JP2014050604A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】選択可能な運転を一目で確認して所望する運転を選択することができ、選択した運転が明確に表示され、誤認及び選択のエラーが防止されている洗濯機を提供する。
【解決手段】洗濯機の運転制御部16のCPU60は、電源投入の指示を受け付けた場合、不揮発性メモリ63から初期表示の運転及びコースを読み出し、操作パネル15の表示部に表示する。そして、1回目に運転切換キーの押圧を受け付けた場合、設定可能な運転を全て前記表示部に表示する。2回目以降に運転切換キーの押圧を受け付けた場合、切換先の運転のみを前記表示部に表示する。また、1回目にコース切換キーの押圧を受け付けた場合、設定可能なコースを全て前記表示部に表示し、2回目以降にコース切換キーの押圧を受け付けた場合、切換先のコースのみを前記表示部に表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、水槽の内部で回転する回転ドラム内に乾燥風を循環させる乾燥風路を備え、電源が投入された場合に、洗濯運転及び乾燥運転等の運転、並びに運転の条件を示すコースの選択を受け付けて運転及びコースを設定するように構成されている洗濯機に関する。
近年広く普及しているドラム式の洗濯機は、有底円筒状の水槽を、横姿勢又は斜め横姿勢で筐体内に支持し、この水槽の内部に、同軸上にて回転する有底円筒状の回転ドラムを収容して構成されている。そして、洗濯機は水槽及び回転ドラム内に乾燥風を循環させる乾燥風路を備え、該乾燥風路には、回転ドラムの空気を吸い込む送風ファン、及び該空気を加熱するヒータが設けられている。
水槽及び回転ドラムは、同側に開口する開口部を有しており、洗濯運転時に、洗濯物は、開口部を経て回転ドラムの内部に投入され、水槽及び回転ドラムの底部に溜まる洗濯水中に浸され、回転ドラムの回転による持ち上げ及び落下を繰り返し、落下時に回転ドラムの周面に叩きつけられて洗濯される。そして、乾燥運転時に、洗濯物は洗濯運転と同様に回転ドラムの回転による持ち上げ及び落下を繰り返され、乾燥風路を循環する乾燥風と繰り返し接触し、水分を奪われて乾燥させられる。
ユーザが以上のような洗濯機を使用する場合、まず、「電源入」キーを押圧し、運転を設定する。運転には、洗濯と乾燥とを行う「洗濯乾燥(以下、洗乾という)」、洗濯のみを行う「洗濯」、乾燥のみを行う「乾燥」等があり、ユーザは「運転切換」キーを押して所望の運転を選択する。
次に、コースを設定する。コースは、例えば洗濯の時間、すすぎの回数及び時間、脱水の時間、乾燥の時間等の各運転の条件を示すものであり、「標準」、「スピード」、「柔らか」、「わが家(流)」、「室内干し」、「念入り」、「ドライ」、「毛布」等が挙げられる。設定した運転によって選択可能なコースが決まり、ユーザは「コース切換」キーを押して所望のコースを選択する。なお、運転とコースとの設定の順番は上記と逆の場合もある。
しかし、従来の洗濯機においては、全てのキーが視認できる構成であるため、どのように運転及びコースを組み合わせて運転内容を設定できるのかが分かりにくいという問題があった。例えば運転が「乾燥」である場合、「室内干し」のコースは選択することができないが、ユーザは表示パネルの情報のみで、これを判断するのは困難であった。
この問題を解決するために、特許文献1には、選択された運転(又はコース)を点滅させ、他の選択可能な運転(又はコース)は点灯状態にし、ユーザが運転内容の設定をスムーズに行うことができるように構成した洗濯機の発明が開示されている。
特開2011−67310号公報
特許文献1のように、選択された運転(又はコース)を点滅させ、他の選択可能な運転(又はコース)は点灯状態にして表示する場合、どれが選択されているのか分かりにくく、また、表示量が多いので、ユーザにとって煩わしいという問題があった。そして、選択された運転(又はコース)が点滅するため、点灯周期が短い場合、エラーと間違われるおそれがあり、点灯周期が長い場合、全てのキーが点灯している時間が長くなるので、いずれのキーが選択されているのか分かりにくくなり、エラー及び誤認のおそれがあるという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、選択可能な運転を一目で確認して所望する運転を選択することができ、選択した運転が明確に表示され、誤認及び選択のエラーが防止されている洗濯機を提供することを目的とする。
本発明に係る洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽に供給される乾燥風が通流する乾燥風路を備え、洗濯工程、脱水工程、すすぎ工程、及び乾燥工程のうち何れかひとつを含む工程の組み合わせが異なる運転を表示部に表示し、運転切換部が操作されることにより設定する運転を切り換えるように構成されている洗濯機において、電源が入った後、1回目に前記運転切換部が操作された場合に、設定可能な運転を全て表示する手段と、2回目以降に前記運転切換部が操作された場合に、切換先の運転のみを表示する手段とを備えることを特徴とする。
ここで、「電源が入った」場合とは、電源の投入を指示する指示を受け付ける操作部が押圧された場合をいう。
本発明においては、電源投入後、運転切換部が操作された場合に設定可能な運転を全て表示し、次に運転切換部が操作された場合に切換先の運転のみを表示するので、ユーザは選択可能な運転を一目で確認して所望する運転を選択することができ、選択後は、選択した運転が明確に表示される。従って、誤認及び選択のエラーが防止されている。表示ランプが消えている場合には表示内容が視認できないように構成されている操作パネルにおいては、より有効である。
本発明に係る洗濯機は、前記運転切換部が操作された後、所定時間が経過した場合に前記運転切換部が再操作されたときに、設定可能な運転を全て表示する手段を備えることを特徴とする。
本発明においては、前回運転切換部が操作された後、所定時間が経過しても運転が設定されていない場合、運転開始の操作部が操作されていない場合等に運転切換部が操作されたとき、1回目の操作として再度設定可能な運転を全て表示するので、ユーザが運転の設定をしやすく、運転の設定が促され、利便性が良好である。
本発明に係る洗濯機は、前記運転切換部以外の操作部が操作され、前記運転切換部が操作された場合に、設定可能な運転を全て表示する手段を備えることを特徴とする。
