JP2014048473A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー漏れを長期的に抑制しつつ長寿命化を図ることができる現像装置を提供する。
【解決手段】現像剤を収容する現像枠体29と、現像枠体29の開口部29dに回転自在に設けられ、回転により現像剤を現像枠体29の内部から外部に供給する現像剤担持体6と、現像剤担持体6の回転軸方向における両端部と、両端部を支持する現像枠体29の支持部と、の間に設けられ、両端部と支持部との間から現像剤が漏れるのを防ぐための現像端部シール部材34と、を備える現像装置において、現像端部シール部材34は、両端部と支持部との間で圧縮された状態において、現像枠体29の内部側から外部側に向かう方向に、隣り合う発泡セル54と連通孔54aを介して連通する発泡セル54a1と、隣り合う発泡セル54と連通しない発泡セル54b1と、が混在した複数の発泡セル54の集合体からなる層52を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に着脱可能な現像装置に関する。
電子写真プロセスを用いた複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)は、感光体ドラムを一様に帯電させ、感光体ドラムへの選択的な露光によって潜像(静電潜像)を形成する。潜像はトナー(現像剤)で現像され、トナー像として顕在化(可視化)されて記録媒体に転写される。転写されたトナー像に熱や圧力を加えて記録媒体に定着させることで記録材に画像が記録される。
このような画像形成装置はトナー補給や各種プロセス手段のメンテナンスを必要とするため、トナー補給作業やメンテナンスを容易にする手段として、いわゆるプロセスカートリッジ方式を採用した画像形成装置が知られている。感光体ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等の全てもしくは一部を枠体内にまとめてカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置の装置本体に着脱可能とするものである。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスを現像装置やプロセスカートリッジの交換という形でユーザ自身が行えるため、格段に操作性を向上させることができる。よって、このプロセスカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
プロセスカートリッジ方式には、カートリッジとして一体化する構成に応じて種々の態様がある。例えば、感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するための現像ローラと、トナーを収納する現像枠体と、現像ブレードとをカートリッジ化した、いわゆる現像カートリッジや、感光体ドラム等をさらに加えてカートリッジ化したプロセスカートリッジなどがある。
これら現像カートリッジやプロセスカートリッジにおける現像装置部分には、トナーを収納している現像枠体からのトナー漏れを防ぐため,様々な箇所に様々なシール部材を設けている。まず、第一のシール部材として、回転する現像ローラの長手方向(現像ローラの軸線方向)全体にわたって現像ローラ表面に当接し、現像枠体と現像ローラとの間からのトナー漏れを防止する可撓性シート部材を現像枠体に設けている。また、第二のシール部材として、現像ローラの長手方向全体にわたって現像ブレードと現像枠体の間からのトナー漏れを防止する現像ブレード下シール部材(現像剤層厚規制部材下シール部材)を設けている。さらに、第三のシール部材として、現像ローラの長手方向の両端部近傍において、現像枠体と現像ローラの間からのトナー漏れを防止する現像端部シール部材を設けている。
また、現像端部シール部材・現像枠体・可撓性シート部材で囲まれた部位からのトナー漏れを防止するシール手段として、上記部位に弾性シール部材を密着させるように配接するシール構成を施したものがある(例えば、特許文献1)。
特開2000−105501号公報
現像装置を長寿命化すると、画像形成動作のための現像ローラと感光体ドラムの離間・当接の繰り返し回数の増加による継続的な衝撃や、現像ローラの駆動による現像ローラと現像端部シール部材との間に摩擦力が長時間発生する。従来例の上記シール構成では、この摩擦力が現像端部シール部材と弾性シール部材とを引き離す方向に働き、現像装置の長寿命化を図った場合、現像端部シール部材と弾性シール部材の接着を維持することが難し
くなる懸念がある。
かかる懸念の解消のために、より通気性のある材料を使用した現像端部シール部材を採用し、組み付け時に高温で溶かした流体状の弾性シール部材を通気性のある材料に浸透させ、現像端部シール部材と弾性シール部材の密着を向上させることが考えられる。
しかし、現像装置を長寿命化すると、現像ローラと感光体ドラムの離間・当接の繰り返し回数の増加による継続的な衝撃によりトナーが通気性のある材料を使用した現像端部シール部材内に浸透し、トナー漏れする可能性がある。
本発明の目的は、トナー漏れを長期的に抑制しつつ長寿命化を図ることができる現像装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明に係る現像装置は、
現像剤を収容する現像枠体と、
前記現像枠体の開口部に回転自在に設けられ、回転により現像剤を前記現像枠体の内部から外部に供給する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の回転軸方向における両端部と、前記両端部を支持する前記現像枠体の支持部と、の間に設けられ、前記両端部と前記支持部との間から現像剤が漏れるのを防ぐための現像端部シール部材と、
