JP2014049272A - 導通遮断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気回路に過電流が生じている場合であって、且つヒューズが溶断されるほど電流が上昇していない場合において、電気回路の電気的導通を速やかに遮断することができる導通遮断装置を提供する。
【解決手段】本発明の導通遮断装置は、ハウジング17の内部の収容室18に移動可能に収容された可動部材19と、収容室18に配設されて作動信号の入力に伴いガスを発生するガス発生器22と、ハウジング17内に延設された導通部材16とを備えている。こうした導通遮断装置において、導通部材16に該導通部材16を流れる電流が所定値以上となると溶断する部位を含むヒューズ部Rhを形成し、同ヒューズ部Rhは、ガス発生器22が発生するガスの圧力により可動部材19が移動することで分断されるようにした。
【選択図】図3

Description

この発明は、電気回路の電気的導通を遮断する導通遮断装置に関する。
ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両には、走行用のモータに電力を供給する高電圧のバッテリが搭載されている。こうした高電圧のバッテリを搭載する車両では、作業者の安全を確保するために、車両の点検や整備の際には電気回路の電気的導通を遮断してこれを非導通状態とすることが望ましい。そのため、バッテリには、サービスプラグが設けられている。このサービスプラグは、バッテリに接続されているときにはバッテリ内のセル同士を電気的に接続してバッテリを導通状態にする。また、サービスプラグがバッテリから取り外されると、セルの電気的接続が遮断されバッテリが非導通状態となる。点検時等には、作業者がこのサービスプラグをバッテリから取り外すことによってバッテリを非導通状態とし、電気回路に不要な電流が流れることを防止するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、車両が衝突等してバッテリから漏電した場合には、電気回路に大電流が流れて電気機器等が故障してしまうおそれがある。そのため、特許文献2に記載の装置のように、上記サービスプラグにヒューズを設け、電気回路に大電流が流れた際にヒューズの溶断によって電気回路を非導通状態とするものが考案されている。
その他、電気回路には、こうしたヒューズとは別にリレー回路が設けられている。そして、このリレー回路の開閉状態を切替えることによっても、電気回路の導通、非導通状態を切替えることができる。
特開2002‐343331号公報 特開2006‐327251号公報
ところで、リレー回路では、電気回路に大電流が流れているときにその開閉が繰り返されると、アーク放電によって接点が溶融するおそれがある。そのため、こうしたリレー回路では、電気回路に流れている電流が定格電流以下であるときにその開閉状態の切り替えが行われることを想定して設計されている。したがって、リレー回路が開閉される定格電流を上回る電流が電気回路に流れる場合には、リレー回路では対処できず、上述したヒューズによって電気回路を非導通状態とする必要がある。
但し、ヒューズでは、その溶断する際の電流値の閾値をある程度余裕を持った高い値に設定しなければならない。すなわち、電気回路では、非導通状態から導通状態に切替えた際に瞬間的に大きな電流、いわゆる突入電流が流れる場合がある。そのため、こうした突入電流を許容して異常時のみにヒューズが溶断されるようにするためには、その溶断が生じる電流値をある程度余裕を持った高い値に設定せざるを得ない。そのため、ヒューズを有する電気回路では、故障等によって電流値が上昇したとしても、その電流値がある程度大きくなるまでは電気回路を非導通状態とすることができないおそれがある。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電気回路に過電流が生じている場合であって、且つヒューズが溶断されるほど電流が上昇していない場合において、電気回路の電気的導通を速やかに遮断することができる導通遮断装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、ハウジング内部の収容室に移動可能に収容された可動部材と、前記収容室に配設されて作動信号の入力に伴いガスを発生するガス発生器と、前記ハウジング内に延設された導通部材とを備え、前記導通部材は該導通部材を流れる電流が所定値以上となると溶断する部位を含むヒューズ部が形成されてなり、前記ヒューズ部は、前記ガス発生器が発生するガスの圧力により前記可動部材が移動することで分断されることをその要旨とする。