本発明においては、ユーザの意思により、1回目の操作として再度設定可能な運転を全て表示することができる。又は他の操作部が操作された後、運転切換部が操作されるのは運転の設定が確定していないものとして、再度全表示を行い、運転の設定を促すことができる。
本発明に係る洗濯機は、前記工程の時間、及び工程の回数を含む運転条件が異なるコースを表示部に表示し、コース切換部が操作されることにより設定するコースを切り換えるように構成してあり、電源が入った後、1回目に前記コース切換部が操作された場合に、設定可能なコースを全て表示する手段と、2回目以降に前記コース切換部が操作された場合に、切換先のコースのみを表示する手段とを備えることを特徴とする。
本発明においては、電源投入後、コース切換部が操作された場合に設定可能なコースを全て表示し、次にコース切換部が操作された場合に切換先のコースのみを表示するので、ユーザは選択可能なコースを一目で確認して所望するコースを選択することができ、選択後は、選択したコースが明確に表示される。従って、誤認及び選択のエラーが防止されている。
本発明に係る洗濯機は、前記コース切換部が操作された後、所定時間が経過した場合に前記コース切換部が再操作されたときに、設定可能なコースを全て表示する手段を備えることを特徴とする。
本発明においては、前回コース切換部が操作された後、所定時間が経過してもコースが設定されていない場合、コース開始の操作部が操作されていない場合等にコース切換部が操作されたとき、設定可能なコースを全て表示するので、ユーザはコースの設定をしやすく、コースの設定が促され、利便性が良好である。
本発明に係る洗濯機は、前記コース切換部以外の操作部が操作され、前記コース切換部が操作された場合に、設定可能なコースを全て表示する手段を備えることを特徴とする。
本発明においては、ユーザの意思により、設定可能なコースを全て表示することができる。又は他の操作部が操作された後、コース切換部が操作されるのはコースの設定が確定していないものとして、全表示を行い、コースの設定を促すことができる。
本発明によれば、電源投入後、運転切換部が操作された場合に設定可能な運転を全て表示し、次に運転切換部が操作された場合に切換先の運転のみを表示するので、ユーザは選択可能な運転を一目で確認して所望する運転を選択することができ、選択後は、選択した運転が明確に表示される。従って、誤認及び選択のエラーが防止されている。表示ランプが消えている場合には表示内容が視認できないように構成されている操作パネルにおいては、より有効である。
本発明の実施の形態に係る洗濯機の外観を略示する斜視図である。 本発明の実施の形態に係る洗濯機の内部構成を略示する縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る洗濯機の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る操作パネルを示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るCPUによる表示部D1の表示処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るCPUによる表示部D1の表示処理の他の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るCPUによる表示部D1の表示処理の他の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るCPUによる表示部D2の表示処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るCPUによる表示部D2の表示処理の他の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るCPUによる表示部D2の表示処理の他の手順を示すフローチャートである。 電源投入時に、操作パネルにおいて初期表示がされた状態を示す平面図である。 図11の表示状態において、操作ボタンB5が押圧された場合を示す平面図である。 図12の表示状態において、操作ボタンB5が押圧された場合を示す平面図である。 図13の表示状態において、操作ボタンB6が押圧された場合を示す平面図である。 図14の表示状態において、操作ボタンB6が押圧された場合を示す平面図である。 図16の表示状態において、操作ボタンB6が押圧された場合を示す平面図である。 洗乾運転を設定した場合に、1回目に操作ボタンB6が押圧された状態を示す平面図である。 乾燥運転を設定した場合に、1回目に操作ボタンB6が押圧された状態を示す平面図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る洗濯機の外観を略示する斜視図、図2は洗濯機の内部構成を略示する縦断面図である。
図2に示すように本発明に係る洗濯機は、外装を構成する外箱1の内部に水槽2及び洗濯物を収容し、洗濯、脱水を行う洗濯槽である回転ドラム3を備えている。水槽2は、一側に開口20を備える大径の有底円筒体であり、外箱1の底面に立設された複数本の支持脚21(1本のみ図示)により、開口20の側を上とし、水平面に対して軸心を傾けた傾斜姿勢を保って弾性的に支持されている。
外箱1の前面(図2の左側面)には、水槽2の開口20を臨む位置に、蓋体10によって開閉自在に洗濯物Aの投入口11が開設されており、投入口11と水槽2の開口20との間は、ベローズ12によって液密に封止されている。
水槽2の内部には、回転ドラム3が収容されている。回転ドラム3は、水槽2よりもやや小径の有底円筒体であり、一側の開口30を水槽2の開口20の内側に臨ませ、水槽2の底部中央に固設されたドラムモータ4の出力軸40の端部に連結してあり、ドラムモータ4の駆動により、水槽2の内部にて回転するように構成されている。
回転ドラム3は、開口30の外側に周設された流体バランサ31を備えている。流体バランサ31は、回転ドラム3が回転した場合に、この回転に伴う振動を吸収して緩和する作用をなす。ドラムモータ4は、水槽2の底板の外側に連設されたモータ室41の内部に構成してある。ドラムモータ4の出力軸40は、水槽2の底板を液密に貫通し、該底板の中央に突出しており、回転ドラム3は、この突出端部に連結してある。