を備える現像装置において、
前記現像端部シール部材は、前記両端部と前記支持部との間で圧縮された状態において、前記現像枠体の内部側から外部側に向かう方向に、隣り合う発泡セルと連通孔を介して連通する発泡セルと、隣り合う発泡セルと連通しない発泡セルと、が混在した複数の発泡セルの集合体からなる層を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために本発明に係る現像装置は、
現像剤を収容する現像枠体と、
前記現像枠体の開口部に回転自在に設けられ、回転により現像剤を前記現像枠体の内部から外部に供給する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の回転軸方向における両端部と、前記両端部を支持する前記現像枠体の支持部と、の間に設けられ、前記両端部と前記支持部との間から現像剤が漏れるのを防ぐための現像端部シール部材と、
を備える現像装置において、
前記現像端部シール部材は、複数の発泡セルの集合体からなる層を有し、
前記層は、前記層と同一の材質からなり、内径部の直径が32mm、外径部の直径が36mm、厚みが1.5mmのリング形状の試験片を、内径部で囲まれる領域を封止するように対向面で厚み方向に挟み、前記領域に1.0kPaで空気を入れたときに前記試験片の内径部から外径部に抜ける空気量が、厚さ1.5mmのときは通気度が10〜300ml/minであり、前記対向面で厚さ1.0mmにつぶしたときは通気度が0〜200ml/minであることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、現像装置においてトナー漏れを長期的に抑制しつつ長寿命化を図ることができる。
現像端部シール部材の中間層を示す詳細図 電子写真画像形成装置の一例を示す断面概略図 プロセスカートリッジの一例を示す断面図 プロセスカートリッジの一例を示す斜視図 プロセスカートリッジの着脱可能な状態を示す概略断面図 プロセスカートリッジの着脱動作を示す概略断面図 現像装置の一例を示す分解斜視図 現像端部シール部材の一例を示す詳細構成図 現像端部シール部材の中間層の構造の一例を示す詳細図 現像装置と現像端部シール部材を示す概略図 現像端部シール部材と弾性シール部材の境界部を示す概略断面図 通気度測定方法を示す概略図 現像枠体の構成を示す概略図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
本発明において、画像形成装置とは、電子写真方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置およびワードプロセッサ等が含まれる。また、現像装置とは電子写真感光体上の静電潜像を現像するために用いられる現像手段を一体化した装置であり、プロセスカートリッジの一部を構成する、もしくは現像装置単独で画像形成装置に着脱可能に搭載されるものである。また、現像カートリッジとは、少なくとも、現像剤担持体(現像ローラ)を有し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能としたものである。また、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと像担持体である電子写真感光体(感光体ドラム)を一体的にカートリッジ化し、これを画像形成装置に対して着脱可能としたものである。
(実施例)
以下の本発明の実施例では、画像形成装置として、現像装置を含む4個のプロセスカートリッジが着脱可能なフルカラー画像形成装置を例示する。しかしながら、画像形成装置に装着するプロセスカートリッジの個数はこれに限定されるものではない。必要に応じて適宜設定されるものである。例えば、モノクロの画像を形成する画像形成装置の場合には、画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジの個数は1個である。
また、以下の本実施例では、画像形成装置の一態様としてプリンタを例示する。しかしながら、画像形成装置の態様はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置にも適用することができる。
なお、本実施例では現像装置を含むプロセスカートリッジについて説明するが、本発明を実施する上では他の構成であっても良い。例えば、現像装置が画像形成装置に着脱可能であったり、現像装置が画像形成装置に組み込まれて着脱できないような構成でもよい。
《画像形成装置の概略構成》
図2は、本実施例における画像形成装置の断面概略図である。この画像形成装置1は、電子写真プロセスを用いた4色フルカラーレーザプリンタであり、記録媒体Sにカラー画像形成を行う。画像形成装置1は、いわゆるプロセスカートリッジ方式を採用しており、プロセスカートリッジ(以下、カートリッジ)が装置本体2に取り外し可能に装着され、記録媒体Sにカラー画像を形成するものである。
ここで、画像形成装置1に関して、装置開閉ドア3を設けた側を正面(前面)、正面と反対側の面を背面(後面)とする。また、画像形成装置1を正面から見て右側を駆動側、左側を非駆動側と称す。
装置本体2には第1のカートリッジPY、第2のカートリッジPM、第3のカートリッジPC、第4のカートリッジPKの4つのカートリッジP(PY・PM・PC・PK)が水平方向に配置されている。第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、それぞれ同様の電子写真プロセス機構を有しており、トナーの色が各々異なるものである。第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)には装置本体2の駆動出力部(不図示)から回転駆動力が伝達される。また、第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)には装置本体2からバイアス電圧(帯電バイアス、現像バイアス等)が供給される(不図示)。