上記構成では、導通部材に、同導通部材を流れる電流が所定値以上となった場合に自己的に溶断する部位を含むヒューズ部を形成した。また、そのヒューズ部を、ガス発生器に所望のタイミングで信号を出力することによって分断できるようにした。そのため、異常が発生して電気回路に大きな電流が生じた場合には、ヒューズの自己的な溶断によって電気回路の導通を速やかに遮断することができる。一方、ヒューズが溶断されるほど電流が上昇しない場合でも、ガス発生器に信号を出力することによりヒューズ部を分断することができる。したがって、電気回路に過電流が生じている場合であって、且つヒューズが溶断されるほど電流が上昇していない場合において、電気回路の電気的導通を速やかに遮断することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ヒューズ部には分断予定部が形成され、前記可動部材は前記導通部材に固定されて前記ガスの圧力により同導通部材と一体に移動することで前記分断予定部に引っ張り力を付与することをその要旨とする。
上記構成では、可動部材と導通部材とが固定されているため、ガスの発生に伴い可動部材が移動すると、ヒューズ部の分断予定部に引っ張り力が付与され、その引っ張り力により導通部材は分断予定部を起点として分断される。したがって、上記構成によれば、簡単な構成で導通部材を分断させて電気回路の電気的導通を遮断することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ヒューズ部は、前記可動部材の移動方向前方を遮る形状で延設されてなり、前記可動部材には、その移動方向前方に突設した切断部が形成されてなることをその要旨とする。
上記構成では、ガスの発生に伴い可動部材が移動すると、可動部材の切断部によって導通部材のヒューズ部が切断される。したがって、こうした構成によっても、簡単な構成で電気回路の電気的導通を遮断することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記収容室において前記可動部材が移動するときに該可動部材と当接する部分の形状が、前記可動部材の移動方向前方ほど先細の形状に形成されてなることをその要旨とする。
上記構成では、収容室の形状が可動部材の移動方向前方ほど先細の形状に形成されているため、ガスの発生により可動部材が移動した後、可動部材が収容室の壁面に狭圧されてその位置に保持されるようになる。そのため、導通部材を分断した後に可動部材が移動前の位置に戻ることが抑制され、導通部材のヒューズ部を分断された状態に維持することができる。したがって、同装置による導通の遮断を好適に行うことができるようになる。
なお、請求項1〜4のいずれか一項に記載の導通遮断装置は、請求項5に記載の発明によるように、車両に搭載されるバッテリに対して接続状態又は非接続状態とされることにより前記バッテリの導通、非導通を切替えるサービスプラグとして具現化することができる。
本発明によれば、電気回路に過電流が生じている場合であって、且つヒューズが溶断されるほど電流が上昇していない場合において、電気回路の電気的導通を速やかに遮断することができる導通遮断装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態にかかるサービスプラグがそのバッテリに接続される車両の電気回路を示す回路図。 バッテリ及びバッテリに接続されるサービスプラグの構造を示す斜視図。 同実施形態にかかるサービスプラグの断面構造を示す断面図。 サービスプラグに設けられた導通部材の構造について、その一例を示す斜視図。 同実施形態にかかるサービスプラグの作動態様を示す断面図。 本発明の第2の実施形態にかかるサービスプラグの断面構造を示す断面図。 同実施形態にかかるサービスプラグの作動態様を示す断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる導通遮断装置をハイブリッド自動車のサービスプラグとして具体化した第1の実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1に示すように、ハイブリッド自動車の電気回路は、バッテリ1と、車輪に駆動力を付与するモータ2とを有している。バッテリ1から出力された電力は、まずコンバータ3により昇圧される。そして、コンバータ3から出力された直流電力が、インバータ4によって交流電力に変換される。その後、インバータ4から出力された交流電力がモータ2に供給されることによって車輪に駆動力が付与される。また、バッテリ1とコンバータ3との間には、その開閉状態を切替えることによって電気回路の導通、非導通状態を切替えるリレー回路5が設けられている。
また、車両には、車両の運転状態を検出するための各種センサが取付けられている。各種センサとしては、例えば、車両の衝突を検出する衝突センサ6や、電気回路内の電流を検出するための電流センサ7等が設けられている。これらセンサの信号は電子制御装置8に入力される。電子制御装置8は、コンバータ3やインバータ4を制御する他、車両のメインスイッチの操作状態に基づいてリレー回路5の開閉状態を切替える制御を実行する。