図2に示すように、回転ドラム3の周壁には、多数の小孔32が全面に亘って貫通形成されており、また、回転ドラム3の内面には、軸長方向に延びる複数のバッフル33が周方向に等配をなして突設されている。なお、図2には、図面の煩雑化を避けるべく、小孔32の一部と1つのバッフル33のみとを図示している。
図1に示すように、外箱1の前面には、蓋体10の近傍にドア開ボタン13が設けてある。また、蓋体10には、蓋体10の閉止時に押圧操作するための押圧部14が設けてある。蓋体10は、ドア開ボタン13の操作によって開放され、また周縁部を把持して閉操作し、押圧部14を外側から押すことにより閉止される。外箱1の前面に設けた投入口11は、水槽2及び回転ドラム3の開口20,30に臨ませてある。
外箱1の前面上部には操作パネル15が設置されている。操作パネル15は、運転内容を決定するための後述の操作ボタンB1,B2,・・・,B15と、複数の操作ボタンによって決定された運転内容に対応する文字及び/又は図形を表示する表示部D1,D2,・・・,D10とを有する(図4参照)。操作パネル15は、外箱1の内部における前下部に設けられている運転制御部16(図2参照)に接続してあり、操作パネル15が有する操作ボタンB1,B2,・・・,B15の中で押圧された操作ボタンを示す操作情報が運転制御部16へ与えられる。運転制御部16は、与えられた操作情報に係る操作ボタンに基づいて運転及びコースを設定し、設定した運転及びコースに基づいて、後述する洗濯運転、洗濯乾燥運転、及び乾燥運転等の運転を行う。
外箱1の後部上面には、水道への接続端となる給水口17が設けてあり、給水口17は、外箱1の内側に設けられた給水弁18に接続されている。給水弁18は、複数の給水出口を有する多連形の電磁弁である。給水弁18の第1給水出口は、給水管19を介して水槽2の底板近傍の上部周面に接続されている。
給水管19の中途には、銀イオン発生器22が設けられている。銀イオン発生器22は、給水管19を流れる水を滞留させる図示しない水溜め部と、電圧の印加によって銀イオンを水溜め部に滞留している水に溶出する図示しない対向電極とを有する。銀イオン発生器22、より具体的には対向電極夫々は、運転制御部16に接続されており、運転制御部16による対向電極間の電圧印加によって、銀イオンを水溜め部に滞留している水に溶出する。
給水弁18が第1給水出口に切換えられた場合、給水口17に流入した水は、給水弁18及び給水管19を経て水槽2の内部に供給され、洗い用の洗濯水、又は、すすぎ用のすすぎ水として使用される。尚、給水管19の中途に、銀イオン発生器22の他に、公知のように洗剤ケースを配置し、給水と共に適量の洗剤が導入されるように構成することができる。
また、水槽2には、最下位置となる底板近傍の周面に導水管23が接続されており、導水管23は、外箱1の内側における前下部に固定支持された筒形のフィルタケース24に接続されている。フィルタケース24の内部には、繊維屑等の異物を捕捉するリントフィルタ25が収容されている。フィルタケース24の下部は、排水弁26を介して外箱1の底面に沿って敷設された排水管27に接続されている。
排水弁26が開放された場合、水槽2内の洗濯水又はすすぎ水は、導水管23及びフィルタケース24を経て排水管27に排出される。水槽2内の洗濯水又はすすぎ水に含まれる異物は、フィルタケース24内のリントフィルタ25によって捕捉され、洗濯水又はすすぎ水から除去される。従って、異物が排水管27を経て下水管に排出される虞がないため、環境負荷の軽減を図ることができる。
洗濯機の洗濯運転では、洗濯物Aの洗い、すすぎ及び脱水が行われる。洗濯物Aの洗いは、外箱1前面の蓋体10により投入口11を開放して洗濯物Aを投入し、蓋体10を閉止した後に給水弁18を第1給水口に切換えて開放することによって水槽2の内部に洗濯水を供給し、ドラムモータ4の駆動によって回転ドラム3を回転せしめて実施される。
前述したように回転ドラム3の周壁には、多数の小孔32が貫通した状態で形成されており、回転ドラム3の内面には、複数のバッフル33が突設されている。このため、回転ドラム3の内部の洗濯物Aは、小孔32を経て回転ドラム3内に流入する洗濯水に浸され、バッフル33の作用による持ち上げ及び落下を含めて洗濯水と共に撹拌されて洗われる。洗濯物Aの洗いが終了した後、排水弁26が開放され、水槽2内の洗濯水は排水管27に排出される。
洗濯物Aのすすぎは、排水弁26を閉鎖した状態で、給水弁18を第1給水口に切換えて開放することによって水槽2の内部に、洗剤を含まないすすぎ水を供給し、ドラムモータ4の駆動によって回転ドラム3を回転せしめて実施される。洗濯物Aは、回転ドラム3内に溜まるすすぎ水に浸され、洗い運転時と同様に、回転ドラム3内での持ち上げ及び落下を繰り返すことによりすすがれる。
洗濯物Aの脱水は、すすぎを終了した後、排水弁26を開放し、回転ドラム3を回転せしめて実施される。回転ドラム3内の洗濯物は、回転ドラム3の内周面に張り付いた状態で回転し、洗濯物に含まれる水は、遠心力の作用により洗濯物から離脱して、回転ドラム3の周壁に設けた小孔32から導水管23及びフィルタケース24を経て排水管27に排出される。
洗濯物Aのすすぎ及び脱水は、交互に繰り返して複数回実施される。運転内容が銀イオンを含むすすぎ水で最終のすすぎを行うように決定してある場合、最終のすすぎでは、給水弁18を第1給水口に切換えて開放し、すすぎ水を、給水管19を介して水槽2の内部に供給している間に、運転制御部16は銀イオン発生器22の対向電極に電圧を印加する。これにより、すすぎ水に対向電極から銀イオンが溶出し、洗濯物Aは銀イオンが含まれるすすぎ水によってすすがれる。洗濯物Aがすすぎ水中の銀イオンと接触することによって、洗濯物Aの抗菌及び防臭が行われる。
また、洗濯機の乾燥運転は、前述した洗濯運転の洗い、すすぎ及び脱水が終了した後に実施される。この乾燥運転において、ドラムモータ4の駆動により回転ドラム3を回転させると共に、回転ドラム3の内部に乾燥風が循環せしめられる。
図2には、乾燥風の循環風路が略示してある。循環風路5は、水槽2の下部底面に開設された導出口50と、水槽2の開口20の周縁部に開設された導入口51とを、上行ダクト52及び前行ダクト53により連絡して構成されている。
上行ダクト52及び前行ダクト53夫々は、外箱1の内部における後側及び上側に配してある。上行ダクト52の下端部及び上端部夫々は、導出口50及び前行ダクト53の後端部に連結してある。前行ダクト53の前端部は、水槽2の前側上部の周縁に開口する導入口51に接続されている。
