JP2008170126A - 復水回収装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 熱エネルギー損失を少なくすることのできる復水回収装置を得ること。
【解決手段】 蒸気使用機器2の出口側に復水集合タンク3を介して復水圧送部材4の復水流入口8と接続する。復水圧送部材4の高圧操作流体導入口10に高圧蒸気管17を接続する。復水圧送部材4の高圧操作流体排出口11に排出管13を介して圧力制御弁14を接続する。
圧力制御弁14の設定圧力値を、復水集合タンク3から復水圧送部材4へ復水が流下することができるだけの高圧状態に維持することにより、復水圧送部材4の高圧操作流体排出口11から外部へ排出される、復水圧送部材4内部の再蒸発蒸気量を少なくすることができ、蒸気損失すなわち熱エネルギー損失を減じることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 蒸気使用機器2の出口側に復水集合タンク3を介して復水圧送部材4の復水流入口8と接続する。復水圧送部材4の高圧操作流体導入口10に高圧蒸気管17を接続する。復水圧送部材4の高圧操作流体排出口11に排出管13を介して圧力制御弁14を接続する。
圧力制御弁14の設定圧力値を、復水集合タンク3から復水圧送部材4へ復水が流下することができるだけの高圧状態に維持することにより、復水圧送部材4の高圧操作流体排出口11から外部へ排出される、復水圧送部材4内部の再蒸発蒸気量を少なくすることができ、蒸気損失すなわち熱エネルギー損失を減じることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、蒸気使用機器で発生した蒸気の凝縮水としての復水を、ボイラー等の復水回収先へ回収する復水回収装置に関する。
従来の復水回収装置は、蒸気使用機器の復水出口側をスチームエゼクタの吸込口と接続し、スチームエゼクタの出口側を流体圧送式のポンプ手段と接続し、ポンプ手段の出口側を復水回収先と接続したもので、電気部を使用することなく、蒸気使用機器で発生した復水を吸引し、所定箇所へ回収することができるものである。
上記従来の復水回収装置では、いまだ比較的高い熱エネルギーを保有する再蒸発蒸気の一部を、復水圧送部材の排気弁から系外へ排出するために、蒸気損失すなわち熱エネルギー損失を生じる問題があった。
特許第2876279号公報
解決しようとする課題は、蒸気損失すなわち熱エネルギー損失を極力少なくすることのできる復水回収装置を得ることである。
本発明は、蒸気使用機器で発生した復水を復水圧送部材によりボイラーあるいは給水タンク等の復水回収先へ回収するものにおいて、復水圧送部材の高圧操作流体排出口に圧力制御弁を取り付けて、当該圧力制御弁によって復水圧送部材の内部を所定の圧力状態に維持するものである。
本発明は、復水圧送部材の高圧操作流体排出口に圧力制御弁を取り付けたことによって、復水圧送部材の内部の圧力を、蒸気使用機器から復水圧送部材内へ復水が流入できるだけの高圧状態に維持することにより、復水圧送部材の高圧操作流体排出口から系外へ排出する再蒸発蒸気量を少なくすることができ、蒸気損失すなわち熱エネルギー損失を減じることができる。
本発明は、復水圧送部材の高圧操作流体排出口に圧力制御弁を取り付けるものであるが、圧力制御弁としては、いわゆる圧力調節弁と圧力センサーを組み合わせたものや、あるいは、一次圧力調整弁などを用いることができる。
図1において、蒸気供給管1を接続した蒸気使用機器2と、復水集合タンク3、及び、復水圧送部材4とで復水回収装置を構成する。
蒸気供給管1の右側部は図示しない蒸気供給源としてのボイラーと接続して、蒸気使用機器2へ所定圧力の蒸気を供給する。蒸気使用機器2の出口側には、蒸気トラップ5とバルブ6を介在して復水集合タンク3を接続する。蒸気トラップ5は、蒸気使用機器2で蒸気が熱を奪われて凝縮した復水だけを、復水集合タンク3側へ排出するものである。
復水集合タンク3の下方に管路7を介して復水圧送部材4を接続する。復水圧送部材4は、復水流入口8と復水流出口9、及び、高圧操作流体導入口10と高圧操作流体排出口11を有し、復水流入口8に逆止弁12を介して管路7を接続する。
高圧操作流体排出口11には排出管13を接続すると共に、圧力制御弁14を接続する。本実施例における圧力制御弁14は、いわゆる一次圧力調整弁14を用いた例を示す。この一次圧力調整弁14は、一次側すなわち高圧操作流体排出口11側の圧力を検知して、この圧力が設定圧力値を上回ると自動的に開弁して流体を出口側へ排出するものであり、この作用によって、一次側すなわち高圧操作流体排出口11側の圧力を所定の設定圧力に維持することができるものである。
復水集合タンク3と復水圧送部材4とを連通する管路7に取り付けた逆止弁12は、復水集合タンク3から復水圧送部材4内への復水の流下を許容し、反対の流れは阻止するものである。同様に、復水流出口9に逆止弁15を介して復水圧送管16を接続する。この逆止弁15は、復水圧送部材4内から復水圧送管16側への復水の流下を許容し、反対の流れは阻止する機能を有する。