なお、車両に搭載されるバッテリ1には、走行用のモータ2を駆動するために高電圧のバッテリが採用されている。そのため、車両の点検や整備の際には、作業者の安全を確保するために、電気回路を非導通状態とすることが望ましい。そこで、バッテリ1には、それを取り外すことによってバッテリ1を非導通状態とすることのできるサービスプラグ9が設けられている。
次に、バッテリ1及びバッテリ1に接続されるサービスプラグ9の構造について説明する。
図2に示すように、バッテリ1のケース10には、その内部に2つのセルユニット11が設けられている。セルユニット11は、電力を生成するセル板を複数枚電気的に接続したものである。バッテリ1のケース10には、一対の凹部12が形成されている。これら凹部12には、一端がセルユニット11に接続されるとともに、他端がケース10から突出するセルユニット接続端子13が設けられている。また、電気回路に電力を供給するために、バッテリ1には、そのケース10から突出する一対の電極14が設けられている。電極14の一方はリレー回路5に接続され、他方はコンバータ3に接続されている。
セルユニット接続端子13には、サービスプラグ9が接続される。サービスプラグ9は一対の外部接続部15を有しており、この外部接続部15の間には導電性の材料(例えば、銅等)からなる導通部材16が延設されている。したがって、サービスプラグ9がセルユニット接続端子13に接続されると、セルユニット11間が電気的に接続されてバッテリ1が導通状態となる。こうしてバッテリ1が導通状態となると、バッテリ1から電気回路に電力を供給することが可能となる。一方、車両点検時等には、作業者がサービスプラグ9をバッテリ1から取り外すことでセルユニット11間の電気的接続を遮断して、バッテリ1を非導通状態とすることができる。したがって、電気回路に不要な電流が流れることを防止して作業者の安全を確保することができる。
また、サービスプラグ9にはヒューズが設けられている。そのため、車両が衝突等して電気回路に大電流が流れた際には、ヒューズの溶断によってセルユニット11間の電気的接続が遮断され、電気回路が非導通状態となる。
次に、サービスプラグ9の構造についてさらに詳細に説明する。
図3に示すように、サービスプラグ9には、そのハウジング17の内部に収容室18が形成されている。収容室18には、樹脂等によって形成されて2つの溝部を有する可動部材19が移動可能に収容されている。なお、本実施形態では、この可動部材19は図中における右方向に移動可能に配設されている。収容室18において、可動部材19の一方の溝部20(図中における下側の溝部)とハウジング17とによって区画された空間には、電子制御装置8から入力される作動信号に伴いガスを発生するガス発生器22が配設されている。こうしたガス発生器22としては、火薬式のガス発生器や電磁式のガス発生器を用いてもよいし、他の駆動源を用いるガス発生器を用いてもよい。
一方、可動部材19の他方の溝部21(図中における上側の溝部)には、その内周部に当接した状態でヒューズ23が配設されている。ヒューズ23は、略円筒状に形成された筒部材24と、導通部材16においてこの筒部材24により囲まれたヒューズ部Rhとにより構成されている。この筒部材24の内部にはケイ砂等の絶縁部材からなる消弧砂25が充填されている。導通部材16は、サービスプラグ9に設けられた一対の外部接続部15間を連通するようにハウジング17内に延設されている。導通部材16は、筒部材24の上底部26(図中における左側の側部)及び可動部材19にそれぞれ固定されるとともに、筒部材24の下底部27(図中における右側の側部)とは摺動可能に設けられている。
次に、サービスプラグ9に設けられた導通部材16の構成について説明する。
図4に示すように、導通部材16は、外部接続部15の内部に突出して、セルユニット接続端子13に挿嵌される円柱形状の一対の端子28と、この端子28の端部が接続された薄板状の板部29とから構成されている。板部29においてヒューズ23を構成するヒューズ部Rhの一部には、複数の孔30が穿設されている。この孔30が穿設されている部位は、他の部位と比較して断面積が小さく、電流が流れた際の抵抗が大きいため、発熱量が大きい。したがって、導通部材16に所定値以上の電流が流れた際には、この孔30が穿設されている部位において導通部材16が溶断されることとなる。
また、ヒューズ部Rhにおいて、溶断する部位とは異なる部位には、三角形状に切欠かれたスリットが分断予定部31として形成されている。そのため、導通部材16に引っ張り力が付与されたときには、この分断予定部31に応力が集中して、導通部材16が分断されることとなる。
一方、板部29には、導通部材16の延設方向と垂直な方向(図中における上下方向)に湾曲した湾曲部32が形成されている。この湾曲部32は、図3に示すように、収容室18に位置している。