前行ダクト53の中途には、塵埃を捕捉するためのリントフィルタ54、乾燥風を起風する送風機55、及び、乾燥風を加熱するヒータ56が、後側から前側にこの順に介装してある。また、送風機55及びヒータ56の間を接続してある前行ダクト53の側壁には、プラズマクラスタイオン(Plasma Cluster Ion; PCI)を発生させて、前行ダクト53を通流する乾燥風にPCIを含ませるPCI発生器57が設けてある。
給水弁18の第2給水出口は、冷却水管58を介して上行ダクト52に沿って下方に延設されており、冷却水管58の下端は、上行ダクト52における下部の後壁に接続されている。
以上のように構成された循環風路5には、送風機55が起風する乾燥風が循環し、この乾燥風は、ヒータ56によって加熱され、前行ダクト53を経て導入口51に達し、導入口51から回転ドラム3の内部に吹き込まれる。このとき、回転ドラム3の内部の洗濯物Aは、回転ドラム3の回転に伴って、周面のバッフル33の作用により持ち上げられ、図2の2点鎖線が示すように拡がって落下し、この間に前記乾燥風に繰り返し接触することによって乾燥せしめられる。
回転ドラム3に導入された乾燥風は、洗濯物Aから水分を奪って導出口50に導出され、上行ダクト52に戻り、上行ダクト52内を上昇して前行ダクト53内に移り、リントフィルタ54を通過する。これにより、乾燥風に含まれる塵埃はリントフィルタ54によって捕捉される。リントフィルタ54によって塵埃が除去された乾燥風は、ヒータ56によって再加熱されて回転ドラム3の内部に導入される。
乾燥運転が行われている間、給水弁18は第2給水口に切換えられており、排水弁26は開放されている。給水口17に供給された水は、冷却水管58を経て上行ダクト52の内部に流出し、導出口50に達する。導出口50に達した水は、水槽2に流入した後、導水管23及びフィルタケース24を経て排水管27に排出される。
導出口50に導出された乾燥風は、上行ダクト52の内部を流れる水に接触し、該水との熱交換によって冷却される。これにより、乾燥風に含まれる水分は凝縮されて除去される。このように除湿された乾燥風は、前述したようにヒータ56によって加熱される。加熱された高温低湿の乾燥風が回転ドラム3内を循環する。
PCI発生器57は、水槽2の除菌及び防臭を行う場合に用いられる。PCI発生器57は、図示しない放電電極及び誘電電極を有し、運転制御部16は、放電電極及び誘電電極間に高電圧を印加することによってコロナ放電を起こし、PCIを発生させる。
運転内容がPCIによって水槽2の除菌及び防臭を行うように決定してある場合、洗濯運転又は乾燥運転が終了した後に、運転制御部16は、送風機55を駆動させると共にPCI発生器57の放電電極及び誘電電極間に高電圧を印加する。PCI発生器57によって発生したPCIは、送風機55によって発生した乾燥風に含まれ、水槽2内に送り込まれる。水槽2内に送り込まれたPCIは、水槽2内の細菌に付着し、除菌する。更に、PCIは、水槽2内でカビ及び浮遊粒子を不活性化させると共に臭気成分を変性させる。これにより、水槽2内の除菌及び防臭が行われる。
図3は、洗濯機の制御系の構成を示すブロック図である。運転制御部16は、CPU(Central Processing Unit)60、ROM(Read Only Memory)61、RAM(Random Access Memory)62、不揮発性メモリ63、タイマ(不図示)及び入出力インターフェース(I/O)65を共有バスで接続してなるコンピュータである。
CPU60は、ROM61に記憶してある制御プログラムをRAM62に読み出して実行する。
不揮発性メモリ63は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)又はEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)等からなり、不揮発性メモリ63の記憶内容はCPU60によって書き換えることが可能である。
入出力インターフェース65は、ドラムモータ4、給水弁18、排水弁26、送風機55、ヒータ56、銀イオン発生器22、PCI発生器57及び操作パネル15に接続されている。
CPU60は、入出力インターフェース65を介して、操作パネル15から受け付けた操作情報に基づいて運転内容を決定する。即ち、操作パネル15が有する複数の操作ボタンB1,B2,・・・,B15の操作によって運転内容が決定される。CPU60は、操作パネル15の表示部D1,D2,・・・,D10夫々に、決定してある運転内容に応じた文字及び/又は図形を表示する。
CPU60は、ユーザにより操作パネル15から電源の投入を受け付け、操作ボタンB5(運転切換キー;図4参照)が押圧された場合、設定可能な運転を全て表示する。操作ボタンB5が押圧された2回目以降は、選択された(切り換え先の)運転のみを表示し、操作ボタンB5の押圧の都度、優先順位が高いものから順次、運転を表示する。同様に、1回目に操作ボタンB6(コース切換キー)が押圧された場合、設定可能なコースを全て表示する。操作ボタンB6が押圧された2回目以降は、選択された(切り換え先の)コースのみを表示し、操作ボタンB6の押圧の都度、優先順位が高いものから順次、コースを表示する。
CPU60は、ユーザにより操作パネル15から運転の開始を指示する開始指示を受け付けた場合、設定した運転内容に従って、ドラムモータ4、給水弁18、排水弁26、送風機55、ヒータ56、銀イオン発生器22及びPCI発生器57夫々の動作を制御し、運転内容に応じた洗濯運転及び洗乾運転等の運転を実施する。
図4は、操作パネル15を示す平面図である。操作パネル15の面上には、上述の操作ボタンB1,B2,・・・,B15及び表示部D1,D2,・・・,D10が設けられている。なお、図4において、銀イオン及びPCIに係るボタンは省略している。
操作パネル15は、操作ボタンB1,B2,・・・,B15夫々のいずれかが押圧された場合、押圧された操作ボタンを示す操作情報を運転制御部16へ通知する。操作ボタンB1,B2,B3,B4夫々は、表面に文字及び枠線が印刷されており、常に表示している。
操作ボタンB5,B6,・・・,B15夫々は、文字部分又は図形部分と、枠線部分とを有し、文字部分又は図形部分と、枠線部分とは透明の部材で構成され、その他の部分は非透過性の部材で構成されている。操作ボタンB5,B6,・・・,B15夫々の背面には図示しない光源、例えばLED(Light Emitting Diode)が配されており、各光源が点灯して、対応する操作ボタンに光が照射されることによって文字又は図形と枠線とが表示され、操作ボタンB5,B6,・・・,B15夫々が視認可能な状態となる。
