の数が、D(f)×tanαで表わされる長さに基づいて決定されることを特徴とする請求項2に記載の光音響像生成装置。
  4. 前記角度αが、被検体内を進行する音響波の音速/(素子サイズ×中心周波数)の値に基づいて決定されることを特徴とする請求項3に記載の光音響画像生成装置。
  5. 前記深度D(f)が、中心周波数がfの検出器素子を用いたときに、所定の値よりも大きい信号対雑音比が得られる最大深度を表していることを特徴とする請求項3又は4に記載の光音響画像生成装置。
  6. 前記仮想検出器素子の数が、D(f)×tanαで表わされる長さを、前記音響波検出手段の検出器素子のチャネルピッチで除した値で決定されることを特徴とする請求項3から5何れか1項に記載の光音響画像生成装置。
  7. 前記生成された光音響画像における、前記配列された複数の検出器素子のうちの端部の検出器素子に対応する画素から前記角度αで前記ダミーデータが挿入された領域側に延びる直線よりも外側の領域をマスクする画像マスク手段を更に備えたことを特徴とする請求項3から6何れか1項に記載の光音響画像生成装置。
  8. 前記ダミーデータ挿入手段が、一次元配列された複数の検出器素子の配列方向の両側に前記仮想検出器素子が存在すると仮定するものであることを特徴とする請求項1から7何れか1項に記載の光音響画像生成装置。
  9. 前記仮想検出素子の数が、使用される音響波検出手段ごとに予め決められていることを特徴とする請求項1から8何れか1項に記載の光音響画像生成装置。
  10. 前記ダミーデータが0であることを特徴とする請求項1から9何れか1項に記載の光音響画像生成装置。
  11. 前記フーリエ変換法による再構成が、前記ダミーデータが付加された光音響データを2次元フーリエ変換する処理を含む請求項1から10何れか1項に記載の光音響画像生成装置。
  12. 前記フーリエ変換法による再構成において、前記2次元フーリエ変換されたデータの前記検出器素子の配列方向の所定周波数以上の成分をカットした上で再構成を行うことを特徴とする請求項11に記載の光音響画像生成装置。
  13. 前記フーリエ変換による再構成が、前記2次元フーリエ変換された光音響データを2次元フーリエ逆変換する処理を含んでおり、該2次元フーリエ逆変換では、前記検出器素子の配列方向に直交する方向のフーリエ逆変換を行った後に前記検出器素子の配列方向のフーリエ逆変換を行うことを特徴とする請求項12に記載の光音響画像生成装置。
  14. 少なくとも一次元的に配列された複数の検出器素子を含む音響波検出手段を用いて、被検体に対する光の出射後に、該出射した光に起因して被検体内で生じた光音響波を検出するステップと、
    前記配列された複数の検出器素子よりも外側に仮想検出器素子が存在すると仮定し、前記音響波検出手段の各検出器素子で検出された光音響波のデータを各検出器素子の位置に従って並べた光音響データに対し、前記仮想検出器素子に対応したダミーデータを付加するステップと、
    前記ダミーデータが付加された光音響データをフーリエ変換法により再構成し、光音響画像を生成するステップとを有することを特徴とする光音響画像生成方法。
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