図3は、本実施例におけるプロセスカートリッジの一例を示す模式的断面図である。図3に示すように、本実施例の第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、電子写真感光体(感光体ドラム)4と、この感光体ドラム4に作用するプロセス手段としての帯電手段及びクリーニング手段を備えたクリーニングユニット8を有する。また、第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、感光体ドラム4上の静電潜像を現像する現像手段を備えた現像装置9を有する。クリーニングユニット8と現像装置9は互いに結合されている。また、帯電手段としては帯電ローラ5、クリーニング手段としてはクリーニングブレード7、現像手段としては現像ローラ6を用いている。カートリッジのより具体的な構成については後述する。
図2に示すように、第1のカートリッジPYは、現像枠体29内にイエロー(Y)のトナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にイエロー色のトナー像を形成する。第2のカートリッジPMは、現像枠体29内にマゼンタ(M)のトナーを収容してあり、感光体ドラム4の表面にマゼンタ色のトナー像を形成する。第3のカートリッジPCは、現像枠体29内にシアン(C)のトナーを収容してあり、感光体ドラム4の表面にシアン色のトナー像を形成する。第4のカートリッジPKは、現像枠体29内にブラック(K)のトナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にブラック色のトナー像を形成する。
第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の上方には、露光手段としてのレーザスキャナユニットLBが設けられている。このレーザスキャナユニットLBは、画像情報に対応してレーザ光Zを出力する。そして、レーザ光Zは、カートリッジPの露光窓部10を通過して感光体ドラム4の表面を走査露光する。
第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の下方には、転写部材としての中間転写ベルトユニット11を設けている。この中間転写ベルトユニット11は、駆動ローラ13、ターンローラ14、テンションローラ15を有し、可撓性を有する転写ベルト12を掛け渡している。第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の感光体ドラム4は、その下面が転写ベルト12の上面に接している。その接触部が一次転写部である。転写ベルト12の内側には、感光体ドラム4に対向させて一次転写ローラ16を設けている。ターンローラ14には転写ベルト12を介して二次転写ローラ17を当接させている。転写ベルト12と二次転写ローラ17の接触部が二次転写部である。
中間転写ベルトユニット11の下方には、給送ユニット18を設けている。この給送ユニット18は、記録媒体Sを積載して収容した給紙トレイ19と、給紙ローラ20を有する。図2における装置本体2内の左上方には、定着ユニット21と、排出ユニット22を設けている。装置本体2の上面は排出トレイ23としている。記録媒体Sは定着ユニット
21に設けられた定着手段によりトナー像が定着され、排出トレイ23へ排出される。
《画像形成動作》
フルカラー画像を形成するための動作は次のとおりである。
第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の感光体ドラム4が所定の速度で回転駆動される(図2反時計回り、図3矢印D方向)。図2に示すように、転写ベルト12も感光体ドラム4の回転と順方向(矢印C方向)に感光体ドラム4の速度に対応した速度で回転駆動される。
そしてレーザスキャナユニットLBが駆動される。レーザスキャナユニットLBの駆動に同期して、各カートリッジにおいて帯電ローラ5が感光体ドラム4の表面を所定の極性と電位に一様に帯電する。レーザスキャナユニットLBは各感光体ドラム4の表面を各色の画像信号に応じてレーザ光Zで走査露光する。これにより、各感光体ドラム4の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、所定の速度で回転駆動(図2時計回り、図3矢印E方向)される現像ローラ6により現像される。
前記のような電子写真画像形成プロセス動作により、第1のカートリッジPYの感光体ドラム4にはフルカラー画像のイエロー成分に対応するイエロー色のトナー像が形成される。そして、そのトナー像が転写ベルト12上に一次転写される。同様に第2のカートリッジPMの感光体ドラム4にはフルカラー画像のマゼンタ成分に対応するマゼンタ色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色のトナー像に重畳されて一次転写される。同様に第3のカートリッジPCの感光体ドラム4にはフルカラー画像のシアン成分に対応するシアン色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色のトナー像に重畳されて一次転写される。同様に第4のカートリッジPKの感光体ドラム4にはフルカラー画像のブラック成分に対応するブラック色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色、シアン色のトナー像に重畳されて一次転写される。