また、図3に示すように、収容室18は、その下側の壁部33が可動部材19の移動方向前方(図中における右側)ほど上方に位置する先細の形状とされている。
次に、こうした構成を備えるサービスプラグ9の作用について説明する。
衝突センサ6により車両の衝突が検出された場合や、電流センサ7により電気回路に流れる電流が所定値以上であることが検出された場合、電子制御装置8はガス発生器22に作動信号を出力する。
図5に示すように、こうしてガス発生器22に作動信号が入力されると、同ガス発生器22が作動してガスを発生する。そして、この発生したガスの圧力により可動部材19が押圧され、収容室18の壁面に沿って移動する。この可動部材19の移動に伴って導通部材16のヒューズ部Rhに引っ張り力が付与される。その結果、導通部材16は、分断予定部31を起点として分断される。
また、収容室18の形状が可動部材19の移動方向前方ほど先細の形状とされている。そのため、可動部材19が移動したときに、可動部材19は収容室18においてその移動方向前方側の部分に嵌り込み、同収容室18の壁面によって挟圧される。その結果、可動部材19が移動後の位置に保持され、導通部材16が分断されたままの状態に維持することができる。
なお、導通部材16に形成された湾曲部32は、可動部材19の移動に伴い湾曲する。そのため、可動部材19の移動を円滑に行うことができる。また、ヒューズ23には、絶縁部材からなる消弧砂25が充填されている。そのため、導通部材16が分断されるときにその間隙に消弧砂25が流入して、導通部材16間にアーク放電が発生することを抑制することができる。
以上説明した第1の実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、導通部材16には、同導通部材16を流れる電流が所定値以上となった場合に自己的に溶断する部位を含むヒューズ部Rhを形成している。そのため、異常が発生して電気回路に大きな電流が生じた場合には、ヒューズ部Rhの自己的な溶断によって電気回路の導通を速やかに遮断することができる。また、ヒューズ部Rhに分断予定部31を形成した。そして、可動部材19と導通部材16とを固定して、ガス発生器22に所望のタイミングで信号を出力することによって発生するガスの圧力により可動部材19と導通部材16とを一体に移動させるようにしている。そしてこの移動に伴って、ヒューズ部Rhの分断予定部31に引っ張り力を付与して、導通部材16を分断するようにしている。そのため、ヒューズ23が溶断されるほど電流が上昇しない場合でも、ガス発生器22に信号を出力することによりヒューズ部Rhを分断することができる。したがって、電気回路に過電流が生じている場合であって、且つヒューズ23が溶断されるほど電流が上昇していない場合において、電気回路の電気的導通を速やかに遮断することができる。
(2)本実施形態では、収容室18において可動部材19が移動するときに同可動部材19と当接する部分の形状を可動部材19の移動方向前方ほど先細の形状に形成している。そのため、ガスの発生により可動部材19が移動した後、可動部材19が収容室18の壁面に狭圧されてその位置に保持されることとなり、導通部材16を分断した後に可動部材19が移動前の位置に戻ることを抑制することができる。したがって、電気回路の遮断を好適に行うことができるようになる。
(3)本実施形態では、導通部材16に湾曲部32を形成し、可動部材19が移動するときに同可動部材19に固定されている部分よりも移動方向前方側で導通部材16を湾曲させるようにしいる。そのため、可動部材19の移動を円滑に行うことができる。
(4)本実施形態では、ヒューズ23の筒部材24の内部に絶縁部材からなる消弧砂25を充填している。そのため、導通部材16が分断されるときにその間隙に消弧砂25が流入して、導通部材16間にアーク放電が発生することを抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明にかかる導通遮断装置をサービスプラグ9に具体化した第2の実施形態について、図6及び図7を参照して説明する。本実施形態では、サービスプラグ9の構造が上記第1の実施形態のものと異なっている。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同様の構成については、共通の符号を付してその詳細な説明は省略する。
まず、本実施形態のサービスプラグ9の構成について説明する。
図6に示すように、サービスプラグ9には、そのハウジング17の内部に収容室34が形成されている。収容室34には、可動部材35が上下方向に移動可能に収容されている。可動部材35は有蓋円筒状に形成された基端部36と、基端部36から移動方向前方(図中における上方向)に突設された板状の切断部37とから構成されている。基端部36には、基端部36における他の部位よりも外周側に拡径された拡径部38が設けられている。