運転制御部16のCPU60は、操作パネル15を介して、操作ボタンB5,B6,・・・,B15の後側に設けられた光源の点灯/消灯を行うことによって、操作ボタンB5,B6,・・・,B15夫々について表示/非表示の切換えを行う。なお、操作ボタンB5,B6,・・・,B15の少なくとも一部を常に表示することにしてもよい。
表示部D1,D2,・・・,D10夫々にも、一又は複数の文字部分又は図形部分が設けられており、文字部分及び図形部分は透明の部材で構成してあり、文字部分及び図形部分夫々の後側に図示しない光源が配置されている。光源が点灯して、対応する文字部分及び図形部分に光が照射されることによって、文字又は図形が表示される。
運転制御部16のCPU60は、操作パネル15を介して、表示部D1,D2,・・・,D10の文字部分又は図形部分の後側に設けられた光源の点灯/消灯を行うことによって、表示部D1,D2,・・・,D10夫々において文字又は図形の表示/非表示の切換えを行う。
操作ボタンB1は、電源の投入の指示を受け付けるために用いられる。
運転制御部16のCPU60は、操作ボタンB1が押圧された場合、電源投入指示を受け付け、洗濯機に接続してある商用電源からドラムモータ4、給水弁18、排水弁26、送風機55及びヒータ56への給電を可能にし、初期表示する運転及びコースを不揮発性メモリ63から読み出す。CPU60は、表示部D1において、運転に対応する文字を表示し、表示部D2において、コースに対応する文字を表示する。
操作ボタンB2は、洗濯機に接続される商用電源からの給電の遮断を指示する電源遮断指示を受け付けるために用いられる。
操作ボタンB3は、決定してある運転内容での運転の開始を指示する運転開始指示、又は、運転の一時的な停止を指示する運転停止指示を受け付けるために用いられる。
操作ボタンB4は、蓋体10のロックの解除を指示する解除指示を受け付けるために用いられる。
操作ボタンB5は、運転の切換えを指示する運転切換指示を受け付けるために用いられる。不揮発性メモリ63は、初期表示内容の他に現状の運転内容(以下、単に運転内容という)を記憶している。CPU60は、初期表示後、操作ボタンB5が押圧された場合に、上述したように設定可能な運転の項目を全表示し、次に操作ボタンB5が押圧されて運転切換指示を受け付ける都度、設定する運転を「洗乾」、「洗濯」、「乾燥」、「個別(個別運転)」、「お手入れ」、「リフレッシュ」の順に変更する。以下、このサイクルを運転選択サイクルという。CPU60は、全表示の場合、操作ボタンB5の上側に設けられた表示部D1に、設定可能な運転に対応する文字を表示し、切り換える場合、切換先の運転に対応する文字のみを表示部D1に表示する。
「洗濯」運転及び「乾燥」運転は、前述した洗濯運転及び乾燥運転を個別に行うものであり、「洗乾」運転は、洗濯運転及び乾燥運転の両方を行う運転である。「リフレッシュ」運転は、ぬいぐるみ、スカーフ又はブーツ等の洗濯することができない洗濯不可製品の除菌及び防臭を行う運転であり、洗濯不可製品が回転ドラム3内に投入してある状態で行われる。具体的には、PCI発生器57によりPCIを発生させ、送風機55を駆動して、PCI発生器57が発生したPCIを回転ドラム3へ送り込む。
「お手入れ」運転は、水槽2及び回転ドラム3を洗浄する運転であり、水槽2及び回転ドラム3の洗浄するための洗剤が投入された状態で行われる。
「個別」運転では、洗濯運転の洗い、すすぎ及び脱水、並びに乾燥運転の中からユーザによって選択された運転が行われる。CPU60は、洗い、すすぎ、脱水及び乾燥運転の中で実行する項目の決定と、選択された項目を実行する時間又は回数の決定と操作ボタンB8〜B15から受け付けて、受け付けた内容で運転を行う。操作ボタンB8、B9、B10、B11は、運転内容が「個別」に決定してある場合に、それぞれ乾燥、脱水、すすぎ、洗いの指示を受け付けるために用いられる。
操作ボタンB6は、運転に応じて表示してあるコースの変更(切換)を指示するコース切換指示を受け付けるために用いられる。設定可能なコースは、運転によって異なる。
CPU60は、1回目に操作ボタンB6が押圧された場合に、上述したように設定可能なコースの項目を全表示し、次に操作ボタンB6が押圧されてコース変更指示を受け付ける都度、設定した運転に対応するコースを決定可能なコースの中で順次変更する。CPU60は、操作ボタンB6が押圧される都度、設定コースを、「標準」、「スピード」、「柔らか」、「わが家(流)」、「室内干し」、「念入り」、「ドライ」、「毛布」の順であって、かつ設定運転に対応して選択可能なコースに順次変更する。以下、このサイクルをコース選択サイクルという。CPU60は、全表示の場合、操作ボタンB6の上側に設けられた表示部D2に、設定可能なコースに対応する文字を表示し、切り換える場合、切換先のコースに対応する文字のみを表示部D2に表示する。
「ドライ」コースは、ウール若しくはカシミヤ等のセーター、ブラウス、スカート又はスラックス等のデリケートな衣類の洗濯又は乾燥を行うコースである。「毛布」コースは、毛布又はカーペットカバー等の大きくて厚い洗濯物を丁寧に洗って、念入りにすすぎ、緩やかな温風で乾燥するコースである。「室内干し」コースは、短時間の部屋干しで洗濯物が乾燥するように、洗濯及び乾燥を行うコースである。
「念入り」コースは、泥汚れがひどい衣類を洗濯するコースであり、「念入り」コースが実施された場合、衣類は強く洗われてしっかりすすがれる。「柔らか」コースは、赤ちゃん用の衣類、又はタオル等の洗濯物を洗濯するコースであり、「柔らか」コースが実施された場合、洗濯物はごわつきを抑えた状態でふんわりと仕上げられる。
「わが家」コースは、ユーザによって、洗濯運転の洗い、すすぎ及び脱水と、乾燥運転との中で行う項目と、各項目を行う時間又は回数とが設定されたユーザ専用のコースである。「標準」コースは一般的な洗濯及び/又は乾燥を行うコースである。「スピード」コースは短時間で洗濯及び/又は乾燥を行うコースである。
操作ボタンB7は、操作ボタンB8〜B15の中の詳細内容の決定に係る操作ボタンの表示を指示する表示指示を受け付けるために用いられる。操作ボタンB15は、洗濯運転及び乾燥運転等の終了時刻の予約指示を受け付けるために用いられる。