このようにして、転写ベルト12上にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の4色フルカラーの未定着トナー像が形成される。
一方、所定の制御タイミングで記録媒体Sが1枚ずつ分離されて給送される。その記録媒体Sは、所定の制御タイミングで二次転写ローラ17と転写ベルト12との当接部である二次転写部に導入される。これにより、記録媒体Sが前記二次転写部へ搬送されていく過程で、転写ベルト12上の4色重畳のトナー像が記録媒体Sの面に順次に一括転写される。
《カートリッジの構成》
図4は、本実施例におけるプロセスカートリッジの一例を示す斜視図である。図4に示すように、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、クリーニングユニット8と、現像装置9と、駆動側カバー部材24、非駆動側カバー部材25を有する。図3に示すように、クリーニングユニット8は、感光体ドラム4と、帯電ローラ5と、クリーニングブレード7を有するクリーニング容器26により構成される。
図4に示すように、感光体ドラム4は、駆動側カバー部材24、非駆動側カバー部材25によって回転可能に支持されており、ドラム駆動カップリング4aから装置本体2のモータ(不図示)の駆動力を得て回転駆動する(図3矢印D方向)。図3に示すように、帯電ローラ5は、クリーニング容器26の帯電ローラ軸受27によって両端部を回転可能に支持されており、感光体ドラム4の表面に接触して従動回転し、帯電バイアスの供給を受
けて感光体ドラム4の表面を帯電させる。このとき、表面を均一に帯電させるため、帯電ローラ5の両端部は加圧バネ28によって感光体ドラム4の表面に加圧されている。
クリーニングブレード7はクリーニング容器26に固定されており、先端の弾性ゴム部を感光体ドラム4の回転方向(図3矢印D方向)に対してカウンター方向に当接させて設けている。画像形成時には、感光体ドラム4上に残留した転写残トナーを掻きとって感光体ドラム4の表面をクリーニングする。このとき、転写残トナーを完全に掻き取るためにクリーニングブレード7の先端は感光体ドラム4の表面に対して所定の圧をもって当接している。
また、クリーニングブレード7によって感光体ドラム4の表面から掻き取られた転写残トナーは、廃トナーとしてクリーニング容器26の廃トナー収容部26aに収容される。そのためクリーニング容器26には、感光体ドラム4やクリーニングブレード7との隙間からの廃トナーの漏れ出しを防止するための廃トナー回収シート部材44を感光ドラム4の長手方向に固定している。また、クリーニングブレード7の長手方向両端部にクリーニングブレード端部シール部材(不図示)が設けられている。
《カートリッジの着脱構成》
図5、図6を参照して、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2への着脱動作について説明する。図5は、カートリッジトレイ43が装置本体2から引き出され、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)が着脱可能な状態を示した概略断面図である。図6はカートリッジP(PY・PM・PC・PK)のカートリッジトレイ43への着脱動作を示した概略断面図である。
装置本体2内にはカートリッジP(PY・PM・PC・PK)を装着可能なカートリッジトレイ43が設けられている。カートリッジトレイ43は図5に示すように装置本体2に対して実質的に水平方向であるG1、G2方向に直線移動(引き出し/押し込み)可能に構成されている。そして、カートリッジトレイ43は、装置本体2内の装着位置と、装着位置から引き出された引き出し位置とをとりうる。
まず、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2への装着動作について説明する。図5に示すように、装置開閉ドア3を開け、カートリッジトレイ43を矢印G1方向に移動させることで、カートリッジトレイ43は引き出し位置に移動する。この状態において、図6に示すように、カートリッジPは矢印H1方向からカートリッジトレイ43に装着され、保持される。カートリッジP(PY・PM・PC・PK)を保持したカートリッジトレイ43を図5中矢印G2方向に移動させ、カートリッジトレイ43は装置本体2内の装着位置に移動する。そして、装置開閉ドア3を閉めることでカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2への装着動作が完了する(図2)。
一方で、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2からの取り出しについて説明する。図5に示すように、前述したカートリッジPの装置本体2への装着動作と同様にして、カートリッジトレイ43を引き出し位置に移動させる。この状態において、カートリッジPが図6中矢印H2方向に取り出され、カートリッジPの装置本体2からの取り出し動作が完了する。
以上の動作により、カートリッジPは装置本体2に着脱可能となっている。
《現像装置の構成》
図7(a)は、本実施例に係る現像装置の一例を示す分解斜視図である。図7(b)は、本実施例に係る現像装置の駆動側端部シール34a付近の拡大斜視図である。図13(
a)は、本実施例に係る現像枠体29の構成を示す、駆動側端部シール34a付近の拡大分解斜視図である。図13(b)は、本実施例に係る現像枠体29の構成を示す拡大斜視図である。
図4、図7(a)に示したように、現像装置9は現像手段としての現像ローラ6の回転軸方向を長手方向に延びた横長の形状である。現像ローラ6の他に、現像枠体29、現像ブレード31、現像剤供給ローラ33、現像端部シール部材34R・34L、可撓性シート部材35、供給ローラ軸シール37R・37Lによって構成される。