収容室34において、可動部材35の基端部36の内周と、ハウジング17とにより区画された空間には、電子制御装置8からの作動信号の入力に伴いガスを発生するガス発生器22が配設されている。可動部材35は、その切断部37の先端がヒューズ39の筒部材40に形成された挿通孔41を介してその内部に位置している。
ヒューズ39は、略円筒状に形成された筒部材40と、導通部材42においてこの筒部材40により囲まれたヒューズ部Rhとにより構成されている。この筒部材40の内部にはケイ砂等の絶縁部材からなる消弧砂43が充填されている。導通部材42は、サービスプラグ9に設けられた一対の外部接続部15間を連通して、可動部材35の移動方向前方を遮るように左右に延びる形状でハウジング17内に延設されている。
導通部材42においてヒューズ部Rhの一部には、複数の孔30が穿設されている。この孔30が穿設された部位は、他の部位と比較して断面積が小さく、電流が流れた際の抵抗が大きいため、発熱量が大きい。したがって、導通部材42に所定値以上の電流が流れた際には、この孔30が穿設されている部位において導通部材42が溶断されることとなる。また、ヒューズ部Rhにおいて、溶断する部位とは異なる部位には、三角形状に切欠かれたスリットが分断予定部31として形成されている。そのため、導通部材42に押圧力が付与されたときには、この分断予定部31に応力が集中して、導通部材42が分断されることとなる。また、筒部材40の内周には、導通部材42に向かって板状をなす一対の支持部44が延設されている。
収容室34には、上方収容室45と同上方収容室45よりも拡径された下方収容室46とが形成されている。上方収容室45と下方収容室46との間には段差部47が形成されている。上方収容室45は、可動部材35の移動方向前方(図中における上方)ほどその断面積が減少する先細のテーパ形状とされている。
次に、こうした構成を備えるサービスプラグ9の作用について説明する。
衝突センサ6により車両の衝突が検出された場合や、電流センサ7により電気回路に流れる電流が所定値以上であることが検出された場合、電子制御装置8はガス発生器22に作動信号を出力する。
図7に示すように、こうしてガス発生器22に信号が入力されると、同ガス発生器22が作動してガスを発生する。そして、この発生したガスの圧力により可動部材35が押圧され、収容室34の壁面に沿って上方へ移動する。可動部材35の切断部37が導通部材42のヒューズ部Rhに衝突すると、ヒューズ部Rhに押圧力が付与される。また、このとき、筒部材40に形成された支持部44は、導通部材42の上方への移動を規制する。その結果、ヒューズ部Rhの分断予定部31に付与される押圧力が増大し、導通部材42は分断予定部31を起点として分断される。その後、可動部材35は、その拡径部38が段差部47に突き当たるまで移動を続ける。なお、筒部材40内の消弧砂43は、筒部材40の内部における切断部37の移動が許容される程度にその充填量が設定されている。
また、収容室34の上方収容室45の形状が、可動部材35の移動方向前方ほど先細のテーパ形状とされている。そのため、可動部材35が段差部47まで移動したときに、可動部材35は収容室34においてその移動方向前方側の部分に嵌り込み、同収容室34の壁面によって挟圧される。その結果、可動部材35が移動後の位置に保持され、導通部材42が分断されたままの状態に維持することができる。
なお、導通部材42が分断されたときにその間隙に消弧砂43が流入して、導通部材42間にアーク放電が発生することを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、上記(2)及び(4)に記載の効果に加え、更に以下の効果が得られるようになる。
(5)本実施形態では、導通部材42には、同導通部材42を流れる電流が所定値以上となった場合に自己的に溶断する部位を含むヒューズ部Rhを形成している。そのため、異常が発生して電気回路に大きな電流が生じた場合には、ヒューズ部Rhの自己的な溶断によって電気回路の導通を速やかに遮断することができる。また、導通部材42のヒューズ部Rhを可動部材35の移動方向前方を遮る形状で延設し、可動部材35には、その移動方向前方に突設した切断部37を形成した。そして、ガス発生器22に所望のタイミングで信号を出力することによって発生されるガスの圧力により、可動部材35を移動させてその切断部37により導通部材42に押圧力を作用させ、ヒューズ部Rhを分断予定部31を起点として分断するようにしている。そのため、ヒューズ39が溶断されるほど電流が上昇しない場合でも、ガス発生器22に信号を出力することによりヒューズ部Rhを分断することができる。したがって、電気回路に過電流が生じている場合であって、且つヒューズ39が溶断されるほど電流が上昇していない場合において、電気回路の電気的導通を速やかに遮断することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