操作ボタンB12,B13夫々は、表示部D6に表示されている時刻、時間又は回数等の数値の減少指示及び増加指示を受け付けるために用いられる。操作ボタンB14は、洗いを、ふろ水を用いる場合の洗いに変更する変更指示等を受け付けるために使用される。
以下、運転制御部16のCPU60による表示部D1及びD2の表示処理について説明する。
図5は、CPU60による表示部D1の表示処理の手順を示すフローチャートである。
CPU60は、電源投入を受け付けた後、即ち、ユーザにより操作ボタンB1(電源入キー)が押圧されたと判定した場合、デフォルトで設定された、又は使用履歴等に基づいて設定された初期表示の運転形態を表示部D1に、コースを表示部D2に示す(一例を図11に示す)。
そして、CPU60は操作ボタンB5(運転切換キー)が押圧されたか否かを判定する(S1)。CPU60は操作ボタンB5が押圧されていないと判定した場合(S1:NO)、処理をステップS1へ戻す。
CPU60は操作ボタンB5が押圧されたと判定した場合(S1:YES)、操作ボタンB5の押圧が1回目であるか否かを判定する(S2)。
CPU60は、操作ボタンB5の押圧が1回目でないと判定した場合、即ち2回目以降であると判定した場合(S2:NO)、運転選択サイクルの運転を一つ順送りし(S3)、選択された(切り換えられた)運転を表示し(S6)、処理を終了する。
CPU60は、操作ボタンB5の押圧が1回目であると判定した場合(S2:YES)、選択可能な運転を全て表示する(S4)。
CPU60は、第1所定時間が経過したか否かを判定する(S5)。この第1所定時間として、例えば5秒等を設定することができる。CPU60は、第1所定時間が経過していないと判定した場合(S5:NO)、処理をステップS4へ戻す。
CPU60は、第1所定時間が経過したと判定した場合(S5:YES)、選択された運転を表示し(S6)、処理を終了する。ここで、第1所定時間の経過前に、操作ボタンB5が押圧されていた場合、この操作ボタンB5の押圧は2回目以降の押圧であるので、運転選択サイクルを一つ順送りした運転が表示されることになる。第1所定時間の経過前に、操作ボタンB5が押圧されていない場合、ステップS1の操作ボタンB5の押圧の前に表示されていた初期表示の運転が表示される。
図6は、CPU60による表示部D1の表示処理の他の手順を示すフローチャートである。
CPU60は、まず、操作ボタンB5が押圧されたか否かを判定する(S11)。CPU60は操作ボタンB5が押圧されていないと判定した場合(S11:NO)、処理をステップS11へ戻す。
CPU60は操作ボタンB5が押圧されたと判定した場合(S11:YES)、最後に操作ボタンB5が押圧された後、第2所定時間が経過したか否かを判定する(S12)。この第2所定時間として、例えば10秒等を設定することができる。
CPU60は、第2所定時間が経過していないと判定した場合(S12:NO)、運転選択サイクルの運転を一つ順送りし(S13)、選択された運転を表示する(S16)。
CPU60は、第2所定時間が経過したと判定した場合(S12:YES)、選択可能な運転を全て表示する(S14)。
次に、CPU60は、第1所定時間が経過したか否かを判定する(S15)。CPU60は、第1所定時間が経過していないと判定した場合(S15:NO)、処理をステップS14へ戻す。
CPU60は、第1所定時間が経過したと判定した場合(S15:YES)、選択された運転を表示し(S16)、処理を終了する。ここで、第1所定時間の経過前に、操作ボタンB5が押圧されていた場合、この操作ボタンB5の押圧は、ステップS11における操作ボタンB5の押圧後(最後の押圧後)、第2所定時間経過前の押圧に相当するので、運転選択サイクルを一つ順送りした運転が表示されることになる。第1所定時間の経過前に、操作ボタンB5が押圧されていない場合、ステップS11の操作ボタンB5の押圧前に表示されていた運転が表示される。
図7は、CPU60による表示部D1の表示処理の他の手順を示すフローチャートである。
CPU60は、まず、操作ボタンB5が押圧されたか否かを判定する(S21)。CPU60は操作ボタンB5が押圧されていないと判定した場合(S21:NO)、処理をステップS21へ戻す。
CPU60は操作ボタンB5が押圧されたと判定した場合(S21:YES)、所定の操作ボタン(例えば操作ボタンB9の脱水キー等)が押圧されていたか否かを判定する(S22)。
CPU60は、前記所定の操作ボタンが押圧されていないと判定した場合(S22:NO)、運転選択サイクルの運転を一つ順送りし(S23)、選択された運転を表示する(S26)。
CPU60は、前記所定の操作ボタンが押圧されていたと判定した場合(S22:YES)、選択可能な運転を全て表示する(S24)。
CPU60は、第1所定時間が経過したか否かを判定する(S25)。CPU60は、第1所定時間が経過していないと判定した場合(S25:NO)、処理をステップS24へ戻す。
CPU60は、第1所定時間が経過したと判定した場合(S25:YES)、選択された運転を表示し(S26)、処理を終了する。ここで、第1所定時間の経過前に、ユーザが運転を切り換えるために操作ボタンB5を押圧した場合、所定の操作ボタンは押圧されていないので、運転選択サイクルを一つ順送りした運転が表示されることになる。第1所定時間の経過前に、操作ボタンB5が押圧されていない場合、ステップS21の操作ボタンB5の押圧前に表示されていた運転が表示される。
なお、操作ボタンB5と前記所定の操作ボタンとが同時に押圧された場合に、全表示することにしてもよい。
図8は、CPU60による表示部D2の表示処理の手順を示すフローチャートである。
CPU60は、まず、操作ボタンB6(コース切換キー)が押圧されたか否かを判定する(S31)。CPU60は操作ボタンB6が押圧されていないと判定した場合(S31:NO)、処理をステップS31へ戻す。
CPU60は操作ボタンB6が押圧されたと判定した場合(S31:YES)、操作ボタンB6の押圧が1回目であるか否かを判定する(S32)。
CPU60は、操作ボタンB6の押圧が1回目でないと判定した場合(S32:NO)、コース選択サイクルのコースを一つ順送りし(S33)、選択されたコースを表示する(S36)。
CPU60は、操作ボタンB6の押圧が1回目であると判定した場合(S32:YES)、選択可能なコースを全て表示する(S34)。