図13(a)に示すように、現像枠体29は、現像ブレード31、現像剤供給ローラ33、現像端部シール部材34R・34Lを取り付ける第一枠体29aと、可撓性シート部材35を取り付ける第二枠体29bからなり、超音波溶着等によって一体的に接合される。そして、第一枠体29aと第二枠体29bを溶着して、トナーを収容するトナー収容室29cと、トナー収容室29cからトナーを排出するための開口部29dを構成する。
現像ローラ6は、トナー収容部29cから排出されたトナーを担持するため、長手方向において、開口部29dの全域を含むように配置される。また、現像剤供給ローラ33は、半径方向に対して、現像ローラ6に侵入するように配置される。現像ローラ6の芯材6aおよび現像剤供給ローラ33の芯材33aの両端部はそれぞれ現像枠体29の両側面に取り付けられた駆動側軸受38、非駆動側軸受39によって回転自在に支持されている。
また、現像ローラ6の芯材6aと現像剤供給ローラ33の芯材33aの駆動側端部にはそれぞれ現像ローラギア40と供給ローラギア41が配置され、現像駆動入力ギア42と噛み合っている。現像駆動入力ギア42は、現像駆動カップリング42aを備えており、装置本体2側の駆動出力カップリング(不図示)が係合して装置本体2の駆動モータ(不図示)の駆動力の伝達がなされ、現像ローラ6と現像剤供給ローラ33が所定の速度で回転駆動される。
現像ブレード31は、厚み0.1mm程度の弾性を有する金属薄板であり、現像ブレード31の短手方向の自由端は現像ローラ6の回転方向(図3における矢印E方向)に対してカウンター方向に当接し、現像ローラ6上のトナーの層厚を規制する。図3に示すように、現像ブレード下シール部材(現像剤層厚規制部材下シール部材)36は、現像枠体29と現像ブレードユニット30との間の長手方向全域の隙間を埋めるように配置され、トナー漏れを防止している。
また、図7(a)に示すように、現像端部シール部材34R・34Lは現像枠体29の開口部29dの両端に配置され、現像ブレード31および現像ローラ6と、現像枠体29との隙間からのトナー漏れを防止している。現像端部シール部材34R、34Lの詳細構成については図8を用いて後述する。
また、可撓性シート部材35は、プラスチックフィルム、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファイド等から成り、厚さは50μm程度である。可撓性シート部材35は、現像枠体29の開口部29dにおける現像ブレード31と対向する側の長手方向に沿って現像ローラ6と当接するように配置され、現像枠体29と現像ローラ6との隙間からのトナー漏れを防止している。
また、図7(b)に示すように、第一枠体29a、第二枠体29bと現像端部シール部材34Rと可撓性シート部材35との隙間を埋めるために弾性シール部材58が充填され、トナー漏れを防止している。また、第一枠体29a、第二枠体29bと現像端部シール部材34L、可撓性シート部材35との隙間も同様に、弾性シール部材58が充填されト
ナー漏れを防止している。弾性シール部材58は、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂等の弾性部材からなり、溶融時の粘度が110〜300mPa・s以上であることが望ましい。より具体的には、弾性シール部材58は、第一枠体29a、第二枠体29bと現像端部シール部材34とにより形成される凹部に樹脂材料が充填されることで形成される。
現像剤供給ローラ軸シール37R・37Lは、現像剤供給ローラ33の芯材33aにおける現像枠体29の外側に露出した部分に装着されており、現像枠体29に設けられた芯通し穴29fと芯材33aの隙間からのトナー漏れを防止している。
現像装置9は、図4に示した揺動中心(軸線b)を中心に現像ローラ6が感光体ドラム4に接触する方向(図3矢印W方向)に加圧バネ(不図示)によって常に付勢されている。画像形成時は現像ローラ6が感光体ドラム4に当接しており、画像非形成時には現像ローラ6は感光体ドラム4に対して不図示の離間手段により先述した加圧バネの付勢力に抗して離間する。そして画像形成、非形成に応じて現像装置の離間、当接動作を繰り返す。
画像形成時には、駆動により現像剤供給ローラ33と現像ローラ6が回転して摺擦することで現像枠体29内のトナーが現像ローラ6上に担持される。現像ブレード31は、現像ローラ6の周面に形成されるトナー層の厚みを規制すると共に、当接圧により現像ローラ6との間で摩擦帯電による電荷をトナーに付与する。そして、現像ローラ6と感光体ドラム4の接触部で現像ローラ6上の電荷を帯びたトナーが感光体ドラム4上の静電潜像に付着し、潜像が現像される。
《現像ブレード下シール部材の構成》
現像ブレード下シール部材36は、現像ブレードユニット30の現像ブレード31及び支持板金32、さらには現像端部シール部材34L、34Rと密着するように配設され、現像開口29dからのトナーを封止している。本実施例における現像ブレード下シール部材36は、熱可塑性樹脂等によって成形されており、現像枠体29に対して金型を当接させて樹脂を充填して成形している。
《現像端部シール部材の構成》
図8は、本実施例における現像端部シール部材34R、34Lの一例を示す詳細構成図である。なお、現像端部シール部材34Rと現像端部シール部材34Lはいずれも同様の構成のため、下記説明では現像端部シール部材34として説明する。
図8に示すように、現像端部シール部材34は、表層50、接着層51、中間層52、貼り付け層53で構成される。現像端部シール部材34は、図1、図7等に示すように、現像枠体29の支持部としての現像端部シール部材貼り付け座面29a1(29a1R、29a1L)と現像ローラ6の間に配設され、トナー漏れを防止するトナー封止機能を有している。