・第1の実施形態では、導通部材16にその延設方向と垂直な方向に湾曲した湾曲部32を形成していたが、湾曲部32の形状はこうした形状に限られるものではない。また、湾曲部32を設けない構成としてもよい。
・第2の実施形態では、筒部材40の内周に支持部44を設けたが、切断部37により導通部材42を切断することが可能であれば、こうした構成は省略してもよい。
・上記各実施形態では、ヒューズ23、39の構成として筒部材24、40の内部に消弧砂25、43を充填する構成を示したが、導通部材16、42が分断された際のアーク放電による影響がそれほど大きくない場合には、こうした消弧砂25、43を充填しなくてもよい。
・上記各実施形態では、分断予定部31として三角形状のスリットを形成したが、例えば半円形状や矩形状等、他の形状のスリットを形成するようにしてもよい。また、ヒューズ部Rhにおいて、複数の孔30が穿設された溶断が生じる部位とは異なる部位に分断予定部31を形成していたが、この溶断が生じる部位にスリットを形成する等して同部位に分断予定部31を形成するようにしてもよい。
・上記各実施形態において、導通部材16、42におけるヒューズ部Rhの溶断が生じる部位の形状として複数の孔30が穿設された構成を示したが、この孔30は単数であってもよいし、スリット等の他の形状であってもよい。また、導通部材16、42の一部の厚さを他の部位よりも薄くする等して溶断される部位を形成してもよい。
・上記各実施形態では、分断予定部31と、溶断される部位とを別々に形成するようにしていたが、この溶断される部位は孔30が形成される等して他の部分よりも剛性が低く分断されやすいため、この部位を分断予定部31としてもよい。
・上記各実施形態では、本発明の導通遮断装置を車両のバッテリ1に取り付けられるサービスプラグ9に具現化した例を示したが、電気回路のその他の部位の電気的導通を遮断するものとして具現化することも可能である。
・上記各実施形態では、ハイブリッド自動車に本発明を適用した例を示したが、電気自動車等の他の車両に適用してもよいし、例えば医療用機器等、車両以外のその他の装置の電気回路においても適用することが可能である。
1…バッテリ、2…モータ、3…コンバータ、4…インバータ、5…リレー回路、6…衝突センサ、7…電流センサ、8…電子制御装置、9…サービスプラグ、10…ケース、11…セルユニット、12…凹部、13…セルユニット接続端子、14…電極、15…外部接続部、16、42…導通部材、17…ハウジング、18、34…収容室、19、35…可動部材、20…一方の溝部、21…他方の溝部、22…ガス発生器、23、39…ヒューズ、24、40…筒部材、25、43…消弧砂、26…上底部、27…下底部、28…端子、29…板部、30…孔、31…分断予定部、32…湾曲部、33…壁部、36…基端部、37…切断部、38…拡径部、41…挿通孔、44…支持部、45…上方収容室、46…下方収容室、47…段差部。

Claims (5)

  1. ハウジング内部の収容室に移動可能に収容された可動部材と、前記収容室に配設されて作動信号の入力に伴いガスを発生するガス発生器と、前記ハウジング内に延設された導通部材とを備え、
    前記導通部材は該導通部材を流れる電流が所定値以上となると溶断する部位を含むヒューズ部が形成されてなり、
    前記ヒューズ部は、前記ガス発生器が発生するガスの圧力により前記可動部材が移動することで分断される導通遮断装置。
  2. 請求項1に記載の導通遮断装置において、
    前記ヒューズ部には分断予定部が形成され、
    前記可動部材は前記導通部材に固定されて前記ガスの圧力により同導通部材と一体に移動することで前記分断予定部に引っ張り力を付与する
    ことを特徴とする導通遮断装置。
  3. 請求項1に記載の導通遮断装置において、
    前記ヒューズ部は、前記可動部材の移動方向前方を遮る形状で延設されてなり、
    前記可動部材には、その移動方向前方に突設した切断部が形成されてなる
    ことを特徴とする導通遮断装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の導通遮断装置において、
    前記収容室において前記可動部材が移動するときに該可動部材と当接する部分の形状が、前記可動部材の移動方向前方ほど先細の形状に形成されてなる
    ことを特徴とする導通遮断装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の導通遮断装置において、
    前記ハウジングは、車両に搭載されるバッテリに対して接続状態又は非接続状態とされることにより前記バッテリの導通、非導通を切替えるサービスプラグのハウジングである
    ことを特徴とする導通遮断装置。
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