CPU60は、第3所定時間が経過したか否かを判定する(S35)。この第3所定時間として、例えば5秒等を設定することができる。CPU60は、第3所定時間が経過していないと判定した場合(S35:NO)、処理をステップS34へ戻す。
CPU60は、第3所定時間が経過したと判定した場合(S35:YES)、選択されたコースを表示し(S36)、処理を終了する。ここで、第3所定時間の経過前に、操作ボタンB6が押圧された場合、この操作ボタンB6の押圧は2回目以降の押圧であるので、コース選択サイクルを順送りしたコースが表示される。第3所定時間の経過前に、操作ボタン6が押圧されていない場合、ステップS31の操作ボタンB6の押圧の前に表示されていた初期表示のコースが表示される。
図9は、CPU60による表示部D2の表示処理の他の手順を示すフローチャートである。
CPU60は、まず、操作ボタンB6が押圧されたか否かを判定する(S41)。CPU60は操作ボタンB6が押圧されていないと判定した場合(S41:NO)、処理をステップS41へ戻す。
CPU60は操作ボタンB6が押圧されたと判定した場合(S41:YES)、最後に操作ボタンB6が押圧された後、第4所定時間が経過したか否かを判定する(S42)。この第4所定時間として、例えば10秒等を設定することができる。
CPU60は、第4所定時間が経過していないと判定した場合(S42:NO)、コース選択サイクルのコースを一つ順送りし(S43)、選択されたコースを表示する(S46)。
CPU60は、第4所定時間が経過したと判定した場合(S42:YES)、選択可能なコースを全て表示する(S44)。
次に、CPU60は、第3所定時間が経過したか否かを判定する(S45)。CPU60は、第3所定時間が経過していないと判定した場合(S45:NO)、処理をステップS44へ戻す。
CPU60は、第3所定時間が経過したと判定した場合(S45:YES)、選択された運コースを表示し(S46)、処理を終了する。ここで、第3所定時間の経過前に、操作ボタンB6が押圧された場合、この操作ボタンB6の押圧は、ステップS41における操作ボタンB6の押圧後、第4所定時間経過前の押圧であるので、コース選択サイクルを一つ順送りしたコースが表示される。第3所定時間の経過前に、操作ボタンB5が押圧されていない場合、ステップS41の操作ボタンB6の押圧前に表示されていた運転が表示される。
図10は、CPU60による表示部D2の表示処理の他の手順を示すフローチャートである。
CPU60は、まず、操作ボタンB6が押圧されていたか否かを判定する(S51)。CPU60は操作ボタンB6が押圧されていないと判定した場合(S51:NO)、処理をステップS51へ戻す。
CPU60は操作ボタンB6が押圧されたと判定した場合(S51:YES)、所定の操作ボタン(例えば操作ボタンB9の脱水キー等)が押圧されたか否かを判定する(S52)。
CPU60は、前記所定の操作ボタンが押圧されていないと判定した場合(S52:NO)、コース選択サイクルのコースを一つ順送りし(S53)、選択されたコースを表示する(S56)。
CPU60は、前記所定の操作ボタンが押圧されていたと判定した場合(S52:YES)、選択可能なコースを全て表示する(S54)。
CPU60は、第3所定時間が経過したか否かを判定する(S55)。CPU60は、第3所定時間が経過していないと判定した場合(S55:NO)、処理をステップS54へ戻す。
CPU60は、第3所定時間が経過したと判定した場合(S55:YES)、選択されたコースを表示し(S56)、処理を終了する。ここで、第3所定時間の経過前に、ユーザがコースを切り換えるために操作ボタンB6を押圧した場合、所定の操作ボタンは押圧されていないので、コース選択サイクルを一つ順送りしたコースが表示される。第3所定時間の経過前に、操作ボタンB6が押圧されていない場合、ステップS51の操作ボタンB6の押圧前に表示されていた運転が表示される。
以上の内容を操作パネル15の表示に基づいて具体的に説明する。
図11は、電源投入時に、操作パネル15において初期表示がされた状態を示す平面図である。ここで、初期表示として、表示部D1に「洗乾」が、表示部D2に「標準」が表示されている。
図12は、図11の表示状態において、操作ボタンB5が押圧された場合を示す平面図である。この操作ボタンB5の押圧は1回目であるので、表示部D1において設定可能な運転が全表示される。操作ボタンB6は押圧されていないので、表示部D2には、初期表示としての「標準」の表示が維持されている。
図13は、図12の表示状態において、操作ボタンB5が押圧された場合を示す平面図である。この場合、操作ボタンB5の押圧は2回目であるので、運転選択サイクルの運転が一つ順送りされ、「洗濯」が表示されている。
図14は、図13の表示状態において、操作ボタンB6が押圧された場合を示す平面図である。この操作ボタンB6の押圧は1回目であるので、表示部D2において、運転が「洗濯」である場合に選択可能なコースが全て表示される。「室内干し」は上述したように乾燥運転を要するので、選択することができず、表示されていない。
図15は、図14の表示状態において、操作ボタンB6が押圧された場合を示す平面図である。この場合、操作ボタンB6の押圧は2回目であるので、コース選択サイクルのコースが一つ順送りされ、「スピード」が表示されている。
図16は、図15の表示状態において、操作ボタンB6が押圧された場合を示す平面図である。この場合、コース選択サイクルのコースが一つ順送りされ、「柔らか」が表示されている。
ここで、操作ボタンB5が押圧された場合、「所定の操作ボタンが押圧された場合に操作ボタンB5が押圧されたとき」(図7のフローチャート)に相当するので、設定可能な運転が全表示されることになる。
図17は、洗乾運転を設定した場合に、1回目に操作ボタンB6が押圧された状態を示す平面図である。この操作ボタンB6の押圧は1回目であるので、表示部D2において、運転が「洗乾」である場合に選択可能なコースが全て表示される。「ドライ」製品は乾燥運転をすることができないので、表示していない。
図18は、乾燥運転を設定した場合に、1回目に操作ボタンB6が押圧された状態を示す平面図である。この操作ボタンB6の押圧は1回目であるので、表示部D2において、運転が「乾燥」である場合に選択可能なコースが全て表示される。「室内干し」は上述したように洗濯運転を要するので、選択することができず、表示されていない。