表層50は、基布50aと基布50aから起毛しているパイル糸50bから成るもの、基布に短毛を静電植毛により接着したもの、または、基布50aのみによって構成される。表層50は中間層52の表面に両面テープや接着剤といった接着層51を介して接合される。パイル糸50bの材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレートといった合成繊維、レーヨンといった半合成繊維綿、コットン等の天然繊維等が挙げられる。または、これらの組み合わせや撚糸加工を施したものでもよい。
中間層52は、弾性体で形成されるクッション層である。中間層52の材料として、ポリウレタン等の合成樹脂の発泡体等により形成されている。ここで先に述べた熱可塑性樹
脂の弾性シール部材58や現像ブレード下シール部材36は、現像端部シール部材34の中間層52と密着するように形成されている。このとき、熱可塑性樹脂を高温の溶かした状態で充填し形成することで樹脂の一部が中間層52の発泡体内に浸透し、これにより現像端部シール部材34と熱可塑性樹脂の弾性シール部材58や現像ブレード下シール部材36を隙間なく密着させることができる。詳細については後述する。
貼り付け層53は、両面テープや感圧接着剤などによって形成される。貼り付け層53は、柔軟性を有し中間層52への接着強度が十分に保たれるものであれば、他の材料でも良い。
現像端部シール部材34の形状は、現像端部シール部材貼り付け座面29a1(図1)の形状やその周囲の構成に合わせ、一部に切り欠きを設ける等、他の形状でも良い。
《現像端部シール部材のトナー封止構成》
図1、図8〜図11を参照して、現像端部シール部材34によるトナー封止構成について説明する。図1は、本実施例における現像端部シール部材の中間層について説明する図である。図1(a)は、現像端部シール部材34を現像端部シール部材座面29a1に貼り付けた状態の現像枠体29を示し、図1(b)は、図1(a)における現像端部シール部材34の中間層52の発泡セル54の概略図である。図1(c)は、図1(a)の構成に対して現像ローラ6を配設した状態の現像枠体29を示し、図1(d)は、図1(c)における現像端部シール部材34の中間層52の発泡セル54の概略図である。図9は、発泡セルで構成された中間層52の構成であり、図9(a)は比較例、図9(b)は本実施例をそれぞれ示す。図10は、本実施例に係る現像装置と現像端部シール部材を示す概略図である。図10(a)は、現像ローラ6の組み付け前の状態の平面図であり、図10(b)は、図10(a)のF−F断面図、図10(c)は、図10(b)の構成に対して現像ローラ6を組み付けて駆動させた状態を示す。図11は、図10(b)に示す弾性シール部材58と現像端部シール部材34を構成する中間層52の境界部であるX部を示す概略断面図であり、図11(a)は本実施例、図11(b)は比較例をそれぞれ示す。
現像端部シール部材34は、表層50が現像ローラ6の外周に沿うように湾曲した状態で現像端部シール部材座面29a1に接着固定する。そして、現像端部シール部材34を現像ローラ6でつぶすように組み付けることで中間層52の反力により現像端部シール部材34が現像ローラ6に対して一定の当接圧を持つ。これにより、現像端部シール部材34の表層50を構成するパイル糸50bが、現像ローラ6表面に当接することによりトナー封止をしている。
次に、先に述べた現像ローラ6が感光体ドラム4に対して離間・当接することによる衝撃により、トナーが発泡体である中間層52から抜けにくい構成について説明する。
現像ローラ6は、現像端部シール部材34のパイル糸50bとクッション層である中間層52を図8に示す厚みt方向につぶしながら配設される。つまり、図1(a)、図1(c)に示すように、中間層52の厚みはt1からt2に変化し、t1>t2となる。
図1(b)に示すように、本実施例の中間層52は、現像ローラ6の組み付けによって圧縮される前は、概略2種類の発泡セルの集合体として構成されている。すなわち、複数の隣り合う発泡セル54と連通孔54aでつながっている発泡セル(例えば、発泡セル54a1)と、隣り合う発泡セル54と連通することなく発泡膜54bで独立している発泡セル(例えば、発泡セル54b1)である。
ここで、図1(b)に示すように隣り合う発泡セルと連通孔でつながっている発泡セル
のうち、現像ローラ6を配設する前の連通孔54aの幅をd1、連通孔54cの幅をd2とする。また、図1(d)に示すように現像ローラ6を配設した後の連通孔54aの幅をd1’、連通孔54cの幅をd2’とする。このうち連通孔54aは現像ローラ6を配設することにより、連通孔54aの幅がd1からd1’となるが、d1’>0である。連通孔54cは現像ローラ6を配設することにより、連通孔54cの幅がd2からd2’となり、d2’=0である。これは連通孔がつぶれてしまい連通していない状態である。
つまり、図1(d)に示すように、中間層52は、現像ローラ6の組み付けによって圧縮された後は、概略3種類の発泡セルの集合体として構成される。一つ目は、発泡膜で独立している独立発泡セル(例えば、発泡セル54b1)である。二つ目は、現像ローラ6の組み付け後もつぶれない開放連通孔(例えば、連通孔54a)を有する開放発泡セル(例えば、発泡セル54a1)である。三つ目は、現像ローラ6の組み付けによりつぶれる閉鎖連通孔(例えば、連通孔54c)を有する閉鎖発泡セル(例えば、発泡セル54c1)である。