高圧操作流体導入口10へ蒸気供給管1を分岐した高圧蒸気管17を接続する。復水圧送部材4は、内部に配置した図示しないフロートが下方部に位置する場合に、高圧操作流体導入口10を閉口し、一方、高圧操作流体排出口11を開口して、管路7から復水を逆止弁12と復水流入口8を通して復水圧送部材4内に流下させる。
高圧操作流体排出口11は、排出管13を介して一次圧力調整弁14と接続されているために、この一次圧力調整弁14の設定圧力値を維持することによって、復水集合タンク3から復水圧送部材4へ復水が流下することができるだけの高圧状態に維持することにより、復水圧送部材4の高圧操作流体排出口11から外部へ排出される、復水圧送部材4内部の再蒸発蒸気量を少なくすることができ、蒸気損失すなわち熱エネルギー損失を減じることができる。
復水圧送部材4内に復水が溜まって図示しないフロートが所定上方部に位置すると、高圧操作流体排出口11を閉口し、一方、高圧操作流体導入口10を開口して、高圧蒸気管17から高圧圧送用蒸気を内部に流入させることにより、内部に溜まった復水を復水流出口9と逆止弁15と復水圧送管16を通してボイラー等の復水回収先へ圧送する。
復水が圧送されて復水圧送部材4内の液位が低下すると、再度、高圧操作流体導入口10を閉口し、高圧操作流体排出口11を開口することにより、復水流入口8から復水を内部へ流下させる。このような作動サイクルを繰り返すことによって復水を回収する。
1 蒸気供給管
2 蒸気使用機器
3 復水集合タンク
4 復水圧送部材
5 蒸気トラップ
8 復水流入口
9 復水流出口
10 高圧操作流体導入口
11 高圧操作流体排出口
13 排出管
14 圧力制御弁
16 復水圧送管
17 高圧蒸気管
2 蒸気使用機器
3 復水集合タンク
4 復水圧送部材
5 蒸気トラップ
8 復水流入口
9 復水流出口
10 高圧操作流体導入口
11 高圧操作流体排出口
13 排出管
14 圧力制御弁
16 復水圧送管
17 高圧蒸気管
Claims (1)
- 蒸気使用機器で発生した復水を復水圧送部材によりボイラーあるいは給水タンク等の復水回収先へ回収するものにおいて、復水圧送部材の高圧操作流体排出口に圧力制御弁を取り付けて、当該圧力制御弁によって復水圧送部材の内部を所定の圧力状態に維持することを特徴とする復水回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005839A JP2008170126A (ja) | 2007-01-15 | 2007-01-15 | 復水回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005839A JP2008170126A (ja) | 2007-01-15 | 2007-01-15 | 復水回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008170126A true JP2008170126A (ja) | 2008-07-24 |
Family
ID=39698388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007005839A Pending JP2008170126A (ja) | 2007-01-15 | 2007-01-15 | 復水回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008170126A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013170707A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Tlv Co Ltd | 復水回収装置 |
JP2013204876A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Tlv Co Ltd | 復水回収装置 |
JP2014009846A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Tlv Co Ltd | 復水回収装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11294398A (ja) * | 1998-04-15 | 1999-10-26 | Tlv Co Ltd | 液体圧送装置 |
-
2007
- 2007-01-15 JP JP2007005839A patent/JP2008170126A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11294398A (ja) * | 1998-04-15 | 1999-10-26 | Tlv Co Ltd | 液体圧送装置 |
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JP2014009846A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Tlv Co Ltd | 復水回収装置 |
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