以上のように、本実施の形態においては、電源投入後、操作ボタンB5が操作された場合に設定可能な運転を全て表示し、次に操作ボタンB5が操作された場合に切換先の運転のみを表示するので、ユーザは選択可能な運転を一目で確認して所望する運転を選択することができ、選択した運転が明確に表示される。従って、誤認及び選択のエラーが防止されている。なお、本実施の形態のように、操作パネル15において表示ランプが消えている場合には表示内容が視認できないとき、より有効であるが、この場合には限定されない。
そして、本実施の形態においては、電源投入後、操作ボタンB6が操作された場合に設定可能なコースを全て表示し、次に操作ボタンB6が操作された場合に切換先のコースのみを表示するので、ユーザは選択可能なコースを一目で確認して所望するコースを選択することができ、選択したコースが明確に表示される。従って、上記と同様に誤認及び選択のエラーが防止されている。
また、本実施の形態においては、操作ボタンB5が操作された後、第2所定時間が経過しても運転が設定されていない場合、操作ボタンB3(スタート一時停止キー)が操作されていない場合等に、操作ボタンB5が操作されたとき、設定可能な運転を全て表示するので、ユーザが運転の設定をしやすく、運転の設定を促すことができ、利便性が良好である。
同様に、操作ボタンB6が操作された後、第4所定時間が経過しても運転が設定されていない場合、操作ボタンB3が操作されていない場合等に、操作ボタンB6が操作されたとき、設定可能なコースを全て表示するので、ユーザがコースの設定をしやすく、コースの設定を促すことができ、利便性が良好である。
さらに、本実施の形態においては、操作ボタンB5以外の操作部が操作され、操作ボタンB5が操作された場合、又は操作ボタンB6以外の操作部が操作され、操作ボタンB6が操作された場合、設定可能な運転又はコースを全て表示するので、ユーザの意思により、設定可能な運転又はコースを全て表示することができる。そして、他の操作部が操作された後、操作ボタンB5又はB6が操作されるのは運転又はコースの設定が確定していないものとして、全表示を行い、運転又はコースの設定を促すことができる。
以上、説明した実施の形態は本発明の例示であり、本発明は特許請求の範囲に記載された事項及び特許請求の範囲の記載に基づいて定められる範囲内において種々変更した形態で実施することができる。
例えば、上記第1時間、第2時間、第3時間、第4時間の経過をユーザに報知するために、経過前に音声で知らせたり、経過前に表示の色を変えたり、フラッシュさせたり、点滅させたりすることにしてもよい。
また、図1、図2に例示した洗濯機はドラム式洗濯機であるが、本発明はドラム式洗濯機のみならず、縦型の洗濯機にも同様に適用可能である。この縦型の洗濯機は、周知の構成を有し、上部が開口し有底の円筒体からなる水槽内に、洗濯物を収容し、洗濯、脱水を行う洗濯槽である洗濯脱水槽を設けている。この洗濯脱水槽は、下部が有底となし上部が開口された円筒形状である。これら水槽、洗濯脱水槽の開口が、上部に開閉可能に設けられた上蓋に対応し、開閉される構成である。ドラム式洗濯機と大きく異なる構成は、洗濯脱水槽の底部に、脱水時に洗濯脱水槽と連結され回転され、また洗濯中等には、単独で回転するパルセータが設けられている点である。
このような縦型洗濯機においては、乾燥のために少なくとも洗濯物を収容する洗濯脱水槽に乾燥風を送り込み、洗濯脱水槽から湿った空気を吸引し、該空気を除湿後、加熱した乾燥風を、繰り返し送風する循環風路を設けている。
このような縦型洗濯機においても、上述した本発明をそのまま適用できる。なお、縦型洗濯機において、洗濯脱水槽の周面全域に多数の孔を設けるもの、また脱水のため洗濯脱水槽の上部の周面にのみ孔を設ける無孔タイプのものがあるが、いずれのタイプの洗濯機にも本発明を当然に適用することが可能である。
1 外箱
2 水槽
3 回転ドラム
4 ドラムモータ
5 循環風路
15 操作パネル
B1、B2、・・・、B15 操作ボタン
D1、D2、・・・、D10 表示部
16 運転制御部
60 CPU
63 不揮発性メモリ

Claims (6)

  1. 洗濯物を収容する洗濯槽に供給される乾燥風が通流する乾燥風路を備え、洗濯工程、脱水工程、すすぎ工程、及び乾燥工程のうち何れかひとつを含む工程の組み合わせが異なる運転を表示部に表示し、運転切換部が操作されることにより設定する運転を切り換えるように構成されている洗濯機において、
    電源が入った後、1回目に前記運転切換部が操作された場合に、設定可能な運転を全て表示する手段と、
    2回目以降に前記運転切換部が操作された場合に、切換先の運転のみを表示する手段と
    を備えることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記運転切換部が操作された後、所定時間が経過した場合に前記運転切換部が再操作されたときに、設定可能な運転を全て表示する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記運転切換部以外の操作部が操作され、前記運転切換部が操作された場合に、設定可能な運転を全て表示する手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. 前記工程の時間、及び工程の回数を含む運転条件が異なるコースを表示部に表示し、コース切換部が操作されることにより設定するコースを切り換えるように構成してあり、
    電源が入った後、1回目に前記コース切換部が操作された場合に、設定可能なコースを全て表示する手段と、
    2回目以降に前記コース切換部が操作された場合に、切換先のコースのみを表示する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の洗濯機。
  5. 前記コース切換部が操作された後、所定時間が経過した場合に前記コース切換部が再操作されたときに、設定可能なコースを全て表示する手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の洗濯機。
  6. 前記コース切換部以外の操作部が操作され、前記コース切換部が操作された場合に、設定可能なコースを全て表示する手段を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の洗濯機。
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