図9(a)に第一の比較例であるすべての発泡セルが開放連通孔で連通している開放発泡セル(例えば、発泡セル55)の集合体の中間層52bを有する現像端部シール部材に現像ローラを配設した後の中間層52bの詳細図を示す。第一の比較例では、現像端部シール部材34の長手方向内側の面54dの中間層52bの発泡セル55と、長手方向外側の面54eの中間層52bの発泡セル55とが連通孔55aを介して長手方向に直線的につながった状態になる(破線J)。この状態では、画像形成時の現像ローラ6の離間・当接動作の繰り返しによる断続的な衝撃で、面54d側の発泡セル55から、面54e側の発泡セル55にトナーが侵入し、現像枠体29の外にトナーが達するまでの時間が短くなる。従って、現像装置の寿命が長くなると現像装置の外へトナーが漏れる恐れがある。
これに対し、図1(d)、図9(b)に、現像ローラ6を配設した状態における本実施例の中間層52aを形成する発泡セルを示す。本実施例の中間層52aでは、現像端部シール部材34の長手方向内側の面54dの中間層52aの発泡セル54と、長手方向外側の面54eの中間層52aの発泡セル54とが、破線Kに示すように湾曲した連通経路でつながり、上記比較例よりも経路が長い。そのため画像形成時の現像ローラ6の離間・当接動作の繰り返しによる断続的な衝撃でも現像枠体29の外にトナーが達するまでの時間が長くなり、現像装置の寿命を長くしてもトナー漏れに至らない。
次に、現像端部シール部材34の現像ローラ回転方向上流側端面34aと弾性シール部材58の境界面について図10(b)に示すX部でのトナー封止構成について説明する。
図10(c)に示すように、現像ローラ6のE方向への回転により現像ローラ6表面と現像端部シール部材34の表層50の間で摩擦力が働く。これにより、現像ローラ回転方向上流側端面34aと弾性シール部材58の境界部では、現像ローラ6の回転方向における上流側の弾性シール部材58に対して、下流側の現像端部シール部材34を矢印e方向に引きはがす力が働く。
図11(a)は本実施例の中間層52と弾性シール部材58の境界部を示す。図11(b)は第二の比較例であるすべての発泡セルが発泡膜56で独立している独立発泡セル(例えば、発泡セル56)の集合体である中間層52と弾性シール部材58の境界部を示す。図11(a)、(b)に示す領域Uは、現像端部シール部材34の現像ローラ回転方向上流側端面34aと上流側端面34aを構成する表面の中間層52の発泡セル表面で囲まれた領域である。
ここで、図11(b)に示す第二の比較例である発泡セル56の集合体は、独立発泡セルの集合体である。そのため、中間層52の表面を形成する発泡セル(図11(b)に示
す領域U)に弾性シール部材58は入っているが、内側を形成する発泡セル56には弾性シール部材58が入っていない構成となる。これでは、現像装置の寿命が長くなると、先に説明した現像端部シール部材34が現像ローラ6から矢印e方向に摩擦力を受ける時間が長くなり、現像端部シール部材34と弾性シール部材58間が剥離する恐れがある。
これに対し、図11(a)に示す本実施例の中間層52では、領域Uに加え、上流側端面34aの表面を構成する発泡セル54が有する連通孔54aから領域Vに示す内側の発泡セル54に連通孔54aを弾性シール部材58が通過して侵入する。従って、上流側端面34aと弾性シール部材58の境界部にはアンカー効果により強い結合力が発生し、現像装置の寿命を長くしても現像端部シール部材34と弾性シール部材58間が剥離に至らない。
また、本実施例では、弾性シール部材58を、図1(a)、(b)に示す現像ローラ6を組み付ける前、すなわち中間層52がつぶれていない連通孔54aが大きく開いた状態で充填する。これにより、現像端部シール部材34の上流側端面34aに接する連通孔54aや連通孔54cから弾性シール部材58が浸透しやすくなり、上流側端面34aと弾性シール部材58の境界部の結合力がより強くなる。
以上述べた本実施例の中間層52の厚み1.5mmのときにおける、図8に示す厚みt方向につぶしていない状態での通気度は10〜300ml/minであり、厚み1.0mmまでつぶした状態での通気度は0〜200ml/minの発泡ウレタンを採用している。そして、上記中間層52を有する弾性シール部材58を用いた際のトナー漏れに対する効果は次のようになる。カートリッジPを現像ローラ6の軸方向が鉛直方向と平行になるように固定し、鉛直方向に重力の平均1.04倍の力が働くランダム振動を1時間行う。この際、中間層の厚み1.5mmのときに図8に示す厚みt方向につぶしていない状態での通気度が500ml/min以上の中間層を有する弾性シール部材では、中間層へトナーが浸透しカートリッジPの外へトナーが漏れる恐れがある。しかし、中間層の厚み1.5mmのときに図8に示す厚みt方向につぶしていない状態での通気度が10〜300ml/minの中間層を有する弾性シール部材では、中間層52aへのトナーの浸透が抑制されカートリッジPの外へトナーが漏れることを抑制できる。
なお、本実施例に用いた中間層の通気度は以下に説明する測定方法に基づくものである。
図12は、本実施例における通気度の測定方法について説明する模式図である。中間層と同一の材質である発泡ウレタンで内径部の直径が32mm、外径部の直径が36mm、厚さが1.5mmのリング形状の試験片52rを作製する。この試験片52rを2枚の板60、61で挟み込み、板61に設けた穴62から矢印Qの方向に1.0kPaで空気を入れ、一定時間で試験片52rの内径側52r1から外径側52r2に抜けた空気量qを測定する。このとき、厚さ方向Tに2枚の板60、61の対向面の間隔を変えながら、試験片を厚み1.5mmのつぶしていない状態と、厚み1.0mmまでつぶして状態で測定する。尚、本実施例では2枚の板で試験片を挟み通気度の測定を行ったが、試験片の厚さT方向に空気が抜けない方法であれば他の方法でも良い。
つまり、ある一定の測定方法に基づき、中間層をなす発泡セルはつぶした状態で0〜200(ml/min)の通気度であれば、現像装置を長寿命化しても、画像形成時の離間・当接による断続的な衝撃でトナーが中間層52から抜けていかない。また、つぶしていない状態で10〜300(ml/min)の通気度であれば、高温で溶かした熱可塑性樹脂の弾性シール部材58や現像ブレード下シール部材36が中間層52を形成する発泡セルに浸透し、隙間なく結合させることができる。
以上より、本実施例の中間層52は、発泡膜で独立している独立発泡セルと、現像ロー
ラ6を組み付けてもつぶれない開放連通孔を有する開放発泡セルと、現像ローラ6を組み付けるとつぶれる閉鎖連通孔を有する閉鎖発泡セルと、を有する構成としている。本実施例の中間層52は、現像枠体29の内部側から外部側に向かう方向に、開放発泡セルと、独立発泡セル及び閉鎖発泡セルと、が混在した混在した集合体となっている。中間層52をこれらの発泡セルの集合体とすることで、現像端部シール部材34と弾性シール部材58との密着を維持しつつ、トナー漏れを低減し、現像装置の長寿命化を図ることができる。
尚、本実施例では現像ローラの感光体ドラムへの離間・当接の衝撃による中間層からトナーがすり抜けづらい構成について説明したが、本発明による効果はこれに限られない。例えば、図3、図4に示す、少なくとも現像装置を含むプロセスカートリッジにおいて、トナー収容部29cにトナーを充填した状態で現像装置9を梱包し、輸送した場合の衝撃に対しても同様の効果を得る。つまり、輸送時の振動の衝撃による中間層からトナーがすり抜けづらい構成となり、輸送中に現像装置外へトナーが飛散することを防止することもできる。
6…現像ローラ(現像剤担持体)、9…現像装置、29…現像枠体、29c…トナー収容部、29d…開口部、34、34L、34R…現像端部シール部材、34a…上流側端面、52…中間層、54…発泡セル、54a…連通孔、54b…発泡膜

Claims (8)

  1. 現像剤を収容する現像枠体と、
    前記現像枠体の開口部に回転自在に設けられ、回転により現像剤を前記現像枠体の内部から外部に供給する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体の回転軸方向における両端部と、前記両端部を支持する前記現像枠体の支持部と、の間に設けられ、前記両端部と前記支持部との間から現像剤が漏れるのを防ぐための現像端部シール部材と、
    を備える現像装置において、
    前記現像端部シール部材は、前記両端部と前記支持部との間で圧縮された状態において、前記現像枠体の内部側から外部側に向かう方向に、隣り合う発泡セルと連通孔を介して連通する発泡セルと、隣り合う発泡セルと連通しない発泡セルと、が混在した複数の発泡セルの集合体からなる層を有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像枠体及び前記現像端部シール部材と一体的に設けられ、前記両端部と前記支持部との間から現像剤が漏れるのを防ぐための弾性シール部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記弾性シール部材は、前記現像枠体及び前記現像端部シール部材によって形成される凹部に熱可塑性樹脂を充填して形成されることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記弾性シール部材は、前記現像端部シール部材が前記両端部と前記支持部との間で圧縮される前に、前記凹部に熱可塑性樹脂を充填して形成されることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記現像端部シール部材の前記凹部を形成する面は、回転する前記現像剤担持体から前記現像端部シール部材が受ける力の方向における上流側の端面であることを特徴とする請求項3または4に記載の現像装置。
  6. 前記現像剤担持体に担持される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
    前記層厚規制部材と前記現像枠体との間に設けられ、前記層厚規制部材と前記現像枠体との間から現像剤が漏れるのを防ぐための層厚規制部材下シール部材と、
    をさらに備え、
    前記層厚規制部材下シール部材と前記現像端部シール部材とが一体的に設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記層厚規制部材下シール部材は、回転する前記現像剤担持体から前記現像端部シール部材が受ける力の方向における前記現像端部シール部材の下流側に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の現像装置。
  8. 現像剤を収容する現像枠体と、
    前記現像枠体の開口部に回転自在に設けられ、回転により現像剤を前記現像枠体の内部から外部に供給する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体の回転軸方向における両端部と、前記両端部を支持する前記現像枠体の支持部と、の間に設けられ、前記両端部と前記支持部との間から現像剤が漏れるのを防ぐための現像端部シール部材と、
    を備える現像装置において、
    前記現像端部シール部材は、複数の発泡セルの集合体からなる層を有し、
    前記層は、前記層と同一の材質からなり、内径部の直径が32mm、外径部の直径が36mm、厚みが1.5mmのリング形状の試験片を、内径部で囲まれる領域を封止するよ
    うに対向面で厚み方向に挟み、前記領域に1.0kPaで空気を入れたときに前記試験片の内径部から外径部に抜ける空気量が、厚さ1.5mmのときは通気度が10〜300ml/minであり、前記対向面で厚さ1.0mmにつぶしたときは通気度が0〜200ml/minであることを特徴とする現像装置。
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